2022-09-10 20:13:48 更新

概要

舞台は2006年の日本
裏で暗躍する十王を名乗る組織とヒロインの夏向を守る為に主人公海人の戦いを描いた作品!果たして
海人は夏向を救えるのか?


前書き

この作品はオリジナル小説です日本語のおかしい部分もあるかも知れませんがそこら辺はよろしくお願いします
m(_ _)m


これは俺が愛する人を守る為に行った一種の決断である·····ここから先どんな事が起こったとしてもアイツを恨まないでくれそれが俺からの願いです·····どうしてこうなってしまったのか?俺はあの時·····あの場所での出来事を思い出していた·····そしてもう一度こう言った·····

明日へ戻ろう! もう一度!



··········時は遡り2006年

色々な事が進化した時代·····アニメ●スマホ●自動車

と言った物達がしかし·····その裏では数多くの陰謀が

蠢いていた·····そして謎の組織十王によって殺人や人体実験が数多く行われていた·····そして十王を止めようと警察や自衛隊が裏で動いていたが彼らが持っている能力によってこと如くやられてしまう·····これに頭を抱えた政府は

秘密裏に十王達と同じく何かしら能力を持っている能力者

を集めて彼らに十王と戦う任務を課せた·····


第1話 俺が能力者?どういう原理?不思議な能力


いつもの様に目覚まし時計の音がなる·····最近親に買って貰った最新のガラケーを開いて時間を確認する·····

7時半··········!ヤバい遅れる·····俺は急いで

制服に着替える、いつもなら7時ぐらいに妹が起こして

くれるはずなのだが·····そう思いながら制服に着替え終わ

って·····俺は気づいた·····そっかここ寮だった

俺はここの学校を通うにあたって家からそれなりに距離があったのと·····俺の寝坊癖から近くの寮から通う事になった·····そして昨日ようやく寮に自分の荷物が届き本格的に暮らす事になり·····今に至るわけだ

今日はもう朝飯は食ってる暇は無さそうだな·····

家の学校は8時10分に完全登校しなければならなかった

そして今針は7時40分を刺している·····寮からは余裕で学校には間に合うのだがさすがに優雅に朝飯を食べる時間は俺には残されていない·····少しハングリーな気持ちを

しながら俺は学校に向かった


クラスの教室


熊谷 おはよう! アシカ!


その瞬間クラス全員の空気が固まった·····おいクラスの前でその名前で呼ぶのは辞めろって言ったんだけどな〜

そして俺はアシカじゃない·····俺は足利海人って言う名前があるだから·····下の名前とかで呼んで欲しいんだが·····


海人 おいその名前で呼ぶの辞めろよ·····ほらあっちの

人達なんか笑い堪えてるのに必死だし


熊谷 ごめん!悪気は無いの·····ついいつもの癖で


そう謝ってるコイツは俺の幼なじみの熊谷夏向(くまがいかなた)·····

家が近かった事もあり今でも仲良くしている少女だ·····

性格は純粋でどこか子供っぽい奴なのだが·····昔から

俺の事をアシカと呼んでくるおそらく自分の名前が

足利海人で名字と名前でアシカと読めるからだろう


海人 学校でその名前で呼ばれたら俺の学校生活

地獄になるから辞めてくれよ·····っては言っても

もう言っちゃったからには·····覚悟できてるよな?

春のくまちゃん!


熊谷 ···あぁー海人が言っちゃダメな事言った〜

その名前で呼ぶのは辞めてぇー


春のくまちゃんと言うのは夏向が幼稚園の頃一人称として使っていた言葉である·····なんやかんやで小学6年生まで使っていたが·····流石に恥ずかしい事に気づいて

中学生では(私)を一人称で使い始めていた·····何故今それを引っ張り出てきたかと言うと·····単なるアシカへの

腹いせ以外の何者でもないんだが·····流石に可愛いそうか


海人 ごめん·····ちょっとからかって見たくなって·····


熊谷 うぅ〜私の黒歴史なのに·····


とまぁそんな感じで今日も学校生活が始まるのである〜


昼休み


この頃にはすっかり機嫌を治した夏向が弁当を俺に持ってきてくれた


夏向 ほら!お弁当だよ〜今回はね海人が大好きな物を

いっぱい入れてきたよ


足利 おぉ〜毎日毎日ありがとうな夏向!だけど本当に

いいのか俺の弁当毎日作って貰って?


夏向 いいよ!いいよ!だってお料理するのは楽しいもん!

それに1人前作るよりも2人前作った方が自分の料理

他の人達に評論して貰えるでしょ?


そう言えば夏向の夢は自分の料理を皆に食べてもらう

のが夢だったな·····その夢の第1歩って考えれば俺も

ちゃんと味わって食べなければ夏向にも失礼と言う

物だろう


夏向 それじゃあ〜冷めない内に食べようよ


海人 おっ!そうだな〜いただきます


俺とアイツには不思議なルールがあるその1つが

弁当を作ってくる代わりに一緒に食べる事と言う物だ

こちら側にしてみればアイツと一緒に飯を食べるだけで

昼飯を作って貰えるのだから文句は無いのだがそれだったら俺ではなく他の友達にやればいいのに?と思うのだが

当の本人は(海人だからいいの)と言う一点張りであり

話を聞こうとしない。そこは多分幼なじみだからって言う部分もあるのだろう〜


夏向 どうしたの?ボッーとして·····もしかして弁当

美味しくなかった?


海人 いや料理は美味しいぞ!最初に食べた時よりも

さらに美味しくなってるしな·····ただ考え事を

していただけだ·····そう!最近ここら辺で起きてる

謎の失踪について·····


上手く誤魔化せたか?


夏向 あぁー怖い話だよね急に神隠しに遭ったみたいに

消えちゃうんだからね?


海人 そっ···そうだなさらに神隠しに遭う人物は

規則性がなく80歳近くの高齢者から

生後1ヶ月の胎児って言う風に

バラバラじゃなかったけ?


夏向 うん もぐ( ˙༥˙ )もぐ そしてどれも人が

目を離した一瞬の隙に居なくなってるらしいよ


海人 本当に聞けば聞くほど奇妙な話だよな·····

ここだけの話この学校でも失踪者が出たらしい


すると夏向が驚いた顔して弁当を食べるのを一旦停めた


夏向 それって本当?


海人 あぁー隣の教室の木口って言う奴が失踪したらしい


夏向 木口君かぁ·····あっ確かに今日見てないかも


海人 だろう·····先生達も今その事で会議開いてるって

言う噂が流れててな


夏向 だから先生達今日は顔色が少し悪かったのかな?


海人 そうかもな


そして次の瞬間教室のスピーカーから緊急連絡が入った

声の主は好調で所々震えながらこう言った


この学校に居る全ての生徒●教職員に告げます·····

生徒と教職員の皆さんは今すぐ下校して下さい!

そして必ず下校する時は2人以上で行動して下さい

また帰った後も必ず2人以上で行動して下さい

絶対に1人にはならないで下さい繰り返します·····


夏向 えっーまだ昼飯食べてるのに!せめて

しゅうまいだけは食べさせて!


と夏向は呑気な事を言っていた。こーゆう時でも

落ち着いているのは流石夏向だと思う·····


海人 それにしても困ったな·····俺1人寮だから親も居ない

しだからと言って家に帰るのもな遠いしな·····


夏向 なら私が一緒に居たあげようか?


海人 いいのか?


夏向 別にいいよ家も今両親どっちも家空けてるし1人

寂しく両親待つよりだったらアシカの寮に居た方が

楽しいだろうし安全だろうしね·····


海人 そうか·····なら一緒に居るか夏向の両親が

帰ってくるまで·····後最後に言うがここで

アシカって言うな


そして帰り道またさっき昼の時に話していた事をふと思い出していた·····神隠しか·····俺達の身にも起こるのかもしれない·····何故か他人事ではない気がするのは?

頭に次々と浮かんで来る考えはどれも本当に起こる

様な気がする·····


夏向 おーいアシカちゃん〜きこえますか貴方の寮に

着きましたよ〜


足利 あぁースマンまたボッーとしてた最近考え事が

多くてな·····なぁ夏向お前は俺の前から

消えないよな


夏向 何言ってんの?消える訳ないじゃんどうしたの?


足利 なんでもない·····


夏向 まぁーいいや·····それじゃあお邪魔します


と言うと夏向はいつ取ったのか分からないがいつの間にか宿主の俺を置いて先に寮に入っていった


足利 あっお前!そこの箱の山は開けるなよ!


夏向 えっーそう言われるとなんか気になるね·····

もしかしてクラスの男の子達が言うエッチな本?


足利 そんなもんは入ってねぇし買ったこともないわ


と俺の迫真のツッコミも虚しく夏向は箱を開けた·····

その瞬間親が無理やり詰め込んでいたであろう

予備の布団が一気に飛び出てきたそしてそれに夏向が

飲み込まれた


足利 大丈夫か?


夏向 お布団さんに眠らされる所だった·····


足利 誰が上手いこと言えと?


夏向 うぅ〜外れか?

もしかしてこの箱に··っ痛て!


ここで俺のチョップがアイツの頭に炸裂した


足利 またお前!箱開けて痛い目見るぞ·····


夏向 だってクラスの男の子がエロ本は大量にあるって

言ってたし·····


足利 俺はエロ本買ってねぇよそれと合ったとしても

わざわざ箱に入れたままにしねぇよ


夏向 そうなんだ·····ならこの箱には何が入ってるの

かな?


足利 うん·····待て!その箱は俺も見た事ないんだが


夏向 そりゃぁー·····うん?何これ契約書?


足利 何か大事な親の書類かもしれんから貸してくれ!


そして夏向から箱に入っていた契約書を見てみる

するとそこには(貴方は私を使いこなせるか?)と

書かれていた


足利 何だこれ?いかにも中二病の奴が好きそうな文章は?

貴方は私を使いこなせるかって·····でも

うちの家族がこんなもん頼む筈もないし·····ましてや

俺も頼んだ覚えないし わざわざパソコンを

使ってまでこんなもんは頼まねぇしな·····って

何してんの?


夏向 何ってこれにアシカの名前書いてるんだよ?


足利 えっ·····ちょっと待ってなんで俺の名前

書いてんの?


夏向 だって?もしかしたら中二病?っぽく書いてる

だけで何かいい事の申し込みかもしれないよ!


コイツ天然なのかバカなのか長年一緒に居る俺でも

分からなくなる·····後いい事ってなんだよ?この

文章だと何か実験台にされそうなんですけど·····後夏向

最初自分で契約書って言ってたのにサラッと申し込み書

に変えるな!


足利 まあーいいやどうせ子供のイタズラ的な奴だろう


夏向 ねぇーこれ?どこみても提出場所書いて

ないんだけど?どこに送ればいいかな?


足利 知らないよ·····適当にテーブルに上げて置いてくれ

(後でゴミ箱に捨てとくから)


夏向 分かった!抽選したら教えてね!


足利 了解!(適当)


それから1時間後ー


夏向 ねぇー今日!夜飯も·····その私作ろうか?


と急に言ってきた、今日もコンビニ弁当で済まそうとしていた俺にとってはありがたい事この上ないのだが?·····やっぱりなんで俺なんかに対して皆により

少し優しいのか?


足利 もしかして·····俺の事が·····


嫌々 自惚れてはいけないな·····俺の事をただ友達として

心配してくれているだけかも知れないな·····

そして俺はこう答えた


足利 あぁー頼む今日もコンビニ弁当で済ませる

つもりだったからありがたい


夏向 それならお買い物行かなきゃ!海人も付いてきて?


足利 分かったお前1人じゃ危なかっしいからな!


と俺は本音70%ぐらいのトーンで言った


夏向 もう!どこが危なかっしいの?私だってもう

高校2年生だよーもう子供じゃないよ


足利 そうだったな·····スマン スマン


と軽い感じで聞き流しながら俺達は外に出ていった


海人の部屋


契約書 ·····契約が完了しました

契約書名アシカ様 これより貴方の精神と摩多羅神

がシンクロ開始します!·····10分後にシンクロが

完了します


商店街


海人 やっぱり商店街独特な空気っていいよな?


夏向 海人は昔からこの商店街好きだもんね!


海人 最近は年々減ってきてるらしいが·····やっぱり

スーパーとは違った良さが有るよな〜

俺はこの商店街も好きだがどちらかと言うと

日本に存在するありとあらゆる商店街が

好きなんだよ


夏向 本当に変わっているよね?アシカって

商店街自体が好きなんて·····もうそこまで行ったら

商店街のオーナーにでもなったら?


海人 それもいいかもな?


夏向 それ本当に言ってる?


海人 結構ガチだが·····


真面目に行ったら将来の夢 商店街って高2で

言えるぐらいガチだが?


夏向 ぷッ‪‪‪‪w何それ冗談で言ったんだけどな〜

でも海人がなりたいなら私応援するよ!


海人 なんだろうありがとう?


と常人には理解出来ないであろう高度な?会話を繰り広げている俺達だったが突如としてそれは途切れる事になる

その理由は商店街にある電気屋にあるテレビのあるニュースが原因である·····



テレビ 緊急ニュースです!

また謎の神隠し事件が発生したようです場所は

神ノ原市の神ノ原公園です·····この事件にあった

のは○○高校の学生です 警察は神隠しの犯人を地

域住民と一緒に追っているそうです。·····


夏向 この学校って私達の·····


海人 そうだな·····しかも神隠しに合った場所って

ここから2キロぐらいしか離れてねぇーじゃねぇか


夏向 確認しに行こう·····早く


海人 お前何言ってんだ?神隠しの犯人はすぐ近くにいるかもしれないんだぞ?最悪俺とお前も神隠しに遭うかも

しれないんだぞ·····ここは帰った方が


しかし夏向はこう返してきた


夏向 もしかしたら神隠しをしている人も何か理由が会って

やってるのかもしれないよ·····例えば誰かに脅され

てとか·····だから直接会って話してみてから·····


海人 しょうがねぇ行くぞ〜どうせ夏向は1度決めたら俺が

何を言っても絶対に止まらないだろう!

それに1人で行って失踪されても困るしな!

後昼飯も作って貰えなくなるしな


夏向 うん コク·····ありがとう


海人 ただし危なくなったら逃げるからな!


まぁ逃げ切れたらの話だが·····

そして俺と夏向は事件の公園に向かった


神ノ原公園


そこには沢山の人がおりその中には俺達と同じで怖い物見たさで来てる人も数人居た·····そしてもちろん警察官が

テープを貼って事件現場を封鎖していた·····

しかしそこには妙な男が座っていた事件現場のベンチに

ニヤニヤしながら·····しかし警察官はそんな男を無視して

調査をしていた·····これはおかしいと思ったのか夏向も

俺と同じ様に顔を合わせた·····しかし他の人達は

(怪しい人物なんていないじゃん) (来て損した)と言う

反応で1番怪しい男が居るのに皆まるで見えていない様に

スルーしている·····


足利 なんであんな所に座ってるのに皆怪しまないんだ?

見るからに怪しいだろう


夏向 そうだよね·····もしかしてあの人が神隠しの人?


足利 そうっぽいな·····どうする?


夏向 話しかける?·····ちょっとあの人?なんか私達に

向かって来てない?


そこには凄い形相をしながらこちらに向かって来ている

男の姿が·····俺は直感的に理解したこれはやばいと·····

そして俺は夏向の手を握って急いで逃げた


夏向 あの人 凄い形相で追ってくるよ?私何かしたかな?


そこにはとても人では思えないスピードで俺達に迫ってくる男の姿が····· 確かに俺を狙っていると言うよりも夏向を狙っている様な感じである·····


足利 あの男の狙いはお前だ!だからお前は自分の家に

隠れてろ·····


夏向 海人はどうすんの?


足利 俺はアイツと戦って見る·····最悪死ぬかもしれんが

だけどお前が狙われている以上2人で逃げても


夏向 嫌だよ·····海人が神隠しにあってもう会えなく

なったら私誰と弁当食えばいいの?

海人が居なくなったら私·····誰を好きになったら

いいの?1人は嫌だよ·····

それなら私も海人と一緒に闘う


夏向は涙を流しながら言った·····

俺は最低な事を言っちゃたなー 夏向が大切で生きて

欲しいから少しでも生存率を上げれる方を選んでしまった

だが夏向がこう言う事は分かっていた筈である

夏向が人を犠牲にしてまで生きようとは思わない

ましてや自分のせいで死なせてしまったとなれば彼女は

簡単に心が壊れてしまうだろう·····なのに俺は夏向に

生き地獄を味わせようとしてしまった·····最低だ俺は


足利 ごめんな·····少しでも夏向が生きれる様にって

お前の気持ちを聞かず勝手に逃げろなんて言って!


夏向 いいよ!私を思っての事なんでしょ·····だけど

海人!私の前で二度と死ぬなんて言わないでね

約束だよ!


足利 あぁー


謎の男 話は終わったか?


そこには俺を追いかけてきた男が静かに立っていた

俺達の話を待ってくれるとは随分律儀な人だな?


足利 あぁー待ってくれてどうも·····でお前が

神隠し事件の犯人か?


謎の男 やはり見えてるか·····まぁいい最初はそこの女を

連れてくるだけだったが·····ついでにお前の事も

連れて行こう


足利 夏向には指一本触れさせねぇー


そして俺は謎の男に向かってフルパワーで腹パンを決めた

しかし効くどころか男の体から透けて大きく隙を晒すことになってしまった男はそこに膝を俺の腹に決めてきた

それを食らった俺はその一撃で倒れてしまう


謎の男 威勢は良かったが所詮ただの人間か?


足利 ウッ意識が·····夏向を·····守らなくちゃ


その瞬間俺の景色が一転し真っ黒な空間になった


??? お前は私を使いこなせるか?アシカよ!


謎の声が脳にそう語り掛ける


足利 お前を使い·····こなせたら·····夏向を守れるのか?


俺は声を絞りながらそう答えた


??? あぁーあの女も救えるしあの男と闘う力も得られる


足利 なら使いこなしてやる·····アイツを守れるなら


??? ならば覚悟を決めろ!私と一体化する覚悟をな!


足利 何度も言わせんな!俺はアイツを守る!お前が誰だ

か知らないがそう言ったからには本当に

守れるんだろうな?


??? お主も何度も言わせるでない·····私の力を使う事ができるのならばあの女を守る事ぐらい造作でもない


足利 それじゃあーこれから頼むぜ相棒


??? 気が早いにも程があるが·····いいだろう

私を使いこなせて見せよ!アシカよ


足利 グァァァァー(何だこれ?今まで受けてきた痛みの比じゃねぇ·····でも)アイツを守る為に


??? 完全にシンクロできたか·····よしならばここからは簡単だ·····お前が現実に戻ったら

能力解放と叫ぶんじゃさすればお前に私の力が開放される

戦い方はお主に任せる·····それでは行けぇ!アシカよ


足利 ハッ!これで力が手に入ったんだよな?


謎の男 何をゴチャゴチャ喋ってやがる?·····

と言うかいつの間に?立ち上がったんだコイツ?


夏向 海人が立ち上がってる?良かった〜


と俺は夏向の呑気なな反応を見て少し気が抜けたが近くにいる敵の存在でまた戻ってくる


足利 まぁー現実で俺がどうなっているかは知らねぇが

さっきまでの俺とは違う覚悟しろよ神隠し男!


謎の男 次は本当に殺してやんぞ·····第2ステージ開始だ!


足利 俺は夏向を絶対に守る!能力解放!


??? 良かろう!私の能力はどんな神でも神具でも

一部だけ自分に権限できる能力じゃ



その瞬間体に力が溢れる様な感じがする

これがあいつの力確かにこれならアイツを倒せそうな

気がする!


謎の男 ほぉー能力者に覚醒したか·····面白くなってきた


足利 余裕そうだなお前?


謎の男 お前の様な能力者とは結構闘ってるからな·····

お手並み拝見としようか?


??? 神や神具と言ったがお前?

お前が知ってる神や神具 はあるか?なんでもいい

名前を叫ぶだけで

そうすればお前に神の能力の一部が権限される


謎の男 これでも喰らえ!


さっきまでは決して出してこなかった光弾らしき物を

出してきた·····俺はそれを何とか避ける


謎の男 流石に避けるか·····それならこれはどうだ?


するとそいつは夏向に向かって光弾を出した

とても人間には目に追えないスピードの光弾のため

夏向は避ける事は難しいならば·····

光弾を超えるスピードで俺が盾で防げばいい


足利 アキレス! アイギスアテーナーの盾!


??? 中々考えたではないか!


その瞬間 脚がものすごく軽くなりそれと同時に左手には

盾が装備されていた


夏向 ぶつかる·····ってアレ?海人いつの間に?


足利 ギリギリセーフ·····かごめんな!危ない目に

合わせて


夏向 どうやったの?あの一瞬で


足利 後で家で話す!それまでは我慢してくれ


夏向 わかった!


謎の男 ほぉーこれはすごい!あの近距離から

一瞬で来て防ぐとは·····これは君の事を

甘く見てたかもしれない·····だがまだ能力を

使いこなせていないな···やめだやめ!

今日はあの女をさらって行こうと思ったが·····

君の強い意思とこれからの期待を込めて

見逃してやろう·····だが次会った時は

容赦しないぞ?


そして謎の男は去っていった·····ひとまずは助かったのか?


夏向 あれ?あの男の人居なくなちゃった·····トイレにでも行ったのかな?


さっきまでの涙はどこにやらすっかりいつもの夏向に

戻っていた!だがそれに安心してる自分がいる

そして俺は夏向に向かってこう言った


足利 とりあえずお腹すいたし近くの店で何か

食っていくか?


夏向 うん! 私いい店知ってるよ


そんなこんなで俺の長い一日が終わった·····とは言えまだ危険が去った訳ではないこれからも謎の男は俺達を狙って

攻撃してくるはずだ·····だからこの能力を早く使いこなさなきゃ·····そう決意したのだった


第1話 明日へ戻る事に成功!




第2話 作戦会議?どう使う!俺の能力?


海人の寮


足利 ·····って訳で俺はこの能力を手に入れたんだ!


夏向 へぇー凄いじゃん!私のお手柄だね


と何故か自信ありげに言うがお前·····せめて名前はちゃんと俺の本名書けよなんであだ名書いてんだよ·····

そのせいでアイツとの契約シーン あっち真面目な事言ってるのにアシカって呼ぶから吹くところだったんだぞ!

と言う思いを抑えていたら·····


夏向 アイツ アイツって?名前無いの?その契約した神様


足利 あぁ〜名前聞いてないな俺·····私

しかあっちも言ってなかったし·····


??? バカタレ!私にだって名前ぐらいあるは!


聞き覚えのある声の方を見てみるとそこには見るからに

神聖そうな着物を着て白髪な女性が立っていた


夏向 どこから入ってきたの?寮のドア

閉めてる筈なのに!


??? やはりアシカお前が言う通りこの女

言葉2文字で表せるほどに·····


足利 この声と喋り方お前まさか?


??? そうだ私がアシカに力を与えた神だ!

っては言っても

姿はお前が思い描く神の姿を元にしている

だけだがな·····


夏向 あの高速移動とかを海人に与えた?


??? まぁー半分正解で半分違うな·····

私の能力は元々ありとあらゆる物を引き出す

能力だったが·····ある奴に私の力を奪われてな

残った空の容器が私じゃ·····だから私単体だけの

能力は自分の存在が分からなくする能力じゃ私の

存在自体の謎が能力に転換しただけだがな·····

そしてアシカと結びついた事で失われていた

元の力の20%をお前を媒介にして

引き出す事ができる


夏向 うーん?話が分からないよ!海人分かる?


足利 要はコイツは力失っている状態で俺と融合してる事

で力の20%を使う事ができるんだろ?と言うか

いい加減お前の名前を教えろよ!


??? そうであったな私の名は摩多羅神

後戸の神であり! 芸能の神でもあり

北斗七星及び星の神である!


足利 摩多羅神··········誰? 夏向知ってる?


夏向 分からないよ·····


摩多羅 私を知らぬとは·····まぁいいこれから我が

偉大さを存分に教えてやろう


足利 それよりも俺を追ってきたあの男はなんだったんだ?

あの男が言ってた 能力者って?


摩多羅 あやつらは·····十王と呼ばれる能力者集団じゃ

人体実験や殺人を裏で行っている集団だ

この街で殺人や神隠しが増えたのはおそらく

十王の仕業だろう〜そしてアイツらが言う

能力者とは神の力をその身に宿した奴らじゃ


足利 待て·····ならアイツらも神の力が宿っているのか?

神があんな奴らと契約するって言うのか?


摩多羅 いや!アイツらは妖怪と契約して

能力者を殺している


その答えに俺は絶句した····


夏向 えっじゃぁ私が狙われている理由って!


摩多羅 それは分からない?どうしてお前を狙うのかは

現時点ではな·····


足利 それとなんで警察や普通の人にはあの男が

見えないんだ?それとなんで俺らはあの男が

見えるんだ?


摩多羅 お主ら2人が個々で

特殊な能力を何かしら持っている

からだ·····特に夏向貴様は·····まだ目覚めては

ないようだが強力な力を感じる·····

そして海人!お前は特殊な状況で一日をループ

させる能力がある

その事を摩多羅神から聞いた俺達はこう思った·····


足●夏 急展開過ぎでしょ!


いやまだ2話だよ·····一気に話進め過ぎでしょこれじゃぁ

読んでる人達めんどくさくなるよ


※すいません



足利 でも俺らがどうしてそんな特殊能力を持って

いるんだ?俺はそんな能力を貰った記憶はないん

だが·····親も言っちゃなんだが普通の家庭だし


夏向 私もだよ親が特殊な能力を使っている所も

持っているって話は聞いた事ないよ!


摩多羅 そうだとしたら·····何かがキッカケで

後天性で発現した能力か?はたまた特殊な状況下

でしか発動しないから気づいてなかった·····


と何やらブツブツ言っている


足利 それはまず後にして置こう!もしかしたら

後でわかる事もあるかもしれないし?


摩多羅 そうだな!今結論を急ぐとこではないな〜


と何かに納得したのか大人しくなった


足利 なら最後の質問だが?俺の他の能力者って

どうしてるんだ?


摩多羅 おそらくだが十王を倒す為に作られた

能力者だけの組織 ギルダーと言う組織に所属して

国から秘密裏に運営されてるらしいが…


足利 ずっと思ってたんだけど…やたらと十王やら

能力者に詳しいなお前?


夏向 あぁー確かになんか裏の情報とかに?

神様だからかな?


摩多羅 それもあるが…私の奪われたもう半身が

そう言ってるような気がしてな…


足利 うーん…俺には少ししか分からんが?

お前の半身見つけてやるよ!


夏向 私も手伝うっては言っても…海人みたいにド派手な

事は出来ないけどね…


そう言うと摩多羅神はさっきまでの悲しいオーラは何処に言ったのか?


摩多羅 私の半身を見つける任務を課す!時間はいくら

掛かっても良い…絶対に私の能力を取り戻せ!


足利 あぁー


夏向 了解!


この話の中で俺達3人は少しは摩多羅神と仲良く慣れた

気がする…そしてこれが俺達の始まりだった…まさか

10年後まで拗れるとは、俺と夏向も思って居なかったが


…話を戻そうそれから俺達は朝食を食べ学校へ向かった

因みに何故夏向が俺の部屋に居たかと言うと、答えは単純で俺が昨日言った(後で教えてやる)を真に受けて

俺の部屋までやって来たのである…さらにいつ手に入れたのかスペアの鍵を使ってね…お陰様でいつも起きる2時間前に起こされ…今に至るのである…ただ昨日は食べられなかった朝食を食べれた点は数少ないプラス点である


足利 今日は何が起こることやら…


と俺はつい呟いてしまった…何故か某探偵顔負けの事件が俺の目の前で起こるような気がする…そうなったら

俺は見て見ぬふりするか…驚いて失神するかのどちらかだろうな〜


摩多羅 失神したら私が無理やり起こしてやろうか?

気持ちいい目覚めは期待出来ぬが…


足利 クソ!そうだった俺の中にはコイツが居るんだった!


夏向 なんか1人で喋ってるみたいに見えるね!


足利 言うな…俺もそれ思ってる


正直コイツが夏向以外に見えない弊害が今まさに出ている

あぁー誰か変わってくれないかな〜


その瞬間である…後ろから能力者の気配を察知した


足利 まさか役に立つとは…


1時間前〜


足利 そういえば…夏向がもし襲われそうになった時にすぐ

に反応できる神とか神具ってないか…摩多羅神?


摩多羅 そうだな…私もその神の一部の能力と神具の一部

の特性を使えるだけだからな〜


足利 ならその一部特性って道具とかに付与できないの?

例えば…エアガンの弾とかに例えばメドューサの石化

の力を込めたりとか?


摩多羅 出来ない訳ではないが…中々難しいぞ…


足利 とりあえず試してみてから決めるか…

新聞紙ブレード作ってと…完成


中々上手く形に出来たと思う…綺麗な新聞紙ブレード

ができた


足利 能力解放!そして新聞紙ブレードに力を込めれば

いいのかな?


摩多羅 あぁーまぁーそうなんだがこれが難しくて…


と言って言たので昨日あの後調べた神話の武器の名前を

適当に言って恐る恐る力を込めて見ると


足利 カラドボルグ!


すると新聞紙ブレードが一気に重くなり試しに

昨日買って置いたリンゴに向かって

軽く振ってみると…なんとリンゴは真っ二つになり

さらにはそれの下に置いて置いた

分厚いまな板でさえ切れているのである…


摩多羅 ええー成功した…だと普通の能力者なら

5年間ぐらい修行を積まなきゃ出来ないと

聞いたんだが…アシカお前!始めてかもしれんな…

20%の私の力を道具に付与できたのは…


そして俺は道具や自分の体に能力の一部を付与する力を得た…そして一応夏向にもコイツがよく使うと言う道具には

一応自動で発動する能力を付けたのだが…これが上手く発揮するのかは今の所は分からないのだがその不安は今うち消えた様である…


そして今に至る


足利 (なぁーアイツらはなんだ?摩多羅神)


摩多羅 (あれはギルダーだな…もしやお前を十王の組織と関係あるとして追ってるのではないか?)


足利 (冗談じゃねぇよ…顔バレしたら終わりじゃん今の家に顔だけ隠して置こうかな…)


摩多羅 (それは言いが…このままだとお前おそらくだが人目付かない場所で尋問されるぞ)


足利 (冗談じゃねぇこちとらまだ命は捨てたくねぇは!)


夏向 どうしたの?そんなに険しい顔して…


と何も知らない夏向が聞いてきた…このままじゃコイツも巻き込んでしまうな…こうなったらやるしかねぇか

と何か決心すると俺は小声で夏向に理由を説明し

能力を発動した…


足利 能力発動! アキレス+韋駄天


その瞬間…俺でもびっくりなくらいの速度で移動を始めた…これには流石の夏向もびっくりしたようで


夏向 速ァー えぇちょっと酔ってきた…


いつもの呑気な感想は言えないようだ

そして俺は学校に夏向を送り付け急いで元の場所に戻った…理由はただ1つ…


一方その頃〜ギルダー達は…

能力者A アイツ何処に消えたんだ…あの一瞬で


能力者B でも…女の子と話したかと思ったら一瞬で…

顔は見てないけど…アイツが神隠しの犯人の

可能性が高いわね…昨日の神隠し事件の時に

ある近くの住人が女を連れた男を現場近くで

目撃したようよ…


能力者C そして…何かかから逃げる様に逃走した

らしいわ…その当時警察に混じって

仲間達が神隠しの犯人探しをしてたらしいわ!


能力者D だが…その仲間達は愚か犯人は見つからないか

ら …現場近くで怪しい行動をしてる

あの男を追ってる訳だよね


能力者A とりあえずあの男は絶対に十王に関係

あるから…って訳言う理由

で俺らのチームが対応に当たってる訳だけど…


能力者B あの男もしかして私達に気づいて逃げた?


能力者D 俺らが怖くて怖気付いたじゃないのか…

なんてたって俺らは十王を倒す為に作られた

政府公認の組織なんだからな!


能力者C 本当にアイツが犯人なのかな? たまたま現場にい

たように思えるけど…


能力者A だが…現場に居た人の中で怪しい行動したのは

あの男だけだし…消えた仲間の事もあるしな

絶対にあの男から話を聞かなければ…


後ろの物陰〜


足利 うわぁ〜なんか俺仲間の仇認定されてない?

後 俺神隠しの犯人にもされかかってない

あの女の子が言ってる通りたまたまなんだけど

いや…夏向が行こうと言ったからなんだが…

あの謎の男、置き土産置いてきやがって…


摩多羅 これだから面白い…まさか夏向は十王に追われ

アシカは味方の筈のギルダーに追われるとはなw


とコイツはさっきから隣でクスクス笑ってやがる

と言うか他人事ではないんだがこの神様?


摩多羅 さてアシカどうする?今更お前が出ていっても

戦闘はおそらくだが避けられぬが…


足利 俺は出来るなら話し合いで解決したいんだが…


摩多羅 それは難しいじゃろうな…何せ今の

私達じゃお主が無罪と言う証拠が足りんからな


足利 ならどうすればいい?俺は住所まで調べられて

他人に迷惑かけたくないぞ


摩多羅 おそらくだがコイツらは大体の情報しか

知らされてないだろうからお前の名前までは

ギルダーの偉い人たちも知らないんだろう

名前を知ってるならお前の家に総攻撃してくる

筈だからな…


コイツ恐ろしい事言わなかった?サラッと


摩多羅 だから…あっちがお前に仕掛けて来るまで

待てばいい!今は抑えてろ


足利 まぁー分かった…ただ

ちょっと怖気付いたと言われるのは…ちょっと

イラつくからな…小石に…完成!

俺は小石に軽く力を込めてアイツらに向かって(女子には優しく投げた)


足利 よし急いで学校向かうか…


摩多羅 お前何の力込めたの?


能力者A なんか小石が俺達に向かって来てない?


能力者B 本当だ!なんでだろう?


能力者 C これやばいんじゃない?


能力者D こんなの能力で防げば…グハァ防いだ筈なのに


能力者A そんな訳…こんな石撃ち落としてやる…グハァ

撃ち落とした筈なのに…


能力者B 男2人だらしないわね…何を石如きに

こんなもん…反射しちゃえば…グハァ反射

したのに戻ってきた


能力者C 来ないでぇー…ってあれ痛くない…と言うか

みんな大丈夫…


学校前〜


足利 あぁーグングニルの力を少しだけね…


摩多羅 確か…必中の能力か…やる事エグイなお前!


足利 ただし1つだけは軽く込めたから多分あの子に

当たったんだろうな…


摩多羅 お主痛い目会っても知らぬぞ…


その時はまだ知らなかった…つぎの話でこんな事になるとは…


第2話 次に続く…

作者の用語コーナー 神話の武器と神様解説!


摩多羅神 日本の神で芸能や北斗七星の神とも

言われているが詳細はよく分かっていない


メドューサ 有名な自分の目を見た人を石化させてしまう

化け物元は女神だったが…アテナによって

怪物に変えられてしまった


韋駄天 日本の神様でとにかく速さで言ったら日本の神様の

中では1番速いと思われる


カラドボルグ エクスカリバーの元ネタと言われてる剣で

その力は等身が山を一刀両断できる程に

伸び空間すらも切れる剣


グングニル オーディンが持つ槍の事 投げると必ず相手に

当たり倒して来る事から最強の槍




第3話 どうして? 海人と夏向 VSギルダー能力者!


昼休み〜


夏向 学校側も真面目だね〜被害者この学校でも出てるのに

4時間目まで学校なんて…


足利 そうだな〜まぁ授業をこれ以上遅らせたく

ないんだろうな…


そう言いながら俺達はわざわざ侵入禁止の屋上で

飯を食ってるんだが…ここぐらいしか、2人きっりで

…いや3人で話が出来ないからである…


夏向 それにしても屋上なんて初めて来たよ!

なんか不思議な感じ


足利 そうか?…でも確かに何時もよりも弁当?

美味しく感じるが…


夏向 それはありがとう!弁当も確かに美味しいね…空気が

上手いからかな?


足利 それもあるだろうな…


と久しぶりのような気がするまったりオーラである

昨日の事件前までは少なくとも普通の人間だったんだが

ひょんな事から能力者になってしまった……アッ!

すっかりアシカって呼ぶの辞めろって言うの忘れてた…

とまぁーそんな事を考えられるぐらいこの時は

まったりしていた…しかしその時間は急に終わりを告げる事になる…最初に言って置こう…俺はアイツらを甘く見ていた事件は夕食を食った後に起こった

俺が弁当を包んで夏向に変えしていると…突然昨日と似た放送の音が鳴りまた校長先生の放送が鳴り響いた


校長 えぇー2年生 足利海人くんと熊谷夏向さんは至急職

員室に来てください…繰り返します


と放送を終えると俺達の頭には、?マークが浮かんでおり

最初はここに勝手に居るのがバレたからと思ったが…そんなのの為に校長が呼び出す筈もないし…と思い俺達は職員室に向かった…そこに居たのは朝に俺が石を投げつけた

ギルダーの人達であり…俺も夏向もヤバいと

感じたのだが、家の担任が俺たちを手招きしその人達の前に行った!


そしてその後そのギルダーの人達と個室で話し会いが始まった


能力者 A えっと君が…足利海人くんで隣の子が熊谷夏向

さんだね…


足利 はいそうですけど?


と俺と同じ様に夏向も反応した


能力者B えっと君達昨日 巷で噂の神隠し事件の時に現場の近くに居たって情報が会ったんですが本当ですか?


夏向 はい!確かに昨日海人の夜飯を作る為に近くの商店街

お買い物していてその帰りに事件現場の公園に

人だかりが出来ていたので何かなって

思って寄りましたけど?


と夏向が上手く説明してくれた…確かにあってはいるんだよな…


能力者C そうだったんですか…なら?もう1つ質問なんで

すが?その後何者から逃げていく様に走り去っていったそうですが…それは?


足利 (やっぱり聞いて来るよな…)あれは、神隠しの事件現場と聞いて怖くなって…逃げてただけですよ…深い意味はありませんよ…


夏向 私も海人も怖くなって逃げただけですよ…家の学校で

も被害者が出てる訳ですし…


と最も意見でフォローしてくれた…ありがたいこれで誤魔化せればいいのだが?一応ギルダーの人達に

探り入れみるか?


足利 ところで貴方達は何者なんですかね?

さっきから何か俺や夏向を怪しんでいる様ですけど

何か神隠し事件と関係あるんですか?


能力者D 単刀直入に言わせてもらうが俺らはお前がこの神

隠しの犯人だと思っている!そして熊谷夏向を次は毒牙に賭けようとしてるのではないかとな…


能力者A おいお前まだ…言っては…


能力者B いやDの言う通りじゃないかな? こんな茶番な

んて要らないんだよ…私達は上司から

こいつを捕まえて来いって言われた

ばかりやん


能力者C でもこの人達は違う気がするよ本当に…

すいません!夏向さん 海人くん


その瞬間俺の中で何かが壊れる音がした…

俺が神隠しの犯人で夏向を毒牙にだと…

ふざけるなよ!…穏便に済まそうと思ったが辞めた

まずお前らから死んでもらおうかな…


足利 朝からこそこそ追ってきてよ!…次は学校に

直接か!いい身分だな…ギルダー!

今度は朝のような小石では済まないぞ…


その瞬間 ギルダーのメンバー達が1人を除いて戦闘態勢に入った…あの女の子は何か迷っている顔である

さて…学校で戦うのは迷惑だからな…


夏向 うわぁーまた戦闘始まるの?話し合いは…


足利 出来そうにないな…アイツらは夏向を俺が殺すと言

った俺が大事な友達を殺す事なんてしねぇのに

夏向を守ると決めて手に入れた力なのに…



足利 ここじゃ学校の迷惑になる…違う場所でやるぞ


能力者B はぁー何ビビってんの?4人だからって

怖がってんでしょ?


足利 能力発動…ゲイボルグ+アキレス


俺は左腕にゲイボルグの力を込めクソ女の心臓に向かって

高速で殴った


足利 聞こえなかったのか?…死ね 心砕き…


能力者B はぁーそんな殴りで私を私の能力は反射そんな攻撃私が跳ね返して…グハァ…助けて…


コイツの身体の機能を完全に破壊した…ゲイボルグ

どんな防具も貫通し刺さった相手は必ず致命傷を与える

その受けた傷はどんな能力を使っても再生しない…


その瞬間 俺を除いた全ての人物が驚愕した…

そしてギルダーのメンバー達は必死にクソ女に

呼びかけたり 回復しようと試していたが全く効果

無いようである…そして俺と夏向はと言うと…


足利 スマン…我慢できなかった


夏向 本当に死んじゃったの?あの人


摩多羅 殺す必要はなかったじゃろう…アシカの気持ちも

分かるが…殺人は許されたものじゃないな


足利 夏向を守る為に得た力を…こんな事に…


だが…ここで終わる訳にもいかない…ここでね


足利 場所は移動するか?これ以上

俺にとっても人を殺したくないんだが…


そして仲間たちはあのクソ女を大事そうに抱えながら

俺達は場所を移した…


足利 ここなら能力使っても二次被害は生まないし…さぁ

来いよ!


俺は…気づいて居たのだが…この開けた道にくる途中何やらブツブツと言っているギルダーのDとか言う奴が誰かに連絡を取っていた…まぁー増援要請的な奴だろう…まぁー

俺達はきずかないフリをした…まさかこんなに居るとは…


夏向 お仲間さんいっぱいだね…ひぃふぅみぃ…

数えきれないや海人数え切れる?


足利 俺も無理だ…失敗したなあの女殺さなきゃ良かったな





















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