提督「俺は!」艦娘達「私達の大切な人!!」その4
謝罪と復活を祝って開いた宴会(1作目参照)により艦娘達から快諾を貰い、精進する事を決めた元メタボ提督と惚れっぽい艦娘達のドタバタ修羅場コメディである。ヤキモチ合戦ともいう。
1作目:提督「俺は・・・」艦娘達「私たちが育てた」http://sstokosokuho.com/my/works
2作目:提督「俺は」艦娘達「私たちが育てた!!」その2http://sstokosokuho.com/ss/read/1827
3作目:提督「俺は?」艦娘達「私たちの誇り!!」その3http://sstokosokuho.com/ss/read/2225
の続きです。前作を見ていただくとストーリーが見えるかもしれません。
SS初心者なので誤字、脱字がありましたらご容赦ください、自分が気付き次第修正していきます。
<岩川鎮守府近辺>
木曾(拝啓 父さん、母さん。俺は北上姉と大井姉。艦娘としての姉である球磨姉と多摩姉と仲良く過ごしています)
木曾(大好きな提督が上司になり、楽しく過ごしていましたが現在鎮守府は攻撃を受けて厳戒態勢中です)
木曾(ですが、一旦攻撃が止み戦力を整える動きを互いにみせている段階です)
木曾(そんな中、俺と同僚の天龍と見回りをしていたのですが・・・)チラッ
天龍「」ガタガタガタ
木曾(どうやらパニックになっていて使い物にならないようです・・・)フッ
ほっぽ「お姉チャン、コノ二人ドウシタノカナ?」
港湾「サァ・・・?」
離島「帰ッテスマブラWiiUヤリタイ」
中間「ジャア、私ディディー使イマスネ」
離島「ヤメロォ!!」
飛行場「アンタ達少シは真面目ニシナサイヨ・・・」
ババーン!!
木曾(しかし・・・本当にどうしてこうなった?)
木曾「一体何が目的だ!!」
飛行場「フフフ・・・ソレハネェ・・・アハァン!!♡」ビクーン
木曾「」ビクッ
天龍「」ビクッ
飛行場「イ、一体ナンナノォ・・・」クルッ
離島「中間、話長クナリソウダシモンハンヤリマショウ。素材足リナイノヨ」飛行場姫にコンセント刺し
中間「ア!ジャア、ジンオウガ亜種ノG級行キマショウ。アイツノ素材足リテナインデスヨー」飛行場姫にコンセント刺し
離島「アー、ソロデヤルニハ厄介ダシネ。イイワヨ~」
ほっぽ「ウゥ・・・ほっぽ・・・マダ頑張ル・・・zzzzz」スピー
港湾「ズットココヲ目指シテ進軍シテキテマシタシネ」ナデナデ
飛行場「チョット!離島モ中間モ私ノ艤装カラジャナクテ自分ノカラ電力取リナサイヨ!」
離島+中間「「ヤダ。疲レル」」ヤレヤレ
飛行場「アンタ達ネェェェェ!!!」キー!!
木曾「ほんと、何しに来たんだよコイツ等・・・」
天龍「」ポカーン
木曾「天龍、正気に戻ったか?」
天龍「おう・・・。だけど、これ現実か?陸上の姫級が勢ぞろいしてて更に姉妹喧嘩してるぞ・・・」呆れ
木曾「俺も嘘だと思いてぇよ・・・」呆れ
ギャーギャー!!
木曾「あー・・・そろそろいいか?要件を聞きたいんだが・・・」ハァ
ピタッ
飛行場「フ・・・フフッ・・・ソウヨネ。私達ガココヘ来タ理由ハ・・・」
<中間、罠オイテー
<タメ3準備シマスネ
飛行場「今オネムノ北方棲姫ノ友達ヲ助ケニキタノヨ・・・」キリ・・・
木曾「友達だと?」
<モー!追尾弾ウザイワネ!!
<ヨシ!痺レ罠ニハマリマシタヨ!
飛行場「エェ、ソウヨ・・・。貴女達ガ拿捕シタハズノ駆逐棲姫トイウ子ヲネ」キリキリ・・・
天龍「確か春雨達が説得したっていう駆逐艦型の姫級だったか?」
木曾「あぁ、そうだな。お前らの目的がソイツだったらまだここには居ないぞ」
<ヨッシャー!角ヘシ折ッタワ!!
<尻尾モ切リマシタヨ!!
飛行場「ソウ・・・ナラ・・・」
<<チャッチャララーラーラーラララーラーララーラララーラーラー
ブチッ
飛行場「アンタ達!人ガ艦娘ト真面目ナ話シテルノニ話ノ腰ヲ折ルナァァァァ!!!」キリキリキリ
ギャーギャー!!
木曾「なぁ、天龍」
天龍「なんだ?木曾」
木曾「ちょっとあいつが球磨姉と多摩姉に振り回されてる俺みたいで同情しちゃいそうだ」トオイメ
天龍「あー、確かに。初雪や望月に悩まされてる吹雪達にも似てるな」トオイメ
木曾「そうだな・・・」
天龍+木曾「「ハァ・・・どうすんだこれ・・・」」
ギャーギャー!!
木曾「とりあえず提督に報告するか」
天龍「そうだな。しかしなんて言えばいいんだ?」
ほっぽ「Zzzz・・・ン・・・ハッ!!」パチッ
ガバッ!!
港湾「キャッ!ド、ドウシタノ?ほっぽ」
ほっぽ「・・・来ル・・・沢山ノ黒イ者達ノ気配ガスル」
飛行場「アラ?イヨイヨカシラネ」ニタァ
離島「エー、面倒ネェ・・・」
中間「ソウデスネー」ダルー
港湾「ほっぽハドウシタイノ?」
ほっぽ「私ハ駆逐棲姫ヲ助ケタイ!!」フンス
飛行場「ナラ、暫クハ傍観ニ徹シヨウカシラ」クスクス
木曾「お前等急に何を言ってるんだ?」
天龍「何するつもりだてめぇ等!!」
飛行場「覚悟ナサイ?艦娘。モウジキ大艦隊ガ攻メテ来ルワ」
木曾+天龍「「何ぃ!?」」
飛行場「ほっぽハ貴女達ガ深海棲艦ト呼ブ黒キ者ノ気配ニ敏感ナノ」
飛行場「ソノほっぽガ数ヲ絞レナイ程ノ気配ヲ察知シタ。ソノ意味・・・ワカルワヨネェ?」
ウゥーーーーー!! ウゥーーーーーーー!!
木曾+天龍「!!」
飛行場「アラ?中々早イ展開ネ。ジャ、聞イテタト思ウケド私達ハ見テルダケニスルワ」ニヤニヤ
木曾「お前等は俺達を攻撃しないのか?」
飛行場「スルツモリナラ有無ヲ言ワサズ沈メテルワヨォ」クスクス
天龍「・・・どうやらその言葉に嘘は無えみてえだな。殺気を感じねえ」
木曾「天龍!こいつ等の言葉を信用するのか?」
天龍「俺達が生かされてるのが証拠って事だ。それよりも、この警報。急いで持ち場に戻らないとやべえぞ」
木曾「クッ!!」ギリッ
天龍「いくぞ!!」
タッタッタッ・・・
飛行場「サァテ・・・ドンナ強者ガ出テクルカシラネェ?」クスクスクス
離島+中間(バトルジャンキー・・・)
ほっぽ+港湾(お(姉様)顔怖い・・・)
<岩川鎮守府高台>
龍驤「軽空母艦隊、準備はええな?全機発艦!!」
軽空母一同「了解!発艦!!」
バシュバシュッ!!バサァ!!
ブロロロロ・・・ ブーン
龍驤「吹雪!!敵の艦載機の数は前より段違いや!!防空戦頼むでぇ!!」
吹雪『了解です!!皆私が守りますから!!』
_________________________
<岩川鎮守府近海>
吹雪「皆聞こえたね!?」
駆逐艦一同『はい!!』
吹雪「陽炎ちゃん、朝潮ちゃんの艦隊は右翼をお願い!!」
陽炎『陽炎型の力を見せてあげるわ!!』
朝潮『火力では劣りますが、頑張ります!!』
吹雪「白露ちゃん、夕雲ちゃん、白雪ちゃんの艦隊は左翼をお願い!!」
白雪『わかりました。皆さん行きますよ!』
白露『何人かは留守にしてるけど、私がいっちば~ん』
夕雲『最新鋭艦の力、お見せしましょう!!』
吹雪「秋月ちゃんと私はここで防空の要を請負います!睦月ちゃんの艦隊は後方からサポートをお願い!!」
睦月『わかったにゃしい!!』
吹雪「高雄さん!そちらは行けますか!?」
高雄『ええ、大丈夫よ!!』
__________________________
高雄「私達重巡及び軽巡は駆逐艦の子達の頭上を超えて砲撃戦を行います」
高雄「那智、足柄、古鷹、加古、は右翼を」
高雄「青葉、衣笠、愛宕、私は左翼を請負います」
一同『了解!!』
高雄「鈴谷は右翼、熊野は左翼の目と護衛を瑞雲でお願い」
鈴谷+熊野『お任せじゃん(を)!!』
高雄「軽巡の皆さんは各々駆逐艦の子達のサポートに回ってください」
軽巡一同『了解!!』
高雄「散開!!」
バババッ!!
_____________________
<岩川鎮守府近海(海底)>
ゴーヤ「皆、敵艦を発見したら報告後速やかに迎撃に移るでち!」
潜水艦一同「了解!!」
_____________________
深海「クックックッ・・・さぁ、楽しいカーニバルの始まりだ」
空母姫「ソレデハ予定通リ我々ハ・・・」
深海「ああ。海上でドンパチ繰り広げてる間に移動する」
戦艦姫「提督、準備ガ整イマシタ」
深海「では行こうか。敵の度肝を抜きに」ニヤッ
ブロロロロ・・・・ ダダダダダ!!! ズドドドドド
龍驤「ぬぬぬ・・・・このままじゃマジでピンチすぎや~」
龍驤「吹雪ィ!!しっかり墜としてやー!!」
__________________
龍驤『墜としてやー!!』
吹雪「こっちも必死なんですよーー!!」ズダダダ
吹雪(とはいえ、秋月ちゃんと私だけじゃ対空火器が足りない・・・)
秋月「この!このこの!!」ズダダダ
秋月(このままじゃ・・・敵の数が多すぎる!!けどそれだと提督の身に危険が・・・)
??「落ち着きなさいな。吹雪、秋月。」
五十鈴「対空戦闘ならこの五十鈴さんにお任せってね♪」ガッチャン
対空カットイン
ズドドドドドド
吹雪(わぁ・・・すごっ)
秋月(私と同等かそれ以上敵艦載機を撃墜した!?)
五十鈴「フフン♪これじゃあ作戦終了後にご褒美貰うのは私かもね~」ドタプーン
秋月「んな!?何をするつもりですか!?」コタプーン
吹雪「抜けがけは許しませんよ五十鈴さん!」ストーン
吹雪「【上等です。駆逐艦統括の本気を見せてやります!】」ジャコン
秋月「【防空駆逐艦である私が対空射撃で負ける訳にはいきません!!】」ジャコン
五十鈴「【防空巡洋艦の名は伊達じゃあないわよ?】」ジャキン
吹雪+秋月+五十鈴「【撃てぇぇぇぇええ!!】」対空カットイン
ズドドドドドドドドドドドドドド
___________________
龍驤「うぇ!?何があったんや?敵艦載機ががっつり減ったで!?」
龍驤「よっしゃ!ほな皆まずは拮抗状態に押し戻すでぇ!!」
軽空母一同「はい!!」
ズダダダダダ!!! ブーーン
ドォーンドドーン!!
<ワーワーワー!!
・ ・ ・ ・ ・ ・
ビリッ!バリッ!ボリボリボリ
モシャモシャモシャ
離島「ドッチガ勝ツトオモウ?アッセンベイトッテ」ボリボリボリ
中間「ドウゾ。ンー、今ノ所拮抗シテル感ジデスカネ?」モシャモシャモシャ
ほっぽ「姉様!ほっぽ達戦ワナイノ?」ネーネー
飛行場「マダ舞台ハ整ッテイナイワ。ドウセナラ役者ガ揃ッテカラノ方ガ面白イデショ?」フフフ
港湾「私、アノ三式弾トカイウ弾頭嫌イデス・・・」ブルブル
一同「アー、ワカルー!!」
飛行場「デモ、時々ダト癖ニナルカモ・・・(ボソッ)」モジモジ
一同「エッ?」
ピクッ!
港湾「ほっぽ?ドウシタノ?」
ほっぽ「チョットダケ遠イケド、変ワッタ気配ト黒イ奴ノ気配ガスル」
港湾「ドウイウコト?」
ほっぽ「ウゥ・・・ワカンナイ。ケドソノ周リニ艦娘ノ気配ガスル」
飛行場「ナラ、違ウ海域ニ出テイタ艦隊ガ戻ッテ来タノカモシレナイワネ」
離島「ナラ、ソノ気配ノ主ガ拿捕サレタほっぽノ友達ナンジャナイノ?」ボリボリ
中間「我々ノ出番モ近ソウデスネ」モグモグ
_________________________
龍驤「ぐぐっ・・・なんとか拮抗状態までは戻せたけどピンチすぎやぁ~」
飛鷹「このままじゃ艦載機が保たないわね・・・」
隼鷹「艦載機のストックぼちぼちヤバイね~・・・」
ゴォォォォォ・・・
千歳「何の音・・・?」ピクッ
千代田「艦載機・・・?どこから?」キョロキョロ
祥鳳「まさか・・・!」バッ!!
瑞鳳「!!龍驤さん、直上ーーー!!!」
一同「!!!」
龍驤「全員散開して伏せぇえええ!!!」
ドガガガガガーーーン!!
龍驤「う・・・皆・・・無事か・・・?痛っ!」中破
龍驤「・・・瑞鳳!祥鳳!!」
瑞鳳「う・・・うう・・・」大破
祥鳳「こ・・・こんなんじゃ・・・戦えないよぉ・・・」大破
飛鷹「皆!くそっ!艦載機の皆行って!!」バサッ
隼鷹「許せないよ!アタシの仲間達をよくも!!」バサッ
千歳「瑞鳳!祥鳳!しっかりして!!」
千代田「龍驤さんも大丈夫ですか!?」
龍驤「ウチも中破してしもた。いよいよもってヤバイかもな・・・アンタ等も航空戦に参加してき」
龍驤「この二人はウチが面倒見るから!」
千歳+千代田「しかし!!」
龍驤「一機でも空に上げて皆を守らなあかん。頼むで?」ニコッ
ブゥゥゥゥゥウン・・・
龍驤「やばっ!追撃が来よった!!千歳!千代田!!」
千歳+千代田「やらせない!全機発艦!!」ガコンガコン
フオオオオォォォン・・・
龍驤「!!あれは・・・あの烈風は!!」
ズダダダダ!!!!ドガーン
_______________________
加賀「敵機撃墜。龍驤さんや他にも数名負傷艦がいるようね・・・」ギリッ
赤城「一航戦の誇りにかけて、これ以上はやらせません!」ギリッ
瑞鶴「翔鶴姉!私達は駆逐艦の子達の方を!」キリキリ
翔鶴「ええ!行くわよ瑞鶴!!」キリキリ
一航戦+五航戦「「全機発艦!!」」バシュッ!!バシュッ!!
ブロロロロロ・・・・・・
長門「扶桑!!主力の連合艦隊とお前達の連合艦隊で合同陣形を組んで突撃するぞ!!」
扶桑「了解!皆聞こえたわね?行くわよ!!」
一同「はい!!」
山城「こんな大艦隊戦だなんて・・・不幸だわ。でも連中にはこれからが不幸よね・・・後悔させてやる・・・」ボソッ
長門「駆逐棲姫と空母水鬼!お前達は私と陸奥の間に入れ。必ず守ってやる」
わるさめ「は、はい」
空母鬼「ワカッタ」
那珂「私達予備艦隊は一番外をフォローするよ!!」
一同「はい!!」
______________________
<岩川鎮守府近海(深海)>
ピクッ
深海「どうした?戦艦棲姫」
戦艦姫「・・・ドウヤラ南西デ我々ト戦ッタ艦隊ガ近クマデ戻ッテキテイルヨウデス」
深海「なんだと・・・ちっ、急がねばならんか。駆逐棲姫と空母水鬼はどこにいるか分かるか?」
空母姫「・・・ドウヤラ、戦艦ニ守ラレテイルヨウデス」
深海「潜水艦達に伝えろ。何が何でも裏切り者を沈めろとな」
空母姫+戦艦姫「「御意!!」」
深海(俺を裏切る奴は許さん!俺の艦であり道具だ。役立たずは艦娘も深海棲艦も関係ない)
深海(等しく沈め・・・)
ドォーンドォーン!!ブォォォン・・・
<執務室>
提督「くそ・・・ここまで攻めてこられて俺には何もできないのか・・・」ブルブル
金剛「提督、落ち着くネー・・・悔しいのは私もデス」ググッ
提督「そうだな。金剛は艤装が原因不明のロックが掛かって動かないんだったな。すまない」
金剛「原因がわからない以上仕方がないネー・・・」シュン
提督(しかし、何故このタイミングで?艤装なんて海軍のトップシークレットだぞ・・・)
提督(今回の敵艦隊の動きで指揮を執っている者がいるのは明白だ。だが・・・)チラッ
金剛「ウゥ~・・・皆頑張るネー!!」ピョンピョン
提督(金剛の艤装に干渉できる者・・・となると考えられるのは相当絞られる・・・)
提督(だが、それを今の金剛に告げるのは余りに酷というものだ)
金剛「提督?どうかしましたカ?」首傾げ
提督(いや、確証がない以上余計な不安を煽るのは止めよう)
提督「少し考え事をしていただけさ。主力艦隊も戻ってきた、ここからが正念場だ」
金剛「そうですネー!気合!入れて!!応援するネー!!!」ヒャッハー!!
ピーピー!!
長門「こちら長門だ!」
ごーや『長門さん!気をつけるでち!!そっちにすごい数の潜水艦が向かった反応があったでち!!』
長門「なんだと!?何故急に・・・ハッ!まさか」チラッ
わるさめ+空水鬼「?」
長門「わかった。報告感謝する。お前達も気をつけてな」
ごーや『お互い様でち!皆無事に鎮守府に帰ってきてくれて嬉しいでち。もうひと頑張りだよ!』
プツッ・・・ツーツー
長門「ああ・・・。そして・・・来たか」
魚雷<ヒャッハーー!!
川内+那珂+阿武隈+鬼怒「!!!」
軽巡s「「「敵の潜水艦を発見!!雷跡を確認。皆避けて!!」」」
長門「全艦聞こえたな!回避行動に移れ!我々は潜水艦に囲まれているようだ!」
シュゴォォォォ・・・・
シーン
長門「ふう・・・旗艦報告!!」
扶桑『被害ありません』
阿武隈『こっちも大丈夫です』
鬼怒『問題ないよ!』
川内『問題なし!』
那珂『被害なし!だよ~☆』
ブロロロ・・・・・・
長門「何!?敵艦載機だと!!」
一同「!!」
加賀「艦載機の殆どを鎮守府護衛に放ってしまったわ」ギリッ
赤城「私も駆逐艦の子達を守る為に飛ばした子達が戻ってこないと苦しいわね・・・」
翔鶴「苦しいわね・・・でも、何もしないわけにいきません」
瑞鶴「そうだね、翔鶴姉。まずは飛ばせるだけ飛ばそう」
扶桑「山城?私達も瑞雲で手を貸すわよ?大丈夫?」
山城「はい、姉様!準備は出来ています!」
最上「微力ながらボク達も飛ばすよ!」
三隈「くまりんこ!!」
加賀「全艦載機・・・・発艦!!」
バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ! ガコン ガコン ガコン ガコン
ブゥゥゥゥン・・・ ズガガガガガ ドドォォーーン パラパラ・・・
瑞鶴(クゥゥ・・・やっぱりきつい。でも加賀さんや赤城さんよりは艦載機が残ってる私と翔鶴姉でなんとかしないと・・・)
ブゥゥゥン・・・
瑞鶴(えっ?新手!?)バッ
ブーーン
瑞鶴「えっ・・・あれは・・・烈風?」
翔鶴「瑞鶴?どうしたの?」
瑞鶴「翔鶴姉。あれ・・・」ユビサシ
翔鶴「えっ?」ソラミアゲ
ブゥゥゥゥウウン ゴォォォォォ
加賀+赤城「!!?」
烈風<マタセタナ!ヤロウドモイクゾー!!
ドガガガガガガ!!!
制空権優勢!!
長門「皆油断するなよ!!他の艦も集まってきたようd」
カッ!!
ズッドォォォォオオオオオオオン!!! プスプス
長門「」
陸奥「」
わるさめ「」
空水鬼「」
ピーピー!ピッ!
長門「こ、こちら長門だ」ブルブル
??『よかった、無事でしたか!!間に合ってよかったです』
長門「あ、ああ・・。助かった・・・いや助かりましたよ榛名さん・・・」ブルブル
榛名『はい!榛名は大丈夫です!!』
<岩川鎮守府近海(深海)>
ピーピーピー!!
深海「何事だ?」
戦艦姫「ドウヤラ追撃ニ向カワセタ艦隊ガ一掃サレタ模様デス!!」
空母姫「一体上デ何ガ・・・」
深海「詳細は判りそうか?」
戦艦姫「少シオ待チヲ・・・フン・・・フンフン・・・ナンテ事・・・」
深海「どうした?」
戦艦姫「ソノ・・・部下達モ混乱シテイルヨウデスガ、情報ガ正シケレバ1隻ノ戦艦ガ放ッタ砲撃ダッタト・・・」
深海「馬鹿な!?そんな事が出来るとすれば数ヶ月前に現れた霧の艦隊ぐらいだぞ!?」
深海「まさか、私の後釜は霧の技術を艦娘に応用したというのか・・・?」
空母姫「ドウ致シマスカ?」
深海「考えられるとすれば別の鎮守府に誘導していた艦隊が戻ってきた。その中の一隻だろう」
深海「攻めていた我々が後手に回るとはな・・・!」
深海「こうなれば仕方がない。【彼女達】を使うしかあるまい」
戦艦姫「シカシ、アノ者達ハ提督ニ忠誠ヲ誓ってイル訳デハアリマセン」
空母姫「自分勝手過ギル故ニ監視下ニ置ク為無理ヤリ連レテ来テイマスガ・・・」
深海「強力な敵が艦娘に居るとでも伝えれば動くだろう」
戦艦姫「・・・ワカリマシタ。スグ連絡致シマス」
カチャカチャカチャ・・・
??「アー!モウ!!何ナノコノチャージャー!!私バカリ狙イヤガッテ!!」
??「キャラ名前モ何?【ゴスロリは正義】トカドンダケ自己主張激シイノヨ!!」
TV<ドーン!ウワァ~~ア
??「ンガーー!相方ポイ奴ニマデ!!覚エテナサイヨ!!何ヨ【中間ニート】ッテフザケタ名前ハ!!」
??「オイ、ゲームヲスルノハイイガ静カニシロ!読書ニ集中デキナイデハナイカ」ポリポリポリ
??「オ菓子齧リナガラ同人誌読ンデル奴ニ言ワレタクナイワヨ・・・。ドンナ内容ナノ?」
【ドキッ!絡み合う筋肉。漢と漢の取っ組み合い】
【うちの司令官がムキムキな訳ない!】
【姉妹で無で回したいご主人様の大胸筋】
??「」
??「筋肉ハイイモノダナ!」ε٩( º∀º )۶зムハー
??「今年ノオータムクラウド先生トビッグウェーブSAZANAMI先生ノ作品モ良イモノダ」
??「ダメダコイツ・・・早ク何トカシナイト・・・。」
ピー!ピー!ピー!!
??「ン?」
??「ハイハーイ、コチラ待機室~」
戦艦姫『戦局ガ変ワリオ前達ヲ提督ガオ呼ビダ。大至急コレカラ送ルポイントニ集合シロ』
??「エー、私(ゲームデ)忙シインダケドー」
??「私モ(読書デ)忙シイナ」
空母姫『提督ノ命令ハ最優先ニシロトイツモ言ッテイルダロウ!!早ク来イ!!』
??「ワー、オバサンガ怒ッテル~」
??「言ッテヤルナ。化粧ニ気ニシテルンダカラ」
ブチッ!!
戦艦姫+空母姫『『イイカラサッサト来イ!!』』
??「「ハーイ」」
戦艦姫『後、提督カラノ伝言ダ』
??「ン?」
戦艦姫『強イ艦娘ガ居ル。オ前モ楽シメルダロウ トノ事ダ』
ピッ
??「ホウ・・・」ゴゴゴゴ
??(アーア、余計ナ発破カケチャッテ・・・)
??「トモカク、座標来タシ行コウカ」
??「ソウダナ。アッ、本ダケシマッテオカナイト・・・」
____________________
カチャカチャカチャ
離島「アラ、【アンチアイドル那賀野ちゃん】トカ言ウ調子ニ乗ッテソウナ子落チタワネ」
中間「ソノヨウデスネ。私達ノ圧勝デス」グッ!
港湾「離島姉様達ハ何ヲサレテルンデスカ?」
離島+中間「「スプラトゥーン!!」」
ほっぽ「ナンカベチョベチョダー」
離島「コレハソウイウゲームナノヨ」
中間「デモ、相手モ中々ヤリマシタネ。会ッテミタイ気モシマスネ」
離島「流石ニコンナ戦場デ会ワナイワヨ」
港湾(戦場ニ居ルツモリアッタンダ・・・)
ピクッ
飛行場「来タッ!」ガタッ
一同「」ビクッ
飛行場「ヤット私ト戦ウニ相応シイ奴ガ動イタ。ソレニモウ一人海ニイル」ニタァ
飛行場「私達モ動クワヨ!戦イノ時ハ近い!」ワクワク
一同「アッ、ハイ・・・」
<執務室>
ドーンドドーン!!
金剛(しかし・・・今回攻めて来ている敵は一体何者ネー?)
金剛(明らかにこちらの戦力を想定された動き、統率された対応・・・)
金剛(けど、何故・・・?私この動きを知ってるネー・・・・?)
ザワッ
金剛(あっ・・・そうだ・・・何故思い出せなかったんデショウ)
金剛(この作戦行動・・・あの人の・・・前提督の作戦の組み方そっくりダワ)
金剛(まさか、生きていて敵艦隊の指揮を執っている?もしそうなら・・・私は・・・私の想いは・・・)カタカタ
提督「金剛?顔色が悪いが大丈夫か?」
金剛「だ、大丈夫ネー・・・」アセアセ
金剛(・・・もしあの人が目の前に現れたら・・・私は自分を律せるでショウカ)
??「私ニ掛カッテ来ルカ分カランガ、威嚇ダケシテオクトスルカ」ギンッ!!
ザワッ ピリピリピリ
榛名「!!・・・今の殺気は・・・!この方角、提督の身に危険が!?」
ピーピーピー
長門『榛名、今の感じたか!?』
榛名「ええ。私はこれより提督の元へ急ぎます!長門さんは・・・」
長門『私はこのまま艦隊の指揮を引き受けよう』
榛名「・・・お願いします!榛名、参ります!!」ザザァァァ
__________________________
吹雪「!今のは・・・くっ!」ガガガガ
陽炎「吹雪!こっちがまた押されだした!」ドンドン!!
白露「こっちもきたー!」ドンドン!!
球磨「野生を開放するクマー!・・・・【ザ・ビーストON】」ウヴォォォォォ
多摩「こっちも行くニャー!・・・・【ザ・ビーストON】」フシャアアアアア
ドガガガガァァン!!
秋月「ウウウウウ・・・!!!」ガガガガ
五十鈴「これは・・・不味いわねぇ」ガガガガ
___________________________
高雄「今のは・・・まさか提督の下に敵が!?」ドンドン!!
愛宕「これはキツいわねぇ・・・提督の護衛はどうだっけぇ?」ドンドン!!
高雄「陸で戦える子達が着いててくれてるはずよ」
愛宕「なら・・・そっちに期待するしかないわね。今私達がここを離れたら一気に持って行かれそうだし」
青葉「中々上手く行きませんねぇ・・・」
鈴谷「まぁ、あの人たちが着いてるし余程の事なければ大丈夫っしょ」バシュッ
衣笠「提督大丈夫かなぁ・・・」
熊野「私達が防衛の要ですからね・・・仕方がありませんわ」バシュッ
____________________________
龍驤「・・・これはいよいよピンチ過ぎやな」
龍驤「うちらはここを動かれへん・・・となると」
ピピッ
鳳翔『私が提督のお側にいますよ』
龍驤「そーか、ほな安心やな」
鳳翔『ですが、先程の殺気は只者ではないです』
龍驤「鳳翔がそういうなら本物やな・・・提督を頼むで」
鳳翔『ええ。龍驤も気をつけて』
ピッ
吹雪「・・・嘘」
こんなのは絶対嘘だ。誰か嘘と言って欲しい
何で・・・ナンデナンデナンデ・・・・
鎮守府<(炎上中)
吹雪「そんな・・・駄目ですぅぅぅうーーーーーーーーーー!!!」
殺気を感じた後も私達は戦場を離れる訳にはいかなかった。何時間も必死に戦い続けた。
正直私は長門さん達や榛名さん達が帰ってきたと聞いてホッとして勝ったと思った。
けど、私は・・・ううん。私達は知らなかった。とっくに鎮守府に、司令官に危機が迫っていた事を。
数時間前<執務室>
コンコン・・・
提督「入れ」
ガチャッ・・・
夕張「失礼します!例の新武装が完成したのでお持ち致しました」プルプル
提督「ご苦労・・・と、言いたい所だがなんでそんなにプルプル震えているんだ?」
夕張「いえ、その・・・元が戦艦用に制作したので軽巡の私にはすごく重いんですよ」プルプル
提督「報告だけでもよかったんだぞ?」
夕張「いえ、現在も戦闘中ですから護衛の艦に持たせるべきと思いましたので」
提督「そうか。戦艦用と言ったな。じゃあ武装は床に寝かして置いていいから武蔵と伊勢、日向を呼んでくれ」
夕張「了解しました!!」ビシッ
ガチャッ・・・・バタン
金剛「戦艦専用武装ですカー。私の艤装が動けば装備してみたかったデース」ツンツン
提督「あまり触るなよ。どんな武装かまだ報告受けてないんだから」
金剛「そうデスネー」
コンコン・・・
提督「入れ」
ガチャッ・・・ゾロゾロ・・・バタン
夕張「武蔵、伊勢、日向を呼んできました」
提督「うん、それじゃあ3人に新武装の説明を報告を兼ねて頼む。その上で誰に持たせるか決めよう」
夕張「はい!ではご説明しますとー・・・」
夕張「・・・と、いう使い方になります。何か質問はありますか?」
戦艦s「・・・」
提督「・・・夕張。お前さんよくこんなの作ったなぁ」
夕張「浪漫には勝てませんでした!」エヘン
提督「ドヤ顔すんな。で、戦艦のお前達からみてどうだ?」
日向「どう・・・と言われてもな」ググッ
ヒョイッ パシッ
伊勢「これ私でも持ち上げるので精一杯だよ」ググッ
金剛「伊勢と日向でこの様子じゃきっと私達姉妹でも多分無理デース」
提督「・・・となると」チラッ
武蔵「ふむ・・・中々重いな」ブンブン
一同「・・・武蔵(さん)専用かな」
夕張「それじゃあ私はすぐ工廠に戻って明石の艤装修理を手伝いますね!」
提督「ああ。怪我には気をつけてな」
夕張「戦闘の真っ最中でそれは難しいですね」アハハ
夕張「では、失礼します!」ビシッ
ガチャッ・・・バタン
タタタタ・・・・・・・
提督「武蔵専用とはいったが・・・使えそうか?」
武蔵「ん?まぁ、なんとかなるだろう」
コンコン・・・
提督「ん?誰だ。入っていいぞ」
ガチャッ・・・バタン
北上「おいーす!提督~北上様だよ~」雷巡にのみ許されたポーズ!!
大井「夕張から新武装完成して提督に届けたと聞いたので護衛も兼ねて見に来ちゃいました」ニコッ
コンコン・・・
提督「次は誰だ・・・入っていいぞ」
ガチャッ・・・バタン
鳳翔「提督・・・」
提督「鳳翔?どうしたんだそんなに慌てて・・・」チラッ
金剛「?」
鳳翔「いえ・・・軽空母の皆から提督の護衛についてくれと頼まれまして」
提督「そうか・・・戦局はどうだ?」
鳳翔「長門さん達と榛名さん達の艦隊が戻ってきて押されていた状況から拮抗以上まで押し戻した感じです」
提督「後は叢雲達が戻ってきてくれたら流れを変えれそうだな」
??「そう上手く行くかな?」
一同「何っ!?」
ガチャガチャガチャッ!!
提督「・・・誰だお前は」
金剛「あっ・・・あぁ・・・」ブルブル
提督「金剛?どうしたんだ?」
一同(二人除く)「・・・」ギリッ
金剛「・・・前提督」ボソッ
提督「何っ!?」バッ
深海「どうも、初めまして。私の後釜君?前提督改め、深海提督と名乗らせて貰おうか」ニヤァ
提督「前提督・・・お前が・・・」ギリッ
提督「ここの艦娘達を見捨てたお前が今になって何故戻ってきた!目的はなんだ!!」
深海「落ち着け若造。簡単に言うとケジメと大掃除だな」
ザワッ
一同「大・・・掃除?」
深海「まさか、お前等は私が喜んでこんな辺鄙な所で指揮を執っていたと思うのか?」
提督「喜んでとまでは言わなくても、仮にも共に戦った仲間だろうが!!」
深海「仲間ぁ?何を言ってるんだ?こいつ等艦娘は4種類の資材から出来る兵器だろうが」
提督「てめぇ・・・」
深海「私はな、本来超エリートだったんだよ。麒麟児、天才などと呼ばれてな」
深海「処がどうだ?先鋭と呼ばれる艦隊をこんなクソみたいな所で展開させられて」
深海「おまけに艦娘は変に実力がある分ゴチャゴチャやろうとする事に口出ししやがる」
深海「体裁上補給をして、装備を整えて、たかが平気の小言を聞いて、実にイライラさせられていたよ」チッ
金剛「ぜ・・・前提督!!それじゃあ・・・わ、私が信じた・・て、提督は・・・」カタカタ
深海「はぁ?人の話聞いてなかったのか?ウザかっただけだ」キッパリ
金剛「そんな・・・そんなぁぁああああああ」ヘタッ
深海「せめて股でも開けば性人形にでもしてやろうと思ったのに【時間と場所をわきまえるネ】なんて何様だ?」
金剛「そ、それは・・・照れ隠しで・・・けど・・・性人形だなんてあんまりデス・・・」
深海「知るか。勝手に期待して勝手に絶望してろ。ガラクタが」ケッ
提督「・・・いい加減にしろよお前」
ジャキジャキジャキッ!!
深海「ほう・・・?あのいつもニコニコしていた鳳翔とは思えない面だな」
鳳翔「【それ以上私の名を口にするな外道。最早私の【提督】はそちらにいる提督だけです】」キリキリキリ
北上+大井「【あんたはもう○ね。二度と顔も見たくない】」ガコンガコン
伊勢+日向「【クソ野郎と思っていたけど、それ以上の屑だったようね(だな)】」ジャキッ
武蔵「【貴様なぞ新武装を使うまでもない。拳でミンチにしてやる】」ゴゴゴゴ
深海「おやおや。かつての上司に対してとは思えない言動だな・・・教育してやろう」パチン
ドゴォォォン!!
ズズズズズ・・・
戦艦姫「オ呼ビデスカ提督」
空母姫「久シブリダナ艦娘」
艦娘一同「お前達は・・・夏の時の!」
深海「そうだ。そして今は私の部下だ。ガラクタではあるが感謝しているぞ金剛」
金剛「・・・えっ」ブルブル
深海「私達が何故海軍の作戦対応及び今回の襲撃戦を出来たと思う?」
金剛「・・・まさか」
深海「そうだ、お前の艤装にハッキングして作戦内容を全部見させて貰った!お前が幹部クラスで助かったぞ」ゲラゲラ
金剛「そんな・・・それじゃあ・・・今の状況は私のセイ?私が前提督を信じたカラ?そんな・・・そんな・・・」ポロポロ
深海「十分データを抜き取った後、艤装停止コードがそのままだったからな。ロックさせて貰ったよ」ケラケラ
深海「馬鹿なガラクタだ。他の艦娘同様後釜用に切り替えて貰っておけばよかったものを」
金剛「もう・・・やめて・・・許してクダサイ・・・もう嫌ぁぁぁ」
カキィィン!!
ギリギリギリ
姫+艦娘一同「「提督!!」」
深海「おや?怒ったかい後釜君」ギリギリ
提督「黙って聞いてれば好き放題言いやがって!!」ギリギリ
提督「金剛がどんな気持ちでお前を信じていたと思ってるんだ!」
金剛「テイ・・・トク・・・」ハイライトオフ
提督「停止コードなんて初めて聞いたが、それだけお前を信じて待っていたんだろうが!」
提督「それを蔑ろにして笑うなんて・・・お前は絶対に許さん!」
金剛「・・・提督」ポロポロ
深海「ふん、くだらん!戦艦棲姫、空母棲姫!艦娘共々殲滅しろ」
姫s「「御意」」
ビュッ!バキッ
シュッシュッ!カカカッ!!
カキィィン!!カキィィン!!
伊勢「日向!回り込んで!」
日向「わかっている!!」
パシッパシッ
伊勢+日向「「何!?」」
戦艦姫「フフ・・・甘イワヨ」ニタァ
ブンッ!
ドゴゴォォン!!
武蔵「ちぃっ!」ブンッ
パシッ
武蔵「何っ!?」
戦艦艤装<ウォォォォオオオ
ブンッ!ヒラリ
武蔵「こいつ、独立して動けるのか・・・実質2対3か」チッ
鳳翔「北上さん、大井さん、前衛を頼みます!私が後ろから援護します」
北上+大井「了解!!」
北上「執務室内だから主砲とかは使えないけどさー」ジャコココン
大井「魚雷にはこういう使い方もあるんです・・・・よっ!」ジャコココン
バキィッ!
空母姫「何ッ!魚雷ヲ蹴ッタ!?」
ゴスゴスゴスッ
空母姫「痛イ!!イタタタ・・・調子ニ乗ルn・・・ウオッ!」ヒラリ
ヒュッ!カッ!!
鳳翔「外しましたか・・・」チッ
カキィィン!!
ギリギリ・・・
深海「お前はまだここに来て数ヶ月だろう。何故こんなガラクタ共を大事にする」
提督「俺を変えてくれた大事な仲間だからだ!」
深海「仲間・・・ねぇ。なら・・・ふんっ!」バキッ!
提督「ぐわっ!」ドサッ
スタスタスタ・・・
提督「うぐぐ・・・はっ!金剛逃げろ!!」
深海「ちゃんと守ってやれよ」ニタァ
金剛「あ・・・ヤダ・・・」カタカタ
ザシュッ!!
金剛(ごめんなさい、皆・・・私、ヴァルハラから見ているね・・・)メツブリ
金剛(・・・)
金剛「あれ?」パチリ
深海「・・・何?」
提督「ゴフッ・・・無事か・・・金剛・・・」セナカチドバー
艦娘一同「「「て・・・提督!!」」」
金剛「な、なんで!!私を庇ったりなんてしたノ?!貴方が居なきゃ皆が・・・!」
提督「馬鹿野郎・・・お前も・・・その一人だろうが・・・」
金剛「!!!」
提督「金剛・・・生きろよ・・・いい男は・・・星の数ほどいるさ」
金剛「ああ・・・こんなに血が出て・・・ダ、ダメ!目を閉じないデ!!」
提督(すまん・・・叢雲・・・【「最善を尽くします・・・」】死亡フラグを先に立てていたのは俺だったらしい・・・)
ガガガガガ!!バシュバシュッ!!
空母姫「チィッ!!」
タタタ・・・
鳳翔「提督!しっかりして下さい!!貴方が居なければ・・・この鎮守府の子達は!私達はどうなるんですか!!」
北上「ダメだよ提督!私達を残して逝くなんて!!」
大井「許しませんよ!!起きてください!!」
ガキィィン!!
戦艦姫「ヌゥ!!」
タタタ・・・
ザザッ!
伊勢「皆、提督と金剛を守るよ!」
日向「クソッタレめ・・・」ギリッ
バゴォォン!!
深海艤装<グォォォォ
武蔵「ハァ・・・ハァ・・・・クソッ!!こんな事ならさっさと新武器で薙ぎ払っておけば良かった」ギリッ
ズッドォォォン!!!
艦娘一同「!!?」
深海一同「!?」
ズシャッ・・・ズシャッ・・・ズシャッ・・・
??「アレレ~?マダ終ワッテナイノ~?ダラシナイナ~」
??「私ハスデニ楽シンデイタガナ。イマイマシイガラクタドモ・・・ナァ?」
カキィィン!!
ズザザザザ・・・・
あきつ丸「はぁ・・・はぁ・・・手ごわいでありますな・・・っ!提督ちゃん・・・」ギリッ
深海「遅かったな。戦艦水鬼、軽巡棲姫」
軽姫「ウッサイ、黙レ」
戦艦鬼「モタモタシテイルオ前ニ言ワレタクナイワネ」
深海「」ビキビキ
艦娘一同「新手・・・!?」
戦艦鬼「・・・ン?何故艦娘共ハアンナ所デ円陣ヲ組ンデイルノダ?」
軽姫「ホントダー」
深海「私が連中の提督を斬ったからだ。あの奥で倒れている。手応えはあったからな、そう長くはあるまい」
戦艦鬼「フーン・・・ソレナラ一気ニ主砲デ吹キ飛バソウ」ガコン
軽姫「ワォ!過激~♪」
戦艦姫「オイ、バカ!ヤメロ!!」
空母姫「ココガ崩レデモシタラ提督ニモ危険ガ!」
戦艦鬼「ナラ、アンタ達ガ守ッテレバイイデショ」
軽姫「ヤッチャエ~♪」
____________________
武蔵「!?こんな狭い所で主砲を撃つつもりか!?」
伊勢「日向!私達でガードを!!」
日向「飛行甲板は盾じゃないんだがな・・・」チッ
北上「うえぇ~~うちら紙装甲なのに!?」
大井「せめて提督と金剛さんは!!」
鳳翔「いけない!!」ガバッ
あきつ丸「提督ちゃん!」ガバッ
金剛「提督・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」ギュッ
提督「」
武蔵「チィ・・・新武装でも盾にはなるか・・・?」カチッ
ヴォンヴォンヴォン
武蔵「唸れ斬艦刀!!私達を守る剣になれ!!」ガシャン!!
ドゴゴゴゴォォォオン!!!
ゴォォォォオオオ・・・
パチッ・・・パチパチ・・・
武蔵「う・・・皆は?」中破
伊勢「ぐぅうう・・・」中破
日向「ぬ・・・くっ・・・」中破
北上「な、なんとか耐え切った・・・かな?」中破
大井「なんて威力・・・ぐっ・・・はっ!提督は!?」中破
鳳翔「うっ・・・ぐっ・・・はっ!提督!金剛さん!?」中破
あきつ丸「ぐぅぅ・・・流石にキツイでありますな・・・」大破寸前
金剛「」
提督「」
鳳翔「しっかりして下さい!・・・よかった。まだ息はある・・・早く医務室へ連れて行かないと・・・」
<そして吹雪の反応に戻る>
<鎮守府近海>
艦娘一同「・・・・」
執務室<ゴォォォォオオオ
吹雪(どうすれば・・・どうすればいいの!?落ち着け・・・落ち着くのよ吹雪!今統括の私がパニックになったらダメ!)
ドドォオン!!バシャーン!!
吹雪「くっ!皆!!動揺しちゃうのはわかるけど今は前を見て!!」
吹雪「まだ司令官の安否がはっきりした訳じゃない!もし無事なのに私達が一人でも沈んだら・・・」
吹雪「それこそ司令官は・・・あの人は自分を責めるから!!」
艦娘一同「はい!!」ガチャッ!!
秋月(すごい・・・ほんの数言で艦隊を立て直した・・・この人が私達駆逐艦のリーダー・・・)
キィィィィン・・・
吹雪「・・・何?もの凄い速さで何かが近づいて!?」
フォン・・・!!
『さすが私の姉。やるじゃない・・・司令官は私に任せなさい』
吹雪「今の声!むら・・・頼んだよ。うちのエース」クル
_______________________
<執務室跡>
ゴォオオオオオ・・・パチパチ
深海「ゴホッゴホッ・・・」
戦艦姫「提督、ゴ無事デスカ!?」
空母姫「無茶ヲスル奴ダ・・・」
戦艦鬼「フン・・・軟弱者ナノガ悪イノヨ。見ロ、連中ハモウ虫ノ息ダ。次デ終ワリダ」ガコン
軽姫「私ノ出番ナサソウダナ~」
_________________
武蔵(不味い!こちらは全員が中破か大破寸前)
武蔵(何より提督の顔色がどんどん悪くなっている・・・どうすれば・・・どうすればいい!?)
武蔵(今まともに戦えるのは私しかいない・・・だがあの面子に私一人だけでは・・・)
《あら、臆病な所は変わっていないのね?武蔵》
武蔵「なに!?」クルッ
艦娘一同「?」
武蔵「空耳・・・か?ぬっ、来る!皆提督と金剛を!!」
艦娘一同「!!」ガバッ
ドドドォオオン!!ドゴォオオン!!
パラパラ・・・
戦艦鬼「フン・・・コレデ終ワリカ。呆気ナイモノダナ・・・」
??「フ・・・フフフフ・・・」
深海一同「!?」
飛行場「アラァ?痛イジャナァイ・・・ウフフフ」ニタァ
港湾「流石姉様デスネ・・・変態(ボソッ)」
離島「全ク・・・コンナ戦イニ介入スルナラ、スプラトゥーンノ続キガシタイワ」ジョジョ立ち
中間「ヤレヤレネェ~」ジョジョ立ち
ほっぽ「私ノ友達守ル!!無事カヤマ・・・誰!?」ガビーン
武蔵「馬鹿な・・・何故・・・深海棲艦が私達を庇う・・・」
ほっぽ「私ハ私ノ友達ヲ助ケル古キ約束ヲ守リニ来タ!」エヘン
武蔵「友達・・・?誰の事だ!」
ほっぽ「ン!」ユビサシ
艦娘一同「えっ?」シセンオイ
提督「」
武蔵「提督がお前の友だというのか・・・?」
ほっぽ「ンー、正確ニハ友ノ波長ヲ持ツ者・・・カナ?詳シクハワカンナイ」
鳳翔「・・・とりあえず今この場では私達の敵ではない。という事ですね?」
離島「エェ、ソレデイイワヨ。トリアエズ下ガッテナサイ」
中間「ッテ、コノ子今ニモ死ニソウナ顔シテナイ?顔面蒼白デ私達ミタイダケド」
艦娘+白深海一同「えっ!?(エッ!?)」
提督「」
港湾「姉様!!」
飛行場「ウーン・・・多分大丈夫ダロウ・・・」テクテク
大井「何かいい手立てが!?」
北上「お願い、提督を助けて!!」
スッ・・・
ズキュウウウウウン・・・!!!
飛行場「」ブチュー
提督「」ブチュー
艦娘一同「」
黒深海一同「」
バキャアアン!!!
黒深海一同「!?」
ズザザザ・・・・
??「司令官!!無事・・・んなっ!?」ガーン
??「ハァ・・ハァ・・・先程の爆発音・・・提督、金剛お姉様!ご無事でいてください!」タタタ・・・
??「執務室・・・見えた・・・っ!」
扉<ゴフッ
ズザザザザ・・・!
??「提督!金剛お姉様!皆さんご無事です・・・か・・・」ユックリハイライトオフ
飛行場「」ズキュウウン
提督「」ズキュウウウン
コツッコツッコツッ・・・
トコトコトコ・・・
飛行場「ン・・・プハァ・・・フゥ」ツヤツヤ
鳳翔「叢雲ちゃん・・・榛名さん・・・提督の・・・提督の唇がぁぁあ」プルプル
ゴゴゴゴゴ
叢雲「【アンタ、人の男に何手ぇ出してんの?】」ジャキッ
榛名「【そこの深海棲艦。説明・・・して貰えます?許しませんけど】」ガコン
飛行場「ヘェ・・・貴女達・・・強イワネ。ソウネェ・・・トリアエズ・・・ゴチニナリマシタ♪」テヘッ
カッ!!ズッドォォオン!!!
ヒュンッ! カキィィン! ビュッ! フォンッ!!
アハハハ・・・
ウフフフフ・・・・
飛行場「イイワァ、貴女達。トッテモイイワヨォ」ゾクゾク
叢雲+榛名「「沈メェェェェェ!!!」」
ウズウズ・・・
戦艦鬼「モウ我慢デキン!私モ混ゼロ!!」ヒャッハー!!
ウワァ!? ナニコイツ!? アラァアナタモイイワネェ タノシモウジャナイカ!!
ドゴォン! バゴォォン!!
軽姫「アチャー、完全ニ火入ッテルジャナイ」ヤレヤレ
ヒソヒソ デスヨネ
軽姫「ン?」
離島「貴女、ゲームッテヤルカシラ?」ニヨニヨ
中間「モシカシタラ、ゲーム内デ見タカモネート話シテイタンデスヨ」ニヨニヨ
軽姫「何言ッテ・・・ソノ容姿、煽リカタ・・・モシカシテ・・・」
離島+中間「ドーモ、アンチアイドル那賀野ちゃん(笑)=サン。ゴスロリは正義ト中間ニートデス」ニヤニヤ
軽姫「勝手ニ(笑)ヲツケルナ!!オ前達ノセイデランク下ガリマクリナノヨ!!」プンプン
離島「下手クソハ低ランクニイトケバイイノヨ」クスクス
中間「レクチャーシテアゲマショウカ?」ニヤニヤ
ブチッ
軽姫「上等ダ、コラァァァ!!!」ガチャッ
ドドォオン!!ドドォォォン!!
深海「なんだこれは・・・」
戦艦姫+空母姫「頭ガ痛イ・・・」
<通信室>
カチャカチャカチャ・・・
大淀「早く・・・早く直さないと・・・!救援要請も出せない」ポロポロ
大淀「皆海や護衛で戦ってるのに・・・私だけ何も出来ないなんて嫌!」ポロポロ
ガチャッ
夕張「大淀!手伝いに来たよ!!一緒に直そう」
大淀「夕張さん・・・はい!多分もう少しだとは思うんですけど・・・」ゴシゴシ
夕張「どれどれ~・・・おっ!後はこの配線を繋いでっと・・・」ゴソゴソ
ガ・・・ッガガガ・・・・・・・!! ウォン!!
大淀「やった!大型電探や通信システムが直った!」
夕張「大淀、よく頑張ったね」ニコッ
大淀「はい!そうだ、敵の数は・・・まだ海にはかなりいますね・・・」
夕張「私も出たほうがいいかしら・・・」
大淀「うーん・・・ってあら?嘘・・・執務室に姫級が何人も居ます・・・」
夕張「何ですって!?くっ!護衛についてる鳳翔さんに連絡を・・・」
ガ・・・ガガガ・・・・ピッ
鳳翔『こちら・・・鳳翔です・・・提督が・・・うぅ・・・』
大淀「提督!?提督の身に何かが!?」ガタッ
カチッ
大淀「カチッ?」クルッ
岩川全艦娘通信チャンネル<ON
鳳翔『前提督が今回の首謀者で・・・提督が金剛さんを庇って負傷して・・・何故か現れた飛行場姫に気を失った提督に接吻しました・・・』
全艦娘「【はっ?】」
<鎮守府高台>
龍驤(こりゃあ不味いで・・・ただでさえうち等軽空母はギリギリや)
龍驤(そこにカレがうちらの艦娘ならまだしも他所の何処の馬の骨ともしれん奴に手を出されたと聞かされたら・・・)チラッ
軽空母s「【・・・】」ゴゴゴゴゴ
龍驤(そうやんなぁ。惚れた男を守る戦いしてるのにおいしいところ持って行かれたらウチなら・・・)
龍驤(ん?ウチならどうなんやろか?ウチはカレを提督をどう思ってるんやろか・・・)
《龍驤、頼んだぞ》
龍驤(こんな旧型のウチを大事にしくさって・・・ホンマ・・・)
龍驤「【気に食わんな・・・】」ゴゴゴゴ
軽空母s「えっ」
龍驤「【ウチ等軽空母を大事にしてくれてる男を横取りされたようで気に食わんと言ったんや】」グググッ・・・
ポトッ
千歳「龍驤さん、何か落としましたよ?」
千代田「・・・御守り?」
龍驤「そういや、こんなんカレから渡されとったな・・・。折角やし開けてみたろか」シュルシュル
ピカーーッ!!
一同「!?」
応急女神《貴女方の声、しかと聞き届けました》
龍驤「変わった妖精やな・・・」
応急女神《私は応急修理女神。今一度貴女方に戦う力を・・・》
龍驤「フ・・・フフフ・・・・アッハッハッ!ここまでお膳立てされたらあかんわ!【二度も助けられて惚れん艦(おんな)がいるかい】」
キラキラキラ・・・・
龍驤「治った・・・完璧に・・・」
瑞鳳「瑞鳳も・・・まだ戦える!」
祥鳳「提督に・・・感謝ですね・・・」
千歳「私達の分まで・・・」グスッ
千代田「お姉、泣かないでよ~」
飛鷹「提督・・・ありがとう・・・さぁ!最終ラウンドよ!」
隼鷹「こっからがアタシ等の本領発揮だぜ!」
ガーッガガッー・・・・ピッ
飛龍『空母統括から空母及び航空戦艦、航空巡洋艦に命令する』
<岩川鎮守府近海>
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
「人の男に手ぇ出す馬鹿がいるとは思わなかったな」
「ほんとにね。まずは状況を変えようか・・・飛龍」
飛龍「そうね蒼龍。まずは制空(そら)を抑える」ピッ
飛龍「【空母統括から空母及び航空戦艦、航空巡洋艦に命令する】」
飛龍「【持ちうる艦載機を以て制空権を奪い取る。私達岩川艦娘と提督に手を出した事を後悔させてやる】」
蒼龍「【あの男は私達の逆鱗に触れた。許せはしない!】」
扶桑+山城『戻ってきたのね・・・了解!』
一、五航戦、雲龍姉妹『こういう時頼りになります(ね、わ)了解!!』
軽空母一同『いいタイミング(よ!です!やわ!)了解!!』
最上+利根姉妹『叩き潰してや(る!のじゃ!ります!)了解!!』
飛龍「【(スゥ・・・)全艦、全艦載機!発艦始め!!!】」バシュッ!
バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!・・・・・・
ゴオオォォン・・・ゴオオォォン・・・ゴオオォォン・・・
_____________________
吹雪「うわぁ・・・すごっ・・・」ポカーン
五十鈴「こんな数の艦載機が自分の敵だったら腰抜かすわね・・・」
秋月「皆さんの気持ちが篭ってますね・・・」
<執務室跡>
深海「・・・馬鹿な・・・艦娘共にこんな戦力が残っているはずが・・・!」
武蔵「フン・・・貴様は何処までも間抜けのようだな・・・!」
深海「ナニィ?」ギリッ
北上「あんたはあたし達艦娘を見くびり過ぎた」
大井「要するに、あなたは私達の提督より劣っているという事よ」
深海「ふざけるな!貴様等艦娘は兵器だ!道具だ!そして私はそれ等を上手く扱えていた!」
伊勢「見苦しいよアンタ。ならどうして外の皆がアンタが率いてる艦隊を押してるのさ?」
日向「キミは無能だ。我々の言葉に耳を貸さず、自分がしたい事だけをする・・・私達は玩具じゃない」
深海「五月蝿いガラクタ共が!戦艦棲姫!空母棲姫!遊びは終わりだ!沈めろ!!」
戦艦姫+空母姫「「御意」」
ザッ
ほっぽ「オ前、人ノ話ヲ聞イテイタカ?」
港湾「私達ガ相手ニナリマショウ」
深海「何故お前達が艦娘を庇う!貴様等にとっても敵だろうが!!」
ほっぽ「何ヲ言ッテル?ほっぽ達ハ元々艦娘ニ敵対ナゾシテオラン」
深海+艦娘「!?」
ほっぽ「マァ、攻メテ来タラ追イ返ス抵抗クライハスルガナ」
港湾「ダカラ、イツモ言ッテキタハズダ。【クルナ。カエレ・・・トナ】」ゴゴゴゴゴ
戦艦姫「提督オ下ガリヲ」
空母姫「相手ハ本気ノヨウデス」
深海「何故だ・・・!何故こうも上手くいかない!貴様等の言う提督は既に虫の息だろうが!」
ブチッ
艦娘一同「【もう、お前は黙れ】」ゴゴゴゴゴ
ほっぽ「馬鹿カ貴様ハ?我ガ友ハ死ンデオラン。何ノ為ニ姉様ガ口ヅケヲシタト思ッテル」
深海「なに?」
艦娘一同「えっ」
港湾「飛行場姫姉様ハ我々姉妹ノ中デ最モ治癒能力ガ優レテイル。瀕死ノ彼ヲ救ウ為ニシタダケダ」
艦娘一同「ええっ!?」
北上「じゃ、じゃあ・・・提督は助かるの・・・?」
大井「嘘言ったら承知しないわよ!!」
港湾「嘘ナモノカ。現ニ既デ背中ノ出血ガ止マッテイルダロウ?」
鳳翔「ほ・・・本当です!提督の出血が止まっています!!」パァァァ
ほっぽ「ダガ安心スルノハマダ早イ」ズビシッ
港湾「優秀過ギルノモ悩ミ処デスネ」
鳳翔「ど、どうゆうこと!?」
伊勢「皆!見て、提督の様子が!!」
提督「」ビクンビクン
日向「髪の毛が伸びて・・・どんどん白くなっていく・・・」
北上「今、優秀過ぎるって言ったよね?まさか・・・」
大井「一体何が・・・」
ほっぽ「今体内デハ姉様ガ注入シタ修復細胞ト免疫細胞ガ戦ッテイル」
港湾「強ヨ過ギル薬ハ時ニ毒ニナルト言イマスカラネ」
鳳翔「万が一、提督の免疫細胞が負けたら・・・?」
ほっぽ「私達ノ同胞ニナルカ死ニ至ルカ・・・カナ」
港湾「彼ハ艦娘ノ素質ヲ持ッテイマスシ、ココガ正念場デスネ」
艦娘一同「へっ?」
大井「あの・・・今なんと?」
港湾「彼ハ艦娘ノ素質ガアル。ト言ッタ」キッパリ
艦娘一同「ええええええええ!?!?!?!」
<岩川鎮守府近海>
ズガガガガガ!!! ヒュルルル・・・ドンドンドン!!! ブロロロロロ・・・
飛龍「【制空権は制した・・・なら・・・】」チラッ
蒼龍「!」コクン
飛龍「【ここからは砲雷撃戦へ移行する!高雄!吹雪!!】」
高雄「【提督を傷つけた相手・・・馬鹿め・・・!】」
吹雪「【叢雲ちゃんでも間に合わなかった・・・でも!】」
??『あら・・・私達を忘れないで下さいな』
高雄+吹雪「この声は・・・神通(さん)!」
神通「【全体通信は聞いていました・・・編成を変える!比叡さん!】」
比叡「【任された!霧島!私達で突破口を開くよ!】」
霧島「【上等です、比叡姉様!私達の新連携【TKS(ツイン金剛型ストライク)】を見せる時ですね】」
比叡「【鳥海!摩耶!貴女達は神通の護衛だ!しっかりね】」
鳥海「【わかりました・・・でも比叡さん?・・・別に全て倒してしまっても構わないですよね?】」
比叡「それ死亡フラグだから却下」
鳥海「アッハイ」
摩耶「鳥海!対空砲火は任せろ!行くぜ!!」
比叡「【暁!私達へのブーストよろしく!その後は神通に従って!】」
暁「了解!!」
_____________________
ピ・・・ピピ・・・!
長門「比叡達も戻って来たか!・・・?比叡と霧島で突破口を開くだと!?」
陸奥「無茶よ!まだ敵数はかなりいるのよ!?」
扶桑「長門さん、彼女達を信じましょう」
山城「私達は低速ですからね・・・こじ開けるタイミングを合わせましょう!」
加賀「赤城さん!瑞鶴!翔鶴!」
赤城「ええ・・・!比叡さん達への護衛を飛ばします!」
翔鶴「わかりました!」
瑞鶴「こっちも了解!」
_____________________
ブロロロロ・・・・・
比叡「あれは・・・赤城さん、加賀さん、翔鶴さん、瑞鶴ちゃんからの護衛飛行隊・・・【助かる!!】」
比叡「【霧島!暁!突撃するよ?準備はいい?】」ゴゴゴゴ
霧島「【いつでもいいです!】」ゴゴゴゴ
暁「【電光機関全開放!・・・いつでもいいわよ】」バリバリバリ!!!
比叡「【特殊機構展開、艤装エンジン、フルドライブ!!】」
霧島「【特殊機構展開、艤装エンジン、出力最大!!】」
暁「【電光機関出力、比叡、霧島の艤装エンジンへチャージ!・・・・フルチャージ!!離脱するわ!!】」
比叡+霧島「「【ブースト!!】」」
ドゴ!ドゴ!!ドゴォオオン!!!
ヲ級改f「バカナ!?戦艦ガ空ヲ飛ブダト!?クッ、全艦隊、艦載機を発艦サセテ迎撃シロ!!」
ガガガガガガガ!!!
ヲ級f「ダメデス!敵の護衛艦載機ガ!!」
ヲ級改f「ナンダト!?ヒッ!!」
比叡「【オオオォォオォオォォォ!!!!!リャア!!!】」バキィ!!
ヲ級f「ナッ!モノ凄イスピードデ突ッ込ンデ来テ旗艦ガ殴ラレタ!!」
ギューーーン・・・
霧島「【そこだぁ!!(ガキィィィン)捕まえた!まだまだぁ!!(ブォン!)】」ガコンガコン
ヲ級f「吹ッ飛バシタ先デ巨大鋏デ捕ッタ・・・そして・・・宙高ク舞イ上ガッテ・・・」ポカーン
比叡「【霧島、タイミングばっちり!気合!入れて!!打ち抜く!!そして!!】」ガコンガコン
ドドゴォン!!ドドゴォン!!ドドゴォン!!
ヒュウウウウウ・・・・
ヲ級f「戦艦二隻ノ海上ト空中カラノ主砲連発・・・酷イ・・・アッ落チテキタ・・・・アッ、空ニ居タ奴ガ追イカケテ・・」
バシュゥゥゥゥン・・・ゴォオオオオ!!
比叡+霧島「【ツイン金剛型ストラーーイク!!】」
ボグシャアア!!!・・・ポチャン
ヲ級f「落チテ来タ所ヲ二人ノ拳デサンドイッチ・・・エゲツナイ・・・!!」脱兎
比叡「・・・これで敵旗艦は潰したから艦隊は乱れるはず・・・」
霧島「では、その隙を点いて数を少しでも削りましょう!」
一航戦+五航戦「・・・えぐい(ですね。わね)」
スゥーーーー
ヲ級f「ハァ・・・ハァ・・・」
ススーーーー・・・×3
ヲ級f「ココマデ逃ゲテクレバ一先ズ安心ダロウ・・・」
ススゥーーーー・・・×7
シャッシャッシャッ×7
ヲ級f「艦隊カラカナリ離レテシマッタ・・・野良デヤッテイケルカナ・・・」
ゴボゴボゴボ・・・・
ヲ級f「ンン?」
ドゴゴォオオン!!!
ギャアアアアアア
チャプン
イムヤ「【群れから自ら離れるなんて・・・】」
イク「【沈めてくれって言ってるようなものナノ】
ハチ「【提督を傷つけた奴の手助けをして・・・】」
ゴーヤ「【五体満足で帰れると思ったんですか?】」
ユー「【許さない・・・絶対に・・・許さない・・・】」
ろー「【大事な人を傷つけられるって・・・こんなにも苦しいんですって・・・】」
まるゆ「【隊長の痛みのわずかでも思い知ってくれたかな・・・】」
ゴーヤ「【全艦、これより遊撃に移る。隙を見せた奴から狩れ】」
一同「【了解】」
イムヤ「ところでゴーヤ、でちはどうしたのでちは」
ゴーヤ「【本気の私がそんな語尾に気を遣うとでも?】」
イムヤ「【そう・・・そうよね。余計な事を聞いたわ行きましょう】」
チャプン・・・
ススゥーーーー×7
扶桑「長門さん、私達も動くわ・・・比叡さん達が突破口を開いてくれた今がチャンスだから」
長門「わかった・・・しかし好戦的な扶桑は初めて見るかもしれないな」
扶桑「あら?そうかしら・・・それならきっと・・・【愛しいあの人を傷つけられたせいね・・・】」ズズズズ
長門「そ、そうか・・・。頼むぞ私と陸奥は空母水鬼と駆逐棲姫をカバーする」
陸奥「そういうことね。山城もお願いね?」
山城「【許さない許さない許さない許さない・・・(ブツブツ)】」ゴゴゴゴゴ
最上「【ネ級・・・鈴谷の時もそうだったけど・・・どこまでボク達を怒らせれば気が済むんだろうね・・・】」ゴゴゴゴ
時雨「【全くだよ・・・彼はボク達を大切にしてくれる。だからボク達はその気持ちに答えようと頑張ってきた】」ゴゴゴゴ
満潮「【居なくならないでって約束したのに・・・あのバカ・・・。素直になれなくて御免なさい・・・生きてね。敵は私達が掃除するから!】」ゴゴゴゴ
三隈「【・・・三隈は長門さん達のフォローを受け持ちますわ。もがみん、他の皆さんも存分に】」
扶桑「【西村艦隊の真の力、今こそ見せる時!!全艦隊、突撃!!】」
西村艦隊一同「【オオォォォォォォ!!!】」
瑞鶴「すごい気迫・・・私達も後方から援護しよう翔鶴姉」クルッ
翔鶴「【提督が提督が提督が提督が・・・(ブツブツ)】」
瑞鶴「翔鶴姉ぇぇぇ!?!?しっかりして!ほら!扶桑さん達が行っちゃう!!」
翔鶴「【・・・そうね。行かないと・・・提督を傷つけた奴等を根絶やしにしないと】」ゴゴゴゴ
瑞鶴「うぅ・・・間違えてないけど翔鶴姉が怖いよう・・・」イガキリキリ
ゴォォォオオ ズガガガガガ ドドドドドドドン
吹雪「ハァ・・・ハァ・・・不味いな・・・」
吹雪(明らかにこっちを狙いに艦載機が飛んできてる・・・)
ズドーン!!
吹雪「何!?」
ガガッ・・・
陽炎『ごめん吹雪!戦艦が一隻包囲網を抜けてそっちに!!』
吹雪「何ですって!?わかった!私達で対処するから任せて!」
陽炎『うん、ごめん!』プツッ
ドンドンドン!
吹雪「くっ!五十鈴さん、秋月ちゃん!散開して!!」
五十鈴「わ、わかったわ!けど今私対空装備だから火力低いわよ!?」
秋月「私もです・・・」シュン
吹雪「【言い訳は後にしろ!各自散開!!】」
五十鈴+秋月「「は、はい!!」」
ズドーン!バシャッ
吹雪「【来たか・・・誰を狙う・・・?】」
ル級改f「貴様ガコノ艦隊ノ指揮艦ダロ?首置イテケェェエ!!」ガコンガコン
吹雪「【よりにもよってル級か!きついな】」
ドンドンドン!!
<ヤッパリカリョクガ・・・
<シュホウツンデクレバヨカッタ
吹雪「【二人の攻撃にびくともしていない・・・私の主砲でも・・・】」
カンカカン!!
ル級改f「フハハ!貴様等ノヨウナ駆逐艦ノ豆鉄砲ガ私ニ通用スルカ!沈メェ!!」
ドドーン!!
吹雪「【くっ!回避で精一杯・・・どうする・・・!】」
ル級改f「フハハ!沈メ沈メエエ!!・・・ン!?」
シャアアアア・・・・
ル級改f「魚雷ダト!?クッ!!」ササッ
ル級改f「目ノ前ノコイツジャナイ・・・ドコカラ・・・」キョロキョロ
トントン
ル級改f「エッ?」クルリ
綾波「【私達の姉に・・・】」
暁「【何をしてくれているのかしら?】」バチバチ
バキャッ!!
ル級改f「グハッ!馬鹿ナ・・・!!戦艦デアル私ガコンナ小娘ドモニ!!」
吹雪「【綾波と暁・・・?よかった無事で・・・けど何故?】」
綾波「【陽炎ちゃんから救援を頼まれまして・・・】」
暁「【最速を出せる私と艤装強度で耐えれそうな綾波姉さんとで助けに来たのよ】」
吹雪「そっか・・・ありがとう二人共」ナデナデ
綾波「えへへ・・・癒されますね~♪」
暁「ちょっと!子供扱いしないでよ!!」プンスカ
ル級改f「オイ餓鬼共!私ヲ無視スルナ!!」プンプン
吹雪+綾波+暁「【アァン!?】」
ル級改f「」ビクッ
吹雪「【そうだね、散々好き放題追い回してくれたんだ。お礼をしないと】」
綾波「【私達特型姉妹を敵に回すとどうなるか・・・】」
暁「【身をもって教えてあげないとね・・・電光機関発動】」バリバリ
数分後・・・
ル級改f「」チーン ビクンビクン
吹雪「それじゃ、二人共最前線になるけど頑張ってね」
綾波「はい!綾波頑張りますね」ニコッ
暁「姉妹を傷つける奴は許さないんだから!」
一同「【後は司令官を傷つけた奴らを許しはしない】」ゴゴゴゴ
カァン!!ギィイン!!ガキィン!!
戦水鬼「フハハ!!楽イナァ艦娘ゥゥゥ!!」ドガッ
叢雲「【チィ!この馬鹿力が!!威力がありすぎて受け流しきれない!】」キィィン!!
_________________
バシッ!シュッ!
榛名「【貴女は何がしたいんですか!!先程通信から聞こえた話が事実なら貴女は私達の味方ではないのですか!?】」
飛行姫「勿論ソノツモリダケレド・・・私モ楽シミタイジャナァイ?ソレニ、モウ結果ハ彼ニ委ネラレタ」チラッ
榛名「【?・・・っ!提督の髪が凄く伸びて真っ白に・・・?】」
飛行姫「ソウダ。後ハ彼次第。私ハコノ時間ヲ楽シムダケダ」
榛名「【なんて自分勝手な・・・!はっ!叢雲さん危ない!!】」ダッ
_________________
ガキィン!!ヒュンヒュンヒュン・・・ザクッ
戦水鬼「フフフ・・・ドウヤラスタミナガ切レタヨウダナ・・・」
叢雲「【ハァハァ・・・くそっ!電光機関が!】」バチッバチバチッ・・・
戦水鬼「楽シマセテクレタクレタ礼ダ。受ケ取レ」ググッ
バキャッ!!
叢雲「ぐはっ!!」
榛名「叢雲さん!!」
シュッ
戦水鬼「隙ヲ見セタナ?戦艦ノ艦娘ゥゥ」
榛名「しまっ・・・!」
バギィッ!!
榛名「がっ!!」
北上「やばっ!叢雲達がこっちに吹っ飛ばされて!?」
大井「こちらには提督と金剛さんが!!」
バゴオオオオオォォン!!パラパラ・・・
叢雲「」
榛名「」
提督「」
金剛「う・・・一体何が・・・身体のアチコチが痛いデース・・・って提督!?」
艦娘一同「提督ぅぅぅ!!!」
戦水鬼「実ニ有意義ナ時艦ダッタナ・・・マタヤリタイモノダ」
飛行姫「アラアラ・・・コッチノ遊ビ相手マデ殴ルダナンテ・・・」
戦水鬼「何ダ?不満カ?ナンナラ相手ニナルゾ。陸上ノ姫トハ一度ヤリアッテミタカッタ」
飛行姫「【人ノオモチャニ手ヲ出スナンテイケナイ子ネ・・・イイワ、調教シテアゲル】」ゴゴゴゴゴ
<キサマァァァァァァ!!!
<アラァ、イタイジャナァイ・・・ウフフフ
ほっぽ「・・・」
港湾「・・・」
戦艦姫「・・・」
空母姫「・・・」
深海「・・・」
<テイトク!シッカリシテクダサイ!!テイトクー!!
深海「ふん・・・まさかここでお前達と戦う事になるとはな」
戦艦姫「陸地ノ姫トハイエソンナチンチクリンデ戦エルノカシラ?」
空母姫「モウ一人モ、カナリノ間姿ヲ見セナカッタンダシ大シタ事ナイノデハ?」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
ほっぽ「言イタイ事ハソレダケカ?」
黒深海一同「?」
北方(本気)「【言イタイ事ハソレダケカト言ッタンダ!!】」ゴゴゴゴゴ
港湾(本気)「【初メテ・・・デスヨ?私ヲココマデ怒ラセタ・・・愚カ者ハ!!】」ゴゴゴゴゴ
黒深海一同「!?」
北方(本気)「【オ前達ハ私ノ友達ヲ傷ツケタ。ソレダケデナク姉様マデ侮辱シタ・・・万死ニ値スル!】」
港湾(本気)「【私ノ事ハ別に構ワナイ・・・ダガ・・・ほっぽヲ侮辱シタ貴様等ヲ・・・許ス訳ニハイカンナ!!】」
深海「戦艦棲姫!空母棲姫!やってしまえ!!」
戦艦姫+空母姫「「ハッ!!」」
北方+港湾「「【護衛要塞!!】」」
護衛<ハーイ!!
ドガァァン!!バゴォォン!!バキィ!!ドゴォ!!
提督「」ピクン
叢雲「う・・・う~ん・・・はっ!」ガバッ
叢雲「私は・・・そう、あの新型に殴られて・・・状況は!?」キョロキョロ
<ガラクタガァァァァ!!
<ナメルナァァァァ
ドガァァン!!
<ホポォォォォォ!!!
<セヤァァァァァ!!!
<シズムガイイ!!
<ヒノカタマリトナッテ・・・シズメ!!
ドゴォォォン!!!
叢雲「深海棲艦同士が戦ってる・・・皆は?」
提督「」カミノケスー
鳳翔「駄目!提督の髪がどんどん白く!」オロオロ
伊勢「くっ!衝撃をガードしてるだけでもすごい威力!」
日向「まぁ、そうなるな」
あきつ丸「提督ちゃん・・・しっかり・・・ぐっ・・・」
金剛「あきつ丸もじっとしてるデース!アナタも既に限界ネ!!」
北上「こういう時うちら壁にもなれなくて辛いね大井っち・・・」ギリッ
大井「そうですね・・・提督・・・お願い目を覚まして!!」
武蔵「チィ・・・この武蔵が防御に徹するしか出来んとは・・・斬艦刀のおかげで耐えれているとはいえ悔しいな」
フラフラ・・・
叢雲「あんた・・・なんて姿してんのよ・・・」トコトコ
ストン
艦娘一同「叢雲(さん、ちゃん)・・・」
叢雲「こんな姿になって・・・あんた私と作戦前夜に約束したじゃない・・・」ナデナデ
艦娘一同「約束?」
《なら、約束しなさい!!》
《約束?》
《この戦いが終わったら私と【ケッコン】しなさい!!》
《・・・本気か?》
《冗談でこんな事言うわけないでしょ!それで!!どうなの!?》
《クックックッ・・・わかったよ。》
《約束したからね・・・》
叢雲「私と・・・ケッコンしてくれるって言ったじゃない」ポロポロ
艦娘一同「【はっ?】」
叢雲「お願い・・・帰ってきて・・・」チュー
艦娘一同「【あぁぁぁぁぁ!?!?!?】」
榛名「う・・・はっ!榛名は大丈夫です!?」ガバッ
ゴゴゴゴゴ・・・
榛名「えっ?何ですかこの重いプレッシャーみたいな空気は!?新手!?」キョロキョロ
叢雲「んっ・・・ぷはぁっ!・・・ってやだ!つい・・・」ポッ
提督「」スゥゥゥ・・・
叢雲「あっ・・・司令官の髪が白から茶色に変わって・・・ねぇ、皆!司令官助かるか・・・も・・・?」クルッ
艦娘一同「・・・」ゴゴゴゴゴ
叢雲「あー・・・」
鳳翔「叢雲ちゃん?さっき口にしていた事は本当なのかしら?」ニコッ
叢雲「え・・・えぇ・・・」ニ、ニコッ
バキャッ!
鳳翔「あらあら・・・弓を握りつぶしてしまいました・・・ま、今はいいですね」ニコニコ
鳳翔「提督に変化があったのは確かです。北方棲姫さん達の言葉通りなら提督の峠を超えた事になりますね」ニコニコ
武蔵「そうだな。是非、詳しく詳細を聞きたいものだ」ニコニコ
伊勢「そうだね~、とっても気になるね。あっ!つい強く握りしめ過ぎて飛行甲板の取っ手が変形しちゃった♪」ニコニコ
日向「まぁ、そうなるな」ニッ
北上「提督~、早く起きてよね~・・・聞きたい事が山ほどあるんだからさ~」ニコニコ
大井「そうですね。沢山問い詰めないと・・・ね?」ニコニコ
金剛「oh・・・提督の魅力に気づいた時には手遅れ・・・?そんな・・・」ブツブツ
あきつ丸(自分はもう知っていたから冷静でありますが・・・皆笑顔に見えて目が笑ってないであります・・・)ゾクッ
ブーーーン!!
榛名「皆さん!空母棲姫の艦載機が!!逃げてぇぇぇ!!!」
ドゴォ!!バキャッ!!スパァン!!メゴッ!!ザクッ!!
艦娘一同「【中破状態とて侮るな】」ゴゴゴゴゴ
フラフラ・・・
榛名「皆さん無事で良かった!・・・って何で皆さん殺気立ってるんです?」クビカシゲ
金剛「叢雲サンが提督と既に恋仲だったようデース」
ピキッ
榛名「【は?】」
(ここは何処だ・・・なんだかフワフワする・・・気持ちがいいな・・・寝よう)
《起きなさい提督・・・》
(誰だ・・・俺は眠いんだよ・・・)
《いい子だから起きなさい、提督・・・》
(五月蝿いなぁ・・・黙っとけよババ・・・)
《【あっ?】》
提督「スンマセンッシター!!」ガバッ
提督「・・・って辺り一面真っ白?ほんと何処だよここは・・・俺は・・・そうだ!金剛を庇って!!」
提督「・・・って事はここはあの世で俺は死んじまったのか?」
《まだ貴方の命の灯火は尽きていません》
提督「本当か!?じゃあすぐにでも帰らなきゃ!あいつ等が待ってる!!」
《落ち着きなさい、提督。貴方は選ばなければなりません》
提督「選ぶ?何をだ?」
《貴方に眠る力に目覚め、人を捨て艦娘・・・この場合艦漢でしょうか?その存在となるか》
提督「かんかんって語呂悪いな」
《深海棲艦となり、彼女達の司令官となるか》
提督「はぁ!?なんでそうなるんだよ?」
《このまま目覚めず、人として死を迎えるか・・・》
提督「いや、人の話は聞こうね?質問に答えて下さい」
《ゴチャゴチャ五月蝿いわね選択肢は三つ!さぁ、選びなさい!!》
提督「逆ギレされた!?俺悪くないよね!?くそっ・・・って悩む事ないじゃないか」
《ほう?では貴方が選んだ道を聞きましょう》
提督「そんなもん、艦娘の力に目覚めて復活一択じゃないか」フンス
《あら?人間辞めますかでアッサリと はい と答える人はそういないと思うけど?》
提督「俺の為にわざわざ艦娘になることを選んでくれた同級生やらがいたんでね」
《なるほどね・・・でも、本当に後悔しないのね?》
提督「ああ。ところでずっと気になっていたんだがアンタは誰だ?」
《ふふっ、随分遅い突っ込みね。私は貴方の守護霊であり先祖であり力の源・・・艦隊総旗艦、戦艦【大和】》
提督「大和・・・って事は武蔵の姉か。あれ?てことは俺武蔵の兄になるのか?」
《どうかしらね?義兄って事でもいいんじゃない?さて・・・選ぶ道は決めたのならそろそろ起きなさい》
《貴方を想ってくれてる子達が火花を散らしてるわよ?》クスクス
提督「叢雲の事か?」
《その一人でもあるけど・・・見てみなさいな》
ホワーーーン
提督(空間が歪んで鏡みたいなのが現れた・・・)
<ヌケガケナンテハルナハダイジョウブジャナイデス!!
<ワタシハズットシレイカンノパートナーダッタノヨ!! コレカラモネ!!
<ソンナノウソダァァァァ!!!
提督「・・・俺二度寝しちゃダメ?現実に戻るの怖いんだけど」
《駄目!》
提督「デスヨネー」
ギャー!! ギャー!!
北方「後ロガ凄ク五月蝿インダガ・・・」イライラ
港湾「緊張感ガ・・・足リナイ・・・」
ピクッ
ほっぽ「この気配は!」クルッ
港湾「ほっぽ!」
戦艦姫「隙ヲ見セタナ!!」ドンドン!!
ほっぽ「シマッタ!!」
ドガァァン!!
港湾「ほっぽーー!!貴様ァァァ!!」
戦艦姫「何度デモ・・・沈メテアゲル!!」
ドンドン!! ドガァァン!! ボゴォォン!!
パラパラ・・・
「やれやれ・・・とんでもないタイミングで目覚めたもんだ」
《あら?主人公は遅れてやってくるものでしょう?》
艦娘一同「司令官!!(提督!!)」
ほっぽ「ウ・・・ハッ!!」ガバッ
《久しぶりですね、北方棲姫。この子の身体を、私を守ってくれてありがとう》
ほっぽ「ズット会イッタカッタ・・・大和」グスッ
《あらあら、泣き虫さんなのは相変わらずね》クスッ
ほっぽ「ソ、ソンナ事ナイゾ!ほっぽハ強クナッタンダ!!」
《そう、なら共に戦いましょうか》
ほっぽ「ウン!!」
ピョン!スタッ
提督「もう話はいいのか?久しぶりにあった友達なんだろ?」
《ええ、共に戦ってくれるみたいよ》
叢雲「司令官?その肩の上に乗ってる見たことない妖精さんは・・・?」
提督「叢雲、お前こいつ見えるの?俺だけかと思ったんだが」
《こんな美少女を捕まえてこいつだなんて失礼ね!》プンプン
《コホン。私は艦隊総旗艦【大和】この子の先祖であり、守護霊であり、力の源。よろしくね》
勘娘一同「大和ぉ!?」
提督「武蔵、お前の持ってる斬艦刀を貸してくれ。まだ力に馴染んでいない俺じゃ長くはもたないがな」
武蔵「あ、ああ。しかし姉さんの力が宿るとかどれだけ規格外なんだお前は・・・」
提督「知らん!だが・・・悪くない」ニカッ
武蔵「ば、馬鹿者」テレッ
ジトー
提督+武蔵「はっ!」
叢雲「あんた・・・生き返っていきなり浮気?酸素魚雷ぶち込むわよ?」
榛名「榛名は大丈夫じゃないです・・・」
大和《いきなり武蔵を口説くなんてやるわね!》
ほっぽ「大和!ほっぽノ実力ヨクミトケ!!」
提督「よろしくな。北方棲姫」
ほっぽ「オウ!任セトケ!!」
ザッ!!
ほっぽ「オ姉チャン達!一旦集合!!」
姫s「!?」
提督「さて・・・それじゃあ最終ラウンドと行こうか?」
北方「嗚呼・・・大和ト肩ヲ並ベテ戦エルナンテ・・・」ジーン
港湾「アラアラ・・・少シ・・・妬ケルワネ」クスクス
離島「フフッ・・・アノ子ト遊ブノニモ飽キテキテイタ所ヨ」
中間「炬燵ニ入ッテスマブラヤリタイ・・・」
<ウォォォォ!!!
<クソガァァァ!!!
提督(・・・白熱してるなぁ・・・執務室がぼろぼろじゃないか・・・)
ピッ
提督「こちら提督。大淀、聞こえるか?」
大淀『提督!?ご無事なんですか!?』
提督「ああ。なんとか三途の川を渡らずに済んだよ。それより頼みがある。」
大淀『ハッ!どういったご内容でしょうか!!』
提督「艦娘の皆に俺の生還を伝えたい。全体通信を繋いでくれ」
大淀『わかりました!・・・OKです!』
_____________________
提督『こちら提督。艦娘の皆聞こえるか?』
全岩川艦娘「!!!」
提督『俺は今こうして死の淵から還ってきた。お前達に命令を下す』
提督『誰一人欠ける事なく、作戦終了を迎える!絶対に沈むな!』
全艦娘「はいっ!!」
_____________________
提督「そして聞け!黒の深海棲艦!!俺の名は提督・・・岩川の艦娘達を護る剣なり!!」
ビリビリビリ・・・
叢雲(すごい気迫ね・・・いってらっしゃい。アナタ)
榛名(提督の所々服が破れてそこから見える筋肉がすごくセクシー・・・ちょっと榛名は大丈夫じゃないです)ハナジドバー
金剛(もし、叢雲サンが提督の妻となるのが揺るがないなら妾ポジションを狙うまでネー・・・今更私のバーニングハートは消せないネ!!)キラキラ
北上+大井(榛名(さん)絶対ロクでもないこと考えてる)
伊勢+日向(私たちが教えた剣が役に立つ時がきた!(まぁ、そうなるな))
鳳翔「あきつ丸さん!無理してはいけません!」
あきつ丸「離して欲しいであります!!自分も提督ちゃんの隣に!!」
提督(一度言ってみたかった台詞なんだよな・・・思ったより恥ずい)///
吹雪「司令官・・・無事で良かった・・・【叢雲ちゃんを交えてお話しないと・・・ね】」
秋月「ふ、吹雪さん?なんだか深海棲艦のような黒いオーラが出てますよ」
五十鈴「ほらほら、落ち着きなさい吹雪!正妻が駄目なら妾でもいいじゃない」
吹雪「えー・・・五十鈴さん・・・えー・・・」
五十鈴「ちょっと!軽蔑するような眼で見ないでよ!今更他の男になんていけないでしょ?」
吹雪「そうですけど・・・」
秋月「提督のお嫁さんかぁ・・・幸せなんだろうなぁ・・・ってあら?」
シャーーーーー
摩耶「待たせたな!対空艦隊に合流するぜ!」
吹雪「お願いしますね、摩耶さん!他の方達は?」
摩耶「鳥海達も別艦隊に編成されたはずだ。さぁ、暴れるぜ!!」
3人「了解!!」
阿武隈「【一水戦】!!初春型の子達と島風ちゃんは私に続いて!」
島風「了解だよ阿武隈さん!!」
初春「なんでお主が点呼をとっているのじゃ・・・」
子日「子日了解の日~」
若葉「任せろ」
初霜「皆で帰ってきましょう!」
神通「【二水戦】!!吹雪ちゃんを除く吹雪型の子達と陽炎型の子達は私に続いて!」
白雪「皆さん、参りましょう!」
初雪「頑張る・・・」
深雪「いっちょやったりますかー!」
陽炎「さぁて・・・陽炎型の腕の見せどころね!」
不知火「敵を速やかに排除します!・・・そして司令官に褒めてもらいます(ボソ)」
黒潮「おぉ・・・不知火がデレとる・・・」
初風「妙高さんに怒られないようにしないと・・・」
雪風「誰も沈ませません!雪風自身もです!」
天津風「いい風ね・・・司令官に手を出した事を後悔させてやりましょう」
時津風「しれーを傷つけた奴は絶対許せない・・・絶対だよ!」
浦風「あんなええ人そうおらん。うちら艦娘の為に泣いてくれた人はな」
磯風「ああ・・・それに司令官にはまた料理を教えて貰わねばならん」
浜風「はぁ・・・胃が痛くなりそう・・・」
谷風「変なアレンジして提督の逆鱗に触れないようにしなよー?」
野分「司令って怒るとそんなに怖いの?」
舞風「あれはまさに鬼だったよ・・・暫く舞風が踊るのを控えるほどに・・・」
秋雲「うん・・・絵を書こうとしたら気づけば怒られてる磯風を書いてたくらいにはね・・・」
川内「【三水戦】!白露型と綾波型は私に続いて!私達の見せ場だよ!!」
敷波「は、はい!けど綾波姉がまだ戻ってきて・・・」
ザァァァ・・・
綾波「綾波戻りました!!」
敷波「綾波姉!吹雪姉さんは?」
綾波「大丈夫、無事だよ!駆逐艦【綾波】!川内さんに続きます!」
朧「【・・・ぶっ潰す】」ボソッ
曙「朧・・・あんたいつもと違うわね・・・」
漣「しょーがねーでしょ。ご主人様に手出されたんですし・・・【ヤるよ】」
潮「【うん、仕方がないよ・・・提督を傷つけたんですから・・・ネ?】」
白露「いっちば~ん・・・【沈めるよ?皆?】」
村雨「はいは~い!村雨のちょっとイイ所・・・【ミセテアゲル】」
夕立「【早く号令かけて?夕立突撃したいの】」
春雨「提督を傷つけて・・・わるさめちゃんに手を出そうとして・・・【許せません】」
五月雨「皆目の色が変わってるよー!」
涼風「しゃーないでしょ。皆提督の事好きだし。無事だってわかっただけ目の前の敵に集中出来るってもんさね」
那珂「【四水戦】!!皆集合~!☆朝潮型と夕雲型の皆続いて~!☆」キラリーン
朝潮「全力で参ります!」
大潮「行っきますよ~!」
荒潮「うふふ~・・・【なぶり殺しよ~】」
霰「ん・・・【潰す】」ボソッ
霞「はいはい、さっさと行くわよ!・・・心配ばっかさせないでよ・・・あのクズ・・・」ボソ
夕雲「ほんと・・・提督が無事でよかった。後は・・・【お仕置きね?】」ユラァ
巻雲「ヒ、ヒエェ~!夕雲姉さんからドス黒いオーラみたいなものが!」
長波「しょうがないじゃん、提督に手ぇ出して五体満足で見逃せないだろ?」
早霜「そうですね、その通りですよ」
清霜「こんなに・・・【敵を沈めるが待ち遠しいのは初めてだなぁ・・・】」
ヴェル「神通さん、私達はどうすればいいんだい?」
雷「【司令官を傷つけた連中にお返ししないと気がすまないわ】」
電「はわわ!雷ちゃん落ち着くのです!!【で、どうして電達にお呼びが掛かってないのです?】」
神通「三人とも落ち着いて。暁ちゃんがまだ戻ってないのよ」
川内「戻り次第、阿武隈についていってやって」
那珂「阿武隈ちゃんも旗艦はれるようにはなってもまだ心もとないからね~」
バチィ!バチバチッ・・・バチィン!!!
ズザァァァ・・・・
暁「・・・ふう。待たせたわね!暁戻ったわ!」エヘン!!
ゴスッ
暁「痛っ!何すんの・・・よ?」クルッ
ヴェル「【遅いよ暁姉さん・・・私達危うく置いていかれそうになったんだよ?】」スィー
雷「【全くよ。ほら、ボサッとしてないで阿武隈さんの所に行くわよ】」スィー
電「【暁ちゃん、さっさとするのです。艦隊の皆を待たせるとかありえないのです】」スィー
暁「ふええ・・・妹達の目に光がないよぅ・・・」スィー
川内三姉妹「・・・」
川内「あの子達怒らすと怖いね」
神通「心強いじゃないですか」
那珂「皆許せないんだよ。提督を傷つけられて危うく失うかもしれなかったのが」
ザァァァ・・・
阿武隈「神通ちゃん、第六駆逐の子達が私の艦隊に来たけどいいの?」
神通「ええ、彼女達の戦力はずば抜けてますし阿武隈さんの指示にも従うでしょう」
阿武隈「期待されてる!?い、いいけど・・・」
川内「ま、頑張りなって!さぁてそれじゃあそろそろ行こうか?」
阿武隈+神通+那珂「「「了解!!」」」
睦月「睦月達何も指示貰えなかったにゃしい・・・」
如月「えっと・・・な、泣かないで?睦月ちゃん」オロオロ
弥生「大丈夫・・・私達には私達の仕事がある・・・」
卯月「うーちゃん達の仕事ぴょん?」
皐月「そ、そうだよね!ボク達戦力外通告されたわけじゃ・・・ないよね?」
文月「しれーかんは私達全員に生き残れって言ってくれたんだよ~?」
長月「その通りだ。私達にしか出来ない事。それは・・・」
菊月「補給艦隊だな。燃費と連携が上手く執れる私達が最適だ」
三日月「なるほど・・・出来れば軽巡の方にも居て頂きたいんですけど・・・」
望月「だり~・・・やることは何時も通りって訳か・・・」
ザァァアアア
龍田「ほらほら、貴女達。何時も通り皆のサポートに回るわよ~」
睦月型一同「龍田さん!!!」
龍田「天龍ちゃんも居てくれると助かるんだけどね~・・・連絡が取れないの」ググッ・・・
龍田「探したい気もするけど、今はやるべき事をやりましょ?」
睦月「龍田さん・・・分かりました!睦月の艦隊、いざ!参ります!!」
睦月型一同「了解!!」
ドゴォン!ドガァン!!ガガガガガ!!!
高雄「くっ!徐々にまた押され始めてますね・・・」ドンドン!!
愛宕「厳しいわね~・・・でも!!」
鳥海「重巡の皆さん!タイミングを合わせて!!」
シャアアアアアアアア・・・・
ドゴ!ドゴ!ドガアアアン!!!
青葉「ひえ~・・・雷撃支援とはいえ怖いですねえ」
衣笠「実弾魚雷が後ろから来るんだものね」
古鷹「これで少しは敵数が減ってくれるといいんだけど・・・」
加古「そうだね・・・ぼちぼち決まってくれないと・・・ふわぁ~・・・眠い」
ブウウウウン・・・
鈴谷「瑞雲からの報告で今ので少しは減ったみたいだねえ」
熊野「でもまだ普段出来ませんわ!」
利根「油断するでないぞ?筑摩!」
筑摩「ふふ、利根姉さんもね」
妙高「私達で突破口を広げます!!」
那智「さぁ、いざ戦だ!岩川の底力を見せてやろう!」
足柄「勝利が私を、いいえ!私達を呼んでいるわ!!」
羽黒「司令官さんの想いを受け取った私達に負けはありません!」
プリンツ「わ~・・・提督愛されてるなぁ・・・皆も愛されてる。仲間外れじゃないのは分かってるんだけど【ズルいなぁ・・・】」ボソッ
神通「重巡の皆さんが突破口を広げてくれます!【二水戦、後はわかりますね?】」ゴゴゴゴゴ
川内「水雷戦隊の出番だよ!【三水戦、暴れるぞ】」ゴゴゴゴゴ
那珂「あ~・・・あー・・・んー・・・」
阿武隈「那珂ちゃん?どうしたの?」
那珂「武者震い。スイッチ入っちゃった・・・【四水戦、敵を潰せ、沈めろ。後悔させてやれ】」ゴゴゴゴゴ
阿武隈「あらー・・・でも、そうだよね。【一水戦、私達も負けられないよ?わかってるよね?】」ゴゴゴゴゴ
駆逐艦一同「【了解】」ゴゴゴゴゴ
長良「球磨、多摩、名取、由良、鬼怒。私達で駆逐艦達のフォローに回るよ?いいね?」
球磨「【残り物も全部平らげてやるクマァァァァァ】」
多摩「【怯えろ!竦め!そして恐怖を抱いて沈んで行け!フシャアアアアア】」
名取「【敵に邪魔はさせない。今回は編成組まなかったけど、かつて名乗った五水戦旗艦の名に掛けて】」
由良「【由良にお任せってね・・・海の藻屑に沈みなさい?由良の主砲ステキでしょ?】」
鬼怒「気合入りまくりだなぁ・・・皆。足引っ張らないように頑張ろう」
<隠し通路>
ズズゥゥゥン・・・パラパラパラ・・・
天龍「・・・木曾。生きてるか?」ムクッ
木曾「ああ・・・なんとかな」ムクッ
天龍「まさかあきつ丸が陸ではあんなに強かったなんてな」ハァ
木曾「それも驚きだが新型の戦艦と軽巡にも驚かされたな」ハァ
天龍「俺達二人でも新型軽巡に勝てなかったな・・・」
木曾「ああ・・・結局あきつ丸の足引っ張っただけだったな・・・」
天龍「けど・・・」
木曾「ああ・・・わかってる」
天龍+木曾「「あきつ丸の申し訳ないって眼を忘れない」」ギリッ
天龍「俺はあいつを誤解してた。あいつはずっと俺達を心配してくれてた」
木曾「そうだな。そういう所は提督と似てるのかもしれねえな。姉弟って聞かされた時は疑ったが今なら納得だ」
天龍「さて、木曾。俺達の愛刀は奴らに折られちまった。どうする?」
木曾「ハッ!決まってるじゃねえか。陸で今の俺達じゃ勝てねえなら海でやれる事をするさ」
天龍「リベンジ・・・とは言わねえんだな」クスッ
木曾「勿論したいが、今はその時じゃねえ。剣は折れたが心は折れてねえよ」ニヤッ
コツッコツッコツッ・・・
天龍「おー、イイ事言うねえ。提督に惚れてなけりゃ惚れてたかもな」
木曾「バーカ、俺が提督に惚れてるんだよ。俺だけじゃねえ・・・北上姉も、大井姉も・・・他の皆もだ」
コツッコツッコツッ・・・
天龍「そうだな。俺達をこんなにも虜にした責任を取ってもらわねえとな」ククッ
木曾「ああ、さっきの通信で提督の無事もわかった。正直心が震えた」ククッ
天龍「さぁて・・・それじゃあお喋りはここまでだ・・・」
木曾「ああ・・・」
ザザッ・・・
ザザァァ・・・・・ン
天龍+木曾「「【いくぜ!!】」」
バシャッ!シャアアァァァァア・・・・
香取「一体何処にいるんでしょうか・・・」キョロキョロ
<少し前>
龍田『香取さん、貴女にお願いがあるの』
香取「どうされました?もうすぐ突撃に入るのに・・・」
龍田『私は補給艦隊を率いるんだけど、流石に一人じゃ荷が重いかもしれないの』
香取「では、私もその艦隊に加わればいいのでしょうか?」
龍田『いいえ、補給艦隊といえど艦娘同士で連携は必要なの。だから天龍ちゃんを探して欲しいの』
香取「天龍さんをですか?合流されてないのですか?」
龍田『ええ、さっきから呼びかけてるんだけど応答がないのよ・・・』
香取「妙ですね・・・わかりました。捜索を開始します!」
龍田『ええ、お願いね。【フザけた事抜かしたら殴っていいから】』
香取「りょ、了解しました」
プツン・・・
<現在>
ピピッ!!
香取「!!電探に感有り!・・・ってあら?この反応は」
<オーイ
香取「・・・やはりレーベさんとマックスさん!こちらですよ~」テヲブンブン
ザザァァア・・・
Z1「ボク達も捜索に加わります」
Z3「護衛も必要だとの事でしたので我々が回されました」
香取「助かります。お二人が来てくれて心強いですよ」
Z1+Z3「「えっ?ビスマルクが・・・」」クルッ
Z1+Z3「「あれ?いない!?」」
香取「えっと・・・ビスマルクさんもこちらに来られてたんですか?」
Z1「そうなんですけど・・・どこいったのかな・・・」
Z3「彼女、割と方向音痴だから・・・ね。絶対認めないけど」
香取「困りましたね・・・捜索対象が増えてしまいました・・・」
<オーイ
3人「「「!!」」」
天龍「お前等こんなとこで何やってんだ?」
木曾「新しい任務か?」
香取「天龍さん達を探していたんですよ!!」
天龍「うぇ!?俺達を?」
香取「ええ、もうすぐ4つの水雷戦隊で敵陣に突撃するんです!」
天龍「へぇ!血が滾るじゃねえか!」
香取「それで、睦月型の子達と龍田さんが補給艦隊を組んで後方支援に回るとの事です」
天龍「なるほどな。龍田なら適任だ」
香取「ですが流石に人数が多いので連携が取り慣れてる天龍さんにも艦隊に加わって欲しいそうです」
天龍「はぁ?突撃艦隊じゃねえのかよ?メンドくせぇなぁ」
香取「【・・・天龍さん。少しO☆HA☆NA☆SI☆しましょうか?】」ニコォ
天龍「へっ?」
<ギャー
天龍「コウホウシエンサイコー、オレノテンショクダゼー」チーン
香取「さて、と・・・ではビスマルクさんの捜索へ向かいましょうか?」
Z1+Z3「「は、はい!!」」ガクブル
木曾「はぁ・・・天龍の馬鹿が・・・。」ヤレヤレ
<一方その頃・・・>
ビスマルク「・・・Z1とZ3が居なくなった。全く・・・二人して迷子だなんてなってないわね!」
ビスマルク「さて、こいつ等どうしようかしら・・・」アセダラダラ
重巡リ級f「ヒヒ・・・」
雷巡チ級e×2「フフ」
駆逐ロ級f×2「クカカ」
ビスマルク「何か予感がしてこちらに来てみたけど、別働隊がいて一人でやる事になるなんてね」フフフ・・・
ビスマルク「あれ?もしかしてはぐれたのって私なのかしら?そんな訳ないわよね私なんだし・・・」
深海棲艦一同「シャァァァァ!!!」
ビスマルク「いいわ!掛かってらっしゃい!!ドイツ艦を甘く見ないことね!」キリッ
ビスマルク「角度修正・・・Feuer!」ドンドン!!
<グァァァァ
ビスマルク「更に魚雷発射用意!Feuer!!」バシュー
ドバァァァァン!!
ドンドンドン!!
ドゴォン!!
ビスマルク「ぐぅ!このビスマルクに当てるなんてね・・・やるじゃない・・・(まずいわね・・・魚雷発射管をやられた!?)」
ビスマルク「他の皆をやらせないんだから!」
<ウォォォォォ!!!
<ガァァァァァ!!!
____________________
香取「ビスマルクさん何処にいるんでしょうか・・・」オロオロ
木曾「本当に戦闘になってたらまずいかもしれねえな」ジー
Z1「ビスマルクがごめんなさい」ピコーンピコーン
Z3「ほんとね・・・(十中八九迷子でしょうけど)単艦戦闘は危険だわ」
ピッ・・・ピピッ!!
4人「!!」
4人「電探に感あり!!」
香取「これは・・・戦闘中ですね!」
木曾「だが今主力は全面衝突中のはずだ・・・となると」
Z1「ビスマルクが単艦で抑えてる!?」
Z3「急ぎましょう!(全く、手間取らせるんだから・・・無事でいてね!)」
_____________________
ビスマルク「はぁ・・・・はぁ・・・」
死屍累々
ビスマルク「うっ・・・はぁはぁ・・・なんとか生き残ったわね・・・提督を悲しませなくて済んだわ」
<オーイ!!
ビスマルク「新手!?・・・レーベ?」クルリ
ザザァァァ
Z1「探したよビスマルク!!無事で良かった・・・」グスッ
香取「本当に・・・すごいですねこの数を一人で・・・」
木曾「ああ・・・だが損傷も酷いようだ。まず一度鎮守府へ戻ろう」
Z3「そうですね・・・ビスマルク。お疲れ様」
ビスマルク「ええ、Danku.」
Z3「けど、あなた本当は私達とハグレたんでしょ?」ボソッ
ビスマルク「」ビクッ
ビスマルク「そそそ、そんなことないわよ!?」ヒソヒソ
Z3「ふぅ~ん・・・そぉなんだぁ?」ヒソヒソ
ビスマルク「な、なによ?」ヒソヒソ
Z3「いいえ?この戦闘が終わったらちょっと単艦行動の罰を与えようかと・・・」クスッ
ビスマルク「な、何をするつもり!?」ヒソヒソ
Z3「それはお楽しみに?」クスクス
スィー・・・
ビスマルク「あんの小悪魔め・・・何をされるのかしら」
<少し時間を遡り・・・>
ザザァァアア・・・・
??「いけない!もう戦闘が始まっているわ」
??「ほんとね~、姉さんも司令さんに会うの楽しみにしてたし急がないと~」
??「そ、そういうあなたこそ「司令さん元気にしてるかしら~」ってソワソワしてたじゃない」
??「えっ!そ、それはまぁ・・・元帥閣下のお世話されてる時に可愛がってもらってたし~・・・」モジモジ
??「んなっ!?あなた抜けがけしたの!?」
??「そんな事ないわよ~?でも司令さんに頭を撫でてもらってただけよ~気持ちよかったな~」ポワポワ
??「ぐぬぬ・・・羨ましい・・・」
カッ!!ズドォォオオオオン!!
??×2「「へっ?」」
プカー×2
<そして現在>
ドゴォオン!!ドンドンドン!!
扶桑「山城!大丈夫!?」
山城「大丈夫です姉様!提督の無事がわかった今、山城に憂いはありません!!」
最上「ほんとよかった・・・許さないから!」ドンドン
時雨「比叡さんと霧島さんが増援に来てくれたお陰で僕たちの負担が減ったね」ドンドン
満潮「ほんと出鱈目ね、あの二人・・・まぁ同じ駆逐艦でもトップクラスは規格外もいいとこだけど」トオイメ
時雨「あはは、確かに。」
満潮「そのトップクラスにあんたの妹がいるじゃないの・・・ってあら?あれは何かしら?」
扶桑「満潮ちゃん?何か見つけたの?」
山城「よそ見は危ないわよ満潮!」
満潮「いや、あそこに・・・」
一同「んっ?」
プカー×2
一同「艦娘?」
扶桑「山城!最上!弾幕を張ります!時雨、満潮!浮いてる子の救助を!」
一同「了解!!」
ズドドドドド!!ガガガガガガ!!
ザァァァ・・・
時雨「君!しっかり!!」
満潮「何処の所属か知らないけど気を強く持ちなさい!!」
??「「う・・・はっ!!」」×2
ガバッ!!
??「時雨・・・?満潮・・・?」
??「あ~、ほんとだ~・・・」
時雨+満潮「「えっ?あっ・・・!」」
朝雲「朝潮型駆逐艦五番艦【朝雲】、元帥閣下からの命令により戦力増強の任を言い渡されました」
山雲「朝潮型駆逐艦六番艦【山雲】、以下同文です~」
満潮「略すんじゃないわよ・・・たくっ。でも久しぶりね」
時雨「気を失ってたようだけど、戦える?」
ギュッギュッ・・・クイックイッ
朝雲「問題ありません」
山雲「こちらも異常ありません~」
時雨「じゃあ扶桑達の所へ合流するよ。西村艦隊全員集合だ」
満潮「ええ!腕が鳴るわ!!」
朝雲「ところで司令さんは元気にしてる?」
山雲「私と朝雲姉さんは元帥閣下の下で執事をしていた司令さんによくしてもらってたの~」
ピクッ
時雨「【へぇ・・・その話は是非詳しく知りたいね】」
満潮「【ええ、合流が済んで戦線が安定したらじっくり聞きましょう】」
フフフ・・・
朝雲+山雲(あれ?なんだか気温が下がったような寒気が・・・)ブルブル
<執務室跡>
ガン!!ギィィン!!ドゴン!!バキィ!!
提督「ぐはっ!」
艦娘一同「提督!!(司令官!!)しっかりして下さい!!」
戦水鬼「フ、フフフ・・・面白イ男ダ。気ニ入ッタゾ、オ前ハ殺サズ連レテ行ク」
艦娘一同「【アァン!!?】」
戦水鬼「貴様ハマダヒヨッ子ダ。一人デ勝テル訳ガナイダロウ」
提督(確かに・・・な。大和の力に目覚めたといっても謂わばLv1単艦で挑むようなもんだ・・・それに)チラッ
ほっぽ「ホポォォォ!!」ガンガンッ!!
戦艦姫「調子ニ乗ルナ餓鬼ガァァァ!!」
港湾「イイ加減ニ・・・沈メ!!」
空母姫「貴女ガ沈ミナサイ!!」
軽姫「シツコイオバサンハ嫌ワレルワヨ!」
離島「アァン!!?」
中間「上等ジャ・・・ナイデスカ・・・小娘ェェ!!」
飛行姫「アララ・・・ドウシヨウカシラァ・・・」ポツン
提督(飛行場姫さん、ボーっとしてるなら助けてくれませんかねぇ・・・頼りすぎるのもよくない・・・か)
提督「そうか、そうだな・・・なら・・・叢雲、榛名!!」
叢雲+榛名「「っ!はい」」スッ
提督「俺と最後の突撃に手を貸してくれ・・・これで決める」ボソ
叢雲+榛名「「了解!!」」
提督「伊勢、日向、武蔵」
伊勢+日向+武蔵「「「はい」」」
提督「俺、叢雲、榛名で最後の攻撃を仕掛ける。中破できついだろうが壁になってくれ」
伊勢+日向+武蔵「「「了解!!」」」
提督「北上、大井、鳳翔」
北上+大井+鳳翔「「「はい」」」
提督「話は聞いたな?遠投でもなんでもいい。後方からフォローしてくれ」
北上+大井+鳳翔「「「了解!!」」」
提督「・・・金剛」
金剛「は、はいデス!」
提督「義姉さんを頼む。次の攻撃で戦いを終わらせる」
あきつ丸「・・・提督ちゃん」
金剛「了解デス」
あきつ丸+金剛「武運長久を」ビシッ
提督「いくぞ!海で皆も戦っているんだ、ここで頭を潰す!!」
ガチャッ!ガチャッ!バチバチバチ、スチャッ!!
戦水鬼「フフフ、諦メナイノカ。マスマス気ニ入ッタ!」
艦娘一同(【ブチコロス】)
伊勢「まずは!」シャキーン(抜刀)
日向「私たちだ!!皆続け!!」シャキーン(抜刀)
伊勢+日向「ウオオオオオォォォォ!!!」
バシィィン!!!カキィィィン!!!
戦水鬼艤装「オオオオオオォォォォォ!!!!!」
武蔵「今度は私達だ!行くぞ榛名!!」グググ・・・
榛名「はい!榛名は大丈夫です!!」グググ・・・
武蔵+榛名「「一 点 突 破!!」」(正拳突き)
メキャッ!バゴォォン!!
戦水鬼艤装「ガァァァァアアア!!!」
北上「ありゃりゃ?執拗いねえ~」ジャコココン(魚雷射出)
大井「全くです。これ以上邪魔はさせません!」ジャコココン(魚雷射出)
北上+大井「そこをどけぇええええ!!!」(魚雷シュート!!)
ドゴゴゴゴォォオン!!
提督「今だ!行くぞ叢雲!!」
叢雲「ええ、了解よ!鳳翔さんも早く!」
鳳翔「はい、戦艦水鬼への隙は私が作ります。止めはお二人にお任せしますね」
提督+叢雲「「了解(よ)!」」
戦水鬼「ホォ、私ノ艤装ヲ押シノケルトハ艦娘モヤルデハナイカ・・・ダガ!」
戦水鬼「残リ二人ガ飛ビ込ンデ来タ所デ私ヲ討テルト思ッテイルノカ?忌々シイ奴等メ!」
鳳翔「あら?誰が二人と申しましたか?【我が身は弓。貫くは竜飛の如き矢】」ググググ・・・
鳳翔「【貫けぇぇぇぇええええ!!】」バシュン!(投擲)
キィィイイイイン!!!ドスッ!!
戦水鬼「グアァァァアアアア!!!馬鹿ナ!タカガ一本ノ矢ガ私ノ装甲ヲ貫イタダト!?」ゴホッ
提督「おい、余所見する暇があるのか?」ジャキッ
戦水鬼「グッ!イツノ間ニココマデ!!」
叢雲「【私の最後の力よ!有り難く受け取りなさい!!】」バチチチ
提督「【大和、これで決める。力を貸してくれ・・・唸れ斬艦刀!!】」ズォォォォジャキィイン!!
提督+叢雲「【疾風迅雷!!】」
ザスッ!ザスッ!ザシュシュシュシュシュ!!
鳳翔(叢雲さんの超高速刺突・・・の後に巨大刀で一刀両断ですかね・・・)ヨロ
北上(うわぁ・・・えげつない・・・)
大井(自分では受けたくないですね・・・)
武蔵(おぉ・・・あれをこの武蔵でも出来るという事か)ワクワク
榛名(榛名は大丈夫です!)
伊勢(離れてないと巻き込まれそうだね・・・)
日向(瑞雲・・・)
金剛(提督・・・)
あきつ丸(くっ!身体がまともならあの合体攻撃にまざれたかもしれないのに!)
提督「【雷神斬艦刀!!一刀両断!!うおおおおおおおおおおお!!!】」
ドゴォオオオン!!!パラパラパラ・・・・
深海「・・・馬鹿な・・・戦艦水鬼が・・・やられた?」
提督「はぁ・・・はぁ・・・ぬっ!?」
バキッ!
提督「ぐあっ!?」
艦娘一同「提督!?」
戦水鬼「フ・・・フフフ・・・ヤルジャナイカ・・・本当ニ・・・気ニ入ッタ」ニタァ
提督「ぐぅ・・・なんだと?」
戦水鬼「気ニ入ッタト・・・言ッタンダ。オ前ハ殺サズ私ノ物ニスル」
艦娘一同「【巫山戯るな・・・】」
戦水鬼「トハイエ、今日ハモウイイ。満足シタカラナ・・・軽巡水姫!私ハモウ帰ル!」
軽姫「エ~!ジャア私モ帰ル~」
ババッ!!ズサァアアア・・・・
深海「お、おい!お前達!!・・・行ってしまった・・・」
バキャッ!
空母姫「グアッ!!提督!我々ハドウスレバ!?」
戦艦姫「・・・提督。撤退を具申、申シ上ゲマス」
深海「くそ・・・ここまでやって・・・仕方がない。撤退だ」
空母姫+戦艦姫「「了解!!」」
バババッ!!!
シーン・・・
提督+白深海+艦娘一同「「「えっ(エッ)?」」」
<執務室跡>
提督「・・・どうやら連中は引いたようだな・・・ゴフッ!」ポタポタ
艦娘一同「提督!!」
提督「大丈夫、身体が艦娘の力にまだ馴染んでいないだけだ」
叢雲「馬鹿!それ全然大丈夫じゃないじゃない!」オロオロ
提督「この場での戦いは俺達の勝利だ。後は外で戦ってる皆にこの事を伝えて安心させてやろう」
提督「それまでは意識を保たないとな・・・榛名、大淀に通信を繋いでくれるか?」
榛名「は、はい!榛名の艤装は大丈夫です!・・・!繋がりました、喋って頂いて問題ありません」
<通信室>
大淀「榛名さんから通信?決着が着いたのかしら・・・」ドキドキ
提督『大淀、聞こえるか?』
大淀「提督!?ご無事でしたか!!はい、聞こえています!」
提督『ああ、なんとかな。他の皆も中破が殆どだけど生きてる。姉さ・・・あきつ丸が大破の上に重症なんだ衛生兵を寄越して欲しい』
大淀「了解しました!」
提督『後、外の皆に伝えたい事がある。岩川全体通信を繋いでくれ』
大淀「了解です!・・・、どうぞ!」
<鎮守府近海>
提督『皆、聞こえるか?こちら提督だ』
艦娘一同「!!?」
提督『交戦中の者は気を抜かず聞いてくれ。こちらの状況は敵を退ける事に成功した』
艦娘一同「やった!!」
提督『時間が経つ毎に連中は士気が下がるだろう、隙を見逃さず残党を狩り尽くせ!』
艦娘一同「了解!!」
提督『一人も欠ける事なく帰って来い、この戦いが終わったら盛大に祝勝会だ、武運を祈る』
プツッ・・・
艦娘一同「フ・・・フフフ・・・【アッハッハッハッ!!!憂いは無くなった!狩りの始まりだ深海棲艦!!】」
<執務室跡>
提督「・・・ふう、これで俺の仕事は一旦終わりだな・・・」
ストン
叢雲「ええ、お疲れ様。ゆっくり座っていて」ホッ
鳳翔「見事なまでに皆ボロボロですね」タメイキ
武蔵「室内で戦艦やらがドンパチやらかして原型を保ってるだけ大したものだがな」フフッ
榛名「修理するのも大変そうですね」苦笑い
北上「ま~なんとかなるでしょー」
大井「そうですよ。二つの鎮守府を守りきった上にここも死守できたんですから修理費くらい上が見てくれないと」フンスッ
伊勢「全くだねー」ウンウン
日向「まぁ、そうなるな」フフッ
金剛「うぅ・・・わざとじゃないとはいえ自分から情報が漏洩してしまったから肩身が狭いネー・・・」シュン
あきつ丸「金剛さんは・・・悪くないで・・・ありま・・・す」ナデナデ
金剛「あきつん・・・」
あきつ丸「失敗したなら・・・反省して・・・同じ事を繰り返さない・・・ようにすればいいだけで・・・あります」ニコッ
金剛「うん!そうするネー」
バタバタバタ!!バーン!!
夕張「担架を持ってきました!重傷者はどこですか!?ってうわ!皆ぼろぼろじゃない!」
金剛「夕張!あきつんを先にお願いするネー!」
夕張「ええ分かったわ!医療妖精!急いでドックへ運んであげて!」
医療妖精「了解!!」ビシッ(敬礼)
夕張「えっと次は・・・」
叢雲「夕張、司令官がもう限界なの。医務室へ運ぶわ!」
夕張「分かったわ、すぐに向かいましょう。他の皆さんは外の戦闘が終わるまで少し我慢して下さい」
他艦娘「了解!」
ほっぽ「私達モ一度帰ロウ」
飛行姫「ほっぽガイイナラソウシヨウ」
港湾「ほっぽニハ甘イデスネ」
離島「帰ッテゲームシタイ」
中間「オ腹スイタ」
鳳翔「帰られるのですね・・・貴女方のおかげで提督を失わずに済みました・・・ありがとう(一人を除いて)」
飛行姫「・・・ナンダカハブニサレタ気ガスル・・・」
白姫s「気ノセイデショ」
ほっぽ「デハ、マタナ!」
ショババッ!!
<医務室>
提督「・・・うっ・・・?・・・ここは?」
叢雲「やっと目が覚めたのね・・・よかった」ホッ
提督「叢雲・・・俺はどれぐらい寝ていた?」
叢雲「丸一日よ。あっ、心配しないで?戦闘は無事終了、一人も欠けていないわ」
叢雲「先の戦闘と大型艦に高速修復剤を全て使い切ってしまって皆ドックと大浴場で順番待ち状態よ。明石なんて不眠不休よ」
提督「そうか・・・なんとか・・・生き残れたな・・・」
叢雲「ええ・・・」
提督「暫くは皆に休息を与えたい所だけどなぁ・・・」
叢雲「溜め込んでいた資材もほぼ空だから駆逐艦と潜水艦で遠征漬けかしらね」
提督「苦労をかける」
叢雲「そうでもないわ。貴方がここへ来てからホワイトな鎮守府だったもの皆復興に向けて気合を入れていたわ」
提督「ははは、皆強いな・・・。叢雲」
叢雲「何かしら?」
提督「ありがとう」ニコッ
叢雲「どういたしまして」ニコッ
________________________
<医務室前>
吹雪「ぐぬぬ・・・いい雰囲気なんだしさっさと告白しちゃえばいいのに司令官のヘタレ!」
綾波「皆で最初は叢雲ちゃんに譲る事に決まりましたからね~」
暁「う~ん、これはお礼だけで今回はお流れかしら?」
睦月「てっきりこのまま告白→ベッドインかと思ってたにゃしぃ」
陽炎「それは流石に急展開過ぎない?」
朝潮「ふ、不潔です!!でもいいなぁ・・・」
初春「ふむ・・・甘ったるいのう・・・」
白露「いっちばーん・・・だったらいいなぁ・・・orz」
夕雲「もう・・・白露ちゃんいつまで落ち込んでるんです?」
4作目突入です、どうぞ宜しくお願いいたします!
久しぶりの更新です。インフルエンザが流行っているので気をつけましょう!
更新が長らく出来なくて楽しみにして下さってた方々すみません。秋イベが終わってから以降仕事忙しかったり
体調崩し気味だったりとパソコン触っていない時期もあり遅くなりました。
なんとか冬イベザラを取れました!沖波も掘れたし満足でした。
どうしてこんなカオスな状況になった!!?(゚Д゚;)
前作の最終話からこのカオスっぷり、深海棲艦はどうやってWiiUの電気確保してんだwww(゜д゜)
前作の終わり方からは想像できんなこの状況(;´∀`)
ていうか深海棲艦自分の身体で電力賄えるてすげー(゚Д゚;)
艦娘も燃料あれば自家発電出来そうだな。
大根LANですね、わかりません!
長すぎて途中から話を忘れてしまった...
↑ドンマイ( ̄∇ ̄)
スマブラではなくSplatoonを勧めたい...!
乙です。マーテル氏の作品更新と艦掘りが健やかに全員お迎えできるよう、祈っています。これからも頑張って下さい。
沢山の応援コメントありがとうございます。最近仕事帰りからの眠気に勝てない・・・続きを楽しみにしてる方々ごめんなさい。あっ、瑞穗はやっと掘れました!
次もお願いします とても面白いんで
乙です。戦闘シーンが長丁場で大変かとは思いますが、頑張って下さい。あと、番外編とかで艦娘の水泳大会(ポロリはマーテル氏の判断次第)が読みたいとか思ってます。潜水艦以外水の上ばっかりだし…。蒼龍さんのビキニに翻弄される提督さんが読みたいです(笑)。
コメントありがとうございますo(^▽^)o
決戦の間なのに番外編挟んでいいのかなぁ・・・・とは考えていたんですけどね。
読者の方が問題なければいくつかは小ネタ浮かんでるんですけどね~。
遂に前提督とご対面か~ただのかませか、ラスボスなのか、見物だな
以前、主任妖精が言ってた艦娘以上の強さが覚醒するのかはたまた伏線回収は先なのか楽しみ
さあ、恋の修羅場に向かってサラミ、じゃなかった更に盛り上がってまいりました(笑)。更新頑張って下さい。
さあ、恋の修羅場に向かってサラミ、じゃなかった更に盛り上がってまいりました(笑)。更新頑張って下さい。
アッハッハッハッ!
やっぱこのノリ好きだわ(笑)
燃料どころか核爆弾投げやがった(笑)。やっぱこのノリが好きだ。頑張って下さいまし。
ナンダ、コレ
いいぞ、もっとやれ
乙です。いやぁ、ここの瑞鶴さんは苦労人ですなぁ~(苦笑)。
すげー面白いです!
頑張ってください!
オモシロイ、只それだけ
続き強く所望
沢山の応援コメント有難うございます!励みになります(*^^*)
榛名、落ち着kいややっぱ混乱したままで良い。
凄い、分かりやすい戦闘描写で自分もその世界の一人になったかのような感じで楽しく読ませて貰ってます。
これからも、遅くてもいいのでお体に気をつけて更新頑張って下さい。
コメントありがとうございます。楽しんでくれて嬉しいです!
乙です。今日からイベント開始ですね。SSとイベントで大変になるとは思いますが、身体に気をつけて頑張って下さい。
お気遣いありがとうございます。目指せオール甲で頑張りますよ~
乙です。さすがビスマルク(でかい暁さん)、敵を探していたとは(結果オーライ?)
コメントありがとうございます。
内心は行くわよ二人共!あれ!?居ない!?って心境です(笑)
ビスマルク強っ!!
浮雲って実装されてたっけ…
渾作戦で実装は本来は朝雲だけですよ~。浮雲は先行扱いです
間違えた!山雲だった。訂正しときます
浮雲って実装されてたっけ
エターナル!
待ってたよ!乙です!今年も頑張って下さいまし。
乙です!&おひさー♪焦らなくて良いから頑張って下さい(m(__)m
ありがとうございます!
ん?作者生きてる?
続き待ってます!!!
(´・ω・`)続きまだー?
生存報告をくれ
生存.....
もしかしてこれ続かないパティーン?
あれ、これで終わりかまだ続くでしょう?・・
続きが読みたいです(*^^*)
失踪ってやつか
失踪してんなぁ… いい作品なのに勿体ない
失踪かなぁ...もったいない
斬艦刀に武蔵、狙い打ち感がパないですねぇ。
大好物で在りますから、今後のストーリーでムチャじゃ無い所で構わないので面白み満載な武装登場&合体技を、仕込んで欲しいです。
面白み満載の次回作、楽しみで待っているので在ります(^_^ゞ
いい所で止まってますねぇ〜
続きがとても気になります!
続きが気になって気になってハゲそうです
このままではハゲてしまいます σ(´・д・`)
面白いのに.......続き_|\○_オネガイシャァァァァァス!!
作者さん出来れば早く戻ってきてもらいたいです。 この続きとっても気になります! 早く続編出てほしいですね
作者様、どうか続きを書いていただけると嬉しいです。久々に良い艦これSSを読ませていただきました。すでに4年の月日が経とうとも、私は待ち続けますよ。 更新されたら電光機関を解放、最大出力で駆けつけます。
続き書かないんですか?
もう5年という月日が経ちました
ですが作者様が更新するまで待ち続けます
続きが気になるネー!
楽しみにしています
いつ見てもカオスでおもろいわwwwww
こんときのモンハンはまだG級って呼ばれていた時代かぁ…今はMR(マスターランク)って呼ばれ方だなぁ…