真姫「私の守りたい物達と私の選択」
鬱展開注意、グロ注意
設定所々変わってます。
少し長いです。
???「遂に…遂にできたぞ…!」
???「これで…な!?」
???「っ…何が…」
???「ぐわあぁぁぁぁあ!」
海未「今日はμ'sの練習は休みですか。」
海未「久しぶりに弓道部でも行きましょう。」
真姫「今日はμ'sの練習は休み?」
凛「なら寄り道して帰るにゃ~」
花陽「行こう、真姫ちゃん、凛ちゃん♪」
真姫「ええ」
穂乃果「今日はμ'sの練習休みか~」
ことり「じゃあ今日はどこか行こうか♪」
穂乃果「うん!あれ?海未ちゃんは?」
ことり「弓道部に行くって。」
穂乃果「そうか~、じゃあ二人で行こう!」
絵里「今日は練習休み?」
希「じゃあ生徒会の仕事終わらせに行こう
か。」
にこ「じゃあ私は子供の様子見に帰るわね。」
希「うん、バイバイ」
絵里「行きましょう。」
希「うん。」
凛「真姫ちゃん一口ちょーだーい!」
真姫「ちょ、まぁいいわよ」
プルルル
真姫「私ね、もしもし?」
真姫ママ「もしもし真姫ちゃん?今すぐ家に帰
って来て!」
真姫「え?えぇ…わかったわ。」
真姫「凛、花陽、ごめんね、帰らなくちゃ。」
凛「わかったにゃ!」
花陽「うん、ばいばい、真姫ちゃん。」
真姫(一体何かしら?)
真姫「ただいまー」
真姫ママ「おかえり真姫ちゃん、いい?落ち着
いて聞いて。」
真姫「え?えぇ…。」
真姫ママ「パパが行方不明になったわ。」
真姫「……」
真姫「はい?」
真姫ママ「病院に行ったまま帰って来ないの
よ。」
真姫ママ「病院に電話したけど病院でいなくな
ったみたいで…」
真姫「そんな…」
真姫「とりあえず私は病院にいってくるから真
姫ちゃんは家で待ってて。」
真姫「わかったわ…」
真姫「パパは大丈夫かしら…」
ズドーン
真姫「な、何?」
ガチャ!
真姫「なっ…」
家から出るとそこには、崩壊した街。
そして、徘徊するナニカ
真姫「い、いやあぁぁぁぁ!!!」ダッ
真姫(病院に行かなきゃ、ママが、危ないかも
しれない!)
真姫「ママーーーー!」
真姫「どこなの…」
病院もところどころ破壊されている。
真姫「え?何よこの階段、こんなところに階段
なんてあったのかしら…」
真姫「嫌な予感がするわ…」ダッ
真姫「暗いわね…」
真姫「扉?」
真姫「…」
ガチャ
真姫「え、ママ…?」
真姫ママ「ま、真姫…?」
真姫「ママ、ママ!」
真姫ママ「真姫…ちゃん…逃げ…」
真姫「嫌よ!ママを置いてなんて行けない
わ!」
真姫ママ「だめ…よ、このままじゃ…あな…た
も…」
ドスッ
真姫「え…?」
真姫パパ?「真姫、ここで何をしている?」
真姫「パ、パパ…?」
真姫パパ?「パパ?あぁ、「それ」ならもうい
ないよ。」
真姫「え…?」
???「私は君の父親の実験を成功させる手駒、
だった」
???「君の父親のクローンさ」
真姫「な…」
クローン「まあ、「死んだ実験体と生きた実験
体」が手に入ったんだ、いいだろう。」
真姫「実験て、何よ。」
クローン「死んだ人間を生き返らせ、手駒にす
る実験と、生きた人間を手駒にする実験。」
真姫「な…」
クローン「君が生きた人間の最初の実験体
だ!」
真姫「なん…う!?」
私の意識は、ここで途切れた。
~凛、花陽side~
ズドーン
凛「な、何が起きたにゃ!?」
花陽「今日は早く帰ったほうが良いかもね。」
凛「うん、気をつけてね!」
花陽「凛ちゃんもね!」
凛「さてと、早く帰ろうっと」
凛「って、何で街がこんなになってるにゃ!?」
凛「人もいないし…」
凛「あれは…人?」
凛「でも、様子が変だよ…」
人?「…!」
凛(気づかれた?)
人「…」ダッ
凛「襲って来たにゃ!」
凛「でも、そんなんじゃ捕まらないにゃ!」
ヒョイッ
人?「!」
凛「じゃあねー」
人?「…」
〜ことり、穂乃果side〜
ズドーン
穂乃果「何か今、すごい音がしたね。」
ことり「そうだねぇ。…ん?」
穂乃果「どうしたのことりちゃん。」
ことり「何か今違和感が…」
ことり「音のした方に行ってみよう!」
穂乃果「う、うん!」
ことり「酷いね…」
穂乃果「一体何が……って、ことりちゃん、危
ない!!」
ことり「えっ?あ…」
死人「…」
ドスッ
ことり「え……」
ことり「穂乃果……ちゃん…?」
穂乃果「ことり…ちゃん……大丈…夫…?」
ことり「穂乃果ちゃん!!!」
ドサッ
穂乃果「あぁ…ことり…ちゃん…無事……だっ
たん…だね…」
ことり「よくないよ穂乃果ちゃん!」
ことり「穂乃果ちゃん死んじゃうよ!」
穂乃果「う……そう…だ……」
穂乃果「………」
ことり「ホノカチャァァァァァァァァァァン!」
死人「…」
ことり「あっ……」
ズバッ!
ドサッ
ことり「」
〜にこside〜
にこ「ただいまー」
ズドーン
にこ「えぇぇ?!」
にこ「何よ今の音!」
にこ「とりあえず家から出ないようにしまし
ょ」
〜絵里、希side〜
ズドーン
絵里「何!?」
希「なんやろね…」
絵里「ちょっと外に行ってみましょう。」
希「駄目だよ。」
絵里「何故?」
希「カードがそう告げてるんよ、何かが起きる
ってね。」
絵里「そう…」
絵里「何もなければいいけど…」
〜海未side〜
海未「はっ!」
ドスッ
弓道部員「すごーい!また真ん中だー!」
海未「ありがとうございます。」
ズドーン
海未「何ですかこの音は?」
海未「少し様子を見に行きますか。」
海未「…これは…」
海未「街がひどい有り様になっていますね。」
海未「しかも何か変なのがいますし…」
海未「出掛けた穂乃果たちは大丈夫でしょう
か…」
海未「探してみますか。」
海未「こういう時に限って携帯を持っていない
んですよね…」
〜再び凛side〜
凛「とりあえず撒けたけど…」
凛「みんなは無事かにゃ?」
花陽「おーい!凛ちゃーん!」
凛「あっ!かよちんだ!」
凛「無事だったんだね!」
花陽「うん!他のみんなは大丈夫かな?」
凛「きっと大丈夫だよ!」
花陽「私達は一緒に行動しようか。」
凛「うん!」
少し歩いていると、人影が見えた。
花陽「あれ、海未ちゃんじゃないかな?」
凛「本当だ。海未ちゃーん!」
海未「花陽と凛ではないですか。」
海未「ことり達を見ませんでしたか?」
花陽「ううん。見てないよ。」
海未「そうですか、私はことり達を探しにいく
のでこれで。」
花陽「うん。ばいばい海未ちゃん。」
凛「凛たちは真姫ちゃんを探すにゃー」
花陽「うん!」
絵里「やっぱり外にいってみない…って希?」
希「絵里ち、窓から外見てみ。」
絵里「え?何よ…これ…」
希「今外に出るのは危ないかもしれない」
絵里「先に帰ったみんなが心配だわ。探しに行
きましょう。」
希「でも…」
絵里「お願い希、行かせて。」
希「…わかった」
絵里「行きましょう。」
絵里「誰もいないわね…」
希(電話)「誰かいた?」
絵里「誰もいないわ。」
絵里「あら、携帯の充電が…」
希(電話)「一旦切ろうか。」
絵里「そうね、ごめんなさい。」ピッ
絵里「早く誰か見つけなきゃ。」
絵里「あら?あれは…」
絵里「真姫じゃない。」
真姫「…」
絵里「こっちに来るわね。」
絵里「真姫!大丈夫?」
真姫「…」
絵里「真姫?」
ドスッ
絵里「が……は…」
絵里「え…?ま…き……?」
真姫「…」
絵里「何故…そんな冷ややかな目をして…る
の?」
絵里「何故…?」
真姫「…」
希「絵里ち!」
絵里「希…?」
希「絵里ち…真姫ちゃん?」
真姫「…」
希「なんで絵里ちを刺したん?」
真姫「…」
希「様子がおかしいね。絵里ち、大丈夫?」
絵里「大丈夫じゃ…ない……わよ…」
希「そうやね…ごめん。」
真姫「…」ダッ
希「ほいっと」ガッ
真姫「!」ドサッ
希「真姫ちゃん、どうしたんや?」
真姫「!」ジタバタ
希「真姫ちゃんごめん!」ガッ
真姫「!」クタッ
希「絵里ち、とりあえず応急措置するよ?」
絵里「え、えぇ…」
希「多分真姫ちゃんは誰かに操られてる。」
絵里「そうでしょうね…」
希「そして多分この事態を引き起こしている者
と同一人物や。」
絵里「そう…」
希「どうしたの?」
絵里「多分真姫は元に戻せるわ。」
希「何故?」
絵里「私を刺したとき、確実に急所を外してい
た。」
絵里「多分まだ本当の真姫が抗ってるのよ。」
希「そう…」
希「応急措置終わったよ。」
絵里「ありがとう。」
希「どうしようか。」
絵里「そうね…」
希「!」
絵里「どうしたの?」
希「なにか来た…」
ゾロゾロ
絵里「たくさんの…死人?」
希「多分そうやね…」
絵里「ど、どうするのよ!」
希「みんなナイフを持ってる…」
希「絶対絶命、やね」
絵里「そんな…」
希「出来ればもうちょい、生きていたかったな
ぁ…」
絵里「ねぇ希、どうにもならないの?」
希「ならないね。」
絵里「なら、最後まで戦いましょう。」
希「本気?」
絵里「ええ!」
絵里「私がナイフを使って相手のナイフを一本
奪うわ。それで戦いましょう。」
希「わかった」
絵里「やぁっ!」
ズバッ
絵里「希!」
パシッ
希「ありがと絵里ち!」
絵里「やあぁぁぁ!」
希「はぁぁぁぁ!」
ズバッ
ズバッ
ズキッ
絵里「ぐううっ!」
ドスドスドスッ
絵里「が…は……」
ドサッ
希「絵里ちぃぃぃぃぃぃ!!」
ドスッ
希「あっ…」
ドサッ
希「絵里ち、ごめん…」ガクッ
真姫「う…」
真姫「ここ、は」
真姫「え?」
真姫「絵里、希?」
真姫「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁ!!!」
真姫「何で、二人とも、生きてるわよね?死ん
でないわよね!」
絵里「」
希「」
真姫「うっ、うっ」ポロポロ
凛「誰もいないね…」
花陽「そうだね。」
花陽「ん?あそこに倒れてるの、人じゃな
い?」
凛「ほんとだ!」
花陽「え…?」
凛「穂乃果…ちゃん?ことり…ちゃん?」
花陽「いやぁぁぁぁあ!」
凛「穂乃果ちゃん!ことりちゃん!しっかりし
て!」
花陽「何で、どうして二人が…」
ことり「う…」
凛「ことりちゃん!」
ことり「あ…痛い、痛いよ…」
凛「ご、ごめん…」
ことり「痛いよ…どこ、どこにいるの…?私
は、生きてる?穂乃果ちゃん…」
花陽「生きてるよ、生きてるよことりちゃ
ん!」
ことり「穂乃果…ちゃん……」
凛「駄目だよ…ことりちゃん…」
ことり「穂乃果ちゃん、穂乃果ちゃん、ごめ
ん、ごめんね…ごめんね…」
凛「ことりちゃん、しっかりしてよ…」
ことり「ごめんね…ごめんね…私は…」
凛「ことり…ちゃん」
ことり「ご…め…」
ことり「…」
凛「ことりちゃん?ことりちゃん!」
凛「しっかりしてよ!」
花陽「ことりちゃん!」
凛・花陽「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」
バンバンバンバン!
にこ「まずいわね…」
にこ「そろそろ扉が持たないわ…」
こころ「どうしますかお姉さま?」
にこ「どうしよう…どうしよう…」
にこ「…」
ドンドンドン
バキッ
物語の中では、考えが浮かぶまで扉は破られな
いけど、現実は、残酷だ。
にこ「きゃあぁぁぁぁぁ!!」
海未「何なんですかこの人達は!」
死人「…」
海未「数が多すぎます…」
バシュッ
ドガッ
海未「弓を持ってきておいて良かったです。」
海未「おや、あれは…凛と花陽?」
海未「…泣いていますね」
海未「近くに人が倒れています…ね…?」
海未「あ……れ…は……」
いま一番会いたかった人達、それなのに、何よ
りも見たくない。
海未「ことり!穂乃果!」
凛「あ、海未…ちゃん…」
海未「あ、あぁ…」
海未「どうしてこんな…」
海未「…」
海未「誰が黒幕なのかわからないと、何も出来
ない…」
海未「無力ですね…」
凛「うぅ…」グスッ
花陽「海未、ちゃん…」
海未「噫無情…この世界は、悲しみに満ちて
る」
海未「それでもいい、出会えたことが喜びな
の。」
海未「そうでしょう?」
海未「でも、死んでしまっては意味がないでは
ありませんか…」
凛「海未ちゃん…」
海未「これから、どうすればいいのでしょ
う…」
〜数日後〜
海未「もう、誰も見つかりませんね…」
花陽「うん…」
凛「…」
花陽「他のみんなは、みんな死んじゃったのか
な…」
海未「そう…かも知れませんね。」
凛「…」
海未「凛?大丈夫ですか?」
凛「海未ちゃん、かよちん、ごめんね…」
海未・花陽「え?」
ドスッ
凛「う…」
ドサッ
海未「り、凛!」
花陽「しっかりして!」
海未「どうして、どうしてこんなことを!」
凛「凛、もう疲れたよ…」
凛「みんなと…あの世で……待ってる…よ」
海未「凛!凛!」
花陽「凛ちゃん!」
海未「どうして…」
海未「二人になってしまいましたね…」
花陽「…」
海未「もう、無理かも知れませんね。」
花陽「…」
海未「私達も、凛の後を追いましょうか」
花陽「…え?」
海未「もうこの世界に生きている意味を見いだ
せません。」
花陽「そうだね…いいよ」
海未「私が花陽を殺すのですか?」
花陽「私には、人を殺す勇気なんて、ないから」
海未「分かりました、では」
ドスッ
ドスッ
花陽「うぅ…苦しいよ…」ガクッ
海未「さようなら…花陽…」ガクッ
真姫「はぁ、はぁ」
真姫「行かなきゃ、病院の地下に。」
真姫「あいつを、殺す…!」
ガチャ!
真姫「…」
クローン「どうして戻って来たんだい?」
真姫「…」
クローン「まあいいけどね。」
真姫(今だ!)
ザクッ
クローン「ぐっ…!」
真姫「ざまあみなさい」
クローン「くそがぁぁぁ!」
ズバッ
真姫「ぎゃっ!」
ボタボタ
真姫(血が…止まらない。)
クローン「」
真姫(でも、クローンは、殺したわ…)
真姫(あぁ…意識が…薄れてく…)
真姫(私も、死ぬのね…)
あなたは、どうしたい?
真姫(誰?)
真姫(これは…夢?)
真姫(死ぬときにも夢ってみるのかしら)
ねえ、あなただよ
真姫(私?)
そう、あなたは何を望む?生き返ること?
真姫(あんな腐った世界に戻りたくないわ。)
じゃあ何を望む?
叶えてあげるよ、あなたの命と引き換えに。
真姫(…え?)
真姫(私の…命)
何でもいいよ。代償が命だからね。
真姫(そんなの…)
何もないの?
真姫(そうね…もう、私には何も残っていない
から…)
残念だね。
真姫(ん?何か聞こえてくる…?)
これからのWonderful Rushみんな♪
幸せになるため 新しい世界探しに行こうよ♪
真姫(歌?)
真姫(こんな歌、知らない。)
真姫(でも、良い曲ね…)
真姫(新しい世界…)
真姫「願いは、あるわ」
真姫「私達μ'sを、平和な世界に、二度とあんなことのない世界に連れていって。」
いいの?
真姫「ええ。」
そこにあなたはいないよ?
真姫「かまわないわ。」
真姫「だって、今回のことは私のせいだもの」
真姫「本当はパパがあの実験をしていることを
知っていた。」
真姫「でも止めなかった。」
真姫「だから、私のせい」
真姫「だから私の命と引き換えに皆が笑えるなら、それでいい」
そう…
真姫「でも…残したいものがあるの、いいかし
ら」
いいよ、それくらいなら
真姫「ありがと、ちょっと待ってて」
これ?
真姫「そう、そのノートを残したい」
わかった、ちゃんと届けるよ、μ'sのみんなに
ね
真姫「じゃあ、もういいわ」
そう、じゃあ、さようなら
真姫「さようなら」
絵里「何度来ても慣れないわね。」
絵里「後輩の墓参りっていうのは」
絵里「ねえ、真姫?」
ライブの練習中、いきなり倒れた真姫がそのま
ま回復せず、そのまま死んでしまった。
死因などは聞いていない。
真姫は、もうこの世界にいない。
絵里「あなたの作る曲、好きだったわよ。」
???「あら、あなたも来てたのね。」
絵里「ええ、そりゃあね」
絵里「にこ」
にこ「まぁ、暇じゃないしね。」
絵里「そうよ、休みなんてほとんどないんだから」
にこ「それにしても、真姫ちゃんは自分が死ぬ
のを分かってたのかしら」
絵里「あのノートを見たらそう思うわよね…」
真姫が死んだ後日、真姫の部屋で見つかったと
言うノート。
そこには、ひとつの曲と、手紙が書いてあっ
た。
μ'sのみんなへ
この手紙を読んでいる頃には、私はこの世にいないと思う。
こういう手紙は書いたことがないから、手短に済ますわ。
みんなと一緒にμ'sをやれて、本当に楽しかったわ。
だから居なくなるのは私も寂しいし、あなたたちも作曲者がいなくなって苦労するだろうし、悪いと思ってるわ、ごめんなさい。
でもあなた達はこれからも生き続けてアイドルとして活躍しなさい。
あなた達に最後の贈り物よ。曲と歌詞を載せておくから、あなたたち8人で歌いなさい。
私は天国から見ているから。
ありがとう、さようなら。
真姫
にこ「まったく、μ'sは9人でμ's、一人でも
欠けたらμ'sじゃないって言ったのに。」
絵里「そうね、でもこの曲だけはせめて歌って
あげましょう。」
にこ「Wonderful Rushね、あの子が作詞もする
なんてね。」
絵里「真姫の集大成、なんでしょうね。」
にこ「ええ、そうね。」
絵里「さ、明日からまた練習よ!帰りましょ
う!」
にこ「ええ。」
絵里・にこ「「また来るわね。」」
海未「お久しぶりです、真姫。」
海未「お墓参りになかなかこれなくてすいませ
ん。」
海未「私も暇が無かったので。」
ことり「海未ちゃん?」
海未「おや、ことりと穂乃果ではないです
か。」
穂乃果「海未ちゃん…」
海未「真姫が死んで、もう一ヶ月ですね…」
ことり「うん」
穂乃果「まだ、信じらんないや。」
海未「ええ、私もです。部室に行ったらまた居
るかもと思います。」
ことり「…」
海未「…」
穂乃果「…」
希「あれ、三人も来てたん?」
穂乃果「希ちゃん…」
海未「ええ…」
希「真姫ちゃん、何で死んじゃったんやろね」
希「μ'sは9人でμ'sなのに…」
ことり「寂しい、凄く寂しいよ、真姫ちゃ
ん…」
希「…」
希「よし、帰ろうか。」
穂乃果「うん…」
ことり「また来るね、真姫ちゃん。」
花陽「真姫ちゃん、真姫ちゃんがいなくなって
から、教室がちょっと寂しくなっちゃった気が
するよ。」
凛「何で死んじゃったの…?」
凛「寂しいよ…」
花陽「真姫ちゃんが最後に遺してくれた曲、凄
くよかったよ?」
凛「あれは凛たちで精一杯歌うから、天国で聴
いててね!」
花陽「どこにいても、真姫ちゃんはμ'sの一人
だよ!」
花陽「ね、凛ちゃん!」
凛「もちろんにゃ~」
-みんな、ありがとう-
End-平和な世界
書いてて心が痛かったです。
手紙の部分は泣きそうでした。
このSSへのコメント