大学生になった彼らのお話
大学に進学した比企谷がリア充っぽくなっているお話です
短編です
高校を卒業して早2年
俺はと言うと…
「ねぇねぇ比企谷君、今日飲み行かない?」
「俺らこれからカラオケ行くんだけど一緒にどう?」
「今度の土曜日その…私と一緒に…」
「何言ってんのよ!比企谷君は私とー」
「お前ら比企谷君が困ってるだろ、止めないか」
「そうだぜ、今日は俺らと遊ぶ約束になってるんだから」
何故か葉山的ポジションに立っており人気者になっていた
「どうしてこうなった…」
〜回想〜
俺たち奉仕部は高校3年生になり進路を考えてた
すると由比ヶ浜が
「みんなで同じ大学に行かない?」
なんて言い出した
「どうしてだ?というかお前の学力じゃあ…」
「そ、そこは頑張る!」
「頑張って受かるならみんな受かるんだよな」
「でもいいんじゃないかしら、私は構わないわ」
「ゆ、ゆきのん!」
「奉仕部みんなから最後の依頼と考えれば素敵だと思うし」
「だよねゆきのん!ねぇヒッキー、ゆきのんもこう言ってるんだから一緒の大学にしない?」
「いや一緒にする意味…」
「「(⚭-⚭ )」」
「奉仕部みんなの最後の依頼なら仕方ないな」
断じてあの視線に負けた訳ではない
「やった!ならさっそく勉強しよう!」
「それでどこ受けるんだ?」
「えーっと…ど、どこ受ける?」
「決めてなかったのかよ…」
「なら○○大学はどうかしら、私はどこでも構わないしあなたも特に行きたい大学はないのでしょう?ここなら由比ヶ浜さんでも頑張れば受かると思うのだけれど」
「ならそこで決定!」
「あっさり決めちゃったよ…まぁ俺もどこでもいいけどよ」
という感じで同じ大学を目指して受験勉強が始まった
正直言って由比ヶ浜は途中で諦めるかと思ってた、だけど案外粘り強く勉強を続けしまいには受かってた
そしてそれから…
「比企谷君っべー、すっげー人気者じゃんかよー」
って戸部、今昔の事を思い返してるんだから急に話しかけてくるのやめてくんない?
「確かにね、昔の私たちが今の比企谷君を見たらなんて思うかしらね」
「先輩達の事だからドッキリとか思うんじゃないんですか?」
「そうかもね、私も信じられないかな」
言い忘れてたが一色も同じ大学に通っている、ついでに戸部も
「あ、そう言えば戸部っちさ、最近ヒナとどうなの?」
「えー?それ聞いちゃう?でも聞かれたら言うしかないっしょ!」
う、うぜー、言うなら早く言えよ
お前が溜めても誰得なんだよ
「この前…一緒にデートしてその帰りに……キ、キスしました///」モジモジ
「ひょぇー!!マジで!?」
「え!?それホントですか!?」
「これも前の私達が見たらどう思うかしらね…」
「あぁ、全くだ」
そう、戸部は海老名さんと付き合っているのだ!
「これも奉仕部のおかげっしょ!マジサンキューっぺ!」
そして俺が何故修学旅行で海老名さんに告白したのかも知っている!
本当どうなったんだよ…
〜回想〜
無事に大学に受かり暫くしたある日
俺と雪ノ下と由比ヶ浜は戸部に呼び出されていた
「それで依頼とはどういう事かしら、もう私達は奉仕部員ではないのだけど」
「まぁいいじゃんゆきのん!奉仕部員じゃなくても奉仕部は不滅だから!」
「いつからそんなカッコいいものになったんだよ奉仕部は」
いいように使われてた部活としか思えないんだよな〜
「それで依頼の件なんだけど、俺今度海老名さん告白しようと思ってて」
「ぅ……」
「……」
「それで邪魔が入らないように見張っててほしいというか」
「それって…ヒッキーの事?」
「まぁ仕方ないわね、告白の邪魔されたと思ったら彼が告白したんですもの」
いやまぁ、申し訳ないです
「違う違う!海老名さん可愛いから告白したくなるの分かるけどさ!俺が言いたいのは、周りでただはしゃいでる人をさ、なんだっけ、野次馬?を避けてほしいと言うか」
「え?なんだそういう依頼か」
「野次馬が嫌なら人目につかない所で告白したらいいんじゃないかしら」
「それがあいつら、あいつらってのは俺の友達の事ね、そのあいつらさ付けてくる気満々のようで、正直言ってそう言うのやめて欲しいわけよ」
「あーそれわかるかも」
「え?わかるのか?」
「へぇ!?まぁなんとなくだけどさ、なんか雰囲気作られて告白されて周りの野次馬が色々言ってると断りにくくなるって言うか…」
それ遠回りに戸部が振られるって事言ったんじゃ…
「そうそれ!そういう訳よ〜、ちゃんとした告白にそれはないじゃん?だから頼めね?」
ってこいつ相変わらずポジティブだよな〜
気づいてないだけだったりもするが
「おなしゃす!しゃす!っす!」
こういうのも変わってないな
「んー…」チラッ
「私は構わないわ」
「いいんじゃない?もう昔と違うわけだし、それに友達のお願いとしてなら、ね?ヒッキー」
「はぁ、そうだな、友達からのお願いなら仕方ないな」
友達いないけどよ
「比企谷君まじサンキューな!」
ってこいつ今俺の事比企谷君って言ったか?
いやこれが正しんだけどヒキタニくん言われなれてて逆に違和感が
「あ、あと今回は海老名さんに告白するのは俺がした後に頼むね」
「…あ、あぁ、もうしないから安心しろ」
「っべかー」
「その事なんだけどさ、もう言っていいんじゃない?」
「?」
「え?」
「そうね、もう時効と言うことで言っていいと思うわ、いい加減あなたも救われるべきよ」
「いや別にいいから、仕事だから」
「仕事?何の話?」
「あ〜実はね戸部っちー」
なんて事があって戸部は真相を知った
まぁ知ったからと言ってなにか変わったかと聞かれればあんまり変わってないが…強いていえば戸部が妙に親しくなったことかな
うん、変わってたわ
「というかありがとな」
「へ?どうしたのヒッキー?急にありがとうなんて」
「いやほら、お前らが来てくれたおかげで周りも寄ってこなくなったっていうか」
「やっぱりー俺と比企谷君が仲良すぎて入る隙がないって言うかー」
いや変わりすぎだろ
葉山はどうした葉山は
三浦と付き合って三浦が寄せ付けてないんでしたね
葉山が三浦と付き合うなんて意外だったが上手くいってるのならなによりだと最近は思う
「確かにそうかもしれないわね」フフフ
何笑ってるんですか雪ノ下さん?
今まであんまり戸部と話してなかったからまだいまいち距離感が分からずにいるんです
「ヒッキーも変わったよね、さっきみたいに素直にありがとうって言えるようになったり」
「そうか?」
「うんそうだよ!」
「そうね」
「そうですよ」
「っべー」
「そうか…」
どうやら俺は知らないうちに変わっていたようだ
自分じゃ分からんけど
てか最後なんだよ
「みんな先輩を誘わなくなったことだし、先輩今日は私たちと遊びませんか?」
「あ、いいね!カラオケ行こう?カラオケ!」
「海老名さんも呼んでいい?」
「うんいいよ!」
「そうね、久しぶりに私も歌おうかしら、今日こそは100点を……」
「え?なに?俺も行く感じなの?」
「「「当たり前だよ(ね)(ですよ)」」」
「っべー」
「はぁ…わかったよ」
てか最後なんだよ
高校の時はみんなと馴れ合う事やわいわい騒ぐ事は嫌いだった
だけど大学に入ってからはそれもいいかなと思っている
あんまり騒ぎすぎるのは好きではないが
そしてこの状態も案外気に入っている
高校の時の俺がみたらなんて思うだろうか
だがそれはどうでもいい事だ
考えた所で
「ほらヒッキー早く!」
「先輩遅いです〜!」
「どうしたの?比企谷君」
「早く行こうぜ!親友!」
こいつらとの関係は変わらないのだから
おい最後なn(ry
最後まで読んでいただきありがとうございます
ある方にリクエストを頂き書いてみました
アニメや原作を見てると比企谷君も楽しんでほしいと思いこの様な感じのssになりました
何故比企谷君が人気になっているのかの説明がなく皆様「?」と思われていると思います、すみません
書くと長くなりそうなので書かないようにしました
何か意見等ありましたらコメント下さい
ありがとうございました
ガハマが八幡と雪乃と同じ大学に行けるとかありえねえだろ
あの無能・怠惰・傲慢の三拍子が揃った糞ビッチが八幡達と同じ大学に行けるとか裏口とか使ったんじゃないかってレベル
というか葉山と由比ヶ浜なんて厄介事を持ってくるだけなんだから縁を切って関わらない方が平和だと思う
>>1
コメントありがとうございます
総武高校の偏差値が高いというのは原作で出ているので知ってると思いますが由比ヶ浜は馬鹿でも一応受かっているので、その点を踏まえ由比ヶ浜の学力に2人が合わせた大学にすれば十分可能性があると考えました
読んでいただいた身でこんなこと言うのはなんだと思うのですがそんなに由比ヶ浜が嫌いなら私のssを読まなければいいと思います
読むことによって不快な思いをするのであれば自分の好きな内容のssを探し読むことをオススメします
原作からしてガハマの不注意で事故が起きた様なもんで、ペットの命を助けた恩人に一年間も直接お礼を言いに来ない人としての道理すら果たさない糞女だからな
おまけにそれがバレたら謝罪もせず落ち込むだけで被害者気取り
依頼は受けるが責任感はまるでなし、材木座とか露骨に気持ち悪がってまともに小説を見もせず放置
文化祭の時だって自分はクラスの手伝いで奉仕部の手伝いなんて碌にやらなかったくせに八幡や雪乃押し付けて2人を怒る
修学旅行でも感情的に受けるべきでない依頼を強引に押し切って、受けながら八幡を糾弾しやがったからな。どう見繕っても奉仕部の邪魔で厄介事しか運んできてねえよ
だからpixivでもあそこまで嫌われてんじゃないですかね。そうじゃなきゃアンチガハマのssがあそこまで人気なわけがないからな。
八結も不人気の産廃で殆どの読者からそっぽ向かれてるしな、その証拠にss投稿速報でも八結のssは全くと言っていいほどない。
そもそも何で八幡と雪乃がガハマの学力に合わせて大学のレベルを落とさなきゃいけなかった事自体が理不尽じゃないですかね?
親の都合で行きたかった大学にも行けず、自分のレベルよりも低い大学に通う事になった陽乃の同じ轍を踏んでるよね
これって完全に2人の足枷にしかなってない事の証明であり、ただの馴れ合いでしかない。
>>2.3
だからそんなに由比ヶ浜の事が嫌いなら私のssも他の人のssも原作も読まなければいいじゃないですか?
私の書いたssの内容の批評ならいざ知らず原作の批判をここでされても困ります
○○だからくそ、なんて言ってますがそれが無ければそもそも物語が成り立ってないので
比企谷と雪ノ下が学力を落とした理由ですが、それは原作で2人とも将来何になりたいとはっきり明記されてないのでそれを使いました
pixivで嫌われてる、なんて言っても私には分かりません
ここでは原作の批判ではなく私の事、文章構成のおかしさだったり誤字脱字だったり、そういった事のコメントをして下さい
クソワロタww
>>6
ワロチ
いつもこのコメントしてる人はこれだけが生き甲斐なんだろうな、と思えてしまう
>>8
このコメントと言うのがどのコメントを指しているのか分かりませんがそうなんでしょう
かなり面白いですねwww
いいと思います!
とべくん面白いww
大学になったってなんですか?大学生になったじゃないの?
>>10
ありがとうございます
>>11
ご指摘ありがとうございます
確かにその通りです
なんでもっと評価されないんだ笑
こういう話も珍しいから楽しめるのに。
自分はすごく良かったですよ!