マシュ「先輩に告白したい...」?「任せなさい」
少しづつですが投稿していきます
マシュ「先輩に告白したいです...」
ダヴィンチ「よくぞ言ったわ、私に任せなさい」
マシュ「...はい」
ダヴィンチ「まずは...」
マタハリ「待ちなさい!話は聞かせてもらったわ、ここは恋愛のエキスパートの私が教えましょう」
マシュ「ま、マタハリさん!?」
ダヴィンチ「...」
マタハリ「マシュ、男なんて誘惑しちゃえばイチコロよ、それにマシュのこの胸があれば余裕よ」モミモミ
マシュ「ひゃッ!?マタハリさん!わ、私は先輩とその...付き合いたいだけっていうか...えっと...///」
マタハリ「とりあえず、六香君のところへ行ってらっしゃい、そこでこけたフリをしてベットへ押し倒しちゃいなさい」
マシュ「えぇ...でもそれは」
マタハリ「いいから行きなさぁーい!」
ーーーーー六香の部屋ーーーーー
ドアの前
マシュ「ふぅ、...せ、先輩!失礼します!」
立香「ん?マシュどーしたの?」
マシュ「先輩、えっと...お身体の調子はどうですか?」
立香「うん、特に異常はないし元気だよ」
マシュ「そ、そうですか」
ーーこけたフリして押し倒しちゃいなさい
立香「どうしたのマシュ、顔赤いけど?」
マシュ「はぇ...?!あ、いや何でもないです!そ、それより先輩...」
マシュは立香に近づく
マシュ「あ!」
立香「わ!」
ドスッ
マシュ(はわわわ!!!せ、先輩を押し倒して...押し倒してしまっ...あれ?押し倒してない?)
立香「大丈夫、マシュ?マシュがこけるなんて珍しいね」
立香はギリギリ立ったままマシュま受け止めたようだった。
マシュ「へ...?あ、いえ、すみません」
マシュは顔をあげ、六香を見ると今にもキスしそうなくらい顔が近かった。
マシュ(ッ!!!!////)ボンッ
立香「マ、マシュ!?もしかして熱があるんじゃ...!」
マシュ「だ、大丈夫ですぅぅう!」
マシュは舞われ右してドアの方へ走っていく
ドンッ!
立香「マシュ!?盛大にドアにぶつかったけど?本当に大丈夫なの?!」
マシュ「心配いりませぇん!!」タッタッタ
立香「あぁ、行っちゃった...一体何の用だったんだ...?」
ーーーーーダヴィンチ工房ーーーーー
マシュ「失敗しました...」
マタハリ「マシュにはまだ大人の色気は早かったかなぁ~」
マシュ「すみません...」
マタハリ「でも押し倒しはできなかったけど、かなり密着していたはずよ、おっぱいはちゃんとくっつけたんでしょうね?」
マシュ「はぇ!?えっと...たぶん」
マタハリ「ふふ、それだけでもかなりの成果よ、もうひとふんばりね」
ダヴィンチ「だから私に任せ...」
そのときドアが開く
槍ニキ「ふん、見ちゃいられねぇな嬢ちゃん、ここは俺に任せな、落とした女は数知れず、惚れさせるなんて朝飯前だぜ?」
マシュ「クーフリンさん!」
マタハリ「チッ、邪魔物が...」
槍ニキ「んん?何か言ったか?マタハリ嬢さん?」
マタハリ「なんでもないわよ」
マシュ「それでクーフリンさん、どーすれば...」
槍ニキ「そうだな、手料理ってのはどうだ?ちょうどもうすぐ昼時だ。昼食に嬢ちゃんが作った料理でも振る舞えばマスターも引かれるはずさ」
マシュ「手料理ですか、確かに以前から私、先輩に料理を振る舞ってあげたいと思っていました。ですがカルデアは完全な食堂制なので料理を作ることが無くて知識もそれほど豊富ではありません...」
ダヴィンチ「ん?でもバレンタインの時はちゃんと作っていたじゃない、中々の手際だと思ったけど?」
マシュ「それはチョコを溶かして固めるだけなのである程度はイメージできていましたので」
槍ニキ「料理の知識がなくても嬢ちゃんはかなり器用なもんだ、そんなん料理を教えてもらえば嬢ちゃんにとっちゃ簡単だろうよ」
マシュ「ですが教えてもらえる人がいません、料理を作る女性の方はカルデアにはあまりいませんから...」
ダヴィンチ「...」ムッ
マタハリ「...」ムッ
槍ニキ「いるじゃねぇか、料理ができるやつ。別に料理が出来るのは女だけじゃないぜ?まぁあの野郎に頼むのは癪だがよ」
マシュ「?」
ーーーーー厨房ーーーーー
エミヤ「なぜ私が料理を教えなければならない...」
槍ニキ「そんなんカルデアで料理できんのなんてテメェくれぇしかいねぇだろうが」
マシュ「エミヤさん、お願いします」
エミヤ「はぁ、仕方ない、で、一体何を作るんだ?」
マシュ「あ、それは...えーと」
ダヴィンチ「なんか愛の伝わる料理とか」
エミヤ「大雑把だな...そうだな肉じゃがとかはどうだ?わりと家庭的な料理で作りやすいぞ」
マシュ「なるほど、肉じゃがは確かに心暖まる料理です、野菜もたくさん入っているので栄養バランスも良くとれているかと」
マタハリ「なんだ決まったなら早く始めましょうよ、楽しみでたまらないわ」
エミヤ「おい、なんでお前が包丁を持っている?何気にアンタも教わろうとしてるじゃない」
槍ニキ「まぁいんじゃねぇか、女は料理くらい作れた方がいいだろ」
ダヴィンチ「///」エプロン着けて待っている
エミヤ「...」
エミヤ「まずは人参やジャガイモを切るんだ、切り方はこうだ、ちゃんと均等になるようにきるんだぞ」サクサク
マシュ「はいエミヤさん流石の手際です。こうしてっと...」サクサク
エミヤ「ほう、マシュ嬢も中々だ、これならすぐに出来そうだな」
マシュ「ありがとうございます!」
ダヴィンチ「エミヤ先生、私も出来ました!」
エミヤ「あぁ、形はいびつだが、まぁだいたいは均等だな、良くできている」
マタハリ「私も出来たわよ」
槍ニキ「なんだこれ!?ハート型?逆にこっちの方が難しくねぇか?」
エミヤ「ま、まぁ綺麗に切れているが、このハート型ひとつ切るのにまさか一個まるまる使ったんじゃないだろうな?」
マタハリ「当たり前じゃない、ハートの方が愛がこもってていいじゃなぁい?」
エミヤ「もったいないわぁ!!」
エミヤ「さてつぎは調味料を合わせ具を煮ていく」
マシュ「いい匂いがしてきました、とても美味しそうです!」
アルトリア「えぇ、確かにいい匂いです、はやく食べたいですね」
マタハリ「うん、私もお腹へってき...ってええぇ!?いつからそこに!?」
槍ニキ「まぁ、おおそよ検討はついてたがよ、まだできてねぇし、ここまで早いと恐ろしいよな」
アルトリア「別にいいじゃないですか!それよりその肉じゃがはあとどのくらいで食べれるのですか?」
ダヴィンチ「何気にしかも匂いだけで料理当ててるし」
エミヤ「あと20分もすれば出来上がるだろう、楽しみにしているといい」
槍ニキ「お前、何かとセイバーには優しいような気がするんだが気のせいか?」
エミヤ「気のせいだ」
マシュ「出来ました!すごく美味しそうです!ここまで良くできたのは全部エミヤさんのおかげです!」
エミヤ「なぁに、私は少し教えただけだ、マシュ嬢が単に料理がうまいだけだ」
ダヴィンチ「私も中々の出来だ、まぁ私はおよそ万能だからね」
マタハリ「私もできたわ!うん人参もジャガイモもハート型!よくできてるわぁ」
マシュ「それじゃ先輩に昼食へ誘ってみようと思います!」タッタッタ
ダヴィンチ「嬉しそうな顔しているわねぇ」
マタハリ「そりゃ初めての手料理だもの、それに大好きな人に食べてもらえるのだから最高の幸せよね」
槍ニキ「ん?嬢ちゃんまだマスターに昼食のこと言ってなかったのか?...まさかとは思うが嫌な予感がするな...」
ーーーーー立香の部屋ーーーーー
マシュ「先輩!失礼します!」
立香「あ、マシュ、さっきは大丈夫だったの?」
マシュ「あ!いえ、あれは忘れてください///」
マシュ「そ、それより今から一緒に昼食をいかがですか?今日は私...」
立香「あぁーごめんマシュ、さっきアルトリアと一緒に昼食食べて来ちゃったんだ...また明日でいいかな?」
マシュ「あ...は、はい、それじゃ明日一緒に食べましょう!それでは」
立香「うんまたね」
ーーーーー食堂ーーーーー
マシュ「......ダメでした」
槍ニキ「あぁーやっぱり、料理が出来ていた時にはもう昼少し過ぎてたしなぁ」
ダヴィンチ「なにが『あぁーやっぱり』よ!!アンタが手料理振る舞えって言ったんでしょうがァァ!」
槍ニキ「い、いや!俺はてっきり料理作る前に嬢ちゃんがマスターに言ってるのかと思ってッ!ぐァァ!」
アルトリア「うむ、やはりエミヤの料理はとても美味しいです」モグモグ
マタハリ「ってなにアンタは平然と食ってるのよ!っていうかさっきマスターと一緒に食べたとか言ってなかった!?」
マシュ「大丈夫です、これは私が食べますんで」
エミヤ「...」
槍ニキ「...」
ダヴィンチ「...」
アルトリア「モグモグ」
マタハリ「うがぁぁあ!なんかもう全部マスターが悪いんじゃないの!?なんか腹が立ってきたわ」
マシュ「いえ!そんな...先輩は悪くありません、悪いのは私です...うまく気持ちを伝えられない私が悪いんです」
ダヴィンチ「マシュは悪くないわよ...自分を責めちゃダメよ」
アイリ「まぁ、みんな集まって何をしているの?」
エミアサ「...」
マシュ「アイリさんにエミヤアサシンさん!」
ダヴィンチ「えっとそれは...」
アイリ「あらあらあら、マシュも年頃の女の子ねぇ」
マシュ「あ、いえそんな///」
槍ニキ「あれ、そういやアーチャーの野郎の姿が見えねぇな」
マタハリ「あれそういえばいなくなってるわね」
ダヴィンチ(逃げたか)
アイリ「そうねぇマスターに気持ち伝えたいなら素直に『好きです』でいんじゃないかしら」
クロエ「ダメよママ!そんなんじゃマスターの心は動かないわ!」
アイリ「あらクロエいつの間にいたのね」
クロエ「マシュ、私はマスターの心を動かす方法を知っているわ」
マシュ「ッ!それはどうすればいいのですか、クロエさん!」
クロエ「マシュ、『魔力供給』って知っているわよね?」
ダヴィンチマタハリ槍ニキアイリ
「「「「 ッ!! 」」」」
エミアサ「...」
マシュ「んなっ!///」
クー・フーリンね