提督「耳栓」
モチベアップと練習をかねて…
提督「大本営から送られてきた」
提督「なになに…あなたの集中力を高め、それに没頭させる…」
提督「他人からは分からないので、上司からの雑言も遮断できます…」
提督「…面妖な」
提督「まぁ、つけてみるか」キュポ
提督「…?」
提督「なんだこれ、本当に効果あるのか?」
提督「書類仕事でもして試してみるか…」
ガチャ
不知火「第二艦隊、遠征から帰投いたしました」
提督 カキカキ
不知火「司令、帰投いたしました」
提督 カキカキ
不知火「司令、帰投いたしました」
提督 カキカキ
不知火「帰投しました」
提督 カキカキ
不知火「…司令、なにか問題でも?」
提督 カキカキ
不知火「不知火になにか落ち度でも?」
提督 カキカキ
不知火「黙っていては分かりません。ご伝達ください」
提督 カキカキ
不知火「…直しようがないのです。ご伝授ください」
提督 カキカキ
不知火「司令、私はここに居ないのでしょうか?」
提督 カキカキ
不知火「…司令?」
提督 カキカキ
不知火「…」
提督 カキカキ
不知火「あっすかーとがめくれてしまいました」
提督 カキカキ
不知火「…」
提督 カキカキ
不知火「スパッツじゃなくてパンツですよ」
提督 カキカキ
不知火「…」
提督 カキカキ
不知火「不知火には女としての魅力がないと?」
提督 カキカキ
不知火「…」
提督 カキカキ
提督 (あ、もう直ぐクリスマスか…)
不知火「…司令は不知火をどうしたいのですか?」
提督「買いたい…」(クリスマスケーキ)
不知火「!」
不知火 (…解体?)
提督「前々から考えてはいたんだけどさ…」
不知火「?」
提督「いらなくね?」(クリスマス等のカップルイベント)
不知火 「…」
提督「うるさいだけだし」(カップル共が)
不知火「…」
不知火「面と向かって言われますと、傷つきますね…」
提督「そんなの知るかよって話だしさ…」(クリスマス)
提督「本当に、今すぐ消えてくれないかなぁ…」(※クリスマス)
不知火「…」
不知火「私は、ある程度友好な関係だと思っていたのですが」
不知火「思い違いだったのですね。残念です」
不知火「これは、お返しいたしますね」スッ
提督「ん?」
提督「あっ、居たの?」
不知火「!」
不知火「…さようなら!」ダッ
提督「あっ!不知火!?」
提督 (何で泣いてるんだ?)
提督「いや、追っかけないと!!」
提督「って、あいつ指輪を!?もしかして離婚!?ヤバイ尚更追っかけないと!!」
ー工廠ー
キケン 立ち入り厳禁 キケン
不知火「…動いてるのを見た事ありませんが
、動くでしょうか」カチャガチャ
ガタン! ウィーーーン プシュー
不知火「動きました、あとは…」
プレス機 バン! プシュー バン! プシュー
不知火 ゴクリ
不知火「…こ、これは司令の命令」
不知火「怖くはない…」ギュ
提督『今すぐ消えてくれないかなぁ…』
不知火「…」
不知火「…」ツー
不知火「不知火でも、涙は流せたのですね…」
不知火「悲しいです。さようなら、司令」
バン!
不知火「…?」
提督「危なかった…」ダキッ
不知火「!?」
提督「ど、どうしたんだよ?突然…」
不知火「…どの口が」
不知火「あれだけ言って、しらを切るつもりですか…」
提督「?…俺、不知火に何か言ったっけ?」
不知火「惚けないで…」
提督「あっ!」
提督「ごめん不知火!消えろ云々は違うんだ!!」
不知火「?」
提督「えーと…」ガサゴソ
提督「これ!」パッ
不知火「…耳栓?」
提督「不知火の声は聞こえてなかったんだ!あれは全部独り言なんだ!!」
不知火「聞こえなかった…?独り言…?」
不知火「…でも、解体って…」
提督「あっ…クリスマスケーキ…買いたい…買いたくない?」
不知火「…」
提督「…不知火さん?」
不知火「…」
提督 (俺殺されるのかな)
不知火「…そう、ならいいの」
提督「へっ…?」
不知火「…不知火に何か落ち度でも…」
提督「いや…不知火に落ち度はない。俺が悪かったよ、ごめんな」
不知火「…ん」
提督 (胸に顔を押し付けてきた…)
不知火「…今優しくされると…泣いてしまいます…」
提督「…」ナデナデ
不知火「…」
不知火「…指輪」
提督「あぁ、ここにあるよ。持ってるから大丈夫だ」
不知火「…」
不知火「…解体…しませんよね…」
提督「そんなこと聞かなくていいさ。不知火にも、不知火以外にもしないし、したこともないだろ?」
不知火「…」
提督「…他には、どうすればいい?」
不知火「しばらく…」
不知火「いえ、ずっとこのままでいたいです…」
提督「そうか…じゃあ、ずっとこうしていような」
不知火「…はい」
おわり
提督 カキカキ
ガチャ
北上「第一艦隊帰投したよー」ボロッ
提督 (ん…この書類は…)
北上「ごめんね、また私が大破しちゃってさー」
提督 チッ
北上 ビクッ
提督「またか…」
提督 (決死特攻の催促…しつこいな)
北上 (あ、あれれ。提督もしかして怒ってる?)
北上「あ、いやっ、その…気をつけてはいるんだけどさ…」
提督 (やたらと綺麗事を並べているが…)
提督「…正当化してるつもりなのか?」
北上「えっ…そ、その…」
北上 (や…やばい。怒ってる。すっごく怖い)
提督「…ついこの間もあったよなぁ」
提督 (この書類。何枚送ってくるつもりなんだ?)
北上「…ごめんなさい」
提督「…ハァ」
提督 ビリビリビリ
北上 (しょ、書類を破…そんなに怒ってるの…?)
提督「…(こんな書類は)もういらないな」
提督 (大本営に報告しておこう)
北上「え?」
北上 (いらない…?)
提督「捨てるとするか…」ポイッ
北上 (捨てる…って、私?)
北上「ちょ、ちょっと待って!」
北上「あ、あと一回だけ!お願い!ね!?」
提督「よし…(これでこんな書類が送られてくることは)二度と無いぞ」
北上「う、うん!分かった!!」
北上「な、治してくるね!」ガチャ タッタッタッ
提督「…ふぅ」
提督「この耳栓結構いいなぁ」キュポ
ー後日ー
提督「…」カキカキ
※耳栓中
ガチャ
北上「…」ボロッ
提督 (ん…またこの書類か…)
提督「…どうやら、言っても無駄だったようだな」
北上「…」
提督 (というか、枚数ふえているんだが…)
提督「…もしかして嫌がらせか?」
北上「…」
提督 (報告したにも関わらず、送ってくるとは…)
提督「分かっててやってるだろ」
北上「…」
提督 (言っても無駄なら…)
提督「…もういい、何も言わん」
北上「…」
提督「さっさと捨てるとするか、こんなゴミ…」
バタン!
大井「提督!貴方という人は…っ!!」
北上「あっ…だ、駄目だよ大井っち…」
大井「提督!貴方は本心から言ってるんですか!?」
大井「心の底から、北上さんを!いいえ!北上を!!」
大井「ゴミと罵り!声も聞かず!解体するんですか!?」
提督「(決死特攻を進めるのも)気持ちはわからんでもないが…」
提督「(実際、それくらいの覚悟でやらないといけないのも)事実だしな…」
大井「!」
北上 (!)
北上「…」
大井「提督!!」ダッ
提督「…ふぅ…そろそろ帰ってくる頃かな…」ミミセンハズシ
これだけ頻繁に更新しながら、更に新しいss書くって正直凄いとしか言えないw
あう、不知火可愛い(ry
コメントありがとうございます
やることがないんです(血涙)
ヌイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾)ヌイ
不知火編の最後すごいほっこりするw
こんな耳栓アッタライイナ~
でもそれただの耳栓・・・
北上編見てみたいかも。
余裕の無いスーパー北上様はレアだからね
コメントありがとうございます
素晴らしい案もありがとうございます!
コメ反映有難うございます!
この後が楽しみ!
突然書類引き裂くとか…怖すぎ…怖すぎない?
うん、やっぱり面白い
続き気になる!
更新頑張れ!
続き楽しみにしてるから~頼むよ~
コメント返信遅れてすいません
バッチェ頑張ります
これは期待!!
でも、更新は無理なくどうぞ~
ようやっと帰ってきた〜
この作品大好き
更新ゆっくりでもいいですから頑張ってください!
コメントありがとうございます
最近は手付かずが多いので、何とかしたいと思っております…
まずいっすよ!北上さん消えてしまうん(´・ω・`)?
あぁ〜最高です。ゆっくりでいいので続けて欲しいです
頑張って続けて下さい❗
あ〜。続きが見たいです…ぜひお願いします…!
あいうぉんとぅーつっづーき