2024-12-18 15:15:54 更新

概要

比企谷「GGOってゲームやってみるか」その1の続き
3人の女性プレイヤーの危ない所を救った『ヒッキー』こと比企谷八幡はお礼がしたいとの申し出を受け入れグロッケンの酒場へとやってきた…


前書き

少し説明口調が長い部分があります。ご了承下さい



指定された酒場に着くと、そこには先程


助けた女性プレイヤー3人がいた。


???「あっ、こっち!こっち!」


3人のうち1人がこちらに気が付き


手招きをして来た


ヒッキー「すまない、遅れた」


???「ううん、全然待ってないよ〜」


???「改めて礼を言うわ。さっきは助かったわ。ありがとう」


???「ホント、助かりましたよ〜」


ヒッキー「大したことはしてない。俺があんたら三人が、ただやられるのが見てられなかったから、助けただけだ」


スノー「そう…自己紹介がまだだったわ

ね…私は『スノー』チュートリアルでスナイパーに向いていると言われて、スナイパーをやっているわ」


スノーと名乗ったプレイヤーは、


すらりと背の高いアバターで


髪は茶髪で長髪の様だが後ろで束ねており


ポニーテールになっていた


肌は白く、顔は可憐な雰囲気を


醸し出しており、アニメや漫画で例えるなら


クールキャラだった。


また、幾何学模様のタトゥーが左腕にあった


ガハマ「次は私ね、私は『ガハマ』私もチュートリアルでサブマシンガン?が向いてるって言われてね、それを使ってるよ〜」


ガハマと呼ばれたプレイヤーは、


スノーより少し低いぐらいだが、160cmほど


あり、髪はアメリカ人というより西洋人に多い


金髪を肩まで伸ばしていた。


肌は日焼けしたかの様な褐色系で、


顔は綺麗系と言うよりかは可愛い系だった。


彼女も幾何学模様のタトゥーが


左頬にあった


イロハス「最後に私ですね…私は『イロハス』あっ、飲み物の『いろ〇す』とは違うんで。私も2人と一緒でチュートリアルでマシンガンが向いているみたいでマシンガン使ってまーす」



イロハスと呼ばれたプレイヤーは、


喋り方が甘ったるかった


3人の中で1番小さく、160cmほどで


髪は黒のショートボブ


肌はスノーと同じ白人系、顔はガハマと


同じ可愛い系だったが、何処かしら


裏があるような印象があった


さらに彼女も幾何学模様のタトゥーが


右腕に入っていた


ヒッキー「俺はヒッキーだ…気分次第で装備を変える時があるが、主にアサルトライフルを使っている」


ガハマ「ヒッキーか…懐かしいなぁ…」


ヒッキー「どうしたんだ?」


ガハマ「いや、昔にね君と同じ名前の人がいてね…」


ドキッ…


まさかな…そんな訳がない…


たまたま同じあだ名の奴が『ガハマ』って


プレイヤーの知り合いなのかも知れない


俺はかつての3人組を連想させたが、


否定した…


ヒッキー「そ、そうか…だが、あいにく俺はソイツじゃないんで…」


ガハマ「そ、そうだよね〜ごめんねなんか」


各自、自己紹介が終わった。


その際、彼女たちのアバターを見ると腕や顔


にタトゥーの様なものが入っていた…


ヒッキー「そのタトゥーは…」


気になっていた感想を口に出した


ガハマ「あっこれ?これはね、ナンパ対策だよ」


ヒッキー「ナンパ対策?」


スノー「始めたばかりに街を歩いていると何十回も男性プレイヤーからナンパ紛いを受けたのよ」


ヒッキー「確かにこの世界には女性プレイヤーが少ないからな」


スノー「そんな時、1番厄介な連中に絡まれてしまった時にある人が助けてくれたのよ」



〜 3人がGGOを始めてすぐの事〜


イロハス「離してください!」


ナンパ野郎1「一緒のチーム組もうって言ってるだけじゃんかよ」


スノー「貴方達、ハラスメント行為でアカウント停止されるわよ!」


ナンパ野郎2「俺たちはそんな行為してねじゃん」


ガハマ「だれか…助けて…」


そんな時


???「君たち何やってるのかな?」


突然、彼女達以外の女性の声が聞こえて


男2人は振り返った。


ナンパ野郎1「あぁん?」


ナンパ野郎2「だれだお前?」


???「あれ?私ってそんなに有名人じゃ無い感じ?そりゃそうか、なんせSJはBOBに比べて知名度低いし…じゃあ、その質問に答えてあげる…」


まるで漫画やアニメみたいに


わざとらしく肩を竦める仕草を見せ


その場にいる全員に自己紹介を始めた。


ピトフーイ「私はピトフーイ…前回のSJ2(第2回スクワッド・ジャム)の不甲斐ながらも三位だったチームにいたプレイヤーなんだけど…その様子じゃあ知らないわよね…」


ピトフーイと名乗る女性プレイヤーは


スレンダーなアバターに


黒髪を腰まで垂らし、


顔に幾何学模様のタトゥーが入っていた


ナンパ野郎1「SJダァ?しらねぇよ!ンなもん」


ピトフーイ「あら、残念ね…」


ナンパ野郎2「き、聞いた事がある…たった1人で何十人のプレイヤーを殺し、何なら素手でも殺した女プレイヤーがSJって大会にいたって…」


ピトフーイ「あら?知ってるじゃな〜い。嬉しいわ!」


ピトフーイと呼ばれた女性は本当に嬉しそうに


笑顔になり、歓喜のあまりか手を叩いた。


ナンパ野郎2「なぁ…もし本当にソイツなら手を出さない方がいいぜ…」


ピトフーイ「何?逃げるの?それでもツイてるの?」


彼女は2人を嘲笑い、


指を男の股間に刺した


ナンパ野郎2「ウルセェ!このキチ〇イ!行こうぜ…」


ナンパ野郎1「あ、あぁ…」


そう言ってナンパして来たプレイヤーは


去っていった…


イロハス「あ、あのピトフーイさん…助けてくれてありがとうございます…」


ピトフーイ「なぁに大したことはしてないわよ。まぁ、これ以上ナンパされるのが嫌だったら私みたいに身体の見えるとこにタトゥーを入れた方が良いわ。私なんかこれ入れた途端に減ったわよ」


そう言うと彼女は


自分の顔にあるタトゥーを指刺した。


続けて、どうせリアルと違っていつでも


ON、OFF出来るし痛く無いから、


と付け加えた


ガハマ・スノー・イロハス「「「そ、そうします…」」」


背がとても低いプレイヤー「あっ!いたいたピトさんどこ行ってたんですか!探しましたよ!」


イカツイ男性プレイヤー「ピト、探したぞ…ん?そこにいるプレイヤーは?」


金髪で背がとても低いプレイヤー「え?何々?どしたの?」


ピトフーイ「ん?この子らさっきまでナンパにあって居たからそこで私の華麗なる話術で撃退したのよ」


背がとても低いプレイヤー「ピトさんの華麗な話術って…そんな事よりも早く行きましょうよ!」


イカツイ男性プレイヤー「2時間しかプレイ出来ないんだぞ」


ピトフーイ「はいはい、分かってますよーだ」


ピトフーイ「それじゃあ、また何処かで逢えたら良いわね」



スノー「そういった事があったからこうやってタトゥーを入れてるのよ」


イロハス「おかげで最近はナンパなんてされません」


ヒッキー「そんな事があったんだな」


ピトフーイ…確か、つい最近やっていた4、5人


のチームが複数集まって闘う


『スクワッド・ジャム』 通称『SJ』の


2回目の大会が開かれた際に、そんな名前の


プレイヤーがいたような…


同時に、P90を使っていた『ピンクのチビ』


も有名だな…


名前は…忘れてしまったが、


かなりの実力者だったな


スノー「ところで『ヒッキー』さんはいつからこのゲームをやっているのかしら?」


スノーがいつからプレイしていると


訪ねて来た


ヒッキー「ちょっと前さ。うろ覚えだが半年前ぐらいじゃないか?」


イロハス「結構やってますね〜」


ヒッキー「とは言え、リアルがあるからな、チマチマとプレイしてる程度だ」


ヒッキー「そう言うあんたらは?」


今度は俺が質問にしてみた


スノー「私たちはついに2、3週間前に始めたばかりだわ」


ガハマ「だから、まだ装備とかは整ってないんだ」


ヒッキー「そうか…早く、装備集まると良いな…」


イロハス「でも〜さっきのドロップで私は良いの来ましよ〜」


スノー「私のは、すでに持っていた物だったからこの後売りに行くわ」


ガハマ「私も普段は使わないヤツだったから売りに行こうかな」


ヒッキー「そうか。で、『イロハス』は何がドロップしたんだ?」


イロハス「えっと確か…」


そう言って『イロハス』は右手で


ウィンドを操作し始めた


イロハス「ありました!えぇと名前は…『MG36』って書いてありますね」


ヒッキー「『MG36』?俺も知らないな…」


ガハマ「じゃあさ、またフィールドに行こうよ!」


イロハス「そうですね!行きましょう!」


スノー「私はまたモンスターに追い掛けられるのは御免よ」


ガハマ「だったら、『ヒッキー』さんに用心棒してもらおよ!」


イロハス「それなら安心ですね!」


ヒッキー「ま、待て。俺は、あんたらに呼ばれて来ただけでそれ以上でもそれ以下でもない」


スノー「確かにね、ヒッキー…さんはガハマがお礼を言いたいからここに来てもらっただけなのよ。決して私達と一緒にプレイするとは言って無いわ」


『スノー』の言う通りだ。俺はただ単に


『ガハマ』から呼ばれたから来ただけで、


一緒にプレイするとは言って無い


ガハマ「ん〜だったら、お金払うから用心棒になるのは?」


イロハス「それなら良いかもしれませんね!お互い得しますしね」


スノー「貴方…ヒッキーさんに承諾も得ずに…」


金を貰って用心棒か…まぁ確かに俺は


金を貰って運良ければ良い銃が手に入るかも


しれない…


幸い、彼女達と使う銃は被って無いから


言い方はアレだが、独り占めが出来る


更にはあちらは完全に安全とは言えないが


さっきみたいにモンスターに


追い掛けられるリスクが多少は


無くなるわけだ…


まぁ、別に悪くは無いか…


ヒッキー「分かった、用心棒になってやるよ」


ガハマ「ありがとう〜」


イロハス「助かります!」


スノー「『ヒッキー』さん、それで良いのかしら?」


ヒッキー「まぁ、この後も暇だから。あと、イロハスの『MG36』って銃も見て見たいからな」


こうして俺は


『スノー』『ガハマ』『イロハス』の


用心棒になった場所が変わり、


モンスターが現れるフィールドに


着くと3人は勿論俺もフル装備だった。


『スノー』は先程の紹介の通り『M24A3』


アメリカ陸軍が使用している


『スナイパーライフル』を装備していた。


バンダナやベストやズボンの目立たない様に


白のラインが入っていた。


次に『ガハマ』は、『MP5』それも


固定ストックタイプで最も初心者で


扱いやすい銃だった。


また、少し薄いピンク色の長袖に


ジーパンにチェストリグには『MP5』の


『30発マガジンポーチ』が6つ取り付けられていた。


ほぼ、『サバイバルゲーム』をするかの様な


軽装備だった


最後にイロハスは、『M27 IAR』という


一見カービン銃の『M4』や『H&K HK416』


に見える銃だが、立派な『分隊支援火器』に


分類される銃


『ハンドガード』下部には


『バイポット』が備え付けられており、


伏せて撃った場合に反動を軽減出来るように


なっている。


ネイビー柄の『デジタル迷彩』


のシャツとズボンに同じ柄の


チェストリグという装備だった


やはり始めたばっかだからこういう


装備にはなるよな…


ガハマ「じゃあ、イロハスちゃん新しいの出して見て」


イロハス「はぁーい」


そう言って『イロハス』は右手でウィンド


を操作し今持っている銃をしまい


新しく手に入った


『MG36』を手元に出現させた


ヒッキー「『MG36』は、『G36』系統の派生型か…」


イロハス「何です、『G36』って?」


ヒッキー「あぁ〜『G36』ってのは…」


『G36』 正式名称『H&K G36 』名前の通り、ドイツの

銃器メーカー『H&K(ヘッケラー&コッホ)』


社が開発した『アサルトライフル』


その独創的なデザイン及び、銃の一部に


『強化プラスチック』を使用していたり


今までになかった銃の一丁


かつてドイツ連邦軍は制式採用されていた。


(しかし、その画期的なデザイン、構造だったが、様々な欠陥が見つかってしまい今では

別の銃が正式採用している)


また、『G36』は様々な派生型があり


『G36』をマシンガンタイプにしたのが


『イロハス』が使おうとしている


その派生型の1つである


(なお、現在では廃番となっている。wiki調べより)


イロハス「よく知ってますね〜」


ガハマ「物知りだね、『ヒッキー』さん!」


ヒッキー「まぁ、このゲームをやってると色んな銃の名前とか、どこで作られてるのか、どこの国が採用してるのが大体わかって来るんだよ」


スノー「『イロハス』さん、早く試し撃ちはしないのかしら」


イロハス「そうでした、そうでした…では、いきm…」


最後まで言おうとイロハスの言葉を遮る様に


木の幹に銃弾が1発命中した


ヒッキー「伏せるんだ」


3人は、突然の『ヒッキー』からの


指示に戸惑いながらも、3人とも


その場に伏せた


ガハマ「な、何ッ!?」


イロハス「ワケが分かりませんよ!」


『ガハマ』と『イロハス』はこの状態で


当然の反応を見せた


スノー「『ヒッキー』さん、何か問題でも?」


スノーだけがこの状態でも


冷静に話しかけてきた


ヒッキー「近くで弾が着弾した。『PK』を狙ったチームかもしれないから、伏せさせた」


イロハス「『ぴーけー』?何ですかそれ?」


イロハスが誰もが思った疑問を代表して


聞いてきた


ヒッキー「『PK』ってのは、

『プレイヤーキル』の略だ…文字通り、

『プレイヤー』を『キル』するという意味だ。このゲームは、自分がゲームオーバーすると、今、自分が持っているアイテム一つがランダムでドロップする。それを狙って『PK』するチームもいる」


ガハマ「酷い!」


スノー「『ガハマ』さん、このゲームは誰もが敵になれるのよ。それ程珍しくはないでしょう」


咄嗟に伏せたものの、


『バレットライン』が見つからない…


狙撃か?


そう、この世界は、基本的には自分の銃に


引き金を掛けた時自分は


『バレットサークル』が出現すると同時に


相手には『バレット・ライン(弾道予測線)』


が見え回避が可能なのである。


だが、『スナイパーライフル』による


『初弾だけ』や


『相手の位置から見えない狙撃』は


『バレット・ライン』が


相手から見えず


それが『スナイパーライフル』を使う


『スナイパー』の特権なのである


もしかしたら、俺らを狙ったのでは無く


偶々近くのモンスターを狙撃した可能性もある


または流れ弾の可能性もある


ちょっと調べてみるか


左手でウィンドを操作し、


この辺りのマップを


見ると、100m先が崖になって居て、


その下もフィールドが続いてるのを確認した


ヒッキー「不安要素を消すために、前進するぞ」


ガハマ「で、でも、その『PK』?ってやつ?を狙ったチームだったら?」


イロハス「そ、そうですよ!危険じゃないですか」


ヒッキー「もし、そうだったら、逆に同じとこに留まっていた方が危険だ。もし俺ならすでに、さっきまで敵が居たであろう場所まで前進する…」


スノー「それが、一番効率的な狩りのやり方ね」


ヒッキー「この先100m近くに崖がある。伏せながらそこまで行く。不安要素を無くそう。そこでモンスター狩りをしていて、流れ弾が飛んで来たかも知れない。現に此方を狙っているならすでに1人はやられているからな。」


スノー「私もその案に賛成するわ。いつまでも留まっていては危険だもの」


ガハマ「う、うーん…わかった…前進するよぅ」


イロハス「仕方がないですね…」


ヒッキー「だが、姿勢は低くしておいた方がいい」


そう3人に伝え、姿勢を低くて


約100m前進した。


崖の淵手前まで4人で行動し、 


倍率スコープを持っている俺とスノーは淵


まで前進し、ガハマとイロハスは


自分達より30m後ろで


待機と後方の警戒をお願いした。


2人で前進すると


すると、そこには切りだった崖があり


見る限り50mほどの高さにこのフィールド


はあり、下には砂漠のフィールドが


広がっていた


いわゆる、フィールドとフィールドの境目に


この崖があった


その砂漠のフィールドから300m先に巨大な


ミミズの様なモンスターと豆粒のよう小さく


見えるプレイヤーが4、5人いた。


確認するために『LOVA-C』に装備してある


『倍率スコープ』で覗いた。


勿論『バレットライン』を出現させない為に


引き金に指を掛けなかった。


スコープでモンスター付近を


見てみると…


ヒッキー「え?マジかよ…」


スノー「どうかしたのかしら?」


右隣にいた『スノー』が話しかけてきた


ヒッキー「あ、あぁ…『スノー』の位置から一時と二時の間を見てくれ」


スノーは指示された方向を『M24A3』に装着


しているスコープで見た。そこには…


スノー「あれは…『マシンガン』…それも全員が装備してるわ」


ヒッキー「あぁ、『マシンガンナー』だけで編成されたチームだ…確か彼らは『全日本マシンガンラバーズ』だ。」


横にいたスノーは少し驚いた顔した


スノー「え?『全日本マシンガンラバーズ』?そのふざけた名前は何?」


ヒッキー「生粋のマシンガン好きが集まった連中らしい。この前のスクワットジャムって大会に出ていた。瞬間火力で言えば彼らがGGO内でもトップクラスかも知れないな」


スノー「確かにモンスターに対してもすぐに倒しているわね…」


ヒッキー「多分彼らの誰かの弾が流れ弾としてこっちまで飛んで来たんだろう。無闇に彼らを刺激しない様にしよう。2人のいる位置まで下がろう」


幾ら距離が離れているとはいえ、


マシンガンの銃弾の雨が


こちらに向かってくると考えたら


冷や汗が流れる。


スノー「えぇ、わかったわ」


俺とスノーはガハマとイロハスが


いる位置まで下がり自分達が


見た事を伝えた。


ガハマ「ねぇ、『ヒッキー』さん。どうしてその人は強いって分かるの?」


イロハス「そうですよ、偶々その大会で少し強かったって人達かも知れませんよ?」


『ガハマ』と『イロハス』は、


どうして彼等ら強いか分からないらしい


ヒッキー「『ガハマ』『イロハス』このゲームに銃は2種類あるのは知ってるか?」


ふたりに一つの質問をした。


スノー「なるほどね…わかったわ」


『スノー』はこの質問の意味と


なぜ彼等が強い事が分かったのか


を理解した


ヒッキー「じゃあ『スノー』代わりに説明頼む」


瞬時に理解した『スノー』に答えてを


代弁してもらうことにした


スノー「了解したわ。良い2人とも。

このゲームには銃は2種類存在するのよ。

一つは私達が、使っている。

現実にあって、なおかつ『実弾』を使用している銃 もう一つが、このゲームにしか無い、言うなればSF映画に登場する様な銃 これは、エネルギー弾をを使用している『光学銃』よ。この二つの銃の利点、分かるかしら」


『スノー』は俺が説明しようとした事をほぼ


正確に尚且つ分かりやすく説明していた


ガハマ「それぐらい、チュートリアルでやったから分かるよ〜」


イロハス「確か、『実弾銃』は弾の種類にもよりますがプレイヤーに有効ですね。

だけど、弾は高くモンスター狩りには不向きですね」


ガハマ「『光学銃』は、銃も弾も安く買えて、モンスター狩りには向いてるよね。だけど、『対光弾防護フィールド』は、私達も装備していているよね。これがあるとダメージが半減するからプレイヤーにはあまり、効かないよね」


『ガハマ』と『イロハス』は二つの銃の


メリットとデメリットをあげた。


確かにあっている…だが…


ガハマ「それでも、何であの人達が強い理由は分からないよ?」


そう、まだ、答えには行き着いてないのだ


ヒッキー「それは、俺が説明する」


ヒッキー「さっき、『イロハス』が言った様に、『実弾銃』は、モンスター狩りには不利だ…しかも、奴らは全員が

『マシンガンナー』だ…銃も弾も高いし

そしてなりよりも重い…

それを自在に使う

となると、プレイヤーの『アジリティ』の『筋力値』がかなり必要だ…

さらには、奴らはイロハスが使っている

『ライフル』型の『マシンガン』ではなく、よく映画で見る『ベルト給弾式マシンガン』だ…」


ヒッキー「このゲームは銃を結構リアル寄りにしてるから、『マシンガン』は撃ち続けると『銃身』が焼けて、命中精度がかなり低くなる…だから、

リアルでも軍の『マシンガンナー』は予備の『銃身』と『冷却剤』を持ち歩いている。

それもかなり重くなる。

だから、1人での運用、『ガンナー』だけの

編成じゃあストレージはパンパンになりやすい…だから『回復』や『グレネード』と

言った必要最低限狩りに必要な物が

積めなくなるだが奴らは、それを

知りながらも『ガンナー』だけ+モンスター狩りに挑んでる…

それほどマシンガンが好きなのとそれほどやり込んで大会まで出た実力者なんだよ。」


俺なりの考えを2人に伝えた。すると


『ガハマ』と『イロハス』は…


ガハマ・イロハス「「………」」ポカーーン


多分理解できてないんだろう…


スノー「貴女達は…」


ヒッキー「要するにだ、奴らは、相手にすると『マジヤッベーイ』って感じだな」


ガハマ「なんか分かった気がする!」


イロハス「それなら、何となく分かりましたよ」


ヒッキー「まぁ、とりあえずここを離れて、別の場所で試射するか…」



一方、ヒッキー達が確認したプレイヤー達は…


???「ヒャッハァァァァ!!!撃ちまくれぇぇぇ」


???「前回のSJ2で撃てなかった分、ここで取り返すぜぇぇぇぇ!!!」


???「次は、俺の ミニミが火を噴くぜぇぇ!!!」


???「おい!それじゃあ下ネタに聞こちまうぜ!」


???「良いんだよ!」


???「次こそは、あのピンクのチビを蜂の巣にしてやる!!!」


彼らは、前回の『SJ2』でチームプレイを


覚えた


日本各地に散らばるマシンガン好きが


集まったチームです。


彼らは、マシンガン以外使わないので、


モンスター狩りでもマシンガンを使うので


彼らを見た他のプレイヤーは、 


彼らを相当強いチームだと勘違いし、


手を出していませんでした。


本当は前記の通りにマシンガンしか使わない


プレイヤー達なので、対人戦に関しては


からっきしでした


しかし、彼らは第1回、第2回の『SJ』の経験


を活かし、対人にも着実に


強くなっていました…




俺たちは、別の場所で試射する事にした。


その移動中にモンスターに遭遇したため


ここぞとばかりに『イロハス』の


新しい銃 『MG36』が火を噴き


モンスターを撃退した。『イロハス』は


満足したのか、戻ろうと提案し


全員それに賛同し、街へと戻った


イロハス「いや〜疲れましたね〜ねっ、センパイ!」


ガハマ「あっ、『イロハス』ちゃん…」


スノー「『イロハス』さん…」


ヒッキー「!」


???「ねっ、センパイ!」


高校生だった時の記憶に、


同じような言い方、仕草をする奴が居た…


違う…『イロハス』は『アイツ』じゃない…


違う…そんなはず無い…


ヒッキー「…た、確かに、俺がこの中じゃあ先輩ってやつになるが、出来れば普通に名前で呼んでほしい…」


イロハス「そ、そうですよね…私ったら何言ってんだろ」


『イロハス』が、です。ます。口調では


無く、素の口調で喋った。


ヒッキー「じゃあ、先にログアウトするわ…じゃあな…また会おう…」


彼女らの視点に


『 『ヒッキー』さんは

ログアウトしました』


というメッセージが数秒表示され、消えた…


彼女らも、少し話した後、ログアウトし…


『ガハマ』のリアルが、『スノー』


『イロハス』のリアルに電話を掛けた…



???「…のん…ちゃん…やっぱり、あの人が、『ヒッキー』だよ…」


→To be continue?


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