サラ・サンジョウ、高貴なる血の誇りと慧眼
TeTarny 作
2016-04-17 00:23:53 更新
初代総理はイトウに決まりサラは常に天皇の隣で補佐する役職「内大臣」の座に落ち着く。だがこれはサラを体よく処遇するための名誉職であり脇へ追いやられたも同然であった。当然、彼女の側近からは抗議するべきとの進言も上がったが彼女は
サラ「これはコッカの未来のための決定なのじゃ わらわ個人の問題ではないじゃ」と側近の軽はずみな進言をはねのけた
天皇もこの処遇を不憫に思ったのか2代総理大臣であるキティ・クローダが条約改正をめぐる政局の混乱の責任を取って内閣総辞職。
しかし天皇はクローダの辞表のみを受理し他はすべて却下した。そして内大臣と総理大臣を兼任させる決定を下す。
この臨時のサンジョウ内閣は2か月続き、その後アリシアに組閣の大命が下ることとなる
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