2015-08-17 12:50:35 更新

概要

ほのまきです!…多分


前書き

穂乃果編の「突っこみ真姫ちゃん」を書いていたら予想以上に真姫ちゃんが突っこんでいなかったので…でもせっかく書いたので掲載します。


生徒会室


穂乃果 「う~ん…う~ん」カキカキ


真姫 (唸ってるわ…海未とことりはいないみたいだけど…)キョロキョロ


真姫 (忙しいみたいだから…また今度にしようかしら?)ソローリ


穂乃果 「はっ…真姫ちゃんだ!やっほー」フリフリ


真姫 (見つかってしまったわ)ビク


穂乃果 「どうしたの?生徒会に用?それとも穂乃果も用かな?」ガラガラ


真姫 「ええっと…たまたま…たまたま通りかかっただけよ」あせあせ


穂乃果 「そうなんだ~!穂乃果…今暇だから話し相手になってよ!」ガシ


真姫 「そうには見えなかったけど…」ジィー


穂乃果 「うっ…それは…」


真姫 「どうせ穂乃果の事だから生徒会の仕事ほったからしにして積りに積もった書類を慌ててやってるんでしょ!」


穂乃果 「そそれは…そうだけど…」


真姫 「で…海未とことりはどうしたのよ?」


穂乃果 「聞いてよ!真姫ちゃん酷いんだよ…二人とも」


真姫 「酷い?」


穂乃果 「うん!穂乃果ひとりじゃあ絶対終わらないから手伝ってって頼んだのに」


穂乃果 「海未ちゃんがね…毎日少しずつやらない穂乃果が悪いのです!あなた一人で片づけて下さい…今日中にです」


穂乃果 「って鬼の形相で言うんだもん!」


真姫 「聞いてるかぎりだと穂乃果が悪いじゃない!」


穂乃果 「それでね!それでね!…ことりちゃんが…海未ちゃんそれは流石に無理があるよ!ことり手伝うね」


穂乃果 「って言ってくれたんだけど…海未ちゃんが…ことりは穂乃果に甘いです!ことり行きますよ」


穂乃果 「そしてことりちゃん強制的に海未ちゃんに連れて行かれちゃった…」


真姫 「ことりなら手伝いそうだけど…海未に連れて行かれていかれちゃったんじゃあ…しょうがないわね」


穂乃果 「それで連れて行かれる時にことりちゃんなんて言ったか分かる?真姫ちゃん」


真姫 「そうね…穂乃果ちゃ~ん…かしら!ことりならそう言いそうね」


穂乃果 「穂乃果もそう思ったんだけど正解は…」


穂乃果 「ピイィィイイイ…でした!」


真姫 「え…あははは…何それ…可笑しい」クスクス


穂乃果 「面白いでしょ!」


真姫 「面白いわ!ことりそんな感じなの?」


穂乃果 「そうだよ!穂乃果もそれ声聞いてブルーだったのが吹き飛んだよ!」


真姫 「私も聞いてみたいわ!」


穂乃果 「それで…穂乃果見逃さなかったよ」


真姫 「なにを?」


穂乃果 「海未ちゃんの顔がすごく緩んでいたことを…こんな感じ…」顔真似


真姫 「ふふふ…海未もそんな顔するのね!」


穂乃果 「海未ちゃんも本当は優しい子なんだよ…みんなの前では厳しそうにしてるけど…」


真姫 「知ってるわ…」


穂乃果 「え…?」


真姫 「作詞を読んでればわかるわ!海未の作詞には優しさも厳しさも読み取れる」


真姫 「だから…少なくとも…私は…海未が厳しいだけの人だとは思っていないわ」


穂乃果 「真姫ちゃん…うん!その通りだよ」


穂乃果 「だから…今日のことも穂乃果の事を思ってのことだって穂乃果分かってるはずなのに…」


真姫 「甘えちゃうのね…」


穂乃果 「うん…やっぱり穂乃果…こういう事に向いていないのかな?」


真姫 「穂乃果…」


穂乃果 「穂乃果…みんなに助けてもらってばかりだし…勉強とか仕事とかあまり出来ないし…元気しか取り柄がないや」あはは


真姫 「それでも良いと思うわ」


穂乃果 「…」


真姫 「少なくとも私は勉強も仕事も出来ない穂乃果に」


真姫 「好きだけど親の為に半ばあきらめてた音楽」


真姫 「かけがえのない仲間…素直な気持ち…みたことない景色」


真姫 「どれもこれも教科書では教えてくれない…それなのに大切な事」


真姫 「すべてあなたが手を引っ張って見せてくれたものよ」


真姫 「少なくとも私は感謝してるわ」


穂乃果 「真姫ちゃん…」


真姫 「だから…ね…そんな悲しい顔しないで」


穂乃果 「うん!ありがとう…穂乃果頑張るね」


真姫 「その意気よ!」


穂乃果 「それにしても真姫ちゃん…本当に素直になったね」


真姫 「///…カラカワナイデ…」ボン


穂乃果 「からかってないよ!本当に本当だよ!」


真姫 「もぅ…///」プシュー


穂乃果 「うんうん!真姫ちゃん可愛いな~もぅ」ナデナデ


真姫 「ナデナイデ」ウゥゥ


穂乃果 「ふふふ…」ナデナデ


真姫 「///」


穂乃果 (満更でもないみたい)ナデナデ


真姫 (たまにはナデられるのも悪くないわね///…気持ちいいわ///)


穂乃果 (どうしよう…可愛い…いつもツンツンしてる分…デレの破壊力が)


穂乃果 (いつもの…数百倍の威力///)


真姫 (なんか…眠くなってきた…フワァ…わ)ウトウト


穂乃果 (ウトウトしてる…こっちに倒れろ…穂乃果の膝の上に倒れろ~)


真姫 (あら…本当に…ねむ…いわ…)フラフラ


穂乃果 (穂乃果の膝…穂乃果の膝の上…気持ちいいよ~)


真姫 (なんか…吸い寄せられる…どこかに吸い込まれるわ…)フラフラ


穂乃果 (寝心地良いよ~穂乃果の方に…穂乃果の膝の上)


真姫 (もぅ…だめ…お休みなさい!ムニャ)ポサ


穂乃果 (やった!真姫ちゃんが穂乃果の膝の上に!膝枕大成功!)


真姫 「スゥスゥスゥ」


穂乃果 (真姫ちゃんの寝顔可愛いな…穂乃果が一人占め出来るなんて)


穂乃果 (もぅ最高!なんかやる気出てきた)


穂乃果 (ありがとう真姫ちゃん!)


穂乃果 (穂乃果…恥ずかしくて言えなかったけど…)


穂乃果 (真姫ちゃんにすごく感謝してるよ)


穂乃果 (私達の曲を作ってくれてありがとう…穂乃果を支えてくれてありがとう…)


穂乃果 (感謝しきれないや)ナデナデ


真姫 「ムニャ…ウフフ…クスグッタイ…スゥスゥ」


穂乃果 (うん!頑張ろう…)


その後…穂乃果は無事、生徒会の仕事を終わらせることが出来さらに真姫ちゃんの幸せそうな寝顔も堪能しました…真姫が起きた後、膝枕のお礼に二人で駅前に行きウィンドーショッピングをしたり食事したりと至福の放課後を過ごしました。
















































その頃


海未 「そろそろ…私の助けを欲しがる頃でしょうか」


ことり 「もぅ…海未ちゃん本当に回りくどいんだから」


海未 「これも穂乃果の為です」


ことり 「最初っから手伝う気だったくせに…」


海未 「それはそうですけど…ですが毎回あれではこの先が心配で心配で…」


ことり 「う~ん…海未ちゃんの気持ちは分からなくないけど」


海未 「えぇ」


ことり 「でも…弱った所を助けて好感度UPを狙うのはどうかと思うよ!」


海未 「うぅ…それはですね」


ことり 「もぅばればれたよ~」


海未 「穂乃果が…穂乃果が分かってくれないのです…あんなにあんなに愛情表現してるのに一向に気づいてくれない穂乃果が…」


ことり 「それにはことりも同情するけど…」


海未 「これまで私は穂乃果にどれほどの愛情を注いで来たか…」


ことり 「うん」


海未 「優しくしてもダメ怒ってもダメ引いてもダメ押してもダメ…押し通しても置いてけぼりにしてもダメ…一体全体どうすればいいのですか」


ことり 「…」


海未 「どうすれば…穂乃果は私を…私を見てくれるのですか…なんで勝手に新しい場所に行ってしまうのですか」


ことり 「海未ちゃん…頑張ろう…」


海未 「私は…疲れてしまったのでしょうか…もぅもぅ…」


ことり 「大丈夫だよ!海未ちゃんことりは海未ちゃんの味方だよ」


海未 「ことり…」


ことり 「海未ちゃんが挫けそうになったら応援する!立ち止まったら背中を押す…それが私の役目…だから頑張ろう」


海未 「えぇ…ありがとうございます!元気がでました」


ことり 「その意気だよ!海未ちゃん」


海未 「では…穂乃果の手伝いに行きましょう」


ことり 「そうだね」


生徒会室 ノゾキ


海未 「…」


ことり 「…」


海未 「ことり…」


ことり 「反省会しようね…海未ちゃん」


海未 「はい…あと作戦会議もお願いします」


ことり 「OK~」


海未 「それとあそこにいるにこも連れて行きましょう」


ことり 「そうだね…あんなにイライラしてるにこちゃんみたことないね」


にこ 「ぐぬぬぬぬ…」イライラ


海未 「でも…今日で分かった気がします」ズルズル


ことり 「どうしたのいきなり?」ズルズル


海未 「素直が一番かもしれませんね」ズルズル


ことり 「うん!そうだね…ことりもそう思う」ズルズル


にこ 「真姫ちゃんは…にこのものなんだから~~~~~」


おわり


後書き

最後まで読んでいただきありがとうございました!コメント等あれば投稿してもらえるとうれしいです


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SS好きの名無しさんから
2017-01-17 15:38:30

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1: SS好きの名無しさん 2019-01-02 23:53:08 ID: S:vz2nNk

西木野は私のものだ(誰)


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