ｶﾁｬｶﾁｬ...ｶﾁｬｶﾁｬ...

「かぜに〜♪な〜って〜♪はねをひ〜ろげ〜て〜♪」ｶﾁｬｶﾁｬ

海未「こぉころ〜によりぃそ〜お〜って〜い〜〜るから〜♪」ｷｭｯｷｭｯ

海未「つばさ〜♪ひろg」ﾎﾟﾖﾝ

海未「ん？LINEですか、」

海未「もうっ、洗い物してる時に……」ｷｭｯｷｭｯ

海未「どうせ、また穂乃果からでしょう」ｺﾞｼｺﾞｼ

海未「……」ｽｯ

【LINE】

ほのクマ：海未ちゃんことりちゃん

ピヨどり：はーい

うみみ：なんですか

ほのクマ：今日ひま？

うみみ：いいえ

ほのクマ：ハイ

うみみ：は？

ほのクマ：返事はハイだよ？

ほのクマ：さん、はい！

うみみ：いいえ

ほのクマ：もう！

ほのクマ：ことりちゃんは？

ピヨどり：ごめんねぇ

ほのクマ：返事はハイ！

うみみ：いいえ

ほのクマ：ぶー！

ピヨどり：夕方なら暇だよ？

うみみ：ことり、相手にしてはダメです

ほのクマ：園田さんちのうみちゃんはー！

ほのクマ：お母さんにおパンツ洗って貰ってまーす！

うみみ：それは貴方でしょう！

ピヨどり：落ち着いてね？

ほのクマ：毛糸のおパンツはいてるくせに

うみみ：分かりました

うみみ：これから薙刀を持って伺います

ほのクマ：ごめんなさい

ピヨどり：海未ちゃん、どーどーだよ？

うみみ：私は馬じゃありません！

うみみ：用事があるので失礼します！

ピヨどり：ごめーん！

ほのクマ：怒んないで！

うみみ：はいはい

海未「──まったく、」ｽｯ

海未「洗い物をしている時に限ってLINEしてくるんだから、本当に穂乃果には困ったものです！」ｺﾞｼｺﾞｼ

海未「それに、ことりもことりですよ！もう少し厳しくしたってバチは当たらないのにっ、」ｻﾞｧ-ｯ

海未「だいたい、毛糸のおパンツだなんて……子供じゃあるまいし……」ｷｭｯｷｭｯ

海未「〜っ」ｺﾞｼｺﾞｼｯ

ｶﾞﾁｬﾝｯ

海未「肝油ドロップと毛糸おパンツは小学生までですっ！」

……ｶﾞﾀｶﾞﾀガタガタッガ タ ッ！！！

海未「──え？」

バコンッ！！

海未「！？」ﾋﾞｸｯ

ﾋﾟﾁｬｯ!!

海未「ひぃっ！？」ｻﾞｯ

海未「な、なんですか！！？」

ｸﾞﾁｬ……

海未「あ、あれはっ」

海未「この間真姫から貰った、例のトマトの二代目じゃないですか！」

海未「……まさか、ギャグに反応して冷蔵庫から飛び出した？」

海未「え？でも私、ギャグなんて言ってないのに、」ｽｯ

ﾊﾟｷｯ

海未「ん？」

海未「──ッ！」

……。

海未「ぁ……あぁ、やってしまいました……」

海未「ハァ。きっと、驚いた拍子に落としてしまったんですね」ｽｯ

ｶﾁｬ...ｶﾁｬ...

海未「……」ｶﾁｬ ｶﾁｬ

海未「……10年近く使ってきたこの湯呑み。まさか、こんな形で割ってしまうだなんて、思いもしませんでした。」

海未「これだけ粉々になってしまっては、流石に修復は無理でしょうね」ｽｯ

海未「……お疲れ様でした。長い間、本当にありがとうございます。」

海未「……」

海未「コレはお庭に埋めて、新しい湯呑みを買って来ますか」

「お母さまー！」

───

─

「……ふぅ、」

海未「やれやれ。ナビを使っておいて迷ってしまうとは……」

海未(大分近くまで来ている筈ですが、お父様から教えて貰った瀬戸物屋さんは、一体どこにあるのでしょうか)

海未「地図だと、こちらの商店街の外れにある筈で──ん？」

海未「……アレは、」

……。

海未(骨董品屋さん、ですかね。)

海未「……」

海未(……ふむ。風情があって味わい深いこの店構え、)

海未(こう言った骨董品屋さんも、このご時世では中々珍しいですね)

海未「──ぉお！？こ、これはっ」

【たぬき】

海未(…………信楽焼のたぬきですか。店頭に飾るには持ってこいの迫力ですね)

海未(こうして間近で見ると、やはり大きいです。……今にも歩き出しそう、)ｽｯ

海未「ふふっ。可愛らしいお腹♪」ｽﾘｽﾘ

海未「……」ｽﾘｽﾘ

海未「……少し、入ってみますか。」

ｶﾞﾗｯ

「ごめん下さい。」

ｼ-ﾝ……。

海未「……」

海未「ごめん下さーい！」

ｼ-ﾝ……。

海未(何方もいらっしゃらないのでしょうか)

海未「……」

海未(……それにしても、)ﾁﾗｯ

…………。

海未「…………わぁ、」

海未(古書を蓄え、整然と立ち並ぶ古い書棚。歳月を感じさせる木製の台座。座敷の奥に鎮座する、未だ現役と思われる囲炉裏……)

海未(凄い。まるで、ここだけ昭和のまま時間が止まっているかの様な、そんな雰囲気……)

ｼﾞｼﾞｼﾞ...

ﾎﾞ-ﾝ...ﾎﾞ-ﾝ......

海未(おぉ、とっても大きな古時計)

海未(ウチにも似た様なものは有りましたが、ここまで年季の入った物は、都心では中々お目にかかれないでしょう)

海未「……」

海未(お〜お〜きなノッポの古時計〜♪)ﾙﾝﾙﾝ

海未(おじい〜さんの〜時計〜♪)ﾙﾝﾙﾝ

海未「ふふっ」

海未「──おや？」

海未(コレは、えっと……)

……。

海未「んん……なんでしたっけ？」

海未(確か、囲炉裏の上に下がってるやつ……)

海未「…………万能鍵？」

海未「そうです！確かそんな名前だった筈、早速携帯で答え合わせをしましょう」ｽｯ

海未「……」ｽｯｽｯ

海未「……なんですかコレ、ダー◯ソウル？」

海未「こんなの違います。……えっと、囲炉裏……吊るすヤツ、」

海未「……」ｽｯｽｯ

海未「そう、コレです！"自在鉤"」

海未「いやぁ、やっとスッキリしました」

海未(それにしても、この台座……コレはどちらかと言うと青果台に近いでs──ん？)

海未「……」

海未(この、布のかかった物は一体、)

ｽｯ

海未「……これは、」

海未(ただの"茶碗"ですね。)

ｼﾞｼﾞｼﾞｯ

ﾎﾞ-ﾝ...ﾎﾞ-ﾝ...ﾎﾞ-ﾝ……

海未(おや、もうこんな時間ですか)

海未(結局、最後までお店の方は出てきませんでしたね……)

海未「ノッポの古時計さん。またお会いしましょう」ｽｯ

……。

海未「ふふっ。」

海未(しかし、とても良い物を見れました)ｽｯ

海未「お邪魔しました。」

海未(……続きはまたにしましょう。) ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ﾊﾞﾀﾝｯ

海未「──さてと、それでは瀬戸物屋さんに行きますか。」

───

─

海未(うん。とても良い物を買えました)

海未(この、猫の足跡の様な模様がとても可愛らしい)

海未「〜♪」

海未(……えっと、家に着いたらまずダンスのおさらい。それから次の授業の予習と、それから、)

海未(ん？)

「……」ﾃｸﾃｸ

海未(……アレは、穂乃果？)

穂乃果「〜♪」ﾃｸﾃｸ

海未(やはりそうでしたか)

「穂乃果！」

穂乃果「ん？」ｸﾙｯ

海未「……」

穂乃果「あっ！海未ちゃーん！」

ﾃｯﾃｯﾃｯ!

海未(……呼ばれたら飛んでくる。まるで犬の様です。)

穂乃果「用事はもう終わった？」

海未「えぇ、今し方終わりました。」

穂乃果「そっか。じゃあ一緒に帰ろうよ」

海未「家はもう目と鼻の先ですがね」

穂乃果「いいじゃん！ほら、行こう！」

海未「はいはい」

ﾎﾟﾖﾝｯ

海未「？」

穂乃果「LINE？海未ちゃんの？」

海未「えぇ、その様です」

ピヨどり：用事はもう済んだ？

海未「……ことりからですね、」

穂乃果「なんて？」

海未「用事は済んだか？だそうです」

穂乃果「ふ〜ん」

海未「……えっと、」ｽｯ

海未(も、う……済、み、ま、し、た……よっと、）ｽｯｽｯ

ｽﾎﾟｯ

海未「……」

海未「ん？」

うみみ：用向きは 滞りなく 終わりけり

海未「…………は？」

穂乃果「へ？」

ﾎﾟﾖﾝ

ピヨどり：どうしたの？何かあった？

海未「……」

穂乃果「海未ちゃん？」

海未(……おかしい。打ち間違えたつもりは無かったのですが、)ｽｯ

海未(ど、う、も……し、て、な、い、で、す、よ、っと……)ｽｯｽｯ

ｽﾎﾟｯ

穂乃果「ことりちゃん、何か言ってた？」

海未「い、いえ。何でもないですよ？」

海未「あはは……」ﾁﾗｯ

うみみ：覚え無き ことがら故に 是非もなし

海未「……」

海未「なんでっっ！！？！？」

穂乃果「！？」ﾋﾞｸｯ

海未(打ち間違いなんてレベルじゃありませんっ！！まったく別の文章ですよコレっ！？)

穂乃果「び……ビックリしたぁ」ﾄﾞｷｯﾄﾞｷｯ

海未(ど、どうして！？なぜ私の打った文が、俳諧の様になっているのですか！？)

ﾎﾟﾖﾝ

海未「っ」

ピヨどり：俳句にハマってるの？

海未「……くっ、」

穂乃果「う、海未ちゃん？」

海未(そ、の、よ、う、に、う、っ、た、つ、も、り、は、あ、り、ま、せんっ！！)ｽｯｽｯ

穂乃果「？？？」

海未「──送信っ！」ﾊﾞｯ

ｽﾎﾟｯ

うみみ：意に沿わず 書き記したる 言の葉よ

海未「」

ピヨどり：ごめんね

ピヨどり：ちょっと分かんないかも「うぁあああああああああああああああああああああああっっっ！！！！！」ｶﾞﾊﾞｯ

穂乃果「！！？！？」

海未「なんでなんでなんで！！？どーしてこうなるのぉ！！？！？」

穂乃果(ま、また敬語じゃなくなってる……)

海未「こんなのやだぁあああああああああああああああっっっ！！！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ

穂乃果「う、海未ちゃん！！？ここ外だからぁっ！！！」

ﾎﾟﾖﾝ

ピヨどり：海未ちゃん？大丈夫？

海未「大丈夫じゃないいいいいいいいいいいいいいいいっっ！！！！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ

穂乃果「と、とにかく！！ここじゃアレだから！穂乃果の家に行くよっ！？」ｸﾞｲｯ

海未「こんなのわたしのスマホじゃなぁあああああぁぁあああいっ！！！！！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ

ピヨどり：海未ちゃーん？

───

─

海未「……」

穂乃果「お、落ち着いた？」

海未「…………うん。」

穂乃果「で、なにがあったの？」

海未「……これ、」ｽｯ

穂乃果「へ？」

海未「……」

穂乃果「？」ﾁﾗｯ

うみみ：用向きは 滞りなく 終わりけり

穂乃果「……？」

海未「……」

穂乃果「な、なに？これ」

海未「……書いてない、」

穂乃果「え？」

海未「わたし……こんなの書いてない……」

穂乃果「んん？ど、どーゆーこと？」

海未「……普通のことしか書いてないのに、ぜんぶこんな風になっちゃうの」

穂乃果「？？？」

海未「おかしいもん、絶対ちがうもん」

穂乃果「……あー、」

穂乃果「ま、間違って変換しちゃったとか？」

海未「してない。私、変換なんかしてないもん」

穂乃果「えっと……偶に間違えて押しちゃう時もあるよ？」

海未「こんなの、予測変換にないもん」

穂乃果「そ、そう」

海未「……」

海未「……分かった。」

穂乃果「へ？」

海未「このスマホのAIがおバカさんなんだ」

海未「だから、全然違う文章を送ったりしちゃうんだ」

穂乃果「……」

海未「絶対そう。AIがおバカさんなんだよ」

ｽｯ

海未「……駄目ですよ？もっと前後のやり取りを把握しなければ」

穂乃果(スマホにお説教してる……)

海未「よし。では、もう一度送ってみます」

穂乃果「え？あ、あぁ。分かった」ｽｯ

海未「ちゃんと諭しましたからね、もう大丈夫な筈ですよ」

穂乃果「あ、あはは……」

海未「えっと」ｽｯ

海未(そ・の・だ・う・み・です、っと)ｽｯｽｯ

ｽﾎﾟｯ

うみみ：筆起こし いわんや綴る 園田海未

海未「……」

穂乃果「…………あ、あの。」

海未「……」

穂乃果「や、やっぱり……こうなっちゃうみたい……だね？」

海未「……」

ｽｯ

海未「穂乃果、」

穂乃果「へ？」

海未「トンカチはありますか？」

穂乃果「……一応聞くけど、何に使うの？」

海未「知れたこと。」

海未「このご時世、いつ如何なる所で身元が割れるやも知れません」

海未「だので、情報漏洩を防ぐためにも、このスマホを粉々にしてから捨てます」

穂乃果「……」

海未「あ、バールの様な物でも構いません」

穂乃果「……無い。」

海未「わかりました。では、帰ってから粉々にします」

穂乃果「海未ちゃん」

海未「はい」

穂乃果「一回、座ろっか」ﾄﾝﾄﾝｯ

海未「……なぜ？」

穂乃果「海未ちゃん、今変なスイッチ入ってるからさ。一旦落ち着こうよ」

海未「心配ご無用、至って冷静です。」

海未「あと、変なスイッチなんてありません」

穂乃果「……あります。」

海未「ありません」

穂乃果「ある」

海未「ない」

穂乃果「あるの」

海未「ないの」

穂乃果「……」

海未「……」

ダンッ！

穂乃果「いいから座って！！穂乃果の言うこと聞けないの！！？」

海未「なぜ！私が貴方の言うことを聞かなければならないのですか！！？」

穂乃果「こんなヘンテコりんの状態で帰したら、オバさんまた心配しちゃうでしょ！！？だから穂乃果が元に戻すのっ！！」

海未「ヘンテコりんなのは貴方の頭だけですっ！！私よりも自分の将来を心配しなさいっ！！」

穂乃果「はぁあああっ！！？それこそ余計なお世話ですぅ！！！訳わかんないLINEする人より全然マシですぅっ！！！」

海未「だからぁ！！！アレは私が打った訳じゃないと何度言えば分かるのですかっ！！」

穂乃果「じゃあさ！！？そんなに言うのならもう一回打ってみなよっ！！」

海未「えぇ良いですともっ！！」

海未「では先ず！内容を口頭で伝えます！その後打ちこんでもし違えば！私が正しいと証明出来ますから！！」

穂乃果「あっそーっ！！じゃあ早く言いなよ！！」

海未「文面は！"穂乃果のアンポンタン"」

海未「コレで打ち込みますからっ！！」

穂乃果「ハイハイ分かりましたぁーっ！！」

海未「〜ッッッ」ｽｯｽｯ

ｽﾎﾟｯ

うみみ：穂乃果のアンポンタン

海未「……あれ？」

穂乃果「……」

海未「……」

穂乃果「……」

海未「……あー、」

海未「お邪魔しました。」ｽｯ

穂乃果「……」

ｶﾞｼｯ

海未「ッ」ｶﾞｸｯ

穂乃果「……言うことあるよね、」ｷﾞｭｯ

海未「〜っ」

穂乃果「ゆ・う・こ・と。あるよね？」

海未「ッッッ」

ﾊﾞｯ!!!

穂乃果「逃さないよっ！！」ｶﾞｼｯ

海未「はっ、離しなさいっ！！」ｸﾞｲｯ

穂乃果「やだっ！！謝るまで絶対に離さないからっ！！」ｷﾞｷﾞｯ

海未「くぬぅ〜っ！！！」ｸﾞｸﾞｯ

穂乃果「ふににににぃっ！！！」ｷﾞﾘｷﾞﾘｯ

海未「フンッ！！！」ﾊﾞｯ

穂乃果「うわっ！？」ﾖﾛｯ

海未「きゃっ！？」ｸﾞﾗｯ

ﾓｷﾞｭｯ!!!

穂乃果「ちょ、ちょっと！？早くそこ退いてよぉっ///」ﾓﾐﾓﾐ

海未「あ、アナタこそ早く退きなさいっ///」ﾓﾐﾓﾐ

ｽｽｯ

「来たよ〜♪」

穂乃果・海未『！！？！？』

ことり「こっとり特性〜♪焼き立てチーズケーキを持って来ちゃいまs──」

ことり「」ﾄﾞｻｯ

穂乃果「こっ、ことりちゃん！！？」

海未「違うのですよ！！？断じて違いますからっ！！！」

ことり「……」

ことり「…………ここまで、来ちゃったけど……っ」

穂乃果「えっ」

海未「あの……」

ことり「ことり、帰るね……？」ｼﾞﾜｯ

ｽｯ

「ことりちゃぁああああんっっっ！！！！」

「ことりいぃぃぃいぃいいっっっ！！！！」

………………

………

…

海未「……ハァ、」

海未「今日は、穂乃果のお陰で散々な目に遭いました」

海未「ことりには良からぬ誤解を受けてしまいましたし……ホント散々です！」

海未「……」

海未「……まさか、まだ変な勘違いしていないでしょうね、」

海未「いやいや、アレだけ諭したのですから、流石に分かってくれましたよね」

海未「…………」ｽｯ

ｽﾎﾟｯ

【LINE】

うみみ：ことり

うみみ：今日は見苦しい所をお見せしました

うみみ：ごめんなさい

ほのクマ：穂乃果も！

ほのクマ：今日はごめんね！

ピヨどり：二人とも

ピヨどり：末長くお幸せに

ほのクマ：違うってばー！

うみみ：本当に本当に本当に違うんです！

ピヨどり：冗談だよ〜

ほのクマ：もう！

うみみ：たちが悪いです！

ピヨどり：ごめんね♪

ピヨどり：今度マカロン持ってくから許して♪

ほのクマ：ゆるす！

うみみ：元々は私たちが悪いんです

ピヨどり：そう言えばさ

ピヨどり：海未ちゃんお買い物袋持ってたよね？

ほのクマ：あ、そうそう！

ほのクマ：なに買ってきたの？

うみみ：湯飲みを新しくしたんです

うみみ：父に勧められた瀬戸物屋さんで

ほのクマ：瀬戸物屋さん！

ピヨどり：珍しいね

うみみ：はい？

ピヨどり：海未ちゃんが一人で買い物なんて

ほのクマ：たしかに！

うみみ：そうでしょうか

ピヨどり：珍しいよ〜

ほのクマ：他にはどこ行ったの？

うみみ：はい。骨董品屋さんにも行きました

ほのクマ：すごい！

うみみ：何がですか？

ほのクマ：穂乃果行ったことないもん！

ピヨどり：なんかカッコいいね〜

ほのクマ：なにか面白いものあった？

うみみ：面白いものですか？

海未「面白いもの？」

海未「う〜ん。囲炉裏……自在鉤……信楽焼のたぬき……」

海未「……あと、何がありましたっけ？」

海未「面白いものだらけだった筈なのですが、いざ思い出そうとすると中々……」

海未「……」

海未「あっ！そう言えば、」ﾎﾟﾝｯ

うみみ：大きな古時計がありましたよ

ほのクマ：ノッポのやつ！？

ピヨどり：すごーい！

うみみ：2メートル近くはありました

ほのクマ：おっきー！

ピヨどり：おーおーきなノッポの古時計ー♪

ほのクマ：おじいーさんのーとけいー♪

うみみ：やっぱり歌ってしまいますよね

ほのクマ：日本人の心だからね！

ピヨどり：日本の人の曲なの？

うみみ：違います。アメリカの方です

ほのクマ：そうなの？

うみみ：そうなんです

ピヨどり：初めて知ったよ

ほのクマ：トリビアだね！

うみみ：無駄じゃありません！

ピヨどり：勉強になりました〜♪

ほのクマ：あとは？

うみみ：あ、後はですね

うみみ：布被り 変哲もなく 茶碗あり

ピヨどり：え？

うみみ：古き日の 名残り残すは 佇まい

ほのクマ：海未ちゃん？また？

うみみ：求めども 我が意に沿わず 筆奔り

うみみ：祭典に 障り在りけり みゅーずかな

［うみみが退室しました。］

【おわり】