2018-06-05 15:43:04 更新

概要

主にリアルとかであった話とかをネタにやっていこうかなと思います。(全部そうとは言っていない)
登場キャラは作者の艦これデータを元にしてます。
だいたい3,4つくらい話を書いたら軽く登場人物紹介します。
(もうわけわからなくなってきたのでやらない可能性大)
レイテ後編もクリアしたぞい・・・・・・もうやらねー

出た艦娘一覧(作者が覚えてないため、メモ)
提督・赤城・加賀・北上・大井・球磨・五月雨・金剛・比叡・時雨・秋津洲・神通・榛名・龍驤・瑞鶴・翔鶴・那珂・伊168・霧島・雷・蒼龍・飛龍・日向・曙・睦月・如月・朝潮・扶桑・綾波・摩耶・青葉・夕立・阿武隈・長門・千代田・千歳・照月・初霜・潮・明石・五十鈴・ヴェールヌイ・初春・鳥海・羽黒・陸奥・山城・大淀・葛城・雪風・グラーフ・皐月・加古・電・暁・足柄・那智・妙高・天龍・瑞鳳・清霜・川内・初月・長月・卯月・弥生・萩風・江風・イタリア・鈴谷・熊野・利根・筑摩・58・168・19・500・8・天城・木曾・鳳翔・荒潮


前書き

ラストが似てるものが多いっていう風に指摘を受けたので、思い切ってふざけることにしました


コメント返し(今更)

1の方
そのような『ダメ、絶対』的なものは含まれていません・・・・・・たぶん

2の方
残念ながら主はブラウザのみでございます。
ただ中枢棲姫は2016の春イベントにてブラウザ版でも登場しましたので、今回出てきています。
春イベント(悪夢)を思い返しながら書いているので、なかなか・・・・・・。

3の方
その雨は提督達のいろんな感情の籠った雨。その雨音を聞きながら、私は今日も悪夢に戻ります。
胸の中の恐怖と戦いながら・・・。

4の方
こんな日記みたいな文章を読んで面白いと思ってくれるなんて感激です。
ありがとうございます!


赤城「お腹が空きました」


提督「は?」


赤城「ご飯の時間はまだですか?」


提督「え? なんだって?」


赤城「ご飯」


提督「まあ落ち着け」


赤城「食べたいです」


提督「俺に言わないでくれる?」


赤城「・・・・・・?」


提督「その『え? くれないんですか?』みたいな顔されても困るんだよねぇ」


赤城「そんな・・・・・・あんまりです」


提督「なんでそこでこの世の終わりみたいな顔するかなー」


赤城「一航戦の誇り・・・・・・こんなところで失うわけには・・・・・・」


提督「誇りは関係ないだろうが」


加賀「赤城さんのピンチと聞いて」


赤城「加賀さん!」


提督「いや、ピンチとかじゃねえから」


加賀「話は10割ほど聞かせてもらいました」


提督「全部じゃねえか。てか盗み聞きは良くないな」


加賀「提督、赤城さんが補給をしたいと言っているのに、どうして補給してあげないのですか」


提督「話くらい聞いてほしいんだけどなぁ」


加賀「このままでは赤城さんは」


提督「赤城がどうなるってんだ? まさか死ぬとでも言いたいのか?」


加賀「鎮守府全ての物資を食べ尽くすでしょう」


提督「うん、やめて。マジでやめてください」


加賀「ふふ・・・・・・やめてほしかったらご飯を出すことね」


赤城「そうですよ、提督! ご飯を、ご飯を出してください」


提督「なんで俺、たかが夕食ごときで脅迫されてんの?」


加賀「さあ、どうするんですか? 私たち二人に夕食を出すか、鎮守府全ての物資を失うか」


赤城「ご飯! ご飯!」


提督「・・・・・・仕方ない」


赤城「ご飯ですか!?」


加賀「やりました」


提督「鳳sy」


赤城「ご飯はもう少し我慢します」


加賀「さっきのことは忘れてください」


提督「切り替え速いな、おまえら」











提督「おーい、球磨はいるか?」


北上「お、提督じゃん」


大井「何の用です? 3秒以内に要件を言わないと撃ちます」


提督「よっ北上・・・・・・って大井は相変わらずキツ」


大井「砲撃開始!」ズドーン


提督「って危なっ! 殺す気か!?」サッ


大井「そうですけど?」


提督「うわー。ストレートにそう言われるとなんか逆に清々しいわー」


大井「じゃあ大人しく撃たれてください」ズドーン


提督「お断りだ!」サッ


北上「まあまあ大井っち、ちょっと落ち着こうよ」


大井「北上さんがそう言うなら仕方ありませんね」


提督「助かったぞ北上」


北上「ん? 別にいいって。それで球磨姉に何か用?」


提督「ああそうだった。遠征に行ってもらおうと思って探してるんだが・・・・・・」


北上「ここにはいないから、きっとどこか適当にブラブラしてるんじゃない?」


提督「そうか」


大井「北上さんになんて口の利き方をしてるんですか!」ズドン


提督「おわっ」サッ


大井「提督はさっさと死ぬべきです! いえ、今すぐ死んでその罪を償うべきです!」ズドン


提督「なんで死ななくちゃならん!」サッ


大井「くっ! ちょこまか動かないでください! 仕留められません!」ズドン、ズドン


提督「動くなってのが無理だ! 普通避けるだろうが!」サッサッ


大井「このっ!」ズドン


提督「き、北上! 大井を止めてくれ!」サッ


北上「んー。まあ止めなくても良い気がするんだけど」


提督「そんなこと言わずに頼むから!」


大井「北上さん、止めないで! あの男を消さないと北上さんに危険が!」


提督「俺は何もしねえけどな!」


北上「それよりも今は自分たちの身の危険を考えた方がいいと思うよ」


提督「現在進行形で身の危険が迫ってるんだが・・・・・・」


大井「それは私がこんな奴に負けるということですか!?」


北上「そうじゃなくて・・・・・・ん」ユビサシ


大井「あっちに何が・・・・・・あっ」


提督「どうした大井・・・・・・あっ」


球磨「2人とも・・・・・・ちょっと表に出るクマー」ニコニコ


大井(死んだ)


提督(これは終わりましたわー)


北上「死なないように頑張ってねー」











提督「なんか死んだ爺さんに会った気がしたわ」


大井「」


球磨「部屋で大騒ぎするのが悪いクマ。自業自得クマ」


提督「俺は何も悪くないんだが」


球磨「ん?」


提督「イエ、ナニモイッテナイデス」


球磨「ならいいクマ」


提督「球磨、大井が起きないんだが・・・・・・」


球磨「いつもより軽めにしたつもりだから、もうすぐ復活するはずクマ」


提督(あれで軽めなのか・・・・・・?)


球磨「それより、提督何か用があったクマ?」


提督「ああ、そうだった。球磨、ちょっと遠征に行ってくれないか?」


球磨「いいクマ」


提督「じゃあ1300に暁たちと合流しておいてくれ」


球磨「了解クマー。それじゃ、球磨はもう行くクマ」


提督「頼んだぞー。・・・・・・それにしても大井の奴、まだ起きないのか」


大井「」


提督「ま、いっか」











~登場人物~


・提督

半分くらい人間卒業済みなのでだいたいのことならできる。


・赤城

戦いにおいては一線級で仲間からの信頼も厚い。(ただし食べ物が絡むと少しおかしくなる)


・加賀

戦いにおいては赤城と同等の強さを誇る。あまり感情が表に出てこないらしい。(ただし赤城が絡むと人が変わる)


・北上

いつもマイペースに振る舞い、周りを困惑させることが多い。が、その強さはかなりのもの。


・大井

いつも通りの人。北上様ファン会員ナンバー1。


・球磨

個性が強い面子を取りまとめられる数少ない人。何かと頼りになる。怒らせると怖い。











提督「えっと・・・・・・後やることは、と」


五月雨「提督!」


提督「五月雨、どうしたんだ?」


五月雨「えっとですね・・・・・・」ゴソゴソ


五月雨「これを提督に渡そうと思って」


提督「これは?」


五月雨「比叡さんから頂いたお食z」


提督「五月雨、今すぐそれを捨てるんだ」


五月雨「ど、どうしてですか? せっかくのお食事券なのに・・・・・・」


提督「五月雨、それはお食事券という名の兵器なんだ」


五月雨「この券が兵器、ですか」


提督「ああ。どんな奴でも一撃で沈められる兵器だ」


五月雨「で、でも」


提督「でもはなしだ。これは譲れないことなんだ」


提督(俺の命の安全のためにも)


五月雨「そうですか・・・・・・。せっかく比叡さんからもらったのに・・・・・・」


提督「・・・・・・・・・・・・」


五月雨「比叡さん、すっごく頑張ってたのになぁ・・・・・・」


提督「・・・・・・・・・・・・」


五月雨「比叡さん、悲しむだろうなぁ」


提督「・・・・・・・・・・・・」


五月雨「それじゃあ提督、私はこれを処分してきますね」


提督「ま、待つんだ五月雨」


五月雨「はい?」


提督「や、やっぱり気が変わった。そのお食事券、もももらおうじゃじゃないかかか」


五月雨「本当ですか!? 良かったー。比叡さんもきっと喜びます!」


提督「そそそうか。そ、それは良かった」


五月雨「はい、どうぞ提督」


提督「あ、ありがとう」


五月雨「それじゃ私は比叡さんに伝えてきますね!」タッタッタ


提督「あ、ちょ、待っ!」


提督「・・・・・・・・・・・・」


提督(無事に明日の朝日を拝めたらいいなぁ・・・・・・)











金剛「テートク・・・・・・」


提督「金剛・・・・・・まさかおまえもか」


金剛「・・・・・・姉として、断れるわけがないデース」


提督「ご愁傷さまだな。そういえば榛名と霧島はどうした?」


金剛「・・・・・・犠牲になるのは1人で十分デース」


提督「金剛・・・・・・」


金剛「そういうテートクはなんでここにいるんデース?」


提督「・・・・・・五月雨に、お食事券をもらったんだ」


金剛「あっ・・・・・・」


提督「あんなの断れるわけねえよ・・・・・・」


金剛「ご愁傷さまデース・・・・・・」


比叡「お待たせしましたー!」


提督「!」


金剛「ひ、比叡、その皿に載ってる物はなんデスカ?」


比叡「嫌だな金剛お姉さま。ハンバーグに決まってるじゃないですか」


提督(あの・・・・・・ゼリーみたいな物が、ハンバーグだと!?)ダラダラ


金剛(What!? ゼリーではないんデスカ!?)ダラダラ


比叡「? 2人ともどうかしましたか?」


提督「な、なんでもないぞ」


金剛「ちょ、ちょっと部屋が暑いかもしれないネ」


比叡「ヒエー! それは気付きませんでした! すぐ窓を開けますね」


提督(あれはヤバい。俺の本能がそう告げている。今すぐにでもここから離れなければ・・・・・・!)


金剛(なんとかして逃げないと・・・・・・あれは相当危険ネ・・・・・・!)


比叡「お待たせしました! ささっ、比叡特性ハンバーグをどうぞ召し上がってください!」


提督「ひ、比叡。食べる前にその・・・・・・トイレに行って来てもいいか?」


比叡「それは構いませんけど・・・・・・」


金剛「わ、私もちょっとお手洗いに行ってもいいデスカ?」


比叡「お姉さまもですか!?」


金剛「い、Yes! すぐに戻ってくるネ!」


比叡「じゃあ次の料理の準備をしてお待ちしてますね!」


提督(次!?)


金剛(Next!?)


提督「じゃ、じゃあすぐ戻ってくるわ」タッタッタ


金剛「比叡の料理、楽しみにしてるネー!」タッタッタ


比叡「待ってますからー!」


提督(死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない!)


金剛(比叡、Sorry・・・・・・。でも私、まだ死にたくないネ・・・・・・!)











提督「なあ、五月雨」


五月雨「どうかしましたか?」


提督「大和はいつ頃着任してくれるんだろうな」


五月雨「えーと・・・・・・今月中には着任すると思います」


提督「作戦中なのに?」


五月雨「・・・・・・・・・・・・」


提督「そこで黙られるともう無理だって分かっちまうよ・・・・・・」


五月雨「すみません・・・・・・」


時雨「提督、失礼するよ」ガチャ


提督「時雨か。どうした?」


時雨「ちょっと聞きたいことがあってね。それよりも2人とも顔が暗いけど、どうしたの?」


五月雨「これは・・・・・・その」


提督「大和がいつウチに来てくれるか話してたらこうなっちまったんだよ」


時雨「・・・・・・もう諦めなよ」


提督「諦めたら、そこで」


時雨「試合終了、なんでしょ? もう聞き飽きたよ」


提督「おまっ! あの有名な台詞を聞き飽きたなんて・・・・・・!」


時雨「そんなことより、今日の演習なんだけど」


提督「話を聞けよ!」












~登場人物~


・五月雨

提督と共に鎮守府へ着任してきた初期艦。天使。可愛い。練度の高さは一番ではないが、トップ10に入っている。


・金剛

主力戦艦の一員。妹思いのいい姉。仲間たちからもムードメーカーとして慕われている。提督LOVE。


・比叡

主力戦艦の一員。金剛のことが大好き。たまに異常な面を見せることも? ちなみに彼女の料理を食べたものは二階級特進できるらしい。


・時雨

物静かで大人しいが頼りになる子。夕立と一緒にいることが多いからか面倒見は良い。











提督「最近、寒くなってきたなぁ」


秋津洲「確かにそうかも」


提督「炬燵、欲しいなぁ」


秋津洲「今年は炬燵は出さないって、五月雨ちゃんが言ってたかも」


提督「マジで?」


秋津洲「うん」


提督「あー、全てのやる気なくなったわー」


秋津洲「て、提督! ちゃんと仕事するかも!」


提督「えー」


秋津洲「えーじゃないかも! 提督がちゃんとやってくれないと私が怒られちゃうかも!」


提督「じゃあいいや」


秋津洲「ダメだって! ちゃんとやってほしいかもー!」


提督「だって炬燵出ないんじゃ・・・・・・」


神通「失礼します」ガチャ


秋津洲「あっ! 神通さん」


神通「こんにちは」


秋津洲「こんにちはかも」


神通「提督、こちらの書類を」


提督「ん? 何々・・・・・・那珂ちゃん、単独ライブのお知らせ・・・・・・?」


神通「那珂ちゃんが今夜ライブをするそうなので、チラシを配っているんです」


秋津洲「ライブ!? 行きたいかも!」


神通「ありがとうございます。時間は八時からなので遅れないでください」


秋津洲「了解かも!」


提督「いや、ライブなんて俺は許可した覚えは・・・・・・」


神通「ダメなんですか?」


提督「いや、ダメってことはないが・・・・・・」


神通「せっかくの那珂ちゃんのライブをダメというのですか? そうですか、そうですか」ゴゴゴゴ


提督「いや、あの・・・・・・」


神通「提督がダメというなら、致し方ありません。提督には少し寝ていてもらい」


提督「大丈夫大丈夫! 問題ないからその主砲をこちらに向けるな!」


神通「そうですか。良かったです。では私はこれで」


提督「あ、ああ」


神通「あ、そうそう」


提督「ま、まだ何か?」


神通「提督ももちろん来てくれますよね?」


提督お、俺はまだ仕事が」


神通「来 て く れ ま す よ ね ?」ゴゴゴゴ


提督「も、もちろんさ!」


神通「では八時にお待ちしてますね」


提督「・・・・・・・・・・・・」


秋津洲「提督、早くお仕事終わらせるかも! 那珂さんのライブ行くかも!」


提督「そ、そうっすね」











提督「ふぅ・・・・・・終わったー」


秋津洲「お疲れさまかも」


提督「時間は・・・・・・まだ6時か」


秋津洲「晩御飯の時間かも」


提督「そうだな。時間もあるし、何か食べに行くか」


秋津洲「ごめんなさい提督」


提督「なんで謝るんだ?」


秋津洲「私は那珂さんのライブの席取りに一刻も早く行かなくちゃいけないかも」


提督「あー。なら仕方ないな。行っていいぞ」


秋津洲「本当にごめんなさいかも」


提督「気にするな」


秋津洲「それじゃ、行ってくるかも!」ガチャ、タッタッタ


提督「・・・・・・さて飯でも食いに行くか」


榛名「提督、失礼します」ガチャ


提督「は、榛名か。ど、どうした?」


榛名「そろそろ提督のお腹が空いている頃だと思って、榛名お料理をお持ちしました」


提督「そ、そうか・・・・・・助かるよ」


榛名「提督が喜んでくださって、榛名感激です!」


提督「まあ榛名の作る飯は美味いからな」


榛名「ありがとうございます」ニコニコ


提督「ちなみに飯は?」


榛名「提督の好きなグラタンです!」


提督「おおっ! それは最高だな!」


榛名「提督は今日はグラタンを食べたいだろうなと思って用意した甲斐がありました」


提督「よく分かったな」


榛名「はいっ。榛名は提督のことなら何でも知りたいですし、知っていますから」


提督「ん?」


榛名「? 何かおかしなことを言いましたか?」


提督「いや、今何かストーカー宣言みたいなことを言われたような・・・・・・?」


榛名「は、榛名がストーカーだなんて酷いです!」


提督「す、すまない。そうだよな、榛名がそんなことするわけないよな」


榛名「もちろんです! 榛名は提督の健康などを気遣って365日24時間見守っているだけです!」


提督「榛名、それを一般的にストーカーというのだよ」


榛名「違います! 榛名は提督を見守っているだけで、やましいことなどは考えたことなんてありません」


提督「そ、そうか」


榛名「そうです」


提督「・・・・・・・・・・・・」


榛名「提督?」


提督「うん、まあ・・・・・・グラタンをもらおうか」


榛名「榛名特製のグラタン、どうぞ召し上がってください」


提督「ああ、いただくよ」


榛名「はいっ♪」











提督「ごちそうさま」


榛名「お粗末様でした」


提督「美味しかったぞ」


榛名「ありがとうございます♪」


提督「さて・・・・・・まだ時間もあるし、ちょっとその辺りを見回ってくるか」


榛名「私もご一緒しますね」


提督「いや、一人でいい」


榛名「でも・・・・・・」


提督「たまには一人にさせてくれ。それに榛名もやりたいことがるだろう?」


榛名「・・・・・・分かりました」


提督「それじゃあな」ガチャ


榛名「お気を付けてくださいね」


提督「ふぅ」


龍驤「なんや、溜息なんかついてどないしたん?」


提督「龍驤か。いや、榛名のことでな」


龍驤「あ~。あの子かぁ」


提督「俺のことを心配してくれるのは嬉しいんだけど、なんか重い・・・・・・」


龍驤「確かになぁ。まあでも本人に悪気はないんやし、別に気にせんでええんとちゃう?」


提督「そうなんだけどな・・・・・・なかなか難しいんだよな」


龍驤「まあちょっちやり過ぎなんじゃないかなぁって思うことはあるなぁ」


提督「だろ? だからって悪気がないからやめろとも言えないし・・・・・・困ったもんだよ」


龍驤「あはは・・・・・・。でもそれだけ提督のこと考えてくれてるって子もなかなかいないし、大切にせんといかんで?」


提督「善処するよ」


龍驤「まあ・・・・・・ウチからもそれとな~く伝えておいてあげるから、心配せんでもええって」


提督「助かるよ。そういえば、龍驤はなんでここにいるんだ?」


龍驤「ん? なんとなぁくブラブラ散歩してたら、たまたまキミと会っただけやで」


提督「そうか。なぁ、一つ聞きたいんだが」


龍驤「なんや?」


提督「俺のこと考えてくれてる子って・・・・・・そんなにいないの?」


龍驤「そうやなぁ・・・・・・自分の胸に手を当てて考えてみ」


提督「はぐらかすなぁ」


龍驤「別にはぐらかしてなんてないで? キミだって分かっとるはずや」


提督「んー。分からん」


龍驤「バカやなぁ」


提督「バカとはなんだ、バカとは・・・・・・。ちなみに龍驤は俺のことどう思ってるんだ?」


龍驤「秘密や」


提督「なん・・・・・・だと」


龍驤「そんな簡単に教えるわけないやん」


提督「そこをなんとか」


龍驤「お断りや。さて、ウチはそろそろ行くで」


提督「おう」


龍驤「なかなか楽しい時間やったで~」


提督(自分の胸に手を当てて、か。なんだか龍驤が言うと物悲しさを感じるのはなんでだろうな?)


龍驤(今、失礼なことを言われたような・・・・・・気のせいかいな?)











瑞鶴「あれ? 提督さんじゃん」


翔鶴「提督、お疲れ様です」


提督「瑞鶴と翔鶴か。今は・・・・・・訓練中か?」


瑞鶴「そうよ」


提督「熱心だな」


翔鶴「訓練は大事ですから。ただ少し気になることがありまして」


提督「気になること?」


瑞鶴「この彗星一二型甲って機体が上手く飛ばせないの」


提督「どれどれ、ちょっと弓を貸してくれないか?」


瑞鶴「いいけど・・・・・・提督さん、飛ばせるの?」


翔鶴「瑞鶴! 提督に失礼よ」


瑞鶴「翔鶴姉、ごめんって」


提督「ははは。まあ普通は飛ばせないさ」


瑞鶴「それって提督が普通じゃないってこと?」


提督「そうなるかなっと」バシュ


彗星一二型甲「」ブーン


瑞鶴「すごっ・・・・・・!」


翔鶴「提督、さすがですね」


提督「まあこれくらい朝飯前さ」


瑞鶴「ねえねえ提督さん、どうやったの!?」


提督「どうやってって・・・・・・普通にだが?」


瑞鶴「その普通が分かんないんじゃん!」


翔鶴「まあまあ瑞鶴。落ち着いて」


瑞鶴「あっ、うん」


提督「仕方ないな。あまり時間がないが教えてやろう」


瑞鶴「うわっ。上からでムカつくんだけど」


翔鶴「もう、せっかく提督から教えてもらうんだから我慢しなさい」


瑞鶴「はぁい」


翔鶴「提督、お願いします。ほら瑞鶴も」


瑞鶴「お願いしまーす」


提督「はいはい」










~登場人物~


・秋津洲

可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い。


・神通

那珂と訓練が何よりも大好き。夜戦では戦艦以上の戦果を挙げる。那珂関係のことになると全力になる(手段を問わないともいう)。主力艦隊の一員。


・榛名

提督のことを大事に思うあまり、ちょっと異常な行動に走ることもしばしば。全ては純粋な想いからなる行動である。主力戦艦の一人。


・龍驤

古くから鎮守府を支えてきた空母の1人。提督や仲間のことを本当に大事に思っているため、いろいろな場面でフォローに走ることが多い。


・瑞鶴

改二になり、主力空母として前線に出ることが多くなった。加賀とは仲が悪い。翔鶴のことを尊敬している。


・翔鶴

まだ改二になれていないが、妹の瑞鶴のことを大事に思っているいい姉。カタパルトさえ手に入れば、すぐに改二になれるのだが・・・・・・。











那珂「那珂ちゃん、ライブ始めちゃいまーす!」


キャー! ナカチャーン!


那珂「それでは聞いてください! 初恋!水雷戦隊!」


キャー! キャー!


提督「ギリギリ間に合ったか・・・・・・」


提督(まさかあんなに瑞鶴が真面目にやるなんて・・・・・・)


伊168「司令官も来たのね」


提督「イムヤか。まあな」


提督(来ないと神通が怖いからな)


伊168「仕事終わったの?」


提督「ああ。急いで片付けたさ」


伊168「ふーん。そうなんだ」


提督「ところで、イムヤはなんでここに?」


伊168「もちろん、那珂さんのライブを見に来たに決まってるでしょ」


提督「そ、そうか」


伊168「提督は違うの?」


提督「ち、違うわけないだろう」


提督(本当は脅されたからなんだが)


伊168「それじゃ、提督も楽しまないとね。ほら」


提督「お、おう」











那珂「みんなー! 今日はありがとー!」


ナカチャン、サイコー!


那珂「次のライブでも、よっろしくねー!」


ワー! ワー!


提督「終わったか」


霧島「司令、こんなところにいたんですね」


提督「霧島? 何か用か?」


霧島「装備のことについて明石さんが司令を探していたので、私も探すのを手伝っていたんです」


提督「そうか。すまないな」


霧島「いえ、お気になさらず」


提督「明石はどこだ?」


霧島「恐らく、司令の部屋に向かってるはずです」


提督「そうか。助かった」


霧島「いえいえ。ところで司令、あの・・・・・・少しお願いがあるのですが」


提督「なんだ? 主砲ならそれ以上良いものはここにはないぞ」


霧島「・・・・・・・・・・・・」


提督「ほ、本当だからな!」


霧島「私の計算だと・・・・・・今ある資材で装備を新調することができるかと」


提督「で、できないことはないが・・・・・・開発はしばらくしない予定だからな?」


霧島「チッ・・・・・・」


提督「今舌打ちしなかったか!?」


霧島「そんなことするわけないじゃないですか」


提督「いやでも」


霧島「は?」


提督「なんでもないっす」


霧島「・・・・・・とにかく、装備をそろそろ新調することも視野に入れておいてください」


提督「か、考えておくよ」


霧島「お願いします。では」


提督(霧島って・・・・・・あんなに火力バカだったか?)











雷「司令官、起きて!」


提督「まだ・・・・・・寝かせてくれ」


雷「もうっ! ダメよ、そんなんじゃ」


提督「ダメでいいから・・・・・・寝たい」


雷「そんなの私が許さないわ! ほら起きて!」


提督「あと24時間・・・・・・」


雷「一日じゃない!?」


提督「仕事・・・・・・休む・・・・・・」


雷「ダメだってば!」


提督「無理・・・・・・」


雷「司令官、起きないと・・・・・・」


提督「・・・・・・・・・・・・」


雷「神通さんを」


提督「さあ雷、仕事に行こうじゃないか! 今日も清々しいいい天気だなぁ」


雷「雨降ってるわよ?」


提督「俺は雨が好きなのさ。ハッハッハ」


雷「神通さん、苦手なのね」


提督「ゔっ」











提督「・・・・・・・・・・・・」


蒼龍「ねえねえ提督。そろそろ出撃させてくれてもいいじゃん」


飛龍「出撃したいなぁ」


提督「今日は雨降ってるから出撃はなしだ」


蒼龍「ええー」


飛龍「残念・・・・・・」


提督「というかおまえら雨降ってたら、艦載機飛ばしにくいんだから不利だろうが」


飛龍「そこはなんとかなるって」


蒼龍「そうそう」


提督「いいや、なんとかなるわけないし。そもそも危険なのに出撃させるわけないだろうが」


蒼龍「大丈夫大丈夫」


飛龍「気合いでなんとかするよ」


提督「気合い!?」


飛龍「いざとなれば、飛行甲板で戦うから」


蒼龍「最強の打撃武器だから」


提督「飛行甲板をそんな使い方するなし」


蒼龍「え? でも赤城さんたちもたまに使ってるよ?」


飛龍「それを私たちも見習って頑張ってるんだけど・・・・・・なかなかうまくいかないんだよね」


提督「一航戦・・・・・・」


蒼龍「とにかく、身体が鈍っちゃうから出撃したい」


飛龍「慢心しないためにも必要なんです!」


提督「うーん」


蒼龍「提督!」


飛龍「お願いします!」


提督「・・・・・・仕方ない」


蒼龍「やった!」


飛龍「ありがとうございます!」


提督「ただし条件がある」


蒼龍「条件?」


飛龍「何ですか?」


提督「ああ。おまえたち2人が一航戦の練度を超えたら許そう」


蒼龍「えっ」


飛龍「それってつまり・・・・・・出撃できないじゃないですか!」


日向「まあ、そうなるな」


提督「どこから出てきた!?」


日向「ふむ。どこでもいいだろう」


提督「いや、良くねえよ」











~登場人物~


・那珂

圧倒的なファンを誇る、艦隊のアイドル。その実力は折り紙付き・・・・・・かもしれない。


・伊168

潜水艦の中でも高い練度を誇る。オリョクルなどで常に旗艦を務め、夜戦でかなり活躍する。


・霧島

火力を上げて殴るだけの簡単なお仕事を得意とする。提督がたまに火力バカになってしまうのはこの娘のせい。


・雷

駆逐艦の中でも1,2を争う高練度を誇る。提督のお世話や面倒を見ることが日課の1つ。


・蒼龍

なんだかんだで物理に勝てるものはないと思っている娘。提督にいつかこの想いが届くといいなと願ってやまない。


・飛龍

臨機応変に戦うことが得意。だが最後は結局物理攻撃に走ってしまう残念な娘でもある。


・日向

瑞雲をこよなく愛する航空戦艦。『瑞雲と共にあれ』を信念として、常に瑞雲を携行している。











提督「今年もあと僅かだな」


曙「そうね。今年も大変な目に遭わされて散々だったけど、いい年だったわ」


提督「お、おう」


曙「いい加減学習してよね、クソ提督」


提督「大丈夫だ、問題ない。きっとなんとかなる」


曙「なんとかなるで済ませてもらったら困るのよ!」


提督「ま、まあまあそう怒らないで」


曙「怒ってなんかないわよ!」


提督「おーよしよし。曙は可愛いなぁ」


曙「頭を撫でるな、このクソ提督!」ゲシッ


提督「ぐはっ!? クソっ! 足の骨が折れた」


曙「はぁ!?」


提督「曙、せーので反対方向に引っ張ってくれ」


曙「な、なんでそんなことしなくちゃならないのよ!」


提督「頼むよぉ」


曙「もう・・・・・・仕方ないわね! 一回だけよ」


提督「ありがとうございます! ありがとうございます!」


曙「気持ち悪いわね・・・・・・。ほら行くわよ」グイッ


提督「あぐぅ」


曙「ちょ、ちょっと大丈夫なの?」


提督「曙にやられたなら大丈夫さっ」


曙「その割に脂汗すごいことになってるけど」


提督「これは・・・・・・暑いから仕方ないさ」


曙「我慢してないで、医務室に行きなさいよ」


提督「うん、そうします」


曙「ほら、掴まって」


提督「え?」


曙「医務室まで連れて行ってあげるわよ」


提督「マジか!?」


曙「・・・・・・早くしないと置いていくわよ」


提督「お願いします!」


曙「はいはい」


提督「ありがとうございます!」


提督(・・・・・・計画通り)ニヤッ











睦月「あけましておめでとうございます、提督」


如月「おめでとうございます、司令」


提督「おう、おめでとう」


睦月「と言ってももう3日は経ってるにゃしぃ」


如月「こういうのは気持ちが大切なのよ、睦月ちゃん」


睦月「如月ちゃん・・・・・・そうだよね」


提督「いや、まあそうなんだけどさ」


如月「あら? 何かご不満でも?」


提督「何というか・・・・・・せめてメールとかでも・・・・・・」


睦月「最近、睦月たちは遠征で忙しかったのです」


如月「司令も知っているわよね?」


提督「・・・・・・はい、もちろんです」


睦月「それなのに何の連絡もしてこなかったのはどこの人ですかぁ?」


提督「自分です、はい」


如月「私たちを責めるのはお門違いよねぇ」


提督「仰る通りです・・・・・・」


睦月「つまり、睦月たちは間宮さんを食べさせてもらえるはずにゃしぃ!」


提督「う、うん?」


如月「司令、奢ってくれるの? ありがとうございます」


睦月「そうと決まったら、みんなに報告にゃしぃ」タッタッタ


如月「あっ、待ってちょうだい睦月ちゃん」タッタッタ


提督「・・・・・・ハッ! ちょっと待て! 俺は奢るなんて一言も行ってないぞ!」タッタッタ











球磨「提督、そろそろ仕事するクマ」


提督「も、もう少し待ってくれ! この爆弾を解除するために弾幕張らないといけないんだ」


球磨「そんなことは後でもできるクマ。それより仕事がたまらないうちに処理するクマ」


提督「それもそうだな」


球磨「分かったなら早く仕事を」


提督「だが断る!」


球磨「は?」


提督「ナンデモナイデス」


球磨「はぁ・・・・・・。朝潮も何か言ってやるクマ」


朝潮「司令、このテロリストはなぜ爆薬を身体に巻き付けているのでしょうか?」


球磨「なんで朝潮もゲームに夢中になってるクマ!?」


提督「それはな、俺のゲームプレイを見てもらってアドバイスをもらうためさ。あと朝潮の質問に答えるならば、こうすることで敵を道連れにできるからさ」


朝潮「なるほど、勉強になります!」


球磨「いや、勉強にはならんクマ」











扶桑「提督、失礼します」


提督「ちょ! 自爆野郎、こっちに来るな!」


朝潮「司令、危ないです!」


提督「あっ、あっ、あー!」


朝潮「やられてしまいましたね・・・・・・」


提督「自爆魔さえいなけりゃ」


扶桑「あの・・・・・・提督?」


朝潮「扶桑さん、おはようございます」


扶桑「おはよう」


提督「ああ、扶桑か。どうした?」


扶桑「いえ、山城がこっちに来てないかと思ったのですが・・・・・・いないみたいですね」


提督「今日はまだ朝潮と球磨しか来てないからな」


扶桑「そうなんですか。ちなみに提督は何を?」


球磨「見ての通り、仕事をほったらかしてゲームしてるクマ」


扶桑「提督・・・・・・」


提督「後でちゃんと仕事するから心配するなって」


扶桑「そうですか」


朝潮「司令、そろそろ仕事を始めるべきだと思います」


提督「えー。もう少しいけそうじゃないか?」


球磨「間に合わなくなっても知らないクマよ」


提督「本気を出せばこのくらい余裕だ」


扶桑「その本気が出ればいいですね・・・・・・」


提督「扶桑は厳しいなぁ」











~登場人物~


・曙

ツンツンしていることが多いが、なんだかんだで放っておけないタイプ。提督に騙されることが多い。


・睦月

駆逐艦を取りまとめる駆逐艦の中の駆逐艦。強さはお察しだが、人望はある。


・如月

睦月と仲がいい。轟沈したなどと言われていたが、そんなことはないので注意。駆逐艦お色気担当。


・朝潮

真面目な優等生。常に模範となるような行動を心掛けている。が、真面目ゆえに提督に利用されることがある。


・扶桑

航空戦艦として、前線で活躍する主力の一員。提督のことはある程度理解しているため、信頼しているゆえ冷たい対応をすることが多い。











綾波「司令官、お茶をお持ちしましたぁ~」


提督「おお、ありがとう綾波」


綾波「どういたしまして。それよりお仕事はどうですか?」


提督「まあまあ進んでるさ」


綾波「そうなんですか。しっかりやらないとダメですよ?」


提督「分かってるって。ちゃんとしなきゃ半殺しにされるからな・・・・・・」


綾波「あ、あはは・・・・・・」


提督「まあ作戦行動中とかは真面目にやってるから、そこは安心してくれ」


綾波「そうじゃないと困りますよぉ~」


提督「まあ、そうなるな」


日向「まあ、そうなるな」


綾波「ひゅ、日向さん?」


提督「また日向か。どこから来た」


日向「何となく出番な気がしてな」


提督「お、おう」











摩耶「提督ー、昼飯持ってきてやったぞ」


提督「おっ。サンキュー」


摩耶「おう、しっかり感謝しろよな」


提督「早速頂こう・・・・・・ってうどんか」


摩耶「あん? なんだよ、文句あるのか? せっかくこの摩耶様が作ってやったってのに・・・・・・」


提督「ああいや、文句なんかないって」


摩耶「それにしてはなんか微妙な顔してたよな?」


提督「そ、それは・・・・・・」


提督(言えない。ここ最近昼が麺ばっかりだなんて・・・・・・)


摩耶「なんだよ。言えない理由でもあんのか?」


提督「そんなことはないが・・・・・・」


摩耶「じゃあ言ってみろよ」


提督「えっとだな・・・・・・」


「説明しましょう!」カパッ


提督「その声は!」


青葉「どうも、青葉です!」シュタッ


提督「青葉・・・・・・天井で張り込むのはやめろと言ってるだろ」


青葉「まあまあ。そこは青葉のお茶目な失敗として流してください」


摩耶「いや、お茶目な失敗じゃねぇだろ・・・・・・」


青葉「摩耶さん、気にしてはダメですよ」


摩耶「はぁ」


青葉「それより、提督がなぜ理由を説明したくないのか気になりませんか?」


摩耶「まあ・・・・・・気にはなるけど」


提督「摩耶、気にするんじゃない」


青葉「そこで司令官では説明しづらいとのことなので、代わりに青葉が説明しましょう」


提督「やめるんだ」


提督(青葉に説明させるとロクなことになりそうにない)


青葉「では青葉が分かりやすく説明する前に、休憩をはさみましょうか。摩耶さんの作ったうどんが伸びないようにも」


提督「いやだから」


摩耶「提督、さっさと食えよな」


青葉「ささっ。どうぞ」


提督「・・・・・・分かったよ」











榛名「提督!」バンッ


提督「うおっ!? いきなりなんだ!?」


榛名「提督の危機だと思い、榛名、急いで駆け付けました!」


提督「い、いや・・・・・・危機ではないんだが・・・・・・」


青葉「おや、榛名さんじゃないですか」


摩耶「また何かあったのか?」


榛名「青葉さん、摩耶さん、提督をあまり困らせてはいけませんっ」


青葉「いえ、別に私たちは」


榛名「言い訳はいけませんっ」


摩耶「はぁ? 言い訳も何も、アタシらは」


榛名「問答無用です! 2人ともこちらに来てもらいます!」ガシッ


青葉「い、いえちょっと榛名さん」ズルズル


摩耶「何かの勘違いじゃねえのか!? なあ、おいって」ズルズル


榛名「では提督、失礼しますね」バタン


提督「・・・・・・・・・・・・」


提督(何だ今のは?)


「提督さん、いるっぽい?」コンコン


提督「夕立か。入ってきていいぞ」


夕立「榛名さんが摩耶さんと青葉さんを引き摺ってたけど、どうかしたっぽい?」


提督「あれは・・・・・・いつもの榛名のアレだ」


夕立「榛名さんのアレ・・・・・・。じゃあ心配ないっぽい」


提督「そうだな。ところで何か用か?」


夕立「あっ、そうだった。川内さんと江風がね」


提督「夜戦はしない」


夕立「やっぱりそうだよね。じゃあ早速伝えてくるっぽい」バタン、タッタッタ


提督「え? それだけ?」











~登場人物~


・綾波

某輸送作戦任務中に無傷の戦艦ル級フラグシップを昼戦で一撃で沈めるという謎の戦果を挙げた過去を持つ。基本は優しい良い娘。


・摩耶

口は悪いが根はとってもいい娘。対空番長として、活躍中。


・青葉

いろいろな情報を集めるのが趣味。提督や艦娘の子たちに話を聞かせるのが楽しみの一つ。


・夕立

駆逐艦とは思えない戦闘力の持ち主。基本的に誰かから伝言やお遣いを頼まれていることが多い。











提督「今日も寒いな」


阿武隈「そうですねぇ。雪も積もってるから、相当寒いんだと思います」


提督「雪積もってるのか」


阿武隈「はいっ! あたし的には、とってもOKです!」


提督「お、おう」


阿武隈「ところで提督、聞きたいことがあるんですけどぉ」


提督「なんだ?」


阿武隈「いい加減、この書類の山を片付けないといけないんじゃないですかぁ?」


提督「え? なんだって?」


阿武隈「だから~、ここの書類の山を」


提督「こんな寒いところで書類の山を片付けてられるか! 俺は駆逐艦の娘たちと遊ばせてもらう!」ダッ


阿武隈「ちょっ、提督、ちゃんと片付けてくださぁい!」


提督「俺が本気を出せば、この部屋から脱出することなど容やs」ガチャ


長門「どこへ行こうと言うのだ? ん? 提督よ」


提督「あっ・・・・・・(察し)」


長門「よもや仕事を投げて遊びに行くわけではあるまいな?」


提督「そ、そそそそんなことねえYO」


阿武隈「長門さん、提督また逃げようとしたんですよ」


提督「阿武隈ァ! 誰を売ってるゥ!? ふざけるなァァ!」


長門「ほう、そうかそうか」


提督「ま、待て長門。早まるな」


長門「提督よ、少しばかり痛い目を見てもらわなければならないようだな」


提督「やめて! 長門に暴力を振るわれたら、提督死んじゃう!」


長門「問答無用! ビック7パンチ!」ドカッ


提督「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!?」ドンガラガッシャーン


阿武隈「あ~あ・・・・・・」


提督「」チーン


長門「これに懲りたら、しっかり仕事をすることだな」











提督『ったく、酷い目にあったぜ・・・・・・』


加賀「ご自分が悪いんでしょう」


赤城「自業自得です」


提督『いや、まあそうなんだけどさ』


加賀「それより、言いたいことがあるのだけれど」


提督『黙秘します』


加賀「なぜ提督が私たちの艦載機に乗っているのかしら?」


提督『黙秘します』


赤城「黙秘も何も、普通出来ることではないですよね?」


提督『普通はそりゃできないだろうな』


加賀「そうでした。提督は普通じゃありませんでしたね」


赤城「そういえば、人間やめてましたね」


提督『酷いな』


加賀「当然の評価です」


赤城「ええ」


提督『・・・・・・・・・・・・』


千代田「あの・・・・・・そろそろ接敵しそうなんですけど」


加賀「そう」


赤城「皆さん、艦載機の発艦を開始して!」


千歳「艦載機、発艦してください!」


千代田「さぁ! 艦爆隊、艦攻隊、出番よっ!」


加賀「提督、指示を」


提督『艦爆隊は駆逐艦、軽巡洋艦を優先的に狙え。他は艦攻隊で牽制を入れるんだ』


赤城「了解!」


提督『幸い、敵に空母は一隻のみだ。派手にやってやろうぜ!』


千代田「提督、うるさい」


千歳「こら、千代田」


赤城「千歳さん、いいんですよ」


加賀「提督がうるさいのは間違いないわ」


提督『ヒャッハー! 皆殺しだー!!』


千歳「提督・・・・・・」


千代田「・・・・・・提督って、こんなキャラだっけ?」


赤城「艦載機に乗ると人が変わってしまうの」


加賀「腕は確かなのだけど・・・・・・とにかくうるさいのよ」


千代田「へ、へぇ」


千歳「提督の新しい部分を見た気分ね」


提督『敵の艦載機、来るぞ! 回避運動の準備をしとけ!』


加賀「来ましたか・・・・・・!」


千代田「そこまで数は来てないけど」


赤城「慢心はダメですよ。一撃でももらえば危険です」


千歳「敵機、来ます!」


提督『任せろッ!』


加賀「艦戦が迎撃に入ります」


赤城「こちらが制空権は完全に掌握できていますね」


千代田「爆弾・・・・・・回避!」


加賀「損傷は?」


赤城「ありません」


千歳「被弾なし」


千代田「こっちもお姉と一緒で大丈夫」


赤城「良かった」


加賀「提督、こちらに被害はありません」


提督『っしゃあ! 艦爆7機墜としてやったぜぇぇぇぇ!』


千代田「す、すごい・・・・・・!」


千歳「提督があんなにすごい人だったなんて」


加賀「まあ・・・・・・いつもがおかしな人だから仕方ないわね」


赤城「それには同意ね」


提督『聞こえてるぞ!』


加賀「提督、艦爆隊から入電。敵の駆逐艦を撃沈したわ」


赤城「残存の敵は空母1、重巡2です」


提督『第二次攻撃で決めるぞ。俺はこのまま直掩機として残るからな!』


加賀「了解」


赤城「分かりました」


千歳「提督、偵察機から入電! 新たな敵が出現した模様です!」


千代田「空母が主力の機動部隊みたい」


千歳「どうしますか!?」


提督『第二艦隊にすぐに迎撃に向かうよう連絡しろ!』


千歳「了解しました」


千代田「第二艦隊旗艦、聞こえますか!?」


神通『はい、聞こえます』


千代田「敵の空母機動部隊を確認! ただちに撃滅に向かってください!」


神通『了解。急行します』











神通「聞こえましたね? 敵の機動部隊を強襲し、撃滅します」


夕立「了解っぽい!」


照月「分かりました!」


初霜「気を引き締めて、頑張ります!」


潮「機動部隊、やらなくては!」


雷「任せて!」


神通「敵の艦載機に対する対空砲火は照月ちゃんに任せます」


照月「了解しました!」


神通「他の子は単縦陣で突撃します」


「「「了解」」」


神通「では参りましょう。全速前進!」











時雨「それで結局、提督は何が言いたいのかな?」


提督「突撃すれば勝てる。攻撃は最大の防御だって昔の人が」


時雨「ん?」


提督「何でもないです、はい」


時雨「神通さんも無理に突撃しなくてもいいんですよ?」


神通「そうですね。確かに敵艦載機が飛び交う中に突撃するのは危険です」


時雨「それが分かってるなら、なんで突撃したんです?」


神通「私が訓練している子たちが、あの程度の敵に後れを取るとは思いませんでしたから」


時雨「え、えぇ・・・・・・」


神通「それに認めたくはありませんが、提督の指示だから間違いなく成功する。そういう確信もあったので」


時雨「そ、そうなんだ」


提督「今もしかして俺褒められt」


神通「提督はお静かに」


時雨「提督は喋っちゃダメだよ」


提督「アッハイ」


神通「とにかく、水雷戦隊を率いる者として適切な方法を執ったまでです。では私はこれで」ガチャ


時雨「・・・・・・はぁ。提督、神通さんってなんでいつもは静かで優しいのに、こういうことにはすっごく頑固になるんだろう?」


提督「知らぬい」


時雨「僕、結構真面目に聞いてるんだけど」


提督「突撃に関しては俺も譲る気はないな」


時雨「・・・・・・怒るよ?」


提督「譲れない物がある」


時雨「・・・・・・・・・・・・」


提督「あ、おいっ! 主砲をこっちに向けるんじゃnぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ドゴーン











~登場人物~

・阿武隈

この娘は旗艦になるとだいたい真っ先に敵に狙われる。僚艦の娘たちに狙ってくる敵を倒してほしいのに、指示に従ってくれないことが多い。


・長門

みんなの代わりに提督を懲らしめる言わば死刑執行人。駆逐艦の娘たちに対して絶大な人気がある。


・千代田

最近空母として改装された。艦載機の扱いに慣れるために一航戦と練習中。千歳のことをすごく慕っている。


・千歳

千代田と同じく、ここ最近空母に改装された。提督のことはそれなりに尊敬している。


・照月

鎮守府初の防空駆逐艦として活躍。防空能力があるせいか、神通さんから指名を受け、出撃することが多い。


・初霜

最近改二になり、真の実力を発揮させつつある。真面目で真っすぐなゆえに不測の事態に弱い。


・潮

遠征で頑張っていたらいつの間にか改二になっていたとうのが本人のお話。一応駆逐艦(仮)。


・提督

提督は新たな称号を4つ手に入れた。(突撃厨、吶喊部隊、切り込み隊長、ただの突撃バカ)











提督「礼号作戦、ついに始まったな」


明石「そうですね」


提督「我が鎮守府も全力で海域の制覇に臨むつもりだ」


明石「私もできる限りのことはサポートしますよ!」


提督「ああ、期待してるぞ」


明石「任せてください!」


五十鈴「盛り上がってるところ悪いんだけど、いいかしら?」


提督「五十鈴か。敵の規模はどうだった?」


五十鈴「まあ今の艦隊でも大打撃を与える分には行けるんじゃない?」


提督「そうかそうか。ではこのまま作戦を続行だな」


五十鈴「ええ、そうね。ただ敵の親玉が少し厄介な時があるのよ」


提督「あの潜水棲姫、だったか?」


五十鈴「ええ。たまにすっごく素早いときがあるのよね」


提督「ほう」


五十鈴「だから取り逃がす可能性が十分に考えられるわ」


提督「まあ、そのときはそのときだ。今はとにかく連続して攻勢を掛けておこう」


五十鈴「分かったわ」


提督「明石、念のため対潜装備のチェックを頼む」


明石「了解しました!」


提督「五十鈴はヒトフタマルマルから、先ほどの6名で再び出撃してくれ」


五十鈴「了解よ」


提督「では2人とも、準備に掛かれ」


明石「了解!」


五十鈴「了解!」


提督「・・・・・・・・・・・・」


明石(いつもの提督じゃない)


五十鈴(なんでいつもこう真面目にできないのかしら?)











提督「・・・・・・・・・・・・」


五十鈴「・・・・・・・・・・・・」


提督「なあ・・・・・・」


五十鈴「それ以上言わないで」


提督「いやいやいや! 言わせてもらうけど、どんだけ攻撃回避されてるんだよ!?」


五十鈴「・・・・・・黙秘するわ」


提督「対潜はおまえの十八番でしょ!? なのに攻撃全部躱されてるやん!? どういうこと!?」


五十鈴「妖怪のせいね」


提督「あぁん!?」


五十鈴「冗談よ」


龍驤「まあまあ。ちょっち落ち着こうや」


扶桑「そうですよ、提督。皆一生懸命に頑張ってるんですから」


ヴェールヌイ「それになかなか倒せないのは敵も必死な証拠さ」


初春「そうじゃのう。それに潜水艦というのはそう簡単に沈められるものではないぞ?」


潮「て、提督さんなら、分かってくれますよね?」


提督「ぐぬぬ・・・・・・!」


五十鈴「とりあえずもう一度出撃してみるわ。それでダメなら手法を変えましょう」


提督「そう、だな。頼んだぞ、みんな」











提督「・・・・・・・・・・・・」


五十鈴「先に行っておくけど、私は悪くないわ」


提督「くっそぉぉぉぉぉ! なんで当たらないんだ!? 奴は俺に嫌がらせをしてんのか!? クソがっ!」


五十鈴「まあ落ち着きましょう、ね?」


龍驤「そうそう。怒ってもあんま意味ないで」


提督「もう怒った。五十鈴、神通と北上、那珂を呼んでこい!」


五十鈴「分かったわ」


龍驤「めっちゃ怒っとるなぁ」


扶桑「まああれだけ当たらないんじゃ・・・・・・仕方ないわ」


提督「次は必ず撃退してやる! 艦隊名は『潜水艦皆殺し隊』だ!」


龍驤「うわっ・・・・・・」


扶桑「物騒な名前ね・・・・・・」


提督「これで必ず沈める」


龍驤「だといいけどなぁ」











提督「やはり艦隊名がなかったから奴を沈めることができなかったんだな」


龍驤「ホンマに沈めよった・・・・・・!」


扶桑「たまたまだと思うけど・・・・・・」


提督「神通、よくやってくれた」


神通「ありがとうございます」


提督「さて、ようやく本隊が突入できる準備が整った。今から敵の補給物資集積所へ攻勢を掛ける」


金剛「私たちの出番ネー!」


鳥海「ようやく、敵陣へ突撃するのですね」


羽黒「が、頑張ります!」


夕立「突撃するっぽい」


綾波「一気に仕掛けちゃいましょう」


加賀「ようやく出番ですか」


提督「金剛、鳥海、羽黒、夕立、綾波、加賀。奴らに痛い目を見せてやれ」


「「「「「「了解」」」」」」


提督「よし! 出撃!」











提督「順調に敵補給集積所へダメージを与えられているな」


羽黒「そ、そうですね」


鳥海「このまま順調にいけば、物資などの摩耗が少なくて済みますね」


提督「ああ。まあさすがにそれはないと思うが、この快進撃を止めたくはない。引き続き頼む」


金剛「任せてくだサーイ!」


提督「よし、出撃だ!」











提督「・・・・・・・・・・・・」


金剛「Sorry提督・・・・・・」


提督「仕方ないさ。それに金剛は被弾してないだろ?」


羽黒「うぅ・・・・・・すみません」


提督「気にするな。戦艦の砲撃が直撃したんだ。生きて帰ってこれただけで充分だ」


羽黒「あ、ありがとうございます・・・・・・!」


提督(しかし、今の編成では限界があるってことか? ・・・・・・さすがに10回も連続で大破撤退はそうとしか考えられない)


鳥海「提督、少しいいでしょうか?」


提督「どうした?」


鳥海「こんなことを言うのはどうかと思うのですが・・・・・・今のまま進撃するのは困難かと」


提督「何か原因があると?」


鳥海「ええ。ハッキリとは分かりませんが、同じ場所でこれほどまで迎撃を受けるとなると・・・・・・」


提督「そうか。・・・・・・少し方針を変えてみよう」


鳥海「ありがとうございます。何かあれば、私の持てる最大限の力ででお助けします」


提督「ああ。そのときは頼む」


鳥海「はいっ」











あれから何度出撃したことだろう?


敵集積所へ最後の打撃を与えたのはもう遠い昔の話だったような気がする。


ここしばらくは敵の激しい防戦により、我が艦隊は最深部へ辿り着くことなく撤退を余儀なくされている。


数えただけでも30回ほど同じ個所での撤退が繰り返された。


鳥海の進言により、何度か艦隊の編成を組み替えてみたがどれも無駄な苦労に終わった。


偵察隊による別ルートからの進軍も行ってはみた。


だが、それすらも別動隊による抵抗に遭い退却。


始めの頃の勢いはどこかに消え、今や逃れられない負の連鎖にただただ疲弊するばかり。


このままここで押し返され、敗北者として名を刻むことになるかもしれない。


私個人の話であれば、それでもいい。


無能の烙印を押されたところで、気にも留めない。


しかし、私のせいで艦娘の子たちまでそういう風に扱われるのは我慢できない。


彼女たちは私の指揮に従い、己の力を十二分に発揮して戦闘に臨んでいる。


それを高見の見物とばかりに居座っている連中が、中身を知ることもなく、戦果だけで無能だと罵り、嘲ることは絶対に認められない。


決してあってはならない。


・・・・・・そろそろ私自身が本気で動く時が来たのかもしれない。


明日、敵最深部に進軍できそうにないのであれば、そのときは。











提督「・・・・・・」


長門「・・・・・・」


陸奥「・・・・・・」


扶桑「・・・・・・」


山城「・・・・・・」


加賀「・・・・・・」


瑞鶴「・・・・・・」


提督「・・・・・・君たちに集まってもらった理由は分かるな?」


長門「ああ」


陸奥「もちろんよ」


扶桑「このときが来たのですね」


山城「扶桑姉さま・・・・・・」


加賀「ええ」


瑞鶴「そんなこと分かってるわ」


提督「よろしい。では命令だ。敵の最深部などもはやどうでもいい。・・・・・・とにかく敵艦隊を可能な限り叩き潰せ。以上だ」


「「「「「「了解!」」」」」」


提督「出撃! 本当の艦隊の力というものを見せてやれ」











~登場人物~


・明石

艦隊の何でも屋。艦娘の損傷は小破までならだいたい彼女に頼ることが多い。


・五十鈴

対潜任務では必ず呼ばれる。潜水艦を沈めることで彼女の右に立つ者はいない。


・ヴェールヌイ

クールで静かな印象だが、実は結構動き回ることが好き。割と自由気ままに過ごす。雷、暁、電が関係すると冷静でいられなくなる。


・初春

独特な話し方をしているため、たまに何と言っているのか分からなくなることがある。


・鳥海

作戦指揮の立案をよく手伝ってくれる大破率ナンバーワンの重巡。夜戦で活躍することを見るのは稀とか(主に昼戦で謎の大破をするため)。


・羽黒

重巡の中では鳥海の次に大破する確率が高い。しかし鳥海に比べると昼戦では中破で耐えて、夜戦で大活躍することが多い。


・陸奥

なぜか長門よりも弾着を行うことが多い。提督の予想では第三砲塔が良い意味で爆発しているのではないかと思う。


・山城

だいたい扶桑といつも一緒にいる。艦隊も共に組むことが多く、姉と最前線で大暴れする。主力戦艦の一員。











提督「・・・・・・戦果は?」


長門「接敵した全ての敵を全滅させた」


提督「よくやった。まさか敵最深部まで進撃し、集積所を破壊までしてくるとは思わなかったぞ」


長門「我々もできるとは思っていなかったさ」


提督「あの弾薬と燃料の残り具合ではそう思うのが普通だろう」


長門「だが、成し遂げた」


提督「そうだな。本当によくやってくれた」


長門「ふっ。そうだ、あと集積所に囚われていた艦娘を一人回収した」


提督「情報にあった艦娘か」


長門「確か名は・・・・・・初月と言ったか?」


提督「ああ。彼女はどこに?」


長門「今は駆逐艦寮にいる。かなり疲れていたのだろう。ぐっすり眠っている」


提督「そうか。後でこちらから会いに行くとしよう」


長門「それがいい。・・・・・・話は変わるが提督よ、この出撃が失敗したら貴様自分で出るつもりだったろう?」


提督「そんなわけない。俺じゃ駆逐艦すら倒せないさ」


長門「本当だろうな?」


提督「こんなことで嘘を言ってどうする? 艦娘じゃなければ、深海棲艦には対抗できない。そのことはよく知っているだろう?」


長門「・・・・・・そうだな。バカなことを聞いたな、許してくれ」


提督「気にしてないさ。さて、敵の集積所を破壊した褒美か知らんが、観艦式が行われる。適当なメンバーを連れて参加して来い」


長門「ああ、そうしよう。それでは失礼するぞ」











提督「敵の艦隊が北海道方面から接近中だと?」


大淀「はい。大規模な編成のため、こちらにも応援要請が来ました」


提督「大規模な艦隊か・・・・・・。ここは連合艦隊で出撃するのが妥当だろうな」


大淀「そうですね。大本営からも連合艦隊での出撃を推奨されていますので」


提督「情報はないのか?」


大淀「ハッキリと確認はされていませんが、戦艦棲姫などの敵主力が何体か確認されています」


提督「戦艦棲姫か・・・・・・。ならば、水上打撃部隊で一度強行偵察に向かうか」


大淀「編成はどうしますか?」


提督「そうだな・・・・・・。第一艦隊には長門、陸奥、扶桑、山城、摩耶、加賀。第二艦隊には北上、大井、木曾、阿武隈、夕立、綾波で構成される艦隊でいこうと思う」


大淀「主力の方々が勢ぞろいですね」


提督「偵察とはいえ、準備しておくことに越したことはないからな」


大淀「そうですね。では私の方から全員に召集を掛けておきます」


提督「頼む」











提督「我が艦隊は圧倒的ではないか!」


球磨「圧倒的かクマ?」


提督「敵集積所に攻勢を掛けていた時と比べると、道中で撤退することがほとんどない! これを圧倒的と言わずして何と言う?」


球磨「アッハイ」


葛城「艦隊帰投しましたよー」


提督「葛城か。出撃した者は?」


葛城「全員ドッグに行きました」


提督「・・・・・・・・・・・・」


球磨「これが圧倒的クマ?」


提督「こ、今回はたまたまこうなっただけだ(震え声)」


葛城「修復剤はどうします?」


提督「そうだな・・・・・・。大破した者へ優先的に回してくれ」


葛城「了解しました」











提督「さて・・・・・・敵の主力を後一歩というところまで追い込んだはいいが」


加賀「姫級の敵が3隻随伴しているわ」


提督「制空権はなんとか確保できている分、弾着で高ダメージを期待できるがやはり敵の装甲が硬すぎるか」


長門「ダメージは与えていることには変わりない」


扶桑「そうですね。後は何かが足りないのかも」


陸奥「第二艦隊の被害を最小限に留める方法を考えるべきね」


山城「と言っても、簡単なことじゃないでしょうけど」


摩耶「そんなのアタシらが敵をぶっ殺せば済む話じゃねえか」


提督「それが難しいから作戦を立ててるんだろ?」


摩耶「作戦なんて立てたって、実戦じゃどうしようもねえ時の方が多いじゃねえか」


提督「それはそうだが・・・・・・」


長門「ふむ。とにかく敵最深部まで、どれだけ損傷せずに進撃できるかが焦点だな」


提督「そうだな。そのためにもおまえたちには頑張ってもらわねばならん」


長門「ふっ」


加賀「任せてください」


摩耶「この摩耶様がいるんだ。安心して見てなって」


陸奥「任せて。ちゃんと撃退して見せるわ」


扶桑「他の子たちを守るためにも、頑張ります」


山城「姉さまが頑張るのであれば、私も当然頑張りますけど」


提督「士気は十分だな。第二艦隊の方はどうだ?」


北上「ん? まあボチボチってとこかなぁ」


大井「そう言いながらやる気に満ち溢れている北上さん、素敵!」


阿武隈「もちろん、やる気はバッチリです! あたし的にはOKです」


鳥海「敵の殲滅はお任せください」


雪風「司令、雪風は大丈夫です!」


綾波「ふふっ。綾波もバッチリですよー」


提督「よし、今回も支援艦隊を送る。全員しっかり暴れてこい!」


「「「「「「了解」」」」」」











提督「道中は陸奥が小破しただけか」


摩耶『ああ。他は全員無傷で突破できたぜ』


提督「この戦い、勝てるか?」


摩耶『あんだよ? 心配なのか?』


提督「このパターンは敵最深部で勝てないと相場が決まってるからな」


摩耶『心配すんなって。必ず勝つさ』


提督「・・・・・・その言葉、信じるぞ?」


摩耶『おうよ! もし勝てなかったら何でもしてやんよ』


提督「ふっ・・・・・・分かった。全艦に通達! 第四警戒航行序列で敵最深部に突入せよ!」


『『『『『『了解!』』』』』』











提督「・・・・・・」


北上「・・・・・・」


大井「・・・・・・」


摩耶「・・・・・・」


提督「・・・・・・全員よくやったな。敵艦隊は主力旗艦の撃沈により、退却したそうだ」


摩耶「言っただろう? 必ず沈めるってな」


提督「ははっ。そうだったな」


北上「ま、これで作戦はめでたく終了じゃん? あ~良かった良かった」


大井「敵の旗艦を果敢に攻撃して撃沈させるなんて・・・・・・素敵よ北上さん!」


提督「本当にそうだな。よくやったぞ北上」


北上「い、いやぁ・・・・・・その・・・・・・うん、ありがとね」


摩耶「ま、今回は全員動きが良かったからな」


提督「それでも、この攻略は非情に大きい。やはりウチは十分やれるってことを証明できたんだからな」


北上「そうだねぇ」


大井「もう少し作戦がまともならもっとできるけど・・・・・・」ボソッ


提督「ん? なんだって?」


大井「いえ、何でもありません」


提督「そうか。・・・・・・もう少し精進するさ」


大井「!」


提督「とにかく、全員ご苦労様だった。今日の晩は宴会を開くから、それまでゆっくりしてくれ」


摩耶「おう!」


北上「ほ~い。大井っち、行こっか」


大井「は、はい北上さん」











~登場人物~


・大淀

今回の作戦では活躍(主に練度不足)できなかったが、大事な作戦っを立てる時にはいつも提督の傍にいる。


・葛城

空母としてはまだまだ未熟だが、これからに期待できる新人。瑞鶴のことを良い先輩として慕っている。


・雪風

幸運艦として名高い駆逐艦。仲間のことを大切に想い、いつも無事を祈っている。夜戦でなぜかカットインをすることが少ない。











グラーフ「Admiral、失礼するぞ」ガチャ


提督「ん? どうした?」


グラーフ「どうしたもこうしたもない。貴方は何を考えているんだ!?」


提督「うおっ!? なんでそんなに怒ってるんだ?」


グラーフ「怒ってなどいない!」


提督(絶対怒ってるじゃん)


提督「まあ落ち着けって。んで俺が何かした?」


グラーフ「『何かした?』じゃない! どうして貴方が艦載機に乗って出撃しているのだ!」


提督「いや、だって、ねぇ?」


グラーフ「貴方はここの指揮官だろう? 指揮官が命を落とすかもしれない。そんな状況を私が見逃すわけにはいかない」


提督「えぇ・・・・・・。大丈夫だって」


グラーフ「大丈夫という言葉は戦場では通用しない! 赤城がいつも言っているだろう。『慢心はダメ』と」


提督「そ、そうだが・・・・・・」


グラーフ「つまりやられてからでは遅いということだ。分かってくれるか? Admiral」


提督「あ、ああ」


グラーフ「ふっ・・・・・・。分かってくれて何よりだ。私もあまり手荒なことはしたくなったからな」


提督(手荒なこと!? 俺が納得しなかったら何するつもりだったのこの娘!?)


グラーフ「言いたいことはそれだけだ。失礼したな」ガチャ


提督「・・・・・・」


赤城「で、やめるんですか?」ひょこ


提督「え? やめないけど」


赤城「ですよねー」











提督「今、俺は無性にラーメンが食べたい」


皐月「僕にそんなこと言われても・・・・・・」


提督「そうだ! 美味いラーメン屋が出来たと聞いたから、そこへ食べに行こう」


皐月「近いの?」


提督「ここから30分は掛かるな」


皐月「ちょっと遠くないかな?」


提督「それでも俺は行く。全てはラーメンのために」


皐月「が、頑張って」


提督「皐月も行くだろう?」


皐月「えっ!? 僕、そこまでラーメンを食べに行きたいわけじゃ」


提督「もう一度聞こうか。皐月も行くだろう?」


皐月「う、うん」


提督「決まりだな。さ、善は急げだ」


皐月「今から行くの!? お仕事は!?」


提督「そんなことよりラーメンだッ!」


皐月「え、えぇ!?」


提督「行くぞ! ラーメン屋へ突撃だぁぁぁ!!」


皐月「ちょ、ちょっと司令官! テンション高って、わ、わわっ!」


提督「突撃ィィィィィィ!!」











長門「で、何か言い残すことはあるか?」


提督「ラーメンのお供はチャーハンか白米、それと餃子だ」


長門「・・・・・・」


提督「・・・・・・」


長門「・・・・・・瑞鶴」


瑞鶴「艦爆隊、発艦始め!」


提督「ちょ、それ江草さ・・・・・・ぎにゃぁぁぁ!?」チュドーン


瑞鶴「ふぅ・・・・・・。どうよ!」


長門「前より正確な攻撃が出来ているようで安心した」


瑞鶴「まあね。翔鶴姉と一杯練習したんだから!」


長門「そうか」


瑞鶴「それより、これどうするの?」


提督「」気絶


長門「案ずるな。すぐに何とかなる」


瑞鶴「あっ。それもそっか」


榛名「提督、大丈夫ですか!? すぐに榛名が助けますから!」シュタッ


長門「後は任せるか」


瑞鶴「そうね。さっさと逃げましょ」


榛名(これをやった犯人はまだすぐ近くにいるはずです)


榛名「榛名、必ず見つけ出してこの報いを受けさせますから!」


提督「」











提督「はっ!」


加古「あ、目が覚めた?」


提督「俺は一体・・・・・・」


加古「よく分かんないけど、気絶してたみたいだよ」


提督「・・・・・・ああ、そうか。瑞鶴にやられたんだった」


加古「また何かしたんだ」


提督「またってなんだよ」


加古「あははっ」


提督「笑って誤魔化すな!」


加古「それよりもいいの?」


提督「何が?」


加古「仕事」


提督「あっ・・・・・・」


加古「・・・・・・その様子じゃヤバそうだね」


提督「き、きっと大丈夫さ」


加古「言っておくけど、手伝わないからね」


提督「くっ・・・・・・!」


加古「さっさと終わらせてきなよー」


提督「また長門にやられたらヤバいし・・・・・・そうするか」


加古「いってらっしゃーい」










~登場人物~


・グラーフ ツェッペリン

敵主力迎撃作戦時に着任した。まだまだ新米で赤城や加賀などの主力空母と一緒に出撃して、戦果を着実に挙げている。意外と提督に厳しい。


・皐月

提督がよく遊びに連れていく駆逐艦の一人。また、明るい性格からいろいろな艦娘から可愛がられている。


・加古

昼寝と戦闘大好きっ子。その二つが絡まなければ、割と常識人である。古鷹とよく一緒に出撃している。











提督「暁よ」


暁「な、なにかしら?」


提督「俺がこの前渡した三連装酸素魚雷はどうした?」


暁「なんのことかしら?」


提督「電」


電「どうかしましたか?」


提督「暁の魚雷がどこにあるか知っているか?」


電「し、知らないのです」


提督「・・・・・・」


電「ほ、本当ですよ・・・・・・?」


暁「電がこう言ってるんだから、きっと司令官の勘違いじゃないかしら?」


提督「そうか? うーむ・・・・・・」


電「あ、あの・・・・・・司令官さん」


提督「なんだ?」


電「その・・・・・・魚雷は確か北上さんが」


提督「ちょっと行ってくるわ」


電「えっ? あっ、はいなのです」


暁「まったく。一人前のレディの暁を疑うなんて・・・・・・司令官にも本当困っちゃうわ」


電「あ、あはは」











提督『敵艦隊が南に進路を取っている。このままだとタンカーに危険が及ぶな』


足柄「じゃあ」


那智「その敵とやらを」


妙高「迎撃するしかありませんね」


蒼龍「提督、指示を」


提督『蒼龍、艦攻隊を出撃させろ。幸い、敵に空母はいない』


蒼龍「了解」


提督『足柄、那智は蒼龍の艦攻隊が攻撃を終え次第突撃して残りを沈めろ』


足柄「分かったわ!」


那智「腕が鳴るな」


提督『妙高は蒼龍の護衛を頼む』


妙高「分かりました」


提督『万が一の可能性を踏まえ、付近に哨戒に出ている水雷戦隊をそちらに送る。それまで敵をタンカーに近づけるな』


「「「「了解」」」」


提督『健闘を祈る。全員攻撃開始!』











提督「妙高、報告を」


妙高『はい。敵水雷戦隊と交戦、これを撃滅』


提督「被害は?」


妙高『足柄が小破、那智、蒼龍は無傷です』


提督「そうか。よくやった」


妙高『ありがとうございます。これから水雷戦隊の娘たちとタンカーを護衛しつつそちらへ戻ります』


提督「頼む」


提督「・・・・・・ふぅ」


龍驤「お疲れさん」


提督「はぁ・・・・・・久しぶりに真面目に指揮執った気がするな」


龍驤「いつもは真面目やないんかい」


提督「ん? いや、まあ・・・・・・ボチボチ?」


龍驤「いや、疑問形で返されてもなぁ」


提督「・・・・・・そんなことよりもだ。天龍、これはどういうことだ?」


天龍「どうって、そこに書いてある通りだ」


提督「誰が武器を作れと言ったんだ」


天龍「オレだ」


提督「そんな堂々と胸張って言うことじゃねえだろ」


天龍「だけどよぉ・・・・・・カッコよくねえか?」


提督「それは百歩譲って認めよう」


龍驤「認めるんかい」


提督「だけどな、鋼材をこんなに使われたら困るんだよなぁ」


天龍「たかが5000だろ? いいじゃねえか」


提督「鋼材はウチ少ねえんだって! 5000は痛いよ!」


天龍「グチグチうるせえなぁ」


提督「うるさくもなるわ! おまえ、これだけの資材やり繰りするのにどんだけ時間掛かると思ってるんだよ!?」


天龍「知るかよ」


提督「はぁ!?」


龍驤「まあまあ、司令官も落ち着きや」


提督「これが落ち着けるか!」


天龍「んだよ。仕方ねえなぁ」ガサゴソ


提督「おうおうおう! 物で釣る気か!? 俺は釣られねえからn」


天龍「数量限定のカップめn」


提督「今回は許そう」


龍驤「いや、許すんかい! しかもカップ麺で!」


提督「これなら許す」


龍驤「んなアホな」











提督『ヒャッハー。零戦はやっぱ二一型に限るなぁ! グラーフもそう思うだろぉ?』


グラーフ「そ、そうだな」


瑞鳳「あはは・・・・・・やっぱり相変わらずだね」


グラーフ「その・・・・・・Admiralはいつもこんな感じなのだろうか?」


瑞鳳「んー・・・・・・艦載機に乗ってるときはそうだね」


グラーフ「そ、そうなのか」


瑞鳳「驚いちゃった?」


グラーフ「ああ・・・・・・。だがそれよりもAdmiralが艦載機で、日本のZEROでフォッケウルフと対等にドッグファイトできていることの方が驚きだ」


瑞鳳「なんだかんだで提督ってすごいからねぇ」


グラーフ「そのようだな。・・・・・・私は少し余計な心配をしていたかもしれないな」


瑞鳳「余計じゃないよ。少なくとも皆、心配はしてるんだから」


グラーフ「そうなのか?」


瑞鳳「うん。口には出さないけどね。皆、提督のことは信頼してるし、大好きだから」


グラーフ「ほう・・・・・・Admiralは幸せ者だな」


瑞鳳「ふふっ、そうかもね」











~登場人物~


・電

心優しい駆逐艦。その優しい性格から自分から何かをハッキリ主張することは苦手。


・暁

改二になったことにより夜戦で活躍できるようになった。やったね暁、出番が増えるよ。


・足柄

飢えた狼として名高い重巡。戦闘力が高く、夜戦・昼戦で常に活躍する。皆の憧れの的だが、本人は戦闘狂なのでその辺りには疎い。


・那智

だいたい一杯やっていることで有名。提督ともたまに潰れるまで飲み合うことがあるとか。


・妙高

重巡のリーダーとして、日々鍛錬を欠かさない。秘書官としても優秀で、その技量には提督が太鼓判を押している。


・天龍

遠征部隊のまとめ役。駆逐艦に戦闘の基本や遠征時の注意など優しく、時に厳しく教えている。お姉さん的立ち位置。なお妹h(ここで字が切れている)


・瑞鳳

空母としては小さいが、みんなに頼られるお姉さん。彼女の卵焼きは一度食べると忘れられず、中毒症状を引き起こす力があるという。











蒼龍「提督」


飛龍「今こそ」


霧島「火力で」


足柄「押し切るべきじゃないかしら!?」


提督「うるさいっ! 火力火力って・・・・・・当てなきゃ意味ないんだよッ!」


蒼龍「大丈夫ですよー」


飛龍「アウトレンジで決めれば行けます!」


提督「いや、空母のくせして殴り込みに行くのはどこのどいつでしょうね!?」


霧島「殴り込みに何か不満でも?」


提督「危ないだろうが! あと資源的にも困るんだよ」


足柄「夜戦なら殴り込みできるわ!」


霧島「!」


蒼龍「!」


飛龍「!」


提督「いや、『それだ!』みたいな顔してもダメだから! そもそもそこの空母2人は夜戦に参加できないだろうが!!」


蒼龍「大丈夫だ」


飛龍「問題ない」


霧島「物理で倒します」


足柄「やられる前に、ね」


提督「いやいやいや! 問題ありや! そもそも戦艦でも夜戦は」


清霜「戦艦!? 清霜、戦艦になれるの!?」バタンッ


川内「夜戦!? 夜戦するの!?」ガシャーン


提督「違う、そうじゃない。あと川内、窓を割って入ってくるんじゃない」











提督「やっと終わったか・・・・・・」


神通「すみません、提督。姉がご迷惑をおかけしました」


提督「いや、まあ気にしてない。ただ今度から窓を割って侵入しないよう言っといてくれ」


神通「分かりました。きちんと言って聞かせますね」


提督「頼む」


神通「ところで提督。今夜那珂ちゃんのライブがあるのですが」


提督「すまん。仕事が溜まっててな」


神通「そうですよね。今回は仕方ありませんね」


提督「誰か手伝ってくれたら終わるかもしれないけどなぁ」チラッ


神通「それでは私は那珂ちゃんのライブの席を確保しなければいけませんので」バタン


提督「逃げられた、だと・・・・・・! くっ・・・・・・仕方ないか」


提督(昼に火力バカに捕まらなかったらなぁ)


赤城「失礼します。提督、お腹が空きました」


加賀「私もです」


提督「いきなり入ってきて腹減ったはないだろう」


赤城「事実だから仕方ありません」


加賀「赤城さんの言う通りです」


提督「あーさいですか。だがあ見ての通り書類が溜まってて料理なんてできない。無駄だから間宮のとこか鳳翔さんのとこにでも行け」


赤城「手伝いましょうか?」


提督「だから作らないと・・・・・・は?」


赤城「私たちが仕事をお手伝いすると言っているんですよ」


加賀「そんなことも聞き取れないのかしら?」


提督「は? へ? いつも飯のことしか考えてなさそうなおまえらが?」


赤城「失礼ですね。私たちがいつそんなことを言いました?」


提督「ついさっき腹が減ったとか言ってたのはどこのどいつだ?」


加賀「とにかく、早く取り掛かりましょう」


赤城「そして、提督の手料理を食べさせてもらいます!」


提督「結局そうなるのか・・・・・・まあいい。手伝ってくれるならそれくらいしてやろう」


加賀「やりました」


赤城「上々ね」


提督「おまえら本当なんか・・・・・・」


赤城「ん?」


加賀「何か?」


提督「・・・・・・いいから、さっさと片付けるぞ」


赤城「分かっています」


加賀「分かりました」


提督(・・・・・・なんだかんだで一航戦と言われるだけあるな)











提督「俺は明日から3日間、大本営のところに行ってくる」


榛名「榛名もお供します!」


提督「ダメだけど」


榛名「榛名もお供します」


提督「いや、だからダメだって」


榛名「榛 名 も お 供 し ま す !」


提督「あ、うん・・・・・・分かった」


初月「その間、僕たちはどうすればいいんだ?」


提督「その間は鳥海とかに任せる」


初月「分かった」


榛名「提督のことはお任せください! 榛名が全力で守ります!」


提督「いや、危ないことはないんだけどね」


榛名「?」


提督「小首を可愛く傾げるなぁ・・・・・・」


初月「まあいい。ここのことは僕たちに任せて安心して行ってくるといい」


提督「ああ。頼むわ」











提督「疲れた・・・・・・」


榛名「提督、お疲れ様です」


提督「うん、だいたい榛名のせいだからな」


榛名「?」


提督「なんで『何を言っているんですか?』みたいな顔してられるんだろうねぇ」


榛名「榛名は何もしていませんよ?」


提督「いや、おまえ・・・・・・俺の意見に何か言った他の提督に主砲向けてたじゃん」


榛名「「当然です! 提督をお守りするのが榛名です!」


提督「いや、危ないことされてないし。意見交換は重要なんだぞ? それなのに『提督の意見に何か不満でもあるのですか? 榛名、我慢できません』とか言って脅すなんて・・・・・・やりすぎや」


榛名「榛名は大丈夫です!」


提督「唐突過ぎて意味が分からない。てか大丈夫じゃないだろ」


榛名「あっ、鎮守府が見えましたよ」


提督「話を逸らすな! はぁ・・・・・・まあいい。とりあえずさっさと帰るか」


榛名「はいっ!」











提督「そろそろ大規模作戦が始まるらしい」


球磨「準備はしっかりしておくことに越したことはないクマ」


長月「そうだな。そのための遠征は任せてもらおうか」


卯月「うーちゃんも頑張るぴょん!」


萩風「私も一生懸命頑張ります」


弥生「弥生も・・・・・・頑張り・・・・・・ます」


提督「遠征は大事だからな。頼んだぞ」


卯月「了解っぴょん」


萩風「了解しました」


弥生「了解・・・・・・しました」


長月「了解した」


球磨「それじゃ、行ってくるクマ」ガチャ


提督「おう、行ってこい」


提督「・・・・・・」


提督「長門」


長門「呼んだか?」ガチャ


提督「・・・・・・支援艦隊を援護に」


長門「もう出る準備はできているさ」


提督「ならいい」


長門「提督よ、心配性だな」


提督「道中での襲撃とかの可能性を考えてだな」


長門「ふっ。そうだな」


提督「絶対分かってないだろ」


長門「分かっているさ」


提督「なら・・・・・・いいけどな」











提督「なぁ」


北上「ん? どしたの提督?」


提督「駆逐艦2隻で戦艦3隻巡洋艦2隻駆逐艦2隻の相手ってできると思うか?」


北上「普通に考えて無理だよねー」


提督「だよな。ならなんであの味方たちは助けに来てくれないんだ?」


北上「知るわけないじゃん」


提督「デスヨネー」


江風「提督、失礼するぜ・・・・・・おっ、何やってるんだ?」


提督「海戦」


北上「その見物」


江風「どれどれ・・・・・・へぇ! 最近のはよくできてやがるなぁ」


提督「確かによくできてる。だがな、今のこの戦力差だと駆逐艦じゃどうしようもない」


江風「何言ってるんだ? それくらいなら何とかなるって」


提督「いや無理っしょ」


北上「さすがにこれはねぇ」


江風「ちょっと江風に貸してみ。何とかしてやるからよ」


提督「まあ俺じゃどうしようもないからいいけどさ。ほら」


江風「ん、ありがたいね。さぁて駆逐艦の本領、見せてやるかな」


北上(駆逐艦の本領もクソもない気がするんだけど)


提督「見せてもらおうか。駆逐艦の力とやらを」


江風「任せなって。改白露型駆逐艦江風、出るぜ!」


提督(いや、その駆逐艦は峰風なんだが)











江風「どうだ提督? 江風が大戦果を挙げてやったぜ!」


提督「あの敵の量を相手に戦艦と駆逐艦を撃破した・・・・・・だと?」


江風「まあさすがにそれが精一杯だったんだけどな」


提督「駆逐艦1隻でよくやったなぁ」


北上「まあ魚雷のおかげっしょ」


江風「おう! もちろんだとも!」


提督「やはり駆逐艦は最高、ということか」


江風「戦闘といえば駆逐艦に決まってるじゃねえか」


提督「駆逐艦の操作練習しておくか」


北上「巡洋艦も忘れずにね~」


提督「お、おう」











提督「とうとうこの時が来たか」


加賀「そうね」


赤城「一体何が始まるんです?」モグモグ


提督「北太平洋に進出する・・・・・・っていうか赤城、食べるのをやめるんだ」


赤城「お断りします」


提督「さすがにその返しは困る」


加賀「それで? 今回も私たちの出番はあるのかしら?」


提督「もちろんだ。まあまずは連合艦隊で敵から前線海域の制海権を奪わなくてはならないから、出番は後だがな」


加賀「そう」


赤城「ということはまだまだ食べられますね」


提督「食べるのをやめなさい」


赤城「私から楽しみを奪わないでください! 鬼! 悪魔! 防空棲姫!」


提督「最後のはアカン」











提督「第一艦隊は千代田を旗艦として、イタリア、青葉、最上、高雄、文月。第二艦隊は球磨、北上、電、リベッチオ、風雲、雷」


千代田「千代田が旗艦!?」


青葉「珍しい組み合わせですねー」


提督「敵の戦力的に見て、これが妥当だと判断した。装備は各自用意してある。何か質問は?」


球磨「駆逐艦が多いのはなぜクマー?」


提督「敵主力に辿り着くまでに敵艦隊との交戦を可能な限り避けるためには、高速で移動できることが望ましいからだ」


イタリア「あっ。だからイタリアなんですねぇ」


提督「そうなるな」


文月「久しぶりの戦闘かぁ~」


提督「駆逐の娘たちは危険な目に遭うことが多いかもしれん。すまないが頑張ってきてくれ」


風雲「私たちなら大丈夫よ」


リベッチオ「提督さんの指示なら問題ないと思うなー」


電「そ、そうなのです! 電の本気を見るのです!」


雷「司令官のためなら出撃くらい何でもないわ! 任せて!」


文月「私も頑張る~」


提督「そうか。球磨、この娘たちを頼むぞ」


球磨「任せておけクマー」


提督「もちろん、おまえらも無事に帰って来いよ」


青葉「もちろんです!」


イタリア「分かってますよぉ」


最上「もちろんさ! 敵の主力を撃退して帰ってくるよ」


高雄「私たちならできます! すぐに帰ってきますね」


千代田「制空権の確保は任せて! お姉に負けないくらい頑張るわ」


北上「敵艦隊なんかこの酸素魚雷でイチコロよ。任せてー」


球磨「士気は十分クマ。それでは行ってくるクマー」


提督「おう。頑張って来い」











提督「敵艦隊に壊滅的打撃を与えることに成功、か」


球磨「意外と余裕だったクマ」


イタリア「一時はどうなるかと思いましたが、私たちの敵ではなかったみたいです」


提督「確かに戦力的にはそこまでの脅威を感じなかったが・・・・・・」


千代田「まあまあ。今回の敵はそこまで大規模じゃないのかも」


提督(果たしてそうだろうか? 何だか嫌な予感がする)


提督「とにかく、ご苦労だった。全員ゆっくり休んでくれ」


「「「了解」」」


提督「さて、次は飛行場の設営準備か。水雷戦隊の応用艦隊で偵察してみてから最終的な編成を決めるか」











提督「うっ・・・・・・うっ・・・・・・どうしてっ!」


提督「なんでこうなるのよっ! なんでっ! なんでっ!」ガンッ、ガンッ


鈴谷「まあまあ、落ち着こうよ提督」


熊野「そうですわ。そんな某アニメのキャラクターみたいな取り乱し方をされても困りますわ」


夕立「さすがにこれは相手が悪いっぽい」


提督「制空権の大切さと深海棲艦がいつもどんな気持ちなのかよく分かるよ」


鈴谷「それにあの砲台がすっごく邪魔なんだよねぇ」


熊野「三式弾が効果がないなんて・・・・・・」


ヴェールヌイ「敵に効果的な攻撃ができない・・・・・・すまない、司令官」


提督「いいや。謝るのは俺の方さ・・・・・・。ドイツからの兵器調達ができていないんだからな」


初月「仕方ないさ。そもそもここにドイツの艦娘がほとんどいないんだからな」


提督「くっ・・・・・・! 仕方ない。ここは編成を変更する。敵の防衛ラインを強行突破し、敵を撃滅する」


提督「初月、榛名、龍驤、阿武隈、夕立、衣笠は榛名を旗艦として準備完了次第、進行を開始せよ!」











提督「全員よくやった。ようやく基地設営のための上陸部隊の安全を確保することができた」


衣笠「厳しい戦いだったけどね」


夕立「あの砲台、強いっぽい」


初月「もう二度と戦いたくはないな」


阿武隈「そうだね」


龍驤「まあええやん。無事に敵旗艦を叩けたんだし」


榛名「そうですね。本当に良かったです」


提督「ああ。次は輸送作戦になる。阿武隈、夕立以外の娘はゆっくり休んでくれ。そして2人には引き続き艦隊を率いてもらう」


夕立「輸送作戦は苦手っぽい・・・・・・」


阿武隈「阿武隈が旗艦ですか? 頑張ります!」


提督「2人とも大変だろうが、頼んだぞ」











提督「輸送作戦は無事に完遂。航空基地の設営に成功、か」


阿武隈「はい、無事完了しました~」


鈴谷「それにちゃんと航空機も配備してきたし、準備は万全じゃーん」


熊野「次の作戦ですが、敵の中枢から反抗部隊が向かってるそうですわ」


睦月「蹴散らしてやるにゃしぃ」


如月「睦月ちゃん、私たちは設営で頑張ったんだからお休みよ。ね? 司令官?」


皐月「えぇー。ボクはもっと戦えるよー」


提督「いや、如月の言う通りだ。設営に向かった者は全員休息を取ってもらう」


阿武隈「分かりました~」


夕立「しっかり休むっぽい」


提督「敵の反抗艦隊には連合艦隊の者から向かってもらう。航空基地の支援と共にな」


提督(偵察情報によれば、敵はそこまで強力な艦隊で来てはいない・・・・・・。ここは確実に反抗艦隊の戦力を削っていくことが大事か)


提督「今回は最初に出撃した連合艦隊を基に艦隊を編成をする。大淀、イタリアを呼んできてくれ」


大淀「了解しました」











~登場人物~


・イタリア

頼れる皆のお姉さん的ポジション。海外艦としては初めて鎮守府に着任した娘でもある。


・清霜

戦艦に憧れる純粋な駆逐艦。ちなみに戦艦にはなれません。


・川内

口を開けば夜戦、とにかく夜戦。夜戦をこよなく愛し、また夜戦で大活躍を見せる。(たまに夜戦に参加できないことがある)


・初月

クールに敵艦載機から味方艦隊を守る防空駆逐艦。ちなみによく中破する。


・長月

遠征艦隊の一員として今日も遠征を頑張る日々。演習だとかなりの活躍を見せる。


・卯月

たまに提督にいたずらを仕掛け、半日ほど姿を消すことが多い駆逐艦。懲りることはない。


・弥生

遠征艦隊の一員。提督がよく怒らせたい娘だと言っている。怒ってなんかないよ・・・・・・怒ってなんか・・・・・・!


・萩風

健康的な生活をサポートすることに特化している。たまに提督を叱ることも。


・江風

改二になりさらなる活躍を見せることになった。夜戦が好き。


・鈴谷

航空巡洋艦となり、オールマイティに戦うことができるようになった。提督とたまに街に出かけている。


・熊野

鈴谷とよく一緒にいる。お嬢様気質で良いものでないと認めたくない。最近は美味しいものに釣られているようだが・・・・・・。











提督「敵反抗部隊の迎撃を確認した。よくやったぞ皆」


青葉「戦闘も青葉にお任せ!」


Zara「頑張りました~」


高雄「当然の戦果です」


イタリア「日本の重巡お皆さんはお強いですねぇ」


最上「いやいや。イタリアさんも火力凄かったよー」


葛城「砲撃戦の迫力、すごかったなー」


古鷹「これも葛城さんが制空権を確保してくれたおかげですよ」


加古「確かにそうだねー。弾着観測とかやりやすかったし」


北上「そうねー。艦載機の攻撃から守ってくれるのはありがたいねぇ」


球磨「敵艦隊もそこまで骨のある奴じゃなかったのも大きいクマ」


雷「私たち、砲撃戦はダメだったけど・・・・・・雷撃戦は頑張ったんだから!」


電「そ、そうなのです。敵は助けたいけど・・・・・・誰にも沈んでほしくないから、頑張ったのです!」


提督「そうか。本当に皆頑張ってくれて、無事に帰ってきてくれて良かったよ。今後も作戦行動があるかもしれないから今のうちにゆっくり休んでくれ」


「「「はーい」」」 「「「了解」」」


提督(次は南方に航空基地隊を展開し、敵の基地と艦隊の壊滅を狙う作戦か・・・・・・。進軍するスピードが速すぎる気がするが、仕方ないか)


大淀「提督、次の作戦に向かう艦隊の編成はどうしますか?」


提督「そうだな・・・・・・。偵察隊によると大規模な艦隊を組むと強大な敵戦力との戦闘に突入しやすくなるようだ」


大淀「だとすると・・・・・・基地設営のための上陸安全確保の時と同様の編成でしょうか?」


提督「そうだな・・・・・・その艦隊に近いだろうな。よし、利根と筑摩をここに呼んでくれ」


大淀「了解しました」


提督(航空基地隊の援護があるとはいえ、空母を運用できないとすると・・・・・・敵機動部隊がいないことを祈るばかりだな)