2015-09-14 21:24:57 更新

提督「ん?急にどうした」ピラッ


提督「なになに、お祭りね」


野分「」カキカキ チラッ


提督「ああ、たまにはいいんじゃないか、行って来なさい」


浜風「いえ、提督と行きたいのです」


提督「俺とか?」


野分「だめ!あまり無理を言ってはだめよ」ガタ


野分「提督は仕事で疲れているのだから、夜はゆっくり休みたいはずよ」


浜風「しかし、先日野分さんたちと夕御飯を食べに行ったと聞きましたが?」


浜風「すこし離れた所まで・・」


野分「くっ、あのおしゃべりめ・・」


提督「まぁまぁ、野分待ってくれ」


提督「分かった、行こうか」


浜風「わがままを聞いて頂きありがとうございます!」


浜風「では、浴衣を用意してきますね」


提督「ああ、ちょっと、他に誰か呼んでるのか?」


浜風「いえ、提督と私だけですが?」


野分「待ってください!」


野分「それはいけない!」


浜風「なにか問題でも?」


野分「提督が襲われるかもしれない!その時浜風一人で守り切れるのですか!?」


浜風「ふふ、なにを言うかと思ったら、誰が襲うというのですか?」


野分「それは・・・そうよ。海のヤツらよ!」


浜風「苦し紛れすぎて笑ってしまいますね。」


浜風「でも、野分さんの言い分も分かります。わかりました」


浜風「提督、浦風を呼んで頂けますか」


提督「浦風な、分かった」


「浦風ー、提督室まで至急来てくれ~」


浦風「なんじゃ?うちになにか用かい?」


浜風「浦風、今夜一緒にお祭りに行きましょう」


浦風「お祭り?いいねぇ」


浜風「これで決まりですね」


野分「」


浜風「提督、それでは用意がありますので、これで」


提督「お、おう」


浜風「浦風、浴衣を取りに行きましょう」


浦風「そやね、いこか」


浦風「提督、楽しみにしとるけん」


スタスタ


提督「・・なぁ、野分、お前も行くか?」


野分「ううっ(やられた、やられた!)」


野分「いえ・・3人で行って来てください」


提督「でも・・」


野分「ありがとうございます、大丈夫です」


野分「それより、仕事がまだ残ってます片付けましょう」


提督「そうだな」


舞風「(あらら、まずいことになっちゃったねぇ~なんとかしないと)」チラッ ポチポチ



~夜~


浜風「提督、お待たせしました」


浦風「どうじゃ?」


提督「おう、似合ってるな~」


浜風「この時の為に用意しました」


浦風「ふふ、そやね~」


おーい!おーい!


提督「ん?だれだ?」


天龍「こら!何かってに3人だけで楽しもうとしてるんだ!」


浜風「」ちっ


浦風「あらあら」


舞風「ほら、野分~、来なよ」


野分「ちょっと、引っ張らないで舞風!」


提督「あれ、お前らも来たのか」


天龍「おいおい、誘ってくれてもいいだろう?」


舞風「そうだよ~、ひどいねぇ、ねー野分」


野分「えっ、そうですね」


提督「え~!?」


舞風「ほらほら行くよ」


提督「こら、引っ張るなー」


天龍「よし、金魚掬いやるぞー!」


野分「ちょっとまって!」


スタスタ


浦風「やられたねぇ」


浜風「ええ、そうですね、すこし考えが甘かったです」


浦風「まぁ、気を取り直して、楽しまなきゃ損じゃ」


浜風「ええ、行きましょう」


浦風「提督、浜風が、歩きづらそうだから手取ってほしいんじゃがー」


提督「ああ、すまん今行く」


提督「こら、舞風」


舞風「えー!」


浦風「これでええじゃろ?」コソッ


浜風「浦風ありがとう」


提督「ほら手を繋ごうか」


浜風「すみません提督」


浦風「うちと射的勝負するやつはおるかー?」


天龍「俺が相手するぜ!」


舞風「私もやるー!」


野分「私もやります」チラッ


提督「おいおい、みんなお金持ってきてるのか~?」


浜風「ふふっ(本当は二人きりが良かったですが、これもまた良いものですね)」


END










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2015-09-14 08:16:36

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