比企谷と雪ノ下のスタートの日
誰かを無性に抱きたくなるの続きです
凄く短いです
雪ノ下と抱き合った翌日の放課後
由比ヶ浜は三浦達と話してたので先に奉仕部へと行った、高鳴る鼓動を感じながら
彼女という響きに感動を覚えながら奉仕部へ行くと
昨日、俺が口を滑らせてから雪ノ下と付き合い始めたと思っていたのだが
「比企谷君、私と付き合ってくれないかしら」
どうやら付き合っていなかったらしい
しかし何故だ?あの日雪ノ下は俺の事を好きと言ってくれた
そして俺も同じだと伝えた
ならもう、な?そういう関係にだってなっててもおかしくないと思う訳で
「昨日あんなこと言ったのにどうしたんだ?」
する雪ノ下は俺の意図を取ったらしく
「昨日帰って思い出してたら付き合ってくださいなんて一言も言ってないことを思い出して、それでまた告白したという訳よ」
なるほど、そういや確かに言ってなかったな
「そ、それで返事を聞きたいのだけれど」
「そんなのいいに決まってるだろ、お、俺だってす、すす好きなんだし」
「ふふふ、ありがとう」
雪ノ下はとても優しい笑みを浮かべた
うん、可愛い
「なぁ雪ノ下」
「何かしら?」
「抱いていいか?」
「…警察に通報するわよ?」
「その手に持ってる携帯をしまってくれ」
「冗談よ」
「冗談に聞こえないのだが」
(携帯に11の文字が見えたしね、あと一文字で危うく社会的に殺されるところだった)
「…ん」
「どうした?」
雪ノ下は両手を広げている
「抱きたいのでしょ?いいわよ」
(そういう事ね)
ダキッ
「…」
「…」
互いに沈黙が続く
(女の子ってどうしてこんなに柔らかいんだろうか、すぐ折れてしまいそうな体だけど芯がある、そして柔らかい)
(比企谷の八幡「呼んだ?」呼んでねぇよ、ここで来るとマジで人生オワタなるから引っ込んどれ)
「まさかあなたと付き合うとは4月に会った時の私たちに言ったらどんな反応をするかしらね」
「まぁあの頃の俺らなら信じないだろうな」
「そうね、私も信じないと思う、だけど今こうしてあなたと抱き合ってる、あなたを感じる」
「…おう」
(こいつよくもそう恥ずかしいこと言えるよな、あ、俺も十分言ってたわ)
「ふふふ、私幸せよ?」
「勿論俺もだ」
(いつまでもこうしてたい)
しかしいつまでもしてたらいつも通りに誰かが来るわけで三浦達と話してた由比ヶ浜が来た
「やっはl……」
「「あ…」」
(…ちょっと1分前の中断データ使えないかな、データがない?くそっ、ちゃんと中断の書にセーブしとくんだった!じゃない!何かいい言い訳を…)
そうして言い訳を模索していると
「あ、あはは、私用事があったの忘れてたー、ご、ごめんねー」
タッタッタ…
「…見られたわね」
「すまん、抱きすぎた」
「別にいいわ、わ、私ももっと抱き合っていたかったのだし」
「そ、そうか…」
(あ、また抱きたくなってきた)
ガシャ!
「ってヒッキー!ゆきのんに抱きついちゃダメだよ!犯罪なんだよ!?ダメなことなんだよ!?ゆきのん大丈夫?」
(何故帰ってきた、あのまま何も見なかったことに…は出来るわけないよな)
「えぇ平気よ」
「でも何で抱き合ってたの?警察呼んだ方がいいのかな?」
「そ、それはだな…」
(なんて言えばいい?正直に言うか?でもそれは雪ノ下と相談してないから、なにかの依頼の練習とかで…)
「それは私と比企谷君が付き合ってるからよ」
「実は依頼でだな…って何言っての!?」
「あら、本当の事を言ったまでよ抱き谷君」
「ならお前は抱きノ下だな」
「えぇ!?ヒッキーとゆきのん付き合ってるの!?…ゆきのんヒッキーに脅されたりしてるの?」
(俺って脅してまで付き合わせるやつだと思われてるの?侵害だな、俺はリスクは負わないように心がけてるんだ、だからいつも空気に(ry
「いいえ、正式に恋人同士をやっているわ、と言っても付き合い始めたのはさっきだけれどもね」
「さっ、さっき!?…でもそっかー、ゆきのんとヒッキーが恋人同士かぁ……ねぇヒッキー」
「ん?」
「私がさ、もし私がヒッキーに告白してたらなんて答えた?」
「そうだな…もしお前が告白して来たならか…断ってただろうな」
「そ、そっかー…理由聞いてもいい?」
「理由か?まぁ他に好きな人がいたからとか?知らんけど」
(雪ノ下の事が好きだったって事に気づいたの昨日だしな)
「他に好きな人がいたら仕方ないよね…うん…でもそっかー、2人が恋人同士か…」
(由比ヶ浜は自分がいると二人の邪魔になるとか考えたりしてるのだろうか、由比ヶ浜は優しい人間だ、恐らく考えてるだろう、考えてなくても俺は由比ヶ浜にちゃんと伝えておかなければならない事がある)
「由比ヶ浜」
「…なに?」
「そのだな、俺と雪ノ下は恋人同士だ、だからその邪魔をしないようにとか考えてるかもしれんが奉仕部は3人いて奉仕部だ」
「ヒッキー…」
「だから邪魔になるかもとか思わないでくれ、その、なんだ、つまりそういう事でだな…」
(どういうことだってばよ、何が言いたいのか自分でもよく分からんことなってきたぞ、だけど)
「えっと…つまり」
「ヒッキー、心配かけてごめんね?私そういう事考えてたんじゃなくてね」
(考えてなかったのかよ!)
「失恋した事が悲しくてそれで…」
「え?失恋?お前を振るやつなんてそいつ目が腐ってるな」
「実際腐っているわよ」
「え?」
「由比ヶ浜さんごめんなさい、私あなたが比企谷君の事が好きだっていうことに気づいておきながら自分を優先させてしまったわ」
「なんでゆきのんが謝るの?私だって自分を優先させてた時あるし…それに恋は戦争ってよく言うじゃん?」
「由比ヶ浜…」
「由比ヶ浜さん…」
「よく言えたな」
「恋は競争とか惜しいことを言うかと思ったわ」
「2人とも失礼だし!」
「でもそうね、恋は戦争とはよく言うわね」
「負けた私に責任があるんだしさ、ゆきのんが気負わないでよ、素直に喜んでほしいな」
「でも」
「だってあのヒッキーにokを出させたんだよ?ゆきのんは凄いよ…」
「由比ヶ浜さん…」
……
「はい!こんな暗くなる話はおしまい!せっかく付き合い始めたんだしさ!今日は私帰るけどちゃんと明日も来るから安心して、そしてノンケ話でも聞かせてよ」
「由比ヶ浜…のろけ話じゃないのか?」
「え?」
「ノンケだと…」
(海老名さん方面に…俺は断じてそんな趣味はないからな)
「あ、あ〜そうだった、のろけ話ね!ちょっと間違えただけだし!」
「由比ヶ浜、ありがとな」
「…うん、それじゃあまた明日ね」
「またな」
「えぇ、さよなら由比ヶ浜さん、そしてありがとう」
「うん!それじゃあね!」
(これは貸しだな)
〜
恋人同士なっても対して変わらず過ごし下校を告げるチャイムが鳴った
「さて、今日は終わりましょうか」
「そうだな」
(恋人同士なったわけだけど彼氏って何すればいいの?こういうのラノベでしか知らないしそれやっても引かれるだけだし…)
「…」
「…なんだよ、なんか顔に付いてるか?」
「まぁ付いてると言ったら付いてるわね、腐った目が」
「これはもともとだよ」
「…はぁ」
(どうしたのだろうか)
「恋人同士になったのだし普通はか、彼氏がなにか誘ったりするものだと思うけれど」
(誘ってもどこ行けばいいか分からないしそもそも俺が誘ったらキモいからね)
「普通を俺に求めるのは間違ってると思うぞ?でもそうだな、なぁ雪ノ下、どこか寄って帰らないか?」
「そうね、今すぐ行きましょう」
「どんだけ行きたかったんだよ」
「それでどこに行くのかしら?」
「そうだな…」
(こういう時にパッと思い浮かばないのが俺、こんな事になった事なんて始めてたから仕方ないうん)
「サイゼとかどうだ?」
(安定のサイゼ、やり直し食らうんだろうな〜、サイゼのどこがいけないんだよ)
「いいわ、行きましょうか」
「え?いいの?」
「自分で言っておきながら何を言ってるのかしら?」
「いや、てっきり別の案を要求されると思ってな」
「そんな事しないわ、私はあなたと行くのなら何処でも構わないもの」
「お、おう…」
(っぶね、惚れる所だった、いやベタ惚れですけどね)
「それじゃ行くか」
「ええ」
こうして二人の恋人関係はスタートした
読んでいただきありがとうございます
凄く短いですがここで終わりたいと思います
気力とかあったら雪ノ下と比企谷のラブラブ生活みたいな感じで続き書くかもです(まだ分からない)
いろはすと折本とサキサキみたいです。
が浜はいらん
>>1
いろはすはまだ執筆中で折本とサキサキいつか書いてみたいですね〜
いろはす書き終えることが出来たらサキサキ書いてみようかと思います
Oh je disais ça simplement parce que si d’aventure je tentais le pique nique en robe blanche, je sais trèèèèès bien que ladite robe blanche finirait bariolée en moins de deux: maronnasse verdâtre, rapport à la proximité de l’herbe, et multicolore rapport aux provisions du pique-nique qui finiraient immanquablement dessus. Mais, toi, tu es une pique-niqueuse de l&txr17;e8#2ême, j’admire!