2016-11-09 22:59:33 更新

概要

街に着いたはるきは、焼肉屋にはいるのだが、そこでの発展に困惑する…


前書き

前回の続きです。前回はコメントどうもありがとうございました!
あまりそのアドバイスを活かしきれていないかもしれませんが、頑張って書いて見ました。見てやってくださいw


前回のあらすじー


えっと、生活してた世界が終わりました。新しい世界にきて、女の神様に上級免許証みたいなの貰った。それから、近くの街までひたすら歩いた。あとカエルがしゃべる




ま、うーん。ここまで来るのに結構時間掛かった筈だけど、何故に日が暮れないの?もしかして朝なのか?とりあえず、この門番に聞いてみるか…………こゎ


「ねぇ、一つ聞いていいか?」


街の門番(ゴツいし怖い)「なんでしょうか?」


「今ってさぁ、朝何時?」


門番「えっと、あの、もう夜の7時ですけど…」


は?異世界だから確かに少しのズレは認めるよ?でも流石に気持ち悪いわー。もしかして暗くならない系?そしてゴツいな


「てことはさぁ、この世界暗くならないの?」


門番「いえ、9時から暗くなりますよ。まだ世界が変わって間もないので、詳しいことは自分にも分かり兼ねます。」


「うん、んじゃ頑張って」


めんどくさいミステリーを丁寧に床に置いて結構賑やかな街に進入した。街の門が自動ドアみたいに開いた時は思わず吹いた。…てか腹減った。とりあえず店行こ


時間もさほど掛からないうちに、店を発見する


「焼き肉‼︎いいじゃん!金は……まぁこのカードありゃいけるだろ」


よだれで水分補給しながら走って店内に入った。


おばちゃん「いらっしゃいませ〜!!」


「ここ座っていい?」


「はいどうぞ〜」


「何たべようかなぁーん」メニューちら


メニューに目を通す。そこには、ごく普通の品が......?ん?次のページを開く。また次のページ。めくる。めくる。…………


「おいコラおばあさん!!なんなんだよこのメニュー!お楽しみセット500ルドル、お楽しみセット1000ルドル、めっちゃお楽しみセット1600ルドルetc…」


店員のおばさん「アンタもしかして、人間け?珍しい人も来るもんだ。中身は秘密。頼んだらいいさ。はーいご注文決まったかーい」


おばさんは他の人の所に行ってしまった。中身教えろよ中身!…とにかく、このお楽しみセット500ルドル頼むか


「あのー、このお楽しみセット500ルドルのヤツ1つお願いします」


「はいよー」


はいよーじゃねぇよ


「他にも似たような名前のもんばっかだな」


俺が一人で独り言言ってる時に、急に展開は押し寄せてくる。店のドアが開かれ、中に人が入ってーーー


バタン


ん?なんか落ちたのか?周りが注目する。意外と重い音だなと思いながらふと自分も目で追う


「えっと、おいおいおいオイ」ガタン


慌てて席を立つ。僕は急いでその倒れている女性に駆け寄った。何をしていいかわからなかったが、とりあえず心音を確認……よし、問題はなさそうだ

えっと、声掛けるか


「あの!大丈夫ですか!聞こえますか!聞こえてたら返事をおねガハッ!」


溝うちをモロにくらった。ぐうぅと言う声しか出ず、しばらく悶える。その間耳から聞き慣れない声が入って来る


「ごめんなさいっ!あのっ、目を開けたら顔がすごく、近かったので///」アセアセ


「あ、あぁいいんだ、よ、俺も近すぎたと思うし……よいしょ ハァハァ」


こ、コイツ…結構可愛い…じゃなくて、中々の力だったぞ?俺でも出せるかどうかわかんねぇな


女性「えっと、もしかして、人間の方ですか?」


「え?」


もしかして⁉︎人間なのか!想いより言葉が先に出てしまう


「もしかして君も人間なの!?あ、あのさぁこの世界の事とか何か知ってたりする!?」


「やっぱり人間の方なんですね!でも、すいません。私まだ自分でも何が起こっているのか分からなくて、でも他にも人間が何人かいると仰っていて、それで」



「そうだよね、君はどうやってここに来たの?」


「えっと、アルバイトが終わって、アパートに帰ろうとしたら…もうこの世界に」


「…?」


あれ…なんか違うんだけど?いきなり、ここに来たのか?


「どう、しました?」


「いや何でも。ちなみに何歳ですか?」


「20歳ですけど?」


思い切り年上お姉さん系じゃねぇか


「そうなんですか、じゃあちょっと座ります?」


「あなたは?」


「あぁすいません。高1の16歳です」


「そうなんだ。じゃあ座ろっか?」


「は、はい」


いきなりリードされちゃってるよ。嫌いじゃないので全然OK


「はいお楽しみセットねー」


座ったタイミングで料理が届く


「あれ?普通に肉が焼かれてるやつだな」


「試しに一つだけ食べてみよう……あれないお?おいらの肉が一つもないお?」


「んぐんぐ…むしゃ…」





隣に可愛いハムスターがいるぞー。てか 許せるな、うん。許せる。見つめてしまう


「んっ…ごめんw 食べちゃったw いやー、さっきもそうだけどあと少しでお腹が減りすぎて餓死するところだったからさぁ〜」


「そうだったんですね、…僕もですけど」ボソ


「ごめんって、あとでさぁ」


彼女は僕の耳元に寄って囁く


「…イイコト、してあげるから」


…………………………どういうことですかぁぁーー!!?


「キャラ結構変わりますね」


「なんか年下だと緊張とけるんだよねぇ」


「さようですか」


その後滅茶苦茶二人でお楽しみセット(何の肉かわかんないけどうまい)をたらふく食べて、おばさんが教えてくれた近くのホテルに今日は泊まろうという話になった。ちなみに彼女のイイコト、とはやけに力の強い肩揉みだった…チッ

あとカードで料金は無料



「ふぅー、それにしてもたべましたね。」


「そうね、明日もあそこに行こうかしら」


「2日連続焼肉ですか…ハハハ」



たわいもない会話は残念ながらホテルまでは続かなかった。キャ!という声が聞こえるのと僕が前を向き直ったタイミングはほぼ一緒だった


「コイツ可愛いな〜〜!!オイ!オマエら!お嬢様のとうじょーう!」ゲラゲラ


「おおっ!かわいいねぇ!お姉さん、そこのアホ面より俺たちといた方が楽しいってw」


神様、だよな?こいつらなんで……こんなこと


やけにいかつい体なので、咄嗟には行動出来なかった。


クソっ!ビビって足が動かねぇ、

彼女も完全にビビって涙目で僕を見つめている


「…おい。邪魔だからお前あっちいってろ」


ドンッ!と後ろに動かされる。少し見ると柄の悪い奴らは4人だった。

…無理だ。確かに柔道もやってはいたけれど県大会までしか行ったことないし、一気に4人なんて、僕には………


「ちょ、ちょっと!やめろって!」


自分でも少し驚いたがやっと声が出た。恥ずかしいくらい小さく、裏返った声が


「ハハッ!んだって?やめろって…誰に言ってんだよっ!」


腹を思い切り殴られる。反射的にうずくまり、殴られたところを抑える…だが、


「…え?…痛く、ない」


「はぁ?痛くねぇって!?そりゃあ……マジじゃねぇからなあぁ!」ドゴッ


ブチッ


「だから、痛くねぇって言ってんだよ!」


僕は右手でそいつの襟を掴みながら、右手首を左手で掴む。少し体重を落とし、腰をいれ、右足で右足を跳ね飛ばす


ドオオォン!


「ウゥッ!」


投げれたのか?でも、こんな重い奴をどうして僕が…… でも、戦える。倒せるぞっ!


「おい!大丈夫かっ?」


慌てて一人がこっちに走って来る

僕はその勢いを利用してさっきと同様に投げ飛ばす


「ガアッ!」


「お、おまえらっ!まだ続けるか!!」


残った神様二人は自分達をチラ見した後


「クソッ!行くぞ」


気絶している二人を担いでどこかに去って行った。気づくとあたりは既に真っ暗…この謎の力には驚いたけど、この後の展開には些か気持ちが弾む


「あの、もう終わりましたよ。って、え?大丈夫ですか?」


よくマンガなどで出て来る様な、ガーンという音がしそうだったが、あんな状況で気絶するのも仕方ない。大人しく彼女をホテルまで運び、部屋で横にさせた


「もちろん、この後僕は違う部屋で寝るよ?ホントだよ?」


ちなみにやっぱりこのカードを見せると無料で泊まらせてくれた、マジかよこのカード


「よいしょっと……くああっ…さて、風呂は明日の朝にはいるとして、今日はもう寝たい」


横になると、今日を振りかえ…る…

2秒もしないうちに眠りについてしまった。相当疲れていたんだろう。


そりゃそうだ、こんな生活になってしまって、ひたすら歩いて、人間と会って、怖いやつに絡まれて、投げて、人を運んで……これから先何があるのかわからないけど、だけど、確かにこの世界に来る前、僕は約束してしまったんだ。神様と思わしき奴に…神様と思いたくない奴に





















後書き

どうだったでしょうか?あまり面白くなかったらすいません。今後も書いて行こうと思っておりますので、コメントや、アドバイスなど、是非お待ちしております!


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