平和の日ー始まる日
今から過去に戻る話
世界から、争いがなくなって、平和という言葉が当たり前になった・・・そんなどこかの話
ー執務室ー
漣「ご主人様ー」
提督「ん?どうした?」
漣「資料の片付けをしていたらこんなものが見つかったんですけど・・・」
【第零部隊編成、及びその運営について】
提督「あー・・・」
漣「これってもしかして・・・」
[コンコン]
五月雨「提督、お客様です」
提督「ん?わかった、少し待ってもらうよう伝えといてくれ」
五月雨「わかりました」
漣「ご主人様、まさか話から逃げようとしませんか・・・」[ジーッ]
提督「客人が来たんだから、ちょいと話してくるだけだよ、まぁ・・・あれだ、俺が戻ってきて覚えていたら続きを話すかもな」
漣「約束ですよ?」
提督「はいはい、んじゃな」
[バタン]
漣「むぅ・・・もし教えてもらえなかったらどうしようかな・・・」
ー客室前ー
提督「さて、鬼が出たか、蛇が出たか・・・それともか・・・」
[コンコン]
???「どうぞ~」
提督(・・・厄介な相手か)
ー客室ー
中尉「お久しぶりです~」
提督「・・・」
五月雨「あの・・・すみません離してもらっても・・・」
中尉「え~、いーじゃんかー、知らない仲じゃないんだしさ~」
[ゴスッ]
中尉「ぐへっ」
提督「いい加減にしろ、しばくぞ」
中尉「も、もうしばいたんじゃん!良いじゃんか!女の子同士のスキンシップだよ!?」
提督「見た目は女でも中身はおっさんじゃねーか!」
中尉「ひ、ひどい!五月雨ちゃんもなんとか言ってよ!」
五月雨「そんなことよりも提督」
中尉「そんなことより!?」
提督「なんだ?」
五月雨「さっき漣ちゃんと何の話を・・・」
[コンコン]
漣「ご主人様ー」[ガチャッ]
提督「ん?」
中尉「また可愛い子はっけーん」[ニヤリ]
提督「・・・ちょうどいいや、中尉」
中尉「なに?」
提督「漣頼むわ」
中尉「良いの?」
提督「ああ、五月雨と一気に資料の片付け・・・もとい面倒事を終わらせる必要があるんでね・・・それと、昔話は苦手でね」
中尉「・・・そっか、任せてよ、私はそういうのは得意だからね」
提督「それが終わったら、お前の用件を聞くよ・・・ゆっくりな」
中尉「聞く時間もなさそうだし、これ渡しとくね」
提督「了解」
五月雨「えっと、それじゃあ行きますか」
漣「ご主人様、漣もお供しまー」
中尉「ふっふっふっ、君は私とデートだよ、漣ちゃん」
漣「誰ですか!憲兵さんを呼びますよ!」
中尉「誰・・・か、あの人は何も教えてないんだねぇ」
漣「一体、どういう・・・」
中尉「知りたいんでしょ?あの人のこと、そしてー第零部隊の事」
漣「いえ、本人に聞くので大丈夫です」
中尉「やめて!そんな冷たい目をしないで!?真面目だから!おねーさんまじめに話すから!お願い!頼まれたの!」
漣「・・・はぁ、誰にですか?」
中尉「君のご主人様にだよ」
ー忘れ去られた、遠いどこかー
???「ふふっ♪これで・・・また続けられるよ・・・お兄ちゃん
さあ、ゲームを始めましょ」
ー物語の歯車は再び狂い始める、人の狂気と想いをのせてー
ー続く?ー
ここまで読んでいただきありがとうございました!
リクエスト等がございましたらコメントしていただけると幸いです。
それでは、また別の作品・・・もしくは、次回作でお会いできることを楽しみにしております
足柄さんのお話ですが、現在内容を考えておりますので、まとまり次第書き始めますので、もう少しお待ち頂けると幸いです。
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