ソードアートオンライン 詩乃と和人のこころの距離 第3話
初心者、中1女子が書きました。むちゃくちゃな文章で、筋が通ってないかもしれませんが、
読んでいただけたら光栄です!是非是非!ご感想をお寄せくださいね!
ソードアートオンラインの二次創作品です。
桐ヶ谷和人、朝田詩乃が主人公です。
~あなたの気持ちと私の気持ち~
「今、なんて………」
「俺もここのアパートなんだけど、って言った。」
「げっ…………」
厄介な人と関わった………。
「今、厄介な人と関わった、って顔してたな。w」
「別に、どうだっていいでしょ。」
「詩乃、ちょっとお邪魔してもいいか?」
「嫌。絶対に嫌。」
「なら、家に来てくれ。」
「お断りするわ。私、ご飯を作らないといけないから。」
「俺ん家で食べていけば?」
「い、嫌よ///男の子の家になんて行きたくないわ///」
「真面目な話をしたいんだ。」
真面目な、話………?
「…………分かった。貴方の部屋は?」
「2階、203号室」
は!?
「ちょっと待って?」
それって………
「隣の部屋じゃない…………」
「え、なんで今まで会わなかったんだ?」
「すれ違い、かしらね?」
「まあ、いいや。早く入って入って。」
「あっ、ちょっ、ちょっと…!」
背中を押され、渋々中に入る。すると、細い廊下があり、進むと小さな部屋が現れた。
「座っていい?」
「ああ、好きに座って。あ、何か飲むか?」
「いえ、結構。まだ水筒のお茶が残ってるから。」
「そうか。」
「それで、真面目な話って?」
出来ればさっさと出たい為、早めに本題に移る。
「ああ、そうだ。君について昨日、調べさせてもらったよ。インターネットで。」
なぜ、この人は私を苛つかせる様なことしか言わないのだろう。
「っ………帰るわ。」
「ちょっと待てって。悪気がある訳じゃない。」
「それでも嫌よ。帰らせて。」
「話を聞いてくれ。どうしてもだ。」
「……………」
私は彼の顔が真剣なのに気が付いた。
「…………今回だけよ。」
渋々了承したので、かなり顔がひきつっていたと思う。
「いい?次はないからね。」
「ああ。本題に入るが、君が人を一人殺したのを知った。」
「だから何よ。」
「PTSDなんだろ?」
「貴方には関係がないことでしょ。」
「だけど、俺はそれをどうにかしてやりたいって思った。」
聞こえた声は真剣だった。
「そんなこと、出来やしないわ。」
声が震える。手に力が入り、スカートを握りしめた。
「俺は、そう思って、君とずっと一緒にいたいと思ってる。だから…………」
「私は、人と関わりたくないの。だから断らせてもらうわ。」
もう、傷付きたくない。
人に触りたくない。触れあいたくない。関わりたくない。
「もう、信じられないのよ……………」
ポタポタと次々に涙が溢れ出してくる。
「私は何度、裏切られたら、いいの…………っ………くっ…………ひっく………っ………」
「私の気持ちなんて、誰にも、分からない、わよ………っ…………」
直後、ふわりと彼のにおいがした。
「え…………?」
「泣いていいよ。泣いてすっきりしな。泣いたら泣いた分、すっきりするから。」
私は、彼に抱き締められていた。
「何よ………。」
「涙はな、精神をコントロールするためにあるんだ。しんどい時や悲しいとき、辛いときに、ストレスの塊となって出てくるんだ。だから、誰も我慢はできない。」
「っ………………だからって、私を受け止める、なんて、無理だよ…っ……。」
「だから、俺が君の隣にいて、ずっと一緒にいる。」
「もう、無理なんだよ………昔みたいに、普通に、笑えなく、なってるっ……………」
「昔みたいに、昔の詩乃みたいに、笑えるように側にいる………。」
「っ………桐ヶ谷く………!」
私はぎゅっ、と彼に抱き付いた。
いかがだったでしょうか?初心者なりに、頑張ってみたのですが、ここを改善するともっとよくなる!等々、ご感想を、お寄せくださいね!
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