2019-07-14 21:51:59 更新

概要

この作品は犯罪者に救いの手 6の続きになります
ゆっくり見ていってください 見なければ有罪です(四季)


前書き

蒼野夜一

【過去に人を何百人も殺めた犯罪者 現在は四季達と仕事して罪を解している】
【過去、天龍遥を佐久間グループから守る為に人を殺めていたが最後の最後で遥に守られ守りきれなかった…】
【体力、剣術、知識が高い万能型的存在(作者は頭悪いですがそこは置いておいてください…)】
【蒼野は死んだのかは不明 佐久間グループ殲滅後謎の人間?らしき者が突如出現し、その謎の人間が出したと思われる謎の空間によって蒼野は裁判所の目の前に居た】
【キレるとかなり危ない】


四季映姫

【幻想郷の閻魔を務める閻魔大王】
【蒼野と一緒に仕事をしている】
【蒼野は犯罪者だが四季映姫は蒼野が行為を持って人を殺してたとは考えられず、四季映姫と共に仕事の手伝いなどをして罪を償う刑にした】


小野塚小町

【四季の部下で亡くなった者の霊を裁判所まで運ぶ死神…だが、よくサボっている】
【よくサボって人里の団子やミスティアの夜雀に居る】


大閻魔

【四季達の上司…だけ(ひどい!)】













コンコンッガラ…


魔理沙 「おーい 永琳いるかー?」


小鈴 「あれ?魔理沙さん こんな時間にどうしたんですか?」


魔理沙 「小鈴に阿求 お前たちこそなんねここに?しかも水着姿で」


阿求 「…ちょっと蒼野さんたちと遊んでたら佐久間グループの一員に襲われまして…」ハァ…ハァ…


魔理沙 「なにっ!?また現れたのか!」


てゐ 「みたいだウサ 今二人は治療中だからあんまり騒ぐなウサ」


魔理沙 「容態の方はどうなんだ?」


てゐ 「軽い過呼吸だウサ 最初はサリンって毒ガスを吸ったんじゃないか疑ったがただの呼吸のし過ぎでいきに乱れが出てるだけだ」


魔理沙 「サリン…?」


阿求 「外の世界に存在する劇薬です 無臭無色でちょっとでも吸ったら死に至るほどの猛毒ガスです」


小鈴 「今回現れた佐久間グループの一員がそのガスを使ったんです 夜一さんがなんとか倒してくれたのでもう心配はいりません」ハァ…ハァ…


魔理沙 「そっそうか ならいいんだが…」


てゐ 「それで魔理沙はなにしに来たんだ?いつもの薬か?」


魔理沙 「…あぁ わるいが頼めるか?」


てゐ 「わかった 今持ってくるから待ってろ」


魔理沙 「わるいな 待ってる間座らせてもらうぜ?」カタッ


てゐ 「かまわないよ それと今の薬が効いてないように見えるが…?」チラッ


魔理沙 「…」


てゐ 「…もう一つ上の強い薬も持ってくるウサ」タッタッタッ…


魔理沙 「…わるい たのむ」


小鈴 「…魔理沙さん どこか悪いんですか?よく見たら顔が痩せこけてますが…」


魔理沙 「…ちょっと、な?」


阿求 「…何かあったんですか?ムリなダイエットをしてる…とは思えませんが」


魔理沙 「…」


小鈴 「…魔理沙さん?」


ガラッ…


鈴仙 「…あれ?魔理沙さん 来てたんですか?受付に来ましたか?」


魔理沙 「誰もいなかったからこっちに来たんだ 永琳がいると思ってな」


鈴仙 「今師匠は暴れてる姫様を止めに行ってるので席を外してます それよりどうですか?ちゃんとご飯などは口にして…」ハッ


魔理沙 「ごはんは…ーっうぷ!!」ウッ


小鈴 「っえ!?まっ魔理沙さん!?」


阿求 「ちょっ!やめてくださいここで吐かないでください!」


鈴仙 「すっすみません!変なことを聞きました だいじょうぶですから落ち着いてください」ナデナデ… 魔理沙の背中をさすって落ち着かせる


魔理沙 「ーっ…!!」ジワッ… 涙目で吐き気を抑えながら我慢する


鈴仙 「…悪化してるみたいですね 薬は飲んでますか?」


魔理沙 「ーっ…あっあぁ 毎日飲んでるが……」フゥ…


鈴仙 「…そうですか 今出してる薬もかなり強い薬なんですが…」


阿求 「…あっあの 魔理沙さんは一体どのような病気なんですか?いきなり吐き気が襲ってくるなんて 見た感じ風邪とかではないですよね」


鈴仙 「…えっとですね それは…」


魔理沙 「…急性ストレス障害 言わばフラッシュバック症状だ」


小鈴 「フラッシュバック…?」


阿求 「フラッシュバックって過去に起きたことを思い出したりするトラウマ的なものですよね?」


魔理沙 「あぁ…おまえたちが太陽の畑で捕まってるときに夜一がやられそうになってただろ?」


魔理沙 「その時に…佐久間グループのリーダーが自分の部下の頭を……足でーっうぶ!!」ウッ!!


鈴仙 「魔理沙さん!!」


小鈴 「…その時の瞬間を見て頭に焼き付いてしまったんですか」


魔理沙 「ーっ…あっあぁ そういうことだ それからろくに飯も取れなくて…精神安定剤と栄養剤をもらいに来てるんだ」フゥ…


魔理沙 「でも効かないんだ 栄養剤はまだ効くんだが精神安定剤の方はどんなに飲んでも飲んでも…まったく効果がでてる様子がないんだ」


魔理沙 「もうずっとこのままなんじゃないかと思うと…すごく怖くて……!!」ブルブル…


阿求 「魔理沙さん…」


阿求 「(あの魔理沙さんが震えてる…いつも強気で活気に溢れてる魔理沙さんが震えるなんて…)」


小鈴 「(たしかにわたしも目の前でそんな光景を見たら同じ思いをするかもしれないな 魔理沙さんみたいに強くもないし、戦うこともできないからわたしならとっくに頭がおかしくなってるかも…)」


魔理沙 「…鈴仙 今てゐに薬取ってきてもらってるから少しの間、背中をさすってもらえないか 怖くて落ち着けない…」ブルブル…


鈴仙 「わっわかりました 私でよければ…」



ガラッ


蒼野 「しっ死ぬかと思った…マジで殺されるところだった……」ハァ…ハァ…


菫子 「あはは…なんとかとめられて良かったね 私もかなり危なかったよ…」ボロッ…


永琳 「姫も本気出してたからよけいね おかげで不老不死のわたしでも死ぬかも思ったわ…」ハァ…


蒼野 「いや先生は不老不死なんですから死なないですよね 不老不死で死ぬっておかしいですよね?」


永琳 「死なないとわかっていても死ぬ瞬間というものはわかるでしょ?死ぬ瞬間に関しては不老不死関係ないわ」


蒼野 「…それもそうですね」


鈴仙 「師匠!ちょうどいいところに 魔理沙さんの容態が…」


永琳 「…」


魔理沙 「…」ゲッソリ


菫子 「…魔理沙さん なんかすごくコケてませんか?ムリなダイエットでもしてるんですか?」


魔理沙 「…いや、べつに…」


蒼野 「…」


蒼野 「(…あの顔、精神的にやられてるような感じの顔 それに目の中の光が消えかけてる…この症状まさか!)」


魔理沙 「…永琳 今出されてる薬が効かないんだ 今てゐに今より強い薬を取ってきてもらってるんだが使っても平気か?」


永琳 「…さすがにまずいわね これ以上強いものだと脳に負担をかけるから後遺症って程じゃないけど軽い記憶障害が起きるわ」


魔理沙 「…なら、どうすればいいんだ?これ以上はわたし 耐えきれないぜ…」


永琳 「…そうね どうしたものかしら」


蒼野 「…魔理沙 おまえ、精神的に病んでるのか?その表情、過去の俺と一緒の顔なんだが」


菫子 「…っえ?」


魔理沙 「…あぁ おまえが佐久間グループの奴らと戦ってる時にリーダーが部下の頭を足で潰したのを見てから……うっ!!」ウプッ


鈴仙 「魔理沙さん!」


永琳 「うどんげ すぐにいつもの精神安定剤を持ってきて それと思考回路を鈍らせる準睡眠薬も持ってきて!」


鈴仙 「はっはい!」タッタッタッ…


永琳 「魔理沙だいじょうぶ?ムリそうなら横になりなさい」


魔理沙 「ーっ…いっいや、だいじょうぶだ 逆に横になるとよけいにおちつけないからいやだ……」フゥ…


永琳 「…そう わかったわ」


蒼野 「…魔理沙」サワッ… 魔理沙の髪を横にずらして頬を見て確かめる


蒼野 「(かなり痩せこけてる…あの時からなにも食べてないのか?だとしたらかなりまずいな このままだと栄養失調で餓死する!!)」


蒼野 「(…俺があのとき、魔理沙に助けてもらわなければこんなことには…くそ!)」ギリッ


魔理沙 「…夜一 お前の手…あったかいな?」


蒼野 「…っえ そうか?あったかいか?」


魔理沙 「あぁ…すごくあったかいぜ なんかおちつく…もっと私の頬に手をつけてくれないか?」


蒼野 「っえ あっえと…こうか?」ペタッ


魔理沙 「…あぁ すごく落ちつく…なんでだろうな なんでお前に触れられてると落ちつくんだろ」


魔理沙 「…夜一 少しこのままでいてくれないか?落ち着けないんだ…たのむ」


蒼野 「それはかまわないが…」


魔理沙 「ーっ…」ハァ…ハァ…


菫子 「…魔理沙さん」


永琳 「…異性に触れられて安心できるようね 治療法の一つでもあるわ」


永琳 「蒼野 わるいけど魔理沙の治療に協力してもらえないかしら?」


蒼野 「それは構いませんが俺はなにをすれば?」


永琳 「…そうね 触れられて落ち着けてるみたいだし、試しに魔理沙を抱いてみてくれない?」


小鈴 「っえ!?まっ魔理沙さんを抱く!?」


永琳 「えぇ 異性に触れられて落ち着けるなら抱きついてもらった方が効果的だもの」


蒼野 「…えっと、おれは構いませんが魔理沙がなんて言うか…」


魔理沙 「…いいぜ やってくれ わたしをおちつかせると思って…」


蒼野 「けど…」


魔理沙 「たのむ…おまえが私のこと、よく思ってないのはわかってるけど今だけは……」ブルブル…


蒼野 「…っえ ちょっと待て なんで俺がお前のことよく思ってないなんて思ってんだ?初耳なんだが」


魔理沙 「…だって、お前わたしが佐久間グループの連中らを倒すって言ったら甘く見るなって言って刀を突きつけてきたじゃないか それから私のことよく思ってないと…」


蒼野 「いやあれだけでよく思ってないと思うのはちょっとどうかと思うが…」


蒼野 「…べつに悪くなんて思ってねぇよ たしかにあの時は刀を突きつけたがあれはほんとに危ないから手伝ってくれるなら軽い気持ちで手伝おうなんて考えないでくれって意味でやったんだ」


蒼野 「へんな意味で受け止めちまったならあやまる すまないな」


魔理沙 「…謝ることないぜ わるいのはわたしなんだから…」


魔理沙 「わたしが…軽い気持ちで手伝おうとしたから……お前の時だって、わたし役に立てなくて……ーっウプ!!」


阿求 「まっ魔理沙さん!」


てゐ 「薬もってきたぞウサ!」タッタッタッ!!


鈴仙 「師匠 言われた薬持ってきました!」


永琳 「急いで魔理沙に飲ませて!これ以上マイナス思考にさせたら…」


蒼野 「待ってくれ あげるのはもう少し待ってほしい」スッ


鈴仙 「…っえ?」


蒼野 「…魔理沙」スゥ…


ギュッ…


魔理沙 「ーっ…よっ夜一?」ハァ…ハァ…


蒼野 「…ごめんな 俺のせいでお前はこんな目にあってんだもんな 俺があの時、魔理沙に助けてもらわなければお前はこうならずに済んだんだ」


蒼野 「俺が佐久間グループにやられてなければお前はあの現場を見ることはなかった 俺がやられたばかりにお前は助けに来てくれた」


蒼野 「でもおまえが助けに来てくれたから俺は生きてる もしあの時、お前が来てくれなければ俺はトドメを刺されて殺されてたんだ 悪く思ってるどころか、むしろよく思ってるよ」


蒼野 「最初会った時にはたしかにあまり良い印象は持たなかった 四季にも容易い相手じゃないことを言われてたのに、それでも軽々しく言ってたからお前に手伝ってもらったらすぐ殺されるだろうなと思った」


蒼野 「だから俺はあの時、念押しに言うように刀を突きつけたが実際はそうじゃなかった ちゃんとわかってたじゃないか?相手が手強い相手だって」


蒼野 「すぐに近づいて倒そうと考えずに遠くから遠距離攻撃を仕掛けて 警戒して俺を守りながら相手のようすを見てただろ?」


魔理沙 「っ!」


蒼野 「口では軽い気持ちで言ってるようだが、心はそんなこと思ってないようだな あの時はほんとに助かったよ ありがとな!魔理沙」ニカッ


魔理沙 「…夜一……」


蒼野 「そのお礼と言っちゃなんだが 今は俺でもガマンして抱かれてくれ 異性に触れられて落ち着けるなら力になってやる」


蒼野 「落ち着けるまで抱いてやるから安心しろ 遠慮しないでなにして欲しいか言ってくれ!」


魔理沙 「…そっそれじゃ、わたしを包み込むように抱いてくれないか?できるだけ…お前の温もりを感じ取れるように」ハァ…ハァ…


蒼野 「わかった」スッ…ギュッ 魔理沙の顔を胸元に当てるように包み込み抱きしめる


魔理沙 「…あぁ……これ、すごく落ちつく すげぇお前の温もりが感じ取れるぜ」ハァ…


魔理沙 「あたたかい…今まで寒かったのに、お前に抱きしめてもらうとすごくあったかくなって 心が落ち着く…」


魔理沙 「…夜一 頭も撫でてくれ わがままかもしれないが頼む」


蒼野 「あいよ!任せとけ!」ナデナデ


魔理沙 「(…あぁ ほんとに気持ちいい…頭撫でられるともっと落ち着く さっきまで怖かったのに抱かれたらなにも怖くない)」


魔理沙 「(ほんとに、なにも…)」ウトウト…


蒼野 「眠くなってきたか?寝ていいよ その様子だと睡眠もろくに取れてなかったみたいだし、休めるうちに休んどけ」


魔理沙 「…うん」スゥ…


魔理沙 「…すー…すー…」


蒼野 「…」


鈴仙 「すっすごい…薬も使わずに落ち着かせるなんて」


永琳 「…おみごとね まさか寝かしつけることまでできるとは思わなかったわ あなたカウンセラーの素質あるんじゃないかしら?」


蒼野 「いやこれだけでカウンセラーの素質あると言われても…」


文 「いやー!これはまたすごい光景ですねぇ 魔理沙さんが夜一さんに抱かれて寝ているなんて!」パシャパシャ


蒼野 「おい お前はなに撮ってんだ 魔理沙が精神的に病んでるときに」


文 「いやぁ!魔理沙さんが男性に抱かれてる姿なんて今までで初めてですからね こんな貴重なシーンを映像に納めないわけないじゃないですか!」


蒼野 「っ…」スッ… 懐に手を入れてメリケンサックを手に取る


小鈴 「っ! 射命丸さんあぶない!」


文 「…っえ?」


蒼野 「」ヒュンッ!!


文 「っ!」シュンッ


ガツンッ!!カタンカタンッ…


メリケンサック 「」壁に勢いよくぶつかって床に落ちる


文 「…メリケンサック、ですか」


蒼野 「…文 これ以上俺を怒らせるな これ以上怒らせたらてめぇを半殺しにするぞ」ギロッ


蒼野 「魔理沙が精神的に病んでるときになにが貴重な映像だ?人が苦しんでるときになにヘラヘラと新聞の記事のために人の嫌がるとこを撮ってんだ!」


蒼野 「俺はテメェのそういうところがだいっキレぇなんだよ 新聞記者って聞いたときからいい目で見てなかったがそうやって人のことも考えねぇで個人情報をさらけ出す真似をしやがってよォ!!」ギリッ!!


文 「…」


阿求 「あっ蒼野さん落ち着いてください!ここは病院なのであまり大声を出しては…それに魔理沙さんも寝てるのでよけいに」


蒼野 「…」


菫子 「…それに関してはわたしも同じよ 人の個人情報をさらけ出すなんて新聞記者として最低だと思うわ」


菫子 「これがまた犯罪者のことならまだわかったわ 犯罪者が今どこでなにをしたのかをみんなに知らせて注意させるという意味で知らせるならね」


文 「…」


蒼野 「文 俺のことを新聞の記事に載せるのはかまわないが魔理沙の載せるのはやめろ」


蒼野 「魔理沙がこうなったのは俺のせいだ 俺が魔理沙に助けられてなければこんなことにはならなかったんだ」


蒼野 「だから載せるとしたら俺のせいでなったと載せろ 魔理沙の名前は伏せてな」


菫子 「っえ 夜一!?」


文 「…やはりあなたはやさしいですね 誰かを守るためなら自分を犠牲にしてでも助けるなんて!」


文 「わかりました それじゃ今回の魔理沙さんのことに関しては伏せておきましょう」


文 「まぁ載せたら載せたで一部の方々が本気で私を退治しに来ると思うのでもともと載せる気はありませんでしたがね」


蒼野 「ならいちいち余計なことを言うんじゃねぇ いらない言葉を口にするな」


文 「覚えておきましょう ただ、今回の騒動のことは載せさせてもらいますね?」


蒼野 「今回の騒動?あぁ 霧の湖で起こってたことか それならいいよ」


蒼野 「ただ載せるなら俺の名前だけにしといてくれないか?菫子たちの名前は伏せといて欲しいんだが」


文 「なぜですか?」


蒼野 「佐久間グループの連中らの争い事に関しては俺が任されてるから他の人にまで迷惑をかけたくないんだ」


蒼野 「しかも佐久間グループの連中らの殺害許可も下りてるからなおのこと書いてほしくないんだ」


阿求 「っえ!?許可されてるんですか!?」


蒼野 「あぁ 大閻魔から佐久間グループを滅ぼすよう言われてる 四季からも許可もらってる」


文 「…となると、その情報も載せといた方が良さそうですね 抹殺許可も下りてるならいろんな方々に知らせておかないと人を殺した時にいろいろとめんどうなことになります」


蒼野 「…そうだな それに関しては知らせといた方がいいかもしれないな」


蒼野 「それじゃさっき霧の湖で起きた騒動と俺の殺害許可が下りたことを新聞に載せてくれ 俺の起こした騒動がかけるんだから俺の殺害許可が下りた情報くらい載せてくれるよな」


文 「あやや?取引ですか?だいじょうぶですよ そんなふうに言わなくてもちゃんと載せますから!」


蒼野 「…ならいいが」


魔理沙 「んっ…」ギュッ…


蒼野 「っと 起こしたか?」


魔理沙 「…すぅー…すぅ……」


鈴仙 「…寝てるみたいですね すごく気持ちよさそうです」


蒼野 「ならよかった 今はゆっくり休ませた方がいいから起きてなくてよかったよ」ナデナデ


魔理沙 「すぅー…すぅ……」


小鈴 「(…いいなぁ 魔理沙さん抱かれながら撫でられて…)」


阿求 「(わっわたしもあぁされたい…)」///カァァ


菫子 「(あとで私もしてもらお)」


てゐ 「…永琳 薬どうするウサ?」


永琳 「私が預かっておくわ あなたたちはもう遅いから先に休んでいいわ」


鈴仙 「いいんですか?まだ皆さんの治療が…」


永琳 「もう大体収まってるからだいじょうぶよ それに二人もさすがにこの時間まで人里から離れてると親が心配するわ」


永琳 「あなた達の格好と話を聞く感じ 親に内緒、もしくは言わないで霧の湖で水遊びをしてたと見えるわ こんな時間まで霧の湖なんかで遊ぶなんて親が許すわけないからね」


小鈴 「うっ…」ギクッ


阿求 「…さすが永琳さん 勘が鋭いですね」


永琳 「少し考えればわかることよ それじゃ二人はそこの新聞屋と菫子に任せていいわね」


文 「それは構いませんが」


菫子 「…あの、夜一は…?」


蒼野 「俺はもう少し魔理沙を見てるよ さすがにこの状況で放っておくのも…な」


菫子 「…わかった」


文 「それじゃお二人をお送りします もう立てますか?」


小鈴 「はっはい もうだいじょうぶです」


阿求 「ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」


菫子 「かまわないわ それじゃ夜一 今日は付き合ってくれてありがとね また一緒に遊べたら遊ぼうね!」


蒼野 「あぁ!なるべく時間を作れるようにしとくよ それじゃあな!」


小鈴 「それじゃ永琳さん 治療ありがとうございました 治療費などは明日持ってきますので…」


永琳 「別にいいわよ治療費なんて 大して治療なんてしてないのだから今回はいらないわ」


永琳 「それより…あなたたちも気をつけなさいよ そこの新聞屋が持ってくる新聞に目を通すとけっこう目をつけられてるようじゃない」


永琳 「なるべく外出は控えなさい 人里内ならまだいいかもしれないけど…いいわね?」


阿求 「はい 気をつけます いろいろありがとうございました」


文 「それでは失礼させてもらいます!」


タッタッタッ…


鈴仙 「それじゃ師匠 魔理沙さんのことはよろしくお願いします」


てゐ 「よろしくウサ」


永琳 「えぇ 明日も早いからおねがいね?」


鈴仙 「はい わかりました」


てゐ 「そんじゃおやすみー」


タッタッタッ…パタンッ


蒼野 「…」


魔理沙 「すぅー…すぅ……」


永琳 「…ひどく悔やんでるようね 魔理沙がそんな状況になったこと」


蒼野 「…当たりまえですよ 魔理沙は俺のために助けてくれたのに…俺はなにもできなかったんですから」


蒼野 「俺がやられてなければ、魔理沙はこんなことにはならなかったんですから…俺がヘマしてなければ……」ググッ


永琳 「…」


蒼野 「…魔理沙はどのくらいで治ると思いますか?」


永琳 「…」 チッチッチッ…


魔理沙 「すぅー…すぅ……」 チッチッチッ…


蒼野 「…」 チッチッチッ…


永琳 「…あなたはどう思うかしら 今の状態を見て」


蒼野 「…現状からして、【ムリ】だと思います しかもあの日から日が経ってるので、その間も魔理沙は通院してたんですよね?」


永琳 「…」


蒼野 「それに魔理沙が今使ってる薬が効かないと言ってましたよね …悪化、してますよね」


永琳 「…頭が良いっていやね 今現在のことを把握してしまえば大体推測がついちゃうの」


永琳 「…その通りよ 最初診断に来た時よりも悪化してるわ この調子だと必要な栄養を摂取できなくて衰弱死、あるいは精神が崩壊して暴走 そのまま自殺する可能性も考えられるわ」


永琳 「わたしの方でもなんとかしようとはしてるけど…正直、キツいわね」


蒼野 「…そう、ですか やっぱり…」


魔理沙 「すぅー…すぅ…」


蒼野 「…おれも、トラウマを抱えたことがあるんです 初めて人を殺した時に、頭の中で人が死ぬときに目がぐんっと上にあがって血しぶきが飛んだ光景が何度も脳裏に横切って…」


蒼野 「思い出す度に吐き気が襲ってきて、飯を取ることさえできなくて…本気で、死ぬ思いをした」


蒼野 「罪悪感や犯罪感、後悔に押しつぶされて…一時は軽い幻覚や幻聴が聞こえてきた 死んだはずの奴が目の前にいたり、お前も死ねって言葉をかけられたり…ほんとに、死ぬ一歩手前だった」


蒼野 「でもその時はおれに相方がいたんだ 俺と同じで佐久間グループに追われてて、俺に助けを求めてたからそいつのために救ってきた」


蒼野 「その相方に大丈夫だと何度も慰められて落ち着くことができた 年下の女の子だったのに…情けないことに助けられちまった」


蒼野 「…でも、もうその相方はいない おれを助けてくれたのに…おれは救えなかった 救えなくて相方は佐久間グループに…」


永琳 「…それ以上はやめときなさい あなたの気持ちはわかったからもう…」


蒼野 「…すみません」


永琳 「たしかにあなたも今の魔理沙と同じ思いをしたなら今の気持ちがわかると思うわ …でも、それであなたも落ち込んでたら元の子もないわ 魔理沙を落ち着かせるためにあなたがいるのに」


蒼野 「…」


永琳 「…にしても、ほんとにどうしたものかしら これ以上強い薬を出したら魔理沙の年齢だと負担が…」


魔理沙 「すぅー…すぅ……」


蒼野 「…魔理沙……」


蒼野 「(なんとかして治してやりたいがトラウマばかりはどうにもならない 人の記憶はそう簡単に癒せるものじゃない…)」


蒼野 「(魔理沙の記憶からトラウマだけを消せれば…何とかなるのに でもそんな都合のいい話はない……)」


蒼野 「(…記憶を、消す?)」


永琳 「…仕方ないわ もう少し強めに作るしかないわね あまり強くしたくないけど…」


蒼野 「…まてよ?たしか慧音さんの能力って…」


永琳 「っん どうかしたの?」


蒼野 「…ーっそうだ!」ガタッ


魔理沙 「っ!? なっなんだ!?地震か!?」ガバッ


蒼野 「魔理沙!慧音さんのところに行くぞ!あの人ならお前のトラウマを治してもらえるかもしれない!」


魔理沙 「…っえ 慧音に?」


蒼野 「あぁ あの人は歴史を食べる能力が使えて、人の記憶を消す事ができるんだ!お前のトラウマを消してもらえば…!」


魔理沙 「…夜一 それはムリだぜ」


蒼野 「…っえ」


魔理沙 「慧音の能力は記憶を消すんじゃなく、薄くさせることぐらいしかできないんだ 完全には消せない」


蒼野 「…薄くさせる?どういうことだ?消せるわけじゃないのか?」


魔理沙 「私も詳しくはわからないが聞いた限りだと、慧音に能力を使われるとそんなことあったなぁぐらいの記憶は残るみたいなんだ」


魔理沙 「まぁ認識させなくさせることには違いないが完全に消せないんじゃ…ーっ!」ブルッ…


蒼野 「…そうか 完全には消せないのか なら別の方法でトラウマを消す方法を……」


蒼野 「…トラウマ?」


魔理沙 「…夜一?」


蒼野 「…そうか トラウマならさとりに治してもらえばいいのか!」


魔理沙 「…さとりに?」


蒼野 「あぁ!俺も一度さとりにトラウマを見せられた時に治してもらったんだ だからさとりなら治してもらえるかもしれない!」


永琳 「っ! それはいいかもしれないわ!あの妖怪ならもしかしたらいけるかもしれないわ!」


魔理沙 「…ほんとか?」


蒼野 「試してみる価値はある さっそく行ってみよう!」


永琳 「私もついていくわ 治療してもらったら完全に治ったかを確かめたいから同行させてもらうわ」


蒼野 「わかりました それじゃいくぞ!」


タッタッタッ…













地霊殿ー客間



さとり 「…なるほど 事情はわかりました 私の能力で魔理沙さんのトラウマを消して欲しいということですね」


蒼野 「あぁ もしできるならやってほしいんだ このままだと栄養失調や睡眠不足で衰弱死する可能性があるから…」


永琳 「私からもお願いしたいわ 頼めないかしら?」


さとり 「…そうですね」


魔理沙 「…」


さとり 「…残念ですが、それは無理なお願いです」


蒼野 「っ! なんでだ!魔理沙はこのままだとマジで死ぬかもしれないんだぞ!なんでやってくれない!」


永琳 「落ち着きなさい蒼野」


蒼野 「だって!」


永琳 「…理由を聞かせてもらえる?」


さとり 「…わたしの能力はトラウマを甦らせることであって、消させることはできません」


さとり 「魔理沙さんが、人間の頭が潰された時のトラウマを消すというお願いは私でも無理です いくらトラウマを操る私でも…」


蒼野 「…そっそれじゃ、俺のときはどうやってやったんだ?俺んときは治ったが…」


さとり 「蒼野さんの時はわたしの能力で無理やり思い出させたものだったので治すことができたんです」


さとり 「さらに言いますと、あなたの場合はもうトラウマを克服しています それに対して魔理沙さんの場合は克服できていません」


さとり 「事前にトラウマを克服していれば私の能力で蘇らせたトラウマを抑えることはできましたがどちらも当てはまらないのでできません」


蒼野 「そんな…」


魔理沙 「…」


永琳 「…」


さとり 「…ただし、多少でしたら抑えることができるかと思います もしそれで宜しければお力になりますが」


蒼野 「っ! たのむ!少しでも抑えられるならやってほしい!」


さとり 「魔理沙さんはいいですか?」


魔理沙 「…ほんとに、治るのか?痛くないか…?」ブル…


さとり 「痛みはありませんが少し立ちくらみみたいなことは起きます 後遺症などは残る心配はありません」


魔理沙 「…こわいか?また、背筋にゾクッと来るようなことはあるか…?」ブルブル…


さとり 「…ない、といえば嘘になります もしかしたらあるかもしれません」


魔理沙 「ーっ…なっなら……」ガチガチ…


蒼野 「やってくれ 少しでも抑えられるなら抑えて欲しい」


魔理沙 「っ!? よっ夜一!?」


さとり「…いいんですね?」


蒼野 「あぁ」


魔理沙 「ちょ、ちょっと待ってくれ!わたしはいいなんて…」


蒼野 「魔理沙 怖いのはわかるが今のままじゃ状況が悪化するだけだ 少しでも抑えることができるならやってもらえ」


魔理沙 「いっいやだ!もう怖いのはいやなんだ!もう…ほんとに……!!」ガクガク…


さとり 「…」


魔理沙 「…たのむ もう…これ以上、怖い思いを…させないでくれぇ……!!」ブルブル…


蒼野 「…だいじょうぶだ 俺がついてるから」


魔理沙 「…っえ」


蒼野 「おまえが怖がってるのは痛いほどわかる 俺も過去にトラウマを持ったことあるんだ」


蒼野 「人を初めて殺したとき…お前と同じで気持ち悪くなるは寝不足になるは、飯もろくに食べることができなかった」


蒼野 「人を殺したのが頭に焼き付いて、何度もなんども頭ん中で思い出しちまうんだ 忘れようと思っても忘れることができなくて…ほんと、死ぬかと思ったよ」


蒼野 「でも克服できた 過去に俺と一緒にいた相方が俺をずっと慰めてくれたんだ 年下で女なのに、俺を助けてくれた」


蒼野 「だからおれもお前を助ける お前の気持ちは痛いほどわかるから助けずにはいられない 怖いならおれが思いっきり抱きしめてやる!」


蒼野 「だから安心しろ 何も怖がることはない トラウマを少しでも治してもらおう っな?」


魔理沙 「…よいち……」


魔理沙 「……わかった それじゃ…たのむ さとり、やってくれ」


さとり 「…わかりました」


魔理沙 「夜一 こわいから…抱きしめてくれ わたしを、包み込むように……」ガクガク…


蒼野 「わかった」ギュッ


さとり 「それではいきますよ 能力を使うので動かないでくださいね」


魔理沙 「ーっあぁ!たのむ…!」ブルブル…


蒼野 「…やってくれ」


さとり 「【…トラウマ解除】」ヒュンッ



キィンッ!!


魔理沙 「っ!!!!」グワンッ!!


ガクンッ…


魔理沙 「」


蒼野 「魔理沙!」


永琳 「…気を、失ったようね」


さとり 「…」


蒼野 「おい魔理沙!おきろ!魔理沙!!」


魔理沙 「ーっ…うっうぅ……」スゥ…


蒼野 「魔理沙!」


魔理沙 「…よっよいち……いつつ!」ズキッ


蒼野 「だいじょうぶか どこか痛むのか?」


魔理沙 「ーっ…すっすこし頭が…でも、そこまでじゃないぜ」イツツ


蒼野 「そうか ならよかった…」


永琳 「魔理沙 容態の方はどう?今もまだ思い出すと吐き気が襲ってくる?」


魔理沙 「…」


蒼野 「…」


永琳 「…」


さとり 「…大丈夫そうですね 心を読むかぎり、ひどく頭に焼きついてないみたいですね」


魔理沙 「…あぁ 嘘みたいだ…さっきまで、思い出したら気持ち悪くなったのに…ぜんぜん気持ち悪くならないぜ」


蒼野 「ほんとか?他に変な感じはしないか?」


魔理沙 「あぁ!もうどこも変な感じしないぜ!逆に治ってすごく気分がいいぜ!」


さとり 「それならよかった そこまで強いトラウマじゃなかったみたいですね ただ症状は酷かったみたいですが」


永琳 「どういうこと?私が見た限りだとかなり頭に焼き付いてたトラウマだったと思うのだけど」


さとり 「まだトラウマが焼き付いて、日が浅かったからかもしれません 長い月日が経っても治らなかった場合は私の能力でも治すことはできなかったかもしれません」


さとり 「長い間、頭の中でずっと治らないまま残っていたら心までボロボロになってしまいます 精神や身体、どちらもボロボロになってしまっていたら…」


永琳 「…なるほどね それなら納得がいくわ」



ググゥ〜…


蒼野 「…」


永琳 「…」


さとり 「…」


魔理沙 「…あっあはは わるい…安心したらはらへって……」///


蒼野 「…ふふっ!そうか 治ったからはらへったか」


蒼野 「よし!それなら今から飯食いに行くか!完治祝いにおれが奢るよ!」


魔理沙 「っえ いいのか?でもおまえ、外来人だからこっちの金って…」


蒼野 「そこの点は平気だ ちょっととある者からいい情報を手に入れてこっちの世界の軍資金は問題なくなった」


魔理沙 「そうなのか?」


さとり 「…なるほど たしかにそれはいい情報を聞きましたね 外来人にしかできないことですね」


蒼野 「あっ…(そうだ忘れてた この人他人の思考を読み取るんだった…)」


さとり 「そうですよ わたしは心を読み取りますから」


蒼野 「また読まれた…」


永琳 「よかったじゃない魔理沙 丁度いいタイミングでお腹を空かせて?」


魔理沙 「あはは!まったくだぜ!」


蒼野 「ありがとなさとり 魔理沙のトラウマを治してくれて」


蒼野 「その礼と言っちゃなんだが、これから飯食いにいくから一緒に行かないか?」


さとり 「いえ わたしはそろそろ寝ようかと思っているので遠慮して…」ググゥ~…


蒼野 「…」


さとり 「…そっそれじゃ、ご一緒させていただきます」///コホンッ


蒼野 「おう!先生も一緒にどうですか?今まで外来人だからとかで治療費など免除してもらっていたのでせめて飯ぐらいは奢らせて欲しいんですが」


永琳 「そんな気を使わなくていいのよ まして、あなたはまだ幼いんだから」


蒼野 「礼儀として当たり前のことをしてるまでです もしこの後、時間があればでいいんですが…」


永琳 「…ほんとにあなたは大人ね たしかまだ16歳よね?その年でそこまでできるなんてすごいわ」


永琳 「わかったわ それじゃ、その気持ちを受けとるわ わたしも少し夜食が食べたいと思っていたの」


蒼野 「はい!それじゃ行きましょう!」













迷いの竹林付近ー屋台夜雀



ジュゥゥ…


ミスティア 「〜♪」ジュゥゥ…


霊夢 「ーっぷはぁ!あぁー やっぱりお酒はおいしいわ!」///


アリス 「あまり飲みすぎないでよ?帰り送っていかないからね」


霊夢 「だいじょーぶよ まだちょっとしか飲んでないわよ!」///ヒック


アリス 「いや、それで3杯目よね それでちょっととは言わないわ」


華扇 「まぁいいじゃない お酒は飲んでも飲まれるなっていうし!」


アリス 「いやもう飲まれてるけど…てか、華扇も何か言ってよ あんまり飲むなって」


華扇 「お酒は心を弾ませてくれるのよ 嫌なことや疲れなんかも忘れられるから飲めるときに飲んだ方がいいわ」


アリス 「それで家まで送っていくの私なんだけど…」


華扇 「それはそれ これはこれよ」


アリス 「…」



蒼野 「うぃーっす まだやってるか?」パサッ


ミスティア 「いらっしゃー…! あっ蒼野!」.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.


蒼野 「ようミスティア 席は空いてるかな?俺も合わせて4人いるんだが」


ミスティア 「いいよー!座ってすわって!」


霊夢 「夜一じゃない あんたも来たのね」


蒼野 「おう!ちょっと完治祝に食べにな!」


霊夢 「完治祝…?」



魔理沙 「よっしゃー!今日は食べまくるぞー!」パサッ


永琳 「今までの栄養を補給しなくちゃいけないわね」


さとり 「もうそうする気満々ですよ」


華扇 「あら ずいぶんと珍しい面子ね 魔理沙に永遠亭の医者、地霊殿の主なんて」


アリス 「魔理沙 あなただいじょうぶ?ここ最近ずっと調子悪かったみたいだけど」


魔理沙 「もう平気だぜ!夜一達のおかげで治ったぜ!」


霊夢 「…たしかに見た感じ治ってそうね なんの病気か一切教えてくれなかったけど、結局なんの病気だったの?」


魔理沙 「いやぁ それは…」アハハ…


蒼野 「霊夢 わるいがその事は聞かないでもらえるとうれしいかな あまり知られたくないことなんだ」


霊夢 「知られたくない?なによ そんなこと言われるとよけいに聞きたくなるじゃない」


蒼野 「そうだとしても聞かないでくれ 酒一杯奢ってやるから耳を閉じてくれ」


霊夢 「…わかったわ(そんなに聞かれちゃいけないことなの?魔理沙も口ずさんでるし…)」


さとり 「そうです 聞かれたくないことなんです」


霊夢 「…読んだわね ほんと、あんたがいるとよけいなこと考えられないわね」


さとり 「ご安心ください わたしもむやみやたらに見るつもりはありません ただ、今回は見ましたが」


霊夢 「…まぁいいわ ミスティアお酒一杯ちょうだい 夜一の奢りで」


ミスティア 「はぁい!」カタッ


魔理沙 「わるいな夜一 私のせいで霊夢に酒奢ることになって」


蒼野 「別にいいよ それより何がいいか頼めよ 腹いっぱいになるまで食え!」


魔理沙 「おう!それじゃミスティア ウナギ3つくれ!」


ミスティア 「はーい!」


蒼野 「さとりと先生もなんでも頼んでください 遠慮せずに」


永琳 「そう?それじゃ…肉じゃがもらおうかしら」


ミスティア 「はぁい!今準備しまーす!」


さとり 「…あの、このはんばぁがぁというものは一体どのようなもので…?メニュー表のオススメに乗ってるんですが」


蒼野 「パンの間に肉や野菜を挟んだ外の世界の食べ物だよ 美味いぞ?」


さとり 「そうなんですか?それじゃ私はそれをお願いします」


ミスティア 「はーい!夜一はどうする?」


蒼野 「俺はまず酒かな 水割りでひとつ頼む」


ミスティア 「はーい!」カチャカチャ…


霊夢 「あら あなたお酒飲まないんじゃなかったの?未成年だから飲まないって…」


蒼野 「基本的にはな でも今回はいいかなと思ってな」


霊夢 「…?」


ミスティア 「はーい!ウナギ三つと肉じゃが、ハンバーガーにお酒できました!」カタッ


魔理沙 「おおっ!うまそうだぜ!いただきまーす!」


さとり 「これがはんばぁがぁ…えっと、これはどうやって食べるんですか?」


蒼野 「手で持ってガブッと食べるんだよ」


さとり 「手で…ガブッと?」


永琳 「おいしいわー 久々に肉じゃが食べたわ」モグモグ…


魔理沙 「んー!うまい!ミスティア 麦飯一杯!」


ミスティア 「はーい!」



華扇 「…」


蒼野 「…なんだよ さっきから俺のこと見てるが?」


華扇 「…あなた、ここ最近騒ぎを起こしてる殺人鬼ですよね 閻魔の使いとして働いていると聞いてますが」


蒼野 「騒ぎを起こしてるのは別のやつらだけどな」


アリス 「…文の新聞に書かれてることほんとだったのね またでっちあげかと思ったわ」


蒼野 「…よほど信用されてないみたいだなあいつの新聞 そこまでの言われようだと」


霊夢 「まぁあいつの新聞は毎回話を盛ってるからね しかたないわ」モグモグ


蒼野 「(…あいつに俺のこと書かせるのやめようかな)」


さとり 「…例外もありますよ 異変に関することは盛らないので平気です」


蒼野 「あっ…読まれたか」


さとり 「はい 読みました」


華扇 「たしかに異変関係は盛りませんね 逆に異変に関することを盛るといろんな方が黙ってませんからね」


魔理沙 「主に霊夢がな!」


霊夢 「あたりまえよ 異変のことで盛られたらたまったもんじゃないわ どれだけの人達に迷惑かけると思ってんのよ!」


永琳 「たしかにそうね 異変に関してはみんな目がないものね 異変だけは盛れないわ」


アリス 「さすがのあの天狗もそれは守ってるみたいね …まぁ、守らないと殺されるわね 主に霊夢に…」


さとり 「ですね」モグモグ


蒼野 「…なにかと霊夢に繋がるな まぁ異変解決者だからしかたないか」


霊夢 「どういう意味よそれ 異変解決者だからって誰かまわずやらないわよ」


魔理沙 「容赦なくやってるように思えるが」モグモグ


アリス&華扇 「「うんうん」」


霊夢 「うるわい!」



蒼野 「…」ゴクッ…


ミスティア 「ねぇ夜一 もしよかったらさ?外の世界のことを聞きたいんだけど…いいかな?」


蒼野 「っん べつに構わないが?」


ミスティア 「ほんと!?それじゃ、外の世界にもこういう屋台があるって聞いたんだけど、どういう屋台なの?」


蒼野 「どういう…と言うと?」


ミスティア 「私の屋台は鶏肉とかは扱ってないけど、基本的にオールでしょ?外の世界の屋台はなにがあるのかなって」


蒼野 「んー…そうだな 基本的にはこういう屋台というのはラーメン屋だったり、もしくは酒飲み屋だったりがメインかな」


ミスティア 「そうなの?それじゃメニューとかって私の屋台より少ないの?」


蒼野 「この屋台よりかなり少ないな ラーメン屋だったらラーメンの他にジュースや酒もあるがそれ以外はほとんどない」


蒼野 「逆に酒飲み屋台だと酒のつまみ、おでん、かるく腹が膨れるものぐらいしかない」


ミスティア 「…なんか、あんまり変わらないね ラーメン屋も酒屋も」


蒼野 「まぁ基本的にはそこまで変わらないな ただ酒がメインかラーメンがメインかだけだからな」


ミスティア 「ふーん」


魔理沙 「うめー!!」モグモグ


永琳 「魔理沙 もう少しゆっくり食べなさい 喉につっかえるわよ?」


魔理沙 「へいきだぜ!今までろくに食べれなかったんだから、今食べなきゃ補給できないぜ!」モグモグ


蒼野 「(…早く食べすぎると喉に引っかかりやすいんだよな 俺も急いで食べて何度か詰まらせたことあるからな)」


蒼野 「(でも美味そうに食ってるし、そんなことを言うのもな……)」ウーン


さとり 「…魔理沙さん 蒼野さんも急いで食べて詰まらせることがあるそうなのであまりやらないでほしいそうです」


魔理沙 「っえ…あ、わかった 気をつけるぜ」


蒼野 「…また読まれたか」


さとり 「はい 読みました」



ミスティア 「〜♪」


霊夢 「…ねぇミスティア ちょっと聞いていい?」


ミスティア 「っん なに?」


霊夢 「なんかさ 夜一が来たら機嫌よくなったように見えるけど…気のせい?」


ミスティア 「ふぇっ!!!?」///ドキッ!!


アリス 「たしかに…なんか機嫌よくなったわね さっきと比べて雰囲気変わったわね」


ミスティア 「っえ あっそそ、そうかな!?べべ別に機嫌良くなってないよ!!」///アセアセ


華扇 「…すごくキョドってるけど……」


ミスティア 「きょキョドってないわ!ふふ普通だから!!」///ガチャンッガラガラ…


永琳 「…調理器具 ブチらげてるわよ」


ミスティア 「っえ あぁぁ!!やっちゃったー!!!?」ガチャガチャッ…


蒼野 「…」ゴクッ… あえて何も言わないで酒を飲んで…


さとり 「…好きみたいですね 蒼野さんのこと」ジー


蒼野 「」ブー!!


魔理沙 「きたなっ!!!?」


ミスティア 「ふぇっ!!!?なっなにいってるんですか!!べべ別に蒼野のこととなんて!すす好きじゃ…!!!!」///カァァ!!


さとり 「ふむふむ…蒼野さんに人喰い妖怪であることを明かしたのに関わらず、相談相手をしてくれたことがきっかけで気になり…」ジー


ミスティア 「いやぁぁぁ!!!!やめておねがい!!それ以上言わないでぇぇー!!!!」///


さとり 「その後はからは、あなたの姿に化けた者に襲われたときに妖怪に対してすごく優しくしてくれて…」ジー


蒼野 「ミスティア!さとりに酒一杯!いや二〜三杯出してくれ!!」


ミスティア 「っ! うっうんわかった!」///カチャカチャ…


さとり 「あっお酒はあまり得意ではないのでいりません それとその後からは…」


蒼野 「さとり少し黙ろうか 黙らないと閻魔の使いとして舌を引っこ抜くぞ?(これ以上俺の前でミスティアを辱めるな!次会ったとき気まずくなるから!)」ワナワナ


さとり 「…なるほど 次会ったときに気まずくなるからやめて欲しいですか」ジー


蒼野 「考えてることを口に出すなばかやろう!!口に出さなかった意味がねぇだろ!!」


さとり 「あっミスティアさん 鰻をひとつ下さい」


ミスティア 「っえ あっはい!」///カチャカチャ…


蒼野 「おい 俺の話しスルーするなよ てかこのタイミングで注文するな」


さとり 「蒼野さんも人が悪いですね あなたもミスティアさんに好意を抱かれてることを知っていたのに」


ミスティア 「っえ!!!?」///ガチャンッ


蒼野 「…知ってるからなんだよ 知ってたらどうしろって言うんだ?」


さとり 「知っていたのならその気持ちを答えられるのか、答えられないのかハッキリしたらどうですか?」


さとり 「もし答えられないなら答えられないと言って 新しい恋を探させるなどさせてはどうですか?いつまでも思いとどまらせたままではかわいそうとは思いませんか?」


蒼野 「それは……」


さとり 「…否定はできませんよね 事実なんですから」


蒼野 「…」


さとり 「…ふむ あなたは他の方にも好意を持たれているようですね でもその方たちにも答えられないことを話していないようですね」ジー


さとり 「話していたとしても、その方たちはあなたのことを諦めていないみたいですが…そうですよね?」


蒼野 「……」


さとり 「まったく…あなたという方はほんとにしょうがない方ですね そんなんではあなたに好意を持ってる方たちがかわいそうです」



アリス 「…ねぇ なんかさとりいつもと違くない?いつもならもっと静かにしてるのに」ヒソヒソ ダイタイアナタハユウジュウフダンナンデスヨ!イロンナカタヲホレサセテナニガシタインデスカ!


霊夢 「…たしかにそうね なんか今日はやけに話すわね」ヒソヒソ イヤベツニナニシタイワケジャ…


華扇 「…?」 アナタハソウオモッテナカッタトシテモホカノカタカラシタラオモッテイルンデスヨ!



さとり 「まったく…あなたがちゃんと答えることができいればこのようなことは…」ハァ…


蒼野 「…っん このようなこと?」


さとり 「ーっ…ぷはぁ!ミスティアさん お水ひとつ下さい!」///ヒック


ミスティア 「っえ あっはい…ってあれ?さとりさん なんか…酔ってませんか?」


さとり 「はい…?わたしはお酒飲んでませんよ お水しか…」///ヒック


霊夢 「…ねぇミスティア わたしが頼んだお酒…これ水よ?」ゴクッ


ミスティア 「…っえ」


さとり 「ーっ…ミスティアさん!」///ドンッ


ミスティア 「はっはい!!!?」ビクッ


さとり 「あなたは想いを伝え無さすぎなんですよ!いくら妖怪と人間の関係だからといっても、そんなの関係ないんです!」///


さとり 「蒼野さんのことが好きだと思うならその気持ちをぶつけなければいつまで経っても伝わりませんよ!」///


ミスティア 「ーっそ それはそうかもしれませんが…」///



蒼野 「…なぁ さとりって酒飲むといつもあぁなのか?めちゃくちゃ酒癖悪いが…」 ダイタイアナタハホンライヒトクイヨウカイナノニナニオジケヅイテルンデスカ!!


魔理沙 「いっいや そもそもあいつ酒飲まないから悪いかと言われても…」 ヒトクイヨウカイナラクライツクキデイキナサイ!


霊夢 「…次からはさとりにお酒飲ませないほうがよさそうね ここまでひどいとちょっとね」 イヤイヤ!クライツクキデイケマセンヨ!


アリス 「その方がよさそうね…」 コンジョウナシデスネ


華仙 「(…私も気をつけよ)」 イヤソレトコレトハチガイマスヨネ!?


永琳 「…」スッ…スッ 自分の水とさとりに渡されたお酒を交換する


さとり 「ーっ…」ゴクゴク…


さとり 「蒼野さん!」///バンッ!!


蒼野 「なっなんだ?」ビクッ


さとり 「今この場で…ミスティアさん以外にもあなたに気を持ち始めてる方がいます 誰だかわかりますか?」


蒼野 「っえ …いや、わからないが……」


さとり 「あなたの隣で食べてる魔理沙さんですよ!」



魔理沙 「」ブー!!


ミスティア 「きゃぁぁ!!魔理沙さんの口から食べてたものがわたしにー!!」



蒼野 「…いや、魔理沙が俺に気を持ってるようには……」


さとり 「鈍感ですね…魔理沙さんはあなたに慰められたことがすごく嬉しくて気を持ち始めたんですよ?」


さとり 「まだ軽いものですが、この調子でいけば魔理沙さんはあなたのことを…」


魔理沙 「ちょっ!!!?まっまてさとり!おまえいきなり何言ってんだ!?」


魔理沙 「たしかに慰めてもらったのはすごく嬉しかったが別に気を持ち始めたとは…」


さとり 「ですが蒼野さんに抱きしめられた時はすごく落ち着いたんですよね?」


魔理沙 「…まっまぁ それは落ち着いたが……」


さとり 「それは=気があるという事ではないんですか?」


魔理沙 「いやいや!それだけで気があるのはおかしいだろ!?わたしは別に夜一のことは…」


さとり 「…」ジー


魔理沙 「…きっきらいじゃないぜ(…どっちなんだろう たしかにそう言われてみればどっちかわからないな)」


魔理沙 「(でも好きという感じじゃないと思うんだよな 仲間としては好きだが……あれ もしかしてこれが気があるってことなのか?)」


魔理沙 「(いやでも、恋愛感情としての好きとは違うよな 誰かを好きになったことないから好きという気持ちがイマイチ分からないが……)」ウーン…


さとり 「…迷っていますね その気持ちがほんとに好きという感情かどうかを」


さとり 「ですがいつかはわかる時が来ますよ その気持ちが恋愛感情と言う気持ちということが…」


蒼野 「よしさとり!まだ食べ足りないだろ ミスティアチャーハン頼む!」


ミスティア 「はっはい!」カチャカチャ…


さとり 「こら!蒼野さん 誤魔化すんじゃありません まだ話しは…」///ヒック


蒼野 「まぁまぁ!俺の酒でも飲めって てか飲め」


さとり 「なんですかー?そんなに私を酔わせて…なにかする気ですか?」///


蒼野 「しねぇよ!なんでそうなるんだよ!人をなんだと思ってんだ!」


さとり 「優しい殺人鬼だと思っています」


蒼野 「そこは普通に言うのかよ…」



アリス 「…なんか、あの人大変ね いろいろと」


霊夢 「そうね いろんな人や妖怪に好かれてね」


華扇 「(…まだこの騒ぎは続きそうですね なるべく関わらないようにしましょう)」ゴクッ













深夜ー四季の部屋



ガチャッ


蒼野 「はぁ…やっと帰ってくれた なんか今日はいろいろと疲れた……」ハァ…



四季 「すぅ…すぅ……」



蒼野 「…さすがに寝てるよな こんな夜更けまで起きてるわけない」


蒼野 「っと そういえば携帯なってたな 菫子以外考えられないが」スッ


携帯 『通知 30件』


蒼野 「多っ!?あいつ帰ってからどんだけ俺に送ってたんだよ…まぁ俺と話したいという気持ちはわかるけど」タタッ


携帯 『菫子 よいちー!帰ってきたら連絡ちょうだい できれば電話でおねがい!』


携帯 『菫子 よいちまだー?はやくよいちと話ししたいよぉ!((っ•ω•⊂))ウズウズ』


携帯 『菫子 おそいよよいちー!私まちくたびれたよー!』


携帯 『まだまだまだー?はやくー!してよー!』


携帯 『菫子 (╬ ಠ 益ಠ)アァン』



蒼野 「わぉ……なんだこの顔 すげぇ顔…文字?って言うんだっけ よくもまぁこんな顔文字を作ったもんだ」


蒼野 「てかあいつ10分置きに送ってくるなよ…いくら返信が来なかったからってこんなに送ってくることないだろ」


蒼野 「でもそれも一時間前に止まってるな もう寝たか?…けっこう遅いが送っとくか今帰ってきたっと」タタタ…



携帯 『菫子2 今帰ってきた』


携帯 『菫子2 今帰ってきた』既読ポコッ



蒼野 「はやっ!もう読んだのかよ てかまだ起きてたのか」



ヴゥー…ヴゥー…


携帯 『着信 菫子』ヴゥー…ヴゥー…



蒼野 「また通話か…しかもカメラ付き 四季が寝てるからあまり通話はしたくないんだが」ポチッ


蒼野 「もしもし」


菫子 『夜一おかえりー!待ってたよ 返信が来るの!ちゃんと返してきてくれて嬉しかったわ!』(*´▽*)♬*゜バーン!!


蒼野 「それはよかったな それと、あまり大声を出さないでくれ となりで四季が寝てるから」


菫子 『…っえ となりで寝てる…?』


蒼野 「? どうした?」


菫子 「…ねぇ となりって…今夜一の隣で寝てるってこと?」


蒼野 「そうだが?」


菫子 『……一緒に?(一緒のベッドに?)』


蒼野 「そうだが(一緒の部屋の中にで)」


菫子 『』


蒼野 「…? 菫子?」


菫子 『…えっと、その……ちょっと、カメラに写してもらってもいいかな…?(まっまさか…夜一、閻魔様とそういう関係…!?)』プルプル…


蒼野 「っえ あっうん」スッ 自分の顔から内側カメラを離して距離を離らかす


菫子 『…っえ』



四季 「すぅ…すぅ……」ベッドの上で静かに寝ている


蒼野 「…これでいいのか?」ベッドの下で背を持たれながら菫子と会話している


菫子 『…となりって、そっち?』


蒼野 「? そっちってどういう意味…っあ」ハッ


蒼野 「…菫子 となりって四季と同じ布団の中で寝てるわけじゃないからな 俺はベッドの下で寝てるからな?」


蒼野 「さすがに男女が一緒の布団に寝るのはまずいだろ まして相手は閻魔なのに…」


菫子 『あっえと、その…ごめん 勘違いしてたわ 完全に…』


蒼野 「わかってもらえてよかったよ」


蒼野 「てか菫子 お前明日学校だろ?こんな時間まで起きてたら、朝起きれなくなるぞ」


菫子 『あっそれに関してはなにも問題ないわ!わたし授業中いつも寝てるから!』


蒼野 「いやそれはまずいだろ授業中寝てるのは…」


菫子 『それで昼間はよく博麗神社にいるからもし時間できたら逢いに来て!』///


蒼野 「っえ 昼間も来てるのか?」


菫子 『うん!あっでも、いつ現実世界で起きるかわからないから安定しているわけじゃないんだけどね あくまでも寝てる間だけそっちに行けてるだけだから…』


蒼野 「そうなのか?それじゃ昼間も会おうと思えば会えるのか」


菫子 『うん!もしわたしが現実世界で寝てた場合は逢えるよ!』///


蒼野 「そうか なら時間が空いたときに時折、博麗神社に顔を見せるよ もし会えたら、そのときは話しでもするか」


菫子 『うん!楽しみにしてるね!』///


菫子 『それで夜一 明日の夜なんだけど…』


蒼野 「あー…さすがに連日は無理かな あしたの仕事にもよるけど…」


菫子 『…そっかぁ 明日はムリか……』ハァ…


蒼野 「でも、こうやって携帯でなら話すことはできるぞ?朝と夜しかできないがそれで我慢してくれ」


菫子 『…明日の朝もしていい?』


蒼野 「あぁ!かまわないよ 俺からじゃしにくいからそっちから電話してくれるとありがたいな」


菫子 『わかった それじゃまた明日ね!』


蒼野 「おう!それじゃおやすみ」


菫子 『おやすみ チュッ!』///投げキッス


蒼野 「っ!?」///ドキッ


菫子 『えへへ!じゃあね!』///


ブツッ…


蒼野 「…最後に投げキッスとか反則だろ 今のはマジでかわいかった……」///カァァ


蒼野 「まったく…俺には綾瀬がいるのに 菫子には困ったもんだ」ハァ…


蒼野 「…」チラッ



四季 「すぅ…すぅ……」


蒼野 「…寝てるな なら良かった…さっきの見られてたら、また恋愛だのなんだのって怒られるからな 見られなくてよかった…」ハァ…


蒼野 「…早く寝よ 今日は寝っ転がって寝るか 最近寄りかかりながら寝てたから、たまには背筋伸ばして寝るのもいいだろ」ゴロンッ


蒼野 「明日起きれるかなぁ…まぁ起きれなかったら四季が起こしてくれるからいいか おやすみっと…」スゥ…













朝ー通路



蒼野 「ふぁぁ…ねむい……」ムニャムニャ


四季 「夜遅くまで起きてるからです さっさと終わらせて早く帰ってくれば眠くはならなかったのに」


小町 「てか、昨日菫子と遊んでたんだ しかも夜に…」


蒼野 「言っとくが普通にあそんでただけだからな …話しただけだ」


小町 「話だけでそんな遅くなるかい…?」


蒼野 「まぁ色々あったんだよ いろいろとな」


四季 「…」ジッ…


蒼野 「…ほら 大閻魔の部屋に来たぞ 入るぞ」


四季 「…そうですね」












大閻魔の仕事部屋



コンコンッ


シキデス ナカニハイッテヘイキデショウカ


大閻魔 「いいぞ 中に入って」


ガチャッ


四季 「失礼します」


小町 「失礼します」


蒼野 「邪魔する」


大閻魔 「3人揃って来たな よし!それじゃ今日の仕事を伝えるぞ」


大閻魔 「四季と小町は妖怪の山に行って 天魔に会って密会をしてきてほしい」


四季 「…っえ 天魔に…ですか?」


小町 「大閻魔様本気ですか!?四季様を天魔と会わせるなんて…」


蒼野 「…なにか理由があるのか?密会して来いって言ってたが」


大閻魔 「あぁ この前蒼野に天魔宛の手紙を渡してきてもらっただろう?あの手紙には今起きてることと無効石のことを知らせる為に書いたものなんだ」


大閻魔 「そのことで、本来なら話し合うことのない者同士で脳内通信をした結果 直接、幻想郷を仕切る閻魔と話をすることに決まってな」


大閻魔 「今後の幻想郷のために話し合いをしてもらいたいんだ 妖怪の山に住む者たちにも被害が出てるから向こうからのお願いというのもある」


蒼野 「…なるほどな んで、なんで俺は四季たちと行動しないんだ?呼ばれてないが」


大閻魔 「お主には別の仕事がある …3件あるがよいか?」


蒼野 「…3件?」


大閻魔 「まず最初は阿求からの依頼なんだが、この後稗田の家に向かってほしいんだ お主の情報を記録したいとお願いがあってな」


蒼野 「記録?俺のことを?」


大閻魔 「そうだ あの者は幻想郷の情報をまとめる使命を持っていてな 過去になにがあったかを全て記録して、次の世代のものにそれを渡すんだ」


大閻魔 「今の出来事を記録するためにお主の情報と佐久間グループの情報がほしいと言っていた 細かいところも書き入れたいそうだ」


蒼野 「…犯罪者の情報なんているか?まぁ書き入れたいなら別にかまわないが」


大閻魔 「それと二つ目だが、稗田の情報提供が終わったら上白沢のところに行って教師代行をたのむ」


蒼野 「えぇ…また教師やるのか?俺まだ16なのに…」


大閻魔 「お主の学力なら普通に教えられるだろ 頼むからやってくれ」


蒼野 「教師はどうもなぁ…まぁわかったよ それで三つ目は?」


大閻魔 「教師代行が終わったら白玉楼と言う場所に行ってくれ 魂魄妖夢に会って夜の警備をしてほしいんだ」


蒼野 「白玉楼?魂魄妖夢ってたしか…この前居酒屋で会った…」


小町 「そうだよ あんたと刀をぶつけあったあの子だよ!」


蒼野 「あいつか なんでそいつのところに行って警備を?」


大閻魔 「…最近、夜になると変なことが起きるらしいんだ 外から変な鳴き声が聞こえたり、物音がしたりと…」


蒼野 「鳥か動物じゃないのか?夜行性の動物が動き回ってるとか」


四季 「それはありえません 妖夢さんが住んでるところは冥界なので、生きてるものは愚か 妖夢さんと白玉楼の主、西行寺幽々子という方以外誰もいません」


四季 「あっ亡霊ならいますが亡霊の可能性というのはゼロに近いです まず亡霊はものに触れることができなければ、声を出すこともできませんから」


蒼野 「冥界って…あいつそんなところに住んでたのか?てか、冥界って生きてるやつが行けるようなところなのか?冥界と言ったら魂だけしか行けないようなイメージがあるんだが」


小町 「まぁ外来人からしたらそう思うよねぇ 冥界って意外にも生きた人間でも行けるんだよ」


蒼野 「そうなのか?うーん…やっぱりこっちの世界は不思議だな 俺の知ってる知識じゃ到底理解できない」


四季 「こっちの世界の方でも不思議がる方はいますよ 主に里に住んでる者たちですが」


蒼野 「里の住民も?なんでこっちの世界に住んでるのに里の奴らは不思議がるんだ?」


四季 「わかりやすく言うなら、妖怪とまともに太刀打ちできないものが妖怪の山に行けると思いますか?」


四季 「戦えもしないのに、その者が妖怪の山に行けるなんて思いませんよね それと同じで、生きた人間、妖怪が冥界にいけるなんて思うわけありません


和野方 「…なるほどな たしかにそう考えれば、人の考え方次第ではそうなるな」


和野方 「しかし、なんでそれで俺と一緒に警備なんてしないといけないんだ?武士で、しかもなんか人魂みたいなの連れてたんだし お化けとかそういうの怖がらないと……」


小町 「…」


四季 「…」


大閻魔 「…」


蒼野 「…っえ まっまさか……」


小町 「…そのまさかだよ」


四季 「あの方はお化けが苦手なんです 特に夜となるとよけいに……」


蒼野 「………。」


大閻魔 「…まぁ、その なんだ?妖夢のことは頼んだぞ」


蒼野 「……あっあぁ…(あいつ…お化け苦手だったのかよ……人魂みたいなのを飛ばしてたのに……)」


大閻魔 「それでは各自、仕事を頼むぞ」


四季 「はい わかりました」


小町 「了解です!」


蒼野 「その前にちょっといいか?」


大閻魔 「なんだ?」



蒼野 「…昨日、佐久間グループの一員を殺した」


全員 「「っ!」」


蒼野 「報告がまだだったから今した 理由は帰ってきてから話す それじゃ仕事に行ってくる」タッタッタッ…


大閻魔 「あっあぁ わかった」


四季 「それでは私たちも行きましょう 小町」


小町 「っえ あっはーい それでは行ってきます!」


タッタッタッ…パタンッ



大閻魔 「…」


大閻魔 「いきなり過ぎないか?報告 まぁ別にいいんだが…」


大閻魔 「…とりあえず殺害始末書を用意しておくか あやつが帰ってきたらすぐに出せるよう準備しておこう」













人里ー稗田家 阿求の部屋



阿求 「今日はお忙しい中、わざわざ来てくださってありがとうございます 蒼野夜一さん」


阿求 「本日はあなたの事で少し聞きたいことがあります 簡単な質問をさせてもらいますので、どうぞ楽にしてください」


蒼野 「…楽にするのはいいんだが、ちょっと聞いていいか?」


阿求 「はい なんでしょう?」


蒼野 「…えっと、あそこから覗いてる人達はどうにかならないだろうか 落ち着かないんだが…」




稗田家使い人 「ほぉ…あの人が阿求様が目をつけている方か」ヒソヒソ 襖を少し開けて、蒼野の姿を覗き見している


稗田家使い人 「えぇ 阿求様はあの方に二度も助けられています 昨日の夜、お忍びで鈴奈庵に出かけた際に、今騒がしている佐久間グループの連中に襲われていたのを助けられたと言ってました」ヒソヒソ


稗田家使い人 「だが、あの者は殺人鬼なのだろう?そんな奴を阿求様に近づけて平気なのか」ヒソヒソ


稗田家使い人 「阿求様は安全だと言っていた それに里の教師である上白沢さんもあの者は危険ではないと仰っていた」ヒソヒソ


稗田家使い人 「もしなにかあれば、自分が命に変えてでも阿求様をお守り致します!」ヒソヒソ




阿求 「えー…こほん あなたたち、わたしのことより仕事を優先しなさい!」



稗田家使い人 「「すっすみません!」」タッタッタッ…



阿求 「まったく すみません蒼野さん 来てそうそうご迷惑をおかけして」


蒼野 「いや別に構わないよ あの人たちが心配する理由もわかるからめいわくだとは思ってないよ」


蒼野 「そりゃ殺人鬼が今ここにいたら誰でも警戒する もしこれが逆の立場なら俺だって警戒するしな」


阿求 「ですが あなたは私もそうですが、小鈴や上白沢さん、藤原さんたちからは警戒が解けているじゃないですか みなさんにもそう伝えたんですが…」ハァ…


蒼野 「まぁそれに関してはしかたない いくら説得しようが、俺が殺人鬼だということには違いないからな」


蒼野 「それより、俺に聞きたいことがあるなら早くしてもらってもいいかな この後教師代行しないといけないから」


阿求 「そうなんですか?わかりました ではさっそくですが…」








…数十分後……



阿求 「なるほど…そういうことですか」シュッシュッ…


蒼野 「…習字、上手いな さっきから見てたが達筆だな」


阿求 「ありがとうございます 書き物はすべて筆で書いてるので慣れているんです」


蒼野 「そうか 使い慣れてるのか」


阿求 「はい!」シュッシュッ…


阿求 「…よし!これでだいたい蒼野さんのことを書き入れられました 情報提供ありがとうございます」


蒼野 「どういたしまして それじゃ、俺はそろそろ慧音さんのところに行かないといけないからそろそろ行かせてもらうよ」ヨット


阿求 「私もご一緒させてもらってもいいでしょうか」


蒼野 「…っえ 寺子屋にか?」


阿求 「はい 蒼野さんがどのように生徒たちに勉強を教えるのか見てみたいんです」


阿求 「邪魔にならないよう生徒たちの後ろから見てますのでだめでしょうか」


蒼野 「…おれは構わないが、慧音さんがなんて言うか…」


阿求 「慧音さんなら許可してくださるかと思います 時々ですが、慧音さんが生徒たちに勉強を教えているのを見学させてもらったことが何度もあるので平気だと思います」


蒼野 「そうか?なら一緒に行くか」


阿求 「はい!ご一緒させてもらいます」













寺子屋



蒼野 「えー…というわけで、また臨時教師として頼まれた蒼野夜一だ 今日はよろしくな」


阿求 「その助手の稗田阿求です よろしくお願いします」


全員 「「はーい!」」


大妖精 「あっあの、蒼野先生 この前のケガはもうだいじょうぶなんですか…?」


蒼野 「あぁ もうケガは完全に完治してるからだいじょうぶだ 心配かけて悪いな」


リグル 「あっあの、先生に質問していいですか?」


蒼野 「なんだ?」


リグル 「最初会った時は気にしてなかったんですが…先生って今幻想郷で話題になってる殺人鬼ですよね?」


橙 「にゃっ!?しょうなんですか!?」


蒼野 「あぁ そうだが?」


チルノ 「マジで!?てことはさいきょーなのか!?」(✧ロ✧)キラン


ルーミア 「なのかー?」


蒼野 「っえ …いや、最強かと言われたら 所詮素人が刀を持っただけの殺人鬼だから強くはない」


蒼野 「多少刀を振れるぐらいで稽古も何も積んでない素人だ なにか期待してたようなら悪いな」


チルノ 「なーんだ さいきょーじゃないのか ならいいや」ハァ…


ルーミア 「そうなのかー」


ミスティア 「いやどっからどう見ても素人じゃないでしょ 達人級でしょ」


チルノ 「っえ!やっぱりさいきょーなのか!?」(`★▽★´)キラン


ルーミア 「そうなのかー!」


蒼野 「…まぁ 人の見方次第かな ミスティアには俺の剣術は達人級に見えるみたいだが、俺には素人ががむしゃらに振ってるようにしか見えない」


蒼野 「まっその話はいいとして!朝の朝礼を始めてくれないか?大妖精」


大妖精 「はっはい!起立 礼!」


全員 「「今日はよろしくお願いします!」」














授業中…



蒼野 「…んで、あるからして ここの答えは……こうなるわけだ」カリカリ



大妖精 「なるほど…」カリカリ…


ミスティア 「(…すごくわかりやすい 慧音先生よりずっと…)」カリカリ…


リグル 「(うーん…わからなくはないけど、ちょっと難しい…)」ウーン…


チルノ 「なるほどなるほど…つまりさいきょーと言うことか!」カリカリ


ルーミア 「そうなのかー!」カリカリ


橙 「にゃ〜???」ガリガリ…



蒼野 「橙 ノートは絵かき帳じゃないから、ちゃんと俺が黒板に書いたことを写してくれよ わからなくてもいいから」


橙 「にゃっ!?すっすみません…」シュン…


蒼野 「あとそこの二人も!ちゃんとノート撮ってくれよ さいきょーだのそーなのかだの書くんじゃねぇぞ?」


チルノ 「だいじょうぶ!わたしさいきょーだから なにも問題ない!」ドンッ!!


ルーミア 「そーなのだー!」


蒼野 「意味がわからん いいからちゃんと取れ」



阿求 「青野さん 先ほどの式なんですが…」


蒼野 「っん まちがってたか?」


阿求 「いいえ 間違ってはいないんですが、このような式の方がわかりやすいかと…」シュッシュッ…


蒼野 「…あぁ たしかにそっちの方がわかりやすいな そっちを教えた方がよさそうだな」


蒼野 「すまんみんな こっちの式でもできるんだが、この式がわかりずらかった人にもっと簡単にできる式を教える」


蒼野 「今教えた式もまちがってないから こっちで覚えてもいいからな」


リグル 「(それは助かるかも これより簡単になるなら覚えやすいかも)」


ミスティア 「(これでも充分わかりやすいと思うけど…まぁいいか)」


蒼野 「それじゃ教えるぞ まずはだな…」



オーイ ヨイチー!


蒼野 「っん?」




魔理沙 「おーっす!夜一 今日は慧音の代わりをやってんのか?」窓から顔を覗かせて蒼野に話しかける


蒼野 「魔理沙 そうだよ 今日慧音は出張(警備強化)だから俺が代わりにやってるんだ」


魔理沙 「大変だな 閻魔の手伝いしたり教師やったりと」


蒼野 「それが俺の仕事だからな 罪償いの意味でな」


ルーミア 「魔理沙ー お前がここに来るなんて珍しいなー 遊びに来たのかー?」


魔理沙 「あぁ!暇だったから遊びに来たぜ!」


蒼野 「いや遊びに来たって…」


チルノ 「なら一緒にあそぼ!」ガタッ


蒼野 「いや今授業中だから…」


魔理沙 「おういいぜ!みんなで遊ぶか!」


全員 「「やったー!」」


蒼野 「ちょっ!?魔理沙 お前勝手に!」


魔理沙 「いいじゃないか?少しくらい どうせ勉強なんていつでもできるんだから」


蒼野 「いや遊びだっていつでもできるだろ…」


阿求 「まぁまぁいいじゃありませんか たまにはこういう日があっても?」フフッ


蒼野 「たまにはって…俺慧音さんに任されてるからあまり好き勝手には……」


阿求 「慧音さんのときにはできないことをするのってけっこう楽しいものですよ?」


蒼野 「たしかにそうかもしれないが…」


蒼野 「…はぁ 仕方ないな?どうせ次の時間は体育だし その時間と今の残り時間を合わせればいいか」


全員 「「わーい!」」


蒼野 「ただし!体育が終わったらみっちり教えてやるからな?覚えておけよ!」


全員 「「えぇー…?」」


蒼野 「えーじゃない!」


魔理沙 「あっはははは!やっぱり子供は素直だなぁ よし!全員外に出ろ!」


全員 「「はーい!!」」ガタッ


ダダダダダッ!!!!!!…



蒼野 「…ほんとに素直だな あいつら」


阿求 「ほんとですね」


蒼野 「まったく…っん?」



ミスティア 「…」椅子に座ったまま動かない


蒼野 「…ミスティアは行かないのか?みんなと遊びに」


ミスティア 「…あっえと、そっそうね わたしは……その………」///モジモジ


蒼野 「…」


阿求 「?」


魔理沙 「…夜一 お前は来ないのか?みんなと遊ぼうぜ」ムスッ


蒼野 「っえ いやっでも…」


ミスティア 「…わっわたしは、蒼野に勉強……教えて欲しいな…?」///モジモジ…チラ


蒼野 「…」


魔理沙 「…わたしは外で遊びたいぜ 行こうぜ?」


蒼野 「(…えっと、これはどうすれば……)」


阿求 「(あら?もしかして魔理沙さん…蒼野さんのこと…?)」


蒼野 「…あっ阿求 おれ…どうすれば……?」


阿求 「…そうですね(なにやらおもしろくなりそうな展開ですね それなら!)」


阿求 「なら私と一緒に勉強しませんか?先ほどの式の簡略化やみなさんにわかりやすくするために!」


蒼野 「…はい?」


魔理沙 「っ…夜一!一緒に遊ぶぞ!外に出てこい!」


ミスティア 「…勉強 教えて欲しいな…?」///チラッチラッ…


阿求 「わたしと次の授業に向けて勉強しましょう!」


蒼野 「(…どうしてこんな目に……)」



…結局、この時間は全員で外で遊び お昼休憩に阿求と勉強して、放課後にミスティアと授業した……













寺子屋ー放課後



ミスティア 「そっそれじゃ蒼野!また臨時教師になったら 勉強教えてね!」///


蒼野 「あっあぁ…いいぞ またなったらな」


ミスティア 「うん!それじゃあね!」///


タッタッタッ…



蒼野 「…終わった……今日はなんか疲れたな」ハァ…


阿求 「ほんとですね」ウフフ


魔理沙 「まったく…別に見なくてもよかったのに」ボソッ


蒼野 「…さてと、あとは慧音さんが来るのを待つだけだな そろそろ戻ってくると思うんだが…」


魔理沙 「っ! なっなぁ夜一 このあと暇か?暇なら少し付き合って欲しいんだが!」


蒼野 「っえ あっわるい…この後もまだ仕事があるんだ」


魔理沙 「あっそうなのか…?そうか なら仕方ないか…」ショボーン


阿求 「まだあるんですか?次はどのようなお仕事に行くんですか?」


蒼野 「白玉楼って場所に行って夜の警備をするんだ」


魔理沙 「白玉楼…?なんでまた白玉楼で警備を?」


蒼野 「なんでも 夜になると不気味な物音がするんだとよ?それを突き止めるために警備を頼まれてな」


阿求 「…冥界に行くんですか?」


蒼野 「あぁ 慧音さんが帰ってきたらすぐにな」


阿求 「…そうですか なら私も連れてって貰えませんか?」


蒼野 「…っえ」


魔理沙 「っな!?」


阿求 「冥界に行くことなんて滅多にありませんからね この機会に行ってみようかと思いまして」


蒼野 「…えっと、また夜遅くになっちまうぞ?さすがに二日連続でどこかに出かけるのはまずいんじゃないか?主に家の連中に心配かけちまうから…」


阿求 「蒼野さんとご一緒するから平気です 家の者には私から言っておきますので」


蒼野 「いやでも…」


魔理沙 「ちょっと待った!それなら私も行くぜ!」


蒼野 「…っえ?」


阿求 「魔理沙さんも来ますか?白玉楼に」


魔理沙 「あぁ お前ら二人だと、なんかいろいろと危なそうだからな 私もついて行くぜ!」


蒼野 「いや俺たち二人だと危なそうって…てかいろいろってなんだよ」


魔理沙 「っえ あっえと…いっ色々というのはだな……」///カァァ


蒼野 「あぁやっぱり言わなくていい てか言うな 返答した俺が悪かった すまない」


魔理沙 「まっまだなにも言ってないぜ…」


蒼野 「それよりも!白玉楼に行くのは構わないが、妖夢がなんて言うかわからないから もしダメだと言われたら大人しく帰ってくれよ?向こうに優先権があるんだから」


阿求 「その時は帰りますのでご安心ください 許可されたらご一緒させてもらいます」


魔理沙 「私は帰らないけどな もしダメだって言ってきたら脅してでも一緒に警備させてもらうぜ!」


蒼野 「頼むからやめてくれよ…?」













夜ー上空飛行中



ヒュー…


蒼野 「ふぅ…疲れた なんで今日はこんなにも疲れるんだ……」ハァ…


阿求 「すみません…わたしの使いたちがご迷惑をおかけして」魔理沙の後ろに乗せてもらってる


魔理沙 「でもカッコよかったぜ!さすが夜一だな!あの稗田家の警備を務める奴を一撃で倒すなんて!」






…数十分前……



稗田家



稗田家の使い人 「いけません!そのような所に行っては!」


稗田家の使い人 「そうですよ!冥界なんて危なすぎます」


阿求 「だいじょうぶですよ 蒼野さんが一緒なので平気です」


稗田家の使い人 「あの殺人鬼だからこそ危ないんです!いくら慧音さんが認めている方でも、仮にも殺人鬼なんですから!」


阿求 「ですが、あの方は何度も私を助けてくれました 私だけでなく、里の者達のことも何度も助けています」


稗田家の使い人 「たしかにそうかもしれませんが!それでもダメです!」


稗田家の使い人 「どうかおわかりください!阿求様」


阿求 「うーん…わかれと言われましても…」



魔理沙 「…めちゃくちゃ警戒されてるな 夜一」


蒼野 「まぁ警戒されて当然だな 俺は殺人鬼なんだからな?警戒されない方がおかしい」


魔理沙 「いやたしかにそうだが…」



阿求 「なにかあった場合には蒼野さんに守ってもらいます なので安心してください」


稗田家の使い人 「だから安心できないと言ってるじゃありませんか!」


稗田家の使い人 「そうですよ!殺人鬼に守ってもらおうなんて考えが甘いですよ!」


稗田家の護衛人 「それならばわたくしが御一緒致します!わたくしがいれば阿求様をお守りできます!」


阿求 「あなたでは蒼野さんには勝てませんよ 冗談抜きで蒼野さんは強いですよ」


稗田家の護衛人 「…ほぅ ならば、一つそこの殺人鬼に手合わせを願いたい」


蒼野 「…っえ おれと?」


稗田家の護衛人 「うむ もしお前がわたしより強いというなら、阿求様のことをお任せしたい」


稗田家の使い人 「ちょっ!?」


稗田家の護衛人 「ただし!わたしに負けた場合には、わたしもお前さんたちと一緒に行くか、阿求様抜きで行ってもらいたい」


蒼野 「…まぁ べつにそれで構わねぇけど?」


稗田家の護衛人 「決まりだな では…尋常に勝負!」スゥ…スチャッ 刀を抜いて蒼野に向けて構える


阿求 「ちょっ!?しっ真剣で戦う気ですか!?」


稗田家の護衛人 「もちろんです 真剣の方が気合いが入りますから」


稗田家の使い人 「ちょっ護衛人!さすがに真剣はやりすぎよ!もし万が一、ケガでもしたら…」


蒼野 「あぁいいよ 俺も真剣の方がやりやすい 真剣でやり合おうぜ?」スゥ…スチャッ 蒼の刀を抜いて護衛人に向けて構える


魔理沙 「おっおい!夜一お前まで!?」


蒼野 「一本勝負でいいだろ?二本や三本にすると時間ばかりかかってしょうがないから短縮にやらせてもらうぞ」スチャッ


稗田家の護衛人 「構わん わたしも一本勝負の方がいい」


蒼野 「よし なら始めよう!」スゥ…


稗田家の護衛人 「うむ!」スゥ…


阿求 「ふっふたりともやめなさい!さすがに真剣は…」


蒼野 「阿求黙っててくれ 今はこいつと決闘してんだ 邪魔しないでくれ」


阿求 「いや邪魔もなにも…」


稗田家の護衛人 「阿求様 少しお静かにお願いします」


阿求 「…ケガしないでくださいね 蒼野さん」


蒼野 「あぁ する気はねぇよ」


魔理沙 「(護衛人の心配はしないのか…)」


稗田家の使い人 「「…」」ソワソワ…



蒼野 「…」ジッ…


稗田家の護衛人 「…」ギロッ



ヒュー… 軽い夜風が蒼野たちの頬を撫でていく



蒼野&護衛人 「「…」」


稗田家の護衛人 「…っいくぞ!」ダッ!!


稗田家の護衛人 「はぁぁっ!!!!」ビュンッ!! 凄まじい刃音を鳴かせて蒼野の首元に刀を切りつける


蒼野 「…良い刃音だな だが…」スゥ…



ガキィンッ!!!!…ストンッ


稗田家の護衛人 「…っえ」 刀を弾かれて後ろに飛んでいき地面に刺さる


蒼野 「振る時に刀に力入れすぎだな しかも一箇所に集中してたから他の所の力が抜けて弱かったぞ?」スゥ… 刀を一気に下から上にあげて護衛人の刀を弾き飛ばす


蒼野 「力任せで切ろうとすると刀をダメにするぞ もう少し考えて切りつけろ」スチャンッ


稗田家の護衛人 「ーっ…」タラー…


稗田家の護衛人 「(うそっだろ…?この俺が…一撃で!!)」



稗田家の使い人 「…うそ 護衛人が…一瞬で負けた……?」


稗田家の使い人 「しかも、刀を飛ばされた…あの殺人鬼 一振で護衛人の刀を弾き飛ばすなんて……」


魔理沙 「すっすげぇー!!夜一めちゃくちゃかっこよかったぜ!!」(☆∀☆)


魔理沙 「しかも一撃で倒しちまうなんてやばいぜ!刀を弾くなんて思ってもなかったぜ!」


阿求 「…護衛人 勝負あったようですね これでいいんですよね?」


稗田家の護衛人 「…そうですね わたしは負けたのでなにも言えません」


稗田家の護衛人 「…蒼野夜一 阿求様のことをよろしく頼む」スッ


蒼野 「任されたよ 阿求は俺が守るから安心してくれ」


稗田家の護衛人 「かたじけない …お前ら、中に戻るぞ 阿求様のことは蒼野に任せたから平気だ わたしたちは残りの仕事をするぞ」


稗田家の使い人 「わっわかりました…」


稗田家の使い人 「…阿求様 気をつけてくださいね」


阿求 「だいじょうぶですよ 蒼野さんが着いてますから!」


稗田家の使い人 「…あんたも頼むよ 阿求様の身を預けてるんだからね!」ビシッ


蒼野 「わかってるよ 阿求にはかすり傷一つ付けさせないから安心してくれ」


稗田家の使い人 「…それならいいけど」










魔理沙 「いやぁ!まさか相手の刀を弾き飛ばすなんてなぁ あんな高技術なこと、素人じゃまずできないぜ!」


魔理沙 「一撃で決めた夜一の姿 すっげぇカッコよかったぜ!良いものを見せてもらったよ!」


蒼野 「…良いものかはわからないが、まぁ魔理沙がそう思ったならよかったよ 見せつけるようなものじゃないがな」


阿求 「でもありがとうございます わたしのために戦ってくださって」


阿求 「もし蒼野さんが負けてたり、戦っていなければ わたしは白玉楼に行けませんでした こうしていけるのもあと何回あるかわかりませんから…」


蒼野 「別にお前のために戦ったわけじゃねぇよ 奴が俺と手合わせしたいと言ってきたからしたまでだ」


蒼野 「本気で殺し合いをしたいと言ってきたら断ってたが、俺も奴がどのくらいの強さを持ってるのか気になったからな だから礼を言われるようなことはしてねぇ」


阿求 「ですが、その結果がわたしの外出許可が下りたことには違いありません ついでじゃなかったとしても私はあなたに礼を言わなくてはいけません」


阿求 「ありがとうございます蒼野さん 改めて礼を言わせてもらいます」


蒼野 「…そうか それじゃ、どういたしまして」


阿求 「はい!」



…ヨイチー!


蒼野 「…っん?」


魔理沙 「っん どうした?夜一」


蒼野 「…いま、誰かに呼ばれたような……」


阿求 「…っえ?」



菫子 「よいちー!!」ガバッ!!


蒼野 「うぉっと!?すっ菫子!」


魔理沙 「っ…」ピクッ


菫子 「会いたかったよ夜一!今日は会えないって言ってたけど会えたね!」///


蒼野 「いや会えないとは言ってないが…てか、いきなり飛びついてくるのやめろ 痛いから…」


菫子 「そんなの知らなーい!夜一が今日会えないって言うから悪いんだよ!」


蒼野 「いやだから、会えないとは一言も…」


魔理沙 「…おい菫子 夜一が困ってるだろ?早く離れろよ」イラッ


菫子 「…っえ」


蒼野 「いや別にそこまでは困ってないが…てか、なんでそんなに怒ってる?」


魔理沙 「別に怒ってないぜ それより早く行こうぜ?」


蒼野 「あっあぁ…(完全に怒ってるよな…なんで怒ってるんだ?)」


菫子 「どこか行く途中だったの?」


蒼野 「あぁ まだ仕事が残っててな?今から白玉楼っていう場所に行かないといけないんだ」


菫子 「白玉楼?あの冥界に?なんでまた」


阿求 「なにやら白玉楼で起こっているらしく、警備の手伝いをしてほしいと依頼があったようです」


菫子 「へぇー それじゃ魔理沙さんたちもそのお手伝いに行く途中なんですか?」


魔理沙 「そうだぜ てか、いつまで夜一にくっついてんだよ 早く離れろよ!」


菫子 「…なんでそんなに怒ってるんですか?魔理沙さん わたし、なにかしましたか?」


魔理沙 「してるぜ だから早く離れろ!」


阿求 「まぁまぁ魔理沙さん そんなに怒らなくてもいいじゃありませんか?」


阿求 「魔理沙さんも乙女ですね 蒼野さんに惚れたようですね?」ヒソヒソ


魔理沙 「ーっな!!!?」///グラッ


阿求 「きゃあっ!?」ヨロッ


蒼野 「おっおい!?」ガシッ 落ちそうになる阿求を支える


阿求 「あっありがとうございます 助かりました…」ドキドキ…


蒼野 「あぶねぇ…もう少し遅かったら落ちてたぞ 魔理沙危ないだろ?気をつけろよ」


魔理沙 「いっいやだって!阿求がいきなり!」///


蒼野 「…」


蒼野 「阿求が、なんだ?」


魔理沙 「っえ!?あっいや、えっとだな…」///アタフタ


魔理沙 「…なっなんでもないぜ……」///カァァ


蒼野 「…そうか まぁ次は気をつけてくれよ?」


魔理沙 「あっあぁ…」///


菫子 「(…あれ 魔理沙さん、もしかして……)」


阿求 「魔理沙さん…お願いですから私をここから落とさないでくださいね?この高さから落ちたら私、死んでしまいます…」


魔理沙「おっおまえが悪いんだろ?いきなり…その、よっ夜一に惚れただろうなんて言うから……」///


阿求 「ふふっ!でも間違ってはいませんよね?今の反応からして 惚れたのは合っていますよね」


魔理沙 「…それは……」///


魔理沙 「…正直、わからないぜ」


阿求 「…っえ?」


魔理沙 「いやな?たしかに夜一のことは好きかもしれない…ただ、恋愛対象として好きかと言われるとわからないんだ」


魔理沙 「今まで誰かを好きになったことないし…あと、なんて言うかな……?」ウーン


魔理沙 「そういう類の本は何度か読んだことあるけど、イマイチわからなくて…なんか好きなやつの近くにいると胸が締め付けられたり 他の女と話してたりしてると…嫉妬、だっけ?するんだよな」


魔理沙 「その嫉妬というのがイマイチわからなくてな 別に夜一が他の女と話してても気にしないし…」


阿求 「…っえ」


魔理沙 「っん どうした?」


阿求 「…えっと、魔理沙さん さっきミスティアさんが蒼野さんと勉強をしたいと言ってたとき…嫉妬してましたよね?」


魔理沙 「…っえ してたか…?」


阿求 「はい もろしてました 気づいてなかったんですか…?」


魔理沙 「…ぜんぜん気づかなかった っえ?てことはよ わたし…夜一のこと好きなのか!?」


阿求 「おそらく…いや、ほぼ確実に好きだと思いますが」


魔理沙 「…そっそうなのか そうか…わたし、夜一のこと…好きなのか へへ!そうなんだ」///


阿求 「…あの、魔理沙さん?」


魔理沙 「…なぁ阿求 人を好きになるってこんな気持ちなんだな?わたし初めて知ったぜ」


魔理沙 「お前が惚れる理由もわかるぜ!夜一のこと好きになるの!」///


阿求 「…っえ」


魔理沙 「なぁ夜一!もし時間が空いてる日があったら一緒に遊ぼうぜ!なんだったら私が迎えに行ってやるから!」


菫子 「っな!?」


蒼野 「…いつ時間が空いてるかわからないし、いきなりこられても困るんだが…」


魔理沙 「でも連絡手段がないから行かないと遊べるかわからないだろ?だったら私から行った方がいいじゃないか!」


蒼野 「いやたしかにそうかもしれないが……」


魔理沙 「それともダメか…?わたしとなんて遊びたくないか……?」シュン…


蒼野 「いや、いやじゃないぞ?てか嫌だったら今一緒にいないからな?」


魔理沙 「なら暇なとき遊ぼうぜ!わたしはお前と遊びたいぜ!」


蒼野 「……まぁ 暇なときならかまわないけど」


魔理沙 「よっしゃ!約束だからな 暇だったら絶対遊ぶからな!」


蒼野 「その時にもよるから絶対遊べるとはいえないが…まぁなるべく遊べるようにするよ」


魔理沙 「たのむぜ!」


菫子 「ーっ…夜一 わたしと遊ぶのも忘れないでよ?魔理沙さんばかり遊ばないでよ?(魔理沙さんには強く言えない…それに魔理沙さんも夜一のこと好きになったみたいだから、独占したいとも言えない…)」(`・н・´)プクー


蒼野 「はいはい お前と遊ぶのも忘れないよ だから安心しろ?」


菫子 「! うん!」///


阿求 「ならわたしともお願いします 人里の警備を任された時だけでもいいので、一緒にお散歩したり お話したりするだけでもいいのでお願いします」


蒼野 「あぁ かまわないよ その時は相手するよ」


阿求 「ありがとうございます」


蒼野 「(はぁ…大変なことになったな 暇な時間は3人と遊ばないといけないことになった……あっ阿求は仕事中でもできるか)」


蒼野 「(人との交流は大事だからしないといけないのはわかる なにより断ったりなんてしたら、今後3人との仲が悪くなるだけだからな)」


蒼野 「(別に嫌なわけじゃない むしろ俺と仲良くしてくれようとしてくれるからすごくありがたい …だが)」


蒼野 「(3人とも俺に好意を持ってることがわかってるからあまり深く関わりたくないんだよな…主に菫子には不意を突かれてキスされたし)」


蒼野 「(いや、嬉しかったぞ?俺だって男なんだから 割と好きなやつにキスされて嬉しくないわけがない)」


蒼野 「(阿求と小鈴にもキスされたが、あれは俺を助けてくれるためにやった事だからノーカンだ うんノーカン!)」


蒼野 「(はぁ…俺にはメイがいるのに……)」ハァァ…


魔理沙 「っと!そろそろ入口に入るぜ 重力が反転するから気をつけろよ?」


蒼野 「…っえ 反転する……?」



ヒュー…グワンッ!!


蒼野 「うぉっ!?」ヨロッ


菫子 「夜一!?」



バタンっ!!


蒼野 「いってー!なっなんだ?急に方向感覚がおかしく……」


魔理沙 「…」フワー… 箒に乗ったまま浮いて、倒れた蒼野にスカートの中を覗かれる


蒼野 「…っあ わっわるい!」ガバッ


魔理沙 「っん?あぁ別に構わないぜ 中にドロワ履いてるし気にしてないぜ?」


蒼野 「いやだとしても!事故とはいえ、女のスカートの中見ちまったんだからあやまるのは当然のことだ!」


魔理沙 「律儀だねぇ?べつにドロワを見られたぐらい気にしないのに …なんだったら、ドロワの中見てみるか?」ニヤニヤ


阿求 「ちょっ!魔理沙さん!?」///


蒼野 「それはやめろ 冗談でもそんなことを男の俺に言うな」


蒼野 「女がそんなことを言うもんじゃないし、なにより俺も見たくないといえば嘘になるからな」


魔理沙 「…っえ」///カァァ


菫子 「よっ夜一!それを言ったら!」///


蒼野 「あっ…」ハッ


魔理沙 「あっその…ごめん 今のなしだ 聞かなかったことにしてくれ……」///


蒼野 「あっあぁ…そうするよ 次は気をつけてくれよ?」


魔理沙 「あぁ…わるい(マジかよ…夜一 わたしの下着に興味あるのかよ 予想外だったぜ……)」///


魔理沙 「(てか、女として見られてたのかわたし…それが一番予想外だったぜ いつも男みたいな性格だって言われるのに……)」///


魔理沙 「(…なんか、そう思うとうれしいな 夜一に女扱いされてるなんて!」///エヘヘ


菫子 「(…魔理沙さんの顔が女の顔になってる やっぱり魔理沙さんも夜一のこと……)」


蒼野 「…えっと、そろそろ行くか 妖夢も待ってることだろうし」


魔理沙 「あぁ!早く行ってちゃっちゃと終わらせようぜ!」


ヒュー…








白玉楼



蒼野 「…でけぇ 完全に屋敷だな」


蒼野 「てか、庭通路も石燈篭がズラっと並んでてすごかったな ここが冥界なのか」


魔理沙 「そうだぜ ここで天国行きを言い渡されたやつらが集まって天国に行くんだ」


阿求 「私たちも死んで、天国行きを言い渡されたらここに来ることになります 顔見知りの人に会って天国に連れていかれるのも変な感じですね」


菫子 「たしかに…」


蒼野 「すみませーん だれかいるかー?」



タッタッタッ…


ガチャッギィィ…


妖夢 「…だれ、ですか……?」コソコソ


蒼野 「おう!妖夢 遅くなって悪いな 仕事の依頼を受けに来たぜ!」


魔理沙 「私も手伝いに来たぜ!」


阿求 「わたしもお手伝いに来ました」


菫子 「わたしも手伝いに来たよー!」


妖夢 「っ! よっ夜一さん!それにみなさんも!」


妖夢 「丁度いいタイミングで来てくれました!すぐに来てください!」


蒼野 「…っえ」













冥界ー庭



亡霊 「」フヨォ…


亡霊 「」フヨォ…


亡霊 「」フヨォ… 至るところに無数の亡霊がさまよっている



蒼野 「これは…人魂か?てか、多くないか…?」


魔理沙 「たしかに多いな なんてこんなに多いんだ?」


阿求 「…妖夢さん 幽々子さんはなにしてるんですか?ここまで亡霊が多いということは、ここにいる亡霊たちを天国に行かせてないということですよね」


妖夢 「…そっそれは……」


蒼野 「…なにかあったのか?その…幽々子ってやつに」


妖夢 「…」


魔理沙 「…妖夢?」


妖夢 「……じつは、数日前から幽々子様の行方がわからなくて……」


阿求 「…っえ 幽々子さんが…?」


妖夢 「はい…」


蒼野 「いつぐらいからいないんだ?」


妖夢 「……もう、一週間経ちます」


阿求 「一週間!?そんなに経ってるんですか!?」


菫子 「なんでだれにも相談しなかったの?誰かに協力してもらえば…」


妖夢 「言えるわけないじゃないですか 幽々子様がいなくなったことを誰かに話したところでなにもなりませんし、なにより冥界を仕切るものがいなくなったことが閻魔様の耳に渡ったりなんてしたら……」


蒼野 「…あの、おれ……閻魔の使いなんだが?」


妖夢 「夜一さんなら黙っててくれるかと思いまして…」


蒼野 「なにその信頼 俺たちが初めてあったのってミスティアの屋台で酒飲んでた時だよな?まだ全然日が経ってないんだが」


妖夢 「武士は嘘をつかないと言うじゃありませんか なので信用できるかなと…」


蒼野 「いやおれ武士じゃないんだが…まぁ報告されたくないんだったらしないけど」


妖夢 「すみませんがお願いします 幽々子様はなんとしても見つけ出すので……」


蒼野 「わかったよ それじゃとりあえず…」


蒼野 「……どうするか その幽々子って人を探すにしても情報がまったくないし、この人魂もなんかうっとおしいからさっさと排除したい」


妖夢 「人魂は幽々子様が冥界の門を開かなければ天国にいけないので今の状況ではどうにもなりません」


妖夢 「幽々子様がいなくなってしまったのも私が朝起きて幽々子様を起こしに行った時にはもういなかったので……」


蒼野 「なにも手がかりなし…か となると相当やっかいだな」ウーム


蒼野 「(なにも情報がないんじゃ話にならないな…探すと言ってもどう探せばいいのか……)」


魔理沙 「…妖夢 今の状態じゃなにもできないだろうから少し考えないか?ここで立って考えるのもあれだし」


妖夢 「…そうですね それじゃ屋敷の中で少し考えましょうか」


菫子 「さんせーい!」


阿求 「(よし 御屋敷の中を拝見できる!ちょうど中に入って確かめることができる 見たいと思っていたので魔理沙さんナイスです!)」


妖夢 「夜一さん すみませんが今できることはなにもなさそうなので御屋敷で少し休みながら考えましょう」


蒼野 「っん わかった」













白玉楼ー茶の間



妖夢 「どうぞ お茶です」コトッ


蒼野 「ありがとう いただくよ」スッ


魔理沙 「ふぅ…やっぱりお茶は最高だな!」


菫子 「そう?わたしはお茶よりジュースのほうがいいわ」ズズッ…


阿求 「菫子さんは外来人ですからね お茶より甘い飲み物が豊富な外の世界のものの方がいいですよね」


蒼野 「俺はお茶の方がいいけどな 甘い飲み物だとすぐ喉が乾くから」ズズッ…


菫子 「そうなの?」


妖夢 「…それにしても夜一さん なぜ魔理沙さんたちも御一緒なんですか?私てきには人数が多くて嬉しいんですが」


蒼野 「あぁ わるいな大人数で?実はここに来る前に人里で教師代行しててな」


蒼野 「その時に阿求と魔理沙が一緒に手伝ってくれてて その後ここに行くと話したらついてくると言ってな」


菫子 「わたしは3人がここに向かう途中に見かけたから着いてきたの!」


妖夢 「なるほど そういう事でしたか」


蒼野 「迷惑だったかな?もしダメなら今からみんなを送り届けてくるけど…」


妖夢 「いいえ大丈夫です!いや、むしろ帰らせないでください!!」クワッ


蒼野 「…っえ」


妖夢 「もうほんとにありがとうございます!大人数で来てくれてほんとにありがとうございます!」


妖夢 「一週間前から一人でずっと過ごしていたのでもう安心して過ごすことができます!ずっと怖くて怖くて 夜になると毎夜毎夜変な声や物音が聞こえて…トイレだって震えながら入ったりお風呂だって頭を洗ってる時に後ろから視線を感じて全然洗えなかったり 寝るときなんてもうほとんど寝てませんよ!一日に一時間ぐらいしか寝れないんですよ!?」ズイッ!!


蒼野 「おっおぉ!そっそれは大変だったな…すっすこしおちつけ」ヒキッ


妖夢 「っは!?すっすみません 取り乱してしまって…」


魔理沙 「あいかわらずまだ怖いんだな べつにお化けなんてどうってことないだろ?」


菫子 「そうよ お化けなんて捻じふせればいいじゃない!」


妖夢 「そう簡単に言わないでくださいよ!そりゃ目の前に現れたらねじ伏せますが見えなかったら どこから来るかわからないじゃないですか!」


妖夢 「しかも目に見えなかったりしたらもうどこから攻撃されるかもわからないし…あぁ考えただけで恐ろしいです!!」ゾクッ


阿求 「…妖夢さんは未だにおばけ怖ずっと」φ(・ω・ )カキカキ


妖夢 「やめて!記録に残さないで!」


蒼野 「…」


魔理沙 「…それにしても暇だな てか、風呂入らないできたから昼間遊んでたときに流した汗が……」スンスン


阿求 「わたしも先にお風呂入ってくれば良かったです…汗はかいてないんですが気分的にちょっと……」


妖夢 「っ! なっなら一緒に入りませんか!」


魔理沙&阿求 「「…っえ」」


妖夢 「というか入ってくださいお願いします!一人だと怖くて落ち着いて入れないんです!」


妖夢 「背中とか流しますのでお願いします!一緒に入ってください!!」


魔理沙 「おっおぉ!わ、わかったよ 一緒に入ってやるからそんな断ったら一生の終わりみたいな顔をするな!」ヒキッ


妖夢 「阿求さんもお願いします!魔理沙さんと二人だけじゃ不安なので一緒にお願いします!!」ズイッ!!


阿求 「はっはい それは構いませんが……」


妖夢 「やったぁ!!そっそれじゃ今から着替えなどを用意しますので先にお風呂に入っててください!」スクッ


魔理沙 「っえ 待て妖夢 着替えって…まさかお前の服とかじゃないだろうな?」


妖夢 「? 私の着替えですが…ダメですか?」


魔理沙 「いや小さいから…さすがにお前の着替えじゃ入らないぜ」


阿求 「わたしもちょっとキツいかと…」


妖夢 「っえ そっそれじゃどうしよう…もっと大きいのといったら幽々子様のしかないし……」アセアセ


魔理沙 「いやさすがに幽々子のじゃデカすぎるぜ…」


妖夢 「でっですよね それじゃどうしたら……」オロオロ


菫子 「…わたしの持ってこようか?私のなら二人ともちょうどいいぐらいだと思うけど」


蒼野 「…っえ 持ってこれるのか?」


菫子 「うん 現実の世界で起きれば持ってこれるよ てか夜一にも持ってきてあげたでしょ?大きなコロッ〇パン」


蒼野 「っあ たしかに」


魔理沙 「それじゃ頼めるか?さすがに同じ服を着るのはちょっとな」


阿求 「私のもお願いします」


菫子 「オッケー!それじゃちょっと行ってくるね!」



ヒュンッ


蒼野 「おぉっ!こうやっていなくなるのか 人が目の前から一瞬にして消えるの初めて見た」


魔理沙 「あいつはいつもこんな感じでいなくなるぜ?霊夢のところにいる時も現実世界で起きたらいつの間にかいなくなってるしな」


妖夢 「…っあ 夜一さんの服も持ってきてもらえばよかったですね 夜一さんもお風呂まだでしたよね?」


蒼野 「まだだけど…俺は別に帰ってからはいるからいいよ そこまで気を使わなくても」


妖夢 「…っえ 泊まってくれないんですか…?」タラー


蒼野 「…っえ」


阿求 「よっ妖夢さん!?」///


魔理沙 「おまっなにを言って!!」


妖夢 「お願いです泊まってってください!わたし怖い状態で寝るのは嫌なんです!」ガシッ


妖夢 「先程も説明したように夜怖くて怖くてまともに寝れないんですよ!お願いですから泊まってください!」

ウガァァァ(´゚д゚`)


蒼野 「ちょっ!?おぉ落ち着け!そんな必死にならなくても…」


魔理沙 「(あぁ…なんだ そういうことか なら別にいいか)」 オネガイデスー!トマッテクダサーイ!!


阿求 「(よっ妖夢さん…たしかに怖いのはわかりますが、それで蒼野さんを家に泊まらせるのはどうかと……あなたは女性なのに……)」/// イヤトマッテクレトイワレテモ…



…ヒュンッ


菫子 「ただいまー!戻ってきたよー」スタッ


蒼野 「おう!戻ってきたか」


妖夢 「夜一さんお願いします!泊まってってください!わたし死にたくありません!」


蒼野 「いや死にはしないだろ!死ぬ要素が何一つないだろ!」


妖夢 「武士は寂しいと死んでしまうんです!なのでお願いします!」


蒼野 「それはウサギだ!武士が寂しいと死ぬなんて聞いたことねぇよ!」



菫子 「…えっと、どういう状況……?」


魔理沙 「見ての通りだぜ」


菫子 「いや見ての通りって……」


阿求 「かくしかですよ」省略


菫子 「あぁー…なるほどね 怖いからね」


妖夢 「魔理沙さんたちも良ければ泊まってってください!いやむしろ泊まってください!」


妖夢 「人数が多い方が安心して寝れるのでお願いします!ご飯も用意しますので!」


魔理沙 「っお!まじか!?」✧(✪▽✪)✧


蒼野 「いやなに飯に釣られてんだよ…」


阿求 「私はちょっとキツいかと…一度家の者に伝えて許可をもらわないと…」


蒼野 「阿求自身は泊まってもいいと思ってるのか?」


阿求 「っえ?…そうですね 別に泊まってもいいですが」


蒼野 「なら俺が伝えに行ってくるよ 俺も四季に言わないといけないからついでに聞いてくるよ」


阿求 「…っえ」


魔理沙 「っお!てことは夜一も泊まるのか?」


蒼野 「あぁ さすがにこんな断ったら死にそうな顔をされたらな…断るに断れねぇよ」


菫子 「あはは…たしかに」


蒼野 「それにまだここでなにが起こってるのかわかってないからな このまま帰って朝また来るくらいなら泊まって夜の様子も見れた方が都合がいい」


妖夢 「あっありがとうございます!」パァァ


蒼野 「それじゃ ちょっと阿求の家の人と四季に許可もらってくるよ」ヨット


阿求 「すみませんがお願いします」


蒼野 「菫子 俺がいない間に何かあったらみんなのことを頼む」


菫子 「了解!任せといて!」


タッタッタッ…



魔理沙 「…やっぱり菫子は信頼されてるな 真っ先に菫子にお願いしたが」


菫子 「まぁ夜一とは戦闘したことあるからね それなりに私の力を認めてくれてるってことだよ!」


魔理沙 「いいよなぁ…夜一に信頼されてて わたしも信頼されるようになりたいぜ…」ハァ…


菫子 「信頼はされてると思うよ?夜一って警戒してる人には口数少ないから魔理沙さんや阿求さん 妖夢さんも普通に話してるからそれなりには信頼されてるはずだよ」


魔理沙 「…っえ そうなのか?」


菫子 「はい さらに言うと、もっと警戒してる相手にはへーやあっそうしか言いませんよ 警戒してればしてるほど素っ気ないですから」


阿求 「なるほどなるほど…蒼野さんは警戒してる相手には素っ気ないと」メモメモ


妖夢 「あっあの…わたし、初対面のときに夜一さんに刀を抜いてしまったんですが……」


菫子 「でも妖夢とも普通に話してたよね?」


妖夢 「はっはい…とくに警戒されてるような感じはしませんでした 初めてお会いした時が最悪だったのでもしかしたらと思ったんですが…」


菫子 「なら平気よ 普通に接する分に関してはなにもないとおもうわ また刀を抜けば話は別だと思うけど…」


妖夢 「あの人には刀を抜かないように気をつけます」


菫子 「そのほうがいいわね」













数十分後…



白玉楼に繋がる石階段



ヒュー…


蒼野 「…はぁ 疲れた…わざわざ戻るのもめんどくさいから大閻魔に今日は冥界で泊まるって脳内通信で言ったらなにかあったのかと何度も聞かれて……幽々子がいないことを隠すのキツかったぞ」


蒼野 「さらに阿求の家の人にも泊まることを話したら猛反対されたからな…マジで説得するのがめんどかった」ハァ…


蒼野 「…まぁ 少し睨みつけたら許してくれたが」←脅迫です



っ…


蒼野 「…っん?」ピクッ


蒼野 「(…なんだ?今なにか感じたような……)」


蒼野 「…」キョロキョロ



シーン…


蒼野 「…気のせいか べつに殺気とかじゃなかったからおそらく気のせいだな」


蒼野 「早くいって妖夢を安心させてやんないとな あんまり女の家で泊まりたくはないんだが…」ハァ…


ヒュー…



? 「…」…?













茶の間



全員 「「ごちそうさま(でした)!」」


魔理沙 「はぁぁ…食ったくった!やっぱり妖夢の料理は美味いな!」ドテンッ


阿求 「魔理沙さん 食べてすぐ横になると太りますよ」


菫子 「わたしは夜一の料理がおいしかったわ!初めて食べたけどなかなかの味だったわ!」


蒼野 「ありがとよ」


妖夢 「夜一さんありがとうございます 料理手伝っていただいて」


蒼野 「別にいいよ 一人だとみんなの分作るの大変だろうと思ってからな 男の手料理だが、満足してもらえてよかったよ」


魔理沙 「まさか夜一が料理できるとは思わなかったぜ しかもなかなか美味かったしな!」


阿求 「ほんとですよね とくに野菜の天ぷらがよく中まで油が入ってサクッと…」(*´﹃`*)


蒼野 「阿求 よだれ出てる」


阿求 「っは!?すっすみません…はしたないところをお見せして」スッ


菫子 「でもほんとにおいしかったよね 夜一ってほんとに万能だよね!なんでも出来て羨ましいわ!」


蒼野 「いやなんでもはできねぇよ 俺だってできないことはあるよ」


魔理沙 「例えば何ができないんだ?」


蒼野 「っえ えっと…そうだな 例えば、嘘をついても動揺を隠せないとか」


阿求 「そうなんですか?」


蒼野 「あぁ 嘘をつくときはどうしても間を開けちまう癖があるんだ 治したいんだが、治そうとすると別に動揺が出ちまうから…」ハァ…


菫子 「…それじゃ聞いてもいい?夜一って綾瀬さんとエッチなことしたことある?」


蒼野 「…はい?」


妖夢 「ちょっ菫子さん!?」///


菫子 「どうなの?したことある?」


蒼野 「…いや ないけど」


菫子 「…今のは間開けてる?」


魔理沙 「…いや、この間はなんか違うような…」


阿求 「私も違うような気がします」


菫子 「うーん…それじゃキスはしたことある?」


蒼野 「…」


蒼野 「ない」


菫子 「…」


阿求 「…」


魔理沙 「…今のは完全に開けてたよな」


蒼野 「…気のせいだ」フイッ


阿求 「…蒼野さんは嘘をつくのが下手でしかも経験豊富と…」メモメモ


蒼野 「おいまて!そんな事いちいち記録しなくていいだろ!てか経験豊富じゃないから!」


妖夢 「ーっ…」///プシュー…


蒼野 「はぁ…まぁいい とりあえず食器を洗ったら風呂入らせてもらうぞ?」カチャカチャッ


妖夢 「あっ食器は私が洗うので入ってきてどうぞ」


蒼野 「いいよ 俺が洗うからゆっくりくつろいでろよ 食べてすぐ立つのもだるいだろ?」


妖夢 「いえそんなことは…」


蒼野 「なら俺が洗いたいから洗う それでいいか?」


妖夢 「…わかりました そういうことでしたらおねがいします」


蒼野 「おう!」カチャカチャ タッタッタッ…



妖夢 「…」


魔理沙 「…なんか、夜一って意外と専業主夫とか向いてそうだな 自ら家事をやりたいなんて」


阿求 「そうですね 料理は出来て戦闘に関してもかなりの強者、優しい性格で頭も良い……」


菫子 「…万能すぎるでしょ やっぱり夜一はかっこいいわ!」///


阿求 「そっそうですね それはたしかに…」///カァァ…


魔理沙 「それな!」


妖夢 「…あっあの、みなさんは夜一さんのことが好きなんですか?先程から夜一さんへの思いが強いように感じますが…」


菫子 「えぇもうそりゃあ大好きよ!」///


阿求 「わっわたしもそれなりには…」///プシュー…


魔理沙 「大好きだぜ!あいつは男の中の男だぜ!」


妖夢 「おっおぉ…みなさん一致ですか そこまで強く言うとは……」ヒキ…


魔理沙 「妖夢はどうなんだ?夜一のこと あいつすっげぇ優しいからたぶん惚れるぜ!」


妖夢 「わたしは幽々子さまに仕えてる身なのでそういうことは考えたことありません」


菫子 「考えたことなくても おそらく妖夢さんも夜一の良いところを見せられたら考えがかわるもしれないよ」


妖夢 「…まぁ、それはないとは言えませんが」


阿求 「現にそのひとりが私ですから……」///カァァ…



蒼野 「…洗い物終わったぞ(お前ら…もう少し小さい声で話せよ 丸聞こえだよ……)」タッタッタッ


妖夢 「あっありがとうございます それじゃお風呂の場所まで案内します」スクッ


蒼野 「悪いけどたのむ」


菫子 「あっそれと夜一 夜一の着替えも一応持ってきたけどいる?」ゴソゴソ


蒼野 「っん 持ってきてくれたのか?なら使おうかな」


菫子 「はい かっこいいかはわからないけどわたし的にかっこいいなと思うものを持ってきたよ!」スッ


蒼野 「…しっ白い服か ありがとう」ガシッ


菫子 「あっ…いやだった?」


蒼野 「あぁいや!別にいやじゃないんだが…ただ、すぐダメにしそうで……」


菫子 「…っあ ごめん そっちまで考えてなかった」


蒼野 「なるべくダメにしないようにはするが…もしダメにしたらすまん」


菫子 「あぁいいよ ダメにしたらまた新しいの持ってきてあげるから」


蒼野 「いやそれは悪いんだが…」


妖夢 「…あの、そろそろいきませんか?」


蒼野 「あぁわるい それじゃ案内たのむ」


妖夢 「はい!」



タッタッタッ…


菫子 「…黒い服の方が良かったわね 今からでも持ってこようかな?」


魔理沙 「別にいいんじゃないか?とりあえずは着れればいいんだし」


阿求 「私もそう思います もしダメにしてしまったら、また新しく持ってきてあげればいいかと」


菫子 「そう?なら次持ってくる時にしとこっと」


菫子 「(…それにしても、夜一今からお風呂か…わたしも一緒に入りたかったなぁ)」


菫子 「(もし夜一と一緒に入れたら…)」


菫子 「…っ!!!!!!」///ボッ!!


魔理沙 「…っん どうした?菫子 急に顔を赤らめて」


菫子 「…いえ、なんでもありません(はっ恥ずかしくて入れないわね…さすがに一緒にお風呂はムリだわ……)」///カァァ…


魔理沙&阿求 「「?」」















…深夜 客間



魔理沙 「かー…かー……」


阿求 「すぅ…すぅ……」


妖夢 「すぅー…すぅー……」


蒼野 「…」


菫子 「…夜一 寝ないの?もう0時まわってるけど」


蒼野 「…今のところはな お前こそ寝ないのか?夜遅くまで起きてると肌に悪いぞ」


菫子 「いや私は現実の世界で寝てるからこっちで起きててもへいきだよ?睡眠不足にもならないし」


蒼野 「っえ そうなのか?それじゃ寝てても起きてるのと変わらないのか」


菫子 「そういうことだよ 寝てる時だけこっちに来れるからね」


蒼野 「…なんか、休んでる気しないな 寝てるのに起きてるなんて」


菫子 「そう?現実では寝てるから別にそんな感じはしないけど」


蒼野 「うーん…」


菫子 「…ねぇ夜一 それよりもさ」


蒼野 「っん なんだ?」


菫子 「…今、みんな寝てるよね?」


蒼野 「見ればわかるだろ…みんな寝息立てて寝てるじゃないか」


菫子 「それじゃ今なら大胆になっても平気だよね…?」///モジモジ


蒼野 「…っえ」


菫子 「んっ…」///スッ 唇を差し出してキスをおねだりする


蒼野 「っ!? ばっおまえなに考えてんだ!みんなが寝てる前で!!」///


菫子 「みんなが寝てるからこそするんでしょ?寝てないとできないもん」


菫子 「それとも外に出ればしてくれるの?みんなの前じゃなければしてくれる?」


蒼野 「いやそれでもしないが…俺には綾瀬がいるから」


菫子 「…少しくらい私にもしてよ たしかにメイさんみたいに胸はでかくないけど…」ペターン…


蒼野 「いやべつに胸は気にしてないが…」


菫子 「…ほんと?」


蒼野 「それに関してはほんとに気にしてないよ 胸より相性が合うか合わないかで判断するよ」


菫子 「私とは相性合う…?」


蒼野 「合わなかったらこうやって話ししてないよ 合うから話してるんだろ?」


菫子 「…えへへー!よかった相性が合ってるようで!」///


蒼野 「っ…そうか」ドキッ


蒼野 「(そんなかわいい顔すんじゃねえよ…こっちまで恥ずかしくなるだろ)」///



…ビィィィン!!!!



蒼野&菫子 「「っ!!」」



ビイィィイィイイィィィィンン!!!!!! 外遠くから凄まじい勢いのある音が室内に響いてくる



菫子 「…なに この音?」


蒼野 「…この音 チェーンソーか?勢いある音とこのエンジン音」


菫子 「チェーンソー!?この世界に?家電製品どころか電気も通ってない幻想郷に?」


蒼野 「…」 ビィィィン!!!!


蒼野 「(…この音、マキタのチェーンソーか?それに音が二重に聞こえる…二人いるのか?)」


蒼野 「(一人でチェーンソーを二本使うとは思えない 二刀流チェーンソーなんて扱えたもんじゃねぇ)」


蒼野 「(…まさか、あいつらか…?)」



妖夢 「ーっ…」ブルブル…


菫子 「…っ! 妖夢さん?」


蒼野 「妖夢?」


妖夢 「ーっ…あ やっやぁ…!!」ガクガク…


菫子 「妖夢さん!?」


妖夢 「はっ…あ、こっこな…いで……!!」ハァー…ハァー…


妖夢 「あっ…かはっ……ふっ……!!」ブルブル…


蒼野 「妖夢!おいどうした!目を覚ませ!!起きろ!」ペシペシ


妖夢 「なっ…はっくふ……っ……!!」ピクッ…ピクッ…


菫子 「…うなされてる?まだ寝てるみたいだけど」


蒼野 「みたいだな だけど叩いても起きないぞ 結構でかい声出してるのに起きる気配がない…なんでだ?」


菫子 「…もしかして、なにかかけられてる?」


蒼野 「…かけられてる?」


菫子 「うん なにか呪いや能力、結界とかで悪夢を見させてるんじゃないかな?起こそうと思っても起きないからその類も考えられなくなはいかなと思って」


蒼野 「結界…」


菫子 「…? 夜一?」


妖夢 「…たったす……かっ………!!」ハァ…ハァ…


蒼野 「…もしかしたら」スッ…


ピトッ… 妖夢の頬に手を当てる


蒼野 「【…結界解除】」



キィンッ!!!!



妖夢 「はっ!!」バチッ


菫子 「妖夢さん!」


妖夢 「ーっ…はっあれ……?目が、覚めれた……?」ハァ…ハァ…


蒼野 「だいじょうぶか ちゃんと俺が誰かわかるか?」


妖夢 「…よっ夜一さん、です そして隣にいるのは、菫子さん……」ハァ…ハァ……


蒼野 「よし ちゃんとわかってるようだな うまくいったみたいだな」


妖夢 「ーっ…夜一さん!」ガバッ!!


蒼野 「うぉっと!」


妖夢 「ふえぇえぇぇっっ!!あっありがどうございます!すごぐっすごくごわかったです!!」ウェーン!!


妖夢 「ゆめのながで、ずっとへんなひどにおいがげられてっそれで、それでぇぇ!!」ヒグッグスッ…


蒼野 「…そうか それは怖かったな 目が覚めれてよかったな」ナデナデ


妖夢 「ひぐっずず…はぃ……」グスッ…


菫子 「(いいなぁ…わたしも抱きしめながらなでなでされたい)」


菫子 「(…それにしても、今妖夢さんに触れて結界解除って言ったら結界が壊れた音がしたけど…やっぱり結界で悪夢を見せられてたんだね)」


菫子 「(夜一の能力は結界を操るって言ってたけどやっぱりすごい!さすがだよ!)」


蒼野 「菫子」


菫子 「…っえ?あっはい!」


蒼野 「お前は妖夢と一緒にいてやってくれ おれは外にいるやつを倒してくる(はい…?)」


菫子 「…っえ 夜一1人で行くの!?あぶないよ!だったら私も行くよ!」


蒼野 「いや お前はここでみんなを守っててくれ 妖夢もこの様子じゃまだ戦えないし、なにより魔理沙と阿求が寝てるからここを開けるわけにはいかない」


蒼野 「しかも おそらくだが今回の敵は佐久間グループの一員のヤツらだと思うからよけいに戦わせたくない これ以上お前らを巻き込みたくない!」


菫子 「そんなのいまさらでしょ?そんなこと言ったら阿求や小鈴はもう目つけられてるじゃん 二人はもう目つけられてるのに今さら私も目をつけられたところで変わらないでしょ?」


蒼野 「そっそれはそうかもしれないが…」


菫子 「…でも、今の現状からして私がここに残った方がいいのはたしかね 今から二人を叩き起しても寝起きじゃ話しにならないし」


菫子 「わかったわ ここは私に任せて夜一は先に行って戦ってて!準備が整ったら私たちも向かうから!」


蒼野 「…無茶だけはしないでくれよ?」


菫子 「わかってるわ 佐久間グループのことは外の世界で調べ尽くしてるからどれぐらい危険なのかわかってるから安心して!」


蒼野 「…妖夢 落ちついたら菫子と一緒に行動してくれ いいな?」


妖夢 「ーっ…はい!」グシッ


蒼野 「…」スクッ


タッタッタッ!!…



菫子 「それじゃ私たちもはやく二人を起こしてあとを追いかけるよ!」


妖夢 「はい!」













西行妖付近



ザッザッザッ…


蒼野 「…こっちからか あのでかい…桜の木か?あの辺から音が聞こえるな」



ビイィィイィィィィン!!!!!!


蒼野 「(やっぱりあの付近か しかもやっぱり音が二重に聞こえる これは十中八九あいつらだ!)」


蒼野 「(あいつらの場合はぜったい接近戦になるのはまずい アイツらと真っ向勝負したらマジで殺される!)」


蒼野 「(やるなら一瞬のスキをついてやるしかない 気づかれないように…!)」











? 「あははは!あははは!あはははは!」ビイィィイィィィィン!!!!!! 西行妖の木の傍でチェーンソーをぶん回して踊っている


? 「ふふふ!ふふふ!ふふふふふ!」ビイィィイィィィィン!!!!!! もうひとりと同じくチェーンソーを持ってぶん回して踊っている




蒼野 「…やっぱりあいつらだ チェーンソー姉妹!」周りの木々に隠れて二人を偵察している


蒼野 「(厄介なヤツらが来たな あいつらは二人揃っての佐久間グループの始末屋…しかもチェーンソーを武器に使うから刀相手じゃ不利だ)」


蒼野 「(外にいた頃は遥にも手伝ってもらったから倒せたが…俺一人で倒せるか?)」


蒼野 「…いや 倒せるかじゃねぇ 倒すんだよ!あいつらだけはぜったいに殺さねぇと!!」ググッ




? 「あはは!あははは!あはははは!」ビイィィイィィィィン!!!!!!


? 「ふふふ!ふふふふ!ふふふふふ!」ビイィィイィィィィン!!!!!!




蒼野 「…しかし あいつらあそこでチェーンソーぶん回しながら踊ってるが…なにやってんだ?」


蒼野 「(木を切ってる様子はない…あのでかい木に傷跡がついてないから切る目的であそこにいるわけじゃなさそうだな)」


蒼野 「(だとしたら何してる?ただ踊ってるだけ?いやそんなわけないよな そんな意味のないことをするわけが…)」



ビイィィイィィィン!!!!!! 蒼野の背後からチェーンソーの凄まじい音が鳴り響く


蒼野 「っ!?」バッ!!


? 「ウガァァァァ!!!!」ブォンッ!!!!


蒼野 「あぶねっ!!」シュンッバッ!! 瞬時にしゃがんですかさず前に飛び跳ねる


? 「フゥー!!フゥー…!!」バルルルルル… 変な覆面を被って黄色いエプロンを付けた大男がチェーンソーを持っている


蒼野 「(なっなんだこいつ!?てかデカ!!めっちゃ身長たけぇ!!)」


蒼野 「(こんなやつ見たことねぇぞ!まさかこいつ 新しい佐久間グループの一員か!)」スゥー…スチャッ 蒼の刀を抜いて構える


? 「ウガアァァァァ!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!!


蒼野 「ーっち!奴らの一員みてぇだな なら殺すまでだ!」サンッ!!



ザンッ!!


蒼野 「っな!?」


? 「ガアァアァァッッ!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!! 腹を切られてエプロンが切れるが血が一切出ない


蒼野 「(ちっ血が出ない!?バカなっ!今完全に切ったはずだ!!なぜ出ない!?)」


? 「ガアァアァァッッ!!!!!!」ブォンッ!!!!


蒼野 「(やべっ!!)」スッ!! 刀を前に出して防御体制に入る



ガギギギギギギッッ!!!!!!


? 「グオォオォォォッッ!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!!


蒼野 「ーっくぅ!!」ギギギギギギッッ!!!!!


蒼野 「(まずいっ…刀が!!)」


? 「フゥオォォォッッ!!!!」ブォンッ!!!!


蒼野 「うぉっと!!」ブン…スタッ チェーンソーでぶん投げられて離れた場所に飛ばされる


? 「ウガァァァァァッッ!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!!


蒼野 「(くそっ!こいつ力もつえぇ!チェーンソー持ちながら軽々と俺をぶん投げやがったぞ!!)」


蒼野 「(しかも今のチェーンソーのせいで蒼の刀がボロボロになっちまった…これじゃ使い物にならない)」


蒼野 「(あのやろう…よくも綾瀬の形見の刀を!!)」スチャンッスー…スチャッ 蒼の刀を鞘に収めて草薙の剣を抜き取る


? 「フゥー…!フゥー……!」バルルルルル…


蒼野 「…おまえ 名前は?佐久間グループのどこに属するやつだ」



? 「その人はレザー・フェイスよ 夜一」蒼野の後ろから問いかける


蒼野 「っ!!」バッ!!


? 「うふふ また会えて嬉しいわ?」


? 「ほんとね まさかここで会うなんて思ってもなかったわ」


蒼野 「…Ride Left」


ライド 「あら ちゃんと覚えていてくれたのね 嬉しいわ」


レフト 「それなら自己紹介は…と言いたいけど、新しい面子がいるから紹介しないとね」


ライド 「おいで Center」


センター 「ウガァァァァ!!!!」バッ!!



ドスンッ!!センターはライド、レフトの間に飛んで着地する


ライド 「それじゃ改めまして…」


ライド 「わたしはRide 佐久間グループ暗殺部隊所属」


レフト 「わたしはLeft おなじく佐久間グループ暗殺部隊所属」


ライド 「そして…」


センター 「ウガァアァァァ!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!!


ライド 「この人はセンター 別の世界から連れてきた殺人鬼よ」


レフト 「一応喋ることはできるのだけど 基本的には話が通じないわ」


ライド 「けど…力は絶大よ この人の力は私たちも顔負けするほど」


レフト 「あっちなみに言っておいてあげるけど この人に傷つけることはできないわよ 私たちの魔術で不老不死状態だから」


蒼野 「…だから切っても血が出なかったのか 納得したよ」


レフト 「うふふ やっかいでしょ?物理攻撃しか持ってないあなたからしたら相性最悪よね」


ライド 「しかも私たちにもかかってるからあなたは私たちを倒すことはできない…もうわたしの勝ちは確定ね」クスクス


蒼野 「…へぇ 勝ち確定ねぇ?」ニヤッ


レフト 「? なにを笑ってるの?負けが見えておかしくなった?」


蒼野 「いやぁ お前たちがバカ正直に話してくれたおかげでお前らの負けが見えてな!ついにやけちまったよ」ニヤニヤ


ライド 「…なに?」


蒼野 「なぁお前らよ ここの庭師に悪夢を見せてたろ?今まだ見てるか?」


レフト 「…ライド 見てる?」チラッ


ライド 「ちょっとまって……」スゥ… 先ほど西行妖の周りで踊っていた場所を見る


ライド 「…っ! 見てない!」


レフト 「なにっ!?」


蒼野 「…へぇ?そっちに魔術のものがあるのか?」ニヤッ


ライド 「っ! レフト!センター!」


レフト 「行かせないわ!!」ビイィィイィィィィン!!!!!!


センター 「ウガァァアァァァァ!!!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!!


蒼野 「おせぇんだよ!チェーンソー回すのがよ!!」ダンッ!! ライドたちをすり抜けて西行妖のもとに駆け込む


ライド 「(まずい!!)」ビイィィイィィィィン!!!!!!


レフト 「キエェエェェエェェェッッ!!!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!! チェーンソーを上に持ち上げて勢いよく蒼野に向かって走っていく


センター 「フウゥゥッ!!ヴゥゥッ!!ヴゥゥゥッ!!!!」ブゥンブゥンブゥンブゥン!!!!!! 蒼野を追いかけながらチェーンソーを左右にぶん回していく


ライド 「ヒャッハアァァァッッ!!!!!!」ビュイィィィィィン!!!!!! 真っ直ぐにチェーンソーを構えながら蒼野に向かって直進していく



蒼野 「ーっ!!」ザザザザッッ!!!!…


蒼野 「(奴らはこっちを見てた!そして奴らはこのでけぇ桜の木の下で変な踊りをしてたからこの下に魔術のものが!!)」



レフト 「キャハハハハ!!死ねぇ!!」ブォンッ!!!! 蒼野に追いついてチェーンソーで切りつける


蒼野 「おっと!」ヒョイッ すぐさま身体を横に傾かせてチェーンソーを避ける


ライド 「ヒャアァァァッッ!!!!」ブゥゥン!!!! 蒼野に追いついてチェーンソーを突きつける


蒼野 「ーっジャマだ!!」ゲシッ!!


ライド 「なにっ!?」ザシュッ チェーンソーの横部分を蹴られてバランスを崩し地面に刺さる



センター 「ウガァァァァッッ!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!!



蒼野 「(よし!あいつはまだけっこう遠くにいるな これなら消せる!)」ザザザザッッ!!!!



ライド 「ーっち!センター 行けェ!!」ガシッ センターの腕を掴む


ライド 「うおぉぉおぉぉりぁああっ!!!!」グルグルグルグル…ブンッ!!!! センターを遠心力で吹っ飛ばす



センター 「ガァアァァァッッ!!!!」ブンブンブンブンッ!!!!!!


蒼野 「うぉっ!?マジかよ!」ザッ!! 横に身を投げてセンターの攻撃を避ける


センター 「グフゥゥゥッッ…」ズザァー… 上手く着地して電車道を作って立ち止まる


蒼野 「ーっあと少しなんだよ 邪魔すんじゃねぇ!!」ザッ!!


レフト 「行かせるな!センター!」


センター 「ウガァアァァァッッ!!!!」ビイィィイィィィィン!!!!!!



蒼野 「ーっ…」ザザザザッッ!!!!


蒼野 「(…あった!やっぱり魔法陣が書かれてる!あれを消せば!!)」


センター 「ガアァアァァァッッ!!!!!!」ブゥンブゥンブゥンブゥン!!!!!!


蒼野 「ーっち!うぜぇんだよ このデカブツが!!」スッ…ヒュンッ!!



ヒュンヒュンヒュンヒュン…ドスッ!!!!


センター 「ガアァアァァァッッ!!!!!!」両目に飛んできた小刀に切りつけられ視界を閉ざされる



蒼野 「よし!上手く当たったな これで…!!」スッ… 魔法陣が描かれている部分に手を伸ばす


ライド 「しま…!」



バンッ…


キィンッ!!!!


魔法陣 「」シュゥゥ… 蒼野に触れられて魔法陣が解除される