2016-02-02 22:51:05 更新

前書き

花騎士1周年と現行イベントの人気投票応援のために書きました。
拙文ですが読んでいただけると幸いです。


 ここはウィンターローズ、絶えず降り積もる雪に、氷で覆われた大地。スプリングガーデンでも特に厳しい環境にある国である。


そんな極寒の地を、それも真夜中に外を出歩く男がいた。


その男は団長。世界を脅かす敵、害虫を倒すために世界花の洗礼を受けた女性――フラワーナイトを束ねる存在だ。


男はある場所へと向かっていた。そこは、このウィンターローズの雪原を越えた森に、ポツンと建っている大きなお屋敷、そこの主に招かれたのだ。


雪に足が沈むのを煩わしいと思いながらも、男は進んでいく。やがて、目的地へと辿り着いた。


男は屋敷の門を開け、入口のドアをノックした。


「・・・・・・・・・・・・」


返事はない。しかし、いつも通りのことだ。


男は過去に何度もこの屋敷を訪ねており、ここの主が来客を歓迎するような性格ではないということを重々理解していた。


不用心にも鍵は掛かっていない。だから、勝手にドアを開けた。


屋敷の中はシンと静まり返っている。


しかし、そんなことは気にも掛けず、男は足のつま先で地面を叩き、靴底にこびりついた雪を払った。


今頃は呑気に居間で紅茶でも啜っているだろう。主の居場所におおよその見当を付けて、男は歩いて行った。そして、今へと続くドアを叩く。


「入りなさい」


今度は声がした。高圧的な女性の声、それを聞いてから男は部屋の中へと入っていった。


「いらっしゃい、待っていたわ。え? 待っていたなら出迎えてくれって? 嫌よ面倒くさい。それに、あなたなら自由に出入りしていいって言ってるじゃない」


屋敷の主――名はカトレア。フラワーナイトでも特に優れた実力、素質を備えている者に贈られる、「虹」の称号の持ち主だ。


立っているだけで周囲の人々に影響を及ぼすほどの凄まじい魔力を有しており、その力がいずれ彼女自身を不幸にしてしまうのではないかと


危惧したあるフラワーナイトが、彼女をこの屋敷に幽閉した。


外の世界を知らずに育った彼女は、その絶大な魔力にも負けないくらいに高飛車な性格で、それでいていつもどこか寂しそうな瞳をしていた。


「まあいいわ。それよりもほら、手を出しなさい」


言われて男が右手を差し出すと、カトレアはその手をぎゅっと握った。


すると、先程まで寒さに晒されていた男の手は、見る見るうちに元の体温を取り戻した。それだけではない。屋敷の中も暖かかった。


暖房が点いているようには見えない。炎の魔法を操る彼女ならではの芸当だった。


「ざっとこんなものね。さて・・・・・・」


カトレアは握っていた手を、今度は男の下腹部へと移してから、ゆっくりとなで回した。


「言い付けは守ってきたでしょうね?」


そしてそっと耳元で囁いた。男は首を縦に振る。


「ならいいわ。それじゃあ、始めましょう? 付いてらっしゃい」


カトレアはそう言って居間から出て行った。男もその後を追う。二人が向かったのは、屋敷にある浴場だった。


今は人払いをしているが、カトレアは普段は使用人であり、友人でもある三人のフラワーナイトと一緒に暮らしているため、そこは


公衆浴場並みの広さがあった。


二人は服を脱いでいく。互いに隣にいる者の性別を意識している様子はない。二人は既にそういう仲なのだ。


カゴの中に衣服を入れて、二人は湯気の立ち込める浴場へと入っていった。


「まずはそこに座りなさい」


カトレアが指差したのは、シャワーを浴びるときに用いる、身体を乗せるための台座だった。男はすぐにそこに座る。


「ふふ、どうやら本当に言い付けを守ってきたようね。私が触る前からこんなにしちゃって・・・・・・」


カトレアは男の股間を凝視する。外を歩いていたときは寒さで縮こまっていた男のイチモツは、今や意思を持って暴れだし、


天をも衝かんとする勢いで怒張していた。


こうなるのも無理はなかった。男はこの日までの二週間、他のフラワーナイトと肉体を交えるのは勿論、自慰行為すら禁止するよう


カトレアに命じられていたのだ。強制力も無い単なる命令であるため、律儀に守ることもなかったのだが、男はこの日を全力で愉しむために、


そしてカトレアを悦ばせるため、敢えて言い付けを破らずにいた。


「それじゃあ、まずは我慢できたご褒美をあげるわ」


カトレアが床に膝をつく。


「ほら、あなたの大好きな生おっぱいよ、しっかり味わいなさい」


そして、自身の豊かな二つの膨らみで、男のイチモツを挟み込んだ。


「さて、どこまで持つかしら?」


さらに、その状態で上下、左右、前後に身体を動かした。その度に、弾力性のあるたわわな果実がペニスをしごいていく。


始まって早々、男に腰が浮かび上がる程の快感が襲ってくる。だが、男とて何人ものフラワーナイトと行為を重ねてきた豪傑。


これしきのことで根を上げたりはしなかった。


「ふうん、中々やるようになったじゃない。なら、これはどうかしら?」


カトレアは、挟んだままの姿勢で顔を近づけて、男のペニスの先端を口に含んだ。


「んう・・・・・・じゅるる・・・・・・んっ・・・・・・んむう」


先程とは違う快楽の波が男に押し寄せる。思わず身体がビクンと跳ねたが、どうにか持ち堪えてカトレアの方を見た。


彼女はわき目もふらず、目の前の剛直にしゃぶりついている。


自分では気付いていないのかもしれないが、尊大な振る舞いの目立つ彼女は今、男のペニスを前にして自分から跪いているのだ。


そう考えると、男の中に芽生えた征服感が彼の興奮をより一層掻き立てた。


そして、いよいよ抑えきれなくなったのか、男のペニスが徐々に脈打つ。


カトレアは、なおも搾り取るようにペニスを吸い上げる。やがて、限界が訪れた。


――ドクンっ


「んっ⁉ ひ、ひゃあああ⁉」


男は射精の直前、カトレアの口からペニスを引き抜いた。結果として、カトレアの顔と胸が白濁で汚された。


「もう、いきなり引き抜くんじゃないわよ。びっくりしたじゃない」


カトレアは立ち上がって、シャワーで付着した精液を洗い落としてから、近くに掛けてあったタオルで顔を胸を拭いた。


「ふう・・・・・・。それじゃあ、次はあなたの番よ」


そう言ってカトレアは、台座に座っている男の膝の上へと跨った。


「さあ、あなたは私に何をしてくれるのかしら?」


カトレアの柔らかな肌が密着する。たったそれだけのことでも男の頭は熱を帯びたかのようにくらくらとした。


男はまず、カトレアの左腕を持ち上げて、無垢な腋へと舌を這わせた。


「ん・・・・・・あぁん・・・・・・!」


カトレアがくすぐったそうに身悶えた。


「んっ、あなた、ホント好きよねえ、それ」


ペロペロと腋を舐めながら、男は抜け目なく左手をカトレアの胸へと持っていく。


「んあっ・・・・・・あん・・・・・・いいわ、もっといっぱい揉んで?」


指が埋もれる程の大きさと柔らかさ。男は丁寧に、時に乱暴にカトレアの胸を蹂躙していく。


手の中で形を変えていく膨らみに、男はすっかり虜になっていた。


「ね、ねえ。乳首、もっといじってよ・・・・・」


カトレアが切なさそうな声を上げる。鮮やかな桃色の突起はピンと勃っており、その存在を主張していた。


彼女のおねだりが聞きたくて、意図的に触れないでおいたのだ。


男は腋へのアプローチを中断して、胸の先端に顔を近づけて、おもむろに乳首を舐り始めた。


「あ、あん、ふわあああん・・・・・・。それ、気持ちいいのお・・・・・・」


カトレアが両腕を男の後頭部に回して、少しでも快楽を貪ろうと頭を自分の胸に押さえ付けた。


男はそれに応えようと、彼女の乳首を吸い上げ、舌で転がし、甘噛みする。


「あっ、やっ、だめえ! 気持ちいいのが止まらなくなっちゃうううう!!」


男はとどめと言わんばかりに、左手の親指と人差し指でもう片方の乳首をつまんで、グリグリとしてから引っ張った。


「も、もう・・・・・・イク・・・・・・んあぁぁぁぁ!!」


カトレアは身体をビクンと反らして絶頂する。そして、そのまま前のめりになり、自分の体重を男に預けた。


「はあ・・・・・・はあ・・・・・・・。い、今のは良かったわ。褒めてあげる」


カトレアはしばらく男にもたれかかった状態で息を整えてから、再び体を起こした。


「ねえ、そろそろ欲しいの。あなたの・・・・・・これ」


そして、男のペニスにそっと手を触れた。


「・・・・・・え? そこの壁に手を付けるの? はあ・・・・・・あなた、後ろから犯すの好きよねえ、まるで獣みたい」


そう言いつつも、カトレアは言われた通り壁に手を付いて、男に向かって尻を突き出す姿勢を取った。


「ほら、ここよ? あなたのおちんちん、早くここに挿れて・・・・・・?」


カトレアは右手で自分の性器を広げてみせる。花の名前を持つ彼女が持っているもう一つの花。


それは見る者を狂わせる淫らな愛蜜をしとどに滴らせており、蠱惑的な雰囲気を漂わせていた。


男はまさしく、甘い香りに引き寄せられた愚かな蟲だ。遂には思考すらも放棄し、自らの滾る獣欲を目の前の花弁へとあてがった。


「ふわあぁぁぁぁん!!」


先程の前戯でカトレアの膣内は十分に濡れており、男のモノを容易に滑らせた。ペニスが奥まで入ったことを確認した男は、


カトレアの両胸を鷲掴みにしながら前後に動き始めた。


「あ、あんっ、あんっ・・・・・・。んああ、おっぱいも、オマンコも、気持ち良すぎい・・・・・・!」


パン、パンという小気味のいい音と、カトレアの艶声が浴場に反響する。男は止まらなかった。


美女、美少女ばかりのフラワーナイトに囲まれながらの二週間に渡る禁欲生活の苦痛は、想像を絶するものだった。


だが、それももう終わり。我慢の必要などない。この二週間で溜めてきた一切合切を、余すところなくカトレアにぶちまけるのだ。


男の腰の動きはさらに激しくなっていった。


「んひいぃぃぃぃぃぃ!? そ、そんなにしたら、オマンコが壊れちゃううう、壊れちゃうのお!!」


カトレアもまた、腰をくねらせて男のペニスを刺激する。


普段の気が強そうなツリ上がった目はトロンと垂れ下がり、快楽に溺れる雌の顔を作っていた。


幾度となく繰り返されるピストン運動、その度にカトレアの膣内はきゅうきゅうとペニスを締め上げていく。


男は、本日二度目の限界を迎えようとしていた。


「はあ、はあ・・・・・・イ、イクの? いいわ、出して? あなたの子種、私のオマンコにいっぱい出してえええ!」


その言葉と共に、男は貫かんというばかりの勢いで、カトレアの子宮目がけてペニスを突き刺す。


そして、二週間の時を経て熟成された精液を、惜しみなく注ぎ込んだ。


「んっ、んあああああ!! 出てる・・・・・・熱いのが出てるううううううう!!」


自らの腹部を叩く熱い感触に、カトレアもまた全身が震え上がる程の絶頂に達した。


「はあ・・・・・・はあ・・・・・・」


男はペニスを引き抜く。その反動で後ずさり、そのまま尻もちをついた。


カトレアは昇天したというような表情でその場でうつ伏せになって倒れる。陰部からは、収まりきらなかった精液が零れ落ちていた。


「ふふ、こんなに出されたら、妊娠は確実ね。でもいいわ、あなたとの子供なら、見てみたいかも・・・・・・」


二人はしばらくの間快楽の余韻に浸る。淫靡な音を失った浴場は、元の静寂を取り戻して二人を優しく包んでいた。





後書き

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
これを見てくださった方々、よろしければ花騎士の現行イベントの人気投票で、カトレアに票を投じていただけると幸いです。


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