鎮守府の大切な日
初投稿です。
提督と五月雨を主役にお話を書かせていただきました!
大規模作戦があるかも?との情報を受け、そのための準備に忙しい提督のもとに、あるものが届いて?
提督:大規模作戦の準備に忙しいらしく、最近寝不足
五月雨:鎮守府では、提督と共に今の形を作り上げた。普段はとても優しいが怒らせると怖いという一面も・・・。
加賀:クールビューティーで仕事もそつなくこなす、そんな彼女には意外な一面が・・・?
[コンコン]
加賀「提督入るわよ」
[ガチャ]
五月雨「あっ、加賀さん。すみません、しーっ」
加賀「?どうしたのかしら五月雨。あなたが何故提督の執務机に?」
五月雨「そ、それが・・・その・・・」
加賀「・・・あぁ、いつもの、ね」
五月雨「はい、そうなんですよ(苦笑)」
提督「スー、スー」
加賀「相変わらず気持ち良さそうに寝てるわね・・・」
五月雨「そうですね・・・近々大型作戦があるらしい、とのことで、忙しいらしくってその準備のことで頑張ってたみたいです」
加賀「・・・そう」(提督に膝枕、ちょっと羨ましいわね・・・今度してみましょう・・・。)
五月雨「ところで、加賀さんは何の御用事があったんですか?」
加賀「え?」
五月雨「だって、なにか大事な用があったんじゃないですか?資料?を持っていらっしゃるから・・・」
加賀「そうね、少し忘れていたわ(提督に見とれていて・・・)
重要な案件なんだけど・・・」
五月雨「重要な案件、ですか」
加賀「提督が起きてから説明するわね」
五月雨「その方が良いですよね。
じゃあ、提督を起こさないと・・・提督、起きてください、提督」
提督「んー、あと少しだけ寝てたい・・・」
五月雨「頑張って起きてください、提督。大事な話ですよ」
提督「大事な話?もしかして、愛の告白ー?[むにゃむにゃ]」
五月雨と加賀「何を言ってるんですか!!!」
提督「うおっ、びっくりしたっ。お、俺は一体・・・」
加賀「やっと起きたのね、とんだ寝坊癖のある提督ね。そんなのでは困るわ」
提督「・・・ごめんなさい。」
五月雨「ま、まぁまぁ、加賀さんもそこまでにしてあげてください。
提督も“次は”ありませんからね(ニッコリ)」
提督(あれ、本気で五月雨を怒らせてしまっている・・・)
「お二人とも、誠に申し訳ございませんでした」(土下座)
加賀「もう気にしてないからいいわ・・・それに、いいものも見れたしね」(ボソッ)
提督「そっか、よかったぁ。許してもらえて」
五月雨「提督?」
提督「ハッ」(冷や汗)
五月雨「・・・・・・仕方ないので私も許しますよ」(微笑)
提督「ふぅ、それで加賀さんは何を持ってきてくれたんだ?」
加賀「提督、“さん”はいらないって何度も言ってるでしょ・・・話としては、これが届いたわ」
[コトッ]
提督「これは?」
加賀「婚姻届と指輪よ」
提督「ん?」
五月雨「え・・・と・・・」
加賀「困惑するのもわかるけど、そうとしか説明できないのよ。これ」
提督(・・・もうすぐ大規模作戦があるかもしれないっていう時期に・・・)
五月雨「これは、そのような効果があるんですか?」
加賀「私達、艦娘と提督の絆が最も深くなった艦娘と指輪によってつながることで更なる戦力の増強を図るものみたいよ」
五月雨「と、なると。それを決める提督は余計大変なんじゃ・・・提督大丈夫なんですか・・・?」
提督「まぁ、ある程度は決めているんだよ。だからいいんだけど・・・加賀、悪いが五月雨と二人だけにさせてくれないか?」
加賀「・・・わかったわ、けど、今度間宮さんの所に行くときに付き合ってね。提督」
提督「良いよ」
加賀「それを聞いて安心したわ、それじゃ」
[ガチャッ、パタン]
五月雨「ところで、その、なんで私と二人きりになりたいなんて言い出したんですか?
加賀さんがいても良かったんじゃないですか?」
提督「俺が、ある程度決めているって言っただろ?」
五月雨「言いましたね・・・どうせ、ほかの娘と結婚するんじゃないんですか?」
提督「・・・五月雨、最初にさ俺がここにやってきて、君と二人で始めたあの日のことを覚えてる?」
五月雨「覚えてますよ・・・こうやって、提督と二人だけの時間でしたね・・・
その後いろんな娘がやってきて、今またこうして提督の傍にいるわけですけどね」
提督「今までも、そして、これからも、五月雨、私は、君の傍に居たい。そして君が傍にいて欲しいんだ。
だから、俺と結婚してください。」
五月雨「提督・・・私も、提督の事が好きですよ」
提督「それは、してくれるってことでいいのか?」
五月雨「もうっ、変なところで鈍感な人ですねっ!もう少し行動を見せてくれてもいいんじゃないですか」
[チュッ]
提督「ごめんな、そこまで言わせるようなダメな奴で・・・少しずつ変わっていけるようにするからさ、よろしくね。五月雨」
五月雨「ずるいです。自分ばっかり・・・」
提督「わ、悪いっ、んむっ」
[チュッ]
五月雨「私の弱いところも包んでくれる、そんな貴方だから私も一緒に行くって決めたんですよ」
提督「五月雨・・・・」[ギュッ]
五月雨「提督に抱っこされてるとやっぱり安心します」
提督「俺も、五月雨と一緒だと安心するよ」
五月雨「提督・・・」
提督「五月雨・・・」
五月雨&提督『これからも、よろしくね』
艦!
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
機会があれば新しい作品を書かせていただきます
次回作のリクエスト等があれば言っていただけますと嬉しいです!
それでは、また次の作品でお会いできると嬉しいです
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