2018-07-05 20:50:23 更新

概要

艦これのマーチングバンド


艦娘は人間とは違う 見た目は一緒でも中身は機械なのだ そして楽器と接続して人に感動を与えるのだ

菅学鎮守府 ここは観艦式の経験がある女の子を艦娘に上げて楽器の練習をさせる学園

「艦娘の諸君、今日はアメリカから帰国子女の新入生を紹介する」

「ハーイ!Iowaよ、戦艦なノ、担当楽器はSousaPhoneヨ!よろしく」

「長門だ、私がパートリーダーで同じくチューバの担当をしている」

「oh、長門というのネ、よろしく」

「えー、今回は夏に向けて新しい提督のお祝いのためにマーチングの練習をしてもらう、各自練習するように」

艦娘は普通の人間では扱いの難しい楽器をやっている。平均でそれは成人女性が持てる重さをはるかに超えている。また肺活量も一回で10分は演奏できるほどだ。そして史実の式典が多い艦娘ほど複数の楽器を兼任している。戦艦大和や武蔵なら一度に5つの大型の楽器を同じ音量で演奏できるパワーがあるのだ。駆逐は小さな楽器 戦艦なら大きな楽器となる。長門は最も大きなマーチングのリズムになる「チューバ」担当だった。「ナガート?それで私たちはどんなレッスンをするの?」「アイオワ、大丈夫だ。私たちは後ろで歩きながら演奏すればいいさ」

「アラ?アメリカだと動きながら演奏するのだけれど?」「そうなのか?、日本では楽器を吹きながら歩くだけだぞ?」Iowaはどうやら体力は充分あるようだ。長門はそう感じた、その後ろでドカンと響くような音が鳴った。振り返ると陸奥がピストンの三番を押しながら喉元をふくらましてボエーと鳴らしていた。「またー!?やっぱりここだけ押して吹くと息が詰まっちゃうわ」陸奥は長門の妹で長門型戦艦である。戦艦の能力で三番砲塔の爆発がかつてあったので、それが楽器にも移ってしまってるようだった。「陸奥一度水を飲んでから吹いたらどうだ?」「胸焼けも起きてるし、わかったわ長門」陸奥は楽器を背負ったまま部室をでていった。「ナガート?陸奥もMeと同じ楽器?」

「ああ、そうだな戦艦の艦種を持つなら誰でもチューバ担当になるな、私もほかも出来るが基本はな。」ちなみに艦娘はラッパしか出来ない、金管以外では肺活量が強すぎて楽器がもたないのだ。戦艦は大きな胸を持つがあれは、浮き袋であって本当の胸ではない。演奏するときは浮き袋に空気を溜めて必要な時だけ取り出すのだ。これによって一回の呼吸で一曲以上の演奏が可能になるのだ。また、艦娘は楽器と接続して演奏している。口の中にマウスピースがあって、楽器の吹き口にマウスパイプがありそれを接続することで演奏を可能にしている。そのため人間から見れば楽器に口を当てているように見えるが実際は飲み込んでいるのだ。そのため演奏してる時はずっとほっぺたがふくらみ続けている。「ちなみに、提督の考えであって個人で楽器を選んでる子もいるぞ。例えば時雨、夕立、照月は駆逐だが私たちと同じ楽器担当だ」「へーそうなの?それはすごいワネ」Iowaは感心した。思えば自分がIowaの魂を持ってると聞いた時は周りに自分と同じ艦娘の魂を持ってる子はいなかった。ましてや自分より小さい子が大きな楽器をやってるのは聞いたことがなかった。長門にも本来の名前ならある。しかし鎮守府ではあくまで「長門」とゆう名前なのだ。規則ではないが姉妹でも鎮守府内で本名を名乗ることは珍しいことだろう。「よし!それではチューバ担当外に集まれ」長門が小さなラッパを手にすると上手いのか下手なのか分からないが勢いのある音を鳴らした。すぐにチューバ担当の艦娘が集まった。陸奥は水を飲みながら走ってきた。後で聞いてみるとあれはビューグルと言ってピストンが無く、自分の感覚でやらないといけないため一部の艦娘以外では下手に聴こえてもしょうがないという。ちなみに「あきつ丸」がその中で最も上手いらしい。彼女はホルンと兼任していた。「これから港の端まで歩いて吹くぞ、全艦出撃!!」その日は夜まで続いた。艦娘は海上では疲労がたまるが地上ではその疲労がたまらないので、チューバとゆう人間なら酸欠になりそうな楽器でも平気だった。夕立はむしろ飛び跳ねながらほっぺたを赤くして吹き鳴らしていた。「よし、今日の演習はこれにて終了する。各自掃除して宿舎に戻るように」「夜は夜戦好きなパートが吹き鳴らしているからな、チューバだと音が低すぎて聞こえづらいのだ」「ナガート?夜はダレが演奏してるの?」「川内とゆう軽巡だ。彼女の心には夜戦の魂が入ってるせいで本番以外は夜しか練習できない体質なのだ。他にもいるぞ」「それと明日が、本番だからな。気合い入れてやるとしよう」

当日の朝 あきつ丸がビューグルを手に起床の演奏を鳴らした。夜戦好きは耳栓をしていたが実はそれはイヤホンで提督がこっそり替えていたのだった。川内はこの日提督を死ぬほど恨んだとか。あきつ丸は起きないと思っていたので笑顔でありったけの息を音に変えてプレゼントした。

「えー、当日になったが役一名を除き全員集まったな、川内は治療で少し遅れることになった」周りから苦笑があがった。提督は艦娘にマーチング衣装を送った。金色のボタンに赤と白の混じった服とスカート、ベレー帽に白のロングブーツ。ネズミの遊園地にありそうな服装だった。「では駆逐艦トランペット」「はい!白露いっちばーん」「軽巡および重巡その他ホルン」「あきつ丸にお任せするのであります!」「空母トロンボーン」「加賀さん上々ね。赤城さん気分が高揚しました」「戦艦チューバ」「長門いつもの。全艦出撃!」総勢57名の艦娘のマーチングバンドが行進を開始した。


後書き

全パート紹介は無理でした。艦これオーケストラを見てこれを思い着きました。戦艦はチューバあたりだと思う。照月や雪風がチューバなのは意外でしたね。次は病気モノ書きたいと思います。


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