鬼神戦姫-邂逅-
鬼神戦姫-プロローグ-
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なぜ開いていないのか
その理由が明らかに?
蒼「なんで閉まってるんだ?」
未果「今日なんもなかったはず…」
蒼「じゃあ、なんd…」
未果になぜ開いていないのか聞こうとすると突然地響きが襲った
蒼「なっ、地震か!?」
未果「地震にしてはおかしくない!?」
蒼「なんでだよ!?」
未果「だって、こんなに揺れてるのに騒ぎになってないんだよ!普通パニックになるか騒ぐでしょ!」
蒼「た、確かに。
じゃあなんで…?」
問の答えは蒼と未果の眼前に広がっていた
蒼・未果「「なっ…!?」」
???「フシュー」
眼前には巨大な機械があった
その機械をよく見てみると獣のような形をしていることに気づく
蒼(まさか、これが機械獣!?)
蒼(でもなんでだ、機械獣は大昔に殲滅されたはずじゃ…)
などと思考を巡らせていると機械獣が動かないことに気づいた
機械獣「…」
蒼「未果…」
未果「な、何」
蒼「あれ、何で動かないんだ…?」
未果「知らないわよっ…
動かないんなら今のうちに逃げるしかないでしょ」
蒼「逃げるって、どこに」
未果「警察署とか交番よ…
見た限りじゃ機械獣じゃない。」
未果「逃げないと死んじゃうでしょ」
蒼「そ、そうだな」
蒼「いくk…」
逃げようとしたその時目の前から音がした
蒼「なんの音だ?」
そのおとの正体は機械獣が蒼達に首を動かしたおとだった
未果「え、こっち見てない?」
機械獣「グアアアアアアア!!!」
突如低く重い声をだす機械獣
それに驚き脚が固まって動けなくなってしまう2人
未果「あ、ああ」
蒼達に突進してくる機械獣
蒼「未果!」
未果だけでも助けようと庇う蒼
そして来るであろう衝撃に備え目を瞑り
蒼「あれっ?」
来ると思っていた衝撃は来ず、そのことを不思議に思い目を開ける
目の前では未果が両目いっぱい開き驚いていた
不思議に思い振り返り蒼も未果と同じ形相をした
蒼「え?」
そこには機械獣の一撃を受け止めている少女の姿があった
???「大丈夫か?」
顔は凛としているが声音はとても優しくどこか懐かしい感じがする声であった
???「少し待っていてくれ、すぐに終わらす」
少女はそう言うと一振りの刀を構えた
???「まさか、またでてくるとはな」
そういうと機械獣目掛け走り刀を振り下ろす
機械獣「グアァ…」
一振り
たった一振りで機械獣を倒す少女
蒼(あの、機械獣を一振りで!?)
伝承では機械獣が出たら人類が束になっても勝てるか怪しいとまで言われている機械獣
それを一振りで
そう考えていると一つの考えが頭を抱えるよぎった
蒼(まさか、このひとは!)
答えに辿り着くと同時に自分の考えが間違えてないことを知る
???「そういえば自己紹介がまだだったな
私の名前は真那だ」
真那「もう気づいたかもしれんが鬼神戦姫だ」
そう、これが俺と真那
鬼神戦姫と最初の出会いである。
鬼神戦姫とは?
機械獣とは?
細かいことは次回をお楽しみに
頑張ってください!