卯月「ここが346プロ...遂にアイドルデビューです！島村卯月がんばります！」

P「こちらの部屋に他の皆さんが集まっているので、顔合わせを」

卯月「あ、はい！失礼します！」ｶﾞﾁｬ

メンバー「...」

卯月「あ、えっと...島村卯月です！今日からよろしくお願いします！」

メンバー「...」

卯月「あ、あの...」

智絵里「ﾁｯ...うっせーな...わーったよ」

！？

李衣菜「あのさぁ...あんまり大声出さないでくれる？響く」

卯月「あ、はい...すみません...」

P「...これで全員集まったようなので、各自宣材写真の撮影を始めます」

卯月「え、いきなりですか？痛っ！？」ﾄﾞﾃ

凛「つっ立ってないでよ...邪魔」ｷｯ

莉嘉「あはは☆ちょーこわがってんじゃん！うけるー！☆」

みく「おーこわ、凛ちゃんご機嫌ななめみたいだにゃ〜」

凛「気安く呼ぶな、雌猫」

P「では、ついてきてください」

ｿﾞﾛｿﾞﾛ

卯月(こ、こわい...挨拶して早々に心折れちゃいそうかも...)ｸﾞｽﾝ

???「大丈夫？卯月ちゃん...だっけ？」

卯月「は、はい...あなたは？」

未央「私、本田未央。よろしくね」

卯月「よろしくお願いします！なんかみなさんなんていうか...その」

未央「うん、感じ悪いよね」

卯月「はい...」

未央「ま、そのうち気許せる仲になるよ！きっとさ！」

卯月「で、ですよね！えへへ...」

未央「今はとりあえず宣材写真撮りにいこ？ね？」

卯月「うん！」

カメラマン「いいよーみくにゃん！もっーと愛くるしい笑顔で！」ｶｼｬｶｼｬｶｼｬ

みく「はーい♡みくにゃんすまいるぅ」ﾆｺ

カメラマン「最高だよ！次は...君」

卯月「は、はい！えーと...」

カメラマン「なんでもいいからポーズとかとってみて」

卯月「はい！それじゃ...ぶいっ！」ﾆｺ

カメラマン「うーん、なんか映えないなぁ...ま、最初だしね」ｶｼｬ

卯月「あ、あはは」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

凛「...きも」ﾎﾞｿｯ

P「おつかれさまでした。昼食の用意をしましたので、どうぞお召し上がりください」

みりあ「わーい！お弁当だぁー！」ｷｬｯｷｬｯ

莉嘉「えー、弁当かぁー...クレープが良かったぁ〜」

かな子「じゃあ私貰ってもいい！？」

莉嘉「いいよー☆はい、豚さん☆」

智絵里「ぶっ！...くくく」

かな子「は？ひねり潰すぞガキ」ｷﾞﾛ

莉嘉「うっわ☆こーわ☆潰されるぅー」

きらり「にょわー☆ケンカはだめだにー！」

莉嘉「今度はパワー系池沼まで！？莉嘉大ピーンチ☆」

きらり「にょわー...莉嘉ちゃんは人を怒らせるのが得意だに...」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

莉嘉「えへへ☆ありがと！照れるなぁ」ﾆｺﾆｺ

きらり「そーんな悪い子は改心しなきゃだめだめなんだよー？」ﾆｺﾆｺ

莉嘉「かいしん？なにそれおいしいの？ガイジ？」ﾎｼﾞﾎｼﾞ

杏「ちょっ、それ以上は...

きらり「悪い子はきらりんルームにご招待しなきゃにー☆」ﾆｺﾆｺ

莉嘉「なにそれ？きらりんルーム？おもしろそー！」

杏「あーあ...」ﾊｧ

きらり「にょわー☆」ｶﾞｼｯ

莉嘉「ちょっ、やめろ！担ぐな！離してよ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

きらり「...」ｶﾞﾁｬ

莉嘉「こんなことしてお姉ちゃんが黙ってないんだから！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

きらり「そうかよ、そりゃ楽しみだわ」

ﾊﾞﾀﾝ

卯月「だ、大丈夫かな？」

杏「ただでは済まないだろうね」

李衣菜「ま、自業自得でしょ」

美波「やっとあのうるさいのがいなくってくれたんですね」

アナスタシア「ダー、うるさい、ハエ、でしたね」

卯月「そんな言い方...」

みりあ「おねーさん！」

卯月「はい！なんですか？」

みりあ「一本どう？スッキリするよ！」ｽｯ

卯月「あ、あのこれって！？」

みりあ「うん？MILD SEV○Nだよ？みりあこれ一番好きなんだぁ」ﾆｺﾆｺ

卯月「い、いらないよ！だめだよタバコなんか吸っちゃ！」

みりあ「なんで？お父さんは気持ちよければなんでもいいって言ってたよ？」ｷｮﾄﾝ

卯月「おかしいよ...そんなの」

みりあ「ふーん？...みりあ食後の一服してくるね！」ｶﾞﾁｬ

卯月「ちょ、ちょっと！」

未央「放っておいたほうがいいよ」

卯月「え...どうして！？」

未央「止めたって無駄だよ、もう手遅れ、根から腐ってるんだよ」

卯月「...ひどい」

凛「...」ｶﾞﾁｬ

みりあ「ふぅー...」ｽﾊﾟｰ

凛「おい」

みりあ「あ、凛ちゃん！凛ちゃんもいる？」ｽｯ

凛「さんきゅ」ﾊﾞｯ

みりあ「え、箱ごと...」

凛「なに？文句あんの？」ｷﾞﾛ

みりあ「ひどいよ！みりあの楽しみ奪わないでよ！」

凛「ミルク臭いガキはおしゃぶりでもしゃぶってなよ」ｽﾊﾟｰ

みりあ「返してよ！みりあの楽しみ返してよ！！」

凛「うるさい！」ｹﾞｼｯ

みりあ「きゃっ！？」

凛「しね」ﾍﾟｯ

みりあ「うっ...ひぐっ...」

智絵里「あー退屈だなぁ...おいデブ、菓子ください」

かな子「...」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

智絵里「あれ？聞こえなかったんですかね...」ｸﾋﾞｶｼｹﾞ

かな子「ん？ああ、喋ってたんだ。声小さすぎて気づかなかったわ」

智絵里「ふーん...しね！」ﾄﾞｺﾞｯ

かな子「痛いっ！なにするんですかっ！」ｶﾞｼｯ

李衣菜「お、やれやれー！」

卯月「もう！やめてください！」

智絵里「どいてろ！ノロマ！」ﾄﾞﾝ

卯月「うっ...

卯月「うーん...あれ？気失ってたのかな...」

かな子「あ、卯月ちゃん！起きました？」ﾆｺﾆｺ

卯月「かな子ちゃん？なにして...」

かな子「待っててくださいね、今こいつ殺したら卯月ちゃんの番ですから」ﾆｺﾆｺ

智絵里「...あ...あ」

卯月「ひっ！みんな...死んでる！？」

かな子「いやー、果物ナイフってなかなかに使えますよねー。侮れません」ﾆｺﾆｺ

智絵里「痛い！痛い！痛い！痛い！痛い！痛い！」

かな子「なんだ...でかい声出せるんじゃないですか」ﾆｺﾆｺ

智絵里「痛...あ...」ﾋﾞｸﾝ

かな子「あれ？動かないな？おかしいな？死んだかな？」ﾆｺﾆｺ

卯月(逃げなきゃ！！)

かな子「おーい智絵里ちゃーん？起きてる？」ﾕｻﾕｻ

卯月(足がすくんでる！？)ｶﾞｸｶﾞｸ

かな子「あーあ...じゃあ次は卯月ちゃんの番だね」ﾆｺﾆｺ

卯月「いや...来ないで」

かな子「...」ﾆｺﾆｺ

卯月「もう嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！」

紗南「っていうシュミレーションゲームなんだけどやる？」

卯月「やりません」