悪魔狩りの少女
新しいシリーズ始めます
前のやつと同時進行なので更新遅いです
CPはまだ決まっていません
アルミカかエレミカか、リヴァミカです
気づいたら文章増えてます
コメントお願いします!!!!!!!
あの世界にはあくまでというものが存在する
しかし人類はその存在に気づいていない。
それは悪魔狩りという団体が奴らが人間に危害を加える前に殺っているからだ。
悪魔狩りは、自分の命をも犠牲に戦わなければならない。
これは、そんな悪魔狩りの少女のお話
キース「今日から転校生がうちの学校に2人もやってくる!皆仲良くするように!」
全校生「ハッ!」
────
エルヴィン「さっき校長に紹介してもらった転校生はうちのクラスに来ることになった」
サシャ「二人ともですか?」
エルヴィン「いや、1人は3年生だ」
コニー「ここに来るのは女ですか?男ですか?」
エルヴィン「それはお楽しみだ」
クラスの男子(女子がいいな)
女子(女子の方がいい)
エルヴィン「では、入ってきてくれ」
ミカサ「失礼します」
一同(綺麗!美人!)
ミカサ「ミカサ・アッカーマンです。」
彼女こそがこの物語の主人公だ
彼女の名はミカサ・アッカーマン
悪魔狩りの中でも逸材でものすごく強い
エルヴィン「ミカサの席はエレンくんとアルミンくんの隣だよ」
ミカサ「?」
アルミン「ここだよ!」
エレン「こっちだ!」
ミカサ「!」スタスタ ストンッ
アルミン「宜しくね!」
エレン「仲良くしような!」
ミカサ「ペコッ」
ミカサはひとと関わることを極力避けてる
自分がいつ死んでしまうか分からないからだ
彼女は何故か悪魔によく命を狙われる
────────
放課後
クリスタ「ミカサ!」
ミカサ「…」フイッ
クリスタ「酷い!」
彼女の名はクリスタ・レンズ
過去にミカサに命を助けて貰ったことがあり、それからずっとミカサを追いかけていた
ミカサ「クリスタはこの学校だったの」
クリスタ「うん。そう言えばミカサ。最近は大丈夫なの?」
ミカサ「うん」
クリスタは悪魔狩りではないが、悪魔の存在を知っている数少ない中の1人だ
クリスタ「でも嬉しいなあ」
ミカサ「何が」
クリスタ「ミカサが引っ越して来てくれて」
ミカサ「任務だから」
クリスタ「なんの?」
ミカサ「それは言わない」
クリスタ「ブーブー。どうやったら悪魔狩りになれる?」
ミカサ「あなたはダメだ」
クリスタ「なんでよ!」
ミカサ「…死んで欲しくない」ボソッ
クリスタ「!!!!!!!」(可愛いなぁ)
ミカサ「じゃあ。私の家はここだから」
クリスタ「うん。じゃあね」
ミカサ「うん」
家の中
ミカサ「…」
ミカサは家に帰ってもただいまなんて言わない
彼女の両親は昔悪魔に殺されてしまった
もう彼女にお帰りを言う人は誰1人としていなかった
ミカサ(一人暮らしも慣れたな)
キャーーーーーー
その時だった。家の外からクリスタの悲鳴が聞こえたのは
────────
ミカサ「じゃあ。私の家はここだから」
クリスタ「うん。じゃあね」
ミカサ「うん」
ミカサと別れたあと、私は自分の家へ向かっていた
クリスタ「これからは毎日ミカサといれるぞーーー!」
ドン!
クリスタ「わっ!」
エレン「おーごめんな」
クリスタ「大丈夫だよエレン」
アルミン「クリスタ。大丈夫?」
クリスタ「うん」
クリスタ「2人で帰ってるの?」
エレン「うん」
アルミン「毎日ね」
クリスタ「そっかー仲いいんだね」
エレン「あぁ」
アルミン「親友だよ!」
クリスタ「私もミカサと親友になれたらなぁ」
エレン「そういやぁミカサのこと知ってるみたいだったな」
アルミン「何かあったの?」
クリスタ「ギクッ…昔…ね」
エレン「へー」
その時だったエレンとアルミンの後ろに、奴がいた
クリスタ「キャーーーーーー!!!」
エレン「!?」
アルミン「!?」
クリスタ「後ろ…」
エレン「」
アルミン「」
エレン「なんだ…あれ」
クリスタ「隠れよう!」
アルミン「うん!」
エレン「あぁ!」
悪魔「キルルルルルル」
ミカサ「クリスタ!!!」
クリスタ「ミカサ!」バッ!
エレン「おい!出たらダメだろ」
アルミン「…なんでミカサが…危ないよ!」
ミカサ「大丈夫」
エレンアルミン「え?」
ミカサがどこから出したのか
長い剣を持っていた
ミカサ「…」
ミカサが悪魔に突っ込んでいく
クリスタ「行っけーミカサ!」
ザシュッ
ミカサが悪魔の首をはねる
悪魔「あ"あ"あ"あ"あ"あ"」シュー
ミカサ「汚い…」
ミカサが返り血を拭きながら呟く
クリスタ「ミカサ!」
ミカサ「クリスタ。怪我はない?」
クリスタ「うん!大丈夫だよ!ミカサが守ってくれたからね!」
ミカサ「そう…」
ミカサがクリスタの後ろを見て固まる
クリスタ「?」クルッ
クリスタ「ハッ!」
エレン「…」
アルミン「…」
そこにはミカサに尊敬の眼差しを向けるエレンとアルミンが…
ミカサ(見られた!)
ミカサ「このことは誰にも言わないで!」
エレン「お、おう」
アルミン「言っても誰も信じてくれないよ」
ミカサ(不毛)
ミカサ「帰る」スタスタ
クリスタ「じゃあね!」
エレン「…」
アルミン「…」
エレン「死体は?」
ミカサ「すぐ消える」
シューーー
ミカサの言うとうり
悪魔の死体はすぐに、消えていった
────────
家
ミカサ「ハァー」
ミカサ(見られた…どうしよう)
彼女は自分の右腕にあるブレスレットを見つめながら深いため息をついた
このブレスレットこそが剣の正体だ
特別な訓練を受ければブレスレットを操れるようになる
ただし悪魔狩りでも殆どのひとが、短いナイフしか出せない
だが、ミカサは入団初日で訓練も受けずに長く鋭い剣を出せた
ミカサ「明日からどうしよう。まずはあいつに相談だ」
あいつとは、もう1人の転校生の事だ
────────
翌日
ピーンポーン
ミカサ「…何」
クリスタ「一緒に行こう!」
ミカサ「嫌だ」
クリスタ「ケチ!」
ミカサ「ケチで結構。私といると命を狙われやすい」
クリスタ「分かってて一緒にいるの」
クリスタはミカサの体質のことも、知っている
何やかんやでミカサもクリスタを信用しているのだ。だからこそクリスタを避ける
ミカサ「…」
クリスタ「それに…何か、あればミカサが助けてくれるでしょう?」
ミカサ「…えぇ」
クリスタ「じゃあ決まり!一緒に行こう! 」
ミカサ「…わかった」
クリスタ「やったぁーーーーーーー」
ミカサ「うるさい」
クリスタ「ごめんごめん」
────────
教室 お昼ご飯の時間
クリスタ「ミカサ!一緒にお昼を…」
ミーナ「ミカサ!一緒に食べない?」
アニ「…私と…」ボソッ
ジャン「俺と!」
サシャ「私と食べましょう!」
ミカサ「…」
クリスタ「ミ、ミカサ!」
ミカサ「…」
クリスタ「一緒に食べようよ! 」
ミカサ「うん」
皆「ガーン」
コニー「ミカサってクールビューティだな」
ライナー「コニー。そんな言葉知ってたんだな」
コニー「馬鹿にすんじゃねぇ!」
あはは!
エレン「ミカサ…」
アルミン「気になるね…」
────────
中庭
クリスタ「ここで食べよう!」
ミカサ「その前に…」
クリスタ「あーリヴァイさん?」
ミカサ「うん」
リヴァイとは、もう1人の転校生で彼もまた悪魔狩りの一員だ
リヴァイは人類最強と言う2つ名がある
ミカサが悪魔狩りに入ろうと思ったのもこの男がきっかけだ
コンコン
ミカサ「失礼します」
シーン
ミカサ(なんで静まるの)
リヴァイ「ミカサか、なんだ」
ペトラ「ミカサって言うの?珍しい名前だね!リヴァイくんとはどういう関係?わー黒髪だ!珍しいね!!!!!!!すごい美人だし!可愛いし!」
ミカサ「」
リヴァイ「うるせぇぞペトラ」
リヴァイはもうクラスに馴染んでいるみたいだ
ハンジ「ミカサじゃないか!」
ミカサ「ハンジさん!」
彼女の名はハンジ・ゾエ
彼女もまた悪魔狩りだ、彼女はミカサにぞっこんでミカサを可愛かっている
ミカサもハンジに懐いている。だか、ミカサはリヴァイには懐かない
ハンジ「大きくなったねぇ」
ミカサ「殆ど毎日会ってますが」
ハンジ「で?なんのようだい?」
ミカサ「ハンジさんとそこのチビに話が」
リヴァイ「イラァ」
ハンジ「いいよォ」
ミカサ「じゃあお弁当を持って中庭へ」
ハンジ「OK」
────────
中庭
クリスタ「遅いよー!」
ミカサ「ごめん」
ハンジ「クリスタ!」
クリスタ「ハンジさん!久しぶりですね」
ハンジ「大きくなったねぇ」
リヴァイ「…」
クリスタは1度ハンジ達にミカサが合わせたことがある
知られてしまった事を、報告するためだ
リヴァイ「で、話は」
ミカサ「悪魔の存在をクラスメイトに知られた。私が奴を殺すところも」
リヴァイ「は?」
ハンジ「まずいねぇ」
ミカサ「どうすればいいだろう」
クリスタ「アルミンもエレンも信用出来るよー」
ミカサ「本当?」
クリスタ「うん。誰にも言わないよ。私が保証する!!!」
ミカサ「じゃあ大丈夫。話は終わり、チビは帰って」
リヴァイ「イラァハンジは…」
ミカサ「ハンジさんとは、一緒にお昼を食べる」
リヴァイ「イラァ」
ダンっ!
ミカサ「っ!」
クリスタ「!」
ハンジ「ちょっとリヴァイ。大人気ないよ」
リヴァイ「ふざけんじゃねぇぞミカサ」
ミカサ「うるさいチビ」
リヴァイ「イライラ覚悟は」
ミカサ「そんなのとっくに出来てる」ダッシュ
ミカサが全力で逃げる
ミカサは50メートル走5秒だ
リヴァイ「チッまちやがれ」ダッシュ
彼もまた50メートル走5秒だ
アルミン「ねぇあれミカサじゃない?」
エレン「ほんとだ」
アルミン「早いね」
エレン「あっ。後ろの人に捕まった」
アルミン「ミカサ嫌そうだね」
エレン「暴れてるな」
アルミン「…」
エレン「…」
アルミン「止めないと!」
エレン「あ、あぁ」
ミカサ「離して」ジタバタ
リヴァイ「反省したか」
ミカサ「してない」
リヴァイ「おい!」
エレン「あの」
アルミン「ミカサ?」
ミカサ「!アルミン、エレン助けて」
ミカサ「この人がストーカーしてくる」
リヴァイ「!?」
エレン「!?」
アルミン「!?」
リヴァイ「嘘つくんじゃねぇ」
リヴァイ「てか、お前ら誰だよ」
ミカサ「クラスメイト」
エレン「エレン・イェーガーです」
アルミン「アルミン・アルレルトです」
リヴァイ「さっき話してた奴らか」
ミカサ「えぇ」
アルエレ「?」
リヴァイ「おいお前ら」
エレアル「はい!」
リヴァイ「ミカサが悪魔狩りだってことは誰にも言うなよ」
アルミン「…あなたは?」
エレン「なんでミカサが悪魔狩りだってことを…」
ミカサ「こと人も悪魔狩りの一員。」
リヴァイ「あぁ」
アルミン「!すごい…」
エレン「かっこいいですね」
キーンコーンカーンコーン
四人「!」
ミカサ「じゃあまた」
リヴァイ「あぁ」
アルミン「さようなら」
エレン「早く行こう!」
ミカサ「…」タッタッタッ
アルミン「早い…」タッタッ
エレン「追いつけないな」タッタッタッ
────────
ガラッ
エレアル「遅れてすみません! 」
ミカサ「…」
エルヴィン「大丈夫だ。さぁ早く席について」
アルエレ「はい!」
エルヴィン「ミカサは後で話が…」
ミカサ「はい」
ジャン「なんだ?」
コニー「なんでミカサだけなんだ?」
サシャ「ミカサだけ可愛そうです」
クリスタ「ミカサ待ってたらお昼ご飯食べ損ねた…」
エレン「悪いことしたかな?」
アルミン「なんでミカサだけなんだろう?」
エルヴィン「ミカサ。おいで」
ミカサ「はい」
ライナー「そういやぁエルヴィン先生ってミカサだけ呼び捨てだな」
ベルトルト「確かに…」
────────
生徒指導室
エルヴィン「ミカサ。」
ミカサ「はい」
エルヴィン「任務だ」
彼もまた悪魔狩りの一員で団長だった
だからミカサだけ呼び捨てなのだ
エルヴィン「昨日悪魔が現れたと言ったね?」
ミカサ「…」
エルヴィン「それもミカサの所ではなくレンズくんの所だ」
ミカサ「はい」
エルヴィン「恐らくだが…今回は君と関わっている人間から消すつもりなのだろう」
ミカサ「…」
エルヴィン「レンズ君から離れるな」
ミカサ「ハッ!」
────────
帰り道
ミカサ「…」ボーーー
ミカサはずっと悩んでいた。自分のせいで周りを傷つけないようにしていたのにこれじゃ無意味だどうすればいいのか…と
クリスタ「ミカサ!」
ミカサ「ハッ」
クリスタ「どうしたの?さっきからボーーーっとして」
ミカサ「クリスタ…」
クリスタ「何?」
ミカサ「私に近づかないで。もう…関わらないで」
考えた結果ミカサはクリスタに自分を嫌って貰うことにした
クリスタ「…嫌だ」
ミカサ「何故」
クリスタ「私はミカサと一緒にいたい!」
ミカサ「だからなんで」
クリスタ「ミカサが好きだから…ミカサから離れたくない」
ミカサ「…勝手にすれば」クルッダッ
この時クリスタははっきり見たミカサの頬に涙が伝っていたことを…
クリスタ「相変わらず嘘が下手なんだから…」
この様子を見ていたものがいた
ミカサと同じクラスのユミルとアニだ
ユミル「ミカサ最低だな」
アニ「何か事情があるのかもよ」
ユミル「だからってあんな言い方はないだろ」
アニ「…」
この時アニは嫌な予感がしていた
ユミルがミカサをいじめるのではないかと
そしてその予想は的中した
────────
翌日
ミカサ「…」
クリスタ「おはよう」
ミカサ「…」スタスタ
クリスタ「ちょっと!いつにも増して酷い! 」
ミカサ「なんでいるの」
クリスタ「え?だってミカサと一緒にいたいもんだからいる」
ミカサ「ズキズキ」
ミカサは胸が痛かった
本当はクリスタから離れたくないずっと守っていたい…
クリスタ「ねぇミカサ」
クリスタ「学校サボろう」
────────
公園
クリスタ「はいどうぞーアイス買ってきたよー」
ミカサ「…ありがと」ボソッ
クリスタ「… 」ニコッ
ミカサ「パクパク」(おいしい)
クリスタ「ミカサさぁ。私を突き放す理由っていつも私のためだよね」
ミカサ「!」
クリスタ「今回もそうなんでしょ?」
ミカサ「違う…私はほんとに迷惑で…」
クリスタ「ミカサって嘘ついたらすぐに顔に出るよね」
ミカサ「!?」
クリスタ「私はねミカサに命を助けてもらった時にね、こと人にずっとついて行こうって思ったの…ミカサは周りから見たら冷酷で冷たい人だと思われるかもしれない。だけど私はミカサの優しさを理解してる。私はミカサが好き!何があっても好きなの!命が、なんてどうでもいいよ!」
クリスタ「ミカサは私といるのは嫌なの?」
ミカサ「私は… 」
クリスタ「悪魔狩りのミカサじゃなくて 高校一年生のミカサ…ね」
ミカサ「…私はクリスタと一緒にいたい!ずっと…ずっとずっと一緒に!」ポロポロ
クリスタ「フッ」
クリスタ「じゃあ一緒にいようよ…ね?」
ミカサ「うん!」
クリスタ「ふふっ」
ミカサ「ニコッ」
この時クリスタは、初めてミカサの笑顔を見た
クリスタ「!可愛い」ボソッ
ミカサ「何か言った?」
クリスタ「な、何も!」
ミカサ「そう…」
ユミル「あれぇー?ミカサとクリスタじゃないかぁ」
アニ「うるさいよ」
クリスタ「ユミル!アニ!学校は?」
アニ「今日はお昼で終わりだよ」
ユミル「そういうわけ」
ユミル「ていうかミカサ」
ミカサ「何でしょう」
ユミル「お前サボりか」
ミカサ「…」
クリスタ「違うの!私が無理やり!」
ユミル「クリスタを勝手に連れ回したのか?」
ミカサ「…えぇ」
ユミル「ふざけんじゃねぇぞ!」
クリスタ「オロオロ」
アニ「アキレ」
ゾクッ
その時ミカサは嫌な気配を感じた
それを感じたのはミカサだけじゃなかった
リヴァイ「ゾクッ…嫌な予感がするんだが」
ハンジ「私もだよ」
ハンジ「起きてはならないことが起こりそうな予感だ」
リヴァイ「あぁ。気配はあっちのアイスクリーム屋からだ!行くぞ!」
ハンジ「分かってるよ」
────────
ミカサ「伏せて!」
ユミル「あぁ?」
アニ「?」
クリスタ「バッ!」
ミカサ「早く!」グイッ
ユミル「いてぇよ!」
アニ「コクンッ」バッ!
ズドォォォン!!!!!!!!!!!!!!
ミカサ「くっ」
悪魔「グルルルルルル」
そこに現れたのは悪魔だった
クリスタ「ミカサ!」
ユミル「なんだよこれ…」
アニ「」ボーゼン
ミカサ「下がってて」
ユミル「」ポカーン
クリスタ「早くこっちへ!」
アニ「あ、あぁ」
ユミル「お、おう」
ミカサ「何故こんなに大勢がいる所で…いつもなら人目のつかないところを狙うはず!」
???「まぁまぁ落ち着け」
ミカサ「…」
ミカサはいまいち状況が理解出来なかった
今まで悪魔が喋ることは、1度もなかった
なのに…
???「迎えに来たぞ」
ミカサ「黙れ!」ザッ
悪魔「グルるる」
ミカサ「邪魔だ」ザシュッ
???「やっぱり下級悪魔はダメだなぁ」
リヴァイ「ミカサ!」
ミカサ「兵長!」
ハンジ「状況説明を」
ミカサ「街の真ん中に悪魔複数出現!…一体だけ喋ります」
2人「!?」
ハンジ「悪魔が…喋ったの?」
ミカサ「はい」
エレン「なんだ!?」
ミカサ「!」
アルミン「悪魔だ!」
ミカサ「兵長!」
リヴァイ「なんだ」
ミカサ「彼らをお願いします」
リヴァイ「了解だ」バッ!
ミカサ「ハンジさんは一般市民の安全確保を!」
ハンジ「りょーかぃ!」バッ!
ミカサ(体自体は大きくはない。だけど雰囲気がいつものやつと違う)
???「なぁミカサ。この世界にはな、人間だけじゃないんだよ」
ミカサ「知っている」
???「人間でも悪魔でもないぞ」
ミカサ「?」
???「それは」
???「天使だ」
ミカサ「意味がわからない」
???「それもそうか…天使は絶滅している」
???「いや、正確に言えば絶滅していると思われていた」
ミカサ「意味がわからないと言っている!」
???「まぁ時期に分かるだろう」
ミカサ「待て!」
???「バッ!」
そこにはもう謎の悪魔の姿はなかった
残ったのは下級悪魔だけだ
ミカサ「まずはこいつらを」
ミカサ「…」ザシュッ
ハンジ「ミカサ!」
ミカサ「ハンジさん!」ザシュッ
ハンジ「一般市民の避難完了!」
ミカサ「ありがとうございます!」ザシュッ
ハンジ「手伝うよ」ザシュッ
ミカサ「…」ザシュッ
ミカサ「制圧完了」
ハンジ「フー」
リヴァイ「終わったか」
ミカサ「はい。」
ハンジ「遅かったねぇ」
リヴァイ「色々あったんだよ」
その色々とは…
────────
リヴァイ「おいお前ら。避難するぞ」
エレン「リヴァイさん…」
アルミン「でもミカサが!」
ユミル「なんだよこれ…」
アニ「…」
リヴァイ「…おい。あと一人はどこだ」
四人「!?」
アルミン「クリスタがいない!」
エレン「あそこだ!」
クリスタ「ミカサァ!どこなの!」
リヴァイ「チッ。お前ら、ここで待ってろ」
────────
クリスタ「ミカサ!」
クリスタ「ミカ…」
悪魔「グルルルルルル」
クリスタ「!」シャガミコム
ザクッ
クリスタ「オソルオソル」
リヴァイ「大丈夫か」
クリスタ「はい!」
リヴァイ「ほらっ立て」グイッ
クリスタ「ありがとうございました」
リヴァイ「お前もこっちに来い」
────────────
という訳だ
クリスタ「ミカサー!」ギュッ
ミカサ「クリスタ…無事でよかった」ホッ
アルミン「ミカサー!」
ミカサ「アルミン…君」
アルミン「アルミンでいいよ。ミカサ」
ミカサ「ありがとう」
ミカサ「アルミン。怪我はない?」
アルミン「うん。大丈夫だよ」
ミカサ「よかった」
ユミル「なぁあいつらなんだよ」
ミカサ「…悪魔」
アニ「悪魔?」
ミカサ「そう。人を選んで食べる」
アルエレアニユミ「ゾクッ」
クリスタ「選ぶって?」
ハンジ「あれ?言ってなかったっけ?」
ミカサ「悪魔は3段階に分けることが出来る」
ハンジ「まずは下級悪魔。この悪魔は美味しそうな人を選んで食べるだけだ。知性がない」
ミカサ「そして次は上級悪魔。こいつらは知性がある。私たちを襲うだけではなく計画的にそして短縮的に殺しにかかってくる」
ハンジ「そして最後は…」
リヴァイ「今さっきミカサが言ってた喋った悪魔だな」
ハンジ「そう。今さっき悪魔が2種類から3種類に増えた」
ミカサ「報告書書かないと…」
クリスタ「そう言えばなんて言ってたの?」
────────
???「迎えに来たぞ」
────────
ミカサ「…覚えてない」
ハンジ「えーー!ちゃんと覚えててー!」
ミカサ「すみません」
クリスタ「…」
アルミン「…」
エレン「…」
リヴァイ「…」
アニ「ねぇ」
ミカサ「?」
アニ「ミカサたちはなんでそんなに悪魔に詳しいの?」
ミカサ「────説明中────」
アニ「私も悪魔狩りに入りたい」
ミカサ「!?」
アルミン「僕も!」
エレン「俺も!」
クリスタ「私だって!」
ミカサ「だ…め」
エレン「なんでだよ!」
ミカサ「誰にも死んで欲しくない」
アルミン「死なないよ!」
ミカサ「そんなのわからないでしょ」
クリスタ「お願いミカサ!」
ミカサ「嫌なの!」
みんな「ビクッ」
ミカサ「もう…これ以上。誰も死んで欲しくない」ダッ
クリスタ「あっ」
アニ「ミカサ!」
ハンジ「しつこくしすぎたね…」
ユミル「これ以上ってあんたらが守ってるんじゃないんすか」
リヴァイ「…あぁ。だがな2人だけ守れなかった人がいる」
ハンジ「ミカサの両親だ」
クリスタ「え?」
────────
ミカサ「ハァハァ。みんなに怒鳴ってしまった…」
ミカサ「お父さん。お母さん。会いたいよ」
────────────
ミカサ「ねぇねぇお母さん!」
母「どうしたの?」
ミカサ「一緒に遊ぼ!」
母「いいよ。何をする?」
ミカサの家庭はごく普通の平和な家だった
しかし、母と父はミカサの本当の親ではなかった。それでもミカサは毎日が楽しかった
父「ただいま」
ミカサ「おかえり!」
ミカサの家は山の中にあった
コンコン
母「誰かしら」
父「私が出るよ」
父「はーい」
悪魔「キルルルルル」
父「なんだ…これは」
悪魔「キルルルルル」ザシュッ
父「」チマミレ
ミカサ「お父さん!」
母「ミカサは逃げなさい!」
ミカサ「嫌だ!」
悪魔「キルルルルル」
母「早く!!」
ミカサ「嫌…」ポロポロ
悪魔「キルル」ザシュッ
母「」チマミレ
ミカサ「嫌!お母さん!お父さん!」
────────────
リヴァイ「という訳だ」
皆「…」
ハンジ「ここからミカサの記憶が無いんだけど」
ハンジ「私たちが駆けつけた時にはミカサが気絶してて、悪魔達がミカサを運ぼうとしてる所だったんだ」
リヴァイ「そこを俺たち2人で助けた」
クリスタ「…ミカサにしつこくしすぎたな…」
アニ「ミカサ…」
ユミル「…」
アルミン「ミカサを追いかけよう!」ダッシュ
エレン「あぁ!」ダッシュ
────────
ミカサ「トコトコ」
???「やぁミカサ 」
ミカサ「!」
???「元気がないようだね」
ミカサ「ギロッ」
???「こっちの世界においで」
ミカサ「こっちの世界?」
???「あぁそうだ。悪魔達が住む世界だよ」
ミカサ「そんな世界が…」
???「さぁおいで。」
ミカサ「行くわけないでしょう」
???「そう言うと思ったよ。まぁどうせ来なくちゃ行けないんだけどね」
ミカサ「どういう事だ!待て!」
???「シュン!」
ミカサ「…」(意味がわからない)
カサ!
ミカサ!
クリスタ「ミカサ!」
ミカサ「クリスタ…何」
クリスタ「ごめんなさい!しつこくして」
ミカサ「別にいい。私も…ごめんなさい」
クリスタ「ううん。もうあんなこと言わないから」
ミカサ「…」
────────
???「まぁどうせ来なくちゃ行けないんだけどね」
────────
ミカサ「…いやクリスタ。」
クリスタ「?」
ミカサ「皆も」
一同「?」
ミカサ「悪魔狩りに入るといい」
一同「…!?」
エレン「いいのか?」
ミカサ「もちろん」
アルミン「でも…」
ミカサ「私は貴方達を守れなくなるかもしれない…」
リヴァイ「どういう意味だ」
ミカサ「…」
ハンジ「ミカサ?」
ミカサ「帰ります…」
アニ「?じゃあね」
ミカサ「うん」スタスタ
アルミン「どういう意味なんだろう?」
エレン「なんかありそうだな」
────────
リビング
ミカサ「はぁーーーー」
???「随分長いため息だ」
ミカサ「!?」
続く
どのCPがいいかコメントおなしゃす!
続きが気になります。^_^