《プロローグ》

2010年、それは突如として現れた。

日本領海海上

客船内

船員1｢ん？なんだあれは...？｣

船員2｢...人だと？｣

船員1｢そんなわけあるか！ここは海の上だぞ！水の上に人がたってるなんて..！｣

船員2｢とにかく今すぐ船長に報告だ！｣

プルルルル

船長｢こんな時間に内線か？｣

ｶﾞﾁｬ

船長｢どうかしたのかこんな夜中に｣

船員2『大変です！航路上に何やら大砲のようなものを背負った人影を観測致しました！)』

船長｢....殺されたいのか？そんなつまらない冗談を言うためにわざわざこんな時間に内線を飛ばして来たというのか！！｣

船員2『す、すみません！で、ですが本当に、(ﾎﾞｩｰﾝ)』

船員2『え？』

ﾄﾞｶﾞｧｧｧｧﾝ

その後船は沈み船員、乗客の全てが海の藻屑と化した。

後日自衛隊が事件当時の海域を調査したところ資料と全く同じ人影を観測。対話を求めるが砲撃を受け轟沈。残された映像を見た海軍はこれを“深海棲艦”と呼んだ。

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