2015-09-11 00:43:30 更新

概要

けいおん!のその後(社会人編)を勝手に作ってみました。
その1の続編です。


前書き

放課後ティータイムの社会人編をSS(ショートストーリー)です。
面白くないと思いますが読んで頂けたら嬉しいです^^

一応、原作に沿ってSSは書いてあります。
(けいおん!)のアニメだけしか知らない人でも読めるようにはしてありますが、わかりにくいかもです。続編になっていますので、読まれる方は
 (けいおん)のその後を勝手に考えてみた♪(その1)
を先に読んでください。


  (ウフフ、よく寝てる。理緒ちゃん可愛いわ~♪  も~赤ちゃんってなんでこんなに可愛いのかしら。プニプニ♪)


  あっ、ごめんなさい。紹介が遅れました。私、琴吹紬と言います。みんなからは「ムギ」って呼ばれています。

  今日も私の日記を少しだけお見せしますね。

  ちょっと恥ずかしいけど、【けいおん!】メンバーのその後をお楽しみくださいね~♪

  この物語は『琴吹紬の日記、その1』の続きになっているの。

  だから良かったら先にそっちを読んでみてくださいね。



  今、私がいる所は芸能プロダクション【放課後ティータイム】の事務所の一室。

  そして私の隣のベビーベッドで寝ている赤ちゃんは(琴吹理緒)ちゃんですよ~。

  理緒ちゃんはね、なんと・・・・・・律っちゃんの子供なんだよ~。パチパチパチ(拍手)

  あっ、いけない。あんまり大きな音を立てると理緒ちゃんが起きちゃう。し~。


  琴吹律(旧姓 田井中律)ちゃんは私の従兄弟、琴吹真司さんと結婚したの~。

  それでね、1年前に長女、理緒ちゃんが生まれたのよ~。

  お母さんの律っちゃんは今は別室でイベントの打ち合わせ中。

その間、私が理緒ちゃんの面倒を見ているの。

  赤ちゃんって本当に可愛いわよね~。見ているだけでほわほわしちゃう♪


  いけない! そろそろ本題に入らないとね。

  今日は皆さんに律っちゃんと真司さんの出会いを教えちゃいます。

  うふふ、こんな事をしたら律っちゃんに怒られそうだけど。

  でも、私、友達の秘密をばらすのが夢だったの~。

  では・・・・・・始まります。



~大学2年生6月初旬、大学、サークルの部室~


ムギ「今日はみんなに渡すものがあるの」


唯「えっ、なになに? ケーキ? お菓子?」


律「食い物の事しか頭の中にないのかよ」


梓「唯先輩、本当に太らないですね」


澪「う、うらやまし過ぎる・・・・・・」ブツブツ


  あっ、言い忘れてたわ。梓ちゃんがN女大に合格したのよ。

  今は私達と一緒に寮生活。当然、私達と一緒にHTTで活動しているのよ~。


  余談だけども、憂ちゃんはK大学に合格。和ちゃんの後輩になったのよ。

  憂ちゃんは唯ちゃんの後を追って絶対にN女大に来てくれると思ったんだけどな~。

  憂ちゃんの中でなにか思う所があったのかしら・・・・・・



ムギ「お茶とお菓子はあとで用意するね。あのね、来月の7月2日なんだけど・・・」


唯「ムギちゃんの誕生日!!」


澪「ムギ、安心しろ。ちゃんと誕生日はお祝いするぞ」


律「今年はどんなプレゼントにしようか、もう考え始めているからな」


ムギ「ううん、違うの。あのね、今年、私たち20歳じゃない。

それでね、実家で琴吹グループを招いて

    『20歳記念パーティー』を開くってお父様が・・・・・・」


律「金持ちすげ~な」


梓「そうなんですか? じゃあ、私たちの誕生日会の日にちをずらさないといけませんね」


ムギ「ううん、じゃなくて・・・はい、これ、みんなの招待状。

    私はグループの人達に祝ってもらうより、みんなに祝って欲しいの。駄目かな?」


律「行くに決まってるだろ」


梓「当然です」ふんすっ


唯「おいしい食べ物がたくさんありそうだよね~」


澪「でも、いいのか? 私達なんかが行っても? 琴吹グループとはなんの関係もないぞ?」


ムギ「もちろん。で、もう1つお願いがあるの」


  私は意を決してみんなにお願いを話したの。

  あの時のみんなの驚いた顔は今でも忘れられないわ~。

  私、みんなのびっくりした顔を見るのも夢だったの~。


律「な、なにを~」(驚愕)


澪「ムギ、まさかそれ、OKしちゃったんじゃないだろうな?」(おどおど)


梓「ムギ先輩のお父さんやお母さん、琴吹グループの人達の前で演奏・・・・・・」(がくがく)


唯「ほぇ?」(無関心)


  お父様に前々から『お前が参加しているバンド演奏を是非1度聞いてみたい!』って言われて断りきれなかったの。

  私もみんなの事をお父様達にも紹介したかったしね。

  これが私の大切な友達ですって胸を張って言いたかったから。


律「マジか・・・マジでか・・・?」


澪「あは・・・あはははは・・・・」(乾いた笑い)


梓「澪先輩、大丈夫ですか? 帰ってきてください~」ユサユサ


唯「ムギちゃんのお父さんとお母さんの前でライブか・・・なんか楽しそうだね。うん、がんばろ♪」


ムギ「本当? 良かったわ~。じゃあ、お茶、入れるわね~」


梓「いや、練習しましょうよ……」



~7月2日、琴吹邸、誕生パーティー会場~


  ふわふわ時間(ふわふわ時間) ふわふわ時間(ふわふわ時間)

  ジャッジャン、ジャッジャン。ジャーーン♪


  アンコール!アンコール!アンコール!


  笑顔の花咲く空の下 あふれてしまうの 好奇心マキシ

  赤道色のリボンをかけた 地球は お菓子箱 夢詰まってる

  チャッチャッチャー チャッチャー チャチャチャチャーン♪


ムギ「みんな、ありがとう。最高の誕生日の思い出になったわ~」


梓「なんとか乗り切りましたね」


律「いや~緊張した~。演奏もまあまあ良かったし。でもまさかムギのお父さんからアンコールの声が出るとは思わなかった」


澪「まあ、ムギに歌わせたのも良かったし、会場も盛り上がったからよしとしよう」


唯「お腹すいたよ~」グ~


ムギ「うん、みんなの着替えのドレスは用意してあるからそれに着替えて。あっ、さわ子先生がお勧めする衣装も用意したから」


律「うん、それは絶対に着ないから。大体どんなのかは予想もつくし」



 男性1「いや~お嬢様。見事な演奏でした」

 男性2「今度、是非、2人で食事でも」

 男性3「このままアーティストとしてデビューなされてはどうですか?」

 男性4「グループ全体でフォローいたしますので・・・」


唯「うわ~ムギちゃん、モテモテだね」


律「1人ナンパしている奴もいるけどな」


菫「そりゃそうですよ。おねえちゃ…じゃない、お嬢様は琴吹家の1人娘ですもの。求婚、お見合いの話は引っ切り無しに届きますよ」


梓「スミーレ、久しぶり~♪」


菫「梓先輩、お久しぶりです」


???「律さん! 君に決めた!!」


律「ポケ○ンかよっ! ってなんだ~???」


真司「僕は琴吹真司。律さん、結婚してください!!」ガバッ!!(土下座)


律「は、はあ~~~~???」


澪「え、えっと、け、結婚してくださいって? これってプロポーズ??」


唯「プロポーズ?」


梓「プロポーズ?」


全員「はあぁぁ???」


ムギ「あらあら、もう結婚まで話が進んじゃっているのかしら?」


律「いや、待て、ムギ。話の流れが完全におかしいから」ビシッ!(裏手ツッコミ)


ムギ「やったわ~。私、友達から裏手ツッコミを受けるのも夢だったの~」


唯「良かったね、ムギちゃん」ニコッ


澪「いや、その話の流れもどうかと思うぞ」ビシッ!!(裏手ツッコミ)



  はい、ここで真司さんの紹介をしておきますね。

  前にも紹介したけど、私の従兄弟の琴吹真司さん。(←オリジナル登場人物です)

  25歳で独身(当然だよね)ちょっと変わった人だけど凄い優秀でね。

私のお父様も本当に信頼している人なの~。


唯「ムギちゃんに変わった人って言われると、本当に変わった人なんだろうね」


梓「唯先輩も相当変わってますけどね」ボソッ


菫「でも、真司さん。この間、取引先のお嬢さんとお見合いするって、聞きましたけど」


真司「ふん! 僕は自分で結婚する相手を決める!! 己の道は己で切り開く!! だから律さん、結婚してください!!」ガバッ!(再び土下座)


律(アセアセ)「ま、まったく意味がわからない。それでなんで私?」


真司「一目惚れです!!」ふんすっ!


律「えっと、その、あの・・・ごめんなさい~~~」ダッシュ!ダッダッダ……


澪「おい、律。ちょっと待って~」ダッシュ!


梓「行っちゃったね」


菫「行っちゃいましたね」


唯「あっ、これ、おいしそう」モグモグ


ムギ「唯ちゃん、これも美味しいわよ~」


梓&菫「うわ~この人達、本当にブレないわ~」ボソッ



~次の日、大学、キャンバス~


律「いや~昨日は参ったわ。金持ちのジョークってわからんわ」


菖「へぇ~そんな事があったんだ。私達も行きたかったな~。ライブの予定さえ入ってなければな。で、どうするの? プロポーズ、受けるの?」


律「あのな、菖。受けるも何も・・・・・・」


真司「やっはろ~。律さん。お食事のお誘いに参りました。律さん、君に決めた! 結婚してください」スッ(バラの花束、土下座しながら差し出す)


律&菖「……」


菖(コソコソ、ボソボソ)「これがさっきの話題の人?」


律(コソコソ、ボソボソ)「そうだ。結構重たいパンチを撃ってくるだろう?」


菖(コソコソ、ボソボソ)「オレ○イルの挨拶にポケ○ン。使う人を初めて見たわ」


律(コソコソ、ボソボソ)「激オコプンプン丸並みのレア度だろ?」


真司「うん、ナイスな放置プレイ。律さんはSなんですね」アッハッハ


菖「今度は狐○僕の蜻蛉? なに、この人、アニメマニア?」


律「私がなんでもツッコむと思うなよ」


菖「今度は生徒会役…」


律「もういいよ!」ビシッ!(裏手ツッコミ)



~大学、サークルの部室~


 バッ!!

菖「大変だよ! 律っちゃんが王子様にさらわれた!」


晶「は? 何言ってんだ、菖?」


澪「なにぃ?! ・・・って王子様って誰?」


唯「今日もムギちゃんのケーキは美味しいね~」パクパク


ムギ「ありがとう、唯ちゃん」


梓「本当に先輩達はブレないですね」ズズ~(もう慣れたけど)


ムギ「で、誰にさらわれたの?」


菖「イケメンだけどアニメマニアで凄い重たいパンチを撃ってくる人だった!」


ムギ「あ~真司さんね」


全員(ムギを除く)「今のでわかるのかよっ!」ビシッ!(全員で裏手ツッコミ)


ムギ「大丈夫じゃないかな。真司さん、変な人だけど紳士だから。それに真司さんが律っちゃんを選んだ理由もなんとなくわかる気がするし」ニコッ



~都内・某レストラン~


律「な、なんで私なんですか? こ、琴吹さんなら他にも選べるでしょ?」


真司「律さんには真司って呼んで欲しいんだけど」ニコッ


律(顔真っ赤)(真司さんってかなりイケメンなんだよな~。変な人だけど、良い人そうだし)


律「じゃ、じゃあ、あ、あの、し、真司さんはなんで私なんかを? 誕生会の演奏の時には澪や唯がいたのに」


真司「そうだな~。律さんがあの中で1番楽しそうだった。

そして光っていた。もちろん、あのメンバーはみんな楽しそうだった。

   でも、その中で1番楽しそうだったのは律さんだった。

    少しずつ無くなる時間を、今一緒にいれる時間を最大限に楽しんでいたから」


律(ドキッ)


真司「外れていたらごめんなさい。でも、律さんは自分で自分がわかっている。

    律さんがHTTでしたっけ? そこにいる時間は残り少ない。

    才能のあるメンバー達に少しずつ置いて行かれる。

    そしていつかは・・・ってそんな事思ってません?」


律(なんで? 澪にも話してないのに・・・この人・・・)


真司「大丈夫ですよ。お嬢様やお友達は絶対に離れません。

    これまでと同じように、これからも、いつまでも。

    そして僕も律さんのそばにいます」


律「ちょくちょく自分をアピールするのはどうかと思いますよ。

  って言うか、敬語、やめていい? 堅苦しいのはキャラじゃない」


真司「もちろん」(ニコッ)


 律「でも、本当に澪達は私を置いていかないかな?」


 真司「あの人達なら絶対に無いです。僕はこう見えて人を見る目はあるつもりだよ。だから律さんを見つけれた」キリッ


 律(あっ、やばい。ちょっとカッコいいかも)


 真司「さっ、難しい話は後にして食事を食べよ。食事は笑顔で食べるのが一番美味しい。そして好きな人と一緒に食べればカップ麺でも至高の味になる」ドヤッ


律「なんでドヤ顔?そしてまたさりげなく自分アピール」


真司「あっはっは」


律(この人、やっぱり少しずれてる。でも・・・なんかホッとする)



~都内・真司&律・ドライブ中~


真司「いや~律さんがドライブまで付き合ってくれるなんて僕はなんて幸せ者なんだろう♪」キリッ


律「いや、送ってもらっているだけだから」


真司「律さんは自分のことを過小評価し過ぎだよ」


律「なんで? しかも突然(苦笑)」


真司「音楽の才能は律さんには無いかも。でもね、律さんの中心にして輪が出来ているのに気付いてる? 律さんがいたからHTTは出来た。律さんがいたからここまで続いている。律さんがいるから僕は恋に落ちた」


律「本当に自分アピールが(苦笑)」


真司「もっと自分に自信を持って。なんて言ったって、この僕が好きになった人なんだから」ドヤ



  今回は出番が少ないムギです。この後、真司さんの猛烈なアピールが続いたの。

  私達の知らない、ううん、律っちゃん本人でさえ気付いていない事を真司さんは見つけたの。

  そんな真司さんに少しずつだけど律っちゃんが惹かれていくのが見て取れたわ~♪

  律っちゃんの誕生日もあったしね。でも、誕生日に何があったのかは律っちゃんも真司さんも教えてくれないの。

  でも、その頃から真司さんに対する律っちゃんの態度が明らかに変わったのよ~。

  そして、学園祭まで1ヶ月を切った頃。


ムギ「学園祭に向けての新曲、出来たの~」


澪「本当か、ムギ?」


唯「聞かせて聞かせて」


律「……なあ、この歌、私に作詞させてくれないかな」


全員(律を除く)「えっ??」


澪「律、熱でもあるのか?」


梓「律先輩、恋をしておかしくなったんですか?」


律「もう少しお前らは私を敬ってもいいと思うんだ・・・」



~都内・真司の車の中~


律「今度の学園祭、来てくれる?聞かせたい曲があるんだ。私が作詞したんだけど。って言うか、私の音楽の集大成を見て欲しい」


真司「もちろん!」ニコッ



~N大学、女子寮~


唯「ねえ、この曲凄いよね。律っちゃんにこんな才能があるなんてすごいよね」


澪「なあ、ちょっとこの曲に関して提案があるんだけどさ」


ムギ「なになに~」


(ヒソヒソヒソ)


梓「それ、凄い良い案だと思います」


ムギ「じゃあ、急いで連絡しないと。ピッピッピ(電話)」


唯「澪ちゃん、お主も悪よの~」ヒッヒッヒ


澪「いえいえ、お代官さまほどじゃ、って乗せるなよ」ビシッ!(裏手ツッコミ)



~学園祭、当日~


   夢を見せてクルクルとね 字が舞い上がる 頑張れ筆ぺん ここまで来たから かなり本気よ~♪

   チャーチャーチャーチャッチャチャーン♪


唯「みんな~ありがとう~。さて次が最後の曲になります。この日のために作った新曲です。でね、今回はなんと放課後ティータイムのリーダー、ドラムの律っちゃんが作詞したんです。それでね、みんなで考えたの。この曲は律っちゃんが歌うべきだって」


律「おいおい。ドラムは誰がやるんだよ!」


梓「大丈夫です。助っ人を呼びましたから」


唯「今回ドラムの助っ人で来てくれたのは私達の後輩でまだ高校生。斉藤菫ちゃんです~」


律「おいおい、マジか・・・」


澪「もう逃げられないぞ、律」


ムギ「さあ、律っちゃん」押し押し


律(マイクを持って)「マテマテ。えっと、えっと、その……私が歌うのはこのステージが最初で最後だと思う……思います。 で、ついでに聞いて・・・欲しい人が・・・来て…るから」ゴニョゴニョ


全員(律を除く)「ヒューヒュー」「熱いね~」「見てるこっちが照れちゃいます」


律「聞いてください!ミライナイト!」フンス



   桜の花びら 紛れる季節を 揺らしてく メロディが

   ワクワクするような 気持ち急かすから 今すぐもう 走り出すよ


   教科書のすきま あふれ出す夢が 埋め尽くして 戻れない

   魔法解く鐘も 効かないホンモノ わたし見つけちゃったかも!?


   夢が shiny... 放つ shooting... 宇宙規模のシグナルを

   (I? my? me? where is the answer)

   徹夜で解きあかした 答えは 歌が好き!一番大事なこと


   I my 未来輝きへ DIVE! はじけそうなくらい 大きな花咲かせよう

   あいまい未来おそれずにDIVE! よくばりな願い 両手広げ 掴もうよ


   迷いも不安も 歌にしちゃえばね オーライ!

   そしたらまた明日 Smile Again!!


   星に照らされた パステルイルミネーション 明日を待てない 夜は

   背中を押す風 あふれ出す夢で どこまででも急上昇


   春の shining... 魔法の flowing... 自分だけが知ってるの

   (Only believe in this magic)

   やりたいことだけ詰め込んだら 無敵になって 夢に飛び立とう


   I my 未来 輝きへDIVE! はじけそうなくらい 大きな花咲かせよう

   あいまい未来 おそれずに DIVE! 不思議なこのRISE 最高を今 創ろう


   転んで泣いても One more tryでオーライ!

   そしたらまた明日 Smile Again!!


   I my 未来 光りたい Tonight はじけそうなくらい

   大きなウタ咲かせたいの!


   あいまい未来おそれずに DIVE! 不思議なこの RISE

   最高を今 創ろう


   迷いも不安も 歌にしちゃえばね オーライ!

   そしたらまた明日 Smile Again!!



  最高のステージ。この時、律っちゃんは凄く光輝いていたわ~。

  そして、ステージ後……真司さんを学校の人気の無い屋上に呼び出した律っちゃん。


澪「唯、押すなよ。ばれちゃうだろ」


唯「え~だって私だって見たいよ~」


ムギ「しっ、来たわよ」


梓「ムギ先輩、ノリノリですね。プライバシーの侵害ですよ」ジー


澪「梓、全然・全く・完璧に説得力のない姿だぞ」



律「その……あの……どうだった?私の歌…まあキャラじゃないな。向いてない。うん。向いてない」


真司「そんな事無い。凄く、本当に輝いてた。それでいて凄く可愛かった」


律(顔真っ赤)「そっか」


真司「うん、だから……その…だからこそ、他の人に律さんを渡すなんて考えられない」


律(さらに顔真っ赤)「……」


真司「律さん!」


律「はいっ!」うわずった声


真司「君に決めた!!付き合ってください!!」土下座


律「ポケ○ンかよっ!」


真司「駄目かな?」


律(スッと真司に近づいてギュ!)「こ、答えになってるかな……。キャラじゃないから照れくさい」


真司「もちろん」ギュウ~


澪&唯&ムギ&梓(ひっそりと)「きゃ~~~」


澪「でも、ポケ○ンは無いな」


梓「そうですね、ないですね」


唯「いいじゃん、律っちゃんがいいなら」


ムギ「今夜はお祝いね。で、根掘り葉掘り聞こうね。全部吐くまで寝かせない」


澪「ムギまでキャラが変わった・・・」



  こんな感じです。どうでした?律っちゃんの恋愛話。

  律っちゃんは大学卒業して芸能プロダクション【放課後ティータイム】の営業部長を引き受けてくれたわ。

  律っちゃんのおかげで事務所の仕事は増えたし、いつでも笑顔で私達の背中を押してくれる。

  どんなに感謝しても足りないぐらい感謝してるわ~♪


  律っちゃんと真司さん、そして理緒ちゃんが幸せに暮らすために私も頑張らないとね。

  余談だけど理緒ちゃん名前の由来も教えちゃうね。律っちゃんの理(り)と澪ちゃんの緒(お)と取って付けた名前なんだよ。

  律っちゃんはそれだけ澪ちゃんが大好きなのね♪あっ、これ、内緒の話ね。


理緒「ふ、ふ、ふぎゃ~」


  あらあら、理緒ちゃんが起きちゃった。よしよし♪ ぎゅ~。もうすぐママが帰って来ますからね~

  あっ、オムツなのかな?お腹が空いたのかな?

  律っちゃんが帰ってくるまで理緒ちゃんの面倒を見ないといけないのでこの辺で筆を起きますね。


  機会がありましたら違うお話をしますね。

  以上、琴吹紬の日記(その2)でした。


後書き

けいおんファンの皆さん、本当にごめんなさい。申し訳ありません。
中途半端な作品になった事を心よりお詫びいたします。
そして最後まで読んで頂いた人に最高級の感謝を述べたいです。

けいおんメンバーの中で律が1番難しいと実感しました(苦笑)
途中で何度も心が折れかけた、この話。
なんとかまとめ上げました。大丈夫だったでしょうか?

律が最後に歌った曲ですが、実際に田井中律役の声優さん、佐藤聡美さんが実際に歌っている曲です。
そしてこの曲は(生徒会役員共*)のEDで使われています。

でも、なんとなく歌声、歌詞、内容が律っちゃんに当てはまるなって思ったので使いました。
もし良ければ聞いてみてください。

あと、感想などもお待ちしております。出来れば誹謗中傷は無しの方向で^^;
最後に、こんな面白くない作品を最後まで読んで頂いてありがとうございました


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2015-09-05 10:31:53

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