2017-11-09 11:31:20 更新

概要

ディオール魔法学園編スタートです。5乙女が魔法学園と絡みます。


前書き

僕なりに魔法学園と5乙女の関わり方を考えてみました!



ゴシックは魔法乙女 短編集16



第39話 閃光



広場にて~


真少年「よしっ、悪魔編も終わったことだし、ディオール魔法学園でも行くか」ルンルン


真少年「実は、魔法学園の講師を頼まれてたんだー」


真少年「今日から学園の乙女見習い女子達と頑張るぞー」


真少年「おいおい、制服乙女達に囲まれて僕どうなっちゃうの?!」



ザンッ!!

プルメリア「‥我は無敵なり、我光撃に敵うものは無し、我一撃は無敵なりっっ!!!」イチゲキヒッサツ!!ズドンッッ!!


真少年「ぴぎゃっっ!!!」ズザザザザーッ



その瞬間、プルメリアの拳一閃の一撃は光速を越え真少年の体を貫く、光を穿つプルメリア!



ラナン「あれは自ら、己は無敵と暗示をかけ攻撃する武技言語っ!」


カトレア「極限まで鍛え上げた肉体の攻撃を更に底上げする攻撃‥‥いえ、光撃」




プルメリア「我名はプルメリア、光の乙女、この名を貴様の傷と血潮と共に刻み込めっ!」ドーン


真少年「」チーン







ロザリー「さてさて、アホが学園でアホなことをするのは止めれたけど‥‥」


ラナン「ディオール魔法学園か‥‥一応制圧しておく?」


カトレア「そうですね、学園側と話し合いをしましょう、マスターの為にも」ニコリ


プルメリア「私も話し合いがよろしいかと思いますわ、マスターの為」ニコ


ロザリー「じゃあ、これが学園の見取図と部隊配置図、私とカトレアで前衛、前線制圧と併せてプルメリアとラナンで東西からの挟撃、スフレは遊撃で、いいかな?」


カトレア「よろしいかと」


スフレ「わーい、スーね、学園のお姉ちゃん達といーっぱい遊んでもらうんだーっ」


ロザリー「後、学園制圧後の勅命がこれね、まぁ状況に応じて数パターン用意してあるわ」


ラナン「制圧即支配、うん、いいんじゃない」


プルメリア「そう言えば悪魔さん達は?」


ロザリー「うーん、恐らく学園は戦力にならない乙女や負傷者を逃そうとすると思うのよ‥」


ラナン「じゃあ、私とプルメリアの挟撃ポイントを少しずつ歪ませて退却路をいくつか造るわ」


プルメリア「そこに悪魔を配置ですね」


スフレ「スーそれ知ってる!蟻ンコ潰しだ!」




カトレア「リリー」


リリー「ここに」シュタッ


カトレア「よろしいですか?」


リリー「はっ、私以下5機学園に先行潜入、プルメリア様ラナン様の進行方向に併せ行動を開始します」


カトレア「スフレさんの暴風に巻き込まれぬように‥」


リリー「了解、では」シュン





カトレア「さて、マスターを講師に迎えるに相応しい方々だとよろしいのですけど‥」


ロザリー「一度の襲撃で潰れるくらいならいない方がましよ」


プルメリア「それでは皆さん時刻合わせよろしいですか」


ラナン「うん」


プルメリア「いきます‥‥5、4、3、2、1‥‥12:00(ヒトフタマルマル)開始」


ロザリー「じゃあ、それぞれ配置に着きましょう、12:10(ヒトフタイチマル)状況開始で」


ラナン「りょーかい、よーし、気合い入れてこー」


スフレ「おー」



ディオール魔法学園に明日はあるのか!







第40話 ドキドキダチュラ



広場にて~~

ルチカ「あ、ダチュラちゃん」


ダチュラ「あらルチカ、ごきげんよう」


ルチカ「‥‥」


ダチュラ「ふふふ、こちらの世界には慣れたかしら」


ルチカ「えっと、どうして鼻にティッシュペーパー詰めてるの?また鼻血が出ちゃった?」


ダチュラ「さっきまでマスターと一緒にエッチな本を見てたの、なかなか刺激的だったわ」


ルチカ「何をやってるのよ」


ダチュラ「最後まで読めなかったけどね」


ルチカ「ダチュラちゃんが倒れちゃったの?」


ダチュラ「ううん、マスターがロザリーに一撃で沈められたから」


ルチカ「ふええぇ」


ダチュラ「人って空を飛べるのね‥‥」


ルチカ「それってマスターがロザリーさんの一撃で吹っ飛ばされたんだよね?」


ダチュラ「そのままロザリーがマスターを何処かに引きずって行ったわ」


ルチカ「うわぁ」


ダチュラ「それでね」


ルチカ「うん」


ダチュラ「この本忘れていったの‥‥」


ダチュラ→エロ本→ルチカ


ルチカ「」


ダチュラ「」


ルチカ「‥‥」


ダチュラ「‥‥」


ルチカ「‥‥」ゴクリ


ダチュラ「‥‥や、やーね」


ルチカ「ふえ、こ、困りますよねー」


ダチュラ「み、見てみる?」


ルチカ「え、ええっ、み、見るんですか?!」


ダチュラ「べ、別に、どっちでもいいんだけどねっ!」


ルチカ「そっそうですよねっ、どっちでもいいですよねっ!」


ダチュラ「‥‥」


ルチカ「‥‥」


ダチュラ「‥‥」ペラ


ルチカ「‥‥」ゴクリ


ダチュラ「うわぁ‥‥」ドキドキ


ルチカ「ふぇ‥‥」ドキドキ


ダチュラ「えぇ‥‥」ドキドキ


ルチカ「ふぉ‥‥」ドキドキ


ダチュラ「く、口ぃ?!」ドキドキ ペラ


ルチカ「お、お口だねぇ‥」ドキドキ


ダチュラ「‥‥」ドキドキ


ルチカ「‥‥」ドキドキ







リリー「‥‥あれは、ダチュラにルチカ‥‥?」


カトレア「‥‥あんなところで何をしているのでしょう‥‥?」


リリー「何か真っ赤になってます」


カトレア「二人が見ている本は‥‥?」


リリー「モジモジしてますね」


カトレア「‥‥リリー、望遠鏡カメラで二人の様子を撮影なさい」


リリー「はい、分かりました!」ピピッ パシャパシャパシャパシャパシャパシャ


カトレア「二人の顔のアップと手にする本のタイトル、内容も余すところなくですよ」


リリー「了解です!」



このあとダチュラとルチカの元に大量の写真が届けられて二人は悶絶します








第42話 防衛戦



ディオール魔法学園


女生徒乙女「正門部隊、後積部隊、迎撃部隊、全て壊滅っっ!!防ぎきれませんっっ!!」


乙女司令官「馬鹿なっ!3分も経過してないぞっ!!」


女生徒乙女「事実ですっ、遊撃部隊とも連絡がつきませんっ!」


吹き上がる暴炎と轟音の度に吹き飛ばされる建造物が空を覆う

土砂降りの雨のように降り注ぐ土砂と岩の塊が空中を飛ぶ女生徒乙女の羽を引き裂き地上へと叩き落とす


指導官乙女「応援部隊はどうしたのっっ!もうもたないっ!」


女生徒乙女「現場にたどり着く前に全滅してますっっ!!ぎゃあっっ!!」


声をあげれば何処もなく天上から無数の光の矢が降り注ぎ乙女達の体を貫き、貫き、貫き倒す!


守護隊乙女「!!負傷率が80パーセントを越えましたっっ!!」


守護隊隊長乙女「撤退しろぉっっ!!」


守護隊乙女「‥‥ど、どこに撤退するのよぉ‥‥」


守護隊隊長乙女「私が血路をひら‥ぐぎやあぁっっ!!ひぎやあっ!!」


地上を吹き荒れる暴風が炎を巻き込み地上部隊乙女を焼き尽くす

巻き上がる竜巻が水を巻き込むとそれは刃と化して女生徒乙女を切り刻む


救護隊乙女「まっ、待って、もう、ぎやぁあーっっ!!」


負傷乙女「許じてっ!許じでぐだざいっっ!!ひっ、ひいいっ!」


負傷した乙女を助けるべくギリギリの退却路に飛び込む乙女に四方八方からの暴弾が爪と牙と襲いかかり乙女をぼろ切れと変えていく


通信乙女「お、王宮は、今回の事に、関与しないとの連絡っっ!なんでよっ!!」


指導官乙女「待ってくれ!降伏だっ!もう、降伏しますからっ!ぐあっあぁっっ!!」


元より降伏など求めていない暴力集団は乙女が何を叫ぼうとも、泣き叫ぼうとも無数の轟音で答え続ける


立ち込める黒煙と残骸の山の中、所々伸ばされた黒く焦がされた乙女の手は何を求めようとしたのか


瞳に何も写さない学園乙女達が無数に転がる

焦土に時折一斉総射が行われると断末魔の悲鳴が上がり地面を揺るがす


ごく稀に抵抗が出来る学園乙女も残っていたが直ぐに囲まれなぶられる様に四肢を撃ち抜かれて地上に落とされる

息を潜めて無事を祈り懇願していた乙女は爆風に容赦なく空に噴き上げられて闇の一撃に全身を砕かれ地面に向かって叩き落とされる


もはや学園内に無事に立つ建造物はなく、辺り一面に数えきれない学園乙女達が焼け焦げ引き裂かれ横たわる





カトレア「さて、そろそろよろしいでしょうか」


プルメリア「ですわね」


ラナン「この子達、修行が足らないわね」


スフレ「スー、もっと遊びたいよー」


ロザリー「スフレ、また来ればいいのよ」


カトレア「そうですね、マスターを講師として招聘しようとする限り私達が話し合いに伺いますし‥‥」


プルメリア「カルミア」


カルミア「はーい」


プルメリア「申し訳ないですが、悪魔さん達で最後に一回りして学園乙女を今一度プチッとしておいてもらえますか」


カルミア「はーい、分かりましたー」


カトレア「‥‥あら、ラナンさん、お洋服の隅に煤が付いてますが‥‥」


ラナン「あーーっっ!!!こっこれマスターがガチャでゲットしてくれた星5の衣装なのにっっ!!」


カトレア「まあ!」


プルメリア「何てこと!」


スフレ「ラナンお姉ちゃん、かわいそう‥‥」


ロザリー「これが学園のやり口なの‥‥!」


ラナン「‥‥カルミア」


カルミア「ひっ、はっはい!」


ラナン「最後の一回り私も付き合うわ‥‥」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


カルミア「わ、分かりましたっ」




オーバーキル!!



後書き

まぁ、こうなるよね‥‥


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