2015-09-14 21:25:06 更新

概要

初投稿
口調等おかしい場合あります。



トントン


提督「どうぞ」



「失礼致します」



綾波「本日より秘書艦を務めさせて頂きます。」


提督「ああ、待っていたよ。1週間宜しく」


綾波「はい、宜しくお願いします」


提督「机はそこにある」


綾波「分かりました」


提督「」カキカキ


綾波「」ソワソワチラ ポチッ


提督「(今月も資源がカツカツだなぁ)」ペラペラ


綾波「あっ、あの!」


提督「?」


綾波「私なにをやったら宜しいでしょうか?」


提督「あっ、すまない、そういや初めてだったな」


綾波「申し訳ございません、初めてで・・・」


提督「綾波は、整理整頓とか片付けは好きな方か?」


綾波「そうですね。普通ですね」


提督「普通か、分かった、じゃあそこに溜まってる書類の整理を頼む」


綾波「分かりました」タタ


提督「棚にある、フォルダに札付いてるから分類別で閉じていってくれ」


綾波「はい!」


トントン


「失礼します」


提督「どうぞ」


野分「提督、本日の遠征任務無事終わりました」


提督「お疲れ様」


提督「じゃあ、報告書の方書いて持ってきてくれ」


野分「分かりました」


野分「提督、一点お聞きしたいのですが」


提督「んどうした?」


野分「どうして私を秘書艦からお外しになられたのですか?」


提督「ああ、秘書艦ばっかりだと、訛っちゃうだろ?」


提督「野分には長い間務めて貰ったし、たまにはのびのびしたいかと思ってな」


野分「それだけの理由ですか?」


提督「そうだよ」


野分「分かりました、ではまた1週間後に」


野分「綾波さん、提督がサボらないように、お願いします」


綾波「はっはい!分かりました!」ピシッ


野分「それとその書類はそこの棚です」


綾波「ありがとうございます!」


提督「」


野分「失礼致します」


ガタン


提督「(一週間後にまた?)」


提督「(俺だれかに言ったけかな)」


提督「(何日かはさっき綾波が来て言ったのが初めてだったんだが)」


提督「(まぁいいか)」ペラペラ


提督「お昼ご飯だ!」


綾波「まだ20分前ですけど・・」


提督「よし、食堂行くぞ、早く用意をするんだ!」


綾波「え?あっ、はい」


食堂


綾波「だれも居ませんねぇ」


提督「当たり前だろ、まだ15分前だ」スタスタ


綾波「でもなんでこんなに早く来たんですか?」


提督「ん?スペシャル定食が為だ!ほら見てみろ。」


綾波「スペシャル定食 5食限定!?」


綾波「こんなのあるなんて初めて知りました!」


提督「だろう?ふふ、完売したらすぐディスプレイから外されるからな」


提督「存在自体しらない艦娘が多い」


綾波「美味しそうですねぇ」


提督「入ろう」


提督「おばちゃん、スペ定2つー」


「お待ちどうさまー」


提督「あそこ座ろう」


綾波「こんな席まで・・」


提督「ああ、一応俺専用」


提督「こんな席必要ないって言ったんだが・・」


綾波「そうなんですねぇ」


提督「でもまぁ、仕切りで囲まれてるから、気にしないで食える」


提督「よし食おう」


綾波「すごいですね!」ワクワク


モグモグ


綾波「でも野分さんは、この事についてなにも言ってないのですか?」


提督「ああ、最初は苦労したさ」


~回想~


提督「野分、そろそろお昼にしようか?」


野分「え?でもまだ早いですよ?」


提督「いいやいいんだ」


野分「いけません!他の方がまだ仕事しているのに、それに時間には忠実でなくては!」


提督「じゃあ俺一人でいっちゃおうっかなー」


野分「いえ、しかし秘書艦としては、提督に付き添って行くべきだとも思います」


提督「そう。じゃあ行こうか」


野分「・・はい」


食堂


野分「こんな美味しい定食があったなんて知りませんでした!」


提督「だろう?」フフ


野分「」モグモグ


提督「(さすがの野分でも美味しいご飯には抗えないか)」


提督「でも、天龍とか、舞風から聞かなかったか?」


野分「いえ、聞いてません!」


提督「そうか、あいつらは喋らなかったか・・」


野分「それで舞風は、秘書艦を外される時、落ち込んで居たんですね」


提督「ああ、だろうな」


野分「でもなんで私に教えてくれなかったんだろう・・」


提督「まぁ気にするな」


提督「アイスコーヒー貰ってくるわ、野分は?」


野分「すみません、それでは私も同じものを」


提督「ふぅー、この時間が落ち着くわー」


野分「はい、いいものですね」


提督「よし、行くか!」


野分「あっ、はい」


~~~~


提督「というわけなんだ」


提督「野分もカワイイ所あるだろ?」


綾波「ふふ、そうですね」


提督「あいつも美味しいものには目がないからなぁー」


綾波「ええそうですね。」



一週間後



提督「綾波、一週間ご苦労様」


綾波「いえ、こちらこそ勉強になりました」


提督「ご褒美とは言ってはなんだが、これを」間宮券10枚


綾波「えっ、こんなに貰えません!」アタフタ


提督「おいおいそんな多くないだろ」


提督「ほらいいから」


綾波「では、頂きます、みんなと使いますね」


提督「綾波はいい子だな」ナデナデ


綾波「えへへ、では行きます」


綾波「ごめんなさい、またなにかあれば呼んでくださいね」タタタ


提督「(ごめんなさい?)」


野分「提督!お疲れ様です」


提督「おっ、おおう」


野分「では、仕事を始めましょう」


提督「え?でももう30分で仕事終わりだよ」


野分「なにを言ってるんですか!」ドン


提督「」


野分「まだ30分もあります、やりますよ」


提督「はい」


提督「」カキカキ


野分「提督、あの間宮券はどこから?」


提督「え?」


野分「綾波さんにあげたやつですよ」


提督「おおう、あれな。自費だよ」


野分「そうですか、随分奮発したんですね」


提督「綾波には頑張って貰ったからな、あれくらいいいだろう?」


野分「そうですか、分かりました」カキカキ


提督「そろそろ終わりだな」


提督「夕飯どうっすかなー」


野分「夕御飯お付き合いします」


提督「ん?無理にいいんだぞー」


野分「いえ、それに舞風も呼んでありますから」


舞風「ちーっす、提督ー!」


舞風「なんかいいもの食べさせてもらえるって聞いたからきたよー」


提督「野分!?」


野分「行きましょう、お店は調べておきましたので」



提督「いつのまに!?」


野分「ふふ、美味しいものには目がありませんから」


舞風「にひひ提督、いこー、それに綾波ちゃんの秘書艦どうだったか聞きたいなー」ツンツン


提督「ああ」



END


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