穂乃果「私たちは負けない」
初投稿です。至らないところもありますがよろしくお願いします。
リアル優先なので更新は遅くなりますが勘弁してください ラブライブ&ダンガンロンパのパロ
[プロローグ ファイトだよ]
あれ…いつの間に寝ちゃったみたい?段々と脳が覚醒してきて視界のはっきりきた!でも頭がガンガンして
ちょっと体もだるい…私そういえばここで何していたんだっけ?記憶をたどろうとするが何か霧がかかった
みたいに何も思い出せない…何か大切なことがあったような?? まあいいか 私 ファイトだよ!!
穂乃果 「それにしての海未ちゃんもことりちゃんもひどいな~ 穂乃香を置いていくなんて起こしてくれてよかったのに! どこに行ったんだろう?」
ふと黒板に書かれている字が目に入った 「卒業」
穂乃果 「…………卒業?……卒業式?………あああぁぁぁぁぁ忘れてた今日卒業式の日だ!!!」
教室の時計は9:50
穂乃果 「卒業式は10時からだから走っていけばまだ間に合う うわあぁぁぁん生徒会長が遅刻なんて聞いたことないよ
なんで誰も起こしてくれないの!!」ダッシュ
穂乃果 「はぁはぁ…何とか…ゼィゼイ…講堂の到着!! 海未ちゃんに怒られないようにコッソリ裏から入ろう」コソコソ
穂乃果 「あれ……海未ちゃんとことりちゃんと…あと、誰だろう? 」ソロリ
穂乃果 「海未ちゃん、ことりちゃん おはよう~」ビクビク
海未 「穂乃果 今までどこにいたのですか!心配しましたよ 電話もメールもしたのに返信がないのですから…ちゃんと携帯ぐらいチェックして下さい まったく」
ことり 「穂乃果ちゃん ことりも心配したんだよ!生徒会室にも教室にもいないんだもん でも無事でよかった」ウルウル
穂乃果 「ごめんごめん ついうとうとしてたらそのまま寝ちゃった えへへ って無事ってどういう意味? 」
海未 「まったくあなたはふざけているんですか?卒業式なのに講堂はおろかここまでくるのに生徒や先生方に会わないなんて異常ではありませんか」
穂乃果 「えへへ 急いで来たからあまり気にしてなかったよ 確かに誰とも会ってない」ガタガタ
海未 「もう少し周りを見て行動してくださいと毎回毎回 口を酸っぱくして言っているではありませんか!……クドクドクド」
穂乃果 「ことりちゃん あの人達って知ってる?」コッソリ
ことり 「ことりと海未ちゃんが講堂に来た時には、もう先にいたよ!! 確か金髪の人は前生徒会長の絵里先輩でその隣の人は前副会長の希先輩
あとは1年生かな?あ…ツインテールの人はリボンの色が三年生だね」ヒソヒソ
穂乃果 「でもなんで9人しかいないんだろう?共通するのって音ノ木坂の生徒くらいだと思うけど…何か大切な事を忘れてい 海未 「聞いているのですか穂乃果!!!」
穂乃果 「うわぁ…次から気を付けるから もう海未ちゃん ごめんって」
ことり 「穂乃香ちゃんも反省してるみたいだから、もうこれくらいにしよう 海未ちゃん」
海未 「ことりがそこまで言うならこれくらいにしましょう」
穂乃果 「海未ちゃん ことりちゃんに甘くない?穂乃果にも優しくしてよ」
海未 「日頃の行いの違いです もっとしっかりして下さい」
ことり 「あはは」
うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ お前ら檀上にちゅ~~~もーーーーく
一同 「!!!???」
ダンっと大きな音がしたと思ったら檀上に白と黒の熊のぬいぐるみが現れた マスコットにしてはちょっと趣味が悪そう
穂乃香はぬいぐるみ自体は嫌いではないけど…あれはそんなんじゃない見ててちょっと不愉快な感じがする特に目が…嫌
??? 「うぷぷぷぷ お前らハトが豆鉄砲食らったような顔してるよ 高校生なんだからもっと可愛いリアクションしろよ!!」
絵里 「あなたは誰なの?いきなり大きな音で登場されたら誰でも驚くは 」
??? 「うぷぷぷ 流石は前生徒会長 こんな状況でも冷静ですね 僕はモノクマ 音ノ木坂学院の理事長だ!!!」
一同 「!!!!!!!!」
ことり 「うそ…そんなはずないよ 理事長はお母さんだもん モノクマさんじゃないよ」
モノクマ 「もう~~いきなり大声出さないでよ 僕はこう見えて低血圧なの 君のお母さんは前の理事長で僕が新理事長」ドヤァ
ことり 「そんな…」アオザメ
絵里 「ところで何でわたし達しか講堂にいないのかしら校舎の窓や出入口には板やくぎが打ってあったり携帯は圏外で外の繋がらない
今の現状外との連絡がすべて遮断されてる なんでこうなっているか知っているのよね?」
穂乃果 「え…そうなの」ガタガタ
海未 「ここに来るまで気づかなかったのですか」ハァァ
ことり 「あはは」
モノクマ 「そんなにいきなりそんなに質問してこないでよ!! 低血圧だってさっきから言ってるじゃん ちゃんと話聞けよ」
絵里 「分かったから早く質問に答えてくれるかしら あと前生徒会長っていうのやめてくれないかしら ちゃんと私には名前があるの 」
モノクマ 「分かりましたよ 絢瀬さん 今から質問に答えますから お前らちゃんと耳の穴かっぽじって聞けよ」
穂乃果 「あの~モノクマ…ちゃん」
モノクマ 「もうなんだよ~!!ちゃんと質問に答えるっていってるじゃないか 」
穂乃果 「穂乃果…ちょっとお花摘みに行きたいですけど」ブルブル
一同(モノクマ含み) 「・・・」
モノクマ 「お花でも果物でもなんでも摘んで来いよ!まったく、もういい 一時間休憩 11時半に講堂集合」
そしてまた、ダンと大きな音と共に檀上からモノクマと名乗る白黒のクマの姿が消えた
緊迫していた状態から一気に開放されて体から力が抜けでその場に座り込む 周りを見渡しても座っている人
表情ほっとしてる人 何だかんだあの状態が続いたらどうにかなっちゃうよ それに…たまに
ある 嫌な予感がする時 多分これから大変な事が起こるような……気がする…
うみこと 「穂乃果(ちゃん)大丈夫(ですか)」
穂乃果 「うん、大丈夫ちょっと力が抜けただけだよ お花摘みに行ってくるね」
ことり 「穂乃果ちゃん ことりも一緒についていくよ」
穂乃果 「ことりちゃん ありがとう よろしくね」
海未 「穂乃果もことりも気を付けて下さい 私は気になる事があるので知らべてますから。といっても講堂内ですが」
穂乃果 「海未ちゃんも気を付けてね じゃあ行こうか」
穂乃果&ことり 1F女子トイレ中
ことり 「穂乃香ちゃん どうしてこんな嘘ついたの?」
穂乃果 「う~ん やっぱり気づいちゃったか 海未ちゃんも気づいてたみたいだし流石幼馴染だね」
ことり 「もしかして 嫌な予感がしたの?」
穂乃果 「うん、あの話の続きを聞いたら大変な事が起こる気がしたんだよ 思い違いだといいんだけどね」
ことり 「思い過ごしだといいね」
(穂乃果ちゃんの嫌な予感…本人はあまり自覚していないけど良く当たるだよね 海未ちゃんも動いているし
多分…ううん、絶対に良くない事が起こる 用心しないと )
穂乃果 「でも、せっかく来たからちょっと行ってくるね」バダン ガチャ
ことり (流石穂乃香ちゃん、こんな状態でも全然動揺してないや ことりは怖いよ お母さんもどこか行っちゃったし
穂乃香ちゃんや海未ちゃんもことりを置いて何所かに行っちゃいそうで うぅぅ 二人のためにも頑張らない
と二人ともことりが絶対に守るよ…命に代えても)
穂乃果 「ことりちゃん、お待たせ じゃあ戻ろうか」
ことり 「そうだね あまり遅くなると海未ちゃん心配しちゃうもんね」
再び講堂
穂乃果 「海未ちゃん ただいま戻りました」
海未 「ちょうど良い所に帰って来ましたね 穂乃香、ことり今から自己紹介するらしいのでこっちに来てください」
さっきまでバラバラだった私たち9人は講堂の中心に円状になるように座った 前の人すごい大きい胸…穂乃香も後1年で
あそこまで成長するのかな?まあ海未ちゃんには勝ってるからいいか…
海未 「穂乃香、今私に失礼な事思いませんでしたか」ビシ
穂乃果 「な ななんにも思ってないよ 嫌だな あは、あはははは」
(やっぱり、鋭い ガタガタ)
絵里 「じゃあ 私から自己紹介するは、私の名前は絢瀬 絵里 3年生よ 知っている人もいると思うけど前生徒会長
あとは…ロシアのクォーターっくらいかしら この金髪は自毛よ それで超高級の女王よ」
穂乃果 「超高校級の女王…?? って超高校級って何???」
海未 「あなたはもう、超高校級…も知らないのですか 何のために音ノ木坂に入学したのですか」
穂乃果 「音ノ木坂に入学したのは…お母さんもおばあちゃんも卒業してて家から近かったから…です」
海未 「ふ・ざ・け・て・いるのですか」ピキピキ
ことり 「穂乃香ちゃん 超高校級ってのは高校生でありながらその分野では一流の人のことを指すんだよ 音ノ木坂学院は
その人の才能をさらに伸ばせるように国ぐるみで行われている学院なの…」コソコソ
穂乃果 「海未ちゃん 分かってるってちょっとボケただけだよ」
(ことりちゃん ありがとう)
海未 「あまり、私を怒らせないでください」
絵里 「夫婦漫才は終わったかしら 質問がないようなら私の自己紹介は終わるわ」
海未 「夫婦漫才なんかしてません 誤解です」カァァァ
穂乃果 「海未ちゃんと夫婦かぁ悪くないね」ぎゅうぅぅ
海未 「穂乃果もからかわないでください」顔真っ赤
ことり 「…」
希 「じゃあ、次はうちの番やね うちは東條 希 えりちと同じ3年生やで う~んと超高級の占い師
でスピリチャルガールって呼ばれて事もあるくらい占いの正解率が高いのが自慢やね…何と80%」
穂乃果 「正解率 80%すごいすごいよ 希ちゃん テストでも満点とれるし迷った時も助かるね」
希 「といっても自分には使えんし、カードで占いと効果発揮せんけどね 結構面倒くさいんよ」
海未 「その能力で私たちの置かれている状況とかはわからないのですか?」
希 「占って見たんけど何回やっても出ないんよ 最近調子悪いみたいなん」
海未 「そうなのですか…残念です」
穂乃果 「そんな暗い顔しちゃだめだよ 幸せが逃げちゃうよ」
ことり 「そうだよ 海未ちゃん ファイトだよ」
穂乃果 「ことりちゃん それ穂乃香のセリフだよ 悪い子にはお仕置きだ こちょこちょ」
ことり 「穂乃香ちゃんくすぐったい、くすぐったいよ やめてよ~ 」アハハハハ
海未 「クス まったく穂乃香は…ありがとうございます」ボソリ
穂乃果 「お仕置き終了 ふぅ すっきりした」
ことり 「穂乃香ちゃん…もっとして~」ベタベタ
穂乃果 (変なスイッチ入っちゃった…すぐ戻ると思うけど、戻った時の顔真っ赤にしたことりちゃんも可愛いんだよね
だからこのままで良いかな。それにこの状態で無理に抵抗すると…)
希 「元気ええな うらやましいやん!けど先輩の話を聞かない人はわしわしMAXや」わしわし
穂乃果 「うわぁぁ の のぞみちゃん や やめて~~」
希 「ええ胸してるな!この膨らみ有望株やん これからの成長が楽し… バシ」
不意に希ちゃんの手が止まった。穂乃香は海未ちゃんの顔を見た 予想通り 青ざめいた
希 「こ ことりちゃん?うちの腕放してくれへんかなちょっと痛いんやけど…」ビクビク
ことり 「や……ど…せ」
穂乃果 「こ とりちゃん、そんなに怒っちゃダメだよ。穂乃香は大丈夫だから」
ことり 「穂乃香ちゃんから…その手を早くどかせろ-----」
穂乃果 「ことりちゃん 駄目暴れちゃダメだよ」
穂乃果よりことりちゃんの行動の方が少し早かった、ことりちゃんの左手はもう握り拳になって希ちゃん
めがけて放たれていた。怖くなって目を瞑りその数秒後 ドカァ っと鈍い音が穂乃香の耳元でして周りが静かになった
恐る恐る目を開けるとそこは左頬が赤くなって微笑んでる海未ちゃんがいた
海未 「世話が焼ける幼馴染が二人もいると大変ですね」
ことり 「ご ごめんなさい。海未ちゃん、希ちゃん…本当にごめんなさい」
希ちゃんの方を見た、さっきまで反対側にいた絵里ちゃんが希ちゃんの肩を支えてる どうやって移動したんだろう?
絵里 「希 あなたもやりすぎよ!謝りなさい」
希 「こっちこそ ごめんな!そんなに嫌がってると思わんかったわ」ビクビク
穂乃果 「希ちゃん、気にしないで下さい そのあまり嫌じゃなかったので…」
ことり 「ごめんなさい ごめんなさい ことりまた暴走してしまって…ごめんなさい」
絵里 「もう良いわ 希も反省してるみたいだから!謝るのは終わり仲直りの握手しなさい」
ことり 「最後にもう一度 ごめんなさい これからよろしくね」握手
希 「うちも、やり過ぎたみたいやな うちこそごめんな~」握手
穂乃果 「一件落着だね よかった被害が少なくて」ナデナデ
海未 「そうですね 何度受けてもことりのグウパンチは痛いものですね」ヒリヒリ
穂乃果 「でも海未ちゃんよく間に合ってね!穂乃果でももうダメかと思ったのに」
海未 「私も間に合わないと思ったのですが、一瞬ことりの攻撃が遅くなったのですよ!あなたが目を瞑っていた時ですが…」
穂乃果 「そうなんだ…まぁでもでもよかったよかった 今日のパンがうまい」
海未 「本当ですね…って何でこのタイミングでパンを食べてるのですか 没収です」
穂乃果 「うわぁぁん 穂乃香のパンが 海未ちゃんのいけず…」
ことり 「海未ちゃん ごめんね痛かったよね 今、痛い痛いの飛んでけ してあげるね」
穂乃果 (ことりちゃん 保健委員なのにこれだけは昔から信じているんだよね)
海未 「いえ、結構です! 穂乃香にやってもらいましたから ことりにはぎゅぅぅとしてもらいたいです」
ことり 「うん、わかった!!!」ぎゅぅぅ
海未 「痛みが和らいで気持ちよくなってきました。ここはオアシスですか」
穂乃果 「海未ちゃん 顔やばいよ!」
海未 「穂乃香、今は黙って下さい」
三分後
海未 「ことり、ありがとうございます。回復しました」ツヤツヤ
ことり 「海未ちゃんに喜んで貰えてことりもうれしい」
穂乃果 「海未ちゃん 攻撃受ける前より生き生きしてる…」
(穂乃香、知ってるよ!海未ちゃんことりちゃんにナデナデや抱き着いてもらう為に受けてること まったく
妬けちゃうな もう)
絵里 「もう良さそうに続きを始めましょう」
希 「そうやね」
海未 「希の次は順番的に私ですね…私の名前は園田 海未です 学年は2年生で超高校級の弓道 弓でなら的に100発100中です
趣味は茶道や習字・合気道といったところでしょうかね。よろしくお願いします。」
絵里 「ハラショー 大和撫子みたいね!私はロシアから来たから日本の文化には興味があるの いい機会だわ あとでゆっくり
聞かせてくれないかしら なんだか同じ匂いがするわ」
希 「なんや、えりち口説いてるみたいやで」
絵里 「そ そんなつもりで言ったわけじゃないわよ もう希からかわないで」カアァァ
希 「だから モテるんよ 鈍感えりち」ぼそ
絵里 「うん、何か言った?聞こえなかったわ」
希 「何も言ってません もう知らんわ」
絵里 「ご機嫌斜めのようね パフェ奢ってあげるから機嫌直して…ね」
希 「焼肉がええ」
絵里 「もぅ 希ったら 分かったわ、焼肉にしましょう」
希 「えりち 大好きやで」ダキツキ
絵里 「もう、希ったら」クスクス
穂乃果 「絵里ちゃんって最初怖い先輩かと思ったけど優しい人みたいだね」コソコソ
海未 「そうみたいですね 同じ匂いとはどういうことでしょうか?」こそこそ
ことり 「真面目で強くて頭がいいっことじゃないかな!!海未ちゃんと一緒だよ」コソコソ
(素で告白まがいのこと言っちゃうところだよ 海未ちゃんの性格知らない人が聞いたら絶対勘違いしちゃうちゅん)
穂乃果 「穂乃香のそう思う」こそこそ
(もう、海未ちゃん自覚ないんだから うかうかしてられないよ)
絵里 「話はそれちゃったみたいだったけど返事をもらえるかしら」
ほのことのぞ (返事って告白みたいなっているね(ちゅん)(やん))
海未 「もちろんこちらこそよろしくお願いします」
ほのことのぞ (本当に告白みたい(ちゅん)(やん))
穂乃果 「次は穂乃果だね 私は高坂 穂乃果 海未ちゃんとことりちゃんとは幼馴染で2年生 生徒会長だよ
超高校級は………忘れちゃった………でも、今日も私 ファイトだよ」
絵里 「えぇ???どういうこと?自分の超高校級を忘れた、認められないわ そんなのあるはずないわ」
海未 「申し訳ありません。私も穂乃果の能力が思い出せません」
ことり 「ことりも同じく」
希 「スピリチャルやね」
絵里 「学生証は?あれに書いてあるはずよ」
穂乃果 「学生証か 確か内ポケットに……無い…無いない穂乃香の学生証がない」がたがた
絵里 「本当なの?」
希 「えりち そこまでや、無いものはないんやからこの話はおわりや 穂乃香ちゃん出てきたら教えてな?」
穂乃果 「う うん」
絵里 「ごめんなさい こういう性分なの…」
穂乃果 「見つけたら教えるね」
絵里 (でも現生徒会長なのに私も覚えてない穂乃香の能力なんで思い出せないのかしら頭がモヤモヤするチカ)
希 (なんやろ 後で占って見ようかな スピリチャルガールとして 面白いやん)
ことり 「時計廻りだから今度はことりだね 南 ことり 2年です 超高校級のメイ…保健委員だよ
ええっと怪我のことなら私にまかせてね」
一同 (深く突っ込まないようにしよう)
ことり 「質問とかない…かな?」
絵里 「ええっと、趣味はなにかしら」
ことり 「趣味はお菓子作りです、クッキーやマカロンとかよく作ります」
絵里 「そう良い趣味ね 苦手なことはある?」
ことり 「運動かな 体力がなくて体は鍛えたいと思うんだけど…私には無理かね あはは」
絵里 「素晴らしいことよ 大丈夫見た感じ運動神経も悪くなさそうだし体も柔らかそうね」
ことり 「うん、体は柔らかいよ」ゼンクツ
絵里 「ハラショー いいわ。私が責任を持ってことりを鍛えるはそれが途方もない時間がかかろうと一生かかってもよ
だから私に任せなさい」
ことり 「うん えりちゃん」きゅんきゅん
希 「お見合いみたいになって告白してるやん まったく女たらしえりち」ボソ
海未 「そういうことなら私が、私が鍛えてあげます。ことりの思うような体にします」
ことり 「う 海未ちゃん ありがとう」引き気味
穂乃果 「穂乃果も手伝うよ」
(海未ちゃん、必死過ぎだよ!ことりちゃん引いてるよ)
ことり 「穂乃香ちゃんもありがとう」ぱぁぁ
絵里 「仲が良いわね!…どうしたの希またご機嫌斜めみたいね 今日の希は変ね
悩みがあるなら聞くわよ 希と私の仲じゃない」
希 「なんもありませ~ん えりちに話すことなんかありませんよ」
絵里 「もう、なにヤキモチでも妬いちゃったの?」
(やばいチカ 希の口調が変わるくらい何かやらかしたチカ どうしょうエリチカ 分かんないチカ おうち帰りたい)
希 「そんなことありません ヤキモチなんか妬きませんよ」カァァァ
絵里 (どうしょうチカ 顔が赤くなるほど怒ってるチカ こうなったな行動あるのみチカ…講堂だけに)
絵里はそっと後ろから希をぎゅっと締め付け耳元で囁いた
絵里 「希 良く聞いて私はあなたを置いてどこにもいかないわ 何時だってあなたは私を支えてくれて正直希がいなかったら
私はあの頃のままだった、すべてを敵に回して自分一人で抱え込む孤独な女王 他のみんなは私を見捨てたけどあなたは
見捨てなかった 私はあなたにひどいことをしても次の日には何も無かったかのように顔をだしてくれたありがとうそして
これからも私を支えてね あなたがいないと私は生きていけないわ」
希 「えりちのばか」
(えりち、無意識なんやろな…もうばかえりち…でも悪くない 次からボイスレコーダ持とう)
絵里 (なんとか機嫌戻ったチカ よかったチカ)
えりのぞみ以外 (大人だ!!!流石は三年生)
絵里 「ごめんなさい 私のために中断しちゃったみたいで」
穂乃果 「ううん、大丈夫だよ 海未ちゃん気絶しちゃったけどね…海未ちゃんこういうの苦手で」
ことり 「海未ちゃんしっかりして」膝枕中
海未 「………」二ヘラ
えりのぞ 「大丈夫そうね(やん)」
穂乃果 「うん、そうだね」
凛 「今度は凛の番だね 星空 凛 学年は1年生にゃ 超高校級の陸上部 運動神経抜群にゃ
元気いっぱいで今日もキラキラした一日が始まるよ!よろしくにゃ」
穂乃果 「聞いたことある あの中学生最速の凛のあだ名の凛ちゃんだよね テレビで見たことあるよ」
凛 「そういわれるとなんだか照れちゃうにゃ で隣の子は幼馴染のかよちんにゃ」
花陽 「小泉 花陽です 超高校級の農業 音ノ木坂のアルパカの世話や野菜を育てています。よろしく
お願いします」
ことり (アルパカ…あとで話聞かせてもらおう 今は海未ちゃんのほうが優先♪)
穂乃果 「花陽ちゃん野菜も育てているんだ!何そ モノクマ 「お前らいつまでわいわいやっているんだよ 」
一同 「・・・!!!」
モノクマ 「お前ら なんで僕の事シカとしてんだよ 何分前から檀上にいると思ってんだよ ロケットランチャー打たないと
反応しないのかよ」ドカン ドカン
絵里 「もう、うるさいわね!」
花陽 「ダ ダレカタスケテ」
凛 「う うるさいにゃ」
希 「大丈夫や あと三発で弾切れや カードがうちにそう告げてる」
モノクマ 「あ、弾切れた まあいい では今度はマシンガン ダダダダダダダ」
にこ 「もう うるさいわね 音よ消えなさい」
その言葉と共に音が消えた さっきのうるさい音が嘘のように消えて無音と化した
文字通り マシンガンの音、声の音が消えた
穂乃果 「………………」(どういうことしゃべれない)
海未 「………」(そのようですね)
ことり 「………………」(本当だ!何かふしぎな感じするね)
凛 「…………」(すごいにゃ 声が出ないにゃ)
花陽 「…………」(そうだね!本当だ)
絵里 「………………」(希 大丈夫?)
希 「…………」(スピリチャルやね)
真姫 「……………」(イミワカンナイ)
にこ 「あなた達 ぶれないわね とりあえず自己紹介しておくわ 矢沢 にこ 超高校級のアイドル
まぁ これの私の能力の一部よ」パチン
穂乃香 「あ、声が聞こえるようになった」
海未 「そのようですね」
希 「スピリチャルやね」
絵里 「ハラショー」
凛 「にゃー」
真姫 「イミワカンナイ」
モノクマ 「お前らちゃんと聞けよ!!!何時間またせたと思ってんだよ!!時間くらい守れよ 最近の若いもんは本当に」
絵里 「で、今度は何しにきたの?」
モノクマ 「何しに来たってお前らの質問に答えに来たんだよ まったくもぉぉぉ 本当に聞く気あるのかよ」がおぉぉ
絵里 「あなたも、前置きが長いわ 早くして頂戴」
モノクマ 「はいはい、分かりました…ではおまえらにはこれから………」
穂乃果 (何だろうまた…頭が痛い 気分も悪い 嫌な…予感がする)
モノクマ 「殺し合いをしてもらいます」
穂乃果 (このことだったんだ)
ことり 「え…殺し合い…??」
海未 「どういうことですか」
凛 「……え……ええ」
花陽 「う うそそんなことしたくない」ナミダメ
希 「どうやら嘘やないみたいやね カードがうちに告げてるでえりち」
絵里 「そ、そんな」
にこ 「………」
真姫 「イミワカンナイ」
穂乃果 「モノクマちゃん 私達は殺し合いなんかしないよ、みんな良い人ばっかりだもん それに高校生に殺しなんてそんなこと
できるわけないよ」
モノクマ 「うぷぷぷ、高坂さんのいう通りです。でも殺し合いは起こります。だって人を殺さないとここから出れないからで!!!」
そのことを聞いた時、みんなさっきまでのわきあいあいしていたとは思えない絶望に満ちた顔をしていた。まるで世界が人生が
終わってしまうような…その後、モノクマちゃんから殺し合いのルールが説明された。
まとめるとこうなる、殺害が起こった時 放送が流れそこから一定時間捜査を行いその後学級裁判が始まり犯人探しの裁判(話合い)をして最後に投票
(注意としては満場一致しなければダメらしい)それで、投票結果がクロならお仕置きがあり、シロならクロ以外がお仕置きされてクロが外に出れるという
ものだ!!狂ってる そういえばお父さんやお母さん、雪歩元気にしてるかな
穂乃香は元気に頑張ってるよ 絶望なんかに私は負けない わたし ファイトだよ
[プロローグ ファイトだよ] 終了
エピソード1「絶望の始まりは…に訪れる」 学園の日常
コンコンコン ドアのノックの音がした
穂乃果 「ふぁ~あ はーいどちら様ですか?」寝ぼけ ガチャ
海未 「穂乃果 おはようございます。まだ、パジャマのままではありませんか集合30分前にきて良かったです。早く準備して食堂にいきますよ」
ことり 「穂乃果ちゃん、おはよう」
穂乃果 「海未ちゃんもことりちゃんもおはよう…ぅぅ、海未ちゃんまだ30分あるから穂乃果的には二度寝したいんだけと…」そろーり
海未 「いけません、そういった気の緩みが怠惰に繋がり精神的にも体力的にも人を堕落させてしまうのです。四の五言わず着替えて下さい」
穂乃果 「は~~い、ちょっと待っててすぐ準備するから」
五分後
穂乃果 「準備完了!!!食堂に行こう、朝ご飯は何かな?」
海未 「昨日はモノクマの話を聞いた後、そのまま寮で寝てしまいましたから 食糧を確認してから就寝すればよかったのですが…あの話のあとでは…」
穂乃果 「はいはいは~い、海未ちゃん朝からテンションが低いよ、駄目だよそんなんじゃ…大丈夫だよ…きっと」
ことり 「穂乃果ちゃんの言うとおりだよ! 今のところ危険とか無さそうだし大丈夫だとことりも思うな」
海未 「ことり…そうですね、最初からこんなのでは先が思いやられますね 」
穂乃果 「え、ことりちゃんだけ褒められた…穂乃果、穂乃果も結構良いこと言ったよ、褒めてよ…」
海未 「ええ、穂乃果もありがとうございます」
穂乃果 「ぶぅぅ、何かとってつけて言い方だ」
ことり 「あはは」
食堂
穂乃果 「あれ、集合時間より早いのにもう誰かいるみたい」
海未 「そのようですね、ええっと絵里と希ですね」
ことり 「厨房の方にはにこちゃんと花陽ちゃんがいるよ 料理してるみたい ことり手伝ってくるね」ダッシュ
穂乃果 「絵里ちゃん、希ちゃんおはよう」
海未 「おはようございます」
絵里 「あら、早いわね。まだ集合まで10分以上あるのに感心だわ」
希 「5分前行動は学生の基本やね お二人さんおはよう」
穂乃果 「絵里ちゃんも希ちゃんもなにしてるの?」覗き込み
絵里 「あぁ、これね。当番表よ さっき希と確認したんだけど食糧は十分にあったから当面は問題なさそうね、その他にも洗濯機、お風呂
制服の予備もあるみたいだし衣食住は確保されているわ こうなると本当にモノクマは殺し合いをさせたいようね」
希 「えりち…朝からそんなこといってると運気下がるで」
絵里 「ごめんなさい、で話は戻れけどこれから9人で生活して行くわけなので当番制のほうが効率がいいと思って今作成していたところよ
フォローし合っていきましょう」
穂乃果 「うん、いいと思うよ!穂乃果も頑張る」
海未 「素晴らしいことだと思います、賛成です」
にこ 「ちょっと、手が空いてるなら皿を出すの手伝ってくれないニコ」
ほのうみえりのぞ 「は~~~い」
食堂円卓
にこ 「料理出来たわよ、冷めないうち食べなさい」
穂乃果 「うわぁーーーすごい量、これ全部にこちゃんが作ったの」
にこ 「まぁ大体ね!今時のアイドルは可愛いだけじゃ生きのこれないニコ、それに花陽もことりも手伝ってくれたし助かったニコ」
花陽 「花陽はただサポートしたのとごはん炊いただけだよ…」
海未 「お米が生き生きしていますね、良い炊き方です」ニコ
花陽 「あ ありがとうございます」プシュー
凛 「かよちんの炊いたごはん凛も好きにゃ」
希 「さすがはにこっちやな、どれもおいしそうやん」
ことり 「みんな~紅茶とコーヒーいれたよ」
穂乃香 「では、いただきま~~~す」
絵里 「ちょっと待って 1.2.3.4…8 やっぱり誰かいなくないかしら」
にこ 「真姫ちゃんじゃないかしら 」
穂乃果 「そういえば…いないね!ごはんお預け?」
海未 「いじきたないですよ」
にこ 「いいニコよ、先に食べて。真姫ちゃんは私が呼んでくるから料理冷めない内に食べてニコ」
絵里 「悪いわね、にこ言葉に甘えて先に食べるわ 正直昨日の夜食べてないからお腹ペコペコなの 大丈夫ちゃんと残しておくわよ」
希 「うちも一緒にいこか?」
にこ 「大丈夫ニコ そんな真姫ちゃんの部屋遠くないから心配いらないニコ」
凛 「では、いただくにゃ。もう我慢できないにゃ」ぱくぱく
花陽 「花陽もい いただきます」ごはん山盛
がやがやわいわい う~んこれおいしいね こっちもおいしいよ それ私のから揚げ…いじきたないですよ…わいわい
にこ 「…………」ドアバタン
真姫の部屋前
コンコンコン
にこ 「真姫いるんでしょ、ここ開けてくれない?」
ガチャ と音を立てて扉が空いた
無言のままにこは真姫の部屋へ入っていった。
30分後 食堂
穂乃果 「あぁ~美味しかった、ごちそうさまでした」
凛 「凛もお腹いっぱいにゃ!元気で出てきた」
花陽 「うん、そうだね!美味しかった~」
海未 「ごちそうさまです、今お茶を入れますね」
ことり 「ことりも手伝うよ」
絵里 「ハラショー こんなに美味しいとは思わなかったわ!食べ過ぎちゃうわ」
希 「そうやね!気をつけへんと子豚さんになってしまうやん」
絵里 「希、それは言い過ぎよ。まったくもう…」
穂乃果 「お腹いっぱいになったらちょっと眠くなってきたね」
凛 「そうだね!」
海未 「穂乃果も凛も駄目ですよ!牛になってしまいます。あなた達は何時間寝れば気が済むのですか」
絵里 「海未、まぁそれくらいにして…にしてもにこと真姫遅いわね」
希 「そうやな~あらから30分くらいたってるやん、さすがに遅すぎやない?心配や」
絵里 「そうね 流石に遅すぎだわ!ちょっと様子見に行ってこようかしら」
穂乃果 「穂乃果も一緒にいきます。」
凛 「凛も凛もいくにゃ」
海未 「穂乃果がいくと騒がしくなるので私も行きます」
ことり 「ことりは洗い物があるから残るよ!それに行き違いなるかもしれないし残っている人がいた方が良いと思うの」
花陽 「花陽も残って手伝います。それに二人の方が早いし心細くないと思うので」
ことり 「花陽ちゃん、ありがとう あ、アルパカの話聞きたいな」
花陽 「はい、よろこんで」
絵里 「そうね、じゃあ人も多いし料理持っていきましょ」
うみのぞほのりん 「は~い」料理持ち
ガチャ
にこ 「あれ、もう食べ終わったニコか お粗末様ニコ」にこにこにー
絵里 「にこ、遅いわよ!真姫は一緒じゃないみたいだけど…どうしたの?」
希 「何かあったん?」
にこ 「う~ん、真姫ちゃん調子悪いみたいで体調が優れないんだって…だからニコが料理取りに戻ってきたニコ」
ことり 「真姫ちゃん、調子悪いの!私診ようか」
にこ 「そこまで重症じゃないから大丈夫ニコ 三日位寝れば大丈夫そうね」
穂乃果 「じゃあじゃあ、お見舞いに行こうよ」
凛 「賛成」
希 「そうやね、希パワー注入した方がいいやん」
絵里 「そうね、行きましょう」
にこ 「大勢でいきなりいったら逆に気を使って逆に疲れちゃうとにこは思うな~」
絵里 「それもそうね!」
にこ 「じゃあ、にこ料理持っていくね!真姫ちゃんにはみんな心配してることは伝えとくから」
絵里 「よろしくね」
希 「にこっち、これ神田神社のお守り持っていれば一日で治るで真姫ちゃんによろしくな」
穂乃果 「穂乃果はまんじゅうだよ」
にこ 「ありがとう、にこが責任を持って届けるニコ」
真姫ちゃん大丈夫かね…大丈夫よ…わいわい…パーティーするにゃあ…サプライズですかいいですね…がやがや
にこ 「………ありがとう」ボソ
再び真姫の部屋
ガチャ
にこ? 「戻ったわよ、にこちゃん」カツラ バサ
にこ 「もう、変装しないでそのままいけばよかったのに…真姫ちゃん♪」
真姫 「いいのよ、こうしないと別れる際に悲しくなってしまうからちょうどいいのよ…」
にこ 「真姫ちゃん、本当に実行するの?あなたの選択しようとして道は荊の道よりつらいものよ?」
真姫 「そうね!つらい道なのは承知よ…それにあの光景をみたら…私が犠牲になるのも悪くないわ」
にこ 「真姫ちゃん…あぁ~あ…残念 みんなの姿を見たらちょっとは心が揺らぐと思ったんだけど逆だったニコ」
真姫 「そうね!ありがとうにこちゃん、最後にみんなの顔が見れて良かったわ」
にこ 「私も出来るだけ手伝うけど絶対、ぜ~ったいにドジだけは踏まないでよね…にこ約束よ」
真姫 「分かってるって…ねぇにこちゃん、最後に笑顔になる魔法…やりましょう」
にこ 「真 真姫ちゃんから言ってくるなんて珍しいニコ」にこ~
真姫 「いいじゃない、私だって素直な時もあるのよ いくわよ せぇ~の」
にこまき 「にっこにっこにー」
それから3日が経った。何もない楽しい日常が…明日もきっと楽しい事が起こるとそう信じて穂乃果は
布団に入って眠りについた。まさかあんな事が起こるなんて想像することもなく安らかに…
エピソード1「絶望の始まりは…に訪れる」 学園の日常→非日常
穂乃果 「う~ん、あれ…まだ5時だ…早起きしちゃった。」時計チラリ
起き上がりふとドアの下に手紙があることに気付いた。
穂乃果 「あれ、何だろう?昨日はなかったと思うけど…海未ちゃんかな?」手紙パサ
手紙の表裏は特に何も書いてない…封を切り中を見た
手紙「小泉 花陽です。私は明日殺されるかもしれません!その前に信頼できる穂乃果さんに手紙を書きますまず、殺される動機ですが知ってはいけないことを知ってしまったからです。それは…………(消しゴムか何かで消した後)
犯人は……木……です!気を付けて下さい!手紙や封筒はリサイクルしましょう」
穂乃果 「え…冗談だよね!ちょっとまってよ、花陽ちゃんドッキリにしてはちょっと重いよ」ダッシュ
(うわぁ、すごい嫌な予感がしてきた…当たらないで、お願い)
廊下
海未 「穂乃果 おはようございます!どうしたのですか 朝から走って朝練ですか?」
穂乃果 「違うよ!!!そんなんじゃない」
花陽部屋前
穂乃果 「花陽ちゃん、花陽ちゃん返事して…顔見せて」ドンドンドン
海未 「穂乃果、どうしたのですか?流石に朝の五時ですよ!迷惑を考えて下さい」
絵里 「どうしたの?こんな朝早くに騒がしいわね」
希 「寝起きドッキリとか?」
にこ 「朝早起きはいいいことだけど!睡眠不足はお肌の敵ニコよ」
穂乃果 「花陽ちゃん、開けてよ!!!」がちゃがちゃがちゃ ドンドンドン
希 「流石に異常やない?」
うみえり 「どうしたの(です)?穂乃果」抑え込み
穂乃果 「放して!海未ちゃん、絵里ちゃん…じゃないと花陽ちゃん殺されちゃう」
一同 「え…え…えぇぇぇぇぇ!!!!!」
絵里 「それはどういうことよ」青冷め
希 「冗談…じゃなさそうやな」
海未 「どういうことなのですか、説明してください 穂乃果」
にこ 「……」
穂乃果 「後で説明するから今は早く花陽ちゃんを確認しないと」
絵里 「確か、凛が合鍵を持ってるはずよ」
凛 「呼んだかにゃ?みんなおはよう 今日は何して遊ぶ?」
穂乃果 「凛ちゃん、合鍵、花陽ちゃんの合鍵もってる?」
凛 「穂乃果ちゃん怖いよ、かよちんの合鍵ならここにあるよ はい」鍵
穂乃果 「ありがとう」カチン
穂乃果達が入った部屋には誰もいなかった
穂乃果 「え、誰もいない…」
海未 「トイレにもいませんね」
絵里 「クローゼットとかにもいないわ」
凛 「かよちんなら今の時間中庭の水やりをやってるよ」
穂乃果 「そうなの…凛ちゃん、今日の朝花陽ちゃんと会った?」
凛 「うん、会ったよ!4時頃にアルパカ小屋にいたにゃ」
絵里 「あぁ、そうなの?それはよかったわ」
凛 「みんなどうしたの?怖い顔して」
海未 「どうやら、穂乃果の早とちりのようですね」
希 「そのようやな」
にこ 「なにもなくてよかったニコ」
絵里 「とりあえず大丈夫みたいね…」
えりうみ 「さぁ、説明してもらおうかしら(ましょう)、穂乃果」にこ
穂乃果 「海未ちゃん、絵里ちゃん…笑顔が怖いよ、ものすごく」ガタガタ
~手紙の内容説明中~
食堂
絵里 「そうね!朝起きた時にこんな手紙があれば驚くわよね…こんな状況だし」
海未 「そうですね!でも、もっと冷静になって下さい」
凛 「そうにゃ、流石に驚くよ!あんなドンドンやったら」
にこ 「にこも飛び起きちゃったよ」
希 「まあまあ、穂乃果ちゃんも悪気があったわけやないんやし!もおええやん」
穂乃果 「ご、ごめんなさい」
ことり 「ごめ~ん!寝坊しちゃった」ガチャ
絵里 「珍しいわね!大丈夫よ 10分くらい」
海未 「えぇっと、絵里の作った当番表によると…今日の朝ご飯はことりと花陽ですね」
凛 「花陽ちゃんと真姫ちゃんがまだ来てないにゃ」
絵里 「今日は珍しいわね!花陽も遅れるなんて、まぁいいわアルパカ小屋だったわね!行ってくるわ」
希 「うちも一緒にいくで」
にこ 「真姫ちゃんの方は私がいくニコ」
絵里 「じゃあ、海未はことりの手伝いで、後…掃除当番の凛と穂乃果は掃除ね」
ほのりん 「ラジャー(にゃ)」
ことうみ 「了解(です)」
アルパカ小屋
絵里 「ハラショー!本当にアルパカがいるわ」
希 「そのみたいやね!ってえりち、アルパカ見にきたわけやなんよ」
絵里 「分かってるわよ!花陽、ごはんの時間よ!どこにいるの?」
希 「アルパカ小屋の中なんかな」
絵里 「ちょっと行ってくるわ」
希 「えりち、気を付けてな!アルパカさんに迷惑かけちゃダメやで」
絵里 「希、お口チャックしててもらっていいかしら?」
希 「今日のえりちは低血圧やん あとでチョコ食べへんとね」
絵里 「そうね!そうさせてもらうわ…花陽いるの?いるなら返事しなさい」
希 「結構、小屋の内広そうやん!」
絵里 「え、そんな…そんな事ってあるの…何で何でこんなことって…」
そこには、花陽の変わり果てた姿があった…
「ぴんぽんぱんぽん 死体が発見されました!捜査の時間です」
そんなアナウンスが流れて非日常が始まった。いや、絶望の始まりは静かに訪れた
アナウンス後 食堂
穂乃果 「え…どういう事…死体が発見された!?」
海未 「まさか、花陽が…」
凛 「そんなの絶対ありえない!アルパカ小屋にいくにゃ」
穂乃果 「そうだね!早く行こう」
ことり 「みんな待って」火消し
にこ (始じめるのね!真姫ちゃん)
アルパカ小屋 えりのぞ状況説明終了後
絵里 「みんな、集まったみたいね…状況はさっき話した通りよ。犯人探し…するわよ」
凛 「なんで、なんでかよちんなの」グズグズ
ことり 「凛ちゃん…」なぜなぜ
穂乃果 「本当にこの中に花陽ちゃんを…殺した人いるの…おかしいよ!あんなに仲よかったのに人殺しなんて考える人なんかいないよ!モノクマだよ、きっとモノクマだよ」
希 「その可能性は皆無やね!穂乃果ちゃん達が来る前にモノクマがこれおいてったんよ。モノクマファイルっていって死んだ時間とか死因とかがわかるパットなんやって」
絵里 「そこで、私も聞いたのよ!モノクマが殺したんじゃないかってそしたら、犯人は私達8人のなかにいるっていわれたの」
穂乃果 「そんなの!モノクマが嘘ついてるかもしれないじゃん、絶対そうだよ」
凛 「そうにゃ、そうに決まってるにゃ」
絵里 「そうね!でも、疑いたくないけどそうは言ってられないわ。花陽のためにも犯人見つけましょ!モノクマが犯人ならその証拠を集めて檀上から引きずりおろすわよ」
希 「そうやね!賛成や」
凛 「凛も、絶対許さない!かよちんにこんなことするなんて絶対許さない」
穂乃果 「そうだね!気は進まないけど頑張ろう」
海未 「分かりました!」
真姫 「…イミワカンナイ」
絵里 「じゃあ…現場検証とその他花陽が行きそうな所の捜索の2班に分かれましょう」
真姫 「私は、パスするわ。こんなのいきなり過ぎて気分が悪いわ自室にいるから用があったら来てくれないかしら」
絵里 「そうね…真姫は病み上がりよね!わかったわ」
ことり 「じゃあ、ことりが付き添うよ」
真姫 「いいわよ、一人でいけるから」スタスタ
ことり 「…」しゅん
パンパンパン
絵里 「それじゃあ、今からチームを決めるわよ!希望があれば挙手して ちなみに私は現場検証するわ」
凛 「凛は、かよちんの姿今は見たくないから捜索の方にいくよ」
ことり 「私も捜索の方で」
希 「えりちが検証ならうちは捜索の方に入るわ」
海未 「では、人数的に私は現場検証ですね」
絵里 「海未、無理しなくていいわよ!死体と向き合うんだもの誰も進んで行うことじゃないわ」
海未 「そうですが、でも気になる事もありますから…心配無用です」
穂乃果 「……」
海未 「穂乃果?」
穂乃果 「穂乃果は…捜索にする」
絵里 「大丈夫?なんか顔が青いけどちょっと休んだ方がいいんじゃない」
穂乃果 「うん…やっぱり調子悪いや!先に食堂に戻ってるね」
絵里 「その方が良いと思うわ!じゃあ、1時間後に食堂集合にしましょう!情報の収穫があっても無くてもよ」
うみことのぞりん 「了解(やん)(にゃ)」
食堂
穂乃果 「うぅぅ そんな…本当に殺し合いが始まるなんて」ポロポロ
にこ 「これでも飲んで元気出しなさい!」ジュース
穂乃果 「えぇ……にこちゃん?」きょとん
にこ 「何よ!幽霊をみたような顔してにこは死んでないニコよ」
穂乃果 「にこちゃん…何でここにいるの?」
にこ 「なんでって、真姫ちゃん呼びにいったんだけどいなくて食堂に戻っても誰もいなくて…にこ取り残されたから料理を完成させてたのよ」
穂乃果 「ごめんね!にこちゃんの事忘れてた、それどころじゃなかったんだよ あのね…」
にこ 「いいわよ!無理に話さなくて!にこ達はここでまってましょう 」
穂乃果 「うん!でも絵里ちゃん達、1時間位帰ってこないよ?」
にこ 「そんに時間があるなら…デザート作りましょう!穂乃果手伝って」
穂乃果 「うん!」にこ
えりうみ
絵里 「それじゃあ、始めましょう!準備はいいかしら」
海未 「ええ、大丈夫です」
絵里 「まずは、モノクマファイルによると凶器はナイフみたいな物みたいね!刺された箇所は心臓1か所のみ 死因はショック死?」
海未 「え…ショック死ですか!普通心臓を刺されたのが原因じゃないと…となると殺してから刺したということですか?」
絵里 「そうなるわね!何でそんなことするのかしら?偽造にしてはちょっと雑ね」
海未 「そうですね!あと目立った外傷は無さそうですが…やはり素人の私達が死体を見てもあまり情報は取れませんね」
絵里 「そのようね!でも、スキルを使えばちょっとはとれるわ」
海未 「スキルを…使えるのですか!」
(やはり、スキルを使えますか流石は前生徒会長だけありますね)
絵里 「あまり驚かないのね!まぁ当然といえば当然ね、あなたも使えるみたいだけど」
海未 「わ わたしは、スキルなんで使えませんよ!」
(今、私のスキルを知られては困ります)
絵里 「ふぅ~ん、まあいいわ!今はそういうことにしておいてあげるわ」
(攻撃型のスキルじゃないといいけど…チカ)
海未 「ところで絵里のスキルの内容を教えてもらっていいですか?」おそるおそる
絵里 「別にかまわないわ!私のスキルは(ありふれた悲しみ)効果は悲しみがありふれていればありふれいるほど効果が高くなって一定を超えると短時間だけとKKEになれるわ!今だとKKEに十分なれるわ」
海未 「なるほど!ってKKEってなんですか?」
絵里 「K(かしこい)K(かわいい)E(エリーチカ)のことよ」
海未 「ハラショーですね」引き気味
(本当に生徒会長だったのか疑問です)
絵里 「発動(ありふれた悲しみ)」決めポーズ
海未 (決めポーズもあるのですね)
絵里 「えぇっと…花陽の首に薄っすらと紐で絞めた後があるわ、紐にしては細いし少し食い込んでいるからもっと頑丈なピアノ線かしら?あと爪にも皮膚が付着している争った時に付いたものね…それと口の中は、ごはんが付いてる!ってことは死亡時刻は朝方か夜中にかぎるわね。他には目立った箇所はないわね」
海未 「は 早いです!もうちょっとゆっくり喋って下さい」メモメモ
絵里 「今日は調子がいいわ!海未このままここの廻りをこの状態で見るから メモよろしく いくわよ」
海未 「はい、わかりました」あせあせ
絵里 「アルパカの餌と水は新しい…花陽が朝変えたのね!っことは死亡したのは朝方…でも何でアルパカ1体しかいないのに2ずつ用意したのかしら?昼の分かしら!」
海未 「そのようですね」メモメモ
絵里 「ちょっとこれ見て」
海未 「どうしてのですか!髪の毛のようですね 灰色の長い髪…」
絵里 「…ことりの髪ね」
海未 「そ…そんな!ことりが犯人だといいたいのですか?」
絵里 「落着きなさい!まだ決まったわけじゃないわ 可能性としてよ」
海未 「そんな事…絶対ありません。あってはなりません」
絵里 「まぁ、本人に確認すればわかることよ」
海未 「えぇ、そうですね!ちょっと熱くなりすぎました!…そろそろ戻りましょう」時計ちらり
絵里 「そうね!これで大体終わりだし…時間も時間だし戻りましょうか!あと海未、希達にこれ調べておくようにお願い」メモ用紙 ワタシ
海未 「分かりました!でも希なら直接言えば良いのではありませんか?」
絵里 「そうしたいんだけどね…そろそろ…限界みたいなのよ…チカ」
海未 「………チカ?」
絵里 「お腹すいたチカ!歩けないチカおんぶするチカ」
海未 「絵里…どうしたのですか?」おどおど
絵里 「おんぶ…おんぶチカ」
海未 「なにがなんだか分からなくなってきました…とりあえず絵里をおんぶして食堂に行きましょう」ハァー
絵里 「海未の背中高いチカ気持ちいいチカ」
のぞことりん
凛 「かよちんの部屋調べたけど…何にも証拠がなかったね」ガックリ
希 「凛ちゃんそんな落ち込まんといて!まだ最初や必ず証拠見つけて班員捕まえるで!」
ことり 「そうだよ!頑張ろう」
希 「それはそうと…ことりちゃん何か大事な事忘れてない?」
ことり 「大事なこと…………う~ん 何だろう?」
凛 「ことりちゃんの大事なこと?」
希 「朝の出来事を思いだしてみ」
ことり 「朝…遅刻しちゃって…料理を…あぁ朝ご飯の準備途中だった!!!」
希 「そうやろ、このまま捜査終わってから作り始めたら朝ご飯が昼ご飯になってしまうから作ってきていいで!」
凛 「そうだね!そういえば凛もちょっとお腹すいたにゃ」
ことり 「凛ちゃん、希ちゃん、ごめんね!ことり、朝ご飯作ってくる」
希 「頑張ってな~」
凛 「頑張ってね」
ことり 「うん」ダッシュ
凛 「希ちゃん、次はどこ捜索する?かよちんが行く所っていったらアルパカ小屋か食堂か自室くらいしかないよ?凛の部屋もみる?」
希 「そうやね!凛ちゃんの部屋もみたいけど…今はことりちゃんの部屋が先や」
凛 「ことりちゃんの部屋?え、なんで?」
希 「まだ、憶測なんで今は黙って付いてきてや」
凛 「う うん、でも鍵かかってると思うよ?」
希 「鍵ならあるで、ここに」鍵見せ
凛 「なんで、希ちゃんが鍵もってるの?」
希 「なんでやろうな?それはスピリチャルガールだからや」
凛 「ちょっと寒くないかにゃ」
希 「それじゃあ、いくで」
凛 (流されたにゃ)
ことり部屋前
希 「じゃあいくで」ガチャ
凛 「で、どこを確認すればいいの?」
希 「うーんとね…多分こことここかな……あった ビンゴみたいやね」
凛 「これはちょっと…引いちゃうにゃ!ことりちゃんにこんな趣味があったなんて…」ガックリ
希 「収穫もあったし食堂に戻ろう…ちなみに今みたものとことりちゃん部屋に入ったのは内緒やで」
凛 「わかったよ!戻ろう…」
食堂
希 「あちゃ~えりち…スキル使ったみたいやな」
海未 「希、これはどういう事ですか!説明してください」
絵里 「ことりの膝枕、気持ちいいチカ~」
ことり 「やぁ~ん、可愛い 可愛いよ絵里ちゃん」うっとり
凛 「絵里ちゃんがおかしいにゃ」
穂乃果 「絵里ちゃん、クッキーだよ」ポイ
絵里 「おいしチカ~」パク 幸せ
穂乃果 「ギャップ萌えってやつかな?すごいすごい可愛いよ!!」
希 「えぇっとな!えりち…KKEになった後、PKEになるんよ」
凛 「PKE?KKE?」
希 「まず、KKEっていうのはな~…」
海未 「かしこいかわいいえりーちかです…で、PKEとは…?」
希 「そんな怒んといて!PKEはP(ぽんこつ)K(かわいい)E(エリーチカ)や」
穂乃果 「ぽんこつ」
ことり 「かわいい」
海未 「エリーチカ?」
希 「そうや!KKEになった時は通常以上に切れキレになるんやけど…その効果が切れると反動でぽんこつになるんよ!今のえりちは可愛いだけで何も出来ないで」
ことり 「可愛いだけで十分だよ」
穂乃果 「うん!可愛いよ~絵里ちゃん!マスコットにしたいよ」
凛 「本当にゃ!可愛いにゃ!食べてる姿も寝ている姿も可愛いにゃ」
海未 「まったく。そうならそうといってくれればいいのに…いきなりこの姿になられたこっちの身にもなってください」
希 「恥ずかしかったんやろ!堪忍してや」
ことり 「は~い、絵里ちゃん ご飯てすよ~」
絵里 「美味しいチカ~」パク
ことり 「やんやん、お持ち帰りしたいよ~」キュンキュン
穂乃果 「今度は穂乃果だよ…あ~ん」
凛 「次は凛の番だよ…はい、あ~ん」
穂乃果 「凛ちゃん、割り込んでこないでよ!穂乃果の番だよ」ニラミ
凛 「さっき、あげたじゃん!次は凛も番だって」ニラミ
がやがや…次は私です…海、海未ちゃんも…4わいわい~可愛い…凛も負けないにゃ…がやがや
みんなより少し場所
希 「にこっちは行かなくていいん?今のえりち可愛いで」
にこ 「私はパスよ!これから先いっぱいみることになるから…」
希 「そうだとええな」
にこ 「こうなる事、希は分かってたんでしょ」
希 「なんで、そう思うん?」
にこ 「カードを手に持ってるからよ…その癖は変わらないわね」
希 「あまり、気にしてなかったけどうちにそんな癖があったなんて自分では気づかけんもんやね」カードで口隠し
にこ 「それともうひとつ教えとくわ あんたがカードで口を隠すときは不安な時よ!大丈夫よ心配しなくてもだからこれでもあげて元気だしなさい」
希 「にこっちには…かなわへんな…ありがとう、うんおいしで」うるうる
にこ 「泣きたいなら泣きなさい!今は誰も見てないわ!私も料理作るのに忙しいし
希 「ありがとう…にこっち もう料理作り終わってるのに…うぅ、うわ~ん何で花陽ちゃん死んでしまったん…こんの絶対おかしいよ。もっと早く分かっていれば…」ポタポタ
にこ 「自分を責めちゃだめよ!過去は変えられないの!今を見なさい、現実をみるのじゃないと足すくわれるわよ」
希 「にこっちは、強いな~!うちは乗り越えられそうにないわ」グズグズ
にこ 「希、人間は弱い生き物よ!オオカミのように牙がない、鳥のように空が飛べない、それに自分勝手!でもね皆それでも明日に向かって生きてるの!精一杯生きてるのよ、今はそのまま俯いたままでいいわ!にこが許す、でもちゃんと起き上がって壁に挑戦しなさい!もし希が一人で駄目ならにこが一緒にぶつかってやるわよ」
希 「にこっちは…ずるい人やね」俯き
にこ 「なんのことかにこよくわかんない~」にこにこにー
希 「まったく、いきなりアイドルモードは禁止や」クス
にこ 「そうね!でもやっと笑ってくれた!にこアイドル失格になるとこだったニコ」
希 「にこっちは心配しなくてもそのままでもアイドルやで」
にこ 「そうよ!なんたって超高校級のアイドルなんだから。それに希にはこれがあるでしょ」カード指さし
希 「そうやね!うちは未来がみえる、過去に縛られちゃいけない」
にこ 「よかったじゃない、さっきの乗り越えられなかった壁もう超えちゃったみたいよ」
希 「そうみたいやね!にこっちが居てくれたおかげや」
にこ 「さっきは人の悪い所しかいってなかったけど…人には挑戦する勇気と挫折した時に立ち上がる力、助け合う仲間がいるわ!だから希溜め込み過ぎないでね」
希 「だめな時はにこっちをあよるね」
にこ 「だめになる前に頼りなさい!だめなものはだめよ」
希 「挑戦するゆうきは?」
にこ 「時と場合によるわよ」
希 「…やっぱり、にこっちはにこっちやね」
にこ 「なによ棘がある言い方ね!まぁいいわ」
希 「あと…さっきは流したけど、助け合う仲間は動物も同じやで」
にこ 「…そこは流しなさい」
食堂 絵里戻りました
モノクマ 「うぷぷぷ、捜査時間もう少しあるけどもういいかな」
一同 (え、いつの間にいたの?)
モノクマ 「おまえらいま いつの間にとか思っただろ 失礼なやつだな もう~」
海未 「そうですね!行きましょう」
穂乃果 「うん」
凛 「かよちんの為にも頑張る」
絵里 「ちょっとまって、後、三十分待ってくれるかしら?」
モノクマ 「別にいいよ!僕は寛大だから」
希 「寛大な人自分で寛大とはいわないと思うけ…」
モノクマ 「早く行って来いよ!!!」
絵里 「いいわ、希これお願い…」メモ私 ワタシ
希 「了解や」
海未 (いつのまに…)驚愕
絵里 「それと…穂乃果 私の助手としてついてきてくれない」
穂乃果 「え、穂乃果?」
海未 「助手なら私が勤めます!それに穂乃果の良くなったとは言えまだまだ全開ではありません」
絵里 「そうなんでけど、まぁ気分転換にでもいいかなと思ったんだけど」
海未 「それ、それならここにいた方が良いのではありませんか!みなさんもいますし第一安全です」
絵里 「う~ん」
穂乃果 「大丈夫だよ!海未ちゃん うん、ちょっと体も動かしかったし 行くよ絵里ちゃん」
海未 「穂乃果…気を付けて下さい」
絵里 「ありがとう、助かるわ」
穂乃果 「もぉ、海未ちゃん 心配し過ぎだよ!何かあったら大声だすから大丈夫だよ。それに絵里ちゃんもいるし」
絵里 「じゃあさっそくいくわよ 穂乃果」
海未 「絵里と希に気を付けて下さい」ボソ
穂乃果 「え…」
廊下 えりほの
絵里 「さっそくだけど行くところは穂乃果の部屋よ」
穂乃果 「穂乃果疑われてるの?」
絵里 「いえそうではなくて確認していモノがあるの」
穂乃果 「確認したいモノ?うん、分かった」
穂乃果の部屋
穂乃果 「で、穂乃果の部屋についたけど何を確認するの?」
絵里 「このなかにあるものよ」
穂乃香 「クローゼット?」
絵里 「そうよ、クローゼットの中の制服よ」
穂乃果 「??制服がどうしたの?」
絵里 「それわね…」
ぴんぽんぱんぽん みなさん捜査時間終了です!食堂に集まってください
絵里 「あとで説明するわ!食堂に戻りましょう」
穂乃果 「りょ りょうかい」
食堂
希 「えりち達が最後やで」
絵里 「茶化さないで!で希どうだっった?」
希 「パッチリや」OK
絵里 「ありがとう、さてとモノクマここであなたのいう裁判をやるのかしら?」
モノクマ 「うぷぷ、場所はここだーーーー!!!!」
モノクマがそう叫ぶと食堂の天井が開き螺旋階段がずらりと並んでいる。その上に教室がみえる
穂乃果 「ま、まさか この螺旋階段のぼるの?」
ことり 「足、痛くなっちゃうよ」
凛 「高くないかにゃ?」
真姫 「イミワカンナイ」
モノクマ 「しょうがないんだよ!数日前にエレベーター壊れたんだから…ごちゃごちゃ言わずにのぼれよ」
希 「何でもありな世界やね」
絵里 「ハラショー」
にこ 「……」
一同 螺旋階段を歩き教室到着
穂乃果 「やっぱり、この教室高いね!教室ごと落ちたりしないよね」
凛 「恐いにゃ」
モノクマ 「そのことなら大丈夫です!僕が保障します。まぁ落ちたところで君たちも教室も無傷ですけどね」
絵里 「それってどういう意味なの?」
モノクマ 「そういう構造なの」ぜいぜい
一同 (モノクマ疲れてる)
モノクマ 「もう、そんな事いいから裁判を始めるよ いいかい?」
絵里 「その前に確認していいかしら?」
モノクマ 「なんだよ?」
絵里 「犯人はモノクマじゃなくてこの中の8人の中にいるのよね?そしてモノクマは犯人を知っている」
モノクマ 「そうです!僕は犯人ではありません。そして犯人を知っています」
穂乃果 「そんな…この中に…いるなんて」
凛 「なんで、友達だと思ってたのね」
にこ 「…」
希 「今からでも遅くないで、うちもみんなのこと疑いたくないんよ。出てきてくれへんか?」
教室内 し~~ん
希 「無理…みたいやな」
絵里 「じゃあ、モノクマとりあえずルール説明してもらっていいかしら?」
モノクマ 「ええいいですよ!今回の裁判は小泉さんが誰に殺されたか?をみなさんで話し合い犯人を決め最後に投票してもらいます。もしそれの人がクロならクロがおしおき、シロならクロ以外がおしおきされてクロは晴れて卒業で外に出れます 以上」
こうして花陽ちゃんの裁判が幕を開けた
絵里 「とりあえず私が進行を務めるわね」
希 「生徒会の話合いみたいわね」
にこ 「さっさと終わらせましょう!犯人見つければいいだけなんでしょ!」
希 「そうなんやけど…簡単に行くかな?」
にこ 「どうせ高校生の犯行よ、現場に証拠とか残ってるんでしょ」
凛 「現場は絵里ちゃんと海未ちゃんだったよね…」
穂乃果 (こんなのおかしいよ、仲間内で犯人探しなんて…)
絵里 「そうね、まずはモノクマファイルにあった花陽の死因から話合いましょう!」
にこ 「そんなの話合う必要ないでしょ、花陽はアルパカ小屋で殺されたのよ」
絵里 「にこそれは違うわ!この写真を見て」写真
にこ 「えぇ、どういう事…現場の写真ね」
凛 「ひどいよ」
穂乃果 (あれ、この写真…)
海未 「血が現場に無かったのです!一滴も…」
にこ 「てことは…他の所で殺されたってこと?」
絵里 「そうなるわね!じゃあ何処で殺されたと思う…ことり?」
ことり 「え…私…?」
絵里 「そうよ!ことりあなたに聞いてるのよ」
ことり 「う~ん…講堂の倉庫とかかな?人目につかない所かな」
希 「そうやな、人前ですることではなんもんな…で、ことりちゃんその倉庫で花陽ちゃんとなにしてたん?」
凛 「え…ことりちゃん?」
ことり 「……?何のこと?」
絵里 「とぼけても無駄よ!白状しなさい」
凛 「ことりちゃんが…かよちんを……犯人なの?」
海未 「ことり…」
穂乃果 「まってよ!みんなしてまだことりちゃんが犯人って決まったわけじゃないよ!ことりちゃん話して倉庫でなにをしてたか…穂乃果は信じてるよ」
ことり 「……うん…わかった!3日前に動物の毛を剃って服を作ったの、それでね花陽ちゃんに試着してもらってたの…講堂の倉庫で…やましい事なんかしてないよ」
穂乃果 「なんだ…そんなことか、隠すほどじゃないじゃん」
凛 「それは違うよ!!!」
ことり 「ピィ~!!」ビクビク
希 「あ、凛ちゃん駄目やで…まだ…」
凛 「じゃあこれはなに」写真
海未 「写真でしょうか?こ これは花陽の下着姿と裸の写真…ことり破廉恥です!」
穂乃果 「…ことりちゃん、そんな…ウソだよね?」
凛 「しかもこんなにいっぱい…これでも白を切るきかにゃ」ぱらぱら
希 (あちゃ~やってもうた…最終手段で使おうと思ってたのに…これじゃあことりちゃんの公開処刑やん)
にこ 「ことりにこんな趣味があったなんてね!人前でいえない趣味が一つくらいあったほうが面白いとにこは思うにこ」にこにこにー
真姫 「イミワカンナイ」
ことり 「違う、違うよそんな気持ちでとったんじゃないよ」涙目
凛 「泣いて落とせるのは海未ちゃんぐらいだにゃ」
海未 「凛、失礼ですよ」
穂乃果 (どうしよう、どうしよう…ことりちゃんは人を殺すことなんでできないはずなのに…何も思い浮かばない)おどおど
絵里 「ちょっと、話がそれてるわよ」
凛 「それてないよ!ことりちゃんが口封じの為にかよちんを殺したんだにゃ!そうに決まってる」
ことり 「そんな…違う…違う、私じゃない わたしは…わたしは…ただ…穂乃果ちゃんにサプライズがしたかっただけなの」
りんうみ 「え…どういうことですか(なの)?」
ことり 「穂乃果ちゃんにお洋服をサプライズで作って喜んでもらいたかったの好きだから、それで花陽ちゃんに協力してもらってたの 花陽ちゃん体型にてたから…」
穂乃果 「えぇぇ、そうなの!穂乃果もことりちゃんのこと好きだよ」
海未 「私もですよ」
一同(モノクマ含み) (海未ちゃんには聞いてないのに…ナチュナルにかえしてる…)
ことり 「それでこの写真は衣装の寸法とイメージの為に使ってたの、ちゃんとお洋服が出来たら燃やすつもりだったよ。本当だよ」
絵里 「そのようね、だってじゃじゃじゃん、ここにその洋服があるんだもんね!もふもふの洋服店コートかしら」
穂乃果 「穂乃果もついさっき、部屋のクローゼット開けてびっくりしたよ。ことりちゃんだったんだね!ありがとう」
ことり 「誤、誤解が解けてよかったよ~良かったよ」
凛 「ごめんなさい、ことりちゃん…凛、冷静じゃなかったけどことりちゃんにひどいこといって…」
ことり 「凛ちゃん この後ことりの着せ替え人形になってもらいよ」
凛 「ことりちゃん、うんわかったにゃ」
ことり 「穂乃果ちゃんもありがとう、信じてくれて!」
穂乃果 「当たり前だよ」
にこ 「で、ことりは違うみたいだけど…絵里はなにがしたかったわけ?」
絵里 「そうね!まず、現場にこれが落ちてたのよ!」証拠品
にこ 「ことりの髪の毛ね」
絵里 「さっき聞いた通り、ことりは花陽に会う為にアルパカ小屋に結構行ってたみたいね…その時落ちたんでしょう!それに、ことりの身の潔白を証明しておきたかったのよ」
にこ 「これじゃあ、話が進まないわね」
絵里 「もう一度、状況を整理しましょう!まずは凶器だけど」
にこ 「ナイフでしょ、何回いわせるの」
海未 「にこ、違うのです。傷口を確認してのですがナイフより細いものだったのですよ」
穂乃果 「包丁とか?」
ことり 「でも、包丁はキッチンに全部あったよ!朝ごはん作る時に確認したよ」
にこ 「にこも昨日料理当番だったけど揃ってたわよ」
希 「そうやでもナイフはあった?」
にこ 「ナイフも数えてないけどあったとおもうわ」
希 「でも、これ見て」写真
にこ 「なんか…使い古されたナイフね」
希 「そうなんよ、だから凶器はキッチンにあったものやないんよ」
凛 「ナイフ…にしては細いような…」
絵里 「そうね!実はナイフじゃないのよ…これ」
穂乃果 「じゃあなに?」
海未 「メスです!」
穂乃果 「メス?女性の共犯者ってこと?性別?」
海未 「穂乃果!ふざけないでください!手術で使うメスです」
穂乃果 「あぁ、メスね!うん、うん」
凛 「なんでメスなんかつかったんだろう?」
絵里 「それは、犯人は包丁やナイフだとすぐばれるかもしれないと思ったからじゃないかしら。毎日使うし料理当番もチェックするし」
希 「これで凶器も分かったみたいやん」
絵里 「そうね!でもまだよ…突破口がない…じゃあ次は何処で殺されたかね」
凛 「自室はさがしたけど何もなかったね」
ことり 「キッチンは…ありえないよ…ね」
穂乃果 「トイレとか?」
希 「みんな不正解や、正解は1年教室や
穂乃果 「1年教室?」
希 「そうや、そこに花陽ちゃんのリボンと何かごはん粒が少しあったんよ」
穂乃果 「ってことは花陽ちゃんは1年の教室で殺されて犯人によってアルパカ小屋に運んだってこと?でもなんで移動させたのかな?」
絵里 「それはね!凛が原因よ」
凛 「凛が原因?凛なにか悪いことした?」
絵里 「いや、そういう意味ではないわ!犯人は知ってたのよ、凛が毎朝朝練で走っていることを…そしてそのルートを」
凛 「凛が走ってることはみんなしってるよね」
真姫 「私は、初耳よ」
凛 「そだね!真姫ちゃん以外だね。で走るルートを知ってるのは海未ちゃんとかよちんとにこちゃんくらいかな」
海未 「そうですね!ルートは違えど何回か朝練で走ってるとすれ違いますからね!覚えられます」
にこ 「私は、凛とお話してて知ったにこ!それに朝を思い出して欲しいにこ!」
穂乃果 「朝?」
にこ 「朝5時に穂乃果の大声で部屋から出て花陽の部屋にいったのよ!流石に人をアルパカ小屋に運んで自室に戻るまで1.2時間位かかるとにこは思うにこ」
絵里 「その通りね!確か4時くらいに凛は花陽をアルパカ小屋でみてるのよね」
凛 「そうにゃ、走ってたけど挨拶したにゃ」
絵里 「で、ことは4時から5時の間に殺されたということになるわね」
海未 「私にもアリバイがあります!凛と走ってる時に何回もすれ違っていますので、ですよね…凛」
凛 「うん、そうだよ海未ちゃんとは15分位のペースで会ってたにゃ!早いにゃ」
希 「ってことは、真姫ちゃん・海未ちゃん・ことりちゃん・凛ちゃん・にこっちにはそれぞれ朝方アリバイがあって犯行は無理みたいやな」
絵里 「ちなみにことり、朝遅れた理由は、穂乃果の部屋にお洋服を置きにいってたのかしら?」
ことり 「うん、そうだよ!うぅ頑張ったのに…サプライズ失敗しちゃった…」
穂乃果 「そんなことないよ!穂乃果うれしいよ」
絵里 「で、私は希といた…ってことはアリバイがないのは…穂乃果だけね」
穂乃果 「……え」
絵里 「だから、穂乃果って言ってるのよ あなたはアリバイがあるのかしら?」
穂乃果 「穂乃果じゃないよ!穂乃果は寝てたもん」
絵里 「おかしいと思わない?いつも穂乃果は海未に起こしてもらってるのに今日だけ5時に起きるなんて」
穂乃果 「そんなのたまたまだよ!」
絵里 「もしかして、あなた本当は2時位に起きてたんじゃないの?」
穂乃果 「なんでそんなこというの?穂乃果じゃないよ」
絵里 「でも…あなただけなのよ、アリバイがないのは…」
ことり 「アリバイはないけど、殺す動機もないよ」
希 「そうやで、まだ決めるのは早いんとちゃうか?」
にこ 「でも、朝の演技だったかもしれないにこよ!女優賞がとれるにこ」
海未 「演技であんなことする穂乃果ではありません!幼馴染の私が断言します」7
ことり 「そうだよ!穂乃果ちゃんはそんなことしないよ」
真姫 「でも、分からないわよ!そうしてまでしてここから出たかったにかもよ」
穂乃果 「穂乃花はそんなことしないよ」
絵里 「穂乃果はここから出たくないの家族とか心配にならない?私は心配よ!」
海未 「誘導尋問です!答える必要はありません、しっかりして下さい」
穂乃果 「穂乃果は…穂乃果は…」ガクガク
ことり 「そういう絵里ちゃんこそ希ちゃんと共犯して殺したかもしれないじゃない」
絵里 「共犯か…モノクマ共犯の可能性はあるの?その場合は複数で卒業できるのかしら」
モノクマ 「お答えしましょう!共犯の場合は最後に殺した人がクロです!なので手伝ってもここから出れません。あくまでも出れるのはクロです」
絵里 「で、今回は共犯はいるのかしら?」
モノクマ 「面倒なので答えましょう、共犯者はいます」
ことり 「っことは、白紙に戻ったね」
絵里 「そのようね!大体のアリバイが消えたわ」
海未 「そのようですね!話がまったく見えなくなりましたね」
絵里 「そうね!」
一同 「…」
凛 「希ちゃんが怪しいと思うな」
希 「次はうちかええで!うちは潔白や」
真姫 「なんで、希が犯人だと思うの?」
凛 「ことりちゃんの鍵を持ってたからだにゃ」
ことり 「わたしの鍵?」
凛 「そうにゃ!だからことりちゃんの写真をもってこれたんだよ」
ことり 「そういえば…そうだね」
凛 「なんでもってたの?」
希 「アルパカ小屋に落ちてたんよ!重要な証拠になると思って隠してたたけど当がはずれてもうたな」
ことり 「私が一番の被害者…」しくしく
海未 「大丈夫ですよ!もうみんな気にしてませんから」
にこ 「そうにこ」
真姫 「同性愛も最近認められてきてるしね」
ことり 「真姫ちゃん絶対勘違いしてるよ」驚愕
希 「なわけで、うちは無実や」
凛 「もう…なにがなんだかわからなくなったよ」
ことり 「もうことりもわかんないよ」
にこ 「にこもわかんない」
希 「にこっちはそれが言いたいだけやろ」
にこ 「なんでにこにはあたり強いのよ」
希 「あざといからやん」
にこ 「…」
穂乃果 (本当にそうなのかな…なにか見逃してるような!)
絵里 「現場はあと特になかったと思うけど…」
海未 「ぇ…」
穂乃果 (凶器はメス、殺害現場は1年の教室)
希 「そうやね捜索のほうもないもないやん」
穂乃果 (共犯者…まって、凛ちゃんの話で3人名前が上がったけどその中に…うん)
にこ 「そうにこね」
穂乃果 (写真…アルパカ…聞いてみる価値はあるかも)
真姫 「犯人はいないとか自殺かしら」
穂乃果 「ねぇ海未ちゃん、1年の教室に血はあった?」
海未 「いえ、ありませんでした。ブルーシートとかの上で殺したのだと思います」
希 「焼却炉にもなかったで」
絵里 「そうね!見つかってないわ、アルパカ小屋にもないし」
穂乃果 「おかしいよ!それにナイフで殺したのに血がないなんて」
真姫 「なにじゃあ穂乃果はナイフで殺されたんじゃないって言いたいの?」
穂乃果 「うん、それに多分首を絞められて殺されたんだよ…ごはんを食べてるとき」
真姫 「イミワカンナイ」
にこ 「なんでそう思うの?」
穂乃果 「花陽ちゃんに助けを呼ばせない為だよ!」
海未 「まだ話がみえませんね」
穂乃果 「だからごはんを食べてる時に首を絞められて死んだんだよ」
にこ 「え、でも死因は心臓に刺さったナイフなんでしよ?」
穂乃果 「違うの!それはただ刺されただけで…最後まで読んで!死因はショック死なんだよ」
絵里 「そうよ!死因はショック死で刺されたのは原因とは考えにくいの」
にこ 「にこ~!!!」
ことり 「じゃあ、お米はどうやって渡したんだろう?朝ご飯の時はちゃんと炊飯器いっぱいあったよ」
穂乃果 「多分、ご飯は前日に炊いたご飯なんだよ!そうすれば電子レンジを使えば良い!それに冷めてのおにぎりなら美味しいよ」
絵里 「昨日の料理当番って…にこ」
にこ 「確かに、にこが昨日の当番だけどにこわかんない!でもでもにこ昨日は凛と花陽と一緒に夜、ガールズトークしてたからにこは犯人じゃないよ」
凛 「そうにゃ!凛が証言するにゃ」
穂乃果 「そうだよ!にこちゃんは犯人じゃないよ」
にこ 「よかったにこ」
穂乃果 「それで、真姫ちゃんこの服のもふもふ何の生地で出来てると思う?」
真姫 「そんなのアルパカの毛に決まってるでしょ、ことりがさっき言ってたじゃない」髪くるくる
穂乃果 「そうだよ!真姫ちゃん、アルパカの毛だよ でもなんで真姫ちゃんわかったの」
真姫 「何回もいわせないで、だからさっきことりがそういってたじゃない」
希 「穂乃果ちゃん、うちも真姫ちゃんとお話したいからちょっとええかな?」
穂乃果 「う うん」?
希 「真姫ちゃん 唐突なんやけどピアノは好き?」
真姫 「ええ、好きよ!こう見えても腕前はすごいんだから、昨日もひいてたわよ」
凛 「音楽室のピアノの音は真姫ちゃんだったんだ!綺麗な音色だったよ」
真姫 「当たり前でしょ!」
絵里 「昨日は音楽室にいたのよね?」
真姫 「そうよ!1日中、音楽室にいたわ」
絵里 「そうね」チラ
希 「うちのお守り落ちてたんやけど、何処に落ちてたと思う?」
真姫 「ヴぇえ…」
希 「残念…時間切れです。正解は1年の教室です」
絵里 「1年の教室で何をしてたのかしら」
真姫 「ヴぇえ…別に私がなにをしようが関係ないじゃない」
絵里 「それでね、希にさっき確認してもらったの音楽室…そうしたら」
真姫 「何か出てきたのかしら?」
希 「なんもでなかったんよ…でも焼却炉からは燃えたラジカセが見つかったで、で中身もこの通り無事や!最近のラジカセは頑丈やな」
真姫 「ヴぇえ、ちゃんと燃やした…あっ」口抑え
絵里 「やっとボロを出したわね」
希 「真姫ちゃんの言う通り!ちゃんと燃えてたで、中身もな」ボロボロのテープ
真姫 「別にいいじゃない」
希 「ええで!穂乃果ちゃん…あとは頼んだで」
穂乃果 「うん、真姫ちゃん 毛が剃られてるアルパカを見たんだよね?1年の教室で…」
真姫 「…み 見てないわよ」
穂乃果 「そうじゃなかったらなんでアルパカだと分かったの?ことりちゃんは動物ってだけいったのに」
真姫 「そ、それは…この学校にアルパカがいるからよ」
穂乃果 「見てないのに?」
真姫 「真姫ちゃんは天才なの!それぐらいおみとおしなの」
穂乃果 「弾切れだ…どうしよう ごめんね希ちゃん…」
(もうすこしなのに…)
希 「ええで、こっちには優秀な元生徒会長がいるやん
」
絵里 「じゃあ、駄目だしね」
真姫 「まだ私を疑う気冗談じゃないわ!」
絵里 「まぁまぁ、いいじゃない最後よ!これで終わりよ」細いもの
凛 「なにかにゃ??紐?」
絵里 「違うわ!ピアノ線よ」
希 「そうやで、確認したらグランドピアノのピアノ線一本なかったんよ」
絵里 「それであなたはラジカセで凌ぐじかなかった!髪の毛では殺せなかったから…」
真姫 「そんなことだれでも出来るでしょ」
凛 「それは無理、だって音楽室の鍵も音楽室使うの真姫ちゃんしか使わないから」
絵里 「それに決定的な証拠もあるのよ…真姫腕みせて」
真姫 「ヴぇえ…いやよ」
海未 「やっぱり、引っかかれた傷…」
穂乃果 「まとめるね」
犯人は最初花陽ちゃんがいつも1年の教室でアルパカの世話をしているのを知っていた。だから、共犯者共に朝早くいった。その時裸のアルパカを見たんだね!そこでごはんを与え食べている所をピアノ線で首を絞めて殺した。その後共犯者と共にアルパカ小屋まで動かしあたかもアルパカ小屋で殺したと思わせるためにメスを使い刺した!その後共犯者は手紙を穂乃果の部屋に忍ばせて騒ぎをおこし犯人の逃走の時間稼ぎと共犯者のアリバイづくりを行った。そして犯人のミスは知り過ぎてる情報と花陽ちゃんが殺される間際の抵抗時に落とした希ちゃんのお守りとひっかき傷…それが証拠だよ
穂乃果 「そうだよね!真姫ちゃん」
凛 「なんで…なんで真姫ちゃんそんなことしの」
海未 「もっと違い道があったはずです」
ことり 「そんな…真姫ちゃん…」
希 「あとは投票するだけやな」
絵里 「そうね!投票しましょう」
にこ 「…」
一同 「ポチ」
モノクマ 「正解です!小泉さんを殺したのは西木野さんです、では西木野さんにはおしおきを受けてもらいます」
穂乃果 「まって、なんで花陽ちゃんを殺したの?」
真姫 「殺しやすそうだったからよ!私は、こんなところで足踏みしているような人間じゃないの!上に立つ人間なの、あぁ完璧だと思ったのに…」
海未 「あなたは最低です!」
凛 「罪を悔い改めろ」
希 「…」
にこ 「…」
穂乃果 「それと…共犯者ってにこちゃんだよね?」
にこ 「そうよ!にこが真姫ちゃんに凛のルートと花陽の場所そしてみんなが出歩かない時間や道を調べて教えてたのよ」
穂乃果 「なんでそんなことしたの?にこちゃん」
にこ 「共犯者も卒業出来ると思ったからよ!にこも出たかった早くみんなにちやほやされたいのよ」
希 (にこっちは何でモノクマの説明のあと真姫ちゃんを裏切らなかったのだろう?)
凛 「最低にゃ」
穂乃果 「そんな事のために手伝ったの?人の命より優先することなの?」
にこ 「………そうよ」
海未 「あなた最低です」ぱーん
にこ 「…」ヒリヒリ
モノクマ 「では…改めまし…」
真姫 「おとなしくお仕置きを食らう私じゃないわ!逃げるが勝ちよ」ドア バタン
穂乃果 「真姫ちゃんダメ…ここの教室の高さは…」
真姫 「きゃーーーーーーー」
(ごめんね!にこちゃん……あとエリーも)
2秒後
絵里 「うわぁーーーーー」
絵里ちゃんが頭を抱え大声を上げていきなり倒れた
希 「えりち…そんな嘘、そんな…」きょろきょろ
(なんでや!スキルの使いすぎと同じ状況…あかんえりちのキャパこえとる…だもなんで…まさか…)
その後絵里ちゃんは一命を取り留めたが意識不明、真姫ちゃんは転落による死亡が確認された!にこちゃんには悪いけど裁判後監禁した!
それども穂乃果達は進む必ず明るいみらいがあると信じてたちどまらないようにみんなで…
エピソード1「絶望の始まりは静かにに訪れる」非日常 終了
??? 「あ~あ、真姫ちゃんも絵里ちゃんもリタイアか。1回で三人死ぬなんて絶望ね!もう…これじゃあ誰が進めるのよ!まぁいいわ、まだ裏切り者は一人残ってるし楽しみだな
穂乃果 ところでなんでアルパカ1年年の教室にいたの?
ことり それはね、裸のアルパカさんが寒そうだって花陽ちゃんが移動させたの
とりあえず、1話完結です。初投稿でしたが書いていて楽しかったです!気が向いたらつづきを書こうと思います。読んでもらいありがとうございました。
絢瀬絵里、高坂穂乃果。キャラの名前には注意ですよ(癶ω癶)
ありがとうございます。直しました
これってもしかしてだけど
人死ぬ?
考え中てす
続き期待してます♪
ラブライブもダンガンロンパも大好きなので期待してます。