星のカービィ幻想郷物語~~第二話自称大王と自称素敵な巫女
かなり遅れましたがあけましておめでとうございます!今年初ssは、星のカービィと東方ssの第二話です!
前回のあらすじ
妖夢達と暮らすことになったカービィ、他の仲間達は何処へ!?
~~博麗神社~~
霊夢「ふぁぁ~~眠い…」
霊夢、博麗神社の巫女。
霊夢「最近変な『異変』を二つぐらい解決したからもう寝不足で…」
霊夢は、幻想郷で起きている『異変』を解決したばかりらしく寝不足な様子である
霊夢「朝ご飯食べよ…」トコトコ
霊夢が部屋に行こうとしたその時!
「ギャーーーーッ!!!」
霊夢「っ!?悲鳴!?」
悲鳴は、魔法の森から聞こえた
霊夢「また妖怪かしら…行ってみよう!」ダッ
霊夢は魔法の森へ向かった
「魔法の森」
霊夢「ここら辺で声がしたけど…」
「えーい、やー!」ドガバキ
霊夢「アレね…」
妖怪達が何かをいじめていた
霊夢「ったく、めんどくさいわねぇ…でもどんな奴がいじめられ…ってえ!?」
妖怪達「こんにゃろーくらえー!」ドゴッバキッ
デデデ「ギャーッ!!だ、誰か助けてくれゾーイ!!」
霊夢「な、何事なのよこれは…」
妖怪達にいじめられていたのはなんと、カービィ達と共に幻想郷に来たデデデだった!
霊夢「何アレ…鳥?それともアヒル?」
デデデ「おぉ!そこの奴、助けてくグハァッ!!」ドコシャッ
霊夢「…仕方ないけどやるしかないか…」スッ
霊夢は封魔針を取り出した
霊夢「ハッ!!」バシュッ
妖怪達「イテッ!!!」グサッグサッ
封魔針は、妖怪達に刺さった
霊夢「今度やったらこれぐらいじゃ済まさないわよ!」
妖怪達「ひえーーっ!!」ダダダッ
妖怪達は逃げていった
霊夢「アンタ大丈夫なの?」
デデデ「イタタ…おぉっ!助けてくれたか!ありがとゾイ!」
霊夢「てか、アンタ誰なの?ここらじゃ見かけないけど…」
デデデ「何じゃ、お前ワシを知らんのかゾイ?」
デデデ「ワシはプププランドの偉大なる大王、デデデだゾイ!」
霊夢「いや知らないわ」
デデデ「知らんのかい!!」ドテッ
霊夢「プププランド?何よそれ、ここは幻想郷で、アンタが今いるのは魔法の森よ」
デデデ「えぇっ!?プププランドじゃないのかゾイ!?」
デデデ「そういえばこの森はプププランドの森じゃないゾイ…そうか、あのへんな穴に落ちたから別の世界に…」
霊夢「この様子だと紫が外の世界からスキマに落としたのね…めんどいことになったわね…」
デデデ「まぁそれより…腹減ったゾイ…」グー
霊夢「そういや私も朝ご飯まだだったわ…アンタ、私んちに行く?」
デデデ「飯をくれるのかゾイ!?」
霊夢「そうよ、さっさと来なさい…」
デデデ「分かってるゾイ!」タッ
霊夢「全く、何なのアイツ初対面のくせに…」トコトコ
「博麗神社」
デデデ「ガツガツムシャムシャ…!美味いゾイ!!」モグモグ
霊夢「そんなにがっつくと喉詰まらすわよ…(それにしても凄い食欲ね)」
デデデ「そういえば、お前の名前聞いてなかったゾイ、なんていうんだゾイ?」モグモグ
霊夢「私?私は霊夢、博麗霊夢よ」
デデデ「霊夢か、まぁよろしくゾイ!」
霊夢「ホントに何なのよコイツ…てか、何でさっき妖怪にいじめられていたのよ?」
デデデ「さっきの奴は妖怪っていうんかゾイ!いや実はな…」
「回想」
デデデ「あーーーーーっ!!!」ピューーン
ズシーーーーン!!
デデデ「イテテ…助かったゾイ、しかしここは何処ゾイ…?」
スキマに落ちたデデデは空から落ちてきたのであった
ガサガサ
デデデ「ん?誰ゾイ!?」
妖怪達「何だコイツ、縄張り入った、倒そう」
デデデ「何だコイツらワシを倒そうとしているのかゾイ?だったら返り討ちだゾイ!!」バッ
妖怪達「!?」
デデデ「くらえ!ハンm」
ドガッ!!
デデデ「ブベッ!!」ドシャッ
妖怪達「コイツよえーな、やっちまえ!」
ドガッバキッドコッグシャッ!!
デデデ「ブッ、ちょっまっ、ギャーーーーッ!!!!」
・・・・・・・・・・・・・
デデデ「というわけだゾイ」
霊夢「アンタ大王のくせに弱すぎじゃないの…」
デデデ「よせやい照れるゾイ///」
霊夢「褒めてないわよ!…で、アンタこれからどうすんの?」
デデデ「ワシも考えてたんだゾイ、ここはワシの知らん場所だゾイ…」
霊夢「ハァ…行く当てがないんだったら私んちで暮らす?」
デデデ「何!?本当かゾイ!?」
霊夢「まぁね、アンタが人里に行ってもその格好じゃ目立つし、ここで暮らした方がいいと思ってね…で、どうするの?」
デデデ「確かにそうだゾイ…じゃあ、よろしく頼むゾイ!」
霊夢「えぇ、よろしく(でも紫は何でコイツを幻想郷に…?)」
こうしてデデデは霊夢と一緒に住むことになった。
・・・・・・・・・・・・・
紫「フフッ、どうやらデデデは霊夢の所にいることになったのね…霊夢には悪いけどまぁいっか♪」
紫は、神社の外から霊夢達の様子を見ていた
紫「それよりも…早く『異変』を…!」シュン
紫はスキマに入っていった…
ボウン…ボワッ
紫がスキマに入った直後、木の影から黒い物体が現れた
???「ケケッ、デデデが居るって事はカービィも…アイツ等を再び…ケッケケケケケケケ…!」シュウゥゥ
黒い物体は、高笑いをしながら消えていった…
幻想郷で暗躍する者の正体は…?そしてカービィ達の運命は…!
第二話完
次回
菫子「どうも皆さんこんにちは、宇佐見菫子です。突然ですが私は…」
ワドルディ「助けてくださーい!」シクシク
触手系の妖怪「キシャアァァァァァッッ!!!」
菫子「すっごくピンチです…」ズーン
第三話女子高生と苦労人へ続く
終わり
おまけ
第二話の登場人物紹介
デデデ、プププランドの王。カービィのライバルだが、そこまで強くはない、かなりの大食漢でもある。性格は、アニメ版とゲーム版を足して2で割ったような感じ。
博麗霊夢、博麗神社の巫女。妖怪退治や『異変』の解決が仕事で封魔針やお札などの道具や数多くの能力を持っている。
終わり
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