2019-03-23 20:59:55 更新

概要

この作品は犯罪者に救いの手 6の続きになります
ゆっくり見ていってください 見なければ有罪です(四季)


前書き

蒼野夜一

【過去に人を何百人も殺めた犯罪者 現在は四季達と仕事して罪を解している】
【過去、天龍遥を佐久間グループから守る為に人を殺めていたが最後の最後で遥に守られ守りきれなかった…】
【体力、剣術、知識が高い万能型的存在(作者は頭悪いですがそこは置いておいてください…)】
【蒼野は死んだのかは不明 佐久間グループ殲滅後謎の人間?らしき者が突如出現し、その謎の人間が出したと思われる謎の空間によって蒼野は裁判所の目の前に居た】
【キレるとかなり危ない】


四季映姫

【幻想郷の閻魔を務める閻魔大王】
【蒼野と一緒に仕事をしている】
【蒼野は犯罪者だが四季映姫は蒼野が行為を持って人を殺してたとは考えられず、四季映姫と共に仕事の手伝いなどをして罪を償う刑にした】


小野塚小町

【四季の部下で亡くなった者の霊を裁判所まで運ぶ死神…だが、よくサボっている】
【よくサボって人里の団子やミスティアの夜雀に居る】


大閻魔

【四季達の上司…だけ(ひどい!)】













魔理沙 「…すー…すー…」


蒼野 「…」


鈴仙 「すっすごい…薬も使わずに落ち着かせるなんて」


永琳 「…おみごとね まさか寝かしつけることまでできるとは思わなかったわ あなたカウンセラーの素質あるんじゃないかしら?」


蒼野 「いやこれだけでカウンセラーの素質あると言われても…」


文 「いやー!これはまたすごい光景ですねぇ 魔理沙さんが夜一さんに抱かれて寝ているなんて!」パシャパシャ


蒼野 「おい お前はなに撮ってんだ 魔理沙が精神的に病んでるときに」


文 「いやぁ!魔理沙さんが男性に抱かれてる姿なんて今までで初めてですからね こんな貴重なシーンを映像に納めないわけないじゃないですか!」


蒼野 「っ…」スッ… 懐に手を入れてメリケンサックを手に取る


小鈴 「っ! 射命丸さんあぶない!」


文 「…っえ?」


蒼野 「」ヒュンッ!!


文 「っ!」シュンッ


ガツンッ!!カタンカタンッ…


メリケンサック 「」壁に勢いよくぶつかって床に落ちる


文 「…メリケンサック、ですか」


蒼野 「…文 これ以上俺を怒らせるな これ以上怒らせたらてめぇを半殺しにするぞ」ギロッ


蒼野 「魔理沙が精神的に病んでるときになにが貴重な映像だ?人が苦しんでるときになにヘラヘラと新聞の記事のために人の嫌がるとこを撮ってんだ!」


蒼野 「俺はテメェのそういうところがだいっキレぇなんだよ 新聞記者って聞いたときからいい目で見てなかったがそうやって人のことも考えねぇで個人情報をさらけ出す真似をしやがってよォ!!」ギリッ!!


文 「…」


阿求 「あっ蒼野さん落ち着いてください!ここは病院なのであまり大声を出しては…それに魔理沙さんも寝てるのでよけいに」


蒼野 「…」


菫子 「…それに関してはわたしも同じよ 人の個人情報をさらけ出すなんて新聞記者として最低だと思うわ」


菫子 「これがまた犯罪者のことならまだわかったわ 犯罪者が今どこでなにをしたのかをみんなに知らせて注意させるという意味で知らせるならね」


文 「…」


蒼野 「文 俺のことを新聞の記事に載せるのはかまわないが魔理沙の載せるのはやめろ」


蒼野 「魔理沙がこうなったのは俺のせいだ 俺が魔理沙に助けられてなければこんなことにはならなかったんだ」


蒼野 「だから載せるとしたら俺のせいでなったと載せろ 魔理沙の名前は伏せてな」


菫子 「っえ 夜一!?」


文 「…やはりあなたはやさしいですね 誰かを守るためなら自分を犠牲にしてでも助けるなんて!」


文 「わかりました それじゃ今回の魔理沙さんのことに関しては伏せておきましょう」


文 「まぁ載せたら載せたで一部の方々が本気で私を退治しに来ると思うのでもともと載せる気はありませんでしたがね」


蒼野 「ならいちいち余計なことを言うんじゃねぇ いらない言葉を口にするな」


文 「覚えておきましょう ただ、今回の騒動のことは載せさせてもらいますね?」


蒼野 「今回の騒動?あぁ 霧の湖で起こってたことか それならいいよ」


蒼野 「ただ載せるなら俺の名前だけにしといてくれないか?菫子たちの名前は伏せといて欲しいんだが」


文 「なぜですか?」


蒼野 「佐久間グループの連中らの争い事に関しては俺が任されてるから他の人にまで迷惑をかけたくないんだ」


蒼野 「しかも佐久間グループの連中らの殺害許可も下りてるからなおのこと書いてほしくないんだ」


阿求 「っえ!?許可されてるんですか!?」


蒼野 「あぁ 大閻魔から佐久間グループを滅ぼすよう言われてる 四季からも許可もらってる」


文 「…となると、その情報も載せといた方が良さそうですね 抹殺許可も下りてるならいろんな方々に知らせておかないと人を殺した時にいろいろとめんどうなことになります」


蒼野 「…そうだな それに関しては知らせといた方がいいかもしれないな」


蒼野 「それじゃさっき霧の湖で起きた騒動と俺の殺害許可が下りたことを新聞に載せてくれ 俺の起こした騒動がかけるんだから俺の殺害許可が下りた情報くらい載せてくれるよな」


文 「あやや?取引ですか?だいじょうぶですよ そんなふうに言わなくてもちゃんと載せますから!」


蒼野 「…ならいいが」


魔理沙 「んっ…」ギュッ…


蒼野 「っと 起こしたか?」


魔理沙 「…すぅー…すぅ……」


鈴仙 「…寝てるみたいですね すごく気持ちよさそうです」


蒼野 「ならよかった 今はゆっくり休ませた方がいいから起きてなくてよかったよ」ナデナデ


魔理沙 「すぅー…すぅ……」


小鈴 「(…いいなぁ 魔理沙さん抱かれながら撫でられて…)」


阿求 「(わっわたしもあぁされたい…)」///カァァ


菫子 「(あとで私もしてもらお)」


てゐ 「…永琳 薬どうするウサ?」


永琳 「私が預かっておくわ あなたたちはもう遅いから先に休んでいいわ」


鈴仙 「いいんですか?まだ皆さんの治療が…」


永琳 「もう大体収まってるからだいじょうぶよ それに二人もさすがにこの時間まで人里から離れてると親が心配するわ」


永琳 「あなた達の格好と話を聞く感じ 親に内緒、もしくは言わないで霧の湖で水遊びをしてたと見えるわ こんな時間まで霧の湖なんかで遊ぶなんて親が許すわけないからね」


小鈴 「うっ…」ギクッ


阿求 「…さすが永琳さん 勘が鋭いですね」


永琳 「少し考えればわかることよ それじゃ二人はそこの新聞屋と菫子に任せていいわね」


文 「それは構いませんが」


菫子 「…あの、夜一は…?」


蒼野 「俺はもう少し魔理沙を見てるよ さすがにこの状況で放っておくのも…な」


菫子 「…わかった」


文 「それじゃお二人をお送りします もう立てますか?」


小鈴 「はっはい もうだいじょうぶです」


阿求 「ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」


菫子 「かまわないわ それじゃ夜一 今日は付き合ってくれてありがとね また一緒に遊べたら遊ぼうね!」


蒼野 「あぁ!なるべく時間を作れるようにしとくよ それじゃあな!」


小鈴 「それじゃ永琳さん 治療ありがとうございました 治療費などは明日持ってきますので…」


永琳 「別にいいわよ治療費なんて 大して治療なんてしてないのだから今回はいらないわ」


永琳 「それより…あなたたちも気をつけなさいよ そこの新聞屋が持ってくる新聞に目を通すとけっこう目をつけられてるようじゃない」


永琳 「なるべく外出は控えなさい 人里内ならまだいいかもしれないけど…いいわね?」


阿求 「はい 気をつけます いろいろありがとうございました」


文 「それでは失礼させてもらいます!」


タッタッタッ…


鈴仙 「それじゃ師匠 魔理沙さんのことはよろしくお願いします」


てゐ 「よろしくウサ」


永琳 「えぇ 明日も早いからおねがいね?」


鈴仙 「はい わかりました」


てゐ 「そんじゃおやすみー」


タッタッタッ…パタンッ


蒼野 「…」


魔理沙 「すぅー…すぅ……」


永琳 「…ひどく悔やんでるようね 魔理沙がそんな状況になったこと」


蒼野 「…当たりまえですよ 魔理沙は俺のために助けてくれたのに…俺はなにもできなかったんですから」


蒼野 「俺がやられてなければ、魔理沙はこんなことにはならなかったんですから…俺がヘマしてなければ……」ググッ


永琳 「…」


蒼野 「…魔理沙はどのくらいで治ると思いますか?」


永琳 「…」 チッチッチッ…


魔理沙 「すぅー…すぅ……」 チッチッチッ…


蒼野 「…」 チッチッチッ…


永琳 「…あなたはどう思うかしら 今の状態を見て」


蒼野 「…現状からして、【ムリ】だと思います しかもあの日から日が経ってるので、その間も魔理沙は通院してたんですよね?」


永琳 「…」


蒼野 「それに魔理沙が今使ってる薬が効かないと言ってましたよね …悪化、してますよね」


永琳 「…頭が良いっていやね 今現在のことを把握してしまえば大体推測がついちゃうの」


永琳 「…その通りよ 最初診断に来た時よりも悪化してるわ この調子だと必要な栄養を摂取できなくて衰弱死、あるいは精神が崩壊して暴走 そのまま自殺する可能性も考えられるわ」


永琳 「わたしの方でもなんとかしようとはしてるけど…正直、キツいわね」


蒼野 「…そう、ですか やっぱり…」


魔理沙 「すぅー…すぅ…」


蒼野 「…おれも、トラウマを抱えたことがあるんです 初めて人を殺した時に、頭の中で人が死ぬときに目がぐんっと上にあがって血しぶきが飛んだ光景が何度も脳裏に横切って…」


蒼野 「思い出す度に吐き気が襲ってきて、飯を取ることさえできなくて…本気で、死ぬ思いをした」


蒼野 「罪悪感や犯罪感、後悔に押しつぶされて…一時は軽い幻覚や幻聴が聞こえてきた 死んだはずの奴が目の前にいたり、お前も死ねって言葉をかけられたり…ほんとに、死ぬ一歩手前だった」


蒼野 「でもその時はおれに相方がいたんだ 俺と同じで佐久間グループに追われてて、俺に助けを求めてたからそいつのために救ってきた」


蒼野 「その相方に大丈夫だと何度も慰められて落ち着くことができた 年下の女の子だったのに…情けないことに助けられちまった」


蒼野 「…でも、もうその相方はいない おれを助けてくれたのに…おれは救えなかった 救えなくて相方は佐久間グループに…」


永琳 「…それ以上はやめときなさい あなたの気持ちはわかったからもう…」


蒼野 「…すみません」


永琳 「たしかにあなたも今の魔理沙と同じ思いをしたなら今の気持ちがわかると思うわ …でも、それであなたも落ち込んでたら元の子もないわ 魔理沙を落ち着かせるためにあなたがいるのに」


蒼野 「…」


永琳 「…にしても、ほんとにどうしたものかしら これ以上強い薬を出したら魔理沙の年齢だと負担が…」


魔理沙 「すぅー…すぅ……」


蒼野 「…魔理沙……」


蒼野 「(なんとかして治してやりたいがトラウマばかりはどうにもならない 人の記憶はそう簡単に癒せるものじゃない…)」


蒼野 「(魔理沙の記憶からトラウマだけを消せれば…何とかなるのに でもそんな都合のいい話はない……)」


蒼野 「(…記憶を、消す?)」


永琳 「…仕方ないわ もう少し強めに作るしかないわね あまり強くしたくないけど…」


蒼野 「…まてよ?たしか慧音さんの能力って…」


永琳 「っん どうかしたの?」


蒼野 「…ーっそうだ!」ガタッ


魔理沙 「っ!? なっなんだ!?地震か!?」ガバッ


蒼野 「魔理沙!慧音さんのところに行くぞ!あの人ならお前のトラウマを治してもらえるかもしれない!」


魔理沙 「…っえ 慧音に?」


蒼野 「あぁ あの人は歴史を食べる能力が使えて、人の記憶を消す事ができるんだ!お前のトラウマを消してもらえば…!」


魔理沙 「…夜一 それはムリだぜ」


蒼野 「…っえ」


魔理沙 「慧音の能力は記憶を消すんじゃなく、薄くさせることぐらいしかできないんだ 完全には消せない」


蒼野 「…薄くさせる?どういうことだ?消せるわけじゃないのか?」


魔理沙 「私も詳しくはわからないが聞いた限りだと、慧音に能力を使われるとそんなことあったなぁぐらいの記憶は残るみたいなんだ」


魔理沙 「まぁ認識させなくさせることには違いないが完全に消せないんじゃ…ーっ!」ブルッ…


蒼野 「…そうか 完全には消せないのか なら別の方法でトラウマを消す方法を……」


蒼野 「…トラウマ?」


魔理沙 「…夜一?」


蒼野 「…そうか トラウマならさとりに治してもらえばいいのか!」


魔理沙 「…さとりに?」


蒼野 「あぁ!俺も一度さとりにトラウマを見せられた時に治してもらったんだ だからさとりなら治してもらえるかもしれない!」


永琳 「っ! それはいいかもしれないわ!あの妖怪ならもしかしたらいけるかもしれないわ!」


魔理沙 「…ほんとか?」


蒼野 「試してみる価値はある さっそく行ってみよう!」


永琳 「私もついていくわ 治療してもらったら完全に治ったかを確かめたいから同行させてもらうわ」


蒼野 「わかりました それじゃいくぞ!」


タッタッタッ…













地霊殿ー客間



さとり 「…なるほど 事情はわかりました 私の能力で魔理沙さんのトラウマを消して欲しいということですね」


蒼野 「あぁ もしできるならやってほしいんだ このままだと栄養失調や睡眠不足で衰弱死する可能性があるから…」


永琳 「私からもお願いしたいわ 頼めないかしら?」


さとり 「…そうですね」


魔理沙 「…」


さとり 「…残念ですが、それは無理なお願いです」


蒼野 「っ! なんでだ!魔理沙はこのままだとマジで死ぬかもしれないんだぞ!なんでやってくれない!」


永琳 「落ち着きなさい蒼野」


蒼野 「だって!」


永琳 「…理由を聞かせてもらえる?」


さとり 「…わたしの能力はトラウマを甦らせることであって、消させることはできません」


さとり 「魔理沙さんが、人間の頭が潰された時のトラウマを消すというお願いは私でも無理です いくらトラウマを操る私でも…」


蒼野 「…そっそれじゃ、俺のときはどうやってやったんだ?俺んときは治ったが…」


さとり 「蒼野さんの時はわたしの能力で無理やり思い出させたものだったので治すことができたんです」


さとり 「さらに言いますと、あなたの場合はもうトラウマを克服しています それに対して魔理沙さんの場合は克服できていません」


さとり 「事前にトラウマを克服していれば私の能力で蘇らせたトラウマを抑えることはできましたがどちらも当てはまらないのでできません」


蒼野 「そんな…」


魔理沙 「…」


永琳 「…」


さとり 「…ただし、多少でしたら抑えることができるかと思います もしそれで宜しければお力になりますが」


蒼野 「っ! たのむ!少しでも抑えられるならやってほしい!」


さとり 「魔理沙さんはいいですか?」


魔理沙 「…ほんとに、治るのか?痛くないか…?」ブル…


さとり 「痛みはありませんが少し立ちくらみみたいなことは起きます 後遺症などは残る心配はありません」


魔理沙 「…こわいか?また、背筋にゾクッと来るようなことはあるか…?」ブルブル…


さとり 「…ない、といえば嘘になります もしかしたらあるかもしれません」


魔理沙 「ーっ…なっなら……」ガチガチ…


蒼野 「やってくれ 少しでも抑えられるなら抑えて欲しい」


魔理沙 「っ!? よっ夜一!?」


さとり「…いいんですね?」


蒼野 「あぁ」


魔理沙 「ちょ、ちょっと待ってくれ!わたしはいいなんて…」


蒼野 「魔理沙 怖いのはわかるが今のままじゃ状況が悪化するだけだ 少しでも抑えることができるならやってもらえ」


魔理沙 「いっいやだ!もう怖いのはいやなんだ!もう…ほんとに……!!」ガクガク…


さとり 「…」


魔理沙 「…たのむ もう…これ以上、怖い思いを…させないでくれぇ……!!」ブルブル…


蒼野 「…だいじょうぶだ 俺がついてるから」


魔理沙 「…っえ」


蒼野 「おまえが怖がってるのは痛いほどわかる 俺も過去にトラウマを持ったことあるんだ」


蒼野 「人を初めて殺したとき…お前と同じで気持ち悪くなるは寝不足になるは、飯もろくに食べることができなかった」


蒼野 「人を殺したのが頭に焼き付いて、何度もなんども頭ん中で思い出しちまうんだ 忘れようと思っても忘れることができなくて…ほんと、死ぬかと思ったよ」


蒼野 「でも克服できた 過去に俺と一緒にいた相方が俺をずっと慰めてくれたんだ 年下で女なのに、俺を助けてくれた」


蒼野 「だからおれもお前を助ける お前の気持ちは痛いほどわかるから助けずにはいられない 怖いならおれが思いっきり抱きしめてやる!」


蒼野 「だから安心しろ 何も怖がることはない トラウマを少しでも治してもらおう っな?」


魔理沙 「…よいち……」


魔理沙 「……わかった それじゃ…たのむ さとり、やってくれ」


さとり 「…わかりました」


魔理沙 「夜一 こわいから…抱きしめてくれ わたしを、包み込むように……」ガクガク…


蒼野 「わかった」ギュッ


さとり 「それではいきますよ 能力を使うので動かないでくださいね」


魔理沙 「ーっあぁ!たのむ…!」ブルブル…


蒼野 「…やってくれ」


さとり 「【…トラウマ解除】」ヒュンッ



キィンッ!!


魔理沙 「っ!!!!」グワンッ!!


ガクンッ…


魔理沙 「」


蒼野 「魔理沙!」


永琳 「…気を、失ったようね」


さとり 「…」


蒼野 「おい魔理沙!おきろ!魔理沙!!」


魔理沙 「ーっ…うっうぅ……」スゥ…


蒼野 「魔理沙!」


魔理沙 「…よっよいち……いつつ!」ズキッ


蒼野 「だいじょうぶか どこか痛むのか?」


魔理沙 「ーっ…すっすこし頭が…でも、そこまでじゃないぜ」イツツ


蒼野 「そうか ならよかった…」


永琳 「魔理沙 容態の方はどう?今もまだ思い出すと吐き気が襲ってくる?」


魔理沙 「…」


蒼野 「…」


永琳 「…」


さとり 「…大丈夫そうですね 心を読むかぎり、ひどく頭に焼きついてないみたいですね」


魔理沙 「…あぁ 嘘みたいだ…さっきまで、思い出したら気持ち悪くなったのに…ぜんぜん気持ち悪くならないぜ」


蒼野 「ほんとか?他に変な感じはしないか?」


魔理沙 「あぁ!もうどこも変な感じしないぜ!逆に治ってすごく気分がいいぜ!」


さとり 「それならよかった そこまで強いトラウマじゃなかったみたいですね ただ症状は酷かったみたいですが」


永琳 「どういうこと?私が見た限りだとかなり頭に焼き付いてたトラウマだったと思うのだけど」


さとり 「まだトラウマが焼き付いて、日が浅かったからかもしれません 長い月日が経っても治らなかった場合は私の能力でも治すことはできなかったかもしれません」


さとり 「長い間、頭の中でずっと治らないまま残っていたら心までボロボロになってしまいます 精神や身体、どちらもボロボロになってしまっていたら…」


永琳 「…なるほどね それなら納得がいくわ」



ググゥ〜…


蒼野 「…」


永琳 「…」


さとり 「…」


魔理沙 「…あっあはは わるい…安心したらはらへって……」///


蒼野 「…ふふっ!そうか 治ったからはらへったか」


蒼野 「よし!それなら今から飯食いに行くか!完治祝いにおれが奢るよ!」


魔理沙 「っえ いいのか?でもおまえ、外来人だからこっちの金って…」


蒼野 「そこの点は平気だ ちょっととある者からいい情報を手に入れてこっちの世界の軍資金は問題なくなった」


魔理沙 「そうなのか?」


さとり 「…なるほど たしかにそれはいい情報を聞きましたね 外来人にしかできないことですね」


蒼野 「あっ…(そうだ忘れてた この人他人の思考を読み取るんだった…)」


さとり 「そうですよ わたしは心を読み取りますから」


蒼野 「また読まれた…」


永琳 「よかったじゃない魔理沙 丁度いいタイミングでお腹を空かせて?」


魔理沙 「あはは!まったくだぜ!」


蒼野 「ありがとなさとり 魔理沙のトラウマを治してくれて」


蒼野 「その礼と言っちゃなんだが、これから飯食いにいくから一緒に行かないか?」


さとり 「いえ わたしはそろそろ寝ようかと思っているので遠慮して…」ググゥ~…


蒼野 「…」


さとり 「…そっそれじゃ、ご一緒させていただきます」///コホンッ


蒼野 「おう!先生も一緒にどうですか?今まで外来人だからとかで治療費など免除してもらっていたのでせめて飯ぐらいは奢らせて欲しいんですが」


永琳 「そんな気を使わなくていいのよ まして、あなたはまだ幼いんだから」


蒼野 「礼儀として当たり前のことをしてるまでです もしこの後、時間があればでいいんですが…」


永琳 「…ほんとにあなたは大人ね たしかまだ16歳よね?その年でそこまでできるなんてすごいわ」


永琳 「わかったわ それじゃ、その気持ちを受けとるわ わたしも少し夜食が食べたいと思っていたの」


蒼野 「はい!それじゃ行きましょう!」













迷いの竹林付近ー屋台夜雀



ジュゥゥ…


ミスティア 「〜♪」ジュゥゥ…


霊夢 「ーっぷはぁ!あぁー やっぱりお酒はおいしいわ!」///


アリス 「あまり飲みすぎないでよ?帰り送っていかないからね」


霊夢 「だいじょーぶよ まだちょっとしか飲んでないわよ!」///ヒック


アリス 「いや、それで3杯目よね それでちょっととは言わないわ」


華扇 「まぁいいじゃない お酒は飲んでも飲まれるなっていうし!」


アリス 「いやもう飲まれてるけど…てか、華扇も何か言ってよ あんまり飲むなって」


華扇 「お酒は心を弾ませてくれるのよ 嫌なことや疲れなんかも忘れられるから飲めるときに飲んだ方がいいわ」


アリス 「それで家まで送っていくの私なんだけど…」


華扇 「それはそれ これはこれよ」


アリス 「…」



蒼野 「うぃーっす まだやってるか?」パサッ


ミスティア 「いらっしゃー…! あっ蒼野!」.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.


蒼野 「ようミスティア 席は空いてるかな?俺も合わせて4人いるんだが」


ミスティア 「いいよー!座ってすわって!」


霊夢 「夜一じゃない あんたも来たのね」


蒼野 「おう!ちょっと完治祝に食べにな!」


霊夢 「完治祝…?」



魔理沙 「よっしゃー!今日は食べまくるぞー!」パサッ


永琳 「今までの栄養を補給しなくちゃいけないわね」


さとり 「もうそうする気満々ですよ」


華扇 「あら ずいぶんと珍しい面子ね 魔理沙に永遠亭の医者、地霊殿の主なんて」


アリス 「魔理沙 あなただいじょうぶ?ここ最近ずっと調子悪かったみたいだけど」


魔理沙 「もう平気だぜ!夜一達のおかげで治ったぜ!」


霊夢 「…たしかに見た感じ治ってそうね なんの病気か一切教えてくれなかったけど、結局なんの病気だったの?」


魔理沙 「いやぁ それは…」アハハ…


蒼野 「霊夢 わるいがその事は聞かないでもらえるとうれしいかな あまり知られたくないことなんだ」


霊夢 「知られたくない?なによ そんなこと言われるとよけいに聞きたくなるじゃない」


蒼野 「そうだとしても聞かないでくれ 酒一杯奢ってやるから耳を閉じてくれ」


霊夢 「…わかったわ(そんなに聞かれちゃいけないことなの?魔理沙も口ずさんでるし…)」


さとり 「そうです 聞かれたくないことなんです」


霊夢 「…読んだわね ほんと、あんたがいるとよけいなこと考えられないわね」


さとり 「ご安心ください わたしもむやみやたらに見るつもりはありません ただ、今回は見ましたが」


霊夢 「…まぁいいわ ミスティアお酒一杯ちょうだい 夜一の奢りで」


ミスティア 「はぁい!」カタッ


魔理沙 「わるいな夜一 私のせいで霊夢に酒奢ることになって」


蒼野 「別にいいよ それより何がいいか頼めよ 腹いっぱいになるまで食え!」


魔理沙 「おう!それじゃミスティア ウナギ3つくれ!」


ミスティア 「はーい!」


蒼野 「さとりと先生もなんでも頼んでください 遠慮せずに」


永琳 「そう?それじゃ…肉じゃがもらおうかしら」


ミスティア 「はぁい!今準備しまーす!」


さとり 「…あの、このはんばぁがぁというものは一体どのようなもので…?メニュー表のオススメに乗ってるんですが」


蒼野 「パンの間に肉や野菜を挟んだ外の世界の食べ物だよ 美味いぞ?」


さとり 「そうなんですか?それじゃ私はそれをお願いします」


ミスティア 「はーい!夜一はどうする?」


蒼野 「俺はまず酒かな 水割りでひとつ頼む」


ミスティア 「はーい!」カチャカチャ…


霊夢 「あら あなたお酒飲まないんじゃなかったの?未成年だから飲まないって…」


蒼野 「基本的にはな でも今回はいいかなと思ってな」


霊夢 「…?」


ミスティア 「はーい!ウナギ三つと肉じゃが、ハンバーガーにお酒できました!」カタッ


魔理沙 「おおっ!うまそうだぜ!いただきまーす!」


さとり 「これがはんばぁがぁ…えっと、これはどうやって食べるんですか?」


蒼野 「手で持ってガブッと食べるんだよ」


さとり 「手で…ガブッと?」


永琳 「おいしいわー 久々に肉じゃが食べたわ」モグモグ…


魔理沙 「んー!うまい!ミスティア 麦飯一杯!」


ミスティア 「はーい!」



華扇 「…」


蒼野 「…なんだよ さっきから俺のこと見てるが?」


華扇 「…あなた、ここ最近騒ぎを起こしてる殺人鬼ですよね 閻魔の使いとして働いていると聞いてますが」


蒼野 「騒ぎを起こしてるのは別のやつらだけどな」


アリス 「…文の新聞に書かれてることほんとだったのね またでっちあげかと思ったわ」


蒼野 「…よほど信用されてないみたいだなあいつの新聞 そこまでの言われようだと」


霊夢 「まぁあいつの新聞は毎回話を盛ってるからね しかたないわ」モグモグ


蒼野 「(…あいつに俺のこと書かせるのやめようかな)」


さとり 「…例外もありますよ 異変に関することは盛らないので平気です」


蒼野 「あっ…読まれたか」


さとり 「はい 読みました」


華扇 「たしかに異変関係は盛りませんね 逆に異変に関することを盛るといろんな方が黙ってませんからね」


魔理沙 「主に霊夢がな!」


霊夢 「あたりまえよ 異変のことで盛られたらたまったもんじゃないわ どれだけの人達に迷惑かけると思ってんのよ!」


永琳 「たしかにそうね 異変に関してはみんな目がないものね 異変だけは盛れないわ」


アリス 「さすがのあの天狗もそれは守ってるみたいね …まぁ、守らないと殺されるわね 主に霊夢に…」


さとり 「ですね」モグモグ


蒼野 「…なにかと霊夢に繋がるな まぁ異変解決者だからしかたないか」


霊夢 「どういう意味よそれ 異変解決者だからって誰かまわずやらないわよ」


魔理沙 「容赦なくやってるように思えるが」モグモグ


アリス&華扇 「「うんうん」」


霊夢 「うるわい!」



蒼野 「…」ゴクッ…


ミスティア 「ねぇ夜一 もしよかったらさ?外の世界のことを聞きたいんだけど…いいかな?」


蒼野 「っん べつに構わないが?」


ミスティア 「ほんと!?それじゃ、外の世界にもこういう屋台があるって聞いたんだけど、どういう屋台なの?」


蒼野 「どういう…と言うと?」


ミスティア 「私の屋台は鶏肉とかは扱ってないけど、基本的にオールでしょ?外の世界の屋台はなにがあるのかなって」


蒼野 「んー…そうだな 基本的にはこういう屋台というのはラーメン屋だったり、もしくは酒飲み屋だったりがメインかな」


ミスティア 「そうなの?それじゃメニューとかって私の屋台より少ないの?」


蒼野 「この屋台よりかなり少ないな ラーメン屋だったらラーメンの他にジュースや酒もあるがそれ以外はほとんどない」


蒼野 「逆に酒飲み屋台だと酒のつまみ、おでん、かるく腹が膨れるものぐらいしかない」


ミスティア 「…なんか、あんまり変わらないね ラーメン屋も酒屋も」


蒼野 「まぁ基本的にはそこまで変わらないな ただ酒がメインかラーメンがメインかだけだからな」


ミスティア 「ふーん」


魔理沙 「うめー!!」モグモグ


永琳 「魔理沙 もう少しゆっくり食べなさい 喉につっかえるわよ?」


魔理沙 「へいきだぜ!今までろくに食べれなかったんだから、今食べなきゃ補給できないぜ!」モグモグ


蒼野 「(…早く食べすぎると喉に引っかかりやすいんだよな 俺も急いで食べて何度か詰まらせたことあるからな)」


蒼野 「(でも美味そうに食ってるし、そんなことを言うのもな……)」ウーン


さとり 「…魔理沙さん 蒼野さんも急いで食べて詰まらせることがあるそうなのであまりやらないでほしいそうです」


魔理沙 「っえ…あ、わかった 気をつけるぜ」


蒼野 「…また読まれたか」


さとり 「はい 読みました」



ミスティア 「〜♪」


霊夢 「…ねぇミスティア ちょっと聞いていい?」


ミスティア 「っん なに?」


霊夢 「なんかさ 夜一が来たら機嫌よくなったように見えるけど…気のせい?」


ミスティア 「ふぇっ!!!?」///ドキッ!!


アリス 「たしかに…なんか機嫌よくなったわね さっきと比べて雰囲気変わったわね」


ミスティア 「っえ あっそそ、そうかな!?べべ別に機嫌良くなってないよ!!」///アセアセ


華扇 「…すごくキョドってるけど……」


ミスティア 「きょキョドってないわ!ふふ普通だから!!」///ガチャンッガラガラ…


永琳 「…調理器具 ブチらげてるわよ」


ミスティア 「っえ あぁぁ!!やっちゃったー!!!?」ガチャガチャッ…


蒼野 「…」ゴクッ… あえて何も言わないで酒を飲んで…


さとり 「…好きみたいですね 蒼野さんのこと」ジー


蒼野 「」ブー!!


魔理沙 「きたなっ!!!?」


ミスティア 「ふぇっ!!!?なっなにいってるんですか!!べべ別に蒼野のこととなんて!すす好きじゃ…!!!!」///カァァ!!


さとり 「ふむふむ…蒼野さんに人喰い妖怪であることを明かしたのに関わらず、相談相手をしてくれたことがきっかけで気になり…」ジー


ミスティア 「いやぁぁぁ!!!!やめておねがい!!それ以上言わないでぇぇー!!!!」///


さとり 「その後はからは、あなたの姿に化けた者に襲われたときに妖怪に対してすごく優しくしてくれて…」ジー


蒼野 「ミスティア!さとりに酒一杯!いや二〜三杯出してくれ!!」


ミスティア 「っ! うっうんわかった!」///カチャカチャ…


さとり 「あっお酒はあまり得意ではないのでいりません それとその後からは…」


蒼野 「さとり少し黙ろうか 黙らないと閻魔の使いとして舌を引っこ抜くぞ?(これ以上俺の前でミスティアを辱めるな!次会ったとき気まずくなるから!)」ワナワナ


さとり 「…なるほど 次会ったときに気まずくなるからやめて欲しいですか」ジー


蒼野 「考えてることを口に出すなばかやろう!!口に出さなかった意味がねぇだろ!!」


さとり 「あっミスティアさん 鰻をひとつ下さい」


ミスティア 「っえ あっはい!」///カチャカチャ…


蒼野 「おい 俺の話しスルーするなよ てかこのタイミングで注文するな」


さとり 「蒼野さんも人が悪いですね あなたもミスティアさんに好意を抱かれてることを知っていたのに」


ミスティア 「っえ!!!?」///ガチャンッ


蒼野 「…知ってるからなんだよ 知ってたらどうしろって言うんだ?」


さとり 「知っていたのならその気持ちを答えられるのか、答えられないのかハッキリしたらどうですか?」


さとり 「もし答えられないなら答えられないと言って 新しい恋を探させるなどさせてはどうですか?いつまでも思いとどまらせたままではかわいそうとは思いませんか?」


蒼野 「それは……」


さとり 「…否定はできませんよね 事実なんですから」


蒼野 「…」


さとり 「…ふむ あなたは他の方にも好意を持たれているようですね でもその方たちにも答えられないことを話していないようですね」ジー


さとり 「話していたとしても、その方たちはあなたのことを諦めていないみたいですが…そうですよね?」


蒼野 「……」


さとり 「まったく…あなたという方はほんとにしょうがない方ですね そんなんではあなたに好意を持ってる方たちがかわいそうです」



アリス 「…ねぇ なんかさとりいつもと違くない?いつもならもっと静かにしてるのに」ヒソヒソ ダイタイアナタハユウジュウフダンナンデスヨ!イロンナカタヲホレサセテナニガシタインデスカ!


霊夢 「…たしかにそうね なんか今日はやけに話すわね」ヒソヒソ イヤベツニナニシタイワケジャ…


華扇 「…?」 アナタハソウオモッテナカッタトシテモホカノカタカラシタラオモッテイルンデスヨ!



さとり 「まったく…あなたがちゃんと答えることができいればこのようなことは…」ハァ…


蒼野 「…っん このようなこと?」


さとり 「ーっ…ぷはぁ!ミスティアさん お水ひとつ下さい!」///ヒック


ミスティア 「っえ あっはい…ってあれ?さとりさん なんか…酔ってませんか?」


さとり 「はい…?わたしはお酒飲んでませんよ お水しか…」///ヒック


霊夢 「…ねぇミスティア わたしが頼んだお酒…これ水よ?」ゴクッ


ミスティア 「…っえ」


さとり 「ーっ…ミスティアさん!」///ドンッ


ミスティア 「はっはい!!!?」ビクッ


さとり 「あなたは想いを伝え無さすぎなんですよ!いくら妖怪と人間の関係だからといっても、そんなの関係ないんです!」///


さとり 「蒼野さんのことが好きだと思うならその気持ちをぶつけなければいつまで経っても伝わりませんよ!」///


ミスティア 「ーっそ それはそうかもしれませんが…」///



蒼野 「…なぁ さとりって酒飲むといつもあぁなのか?めちゃくちゃ酒癖悪いが…」 ダイタイアナタハホンライヒトクイヨウカイナノニナニオジケヅイテルンデスカ!!


魔理沙 「いっいや そもそもあいつ酒飲まないから悪いかと言われても…」 ヒトクイヨウカイナラクライツクキデイキナサイ!


霊夢 「…次からはさとりにお酒飲ませないほうがよさそうね ここまでひどいとちょっとね」 イヤイヤ!クライツクキデイケマセンヨ!


アリス 「その方がよさそうね…」 コンジョウナシデスネ


華仙 「(…私も気をつけよ)」 イヤソレトコレトハチガイマスヨネ!?


永琳 「…」スッ…スッ 自分の水とさとりに渡されたお酒を交換する


さとり 「ーっ…」ゴクゴク…


さとり 「蒼野さん!」///バンッ!!


蒼野 「なっなんだ?」ビクッ


さとり 「今この場で…ミスティアさん以外にもあなたに気を持ち始めてる方がいます 誰だかわかりますか?」


蒼野 「っえ …いや、わからないが……」


さとり 「あなたの隣で食べてる魔理沙さんですよ!」



魔理沙 「」ブー!!


ミスティア 「きゃぁぁ!!魔理沙さんの口から食べてたものがわたしにー!!」



蒼野 「…いや、魔理沙が俺に気を持ってるようには……」


さとり 「鈍感ですね…魔理沙さんはあなたに慰められたことがすごく嬉しくて気を持ち始めたんですよ?」


さとり 「まだ軽いものですが、この調子でいけば魔理沙さんはあなたのことを…」


魔理沙 「ちょっ!!!?まっまてさとり!おまえいきなり何言ってんだ!?」


魔理沙 「たしかに慰めてもらったのはすごく嬉しかったが別に気を持ち始めたとは…」


さとり 「ですが蒼野さんに抱きしめられた時はすごく落ち着いたんですよね?」


魔理沙 「…まっまぁ それは落ち着いたが……」


さとり 「それは=気があるという事ではないんですか?」


魔理沙 「いやいや!それだけで気があるのはおかしいだろ!?わたしは別に夜一のことは…」


さとり 「…」ジー


魔理沙 「…きっきらいじゃないぜ(…どっちなんだろう たしかにそう言われてみればどっちかわからないな)」


魔理沙 「(でも好きという感じじゃないと思うんだよな 仲間としては好きだが……あれ もしかしてこれが気があるってことなのか?)」


魔理沙 「(いやでも、恋愛感情としての好きとは違うよな 誰かを好きになったことないから好きという気持ちがイマイチ分からないが……)」ウーン…


さとり 「…迷っていますね その気持ちがほんとに好きという感情かどうかを」


さとり 「ですがいつかはわかる時が来ますよ その気持ちが恋愛感情と言う気持ちということが…」


蒼野 「よしさとり!まだ食べ足りないだろ ミスティアチャーハン頼む!」


ミスティア 「はっはい!」カチャカチャ…


さとり 「こら!蒼野さん 誤魔化すんじゃありません まだ話しは…」///ヒック


蒼野 「まぁまぁ!俺の酒でも飲めって てか飲め」


さとり 「なんですかー?そんなに私を酔わせて…なにかする気ですか?」///


蒼野 「しねぇよ!なんでそうなるんだよ!人をなんだと思ってんだ!」


さとり 「優しい殺人鬼だと思っています」


蒼野 「そこは普通に言うのかよ…」



アリス 「…なんか、あの人大変ね いろいろと」


霊夢 「そうね いろんな人や妖怪に好かれてね」


華扇 「(…まだこの騒ぎは続きそうですね なるべく関わらないようにしましょう)」ゴクッ













深夜ー四季の部屋



ガチャッ


蒼野 「はぁ…やっと帰ってくれた なんか今日はいろいろと疲れた……」ハァ…



四季 「すぅ…すぅ……」



蒼野 「…さすがに寝てるよな こんな夜更けまで起きてるわけない」


蒼野 「っと そういえば携帯なってたな 菫子以外考えられないが」スッ


携帯 『通知 30件』


蒼野 「多っ!?あいつ帰ってからどんだけ俺に送ってたんだよ…まぁ俺と話したいという気持ちはわかるけど」タタッ


携帯 『菫子 よいちー!帰ってきたら連絡ちょうだい できれば電話でおねがい!』


携帯 『菫子 よいちまだー?はやくよいちと話ししたいよぉ!((っ•ω•⊂))ウズウズ』


携帯 『菫子 おそいよよいちー!私まちくたびれたよー!』


携帯 『まだまだまだー?はやくー!してよー!』


携帯 『菫子 (╬ ಠ 益ಠ)アァン』



蒼野 「わぉ……なんだこの顔 すげぇ顔…文字?って言うんだっけ よくもまぁこんな顔文字を作ったもんだ」


蒼野 「てかあいつ10分置きに送ってくるなよ…いくら返信が来なかったからってこんなに送ってくることないだろ」


蒼野 「でもそれも一時間前に止まってるな もう寝たか?…けっこう遅いが送っとくか今帰ってきたっと」タタタ…



携帯 『菫子2 今帰ってきた』


携帯 『菫子2 今帰ってきた』既読ポコッ



蒼野 「はやっ!もう読んだのかよ てかまだ起きてたのか」



ヴゥー…ヴゥー…


携帯 『着信 菫子』ヴゥー…ヴゥー…



蒼野 「また通話か…しかもカメラ付き 四季が寝てるからあまり通話はしたくないんだが」ポチッ


蒼野 「もしもし」


菫子 『夜一おかえりー!待ってたよ 返信が来るの!ちゃんと返してきてくれて嬉しかったわ!』(*´▽*)♬*゜バーン!!


蒼野 「それはよかったな それと、あまり大声を出さないでくれ となりで四季が寝てるから」


菫子 『…っえ となりで寝てる…?』


蒼野 「? どうした?」


菫子 「…ねぇ となりって…今夜一の隣で寝てるってこと?」


蒼野 「そうだが?」


菫子 『……一緒に?(一緒のベッドに?)』


蒼野 「そうだが(一緒の部屋の中にで)」


菫子 『』


蒼野 「…? 菫子?」


菫子 『…えっと、その……ちょっと、カメラに写してもらってもいいかな…?(まっまさか…夜一、閻魔様とそういう関係…!?)』プルプル…


蒼野 「っえ あっうん」スッ 自分の顔から内側カメラを離して距離を離らかす


菫子 『…っえ』



四季 「すぅ…すぅ……」ベッドの上で静かに寝ている


蒼野 「…これでいいのか?」ベッドの下で背を持たれながら菫子と会話している


菫子 『…となりって、そっち?』


蒼野 「? そっちってどういう意味…っあ」ハッ


蒼野 「…菫子 となりって四季と同じ布団の中で寝てるわけじゃないからな 俺はベッドの下で寝てるからな?」


蒼野 「さすがに男女が一緒の布団に寝るのはまずいだろ まして相手は閻魔なのに…」


菫子 『あっえと、その…ごめん 勘違いしてたわ 完全に…』


蒼野 「わかってもらえてよかったよ」


蒼野 「てか菫子 お前明日学校だろ?こんな時間まで起きてたら、朝起きれなくなるぞ」


菫子 『あっそれに関してはなにも問題ないわ!わたし授業中いつも寝てるから!』


蒼野 「いやそれはまずいだろ授業中寝てるのは…」


菫子 『それで昼間はよく博麗神社にいるからもし時間できたら逢いに来て!』///


蒼野 「っえ 昼間も来てるのか?」


菫子 『うん!あっでも、いつ現実世界で起きるかわからないから安定しているわけじゃないんだけどね あくまでも寝てる間だけそっちに行けてるだけだから…』


蒼野 「そうなのか?それじゃ昼間も会おうと思えば会えるのか」


菫子 『うん!もしわたしが現実世界で寝てた場合は逢えるよ!』///


蒼野 「そうか なら時間が空いたときに時折、博麗神社に顔を見せるよ もし会えたら、そのときは話しでもするか」


菫子 『うん!楽しみにしてるね!』///


菫子 『それで夜一 明日の夜なんだけど…』


蒼野 「あー…さすがに連日は無理かな あしたの仕事にもよるけど…」


菫子 『…そっかぁ 明日はムリか……』ハァ…


蒼野 「でも、こうやって携帯でなら話すことはできるぞ?朝と夜しかできないがそれで我慢してくれ」


菫子 『…明日の朝もしていい?』


蒼野 「あぁ!かまわないよ 俺からじゃしにくいからそっちから電話してくれるとありがたいな」


菫子 『わかった それじゃまた明日ね!』


蒼野 「おう!それじゃおやすみ」


菫子 『おやすみ チュッ!』///投げキッス


蒼野 「っ!?」///ドキッ


菫子 『えへへ!じゃあね!』///


ブツッ…


蒼野 「…最後に投げキッスとか反則だろ 今のはマジでかわいかった……」///カァァ


蒼野 「まったく…俺には綾瀬がいるのに 菫子には困ったもんだ」ハァ…


蒼野 「…」チラッ



四季 「すぅ…すぅ……」


蒼野 「…寝てるな なら良かった…さっきの見られてたら、また恋愛だのなんだのって怒られるからな 見られなくてよかった…」ハァ…


蒼野 「…早く寝よ 今日は寝っ転がって寝るか 最近寄りかかりながら寝てたから、たまには背筋伸ばして寝るのもいいだろ」ゴロンッ


蒼野 「明日起きれるかなぁ…まぁ起きれなかったら四季が起こしてくれるからいいか おやすみっと…」スゥ…













朝ー通路



蒼野 「ふぁぁ…ねむい……」ムニャムニャ


四季 「夜遅くまで起きてるからです さっさと終わらせて早く帰ってくれば眠くはならなかったのに」


小町 「てか、昨日菫子と遊んでたんだ しかも夜に…」


蒼野 「言っとくが普通にあそんでただけだからな …話しただけだ」


小町 「話だけでそんな遅くなるかい…?」


蒼野 「まぁ色々あったんだよ いろいろとな」


四季 「…」ジッ…


蒼野 「…ほら 大閻魔の部屋に来たぞ 入るぞ」


四季 「…そうですね」












大閻魔の仕事部屋



コンコンッ


シキデス ナカニハイッテヘイキデショウカ


大閻魔 「いいぞ 中に入って」


ガチャッ


四季 「失礼します」


小町 「失礼します」


蒼野 「邪魔する」


大閻魔 「3人揃って来たな よし!それじゃ今日の仕事を伝えるぞ」


大閻魔 「四季と小町は妖怪の山に行って 天魔に会って密会をしてきてほしい」


四季 「…っえ 天魔に…ですか?」


小町 「大閻魔様本気ですか!?四季様を天魔と会わせるなんて…」


蒼野 「…なにか理由があるのか?密会して来いって言ってたが」


大閻魔 「あぁ この前蒼野に天魔宛の手紙を渡してきてもらっただろう?あの手紙には今起きてることと無効石のことを知らせる為に書いたものなんだ」


大閻魔 「そのことで、本来なら話し合うことのない者同士で脳内通信をした結果 直接、幻想郷を仕切る閻魔と話をすることに決まってな」


大閻魔 「今後の幻想郷のために話し合いをしてもらいたいんだ 妖怪の山に住む者たちにも被害が出てるから向こうからのお願いというのもある」


蒼野 「…なるほどな んで、なんで俺は四季たちと行動しないんだ?呼ばれてないが」


大閻魔 「お主には別の仕事がある …3件あるがよいか?」


蒼野 「…3件?」


大閻魔 「まず最初は阿求からの依頼なんだが、この後稗田の家に向かってほしいんだ お主の情報を記録したいとお願いがあってな」


蒼野 「記録?俺のことを?」


大閻魔 「そうだ あの者は幻想郷の情報をまとめる使命を持っていてな 過去になにがあったかを全て記録して、次の世代のものにそれを渡すんだ」


大閻魔 「今の出来事を記録するためにお主の情報と佐久間グループの情報がほしいと言っていた 細かいところも書き入れたいそうだ」


蒼野 「…犯罪者の情報なんているか?まぁ書き入れたいなら別にかまわないが」


大閻魔 「それと二つ目だが、稗田の情報提供が終わったら上白沢のところに行って教師代行をたのむ」


蒼野 「えぇ…また教師やるのか?俺まだ16なのに…」


大閻魔 「お主の学力なら普通に教えられるだろ 頼むからやってくれ」


蒼野 「教師はどうもなぁ…まぁわかったよ それで三つ目は?」


大閻魔 「教師代行が終わったら白玉楼と言う場所に行ってくれ 魂魄妖夢に会って夜の警備をしてほしいんだ」


蒼野 「白玉楼?魂魄妖夢ってたしか…この前居酒屋で会った…」


小町 「そうだよ あんたと刀をぶつけあったあの子だよ!」


蒼野 「あいつか なんでそいつのところに行って警備を?」


大閻魔 「…最近、夜になると変なことが起きるらしいんだ 外から変な鳴き声が聞こえたり、物音がしたりと…」


蒼野 「鳥か動物じゃないのか?夜行性の動物が動き回ってるとか」


四季 「それはありえません 妖夢さんが住んでるところは冥界なので、生きてるものは愚か 妖夢さんと白玉楼の主、西行寺幽々子という方以外誰もいません」


四季 「あっ亡霊ならいますが亡霊の可能性というのはゼロに近いです まず亡霊はものに触れることができなければ、声を出すこともできませんから」


蒼野 「冥界って…あいつそんなところに住んでたのか?てか、冥界って生きてるやつが行けるようなところなのか?冥界と言ったら魂だけしか行けないようなイメージがあるんだが」


小町 「まぁ外来人からしたらそう思うよねぇ 冥界って意外にも生きた人間でも行けるんだよ」


蒼野 「そうなのか?うーん…やっぱりこっちの世界は不思議だな 俺の知ってる知識じゃ到底理解できない」


四季 「こっちの世界の方でも不思議がる方はいますよ 主に里に住んでる者たちですが」


蒼野 「里の住民も?なんでこっちの世界に住んでるのに里の奴らは不思議がるんだ?」


四季 「わかりやすく言うなら、妖怪とまともに太刀打ちできないものが妖怪の山に行けると思いますか?」


四季 「戦えもしないのに、その者が妖怪の山に行けるなんて思いませんよね それと同じで、生きた人間、妖怪が冥界にいけるなんて思うわけありません


和野方 「…なるほどな たしかにそう考えれば、人の考え方次第ではそうなるな」


和野方 「しかし、なんでそれで俺と一緒に警備なんてしないといけないんだ?武士で、しかもなんか人魂みたいなの連れてたんだし お化けとかそういうの怖がらないと……」


小町 「…」


四季 「…」


大閻魔 「…」


蒼野 「…っえ まっまさか……」


小町 「…そのまさかだよ」


四季 「あの方はお化けが苦手なんです 特に夜となるとよけいに……」


後書き

蒼野の情報

年齢 16歳
性別 男
身長 172cm
体重 30kgから40kgの間(痩せすぎている)
学力 IQ?(作者は馬鹿なので不明)
体力 かなり高い
剣術 かなりの使い手
武術 かなりの使い手
能力︰結界を操る程度の能力



 蒼野の荷物
・闇の刀(打刀 約90cmの刀)
・光の刀(打刀 約90cmの刀)
・蒼の刀(打刀 約90cmの刀)(元々はメイ(綾瀬の私物)
・草薙の剣(霖之助から借りているもの)
・小刀(脇差 約50cmの懐刀)
・メリケンサック(ごく普通のメリケン)
・薄い毛布(医療用に使われる防寒型毛布)
・携帯食料(スナック菓子みたいな高カロリー食料)
・活性化薬(永琳特性 使えば筋肉が活性化していつも以上に動きや切れ味が良くなる 効果は30分だが切れたら通常に戻る)
・激瞬時治療薬(弱)(永琳特性 使えば深い傷を瞬時に治すことができるが初めて使った激瞬時治療薬(強)より効果が弱いため、生死に繋がる怪我を負った場合には限度がある)


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エメラグーンさんから
2018-12-31 21:10:03

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