第一部
裏社会で名を馳せる『来縁会』の二次傘下組織『四代目棚原組』組長、「坂下 翼幸」(さかした つばさ)は、自分の"親"…即ち『来縁会』の会長の決めた会の在り方に不安を抱き、幼なじみの巡査長「瑞清 宗弥」(みずきよ そうや)に相談をした
瑞清は、坂下に深海棲艦戦争で人手不足になりつつある"海上自衛軍"に入ることを勧める
そして、坂下は何と艦娘指揮に適正でレアな人材であった
そして坂下は容易に艦娘艦隊司令官となり、深海棲艦戦争を終わらせることを決意した
学生提督が作ったSSです、ストーリーもめちゃくちゃだし誤字脱字も多分有ります(私が気付いていないだけで)艦これSSで裏社会系って余り無かったので作ってみました感満載です
それでも読んでくださる心の広い方(太平洋ぐらい)は
どうぞご覧下さい
因みに語録もちょっと出ます
男「そういやよォ…この会抜ける時って…どんぐらい払わなきゃいけないんだっけ?」
同期「あぁ?確か…五十億ぐらいじゃ無かったかなぁ…もしかして抜けるのか?」
男「…………もう新しい親父には愛想が尽きた…前の親父は汚ぇシノギに手を出さなかったりしてたからこの会に入ったんだが…」
男「新しい会長は金さえ持ってくりゃ何も言わん…」
同期「………実は俺もなんだよ」
男「え?マジ?」
同期「……お互い堅気人生頑張ろうや」
男「あぁ、金は用意してるのか?」
同期「部下が下の階でスタンバってるさ」
男「100億持ってきてて良かったわ、じゃあ残りの五十億は抜けた後使ってえぇよなwwwどうせウチ数兆余裕であるしw」
同期「羨ましいなwwおいw」
───数時間後───
男「世話んなったな皆、じゃあな」
幹部「………こちらこそお世話ンなりやしたッ!」
男「じゃあな」
同期「おう!金使いすぎて野垂れ死ぬなよ!」
男「バカヤロ」
────数ヶ月前────
男「なァお巡りさんよ…俺さァ…組み辞めたいんだけどどうしたらいいかな?」
警察1「………誠意見せたら辞めさせてくれるんじゃないですかね?」
男「それがよ…ウチの会長って執念深いからよォ…寝込みとか襲われたら堪ったもんじゃ無いんだよねぇ~…王手」パチッ
警察1「ン~…そう来たか~……なァアンタ、軍に入る気は無いかい?」
男「………軍…?」
警察1「ホラ、深海棲艦ってバケモンが現れてさ?自衛隊が自衛軍になったじゃん?」
男「まぁそうだな」
警察1「アンタ前にさ?償いってどうしたらいいんだろうなぁ…って呟いてたじゃん」
男「お、おう…憶えてたのかい」
警察1「それでアンタが辞めるまでに戦争が続いてたら入ったら良いんじゃない?」
男「………そうかぁ…」
警察1「何か命が惜しいって言って中々軍に人が集まらないらしいからさ…しかも入りたいって言ったら簡単に入れる…アンタにとっちゃ今が好都合だよ」
男「………」
警察1「…どうだい?」
男「……分かった、行ってみる…そしてこの戦争を終わらせてシマ(日本列島)を護ってやる…ッ!」
警察1「その意気だ」
男「よしっ!じゃあ早速詫び金集めてくらぁっ!」
警察1「合法の奴にしろよ〜?」
男「分かってるさ」ガラッ
男「……なァ」
警察1「ん?」
男「…………軍でさ…友人ってできるかな…?」
警察「…出来るさ、一つの組を纏めれるお前さんならな」ニコッ
男「へっ、ありがとよ」バタンッ
───現在に至る───
海軍士官「では早速試験を開始するッ!初めっ!」
男「………」(え?)ペラッ
男「…………中学生のテストレベル…?」
男(幾ら人手不足だからって………これは………)
海軍士官「全員合格ッ!君達は晴れて海軍の士官になったッ!頑張りたまえッ!」
男「だろうなぁ…」(ボソッ)
海軍士官2「では最後にとある『コト』をするので、一人ずつこの部屋に入ってください」
男「コト……?」
何やら重々しい雰囲気の部屋に通された…
多分軍の将官さんだろう…
士官1「では早速…この箱の中を見て下さい」
箱…と言っても浅い長方形のやつ
どちらかと言ったらフタじゃね?
って思ったが場所が場所なだけに言わないでおいた
…………それよりも…
男「…!?」
掌にギリ収まるぐらいの身長の小人が三人…三体…三匹…?
まァ三人にしておくか
三人乗っていた…
将官「………何か見えるかね?」
男「…………え?あ、はい…幻覚かと思いましたが…」
小人「おいおいひでぇなァアンちゃん…俺らは幻覚じゃねぇよ~」
男「!?喋ったッ!?」
瞬間、周りがザワッ!って騒がしくなった
将官2「み、見えるのか!?声が聞こえるのか!?」バンッ!
ビックリした…机をいきなり叩かないでくれよ…
男「え、あ、はい…」
ザワザワザワザワザワザワザワッ!
男(な、何だ何だ…?一体…どうゆー事だ…?)
将官「き、君ッ!大量の人を纏めたりする事が出来るかねッ!?」
男「え?まァ…人に褒められる位は…」
将官1「お、大当たりだッ!」
士官1「えぇッ!」
ザワザワザワザワ
男「あ、あのぅ…一体どうゆう…」
士官1「き、君が…人類を救う事になるかもしれないッ!」ダッ!
男「………へ………?」
男「……妖精……艦娘……?」
将官「うむ」
男「へぇぇー…軍艦の生まれ変わり…」
将官「………君にはその娘らを指揮して深海棲艦と前線で戦って貰いたい」
男「へぇ…まァ分かったよ、艦娘達と一緒に深海棲艦をぶっ倒せばいいんだな?」
将官「早速移動を願いたい」
男「へいへい…」
…………何か嫌に厳重だな…
警護車に…ん?防弾ガラス………
おっ!?ちょっと後ろにどデカい装甲車?が…
ありゃ軍の奴だな…………テレビで見たわ
確か……一六式機動戦闘車…だっけ?
成程…この車を護衛するのに速度が見合うからなぁ
男「な、なぁ…なんでこんなに厳重なんだ?」
将官「ん?そりゃあお前…妖精を見れて尚且つこんなに鮮明に会話出来るやつなんてこの世に数人居るか居ないかだぜ?」
男「こ、この世に数人…!?」
将官「超VIP扱いさ…しかもあの艦娘と一緒に住めるだなんて…」(ボソッ)
男「え?」
将官「嫌何でもない」
☆横☆須☆賀☆鎮☆守☆府☆
ほ ぼ 海 軍 の 本 拠 地
男→提督「…………え?」
将官1「それじゃあ頑張りたまえ!」
将官2「ノウハウとかは慣れらしいですッ!艦娘の皆さんに教えて貰ってくださいッ!」
ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン……
提督「………」ポツーン
提督「よ、横須賀鎮守府とか冗談じゃねぇ…」
提督「…でも頑張んなきゃだよなぁ…多分お偉いさんとかに期待されてるだろうし」
提督「……そういや艦娘ってどんな奴らなんだろ…やっぱり軍艦の生まれ変わりだからめっちゃゴツイんだろうなぁ…」スタスタスタスタ
提督「失礼しまーす………」ガチャッ
ギギギギギ………
提督「おぉ…中はそれなりに綺麗だな…」
提督「………ん…?何だこの音…」
ブロロロロロロロロロロッ!
提督「まるでプロペラ機が高速で近付いてくるような……ッ!?」
ダダダダダダダダダダダッッ!!
ガシャンッ!ピュンッ!ゴガガガガガッ!
提督「あっぶなッ!!」ダンッ!
勢い良く飛び前転で避け、受身をする提督
銃器に慣れていたから間一髪避けれたが…(化け物感)
ひぇぇ…サブマシンガンかな……?
提督「だが……銃痕が小さ過ぎる…BB弾よりも小さいんじゃあねぇか…?」
提督「だが威力は有りそうだ…避けてて良かった」
ブロロロロロロロロロロッ!
提督「ん……?何だアレ…ラジコンか…?」
提督「まさかアレが撃ってきたとか…」
ブロロロロロロロッ!
提督「な、なんだぁ?急降下して来たぞ…ッ!?ってアレは…ッ!」
提督には見えた……機体の腹に括り付けられていた白い物体をッ!
提督「ば、爆d───」
ガチャッ
ヒュ〜〜〜………
ドガァァァァァンッ!!
パラパラパラパラ………
爆風は屋根や壁を破壊し、そこには硝煙が立ち上っていた……
??「……上々ね」コツコツコツ
??「前に警告した事を忘れたのかしら?……次に来たら空爆すると…」
提督「」
??「……死んでしまったかしら?」
バッ!
??「!」
提督「ハ…ァ…ハァ…」
提督「な、何てパワーだ……ッ!あんな小ささにあの威力…舐めていたよ」
??「信じられない…まさかそんなにも動けるだなんて…」
提督「いや〜…血の気の多い部下で助かるわ…」
提督「戦争なんて直ぐに終わっちまいそうなんだがなぁ…で、アンタが艦娘か」
??「…"部下"……?」
提督「知らされてなかったのかな…?新しく着任した提督だよ」
??「………提督…」
提督「そ、テートクさ」
??「…いきなり爆撃して申し訳御座いませんでした…」
提督「いやいや、勝手に中に入った俺にも非はある」
仲直りした☆
提督「君、名前は?」
加賀「加賀型航空母艦一番艦、加賀です、宜しくお願い致します」
提督「うん、宜しく」
提督「そういやさっきの爆撃機って…」
加賀「私の艦載機です」
提督「ほぉぉ…艦娘ってあぁゆう兵器を小さくした版で戦うんだ?」砲とかも?
加賀「はい、空母や水上機母艦等は艦載機や水上機、駆逐艦や巡洋艦は砲や魚雷、潜水艦は魚雷、戦艦は砲ですね」魚雷も有りますよ
提督「へぇ…じゃあ基本的に前世と同じなんだ?」
加賀「はい」
提督「成程なぁ…あ!そういやもう一つ質問あるんだった」
加賀「何でしょうか…?」
提督「さっき加賀が『前に警告した』って言ってたけど…アレって…」
加賀「………裏社会の人達です」
提督「………何…?こ、此処って軍の施設だよな?何故裏社会の連中が…」
加賀「軍でも手だしが出来ないんです」
提督「………へ?」
加賀「軍と裏社会が衝突したらとんでもない被害が出ます、今は深海棲艦との戦争中…そんな事はしてられません」
提督「………」ギリッ
加賀「……なので私達艦娘が──」
提督「加賀…俺に任せてくれ」
加賀「……え?」
提督「ヤクザ位なら何とか出来る、期待して待ってろよ」
加賀「え、えぇ…分かったわ…でも警察は…」
提督「俺の力だけでだよ」
加賀「………分かったわ」
提督「ハイ!この話は終わりッ!後は楽しい話をしようかッ!」
加賀「えぇ、そうね」クスッ
提督「で、この鎮守府に艦娘は何人いるんだい?」
加賀「私を含めて十二人ね」
提督「十二人か~…名前は?」
加賀「空母が加賀、飛龍、戦艦は扶桑、日向、巡洋艦は青葉、川内、駆逐艦が吹雪、暁、響、夕立、島風、不知火ね」
提督「全員覚えた」親指ピーン
加賀「上々ね」
───食堂────
加賀「この食堂に皆居るはずよ」
提督「ほう、デケェ食堂だな…」
加賀「皆さん注目して下さい、艦隊司令官が着任しました」
日向「おぉ、やっと来たのか…軍は何をやっていたんだ…」
島風「提督おっそーい!」
続く
楽しんでいただけたでしょうか?批評お待ちしております
因みに続きます
マジ死ねよくそつまんねーから消えろ