川崎沙希は比企谷の傍にいたい
時系列は文化祭後
比企谷の事が好きになった川崎沙希のお話です
まだ執筆中です
それと二番煎じ感が否めません
あと最後にキャラ崩壊しちゃってます
本当に些細な出来事だった
「スカラシップって知ってる?」
だけどそんな些細な事でも十分すぎた
「愛してるぜ川崎!」
彼を好きになるには
恋する乙女の朝は忙しい
「ほら、大志朝ごはんさっさと食べて」
「けーちゃん、お口汚れてるよ」
「ちょっと待って、今お弁当作ってるから」
「それじゃ行ってきます」
今朝もいつも通り慌ただしい朝を送る
ん?なんか思っていた忙しさと違う?
・・・いや髪とか服装とかにも時間かけてるからね?
家族:自分=4:1
おいやめなさい!別にいいじゃない
家族好きですから
おい今ブラコンって言ったヤツ表出な
まぁそんなのはさておき恋する乙女は忙しい
生活面でも精神面でも
特に最近はあいつがどんな食べ物が好きなのかとか、どうにかして弁当を作って食べさせたいとか、そういうことばっかり考えてたりする
そしてそれからもっと仲良くなってゆくゆくは…みたいなのがテンプレだったり
寝ても覚めても頭の中はあいつの事だけ
遅刻しそうな今もあいつと偶然会わないかなとか考えてたり
「川崎、遅刻だぞ」
「すみません」
結局会わなかったけど
あいつはいつも通り机にうつ伏せていた
でも知っている、寝てるように見せかけて実は地獄耳を発動させて音だけで周りを観察しているのを
なんで比企谷が地獄耳なのか知ってるのかだって?私もぼっちだから自然と周りの声とか入りやすなったからそれで
地獄耳を手に入れた
まぁ悪口陰口を言われても睨んだら収まるから対して気にしなかったけどあいつはそんな事無かったんだろうな
いつも1人で戦ってきたんだろうな
そんないつも1人でいたあいつを支えてあげたい、そばにいたい、付き合いたい
おっとつい本音が
なんて妄想に浸ってるといつの間にか始まっていたらしいHRがいつの間にか終わっていた
「…っ!」バサッ
あ、やばい、目が合ったちゃった
目と目が合う瞬間好きだと気付いた〜♪
今に始まったことじゃないけれと
数学の時間、あいつはまたもうつ伏せになっていた
がしかし、今回はガチの方で寝ているのだろう
そう言えば比企谷、数学は苦手って言ってな、これ使えるんじゃない?勉強会みたいなの開いた際にさり気なく教えてアピール出来る
…でも勉強会に誘うまでが困難なんだよね
あいつ誘ってもこなさそうだし
はぁ〜…どうしたらいいのかな〜
キーンコーンカーンコーン
あらま、またいつの間にか午前中の授業が終わってた
「隼人く〜ん、一緒に食べんべ」
「あぁ、そうだな」
「いや〜腹減ったべ、腹減りすぎてマジぱねー」
「何が半端ないんだよ」
本当何がぱないんだよ
由比ヶ浜の学力で何故ここに通れたか疑問だけど戸部もだね、年中ぱねーぱねー言ってても通るって…大志に言わせてみようかn…いや、まぁ勉強したんだろう
そう思っておこう
って戸部の事はどうでもいいんだよ
今日こそ、今日こそはあいつと一緒に食べるぞっ
そして比企谷のベストプレイスへ向かった
のはいいのだが…
んっ〜……な、なんて話しかけよう…
いつもの様に躊躇う川崎沙希
って何回こんな事で悩んでるんだよ私
あいつは今凄く息苦しかったりしてるはずだ
この前の文化祭でこいつは文化祭を成功させる為みんなのヘイトを集めた
直接聞いたわけでは無いけれど他人や行事ごとにあまり興味の無い比企谷があんなにボロクソ言ったんだ、比企谷の事を知ってる人ならその意図を読み取れると思う
みんなの為にやったのにこんな仕打ちはあんまりだと思う
何故比企谷が相模にあんな事を言ったのかみんなにその真意を伝いたいけど比企谷はそれを望んではいないはずだ
だからいつまでも比企谷は誤解されたまま
ホントにあァァァんまりだァァアァ
…んんっ
少しでもいい、ほんの少しでも比企谷の気持ちを楽にさせたい…
ってこれも何度考えた事か
一歩前え踏み出す勇気が私にあれば…
ドンッ「あ、わりぃ…ひっ!す、すみませんでした!」タッタッタッ
別に怒ってないんだけどね
なんであんなに謝られたんだか…
「どうしたんだ?」
「え?」
な、さっきぶつかって謝られたのが聞かれていたか比企谷が私を認識してる!?
踏み出す勇気は無かったけどこのチャンスは無駄にはしない
「?どうしたんだ?こんな所で」
「あ、いや〜、あんたが普段どこで食べてるのか気になってね、それで…」
「付いてきたわけか」
引かれたかな!?
「罰ゲームで俺に話しかけるとかかと思ったよ」
「罰ゲームし合う友達なんて私にはいないから違うよ」
そんな罰ゲームをする相手は心底感謝じゃなかった軽蔑するね
なんたって比企谷と話すきっkじゃなかった、話すきっかけになるからね
あれ?この罰ゲーム私にとってはご褒美じゃ…
「それでどうしてお前がここにいるんだ?」
「え〜っとね、その、比企谷昼になるといつも教室にいないじゃん?だからどこにいるのか気になってね」
「そりゃ俺みたいなやつがいるとクラスの雰囲気悪くするからな、空気読んでクラス外のここで飯食ってる」
「みんなが比企谷のことをもっとよく知ると文化祭でなんであんな事をしたのか自ずと分かるものと思うんだけどね」
「そうだな……えっ?」
「比企谷、私はなんであんたがあんな事言ったか大体分かってるからね」
「なんであんな事って…そりゃ俺がただ単にあいつにイラついて言っただけで、他意は無い…」
「ほんとにそうかい?」
「ん?どういう意味だ?」
「あんたは体調崩してまで仕事をしてした雪ノ下の努力が無駄になるのを防ごうとしたんじゃない?」
なんで雪ノ下が体調を崩したのを知ってるかだって?ずっと相模を観察していたらわかった
あいつ実行委員長のくせに何もしてないしサボってたし、いつか然るべき報いを…
「いいや違う、俺はあのままだと文化祭が滞りなく終わりそうになかったから誰も傷つかないあの方法を取っただけで雪ノ下を助けたとかそういうのはない」
「ほら、みんなの為にやってたんじゃん」
「…!?…お前嵌めたな?」
「勝手にあんたが嵌っただけだよ」
「っ……それで、お前はそれをわざわざ言いに来てくれたのか?」
「まぁそれもあるけど、あんたがどこで食べてるか知りたかっただけだよ、それが知れて収穫はあったかな」
「なんの収穫があったんだ?」
それは勿論比企谷のいる場所が分かればそこから進展して行きやすくなるしね
「そ、それは置いといて」
「すごく気になるんだが」
ここは強引に進めよう
「さっき誰も傷つかないって言ったよね」
「あぁ、そうだっただろ?」
「確かにて、でもそれはあんたも含まれてんの?」
「ん?」
「あんたも傷つかないのかって聞いてんの」
「俺か、俺は全然傷つかないぞ、エリートぼっちはこんな事では傷つかない」
「嘘だね、ならなんで教室で悪口や陰口が耳に入った時あんな顔してたの?」
「あんな顔?」
「みんなには分からないだろうけど辛そうに見えたよ、正直辛いんじゃないの?」
「べ、別に辛くねぇし」
「自分で気付いてないだけで心はきっと疲れてる、でないとあんな顔はしない」
「…」
「だからさ、もし自分でも辛いと感じたらさ、その…私を頼ってほしい」
「…え?」
「あ、いや、その…頼るって言うか辛い事があったら私に話したりして、さ、共感者がいるだけで気が楽になるって言うじゃん?だから」
「そうか…なぁ、どうしてそこまでしてくれるんだ?そこまでするメリットがないと思うんだが」
「あんただってメリットのない事してるじゃん」
「…依頼だから」
「だろうね、でも断る事だって出来たはずだよ、それと私がする理由だけど、あんたに助けられたから、かな」
「あれか、あれはお前を助けたわけじゃない、依頼だったからあの方法を提示しただけだ」
「でも私にとっては救いだった、ほかの方法を知らない私に教えてくれた、本当に助かったよ」
「それなら良かったよ」
「うん、良かった、だからあんたを支える」
「?説明になってなくないか?あれか?助けられたから助けるって言うのか?そういうのは…」
「あんた好きじゃないんだよね、だから別の理由を作った」
「作ったって……」
そして川崎は一息ついて意を決して
「ただ…ただあんたのそばにいたいって理由じゃだめかい?比企谷のそばにいたい、比企谷を理解したいってのじゃ…」
ってあ〜恥ずかしい恥ずかしい!
間接的に告白してんじゃん!救いたい理由じゃなくてこれただの間接的告白じゃん!
「お、おま、何言って…」
でも言ったんだ
ここで引いたら私は多分もう踏み出せない
最後のチャンスなんだ
「だめ…かい……?」
「うっ……」
お?比企谷はこういうのに弱いのか
いいこと知れた
じゃなくて
「…はぁ、分かったよ、正直に言うと今の状況辛いし、な、なぁ川崎、その、俺の理解者になってくれないかい?」
き、きたっ!返事は当然決まっている
「喜んで」ニコッ
川崎の地の文に強烈な違和感
>>1
ですよね笑
あんまり見ないものですからどういう口調かよくわからなくて笑
ほんとすみません
川崎沙希に似た別のキャラと思っていただければ幸いです
川崎さん好き
川崎さん好きだから頑張ってほしい
>>3、4
ありがとうございます!
私も川崎沙希好きなのですが何とも微妙な感じになってすみません
最後まで頑張って書きますので今後も何卒よろしくお願いいたします
サキサキは由比ヶ浜呼びだったと思います
>>6
ご指摘ありがとうございます
確かにそうでしたね