ショタ提督「提督辞めたい」
ショタ提督とヤンデレ艦娘が出てきます
続きはショタ「死にたくないよ……」というssに書くことにしました
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初投稿なので変な所や矛盾しているところがあるかもしれません
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提督「仕事面倒くさいしここの艦娘怖いんだよな…」
コンコン 提督?入るよ?
時雨「おはよう提督」ガチャ
提督「おはよう時雨ちゃん今日も早いんだね」
時雨「それはそうさ僕は提督だけの秘書艦だからね」
時雨「そんなことより提督」
時雨「提督辞めたいって言ってたよね?
あれは一体どういうことかな?」
提督「」
時雨「提督、ぼくの事が嫌いかい?」
提督「いやそういう訳じゃ……」
時雨「じゃあどうしてそんな事言うの?」
提督「し、仕事が忙しくてつい愚痴っちゃっただけなんだ」
時雨「だから提督辞めたいって言ったの?でも駄目だよ提督辞めちゃ、もし本当にそんな事したら許さないからね」
時雨「それにしても……提督最近僕たちにかまってくれないよね?やっぱり僕のこと嫌いになったんじゃ……」
提督「そ、そんなことないよ………!!」
時雨「本当に?じゃあ僕のこと好きならやめないよね?」
提督「………うん……」
提督 (辞めたい理由は半分くらい時雨ちゃん達でもあるんだけど、言ったら殺されそう……あと好きだなんて一言も言ってない………)
時雨「それでね…夕立が……」
提督「…………」
時雨「ねぇ提督?ちゃんと聞いてるの?」
提督「え!?う、うん……聞いてるよ」
時雨「本当に?じゃあ僕がどんな話してたか言ってみてよ」
提督「…………」
時雨「提督……僕はさっき提督がかまってくれないって言ったはずだよ?それなのに、またこの態度………」
時雨「………君には失望したよ………」
提督「………ごめんなさい………」
提督 (もう耐えられない……!何か理由を付けてここから逃げ出そう……思いついた!!)
提督「そ、そうだ!この時間に建造した戦艦が出来るんだった」
時雨「そんな情報聞いてないよ?また僕に黙って建造したの?」
提督「……うん、だから工廠に……」
時雨「じゃあすぐ戻ってくるって約束できる?そうだね……一時間以内に帰ってこなかったら……わかるよね?」
提督「はい……それじゃあ行ってきます…」
提督「一時間………元々俺は一人の方が良いのに……もう我慢できない………」
提督「一時間の間に鎮守府から抜け出そうかな……」
榛名「提督?それは一体どういうことです?」
提督 (いつの間に⁉︎しかもまたこのパターン⁉︎)
金剛「私も聞いてマシター……テートク、冗談デスヨネ?」
提督「じ、冗談だよ!冗談!」
榛名「本当ですか?提督は嘘をよく吐く人ですから信用できません」
提督「だ、大丈夫だよ!本当だよ!」
榛名「じゃあ榛名のことを一番愛してると言えば信じます」
金剛「ハ?榛名何言ってるネ、愛してるのは私デスヨネテートク?」
提督 (何で愛してるって言わなきゃいけなくなるんだよ)
提督 (もう嫌だ、誰か助けて………)
加賀「貴方達、一体何をしているのですか?」
提督「か、加賀さん!いいところに!助けて!」
金剛「テートク?まるでワタシたちのことが迷惑みたいな言葉デスネ?」
提督「あっ………」
榛名「そんな……提督が、榛名のことを嫌いだなんて………嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ」
加賀「見苦しいわよ、貴方たちが何を言おうと提督は私を選んでくれたんです」
榛名「黙れ……!」シャキン
金剛「邪魔者は消すだけデース」シャキン
加賀「……それは此方の台詞です」シャキン
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
金剛「ちょっと待ってクダサーイ……テートクがいません……」
三人「…………………」
加賀「………………本当ですね、私を選んでくれたにも関わらず、まさか逃げるとは……」
加賀「………頭に来ました………」
榛名「……提督、提督提督提督提督提督提督提督、提督を悪い女から守らなきゃ…………」
提督 (ふう、隙を見て逃げだせたけど何か更に状況が悪化してる気が……)
提督「とりあえず提督辞めるって言ったらどうせまたああなるし」
提督「外出するって目的なら一旦鎮守府から離れられるかな?」
提督「大淀さんの所に行って報告したから行こうかな……いや、それであの三人に会っちゃったら……」
提督「まぁ書き置きだけ残してけば大丈夫だな」
提督「よし、じゃあゲームでも買いに行こうっと」
提督「行って来まーす」タッタッタッ
時雨「あと30分………ふふっ、待ち遠しいよ提督………」
提督「何か忘れてる気がするけどまぁいっか!」
提督「よしとりあえず外には出れたな、夕方ぐらいになったら帰るか」
提督「近くのゲーム屋は……」
北上「あれ、提督じゃん」
提督「北上さん!?何でここに!?」
北上「何でって……提督が休暇くれたんじゃん」
提督「ああそういえば……北上さんがいるってことは」
大井「もちろん私もいますよ?」
提督「……………………」
提督「それじゃ俺はこれで」ソソクサ-
大井「…………北上さん、あの子最近私のこと避けてる気がするの」
北上「うーん、早めの思春期なんじゃない?」
大井「いえ……あの顔はそんな表情じゃありませんでした……」
北上「そっかー……提督には2人とも好きになってもらわなきゃいけないからね……後でも追う?」
大井「ええ……行きましょう北上さん、提督が行きそうな場所は大体分かりますからね」
提督「……今日は本当に運が悪い」
提督「でも今はそうでもないかな、なんたってゲーム屋についたし」
提督「何買おうかなー……………」
提督「!!」
提督「……こ、これは、あまりの人気に買えないと言われた恋愛これくしょん!」
提督「ネットで話題になってたからどんなのか気になったけど、まさか売ってあるとは……」
提督「み、みんなにバレなきゃ大丈夫だよね?」
提督「いやでも、これをレジ持っていくのは……」
提督「うーん………」
5分後…………
北上「あ、提督いた」
大井「何か迷っている様ですね」
提督「よし……!買うぞ……!」
北上「提督?何買うの?」
提督「!?」ゲ-ムカクシ
大井「私たちに見せられないものなんですか?」
提督「い、いや……」
提督「ちょっとトイレ……」ダッ
大井「待ちなさい」ガシッ
北上「何々?恋愛これくしょん……?」
北上「ふーん、提督こんなのやるんだ」
大井「……とりあえずこれは没収します」
提督「はい………」
提督「なんていうと思うか!意地でも買ってやる!!」ダッ
提督「お釣りは入りません!」一万円札サッ
店員「あざっしたー」
大井「魚雷でも打ち込んであげましょうか……………」
北上「ダメだよ大井っち、そんなことしたら提督が傷ついちゃうよ」
大井「ええ、分かってます、魚雷は最後の手段ですね」
北上「それにあれ没収出来なくても提督のプレステ没収すればいいじゃん?」ニヤ
大井「そうですね……そしたら提督どんな顔しますかね?」
提督「逃げ切ったな……それじゃ俺の部屋に帰って恋愛これくしょんやるか」
提督「ん?俺の部屋……執務室……あ………」
提督「時雨ちゃんの約束忘れてた……!」ガクブル
提督「よし……!心の準備は出来た……!行くぞ!」
提督「いやでもやっぱり……」
鳳翔「どうしました提督?」
提督「お、おお……鳳翔さんか、ちょっと時雨ちゃんに謝りに行かなきゃいけないんだ」
鳳翔「そうですか、頑張ってきて下さいね」
鳳翔「あぁそうだ、提督に迷惑をかけた三人は私が黙ら……説得しておきましたからご安心ください」
提督「ありがとう、鳳翔さん」
提督 (あの一言には触れないでおこう)
提督「それじゃ、行ってくるよ」
鳳翔「はい、お気を付けて」
提督「でもやっぱり、怖い……」
提督「扉の隙間から見てみるか」
ジーーーーーーー
時雨「提督、覗くぐらいなら入っておいでよ」
提督「」
提督 (何でばれたんだ!?)ガチャ
時雨「……………提督、約束の時間からどれだけだったと思う?」
時雨「一時間も過ぎてるよ…………絶対に許さないよ提督」
提督「い、いやでもそれは……」
時雨「言い訳なんか聞きたくない!!」
提督「…………はい」ガクブル
時雨「提督、こっちへ来て…………」
提督「…………………」
時雨「来ないんだったら僕からいくよ?」ガタッ
提督「し、時雨ちゃん、これは違うんだよ、ただ……」
時雨「ただ何?言ったはずだよ……何を言われても絶対に………許さないって………!」
提督「時雨ちゃん、ごめ…」バチィン!!
提督「うあっ……………」ガタッガラガラ
提督 (痛い……壁まで吹っ飛んだ……)
時雨「…………提督、本当は僕も提督を傷つけたくないけど……悪い子には躾が必要だよね?」
提督「時雨ちゃん、辞め……」バチィン!!
提督「ぐぅ………」
時雨「……………ここまでにしておいてあげるけど、次は無いよ……」
提督「…………うん…………」
提督「痛ってぇ……ここまでやられるとは……」
提督「まあ、恋愛これくしょんやれるし忘れよ忘れよ」
青葉「青葉見ちゃいました!」
提督「うわああ!?青葉!?」ビクゥ
青葉「ついでに写真も撮っておきました!見てください!司令官がこんなゲームやってるってバッチリ分かりますよ!」
提督「や、やめて!こっちに渡して!」
青葉「嫌ですよ〜、それに実はもう一つ提督のビデオを撮っておいたんです!」
提督「そ、それは………?」ゴクッ
提督『提督辞めたい』カチッ
提督「」
青葉「これをばら撒かれたくなかったら〜、明日青葉とデートして下さい!」
提督「デート!?………い、いいよ、ばら撒けばいいじゃん」
青葉「本当にいいんですか?そしたら提督逃がさまいと、みんな司令官のこと閉じ込めようしますよ?」
提督「」
青葉「最悪……殺されちゃいますよ、そんなの嫌ですよね?」
提督「分かったよ……!デートするよ!すればいいんでしょ!」
青葉「でも、もし万が一司令官がやめたりしないように……」
青葉「時雨ちゃんみたいに体で分からせるしか無いですね♪」
提督「あ、青葉?まさかお前も……?」ガクブル
提督「いひひひひひひひひひひひひ!!
やめあひゃははははははははは!!!」
青葉「どうですか〜?もし逃げたりなんかしたらこれよりもっとくすぐったくしちゃいますよ♪」コチョコチョ
提督「ぎひひひひひひゃははははははははは!!にげにゃい!にげにゃいからあははははははははははは!!!」
青葉「苦しそうな提督も可愛いですね♡」コチョコチョ
提督「ぎぃひひひひひゃははははははははは!!しんじゃあはははははははははは!!あおばぁははははは……ははは………は……」
青葉「あ、あれ?やりすぎちゃったかな?」アセアセ
提督「……………………」
青葉「青葉、気絶させちゃいました!……これは、チャンスかもしれません」
提督「………う、うーん俺は一体……?」
青葉「あ、起きました?司令官」ギュ
提督「あ、青葉?何で俺はお前と一緒に寝てるんだ?」
青葉「司令官が倒れちゃったから、こうやって布団まで運んできたんですよ」
提督「倒れちゃったって、青葉のせいじゃん!」
青葉「別にいいじゃないですか、司令官だってこうやっておっぱい押し付けられるのは好きですよね♪」
提督「は、はぁ?べ、別にソンナコトナイシ」アセアセ
青葉「そんな緊張して言っても説得力ありませんよー」ギュゥゥ
提督 (凄い……!柔らかくて気持ちいい………!)
提督「あ、青葉……もっとやって……」
青葉「………………」ニヤァ
青葉「はい!分かりまし…………」
ガチャ
扶桑「提督……何やってるんですか……」
提督「ふ、扶桑さん………」
扶桑「提督?一体ナニをしていたんですか?」
提督「ち、違うんだよ、これは、これはただ………」
青葉「司令官は私とイチャイチャしてたんですよ♪デートの約束だってしちゃいました!」
提督「青葉!?何で言うんだよ!?そんなこと言ったら…………あ………」
扶桑「提督………?最近他の子ばかり……青葉さんとデートの約束まで………」
扶桑「私だって………私だって………!」
提督「あ、あの?扶桑さーん?」
扶桑「私だって提督と仲良くなりたいのに!!」ガバッ
提督「っ!?」
青葉「!!」
青葉「司令官は渡しません!!」ググググ
提督「…………!……!!……っ!!」」
提督「ッ………」ガクッ
あ!?て、提督!し、司令官ー!
提督「…………俺は、また気絶したのかな?今日は本当に色々と酷いな……」
提督「ここは医務室?誰がここまで運んでくれたんだろう?」
ガチャ
翔鶴「提督?起きましたか?」
提督「翔鶴さん……翔鶴さんが医務室まで?」
翔鶴「ええ……瑞鶴と一緒に……」
ダダダダダダダ ガチャ
瑞鶴「提督さん!!起きた!?」
翔鶴「駄目よ瑞鶴、提督は起きたばかりなんだから静かになきゃ」
提督「あぁ、いや俺は大丈夫……」
瑞鶴「死んじゃったかと思ったよー!!」ガバッ
提督「うぐっ!?」ズドォ
翔鶴「……瑞鶴?提督に迷惑かけてるでしょ?早くどきなさい……」
提督「ほ、ほら瑞鶴さん、翔鶴さんもこう言ってるし……」
瑞鶴「提督さんは私の事嫌いなの?」
提督「そういう訳じゃないけど……」
瑞鶴「じゃあこのままで良いよね?」ギュウウウ
提督「うん…………」
提督 (重い……そんで苦しい……)
翔鶴「瑞鶴……いい加減に……」
バタァン!!
加賀「提督……私からは逃げた癖に五航戦の子とはデレデレするのですね……」
提督「加賀………さん……!?」
赤城「今度はわたしもいますよ?」
瑞鳳「提督ぅ!倒れたって心配して来たよぉ!」
千歳「提督、お体に異変はありますか?」
千代田「提督?千歳お姉と来たよー」
提督「一航戦、づほたんに千歳さん、千代田さんまで……」
提督「ウチの空母がほぼ揃ってる……!」
加賀「……瑞鳳さんだけあだ名でよぶとは、仲が良いのですね……」
瑞鳳「え……提督もしかしてこの中で私が一番!?」
千歳「何言ってるの?提督は貴方のようなお子様には興味ないのよ……?」
翔鶴「でも……空母の中ではさん付けでは無いのは瑞鳳さんだけですね……そうですよね?提督……?」
提督 (……しまった……!こんな大人数、少し言葉を間違えただけで大変な事になる……!)
提督 (どうしよう……逃げたいよぉ……でも、これで逃げたりなんかしたら……
)ガクブル
赤城「駄目ですよ、そんなに問い詰めては、提督だって怖がってるじゃ無いですか」ギュ
瑞鶴「………赤城先輩、いきなり何するんですか……」
赤城「貴方も同じようなことをしていたでしょう?」
赤城「それに私は優しく、安心するように抱き締めてますから、『貴方』と違って」ニヤァ
瑞鶴「……………………」イラッ
提督 (俺が何も言わなくてもこうなっちゃうのか………)
瑞鳳「優しいとかいう以前に好きでも無い人に抱きつかれても嬉しく無いと思いますよ……」
赤城「………ふふふ、言いますね……」
千代田「……何よ……抱きつくぐらい……私とお姉なんてキスまでしちゃったんだから!!」
千歳「ち、ちょっと千代田!それは言わない約束じゃ………」
提督「!?!!!???」
提督 (何でここで言うんだよ!?こんなの完璧に大変な事に……)ダラダラ
翔鶴「…………提督、その焦りようどうやら本当のようですね……!」
加賀「頭に来ました」
赤城・瑞鶴「……………………」グググ
瑞鳳「て、ていとくが……そ、んなの、嘘、嘘だ……嘘だ………!!」
提督 (手遅れだ…………)キリキリ
加賀「提督……覚悟はいいですか?」ギリッ
赤城「今回ばかりは許せませんね」
瑞鳳「嘘って言って?嘘だって言ってよ提督………」
キリキリ……
提督「う………?何だ、は、腹が」
提督「はぁ……はぁ……痛い…腹が……」キリキリ
翔鶴「提督?大丈夫ですか?」
翔鶴「皆さん待ってください!提督の様子が少し変です!!」
提督「う……ぐ…はぁ……はぁ……」
提督「何で……今頃になってこんな事思い出して来て……」
提督「くそ………何で……親父の事を………」
提督!しっかりして下さい!提督!!
提督「………………………………」
提督「もうこれで……三回目ぐらいか………?」
明石「………提督、起きましたか」
提督「明石さん………」
明石「事情は空母の皆さんから聞きました、お腹が言って倒れたと……」
提督「うん……」
明石「そして、気を失う直前にお父さんと言った事も……」
提督「!!」
提督「………本当に?」
明石「………ええ、本当です」
明石「提督、何か私達に隠している事があるんじゃないんですか?」
提督「そんなの……無いよ……」
明石「嘘ですね、言っておきますけど提督の嘘はすぐバレますよ?」
提督「」
提督「分かった……言うよ」
提督「俺の親父は軍人でさ、周囲から天才だって言われてたんだ……」
提督「そんでその息子が俺だ……」
提督「親父は俺を自分を超える軍人にする為に死ぬほどしごいた」
提督「元々やる気も無かったし、才能も無かった」
提督「少しでも失敗するとぶん殴られたよ……」
提督「しかも、この歳で提督になれるわけ無いのに、コネを使って提督にさせたんだ……」
提督「他の軍人には目を付けられるし………今でもあの日々がトラウマなんだ……」
明石「提督……提督に才能が無いなんてありえません」
明石「提督は確かに約束を破ったり、嘘もつきますけど」
明石「他の提督の様に艦娘を道具として見ていません」
明石「提督じゃなかったら私達は付いて行きません」
提督「明石さん………」
明石「それでもトラウマがまた出そうになったら……」ゴソゴソ
明石「これを飲んでください」
提督「これは?」
明石「心を落ち着かせる薬です、もちろん副作用はありません!」
提督「明石さん……ありがとう……!」
明石「ちなみにそのお父さんは……?」
提督「………もう死んでる、けどお姉ちゃんがいるよ」
明石「そうですか………」
明石 (それじゃあ近い内にお義姉さんに挨拶に行かなきゃいけませんね……)
明石 (この薬を飲ませれば………)
提督「明石さん、じゃあ俺そろそろ部屋に戻るよ」
明石「ええ、お気を付けてくださいね」
提督「もう夜か……結局恋愛これくしょんやってないな」
ガチャ
瑞鶴「だから!貴方達が提督に迫ったから気絶しちゃったんでしょ!!」
加賀「いえ、貴方があそこまで強く抱き締め無かったらこんな事にはなりませんでした」
瑞鶴「それを言うなら赤城先輩だって同じでしょ!?」
赤城「そんな事より……提督の唇は美味しかったですか?千歳さん、千代田さん」
千歳「ええ……思い出しただけで……うっとりしてしまいます……」ポッ
千代田「提督だって顔真っ赤にして喜んでましたよ?」ニヤァ
翔鶴「どうせ無理矢理迫ったんでしょう?汚らわしい女……!」
瑞鳳「提督に応えてもらおうよ……今そこにいるし………」
提督 (くそ……また腹が痛くなってきた……薬飲んどくか……)ゴクン
加賀「それでは聞きます、本当にキスしたんですか?」
瑞鳳「喜んでたのもほんと?」
提督「う、うん……本当だよ……」
千代田「ほらね!やっぱり!」
赤城「貴方は黙ってなさい……!」ギリ
瑞鶴「……だったら私もキスするわよ!」
加賀「辞めなさい……殺されたいの?」
提督「待って待って!仲間同士で殺し合わないでよ!」
加賀「……提督に救われたわね」
瑞鶴「……それはこっちの台詞よ」
瑞鳳「いいもん……私は空母でたった一人だけあだ名で呼ばれてるもん!!」
赤城「そういえばそうですね……」
千代田「それなら私達の事をお姉って付けてよ!千歳お姉、千代田お姉って!」
提督「え!?」
千歳「嫌ですか……?」
提督「い、いやそんな事はないけど……」
瑞鶴「じゃあ私も!」
加賀「ここは譲れません」
翔鶴「勿論私もですよ?」
提督「う、うん……分かったよ……」
提督「じゃあ千歳さん、千代田さんにお姉って付けて……」
提督「翔鶴姉、瑞鶴姉、づほたん」
提督「赤城さんと加賀さんは………」
提督「どっちもさん付けが一番しっくりくるんだ」
加賀「……では、私達で決めさせてもらいます」
赤城「そうですね私なら………お姉ちゃんと呼ばれたいですね」
加賀「……そうですね、それは良いと思います」
提督「じゃあお姉ちゃんで………」
提督「あと俺そろそろ風呂入りたい……」
瑞鶴「分かったわ、じゃ、私と入ろっか」
提督「え?」
千歳「いいえ、ここは私が!」
提督「いやいや!別に一人で入るって」
翔鶴「その選択肢はありえません」
加賀「私が一緒に入ります」
瑞鳳「私と入ろうよー」
赤城「貴方のような貧相な身体では提督を満足させられません、ですから私が…………」
瑞鳳「むぅ、そんな事無いよね提督!」
提督「そ、そうだよおっぱ……胸で人を判断するのは」
千代田「じゃあ私の押し付けられても同じセリフ言える?」ムニュ
提督「!?」
瑞鶴「離れろ……………」イライラ
提督「あぁもう!じゃあもうジャンケンで決めればいいじゃん!」
提督「それで、だれが買ったの?」
瑞鳳「私だよ!提督!」
提督「じゃあもう、早く入って、早く出ようよ」
瑞鳳「え〜、もっとゆっくりして入ろうよー」
提督「い、いや……男と女が二人きりなのはさすがに………」
バタン
空母「…………………………」
ガラガラ
瑞鳳「ほらほら、提督!こっちこっち!」
提督「う、うん……」
提督 (覚悟はしてたけど、やっぱりこれは…………)
瑞鳳「私が頭洗ってあげるね」
提督「う、うん」
ワシャワシャ………
瑞鳳「提督さぁ………」
提督「?」
瑞鳳「何で私以外の空母にもさん付け辞めたの?私だけで良かったのに……」
提督「……えっとそれは……その」
瑞鳳「提督、それでも私が一番だよね?あんな奴らなんかより私が良いよね?」
提督「……う、うん………」
瑞鳳「うん……その言葉、信じるからね」
瑞鳳「……じゃあ私が一番だっていう証拠として………」
ガリッ
提督「!?」ビクッ
提督「な、何するの!?づほたん!?」
瑞鳳「こうすれば……私のモノっていう証になるから……」ガリガリ
提督「ぐうぅ……痛い……辞め……」
瑞鳳「我慢してね……提督……」ガリ…
提督「はぁ……はぁ……」
瑞鳳「うん……おしまい、それじゃ出よっか♪」
提督「うん……」
瑞鳳「それじゃあまた明日ね提督」
提督「うん……またね……」
提督「はぁ……まさかあんな事されるなんて……」
提督「飯だって食べて無いし……」
提督「もういいや……食欲無い……今日はもう寝よう……」
ガチャ
鳳翔「お帰りなさい提督♡」
提督「鳳翔さん……?」
鳳翔「そろそろ提督が寝る時間だと思いまして、私が膝枕でもしてあげましょうかと………」
提督「あぁうん……お願いします」
鳳翔「………眠くなってきましたか?」
提督「……いや、なんだか目が冴えてて………」
鳳翔「それなら耳かきでもいたしますか?」
提督「あぁ………それなら良く眠れそうです…………」
カリ…カリカリ ペリ ペリリ…
ゴリゴリ スッスッ フ---
提督「zzzzz………」
鳳翔「あら……寝ちゃいましたか?」
鳳翔「ふふふ……邪魔者は全員追い出しましたし、これで安心に眠れますよ」
鳳翔「提督は……私が守りますから……」
提督「zzzz…………」
コンコン 提督? 朝だよ起きて
提督「zzzz…………」
もう仕方ないなあ 起こしてあげるよ
ガチャ
時雨「提督……いい寝顔だね……」
時雨「……………?」
時雨「…………これは?」
時雨「僕の約束を破ってこんなの買ってたんだ………」
時雨「朝のうちに問い詰められるのも辛いだろうし」
時雨「今のところは何も言わないけど……」
時雨「これは僕が預かっておくからね、提督にこんなもの……」
バタン
提督「…………………?」
提督「誰か入って来た……?」
提督「気のせいか……」
ドタドタドタドタ
提督「これは……誰か突っ込んで来るな……」
夕立「てーーとくさーーん!おきてーー!!」ガバッ
提督「ぅぐっ………!?」ボグゥ
提督 (来るのが分かってても……痛い)
提督「夕立ちゃん……痛い……」
夕立「! !」
夕立「提督さんごめんなさい……」シュン
提督「あ、あぁ……大丈夫だよ」
夕立「提督さん、夕立と一緒にご飯食べてくれる……?」
提督「うん、だいじょう……」
バタン
青葉「司令官!今日は青葉とデートですよ!覚えてますよね!!」
提督「あお………」
夕立「提督さんそれ本当?」
提督「え、えっと………」
青葉「本当ですよ………?青葉と司令官は今日『デート』するんです」
夕立「ふん……………」
提督 (朝っぱらから……なぜ………)
ーーーー!ーーー!?ーーー!!!
提督 (今、食堂に向かってるけど……口論がずっと続いている………)
提督「と、とにかく食堂に入ろうよ」
ガチャ
金剛「提督ーー!!」カバッ
提督「んぶっ!?」
金剛「昨日は逃げられちゃいましたから、今日こそは放シマセーン!」
榛名「姉さま……抜けがけは許しませんよ……」
金剛「…………ワカッテマスヨ……」
提督 (増えた……ヤバいのが……どうしよう………)
間宮「はい、提督用の朝ごはんです」
提督「ありがとう間宮さん」
提督「ふぅ、じゃあ夕立ちゃん、あっちで食べよう」
夕立「うん!わかったっぽい♪」
提督「よっこいしょ………」
榛名「提督お隣に座らせてもらいますね」
提督「え!?」
夕立「提督さんは夕立と一緒に食べるの………貴方はお呼びじゃないっぽい……」
金剛「ワタシも一緒に食べマスヨ!」
時雨「僕も一緒させてもらうよ」
青葉「勿論私もです!!」
夕立「…………………」ギリ……
提督 (しまった………薬……持って来れば良かった)
モグモグ パクパク……
提督 (食……食いずれぇ……)
時雨「ねぇ提督……朝、君の部屋にこんなのあったんだけど………」スッ
『恋愛これくしょん〜恋これ〜』
提督「………!?」
提督「しまいわすれ……」
ガダン!!
提督「ひっ………」
夕立「提督さん…………何それ………」
金剛「ワタシという者がいながらこんなモノ買ってたんデスネ……!」
提督 (く……くそ……!何でゲーム一つでこんなに苦しまなきゃいけないんだ!)
提督 (榛名さんは手を潰れるほど強く握ってるし………)
榛名「…………………………」メリメリ
提督「ぅぐっ………うう……」キリキリ…
提督「!?」
提督 (腹が……痛くなり始めた!?そんな……薬は持ってないのに……!)キリキリ
青葉「デートの約束までしたのに……青葉を捨ててゲームなんかに恋してたんですか!?」
榛名「デート………?」ミシッ…!
提督「ぐうう……!?……あお……ば………!」キリキリキリ……!
時雨「ふぅん、提督……後で詳しく聞かせてもらうよ?」
時雨「また逃げたりなんかしたら……言わなくてもわかるよね?」
提督「うぐうううう……!」キリキリキリキリ…
榛名「……………許さない」ボギッ…
提督「……………………?」ズギッ
提督「……?……??……!?」ズギンズギン
提督「………て、手が……あ…あ……」ズギッズギッズギッ
提督「ぁ………!ぅー………!」ドクンドクン
金剛「提督?どうかしまし………」
ドンッ ドタドタドタドタ………
提督「ひぃ…うぐ……うぅ……」ポロポロ
提督「思い出したく無い……!」ボロボロ
こんな事も出来んのか!! バキィ
う……うぅあ……ごめんなさい、ごめんなさい……!
チッ 折れたか 今度失敗したらこの程度では済まさんぞ……
うううう……う……うぐ……!
提督「ひぃ……!ひぃ……!薬……!」
ガチャ
提督「ぅぐっ……はぁ…はぁ…」ゴクッ
提督「っ…………………」ズキズキ
提督「……………心は落ち着いても……手の痛みは治んないな……」
提督「明石さんだったら治せるかな……」
提督「明石さん…………………」ガチャ
明石「どうしましたていと……………何ですか!その腕は!?」
提督 (榛名さんにやられたって言ったら仲間同士で殺し合いが起きそうだ……)
提督「あの………階段で転んで……」
明石「そうですか……では、手を出して下さい………治します」
提督「はい…………」
明石「動いちゃダメですよ………」プスッ
提督「うっ…………」
明石「はい……終わりました、明日には完治してるはずです!」
提督「ありがとう明石さん…………また助けてくれて…………」
明石「良いんですよ………私は提督が無事ならそれで良いです!」
提督「でも何かお礼を……」
明石「そうですね、それではキスしてくれますか?」
提督「キス!?……キスですか……」
明石「嫌ですか……?」
提督「い、いや……こんな俺で良ければ……」
明石「ありがとうございます……♪」
チュッ
提督「んぶっ……」
明石「…………………♡」レロ…
提督「!?」
明石「ぷはっ……………ありがとうございました提督…………♡」
提督「はっ、はいっ!」(赤面)
提督は可愛いですね♪ 顔真っ赤ですよ
いや……これは………違……
羽黒「司令官さんが明石さんとキスを……キス………汚い………上書きして司令官さんを綺麗にしなきゃ……」
提督「…………明石さんの唇……柔かったなぁ……」
時雨「唇?明石の?また逃げた上になにやってたの?」
提督「し、時雨ちゃん……!」
提督「えっと……その、これは違うんだ……これはあの……」
夕立「提督さん……嘘つくのはダメっぽい……口から明石の匂いがするよ?」
提督「に、匂い?」
時雨「本当だ………もういいや……榛名の時みたいに折っちゃおっか……手も………脚も……」
提督 (気づいてたんだ……いやそれよりも、このままじゃ……!)
提督「お、お願い……!許して………許して……!」
時雨「謝らなくても良いよ?結果は同じだから………」
扶桑「……あら?提督?それに時雨と夕立まで、ここで何を?」
夕立「………何でもないっぽい、ね、提督さん」
提督「う、うん」
提督 (助かった………)
時雨「提督、もう僕は我慢の限界だよ………これ以上僕を怒らせないで」ボソッ
提督「…………!」ゾクッ
時雨「行こう夕立」
扶桑「提督、汗が凄いですが……」
提督「だ、大丈夫……大丈夫だよ……」ダラダラ
提督 (もうダメだ……辞めよう……提督なんか………)
提督 (そのためには………)
提督「扶桑さん、山城さんどこに居るか知ってる?」
扶桑「………山城だったら自分の部屋に居ます……」
提督「ありがとう扶桑さん」タッタッタッ
扶桑「はぁ……私にも構って欲しいです………提督」
提督 (俺を辞めさせたくない人がいるなら、俺を邪魔だと思ってる人に協力してもらうんだ)
提督 (山城さんは扶桑さんの事が好きだから、扶桑さんが好きな俺の事を邪魔だと思ってるはずだ)
コンコン 提督です
山城「提督?どうぞ」
ガチャ
山城「珍しいですね提督が私を訪ねるなんて」
提督「今日は、頼みたい事が合って来たんです」
山城「それは………?」
提督「……俺がこの鎮守府を抜け出すのを手伝って欲しいんです」
山城「え………………?」
提督「山城さんは扶桑さんが好きですよね?」
山城「え、ええ、そうですが……」
提督「じゃあ、扶桑さんが俺の事を好きなのも知ってますよね?」
山城「はい…………」
提督「だったら、俺をここから出してくれれば山城さんは扶桑さんと………」
山城「そう……ですね……で、でも………!」
提督「じゃあ俺は他の人にも声掛けてきます」
バタン
提督「筑摩さんが良いかな……龍田さんも……比叡さんだって……プリンツさんも可能性としては………」
提督「なんだかイケる気がしてきたな」
山城「…………………提督」
コンコン
比叡「はい、どうぞー」
ガチャ
提督「…………………」
比叡「あれ?司令官?何しにここに?」
提督「協力して欲しい事があって来たんです」
比叡「ど、どうしたんです司令官、そんな真剣な顔して………」
提督「……それは、俺がこの鎮守府から抜け出す手伝いを……」
比叡「……………へ?」
提督「だから鎮守府から抜け出す……」
比叡「どういう事なんですか!
提督「……え?だって比叡さん、金剛さんが好きなら俺が邪魔なんじゃ……」
比叡「そんな事ありえません……!ていうか、私が司令官の事も大好きだって事知らないんですか!?」
提督「………え?そ、それは本当?」
比叡「本当ですよ……知らなかったんですか…………」
提督「う……うん」
提督 (しまった……!確認しておけば言ってしまうことも無かったのに……)
比叡「………司令官、本当にいなくなっちゃうんですか……?見捨てないで………」
提督「これは………ド、ドッキリ!そうドッキリなんだよ!」
比叡「…………………なぁんだ、良かったぁ……」
比叡「そうだっ、せっかく来てくれたんだし、私のカレーの味見でも………」
提督「!!!!!」
比叡「待ってて下さいね、今取って来ますから………」
提督「また、命の危険が……」スタコラ
比叡「はいっ、比叡特製カレーです!前お姉さまに食べさせたら、ちゃんと美味しいって言ってくれて………」
比叡「……………いない……」
比叡「………食べても大丈夫な奴ですよ、そんなに逃げなくても良いじゃないですか……」
ブンッ ガシャーン
比叡「はっ……私……何を……」
提督「まさか……比叡さんが……言う前に確認した方が良いな……」
提督「次はプリンツさんの所に……」
コンコン
プリンツ「はい、どうぞ」
ガチャ
提督「プリンツさん、どうも」
プリンツ「提督ですか!?Guten Morgen!!(おはよう)」
提督「グ、グーテンモーグン?」
プリンツ「あぁ、それはおはようという意味です!」
プリンツ「それより、何をしにここへ?」
提督「あ…あぁ、ちょっと聞きたいことがあって……」
プリンツ「何ですか?」
提督「もし俺が提督を辞めたらどうする?」
プリンツ「………………………絶対に辞めさせませんね……どんな手を使っても……」
提督 (この人もか………)
提督「わ、分かりましたありがとうございます……」
バタン
プリンツ「………………………………」
プリンツ「辞めさせませんよ、そんな事させませんからね……………」
提督「どうしたら良いんだ………龍田さんはどうかな?」
龍田「私がどうかしましたか〜?」
提督「うわあっ!?」
龍田「そんなに驚かなくていいじゃないですか〜、私、傷ついちゃうわ〜」
提督「す、すいません、びっくりしちゃって……」
提督「でもちょうど良かったです、話したいことが………」
龍田「この鎮守府から抜け出したいって話ですよね〜?」
提督「え………?なぜそれを?」
龍田「だってずっと提督の事見てたもの〜♪」
提督「……た、龍田……さんは……ど、どっち……なんですか?」ゴクッ
龍田「え〜、それは勿論〜」
提督「………………………」ドキドキ
龍田「逃がさないに決まってるでしょ〜?」
提督「……………!!」ブルッ
龍田「…………………」ガシッ
提督「ぁぐっ……!?く、くびを……」
龍田「………私……提督を絶対逃がしませんから♪」ググググ…
提督「カッ………ハ……ぐぅぁ……ぁ」ブクブク
提督「ぉぁ…………」ガクッ
龍田「………………………♪」
提督「う………………」
提督 (ここは……?薄暗い……地下室?)
提督 (口に何か付いてて喋れない……手は縛られて上に吊られてる……)
ガチャ
提督「…………!!」
龍田「あら、起きましたか♪」
提督「うう、うむうう」
龍田「ふふふ♪それじゃ喋れないですね〜」
龍田「提督〜これから私はお仕置きをしますけど覚悟はいいですか〜?」
提督「うう!?.うあああ!」
龍田「叫んだって誰も来ませんよ〜」
プチッ スルスル… パサッ…
提督 (上着を……?)
龍田「今から提督に私の槍で傷をつけますから〜」
提督「うう!?」
龍田「動いたら余計痛いですよ〜」
スパッスパスパ…
提督「ぐうう!…うあ、ううう……!」
龍田「ふぅ……こんなものかしら?」
提督「はぁ……はぁ……はぁ……」
龍田「提督?まだ終わってませんよ〜?」
提督「んん!?」
龍田「これ、なんだか分かりますか?」
提督「…………?」カタカタ
龍田「これは塩です……これをさっきつけた切り傷に塗っちゃうのよ〜?」
提督「んん!?んう!うああ!!」
龍田「それでは塗りますね〜」ヌリヌリ…
提督「っううううううう!??!?」
提督「ふうぅー……!ぅぁあ……!」ポロポロ
龍田「提督〜?これで分かりましたよね〜?身に染みましたよね〜?」ヌリヌリ
提督「ううううー!うああー!!」
龍田「どうなんですか?」グリグリ
提督「ふうっ……ふぅっ……!」コクコク
龍田「……………はい………良く出来ました……♪」
提督「…………………」フラフラ
提督「………どうしたらいいんだ………こんなの……もう無理なんじゃ……」
提督「………ん?あれは、羽黒さん?」
羽黒「……どうも、司令官さん」
提督「………どうも…….」
羽黒「元気がありませんね……」
提督「うん、何かすみません……」
羽黒「元気が無いのは……鎮守府を抜け出す事が出来ないからですか?」
提督「…………!?」
羽黒「私……ずっと聞いてたんです、ずっと考えてたんです……」
羽黒「司令官さんがどこにも行かない様にするには……動けなくすれば良いって………」
提督「……うう……!」ビクビク
羽黒「…………………」
羽黒「……今回は辞めておきます」
羽黒「それと司令官さん、明石さんの薬飲まないで下さいよ……見てますからね………」
提督「…………………」
チュッ
提督「…………………!?」
羽黒「うむっ………」レロ ジュルッジュルル
提督「ふっ、うう!?」
羽黒「ぷはっ………」
提督「……羽黒……さん……?いきなり何を……」
羽黒「明石さんのキスを……上書きしなくちゃいけませんでしたから………」
提督「………!」
羽黒「それでは、今日はこれで……」
提督「………キスだけで済んだだけまだ良いのかな………」
提督「あ………青葉とのデート………青葉……怒ってるかな………」
提督「謝らなきゃ……青葉だったら許してくれそうな……」
コンコン ガチャ
提督「青葉……いる……?」
青葉「……はい……居ますよ……」
提督「その……えっと、どっかいっちゃってゴメン……」
青葉「どっかって……何処なんてすか?青葉を置いて何処に行ってたんですか?」
提督「それ……は……………」
提督「………………………………」
青葉「黙ってても無駄ですよ?ちゃんと聞き出しますからね」
提督「………………他の人の所に行ってた……………」ボソボソ…
青葉「…………聞こえませんよ」
提督「………他の人のとこ……」ボソボソ
ガダンッ
青葉「聞こえないっていってるじゃないですか!!それとも何ですか!?青葉に言えない様な事してたんですか!?」
提督「…………………」ガタガタ
青葉「司令官……私は……司令官を信じていたから、監視することも辞めたのに………」
青葉「司令官が裏切るぐらいなら………また監視して、目を離してなければ良かったんですよ……!!」
提督「あ……あお、あおば……お、俺は……俺はただ………」
青葉「もういい……もういいんですよ司令官……」
青葉「こうなれば私も……実力行使です……!」
提督「あお………………」
ドンッ
提督「ううっ!」
青葉「覚えてますか?青葉が司令官をくすぐった時と同じ状況ですね」
提督「は、離せ……!離してよ………!」ジタバタ
青葉「やる事は前と同じですけど………今度はもっと辛くて苦しい、拷問の様な奴ですよ?」
提督「!?……う、うああ……あおば……や……やめて……!」
青葉「大丈夫です、死なないぐらいの力加減は出来ますから」
提督「ひ……あ、やめてあおば……」
青葉「………………………」
コチョコチョ…
提督「……ぅいひひひひひひひ!?ひははははははははははははははは!!」
青葉「………………………」
コチョコチョ
提督「ぎぅあははははははははは!!はっ……はぁ…はっ……ははははははははははは!!」
青葉「………………………」ピタッ
提督「はあっ………はあっ………あお」
青葉「………………………」
コチョコチョ
提督「ぎいっ!?ひ……ひははははははははははは!!ふぅっ……ふっ……ふぅっ……がぅあははははははははは!!」
提督「あがっ……は、あ……う、はははは……ひっひひひ……ひぃ……ひい……」
提督「く……いっ……ふ、ふひひひはは………!」
青葉「………………」グリッ!
提督「っぅーーー!?ぁはははっはははっ、ははっははは……!」
提督「はっ……ぁ………!」パクパク
提督「かひゅっ………」ガクッ
バチッ!!
提督「っ!?」
青葉「まだ……終わってません……」
提督「あ………ああ……」ガタガタ
青葉「次はさらに強くしますね……」
提督「あ……う……うわああああ!!」
提督「………………………」
加賀「提督が執務室に篭って三日たちましたね……」
赤城「ええ……何があったんでしょう」
コンコン
大淀「提督………演習の申し込みが来ていますが」
提督「………勝手にして………」
大淀「………はい、分かりました」
ちょっとあなた! 一体何処の提督よ!?
提督に会いに来たのって言ってるじゃない!
大淀「………?」
??「………ここが執務室ね……」
大井「待ちなさいって!他の提督が訪問に来るなんて聞いてないわよ!」
北上「あっ、大淀っち、この人知ってる?」
大淀「え、ええ……この方は………海軍初の女提督として有名です」
大淀「ですが一体何しにここへ?」
??「提ちゃんに会いに来たの」
大井「提……ちゃん……!?……あなた提督とどういう関係なの?」
??「まぁとりあえず今は提ちゃんを執務室から出さなきゃ」
大淀「ですが提督は三日間ずっとここに………」
??「大丈夫よ、任せなさい」
??「こらーー!!提ちゃん!!早く出てきなさい!!」
提督「………………………!?」
ガチャ…
大井「提督………!!」
北上「……やっと出てきてくれたね……」
大淀「あ………あの貴方は……」
??「私はね……実は提ちゃんのお姉さんなの!」
三人「!?」
大淀「ほ、本当ですか提督!?」
提督「………………うん」
執務室
姉「ちなみに演習申し込みしたのも私ね♪」
提督「にしても……何でここに」
姉「色々あったらしいじゃない?弟を慰めるのはお姉ちゃんの役目でしょ?」
提督「だから、演習を………」
姉「提ちゃんに一つだけ教えてあげる♪
危険を感じたら、逃げるんじゃなくて、逆にこっちから向かっていくの」
提督「…………………は?」
姉「それじゃ後でね〜」
大淀「提督、お姉さまは一体どんな戦術をとるか分かりますか?」
提督「ううん、姉ちゃんとは5歳ぐらいで別居にたったから……」
大淀「そうでしたか………では、編成を決めましょう」
提督「……………これって絶対モメるよね…………」
大淀「ご安心を、もうくじ引きをしておきました」
提督「大淀さん………!」
提督「それでどうなったの?」
大淀「……え、えっとですね………こ、こうなりました…………」
1 時雨 旗艦!
2 青葉
3 龍田
4 瑞鳳
5 榛名
6 羽黒
大淀「……………………」
提督「」
大淀「て、提督……そう気を落とさずに………」
提督「」
大淀「……………本当に申し訳ございません………」
提督「……………………」
時雨「提督………嬉しいよ……これは運命かもしれないね」
提督「う、うん………」
提督 (みんなの視線が怖い……)
姉「よし!それじゃ、演習始めよっか!」
相手艦隊
1 大和
2 大鳳
3 島風
4 矢矧
5 武蔵
6 天津風
提督「………なんだよ……これ………」
姉「提ちゃん……結構適当に編成決めたでしょ………」
提督「うん………………」
演習開始!
姉「打ち方始めっ!!」
ドドドドドド
提督「来た!……えっとどうしたらいいんだっけ……くそ………」アタフタ
時雨「安心して、当たらないよこんなの」
バッ バババッ
提督「全部避けた……!?」
姉「………うーん、提ちゃんの戦術はまだまだだけど……艦娘の子達は凄いわね……」
姉「よし!手順はいつも通り!!」
大和「了解しました!」
榛名「提督、榛名にお任せ下さい」
提督「……………うん、お願いします………」
ドドドドド ボガアッ ズドォン
提督「うぐう…………!」
提督「………な、何が一体どうなってるんだ!?」
提督「いつもみんな一撃で倒してたから、実戦指揮なんてやった事……!」
ボガァン ズドドド ダァン
姉「あぁーー♡提ちゃん驚いてるー、やっぱり可愛いなーー♡」ジ---
大和「あの………指揮を………」
姉「はっ……ゴメン!見惚れてた!」
大和「…………………」
姉「コホン………よし……相手は連携できてない!畳み掛けるよ!!」
はい!!!
ズダダダダ ドォン
提督「押され始めてる!?」
時雨「くっ……このままじゃ………」
時雨「捕まってて提督!」 グォン
提督「うわっ!?」
瑞鳳「うっ!?」ドォン
龍田「くっ………」ボガァン
羽黒「あっ………!」ズガッ
瑞鳳 龍田 羽黒 大破!
提督「一気に三人も………!」
ドゴァン
時雨「うわぁっ!!」
提督「へっ?」
ズルッ ゴンッ
提督「あ痛った………」ズキズキ
榛名 青葉「!!!!」
青葉「よくも…………」
ピッピ-------
タイムアップです!!
姉「うーん、このまま続いてたらどうなってたかな?」
姉「どうする?提ちゃん……夜戦……する?」
提督「いや………撤退で……」
D 敗北………
大淀「お疲れ様です提督」
提督「あぁうん、ありがとう……」
大淀「それにしても……提督のお姉さんさんは一体何者なんですか?優秀とは聞いていましたがあそこまでとは……」
提督「姉ちゃんは………本物の天才だ…………」
提督「小学生の頃から大学生並みの頭脳を持ってて………中学でハーバードっていうアメリカの大学行って……」
提督「高校生ぐらいの歳には主席になって帰ってきて………その後は一年陸上部に入っただけで日本記録出して………」
提督「マジで………同じ血が流れてんのに……こんなに違うんだな……」
大淀「すみません………提督………」
提督「いいんだ………俺は執務室に………」
大淀「はい………お疲れ様でした」
ガチャ
提督「はあ………できる事なら会いたくはなかったな………自分が惨めになる………」
提督 (そういや………聞けば姉ちゃんが提督になったのは俺が提督になってすぐなんだっけ………)
提督 (色んな所からオファー来てるはずなのに何で軍隊を……?親父の命令?)
提督「まぁ………姉ちゃんは雲の上の存在………俺なんかとはもう………」
提督「…………あれ?俺いつから姉ちゃんをこう思うようになったんだっけ………?」
提督「何で………尊敬じゃなくて……羨ましく思うようになったんだろ……」
姉「ふんふーん♪提ちゃん今何してるかなー?」
はあ………できる事なら………会いたくはなかったな………
姉「えっ?あ、あれ?」
姉「…………………ごめんね提ちゃん………私、邪魔だったんだね………」
ポロポロ
姉「あれ?…………私、何泣いてるんだろ…………父さんからあの子守れなかったくせに…………」
姉「ごめんね……ごめんね……今度こそ私がずっと守るから………」
ガチャ
大淀「提督………貴方のお姉さんがここに泊まると言って聞かないんです……」
提督「あ、ああ……いいんじゃないかな…………」
大淀「色んな意味で凄い人ですね……」
提督「うん………本当に……」
提督「それじゃっ……俺は散歩にでも行こうかな………」
大淀「分かりました、皆には黙っておきますね」
提督「大淀さん……ありがとう……」
大淀「ふふっ、いいんですよ、提督と私だけの秘密ですね」
提督「うん、じゃ行ってくる」
バタン
提督「ぅあ〜〜〜っ、やっぱり一人が一番だな〜、ずっとこのまま一人でゆっくり出来ればいいのに………」
提督「波の音が気持ちいい……」
ザザァ… ザァァザザァ バチャバチャ
提督「ん?誰か溺れてる……?」
提督「助けなきゃ………!」
提督「こ、この服に………」
バチャバチャ ジャブジャブ
ガシッ
提督「掴んだ!」 グイッ
ヲ級「ウッ………コホッコホッ……」
提督「………!?」
提督「この人って、深海棲艦のヲ級って人じゃ………」
提督「に……逃げなきゃ……!」
ヲ級「マ………マッテ……」 ガシッ
提督「う……うわああああ!!こ……殺さないで………!!」
ヲ級「チ………チガウ……オレイ……イイタイ………」
提督「…………え?」
ヲ級「アリガトウ…………」
提督「え?えっと、いや、その………ど……どういたしまして?」
ヲ級「…………………」
提督「……………………?」
ヲ級「ソノフク………テイトク?」
提督「えっ……い、いや、これは……」
ヲ級「ダイジョウブ………ウラミハナイ………」
提督「いや……でも……深海棲艦の仲間を沈めたりしてごめんなさい……」
ヲ級「……………」クスクス
提督「………え?」
ヲ級「ワタシタチニ、アヤマルテイトクハジメテミタ…………」
ヲ級「コノハマベデ………マタアエル?」
提督「………また来ます」
ヲ級「………ウン、マタネ……」
提督「しっかし……あんな穏やかな深海棲艦もいるんだな……」
大淀「あ……提督、いましたか」
大淀「提督、本部から召集がかかっています」
提督「本部から?一体何だろう」
大淀「分かりませんが………取り敢えず鳳翔さんを付き添いにしました」
提督「それなら安心かな」
提督「じゃ、言ってくるよ」
大淀「はい、お気をつけて」
鳳翔「こうして二人きりになるのは久しぶりな気がしますね」
提督「うん………色々あったなぁここ最近」
鳳翔「提督………私の力が足りずに………辛い思いをさせてしまいました……」
提督「いいんですよ、鳳翔さんのせいじゃありません」
鳳翔「提督は本当に優しいのですね……………着きましたよ」
提督「よしっ……じゃあ行ってきますね」
鳳翔「はい」
提督「緊張する………」
コンコン
上官「入りたまえ」
提督「失礼します………」
上官「どうぞ座ってくれ」
提督「はい………それで、一体自分は…………」
上官「今日行われた、君の姉との演習だが………敗北したな?」
提督「え、ええ……」
上官「君の所の艦娘どもの性能は眼を見張るものがあるが………君の指揮ハッキリ言って力不足だ」
提督「………はい」
上官「それが今日で確定された…………君は戦力外だ、約一週間後には退任だ」
提督「!!」
提督「ほ、本当ですか!?」
上官「ウム、本当だ」
提督「そ、そうですか………」
提督 (やった………遂にやった…………!俺は………自由になれるんだ……!」
上官「君の親も死んだし、もうここにいる理由も無いという訳だ」
提督「ええ、わかっています」ウキウキ
上官「ウ、ウム、では下がって良いぞ」
提督「はい、分かりました!」
提督「ただいま鳳翔さん♪」
鳳翔「あら、提督、えらくご機嫌ですね」
提督「うんうん、嬉しいことがあったんだ」
鳳翔「それでは、戻りますか」
提督「うん」
鳳翔 (おかしい、提督がこんなに急に機嫌が良くなるなんて………)
提督「一週間か……その間までには何も起きなければ良いな………」
提督「あの事は黙って、しれっと辞めよう」
提督「何かやる事ないかな……」
ガチャ
大淀「提督、そういえば今日で雲龍さんが帰ってきますが………」
提督「……………え?」
提督「……そうだった……頼むから一週間雲龍さんを貸してくれっていう提督に転属させたんだ………」
大淀「私が迎えに行きましょうか?」
提督「お願いします……」
ガチャ
提督「すっかり忘れてた……」
ガチャ
提督「……………?」
雲龍「提督……『すっかり忘れてた』とは一体どういう事ですか?」
提督「」
雲龍「提督……私、好きでもない男に触られたりしましたけど、提督の命令だから耐えたんですよ………」
提督「はい………本当にすみません」
雲龍「本当に申し訳ないと思っているなら………」
ギュ
提督「ぐっ!?」
雲龍「このままにしてください……」
提督 (胸が……ガッツリ当たってる……苦しい、抜け出さなきゃ………)
提督「ぶはっ………」
雲龍「…………ふーん、抵抗するのね、なら………」
チュッ
提督「む!?」
ジュル… ピチャ レロ… チュプチュプ…
雲龍「提督……よだれが垂れていますよ、服は汚れますけど……提督のだったら嫌じゃないです」
提督「ふぁ………ふぁい……」
ガチャ
大淀「提督、雲龍が見当たらないのですが……………え?」
大淀「雲龍さん……なにやってるんです?」
提督「あ……………」
雲龍「何?今取り込んでるの」
大淀「提督は多忙なんです、貴方ごときがそんな事していいわけないでしょう?」
ゴゴゴゴゴゴ
提督「お、大淀さん………」
スッ
雲龍「提督……私から離れるんですね」
提督「いや、これは、その………」
大淀「提督、お逃げください」
提督「は………はい………」
バタン
大淀「………………………」
雲龍「………………………」
ドガァン ボゴォン ガゴゴガガガカ
提督「だ、誰かーー!止めて!あの二人止めて!」
提督「あっ……!姉ちゃんに翔鶴さん!二人とも!執務室が!」
姉「? どうしたの提ちゃん?」
提督「雲龍さんと大淀さんが戦ってるんだ!二人共とめてくれよ!」
翔鶴「いいですけど……翔鶴姉と言う約束はどうしたんですか?」
提督「………えっと、えっとそれは………」
姉「………………………」
姉「もー、提ちゃんったらやり手だなぁ〜、……………言ってあげたら……?」
提督「わ、分かった………た、助けて翔鶴姉……………」
翔鶴「………………………」キュン
翔鶴「分かりました早速いきましょう!」
姉「うん、じゃ行こっか」
提督「う、うん」
ドグゥア ガガガガドドド ズゴォン
提督「あ、ああ………もっとヤバくなってる………」
姉「大丈夫大丈夫、お姉ちゃんにお任せ♪」
スウウウウウウウ
提督・翔鶴「?」
姉「………いい加減にしなさーーい!!」
ビリビリ
提督「………!?」
雲龍「な……………」
大淀「お、お姉さん……………」
姉「こんなに部屋メチャクチャにして!二人共こっちに来なさい!」ガシッ
ズルズルズルズル……
提督「すっげぇ…………すぐ黙らせた………」
翔鶴「………………………」ゴソゴソ
提督「生身の人間が艦娘を………」
翔鶴「………………………」ガサガサ
提督「翔鶴姉もそう思わな………え!?」
提督「ままま待って待って!そこは調べちゃ…………」
ガサ……
翔鶴「………………………この本、何ですか?」
『変態これくしょん〜変これ〜』
提督「こ、これは違うんです……!その、上司から預かってくれと……!」
翔鶴「提督の様な子供にですか?」
提督「え……あ、ああはい、そうなんです………」
翔鶴「………………………」
翔鶴「ご丁寧に裏に提督の名前が書いているのにですか?」
提督「え!?そ、そんなの書いた覚え………」
翔鶴「嘘ですよ」
提督「」
提督「ち、違うんだ………今の言葉は言い違いで……その………」
ドゴン!
提督「ひぃっ」ビクッ
翔鶴「本当は………?」
提督「ほ、本当に預かって………」
翔鶴「ほ、ん、と、う、は?」
提督「ほ、本当は………み、道端で拾いました……ごめんなさい……」
翔鶴「そうですか………提督………こんな本読むぐらいなら、私がお相手しますよ?」
提督「え!?そ、それって………この本みたいな……………」
翔鶴「ふふっ、今すぐやってみますか?」
ギュ……
提督 (!?)
提督 (お、俺はまだ『オナニー』ってやつもやった事無いのに………)
翔鶴「………提督、それではまず………ズボンを………」
ジ-----
提督「ちょちょっ、ちょっと待って!こういうのはまだ俺………!」
ガチャ
瑞鶴「提督さんっ!おやつ一緒に食べ…………」
瑞鶴「てい、とくさん?翔鶴姉も………何やってんの?」
提督「あ……ず、瑞鶴さ………姉……………」
瑞鶴「提督さんも、翔鶴姉も、私に黙ってそんな事してたんだ」
翔鶴「瑞鶴、貴方はまだ早いから、自分の部屋に………」
瑞鶴「子供扱いしないでよ!もう私は翔鶴が思ってるほどもう弱くない!」
スッ…… ギリリ……
提督 (!!………俺に狙いを……!?)
ヒュッ
ザグッッ
提督「うわぁっ!!」
提督「う…………?」
翔鶴「服の襟だけを射抜いて提督を壁に吊るすとは………成長したのね……」
瑞鶴「ねぇ翔鶴姉、何であんな事したの?」
翔鶴「それは……提督がエッチな本を持ってたから、私が代わりになろうと思ったの」
瑞鶴「エッチな………本?」
チラッ
瑞鶴「ねぇ……提督さんそれどういう事なの?そんな本よりも私を見てよ………」
提督「……いやこれは………」
瑞鶴「提督さんは私の事好きだよね?」
提督「うん…………」
瑞鶴「こんな本の女より?」
提督「………………う、うん」
瑞鶴「何で間が空いたの?何でどもったの?何で目を逸らすの?何で?ねぇ何で?」
提督「…………………」ガタガタ
翔鶴「瑞鶴………そこまでに………それに仮に提督がこの本が一番好きでも、上書きすればいいでしょう?」
瑞鶴「…………そっか………そうだよね………提督さん、じっとしてて」
提督「え…………?」
ジ---
提督「うっ!?ズ、ズボン……!」
翔鶴「大丈夫ですよ……私達に身を任せて………」
瑞鶴「提督さんはまだこういうのした事無いだろうから、本番はまだかな………」
ニギッ
提督「ま、待って!こ、こんなの本当に………」
翔鶴「それでは動かしますよ?」
シコ…シコ…シコ…
提督「うっ……!?あ……ああ……」
瑞鶴「提督さん?我慢しなくていいんだよ?」
翔鶴「そうですよ、気持ち良かったらいつでも出していいですからね」
シコ…シコ…シコ…
提督「う………うぅ〜〜〜!」
翔鶴「ふふっ、提督、とても可愛いですよ♡」
チュッ
瑞鶴「あっ、ずるい!………だったら私はこっちに……」
パクッ
提督「んむ!?」
チュプチュプ レロ… チュクッチュクッ
瑞鶴「ひもひいい?(気持ち良い?)」
翔鶴「提督の目がトロンとして来ました、もう少しね……」
瑞鶴「ひゃあ、もっほふよく……(じゃあ、もっと強く)
ジュプッジュプッ ジュルッジュルル ジュポッ
提督「んん!?む……んーーー!!」
ドピュッ ビュクッビュル… ドプッ…
瑞鶴「んっ……………」コクン…
翔鶴「ふふふ、一杯出ましたね……♡」
提督「あ…………う…………」ピクピク
瑞鶴「あれっ?提督さん気絶しちゃった………」
翔鶴「布団に運びましょう」
ポサッ…
提督「ん……んん………」
瑞鶴「………提督さん、初めてが私達で嬉しいよ………」
翔鶴「それじゃ行きましょ、瑞鶴」
バタン
提督が襲われる少し前………
姉「まったくあの二人は………提ちゃんも大変ね………」
ん!?む………んーーー!!
姉「この声は…………」
姉「提ちゃん!?」
姉「一体何………が…………え………」
姉「何……あれ、提ちゃん………」
姉「提ちゃんが………こんな………」
姉「……………………」
提督「う………」
提督「!!」
提督「今、何時だ? 12時……」
提督「……………あんな事されるなんて………」
提督「あんな色と匂いなんだ…………アレ………」
ムクムク……
提督「うわっ!?」
コンコン 司令官ー? 入ってもいいですか?
提督「えっ!………ちょっと待って!」
提督「えっと………手で隠せるかな……」
提督「ど……どうぞー」
ガチャ
春雨「こんにちは司令官!麻婆春雨作ってきたんです!食べてくれますか?」
提督「え………?あぁうん、食べるよ」
春雨「……………………」ニヤ…
提督「いただきまーす」パクッ
提督「ん……?なんだかあたまがおもい………ねむい…………」
春雨「司令官、眠たかったら寝てもいいんですよ?」
提督「うん…………」
提督「ん……………ふとん………」
ギュウウウウウゥゥ
春雨「しれいかん………zzz」
提督「何で寝ちゃったんだろ俺………」
提督「とりあえず起きよ………!?」
ガチャ ガチャガチャガチャ
提督「て、手錠?何で…………」
提督「くそ…………足にも……これ取れないの?」
ガタガタ ガチャッ カチャカチャ
提督「う……取れな…………」
春雨「司令官?」
提督「うわっ!」
春雨「抜け出すんですか?」
提督「だってこんな……手錠なんて……」
春雨「もし解放したら司令官は逃げ出す人じゃないですか」
提督「いや、でも」
春雨「司令官?今この状態じゃ抵抗できませんよね?」
春雨「司令官の首を絞めるのなんてすぐですよ?」
春雨「まぁ……抜け出すのは司令官の勝手ですよ?どうします?」
提督「……………………」
提督「…………一緒に寝ます……」
春雨「…………はい♡」
提督「結局もう夕方ぐらいか………寝てただけなのに疲れた………」
提督「はぁ………ん?」
提督「あの透き通った水色みたいな髪は………!鈴谷さんだ………!」
提督「逃げよう」スタスタ
鈴谷「んーー?」
鈴谷「おっアレ提督じゃん?どこ行くのかなー?」スタスタ
提督「つ、付いてきてる……!」
提督「えっと、えっと……執務室に…………」
提督「このタンスに入ろう………」
鈴谷「あれっ?提督ー?」
鈴谷「執務室に入ったと思うんだけどなぁ」.
提督 (ふぅー、大丈夫かな)
提督 (スキマからちょっと見える………)
提督 (あれ?こっち見てない?…………ていうか近づいてきた………!?)
ベキィ!! パラパラ……
提督「な………え…………」
鈴谷「提督さぁ、こんな所に隠れるとか、鈴谷から逃げたでしょ?」
提督「い、いやこれは……」
鈴谷「ま、いいや、提督ちょっと一緒に出掛けようよ」
提督「へ?」
鈴谷「逃げたのを許して欲しかったら、一緒にデートしようよ」
提督「……………………」
提督 (鈴谷さんの事は苦手なんだよな……)
鈴谷「……………………」
鈴谷「提督さぁ、そんな嫌な顔するんだ?隠せてないよ?」
提督「うっ…………………分かりました………行きます………」
鈴谷「よしっ、オッケー!…………じゃ………」
ガシッ
提督「うわっ!?」
鈴谷「鈴谷が抱っこしてあげるね♪」
提督「ちょ、ちょっと……離し………」
ジタバタ
鈴谷「んっ………提督、胸に手が当たってるよー?」
提督「え………?………あっ……!」
提督「ごっ、ごめ…………」
鈴谷「ほぉーっ、提督もやっぱこういうの興味あんの?」
提督「……こ、こここれはた、だ、あの、そのえっと」
鈴谷「もぉー、だったら最初からそう言えばよかったじゃん?」
ギュウウウウゥゥ
提督「あ………………」
鈴谷「ていとくー?、なーんか固いのが当たってるけど?」
提督「こ、これは違…………」
鈴谷「いいからいいから♪もっとやってやってやるぞ〜………ふひひひっ♪」
提督「うぅ…………ぐ…………」
提督「くそぅ………恥ずかしかった……」
鈴谷「まぁまぁ、次は本番してあげるよ?」
提督「えっ!?」
鈴谷「それじゃっデートデートー♪」
提督 (………完全に鈴谷さんのペースだ………)
『 服屋 』
鈴谷「どお?似合う?」
提督「よく分かんない………」
鈴谷「そこは似合ってるって言うの!」
提督 (やっぱりこういう女の人って分かんない………苦手…………)
『 クレープ屋 』
鈴谷「んぅ〜、美味し〜♡」パクッ
提督「本当だ…………」モグモグ
鈴谷「次はどこ行こっか?」
提督「…………でも、そろそろ帰らないと………」
鈴谷「だいじょーぶだって、私がいるじゃん?」
提督「でも………………」
ちょっとそこの彼女〜〜
鈴谷「ん?」
男1「弟くん連れて遊んであげてんの〜?」
男2「おっ、やっぱ可愛いじゃん」
男3「弟くんも一緒でいいからさ、俺らと一緒に遊ばない?」
提督「す、鈴谷さん………俺たち私服だから、軍人だってことが………」
鈴谷「大丈夫だって、鈴谷に任せて♪」
鈴谷「悪いけど、今デート中だから〜」
男1「え?相手がいなくね?」
鈴谷「そりゃ勿論…………」
チュッ
鈴谷「この子に決まってんじゃん?」
提督「うぃっ!?」
男2「ハハハハ、そんなちびっ子が?」
男3「何だよ、俺らを避けるためにそんな嘘ついたのか?あ?」
鈴谷「そうに決まってんじゃん、あんた達みたいなキモいのなんか興味ないの」
男3「なんだとこのアマ………」
バチッ
男3「てめ…………」
男1「おいおいねぇちゃん、やってくれたな?こりゃ何か責任取ってもらわなきゃなぁ………」
ガシッ
鈴谷「ちょっ、触んないでよ」
ドガッ
提督「うがっ……!」
鈴谷「!?」
男2「チッ……このガキ飛びかかって来やがった………」
提督「うっ……うぅ…………うぐっ!」
ゲシゲシ
鈴谷「て、ていとく、ていとく」
男3「おいねぇちゃん、続きはホテルで…………ぐわっ!?」
ズガァッ
男1「ちょ…………がっ!!」
グシャッ
男2「え……ちょっ、待っ、ぶほっ!」
ズギャァッ
提督「うわぁ……………」
鈴谷「提督、ごめん、ごめんね、私のせいで、私のせいで」
提督「だ、大丈夫だよ、とにかく危険だから、か、帰らない?」
鈴谷「うん…………」
鈴谷「うんっ、ホテルまで来ちゃったね〜」
提督「ほ、はほ、本当に来ちゃった………」
鈴谷「じゃっ、さっそく入ろ〜♡」
提督「……………………」ゴクッ
店員「ちょっと、子供は入れないよ」
鈴谷「ん?あぁ、じゃコレ」スッ
店員「?………!?ど、どうぞ………」
提督 (何を見せたんだ………)
鈴谷「よしっ、じゃ始めよっか?」
提督「………………………」
鈴谷「ん?どったの提督」
提督「なんで俺は縛られて、目隠しまでされてんですか?」
提督「外して欲しいです………」
鈴谷「でも、こっちの方が鈴谷はいいなぁ」
提督「でもこんな………うっ!?」
ナデナデ
鈴谷「おっ♡勃ってきた勃ってきた♡」
提督「待っ、待って………あ……あう……」
シコシコ……
提督「止め………て………あっ……」
ビュルッ
鈴谷「おぉーっ、凄い勢い」
提督「はぁ……はぁ……、も、もう出したし………」
鈴谷「んんー?まだまだ終わんないよー♡」
フニュ
提督「う……!な、何これ?」
鈴谷「おっぱいでちんちんを挟んでるんだよ♡」
フニュ フニュ … ニチュニチュ
提督「うああっ………止めて、もう無理…………うぅ……」
鈴谷「……………♡………次はもっと激しくしちゃうね………」
ニチュッニチュッ ズニュッズニュッ ニュプッ…
提督「は……あ……ううう!………あ…ああ………もう………!」
ドビュッ ビュルビュル………
鈴谷「うっわぁ………凄い量………」
提督「あぁ………ぅ………ん」ピクピク
鈴谷「いひひひっ♡今度は………本番だかんね…………」
ガチャ…
鈴谷「!!、………青葉……………」
青葉「…………司令官をよくも、殺す………殺す殺す殺す」
鈴谷「んー?何言ってんの?提督とは同意の上でやってんの、青葉みたいな拷問する様な女とは違うの♪」
ーーーー!!ーーーー!ーー!!!
提督「うっ………え?この声………」
鈴谷「提督をわたすわけないじゃん……!」
青葉「司令官は青葉のものです……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ズガッ ガギンッ ドドド ズアッ
提督「何が起きて………見えない……」
青葉「司令官………青葉勝ちました……」
提督「す、鈴谷さんは……?」
青葉「殺してはいません………それよりも」
提督「え……?」
青葉「司令官が浮気しない様にお灸を据えます」
ズプッ… シュプッ ジュポッ
提督「うう!?」
提督「こ……これ………!中に入って………!?」
青葉「司令官!青葉……司令官の子供、産みますからね………!」
提督「待って………青葉………青葉ぁ……………!」
提督「ぁ…………ひ………」ピクピク
提督「………あ、青葉………!本当に………本当に出ちゃう………から………」
青葉「ふふふ、いいですよ?一杯出していいですからね…………」
提督「は……あ……あぁ……!も、もう…………!」ビクピク
ドピュッ…
青葉「ふふっ、ふふふふふ、ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
bad end1 ストーカーからは逃げれない
提督「はぁ………もう、1日目から凄い疲れた………後6日までに薬飲まないで我慢できるかな………」
バンバン!
提督「えっ…………?」
バンバン バンバンバン
提督「う、うああああっ!?」
提督「ま、窓に誰か………」
バリィ----ン!!
提督「うわああああああああ!!」
提督「…………あれ?」
ヲ級「ヲッ、テートク……イタ………」
提督「ヲ、ヲ級さん?何でここに……」
ヲ級「テートクコナイカラ………コッチカラキタ…………」
提督「あっ……!す、すみません……約束破って………」
ダダダダダダダ
提督「!!」
提督「誰か来る…………!」
提督「ヲ、ヲ級さん、隠れ………」
バタンッ!
時雨「提督!どうした……の………」
提督「あ………………………」
時雨「ヲ級………?」
時雨「提督、これは一体?」
提督「いや、これは………その、えっと…………」
ヲ級「テートク、ワタシヲタスケテクレタ、アウヤクソクモシタ…………」
時雨「へぇーー、そうなんだ………!なるほどね…………!」
提督 (う、うあああ……どうしよう)
時雨「提督………、その女は敵だよ?深海棲艦なんだよ?」
提督「で、でも………この人は俺を襲わない人で………」
時雨「そんなの関係ない、僕はこれ以上他の雌犬が提督にくっつくのが耐えられないんだ」
提督「……………そんなの、言ったって…………」
ヲ級「テートク、オビエテル?」
提督「え!?……………そ、そんなことは………」
時雨「その顔………本当みたいだね……」
提督「うっ………………」
時雨「提督…………今日は僕と寝ておくれよ………僕にも提督の愛情が欲しいんだ」
ヲ級「テートク、オビエテル、オマエノセイ、コンナヤツノイウコト、キカナクテイイ…………」
時雨「…………言うね…………」
提督「あ、ああ……あの」
ドタドタドタ
提督「あ………他の人達も来ちゃった…………」
ヲ級「ソロソロ、カエラナキャ………」
ヲ級「テートク」
提督「?」
ヲ級「アッテマダスコシダケド、ホントウニカンシャシテル………」
ギュ
提督「わっ………!」
ヲ級「アリガトウ、テートク、マタアシタ……………」
タタッ
ヒョイッ
提督「行っちゃった………窓から飛んで大丈夫なのかな………」
提督 (にしても………ヲ級さんの体冷たかったけど、何だか優しい感じだったな………)
時雨「……………………」
ガチャ
鳳翔「提督!何があったんですか!」
加賀「ガラスが割れている………時雨、貴方なの?」
提督「い、いやこれは………俺がこけてガラスに当たっちゃって………」
鳳翔「そうですか?それならいいのですが…………?」
加賀「お気をつけてくださいね」
提督「はい………すいません……」
バタン
時雨「提督、お風呂入った?」
提督「え……いや今日一日ぐらいは………」
時雨「ダメだよ、絶対ダメ、あの女の匂いを取らなきゃ…………」
提督「はい………」
時雨「僕も入るからね………」
提督「え……!?で、でも」
時雨「じゃあ提督を眠らせて僕があらうよ?どっちが良い?」
提督「一緒に入る方です………」
ガララララララ
提督 (見ない……時雨ちゃんの方向は絶対見ない……)
時雨「提督、何でタオル巻いて体を隠すの?」
提督「いやっ、それは……」
時雨「……………………」バサッ
提督「あっ…………」
時雨「傷…………まるで提督は自分のものだという印みたいだね……」
時雨「僕も…………」
提督「う、嫌だ………止め………」
ガブゥ
提督「うぐぅぅうう!?」
ミチミチ……
提督「あっ……が、ぐううう!?」
時雨「提督の血………美味しいよ………」
コクッコクッ
提督「ぐぅ………!あ、あがぅ!?」
時雨「ぷはっ……これで僕の物、僕のものなんだ……………」
提督「……………………」クテ…….
提督「う…………………」
提督「布団……………………?」
時雨「提督………………」
提督「時雨ちゃん…………」
時雨「もう10時だから、提督は寝た方がいいよ?」
提督「う、うん………」
提督 (気絶させたくせに…………)
ギュウ……
時雨「提督………ヲ級の匂いは取れたけど………鈴谷の匂い……」
時雨「その上、春雨の匂いもする………」
提督「う……………」
時雨「春雨………妹に盗られる訳には…………」
ギュウウ ミシミシ……
提督「うぅ…………あ………」
時雨「提督、覚えてる?」
提督「え?」
時雨「提督と僕が出会った日だよ…………あの日は雨が降ってたよね………」
提督「えぇと…………」
時雨「提督はね、沈みかけてた僕を助けてくれたんだ……………」
提督「あぁ……ブラック鎮守府だっけ………酷い扱いする奴………」
時雨「うん、提督と出会えたなら、沈みかけてたのも良いかなって思うんだ………」
時雨「……………今思えば、長い付き合いだよね…………」
提督「そうだね………」
時雨「僕と提督は……他の女が来る前から一緒にいるのに………」
時雨「提督………他の女なんて見ないでよ」
提督「え…………?」
時雨「いやだ、やだよていとく、ぼくいがいのひとをみるなんていや」
提督「し、時雨ちゃん…………?」
時雨「ぼくのものだ、いっしょうずっといっしょにいるんだ」ギュ……
メキ………
提督「うがっ…………!?」
時雨「ぜったいにわたさない………」
時雨「ん………………」
時雨「提督…………朝だよ起きて………」
提督「んぅ……………」
時雨「…………………」
フ-----ッ
提督「ひゃひぃっ!?」
時雨「やっと起きたね」
提督「時雨ちゃん……………」
コンコン
提督「あっ……ハイどうぞ」
ガチャ
姉「おはよう、時雨ちゃんと寝てたんだね」
提督「…………うん」
時雨「…………ていとく」グイッ
提督「あっ……うん……」
姉「…………………」
姉「そうだっ、提ちゃんに会いに来た人がいるんだよ」
提督「…………?誰が………」
姉「お父さんの部下だった長門って覚えてる?」
提督「あ………!」
時雨「…………ねえ………」
提督「う…………………」
時雨「まさかその女に会いに行く訳じゃないよね?」
提督「い、いやでも………」
姉「…………ちょっと時雨ちゃん………提ちゃんに何か酷い事したの?」
姉「提ちゃん………何だか怯えてる………」
時雨「……………」イラッ
姉「ちょっと話す必要があるみたいね………」
時雨「…………そうだね……」
姉「提ちゃんは一回出てって?」
提督「はい………」
ガチャ……
姉「提ちゃんに何やったの?時雨ちゃん?」
時雨「提督と話しただけだよ………」
姉「話しただけであんなに怯える?」
時雨「…………あなたには関係ない」
姉「…………私はあの子の姉だから守らなきゃいけないの………」
姉「それに私は貴方よりずっとあの子のことを知ってる…………」
時雨「…………それは、昔の提督だよ、今の提督の事は僕が一番よく分かってる……………!」
姉「なら…………何であの子を傷付けるの?」
時雨「提督を僕の物にするため……」
姉「させないよ………そんなこと……」
チャキ……
時雨「………提督は貴方を忘れきれないんだ………なら殺す………!」
ジャキン……
長門「提督ー?どこだー?長門だー!私が来たぞー!?」
愛宕「だから……誰か分からない人に提督を合わせるわけないでしょう?」
高雄「とにかく、今はお引き取………」
提督「あっ……!いたっ!長門さん!」
長門「おぉーー!提督ーーー!!」グァバッ
提督「い!?」
長門「会いたかったぞーー、5年ぶりだな提督!」
提督「長門さん、久しぶり………!」
高雄「…………………」
愛宕「提督〜?、その方は一体?提督が仲良い艦娘なんて珍しいですね〜?」
提督「えぇと……この人は………」
長門「私は長門だ、提督とは古い付き合いでな、世話係として数年ほど一緒に住んでいたんだ」
提督「あっ……ああ、そんなに言っちゃ……」
高雄「提督、その話もっとよく聞かせて下さい…………」イライラ
愛宕「変に私達に隠し事するなら引っぱ叩きますからね♪」
提督「」
長門「………提督!ここは逃げるぞ!」
グアッ
提督「!?」
提督「ちょ………は、や………すぎ……」
高雄「くっ………逃げられるとは、不覚………」
愛宕「高雄、落ち込まなくていいわよ、どうせ帰ってくるんだからその時新しいお仕置きグッズ試しちゃいましょ♪」
高雄「!! ふふふ、そうね………」
『 訓練場 』
長門「ウム、撒いたな」
提督「…………………」
長門「? どうした提督?」
提督「いや、懐かしいなって思って……」
長門「…………本当だな………」
提督「長門さんは、昔みたいに父さんから守ってくれたみたいに………俺を助けてくれるよね?」
長門「ああ…………」
長門「提督、見せたいものがあるんだ」
提督「?」
ガチャ
提督「これ………拳銃………?」
長門「ああ………私一人ではお前を守り抜けないかもしれない」
長門「だから非常用としてこれを持っておくと良い………」
提督「長門さん………」
長門「いきなり銃を扱うのは危険だから少し訓練しないか?」
提督「…………分かりました」
提督 (長門さんだからそんなにキツくは無いだろう………)
長門「どうした!そんなへっぴり腰では撃てる物も撃てんぞ!」
ダァン ダァン……
提督「はぁ………はぁはぁ……」
提督 (凄い疲れた………帰りたい………)
提督「!!」ビコ---ン
提督「そ、そうだ……長門さんって綺麗になりましたね……」
長門「な……!?そ、それは本当か!?」
提督「え、ええ…………」
提督 (そういや姉ちゃんが自分から向かっていく方が良いって言ってたな……)
提督 (長門さんは可愛い物が好きだから………)
提督「な、長門さん、あの窓にいる猫可愛く無いですか………?」
長門「………ウム!提督には負けるがとても愛らしいな!」
提督「訓練はちょっと休んで猫触りに行きません………?」
長門「………だ、だが………」
提督 (もう一押し………!)
提督「可愛い駆逐艦とかも呼んで一緒に触りま………」
長門「提督、今何と言った……」
提督「え?猫触りに行こうって……」
長門「違う!その後だ!」
提督「駆逐艦と………」
長門「可愛いと、付けていたな?」
提督「えっ……?は、はい」
長門「…………………」
ドグァッ
提督「!?」
提督 (床が壊れ…………)
長門「提督………可愛い?駆逐艦が?私に綺麗だと言ってくれたのは嘘か?」
提督「え………?い、いやこれは………」
長門「私が一番だよな?」ギロッ
提督「は、はいっ!長門さんが一番綺麗です!」 ビクビク
長門「そうか………そうかそうか!」
ギュウ------
提督「うっぐ………苦し………」
長門「提督、もっと好きだと………愛していると言ってくれ………」
提督「…………あ、愛して………」
不知火「…………………」ジト…
提督「…………………!?」
長門「お前は……不知火という奴か」
提督「ど、どうも不知火さん………何時からそこに?」
不知火「司令が銃の訓練をしている時からです」
不知火「そしたらこの女が………」イラッ
長門「何を怒っているんだ?提督は私を一番だと言ってくれたんだぞ?何も問題無いだろう」
不知火「お世辞で言ってくれていると何故わから無いのですか?戦艦は脳まで筋肉のようですね」
長門「ほお……………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
提督「………………………」キリキリ
提督 (ヤバいどうしよう、腹痛が再発した、これ以上長引かすと本当に危険だ………薬も飲んだら羽黒さんに………)
提督「よし………………」
不知火「提督、一体どちらが綺麗だと思いますか?」
提督「え、えっと………」
提督「ナ、ナガトサンガスキー」(棒)
長門「な!!う……あ、気絶しそうだ…………!」
不知火「………………………」ギロッ
提督「!?」キリキリキリ
長門「あぁ………もう、死んでも、良い………」ドサッ
提督「あっ」
提督 (薬は飲むべきか……?いやでもバレたら………)キリキリ
不知火「司令」
提督 (よくよく考えたら、何で薬飲む事すら制限されなきゃいけないんだ?)キリキリ
不知火「司令………」
提督 (そうだよ……遠慮する必要なんて無い………!もっと強く当たるべきなんだ…………!)キリキリ
不知火「不知火に何か落ち度でもありますか?」
提督 (ハッ………俺何考えてんだ………そんな事したら大変な事になるって分かりきってるのに………)キリキリ
不知火「無視ですか?」
提督 (腹痛のせいでまともな考えが出来なくなってる………ストレスもあるからつい暴言でも吐いたら………)キリキリ
不知火「…………………」
不知火「いい加減にして下さい」ギロッ
提督「うあっっ!!?」キリキリキリキリキリ
提督 (あっ……あ……一回睨まれただけで………こんな………いたいとか、そん
なもんだいじゃ……ぁ…….)キリキリキリキリ
不知火「…………どうしました?何だか調子が悪そうな………」
提督「いや………これは………ちょっと………トイレ………」キリキリキリ
不知火「分かりました、不知火も同行します」
提督「え………!?」
不知火「安全の為護衛が必要でしょう」
提督「でもトイレぐらい一人で………」
不知火「またこんな事が起きてからでは遅いんですよ?」
提督「……………はい」
『 トイレ 』
ガチャ
提督「…………………」
提督 (5分ぐらいここにいれば少しは腹痛もマシになるだろう………)
提督「…………………」
提督 (提督辞める事になってからまだ2日目の朝なのか………)
提督 (今もまだ10時にすらなってない………1日が長い…………)
提督 (どうせ何処に行っても誰かと会うし………部屋に篭っても姉ちゃんが………)
提督 (どうしろって言うんだ…………あ………もう5分………)
ジャ------ ガチャ
提督「お、おまたせ…………」
不知火「次は何処か行くのですか?」
提督「執務室に…………」
不知火「分かりました、では行きましょう」
提督「あの………それぐらい一人で………」
不知火「そうして雌犬に襲われたりしたらどうするんですか?」
不知火「司令には危機感という物がありません………」
不知火「だから不知火が司令を守る為に…………」
提督 (本当に俺の事思ってるなら一人にしてくれないかな………)
ドガガガガガガガガガ キィン
姉「まさか私とここまで戦えるとはね……!」
時雨「僕が勝つ…………!」
姉 (演習の時よりも格段に強くなっている…………これは本気でやらないと………)
時雨「…………………どうして僕の邪魔をするんだい?」
姉「…………そんなの提ちゃんを貴方が傷つけるからじゃない………!」
時雨「……………僕が提督を傷つけるのは、それほとまでに提督が欲しいからさ」
時雨「貴方だって本当はどんな手を使っても提督を手に入れたいと思ってるんだろう?」
姉「……………………」
姉「私は…………………」
ガチャ
提督「…………………え?」
不知火「提督の部屋でこんな事を………これは処罰が必要では?」
提督「えっ……でも…………」
時雨「不知火………提督………何で一緒に………?」
不知火「司令に近づくな、撃つぞ」
時雨「やってみなよ、それぐらい躱して殺してあげるよ」
提督「ま、待ってよ………こんなのやめようよ!」
不知火「……………………」
時雨「……………………分かったよ」
時雨「けど提督、次他の女と仲良くしてたらまた噛むからね………?」
提督「うっ…………!?」ゾクッ
ガチャ
不知火「待ちなさい、それは一体どういう……………」
ガチャ
提督「…………………………」
提督「姉ちゃん…………」
姉「提ちゃん………あのね、言いたいことがあるの………」
提督「?」
姉「私も………提ちゃんが好きだから……けど提ちゃんは私の事そんなに好きじゃないでしょ?」
提督「いや…………」
姉「提ちゃん………………!」
提督「…………はい………」
姉「私………提ちゃんと両思いになれるようにがんばるから………!他の子にも負けないよ………!」
提督「姉ちゃんが………あんな………」
提督「…………………ってか姉ちゃんまで皆みたいになるっていうのはないよな? そしたらもう…………」
ガチャ
愛宕「ぱんぱかぱーんっ!提督ぅー、思ったより早く帰ってきたんですね〜?」
提督「うわっ……………」
高雄「ふふっ、その嫌そうな顔、声、言葉…………いい度胸ですね?」
提督「あっ…………!い、いや違うんだよこれは………」
提督 (何やってんだ俺!何で口に出した!?)
提督 (まさか………ストレスが溜まってイライラしてきたから…………)
提督 (………我慢だ…………我慢しなくちゃいけない…………)
愛宕「提督♪黙ってないでお話しましょうよ」
愛宕「…………………あの戦艦は一体どういう関係なの………?」
提督 (声色が変わった……!真面目に答えないと………!)
提督「む、昔の付き合いです………」
高雄「そうですか…………………私達を見捨てた事にはどう説明しますか?」
提督「み、見捨ててなんか………!あれは…………!」
愛宕「私達から逃げた事には変わりはないでしょう?」
ガシッ
提督「…………………!」ガタガタ
高雄「提督は………私達から離れようとしていますよね?」
高雄「このまま首の骨を折れば提督はずっとここにいるのですか?」
提督「ぐぅうっ!?」
グググ………
提督 (う、浮いて……………や、ヤバい…………!!)
提督「ぐ………うぅあ!」
ゲシッ
高雄「くっ………!?」
ポロッ ドシャッ
提督「うっ、ぐ……ゴホッゴホッ」
提督 (ど、どうしよう………!け、蹴ってしまった………!)
提督「高雄さん…………ごめんなさ………」
高雄「愛宕…………」
愛宕「……………分かってるわ………」
スチャ
提督「ス、スタンガン?そんな………!?」
バチッ
提督「っぐ………………」
提督 (縛られてる…………)
愛宕「提督、目が覚めましたか?」
提督「こんなの……やめて下さいよ………ほどいて………」
高雄「ほどきません、これから提督にお仕置きするのですから」
提督「な………!?」
愛宕「それじゃまずはさっき使ったスタンガン♪出力を最低にして………」
ビリッ ビリリリリリリリリリ
提督「ぎああああああああああ!?」
高雄「提督、約束しなさい」
高雄「もう二度と私達から離れない………拒まないと………」
提督「ううぁ……うっ………」ボロポロ
愛宕「目を逸らさない………こっちを見なさい…………!」
提督「う…………うう………」
出力 中
バチッ チチチチ バチヂヂヂヂ
提督「うぐぁがぁぁああああああ!!」
提督「がっが……が……ぁぁぁ、ぁ」
提督「あ………ああっあ………う」
提督「………や、約束します………もう、嘘も………付きません……!逃げたりもしません…………!」ボロボロ
愛宕「いい子ですね♡その言葉が嘘だった時は……………」
高雄「私達と一緒に死にましょう♡」
提督「ぅ………?……ぁ………」クタ……
提督「ぅ…ぅぅ…………!」
提督「ぅあっ……!」ガバッ……
提督「………………………」
提督「………何で………俺が………」
提督「何で俺なんだよ…………」
提督「くそっ……くそっ……!」イライラ
提督「くそがぁっ!!」 ゲシッ
ガランッ ガランガラン
提督「あ………ゴミ箱が……」
提督「片付けなきゃ………」
ガチャッ
雷「司令!入るわね!」
提督「あ………雷ちゃん………」
雷「もうっ、どうしたのよその顔!部屋もこんなゴミを散らかして!」
提督「いや………大丈夫だから………一人で片付けるよ………」
雷「いいからいいから、私に任せなさい!」
提督「いやほんとに、大丈夫なんだって………………」
雷「遠慮してるの?そんなの気にしないわ、もっと頼ってもいいのよ」
提督「いや……もういいから……ほっといて………………」イライラ……
雷「何よぉ、私じゃ頼れな…………」
提督「大丈夫だって言ってるじゃん!!もう放っておいてよ!!!」
雷「」ビクッ
雷「し、しれいかん………?」
提督「ハッ………………」
雷「ご、ごめんなさい………司令官…………私、邪魔だったみたいね………」
提督「………………………」
雷「え、えっと………6時に本部から召集も掛かってるから………これだけは伝えておくわね…………」
提督「………………………」
バタン
提督「……………4時半………」
提督「あと1時間半か………」
提督「………………………」
提督「…………何でさっきからこんなに腹が立つんだ…………」
提督「…………そろそろ行く時間かな」
コンコン
提督「どうぞ…………」
ガチャ
大淀「提督、お迎えの車が来ました」
提督「分かった、行ってきます」
大淀「はい、お気をつけて」
ガチャ バタン
部下「こちらです」
提督「はい、宜しくお願いします」
バタン ブロロロロロロロロロロ
部下「着きました」
提督「…………ありがとうございます」
ガチャ
提督「今度は一体何の話なんだろう………」
コンコン
提督「失礼します」
ガチャ
上司「ウム、来たか……………少しやつれたか?」
提督「いや………そんな事は………」
上司「隠さんでもいい、色々と大変なようだな……………」
提督「ええ……………」
上司「あと5日だ………頑張ってくれ、鎮守府から出る時の手配はしてある」
提督「………!本当ですか?」
上司「ああ……」
提督「………そんな、何で俺なんかに」
上司「自分の意思で此処に来た訳じゃないだろう? なら普通の人生を歩むべきだ」
提督「上官さん………!」
上司「………さて本題だが、これを見てくれ」
提督「………?これは……スマホ?」
上司「連絡用に必要かと思ってな………若者はこれを持っているだろうしな」
提督「上官さん………俺のために………上官さんだけが俺の味方です………」
上司「フッ……あと5日、頑張れよ」
提督「ハッ!」
その頃鎮守府では…………
雷「……………………………」
雷「司令官に邪魔だって………私じゃダメなの?何だってしてあげるのに……」
雷「……………………………」
雷「…………アハッ、そうだわ………」
雷「なら司令官が私を頼るしかない状況を作ればいいのよ…………」
雷「ならまずは…………」
ガチャ
提督「ただい……………」
ボンッ モクモク…
提督「うっ…………!ゴホッ……」
バタッ
ザザァン……
提督「う?…………!?」
提督「何………ここ、海?」
戦艦棲鬼「オキタカ…………」
提督「え………?な、なんで深海棲艦が……………」
戦艦棲鬼「アァ………ベツニイイワソンナコト」
戦艦棲鬼「イマスグ、シヌンダカラ!」
チャキッ
提督「う、うわあああああああ!!」
ドォン
戦艦棲鬼「ナニッ!カンムスハコノコトヲシラナイハズ………!」
ドゴォッ
戦艦棲鬼「グアアァ…………」ザブンッ
提督「な、何……誰…………!」
雷「私よっ司令官!」
提督「いか、ずちちゃん?」
提督「……………………」
雷「もうっ!どうしたのよそんな顔して、私に怒鳴った事まだ気にしてるの?」
提督「…………ん………」
雷「大丈夫よ………司令官」
雷「私は気にしてないわ、たとえどんな事があっても私は司令官の味方よ……」
提督「あ、ありがとう…………」
雷「………だから…………」
雷「私『だけ』を頼ってね司令官!」
提督「うん…………」
雷「それじゃ、帰りましょ?」
提督「うん」
雷 (フフフ、作戦成功ね………)
雷 (司令官をわざと危険な目に合わせて私が助ける…………)
雷 (これで私だけが司令官を助けられるって分かったわよね?)
雷 (司令官の隣は譲らないんだから!)
雷 (…………たとえそれでも司令官が私を頼ってくれないなら…………)
雷 (手足………落としちゃおうかしら?)
提督「…………………?」ゾクッ
雷「着いたわ!」
提督「ふぅ……ありがとう雷ちゃん」
雷「何言ってるのよ!私が司令官を助けるのは当然じゃない!」
提督「うん………それじゃまた明日ね」
ガチャ
提督「…………………あぁ、今日も大変だったな……………」
提督「そうだ、上官さんから貰ったスマホ…………」
ピッ
提督「こうかな…………いやこうやって……………」ピコピコ
提督「…………………」ピコピコ……
提督「……………初期設定すら終わらせられない…………」
提督「こういうのが得意そうな………」
提督「夕張さんが得意そうだな………早速行ってみるか………」
ガチャ
『 工廠 』
ウィィィン ガガガガ
提督「すいませーん」
夕張「はーい、どちらさまですかー」
夕張「って、提督じゃないですか、どうしたんです?」
提督「実はこのスマホをどうしたらいいか分からなくて…………」
夕張「え!? スマホ?提督スマホ持ってたんですか?」
提督「いや、貰い物で………」
夕張「うーん、分かりました少し貸してください」
カチャカチャ ピピピピピ
夕張「んー……よしっ、出来ました」
夕張「YouTubeとかLINEその他よく使うアプリは入れておきましたよ」
提督「どうも、ありがとうございます」
夕張「早速ですけど、LINEで友達登録しましょうよ」
提督「うん」
ピピッ
提督「おぉー、出てきた」
夕張「そういえばこれで私が初めての登録ですよね」
提督「そうですね」
夕張「………………………」
夕張「提督の初めての…………」ゾクゾク
提督「うっ……………?」ゾワッ
夕張「これからも何か分からないことがあれば私に聞いてくださいね?」
提督「うん、それじゃまたね」
夕張「さようなら」
夕張「…………実は提督のスマホに少し細工をしておいたんですよ…………」
夕張「これで検索履歴や誰とLINEで会話したかも……………」
夕張「GPSで居場所も特定できるんですよ」
夕張「隠し事は無しですよ提督」
提督「凄い凄い、色んな動画が見れる」
提督「………………………」
ムラムラ
提督「うっ………アレ思い出して来ちゃった」
提督「………………………」
エロ動画 検索
提督「………………………」
青葉「ふむふむ、司令官もそういうのは気になるんですね?」
提督「うわぁ!?」
提督「ち、ちちち違……これ、ここれはただ………」
青葉「とりあえず早くそんなの消してくださいよ、早く」
提督「はい………」
ガチャ……
羽黒「どうも司令官さん………今日までその薬飲まなかったようですね………」
提督「は、羽黒さん………」
羽黒「偉いですよ…………」
青葉「薬? あぁこれですか………明石さんのみたいですね」
羽黒「それより司令官さん、そのスマホで私を登録してくれませんか?」
提督「え、いやいいですけど………」
青葉「待って下さい私もですよ!」
提督「う、うん」
青葉「………………………」
青葉「それとですね司令官」
青葉「今日から本格的に監視し始めますから!」
提督「…………………へ?」
青葉「何処にいても青葉がみてますからね?」
羽黒「それは私も同じですよ…………青葉さん、私の邪魔はしないでくださいね?」
提督「ち、ちょっと待って下さい……本当にストーカーやるの?」
青葉「……………ええ、また裏切られたら嫌ですから」
提督「…………………」
提督「……あ、あのそれと……羽黒さんが俺を見ていたのなら助けられた所とか一杯あった気が…………」
羽黒「……すみません……今は助けられないんです」
提督「は、はぁ………そうですか……」
羽黒 (ごめんなさい司令官さん………もう少し追い詰められてから助けなきゃ………司令官さんは心から信用してくれないから…………)
青葉「まぁとにかく登録しましょうよ」
提督「うん…………」
ピピピッ
羽黒「ふふふふふふふふ…………これで司令官さんとずっと話せる………」
提督「…………そ、その……ずっとはさすがに…………」
青葉「えっへへ〜司令官の〜」
羽黒「既読無視は絶対ダメですからね?」
提督 (聞く耳持ってない………)
青葉「ちなみにそろそろ司令官は寝なきゃダメな時間じゃありません?」
提督「ん…………本当だ」
羽黒「その………よければ私と一緒に寝てくれませんか?」
青葉「あっ!青葉もですよ!」
提督「……………はい…………」
羽黒「それでは布団に………」
バサッ
提督 (今日は最後までずっと心休まら無かった…………)
ギュウウウ
提督「ん……少し離れ…………」
羽黒「大丈夫です、司令官さんが寝やすくするための技術は持っています」
ナデナデ
提督「ぁ………………」
青葉「むぅー、ズルいですよ!青葉にも…………」
プルルルルルルル
提督「?」
羽黒「誰からでしょう?電話帳にも乗っていない人みたいですが………」
青葉「出てあげますよ」ピッ
上官『提督、聞こえるか?俺だ上官だ』
提督「!?上官さん………?」
上官『とりあえず明日の午後6時にまた来れるか?例の件について話したい』
青葉・羽黒 (例の件………?)
提督「は、はい大丈夫です」
提督 「けど上官さん……少し待っ………ムグッ!?」
青葉「…………………」グググ
上官『お前が鎮守府から逃げる手続きの事だが…………』
提督「う……………!?」
羽黒「…………はい?」
ブチッ
青葉「司令官?言い訳出来るならしてもいいんですよ?」
提督「えっ?あっ、いや、これは違う、違…………!」
青葉「結局こうなるんですか………」
青葉「これはもうお仕置きですかね」
提督「そ、そんな……………」
ガシッ
提督「ぐうぅ………!」ジタバタ
青葉「今日は罰として寝かせません」
提督「青葉……!」
コチョ……
提督「ふっ…ひひ…は、ま、まって考え直し……………」
青葉「司令官、少し喋らないでおいて下さい」
提督「うぅっ…………!」
コチョコチョ
提督「ひっ……!あはははははははははは!ひっひひはははははははは!」
羽黒「司令官さん、鎮守府から逃げるなんて……………」
羽黒「うそじゃないんですよね?」
コチョコチョ
提督「ぅっーーー!?ひぅー!あぅひゃはははははっ…ぐ……ゴホッゴホッ!」
青葉「司令官、この苦しいのが朝まで続くんですよ?けど、これは司令官のせいなんですからね?」
コチョコチョ
提督「あははっはははははははは!もうふふへへははは……はは……!辞めっひひひひひひひひ!」
提督「ぁ………ぁぁぁ………」
一時間後…………
提督「ぁーー………、うーー……」ピクピク
羽黒「…………………」ズブッ……
提督「ぎぃっ!?」
羽黒「あはは、指が体に入っちゃいましたね、痛いですか?」
羽黒「この程度で終わるなんて思わない方が良いですよ?」
羽黒「………痛みと笑いが同時に来る感覚ってどんな感じなんでしょうね?」
グリグリ…… ミシ……
提督「っっっ!?」
提督「ぅあああああああああ!!」
提督「が……ぁ…!ぐっ!?」
提督「あぅぐあああああああああ!!?」
青葉「選手交代です………」
コチョコチョ……スリスリ……
提督「ぎゃあっははははははははは!?あうひっひひひ!ぁ…!うぅー!」
提督「ひぃー!ひぃー!」
提督「たす……ひひはははは………!おねぇちゃ………!上官さ………はははははは…………!」
現在 11時……
起床時間 6時まで残り7時間……
提督の計画がバレる少し前…………
夕張「提督はどんなこと調べてるのかな?」ポチッ
夕張「ふんふん……ネコ……ゲームの動画………やっぱり子供だなぁ……」
夕張「………ん?」
夕張「エロ………動画……」
夕張「…………………」
ピッ……
夕張「規制規制規制規制規制規制規制規制規制規制規制規制規制規制規制規制」
プルルルルルルルルル
夕張「規制規制規制規………」
夕張「………………誰から?」
提督、俺だ上官だ………
………お前が鎮守府から逃げる………
夕張「……………え?」
夕張「ちょ……ちょっと待って……」
夕張「この上官って、かなり地位の高い人………まさか、本当に提督が………」
夕張「…………………」
夕張「………そんなの、絶対させない」
ピッ
ピロリン♪
時雨「?」
時雨「夕張から?」
時雨「…………………!!」
時雨「提督…………」
時雨「あぁそっか、やっぱり手も足も折っちゃえば良かったんだ」
ピロリン♪
北上「んー?一体な……に………」
大井「どうしました?北上さん」
北上「大井っち!見てよこれ!」
大井「提督が逃げ出す…………!?」
ピロリン♪
榛名「…………………」
金剛「…………………」
比叡「…………………」
金剛「榛名、ヒエー、行きマスヨ」
榛名「…………はい」
比叡「…………………」
ピロリン♪
姉「んっ?」
姉「夕張ちゃんから?私あの子とやり取りするような仲だっけ………」
姉「なになに………提ちゃんが、鎮守府を………抜け出す………!?」
姉「………提ちゃん………」
姉「と、とにかく何か悩みがあるなら聞きに行かなきゃ!」
ドガァン!!
姉「!?」
ガチャ
大淀「全員に告ぎます!鎮守府内に侵入者が!食い止めて下さい!」
姉「まさか、上官さんの所の………!」
青葉「鎮守府に侵入者………?」
青葉「とりあえず今は司令官を避難させるべきでしょうね………」
羽黒「ええ…………では司令官、こちらに……………」
パリィン ピカッ
青葉・羽黒「!?」
羽黒「くっ……閃光手榴弾………!?」
青葉「待って下さい!司令官がいません!」
羽黒「………な!?」
提督「………………う」
部下「起きたみたいだな……」
提督「あ、あなたは俺を車で送ってくれた…………」
部下「お前を救出しろと上官殿から頼まれたんだ」
提督「そうですか………上官さんが………」
部下「とにかくここから脱出を………」
姉「すみません提ちゃんを連れて何処に行くつもりですか?」
提督「ね、姉ちゃん………」
部下 (この方はこのガキの姉………)
部下 (………だが雰囲気が普通ではない………ここは一旦離れるべきだ……)
部下『こちら部下………提督を確保、今すぐ逃走車を………』
兵隊1『了解、すぐに行きます」
兵隊1「指示を聞いたな、すぐに行き………!」
時雨「………君達が侵入者かい?」
兵隊1「………我々はこの鎮守府の提督を保護しに来た!」
兵隊1「貴様達が提督殿に行った行為は全て上官殿から伝えられている!」
兵隊1「大人しく降伏し……て……!?」
時雨「…………………」ゴゴゴ……
時雨「………お前等がいるから提督が惑わされるんだ………」
時雨「お前等がいなければ………!」
時雨「僕と提督の邪魔をするなら……!」
時雨「………全員死んじゃえばいいんだ」
兵隊1「撃、撃てぇ!!」
ダダダダダダダ
時雨「そんなの僕には効かないよ?」
時雨「無駄だから早く死んでよ………」
ブンッ
ドガァァァァアン
兵隊1「ぐあぁぁぁあ…………」
時雨「…………………」クンクン……
時雨「………提督、そこにいるんだね?」
時雨「すぐ行くよ、待っててね提督、提督を惑わす悪い奴から守ってあげるからね」
兵隊2「おいそこの二人!その弓を地面に置いて両手を上に上げろ!」
加賀「…………………」
赤城「…………………」
兵隊2「おい!聞いてるのか!」チャキ
シュッ…… カカカカカカッ
兵隊2「な、なんだ!?」
兵「た、隊長!銃口が全て弓で射抜かれてます!」
兵隊2「な、なんだと…………!」
赤城「こちらも殺したくはありません」
赤城「提督の居場所を教えて下さい」
加賀「知っているんでしょう?提督の居場所を…………」
兵隊2「くっ……誰が貴様等に……」
シュッ ザシュッ
兵隊2「ぅぁっ…………」
兵「な、あぁ………化け物だ………!」
兵隊3「ひ、ひぃぃぃいい!!」
兵隊3「た、助け………」
ドォン
兵隊3「かひゅっ………」 バタッ
ガシッ
榛名「この程度で終わると思ってたんですか?」
榛名「ふざけないでください提督を榛名から取ろうとしたのに………」
榛名「この程度で死なす訳ないじゃないですか………」
グググ ブヂュッ
榛名「アハッ……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
榛名「提督!提督も手足ぐらいはこうしても良いですよね!?」
榛名「だって榛名から離れようとするんですもの!」
榛名「提督は………例え何をしても………榛名の側で………!」
部下「なんということだ……….」
提督「ど、どうしたんですか?」
部下「お前を救出するのに集めた部隊が半分以上壊滅だ………」
提督「そ、そんな………」
姉「…………………」
姉「提ちゃん、鎮守府から逃げるなら私も付いてって良いよね?」
提督「え………………」
部下「…………………」
部下「おい……………この女は信用出来るのか……………?」
提督「は、はい……姉ちゃんは信用でき……………」
部下「…………………?」
提督「……………けど、一緒にいたくありません…………」
部下「……………分かった」
部下「すまんが貴女を連れて行くことは出来ません」
姉「え………?な、なんでですか!」
部下「それはだな………」
提督「……………待って下さい」
提督「……………俺の口から言わせて下さい」
部下「………………」
提督「姉ちゃん、俺は正直言って姉ちゃんのことが苦手だ………」
姉「…………………っ」
提督「姉ちゃんは何だって出来る超人………」
提督「俺は人並み程度の事ぐらいしか出来ない……」
提督「姉ちゃんと一緒にいるとこんな自分が惨めにしか思えないんだ………」
姉「な、なら…………なら私はもう自分の力を出さないよ!」
姉「軍ももう辞める!普通の生活だってする!」
姉「だからそんな事…………」
提督「それが嫌なんだよ!」
姉「え………?」
提督「そんな事言ったって、世界は姉ちゃんを普通にはさせない………!」
提督「姉ちゃんみたいな天才を放っておくわけがない………!」ジワ…
提督「姉ちゃんが活躍するたび俺はずっと比較され続けた!」ポロポロ
提督「何で俺もああなれないんだって何千回も思った!」ポロポロ
提督「俺一人だけだったらこんな思いにはならなかった!」ポロポロ
提督「本当に………本当に俺の事を思ってるなら………!」ポロポロ
提督「もう二度と俺に合わないでくれよ!」
姉「え………あ………あぁ…………」
姉「そんな………………」ガクッ…
提督「ヒック……うぅ……ぐ……」ゴシゴシ
提督「………『アンタ』もここの艦娘だって同じだ…………!」
提督「結局俺の事なんか何も分かっちゃいない……………」
姉「…………………」
提督「もう………姉ちゃんとはこれまでだ…………」
提督「今日でもう姉弟なんかじゃない…………」
部下「…………もう時間がない、行くぞ」
提督「…………………はい」
姉「提ちゃん………………」
姉「そっかぁ………もう弟じゃ、ないんだぁ………」
姉「じゃあ、もう私も提ちゃんの姉なんかじゃないんだ…………」
姉「ハハハハ、私………あの子の事何にも分かってなかったんだ………」
姉「アハハハハハ、ハハハ、ハ………」
姉「う………う、あぁぁ…………」ジワ…
姉「寂しいよぉ………また一人なんて………ていちゃん…………」ポタポタ
ザザァン…… ザァァ……
部下「………着いたぞ」
提督「ボート………ですか」
部下「ああ」
ガチャ
憲兵「おい二人とも!早く乗れここももう危ないぞ!」
部下「ああ、行くぞ」
提督「は、はい」
ガチャ ブロロロロロロロロロ
部下「おい、お前のスマホを渡してくれ」
提督「え?……は、はい」
ブンッ
提督「え………?」
憲兵「おい、何やってんだ?」
部下「発信機が付いてた、追ってきたら面倒だからな………」
提督「あ、ありがとうございます……」
憲兵「なぁ、目的地は本部でいいよな?」
部下「いや違う」
憲兵「え?じゃあどこn
ダァン!!
提督「…………………え?」
憲兵「」バタッ
提督「け、憲兵さん!」
提督「な、何でこんな事を!」
部下「騒ぐな、お前も撃つぞ」
提督「ぅ…………………」
提督「………俺を……殺すんですか?」
部下「……いや、俺はお前を連れてこいとある人から命令されたんだ」
提督「それは一体…………?」
部下「………すぐ分かる」ブンッ
バキッ
提督「あがっ……………」
提督「う………………」
父「よう…………起きたか」
提督「!!」
提督「ぁ………お父さん…………?」
提督「な、何で……………」
父「何で生きてんだって顔だな」
父「軍から一回離れる為に死んだと見せかけたんだよ」
父「そしてお前がここに連れてこられたのも理由がある」
提督「それは………?」カタカタ
父「それはな……………」
父「………てめぇがこの俺の顔に泥を塗りやがったからだよ!」
バキッ
提督「うぁっ!!」
父「てめぇが提督を辞めるせいで俺が息子を一軍人として育てられない人間だと思われちまうだろうが………」
提督「そ、そんな………そんな事で……」
父「そんな事でだぁ?てめぇ自分の立場分かってねぇみたいだな」
提督「ヒッ……!」
父「チッ………もっと徹底的に鍛えるべきだったな…………」
提督「な、なんで……………」
提督「なんで死んだなんて嘘を……?」
父「…………………」
父「それは俺が軍に見切りをつけたからだ」
父「今の軍は艦娘を自分の性欲処理かケッコンカッコカリなどという下らない物の為に提督になろうとするクズが増えた」
父「この俺がそんな腐った所に入れると思うか?」
父「特にあの上官の奴だ!」
父「昔からあいつは本当に邪魔な奴だったぜ!」
提督「………そ、それで………」
提督「それで………俺をどうするつもりですか………?」ガチガチ
父「あ?殺すに決まってんだろ」
父「一応お前はまだ提督として生きている…………」
父「その間に殺せば殉職という形で民間人ではなく提督として死ねるだろ」
提督「な………ぁ……」ガタガタ
父「……………………」
父「そうだなぁ……一回だけチャンスをやろうかな?」
提督「…………チャ、チャンス?」
父「あぁ……死にたく無かったら」
父「鎮守府に戻ってまだ提督を続けろ」
父「上官にはちゃんと提督は辞めたくないって自分の口から言えよ?」
提督「そ、そんな!そんな事すればみんなに殺され…………」
ダァン
父「今ここで俺に撃ち殺されんのと、殺されないかもしれないチャンスに賭けるか!」
父「この条件を飲めば生き延びるかもしれねぇぞ?どうすんだ?」
提督「…………………」
提督「…………………」
提督「………やります」
父「よし、じゃあ船で送らせるからとっとと行くんだな」
提督「…………………」
あきつ丸「…………部隊は全滅、提督殿も行方不明であります…………」
上官「そうか……………」ガタッ
あきつ丸「! どこへ行くつもりですか?」
上官「提督が所属していた鎮守府に行く」
あきつ丸「正気でありますか!?」
上官「あそこの艦娘と協力しなきゃ提督は見つからんだろう」
あきつ丸「……………分かったであります…………どうかご無事で」
上官「……………ああ」
………鎮守府
上官「…………………」
上官「酷い有様だな……………」
上官「鎮守府全体がボロボロになっている…………」
「………………………」チャキ
シュッ
上官「!!」ガシッ
上官「………誰だ矢を飛ばした奴は」
上官「俺はお前らに何かしようとしてここに来た訳じゃない!」
上官「お前らの提督は誘拐されたんだ!」
上官「提督は俺が保護した訳じゃない!」
上官「誰かがあいつを攫ったんだ!」
「………………………」
カチャ
姉「………………入って下さい」
上官「………………ああ」
上官 (顔に生気が無い、一体何があったんだ?提督…………)
『会議室』
上官「……………そして憲兵の奴が船に乗せて数分で連絡が途絶えた」
上官「憲兵の奴は死体で発見された」
時雨「じゃあ犯人はもう一人そこにいた部下って奴でしょ?」
時雨「その人の情報教えてよ、ねぇ早く」
上官「奴の情報は全部偽造されたものだった」
上官「手掛かりはほぼ無い…………」
加賀「私達空母勢も航空機を飛ばしていますが何も手掛かりは…………」ギリッ
長門「くそっ、くそぉ!私が、私が提督の側にいれば…………」
不知火「ふざけないで下さい、貴女如きでは提督を守る事などできません………これは不知火の責任です………」ギリッ
夕張「ケータイも捨てられて証拠が掴めない…………」
北上「そんな………!もし、もしこれで提督が死んじゃったら………!」
大井「き、北上さん、落ち着いて!」
榛名「フフフフフフフ、ていとく、ていとくはどこですか?はやく、はやくわたしがたすけないと」
テ-トクテ-トク アイツラ....コロスコロスコロス ドコイッタノ....テ-トク..... オネガイデス...モドッテキテシレイカン...
上官「…………………」
上官「お前らいい加減にしろぉ!!」
その頃海の上では…………
モブ1「おい、あいつがボスの息子なんだろ?」
モブ2「ん?あぁそうみたいだな」
モブ1「いっつも俺らをこき使いやがって、このガキで発散しねぇか?」
モブ3「お、いいねぇ、やっちまおうぜ!」
モブ2「へへ、見ろよバットがあるぜ!」
モブ1「よし、十発ぐらいは殴っt
ドグァァァァァアアアアン!!!
モブ123「!!??」
ヲ級「コイツラ、テイトクイジメル…………」
モブ3「ちょちょちょ!この海域にはもう深海棲艦はいないはz
ドドドドドドド
モブ123「ぐぇぁああああああ!!」
ヲ級「コンナヤツラ、シンダホウガイイ」
ヲ級「テイトク、ダイジョウブ?」
提督「ヲ級さん…………」
ヲ級「ココカラニゲタホウガイイデショ?」
提督「う、うん」
ヲ級「ノッテ」
提督「あ、ありがとう…………」
ヲ級「マチデオロス?………ソレトモアイツラガイルトコロイク?」
提督「………っ」ビクッ
ヲ級「……コワイナラ、ムリシナクテイインダヨ?」
提督「違う………違うんです……」
ヲ級「ジャアドウシタイ?」
提督「…………謝りたい」
ヲ級「…………アヤマル?」
提督「お姉ちゃんに謝りたい………!」
提督「あんなの……俺の逆恨みなのに…………!」
提督「なのに、何で俺、あんな、あんな事」
ヲ級「テイトク、オチツイテ」
提督「他、のみんなだって、おれ、が、にげたから」
提督「ずっと、みんなのきもちに、きづ、いてたの、に」
提督「お、れが、にげたから、にげたから、なにもわるくないひとが、いっぱいしんで」
提督「おれが、おれ、が」
ヲ級「テイトク!」
提督「!!」ビクッ
ヲ級「オチツイテ、ヨクガンガエテ?」
提督「え………?」
ヲ級「テイトクハワルクナイヨ?ワルイノハアイツラ………」
ヲ級「テイトクヲオドスヨウナヤツラ…………」
提督「で、でも………!」
ヲ級「……………オモイダシテミテ?」
ヲ級「アイツラトイテ、ナニカイイコトアッタ?」
ヲ級「タブン、イタクテ、クルシイコトバカリオコッテルデショ?」
提督「…………………」
ヲ級「………モウ、アンナオモイ、シナクテイインダヨ………」
提督「………うん………そうだよ、そうだよね…………」
提督「………もう、あんなやつらに会う事なんてないんだ………」
ヲ級「ウン、テイトクハワルクナイヨ………」ナデナデ
提督「俺は……悪くない………」
提督「ヲ級さんの言うとうりだよ……」
提督「何で嫌いな人達に謝らなきゃいけないんだ………」
提督「仮に謝っても、殺されたらもうおしまいじゃないか………」
提督「けど、俺はどこに行けば………」
ヲ級「…………………」ニコ……
ヲ級「テイトク……イクバショガナイナラ、ワタシト、ウミノソコイク?」
提督「……………うん」
ヲ級「ジャア、イコッカ………」
そんなことはさせません
ヲ級「………! ………ダレ?」
提督「………ほ、鳳翔さ……ん……」
鳳翔「……………………」
鳳翔「提督帰りましょう、私達の鎮守府に」
提督「ほ、鳳翔さん、俺は…………」
ヲ級「テイトクハ、オマエラト、イッショニイタクナイ、ソウイッテタ……」
ヲ級「カエルナラ、オマエヒトリデ、イケ」
鳳翔「本当ですか?提督」
提督「………………」
鳳翔「………………」
鳳翔「………貴女、提督に何かしてないでしょうね………」
ヲ級「ワタシハタダ、テイトクガコワガッテルヤツカラ、タスケテルダケ」
鳳翔「提督、怖いのなら私がずっと側に居ます、一生守り通します」
鳳翔「それとも、私の事は信用出来ませんか?」
提督「鳳翔さん………でも………でも………俺は……」
提督「それでも俺は………もうあそこには居たくないんだ………」
鳳翔「…………………」
ヲ級「………テイトク、イクヨ?」
提督「……………ごめんなさい」
鳳翔「…………あぁ、やっぱり唆されたんですね」
提督「……………え?」
鳳翔「………昔を思い出して下さい提督」
鳳翔「本当に辛い思い出ばかりでしたか?」
鳳翔「楽しい思い出もあった筈です」
鳳翔「忘れてなんか……無いですよね?」
提督「……………!」
鳳翔「多分提督は迷ったんじゃないですか?」
鳳翔「鎮守府を離れるか、戻るか」
鳳翔「戻る方を最初に選んでたんじゃないですか?」
提督「……………っ!」
鳳翔「ですよね……思い出はそう簡単に捨てられる物ではありません」
鳳翔「帰りましょう提督………」
提督「鳳……翔……さん………」
ツンツン
ヲ級「テイトク………ドッチヲエランデモイイヨ?」
ヲ級「ソレガホントニ、テイトクノエラビタイミチナラ………」
提督「……………!」
提督 (…………思い出……?)
提督 (昔は……時雨ちゃんは優しくて………)
提督 (青葉は……俺が気軽に接せる唯一の艦娘で……)
提督 (大井さんも北上さんも、一緒に遊んでくれて………)
提督 (加賀さんは、少し怖かったけど、こんな俺を見捨ててくれなかった……!)
提督 (………姉ちゃんは……俺より辛い思いしてるのに俺の事………!)ジワ…
提督 (本当に……本当にまた昔の様に戻れるなら………!)ポタポタ
提督「俺は、鎮守府に………!」
兵隊『ぎゃああああああああ!!』
提督「!!」ゾクッ
兵隊『死にたくないぃぃうあああ!』
提督「これ………俺を助ける為に死んだ………」
兵隊『か…………ふっ……』
提督「死んだ……死ぬ……」ドクッ…ドクッ…
兵隊『』グチャッ ブヂュッ
提督「もし………戻って……殺されたら?」ドクン…ドクン…
兵隊『ぁがっ………』ザスッ
提督「フー……フー……そんなの……嫌だ…………!」ガチガチ
提督「死にたくない………」
提督「………それに、死ぬとしても………あんな簡単死ねるの……?」
提督「榛名さんに手を砕かれて」
提督「龍田さんに切られて、塩を塗られて」
提督「青葉に息が出来なくなるまでくすぐられて」
提督「時雨ちゃんに肉を少し抉られて血も飲まれて」
提督「高雄さんと愛宕さんには電流を流されて」
提督「羽黒さんには指を刺されて」
提督「こんなの……帰ればまたこんなのが…………」
提督「いや、こんなので済むわけが………」
提督「で、でも、殺されるって決まった訳じゃ……」
提督『っっぎゃあああああああ!!!』
提督「!?」ビクッ
提督「い、今の………今の……あれ」ガタガタ
提督「血だらけで、体がグシャグシャで」ガタガタ
提督「ま、ぼろし?」ガタガタ
提督「………………」ガタガタ
提督「………鎮守府に帰った時の……」
提督「…………未来の……俺?」
提督「あ、ああ……あああああ……!」
ヲ級「テ、テイトク?」
提督「ヲ級さん!早く俺を深海まで連れてって!早く!」
ヲ級「ワ、ワカッタ」
ザバッ
鳳翔「………仕方がないですね、艦載機、出撃して下さい」シュッ
ドウッ
ヲ級「ヲッ!?ハ、ハヤ……」
鳳翔「皆さん、その方はワイヤーで抑えておいて下さい」
ガチャッ グルグルグルグル
ヲ級「ヲ……テイ……トク……」
提督「 」ガタガタガタガタ
鳳翔「………抵抗すれば遠慮なく頭を射抜きますのでそのつもりで」
ヲ級「ヲ……………!」
鳳翔「それでは提督は渡してもらいます」ヒョイ
提督「や、やめろ………!離して………!」
鳳翔「提督………少し落ち着い……」
提督「うるさい!俺はお前らと一緒になんか居たくないんだ!」
鳳翔「提督、一回よく考えて………」
提督「よく考えて出た答えがこれなんだよ!帰れ!離せ!」
鳳翔「…………………」
鳳翔「て い と く ?」ニコ……
提督「っっ………!!」
ギチ……ギチ……
ヲ級「ヲ……ヲヲヲヲ……!」ブチブチ
ヲ級「テイト………」グシャッ
提督「え…………… 」
ヲ級「…………………」ドサ……
提督「ヲ級さん…………?」
鳳翔「警告はした筈です」
提督「ヲ級さん、ヲ級さん」
鳳翔「………さぁ提督、鎮守府に戻………」
提督「 」ガクッガクガク ガタガタ
鳳翔「………気絶しちゃいましたか」
提督「ッハァ……!ッハァ……!」
提督「うあああああああああ!!」ガバッ
『あっ…………』
『お帰りなさい 提督 司令官!!』
提督「 」ガクガク
提督「夢だ……こんなの……夢………」ガチガチ
提督「お、お姉ちゃん」
姉「…………………」ジッ……
提督「あ…………………」
提督「な、長門さん………!」
長門「…………………」ギリ……
提督「待って、待ってよ……誰か、誰か」ガチガチ……
提督「そ、そうだ、いか、雷ちゃん!た、頼るから助け………」
雷「任せなさい!助けるに決まってるじゃない!」
提督「はぁ………!」ホッ…
雷「二度とあんな悪魔に惑わされない様に私が助けてあげるわ!」
提督「え」
雷「これから司令官はここで一生暮らすんだから、何時でも頼っても良いのよ?」」
提督「は……はぁ……?」
提督「は……はははは……ちょ、ちょっと………」フ--…フ--…
提督「ハァ…!ハァ…!ハァ…!ハァ…!」
提督「!!」
提督「ね、姉ちゃん…………」
提督「ご、ごめんなさい!」
提督「姉ちゃんに言ったこと全部謝りたくて!そ、それで……!」
提督「え、えっと……あ、あれ全部あの部下って奴に言えって言われてたんだよ!」
提督「ほ、本当は姉ちゃんの事が大好きなんだよ!」
提督「だ、だから……だから……!」
提督「たすけ バチィッ!!!
ガシャッ ガラッガタ ガシャン…
提督「っえ?え?」ジンジン…
提督「っあぁいっ………!」ズギッズギッ
姉「ひどいよ…………」
姉「私の事嫌いだって言って」
姉「もう姉弟なんかじゃないって言って」
姉「自分一人が良いって言ったくせに」
姉「自分が危険になれば………全部嘘でしたで済ますの!?」
姉「…………どうせ、それも自分が助かる為についた嘘でしょ?」
提督「ち、違、違う!ホントなんだ信じて………!」
姉「…………もう、諦めなよ」
姉「私、悲しかったなぁ」
姉「提ちゃんに嫌われて………」
姉「そしたら、心に何も響かない嘘の『大好き』の言葉をかけられて………」
姉「…………提ちゃんの事が許せなくなっちゃった………」
提督「 」
終わりだ
姉ちゃんも、長門さんも、皆も全員同じ目をしてる 慈悲も何もない、暗くて底が見えないぐらい淀んでる
ヲ級さんも殺された
殺される
殺される殺される
殺される殺される殺される
殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される
ガシッ
皆が俺の体を掴む
叫びたいぐらい怖いのに声が出ない、何処へ連れて行くつもりなんだ
上官さんはまだ俺を助けようとしてくれているのだろうか?
助けて
上官さん
震えながら後ろを見てみると
赤いシミが床にあった
そのシミの近くに軍帽が転がっていた
上官さんのだ
そしてもう一つの物が目に入ってきた
見なければ良かった
そこに転がっていたのは
血まみれになっていた上官さんだった
badend 2 自由はない 希望もない
提督「嫌だ…………」
鳳翔「提督、諦めて下さい」
提督「嫌なんだ、あそこに戻るのは………!お願いだから……自由にさせて……」
提督「俺は、提督をやめて普通の人生を………」
ボンッ
提督「かひゅっ」
鳳翔「え…………!」
ヲ級「ヲ………!テイトク!!」
鳳翔 (.提督の体内で何かが爆発した………!?)
鳳翔「とにかく明石さんの元へ……!」
ドウッ
ヲ級「ヲヲ……!マ、テ………!」
部下「本当にこれで良かったんですか?」
父「ああ、あんな出来損ない生かしておく価値もない、提督を辞めるという意思に反応するようにして正解だったな」
鳳翔「明石さん!!」
明石「提督!これは一体……!?」
鳳翔「とにかく早く治療を!」
明石「は、はい!」
提督「…………………」
提督「っ………………」パチッ
提督「何が…………?」
千歳「あ、起きました?」
提督「っうああああ!!」ガタッカダガタ
ドテッ
提督「づぅっ!」
千代田「ちょ、ちょっとどうしたのよ、起きるなりそんな………」
提督「来るな……来るな来るな来るな!」
千代田「は?」
提督「ひっ……!?」ビクッ
千代田「落ち着いて、私達は提督に危害は加えないわ」
千歳「ええ、危害を加えるなら……提督を傷つけた人です」
提督「…………………」
千歳「ですから提督、ゆっくり深呼吸して、その犯人が誰か教えて下さい」
提督「は、犯人…………」
提督「………できない……言えば俺がどうなるか分からない……」プルプル
千代田「提督…………」
提督「ハッ………そうだ……!」
提督「ヲ級さん!ヲ級さんは!?」
千歳「あの深海棲艦でしたら地下牢に……」
提督「っ!」ダッ
千代田「待ちなさい」ガシッ
提督「うっ………」
千代田「私の目を見て」
提督「やだ………」
千代田「見なさい………」
提督「やだ………!」
千代田「 見 ろ 」
提督「っぅ……………!」ジッ
提督「ハッ…………!」
提督「何だ………これ、吸い込まれていくような…………」
千歳「提督、ゆびきりげんまんしましょう」
提督「え………?」
千代田「ホラ、指出して?」
提督「お、俺はいい………」スッ
ズズズズズズ
提督 (ちょっと待って、何て指差し出して…………!?)
千代田「…………」ニコ…
千歳「…………」ニタ…
提督 (あの目をみてると逆らえない……!)
提督 (逆らえばどうなるか分かってるからだ!体がもう竦んでる………!)
千歳「それでは、約束一」
千歳「この鎮守府からは許可なしに出ない事」
千代田「約束その二」
千代田「何がをするときは誰かに言ってからやる事、ちゃんと良いって言われなきゃダメよ?」
千歳「約束最後のその三は………」
千歳「私達2人の愛を拒まない事」
提督「………………」ゴク…
ゆびきりげんまん
嘘ついたら 針千本 飲ーます
ゆびきった
千代田「 約束 だからね?」
提督「………………!」コクコク
千歳「あぁそうだ提督」
提督「………………?」
千歳「ゆびきりげんまんの『げんまん』は一万回ゲンコツで殴る意味らしいです」
提督「………………!」
千歳「提督の様な子供に私達艦娘のゲンコツ一万回…………」
千歳「そして………指も喉も全部無事だと良いですね……?」ニコ…
提督「ぅ………ぅぅ………」ジワ…
千歳「それでは………私達は任務があるので」
ガチャ
提督「………………」
提督 (………ヲ級さんに会いたい)
提督「それじゃあ……自分の行動を簡単に許してくれそうな人………」
提督「明石さん………ぐらいかな?」
ガチャ
提督「あの人だったら………優しい………よね?」
提督「…………はぁ……」
ドンッ
提督「わっ」
鈴谷「おっとっと、ごめんごめん提督だったかーーー」
提督「す、鈴谷さん………!」
熊野「まったく……ちゃんと周りは見るべきですわ!」
熊野「それに相手は提督ですのよ!?万が一ケガしたらどうするつもりでしたの!」
鈴谷「おー、ごめんごめんってば」
提督 (そんなに………怒ってない……?)
熊野「あぁそれと…………」
熊野「提督?随分と医務室にお急ぎのようでしたわね?」
提督「……………!」ビクッ
鈴谷「あぁーー、そういえば……確かにそんな様な………」
熊野「提督がケガもしてないのに医務室に行くのは提督の性格から見てありえませんわ」
鈴谷「…………なーんか、企んでない?提督?」ジトッ…
提督「そ、そんなこと………」
熊野「とにかく明石さんにだけ何か話して、私達には秘密というのはお断りしますわ」
提督「だ、だから………本当に違うよ?」ビクビク
熊野「ご安心してくださいまし………どんな事であろうとも怒ったりはしませんわ」
熊野「例え鈴谷が提督に襲い掛かっても、私が守り抜くのでご心配はありませんわ」
提督「ほ、ほんと?」
鈴谷「いやいや!ちょっと待って!?何で鈴谷が提督を襲う前提で話進めてんの!?」
熊野「あら、違いまして?」
鈴谷「違うに決まってんじゃん!?」
熊野「…………とにかく、何を明石に話そうとしたのか、私達にも言ってもらいますわ」
提督「…………ヲ級さんに会いたい………」
鈴谷「ヲ級って、地下牢にいるあのヲ級?」
提督「う、うん…………」ビクビク
鈴谷「うぅん……提督のお願いは聞いてあげたいけどなぁー」
鈴谷「ヲ級と会わすのはちょっとやだ」
提督「……………ぅ」シュン
熊野「あら、私は良くってよ?」
鈴谷「えー………?」
熊野 (アメとムチ………ですわよ?鈴谷)ボソボソ
鈴谷 (んー……そっか……いい事考えるじゃん熊野?)ボソボソ
提督「?」
熊野「それでは行きましょう提督、鈴谷が襲い掛かっても大丈夫な様に手をお繋ぎしますわね」ギュ
提督「うん………」ニギ…
鈴谷「熊野ぉー!私を悪者扱いすんなぁー!」
鈴谷「つか、鈴谷にも手握らせてよ提督」
提督「う、うん………」ギュ
鈴谷「はぁー……提督の手あったかいなぁ」
提督 (この二人と居ると、昔を思い出せるな…………楽しかった頃の昔を………)
熊野 (ふふふ……このまま優しさをアピールすれば……提督は私を信用してくれますわ…………)
熊野 (そうすれば………落とせるのは時間の問題…………)
熊野 (それにしても………提督は可愛いですわ…………)
熊野 (本当に………可愛いですわ…………)ウットリ…
熊野 (可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い)
チラッ
上官「………あの様子じゃあ、まぁ大丈夫だな…………」
上官「とりあえずあの2人組は今の所危険ではないな………」
上官「問題は提督に危害を加えるタイプの奴だ……………」
上官「時雨は確実として……情報によれば、榛名、青葉、羽黒………他にも危険な奴らはいるだろう………」
上官「俺一人では止めきれん、協力者が必要だ」
上官「まずは、あいつの姉の所だな、大きな戦力になる」
一方姉の部屋では…………
姉「提ちゃん!ご飯作ったよ!」
姉「えっ、美味しい?本当?嬉しいなぁ……」
姉「おかわりもあるから沢山食べてね!」
姉「………………」
提督人形「」
姉「何やってんだろ………私………」
コンコン
姉「………どうぞ……」
ガチャ
上官「………酷く荒れてるな」
姉「何しに来たんですか………」
上官「あいつが帰ってきたのは知ってるだろう?」
上官「この鎮守府には危険な奴が多すぎる、俺一人では止めきれん」
上官「お前の力を借りたい」
姉「嫌です………それに私はもう元の鎮守府に帰りますし………」
上官「何故だ?あいつに姉弟の縁を切ると言われたからか?」
姉「………………」
上官「家族の縁はそんな簡単に切れるものじゃない…………もしその気になったら声を掛けてくれ」
姉「…………分かりました」
ガチャ バタン
上官「……………次は長門を尋ねるか………」
熊野「……………ここが地下室ですわ」
鈴谷「ふーん、思ったより綺麗な場所じゃん?」
熊野「まぁここの妖精さんも優秀ですし、こんな所でも管理が行き届いているのでしょう」
提督「ね、ねぇ……早く行こうよ」
熊野「あら、そうでしたわ」
鈴谷「オッケッケー、ヲ級は奥の牢に…………」
熊野「………………」
熊野「……………白露型全員でここに何の用ですの?」
提督「え……………?」
時雨「………………」
夕立「ここは通せないっぽい」
熊野「あらあら、まるで番犬のようですわね………まぁ、犬並に野蛮な貴女達にはお似合いですわよ?」
村雨「何とでも言えばいいわ……とにかくここだけは通さないわ」
鈴谷「ごめんそれ無理、提督がヲ級に会いたいって言うからさ」
春雨「私だって嫌です………」
白露「これ以上邪魔者が増えると私が提督の一番を奪われるかもしれないじゃん?」
涼風「一番………?っははは、もう冗談が上手いなぁ提督の一番はあたいって決まってるのに、ねぇ?」
提督「っ……………!」
涼風「は?何目ぇ逸らしてんの?」
提督「ひっ……!?」
熊野「やっぱり白露型は野蛮人しかいませんのね、提督、鍵をお渡ししておきますわ」
提督「……………!」ジャラ
五月雨「……………」
鈴谷「私達が道を開くからヲ級の所までダッシュだよ?」
提督「う、うん…………」
五月雨「私達はもう提督には新しい女の人に会ってほしくないんです………」
五月雨「私なんか……提督がここに来た時から一緒に居たのに………!」
提督「あ……………」ハッ
五月雨「新しい艦娘が来る度に提督を取られて、その度に私が提督と一緒だったのにと思って………!」
五月雨「もう嫌なんです……!提督が遠くに行くのは………!」
鈴谷「あいつら……本気の眼だ……」
熊野「ええ……行きますよ提督」
提督「う、うん…………!」ゴク
熊野「一撃で黙らせてやりますわ!」
ドゴォン
夕立「くっ………!」
提督「道が開いた!」
鈴谷「今だよ提督!」
提督「うん!」ダッ
白露「行かすかぁ!」
鈴谷「させないよ!」ガシッ
白露「このぉ!離せ!」
熊野「提督は……?」
ヲ級「ヲ……?ナニ?サワガシイ……」
ヲ級「ヲ…………テイトク………」
ダダダダダダ
提督「ヲ級さん!」
ヲ級「テイトク!?ナンデ………」
提督「助けに来たんだ……鍵を……!」
五月雨「……………提督!」ダッ
鈴谷「熊野!五月雨を止めて!」
熊野「えぇ、分かって……」
ガシッ
熊野「!?」
時雨「一人だけを注意して良かったのかい?」グググ
熊野「くっ……ぐ………!」
提督「もうちょっとで開く!」
ヲ級「ヲッ……!テイトク!アブナイ!」
ガシッ
提督「え?」
五月雨「……………提督」
ブンッ ドガッ
提督「かはっ!!」
ヲ級「ヲヲ!テイトク!!」ガシャン
五月雨「提督、鍵を手から離して下さい」
提督「い、嫌だ………!」
五月雨「離さなければ両腕を折ります」
提督「…………!」
提督「………も、もし俺が離せば、ヲ級さんをどうするつもりなの……?」
五月雨「殺します」
提督「な!?」
提督「そ、そんな」
ヲ級「テイトク!ワタシノコトハモウイイ!カギ、ハナシテ!」
提督「嫌です………!」
五月雨「分かりました……………」
メキ………!
提督「づっ……!」
提督「くっ、うぅ……」
提督「さ、五月雨ちゃん……五月雨ちゃんはこんな事する人じゃないよ……!」
提督「五月雨ちゃんは優しい人だからさ!だ、だだ、だから、辞めようよ!ね!?」
五月雨「私がこんな事する人じゃない……?」
提督「そ、そうだよ!五月雨ちゃんは俺の初期艦だからさ!わ、分かるよ!」
五月雨「さっき私が初期艦である事を忘れた様な顔をした癖によくそんな事を言えますね?」
五月雨「提督が私に会ってくれなくなってもう5ヶ月………」
五月雨「人なんて見ない内に変わるものですよ」グググ
提督「痛っっ………!!」
本当だ この眼は
最初に見た時の五月雨ちゃんの眼じゃない
後悔で泣きたくなる 今にも涙が落ちそうだ
五月雨「…………………」ミシミシ
提督「痛い!痛い痛い痛い!」ポロポロ
提督「う、嘘だ五月雨ちゃんがこんな………!こんな………!」
提督「こんなの……俺の知ってる五月雨ちゃんじゃ………!」
五月雨「………………!」
五月雨「……………提督」
五月雨「提督は人の心を簡単に弄びますね」
提督「待
メギッッ ベキ バキバキ
提督「うああああああああああ!!!」
提督「づううううううう!!あ……が、ぎあ……ああああああ!!」
五月雨「…………まだ鍵を離しませんか………」
提督「ふー………!ふー………!」
そこまでだ
五月雨「…………!」
長門「提督から手を離せ五月雨」
五月雨「長門さん……貴女一人では私達には勝てませんよ?」
長門「ああ、確かにそうだ」
長門「…………私一人、だったらな」
ドサッ
時雨「くっ…………!」
白露「くっそー!何なんだよこのオッサン!」
春雨「たった……一人に……やられ……」
上官「全員縛っておいたぞ」
五月雨「な………!」
長門「降伏しろ五月雨、ここまでだ」
五月雨「嫌に決まってます………!」
上官「…………提督を見てみろ」
五月雨「…………!」
上官「憎しみに囚われて大事な事を見落とすな、今だったらまだやり直せる筈だ」
五月雨「…………分かりました」
五月雨「すみません………提督………」
提督「はぁっ……はぁっ……」ズキズキ
提督「はぁっ……だ、大丈夫………」
上官「長門、提督を明石の所へ、俺はこいつらと話がしたい」
長門「分かった」
ガシッ
長門「すまない提督、もう少し我慢してくれ………」
提督「はい…………」
長門「そいつらは頼んだぞ上官」
上官「ああ」
上官「さて……………」
上官「お前ら少しは提督の奴を楽にさせてやったらどうなんだ」
時雨「お前に……何が分かる……」
村雨「提督は私たちの全てなのよ……絶対に手放したくない………」
上官「………………」
夕立「……提督を独り占めしたいって思ってる……それにはお前が邪魔だからみ
んなお前を恨んでるっぽい」
上官「…………だろうな、俺を殺そうとしてる奴はかなり居るだろう」
上官「だが俺を殺すのは提督を狙ってる奴を始末してからでもいい筈だ」
涼風「みんな提督の事狙ってると思んだけど」
上官「違う、恋愛的なものじゃなくて提督の命を狙ってる奴だ」
上官「提督に爆弾を仕掛けた人物……俺は大体見当がついている」
五月雨「…………分かりました、私は協力します……」
時雨「分かったよ、僕も協力する」
上官「他の奴らもそれでいいか?」
白露「私は大丈夫!他のみんなも同じ思いだと思うよ!」
上官「よし大淀に頼んで全員集めろ、食堂なら全員入るだろう」
春雨「分かりました」
長門「明石!」
明石「長門さん!?一体どうし……提督!?」
長門「説明は後だ!提督の腕を治療してくれ!」
明石「分かりました!」
提督「うぅぅ……あ……かしさ……ん」
明石「提督………!」
明石「この薬を飲んで下さい、水は私が飲ませます!」
長門「よし、なら薬は私が飲まそう、口を開けてくれ提督」
提督「ぁ…………」ア-ン
長門「よし…………」スッ
提督「………………」パクッ
明石「提督、ゆっくり飲み込んで下さいね………」スッ
提督「ん………く………」ゴクゴク
提督「ぷはっ……………」
明石「大丈夫ですか?」
提督「うん………痛くなくなってきた」
長門「そうか……!はぁ……良かった………」
明石「…………………」
明石「提督、あの傷について聞きたいのですが………」
長門「あぁその傷は白露型の奴らと一悶着あって………」
明石「いえ、私が聞きたいのは提督のお腹に大きな穴が出来た時です」
提督「……………!!」ビクッ
長門「お、おい提督、大丈夫か?」
明石「やっぱり、あの傷は何かあったんですよね?」
長門「あの傷は完全に人を殺すものだった………」
長門「一体ど艦娘にやられた?」
提督「ち、違う……艦娘じゃない……」
明石「じゃあ一体誰に……?」
提督「言えない……言ったら殺されちゃう………」ガタガタ
明石「提督………」
大淀『この鎮守府にいる全員に次ぎます、大至急食堂に集まって下さい」
明石「…………何でしょう、緊急の招集なんて珍しい………」
長門「何かあったんだろう……」
長門「提督、歩けるか?駄目なようなら無理しなくていいぞ?」
提督「………だ、大丈夫……いけます……」プルプル
明石「…………提督」
明石「私達………どんな事が起きても、絶対に提督を守りますからね」
長門「…………!」
長門「あぁそうだ、お前の事を狙ってる奴が来たら返り討ちにしてやる!」
提督「明石さん………長門さん………」
提督「………っう……ぅぅう…」ジワッ
提督「ひっく……あああああ………」ポロポロ
明石「て、提督!?どうしました!?何所か痛いところでも………」
提督「うわぁああああ………」ギュウ…
明石「え………?」
長門「そうか………気が緩んでしまったんだな?」
明石「それは………私達の事を信用してくれているという事でしょうか?」
長門「あぁ……だろうな」
長門「好きなだけ泣いていい……全て受け止めてやる………」
提督「ひっく……っうぅ…ぐすっ……」ポロポロ
明石「招集は……どうしましょうか……」
長門「うむ……仕方ない、私が食堂に向かおう」
長門「明石の事は説明しておくから提督を頼む」
提督「ぐすっ……ま、待って……ひぐっ……」
提督「ひっく……俺……俺も行く……」
明石「…………分かりました、少しでも気分が悪くなったら言ってくださいね?」
提督「うん…………」
『 食堂 』
大淀「まだ誰か来てませんか?」
不知火「司令と長門さんが………」
翔鶴「明石さんも来ていませんね」
時雨「………何でその三人だけここに居ないんだい?」
雷「はっ……まさか今頃あの三人で何かしてるんじゃ……」ギリッ
瑞鳳「は……?何それ……そんなの絶対許せない………」
ガチャ
全員「!!」
長門「すまない皆、遅くなった」
提督「…………………」ドクンドクン…
明石「提督?大丈夫ですか?具合が悪くなったらすぐ言ってくださいね?」
提督「うん…………」ギュ…
上官「マズイな……この人数でこの状態はマズイ………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
金剛「ナガトー!アカシー!提督から手を離すデース!」ガタッ
瑞鶴「ずるい……私は提督さんと話すら出来てないのに……」ギリッ
雲龍「………提督が私以外と仲良く……凄く嫌……」
不知火「…………ふぅ、これぐらいで取り乱すなんて馬鹿らしいですね」
不知火 (ずるいずるいずるい不知火だって提督と一緒に居たいのに、なんで他の人ばかり不知火も提督と手を繋ぎたい抱きしめたい)
龍田「五月蝿い子ねぇ〜、貴方は黙って貰えるかしら?」
不知火「は?」ギロッ
龍田「……………ふふっ」ニタァ…
上官「おい……!お前らそのへ……」
北上「ううん……てかさ同じ二人組なら私と大井っちの方がしっくり来ない?」
大井「北上さんの言うとうりです!今こそ私達雷巡が提督の側に……」
上官「おい」
加賀「聞き捨てなりませんね、二人組なら私と赤城が一番だと相場が決まっています」
赤城「私達を選んでくれれば幸せな生活を約束しますよ?」
上官「今はそんな事決めてるんじゃなn
千代田「二人組なら私達にに決まってるでしょ!」
千代田「ね、千歳姉!」
千歳「ええ……そうね………」ツカツカ
提督「つぅっ………!」ビクッ
長門「待てっ!提督に何をするつもりだ!」
千歳「ただ少し話すだけですよ」
スッ
千歳「提督………約束、覚えてますよね?」ボソッ
提督「ぇ……………?」ビクビク
千歳「提督は良い子だから約束を破る子じゃないって信じてますよ……」
提督「っぁ………………!」ブルッ
明石「提督?大丈夫ですか!?」
提督「うん……だ、だい……じょ、うぶ」カチカチ
長門「くっ……千歳………!」
上官「お前ら本当にいいかげんs
鈴谷「ふっふっふ……なんか争ってるみたいだけど鈴谷達には敵わないなぁ………」
熊野「ええ……何故なら私達、提督と手を繋ぎ共に戦ったほどですから……」
鈴谷「提督は鈴谷のことも信じてるよね?」
提督「え…………う、うん」
翔鶴「待って下さい………手を繋いだ?長門さん達だけでなく貴方達も?」ミシッ
羽黒「あぁ……司令官さんが汚くなっちゃう………あんな女に染まる前助けなきゃ………」
鳳翔「…………ふふふふふふふふふ」イライライライライライライラ
上官「…………ハァ………」ジャコッ
上官「こんな事してる場合じゃないと言っているだろう!」ダララララララララララララ
強さランキング
1 鳳翔さん
2 姉提督
3 上官
その次に ヲ級 時雨 長門
最下位はショタ提督
期待
さぁ、提督の命と童貞を賭けた鎮守府脱出レース、いよいよ開幕です(笑)
ヤンデレこええww
更新待ってます!
コメントありがとうございます
更新頑張ります!
いいゾーこれ
待ってます!
コメント感謝です!
続きが気になりますね〜
提督はにげきれるか!?
更新待ってます!!
がんばってください
コメントありがとうございます!
これからの展開も楽しみしていてください!
重度のショタコンに陥った末路…
更新楽しみにしてます!
コメントありがとうございます!
励みになります!
更新待ってます!
頑張ってください!!!!
少しずつ展開がアレな方へ……
果たしてショタ提督はどうなることやら……
コメントありがとうございます!
wktk氏さん!応援頂いたことに感謝です!
最終的に提督は捕まるかな?
続き期待してる
ショタっぽくないショタ提督がまた可愛いです!続き期待してます
続き期待してます。
多くのコメントありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張ります!
今後のショタ提督の運命が気になります。
頑張って下さい。
はい!頑張ります!
ショタ提督、精神的に心配になってきました。
鳳翔さんが今のところ一番安全ですね。
頑張って下さい。
ショタ提督の精神は崩壊させるか迷っています……
鳳翔さんも後から狂い始めるかもしれません……
精神崩壊したら、ショタ提督の運命がどうなるのか気になります。
ショタ提督の体は潰されたり、折られたりして死ぬことはありますか?
死ぬかどうかはまだ決まっていません
死なない方が良いですかね?
死なないほうが、私は良いと思います。
好きな方でいいと思うぜい。
流れの中で意外と決まってくると思うし。
分かりました、それでは展開によって決めていきたいと思います
頑張って書いてください。
応援しています。
応援ありがとうございます!
これからも応援よろしくお願いします!
やはりヤンデレの時雨は最高だな!!
羽黒がすごく黒いです。
コメありがとうございます!
時雨のヤンデレ最高と言うのでこれから出番も増やしたいと思います!
ショタ提督の体が持ちますか?
死にかけたら明石が治すよ
少し安心しました。
ヒエエエエエエエエエ!!!! ヒエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!
頑張ってください!期待してます!
ヒエエエエエエエ!!! コメントありがとうございますヒエエエエエエエエエエエ!!
艦娘ども、あんま調子乗らんほうがええで〜?笑
ショタ提督に救済ルートはないのでしょうか
何故かは分からないが龍田んがかわいく見えた俺は末期だと思う…
救済ルート 作って下さい。
深海棲艦とかに助けられるルートとかぐらいしか思いつきません…
複数のルートとか作った方がいいですかね?
ハッピーエンドとバッドエンドを両方書くとか………
あと龍田さんは病んでても可愛い
万が一、深海棲艦などに助けられたら
ハッピーかバットどちらですか?
ハッピーエンドで
バットは監禁されたりすることですか?
監禁、と殺されてしまうの、両方とも書きたいと思います
続きが気になります。
身内を出して少し暴走を抑制したら如何でしょうか?
アイディア感謝です
姉がいますから出してみますか
頑張って下さい‼︎
ずほたん印したお♡
姉を出してショタ提督をなぐさめて下さい。
ハッピーエンドがいいですけど....
バッドエンドがいいという人が多かったら出来たら両方お願いしたいです。このままじゃあまりにもショタ提督がかわいそすぎる!
ショタ提督の俗っぽさが新鮮。
しかし、ショタ⇒ロリ:艦娘⇒イケメンって置き換えたら艦娘の屑っぷりが際立つw。
艦娘全員をハッピーエンドにするには、ショタ自身が深海提督化して、
全員レイプ屈服させる以外無いなw
それ、ダメだと思います。
コメ感謝です
その考え方はありませんでした
レイプ、逆レイプみたいなエロ要素って入れた方がいいんですかね?
入れてみて下さい。
提督が屈服させるってのはちょっと賛成できないかなあ
あくまで弱い提督が振り回されるのがいい
とりあえずハッピーエンドで終わらせてください。
了解です
かわいそすぎるので、なぐさめてあげて下さい。
出来ればバットも見てみたいです
バットも書きます
>59です。とりあえず筆者の好きな顛末を書いて、
余力があれば要望に応え、分岐SSで良いと思います。
まあここの艦娘はショタ提督の性格と欠点をある程度把握した上で
隷属化狙ってるから改心フラグがあまり期待出来ないのが難点ですかね…
あとお姉ちゃんは松竜提督♀として勝手に脳内変換してますw
この演習大丈夫ですか?
まあボコボコにやられて懲りるといい笑
皆調子に乗りすぎだから一回姉ちゃん艦隊にボコられたほうがいいな
そうですね
そうですね
本当にボコボコにされてたww
まあでもこれで少しはマシな鎮守府になってくれれば.......
そうなることを切に願います。
まさか姉もヤンデレですか?
過保護ぎみの危害は加えないタイプのちょい病みぐらいですかね
続きを楽しみに待ってます!
うまく納得してくれますか? 時雨や龍田などに?
こりゃ、鎮守府が荒れる予感……
無事に退任できるのか……?
よしよし。いい展開だね!
ヤンデレ艦娘共の驚く顔が見てみたいものだ
大本営が火の海に…
いい展開になってきましたねーこれからも楽しみです!
大本営に死人が出ると思います。
キャラが多くなりすぎたので、出来ればこの艦娘を出して欲しいというコメントを入れてくれると助かります
それでは雲龍で
分かりました、 既存キャラでも出てないキャラでもOKです
けど増やしすぎると自分が訳分かんなくなってしまうので5〜8人ぐらいまででお願いします
鶴姉妹お願いします
春雨と由来がヤンデレ化したのを見て見たいです。
>90です。すみません、漢字まちかました
由良です。
>91です。すみません、またミスりました。
投稿頑張ってくださいm(_ _)m
もしよろしければ長もんをお願いします!!
大淀と雲龍、敬遠の中ですか?
お姉ちゃーん、出番ですよー
今度は姉妹で大喧嘩ですか?
姉妹修羅場と3P、どっちがいいですかね?
↑すいませんログインし忘れてました
うーん。
はっきり言ってやればいいのに。割と再起不能になるやついそうだけどww
後者で
更新お疲れ様です、読まさせていただきましたー、(06.17)
とても読みやすくキャラクターの個性はっきりしていて感情移入ができ…ごふん
個人的に高雄愛宕ルートつくってほしいです、無理な注文は分かっているのですが…
今後更新、楽しみにしていますが無理なくお願いします。
追記:誤字脱字とかっこの閉じミスを記憶にあるだけで3件みつけました、余計なお世話ですがより良い作品づくりための協力させてください
いいねえこのss
コメントありがとうございます
高雄愛宕ルート了解です
文章も近い内に修正したいと思います
badエンドも作ってほしいです。
無理な注文でしたら、無視をお願いします。
鶴姉妹ルート別に作って欲しいです、
無理な注文なら気にしなくて、良いです
話は面白いのでかんばってください!
分かりました
ちなみに
ルートってそのキャラを出す事ですか?
それともそのキャラのendですか?
キャラのendで良いと思います。
OKです
春雨、媚薬盛りましたか?
>90です。由良のヤンデレアイデアが思い浮かばなかったら、鈴谷でお願いします。
期待です
コメ感謝です
これからもよろしくお願いします
更新お疲れ様ですー
拘束された後の逆レ欲しいです(
春雨可愛い
それ、見てみたいです。
鈴谷に逆レされちゃいますか?
鈴谷、春雨、どっちがいいですか?
鈴谷
了解です
ですが、ifルートとして書きますがよろしいですか?
良いと思います。
できれば春雨も書いてください。
青葉が鈴谷のデートを知ったらどうなるか気になります。
良いと思います
鈴谷との行為を見た青葉、書いてみます
えーww
青葉さん・・・
ショタ提督が約一週間このヤンデレ鎮守府から逃げられるか、捕まって監禁または逆レされるのか気になります。
足でして欲しいです(
ストレスによる体調不良を起こしながらも艦娘のことを気遣う大天使提督様が見たい(無茶振り)
提督をクビになれたのも束の間、艦娘らの要望により艦娘メンタルケア係になる提督が見たい(更なる無茶振り)
ssにせよイラストにせよ艦娘はショタ提督と長期で付き合うとショタ提督を食う事しか考えないのか
羽黒のキャラend見てみたいです。
コメ感謝です
残ってるリクエストは長もんですね
春雨のエロ展開が思い付きません、すみませんでした
残ってるendは
鶴姉妹、高雄愛宕、羽黒の3つですよね?
キャラエンドならそうだと思いますが
良いと思います。
キャラの余裕があったらヤンデレ不知火書いてください。
書きます書きます、是非書かせてください
できればどうにかして青葉と共存出来るルートが見てみたいです。
余裕ができたらでいいのでお願いします。自分青葉好きなので。
そのまま連れ帰れよww
死んじゃうんじゃないか?笑
>132です 。ありがとうございます。
ヤンデレ鈴谷にヤンデレ化した熊野を入れてみたらどうですか?
提督……時雨ちゃんに殺される……?
>136です。生きてると思う。
頑張って下さい。
ネタが思いつかなかったら、過去の艦これヤンデレ作品を参考にしたら如何でしょうか?
ヤンデレ雷を追加したら如何でしょうか。
無理なら無視してください。
ここの時雨は恐ろしい
うちの時雨ちゃん(150)は重婚しても許してくれるいい娘だよ
コメントありがとうございます
これで不知火 青葉共存ルート 熊野 雷 追加ですね
>142さんはその内刺される………絶対刺される………
熊野は鈴谷と一緒に出してください。
時雨ちゃん改心フラグたたないか期待。
けどこの提督はそこまで優しくない普通の男の子だからなw
雲龍ルート見たいなー(チラッチラッ
白露や村雨も見たいな・・・
白露型の五人のキャラend、見てみたいです。
鎮守府脱出成功ルートとか見てみたいです
とりあえず時雨に姉さんの鉄拳よろです。長門さんも暴れちゃってください笑
お姉さんが時雨を少し成敗してください。
ヲ級
要望多すぎぃ!
作者さんのキャパシティ壊れちゃ~う
あぁ、愛宕さんにおしり叩かれる生活してみたい
高雄さんにも期待
リクエスト多すぎてこれもうわかんねぇな
じゃけん残ってるリクエスト消化しましょうね〜
高雄愛宕ルート 鶴姉妹ルート 大天使提督ルート 羽黒ルート 病みぬいぬい 青葉共存ルート 熊野 雷 時雨改心 雲龍ルート 白露型ルート 脱走成功ルート
ここの長門も怖いな
うちのながもん(150)は姉妹丼を許してくれるいい子だよ
今上げてるリクエストだけで良いと思います。
頑張って下さい。
ちとちよ見たいけど他の要望多いな…
きついようなら無視してください
↑ちとちよend
>132です。ちとちよend、私も興味があります。 余裕があったら書いてください。
リクエストは最後までやり通すから見とけよ見とけよ〜
>132です。頑張って下さい。応援してます。
だからとりあえず著者の好きなエンド書いてそのあと余力があればでいいと思う。
あなたが作った二次創作なんだから。
提督が生き残るにはヲ級と姉ちゃんが如何にフォローするかが鍵。
やっぱ此処の艦娘クズ過ぎだわw
時雨に血を吸い尽くされて死んじゃいます。
時雨怖い。
このままだと殺されちゃう気がします。
リクエスト多いみたいですけど気にせずにゆっくりやってもいいと思います。僕はいつまでも待ちますからねw
提督拷問受けまくってるからそのうち覚醒してつよくなりそう
身体がどこまでもつかの、チキンレース!
この胃腸の弱さぶり・・・山根かな?
さすがにヲ級や姉ちんが闇堕ちしたらホラーになって収集付かなくなりそうw
もしこの先他の艦娘達登場させるなら
ギリギリ常識人レベルに抑えてた方が良いかと…。
じゃないと終われないし終わらないw
あぁ、愛宕と高雄のご褒美ダブルパイズリいいわー(妄想
ストレス発散させてあげましょう?
脱出成功するといいな
深海姫に逆レされて一生深海棲艦の性奴隷にされるハッピーエンド分岐がみたいっす
上司良い奴だな。唐突で言葉足らずな決断で糞上司かと思ったが…w
おもしろい
司令官の為に皆を……からの全滅エンド……ボソ
コメありがとうございます
返信等遅れました
174 177からのリクエストも追加したいと思います
さすがに切り落とすのはかわいそうだと思います。
提督恐怖のあまりもらしてしまったか
ゆっくり書いてもいいんやで
どこの世界でも夕張さんは夕張さんかww
もう、逃げられないじゃん。
大和型との絡みが見たいです
要望応えるのも良いけど風呂敷畳むのも忘れずにね…>著者
そうですね
それじゃあリクエスト一回中止にします
素晴らしいヤンデレw
スマホに細工されたとなると、逃げるのが難しくなってしまったな
楽しみ
バレちゃった
最近艦これヤンデレSS少ないからめっちゃ楽しみにしてる
逃げだしてから連れ戻される方が面白そうだと私は思う。
これ結構長い罰ですね〜〜
上官さん早く救援を!
姉ちゃんと連携図れよ…>上官
まあ姉ちゃんが最終的にヤンデレ化したらまずいけどさw
味方が上官だけってのもきついなww
兄とかはいないのかな?笑
みんなに知られた!!どうする!?
パーフェクトアウトですね〜〜
次はどうなることヤラ
ここでナガモン推参ww
ヤンでばかりでそろそろデレが見たい感
楽しみ
いいスレに出会えた
更新がとても楽しみです!
やばいねww
全員解体処分で済むといいけど
お願いですエラー娘さん!
提督を救ってください!
もうダメだ、おしまいだぁ...
相当病んでますね〜
こいつはヤバい!
艦娘がターミネーターに・・・
初めて兵士と憲兵を応援したくなった
そろそろデレがあっても言い様なきがする
姉が可哀想ですね、仲直りです、出来ればして欲しいです。
すいません、間違えました。
楽しみ
姉に同情してしまった、、、
提督もうちょっと言葉えらぼうや、、、
部下の「ガキ」「この女」の表現からして上官も何か隠してる感じだね。
姉ちゃんは正直悪堕ちして欲しくないな…
憲兵さん撃たれた・・・え?なんで?
主人公覚醒来ないかな
まさかの誘拐
楽しみ
期待
デレの予感
ヤンデレこえぇぇぇぇ
くまのん出して欲しいのせ
もうこの親父、暗殺されるか殺されて下さい。
くまのん ヤンデレ見たいです。
この糞親父め!
上官じゃなくて親父かよwそういや殉職した理由が曖昧だったね。
ただ親父が死んでも艦娘はそのままなのかな?
親父は死すべし、慈悲はない
マジで提督には報われてほしい
このままだったら最悪の未来で、
提督も下手たら殺されるか、良くて手足潰されて閉じ込めらると思う。
>224です。これは私の思い込みですが
仮に親父が死んだらその呪縛から逃れることが出来て、艦娘から逃げて自由になれると思います。
そんなアイディア思いつくとはやりますねぇ!
コメントとか返信出来なくて申し訳ないです
とりあえずリクエストは話の本筋終わってから消化します
親父が思ったよりクズって言われてて草
上官さん…!
>229です、梅酒さん頑張って下さい。
自分のアイデア、役に立ちましたか?
ヲ級ちゃんキターーε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
マジで提督救われてくれ、それとクソ父は死ぬべし、慈悲はなし
アイディアありがとナス!
楽しみ
謝りに行ったら、艦娘に碌な事されますよ。
最低な父親だな。
ラスBOSS来ちゃった。
提督はヲ級ちゃんと逃げ切れるのか…
鳳翔さんはまともだったはず...鳳翔さんも一緒に逃げるのか?
楽しみ
鳳翔さんどうして提督の居場所が分かったんだろう( ・_・)
愛さ
だと良いのですが••••••••••
ショタの日和見激しいなぁ
期待
上官、矢を避けたのではなく受け止めたのかよw
日和見はしゃーない。年頃の子供は感受性激しいから。
むしろ他作品のショタ提督は妙に人間離れ浮世離れしてるからそう感じるだけ。
下手すればヲ級ちゃんが死ぬな。親父さんの話をすれば共闘出来るかもしれないが…。
楽しみ
ぬいぬいってどんくらい強いすか?
しかし、思い出は余計な物まである。
上の方・・・何があった・・・
とっととヲ級とトンズラしろ
ヲ級に加勢が来るか・・・
楽しみ
もうやめて‼提督の(精神的)ライフはとっくにゼロよ‼
悪いことは言わん、さっさとヲ級と逃げろ
今までひどい目にあったことを全部鳳翔に言っちゃいなよ
コメントありがとナス!
ぬいぬいの強さは戦艦10隻ぐらい余裕で沈ませるぐらいです
楽しみ
ひえぇぇ......
ハッピーエンドルートは書く予定ですか?
もしかしてもう終わりですか?(絶望)
救いはないんですか!
ハッピーエンドルート投稿頼みます。
救って下さい。
happy endはよ
親父さんの存在がすっかり霞んでいるな
ifルート(正規ルートはhappyendとは言っていない)
救いはないんですか!?
楽しみ
Happyendに期待!
誰かあのショタ提督を救ってあげて下さい
割とマジ本気で。
ショタ提督、寿命縮みますね。
今後この展開がhappyendにつながっていくと
いいですね。
提督に爆弾仕掛けた提督パパは見つかったらヤバいDETEね。
メンヘラとヤンデレを勘違いして書いてそう。
↑ああ、読んでて感じた違和感はそれか。
これヤンデレって呼ぶにはいささか疑問なんだな、今更だけど
暴力要素入れすぎたんだよなぁ……
キャラも出しすぎたし………
これ書き終わったら1〜3人ぐらいに集中したヤンデレss書きてぇなぁ……
最初からヤンデレじゃなくて病んでく課程の方が良いってハッキリ分かんだね
あァァァんまりだァァアァ
楽しみ
提督に救いを...
基本的にヤンデレは自傷行為が基本で殺傷行為は最終手段だからね>メンヘラ
やっぱハッピーエンドで終わらせてほしい、可哀想だ…
面白いけど提督のショタ要素少ない気がします後落ち着いたら曙お願いします。
応援してます、提督かんば!(`・ω・´)
いっそ提督が自殺しようとしたら、他の艦むすはどういう反応するのか気になるところ
私も気になります。(*´▽`*)
ちとちよとかに比べたら熊野がマシに思えてきた
同じく
そういえば、姉はどうなったんだろう。
すっかり忘れてた。
楽しみ
鎖につながっていない二匹の狂犬は今後どんな活躍をするのか・・・
他の白露型も忘れないであげてね
艦娘達にヘイトが溜まってるのは俺だけでいい…(笑)
毎日楽しみにしてます。
これからも頑張って下さい
どいつもこいつも性根が腐ってやがる!
エラー娘でもなんでもいい提督を救ってくれ
楽しみ
ショタ提督に救いはないのですか...?
ヤンデレはもう終わりなの?(´・ω・`)
上官さんかっけえ
お、そろそろ糞親父を始末する頃合いか
白露型にもまだ一欠片の良心が残っていた!
コメントありがとうございます
艦娘個別ルートは正規ルートが終わってから書こうと思います
高雄愛宕ルート 鶴姉妹ルート
大天使提督ルート 羽黒ルート
青葉共存ルート 時雨改心ルート
雲龍ルート 白露型ルート
脱走成功ルート
司令官の為に皆を……からの全滅エンド
ちとちよエンド
他なんかありましたっけ?
上官さん最強説浮上
楽しみ
更新が楽しみです。
待っています。
そして、糞親父討伐作戦が今、幕を開ける。
親父はどうなってしまうのだろう?
↑やっぱり死ぬんじゃね?( ̄∇ ̄)
よっしゃ更新来た
夏休みが終わりそうです
宿題が三分の一も終わってないです
\(^o^)/
↑俺も宿題半分しかやってねえよw
ところで糞親父にはどんな制裁をするつもりだ?
ワタクシも気になりますわ!
教えて下さいまし、梅酒様!!
とりあえず親父がどうなるかでbadendかhappyendか決まります
大和と曙も出してないし、決着はまだ時間がかかりそうです
今日はじめて読みましたが久しぶりに面白いSSでした
今後の展開に期待してます
楽しみ
やはりヤンデレは、いい。私にはそれが必要だ。世にヤンデレのあらんことを。
↑それなガクブル
「三分だけまってやる(更新を)」(某大佐風)
バルスッ!!
このヤンデレSS…更新楽しみ過ぎる……
救いはないのかwww
俺、このssがhappyendで終われたら、恋人(二次)に告白して親孝行するんだ…
全員一回ボコボコにして鎮圧したら如何でしょうか?
楽しみ
時雨のブラ鎮時代の話を書こう(提案)
なるほどこれがほんとのマシンガントークってやつか
もし上官もヤンデレ化♂したらやばい事になるなwww
とうとう夏休みが終わりましたね。
皆様は如何お過ごしでしょうか?
僕は、泣きそうです。(´-ω-`)
無茶ぶり1個拾ってくれてたのを見逃してたのにやっと気付いて大歓喜
提督絶望自殺endキボンヌ
とか考える俺は病んでしまっているのだろうか
楽しみ
続き楽しみ〜
この提督は何歳という設定ですか?
……………(死んだ魚の目)
…救いはないのかい?
ヤンデレっていうにはなんか暴力的なんだよなぁ...
皆自分勝手っていうか提督ばっかり傷つけるし
艦娘同士で勝手に殺しあえばいいのに
提督はヲ級と沈んだ方がいい
ssの文字数が多くなったので新しいssに続きを書きます
提督の年齢は9、10歳ほど
ヤンデレが暴力的なのは改善したいと思います
マジで提督は救われてくれ、バッドエンドは勘弁だな、ハッピーエンドならいいが
期待してます!
あかん時雨嫌いになりそう
ヤンデレじゃなくてメンヘラやんけ
はまった
提督の生死(精子)を賭けたssですね。((((;゚Д゚)))))))
ファンタスティックでーす‼️‼️
中々インパクトがありますね
最後には いやな事件だったねとなるんでしょうか
わいなら普通に提督の逃亡を手助けして最終的に提督と逃亡生活&ゴールインを狙うけどな
逃亡生活中に頼れるのは自分しかいない訳だし
中々、インパクトあるssです。
のめりこんでいきますわコレ笑
提督がナヨナヨしすぎてイライラする。クラスに一人はいるコミュ障みたいなやつ