八幡「小町ぃ〜文月学園って知ってるかぁ?」小町「え⁉︎お兄ちゃん文月学園を知らないの⁉︎」
比企谷・雪ノ下・由比浜「「「文月学園との交流会??」」」一色「そうなんですよ…」の続きです
一色いろはから文月学園への交流会の話を聞いた比企谷八幡は自宅に帰宅し、妹の中学3年の比企谷小町に何か知っているかも知れないと思い聞いてみると…
キャラの口調が少し違っているかも知れません。
それでも大丈夫と言う方は是非見て行って下さい
一色から文月学園との交流会の話を
聞いて今日の奉仕部での活動は終わった。
まぁいつもより早く帰れるだけマシか…
早く帰ってカマクラと小町に癒されたい。
小町に文月学園について聴いてみるか…
小町は中3の後半だから色んな
高校のパンフレットを目にするはずだ。
プラス文月学園は最近出来た試験校らしい。
学校としては生徒を1人でも
多く欲しいはずだ。
それなりの宣伝はしていると思う。
八幡「小町ぃたでぇまぁ」
寒い中玄関を開けると
自分より早く帰っていた小町がいた
小町「あっお兄ちゃんおかえり〜」
はぁ〜やっぱり小町を見ると癒されるぅ…
やはり小町と戸塚は天使だ!
どこぞの天使は
ネトゲにハマり駄天使になったし
とある女神は酒飲んで借金作って、
毎日バイト生活になって駄目神と
なったと聞く
この2人は絶対に堕天しない事を祈ろう…
小町「どったのお兄ちゃん?玄関で突っ立て遠い目なんかしちゃって?」
いけね…
小町と戸塚が堕天してしまったら
どうしようと考えていたらぼーっと
していたらしい…
ちょっと堕天した小町と戸塚を見てみたい
気持ちもある…
振り回される感じも良いかも知れない
八幡「ちょっとな…」
小町「ふぅ〜ん…そう言えばお兄ちゃん今日はいつもより早いけど、もしかして…」
そう言うと明らかに疑り深い顔をした
如何やら小町は俺が奉仕部をサボってきた
のでは無いか?と疑っている様だ。
勿論そんなことは無いので
しっかりと理由を伝えた。
八幡「違うぞ?抜け出して来た訳じゃないぞ?雪ノ下から早めに終わろうと言って来たんだぞ?」
すると小町は携帯で誰かに連絡した。
ものの数秒で返事が来たらしくすぐに
小町「へぇ〜そうだったんだね」
疑いが晴れたのかいつもの
可愛らしい顔に戻った
え?俺のこと信じてないの?
八幡「え?俺のこと信じてないの?」
つい、心の声が口から出ていたみたいだ。
小町「んもぉーそんな事ないよお兄ちゃん。
お兄ちゃんの事は信じているよ」
そう言うがすぐに携帯を取り出した後だと
信じれない。
まぁ可愛いから許すか
そんな会話を終え、
俺は制服をハンガーに掛け、
部屋着のジャージに着替え
リビングで携帯ゲーム機で遊んでいた。
小町がキッチンで夕飯の準備をして中
ふと今日の事を思い出した
そうだ、小町に文月学園について
聞くんだった
八幡「小町ぃ、文月学園って知ってるかぁ?」
ゲームをしながら小町に聞いた。
すると小町は包丁をおいて
驚いた顔しながら此方を見た
小町「えっ!お兄ちゃん文月学園知らないの!」
まるで誰もが知っている超有名人を
自分だけが知らない様な口振りだった。
八幡「ど、どうした…そんな大声なんか出して…」
小町「お兄ちゃんこそ有名な文月学園の噂知らないの⁉︎」
如何やら例えが当たったみたいだ。
八幡「う、噂?」
小町「そう!小町達の学校に関わらず他の学校でも有名な噂だよ!」
八幡「そ、そうなの…で、その噂って何?」
小町「うん、その噂はね、文月学園には1000年に1人の美少女が居るの」
1000年に1人の美少女だぁ〜
ふん!そんな奴小町と戸塚には
勝てるわけがいない!
あっ、戸塚は男だった…可愛いから良いか
戸塚の可愛いい姿を妄想していると、
小町は少し考える人みたいな
顔をしながらこんな事を呟いた
小町「でもね、その人に告白した小町のクラスの男子から聞いたんだけど。いつも妙な事を言って告白を断ってるの…」
八幡「妙な事ぉ?」
小町「うん、確か…『ワシは男じゃと、言っておるのに!』とか言って断ってるの…どう見ても女の子なのにね」
あぁ…所謂『男の娘』なのか…
八幡「はぁ…そんな奴も居るもんなんだな」
………なんか戸塚と同類の匂いがするな…
あっ、いや、変な意味じゃなくて…
まぁ、とりあえずは当日にならない限りは
分からないって事だな。
小町「それでどしたの?急に聞いてきて?」
八幡「いやな、近いうちに文月学園に交流会に行くことになってな」
ついでに小町には事の経緯を話した。
小町「へぇ〜文月学園に交流会ねぇ」
小町は何度も頷きながら話した。
小町「小町は一応お兄ちゃんの高校が第一志望だけど文月学園がどんなとこだったか教えてねぇ」
八幡「え?ヤダよ。文月学園が良かったらそっちに行くかも知れないなら言わない」
小町はとっても可愛い妹だ
俺の目が届かない高校に
なんか行かせられない
すぐに気持ち悪い返事が返ってきた小町は
心底軽蔑した顔をした
小町「ゴミ兄ちゃん…」
八幡「じょ、冗談だよ…」
さっきまで軽蔑した顔をしていた
小町の顔が少し緩んだ
小町「ふーん。まっ、そう簡単に第一志望変えないから大丈夫だよ」
ふぅ…なら良かったと安心し胸
を撫で下ろした。
ところで文月学園は一体どんな場所だろうか?
噂程度しか聞いた情報しかない以上
自分の目でしか判断するしかないな…
そんな考えをしながらも小町は
再び夕飯を作り始め俺は次第にゲームへと
夢中になり、文月学園のことは
学校内でしか気になるぐらいになった。
そんな日を過ごしていくとついに
文月学園へ向かう日を迎えた…
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