2018-12-03 18:52:19 更新

概要

提督と艦娘たちが鎮守府でなんやかやしてるだけのお話です

注意書き
誤字脱字があったらごめんなさい
基本艦娘たちの好感度は高めです
アニメとかなんかのネタとかパロディとか
二次創作にありがちな色々


前書き

66回目になりました
楽しんでいただければ幸いです お目汚しになったらごめんなさい
ネタかぶってたら目も当てられませんね

それでは本編を始めましょう


 ↑ 前 「提督とかぼちゃのおもちゃ」

 ↑ 後 「提督と密室」






夜の海を行く探照灯

暗闇だけを切り取った先に、照らされる小さな後ろ姿


日振「あの…だいちゃん…それは?」


その姿に、その手に、不審な物を覚えた日振が、恐る恐ると声をかけた


大東「あ、これ? 爆雷!」


不思議そうな顔をした後、悪戯な笑顔を浮かべる大東


日振「…そっちのは?」

大東「これも爆雷!」

日振「それを…その、どうするの?」


聞きたくはなかった。けれど、聞かざるを得ない状況

潜水艦でも見つけたのかな? そんな怖い話だったら良くも悪くもだけど

つま先で海面を叩いてみても、揺れる足元にそんな気配は微塵もなく

ただただ掻き分ける波の音だけが聞こえてくた


大ちゃんの手を抑えて首を振る

「ダメだよ?」と言外にそれを伝えようと、静かにたしなめては見たけれど


大東「分かってるって」


冗談だと努めて笑い、肩を バンバン と叩かれる

そうしている内に、ぐっと肩を抱き寄せられて耳元で一言


大東「でもさ、一回くらいやってみたくね?」


その後は右から左だった

「大潮さん」がどうのこうの「爆上げ」だとかなんとか

そんなことはどうでもよくって、ただただ艤装の掛かったストラップを掴むと両手一杯に力を込めた


大東「ぐぇっ!?」


空気が絞られるような声と確かな手応えを感じた



大東「でもよぉ。あたいら このまま じゃドベだぜ?」

日振「それは…」


「やばくね?」と言いたくなる気持ちも分かる

なんの釣果も得られませんでした。なんて、おひいさま にどう説明したらいいものか


大東「いやだーっ。またイカスミパスタ食わされるーっ。歯が真っ黒になるーっ」

日振「…おいしかったけど」

大東「それが問題なんだよっ」


気持ちは分かる

真っ黒になった口の中を見られるのは恥ずかしい と、そこは正しい


だけど、それは美味しかった、とってもだ。それが、とっても悩ましい


いつぞやか、お仕置きに用意されたイカスミパスタ

龍鳳さんが笑顔で持ってきたイカスミパスタ

「美味しいですか?」と聞かれて素直に答えられずにいたイカスミパスタ

「口に会いませんでしたか…」と 項垂れられたイカスミパスタ

慌てて弁解した拍子に口の中を見られて「真っ黒ねっ」と笑われたイカスミパスタ


日振「また、食べたいなぁ…」

大東「やめろっ。そんな事言ったら「欲しがりねっ」とかいわれんぞっ」

日振「じゃあ、このままドベで帰るの?」

大東「そんときゃ「これが良いのねっ」に決まってるっ」

日振「ものまね、上手だね」

大東「だろっ!」


得意げな だいちゃんに頷いて置く

肩に掛かる髪を手で煽り、自信満々に指を突きつけてくる

分かりやすい挙動。難を言えば、髪が短いせいで ちょっと様にならないくらい


あの自信はどこから来たんだろう。この自信はどこから来るんだろう

どうでも良いけど、余ってるなら分けて欲しい


日振「まぁ、それで秋刀魚は獲れないけどね」

大東「ちくしょーっ!!」


揺れる波の上、地団駄を踏む だいちゃん

ばっしゃばっしゃ と、音を立て、一瞬映った魚群が踵を返す


もう少し静かにして欲しかった





燃える篝火、揺れる灯火

そのどれもが消える間近のロウソクのようでいて、その誰もが風前に揺らいでいた


大潮「ほっ…」


ようやくと収まった騒ぎ

服に付いた煤を払い、ぐぃっと体を伸ばして落ち着きを取り戻す


秋津洲「おつかれさまかも」


寂しくなっていた頭に、いつもの胴長の帽子が被せられた


大潮 「はいっ。秋津洲さんもお疲れ様ですっ」

秋津洲「いやぁ、私はみてただけだし…」

大潮 「そうですねっ」

秋津洲「ひどいっ」


多少の遠慮でも、力強く返されると流石に辛いものがあった


大潮 「冗談ですっ。索敵は大事ですからっ」

秋津洲「まぁ、頑張ったのは大艇ちゃんかも」

大潮 「そうですねっ」

秋津洲「やめてっ」


そろそろ泣きたくなってきた

ていうか、下がってろって言ったのは大潮の方だし。秋津洲だって援護くらいは出来るかもだし


大潮 「冗談ですよっ」

秋津洲「ほんとかなぁ…」

大潮 「いつも公明正大にって、おひいさま が言ってますからっ」

秋津洲「わぁ…いっそ清々しいかも」


要するに冗談も含めて全部本気って事ね。秋津洲はよく分かりました


大潮 「それで?」

秋津洲「え、あ、うん…えーっと…そうそう…」


急に引き締まる声に、慌てて頭を叩き起こす


いつになっても慣れない

おひいさま もそうだけど、さっきまで冗談を言っていた口が急に真面目な声を出すんだから

そんな、ジェットコースター見たいに緩急つけられても困るかもって


秋津洲「周辺海域は大丈夫かな…」

大潮 「敵泊地は?」

秋津洲「それも、うん…」


大丈夫、というよりは予定通り

被害が出てないとは言え、こんな事してて良いのかと気兼ねはするけど


大潮 「平気ですよ。纏まってくれた方が楽ですから、色々」

秋津洲「怖いこと言うなぁ…」


でも、言いたい事は分かるかも

敵の方が数が多いのに、ゲリラ戦見たいな真似をされたらたまったものじゃない


なら、いっそ…


多分、それも手なんだと思う

わざと泊地を作らせて、周辺海域の敵を吸い上げさせればどんなに楽か


大潮 「戻りましょうかっ」

秋津洲「かも」


帽子を被り直し、踵を返す大潮の後に続く


どうするにしろ、今は撤退

逃げた敵も泊地方面に進路をとっているようだし

あとは集めた秋刀魚を持って帰るだけ、集めた秋刀魚を…


秋津洲「秋刀魚…かぁ…」





「で、どういう事かしらっ」


執務室に響いたのは少女の声

ずっしりとした机に、どっしりとした椅子

縮尺に合わないその間に体を収めながらも、どうしてかその存在感だけは大きかった


大日本帝国、大本営の、大元帥な、御代 みつよ様


つまるところのお偉いさん

白い制服に、イカスミの如く映える黒髪が美しい少女


大東「どうもこうもよぉ…」

日振「あの、戦闘中の騒ぎで秋刀魚さん逃げちゃったみたいで…」


それに加えて、だいちゃん の騒ぎすぎってのもあるけど、そこはお口に蓋をしておいた

けれど、それがいけなかったのしれない


みつよ「ふーん…」


勝ち気な瞳が、すっと細くなる

値踏みするような視線。責められている訳でもないのに、妙な圧が伸し掛かってくる

何も言えなかった。言い訳の一つなんて既にバレてそうで

コレ以上は余計な事に他らないと、口が動かせないでいた


みつよ「ま、良いわっ」


本気かどうかは分からない

けれど「初めてだもんねっ」そんな些細な理由で、とりあえずはお目溢しはいただけたみたいだった


みつよ「秋津洲っ」

秋津洲「はひぃっ」


その、代わりかどうかは分からないけど

蛇に睨まれた蛙。きっと絵にすれば こうなるのかなって

元気よく名前を呼ばれた途端、背筋が伸びると同時に縮こまる

それはとっても器用だなって、他人事の様に思っていた


秋津洲「だってしょうがないかもっ」


しかし、秋津洲としては黙ってる訳にはいかなかった

おりた判決を覆すにはそれ相応の言い訳(言葉)が必要だった


日振ちゃんの言う事はもっともだ

戦闘があったのだ、秋刀魚を穫るどころではなかった

横暴から身を守るために正論を振りかざす

そう言えば格好も付くかもしれないが、結局の所は口喧嘩でしかなかった


みつよ「しょうがない?」


ほくそ笑む みつよ様


みつよ「大潮っ」

大潮 「はいっ。龍鳳さんが、明日の朝は秋刀魚御膳って言ってました」

みつよ「結構よっ」

秋津洲「う、うらぎりものぉ…」


既に撮れ高は龍鳳に預けてあるという


いつの間に?


ほぼ一人で敵艦隊を片付けておいて、何処にそんな暇があったのか

それなら秋津洲の分まで確保してくれても良かったのに

が、それを口にすれば直接戦闘に参加してない秋津洲が、一匹も確保できてない事実が重たくなるだけだった


みつよ「で、秋津洲っ」


端的に詰め寄ってくるプレッシャー

戦闘があったからって理屈は、おひいさま の手札に加わって

それが切り札(ジョーカー)になって自分を苦しめていた


秋津洲「ていうか…。大潮が集めてたんなら、もう良いかもって?」


そんな子供の様な言い訳は


みつよ「それは違うわっ」


あっさりと、おひいさま に一蹴されてしまった


みつよ「大潮には大潮の、貴女には貴女の役割があるの」

秋津洲「うぐぅ…」

みつよ「大潮が敵を追い払っている間に、貴女は秋刀魚を集めるべきだったでしょう?」

秋津洲「でもぉ…でもぉ…」


秋津洲にだって言い分はある。索敵だって楽じゃないんだ

そんな片手間に秋刀魚を獲ってて、肝心な敵を見逃したとあればそれこそ問題だ


ていうか、なに?


さっきから秋刀魚、秋刀魚、秋刀魚って、そんなに秋刀魚が欲しいんだったら


秋津洲「もうっ、そんなに言うならスーパーにでも行って買ってこれば良いかもってっ」


言わんでも良いことを言ってしまった


言ってしまった時には手遅れだった

ネタにマジレスをしたような、どんよりとした呆れが漂い始めていた





みつよ「ふふっ。スーパーで買ってこい、か」


随分と面白い回答だけど

そのスーパーはどこから秋刀魚を持ってきたかって事を留意すべきでもある


大和 「まさに目からウロコですね♪」

みつよ「魚だけにって?」

大和 「はいっ」


我が意を得たりと、大和の顔が輝いていた

確かに、今度ばかりは笑ってやろうかとも思ったけど

冷静に吟味すればするほどに、馬鹿らしくもなってくる

やっぱりダジャレは勢いに限るわ


みつよ「面白かったわっ。ちょっとだけねっ」

大和 「ちょっと…」

みつよ「ええっ、ちょっとよっ」


まあ、一番面白いのは

そうやって、すぐ落ち込む貴女のしぐさ。これを言うのは可愛そうだけど


大淀「ただ、あの娘のお小遣いで30匹も買えるかどうか…」


呆れたような大淀が、ため息と一緒に書類を差し出してくる


みつよ「ありがとうっ」


受け取った書類にざっと目を通すと、大淀の真似をしたくなっていた


みつよ「ねぇ、知ってる? 深海棲艦が現れてこの方、漁獲量が回復してるらしいわよ」

大淀 「値段は反比例してるようですが…」

みつよ「まぁ、大変っ。誰かの陰謀かしらっ」

大淀 「御冗談を…」


確かに漁獲量は回復している。ただし、一回辺りのが付くけれど

海に出ること自体がリスクのこのご時世だ

荒稼ぎをしたい奴らでもなければ、私達に話が回ってくる

それが此方の稼ぎにもなってるんだから、秋刀魚だけに美味しい話しではあった、なんて


大淀 「穫れる機会が減れば資源は回復する。ただの道理じゃないですか」

みつよ「まったくねっ」


それも見方次第。人が海を荒らしてて回るから、なんて言い出す輩は何処にでも湧くものだ

誰かが艦娘なんてと言い始め、深海棲艦こそと辿り着くんだから笑えない。それこそ誰の陰謀だってのよ


みつよ「そのうち、どこかの団体が騒ぎ出すんじゃない?」

大淀 「現在進行系ですよ」

みつよ「ほんと、声だけは大きいわねぇ…」


大淀と二人で辟易をする

それはそれで良い、そんなバカどもが騒いでられるくらいには平和なんだろうと実感は出来る


みつよ「それより大淀」

大淀 「はい、そろそろ潮目でしょうね。」

みつよ「結構よっ」

大淀 「嫌がりますよ?」

みつよ「嫌がるだけでしょう?」

大淀 「でしょうけど…」


受話器を取る大淀

間違いなく電話に出ないだろう。出ないだろうと思うから、あの娘には伝えて置く必要はあった


みつよ「ああ、そうだ」

大淀 「はい?」


呼び鈴が鳴る僅かの間。思い出したかのような みつよ様の声


みつよ「秋津洲にお年玉を上げないと」

大淀 「気の早いこと」

みつよ「後輩に財布の紐を開かせるなんて、面子が立たないでしょう?」

大淀 「ですね。と、失礼…」


繋がる電話

その向こう側は、ぴょん ぴょんと何やら騒がしかった


大淀「いつも大変ですね…」

皐月「いつもの事さ…」




秋津洲「あ、お小遣い…たりてない…」

日振 「結構高いですから…お魚さん」

大東 「いいぜ、あたい達もてつだってやるよ、先輩」

秋津洲「ふぇぇ、ごめんねぇ、ごめんねぇ…」





その場に居たのが運の尽き

提督に捕まった水無月は、すっかりと膝の上で抱えられていた


その対面には みつよ様(ちんちくりん)が偉そうにふんぞり返ってもいる


最初こそ「はーなーせーっ」とか騒いでいた水無月も

お偉いさんに「静かになさいなっ」と言われては表立っても騒げずに

今や「なんで水無月の事盾にすんのさ…」なんて小言と合わせ、踵で提督の足を秒針の如くに小突き続けていた


みつよ「で、今度はその娘とお風呂に入りたいっての?」


呆れたように言葉を漏らす

こっちとしてはいつもの事で、話が進むなら別に誰でも構わないのだけど

そんな後生大事に抱え込んでるなら、そういう気分なんだろうと気を利かせては見た


水無月「はぁっ、何いってんのっ!?」


それに驚いたのは水無月だった

慌てて立ち上がろうとしたけれど、抱えられたお腹が引っかかって膝の上に引き戻されている


みつよ「イヤなの?」


端的に疑問を突き付けた


言葉に多くは必要ない

飾れば飾るほど、重ねれば重ねるほどに、それは言い訳に近づいていくから


だからこそ


単純な二択は何時だって良い

白 か 黒 、突き詰めると世の中はそれで出来ている


水無月「イヤとかは言ってないでしょっ」

みつよ「じゃあやるのね?」

水無月「何でそうなるのさっ」


そんな二元論の世界に持ち出された灰色の答えに眉根を寄せる

イヤとは言わず、やるとも言わない。それは 我がまま と言うものだ

子供の言い分としては可愛らしいが、今は大人の時間だった


みつよ「良いわっ。後で如月にでも頼みましょう。なんか喜びそうだし?」


即答するかはともかく否定はしないだろう

提督とお風呂に入る券をチラつかせれば、二つ返事では了解はさせられそうだ


水無月「そんなんもっとダメでしょっ!?」

みつよ「近いわねっ」


身を乗り出してくる水無月から、顔を背けて遠ざける


一体何がどうダメなのか

コイツ(提督)がとられるのがダメなのか。それとも、自分の姉が余程信用出来ないのか

言わんや、コイツが何をするか分からんって線を先に考えるのが普通だが

目減りしていく抵抗を見るに、そんな心配は不要に思える


みつよ「めんどくさい娘ねぇ…」

水無月「めんどくさいとか言うなぁっ」

みつよ「水無月っ」


その口を、縫い止めるように人差し指を押し付けた


水無月「な、なに…」

みつよ「誰かがね? 一肌脱がなきゃいけないのよ」

大和 「お風呂だけに、ですね♪」

みつよ「そう、それよっ」


美味しそうな所で口を挟む大和

とはいえあまり美味しくもないし、水無月でさえ不味そうな顔をしていた


大和を取り巻く同情にも似た憐れみのような空気

それを払ったのは、気まぐれなコイツの一声だった


「だったら君が一緒に入ればいい」


・・・


一瞬の沈黙

あんまりにも唐突な一言に、誰もが息を呑みこんでいた


ぱりんっ


引き金は食器の欠ける音。ティーカップの弾けた矢先だった


「大和っ」「金剛…」


広がる鉄臭さ。急に重苦しく感じる室内に、戦艦の巨砲が向かいあう


あと一瞬


二人が声を掛けるのが遅ければ、そのまま撃ち合ってたいたのではないか

そんな張り詰めた空気の糸が部屋中を埋め尽くしていた





提督「わざわざ泊地まで作らせて…」


護岸に突き刺さるビーチパラソル(龍鳳作)

秋も深まる季節の中で、そこだけが季節を間違えているようだった


みつよ「潰してくれても良かったのよ?」


それを嫌って泊地化する前にって期待もあったけど

まあまあ高望みなのは分かっていたし、だから放ってもおいた


提督「藪を突く趣味はないんだよ」


そう言うだろと思った

いくら隣の芝生だって、そこでBBQを始められたらどうだろう?

油臭い煙に、どんちゃん騒ぎ。それを我慢してられる人はどれだけいるか


とくにコイツの場合は


みつよ「でも、いい加減目障りでしょ?」

提督 「正論は嫌いだわ…」

みつよ「ただの建前よっ」


傘下に収まる二人

つらつら と続く話はしかし、結論は既に出ているようでもあった


龍鳳 「おひいさま、コーヒーをどうぞ」

みつよ「あら、ありがとう大鯨」

龍鳳 「いえいえ」


話の区切りを見計らって、龍鳳がコーヒーを運んでくる


龍鳳「提督さんも如何ですか?」

提督「いや、コーヒーはちょっと…」

龍鳳「ふふっ、良かった♪」


なんて笑顔。コーヒーは苦手と言った相手に、コーヒーを差し向ける

嫌がらせと言うか、もはや当てつけ の様でもあった


多分に怒ってはいるのだろう。その愛情 自体は素直に嬉しいが

あんな戯言、話の種に咲かされば良いだけなのに

まあ、すぐに手が出ないだけ大和より大人ではあるが


提督 「苦い…」

みつよ「ふふっ」


意地が気まぐれか

それを口に含んだ提督が顔をしかめている

いつも紅茶ばかりを飲んでいたら、そりゃブラックコーヒーなんて強烈でしょうよ


みつよ「私の為に。とかは言わないわっ」

提督 「じゃあ、青き清浄なる世界の為にって?」

みつよ「そうそう、なんかそう言うやつよっ」

提督 「悪役のセリフだよ、これ…」

みつよ「結構よっ。世界は動かすのは何時だって悪人だもの」

提督 「それは…そうかもね」


水平線の手前に砲火が見える

爆音に揺れるコーヒーと、爆風になびく髪を抑えた





「放てっ」「Fire!」


此方で彼方で水柱が立ち昇る

方々に叩き込まれた砲弾に耐えかねた海面が、うねりを抱き込んで津波を引き起こした


流石に速い…


歯噛みする大和

飛んでくる砲弾を往なしつつ、主砲を指向するものの

狙いが付く前に直ぐ様 軌道を逸らされていた


46cm砲なんて過大な砲、金剛型には辛いだろうに


その強引さの結果か

所々で狙いが甘くなっているのが、この膠着状態の一因でもあった


だからといって無視できたものでもないですが


ズレてるとは言っても、精々ダーツの真ん中を捉えていないってだけ

46cm砲の打撃力を持ってすれば、無視できる程度の誤差

当たれば痛いし。私(大和型)でなければ、掠っただけでも艤装が持っていかれかねない


大和「金剛さん、ここらで手打ちにしませんか?」


何発かと主砲をぶっ放したことで

多少の落ち着きを取り戻した頭は、これ以上は不毛だと判断していた


この責は自分にもあることは分かっている

バカな一言に過剰に反応してしまったのは不味かった

何より、一番不味かったのは金剛さんに見られたことだ


金剛「はぁ? 提督に砲を向けて置いて何を言ってやがりますかっ!」


と、この気持ちは理解できるものだけに、表立って反論出来ないから余計に余計だ

何を面白がったか、唯一の抑止力のお二人は季節外れのパラソルの下

万一を考えたら龍鳳を動かす訳にはいかないし。この殴り合いに水無月を混ぜ込むのは少々酷でもある

大潮さんを連れてきていれば良かったと、そんな弱気は無い物ねだりでしかなかった


球磨か、皐月か、あるいは大鳳か…


ぱっと思いつく3人

彼女達なら力ずくで止められそうではあるが…


大和「ダメね…」


予想の結果は全て裏切られた

穏便に収めてくれることを期待はすれど

球磨は戦艦二人と殴り合いを始めそうだし、大鳳は間違いなく笑顔で二人共叩き潰しに掛かる

皐月にしたって、提督さんが無事なら 積極的には関わりたがらないだろう


やはり、自分でどうにかするのが一番被害が少なく済みそうだ

それに、お二方が止めないという事は、そういう事だと思って良いはず





水無月「ね、ねぇ…龍鳳さん。アレ、止めなくていいの? そりゃうちの司令官も悪かったけどさ…」

龍鳳 「イヤでーす♪ あんな怪獣大戦争の中に入りたくありませんっ」


ハラハラと心配そうにしている この娘には悪いとは思うが

そう簡単に おひいさま の傍を離れる訳にも行かなかった

万一は無いにしろ、億に一回でも流れ弾の可能性がある以上は無理な話しだ


龍鳳 「それに、人を動かすならまず自分からです。応援しますよっ、龍鳳はっ」

水無月「お、応援するだけなんだ…はは…」

龍鳳 「ふれーふれー、みっなづきっ」


乾いた笑いに笑顔を送るが、潤う事なく口の端から漏れ続ける

しかし、言うほど悪い手では無いとは思う

大艦巨砲主義(筋肉ダルマ)の殴り会いに戦艦をぶつけたってしょうがない

そもそも、あの二人がその極地に立っているんだから、アレ以上は望めない

だったら、航空攻撃で制圧するか、魚雷による直接攻撃。速やかに事を収めるならコレだろう


尚も解けない困り顔に、一つ手を打って意識をこっちに向ける


龍鳳 「仕方ありませんね」

水無月「じゃあっ」

龍鳳 「GZR、GMR、ときたら次はKGRですよねっ」


夢の共演と聞こえは良いが、GZRとGMRで役者は足りている

さすがに蛇足でしょうけど。止めろと言うなら仕方がない、GOSでもいれば違った絵もできるのですが


艤装を展開し、進水しようと した所で、袖を引かれて振り向いた


龍鳳 「?」

水無月「…」


必死に首を振っている

あの方(提督さん)がとかく 構いたがるのも まあ分かる


水無月「引っ掻き回す気でしょ? 絶対さ…」

龍鳳 「KGRに爪はありませんから。火を吹くんですっ、がおーってっ」


拳を握って力説してみせる

アレが吹くのは火じゃないけども、今はどうでもいい


水無月「同じ様なもんでしょっ。これ以上ややこしくしないでさっ」

龍鳳 「大丈夫。勝つのは私ですからっ」

水無月「そんな心配してないよっ」

龍鳳 「信じてくれるんですねっ、嬉しいっ」

水無月「そうはいってないっ」


可愛い…


おひいさま 程ではないが、それが素直な感想だった

しかし、そういちいち反応しては大変だろうと思う

きっと、苦労しているんでしょうね。秋津洲と同じに…


水無月「なに にやにや してんのっ」

龍鳳 「おっとと…」


どうやら顔に出ていたらしい





大和「非は理に理は法に法は権に権は天に、そして天は…」


ふぅ…


一つ、息を吐いて気を入れ直した


非・理・法・権・天


華開く

指輪に熱が灯ると同時に、掲げた菊の印が輝き出した


大和「金剛…貴女は少々子供っぽすぎる…」


受け止めた砲弾の衝撃に花びらが舞い散る


静かに、静かに、ゆらゆらと、ひらひらと…


金剛「Shit! その子供に本気だして、大人げないって言われるでしょうっ、貴女はっ!」

大和「大人である必要など。私はただ、おひいさま の艦ですから」


傘を構える

腕を伸ばすように真っ直ぐと、金剛に差し向けた

なに、簡単な事だ。確かに彼女は速いし巧いが、それだけの話し

格好を付けて大砲なんて積むから、折角の技能が活かしきれなくなる


その意地っ張りが命取りだと


戦場で知る前に、大和が示してあげましょう


大和「薙ぎ払え」


当てる必要なんて無い。点を追いかけるから一々避けられるんだ

必要なのは面制圧。たとえ決定打にならないとしても

51cm砲の火力があれば、金剛型の装甲なんて掠めるだけで十二分に


良く避けた、けどこれまで…


波に足を掛けられて蹴躓く、至近弾の衝撃に動きが鈍るのが目に見えた


その中でも動く主砲

やぶれかぶれ なんて事をする性格ではないはず

ならせめて一矢報いようって事か。まぁ、提督さんの前で ただやられたくないのは理解するが


大和「撃てっ」


心地よい大砲の響き

着弾まで数える事もなく、終わった後の事を考え始めた矢先


大和「ちぃっ!」


癇癪を起こした様だった

桜色の面影だけを残して金剛の姿が吹っ飛んでいく


発破をかけたのだ

過大な砲は飾りじゃないとばかりに、艤装が軽いのを良い事に

急加速からの急旋回。どこかのゲームで見たような機動を無理矢理に実現して、再び砲口が此方を向く


発砲から、狙いを過たずに上空に


予想外に目が泳いだ時には三式弾が炸裂し、子弾が雨となって撃ちつける


降り掛かる火の粉。鬱陶し事この上ないが

そんなものに構うよりも、見失った彼女の影を捉える方が先だった


金剛「Hey、大和! よそ見はダメだよっ!」

大和「ええいっ」


咄嗟に、傘を盾代わりに突き出した

すぐに掛かる衝撃に堪らず、後方に押し出される

揉み合う内に、たまらず傘の柄が折れた

取っ掛かりを無くした金剛の足が海に落ちると、ようやくと足が止まる


大和「また無茶をしてっ」

金剛「はっ。行儀ばかり良くたってねぇっ」


直後、伸びてきた手を慌てて抑え込むと

両手で取っ組み合って、正面切って睨み合う形になった


金剛「この距離なら主砲は使えませんねっ」

大和「殴り合いでもする気ですかっ、貴女はっ…」


大和型の巨大な艤装の合間に挟み込まれる二人

大和の主砲はもちろん、金剛の主砲でさえ艤装に阻まれて旋回するのも覚束ない


金剛「NonNon。それはナンセンスだわ大和。誰が貴女みたいな筋肉ダルマと殴り合いたいもんですかっ」

大和「それっ、お宅の軽巡にも言ってご覧なさいなっ」

金剛「笑われましたよっ、鼻でねっ」

大和「えっ…」


途端、金剛が手を引いた

全力で抑え込んでいただけに、その不意打ちに手が滑り、前のめりに態勢が逸れる


金剛「歯ぁ食いしばりなさい、大和っ!!」


倒れ込む体に合わせて、金剛の頭が近づいてくる


不味いっ


そう思った時には、アホ毛が飛び出し

次には硬い物が顎に突き刺ささっていた





みつよ「で、どうだったの?」


戻ってきた大和を迎えると、踵を返して歩き出す


大和 「別に、どうともは…」

みつよ「ふーん…」


足を止めて振り返る。煤けた衣装に、生傷の絶えない肌

そんなもの、ツバでも付けてりゃ治る程度のかすり傷だとしても


みつよ「えいっ」


指先を伸ばした

それを嫌って、仰け反る大和を背伸びをして追いかけた


大和 「っ」

みつよ「痛そうねっ」

大和 「痛いんですよ…」


それはそう、目に見えて腫れている

勢い余って噛み切っただろう唇は、今でさえ血が滲んでいる程


みつよ「で?」


何とを口にするでもない

ただ暗に、強がりをした言い訳を聞きたいだけだった


大和 「…負けては、いませんから…」

みつよ「当然よっ。ただ、勝ててもないわね?」

大和 「少々お待ちを…」


その動きは早かった

「ただ…」と、私が言い終える前には回れ右と、足を引き始める


みつよ「大和っ」


ぴたり、動きが止まる

大艦巨砲主義の頂点。その意地は分かるのだけれど、これ以上をやらせる訳にはいかなかった


みつよ「それ以上すると、怖いお姉さんが出てくるわっ」


肩越しに振り返ると、夕日に照らされた大鳳が微笑んでいた

笑顔とは元来…とは良く言うけれど、それにしては驚くほどに柔和な微笑み

流石に、あの怖がりが絆される位はあると感心する


大鳳 「ごきげんよう、おひいさま」

みつよ「ごきげんようっ、大鳳っ」


笑顔には笑顔を。やましい事など何もないと面を上げる

私は私の目的を持って大和を立たせたし。アレはアレの都合で金剛を向かわせた

そこに何の違いもありはしないのだからと、堂々と胸を張り、燦々たる微笑みを返す


何を思ったのかは分からない

けれど、指を一つ立てて大鳳が口を開いた


大鳳 「おひいさま。ひとつ、欲しいものがあるのだけれど?」

みつよ「いいわよっ」


懐を弄り、紙束を差し出す

手書きも手書き、余った裏紙を切りそろえた程度の物では合ったが

体裁としての印章は押してある以上、公的に拘束力のある代物ではあった


そう、何を思ったのかは分からないけれど

何が欲しいかの検討は付いていた


みつよ「ちゃんと説得なさいよ?」

大鳳 「任せて。得意だから、あの人の扱いは」

みつよ「結構よっ。仲がいいのねっ」

大鳳 「ええ、とっても」





金剛「ねぇ、皐月…。どうして金剛は此処にいるの?」

皐月「哲学的だね、また…」


執務室では、いつものように仕事をする皐月

それと、いつも以上に気落ちしている金剛が机に突っ伏していた


皐月「はぁ…」


筆を止める

今回に限って言うなら、金剛さんに落ち度があったとは思えない

強いて言えば、大鳳さんが大人気なかっただけっていうか


相変わらずそつがない


金剛さんが司令官に労われている隙きに、一番大事な部分を回収してるんだから

こんな紙切れ一つで、此処まで一喜一憂出来るのが少しばっかり羨ましい

自分はと言えば、その一枚でさえ持て余してもいた


皐月「金剛さん」


まあ、使わないなら持ってても仕方ない

後々どうするかは分からないけど、今すぐ欲しがってる娘がいるなら譲るくらいには後の話だ


金剛「皐月…これ…」

皐月「良いから使いなよ」


それがよっぽど不思議だったのか、受け取った券とボクとを交互に見比べてくる金剛さん


金剛「ねぇ、皐月…」

皐月「?」


貰った券を大事そうにしまい込み、ゆっくりと立ち上がる


金剛「どうして、貴女がコレをもっているの?」

皐月「いや、まぁ…。みつよ様に貰ったから、だけど」


そうして、まばたきをする度に少しずつこっちに近づいてきた


金剛「どうして、要らないって理由ですか…」

皐月「別に…すぐには使わないってだけで…」


ついには言葉遣いでさえ怪しくなり始める


金剛「もう一つ質問です…」

皐月「なにさ…」


座っていた椅子を回され、逃さないように肩を掴まれた


「いつ、ですか…」


視線を泳がせる。目だけは合わせたくなかった

金剛さんってば、こういう時だけ勘が良い

答えるわけにはいかなかった。答えたってろくな事にはならないと分かっていた


けれど、沈黙は肯定と同じだって


違うなら否定をすればいい、違うなら弁解をすればいい

それをしない時ってのは…誤解を招きたい時か、それを認めるわけには行かない時くらい


「裏切り者ぉ。可愛い顔してやることやってんじゃねーですよっ!」

「ちょっ!? 変な言い方しないでよっ」「それが秘書艦のやることなのっ」「良いでしょそんくらいっ、秘書艦なんだしっ」

「好きでやっておいてっ」「そりゃ好きさっ、金剛さんだってそうでしょっ」「ご褒美も無しにやってられますかってっ」

「ボクだってさっ。だからソレでお風呂でもなんでも入ってこれば良いって言ってんのっ」

「そんな無理矢理っ」「子供みたいな事言って、意気地なしっ」「意気地なしっ…子供みたいっ…」

「そんなに好きならお風呂だってお布団でもさぁっ」「で、でも…心の準備っていうか…」「言い訳しないっ」「ぉぅ…」




提督「愛されてるねぇ…」

大鳳「嬉しそうにしちゃって」


執務室、その扉の奥から聞こえてくる口喧嘩

どうやら、皐月が言い負かしたようではあった


廊下の窓を開くと、夕焼け空に心地よい風が流れてくる


大鳳「ちゃんとフォローしとかないと?」

提督「混ぜ返しておいて…」

大鳳「ふふっ。一度座り込むと、なかなか立ち上がれないものよ」

提督「何の話?」

大鳳「乙女の話」


頬に触れた優しい感触、風に揺れる石鹸の香りと、夕日に踊る濡れた髪


提督「…」

大鳳「じゃ、頑張ってね?」


踵を返す大鳳を見送っていると


「司令官っ、もう良いから連れてきなよっ」


扉の奥から皐月の声が聞こえてきた


提督「上せそう…」


火照る頬を振り払い、執務室の扉に手をかけた





大淀「作戦完了…お疲れ様でした…」


通信機を置くと同時に「ほうっ」と思わず息を吐く


みつよ「朗報かしら?」


声をかけられるままに顔を上げれば、おひいさま が期待に満ちた眼差しで見つめていた


大淀 「そうですね。作戦は概ね予定通りに…敵泊地も無事に消滅を確認しました」

みつよ「そう、良かったわっ」


それは、心底そのように、だけれど何が気になったのか


みつよ「で、何が問題だったの?」


概ねと、そう言ったのが間違いだったか

わざわざ言うまでもないとは思っていたが、自分で思うほど些事とは割り切れなかったらしい


大淀 「そうですね。陽動が優秀すぎて若干の混乱が見られたくらいですよ」

みつよ「ああ、戦果を持ってかれてご立腹なわけ?」

大淀 「遠まわしには、そういう意見もありましたね」

みつよ「結構なこと。それで躍起になってくれれば良い戦力になるわ」

大淀 「常識の範囲内ならそうでしょうけど」

みつよ「そうでないなら…。そうね、祟ってもらうだけよ」

大淀 「嫌がりますよ?」

みつよ「嫌がるだけでしょう?」

大淀 「でしょうけど…」


とはいえ、それ自体は然程問題でもなかった

立場があれば大なり小なり出てくる話だ。それは私達にだって無関係でもない

公明正大である事は、口で言う程簡単でもない。だからって無くしていい感覚でも無いでしょうが


手元のバインダーを拾い上げ席を立つ

最後に、届けなければいけないものを おひいさま の前まで運ぶと


そのまま振り下ろした


みつよ「あいったっ! ちょっ、なに? なにするのよっ」

大淀 「何ではありません」

みつよ「なに? 大和の事?」

大淀 「話が早くて何より」

みつよ「喧嘩両成敗でしょっ」

大淀 「…」


確かにそういう側面もあるが

言いたい事はそこではないと、振り下ろしたバインダーをもう一度持ち上げた


みつよ「大淀っ」

大淀 「なにか?」


我ながら、わざとらしいと思うが

メガネの位置を直してみせ、遠回しに威嚇しながらこたえる


みつよ「大和は持ってりゃ嬉しいコレクションじゃないのっ。出撃(出さなきゃ)しょうがないでしょうっ」

大淀 「使い方だと、使いようだと言ってるんです」


何も子供の喧嘩で中破させることも無かった

しかも作戦前で、燃料も弾薬も鋼材も ぽんっと無くされては堪らない


みつよ「遊び過ぎて練度が下がってたら大変だと思っただけよ」

大淀 「もっともらしい事を言う。面白がっただけでしょう、貴女も、あの方も」

みつよ「面白かったわっ、実際ねっ」

大淀 「少しは反省してください…」


持ち上げた次いでだった


みつよ「大淀っ」

大淀 「今度は?」

みつよ「角は止めなさいっ。ほんっとに痛いわっ」

大淀 「そうですか…」


落とし所を探すのも面倒なので、そのまま振り下ろした


「いったっ!!」



ーおしまいー



後書き

みつよ「秋津洲っ。はい、これ」
秋津洲「え、これ…」
みつよ「それで少しは格好付けてきなさいっ」
秋津洲「お、おひいさま…」
みつよ「良いのよっ。お年玉の前借りだものっ」
秋津洲「あーんっ」




みつよ「私よっ。コメント返しのコーナーも乗取ったわっ」
大和 「流石です おひいさまっ」

・かぼちゃ

みつよ「これ良いわねっ。来年発注しましょうよっ」
大淀 「片付けは おひいさま がなさるんですよね?」
みつよ「…」
大淀 「片付けは…」
みつよ「良いわっ。自爆装置はオミットしてもらえば良いのでしょうっ」
大淀 「結構」

・作れるの?

夕張「私製~装備に比べれば余裕かな」
龍鳳「大人のオモチャか、子供のオモチャの差ですねっ」
夕張「言い方っ」

・グー子

みつよ「あの娘って、シベリアンハスキーみたいよねっ」
大和 「ロシアだけにですか?」
みつよ「それもあるけどっ。ほら、なんか、あれよっ」
大和 「なるほどっ、アレですねっ」
みつよ「そうっ、アレよっ」

・北上さんの手品

北上 「これねぇ。犬の前で手品してみせる動画あるじゃんねぇ…」
タシュ「みてたらやりたくなったかな?」
北上 「みてたらやりたくなったんよ」
睦月 「睦月は犬役かっ」
北上 「だってさ…?」

提督「よしよしよしょしょしょ」(←撫で回してる
睦月「あはははははっ」(←撫で回されてる

北上 「な?」
タシュ「わかるよ? それはね…」

みつよ「大和っ」
大和 「はいっ。傘回しですねっ」
秋津洲「別に対抗しなくても良いかも…」



ここまでご覧いただきありがとうございました
また、いつも コメント・オススメ・評価・応援も合わせ、重ねてお礼申し上げます

久しぶりの みつよ様。昔と感じ変わってなければ良いけれど

艦これカレンダー、グー子のおっぱいに続いて村雨のおっぱい


ー以下プロフィール(長いー


提督
練度:神頼み 主兵装:刀 物理無効・神出鬼没
「触らぬ神に祟りなしって、言うだろう?」
長髪の黒髪、何時も気だるげな表情をしてる癖に、人をからかうときだけはすっごい楽しそう
一応、白い制服を着けてはいるが、上から羽織っている浴衣が全てを台無しにしている、不良軍人
そもそも、軍人どころか人ですら無い、元土地神様
覚えている人もいなくなり、ようやく開放されたと思えば、深海棲艦が湧いてきて…
3食昼寝付きの謳い文句も手伝って、提督業を始めだした
性格は、ほとんど子供。自分でやらないでいい事はまずやらない、明日できることはやらないで良い事
悪戯好きで、スカートめくりが好きなお年ごろ
また、結構な怖がりで、軽度は人見知りから始まり、敵は全て殲滅する主義

三日月と一緒にお風呂に入れる券;残り…

皐月ー愛称:さつきちゃん・さっちゃん・さっきー
練度:棲姫級 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「え、司令官かい?そりゃ…好き、だよ?なんてな、えへへへ♪」
初期艦で秘書艦の提督LOVE勢。提督とは一番付き合いの長い娘
その戦闘力は、睦月型どころか一般的な駆逐艦の枠から外れている程…改2になってもっと強くなったよ
「ボクが一番司令官の事を分かってるんだから」とは思いつつも
まだまだ照れが抜けないせいか、ラブコメ時には割とヘタレである

睦月ー愛称:むつきちゃん・むっつー・むっつん
練度:褒めてっ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「提督っ、褒めてっ!」
わかりやすい提督LIKE勢、「ほめて、ほめて~」と、纏わりつく姿は子犬のそれである
たとえその結果、髪の毛をくしゃくしゃにされようとも、撫でて貰えるのならそれもよしっ
好感度は突っ切っているが、ラブコメをするにはまだ早いご様子

如月ー愛称:きさらぎちゃん・きさら
練度:おませさん 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「司令官?ふふ…好きよ?」
提督LOVE勢。良い所も悪い所もあるけれど
むしろ、悪い所の方が目立つけど、それでも あなたが大好きです
だから、何度でも言いたいし、何度でも言われたいの、ね?司令官?

弥生ー愛称:やよいちゃん・やよやよ・やーよ
練度:無表情 主兵装:3式爆雷 好感度:★9
「司令官?好きだよ、普通に」
普通の提督LOVE勢。変わらない表情をそのままに平気で悪戯をしてくる娘
表情が変わらないならと、大袈裟なリアクションも いつもの澄まし顔で本気に取ってもらえない
結局は卯月の姉、卯月絡みで何かあったら半分くらいは弥生のせいと思っていい

卯月ー愛称:うーちゃん・バカうさぎ、うーちゃんねーさん
練度:ぴょんぴょん 主兵装:超10cm高角砲★MAX 好感度:★7
「司令官?そんなの大好きに決まってるぴょんっ」
ぴょんぴょんする提督LIKE勢。毎日ぴょんぴょんと、あちこちで悪戯しては怒られる毎日
主な対象は瑞鳳、「だって、からかうとおもしろいだもん」なんのかんので構ってくれる瑞鳳が好き
口が滑る水無月と違って、一言多いタイプそれもわかった上、いらん事をよく言う2人である

水無月ー愛称:みぃ・みーな
練度:うん、わかるよ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★8
「司令官、呼んだかい?」
よく笑う提督LOVE勢。艦娘として姉として妹として仲間として
頼って欲しいと自己アピールは欠かさない。欠かさないけど裏目にでる
胸を張った途端の平謝りが板についてきた
一言多い卯月と違って、よく口が滑るタイプ、いらん事を良く言う2人である
自分が結構ツンデレ気味のやきもち焼きだと気づいたこの頃、降って湧いた恋愛感情と格闘中

文月ー愛称:ふみ、ふーみん、文月さん
練度:ほんわか 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「しれいかん?えへへー…なーいしょっ♪」
ふんわりとした提督LOVE勢。ちゃっかりと美味しい所はいただくタイプ
ラブコメをする姉妹たちの背中を押したり、喧嘩の仲裁に入ったり
緩衝材みたいに立ち回りつつ、実際はプロレスのロープみたいに跳ね飛ばしてくる
二人っきりになるとそこはしっかりと、ラブコメだってやってみせる
本人曰く「大福餅」白くて甘くて…その先は内緒

長月ー愛称:なつき、なっつん、なっつ
練度:頼りになる 主兵装:5連装酸素魚雷 好感度:★8
「司令官…いや、まあ…いいだろ別にっ」
おでこの広い提督LOVE勢。司令官に ちゅーしてこの方
自分の感情を見ない振りも出来なくなり、最近は割りと素直に好意を見せてくれたりもする
自分の感情に振り回されるくらいにはラブコメ初心者。あと、シスコン(菊月)

菊月ー愛称:菊→菊ちゃん→お菊さん→きっくー→くっきー
練度:威張れるものじゃない 主兵装:12・7cm連装砲B型改2★MAX 好感度:★8
「ながなが?ながなが ながなが」
箱入り提督LIKE勢。おもに長月に過保護にされてるせいでラブコメ関連はさっぱり
しかし、偶に見せる仕草はヘタなラブコメより攻撃力は高い。やっぱり如月の妹である
大艦巨砲主義者、主兵装は夕張に駄々を捏ねて作らせた。それとシスコン(長月)
最近、司令官との共通言語が出来た。合言葉は「ながなが」

三日月ー愛称:みつき・みっきー
練度:負けず嫌い 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「し、しれいかん…そ、その…好きですっ!」
おませな提督LOVE勢。どこで仕入れたのか変な知識は一杯持ってる
そして、変な妄想も結構してる。すぐ赤くなる、可愛い、むっつり
提督と望月に、からかわれ続けたせいで、たくましくなってきたここ最近
ラブコメモードは基本に忠実

望月ー愛称:もっちー、もっち
練度:適当 主兵装:12・7cm連装砲(後期型  好感度:★MAX
「司令官?あー、好きだよ、好き好き」
適当な提督LOVE勢。とか言いつつ、好感度は振り切ってる
だいたい司令官と一緒に居られれば満足だし、司令官になんかあれば不言実行したりもする
ラブコメには耐性があるが、やるとなれば結構大胆

球磨ー愛称:ヒグマ・球磨ちゃん
練度:強靭・無敵・最強 主兵装:46cm…20.3cm(3号 好感度:★MAX
「提督?愚問だクマ」
突き抜けてる提督LOVE勢。気分は子グマの後ろに控えている母グマ
鎮守府と提督になんか有ろうものなら、のっそりと顔を出してくる、こわい
積極的にラブコメをすることもないが、昔は提督と唇を奪い合った事もある
大艦巨砲主義者。最近、私製46cm単装砲の命中率があがった、やったクマ

多摩ー愛称:たまちゃん・たまにゃん
練度:丸くなる 主兵装:15・2cm連装砲 好感度:★6
「提督?別にどーとも思わないにゃ?」
気分は同居ネコ。とか言いつつ、なんのかんの助けてくれる、要は気分次第
絡まれれば相手もするし、面倒くさそうにもするし、要は気分次第
特に嫌ってるわけでもないし、いっしょに昼寝もしたりする、要は気分次第
ラブコメ?何メルヘンなこと言ってるにゃ

北上ー愛称:北上様・北上さん
練度:Fat付き 主兵装:Fat付き酸素魚雷 好感度:★9
「提督?愛してるよん、なんちって」
奥手な提督LOVE勢。気分は幼なじみだろうか
このままゆるゆると、こんな関係が続くならそれで良いかなって思ってる
初キッスはチョコの味がした

大井ー愛称:大井さん・大井っち
練度:北上さん 主兵装:北上…53cm艦首(酸素)魚雷 好感度:★8
「提督?愛してますよ?」
分かりにくい提督LOVE勢。そうは思っていても口にはしない、絶対調子に乗るから
足と両手が埋まったなら、胸…艦首に付ければいいじゃない、おっぱいミサイルとか言わない

木曾ー愛称:きっそー、木曾さん
練度:悪くない 主兵装:甲標的 好感度:★7
「提督?まあ、アリなんじゃないか?」
カッコイイ提督LOVE勢。提督に赤くさせられたり、提督を赤くしたりと、まっとうなラブコメ組
そういうのも悪くはないが、本人はまだまだ強くなりたい模様
インファイター思考だけど、甲標的を使わせたほうが強いジレンマ

金剛ー愛称:こう・こうちゃん・こんご
練度:Burning Love 主兵装:Burning…46cm3連装砲 好感度:★MAX
「提督…Burning Loveです♪」
分かりやすい提督LOVE勢。提督の為ならたとえ火の中水の中
何時からだったのか、出会った時からか
ならそれはきっと運命で、この結果も必然だったのだろう
けれど、鎮守府ではオチ担当、艦隊の面白お姉さん、取り戻せ、お姉さん枠

見た目の割に子供っぽい

瑞鳳ー愛称:ずいほー・づほ姉ちゃん
練度:卵焼き 主兵装:99艦爆(江草 好感度:★6
「だれがお姉ちゃんよっ」
気分は数ヶ月早生まれな幼なじみ。ラブコメルートもあった気がしたけど、何処行ったかな
卯月にからかわれて追っかけまわすのが日課。弥生に唆されてモヤモヤするのも日常
だからって、別に卯月を嫌ってるわけでもなく実際はその逆である

夕張ー愛称:ゆうばりん
練度:メロン 主兵装:軽巡に扱えるものなら何でも 好感度:★6
「ゆうばりんって…気に入ったのそれ?」
気分は一個上のお姉さん。卯月や菊月の駄々に付き合ったり
球磨や提督の無茶振りで、アレな兵装を作ったりと、信頼と安心の夕張さんである
特に決まった装備は無く、戦況次第でなんでも持ち出すびっくり箱、安心と実績の夕張さんである

大鳳ー愛称:大鳳さん
練度:いい風 主兵装:流星改 好感度:★9
「提督、愛してるわ」
素直な提督LOVE勢。金剛見たいにテンションを上げるでもなく、息を吐くように好意を伝えてくる方
ラブコメに悪戯にと我慢強い方だが、許容量を超えると…
その落ち着いた物腰からは、艦隊の保護者っぽくなっているが、内心は見た目通り歳相応だったりもする

見た目以上に大人気ない

U-511ー愛称:ゆー、ゆーちゃん
練度:ですって 主兵装:WG42 好感度:★8
「Admiral…提督さん、次は何をすれば良い?」
好きとか甘いは良く分からないけれど、Admiralの お手伝いが出来ればいいなって思います
素直、とても素直、素直すぎてすぐ手が出るくらい素直
鎮守府の番犬・猟犬・あるいは狼も通り越して、やっぱり番犬の位置に落ち着いている
如月に貰った三日月型の髪飾りは宝物

ポーラ-愛称:ポーラさん
練度:赤ワイン 主兵装:白ワイン 好感度:★7
「提督さん?面白い人ですよねー」
ゆーの舎弟。あんまりな言い方をすれば、そういう立場
酒は飲んでも飲まれるな。口も態度も緩くなるが、意外と理性は残ってる


このSSへの評価

1件評価されています


SS好きの名無しさんから
2018-12-19 11:06:47

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SS好きの名無しさんから
2018-12-19 11:06:44

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: 十六夜月乃 2018-11-12 19:25:37 ID: S:I26V45

こんにちはーアーケード提督でっす!
リクエストにお応えいただき、ありがとうございました!
相変わらずみつよ様は天真爛漫で可愛いです!
大淀さんがお強い……角……痛い……
アーケードでもイベント中なのですが、報酬の艦娘の中に大淀さんがいて、お迎えするために周回しまくってます!
お金がどんどん飛んでいくんだぜ。
何回も大型建造しているのに大和さんが来てくれない……武蔵はいるのに……
お金がどんどん飛んでいくんだぜ。
それにしても、みつよ様が可愛すぎるんじゃー羨ましいんじゃー
秋津洲、ドンマイヽ(´・∀・`)ノ
長くなりましたが、いつも楽しいssをありがとうございます!
頑張ってくださいね~

2: SS好きの名無しさん 2018-11-17 05:02:16 ID: S:Iy38KZ

毎回お疲れ様です
理解力が無さすぎて今回の話分からなかったんですけどどいうことなんですかね
色々理解が追いつかなくて難しいです
次は簡単な説明お願いします


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