夕立「.......」

提督「うーん...」

提督「次の出撃の編成どーすっかなー...」

夕立「....ﾎﾟ」

提督「戦艦二艦、軽空母二艦」

夕立「·····ﾎﾟﾎﾟ」

提督「駆逐艦二艦といった感じかな」

夕立「ポ？···」

提督「あとは...」

提督「誰を出撃させるかだなぁ..」

夕立「.......」

提督「うーむ...」

夕立「ポポポッッ」

提督「.......」

夕立「ポイポイ！」

提督「·····おい」

夕立「·····ﾎﾟﾎﾟﾎﾟ」

提督「·····夕立」

夕立「ポイポイポイポイポイp「ポイポイうるせええええええええええええぇぇぇぇぇえ！！！！！！」

提督「さっきからなんなんだよ！俺が色々考え事してんのに隣でポイポイ言いやがって！気が散るわ！！」

夕立「えー.....」

提督「お前今日の秘書だろ！なんで朝から何もしないでポイポイ独り言言ってんだ！」

夕立「だって...」

提督「····なんだ」

夕立「夕立、秘書艦難しくて出来ないっぽい」

提督「秘書艦やりたいって言ったのお前だろ...」

夕立「あ、あれ...そんなこと言ったっぽい...？」

提督「 言 っ た だ ろ う が 」

夕立「言った気がしなくもなくもないっぽい……」

提督「·····ﾊｧ、全くお前ってやつは·····」

夕立「アハハ...」

提督「何故そんなにアホの子なんだ...」

夕立「ゆ、夕立、アホの子じゃないっぽい！」

提督「証拠は····」

夕立「え、えーと...」

提督「·····」

夕立「....か、漢字得意っぽい！」

提督「··本当かよ···」

夕立「ホントっぽい！」

提督「···なら何文字か書いてみろ」

夕立「ポイ！」

夕立「·····」ｶｷｶｷ

提督「·····」

夕立「····出来たっぽい！！」

提督「見せてみ」ﾋｮｲｯ

提督「·········」

提督「あぁ確かに書けてるな...」

提督「 夕 立 って文字が大きくなぁ！」

夕立「エッヘン！」

提督「当たり前のことだろ、胸を張るな···」

夕立「うぅ·····」

提督「ちなみにこれ以外の漢字は·····」

夕立「······」

提督「···まさか」

夕立「···ｶｹﾅｲｯﾎﾟｲ·····」

提督「」

夕立「て、提督さん？」

提督「なんだ···」

夕立「夕立、アホの子みたいっぽい·····」

提督「うん、知ってる」

夕立「ぽ、ぽいぃ····」

提督(まさか夕立がここまでアホだったとは···)

提督「···とりあえずなんか手伝ってくれ、お前でもできる簡単な仕事やらせるから」

夕立「····分かったっぽい」

提督「·····」ｶｷｶｷ

夕立「····」

提督「·····」ｶｷｶｷ

夕立「·····」

提督「·····」ｶｷｶｷ

夕立「·······」

夕立「···提督さん」

提督「···なんだ？」

夕立「···この作業退屈っぽい···」

提督「だってお前書類整理ぐらいしか出来ないじゃん···」

夕立「···こんなのなんのやりがいも感じないっぽい、ただ紙をまとめてるだけっぽい」

提督「···文句言うなよ···」