2015-05-25 15:32:29 更新

概要

かげぬいが喫煙室で色んな人と話すだけ
勿論今回も毎日更新5/24更新完了
リクエストには全力でお答えします


前書き

タバコを吸ってるので注意です
最近煙草吸うよりイチャコラしてる事が多くなって来ました


前のです。特に読まなくても大丈夫ですが一応どうぞ→





ねぇねぇ

不知火「陽炎はパズドラってやったことありますか?」


陽炎「パズドラ?やってるけど」


不知火「そうですか」


陽炎「何、興味あんの?」


不知火「いえ。そう言えば間宮さんの所で扱ってる銘柄が増えたそうです」


陽炎「へー、この前入った子たちかしら」


不知火「むしろ無い銘柄があったのかって思いましたけど」


陽炎「何なら手巻きも出てくるって話よ」


不知火「ほう。ところでパズドラって楽しいんですかね」


陽炎「…やりたいの?」


不知火「いえ。気になりまして」


陽炎「まぁ、私は楽しいと思ってるわ」


不知火「ふ、ふーん」


陽炎「で、やりたいの?」


不知火「…いえ。」


ブーメランカッター!

陽炎「そういやあんたメンソールよね?どんな感じなの?」


不知火「お、陽炎もついに吸いたくなったんですね」


陽炎「別にいらないからその吸いさしを戻しなさい」


不知火「でもわざわざ聞くって事は興味あるって事ですよね?」


陽炎「…ね、興味あるんでしょ?」


不知火「何か落ち度でも?」


陽炎「落ち度の塊じゃない」


不知火「でも興味あるなら素直に言わないと後悔しますよ」


陽炎「あんたそれ本気で言ってる?」


主人公も女の子ですよ

吹雪「失礼します!」ガチャ


陽炎「いらっしゃい。なんか飲む?」


吹雪「はい!紅茶が嬉しいです」


陽炎「ん、分かったわ」


不知火「最近よく来ますね」


吹雪「ただの喫煙室の時は入りにくかったですから」


不知火「そうですか?」


陽炎「あんたは入り浸り過ぎ」


吹雪「やっぱちょっと緊張しちゃって」カチッ


不知火「たまには不機嫌な人もいますしね」


吹雪「陽炎さんが喫茶室にしてからだいぶ来やすくなりましたよ」フ-


友達から始まるよね

不知火「そう言えば吹雪も吸うんですね」


陽炎「私もこっち側だと思ってわ」


吹雪「睦月ちゃん達に釣られてね」


陽炎「あの子も可愛い顔して吸うのよね…」


不知火「ちなみに何を」


吹雪「ラークですね」


不知火「しかもワンですか」


吹雪「睦月ちゃんが最初ならこれで良いんじゃない?って」


陽炎「始めだからとかあるの?」


不知火「軽い、スッキリしてる、臭いもそんなに着かないって感じです」


吹雪「取りあえず格好だけって感じでね」


不知火「不知火のも吸ってみますか?」


吹雪「え、良いの?」


不知火「勿論です」


前も同じ事やったな

不知火「どうぞ」


吹雪「メビウス…箱が格好いい!」


不知火「煙草は箱の見た目も大事です」


吹雪「そうなの?」


不知火「自信持って出せますし何より愛着がわきます」


吹雪「へー。うわっ咥えただけで味が分かるしスースーする」


不知火「軽い気持ちでどうぞ」


吹雪「…」スハ-


陽炎「はい、チーズケーキ」


吹雪「えっ?」


陽炎「おやつって事で」


とある日喫茶室にて

青葉「さーて、ここにいる皆さんにインタビューですっ!」


陽炎「はい?」


鳳翔「いい予感はしませんね」


ビス「私にインタビューなんていい度胸ね」


青葉「なーに簡単な事をお聞きするだけです」


鳳翔「青葉さんのインタビューで幸せになるのは読者だけです」


陽炎「読者も被害者ですけどね…」


青葉「ひ、酷くないですかね…」


1つ(いっぱい)

青葉「質問は一つだけですよ」


陽炎「1つでも内容によるわね」


鳳翔「どうせ逃げれないんです。いくつでも変わらないですよ」


ビス「で、何なのよ」


青葉「喫煙のきっかけを聞こうかと」


鳳翔「あら?」


ビス「身構えて損したじゃない」


陽炎「私に至っては吸ってないし」


青葉「陽炎さんは別の事聞きますから」


陽炎「えっ?」


初弾命中!

青葉「じゃあビスマルクさんから」


ビス「良いわ、教えてあげる。あれはここに来てから…」


青葉「そう言うの良いから早く」


ビス「ちょっ、何よその態度!」


青葉「駆逐に舐められたくなくて頑張って吸い始めた話なんて壮大にしなくて良いです」


ビス「何を根拠に。いい加減にしないと怒るわよ!」


青葉「こう言う大事な相談を暁さんにしたのが運の尽きでしたね」


ビス「!」


青葉「この前ビスマルクに煙草教えたのは私とか言ってましたよ」


ビス「あいつ…!」


青葉「吸ってる銘柄同じなのもアレですね」


ビス「…はぁ。アークロイアルの理由はまた別よ」


青葉「と、言いますと」


ビス「歴史の勉強をしてきなさい」


わんわん!

青葉「で、追加で質問です」


ビス「1つでしょ!」


青葉「何言ってるか分からないですね。で、オイゲンさんの事どう思ってます?」


ビス「こいつ…。あの子はいい子よ。妹みたいで可愛いと思うわ」


青葉「今の立場で妹とか言っちゃいますか」


ビス「さっきからなんなのよ!」


青葉「食事を作るのはオイゲンさん。洗濯はオイゲンさん。掃除はオイゲンさん。煙草を買ってくるもの服を用意するのもオイゲンさん」


ビス「な、何よ悪いの?!」


青葉「最近はお風呂でも洗ってもらって散歩にもちょくちょく連れて行かれるそうで」


ビス「…」


青葉「もう犬ですね、犬!戦艦ともあろう人が世話させるならまだしもされるってどうなんでしょうねぇ?ね!」


ビス「…べづにいいじゃない!」ウワ-ン


青葉「泣いたところで事実は変わりません。ま、精々オイゲンに尻尾振って飼い続けてもらう事ですね」


ビス「…」ヒッグエッグ


殺すなら早く殺せ!

青葉「さて、お待たせしました。どちらがお先でしょう」


陽炎 鳳翔「…」


青葉「じゃあお二人まとめて」


鳳翔「えっ?」


青葉「質問は当然ビスマルクさんと一緒です」


陽炎「ノーコメントは…」


青葉「私の想像通りだと思わせていただきますがよろしいでしょうか?」


鳳翔「じゃ、じゃあ私からで…」


陽炎「ず、ずるい!」


さぁ、狩りが始まる

鳳翔(陽炎、聞きなさい。私達があのドS生物から逃げる手は1つです)ヒソヒソ


陽炎(大和さんの帰りを待つで合ってますかね)ヒソヒソ


鳳翔(ええ、今から約15分です。)


青葉「お二人さーん?お話なら青葉にしてくださいよー」スパ-


鳳翔(あの煙草ももう終わり、タイムリミットですね。あとは任せましたよ)


陽炎(…はい)


鳳翔「さて、何が聞きたいんでしょうか」


青葉「そうですねぇ、大和さんは鳳翔さん的にどう思いますか?」


作戦開始です

陽炎「あ、あれー煙草の質問は?」


青葉「あんなの建前ですよ」


鳳翔「で、なんで大和なんでしょう」


青葉「青葉の口から言わせます?」


鳳翔「聞いてみたいですね」


青葉「お二人は寝食を共にする仲だそうじゃないですか」


鳳翔「まぁ、そうですね」


青葉「でも鳳翔さんがアプローチするでもなく大和さんが一方的にくっついてるだけ。正直鬱陶しくないんですか?」

陽炎「ちょっと!青葉さん本気でそう思ってます?」


青葉「何か間違ってますか?」


陽炎「何も見てないですよ。記者が聞いて呆れるレベルですね」


反撃の狼煙(味方が生贄)

陽炎「大体、鳳翔さんが何もやってないって時点でもう違います」


鳳翔「か、陽炎さん?」


陽炎「大和さんが出撃の時、大和さんだけ個別にお弁当作ったり」


青葉「他には」


陽炎「自分でバツ掃除言い付けておきながら手伝ったり」


鳳翔「陽炎さん、もうそれくらいで…」


青葉「ではあと1つほど」


陽炎「鳳翔さんがたまに港で迎えてくれますけどあれ大和さんが出撃してる時だけです」


鳳翔「いやぁぁぁぁ!」


戦術的勝利B…かな?

大和「鳳翔さんどうしました!」バン!


鳳翔「大和さん、青葉さんを沈めてきなさい」


大和「な、何かされたんですか!」


青葉「にげ…ちょっ!陽炎さん離してください!はなせぇ!」


鳳翔「何も聞いてはいけません。黙って沈む寸前までやってきなさい!」


大和「はい。青葉さん、行きましょう」


青葉「うわぁぁぁぁぁ!」


陽炎「いやぁ、危ないところでしたね!」


鳳翔「陽炎さん。やって良い事と悪いことがあります。」


陽炎「げ…」


鳳翔「さて、どうしてくれましょうか…」


私だって…!

不知火「陽炎、何も不知火に落ち度はないですよね?」


陽炎「何よ突然」


不知火「最近馬鹿にされているような気がするんです」


陽炎「可哀想な話ね」


不知火「落ち度、ぬいぬいなど馬鹿にしてるとしか思えないあだ名ばかり」


陽炎「じゃあなんて呼ばれたいのよ」


不知火「せめて不知火と普通に呼んで欲しいですね」


陽炎「あだ名で呼んで貰えてるだけ好かれてるって思わないの?」


不知火「ニヤニヤしながら呼ぶあだ名のどこに喜べと」


陽炎「あー…うん」


私を見て

あきつ「まだ本人を見てくれてるだけ幸せと気付くべきであります!」


不知火「…なんでしょう」


あきつ「なんでもクソもないであります」


不知火「不知火が陽炎と話してる所に割ってくるとはいい度胸ね」


あきつ「自分の恵まれた環境に気付けない貴様に未来はない!」


陽炎「酔ってるんですか?」


あきつ「飲まずにはいられないのであります」


不知火「取りあえず理由だけは聞いてあげましょう」


あきつ「ぐ…、2人は自分が皆になんと呼ばれてるかご存じか」


陽炎「大発」


不知火「大発ですね」


あきつ「自分はあきつ丸であります!大発は自慢でも自分は大発ではないのであります!」


溜まったら出す!

あきつ「前線に出る事もなく大発を貸して帰りを待つ日々はもう嫌だぁ!」


不知火「まったくうるさい酔っ払いです」


陽炎「この人誰に迎えに来てもらうのよ」


あきつ「ねぇ、聞いているのでありますか?!」


陽炎「聞いてますよ」


あきつ「せめてお二人には自分の良いところを知って欲しいのであります」


不知火「他所にいって貰えないでしょうか」


あきつ「また他所へ回されるされるのでありますか!誰も自分に味方はいないのぁぁあぁ!」


陽炎「ちょっとガチ泣きじゃない…」


不知火「これは非常に困りましたね…」


陽炎「ま、まぁ話聞きますから」


あきつ「何が目的でありますか」


陽炎「取りあえず水飲んで落ち着いて下さい」


お部屋が戦場であります

あきつ「ここでは誰も自分を見てくれないのであります」


陽炎「そんな事無いと思いますけど」


不知火「てか、あきつ丸さんが誰かといるところなんて…」


あきつ「じ、自分は人見知りでありまして…」


陽炎「で?」


あきつ「ここに来て早々ホームシックにもなったりで」


不知火「はい」


あきつ「引き籠ったのであります」


陽炎「え、えぇ…」


あきつ「最初は海の者とは付き合わなくてもと強気でいられたのでありますが」


陽炎「そりゃ長続きするわけないですよ」


あきつ「心が張り裂けそうなのであります…」


誰かが見てくれてるだけで

あきつ「夜が終わって朝が来るのが怖くて寝ることも出来ないのであります」


不知火「うわぁ…」


あきつ「酒や煙草で紛らわしたくても間宮さんの所まで行かねばなりません」


陽炎「で、どうしてたんです?」


あきつ「決死の思いで欲しいものを書いた紙をドアから出してみたのであります」


陽炎「そしたら買ってきてくれたと」


あきつ「嬉しかったのであります。お礼が言いたくて1週間悩んで酒に頼って外に出てきてみたのであります」


不知火「で、誰か分かってるんですか?」


あきつ「…!」ガクガク


陽炎「あー」


今日はお休み!みんな何してる?

不知火「陽炎」


陽炎「何よ」


不知火「いい天気ですねぇ…」


陽炎「んー」


不知火「たまには散歩もありですね」


陽炎「港のベンチだけどね」


不知火「陽炎の膝枕独占なので場所なんて」


陽炎「…そうかしら」


不知火「ずっとこうしてたい…」


陽炎「…そうね。そろそろお弁当食べる?」


不知火「あーん」


陽炎「寝たままじゃ食べれないわよ」


不知火「駄目ですか」


陽炎「駄目」


不知火「では、暫くこのままで」


陽炎「そう」


E5も終わって一段落

鳳翔「zzz」


大和(大和です。もうお昼なのに珍しく鳳翔さんが起きません)


大和(控えめですが寝巻きの裾を掴まれててご飯の用意も出来ません)


鳳翔「…ンゥ」


大和(寝返りうちました。顔がこっち向きました…可愛いぃぃぃぃぃ!)


大和(ここ数日は大型作戦で一緒にいられませんでしたから余計に…)


鳳翔「zzz」ギュッ


大和(邪な気持ちもなくなりますね)


鳳翔「…マト」


大和(大和は無事ですよ。鳳翔さんがいる限りここに戻って参ります)


大和(さて、大和ももう少し寝ます。おやすみなさい鳳翔さん)


たまに喫煙所であるよね

川内「ふー…」


あきつ「…」


神通「…」ニコニコ


あきつ「あっ…あう…」


川内「…ん?」


あきつ「ひぇぁ!」


神通「姉さん」


川内「まだ何も言ってないでしょ」


神通「少し威圧的かと…」


あきつ「あぅ…そ、そんなツモリデハ…」


川内「じゃあアンタも吸う?」


あきつ「じっ、自分も手持ちはあるであります!」


川内「はい、火」カチッ


友達出来た!

川内「赤マル?」


あきつ「じ、自分で買ったわけではないのであります…」


川内「どういう事よ」


あきつ「煙草が欲しいと頼んだのであります」


川内「鳳翔さんとは知り合いなのね」


あきつ「鳳翔…さん?」


神通「知らないのに頼んだんですか?」


あきつ「へ、部屋から紙を出しておいただけなので…それより鳳翔さんとは?」


川内「うーん、教えてあげるけど今夜空けておけない?」


あきつ「こ、今夜であひますか?!」


川内「そ、ちょっと集まりがあってね。暇ならおいで」


あきつ「自分はいつでも暇でありますが…な、何人くらいいらっしゃるんでありますか」


川内「アンタ入れて5人」


あきつ「えーい!思い切って行くのであります!」


神通(そこまで気合い入れなきゃ駄目なんでしょうか…)


仲良くなった。名前は知らない

あきつ「あの、それで鳳翔さんって…」


神通「軽空母の鳳翔さん。出撃はあまりありませんが食堂でご飯作ってくれたりしてます」


あきつ「ではあのご飯は…!」


川内「でしょうね」


あきつ「でも、なぜ鳳翔だと分かったのでありますか」


川内「赤マル吸うのが鳳翔さんだけだから」


あきつ「そ、そうでありますか。お礼が言いたいのであります!」


神通「晩にでも食堂に行けば会えると思いますよ」


あきつ「し、食堂でありますか…」


川内「付いてったげるから」


あきつ「ありがたいのであります!…えーと」


川内「せんだい」


あきつ「川内さん!」


やること無くなってきたぞ!

陽炎「第1回横須賀鎮守府チキチキ陽炎型釣り選手権〜!」


一同「いえー!」


陽炎「で、看板まで作った発案者の不知火。前出て説明しなさい」


不知火「煙草咥えて釣りって格好よくないですか?」


浜風「説明ですか…?」


不知火「何か不知火に落ち度でも」


陽炎「落ち度しかないわよ!てか、あんた釣りなんてやったことあるの?」


不知火「ありません」


初風「馬鹿じゃないの?」


不知火「誰だって初めてはあります。恥じていては何も出来ない」


時津風「じゃあ誰か教えてくれんのー?」


不知火「特に誰が教えてくれるわけではありません。糸にスルメでも括り付けておけばなんか釣れるでしょう」


陽炎「ザリガニでも取る気?」


ザリガニは泥臭いのよ…

不知火「で、ではザリガニ釣りに変更です」


谷風「まぁ、それなら谷風さんでも出来るね」


雪風「さっそく行きましょー!」


舞風「鳳翔さんに晩飯任せて!とか言ってたのはどーすんのさ!」


不知火「ザリガニだって海老かなんかです」


陽炎「私は嫌よ」


磯風「私もザリガニは嫌だな」


不知火「磯風の料理よりはマシです」


黒潮「ザリガニと煙草は合わへんなぁ…」


陽炎「あんま言ってると泣くからさっさとザリガニ釣りに行くわよ!」


不知火「泣くわけないじゃないですか!」


陽炎「どーだか…」


やべぇ多い…

天津風「ね、ねぇ!」


陽炎「んー?」


天津風「1人増えても良いかしら?」


陽炎「島風?」


天津風「そ、そうよ悪い!?」


不知火「ダメです」


陽炎「何言ってんのよ。良いわよ連れてきなさいよ」


不知火「しかし、あんまり大所帯では…」


陽炎「班分けすりゃ良いのよ。ついでに秋雲引きずってきなさい」


天津風「わかった。先行ってて!」


陽炎「じゃ、これで全員?」


舞風「野分と浦風が花摘みに行ってる!」


小学校の遠足的な

陽炎「それじゃ班分けするわよー」


一同「はーい!」


陽炎「1班5人で3班。各班旗艦を決めてタイムキーパーをやる事!」


陽炎「一班は陽炎、不知火、黒潮、舞風、野分でリーダーは私」


不知火「発案者がリーダーでは?」


陽炎「却下。二班は初風、時津風、天津風、島風、雪風でリーダーは初風」


初風「ちょっと悪意しか感じないんだけど!」


陽炎「気のせいじゃない?で、最後は浦風、谷風、浜風、磯風、秋雲でリーダーは浦風」


陽炎「それじゃあ集合時間に鎮守府前でって事で解散!」


不知火は大物を狙っている!

陽炎「ザリガニなんていつぶりかしら」


黒潮「小学校低学年くらいやもんなぁ…最後にやったん」


舞風「私と野分はやった事ないぞー!」


野分「舞風、頼むならちゃんと」


舞風「ちぇー。教えて陽炎姉」


陽炎「タコ糸にスルメ括り付けて穴の前に垂らしておけば出てくるから。後はゆっくりひっぱるだけ」


野分「…ほら、舞風出来た」


舞風「ありがとー。それじゃやりいこっ!」


黒潮「元気やなぁ…。てか、不知火はあれなんやの」


陽炎「まぁ、海釣りやる気だったしねぇ…」


黒潮「咥え煙草にサングラスでタコ糸はどないやねん…」


買ってきたぞー!

陽炎「不知火ー。これ買ってきたわ」


不知火「麦藁ですか」


陽炎「オススメされてね。うん、よく似合ってるわ」


不知火「そ、そうですか…。フフッ」


黒潮「あっはははははは!」


不知火「黒潮。後でこの池に沈める」


黒潮「いやいや、ようけ似合うとるやんか!」


不知火「当たり前です」


陽炎「それじゃ2人見てくるから灰が池に落ちないようにだけ気を付けときなさいよ」


不知火「早く戻って下さいね」


黒潮「見せ付けてくれるなぁ」


不知火「折角の休みですから」


貴女が舞うから私は楽しい

舞風「おー!釣れた釣れた!」


野分「また?舞風凄いね」


舞風「こうグワッとね!」


野分「…そっか」


舞風「野分も頑張ってほらー」


陽炎「釣れてるみたいね」


舞風「おー陽炎姉じゃん。いい感じだよ!」


野分「舞風が釣ってるからいい感じです」


陽炎「そ、野分が楽しいならそれで良いわ」


舞風「舞風はどうでも良いのかー?!」


野分「舞風はもう楽しいでしょ」


舞風「まぁね!」


ギブ!ギブ!

初風「それじゃみんな道具持ったかしら」


島風「天津風おっそーい!ほーらあっちまで走るよ!」


天津風「ま、待ちなさいってば!待って!」


時津風「雪風パス!」シュッ!


雪風「はい!」ポス


初風「大人しくしなさいってば!」


島風「やだ!」


天津風「わ、私は静かな方が…」


時津風「やだー!」


雪風「遊びたいです!」


初風「…もうそこらで遊んでなさいよ」


気分はお母さん

初風「…」


島風「いえー!天津風おっそーい!」


天津風「…もう無理」ゼイゼイ


初風「…お、掛かった」


時津風「ふぉぉおお!」グルグル


雪風「おー!」ダ-


初風「…ッチ。逃げた」


初風「…」カチッ


初風「…」フ-


初風「まぁ、たまにはこんな休みもありね」


普通の人達タイム

浦風「ほいじゃ釣り始めるけん道具は持ったか?」


浜風「はい。ばっちりです」


秋雲「秋雲さんは絵描いてていいかね」


谷風「良いんじゃねぇか?どうせ崩れた企画なんだし適当にやりゃいいんだよ」


磯風「で、どうやって釣るんだ」


浦風「穴にスルメ垂らしときゃ勝手に釣れるき、ジッと待っとれ」


浜風「それじゃ私は向こう行きますから」


磯風「私も同行しよう」


谷風「谷風さんはあっちにしようかね」


浦風「うちもそっちにしようか」


秋雲「私はそこにいるよ」


ある喫煙所でブーム

浜風「…」フ-


磯風「意外とこの格好にタバコもあうんだな」


浜風「こんだけ暇だと吸う量も増えますよ」


磯風「しかし甘い匂いだ」


浜風「暁さんに貰ってそのままハマったから」


磯風「アークロイアルだっけか。その系統吸うやつ多いよな」


浜風「スイートですけどね。暁さんが元でそこから広がってる感じですね」


磯風「影響力あるな…」


浜風「珍しいし良い匂いだと聞くし貰いますからね」


磯風「あ、スルメ掴んでるぞ」


浜風「ん、えい」


磯風「お、取れたな」


時間長すぎない?!

浦風「暇じゃのぅ」


谷風「かー!これ肩凝っちまうよ」


浦風「息抜きに一服でも」


谷風「置いて来ちまったよ」


浦風「うちので良えか?」


谷風「物によるな」


浦風「キャメルじゃ」


谷風「んーまぁ良いか」


浦風「ほれ、ライターはこれじゃ」ホイ


谷風「あんがと」フ-


谷風「思ったより癖ないな」


浦風「そうじゃろ。臭いとか言われるけぇ少し心外じゃ」


谷風「まぁ、そこまでいい匂いでもねぇが」


なんか柔らかそうな所

秋雲(…あの2人意外と仲良いのか…)カキカキ


秋雲(ザリガニの絵も描いとくかな)


秋雲「おーい!ザリガニ貸してくれー!」


磯風「ザリガニ?」


秋雲「書こうかと」


浜風「ザリガニをですか?」


秋雲「じゃなきゃいらないでしょ」


磯風「そうだな」


秋雲「…うっわ近くて見ると割とグロい」


浜風「そうですかね」


秋雲「裏革とか最悪じゃんか」


磯風「そんなところ見るなよ…」


ってわけで

陽炎「うわぁ、みんなで100匹近いザリガニ集まっちゃった…」


鳳翔「流石にザリガニは…」


陽炎「ですよねぇ」


鳳翔「泥抜きに1日はかかりますし」


陽炎「そっちですか?」


鳳翔「ま、明日唐揚げかなんかにしますよ」


陽炎「私ザリガニはちょっと…」


鳳翔「何言ってるんですか。食べるのはあなた達だけですよ」


陽炎「いや、それは…」


私事ですが

舞風「野分が正式に着任したよ!」


野分「陽炎型駆逐艦十五番艦、野分です」


舞風「いえーい!今まで寂しかったんだぞー」


野分「舞風、大人しくしてて」


舞風「待ってる間に練度も120超えちゃったぞー!」


野分「えっ?」


舞風「早く追いついてね!」


野分「ひゃ、120は…」


舞風「陽炎姉も不知火姉も100超えてるんだから大丈夫!」


野分「そ、そんな…」


舞風「明日から頑張るぞー!」


女の子だもん

秋月「陽炎さん!」


陽炎「お、秋月じゃん。どしたー」


秋月「キッチン借りても良いですか?」


陽炎「良いけど禁煙よ」


秋月「んー大丈夫です!」


陽炎「そう。で、何すんの?」


秋月「ジャガイモ貰ったんでポテチ作ろうかと思いまして」


陽炎「最近よく食べてるわね。太るわよ?」


不知火「陽炎みたいに四六時中食べなきゃ大丈夫ですよ」


陽炎「おい不知火」


痴話喧嘩は結局収まる

秋月「揚げて塩かけるだけで美味しいって良いですよね!」ジュワ-


不知火「陽炎、青海苔は無いんですか」


陽炎「あるけどアンタのにはかけてあげないわよ」


不知火「鬼!悪魔!」


陽炎「なによ」


秋月「私のあげますから!」


不知火「良いですよ、どうせかけてくれますから」


陽炎「アンタねぇ…」


大学生的な飲み方

不知火「そういやなんで最近ポテチばっか買ってるんですか?」


秋月「ここ食費かからないじゃないですか」


陽炎「まぁ、食堂で食べたらね」


秋月「だから自然とお酒とか煙草に…」


陽炎「ビールのツマミになってんのね」


秋月「それもそうなんですけど煙草とも割と合うんですよ」


不知火「ポテチですか?」


秋月「本当はマックのポテトみたいなのが良いんですけどね」


陽炎「鳳翔さんに頼めば良いじゃない」


秋月「自室で飲んでるんで…」


不知火「それならこっち運んできて食べたら良いんですよ」


秋月「良いんですか!?」


陽炎「ここなら何でもありよ」


煙草=お菓子

不知火「割と食べ物と煙草合わせる人多いですよね」


秋月「まぁ、ニコチンが欲しくて吸ってる子は少ないですね」


陽炎「暁に言われて吸った子が多いからよ」


不知火「口腔喫煙勢ですよ」


秋月「ま、楽しく吸いたいですから」サクサク


陽炎「私には分からないけどね」


秋月「ふぁ、ふぁふぁほぉほぉほぉふぁふぃふぃふぁいあふぉんふぇふ」


陽炎「何言ってんのよ」


秋月「煙草もお菓子のうちですよ」


不知火「斬新な意見ですね」


秋月「オプションこそお菓子みたいなもんじゃないですか」


怒るゆ!

比叡「…姉様。何で正座させられてるか分かりますか?」


金剛「の、ノー…」プルプル


比叡「はぁ…。ん!」


金剛「…?」


比叡「何やってんですか!煙草咥えたら火つけるに決まってるじゃないですか!」ダン!


金剛「ヒッ!ちょ、一寸待つネ!」ゴソゴソ


比叡「もういいですよ」ポッ


金剛「ソーリー比叡」


比叡「もっと謝る事あるんじゃないですか?」


金剛「ひ、ヒント!ヒントが欲しいネー!」


比叡「はぁ〜。昨日どこで何してたんですか」


金剛「え、あ、昨日帰って来なかった事でゲットアングリー?!」


天誅!

比叡「気付くのが遅すぎます!」ジュッ!


金剛「そ、そんなこ…あ、火ネ!」カチッ


比叡「昨日、比叡は姉様と寝ようとずっと待ってたんです。OK?」


金剛「い、Yes」


比叡「ちょっと部屋も綺麗にして、寝る前の煙草も我慢して香水も振ったりしてました」


金剛「oh…」


比叡「で、姉様はどこで何されてたんでしょうか?」


金剛「私の部屋でゴニョゴニョ…」


比叡「あん?!」ジュ!


金剛「アッツい!比叡なにするネ!」


比叡「んなもんバケツかけときゃ治ります!比叡の心の痛みは治りません!」


金剛「やって良い事と悪い事があるヨ!」


比叡「んじゃ一緒に寝てくれないのは良い事なんですか!」ジュッ


金剛「アッチィ!フザケンナYO!」


予定調和ですわ

金剛「そもそも約束なんてして無いネ!」


比叡「それでも来てくれるって信じてたのに!姉様を信じてたんです!」


金剛「ひ、比叡…」


比叡「比叡は寂しかったんですよ…」エグエグ


金剛「sorry…今日は一緒に寝るネー!」ダキッ


比叡「姉様ぁ!」ガバッ


金剛「さて、火傷治しにシャワー浴びに行くネ!」


比叡「ご一緒します!」


榛名「今日も元気ですねぇ」


霧島「そうね」


榛名「見るだけで疲れますけどね」


霧島「姉様もいっそ同じ部屋にしてしまえば良いのに」


榛名「毎日あれだと疲れるのかと」


霧島「今も毎日じゃない…」


か、カレ…いや、鈴谷だ!

鈴谷「なんか凄いカレー好きみたいに言われるんですけどー」


不知火「毎日食べてるじゃないですか」


鈴谷「食べてないから!」


不知火「じゃあ今日は何を」


鈴谷「ホッケ」


不知火「…ふっ」


鈴谷「何で笑ったんだよぉ!文句あんのか!」


不知火「いや、カレーにホッケなんて」プ-クス


鈴谷「カレーは食べてないってば!」


陽炎「鈴谷さん落ち着いて!不知火も何煽ってんのよ!」


不知火「何か落ち 陽炎「落ち度とか言うレベルじゃないわよ!」


鈴谷「そうだぞー!もっと怒られろ!」


不知火「不知火を怒らせたようね」


陽炎「怒ってんのは私よ!」


喫煙所で仲良くなりました

不知火「遊んでるだけです。陽炎が怒ることも無いですよ」


鈴谷「そうだねーいつもの事じゃーん」


陽炎「アンタ達そんな仲良かったっけ」


不知火「実は仲良かったんです」


鈴谷「前にここで一緒になってね」


不知火「そしたら同じの吸ってたんで」


陽炎「喫煙コミュニティー凄いわね…」


鈴谷「陽炎も吸えば良いじゃん」


陽炎「私は結構です」


不知火「頑固なんですよ」


鈴谷「折角なのにねぇ」


待てばよろしい

鈴谷「で!カレーの話」


不知火「最近カレーの匂いが取れない話でしたっけ」


鈴谷「違う!イメージを変えたいの」


陽炎「お洒落にお茶でも飲んでみたらどうです?」


鈴谷「熊野にも言われたけど性に合わないんだよねぇ」


不知火「普通にしてたら払拭されるんじゃないんですかね」


鈴谷「やっぱそうかな」


陽炎「人の噂も75日って所ですね」


鈴谷「んー我慢してみるよ。じゃあねー」バタン


不知火「…行きましたね」


陽炎「カレー好きってイメージは嫌よね」


不知火「思ったより広がっちゃいましたからね…」


陽炎「アンタ…」


装備改修の合間に

明石「昨日の晩ちょっと1人で煙草吸おうと思ったんですよ」


大鯨「はい」


明石「工廠の隅とか岬とか演習場とか色々行ったわけです」


大鯨「演習場入れるんですか?」


明石「あそこ裏のトコから忍びこめるんです」


大鯨「ほぇ〜」


明石「やっぱ誰も知らない所で吸いたいじゃないですか」


大鯨「まぁ、そんな日もありますね」


明石「昨日はそうだったんですよ。そしたらどこもかしこも吸殻が落ちてるんですよ」


大鯨「へー。みんな結構色んなとこで吸ってるんですね」


変なとこにゴミがあったりする

明石「で、そこまで来たら意地なわけですよ」


大鯨「結構負けず嫌いなんですか?」


明石「かもしれませんね。もう、鎮守府の屋根の上とか行きましたよ」


大鯨「そんなとこ危ないですよ?」


明石「でも酎ハイの空き缶とかあったりしたんですよ。あんなとこでお酒飲みます?普通」


大鯨「目の前に普通じゃなない人がいるから断言は出来ないです…」


明石「最終的にどこで吸ったと思います?」


大鯨「えぇ…。工廠とか?」


明石「そんなん1人で吸えませんよ」


大鯨「うーん。もうギブアップです」


悪魔は気持ち良い事を囁くんだ

明石「大淀の部屋ですよ!」


大鯨「あの人吸わないんじゃ」


明石「そ!だからあそこじゃ吸った人いないじゃん!って思って」


大鯨「怒ってないですかね」


明石「意外とぬいぐるみとか置いてある乙女チックな大淀の部屋でどっかり胡座かいてさ!」


大鯨「え、ええ」


明石「こう舐める様に部屋の隅々まで見ながらあー、滅茶苦茶にしてるなぁとか思いながら吸うわけですよ」


大鯨「うわぁ…」


明石「そしたらもう物凄い興奮すんの!」


大鯨「変態じゃないですかあ!」


明石「1人でおっぱじめようかと思ったけど流石に時間が無いからやめましたけどね」


大鯨「もう大差無いんじゃ…」


明石「今度時雨さんの部屋でやってみたら良いんですよ」


大鯨「ふぇっ!そ、そんな事!それに何で時雨ちゃん何ですかあ!」


明石「慌てちゃってー。やれば分かりますよ」


大鯨「そ、そんなあ…」


やっちゃいました

大鯨(い、言われるがままに来ちゃいました)


大鯨(ほ、ほ〜。洋楽とか聞くんですねぇ)


大鯨(写真。山城さん達とのやつ…)


大鯨(今度写真を撮ろう)


大鯨(にしてもなんかいい匂いです。お菓子でも無いし香水でもない)


大鯨(女の子の甘い匂い…)


大鯨(これからここで煙草を…)ゾクゾクッ


大鯨(て、手が震えます!)


大鯨「えーい!大鯨、出撃します!」カチッ


大鯨「あ、あれっ!?」カチッカチッ


大鯨(吸うのを忘れてました…)フ-


大鯨(……臭い付いちゃうなあ)


大鯨(時雨ちゃんの部屋に私の臭いが…時雨ちゃんの知らないところで…)


大鯨(こ、これはいけません!や、止めないとだめ…)


大鯨「あ、あと1本だけ」


1回やってみてぇ!

大鯨(時雨ちゃんが帰ってくるまであと1時間はありますね…)


大鯨(1時間あれば…)ゴクッ


ー約30分後ー


大鯨「シてしまいました…」


大鯨(よ、汚れない様に気を付けましたし大丈夫なはずです…)


大鯨(しかし何でしょうこの罪悪感)


大鯨(っと、そんな暇はありません、早くここから退散しなくてはいけません!)


大鯨「い、1本だけ…」


大鯨(…また来ても良いですよね)


後日バレました


煙草家で吸えたらなぁ

不知火「部屋の模様替えをしましょう」


陽炎「良いけど今のじゃ不満?」


不知火「気持ち良く喫煙出来る感じにしたいんです」


陽炎「アンタしか得しないじゃない」


不知火「もちろん本を読んだりもしやすくします」


陽炎「で、具体的にどうしたいの?」


不知火「ソファとか欲しいですね。あと小さいテーブルとカーテンも新調したいです」


陽炎「アンタまた私の雑誌勝手に読んだのね」


不知火「何のことでしょう。さ、さっそく買い物に行きますよ!」


陽炎「はいはい。車出すから玄関のところで待ってなさい」


実はパーカーフェチ

陽炎「そんなパーカー持ってたっけ」


不知火「舞風から借りました」


陽炎「ふーん。良いじゃん」


不知火「そ、そうですか」


陽炎「うん。可愛いのも良いけどやっぱボーイッシュなのも良いわね」


不知火「嬉しいですね」カチッ


陽炎「それで煙草吸うと何とも言えないわね」


不知火「舞風も吸うし問題無いと思います」


陽炎「…そう言う事じゃないわよ」


ドライブ ア ゴーゴー

不知火「陽炎、ポッキー食べますか?」


陽炎「ナニお菓子持って来てんのよ」


不知火「折角のお出かけなので」


陽炎「運転中だから口入れて。ホラ、あーん」


不知火「どうぞ」


陽炎「ん…サンキュー」サクサク


不知火「そうやって咥えてると煙草みたいですね」


陽炎「こんな細くないわよ」


不知火「ココアシガレット吸おうとした雷巡もいるらしいですから」


陽炎「それ本人割と落ち込んだらしいから言わないことね」


2人いたらそれはもうカップル

陽炎「もう着くからお菓子仕舞っときなさい」


不知火「楽しい時間は早いですね」


陽炎「実際早かったのよ。空いてたし」


不知火「しかし女の子2人のドライブってどうなんでしょうね」


陽炎「別に珍しいもんじゃないでしょ」


不知火「デートに見えますかね」


陽炎「アンタが女の子っぽい格好してれば」


不知火「陽炎が可愛くすれば良かったんです。何ですか無地TにGパンって」


陽炎「家具買うし動き易い方が良いじゃない」


不知火「そこは不知火に任せて座っておけば良いんです。可愛い彼女と頼れる彼氏みたいな」


陽炎「本当に雑誌の影響受けやすい子ね…」


さぁ買うよ!

陽炎「で、どんなの欲しいのよ」


不知火「ダブルベッドとかどうでしょう」


陽炎「はぁ?まぁ、その悪くはないけどそんなスペース無いわよ」


不知火「冗談です。二人がけのソファが欲しいですね」


陽炎「それなら悪く無いけど」


不知火「合皮張りの柔らかいのにしましょう」


陽炎「こだわるわね」


不知火「布だと火種が落ちた時怖いので…」


陽炎「そういう事ね。これとかどう?」


不知火「ほら、陽炎座ってみましょう」


陽炎「はいはい…」


不知火「…」


陽炎 不知火(意外と当たって体温が…)


このソファに今夜2人で

陽炎「こ、これは…」


不知火「これにしましょう!不知火気に入りましたあ!」


陽炎「えらく推すわね」


不知火「座り心地とかね、ね!」


陽炎「まぁ、良いわ他のもさっさと買っちゃいましょ」


不知火「これは送ってもらったり出来るんでしょうか」


陽炎「何のためにハイエースで来たのよ。他に大きいもん買わなきゃ乗るでしょ」


不知火「そうですか」


陽炎「そんな早く使いたいの?」


不知火「い、いえそんな事は…」


陽は落ちて月だけがみてる

陽炎「そこそこ買ったわね」


不知火「満足です」


陽炎「帰ったら運び込みと模様替えしなきゃ」


不知火「不知火が頼れるところを見せます」


陽炎「期待してるわ」


不知火「だから早く終わったら今日はもう部屋で過ごしませんか」


陽炎「その為の模様替えだもんね」


不知火「ちゃんと陽炎も喜ぶように考えて選びましたから」


陽炎「見てたから知ってるわ」


不知火「帰るのが楽しみです」


陽炎「今日はヤケに可愛いじゃない」


不知火「不貞腐れても損なだけですから」


ーこの後滅茶苦茶(ryー


大きな鯨が雨に飲まれた

時雨「で、ココに見覚えはあるよね?」


大鯨「え、えーっとそのぉ…」オドオド


時雨「ここね、ボクの部屋なの。知ってた?」


大鯨「へ、へぇー!そうなんですかあ!」


時雨「本気で言ってる?」


大鯨「あ、あ、当たり前じゃないですか!」


時雨「ふーん、そう。じゃあ、大鯨に相談したい事があるんだ」


大鯨「はひぃ!あ、その前にその…」


時雨「正座のままで聞いて欲しいかな」


大鯨「はいぃぃぃ…」プルプル


こっからちょっと注意

時雨「大鯨に聞いてもらえて嬉しいよ」


大鯨「わ、私で良ければ…ぜっ全然!」


時雨「なんか最近ボクの部屋に勝手に入った人がいるみたいなんだよね」


大鯨「こ、怖い話ですね」


時雨「…まぁ、姉さん達とかも勝手に入るからそこは問題じゃないんだけどね」


大鯨「ならきっとお、お姉さん達ですよ!」


時雨「そうかな。部屋汚されたのなんて初めてだったからびっくりしちゃった」


大鯨「いえ…そういう可能性も…はぃ」


時雨「はぁ…。ボクもね、素直に謝ったら許そうと思ってるんだ」


大鯨「…」ガクガク


時雨「もう足が限界かい?」


大鯨「も、もー無理です!」


時雨「でもね、ダメ」


足痺れるとね…キツい

時雨「実は知ってるんだよ?」


大鯨「…」


時雨「失望させないで欲しいな」


大鯨「えっと…あ、あの……その…」


時雨「ん?」


大鯨「そのっ!私がぁぁぁぁあ!」


時雨「あぁ、ゴメン。いい所に足置きがあるもんだから置いちゃったよ」


大鯨「しょ、そんな酷いです!」


時雨「さて、酷いのはどっちだい?今まで黙っておこうと思ったんだろ?」


大鯨「そんな事……無いぃぃぃい!!」


時雨「嘘は良くないな」グリグリ


大鯨「ひぃ…あっ!ご、ごめんなざぁぁあ!」


好きな子だもんね!

時雨「ほら、何したかちゃんと言って」グリッ


大鯨「ぎぃぃい!じぐれの部屋にぃい!」


時雨「うん」


大鯨「かっでに入っで」


時雨「そうみたいだね」グッ


大鯨「あがぁぁぁぁあ!!」


時雨「ちょっとうるさいね。足退けてあげるからちゃんと言って」スッ


大鯨「あっ……」


時雨「あははっなんて顔してるんだよ!本気で謝る気はないのかい?」


大鯨「ちっ違います!あや、謝りますから!」


時雨「別にもう良いよ。僕が怒っても喜ばれたんじゃどうして良いか分からない」


大鯨「喜んでない!反省しでまず!」


時雨「誰が足崩して良いって言ったのさ」


大鯨「す、すいませんでした!」


やべぇこれ止まらない

時雨「取りあえずココで何したのさ。まぁ、知ってるけどさ」


大鯨「煙草を……吸いました」


時雨「で?」


大鯨「へっ?!」


時雨「ワザとやってるのかい?」


大鯨「ち、違っ!違います!」


時雨「じゃあなんで隠すのさ。やっぱ怒って欲しいのかい?」


大鯨「シました!気分が乗っちゃって慰めてましたあ!」


時雨「ふーん。気持ちよかったの?」


大鯨「へっ?!そ、それはそのぉ…」


時雨「何を今更恥ずかしがってんのさ!」グリィ


大鯨「いぃぃいい!はいぃ!気持ち良かったです!凄い良かったです!」


時雨「わざわざボクの部屋でしたんだもの。そうでなきゃね」


大鯨「はい、はい!」


時雨「許されると思ったの?」


大鯨「許して……くれないんですかあ?」


時雨「許すも何もボク1回も謝ってもらってないんだよなあ」


もっと書いてたかったなぁ…

大鯨「…!ご、ごめんないぃ!申し訳ありませんでしたあ!」ドゲザ-


時雨「そうだね。で、何で謝ってんのかな?」


大鯨「へ?あの、その……」


時雨「…ん?」


大鯨「時雨ちゃんの部屋に勝手に入って煙草を吸った上にオナニーまでしてしまってすいませんでしたぁ!」


時雨「はい、よく出来ました」


大鯨「ヒッグ……エグ」


時雨「ほら、そんなに泣いちゃ可愛い顔が台無しだよ」チュッ


大鯨「こべんなざい…」


時雨「もう良いからさ。ほら笑って」


大鯨「へ…へへへ」ニッコ-


時雨「ん、そっちの方が良いよ」


happy endは基本だね

時雨「やっぱり大鯨は虐められて興奮するのかい?」


大鯨「そ、そんなことないですう!」


時雨「しかしあの顔は…」


大鯨「その、なんと言いますか…」


時雨「ん、なんだい?」


大鯨「たまには。ホントにたまーにならあんな時雨ちゃんも良いかなーなんちゃって……」


時雨「はぁ…相変わらず素直じゃないね」


大鯨「違いますからね!」


時雨「じゃあもう良いのかい?」


大鯨「そ、それはその…」


時雨「ふふっ。素直に言えたらもう少しだけしてあげても良いんだよ」


大鯨「へぇっ!えーっと、あの……シテホシイカモ」


時雨「んー?聞こえない」


大鯨「……もっとして欲しいです!」


時雨「ん、素直な良い子だ」


2人はハイパーズ

北上「……ん」


大井「はい」カチッ


北上「ふー……大井っち」グッ


大井「んー」ス-


北上「不知火、何見てんのさ」


不知火「ナチュラルにシガーキスとかしてるの貴女達くらいですよ」


北上「あー。良いもんだよこれ」


不知火「1回くらいしてみたいですね」


大井「誰かに頼めば良いじゃないの」


不知火「陽炎は吸わないので」


大井「そりゃ残念でした」


北上「厳しいねぇ」


開幕は外さないで!

不知火「そう言えばお2人は何吸ってるんですか?」


北上「ラッキーストライク」


大井「一緒よ」


不知火「なんでまた」


北上「何でって言われてもねぇ」


大井「ゲン担ぎ」


北上「そーゆーこと」


不知火「正直美味しいですか?」


北上「最初はそうでも無かったけど他吸っても何か違うんだよね」


大井「さ、もう良いですか?」


不知火「いらちですね」


騒いだら疲れちゃう

不知火「2人ともいつもやたらテンション低いですよね」


北上「戦闘でもないのに上がらないよ」


不知火「冷めてますね」


大井「これでも悪くはないですよ?」


不知火「そうですか?」


大井「沈黙が辛いなら別れた方が良いですよ」


不知火「常に静かなのはどうかと」


北上「分かってないねぇ。分かって欲しいとも思わないけどさ」


大井「ま、放っておいて下さいな」


不知火「そうですか。お邪魔しました」


なんかあったかい

不知火「みたいな事がありました」


陽炎「隣で聞いてたから知ってるわよ」


不知火「実際どうなんでしょうか」


陽炎「あれは完全に2人の世界よ。私たちがどう思っても仕方がないわ」


不知火「楽しいんでしょうか」


陽炎「私たちも休みの日の夕方はあんな感じよきっと」


不知火「……少し羨ましいかもしれません」


陽炎「あそこまでは嫌ね」


明日はもっと良い日になるよね?

北上「……」フ-


大井「…」


北上「…大井っち」


大井「はい」


北上「楽しい?」


大井「…」チュッ


北上「そっか」


大井「はい」


北上「たまには騒いでも悪くないかな」


大井「今日はいいです」


北上「ふーん」


大井「煙草も切れてますし」


北上「ホントだ。買うついでにご飯行こうか」


大井「はい!」


やべぇ…

睦月(睦月です。最近アニメとかの影響で吹雪ちゃん達と仲良くなりました)


睦月(何ていうか仲良くなりすぎました)


睦月(吹雪ちゃんに煙草を教えた辺りはまだちょっとした友人でした)


睦月(そっからまぁ色々あって一緒に寝たりする仲になりました)


睦月(途中でアレ?なんか忘れてる気がするってなりました)


睦月(でもその時は楽しくて完全に忘れてて)


睦月(もう2ヶ月近く睦月型の部屋に帰って無かったと気付いて帰りました)


睦月(そしたら…)


睦月「何なのこのゴミ屋敷……!」


やらかしました!

睦月「如月ちゃん生きてる!?」


如月「……誰よ」


睦月「うっわお酒臭い!」


如月「睦月ぃ?」


睦月「そうだよ睦月だよ!ねぇ、一体なにがあったのさ!」


如月「……はぁ」ボッ


睦月「ちょっと煙草は良いから何があったの」


如月「睦月ちゃんも吸うじゃない」


睦月「灰皿凄いことなってるからね!?」


如月「そんなん結構前からいっぱいよ。今はコッチの缶が灰皿」


睦月「何だそれなら…良くないよ!」


如月「何よ少しくらい吸わせなさいよ」


睦月「にしても吸い過ぎ!もうヤニとかで家具に色付いてるし!」


救ってあげて下さい

如月「聞きなさい」


睦月「何さ」


如月「なんか知らないけどアニメで私は沈んで睦月ちゃんは吹雪さんと仲良くなったわ」


睦月「それはアニメで…」


如月「私もそう思ったわ。でも現実はどうなのよ」


睦月「いや、それはその…」


如月「如月は轟沈もしてないのにワケも分からず突然僚艦を寝取られたのよ!それとアニメの打ち上げって何よ!如月呼ばれてませんけどー!」


睦月「うわぁ…」


如月「挙句、轟沈丸とかわけ分かんないあだ名まで付いて!丸って何よ!全然可愛くないじゃないのよ!」


睦月「怒るところそこ!?」


如月「そりゃお酒も飲みたくなるわよ!」


荒む事もある

如月「で、如月が荒んでる間貴女達ときたら」


睦月「何もしてないからね!」


如月「吹雪ちゃん、夕立ちゃん連れて毎晩シャブ漬けセック 睦月「ストォーップ!」


如月「何よ」


睦月「そんなことしてないから!」


如月「何よ。1回凄い事になって部屋に戻ってきたと思ったら意味不明な発言だけして帰ったじゃないの」


睦月「確かに1回だけ夕立ちゃんがお酒に変なの混ぜたけど!」


如月「やっぱキメてんじゃない!まんまハングオーバーじゃない!」


睦月「如月ちゃん洋画好きだっけ?」


如月「基本的には部屋でずっとWOWOW見てるもの。嫌でも見るわ」


睦月「なんか本気でゴメン……」


計画的犯行

如月「さて、そろそろ片付けるわ」


睦月「え?もう良いの?」


如月「もっと汚して欲しいの?」


睦月「いやそんな事無いけど」


如月「睦月ちゃんが取りあえず帰ってきたら止めるつもりだったし」


睦月「体張り過ぎだよ…」


如月「意地よ」


睦月「ふぇぇ、如月ちゃんが強情だよぉ…」


如月「さーて睦月ちゃん手伝って」


睦月「これどんだけかかるんだろ…」


如月「ゴミしかないからすぐよ」


雨が降ったら地面はドロドロ

時雨「最近困った事になった」


陽炎「あそこにいる鯨の件?」


時雨「そうだよ」


陽炎「最近よく一緒にいるわね」


時雨「それは良いんだ。ボクの可愛い鯨だからね」


陽炎「堂々と惚気るわね…で、何が困ったの」


時雨「最近ワザと怒られようとするんだ」


陽炎「は?」


時雨「本人は気付いてないと思ってるんだろうけどね」


陽炎「例えば」


時雨「ボクに水こぼしてみたり、わざとぶつかってきてみたり」


陽炎「可愛いじゃない。かまって欲しいのよ」


時雨「あの目は単純にかまって欲しいだけじゃないんだよ…」


みんな一緒

時雨「不知火は変な好みとかないのかい?」


陽炎「あっても言わないわよ」


時雨「ケチなんだね」


陽炎「普通言わないでしょ」


時雨「それを言うのがここじゃないか」


陽炎「明け透けに言いたいタイプと言わないタイプがいる事を覚えておきなさい」


時雨「ボクは経験が少ないからね。勉強と思ったんだよ」


陽炎「まぁ、初めてにしては珍しいタイプね」


時雨「陽炎は経験豊富な方かい?」


陽炎「時雨と同じよ。違うのは時間だけ」


経験する事

時雨「ふーん。何かアドバイスはないかい?」


陽炎「最初は向こうのして欲しい事をしてあげると良いわ」


時雨「癖にならないだろうか」


陽炎「頃合いを見てちょっと優しくしてやんのよ」


時雨「優しく?」


陽炎「甘やかしてやんなさい」


時雨「ボクに出来るかな」


陽炎「見せつけるくらいで丁度良いわ。躾けるのはそこからでも行けたから」


時雨「なるほどね。参考になったよ」


陽炎「想像の話よ」


時雨「そういう事にしておくよ」


じゃ、またね

大鯨「時雨ちゃん何の話してたんですかあ?」


時雨「ん?気になるかい?」


大鯨「そりゃまぁ…」


時雨「犬の飼い方だよ。ね?」


陽炎「ええ、そうね」


大鯨「ほぇ…わんちゃん飼うんですか?」


時雨「んー。大鯨は飼いたい?」


大鯨「白いフワフワのがいいです」


陽炎「似合うわねぇ」


時雨「今度街に見に行こう」


大鯨「楽しみです!」


時雨「じゃ、帰るよ」


ドキドキするやつ

清霜(遠征から帰ったらポストに手紙が入ってた)


清霜(うーん、綺麗な字)


清霜(紙から煙草の匂いがするから空母のひとじゃない)


清霜(喫煙室に夜中に これだけしか書いてないからな…)


清霜(何か可愛い便箋だし果たし状ではないだろうし)


清霜(ら、ラブレター……なわけないな)


清霜(そんな事言ってたら着いちゃった)


清霜「えーい!失礼しまーす」ガチャ-


さ、大人の夜の始まりだ

武蔵「お、おう!よく来たな」


清霜「武蔵さん?!」


武蔵「なんだ……ま、まさか嫌だったか?!」


清霜「いえ!ビックリしただけで」


武蔵「そうかそれは良かった……。さ、紅茶を入れたんだ飲んでくれ」


清霜「いい匂い」


武蔵「ブランデーを入れてみた」


清霜「お洒落!」


武蔵「だろ?さ、こっちに座れ」


清霜「やっぱ戦艦だとお洒落な事するんですね!」


武蔵「ふふ、清霜も出来るさ。さ、良いから座れ」


あれ?舞い上がっちゃった?

清霜「で、清霜はなんで呼ばれたんです?」


武蔵「堅苦しいな。敬語はいらん」


清霜「ん!で、なんで呼ばれたの?」


武蔵「前に煙草を一緒に吸おうと約束したからな」


清霜「……おっ、そういえば!」


武蔵「なんだ忘れてたのか?」


清霜「まぁ、その、正直」


武蔵「楽しみにしてたのは私1人という事か」


清霜「でも誘って貰って嬉しい!だから大丈夫です!」


武蔵「そうか嬉しいか」


清霜「うん!」


武蔵「それは良かった。ほら、吸え」


清霜「わぁ……ありがとうございます」


武蔵「咥えろ。点けてやる」シュッ


清霜「んっ…ふーー」


武蔵「どうだ」フ-


清霜「濃ゆい…」


武蔵「はっ!そうかそうか。ほら、清霜の為にケーキも用意した」


清霜「ケーキ!」


武蔵「チーズケーキとチョコレートケーキだがどっちがいい?」


清霜「うーん、チョコ」


君が烏を白と言うなら染めよう

武蔵「清霜、最近どうだ」


清霜「んー、げんふぃれふ」


武蔵「知ってる。訓練なんかはキツくないのか?」


清霜「戦艦になるためと思えばキツい事なんてない」


武蔵「なぁ、本気で戦艦になるのか?」


清霜「なる」


武蔵「……」


清霜「例え駆逐のままでも戦艦と言わせたら清霜は戦艦だから」


武蔵「……」


清霜「いつか武蔵さんにも清霜は戦艦だと言わせてみせますから」


武蔵「……是非とも呼ばせて貰いたいし共に戦場で肩を並べたいものだ」


清霜「きっとすぐですよ」


戦艦だって女の子だ

武蔵「ところでだ、最近駆逐同士でくっ付いたなんて話はよく聞くが」


清霜「くっつく?」


武蔵「恋仲と言うかなんと言うか」


清霜「あー」


武蔵「清霜はどうなんだ?」


清霜「へ、清霜?」


武蔵「お前だ。お前は誰かと一緒になったりしないのか?」


清霜「特には…」


武蔵「そうか。良かった」


清霜「良かった?!」


武蔵「いや!ち、違う!馬鹿にするとかそういう事じゃなくでだな!」


清霜「違うんですか」


武蔵「なんと言うかほら、特定の相手がいるなら呼ぶのも悪いなと…」


清霜「あー。大丈夫ですよ!武蔵さんの誘いなら断りませんから」


眠いね

武蔵「……」スパ-


清霜「……」モグモグ


武蔵「……あ……ん」


清霜「どうしました?」


武蔵「いや……」カチッ


清霜「3回目ですよ」ズズ-


武蔵「気にするな」


清霜「分かった」


武蔵「……んー」フ-


清霜「ふぁ〜……んー。」


武蔵「すまん、眠いか?」


清霜「流石に眠いです」


武蔵「そうか、今日はもう戻ると良い。付き合わせてすまなかったな」


清霜「はーい。お休みなさい」


夜は駆逐艦の時間

清霜「あ、武蔵さん」


武蔵「ん?」


清霜「清霜は武蔵さんのこと好きですよ」バタン


武蔵「ん?!ちょ、ちょっと待て!おい!」


武蔵「……」


武蔵「……はぁ」


武蔵「なあぁぁぁぁぁあ!」ダン!


武蔵「はぁ……はぁ……」


武蔵「……ズルいと思う」


朝は眩しくかがやいて

長良「朝だ!走るよ!」


長波「毎朝うるせぇぞ!」


長良「そっちこそうるさいよ!良いから走りに行くよ!」


長波「寝かせろよ!」


長良「不健康はよくないの!ほら引っ張ってでも行くからね!」


長波「もう引っ張らんで良い!」


長良「長良が引いてあげなきゃいけないの!」


長波「いつの話だ!良いから離しやがれ!」


長良「ほら!早く着替える!3分したら迎えにくるからね!」バン!


長波「毎朝勘弁して欲しいぜ…」


起きるんだもん…

長良「着替えたわね!さーて走っぞ!」


長波「てか、私以外も誘え」


長良「断る!」


長波「大体なんであたしなんだよ」


長良「長波だから。毎朝言ってるでしょ?」


長波「理由になってねーっつの!」


長良「長波は起きてくれるでしょ」


長波「起こしてるんだろうが」


長良「それでも。よーし、温まってきた!ペース上げるわよ」


長波「はぁ?ふざけんなもう限界だぞ!」


長良「やれば出来る!」ダッ 


長波「こっちはそっちよりおせーんだぞ!」


運動したら飯食えねぇよ

長良「運動するとご飯が美味しい!」


長波「……」ゼ-ハ-


長良「長波!食べないと筋肉にならないよ!」


長波「食え……るか、よ」


長良「食べないとこの後の運動でバテるよ」


長波「……はぁ?」


長良「今日は昼空いてるからね!」


長波「ふざけんな……」


長良「楽しいね!」


長波「勝手なこと言ってくれるぜ……」


朝に布団を抜け出して

不知火(早くに目が覚めてしまいました)


不知火(流石に陽炎も寝てますね)


不知火(暑くても絶対布団をかけて寝るのはなんでなんでしょうか)


不知火(さて、朝の1本は……外で吸おう)


不知火(台風一過で外は雲一つありませんね)


不知火(港のところで良いでしょう)


不知火(服は…パジャマで良いや)


不知火「あ、ポケット……」


不知火(いや、胸ポケットがありました)


不知火(煙草、ライター、スマホで良いか)


不知火(寝顔撮っときましょう)カシャッ


不知火「さて、陽炎。いってきます」


朝はなぜか人に会う

不知火(早いのに日差しがそれなりですね)


不知火(まぁ、寒いよりはマシです)カチッ


不知火「……」スパ-


黒潮「こんな時間に珍しいやんか」


不知火「目が覚めたので」


黒潮「陽炎が起きたらビックリすんで」


不知火「起きる前に帰ります」


黒潮「てか、何で部屋ですわへんの」


不知火「陽炎が寝てますから」


黒潮「いても吸うやろ」


不知火「また違うんですよ」


黒潮「ふーん、分からへんわ」


不知火「分られても困ります」


ちょーだい!

黒潮「ええわ、1本ちょうだい」


不知火「どうぞ」


黒潮「あー、これか。朝から甘いわ」


不知火「文句を言うならいいです」


黒潮「ごめんて。コッチ切らしてんねん」


不知火「まったく仕方ないですね。どうぞ、ライター」


黒潮「サンキュー!」フ-


不知火「大事に吸ってくださいね」


黒潮「んー。あ、そうや不知火」


不知火「なんでしょう」


黒潮「パジャマはやめといた方がええで」


不知火「それはどう言う」


黒潮「病院みたいやで」


2人で1つ

不知火「入院は勘弁して欲しいですね」


黒潮「禁煙が辛いんか?」


不知火「そんな事より陽炎ですよ」


黒潮「そんなになん?」


不知火「陽炎が心配と言うか陽炎無しで大丈夫か心配です」


黒潮「自分でも分かってたんやな」


不知火「陽炎がいないと何も出来ませんから」


黒潮「ええんかそれで」


不知火「陽炎がダメと言うなら治します」


黒潮「お互い様って感じなんか…」


不知火「陽炎は不知火がいないと困るんでしょうか…」


黒潮「困るやろ」


盗る

黒潮「よし、ウチが確かめたろ」


不知火「確かめる?」


黒潮「不知火が必要がどうかや」


不知火「そ、それは」


黒潮「なんでや。不安なんやろ?」


不知火「ですがもしもの時が…」


黒潮「信じられへんのか?」


不知火「しっ…信じてますよ!」


黒潮「ほな決定やな。鍵と煙草貸せや」


不知火「あんまり迫っちゃ駄目ですよ」


黒潮「何言うてんの?本気で行くで」


不知火「陽炎は優しいんです…だから!」


黒潮「優しい陽炎は自分捨ててウチに乗り換えるってか」


不知火「……」


密かに進む

黒潮「自分な、陽炎って結構モテるって知っとったか?」


不知火「陽炎が?」


黒潮「せや。中には直接アタックかけた奴もおったみたいやで」


不知火「なっ…誰がそんな!」


黒潮「本人に聞かんかい。さーて、時間もないし行くで」


不知火「や、やっぱ止めに……」


黒潮「もうあかん。部屋の外で大人しく聞いとき。邪魔したら沈めるで」


不知火「……」


黒潮「ほら、早く鍵渡さんかい」


いん ざ るーむ!

黒潮「邪魔するでー」


黒潮(陽炎はまだ寝とるな)


黒潮(不知火は毎日この寝顔見てんねんな)


黒潮「……」ッチ


黒潮(ん?なんやこのソファー)ポフッ


黒潮(ふむ、悪くないやん)


黒潮(さて、吸いながら待ちますか)カチッ


黒潮「…ゲッホゴホ!」


黒潮(メンソは慣れへんわ……)


陽炎「……んぅ?」モソモソ


黒潮(さーて、そろそろ一世一代の大勝負や)


戦おう。例え敗れても

陽炎「……黒潮?」


黒潮「おはようさん。寝顔可愛かったで」フ-


陽炎「煙草消しなさい」


黒潮「ええやん。不知火に貰ったもんやし匂いも変わらんで」


陽炎「良いから消してソファーから降りなさい。今すぐ」


黒潮「なんや、あかんのか?」


陽炎「私は吸わないのよ。朝からとか勘弁して欲しいわ」


黒潮「不知火は吸ってるやろ」


陽炎「アンタは不知火じゃないわ」


黒潮「変わらんやろ」


陽炎「ふざけに来たなら出て行って。朝は機嫌が良くないわ」


昨日は好き。今日は好き

黒潮「何があかんのや」


陽炎「ダメってワケじゃない」


黒潮「ならウチでも問題ないやん」


陽炎「問題大有りよ。早くソファーから降りなさいって」


黒潮「……ふー。なんや、大事なソファーなんか?」


陽炎「私と不知火のソファーよ」


黒潮「なんや、不知火不知火って。ウチじゃあかんのか」


陽炎「申し訳ないわね」


黒潮「なぁ、ウチの方が話はオモロいしよく動くで。なんなら……」


陽炎「黒潮!」


黒潮「っ!」


何でや不知火関係ないやろ!

陽炎「そういうところがダメって気付きなさいよ」


黒潮「なんや、それならダメなトコ言って欲しいわ。ほんなら直すで」


陽炎「……はぁ。アンタにガッカリさせられるなんて思わなかったわ」


黒潮「……」


陽炎「で、不知火はどこいったの?」


黒潮「陽炎…今、陽炎が話してるのはウチやで。なんで不知火なん?なんで不知火の事ばっか気にするん?なぁ!」


陽炎「うるさいわね。少し待ってなさい」


黒潮「スマホしまえや!」


陽炎「不知火呼ぶから待ってなさい。話はそこから聞くわ」


黒潮「なんで不知火?関係ないやろ」


陽炎「ありまくりでしょ。ほら、来るまでソファー座ってて良いから大人しくしてなさい」


壁にある耳が聞こえない

不知火(黒潮……怖い目をしてましたが大丈夫なんでしょうか)


不知火(陽炎はしっかり不知火を選んでくれるんでしょうか)


ドア「……さ……か…!」


不知火(何を言ってるか全然聞こえないんですよ!)


不知火(お願いだから聞こえて……!)


ブ-ブ-


不知火「っんぅ!」ビクッ


不知火(か、陽炎?!今すぐ帰ってこい?何かあったんじゃ……!)ガチャッ


不知火「陽炎!何かされたんですか?!」


曲者!

陽炎「えっ?!早くない?」


不知火「外にいましたから」


黒潮「待たせてたんや。聞こえとったか?」


不知火「聞こえなかったんですけど!」


陽炎「良いわ。不知火、ちょっと聞いて」


不知火「な、何でしょう」


陽炎「黒潮が不知火捨てて付き合えって言うんだけどどう思う?」


不知火「…なっ!か、陽炎はどう思うんです……か?」


陽炎「アンタに聞いてんのよ。で、どう?」


不知火「嫌に決まってます!………でも」


陽炎「ん、でも?」


不知火「陽炎が……くっ、くろじおが良いっで言う…な、ら。し、不知火は!」


泣かれるのは流石に…

黒潮「もうええわ。萎えた」


陽炎「あら、百年の恋も醒めた?」


黒潮「姉の泣き顔なんて見たくもないわ」


不知火「ないでまぜん!」ズピ-


陽炎「珍しいもんでもないでしょ?」


黒潮「この泣き方はないわ」


陽炎「私は可愛いと思うけど」


黒潮「良え趣味しとんな」


陽炎「よく言われるわ。じゃ、お昼ご飯には食堂行くからまたそこで」


黒潮「…ほんじゃまた後で。さいなら〜」バタン


あのね、構って欲しいんだ

陽炎「……不知火。おいで」


不知火「う、うぇぇぇえぇえ」ダキッ


陽炎「アンタ馬鹿じゃないの?」


不知火「何がおぢ度でぼ」


陽炎「あそこはハッキリ駄目って言うところじゃない」


不知火「でも、でも!もし陽炎か不知火を!」


陽炎「不知火。何で胸張ってられないの?なんでもっと自信が持てないの?」


不知火「……ちゃんと示して下さい。じゃあ!ちゃんと不知火に伝えて下さい!」


陽炎「ふーん。そういう事」ドサッ


不知火「ふぇ?!」


陽炎「良いわ、嫌っていうほど教えてあげるから覚悟しなさい」


女子会(力)

武蔵「長門よ、貴様は誰かに告白された事ってあるか?」


長門「思い詰めてると心配してみれば…」


武蔵「深刻な問題なんだ」


長門「取りあえず頼む物決めろ。ビールかなんかで良いか?」


武蔵「カシスオレンジで」


長門「お前は大学生か…?」


武蔵「ビール苦いんだよ」


長門「そ、そうか。」ビンポ-ン


武蔵「もう恋なんてしないと思ったんだが」


長門「槇原か。あ、カシスオレンジとビール。刺身と焼き鳥だけ適当に見繕ってくれ」


武蔵「卵焼き」


長門「あん?」


武蔵「卵焼きも」


長門「……卵焼きも追加してくれ」


お前だったのか

武蔵 長門「乾杯!」カンッ


長門「っはぁー!で、誰に告られたんだ」


武蔵「言わなきゃいかんのか」


長門「当たり前だろう。誰かも分からずに無責任に答えられるか」


武蔵「そ、それもそうだな」


長門「で、どいつなんだ。大和か?鳳翔か?」


武蔵「き、清シモ……」


長門「き?すまん、聞こえん」


武蔵「清……霜だ!」


長門「清霜ぉ?!」


武蔵「な、なんだ!いかんのか?!」


長門「い、いや悪くない」


りょ、両想いなのね!

武蔵「この前好きだと言われた」


長門「お、おう」


武蔵「どうしたらいい」


長門「慣れてるだろそんなの」


武蔵「それとこれとは違う」


長門「何が違うんだ」


武蔵「分かるだろ」


長門「何がわかるんだよ」


武蔵「ほら、私もな……うん」


長門「あー…。てか、なぜそれで悩む」


武蔵「こんなこと初めてだ」


長門「乙女か」


武蔵「仕方あるまい」


ビック7流恋愛術

長門「なんならこっちから告りなおしてやればいい」


武蔵「やろうとしたさ」


長門「なぜ出来ん」


武蔵「緊張して何が何だか」


長門「……マジか」


武蔵「マジだ」


長門「男らしく豪快にやってやれ。あいつ喜ぶぞきっと」


武蔵「女なんだが」


長門「主砲とかぶっ放してながらお前が好きだー!って」


武蔵「おかしいだろそれ」


長門「勢いが大事だ」


航行不能!撤退出来ません!

長門「よし、ベロンベロンになるまで飲め。今夜やるぞ」


武蔵「ハァ?!何考えてるんだ!」


長門「呼んでおくから飲め。しこたま飲め」ポチ-


武蔵「し、しかしだな…」


長門「お、既読ついたぞ」


武蔵「ほ、ホントに送ったのか!」


長門「良かったな、来てくれるってさ」


武蔵「お、オイ!私は良いなんて一言も…」


長門「撤退はない。飲め」


武蔵「ぐ……。えーい!強い奴から順に持ってこい!」


夜戦開始

清霜(夜中の3時とかに港に呼び出しって)


清霜(長門さんにとは言えどうなのよ…)


清霜「長門さーん?どこですかぁー!」


武蔵「やぁ……ヒック! き〜よ〜し〜も〜!」


清霜「む、武蔵さん?!え、なんで酔ってるんですか?」


武蔵「清霜!私は武蔵だぞ!」


清霜「知ってますよ!って、なんで艤装付けてるんですか!」


武蔵「私は……戦!艦!武蔵!」


清霜「知ってますよ!」


武蔵「清霜ぉ!戦艦は好きかぁ?!」


清霜「好きですけど…」


武蔵「では!私のこ… ドーン!


清霜「え?!なんて言いましたぁ?!」


やはりこうでないとな!

武蔵「わ…ドーン!か!ダーン!」


清霜「主砲を撃たないで下さい!聞こえないですし皆んな起きちゃいますか!」


武蔵「清霜ぉ!」


清霜「はいぃ!」


武蔵「皆んなが見ているな!」


清霜「起きちゃってるんじゃないですか!」


武蔵「やはりこの武蔵!これくらいでないとなぁ!」


清霜「何がですか」


武蔵「景気付けにもう1発いっとくか…」


清霜「しなくて良いですから!」


ドーン!


清霜「武蔵さん!」


武蔵「清霜。どうやら私はお前が好きらしい」


清霜「……」


武蔵「ずっとお前を守っていたい」


清霜「武蔵さん…」


武蔵「清霜。私の船になれ」


敷くぞ!

清霜「武蔵さん……」


武蔵「どうだ」


清霜「そんな事伝えるためにこんな事したんですか?」


武蔵「そ、そうだ」


清霜「何やってるんですか!他の方法はなかったんですか?!」


武蔵「いや、その恥ずかしくて」


清霜「照れ隠しに46cm砲をぶっ放して良いと思ってるんですか!」


武蔵「演出って大事だろ?」


清霜「だったらこの前みたいに喫煙室で良いじゃないですか!」


武蔵「そ、そうだな。で、どうだ!」


清霜「聞きたい?」


武蔵「当たり前だろう」


清霜「跪いて」


武蔵「は?」


清霜「そこに跪いて」


武蔵「お、おう」スッ


寝る前の煙草は火の元で

武蔵「こ、これで良いか?」


清霜「……」チュッ


武蔵「ん……んぅ?!」


清霜「じゃ、寝ますからね」


武蔵「ま、待て!」


清霜「部屋で煙草吸って寝ますから」


武蔵「いや、そうじゃなくて……」


清霜「急がないと清霜は吸うペース早いですからね」


武蔵「お、おう……おう!」


先週発売しましたね

不知火「新しい煙草買ってきました」


陽炎「ふーん。オレンジ色ね」


不知火「larkのトロピカルフルーツだそうです」


陽炎「フルーツ?」


不知火「フルーツです。メンソールだそうです」


陽炎「色んなのがあるのねぇ…」


不知火「んじゃ吸います」カチッ


陽炎「……」


不知火「……」ス-


陽炎「……」


不知火「……」フ-


不知火「今吸ってるのに似てるような気もしますが煙草感は多い感じです」


陽炎「ふーん」


不知火「み、見られてると緊張します」


ん、違う

不知火「似てるような気もしてましたけどまぁフルーツ的な感じだけですね」


陽炎「そっか」


不知火「嫌いじゃないですね」


陽炎「まぁ、よく分かんないけど良かったわね」


不知火「陽炎も吸えばいいんです」


陽炎「私は見てるだけで良いから」


不知火「つまんなくないですか?」


陽炎「いや、十分楽しい」


不知火「よく分かんないですね」


陽炎「アンタがお茶いれてる私の事見てるのと一緒」


不知火「み、見てないですよ」


陽炎「なんだ見てくれてないんだ」


不知火「いや…その、見てますけど」


狙う目つきは輝いて

陽炎「見てる時の真剣な目は格好良いのよ」


不知火「そんな見てますか?」


陽炎「自覚ないの?」


不知火「なんとなく目で追ってるくらいで」


陽炎「そう。なら意識しないほうが良いかも」


不知火「そう言われると意識してしまいます」


陽炎「どーせすぐ忘れるでしょ」


不知火「酷い言いようですね」


陽炎「無意識にやってる事は意識出来ないもんなの」


不知火「そうですかね…」


お艦!

鳳翔「大和」


大和「はい、何でしょう?」


鳳翔「これ、何だと思います?」


大和「沢山の花とプレゼントですね」


鳳翔「正解です」


大和「え……ま、まさか鳳翔さん誕生日だったとか!?大和知りませんでしたよ!」


鳳翔「落ち着きなさい。違いますから」


大和「じゃ、じゃあなんでまた?」


鳳翔「今月の10日。何の日か知ってました?」


大和「日曜日でしたね」


鳳翔「母の日です」


大和「鳳翔さん子供いたんですか?」


鳳翔「何言ってるんですか。シた事もないのに子供がいるわけないでしょ」


大和「!?」


鳳翔「どうしました?」


してそうでしてなさそうな2人

大和「一つだけ確認良いですか?」


鳳翔「どうぞ」


大和「鳳翔さん男性経験お有りでない?」


鳳翔「いけませんか?」


大和「今時珍しいですよ」


鳳翔「学校は女子校でしたし。何より良いと思える方がいなくて」


大和「ほー」


鳳翔「大和はあるんですか?」


大和「いえ、無いですけど」


鳳翔「……」


大和「残念ながら家がそういうの厳しかったんですよ」


鳳翔「まあ私としては嬉しい話です」


大和「へ?」


ホントに声可愛いんだよ

鳳翔「母の日に話を戻しましょう」


大和「あの、嬉しいってどういう」


鳳翔「どうやら私は皆さんから母親みたいだと思われてるみたいなんです」


大和「……そうですね」


鳳翔「私だって艦『娘』ですよ?!お母さんっておかしいじゃないですか!」


大和「まぁ、そう言われれば」


鳳翔「見た目に反して声若いねとか言われるんです!」


大和「可愛い声してますもんね」


鳳翔「かっ、かわ……!ともかく、イメージを変えたいんです!」


大和「大胆な作戦ですね」


鳳翔「大和!協力しなさい!」


セーターも良いけど夏だから

大和「で、具体的には」


鳳翔「まず服装です。この前こっそり買ってきました」ガサガサ


大和「白のワンピースにジーンズですか。また随分な…」


鳳翔「フリッフリにしようか悩みましたけど流石にやめました」


大和「それが良いです。あとカーデガンでも羽織れば良いんじゃないんですか?」


鳳翔「持ってないので取りあえずこれで」


大和「大和の貸しますから」


鳳翔「ありがとうございます。さて、着替えてみましょうか」ヌギヌギ


大和「うーん。やっぱ結構ありますよね」


鳳翔「何がです?」


大和「胸」


鳳翔「大和。いつも言いますけど嫌味を言うなら他所でやってください」


大和(触ってもデカいんですから大きいんですよアナタ)


一緒に行ったらダメでしょ?

鳳翔「さ、行きますよ」


大和「どこ行くんですか」


鳳翔「喫煙室で良いでしょう」


大和「おろしたての服でですか?」


鳳翔「どうせ吸います」


大和「鳳翔さんが良いならまぁ」


鳳翔「あ、大和も着替えなさい」


大和「え、大和もですか?」


鳳翔「私だけ私服ってもの恥ずかしいじゃないですか」


大和「えー。分かりました着替えてきますよ」


鳳翔「では先に行って待ってますからね」


大和「一緒に行かないんですか?!」


鳳翔「待ち合わせも良いじゃないですか」


大和「いつもの喫煙室ですよ」


鳳翔「分かってないですね。いいから先に行ってますからちゃんと来なさい」


大和「はーい」


これドッキリ?!カメラどこよ!

大和(なんで今日の鳳翔はあんな可愛いんですか!おかしいでしょ!)


大和(わ、罠ですか?!大和を喜ばせて皆んなで笑うんですか!)


大和(……そりゃないですよね)


大和(あ!写真撮っとけば良かったです。後で撮らせてくれるでしょうか)


大和(出来ればツーショットが良いですね)


大和(待ち受けにしたらいつでも鳳翔さんが見れますね!)フンス


大和(この隠し撮りから変える時が来たようですね)


大和(うーん、服どうしましょう……)


大和(鳳翔さんは可愛く白ですし黒っぽくしてみましょうか…)


大和(……はっ!時間が!いそがなきゃ!)


全然待ってないよ←言いたい

大和「お、お待たせしました!」バン!


鳳翔「いえ、あんまり待ってませんよ」スパ-


大和(嘘だ……なんか灰皿すごい事になってますよ!)


鳳翔「多少慣れない格好で緊張して吸うペースは早くなったかもしれませんけど」


大和「すっ、すいません!」


鳳翔「いいから座ってお茶でも飲んで落ち着きなさい」


大和「は、はい!」


鳳翔「ふふっ緊張しないで下さいね」


大和「緊張しますよ!」


鳳翔「さて、どうしたらお母さんぽくないんでしょうか?」


大和「え、何も考えてないんですか?!」


鳳翔「ええ。あ、ケーキ食べますか?」


大和「もう…食べますよ」


フォークは突っ込むと危ない

鳳翔「はいあーん」


大和「はいぃ?!」


鳳翔「食べないんですか?」


大和「いやっ!違っ!」


鳳翔「いらないなら良いですよ」パクッ


大和「そりゃ欲しかったですけど!」


鳳翔「じゃあ食べれば良かったんです」


大和「いきなり出されたらビックリします!」


鳳翔「そうですか、それでは出しますよ。ほらあーん」


大和「だぁぁぁあんぐっ!」


鳳翔「美味しいですか?」


大和「……んぐ。味なんか分かるわけないじゃないですか!」


鳳翔「ではもう一口」ア-ン


大和「そういう事じゃんぐぅ!」


鳳翔「ちゃんと味わって下さいね」


外野の反応

不知火「な、何ですかあれ」


陽炎「さぁ……」


不知火「誰かと思ったらよりによって鳳翔さんですよ」


陽炎「180度キャラクター変えてきたわね」


不知火「あの大和さんが押されてます」


陽炎「今まであんな事しなかった分大和さんも戸惑い半端なさそうね」


不知火「鳳翔さんに何が…」


暁「ストレスってやつじゃないかしら」


陽炎「鳳翔さんが?」


暁「一人前のレディーも抑え続けたらおかしくなっちゃうって聞いたわ」


不知火「じゃあ鳳翔さんは…」


陽炎「迷惑かけすぎなのかしら…」


3人「うーん…」


この後皆んなで謝りに行ったら怒られました


馬術たまらないです

最上(さて、皆んな遠征行ったね)


最上(……いないよね?)ガチャ


最上(何度も確認したしもう良いね)ゴソゴソ


最上「じゃーん!やっぱ良いねぇ馬」


最上「障害馬の良さよ!競走馬の若さとはまた違う良さ!」


最上「たまらないよ!良い筋肉してるねぇ」


最上「やっぱ芦毛かな。鹿毛も捨てがたいしなぁ…」


最上「はぁ…実際に乗りたい」


最上「写真と動画じゃもう我慢出来ないよ!」


最上「誰かボクを馬場に連れてってよ!」


予定通り見つかりました

しおい(ごきげんよう!しおいです)


しおい(借りた漫画返しに来たら何かうるさい部屋がありました)


しおい(てか、殆どみんな外行ってるのに何してんの?)


しおい(覗くだけなら良いよね?)


最上「……が……あ」ハァハァ


しおい(見ちゃいけないやつだー!)


しおい「と、取りあえず見なかった事に」ガタン!


最上「だ、誰?!」


しおい「にゃー」


最上「しおいだね!見たからには…ちょ!待って!」


しおい「嫌だ!やめて、黙っとくから!誰にも言わないからぁ!」


最上「良いから!ちょっとだけだから!」


しおい「犯されるぅ!初めては晴嵐が良かったのにぃぃい!」


最上「なんてこと言ってんの!?やめろ!ボクが誤解されるじゃないか!」ガシッ


しおい「やだぁ!ナニ擦ってた手で触らないでぇ!」


最上「生えてないよ!良いから話を聞いて!」


しおい「うわぁぁぁあああ!」


連行されるぅ!

最上「で、分かった?」


しおい「はい……最上がお馬さんでシコっ…」


最上「あん?」ギロッ


しおい「最上はお馬さんが好きなんだね!」


最上「そうだよ。ほら、これとか見て」


しおい「乗馬ライフ……そんな雑誌あるんだ」


最上「格好良いよね」


しおい「えー。晴嵐のが良い」


最上「そっちのが分かんないよ」


しおい「馬の話なら陸の船としてよー」


最上「分かんないかな……あ、しおい今日非番なの?」


しおい「暇だけど暇じゃないかな」


最上「よし、着替えて玄関集合ね」


しおい「暇じゃないってば!」


陸の船は馬を持ってるであります

最上「よし!行くよ」


しおい「なんでしおいが…てか、どこ行くの」


最上「馬場に…って言いたいけど流石に時間がないから」


しおい「から?」


最上「あきつ丸が馬を世話してると噂があったので聞きに行く」


しおい「着替えた理由は?!」


最上「肌の露出抑えたほうが怪我しないし」


しおい「まともな理由だった…」


最上「っしゃーあきつ丸探しに行くぞ!」


しおい「お、おー……はぁ」


突撃隣のあきつ丸

最上「あきつ丸いるー?」コンコン


あきつ「る、留守であります」


最上「そっか。しおい、他探しに行くよ」


しおい「何で?!あきつ丸いたじゃん!」


最上「ノリツッコミありがと。ってわけだから出てきてよ」


しおい「分かってたのね」


あきつ「今日の大発は渡したはずであります」


最上「違うからね?」


あきつ「お金なら渡さないであります」


しおい「会話にならないじゃん!」


海に馬はいらないね

最上「あきつがね!馬持ってるって聞いたからさ!」


あきつ「馬ぁ?こっちには連れてきてないのであります」


しおい「ほらぁ、やっぱいなかった」


最上「こっちって事はどっかにいるの?」


あきつ「実家の方にはいるであります」


最上「今度連れてってよ」


あきつ「じ、自分の家にでありますか?!」


最上「馬に触りたくてね」


あきつ「そ、それならもっといい所も…」


最上「知り合いがいないと行きにくいじゃん」


あきつ「し、知り合いでありますか」


最上「友達でも可」


ね!友達でしょ!?

あきつ「行けても週末であります」


最上「構わないよ!ね、しおい」


しおい「ふぇ?しおいも行くの?」


最上「当たり前でしょ?僕たち友達なんだからさ!」


あきつ「友。いい響きでありますねぇ」


しおい「うぇぇ…分かったよ」


最上「んじゃ!ボクは部屋戻るからねー」


あきつ「時間とかどうするのでありますか」


最上「また明日にでも話そう」


しおい「明日はどうだか…」


最上「週末予定空けておけば良いからさ」


しおい「あーい……」


あきつ「あ、明日も会うのでありますか」


最上「そ!明日のお昼に食堂来てね」


あきつ「待ち合わせでありますな!了解したであります!」


謝るずい!

陽炎「不知火、由々しき事態よ」


不知火「どうかしました?」


陽炎「黒潮と顔合わせ辛い」


不知火「別に良いのでは?」


陽炎「良くないわよ。黒潮は大切な妹よ」


不知火「泥棒ネコですよ」


陽炎「手厳しいわね。別にとられたわけじゃないんだからいいじゃない」


不知火「まぁ、本気で嫌なわけでもないですけど」


陽炎「ちょっと様子見てきてくれない?」


不知火「自分で行けば良いじゃないですか」


陽炎「怒鳴った手前行きにくいのよ」


不知火「分かりました。でもせめて変装して近くにいるくらいして下さい」


陽炎「わ、分かったわよ…」


クッソ気まずいよね

黒潮(飯食うてたら遠くから不知火と恐らく陽炎が見とるな)


黒潮(この前ので声かけにくいんやろうな)


黒潮(あ、こっち来よった)


黒潮(ふーん、陽炎は近くに座るんやね)


不知火「黒潮。元気にしてましたか?」


黒潮「何日も会うてないわけやないやろ」


不知火「社交辞令です。で、気付いてるとは思いますが野暮な事は無しでお願いします」


黒潮「はいはい。で、からかいに来たんか」


不知火「見当はずれですね。陽炎が嫌味を言うように見えますか」


黒潮「思わんな。大体分かるけどウチに何の用なん?」


不知火「陽炎に頼まれまして。様子を見てきてほしいと」


陽炎「……っ!」ガタン!


黒潮「可愛らしいネームシップやねぇ」


不知火「今更気付きましたか」


黒潮「前から知っとったで。変なとこ女々しいよな」


不知火「不知火は意外と臆病と見ます」


のぼせてんじゃないの?

不知火「で、黒潮。陽炎が心配してます」


黒潮「あんだけ怒鳴り散らしてそれで心配しとんのかいな」


不知火「まぁ、恋は盲目ですから」


黒潮「盲人に言われてもなぁ」


不知火「陽炎の為なら不知火は盲導犬にでもなれます」


黒潮「話を聞いて欲しいんやけど」


不知火「聞いてますよ」


黒潮「はっは…怒る気にもならんわ!」


不知火「不知火に何か落ち度でも」


黒潮「あー、ないない。ないでー」


不知火「気にくわないですね」


黒潮「ウチの台詞やでそれ」


誤解は誤解でなくて

黒潮「しかし不知火もよくウチに話しかけてきたな」


不知火「陽炎が心配してますから」


黒潮「ハッキリ言うんやね……。でも普通遠慮と言うか二の足踏むやろ」


不知火「姉妹艦に遠慮などありません。不知火も気になってたわけですし」


黒潮「ほー。罪悪感なんて感じるんやな」


不知火「罪悪感はありませんが巷で黒潮を出汁にして乳繰りあったと思われてるので」


黒潮「間違ってはないやん」


不知火「相談した相手が自分の相方をとろうとした時点で正当防衛です」


黒潮「そら狙うやろ。また機会があれば狙う気はあるで」


不知火「はい?」


黒潮「なんや、諦めたと思ったんか」


不知火「諦める流れじゃないですか」


いざとなりゃ刺す

黒潮「まぁ、現時点で恋人枠は諦めるわ」


不知火「そりゃそうです」


黒潮「今の所は仲の良え妹艦で我慢しとく。なぁ、陽炎」


陽炎「えっ?!いや、私は陽炎とかじゃ…」


黒潮「最初から知っとるわ」


陽炎「ちょっ、知ってたなら言いなさいよ……恥ずかしいじゃない!」


黒潮「言うたらオモロないやろ」


不知火「陽炎、こう言ってますけど」


黒潮「なんならこの落ち度からウチにしても良えんやで」


陽炎「ふふっ、考えとくわ」


不知火「か、陽炎?!」


黒潮「不知火、油断してると捨てられるで」


まぁ、お話だからさ!

陽炎「黒潮、この前は悪かったわね。寝起きで気が立ってたとは言え酷い事言ったわ」


黒潮「ウチも強引やったわ。次はもうちょい考えるわ」


不知火「考えなくて良いです」


陽炎「都合良すぎるんだけどさ、アンタも同じ陽炎型の姉妹艦だから」


黒潮「妹だからって情けはいらんで」


陽炎「いや、家族愛って事でどうかな?と」


黒潮「ま、今はそれでも良えわ」


不知火「今後もです!」


黒潮「陽炎、はよ食わんと飯冷めるで」


陽炎「あ、忘れてた…」


どんな家かと思えば

最上「家に馬がいるとか言うとさ、豪邸みたいじゃん?」


しおい「分からなくはない」


あきつ「お2人は豪邸には仮装をしないといけないと思ってるのでありますか?」


最上「失礼あっちゃダメじゃん?」←ドレス


しおい「しおいは思わないかな」←スク水


あきつ「人の家に来るのにその格好は勘弁して欲しいのであります!」


最上「いくらボクが男の子っぽいからって酷いじゃないか!」


あきつ「一緒にいて恥ずかしいからであります!」


しおい「ドレスはやりすぎだって」


あきつ「しおい殿の方が酷いって気付いて欲しいのであります!」


章タイトル

あきつ「取りあえず自分の車を出しておくであります」


最上「あざーっす!」


しおい「ありがとー」


あきつ「そしたら2人は着替えて荷物持ってくるであります」


最上「やっぱ着替えるの?」


あきつ「車乗ってたらシワになのであります」


しおい「これで良くない?」


あきつ「却下ですな」


最上「しおい、川に行くわけじゃないんだから流石にね」


あきつ「最上殿もアレな格好でありますが…」


着替えたね?

最上「お待たせ」


あきつ「短パンにチェックのシャツでありますか…」


最上「ダメかな?」


あきつ「最早性別が男寄りでありますな」


最上「酷い!」


しおい「これで文句ないね!」


あきつ「タンクトップにホットパンツ…」


最上「これスク水と大差無いんじゃ…」


あきつ「ま、まだまともであります!」


しおい「暑いし良いでしょ?」


最上「ボクもあんな格好した方が良いのかな」


あきつ「人には向き不向きがあるのであります」


jeepのエンジン音好き

あきつ「さっさと乗るのであります」


最上「うわぁ…ボロっ」


あきつ「失礼な!」


しおい「泥跳ねくらい落とした方が良いよ」


あきつ「ラングラーに泥跳ねはむしろ飾りであります」


最上「汚れてる風にしか…」


しおい「てか、アメ車だよね?これ」


あきつ「何か?」


しおい「いや、自分の事忘れてないかなぁ…って思って」


あきつ「時代錯誤も甚だしいのであります」


最上「言われてもなぁ…」


早朝の検温の辛いこと…

あきつ「ほら、つべこべ言わず乗るのであります」


最上「うっわぁ…足結構上げないと乗れない」


しおい「シートの布荒いなぁ」


あきつ「流石に傷付くであります」


最上「てか、夜出ないと着かない距離なのかい?」


あきつ「いえ、割とすぐであります」


しおい「じゃあ朝からでも…」


あきつ「馬を動かすなら朝の涼しい時間が良いであります」


最上「最近暑いからか」


あきつ「今夜はうちで一泊して、明日は早く起きて作業であります」


しおい「しおいもやるの!?」


最上「当たり前だろ?行くんだから」


よるだよ!

あきつ「着いたであります」


最上「うっわ普通の家だね」


しおい「近くに運河とかないの?」


あきつ「さっさと部屋に行って寝るであります」


最上「えートランプとかしようよ」


あきつ「明日は早いんです!」


最上「じゃあボク達だけでやるから良いよ」


しおい「2人ならスピードかな!」


あきつ「ズルいであります!」


最上「え、やりたくないんじゃないの?」


あきつ「やりたいけど無理であります!」


しおい「まぁ、朝早いとね」


最上「てか、馬は?」


あきつ「近くに預けてあるであります」


あさだよ!

最上「結局寝てしまったよ」


しおい「まだ5時なんですけど…」


あきつ「さっさと行くであります!」


最上「うっしゃ行くぞー!」


しおい「うるさいよもぅ…」


あきつ「しおい殿、昼寝出来るのでそこまで頑張るであります」


しおい「うえーい」


最上「しおい!バナナ食べるかい?バナナ!」


しおい「えー……まぁ欲しいかも」


最上「えいっ!」グッ


しおい「んぐぉ!」


厩舎の臭いは慣れ

あきつ「着きましたよ」


最上「うひゃー……厩舎だ」


しおい「臭い、うるさい」


あきつ「道具を持って下さい。馬房の掃除をしに行くであります」


最上「こんなのやって良いの?」


あきつ「連絡して自分達の分だけ残しておいて貰ったのであります」


しおい「良いよそんなの…」


最上「うわぁ!あきつ丸!これ?!この馬?」


あきつ「そうですがうるさいであります」


しおい「うへぇ、馬デカいなぁ」


乗るとまぁ感動ですよ

あきつ「で、作業して馬装して乗って手入れをしたであります」


最上「サラッと流すね」


しおい「やること多すぎるし話し始めると止まらないからでしょ」


最上「でも改めて馬は良いね!実際触るとやっぱ違うよ!」


あきつ「生き物ですありますから」


最上「血の流れ、息遣いに至るまでハッキリ分かる……尊いね」


あきつ「敬意を持って丁寧に扱えば馬も答えてくれるであります」


最上「はぁ……素晴らしいねぇ。もっと好きになっちゃったよ」


あきつ「また言って頂ければ連れて来ても良いしょう」


最上「あきつ……!」


しおい「……話に付いて行けねぇよ」




次に移ります→


後書き

量が増えてきたので明日あたり次に移るかもしれません。
そちらでもどうぞ宜しくお願いします


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このSSへのコメント

30件コメントされています

1: らんぱく 2015-04-27 19:42:53 ID: IG9PEdfk

投稿お疲れ様です
・相も変わらずタイトリングが素敵です!
・睦月までも煙草を吸うなんて…!
・煙草の箱って確かに可愛いのも格好良いのも色々あって
興味はあるんですよね、興味は…
更新楽しみにしております!

2: AQ 2015-04-28 07:51:39 ID: O_14nRIO

らんぱくさん
早速ありがとうございます

タイトルは100%思い付きです!
可愛い子だからこそ吸わせたい精神
煙草は調べてるだけでも楽しいですね
是非吸ってくれ!とは言いませんが興味で試すのも一つですよー

3: らんぱく 2015-05-01 18:03:56 ID: Zj0GZgnG

更新お疲れさまです
・まいかぜは元気っ子かわいいです
・『咥え煙草にサングラスでタコ糸』
←このぬいぬいに麦わら帽子を被せたら凄い似合いそうですね…むほぉ

4: AQ 2015-05-02 13:09:49 ID: qe7bKpSr

らんぱくさん
いつもコメントありがとうございます!
励みになっております

舞風が踊ってるのずっと見てたい!
ぬいぬい被って欲しいっすなぁ!

5: らんぱく 2015-05-03 20:39:26 ID: X3yf8OAo

更新お疲れ様です
・麦藁ぬいぬ~い!ムハー!
・野分着任おめでとうございます♪
・嗜好品に回せるってことは、この鎮守府は資金的に潤ってるんでしょね~
・ジャガイモの下りを読んでたらお腹が空いてきましたw
次の更新も楽しみにしております

6: たぬポン 2015-05-03 22:26:41 ID: dvakR851

毎回楽しく拝見させていただいております

タバコをお菓子と認識するとは………秋月、斬新ですね……

あっ、比叡をリクエストしてもよろしいでしょうか………?

7: AQ 2015-05-04 12:02:40 ID: YnqpMOwC

皆さんコメありです
コメントは生きる原動力です

らんぱくさん
不知火にはさっぱり爽やかな服とか帽子が似合いますねぇ…夏最高!
資金も潤沢で平和なイメージです

たぬポンさん
お菓子食べる流れで煙草吸えばもうすでに煙草もお菓子!
比叡!気合!入れて!行きます!

8: たぬポン 2015-05-05 09:51:40 ID: lxot04Cf

リクエストを拾っていただきありがとうございます!!

比叡怖すぎ………そして、そんな比叡についていく金剛も凄い………

これからも更新を楽しみにしております!!

9: AQ 2015-05-05 16:15:50 ID: gDmGX_tw

たぬポンさん
コメント、リクエストありです!
恋は盲目。好きな相手ならなんでも出来るし何されても怒れない…的な感じです

10: らんぱく 2015-05-06 19:45:36 ID: DXpMKlKk

更新お疲れ様です
・比叡の金剛に対する扱いに思わずニヤけてしまいましたw
上下関係が中々カオスで面白いです
・大鯨登場とか私得な展開です、そしてまさかの大鯨と時雨のカップリング
・変態な明石さんで今日も鎮守府は平和ですね!
次の更新も楽しみにしております♪

11: AQ 2015-05-06 22:12:18 ID: FUR5mMZA

らんぱくさん
コメありですー
上下関係なんぞココには御座いません
実は大鯨はあそこで終わる予定でしたが延長してみました
そして明石は間違いなく変態

12: たぬポン 2015-05-06 22:28:27 ID: BgvjICt7

大鯨が時雨にバレた後のお仕置きを見てみたいですね

出来れば大鯨をМに目覚めさせちゃってほしいなぁ………(願望)

13: AQ 2015-05-07 16:49:37 ID: hNaWPnzV

たぬポンさん
きっと明日辺り怒られるんじゃないかなーって思います
そう言われるとMに目覚めちゃうんでしょうねぇ…オラ、ワクワクしてきたぞ!

14: たぬポン 2015-05-08 14:32:47 ID: mEY9THCr

リクエストを拾っていただきありがとうございます!!

この後時雨が大鯨に対してどんなお仕置きをするのか……

考えるだけでよだれ………いえ何でもありません

………できれば言葉攻めも………

15: AQ 2015-05-08 17:50:15 ID: SZ2GIqRD

たぬポンさん
何度も何度もエロい方に行こうと思いました。でもそれなら別で良いと思ってこんな感じになりました
でも想像してとても楽しかったです!
本当にリクありがとうございました!

16: たぬポン 2015-05-08 19:22:49 ID: mEY9THCr

ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!めちゃくちゃ興奮しました!!流石ですね!!

やはり時雨の攻めに対する大鯨の反応が凄くイイ!!

あと、時雨の「ワザとやっているのかい?」から後が凄く良かっt…………

……ふう………………最高でした←賢者モード

17: らんぱく 2015-05-08 20:04:22 ID: aD8j1FCa

更新お疲れ様です
・『ココアシガレットを煙草みたいにして咥える』←やりますよねコレ、
私を含めきっと、誰もが一回はやってるはず…はず?
・大鯨と時雨…時雨と大鯨…鯨の時雨煮とはこの事か、
S気溢れる時雨ちゃんが怖くて素敵でした♪
この二人はもっと書いて欲しいです
・更新ペース早いようですが頑張り過ぎないでくださいね?
ゆっくりぬるぬる更新を楽しみにしております♪

18: AQ 2015-05-09 17:08:42 ID: _dg7ZLvT

いつもコメント感謝しております

たぬポンさん
書いてて興奮しっぱなしでした
満足いただけたなら嬉しいッス!

らんぱくさん
煙草は何だかんだ言って格好良いからマネでもしたくなる!
時雨煮のコンビは凄く楽しいのでちょくちょく出すかもです
毎日してる妄想を字に起こすのが楽しいので暫くは毎日更新続きます!
心配していただいて嬉しいです!

19: ワッフル 2015-05-10 13:30:42 ID: ShtkGA35

どうも、ワッフルです。
大鯨がMに目覚めたのか...いいぞ!

あ、リクエストで武蔵とかお願いします。

20: AQ 2015-05-11 07:29:17 ID: 2CCwd4z2

ワッフルさん
コメありです
大鯨可愛いなって改めて思いました。素晴らしい発見でした

武蔵、いかせていただきます

21: らんぱく 2015-05-15 22:47:44 ID: zPXjA61W

更新お疲れ様です
・武蔵・清霜ペア←この二人の組み合わせ本当に好きです、再登場に歓喜です
・北上・大井ペア←この二人のすれてる具合が良い塩梅です、なんかやっぱりAQさんのSSは読み易いです
・時雨・大鯨ペア←この二人の受け攻めのヤリトリが…もう…きゃー
・如月ちゃん←こんな所にまでアニメの影響が…!!
今後も楽しみにしております

22: AQ 2015-05-16 23:29:01 ID: MX8fsFAI

らんぱくさん
いつもコメントありがとうございます

武蔵清霜はこう見守ってたいです
静かな大北がいても良いと思います
時雨はちょっとSっ気がある方が魅力的ですよねー
如月は可哀想な子。是非とも幸せになって欲しいです

23: たぬポン 2015-05-19 17:05:05 ID: ulDKw3qc

最上………なんか残念なんだけど………
あっ、伊401お願いできますか?
最上が馬を愛でていた所を偶然発見してしまって、逃げようとしたら見つかって、馬場に連れていかれる………的なシチュエーションでお願いします

24: AQ 2015-05-20 08:12:25 ID: 8oF5jdt8

たぬポンさん
コメにいつも救われてます
馬術をやると馬の魅力に取り憑かれます
最上もそんなうちの1人なのでしょう

401ですね!シチュまでご丁寧にありがとうございます!
やらせていただきます!

25: しらこ 2015-05-20 14:19:15 ID: lSqCLePs

黒潮が可愛そう。
下心があったとはいえ、不知火にはんばけしかけられ、陽炎に半ギレされて、捨て台詞吐いて消えるとか・・・。
救いは無いんですか!?

26: AQ 2015-05-21 00:58:28 ID: atlbavbZ

しらこさん
ご指摘ありです
改めて読み返すとだいぶ酷い終わり方してたと気付きました
納得していただけるか分かりませんがなんとか全力で救いたいと思います

27: たぬポン 2015-05-21 12:23:19 ID: 9yYqp3O_

リクエストを拾っていただきありがとうございます!!

最高っす!!

今後最上がどれだけ壊れるのか、楽しみにしております!!

お体に気をつけて更新頑張って下さい!!

28: AQ 2015-05-21 18:43:14 ID: X6pUkUNY

たぬポンさん
明後日くらいに最上が暴れると思います!

また何かありましたら何でも言ってくださいね!

29: しらこ 2015-05-22 10:04:06 ID: XUwda8mo

こういうスれた美少女がかわええんじゃぁ~
ではなく
コメ拾いありがとうございます。
黒潮が仲直りしてやっと心のつかえが取れました。
これで落ち着いてオリョクル回せます。

30: AQ 2015-05-22 22:07:29 ID: U9JPfsH5

しらこさん
完璧な女の子なんてねぇ?
黒潮は愛されヒールだと信じてます
でも気にしていただいてありがとうございます。黒潮も小躍りしてる事でしょう

でもオリョクルは嫌でち


このSSへのオススメ

3件オススメされています

1: らんぱく 2015-05-02 19:54:46 ID: duR9yAgq

ほのぼのだよ!

ぬいぬいが可愛いよ!

読み易いよ!

各タイトルのセンスが良いよ!

何が言いたいのかというと
オススメなんだなこれが~

2: たぬポン 2015-05-06 22:22:33 ID: BgvjICt7

読まなきゃ損ですぜ!!

めちゃくちゃ損ですぜ!!

どのくらい損しているかというとカレーライスにカレーをかけ忘れたくらいですぜ!!

ウソだと思ったら読んでみてくださいぜ!!

3: SS好きの名無しさん 2017-04-14 16:23:58 ID: qtMLggf0

あきつ、最上、しおいの馬の話の続きはどこで見れますか?


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