2023-11-19 04:14:22 更新

概要

カオスな鎮守府2!こちらは謎の探求がメインとなっています!シリアス成分が多めになりそう…ギャグのネタが尽きたんや…自分でもどんな作品になるかが分からなくなってきた


前書き

登場人物紹介(新規キャラ)

前の話のキャラ紹介は省きます!

妄想提督
得体の知れないヤベー奴 天声だとか創地中将だとかスオカ島の英雄だとか色々な呼び方がある 艦娘の力を人間に与える実験の唯一の生き残り

吹雪
常識人枠だけどヤベー奴
妄想提督のケッコン艦、彼女の戦った後は何一つ残らないと言われる位強い

ケストレル
別ゲーから来たヤベー奴
スロット1の空母なのにジェット戦闘機による攻撃力は計り知れない 最近忘れ去られて工廠に引きこもっているとか


紹介し忘れてた
比較的普通、でも妹達の事になると姉として先陣切って戦う


自由奔放なヤベー奴
いつもフラフラ〜と歩き回ってはみんなを驚かせる自由人、戦闘センスはピカイチ


多分まともなヤベ…普通の奴
提督を甘やかし過ぎず厳しすぎずといういいバランスを保って接している


キレるとやばいヤベー奴
普段はドジっ子で可愛いが一度キレると戦闘能力がカンストして敵を惨殺する、ナスが苦手

長門
感情が死んでるヤベー奴
色々あって感情が死んでる今現在は少しづつ感情が増えていってる

時雨
大天使時雨
可愛い

扶桑
本当に不幸か分からないヤベー奴
現在大本営勤務…あれ?エリートコースじゃねーか

山城
同じく不幸?艦のヤベー奴
姉と同じく大本営勤務、エリートコースじゃねーk(殴

最上
ボクっ娘なヤベー奴
ボクっ娘成分ありがとうございます!

港湾棲姫
居てはいけないヤベー奴2
色々あって仲間になった、なんでそんなミスする?って事をする言動が普通の港湾棲姫と違う

レ級
幼き狂気のマスコット
可愛い、強い、可愛い

龍田
実は居たヤベー奴
ふふっ怖いな

天龍
天龍保育園の人
なんだかんだ駆逐艦に好かれてる

竜星
異世界から来てしまったヤベー奴
艦これってのをやろうとしたら来たらしい、よくわかんない事を言う


マリンスノー


艦娘「ぁ…くら…い」


私は沈んだ


仲間を守れず…沈んでいく


艦娘「くる…しい…」


ここは息苦しい


意識が遠のいていく


艦娘「てい…と…く…たす…け…」


彼女が最期に見たのは果たして


希望か絶望か


艦娘「」轟沈


絶望の方だ


こいつはいい深海棲艦になるだろう


絶望すればするほど強くなる


艦娘「」パキッ


艦娘の身体が闇に包まれた


そして、しばらくして


ヲ級flagship「…」サァァ


flagship級ね


…でも改じゃない…期待はずれか


じゃ頑張ってね


カオスな日常


提督「あぁ!!書類がっ!終わら!ない!!」


大淀「口より手を動かしてください」サッサッサッ


妄想提督「ホントだよ…寝てたかったのにさ」サッサッ


吹雪「また寝るんですか?」サッサッサッ


提督「いやいや…そもそもなんでこんなに書類が多いんだよ!」


吹雪「大本営から通達ありましたよ?聞いてなかったんですか?」


提督「へ?」


吹雪「轟沈した艦娘が深海棲艦になっていると言う仮説が有力な為資料を比べてデータとして記録するから手伝って欲しいって」


提督「…?」


妄想提督「お前が寝ぼけて適当に承諾したやつだよ」


提督「あ」


大淀「おかげさまで執務が終わりませんありがとうございます」


提督「悪かったよ…次は気をつけ」ピカッ


妄想提督「な!?」ピカッ


吹雪「眩しっ!?」ピカッ


大淀「…」サッサッサッ


???「うわっ!?」ドテッ


???「いてててっ…ん?」


妄想提督「…」ギソウカマエ


吹雪「…」ギソウカマエ


大淀「…」シツムチュウ


提督「…は?」


???「え?…ここは?てかそこにいるのって吹雪と大淀?」


妄想提督「動くな」カチャ


???「え?っ!?」


吹雪「何故私の名前を?それに急に現れましたが…何者ですか?」


???「お…俺の名前は竜星…」


竜星「艦これをやろうとしたら光に包まれて…それで…」


妄想提督「吹雪、艦これってなんだ?」


吹雪「さぁ?」


提督「ちょっと待て理解が追いついてない」


妄想提督「俺もだよ、てか理解が追いついてる奴いるか?」


吹雪「頭がパンクしそうです!」


妄想提督「よし了解、竜星…艦これってなんだ?」


竜星「艦隊これくしょん…通称艦これって言って…第二次大戦中の軍艦を擬人化させて戦うゲーム…です」


妄想提督「それで?」


竜星「艦娘って呼ばれてる娘達を編成、指揮を執って深海棲艦っていう敵と戦います」


妄想提督「…よしわかった…は?」


吹雪「今の説明…まんま私達ですよね?」


提督「????」フシュー


竜星「それで…今あなた達はどこまで進んだんですか?」


妄想提督「進んだ?どう言った意味で」


竜星「カレー洋沖海戦とか…キス島撤退作戦とか」


吹雪「カレー洋?キス島撤退?どこの事ですか?」


妄想提督「カレー洋…インド洋の事でも指してるのか?」


提督「じゃ、キス島はなんだ?キスカ島撤退作戦か?」


竜星「え?それじゃあ鎮守府近海は!?」


提督「近海…港湾棲姫やら駆逐棲姫やらと戦ったね」


妄想提督「あーあれな、アリコーンも近海だったね」


吹雪「駆逐棲姫の時は居ませんでしたが聞くだけで大変だったんだなって分かります…」


竜星「…鎮守府近海で…イベント海域やもっと先の海域とかで出る港湾棲姫や駆逐棲姫…?」ガタガタ


そうしてなんやかんやあって


提督「建造に対する認識は同じっぽいな」


妄想提督「ただ近代化改修ってのは知らないね、てか同じ娘が出ても大本営に預けて持ってない提督の所に行くからね」


吹雪「ただ海域とかはよく分かりませんね…今なきオリョクルがーとか…なんなんでしょう」


提督「キラ付けってのは…なんなんだろう…光るのか?」


妄想提督「トラック島サーバーとかもよく分からん…サーバーってなんだ?」


吹雪「ドロップ艦ってのもよく分かりませんね…何故艦娘が手に入るのでしょう?」


3人「うーん…」


竜星「…てか俺これからどうするんだろう…」


カオスすぎてもう訳分からん


提督「…は?」


竜星「どうしたんですか?」


妄想提督「…あのくそじじい」ボソッ


吹雪「ほんっとに急なんだから!」


提督「…てか対象者俺らだけ?」


吹雪「ですね、…あの時もっと脅すべきでした」


妄想提督「俺からも言っとこうかな…」


竜星「こ…怖い…」ガタガタ


提督「おいこいつが怯えてるぞ」


妄想提督「どうせこれから先もっと怯える事になるから慣らすんだよ」


吹雪「あっ…甘ったれるにゃっ!」噛んだ


妄想提督「吹雪、もう1回聞かせて」


吹雪「っ!!っ!!」カァァ


妄想提督「可愛いなぁ…」


提督「俺達は何を見せられてるんだ」


竜星「さ…さぁ?」


色々あって


提督「…」


吹雪「ここに来ることはもうないと思ってました…」


妄想提督「…」


竜星「えっと…ここは?」


士官養成学校


提督「学校…提督とかになるための」


吹雪「また臨時教師ですか…」


妄想提督「…」


竜星「またって事はやった事があるんですか?」


妄想提督「…おう」


吹雪「提督は教えるの苦手ですもんね、特に座学は」


妄想提督「戦闘に関することなら教えれる、指揮?作法?知るかんなもん」


提督「俺も作法は分からんな…」


自分でもどんなストーリーにするか迷走中


妄想提督「…あー、臨時教師の創地中将だ、よろしくな」


吹雪「同じく臨時教師の吹雪です」ケイレイ


提督「…臨時教師の…俺って名前あったっけ?」


妄想提督「俺に聞くなよ、こいつは提督とでも呼んでやれ」


生徒「はい!」


竜星「えっと…竜星です…よろしくお願いします」ペコリ


妄想提督「さて、挨拶は済んだな、今日の授業は?」


吹雪「今日は指揮の基本二ついてですね」


妄想提督「よし、まず指揮は〜」


〜授業は退屈だと思うのでスキップ〜


妄想提督「っと…時間かな?」


吹雪「ですね、今日の授業はおしまいです」


提督「…おつかれ」


妄想提督「おう…どした?」


提督「いや、お前教えるの意外と上手いな」


吹雪「二回目ですからね…ねー」


妄想提督「…あぁ」メソラシ


校長「本日はありがとうございます!」


妄想提督「ん、元帥の命令だからね」


吹雪「それにしても今年度は生徒の数が多いですね」


校長「それなんですよ…平和ボケして…甘い考えで提督になろうとする者も多く…」


妄想提督「あー…うん」


吹雪「数年前と違って本土は安全になりましたからね…」


提督「平和ボケか…なんかお灸を据えられないかね」


竜星「実際に戦場を見るとか?」


妄想提督「…ありだな」


校長「え?危険すぎませんか?」


吹雪「私達が守るんで大丈夫です!」


妄想提督「そーそー、比較的安全な海域を選んどくよ」


提督「なんかフラグにしか聞こえないんだが?」


竜星「フラグは怖いですよね…」


フラグは回収しないとなぁ


比較的安全な海域にて


妄想提督「とりあえず実践を見てもらう」


生徒「は、はい!」


提督「…漁船にすしずめって…」


吹雪「だって…あの人数を乗せるとなると…」


提督「あー、まぁね…ん?」


妄想提督「敵艦補足…ん?」


生徒「あれが深海棲艦!?」ザワザワ


ヲ級flagship「…」バッ


妄想提督「っ!?航空機!対空戦闘!」


提督「くっ!」カチャ


吹雪「え?多すぎます!」


妄想提督「比較的安全なとこわざわざ選んだのによ!っち!」ドドドーン


提督「数機抜けた!」


吹雪「そこっ!」ドドーン


生徒「ひっ!」バッシャーン


生徒「こ…これが戦場…」ザワザワ


提督「生徒を守りながらはきついぞ!」ドーン


妄想提督「つべこべ言うな!あーめんどくさいなぁ!」


吹雪「ヲ級…でも普通じゃない…こんなに強いヲ級見たことが!っ!」ドカーン


吹雪「くっ…」中破


妄想提督「吹雪!?くっそ…いや…提督」


提督「なんだよ!こんな忙しい時に!」


妄想提督「俺が抑える、トドメは任せた」バッ


提督「は!?ったく!」カチャ


妄想提督「っ!」ドカーン


妄想提督「っ…つっかまえたぁ!」ガシッ


提督「って!」ドーン


ヲ級flagship「ヲッ!!」ジタバタ


ヲ級flagship「…!?」ドカーン


ヲ級flagship「…」轟沈


妄想提督「っと…倒した…かな?」中破


吹雪「みたいですね…帰投しましょう」中破


提督「にしてもお前よく突撃できるな」無傷


妄想提督「まぁ…ね」


生徒「お…終わったの?」ザワザワ


妄想提督「…これが戦場の一部だ」


吹雪「これを見ても尚、国の為に戦える人は頑張りなさい、無理だと思ったら今のうちに引き返すこと!」


提督「指揮官ってのは部下の命を預かる仕事だ、責任を持って挑むものだからな」


生徒「…」シーン


ヲ級の絶望、増す力


ヲ級flagship「」ブクブクブク‥


─ツメタイ─


─ナンデマタシズマナキャイケナイ─


─カンムスガ…ニンゲンガイルカラッ!─


ヲ級flagship「…!」バッ


─私は、艦娘を─


─壊しテやル!─


─ワタシハ!カンムスナンカジャナイ!─


ヲ級flagship「」パキッ


ヲ級改「…」サァァ


─チカラガアフレル─


─ツギコソハコロシテヤル─


ヲ級改「ヲ…」


カーンカーンカーン(無慈悲)


妄想提督「っはー疲れた」


吹雪「やっと臨時教師終了ですか…1週間も早いもんですね」


提督「俺は特に何もしてない…」


竜星「俺も半分くらいしか理解出来なかった…」


妄想提督「さて帰ろう、大本営に寄り道してね…」ニヤァ


吹雪「ですね」ニヤァ


提督&竜星「怖っわ」


大本営にて


妄想提督「なぁ吹雪、人間って解体できるのかね?」


吹雪「さぁ?そもそも解体自体よくわかってませんし」


妄想提督「検証も兼ねて入れてみるか…ねー?」


吹雪「ですね…元帥?」


元帥「たす…助けて…許可も取らずに臨時教師にしたのは悪かった…じゃが解体だけはやめてくれー!」


提督「…ひでぇひでぇ」


竜星「解体って艤装を解体して普通の人間にするって設定じゃ…」


扶桑「そんな話聞いたことありませんね…」


山城「お姉様は解体させません…絶対…」


最上「解体なんてされないよー、那珂ちゃんじゃあるまいし」


一同「ですね」


んでもって


提督「…なぁお前さ」


妄想提督「…ん?」


提督「お前と吹雪さ…結構捨て身みたいなことするよね」


妄想提督「ん…まぁね」


提督「大破しても冷静だし」


妄想提督「冷静さを欠いたら死ぬからね」


提督「お前生きる事に無頓着なんだよ」


妄想提督「…あぁ」


提督「お前そこんとこどうなんだよ」


妄想提督「1回死んだからかな…変に冷静でさ、死への恐怖がないんだ」


提督「吹雪もそんな感じってか?」


妄想提督「そうなんじゃない?」


提督「…死ぬなよ」


妄想提督「俺が?死ぬ?‪」


妄想提督「っwふっ…w」


提督「おれは本気で言ってんだぞ」


妄想提督「ま、お前も死ぬなよー?」


提督「ったり前だろ」


私が私であるために


艦娘1「何でこんな所にっ!?」ドンッ


艦娘2「ヲ級!?普通じゃない!?」ドンッドンッ


艦娘3「何でっ!なn」ドッカァァァァァン


艦娘4「っ!××××!?」バッ


艦娘5「×××!避けてっ!」


艦娘6「ゲホッ…た…助け…」大破


─ナンナンダ─


艦娘2「撤退!っ!?××!!」


艦娘5「あ…ていと」ドッカァァァァァン


艦娘1「えっ?××?嘘…」


─ウルサイ─


艦娘6「ダズゲ…ゲボッ…×××…タス…け…」轟沈


艦娘1「っ…ごめんっ…ごめんっ…」


艦娘2「×××!ぼーっとしないで!来るっ!」バッ


─ナンデワメク─


艦娘4「あ…え?私…う…腕…ない…どこ…私の…腕…ねぇ…どこ」


艦娘2「×!避けてっ!爆撃がっ!」


─キモチワルイ─


艦娘4「ねぇ…×××××…私…腕…ど」ドカァァン


艦娘2「っ!よくもっ…よくもっ!!」カチャッ


─カンムスハ─


艦娘2「×××!私が時間を稼ぐからあなたは提督にっ!」


艦娘1「…」


艦娘2「…×××?」チラッ


艦娘1「」グチャッ


─ゼンブコロス─


艦娘2「あぁぁぁあぁ!!!!」バッ


ヒューー


艦娘2「あ…ごめん…し」


ドッカァァァァァン


─ワタシガワタシデアルタメニ─


ヲ級改「…」


レ級「オーヒデェヒデェ」


ヲ級改「…」スーッ


レ級「ア?ドコイクンダヨ」


ヲ級改「…カンムス…」


レ級「…ハイヨ」スーッ


貴方が貴方でいるために


吹雪「…明石さん」


明石「はいはいー?」


吹雪「…提督が元気になる薬とか…ある?」


明石「ありますよ!はいこれ」スッ…


吹雪「ありが…」


明石印の精力剤 用法用量を守ってご使用ください


明石「これで一発です!」


吹雪「…」ブンッ!


明石「ほわぁ!?」サッ!


吹雪「明石さん?ふざけないで貰えます?」イライラ


明石「…吹雪さんイラついてますね?」


吹雪「さぁ?」


明石「どうせ提督が働きすぎて構ってくれないんでしょ?」


吹雪「それだけじゃないけどね、で?あるの?無いの?」


明石「ありますよ、はい」スッ…


吹雪「…ん、ありがと」スタッスタッ


明石「ほんといい夫婦ですね、あの二人」


力の埋め合わせ


妄想提督「…ふーん」カキカキ


提督「いや…まじで…ごめんて…」カキカキ


妄想提督「報連相が大事だよねー…軍隊なら尚更…」カキカキ


提督「うっす…」カキカキ


妄想提督「何で海域情報の更新書類を後回しにするんだよっ!」カキカキ


提督「いや…ほら?簡単なやつを先に終わらせたいじゃん?」カキカキ


妄想提督「それでお前だけが苦しむならいいけど…俺が巻き添えくらうのは勘弁だぞ?」カキカキ


提督「はい…」カキカキ


妄想提督「っと…これでおしまい」スッ…


提督「助かったぜありがとな」


妄想提督「次は手伝わないからな」


スタッスタッ


妄想提督「…最近頭痛が酷いな…やっぱり力を使いすぎたか?」


吹雪「…お疲れ様、はいこれ」


妄想提督「お、センキュー気が利くねぇ」


吹雪「…頭痛、酷いんでしょ?」


妄想提督「ん?まぁね、この力は人間の身には重いからね」


吹雪「それでも貴方は前線に出て戦う…あの時ははぐらかされましたけど…教えて貰えませんか?」


妄想提督「あー…俺が前線に出れば死ぬやつが減るって思い込んでるからかな」


吹雪「…自身の事は二の次ですか?」


妄想提督「…隠し事はできないね…ほんと…」


吹雪「何年一緒にいると思ってるんですか?」エッヘン


妄想提督「…この力の意味を知りたい 研究によって植え付けられたこの力を…」


吹雪「…意味?」


妄想提督「俺がこの力に適合してしまった理由、神のイタズラって言えばそれまでだけどね」


吹雪「…答えのない答えを探し求めるんですか?」


妄想提督「そ、馬鹿だろ?」


吹雪「えぇ、馬鹿だなって思います」


妄想提督「そこは嘘でも否定してくれない?」


吹雪「でもそんな貴方だから、好きになったんですよ」スッ…


妄想提督「…あぁ」スッ…


カシャッ!


妄想提督「…」ハァ


吹雪「…」カチャッ


青葉「あっ…シャッター音消すの忘れてた…あ、あははー見逃してくれませんか?」


妄想提督「1回死んだら?」ドンッ


吹雪「1回じゃ生ぬるいですね!」ドンッ


青葉「ちょっ!おち!落ち着」ドッカァァァァァン


誤解が誤解を呼ぶのは万国共通


提督「うん?なにこれ?」


明石「特別製のベットです、折り畳まれて運ぶのも楽ちん 更に色々な便利機能を搭載!」



提督「…変な機能とかは?」


明石「今回は付けてませんよ?」


提督「…今回は…なんだな」


明石「真面目なやつだけじゃ疲れるので」


提督「さいですか…」


そして夜


提督「っと、そろそろ寝るか…これどうやって広げるんだ?」説明書ペラリ


提督「…ここを引っ張ると?」


提督「それで次は…こうして…そして…」


ベット完成


提督「…広げるの一苦労だな…えーっと機能としては…」


提督「ほーマッサージ機能に自動着替え機能まであるのか」


提督「着替え機能を使うには…このボタンを押して…出てくる装置に四肢を固定?」ポチッ


提督「…まぁいいや…変な機能は付けてないって言ってたし」カチャッカチャッ


固定完了


提督「お?おおー、勝手に着替えられていく!?便利だなー」


…そして翌日


提督「…んぁ?」


提督「…朝か……」


提督「…あぁ、着替え機能あったな…っと」ポチッ カチャッカチャッ


妄想提督「おはよう提督今日は…」


妄想提督ビジョン 提督四肢固定&機械に服を脱がされている最中


妄想提督「…そういう趣味だったのか」


提督「は?ちょっ!?違うからな!?これはそういう!」


妄想提督「大丈夫!俺はどんな趣味だろうと気にしないから」退室


提督「ちょっ!…何て朝だ」


その日の夜


提督「…うーん?なんか寝ずらい…?」


拘束具に捕まってる提督


提督「…は?」


妄想提督「お?起きた起きた、おはよう提督」


提督「ちょいちょい!?何これ?」


妄想提督「君は機械に弄られるのが好きみたいだから使って貰ったんだ」


提督「いや?好きじゃないからな?あれただの着替え機能だから」


妄想提督「…え?」


提督「だから離してくれない?」


妄想提督「なーんだよ…はぁ…つまんな」外し外し


提督「うぉい!」


妄想提督「つまんないからかーえろ」


提督「ったくなんなんだよ…てかこの拘束具禍々しいな…」ジー


カランッ


提督「ん?」


暁「あっ」


響「ふむ、天の声が言ってた通り機械にピーーされるのが好きなのか、ふむ」


雷「どんな提督でも私は大好きよ!」


電「はわわっ!え!えっちなのです!」


提督「ちょっ!?違うからな!てかあの野郎誤解を広めやがったな!」


暁「ひぇー」逃走


響「退散ーなんだよー」逃走


雷「それじゃ提督!おやすみっ!」逃走


電「はわっ!?置いてかないで欲しいのですっ!」逃走


提督「ちょ待って!せめて!せめて誤解だけは解かせてくれー!」


この後めちゃくちゃ誤解を解いた


寝ぼけてるとミスを連発する


提督「……」ウトウト


提督「んぁ…ねむ…書類終わったぁ?ん、寝よ」


翌日


提督「なんだよこれっ!ミスしまくってるなぁ!」


妄想提督「これ見てよw作戦報告書にw他の書類の内容書いてるw」


提督「…睡眠の重要性を身をもって実感した」


レ級と深海


レ級「〜♪」


レ級「お父さんに褒められたーふんふふーん♪」


港湾棲姫「ん?レ級じゃん、そんなに上機嫌でどうした」


レ級「お父さんに褒められたんだ!」


港湾棲姫「ほーん、良かったじゃん」


レ級「うん!」スキップスキップ


戦艦棲姫「…やっぱり深海棲艦っぽくないわよね…」


港湾棲姫「ん?あーレ級の事か?」


戦艦棲姫「そうよ、なんというか…深海の禍々しいオーラ?がないわよね」


港湾棲姫「そだね、でもいいじゃん…あんな闇を感じるより感じてない方が…」


戦艦棲姫「そうよね」


虚無


提督「…あー」


金剛「Hey!提督暇してますカー!!」ドーンッ


提督「……」ボーッ


金剛「…提督?」


提督「………」ボーッ


金剛「提督ーっ!無視しないで欲しいデース!!!」


提督「んあっ!?なんだ?」


金剛「何か考え事デスカー?」


提督「あー…なんか…説明しずらいけど…なんだろ?」


金剛「ふむふむ」


提督「なんも考えたくないって言うか?何もしたくないって言うか…」


金剛「それやる気の問題ネー…」


提督「かもな…」


嵐の前の静けさ


妄想提督「なぁ提督」


提督「ん?どした」


妄想提督「ちと1ヶ月位顔出せないからよろぴこ」


提督「は?」


吹雪「失礼します」ガチャ


提督「あ、おいこいつg」


吹雪「諸事情で約1ヶ月お休みしますね」


提督「お前もかーい!」


妄想提督&吹雪「じゃ、よろぴこー」


提督「…あれ?最高戦力がダブルで抜けた!?」


不意の接敵


提督「あーくそぅ…こういう時は散歩に限るな…ん?」


???「…」ジーッ


提督「…なんか見られてる…ま、いいや」


???「…」


「ン?ドーシタ?ヲ級」


ヲ級改(変装)「…」チラッ


レ級(変装)「オモシロソウナニンゲンデモイタカ?」


ヲ級改「……」スタッスタッ


レ級「…ホントムクチダヨナオマエ」スタッスタッ


ヲ級改「…ミツケタ」


レ級「ン?…ナルホドネ」ニヤァ


夕立「ぽいっ!ぽいぽい〜」


時雨「へー、ってことはさ…ん?」


夕立「ぽい?ぽっ!?!?」ガシッ!


ドタッ!


レ級「ツカマエター」ククッ


時雨「なっ!?レ級!?っ!」ドカンッ


ヲ級改「…」スタッスタッ


夕立「ぽ…いっ!」ポイッ


レ級「ア?」ドッカーン


時雨「夕立!無事!?」


夕立「っぽい!」中破


レ級「アークソイテェ、ゼロキョリデギョライトカサイコウジャネェカ」カチャッ


時雨「てか夕立魚雷常備してるの!?」


夕立「護身用っぽい!」ポイッ


レ級「フツウニシャベレルノカヨ」ドンッ!


ドッカーン


レ級「ア!?エンマク?」


ヲ級改「…」クルッ


レ級「オイヲ級?ツイゲキシネェノカ?」


ヲ級改「……ヲッテモムダ」スタッスタッ


レ級「…ハイヨ」スタッスタッ


数分後


時雨「っ!はぁ!はぁ!」ドタッ!


夕立「っぽい!っぽい!」ドタッ!


時雨「何とかっ…鎮守府にっ…戻れたっ…」ハァ‥ハァ‥


夕立「報告っ…するっぽい…」ハァ‥ハァ‥


どっかの海上


ヲ級改「…」発艦


レ級「…アイツラハツイゲキシナイノニコイツラハツイゲキスルノカ?」


ヲ級改「…カクジツニコロスタメ」


レ級「アイツラニナンカアルノカ?」


ヲ級改「…イッカイマケタダケ」


レ級「リベンジ?」


ヲ級改「…カモネ」艦載機帰還


ヲ級改「テキカンゼンメツ、イクヨ」


レ級「ハイハーイ」


待ち人未だ見つからず


提督「…で、あいつは…」


金剛「…全然見つからないネー」


川内「よっと…たっだいまー」


提督「おう、おかえり」


川内「天の声だけど見つかんなかった、でも面白い噂は聞いたよ」


提督「面白い噂?」


川内「そうそう、なんでも海上に謎の仮面を被った艦娘が居て忠告してくるらしいんだ」


提督「忠告?どんな」


川内「なんか人によって様々だけど立ち去れって言ってくるとか無理やり通った人が行方不明になったとか…」


提督「え、何それこっわ」


川内「ま、ただの噂だからねー」


何処かの海上


艦娘1「でねー」


艦娘2「…うん?」


艦娘1「どーした?」


仮面の艦娘「…ここから先は行かない方がいい」


艦娘1「…どうして」


仮面の艦娘「…立ち去れ、死にたくないなら」


艦娘2「…私たちはこのルートを通り物資を運ばなければならない」


仮面の艦娘「立ち去れ」カチャ


艦娘1「艤装構えるの!?」カチャ!


艦娘2「くっ!」カチャ!


ドドンッ!


パシャッ‥


艦娘1「え…主砲を撃ち抜いた…」


艦娘2「何…こいつ…」


仮面の艦娘「立ち去れ」


艦娘1「1度引くよ…」


艦娘2「うん…」


仮面の艦娘「…後1週間位かな…」


深海の厄日


ヲ級改「…ン?」


レ級「ア?ドウシタ」


ヲ級改「ッ!」バッ!


ドォォォォン!!


レ級「…ナニ?」


妄想提督「…」


仮面の艦娘「…やっと見つけました、ヲ級改」


妄想提督「君達は暴れすぎた…吹雪、こいつら何隻沈めたっけ?」


吹雪「確認情報だけで59隻」仮面外し


妄想提督「わぁ!君は虐殺系フレンズなんだね!」


ヲ級改「…」バッ!


吹雪「ここで沈めr」


長門「…む?」ヒョコッ


妄想提督「は?」


吹雪「え?長門さん?」


川内「こんなとこにいたんだ…」


夕立「ぽいっ!」


時雨「ってあれヲ級改じゃ?」


加賀「あら、ほんとね」


瑞鶴「あれがヲ級改…」


提督「置いてかないで…」


妄想提督「提督まで…何しに来たの?」


提督「え?…いつも通り経験積むために出撃してただけ」


吹雪「それでたまたま私達のとこに来てしまったと」


妄想提督「すごい確率だよねー」


アハハハハッ!


レ級「オイ、オマエムシサレテルゾ」


ヲ級改「……」艦載機発艦


加賀「敵が攻撃を始めたわ」艦載機発艦


瑞鶴「制空権確保は任せて!」艦載機発艦


提督「よし!やるぞっ!」


第13話(嘘) 激突☆ ヲ級改!


ヲ級改「…」バッ!


ドドドドッ!


長門「航空機が多い…」


夕立「ぽい」魚雷ポイッ


時雨「えいっ!」ドンッ!


ドォン!


夕立「魚雷は対空兵装っぽい!」


時雨「駆逐艦でも対空は可能さ!」


川内「魚雷を投げるのが当たり前になってない?」ズバッ!


加賀「艦載機を切断するのも普通じゃないわ」パシュッ


瑞鶴「そういや提督って対空できるの?」


提督「…砲撃すればワンチャン」


吹雪「無理ですね、本体攻撃しててください」ドンッ!


妄想提督「お前は対艦能力が高いからヲ級に攻撃しなよ」ドンッ!


提督「俺の扱い酷くない?てかなんで2人でヲ級改と戦おうとしてたんだよ」


吹雪「元帥からの命令です」パシュッ!


提督「…俺何も聞いてない」


妄想提督「そりゃ秘密作戦ですし、敵に情報バレないようにね」


ヲ級改「…オシャベリナンテヨユウネ」ドッ!


レ級「オイオイ!ムシスルナンテカナシイジャネェカ!」ドドドドッ!


全員「あ!大きい方のレ級だ」


レ級「オオキイホウノレ級ッテナンダヨ!」


ヲ級改「…」スッ


川内「何してるのかなー?」サッ


ヲ級改「ナッ!?」ゴキッ!


ヲ級改「ガッ!アァァ!?」プラーン


川内「変に抵抗したから腕折れちゃったね」ニコニコ


ヲ級改「ッ!レ級、ハサミウチニ…」チラッ


レ級「ク…ソ…」轟沈


夕立「…ん?こいつに用っぽい?」ニヤァ


ヲ級改「…」ギリッ


妄想提督「そういや夜だったわ」


吹雪「私たちの役割は無さそうですね」


提督「いつ見てもひでぇな」


ヲ級改「アァァァァ!!!」バッ!


時雨「っと!」ドンッ!


ヲ級改「ガッ!」ガキンッ!


ヲ級改「ヲ?ア?」クラッ


時雨「脳震盪を起こした…しばらくは普通の戦闘は出来ないよ」


夕立「ナイスっぽい!」


川内「んー、鹵獲しちゃう?」


夕立「しちゃうっぽい?」


夕立「提督ー!鹵獲ってありっぽいー!?」


妄想提督「無しっぽいー!」


夕立「わかったっぽい!」


川内「じゃ沈めようか」カチャ


夕立「忘れられない思い出にしてあげるっぽい」


長門「…沈んだら思い出すも何も無いんじゃ…」


時雨「冥土の土産って事じゃないかな?多分だけど」


吹雪「冥土の土産はボコボコにされた記憶って何気に酷いですね」


夕立「じゃ」カチャ


川内「沈もっか」カチャ


ドンドンッ!


ヲ級改「ッ!……?」チラッ


レ級elite「アバレタリネェヨ…ット!」バッ!


川内「…」バッ!


夕立「生きてたっぽい?」バッ!


レ級elite「サァナ、ココハヒイタホウガヨサソウダナ?」


ヲ級改「……ン」


レ級elite「ジャアナ!ツギモコロシアオウゼ」ドンッ!


バァァァァン!


夕立「…煙幕っぽい」


川内「んー、逃がしちゃった」


妄想提督「おっつー」


提督「撤退したっぽいな」


時雨「夕立、怪我はない?」


夕立「怪我1つ無いっぽい!全部回避したっぽい!」ブイ!


長門「川内さん、その腕の傷」


川内「あーこれ?レ級の腕折る時に反撃貰ってさー」


加賀「制空権の確保は出来てたわね、次に備えて練度をあげないと…」


瑞鶴「加賀さん!私沢山落とせましたよ!」


吹雪「んー、結局暴れられな…仕留めきれませんでしたね」


提督「今不穏な単語が出てきかけてたような…」


妄想提督「気のせい気のせい、さっさと帰ろうぜ」


終わりへの呪い


提督「…あれ?そういやあいつは?」


吹雪「提督ですか?多分夕立のとこですよ」


提督「ふーん…んでこの書類って…」


吹雪「あーそれは…」


夕立の部屋


妄想提督「…」


夕立「…」


時雨「…あの二人は何をしているの?」


川内「さぁ?」


夕立「…無理しすぎっぽい」パシッ


妄想提督「痛っ…やっぱそうだよね」


夕立「そろそろ限界が近いっぽい、休む事をおすすめするっぽい」


妄想提督「あいよー」


執務室


提督「んっしゃー終わったー」ノビー


吹雪「はい、お疲れ様です」


提督「…あっ!今日演習あるんだった!」


吹雪「どうしてそんな大切な事を忘れているのですか?」


提督「忙しかったんだよっ!天声のとこ行ってくる!」ガチャ!


バタンッ!


吹雪「っ」ドタッ


吹雪「身体が…最近無理しすぎた…」


大海を揺るがす


提督「この前の演習は散々だったな…」


長門「提督が忘れていたのが悪いと思うぞ」


金剛「その通りデース!」


青葉「私を盾にしたのはまだ根に持ってますからね」


川内「ちょうどいい所に居たから…ついつい」


加賀「いい迷惑です」


提督「ほんとごめんって…にしてもあの二人が断るなんて珍しいな」


川内「ま、あの二人は最近忙しかったし頼りすぎるのも良くないからねー」


提督「だよな…俺もう強くならないと行けないし…課題が山積みだよ…」


接敵


提督「結局今日もあいつらは休んでるのか…」


時雨「夕立も居残りを希望したもんね」


青葉「私も休みたかったんですが?」


赤城「加賀さん達も今日はお休みです」


比叡「金剛お姉様も居残りです!」


大井「北上さんとの時間が…」


提督「にしても天候悪いなぁ…」


赤城「今にも雨が降りそうですね…」


時雨「…?」


大井「あら?」


比叡「…航空機?」


提督「え?マジじゃん!」バッ!


赤城「第一次攻撃隊!発艦始め!」パシュッ!


青葉「あの航空機量…ヲ級改ですかね?」


提督「…多分」


時雨「っ!魚雷来てるっ!」サッ!


大井「魚雷が多いっ!」サッ!サッ!


青葉「大井だけに多いって?」


提督「ふざけてないで回避回避!」


赤城「っ!敵艦捕捉!急速接近!」


レ級elite「ヒャッハー!」ザッパーン


ヲ級改「…」


提督「予想は当たってたね…」


未知の領域 深海


レ級elite「オイオイ、アノバカツヨイヤツラハドウシタ?」


提督「…」カチャ


レ級elite「…ナンカシャベレヨ」バッ!


提督「っく!」ガキンッ!


赤城「提督!?っつ!」バッ!


ドォォン


ヲ級改「…ヨソミヲスルナ」バッ!


大井「こっちの方が数で有利!」パシュッ!


時雨「当たれっ!」ドンッ!ドンッ!


レ級elite「…ッグ」ドォォン


レ級elite「イッテェナ…ア?」ザッ!


提督「くらえっ!」ザンッ!


レ級elite「グッ!」スパッ


ヲ級改「…」チラッ


青葉「…え?」ドッカァァァン


青葉「」大破


比叡「青葉さん!?なっ!」ドォォン


赤城「艦載機が!特攻!?」


赤城「皆さんっ!敵艦載機が特攻を仕掛けてっ!っ!?」ドォォン


ヲ級改「…」


『万ざ…!』ザザッ

『海軍の…ろー!』ザザッ

『…くしょー!』ザザッ

『し…くな…!』ザザッ

『……』ザザッ


ヲ級改「…ヲロカナ」


レ級elite「クッ…タスカッタゼヲ級」


ヲ級改「…」


ヲ級改「シズメ…カンムス…」ギリッ


レ級elite「…オカシクナッテナイカ?」


ヲ級改「…カモネ…ン?」


提督「っら!」ザッ!


ヲ級改「ヲッ!」ガキンッ!


レ級elite「チッ!グッ!?」ドォォン


時雨「僕を忘れないで欲しいかな」カチャ


レ級elite「…フタリダケカ?」


提督「さぁね!」ガキンッ!


ヲ級改「…テッタイシタミタイ」ガキンッ!


時雨「っ!」ドンッ!ドンッ!


レ級elite「チッ!」サッ!サッ!


時雨「…足元に気をつけて」


レ級elite「ナッ!」ドォォン


レ級elite「ギョライニユウドウサセタノカ…」


レ級elite「オモシロイジャネェカ」ニヤァ


時雨「っ!」ゾクッ!


レ級elite「アァ…ソレト」


レ級elite「ハイゴニキヲツケロ?」


時雨「へ?っかはっ!?」ドォォン


レ級elite「オイオイ、トッコウッテナカナカツカエルジャネェカ」


時雨「けはっ…かはっ…」大破


レ級elite「ンジャ、サヨウナラ」カチャ


時雨「ごめ…夕立」


ガキンッ!!


レ級elite「ア?」


提督「ぐっ…がっ!」ドッ!


レ級elite「ッ!ク、フセガレタ」


ヲ級改「…アイツハモウゲンカイ」


不透明な力


レ級elite「…」チラッ


ヲ級改「…」スッ…


提督「…」カチャ


時雨「っ…けほっ!」バシャッ‥


レ級elite「アー、イチタイニダゾ?アキラメタラドウダ?」


提督「うっせ!」ザッ!


ヲ級改「ッ!」ガキンッ!


レ級elite「ヨッ…トッ!」ドォン!


提督「がっ!…まだ…まだ!」中破


ヲ級改「…イヤ、コレデヲシマイ」スッ…


ドドォォォン!


提督「…っ」バタンッ!


時雨「て…とく…くっ…」ググッ


レ級elite「マ、タノシカッタヨ」カチャ


時雨「っ!」


レ級elite「サヨナラ」ドンッ!


時雨「みんな…ごめ」


ドォォォォン!!


提督「…」ガクッ


時雨「え…提督…!」


レ級elite「…ナゼ?」


レ級elite「ナゼカバウ?」


提督「…大事な仲間…だから…かな…」


ヲ級改「ムダバナシシテルヒマアッタラトドメヲサス」スッ…


提督「…だから」ボッ!


ザシュッ!


レ級elite「ア?…ンダト…」ズパッ


ヲ級改「ッ!?レ級!?」


レ級elite「ガハッ…ナニガ…」


提督「…」ザザッ


レ級elite「ナ?ソノチカラ」


提督「…」バッ!


ヲ級改「レ級ヨケロ!」


レ級elite「チッ!」サッ!


ザンッ!


提督「…」クルッ


レ級elite「オレノ…ブソウガ…キラレタ?」大破


ヲ級改「クッ!」バッ!


ヲ級改『カンサイキデカコンデシズメル!』サッ!


ヲ級改「シズメ!」


提督「っ!」ザッ!ズシャッ!


ヲ級改「カンサイキガ!?ッ!!」ガキンッ!


提督「…シ…ずめ」ギリギリッ!


ヲ級改「ガッ!?」ザシュッ!


ヲ級改「ツエガ…キラレタ?」中破


提督「死ネ!」バッ!


ヲ級改「ッ!」


レ級elite「…」ダッ!


ザシュッ!


レ級elite「…クソ…ヲ級…ニゲロ…」轟沈


ヲ級改「ナ…ヨクモ…ヨクモ!」バッ!


提督「?」チラッ


提督「…」刀身破損


ヲ級改「アァァァ!!」ザッ!


ドンッ!


ヲ級改「ガッ!?」ドタッ!バッシャーン!


時雨「僕を…忘れてもらったら…困るよ…」カチャ


ヲ級改「ッナ」ザシュッ!


提督「…」スッ…


ヲ級改「…アァ、ワタシハ…ヨウヤク…ネムレル」


ザシュッ!


深海の力の底


数日前 鎮守府


提督「…にしてもお前強いよな」


妄想提督「あー?そんな強くねぇよ」


提督「お前が強くなかったら大抵の奴強くない事になるぞ」


妄想提督「少なくとも俺はあのヲ級を倒せなかった…つまり弱いって事よ」


提督「…俺も力が欲しいぜ」


妄想提督「お前だって深海棲艦の力があるじゃねぇか」


提督「…でも艦娘と大差ないだろ…俺はお前みたいに1人で敵を倒せるような力が欲しいって事を…」


妄想提督「1人で?なぜ?」


提督「そりゃみんなを守るため」


妄想提督「1人でか?」


提督「…あぁ」


妄想提督「…何のための味方だ?」


提督「…」


妄想提督「仲間を頼れ、以上」


提督「俺の力は…何のためのものなんだろうな」


妄想提督「それは知らねぇよ」


提督「…お前は自分の力を把握している…でも…俺は…自分の力すら…把握出来ていない…」


妄想提督「今日のお前ネガティブだね、一体何が」チラッ


空になった一升瓶が数本


妄想提督「あー…」


提督「俺の力はなんなんだ!俺には…分からない」


妄想提督「んー…自分の力が分からないからってそう悲観的になるのもね」


妄想提督「確かに俺の力の全容は見えている…逆を言えば俺の力はここまでなんだ」


提督「…」


妄想提督「力の全容が見えていないって事は今以上に強くなれるって事」


提督「だがそんなの…今まで出てこなかった力が後から出てくるわけ」


妄想提督「ならお前は最初っから完璧だったか?」


提督「…」


妄想提督「人は成長する、学び実践し、そしてまた学ぶ」


妄想提督「今力が出ないからってこれから出ないって確証はどこにもない」


妄想提督「…これは俺の勘だけど…お前は俺よりも強くなる」


提督「下手な励ましはいらないよ…」


妄想提督「少なくともあんたは深海棲艦を仲間にした、俺には出来なかった事だ」


妄想提督「出来ない事よりもできる事に目を配れ」


提督「…あぁ」


妄想提督「悪いところばかり目を向けるな、良いところにも目を向けてやれよ」スタッスタッ


死闘の跡


提督「…」シュー…


提督「あいつの言った通りだったな」


時雨「提督…っ…大丈夫?」フラッ


提督「何とかね…いっ…」ズキッ


時雨「…提督…さっきの力」


提督「…なんか、戦い方が頭の中に入って来たんだ」


提督「まるで…何度も戦った事があるかのように」


時雨「提督、助けてくれてありがとう」


提督「お前らを守るのが俺の仕事だ」


???「あ、あのー」


提督&時雨「ん?」チラッ


ヲ級「ここ…どこですか?」


提督「…うん?」


ヲ級「あ、えっと…目が覚めたら海上で…えっと…」


時雨「雰囲気からして…ヲ級改だけど…」


提督「敵意は無くなってるし喋り方も変わってる」


ヲ級「あれ…そもそも私どこが家?あれ?」


時雨「…どうする?ほっとくのはまずいよね?」


提督「あー、連れて帰るか?」


時雨「いいんじゃない?既に深海棲艦が三人もいるからね」


提督「それもそーだな、よしヲ級」


ヲ級「え?あっはい!なんです…か?」


提督「俺らの鎮守府に来るか?戦艦棲姫や港湾棲姫、レ級もいるぞ」


ヲ級「レ級…うん、行く」


時雨「提督誘拐犯にもなれるんじゃない?」


提督「何故に!?」


時空が歪んだッ!?


妄想提督「…なんか二ヶ月位経った気がする」


吹雪「提督が寝てからまだ1時間しか経ってませんよ」


妄想提督「うーん…寝ぼけてんのかな…」


誘拐☆


妄想提督「…」


吹雪「…」


レ級「わー!」


戦艦棲姫「えぇぇ…」


港湾棲姫「…深海棲艦に好かれるスキルでもあるの?」


提督「新しい仲間のヲ級ちゃんです」


ヲ級「よろしくお願いします!」


妄想提督「おい提督ちょっとこっち来い」


提督「…?ほいほい」スタッスタッ


妄想提督「あれ例のヲ級だよな」


提督「おうよ」


妄想提督「あいつ色んな艦娘沈めてんだわ」


提督「らしいね」


妄想提督「恨みとかめっちゃ凄い訳よ」


提督「だろうね」


妄想提督「それを連れ帰っただぁ!?」


提督「だって敵意とか無くなったし…置いていくのも可哀想じゃん…」


妄想提督「あー…はぁ、ヲ級の件だけど絶対に鎮守府外に出すなよ」


提督「?それまたどうして」


妄想提督「恨み持ってるやつがヲ級を見かけたらどうするか想像つくだろっ!」


提督「ま…何とかなるでしょ」


妄想提督「…」


提督「…」


妄想提督「はぁ…」スタッスタッ


吹雪「あーっと…頑張ってくださいっ!」スタタッ


予想通り


提督「あれからもう2週間か…」


龍星「…何かあったんですか?」


提督「ん?ま、色々とね…てか久しぶり」


龍星「はい、お久しぶりです」


提督「…今までどこに居たん…」


龍星「工廠に…なんか忙しそうだったから」


提督「最近は色々あったからなぁ…」


ガチャッ


ヲ級「提督、これあげる」スッ


提督「なにこれ」


ヲ級「クラッシュロ級のはちみつ和え 〜旬のイ級を添えて〜」


提督「え?何そのおぞましい料理は」


比叡「私が育てました☆」


提督「何してくれてんだてめぇ!」


ヲ級「…食べて…くれないの?」ウルッ


提督「ぐっ…食べる…食べるさ!」


龍星「そんなっ!無茶です!死にますよ!?」


提督「それでもっ!守りたい笑顔があるんだっ!」ガブッ!


龍星「…食べたっ!?」


ヲ級「どうですか!提督!……提督?」


提督「」気絶


ヲ級「提督っ!?提督ーー!!!」


二日間寝込んだ


まぁ…そうなるな


妄想提督「」


提督「いや…ごめんて」


吹雪「…流石に擁護できませんよ」


ヲ級「…?」


妄想提督「あのさ、ヲ級を見られないようにしろって言ったよな?」


提督「…あれはしょうがないだろ!?直接執務室に乗り込んで来るとは思わないだろ!」


妄想提督「来客来る時は隠しとけ!執務室になぜ置いておいた!!」


ヲ級「落ち着いて…ください…」


吹雪「…」


妄想提督「…」


提督「ごめんて…」


ガチャッ!!


???「…」バッ!


ダダダダダッ!


???「…やったか…?」


吹雪「それ死亡フラグです」ザッ!


妄想提督「突然乗り込んで来て銃を乱射とは穏やかじゃないねっ!」バッ!


吹雪「ダブルっ!」


妄想提督「スペシャル!」


吹雪 妄想提督「手刀っ!!」ベキッ!


???「」バタッ


青葉「妄想提督達は戦闘に勝利した 経験値120 ゴールド12」


提督「ゲホッゲホッ何実況してんだよ」


ヲ級「びっくりした…」数発被弾


吹雪「なんで被弾して無傷なんですか…」


ちょいと一休み


ある日


吹雪「提督ー」


その次の日


吹雪「ちょっ!提督!?」


今日


吹雪「どうしました?」


提督「…いや…確か吹雪って司令官呼びじゃ…」


吹雪「あー…」


妄想提督「俺が提督呼びして欲しいっていっつもリクエストしたせい…かな」


吹雪「ですね、提督呼びが染み付いちゃって」


提督「あぁ…なるほど」


吹雪「それじゃ、お仕事頑張ってねー司令官」


妄想提督「頑張れー司令官☆」


提督「えぇ…」


後始末はめんどい


???「…?」ジャラッ


???「え?は?鎖!?」ジャラッ!


夕立「お目覚めっぽい?」


時雨「あまり暴れないでね、危ないから」ザシュッ!


???「え?」ブシュッ!


???「あ…あぁぁ!?!?私のっ!足っ足がぁ!?」ビシャッ!


時雨「右足程度で騒がないでよ…」スッ


夕立「静かにするっぽい!」ガッ!


???「あがっ!?」ベキッ!


時雨「はいもう一本」ザシュッ!


???「あ、あぁぁぁぁ!?!?いだいっ!誰がっ!だしゅげて!」ジャララッ!


夕立「うっさいっぽい」ガシッ!


???「ぎっ!?」ガタガタ


夕立「とりあえず…爪剥がすっぽい、痛いけど我慢するっぽい」グリッ!


???「ぎっあぁあ!?」グチュッ


時雨「んー…口って溶接できるのかな?」ジュッ!


???「んんぎゅ!?ぎゅっ!?んんっーー!!!!」ジュッーッ!


夕立「これで5枚目っぽい!」グリッ!


???「ぎゅっ…」ドタッ


???「」


時雨「あれ?もうダウンしたの?」


夕立「ふーん…早く起きるっぽい」バシャッ!


???「う…あ…?何っ…あれ…足がある…?傷がない?何が…」


時雨「人間にも効くように作った特製バケツだよ」


夕立「…深海棲艦にも効くっぽい」


???「ひっ…やめ…やめて…」


時雨「まだ夜明けまで時間があるよ」


夕立「こんなに長い夜なんだから」


時雨 夕立「楽しまなきゃ損だね(ぽいっ!)」


ギャァァァァァァァァァ


妄想提督「おーやってるやってる」


提督「…で、あいつの正体とかわかってんのか?」


吹雪「あれ深海棲艦ですね、見た目も話し方も別の人間に近い何かに改造したようですが」ペラッペラッ


提督「深海棲艦が?人間に近い何かに改造?」


吹雪「はい、そしてあの奇襲…厄介なのに目をつけられましたね」


妄想提督「ホントだよ…誰かさんが深海棲艦を誘拐してくるから」


提督「言い方よ、誘拐じゃないし」


吹雪「…ま、気をつけた方がいいって事です」トントンッ


そろそろ強敵出さないと…


響「…で?」


提督「…とりあえず鎮守府近海をパトロール、接敵したらとりあえず逃げる!」


時雨「とりあえず何かあったら逃げればいいんだね」


夕立「しれっと着いてきてるの草っぽい」


天龍「草ってなんの事だ?」


龍田「面白いって事じゃないかしら〜」


提督「…ん?」


ヒューー


夕立「砲弾が飛んで来てるっぽい」


提督「ほー…は?」


天龍「まずいじゃねぇか!回避っ!」バッ!


龍田「既に捕捉されてたって事ね〜」バッ!


ドドドドドォン!


提督「被害は!?」


響「…ゼロだよ」


時雨「…来る」


近代化戦艦棲姫「アタラナカッタ…ノ…?」


夕立「…何…あいつ…怖いっぽい」


近代化戦艦棲姫「アタレバ…ラクダッタノニネェ!」バッ!


ドドドドドォン!


提督「くっ!?撤退だ!」


龍田「了解よ〜」


近代化戦艦棲姫「…ニゲルノ?」


近代化戦艦棲姫「…」ニヤァ


近代化戦艦棲姫「クチクカンヒビキ…ダッケ?」


響「…」


近代化戦艦棲姫「ヤクタタズナシマイヲモッタフコウカンハ」


響「…なんて言った」


近代化戦艦棲姫「ヤクタタズナシマイヲモッタフコウカンッテイッタンダヨ?」


響「…姉妹を、馬鹿にしたな」ガチャッ!


提督「響!?撤退だ!」


響「殺す」ドンッ!


近代化戦艦棲姫「アナタハセンゴマデイキノコッタラシイネェ!」ドドドドドォン!


響「…」ドンッ!ドンッ!


近代化戦艦棲姫「トオリナハ…フシチョウ…ダッケ?」クスッ


近代化戦艦棲姫「ナカマノイノチヲスッテイキノコッタヤクビョウガミガフシチョウ?」クククッ


響「…」ギリッ


近代化戦艦棲姫「ワラッチャウヨ」


響「なら笑いながら死ぬといいさ!」ドンッ!


時雨「響さん!落ち着いてっ!」


夕立「今は引く時っぽい!」


龍田「…」ジャキッ


天龍「流石に俺達もイラついてきたな」シャキン


提督「いや止めろよ!」


響「おまえがっ!おまえがっ!!私たちの何がわかるっ!」ドンッ!ドンッ!ドンッ!


近代化戦艦棲姫「オマエノイチバンカン…アカツキダッケ?」


近代化戦艦棲姫「テキヲテラシテオトリトナリゴウチン…カンドウテキジャナイカ…」


近代化戦艦棲姫「サルニハゼイタクナシニザマダ」


響「いい加減口を閉じろ」ドンッ!


夕立「…時雨…あいつ殺してもいいっぽい?」


時雨「いいんじゃない?腹立ってきたし」


提督「だから止めろって!?」


近代化戦艦棲姫「メイレイイハン?ヤッパリサルカ」クスッ


夕立「その余裕どこまで続くか見物っぽい」ドンッ!


時雨「とりあえず沈もうか」ドンッ!


天龍「っしゃ!」ズバッ!


龍田「油断し過ぎよ〜」ズバッ!


近代化戦艦棲姫「フーン、ジャシズメヨ」ガチャン!


ドドドドドォン!


響「なっ!?」ドォン!


夕立「くっ!?」ドォン!


時雨「しまっ!?」ドォン!


天龍「がっ!?」ドォン!


龍田「っ!?」ドォン!


近代化戦艦棲姫「…ゼンメツ?アッケナ」


響「…ぐっ…」ギリッ


近代化戦艦棲姫「トリアエズトドメ…ン?」


提督「っら!!」ザッ!


近代化戦艦棲姫「イテッ…」


提督「今のうちっ!」全員担ぐ


提督「逃げるが勝ちっ!!」バッ!


近代化戦艦棲姫「…マ、イイヤ」


近代化戦艦棲姫「イツデモコロセルシ」


命令違反


響「…ごめん」


提督「ま…無事だったからいいけど」


提督「…あれ?あいつは?」


吹雪「提督なら先程出ていきましたよ」


提督「まじ?」


吹雪「とりあえず司令官は書類作業をしてください」


提督「…やっても終わらないんだけど…」


響「なら手伝うよ」


提督「サンキュー」


吹雪『近代化された深海棲艦…』



後書き

遂に2話目…ギャグシーン書くよりシリアスとかストーリー系の方が俺は向いてたんだっ…いつか安価やりたいと思ってます


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SS好きの名無しさんから
2023-04-10 14:45:42

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2023-04-10 14:45:43

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1: SS好きの名無しさん 2023-04-10 14:49:18 ID: S:7ETiD0

面白い作品ですね!因みにこの作品の艦娘は改とかになってたりするのでしょうか?

2: 妄想提督 2023-05-18 01:38:04 ID: S:EIA4cG

返信遅れて申し訳ないっ!ここの艦娘達は一部を除いて改になってます、夕立や吹雪等が改二ですね


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