2022-09-09 04:37:50 更新

概要

※・本作は艦隊これくしょんの二次創作作品です。
 ・原作と異なる設定を含む可能性があります。
 ・本作に登場する“潮田渚”は暗殺教室に登場する潮田渚の姿をしています。しかし、原
  作のキャラ設定は一切存在しません。お先に潮田渚の容姿を調べることをお勧めしま
  す。
 ・執筆スピードは遅めです。



僕は・・・僕達は、誰に望まれたんだろう。


0-0『プロローグ』


ドオォォン。

ドゴォォォン。

遠くから戦いの喧噪が聞こえてくる。

きゃあぁぁぁぁぁ。

それに加えて幼い悲鳴も。

少年は暗い洞窟の岩場に横たわっていた。

目が見えない。

血が眼球にこびりついているのだ。

しかし、その少年にはその目を拭うことのできる手は既になかった。

少年「あっ・・・がふっ!」

声の代わりに血反吐が出る。

少年(戦わなきゃ・・・僕が・・・。)

意識は混濁しているが、自分のすべきことはわかっていた。

少年(守らないと、彼女(・・)を・・・。)

ズリィ・・・。

少年(!)

物音がした。

自分に向かって何かが這ってくるような音が聞こえる。

何かが、近くにいる。

??「・・・は・・・る。」

その何かはブツブツと呟きながら自分の方に近づいてくる。

明らかに仲間の気配ではない。

逃げなければ。

しかし、逃げようにも体に力が入らない。

さらに声が近づいてきた。

ズリィ・・・ズッ・・・。

少年(・・・止まった?)

そして、その何かは自分の耳元で囁いた。

??「お前は、俺の心になる。」

その瞬間、意識が急激に遠のいていく。

微睡みゆく意識の中、辛うじて瞳に映ったのは、おぞましい姿をした黒い化け物だった。


-続く-


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください