提督「…最近冷えるようになってきた」

提督「というかめちゃくちゃ暑かったのに、一瞬で冷えたな」

提督「季節の変わり目は体調を崩しやすい理由が分かった…」

提督「…艦娘たちは大丈夫だろうか」

提督「コーヒーを入れてきたが…」

提督「…」ｽﾞｽﾞ

提督「…朝は本当に寒いな、廊下は特に」

提督「鎮守府の暖房のスイッチを入れてきたが、まだまだ時間がかかるだろう」

提督「今日の秘書官は…霞か」

ｶﾞﾁｬ

提督「おっ…おはよう」

霞「…ぉはよ、司令官」

提督　ﾌﾞｯ

霞「きゃっ！な、なんでコーヒーを噴いてるのよ！クズ！」

提督「い、いや…すまない」ﾌｷﾌｷ

提督（気のせいか？今、司令官って…）

提督「寒くなかったか？」

霞「クズ司令官はこの程度の寒さで根を上げるのかしら？」

提督「いや、そういう訳では…」

霞「じゃあ無駄口をたたかないでシャキッとして！」

提督「…うん」

霞「ｸｼｭﾝｯ‼」

提督「ん？」

霞「な、なによ！？」

提督「いや…」

提督（かわいい）

霞「ほらほらさっさと仕事するわよ！！」

提督「はい…」

提督「…」ｶｷｶｷ

霞「…ぅ」ｶｷｶｷ　ﾌﾗﾌﾗ

提督　ﾁﾗ

提督「…霞、顔真っ赤だけど大丈夫か？」

霞「だ、大丈夫よ！自分の仕事をしなったら！！」

提督「いや、見てわかるレベルで霞「うるさいっ！！」

提督「…霞が大丈夫ならいいんだ」

霞「…ふんっ！」

霞（…）

霞（うぅ…体が熱い…すごくイライラするし…）

霞（司令官に当たっちゃった…）

霞（ふらふらして文字も書けない…私が風邪をひくなんて…！）

提督（…どう見ても大丈夫じゃないよな）

提督（何とか説得して休ませないと）

提督（でもあたりが強くて怖いんだよなぁ…）

霞「…うぅ」ｶｷｶｷ　ﾌﾗﾌﾗ

提督（…いや、言わなきゃだめだな）

提督「な、なぁ霞…」

霞「…なによ」ﾁﾗ

提督「その…体調が悪いならな…今日は秘書官を変わってもらって…」

霞「なにそれ！私が頼りないって言いたいの！？」

提督「いや、そういう訳じゃ…」

霞「じゃあなんなのよ！」

提督（叫ばせてしまって余計顔が赤く…）

提督（…強気に行くしかないか）

提督「いい加減にしろ！！」ﾄﾞﾝ

霞「ひぁっ！」！ﾋﾞｸｯ

提督（ひぁっ？）

提督「…こんな状態で執務ができるわけないだろう！」

霞「あ…わ、わたしは」

提督「こんなに顔が真っ赤で…額を借せ！！」ｽｯ

霞「…ぅ」///

提督「…」

提督（思ってた以上に熱い！）

提督「すぐ医務室に行くぞ！」ﾀﾞｷｱｹﾞ

霞「ぁ…」///

提督「風邪という事だったが…」

霞「だ、だから言ったでしょこのくず…」

提督「ベットの上から動けないのによく言うな」

霞「く、くず司令官が寝かせたんでしょ！」

提督「あぁ、霞に何かあったら困るからな」

霞「ぅ…」///

提督「今日はもう休むといい…執務は全部俺がやっておくから…」