2016-12-16 00:10:50 更新

概要

榛名ととある提督の出会いからの物語
日日変わる環境、新たな船、新たな出会いそんな物語
榛名と提督がイチャラブする物語にしたい
完璧な独自設定を持っているので注意
キャラ崩壊も微妙にあるかも?
そんな物語の続編!
結論:榛名は可愛くふつくしい!

Twitterやってます→@azusa_agaisuki
コメントや感想待ってます!


前書き

なぜ提督が榛名を選んだのか
そこから長きにわたる物語は始まる
新米提督であった提督が甲提督に成長する物語(にしたい


キャラ説明
ある程度物語に絡むキャラはその都度紹介していきます
榛名
スペック:金剛型高速戦艦3番艦榛名
炊事洗濯すべてをこなす大和撫子
好きなもの提督、金剛型の姉妹、共に戦う仲間
嫌いなもの:周りの仲間が沈むこと、提督が誰かにとられること
提督ラブ勢でもあり行き過ぎるとヤンデレの症状を発病させる
姫級程度であればタイマンで倒す程度の力を秘めている

提督
スペック:リンガ泊地 中将 甲勲章をすべてではないがある程度所持
炊事洗濯はある程度こなすことができるがほとんどを榛名に任せている
好きなもの:榛名、アッガイ、ロマン兵器などのロボット系列
嫌いなもの:自分を裏切る存在----過去にトラウマあり
明石に頼んである装備を発注し艦娘と一緒に稀によく海域に出て後方から指示を出す

夕立
スペック:白露型駆逐艦4番艦 夕立
ソロモンの悪夢の異名を持つ。性能は改二でこの泊地で駆逐艦序列2位であり、艦隊のムードメーカーである。口癖は“ぽい“
夜戦連撃で数多の戦艦、姫級を沈める快挙を上げている

時雨
スペック:白露型駆逐艦2番艦 時雨
序列4位の駆逐艦でその運の高さで戦場に出ると無傷で帰ってくることさえある
大きい戦績はないが夜戦での火力を生かし戦艦棲姫などを相手に戦うことが多い


スペック:暁型駆逐艦2番艦 響
あることから榛名と提督との娘というポジションになりかけている
Верныйの名を持つが提督にはその名前はあまり好かれていない
昔からの馴染みかよくビッキーと呼ばれている
この鎮守府きっての古参で駆逐艦では2番目に着任している。1番目は・・・・
序列は6位とあまり高くないが何かと提督と絡むことが多い娘でもある
最近姉妹に改二が来ていることを喜んでいる

綾波
スペック :綾波型駆逐艦第1番艦 綾波
ソロモンの鬼神の異名を持つ。根は優しく誰に対しても心を開いている
性能は改二でかなりの場数を踏んでおり姫級、鬼級を何度も沈めている
そのためか駆逐艦序列1位を獲得している
提督お気に入りの駆逐艦である
愛称は波(ナミ)で、特別海域に出れる限り毎回参加している鎮守府一の武功艦でもある


スペック綾波型駆逐艦9番艦
特質した能力はないが艦隊でのムードメーカーとしていつもみんなに笑顔を振りまいている
(;>Д<)はにゃ~っ!

瑞鶴
スペック翔鶴型正規空母2番艦
最近改二になり装甲空母になった正規空母
提督の初めての正規空母のため愛着がある
姉の翔鶴より少し遅れて改二になったが姉妹ともに戦の海を駆けている
(甲板胸とか言わない。いいね?


前作↓読んでおいたほうが内容が理解しやすくなるかも?






神風型駆逐艦、一番艦、神風 推参!


提督「・・・・」


榛名「提督どうかなさいましたか?」


提督「何とかここまで来れたなと思ってな」


神風「・・・?」


榛名「そちらの娘さんは?」


提督「紹介しよう。神風型一番艦の神風ちゃんだ」


神風「司令官。そのちゃんづけをやめてください」


提督「さんづけしろと?」


神風「普通に神風でお願いします」


提督「和服でいいんだっけ?そういうの」


神風「違いますが、概ねそうだわ」


提督「和服もまたいいものだな」


榛名「提督は和服に興味がおありですか?」


提督「無いと言ったら嘘になるな」


榛名「では、今度着てみましょうか?」


提督「榛名は巫女服?のほうが見慣れてるからそのままでいてくれ」


榛名「では、鳳翔さんに頼んで作ってもらいますね」


提督「話を聞いて!」


神風「なによ!イチャイチャして!」


提督「結婚(仮)してるし?」


榛名「愛してますし?」


神風「片方の発言が気になる・・・けど今はいいわ」


提督「どうした?」


神風「睦月型の前級だけど駆逐艦の実力はスペックじゃないのよ?」


提督「何の脈略もなくきたね」


榛名「その志や信念もまた実力につながりますからね」


提督「だな。ソロモンの悪夢と呼ばれる綾波、夕立も駆逐艦だが戦艦に引けを取らない火力たたき出すからな」


神風「私の後輩は頑張っているみたいね」


提督「新米の君にはまだわからないと思うけど練度最大まで上がってるからね」


神風「練度・・・最大!?すごいじゃない!」


提督「伊達に序列1位と2位じゃないしね」


神風「それは艦隊で?駆逐艦で?」


提督「艦隊での序列はどうだろうね・・・榛名わかるか?」


榛名「そうですね。様々な子が戦っているので正確にはわかりませんが、綾波ちゃんは少なくとも5位以内に入るんじゃないでしょうか」


提督「笑顔で敵を爆殺してるからそこが怖い。そしてそこが愛らしい」


榛名「わかります」


提督「君は笑顔で敵を撲殺するじゃないか」


榛名「!?その話はやめてください!!ここでは!!」


提督「それもそうだな。来ていきなりじょばられてもこっちが困るし彼女だって困る」


榛名「それもありますけど・・・」


提督「他に何があるんだ?」


榛名「榛名のイメージが・・・」


神風「榛名さんのイメージ?ですか。美しくてこれぞ大和撫子って感じがしますよ」


提督「きれいな花には棘・・・この場合はもう毒が・・・」


榛名「提督?余り余計なことを言うと榛名怒こりますよ?」


提督「すでに怒っているのでそれ以上はやめてください。榛名さんの信用問題にかかわります」


神風「はわわわわ・・・」ガタガタガタガタ


提督「あーあ。どうするきだよこれ・・・」


神風「か、神風は・・・大丈夫・・・です!」


提督「持ち直した。流石歴戦の駆逐艦だ」


神風「私、榛名さんを怒らせないようにすると心に誓いました」


提督「大丈夫。基本怒らない娘だから」


榛名「・・・提督いいですか?この後お話ししましょう。ゆっくりと。じっくりと」にっこり


提督「ハイ」


神風「では、私はこれで失礼しますね。後輩たちに挨拶をしてきたいので」


提督「おう。仲良くしてやってくれよ」


神風は深々とお辞儀をすると提督室を出ていく


<Buonasera(ボナセーラ)あなたは?

<神風型一番艦神風と申します!

<私はZaraっていうのよろしくね

<はい!


外での会話ののち提督室のドアをノックする音が聞こえる


Zara「提督今よろしいでしょうか?」


提督「あ、ああ。いいが」


榛名「っち」


提督「聞こえてるからね!」


ザラ「ポーラを見てませんか?この辺にいる気配がしたのですが」


提督「ぽー・・・ら?・・・頭が・・・」


ザラ「て、提督!?大丈夫ですか!?」


提督「だ、大丈夫だ。うまく聞こえなかったもう一度お願いしたい」


ザラ「ですからポーラを見てませんかと」


提督「ごばぁ!」吐血


榛名「!?!?!?」


ザラ「!?!?!?!?!?」


提督「ザラ・・・今その名前は俺に聞く・・・」


榛名「だ、大丈夫ですか!?」


提督「大丈夫だ。ただ資材が3万なくなってるんだ・・・あはは・・・どこに置いてきたんだろうな・・・」


榛名「提督・・・酸素欠損症に・・・」


提督「そこまではいってないから!!いってるのかな・・・・?」


ザラ「いなさそうなので失礼しますね・・・」


提督「出て行ったか・・・?」


榛名「はい。すごくしょんぼりとしてました」


提督「俺の気持ちわかるよな?」


榛名「はい。一緒に頑張りましょう」


提督「今日はもう無理そうだ・・・部屋に行こう。俺は寝たい・・・」


榛名「これで三日目ですよ?大丈夫なんですか?」


提督「いやマジもう無理・・・榛名に包まれて今日も寝たい・・・・」


榛名「はぁ・・・甘えん坊さんですね提督は。榛名はうれしいですが」


提督「すまんな・・・精神的に来てるみたいだ・・・今までここまで作戦が長引いたことなかったし・・・」


榛名「今日はもうお休みになりましょう。時刻はフタフタマルマルです」


提督「ぐっすり寝て起きてまた挑戦してみるか」


榛名「今度は榛名を連れて行ってくださいね」


提督「できたらな・・・」


榛名「提督の元気が・・・お布団までお運びするので休んでいてください」


提督「あぁ・・・」


疲れて動けなくなっている提督を抱きかかえ榛名は寝室まで移動する


榛名「提督つきましたよ?」


提督「( ˘ω˘ )」


榛名「寝てますね。がっしりと榛名の服をつかんだまま」


榛名「仕方ないですが、このまま寝るとしましょう」


Buon Giornov


ついにこの日が来た


提督「変に事故って助け出すまでに時間がかかった」


榛名「ですね。大型艦を入れると事故を起こし、水雷戦隊で行くとボスクラスを撃破しきれない」


提督「だけど君の支援砲撃が決め手だった」


榛名「これ以上提督に負担をかけたくないと思いいつも以上に気合入れて打ちました」


提督「昼戦開始時に敵艦隊が半壊してたのは遠めでもわかったし驚いたぞ」


榛名「駆逐艦の娘たちの索敵をもとに弾着射撃しましたから」


ポーラ「・・・」ごくごく


提督「まぁ何はともあれ勝てて良かったよ」


榛名「拡張作戦ではありましたが、榛名もうれしいです」


ポーラ「ぐびぐび」


提督「で・・・なぜ君は飲んでいるんだい?」


ポーラ「敵に捕縛されててお酒が飲めなかったんです~飲むしかないです~」


提督「まだ勤務中・・というより自己紹介さえもしてないだろ君!」


ポーラ「Buon Giornov~ザラ級重巡の三番艦~、ポーラです~何にでも挑戦したいお年頃。頑張ります~」


提督「助け出したのはいいけど気が抜けるしゃべり方をするな」


ポーラ「そぉ~ですか~?あれ?お酒がない」


提督「隼鷹もひどいが君のほうがひどいな。彼女は公私をわきまえてるし」


ポーラ「こっちからお酒の匂いがします~」


提督「こっちから?」


ポーラは匂いにつられるように提督の後ろにある棚に向かう


提督「そっちにはなにも・・・あ!」


榛名「提督どうかなさいましたか?そっちは確か!」


ポーラ「ポーラお酒が飲み足りないんです~」


提督「榛名!彼女を止めてくれ!」


榛名「了解です!その棚には指一本触れさせません!」


ポーラ「離してください!ポーラはお酒が飲みたいんです!」


榛名は棚に近づくポーラを羽交い絞めにして動きを封じる


提督「ザラに聞いてたけどこんなにひどいとは」


ポーラ「ふぇ!?ザラ姉さまですか!?」


提督「君を心配して毎日ここに顔出すんだよ・・・最近はそれのせいで俺の胃がやばかったが・・・」


ポーラ「あ~そのぉ~」


提督「なんだ?ザラに会いたいのか?今呼んでやるぞ」


ポーラ「い、いえ!ポーラは大丈夫ですから!にしてもこの部屋熱いですねぇ。服が邪魔です」


提督「おい。上着までにしとけよ・・・っておい!なんで下に手を伸ばすんだよ!」


ポーラ「ですから~服が邪魔なんですって~」


提督の目の前ということを気にせず自らの服を脱ぎ始めるポーラ


提督「榛名。やつを抑えていてくれ。俺はザラを呼んでくる。服を着せるとかいうこともするな。ザラに対しての態度。何かあるはずだ」


榛名「わかりました。提督の仕事を増やしたこと榛名許しませんから」


ポーラ「ざ、ザラ姉さま・・・・ですか?ポーラもう脱ぎませんから。そのぉ~手を放してくれませんか?」


榛名「ダメです。提督に色目を向けたこと榛名は絶対に許しませんから」


提督「おお怖い怖い。ちなみにザラにはすでに連絡済みだ。もうすぐ着くみたいだけどな」


ポーラ「・・・・服着ていいですか?ポーラ恥ずかしいです~」


提督「大丈夫だ。俺が君をガン見すれ俺の目が消える」


ポーラ「え?どういう・・・」


提督「後ろの気に注意してみるとわかる」


ポーラ「え・・・・?やだやだやだやだ!話して!!」


榛名「い・や・で・す」ごごご


服はすでに半分脱げていて下着状態。それでいて暴れるポーラはどんどん乱れていく

榛名は彼女を放そうとはせずがっちりとホールドしている


ザラ「提督!ポーラが見つかったんですって!?・・・・?」


部屋に入ったザラはその光景に目を疑い、そして固まってしまう


提督「簡単に説明しよう。ポーラが酒を飲み自ら脱いだ。それを榛名が止めた。OK?」


ザラ「はぁ・・・提督すみません。ポーラは回収していきますね」


ため息をついたザラは榛名からポーラを回収すると脱ぎ捨てられた服を片手に持ちポーラを引きずる形で部屋から出ていく


<い、痛いです!それと服を着させてください!

<だぁめ!ポーラは今日ザラとお話をするの!

<えぇ~ポーラお酒が・・い、いえ~そのぉ~


提督「行ったみたいだな・・・」


榛名「はい。よくあそこにお酒があるって彼女わかりましたね」


提督「あの棚にあるのはわからないと思うんだけどなぁ・・・隠してるつもりはないがな」


提督の後ろにある棚。ふつうにみる限りでは書類などに埋まっているがその下のスペースには榛名山で買った榛名の自家酒が入っている


提督「結局あの時は二人とも2杯半で酔ったからほとんど減ってないんだよね」


榛名「はい。あの時はお酒の強さを知りました」


提督「君よってないって言ったよね!?」


榛名「・・・?酔ってませんでしたよ?酔っていたのは提督の方では?」


提督「俺は・・・君に流されて・・・」顔真っ赤


榛名「ですが、最後は提督のほうから・・・」顔真っ赤


提督「や、やめだ!恥ずかしすぎるぞ!」


榛名「で、ですね!ですが、たまにはお酒を飲みませんか?」


提督「酒に流されるぞ?」


榛名「あの時は・・・その・・・提督との旅行だったので・・・それと今ではま—--」


提督「スゥットーープ!!その話はやめと言ってるだろ!それと毎日一緒に寝てるとはいってもそれ以上のことは・・・」


榛名「夜の提督は激しかったです///榛名・・・」


提督「寝相が悪くて悪かったな・・・君の抱き心地が良すぎるんだよ・・・」


榛名「そんな!榛名・・・うれしくて・・・」顔真っ赤


提督「てかよくもまぁあの狭い布団に二人で寝てるもんだよな」


榛名「榛名は大丈夫です。提督と一緒であればどこでも大丈夫です」


提督「まぁまだ作戦中だからこれは飲めないな」


榛名「では、作戦が終わったら飲みましょう!」


提督「みんなの歓迎会が終わったら二人でひっそりと飲むか」


榛名「そしてそのあとは・・・」顔真っ赤」


提督「君はいつからそんな淫乱に・・・」


榛名「いやですか?」きょとん


提督「そうじゃないけど・・・普段のきりっとしてる美しくてそして可愛い君のほうが好きだといいたいんだ」


榛名「榛名・・・感激です!」


響「こほん」


二人「!?!?」


響「いつまで待たせるつもりだい?イチャイチャしやがって」


提督「す、すまない。次の海域攻略の時間すぎてたな」


響「みんな待ちくたびれてるよ。こんなところでイチャイチャしてるなんて・・・」


榛名「ひ、響ちゃん?いつからいたんですか?」


響「新しい艦娘との話が終わったらこっちに来るとの話だったからね。私が部屋の前で待機してたんだ」


榛名「ということは?」


響「話は全部聞かせてもらった!」


提督「!?!?」


響「今は昼間だ。そして作戦中だ。よろしくやりたければ終わらせてからにしてくれ」


提督「よ、よろしくって・・・いつそんな言葉を覚えたんだ!」


響「さぁね。私はもう行くよ。5分で来なかったら今の話を艦隊のみんなに話して時間をつぶしてるから」


提督「ちょ!?もう行きやがった・・・」


榛名「5分ですか・・・榛名準備が・・・」


提督「久しぶりの海戦か。君にまた無茶をかけるかもしれないが艦隊を任せる」


榛名「はい!榛名にお任せください!」


神風型駆逐艦の3番艦、春風


提督「どうしてくれよう」


春風「・・・」にっこり


榛名「提督どうかなさいましたか?そちらの方は?」


提督「最終海域の攻略をしていたら偶然発見したんだ。自力で浮いているのがギリギリだそうだからうちで回収した」


榛名「はい。その場に榛名もいましたから知っています」


提督「ではなぜ聞いた?」


榛名「榛名たちは先に鎮守府に戻っていたのでお顔をちゃんと見ていなかったもので」


提督「最低限の護衛を残して主力艦隊は先に撤退させるのがうちのルールだからな」


榛名「でも海域の奪還には成功しましたよ?」


提督「君たちには苦労を掛けてばっかだな。まさか水上打撃の第2に戦艦を2隻入れれるとは失念してた・・・」


榛名「今まではそれを許してくれませんでしたからね」


提督「それに気付けたから勝てたんだよ。主に君のおかげで」


榛名「榛名は大丈夫です。第一艦隊の旗艦で頑張りましたから」


提督「そして第二艦隊の殿を務めたと」


榛名「提督の計らいでこの鎮守府には榛名(嫁)を含めて榛名が7人(うち6隻が練度最大)いますから」


提督「改めて聞くとすごいことだよな」


榛名「そうでしょうか?私を旗艦として他の私たちの意思を統合していますので」


提督「毎回それを聞くがさっぱりだよ」


榛名「これでこの説明は8回目ですからね。要するに私を頭脳として下に他の私たちがいる。ここまではわかりますよね?」


提督「何度も聞いたからね」


榛名「ですが、私たち一人一人はちゃんとした自我を持っています。その自我を私が統一しているのです」


提督「(ミサかネットワークみたいなものと認識するとすごい楽になるから不思議)ほんと榛名はすごいよ」


榛名「いえ榛名はそこまでのことは・・・すごいのは提督の方です。他にも戦艦がいるというのに榛名を選んでくれて」


提督「大和型もそろってるけど燃費が悪いからね。あの二人を使うぐらいなら金剛型を使って試行回数増やしたほうがいいという結論に達したんだよ」


榛名「でも、それで榛名を追加で6人育てるということにはならないきがしますが」


提督「ひとえに愛・・・かな?」


榛名「愛・・・ですか?///ですが、榛名は私自身を愛してほしいと思います」


提督「いや・・・全部榛名でしょ・・・・?それと君が前線にいてもここに君がいる」


榛名「そうなりますね。常に榛名は提督のそばに入れますね」


提督「なんだかややこしくなるね・・・・毎回これだから困る」


榛名「それは提督が・・・」


二人の会話を割って入るかのように声がする


神風「提督?いらっしゃいますか?神風です」


提督「何の用だ?」


神風「春風が見つかったんですって!?」


提督「そうだ」


神風「どこ!?どこにいるの!?」


春風「・・・」神風の斜め後ろでにっこり


提督「入ってくるとき春風の前を横切ったぞ?」


神風「えぇ!?」


春風「すぅ・・・はぁ・・・神風御姉様!?本当に御姉様なんですか!?」


神風「何一瞬の間・・・春風よね!けがは!?損傷は!?大丈夫!?」


春風「はい。私は大丈夫です。司令官様が回収してくださいましたから」


神風「よかったぁ・・・みづがっで・・・」泣き始め


春風「心配をおかけしてしまい申し訳ございません。ですが、春風大丈夫でございます」


榛名「微妙にキャラがかぶっているような気がするのは気のせいでしょうか?」


提督「この空気をぶち壊す発言をしないでくれ」


神風「よがっだぁ・・・司令官。ありがとう。私たちもう行くね。積もる話がたくさんあるから」


春風「あらあら・・・もう行ってしまうんですか?もう少し榛名さんと司令官様のやり取りを見ていたいのですが」


神風「いいの!ほら!春風行くよ!」


春風「それでは司令官様ご機嫌よぉ~」


二人はドアから出ていく


榛名「文字通り神風が吹くとはこのことですね」


提督「いいこというね。どうしようか」


榛名「あとは・・・Iowaさんがいましたね・・・」


提督「そうだったな・・・あいつか・・・君たちにとっては因縁の相手ともいえるやつか」


榛名「ですが、榛名は大丈夫です!」


榛名と響で榛響!!


提督「それでも無理はしないでくれよ?ほぼ無傷とは言え度重なる連戦のあとだ。Iowaと会うのは明日にして今日は休んでくれ」


榛名「ですが、提督。現在時刻ヒトロクマルマルなのですが」


提督「それでもだ。それとも俺と一緒のほうがいいか?ん?ヒトロクマルマル?何か忘れてるような気がする・・・」


榛名「提督がご一緒ですか・・・どこに行きましょう?間宮?それとも大浴場?」


提督「気持ちはわかる。が、後半がすでに飛んでるぞ」


榛名「ですが・・・」


提督「まぁそう焦るなよ。これからはいつもの日常に戻るんだから」


榛名「そうですね。また前みたいにゆっくり過ごしましょう」


提督「今日は夜戦はかんべんな・・・俺に響く・・・」


響「呼んだかい?」


提督「!?!?」


榛名「あれ?響ちゃん?なんでいるんですか?」


響「提督があまりに遅いから第六駆を代表して迎えに来たんだ」


榛名「提督?何か御用があったんですか?」ごごご


響「ヒトサンマルマルから提督と遊ぶ約束をしていたんだ」


榛名「へぇ~提督は作戦海域の攻略がすんでいないのに響ちゃんたちと遊ぶ約束をしていたんですか?」


提督「その海域は午前中に終わっただろ。君がMVPで」


響「それとこの約束は昨日今日の物じゃないよ?2週間前からの物だよ」


榛名「・・・」視線向けてにっこり


提督「ほ、他の艦娘から苦情が来てね。榛名さんばっかずるいって」


榛名「榛名ばっか。ですか?なにがでしょうか?」


提督「主に駆逐艦からだけどさ。俺と遊びたいみたいなんだ」


榛名「ふむ・・・それとこれと何か関係が?」


提督「そこなんだよねぇ。榛名が俺を独占してるから誰一人俺に近づけない」


榛名「榛名が提督を独占して何が悪いのでしょうか?夫婦としてこれは当たり前の気がしますが」


提督「子供たちは遊びたいんだってさ」


榛名「それで?」


提督「他にも利根たちがカタパルトを見てほしいと言っているし、明石たちは新しい装備の確認をしたいと。他にもまだあるぞ?瑞鶴たち5航戦の子たちは間宮を一緒に食べたちと。夕立たちはいろんなことして遊びたいと他にも聞きたいか?」


榛名「いっぱいあるんですね」


提督「四六時中榛名が俺の横にいるから言いたくても言えないそうだ」


榛名「なるほど。それは榛名が悪いんでしょうか?」


提督「そう言いたいけど・・・そうとも言えないんだよなぁ・・・彼女たちが自分からいえば済む問題でもある」


榛名「でしょうね。それで榛名の大事な時間を取られても困りますし」


提督「そういってもなぁ・・・夜勤務が終わってからはずっと一緒だろ?寝るときでさえ」


榛名「はい。榛名はとっても幸せです」


提督「彼女たちのためにも時間を空けてくれないか?」


榛名「提督がそういうのでしたら・・・というと思いましたか?」


提督「思いもしなかったさ。君の俺への愛を一番理解してるのは俺だから。そこで相談だ。君が付いてくるこれで手を打ってくれ」


榛名「それが相談ですか?そもそも榛名は提督のそばを離れるつもりはありませんでしたよ?それに榛名は他の人に提督と遊んでほしいとは一言も言ってませんよ?」


提督「そうだよな・・・榛名もいや・・・今なんて?」


榛名「ですから。榛名は提督のそばを離れるつもりはありません。誰と食事をしようと遊ぼうと常にそばにいます。おいたをしたときは・・・わかってますよね?」


提督「その時は君が気が済むまでやっていいぞ」


榛名「榛名感激です!では響ちゃん行きましょう!」


響「はわわわわ・・・」じょばー


提督「今のやり取りのどこにそんな要素があったぁ!!!言え!」


響「わわわわわたしは大丈夫だ」


提督「はぁ・・・榛名・・・頼めるか?」


榛名「はい。響ちゃん?これで何度目ですか?」


響「今までで三回・・・かな?」ガタガタ


榛名「残念ながら違います。これで8回目です」にっこり


響「司令官。いいかい?」


提督「なんだ?」


響「司令官が榛名さんの代わりに・・・その・・・変えてほしいなって////」


提督「俺は構わないぞ?だが、君は命が飛び散る。それでもいいか?」


榛名「その時はついでに提督も・・・ね?」


響「・・・・」ガタガタガタ じょばー


榛名「また・・・よくそんな出せますね・・・さぁ行きましょう。部屋に行けば替えがあるんですよね?」


響「そうだね。ついでに服を着替えたいな」


榛名「はぁ・・・まったく。子供を持った気がします。かわいいからいいですけど。ふふ」


響「ひぃ・・・」


提督たちは響を連れて第六駆の部屋へと移動する


榛名「では着替えましょうね。かわいい響ちゃん。それとお風呂にも入っておきましょうか。ここまで汚れると拭くだけでは・・・」


響「あ・・・やめ・・・そこは・・・はぅ・・・」


布がこすれる音、そして水の流れる音が後に続く


榛名「本当にいつ見てもきれいな髪ですね。サラサラの銀髪ロングヘアー憧れます」


響「榛名さんもきれいな髪だと私は思うよ。それに・・・」じー


榛名「これですか?響さんも成長すれば大きくなると思いますよ?」


提督「ふむ・・・水の流れる音・・・俺は先に行ってるからな!」


榛名「て、提督!?すみません今手が離せられないので替えの着替えを持ってきてもらえますか?響ちゃんので汚れてしまったので」


提督「まぁそれぐらいなら。5分後に持ってくるからそれまでまったりしててくれ」


榛名「10分ぐらいはかかると思うので他の第六の娘たちに遅れると言っておいてくれますか?」


提督「というより迎えに行った響を心配してると思うがな」


響「ちょ・・・榛名さんくすぐったいって・・・」


榛名「暴れないでください。ちゃんと洗えませんから」


提督「んじゃ取りに行くかな」


部屋の前から立ち去る提督


響「榛名さん・・・ん・・・前は自分で洗えるから・・・」


榛名「ダメです。それではちゃんと洗えません。ここはお姉さんに任せてください」


響「お姉さん?私的にはお母さんの響のほうがあるけど」


榛名「お、お母さんだなんて・・・」顔真っ赤


響「あ・・・やめ・・・はぅ・・・////」


榛名「ではお母さんが響ちゃんをしっかり洗いますね」


響「あ・・・指が・・・中に・・・///」





エラーが発生しかけています。サーバーへの負荷が上がっています

一度再起動してください






榛名「幼女体系・・・というか幼女でしたね。うらやましい」


響「そんなに乱暴にしないでほしい」髪ワシャワシャ


榛名「まずは水気を軽く飛ばすんです。そのあとドライヤーにかけて」


提督「替えの着替え持ってきたからドアの前に置いとくからな」


榛名「!?ドアの前!?ちょ、提督!それはさすがに!」


提督「何を勘違いしているんだ。その部屋のドアの前に、だ。だれが嫁の服を誰が通るかわからない廊下に置くもんか」


榛名「そ、それもそうですね」


提督「みんなには報告しといたから。それと響」


響「なんだい?あ、熱い熱い!」


提督「他の子は怒ってるぞ」


響「さすがに待たせすぎたね。ちょ、さすがに下着は自分でつけれるから」


提督「いや、それもそうだけど。自分だけ楽しんでいるんじゃないのです!だそうだ」


響「この状態が楽しんでるように見えるかい?」


提督「俺には何も見えない。俺は先に行ってるから早く来るんだぞ」


榛名「よし。響ちゃんの着替え終了!」


響「私はいいけど・・・榛名さんはまだタオル一枚だね」


提督「!?」


響「何か聞こえた気がするけど気のせいだ」


榛名「響ちゃんの体を見ていたら自分が着替えるのを忘れてました」


響「では私が着替えるのを手伝うよ。受けた恩は必ず返す。これも不死鳥の秘密でもあるんだ」


榛名「ではお願いしますね。榛名は髪の毛を乾かしているので、下着を取ってもらえますか?」


響「よかろう・・・ぬぅ・・・大きい・・・」


榛名「そんなまじまじと見ないでください。同性でも恥ずかしいです」


響「提督はこれを毎日・・・」顔真っ赤


榛名「何を想像してるんですか!」


響「な、なんでもないよ?なんでも。それにしてもダズルカラーだね」


榛名「ええ。改二になったときについでに下着も新調しました」


響「ほんと美しい体してるよね。榛名さん」


榛名「そうでしょうか?金剛御姉様のほうがもっとすごいですよ?」


響「私に言わせてもらえれば君たち四姉妹はすごいさ」


榛名「あ、その紐とってもらえますか?」


響「ん?何の紐だいこれは?」


榛名「巫女服を止める紐です」


響「大変なんだね。その服」


榛名「ですが、慣れてしまえば楽ですよ?それに提督に似合ってるといわれたので替えるつもりはないですし」


響「そうか」


榛名「みなさんを待たせてますので急ぎましょう」


響「そんな引っ張らないで・・・あ、帽子が・・・」


榛名「そういえばおいてきてましたね。とってきます」


響「そんな。さすがにそこまでは・・・」


榛名「娘の面倒を見るのもお母さんの務めです!」にっこり


響「まっま!」


榛名「帽子をかぶってっと。身だしなみは大丈夫ですか?ハンカチは?」


響「本当にお母さんみたいだね。榛名さんがお母さんならお父さんは提督かい?」


榛名「そうですね。それ以外考えられません」


速足で間宮まで移動する二人

間宮前にはすでに響を除いた第六駆と提督が待機していた

暁「ちょっとぉ!響!遅いじゃない!それじゃレディーとして失格よ!」


雷「私たちを待たせるなんて言い度胸じゃない!」


電「なのです!」


提督「やっと来たか。待ちくたびれて先に遊んでたぞ」


榛名「お待たせしました。娘が準備に時間をかけて」


提督「娘?響がか?」


榛名「榛名としたことが・・・」


提督「まぁ君が楽しいのなら俺はいいけどね。となるとお父さんは俺になるのかい?」


榛名「そうなりますかね?」


暁「なに?何の話?」


提督「君にはまだ早いことさ」


暁「ちょ!暁に早いってどういうこと!暁はいちにんまえのれでぃーなのに!」


走り出す提督。それを追いかける暁


響「やっぱりこっちのほうが落ち着くね。でも・・・榛名さんがお母さんで司令官がお父さんか・・・悪くないかも・・・」


暁「ちょっとぉ!まちなさいってばぁ!」


提督「なんだ?そんなに走りたかったのか?ならみんな鬼ごっこと行こうか!」


榛名「これでようやく日常に戻るんですね。榛名さすがに疲れてしまいました」


響「どうしたんだい?眠たいのであればそこの日陰で寝るといい。私たちはよくあそこで四人並んで寝てるから」


榛名「では、お言葉に甘えさせてもらいますね。といっても寝はしませんよ?提督の監視をしなければ」


響「それは大丈夫じゃないかな?彼は君に惚れてるから。他の子と一線を越えることはないと思う」


榛名「そうでしょうか?そうなんでしょうね。榛名の悪い・・・癖・・・です・・」すやぁ


響「ふふ。寝たみたいだね。私もみんなのところに行くかな。司令官とは遊び足りないし!」


木陰で眠る榛名。提督のもとに走る響

常に緊張状態にあった鎮守府は今ここに日常を取り戻す



榛名さんの日常


提督「今日の仕事もそう多くなかったな」


榛名「はい。大規模作戦が終わったのでその後始末ぐらいですしね」


提督「敵から奪還した島や基地の整備だもんな。なんでこっちに回ってくるのか」


榛名「それは提督が信頼されているからではないのでしょうか?」


提督「俺には嫌がらせにしか見えないな。大和型を運用せずに持て余してる当てつけだろ」


榛名「ほとんど片付いているので休んでみてはどうでしょう」


提督「そうだね。間宮でランチとでもしゃれ込むか」


榛名「もうこんな時間なんですね」ヒトサンマルマル


提督「行きますか」


榛名「榛名はここの片づけをしてから行きますね」


提督「なかなかに散らかってるな・・・」


提督「俺がやったんだし俺が片付けるぞ」


榛名「提督は休んでいてください。私たちに被害が出ないように常に作戦を考えていたのですから」


提督「まぁ榛名がそういうのなら・・・先に行ってるからな」


榛名「10分後ぐらいには向かいますね」


提督「おう」


榛名(行きました。上着を置いて行ってますね)


提督は自身の上着を椅子に掛けたまま出て行ってしまう


榛名(・・・すこしだけ)


榛名(そう・・・少しだけです)


それを見つけた榛名はおもむろに上着を手に取り顔に近づける


榛名(提督の香り・・・すぅ・・・なんだか落ち着きます)



提督「あー上着置いて行ってるやん。持ってこさせるのもあれだから取りに行くか」



榛名(すぅ・・・はぁ・・・すぅ・・・いい匂い・・・)


提督「榛名?まだいるか?」


提督の匂いを嗅いでいるとドアの外から提督の声が聞こえる


榛名「ひゃ!?なななななんでしょう!!?」


提督「何かあったのか!?」


榛名「いえ!はるにゃはだいじょうぶでしゅ!」


提督「入るぞ!」


ドアを勢いよく開けた提督が見たのは上着の匂いを嗅ぐように顔を近づけている榛名の姿だった


提督「・・・」


榛名「てててて提督!?こ、これは違うのであって・・・!」


提督「俺そんなに臭う?やっぱ汗の臭いってそんなにするの?」


榛名「そ、そうじゃなくて・・・いつも着ているようでしたから洗濯して差し上げようかと思いまして・・・その・・・」すぅ


提督「言葉と行動が一致してないのだが?なぜまた匂いを嗅ぐ?」


榛名「こ、これはその・・・あのぉ・・・」


提督「俺何かした?」


榛名「いえ。まだ何も」


提督「まだって・・・これから手を出されると思ってたのか」


榛名「はい」


提督「開き直ったよ!いつまでも匂い嗅いでないで!恥ずかしいから!」


提督は榛名が抱きかかえる上着を強引に奪う


榛名「あぁ・・・」


提督「名残惜しそうな目で見ないで!そもそもなぜ上着を?」


榛名「そこにあったから?」


提督「常に俺のそばにいるのに?」


榛名「なかなか匂いを嗅ぐことができないので?」


提督「俺の匂い良いの?」


榛名「はい」


提督「なんか変な気分やな」


榛名「ベット行きますか!?」


提督「そういう意味じゃない!それにまだ昼間や!」


榛名「夜ならいいと?」


提督「夜ならいいけど・・・じゃ!なくて!」


提督「こんなことしてると間宮が休憩入るぞ」


榛名「いけない!提督の昼食が!」


提督「言っておくけど君の分もなくなるからね!?」


榛名「その時は提督の分を半分分けてもらいます。間接キスですね」


提督「恐ろしい娘!しれっと出てくる言葉がほんと怖い」


榛名「榛名そんなに怖いですか?」上目遣い


提督「う・・・可愛すぎる・・・」


榛名「抱きしめてください。いつもみたいに」


提督「ご飯は?」


榛名「そのあとでも間に合います」


提督「では、飯を食べに行こうか!」


榛名「なんで無視するんですか!」


提督「時と場所をわきまえろ!」


榛名「それは金剛御姉様のセリフです!」


提督「ここは広場ということを忘れていないよね?」


榛名「逆に聞きますけど榛名が忘れるとでも?」


提督「見せつける気かよ・・・」


間宮「お二人ともどうかなさいましたか?」


提督「間宮さん・・・いろいろと助けてほしいのだが」


間宮「ふふふ。昼間から見せつけてくれますね」


提督「助け船が沈没した!」


間宮「ここではあれなので店に来てください。お昼まだなんでしょう?」


提督「そもそもその昼の話からここまで発展したんだよ」


間宮「あら。発展だなんて・・・」


提督「あぁあぁぁぁぁ!!!!なんでこうなるのぉぉぉぉぉ!」


榛名(提督の匂い・・・やはり落ち着きます)


提督「背中に抱き着かれるシィ!」



ある画像を見てから無償に書きたくなった内容

途中から迷走し始めるのはいつものこと


瑞鶴とお買い物 前編 


提督「ふむ。どうしたものか」


榛名「提督?どうかなさったんですか?」


提督「榛名か・・・ん~大丈夫だよ」


榛名「そうでしょうか?榛名にはそうは見えないのですが」


提督「そうだな。瑞鶴を呼んできてくれ」


榛名「瑞鶴さんをですか?いいですけど?」ジトー


提督「何その眼・・・」


榛名「いえ。別に何でもないですよ」


数分後


瑞鶴「なにー。てーとくさーん」


提督「来たか」


榛名「来ましたね」


瑞鶴「え?なに?私何かした?」


提督「何も。ちょっと榛名は席をはずしてもらえるか?瑞鶴と話すことがあるから」


瑞鶴「え?私に?榛名さんが一緒じゃないの?」


榛名「そうですよ。なんで私は席をはずさないといけないんですか?」


提督「どうしても、だ。答えはいずれわかる。まぁ2か月後ぐらいにかな?」


榛名「そうですか。瑞鶴さんに手を出したらわかってますよね?」


提督「俺がこんな甲板胸に手を出すとでも?」


瑞鶴「ッイラ。今なんて言った?」


榛名「これは提督が悪いですが、瑞鶴さん?あなたもわかってますよね?」にっこり


瑞鶴「わ、わかってるってばー!」


榛名「くれぐれも・・・ね?」


提督「心配性だな。10分ぐらいだからそんな心配しないでくれ」



瑞鶴「出て行ったね。で、私になんか用なの?」


提督「そうだな。頼めるのが君ぐらいしかいないからな」


瑞鶴「私しかいない?本当に?翔鶴姉は?」


提督「あ・・・」


瑞鶴「もしかして忘れてた?忘れてたよね!今の「あ・・・」ってそういうことだよね!!」


提督「声が大きい!まぁともかくだ」


瑞鶴「それで本当に私でいいの?てか何のよう?」


提督「今度7月にもう一度榛名山に行く」


瑞鶴「へぇ。7月にねぇ・・・ん?もう一回言って?」


提督「だから。7月に榛名とともに榛名山にリベンジするの!わかる?」


瑞鶴「わかるけど・・・それとこれと何の意味が・・・」


提督「前回の榛名は制服の上にロングコートを羽織ってた。巫女服だがね」


瑞鶴「前回は冬だから・・・」


提督「たぶん分かったと思うが、神社に巫女服で行くのは周りの目が気になるのよ。てかあれって巫女服でいいんだよね?いろいろと短いけど」


瑞鶴「あれ巫女服だと思うよ。ということは私に榛名さんが着る服を選んでほしいと?」


提督「オフコース」


瑞鶴「そんなの提督さんが選べばいいじゃん。なんで私なの?」


提督「いろいろ考えたんだよ。体格が近いのって瑞鶴ぐらいじゃん?翔鶴姉はでかいし」じー


瑞鶴「どこ見て言ってるの?爆撃されたいの?」


提督「榛名呼ぶよ?」


瑞鶴「すみませんでした。というと思ってるのか!私帰る!なんで私なのよ!まったく!」


提督「褒美をくれてやろう(ボソ)」


瑞鶴「!?今なんて言った?」


提督「なんも?いやなら帰れば?少ないとはいえ候補はまだいるし」


瑞鶴「わかった。わかったから!服を選べばいいんでしょ?」


提督「素直でよろしい。選び終わったら褒美をくれてやろう。それまでに考えておいてくれ」


瑞鶴「やったぁ!何にしてもらおうかな。・・・?提督さんは榛名さんの胸のサイズとかわかるの?私より大きいのに・・・ぐぬぬ」


提督「逆に聞くわからないと思うか?あくまで俺が君を選んだのは体格が近いからであってだな。それとそういう店にさ。男一人では入れると思うか?」


瑞鶴「その気になれば入れると思うよ?むしろ彼女とかと行くほうがいろいろと気まずい気がするし」


提督「てかそもそもそういう店がどこにあるのかさえ分からないのだが?」


瑞鶴「えーそんなものも知らないの?知らなくて当然か。逆に知ってたら引いてたし」


提督「まぁそういうことよ」



<あれ榛名さん。そんなところでどうしたんだい?

<響ちゃんですか。今提督に締め出しを食らっていまして

<何をしたんだい?

<私は何も心当たりはありませんが・・・あと3分で10分です

<ん?どういうことだい?



瑞鶴「まぁ日にち行ってもらえればついて行ってもいいけど」


提督「まぁ君たちに出撃命令出すの俺だからな。今週の日曜だ。鎮守府入口にマルキュウマルマル集合ということで」


瑞鶴「りょーかい。服装とかどうすればいい?このまま?」


提督「町に連れていくのにそのままはないだろ。私服とかないのか?」


瑞鶴「あるには・・・あるけど・・・」


提督「あれか?着れないのか?」


瑞鶴「そうじゃないけどさ・・・子供っぽいっていうかね・・・」


提督「まぁないのであれば榛名の服のついでに買ってやらんでもいいぞ?」


瑞鶴「ほんと!?いいの!?」


提督「ただし褒美がそれになるぞ?」


瑞鶴「え・・・ぐぬぬ」


提督「嘘だよ。服は俺からのお礼ってことで」



<そういうことだったんだね

<はい。あと1分で時間になりますので榛名はここで待機してるのです

<いっそ私が突撃しても

<響ちゃん?今なんて?

<い、いえ嘘です。ごめんなさい

<よろしい



瑞鶴「あとはこのことを榛名さんに報告するだけだけどさ」


提督「そこだよな。「瑞鶴さんと二人で買い物?榛名が許すとでも?」なんて言われそうだよな」


瑞鶴「まぁ提督がたのめばが許してくれるんじゃない?」


提督「日曜だぞ?それも予定では一日使う。榛名が許すわけが—------」



<時間ですね

<みたいだね


榛名「提督時間です」


提督「ないよ・・・ぬ?もうそんな立ったのか」


瑞鶴「聞かれてないよね今の」


榛名「何が聞かれてまずいのですか?」にっこり


提督「今週の日曜だがな。瑞鶴と買い物に行くことにした」


榛名「はぁ?今なんと?榛名とではなく瑞鶴と?本気ですか?」


提督「まぁ日用品の買い出しだよ。君は疲れてるだろうから休んでいていいよ」


榛名「榛名は大丈夫です。そんな女よりかは役に立ちますよ」


瑞鶴「て、提督さんやっぱ無理だって・・・」ガタガタガタ


提督「たまには金剛型のティータイムに参加したらどうだ?日曜なら一日中やってるって聞いてるし」


榛名「榛名は提督と一緒にいたいんです!」


提督「金剛にしたこと覚えてるよね?罪滅ぼしになると思うぞ?それと比叡と霧島がさみしがってるし。いつになったら顔を出してくれるのかってね」


榛名「提督は・・・提督は卑怯です。困ったらそれを持ち出して・・・榛名・・・待機命令了解です・・・」


提督「すまないね。本当に。金剛たちと仲良くやるんだぞ。姉妹なんだから」


榛名「はい。お土産期待してます。とびっきりのをね」


提督「任せとけ。チョコ大丈夫だったよな?」


榛名「榛名は大丈夫ですけど。どうしたんですか?」


提督「まぁ君の好きなものかって言ってあげるからそれで機嫌直してよ」


榛名「ではケーキをお願いします。そうですね。紅茶に合うものであれば何でもいいです」


提督「なんでもか・・・一番困る返しだよそれ。まぁいろんな種類の買っていくからさ。終わったら俺はティータイムに合流する予定だし」


榛名「わかりました。瑞鶴さんに手を出さないでくださいよ?それだけは絶対に許しませんから」


提督「だからさ。何度言ったらわかるの?俺は榛名一筋なんだって」


響「目の前でイチャイチャしやがって」


瑞鶴「私を放しのネタにしないでよ」


提督「そういや響がいたんだったな。瑞鶴は・・・時間は伝えてあるからあとはその時間に来てさえもらえればいいからもう戻っていいぞ」


瑞鶴「りょーかい。んじゃ日曜ね」


提督「おう」


榛名「話は終わりましたか?」


提督「すべてな」


榛名「本当は行きたいんですけど・・・」


提督「姉妹の仲を壊す気か?たまには顔を出してあげろ。これは提督命令だ」


榛名「本当に提督は卑怯です・・・」


響「イチャイチャしてるねぇ」


提督「混ざりたいか?」


響「混ざれる余地あるのかい?」


榛名「ありません」


響「そりゃ残念」ごそごそ


提督「それとこれとどう関係があるんだ?」


響「小さい私の特権ってことさ」提督の膝に座る響


榛名「うらやましい」


響「榛名さんも小さくなればいいだけの話さ」


榛名「それができたら苦労はしません」



「いいこと聞いちゃったぁ」



響「何かお尻にあたって・・・」


榛名「提督?」にっこり


提督「不可抗力。生理現象。OK?」


榛名「NO」


提督「(´・ω・`)」


榛名「響ちゃんは娘ということで今回は見逃してあげます。次やったら・・・どうなってるかわかってますよね?」


提督「おいやめろ。俺の上でそれをやるな。大変なことになる」


響「わ、わかってるさ。私ももう子供じゃない」ガタガタガタ


榛名「それは残念。最近楽しくなってきちゃったんですよね。響ちゃんを怖がらせるの」


響「ひえぇ」じわ


提督「ふぇぇ・・・右太ももが・・・」


響「司令官なら喜ぶものかと思ってたよ////」


提督「俺を何だと思ってるんだ・・・」


響「司令官は司令官さ////」じわー


提督「榛名。この可愛い娘にお仕置きしてあげろ。じょばったみたいだからお風呂に入れてあげなさい」


榛名「そうですね。あなた。本当に困った娘だこと」


響「ひええ」じょばー


提督「ぎゃああああああ!!!!」


榛名「・・・」にっこり


響「・・・」失神



瑞鶴とお買い物 中編



数日後


提督「約束の日だ。車で行く予定だからメンテナンスをしてから集合場所に移動するか」マルナナマルマル


提督「結局あれからあんまのってなかったなぁ・・・まぁ大丈夫でしょう」


提督は車の様子を見てから入口に移動する

車はガソリンが減っていたから補充し、エンジンオイルを確認したのち発進させる


鎮守府入口広場

マルハチマルマル


瑞鶴「ちょっと早すぎたかな?でも提督さんだからいっか。どうせ三十分前には来るだろうしあのひと」


瑞鶴「この服子供っぽかったかな?」


瑞鶴は自身の服装を確かめながらそう疑問を持つ


瑞鶴「で、でも私あんまり服とか買わないし・・・翔鶴姉に見せてもらった雑誌にはいいのあったんだけど・・・」


自分の胸を見て劣等感を覚える


瑞鶴「なんで胸元開いてるやつとかばっかなの!くそぅ!」


瑞鶴「・・・ばっかみたい・・・・私なに浮かれてるんだろ・・・」


瑞鶴「わかってる。そうわかってるわよ。これはデートとかじゃなくて買い物。提督さんが榛名さんに服を買ってあげるの」


瑞鶴「そして私は・・・私はその付き添いで・・・ご褒美として服を買ってもらえるって・・・」じわー


瑞鶴「なんで・・・なんでこうなるんだろうね・・・私の馬鹿・・・」


瑞鶴「・・・」


瑞鶴「ほんと馬鹿みたいだわ。一時間も早くから待つなんて・・・・」


遠くからエンジンの音が聞こえてくる


瑞鶴「ふぇ?なんで?」


遠くから聞こえたエンジン音は提督が乗る車だった

みるみる近づいてきて瑞鶴の真横に止まりウインドウが下ろされる


提督「早いな。待たせたか?ん!?なんで泣いてるんだ!俺遅かったか!?」


瑞鶴「ち、違うわよ!ちょっと昔の思い出に浸ってたら泣けてきちゃっただけよ!勘違いしないでよ!」


提督「昔・・・軍艦だった頃か・・・」


瑞鶴「・・・(この人を前にしちゃうと思ってることとは違うことばっか行っちゃうよ・・)」


提督「まぁいい。乗りな」


瑞鶴「え?バスとかで行くんじゃないの?」


提督「ここをどこだと思っている・・・鎮守府だぞ?それもいつ攻められるかわからない。そんなところにわざわざ人が来るとでも?」


瑞鶴「それもそうかも」


提督「そして近い町でも10キロは普通に離れてる。それこそ砲撃戦の時に被害が出ないようにな」


瑞鶴「そうだったんだ」


提督「ああ。君たちには話してなかったから無理もない」


提督「それはいいとして。くれぐれも町では艦娘であるということはバレないようにしてくれよ」


瑞鶴「なんでバレちゃダメなの?私たちここの人たちのために戦ってるのに」


提督「俺もそうは思うよ。だが、世間は違う。君たちが現れた当初から半数の人間は艦娘を人としてではなく兵器として認識していた」


提督「それこそ意思を持ち感情で行動をする兵器。これだけ聞くと恐ろしくないか?」


瑞鶴「それだけきくとね。でも私たちは国のために戦ってるっていうのに・・・」


提督「故にバレないようにしてくれ。もしバレたりしたら・・・」


瑞鶴「え?どうなっちゃうの?」


提督「まぁ注目の的だろうな。それも悪いほうで」


瑞鶴「ぐぬぬ・・・」


提督「それに君がもし人に危害を加えたら・・・」


瑞鶴「わ、私はそんなことしないわよ!」


提督「俺がもし不良に絡まれたら?」


瑞鶴「その時は私が助けるから」


提督「そういうことだ。提督を守るためにルールさえも無視する。過去にそれで何度も事件が起きているんだ。それもそのほとんどが殺人だ」


瑞鶴「え・・・?」


提督「提督が傷つくのを黙ってみてる艦娘はいない。そのほとんどが感情のままに暴れたそうだ。そのせいで世間の君たちに向ける目は冷たい」


瑞鶴「そんなの・・・私は関係ないし・・・」


提督「悲しいことに関係あるんだよ。違う鎮守府の君がその事件を過去に起こしている」


瑞鶴「え・・・?そんな・・・」


提督「そういうことだ・・・おとなしくしていてくれ。それに憲兵が付いてるから大丈夫だ」


瑞鶴「それって監視?」


提督「ああ。俺が瑞鶴に手を出さないようにという監視だ」


瑞鶴「え?そっち?」


提督「ん?そだよ?そもそも俺が絡まれるわけないし」


提督「そして絡まれたのが分かると憲兵が飛んでくると」


瑞鶴「そんなことはいいの。その・・・つかまった艦娘たちはどうなったの?やっぱり解体?」


提督「だったらどれだけ幸せだったころだろうね・・・」


瑞鶴「え?どういうこと?」


提督「慰安婦。君たちなら知ってるよね?」


瑞鶴「まさか・・・」


提督「そのまさかだよ。疲れに疲れた提督におもちゃのように扱われる」


瑞鶴「ひぃ・・・」


提督「そこまでだったら精神が壊れていろいろと楽になるんだけどね。実際はもっとひどい」


提督「回されまくった挙句研究機関行きさ。まだ艦娘の生態はわかっていないから。体のあちこちをいじられまくって使い物にならなくなったらそのまま廃棄だ」


瑞鶴「・・・」ガタガタガタガタ


提督「怖がらせてしまったね。まぁ隣に乗りなよ。早く街に行かなきゃ」


瑞鶴「う、うん・・・」となり座り


提督「まぁそうなりたくはないし、させたくもない。だから何があっても君はバレてはいけない。憲兵がいるから平気だけどね」


瑞鶴「・・・」


提督「どうした?トイレでも行きたくなったか?到着まで時間かかるから出る前に行っておいたらいいぞ?」


瑞鶴「ほんっと!提督さんってデリカシーがないわよ!」


提督「そうか?元気になったじゃん」


瑞鶴「これとそれとは違うの!」


提督「何もないのであれば出発するぞ」


瑞鶴「ぐぬぬ・・・お願いするわね」


提督「その格好にあってるよ」


瑞鶴「ふぁ!?い、いきなり何よ!」


提督「いやさ。初めにいいたかったけどタイミングがずれてね」


瑞鶴「あ、ありがと・・・うれしいわ・・・」


提督「んじゃ行きますか」


瑞鶴「なんで無視するのよ!!」



瑞鶴とお買い物 後編


町到着


瑞鶴「・・・」


提督「どうした?疲れたのか?」


瑞鶴「・・・」


提督「初めての奥地だからな。緊張するのも仕方ない」


瑞鶴「・・ぁない・・・」


提督「ん?」


瑞鶴「そうじゃない!」


提督「?!!?」


瑞鶴「確かに榛名さんからは荒っぽいって聞いてたけどここまでとは思わなかったよ!」


瑞鶴「体中痛いじゃない!なんで峠道をあんな速度で走るのよ!」


提督「だって他に誰も通らないし?」


瑞鶴「後ろの憲兵さんついてくるだけで必死だったじゃない!」


瑞鶴「それになにが「ひゃぁぁぁぁ!!ヘアピンさいこぉぉぉ!!!」じゃ!隣にいる私のことを考えなさいよ!!」


提督「だって久しぶりで楽しかったんだもん・・・」


瑞鶴「首もだけど腰が痛いわ。ずっと動かしてたんだから」


提督「もんでやろうか?少しは楽になるぞ?」


瑞鶴「平然とセクハラしようとしてんじゃないわよ!榛名さんに言うよ?」


提督「別に胸を揉むとかじゃないからいいじゃん・・・あー揉む胸ぎゃぁあ」目つぶし


瑞鶴「ほんっと最低!なんで私この人についてきたんだろ」


提督「いきなし目つぶしはやめろ・・・・マジに失明するかと思ったぞ・・・」


瑞鶴「デリカシーどころかマナーもないし・・・・なんでこの人のこと好きになっちゃったんだろ(ボソ)」


提督「目的地のイオンは・・・ここだな」


瑞鶴「まぁ無事についたからよかった・・・ああああああ!!!」


提督「ふぅ・・・楽しかった」


瑞鶴「いつつ・・・なんであそこで加速しながらのカーブで止めに行くのよ!!最後の最後で油断してたから肩ぶったじゃないの!!」


提督「昔から空いてる駐車場はああやって止めるし?てかあっちのほうが楽しいし?」


瑞鶴「一度捕まってしまえこのくそ提督!」


提督「それは勘弁してください。対処できません」


瑞鶴「どうせ提督のことだから出て・・・え?対処できない?」


提督「うん。軍のほうはできても察のほうは後ろ盾がないからそのままお縄ってわけよ」


提督「それは君たちにも言える。軍より先に察に捕まったらそのまま法の下に裁かれる」


瑞鶴「難しいのね」


提督「ああ。だから問題は起こすなよ?」


提督「今のレベルだとじゃれてるカップルか兄弟にみられるだけだけど、これ以上になると暴行罪で通報もんだ」


瑞鶴「はいはい。てーとくさんが瑞鶴にセクハラしなければ何もしませんよっと」


提督「俺だって好きでしてるんじゃないんだって」


瑞鶴「じゃぁなんでするのよ!」


提督「なんでだろうね?」


瑞鶴「ほんっとうに最低ね!!」


そして二人は店の中に入っていく


提督「案内頼む瑞鶴」


瑞鶴「へ?私?」


提督「以外に誰がいるんだ」


瑞鶴「私此処に来るの初めてなんだけど・・・」


提督「あー・・・忘れてた・・・」


瑞鶴「なんでこうなるのよ・・・」


提督「んじゃぁ女性ものの店に行けばいいのか?」


瑞鶴「メンズの店に行っても無駄だからね。提督さんの服を買うのなら別にいいけど」


提督「とりあえずはここを目指すか」


瑞鶴「てーとくさん?変態?」


提督「なんでいきなり罵倒されなきゃいけないの?」


瑞鶴「わからないから選んだんだと思うんだけどさ。そこ下着の店だよ?」


提督「!?!?わ、わかってたし?榛名に似合うの探そうとしただけだし?」


瑞鶴「動揺が隠しきれてないよ?はぁ・・・私が案内するからついてきて。ええと?ここならいいはずよね」


提督の手を瑞鶴が引っ張り目的地に移動を始める


提督「で?なんで私は瑞鶴さんに手を引っ張られながら移動してるわけ??」


瑞鶴「なんでって迷子になったら困るからよ」


提督「子供じゃあるまいし」


瑞鶴「私覚えてるよ?提督さんがまだ鎮守府になれないとき提督室に戻れなくて私に泣きついてきたの」


提督「な、泣きついてなんかいねぇし!あ、あれはただ道に迷っただけで・・・」


瑞鶴「それに榛名さんから聞いたよ?提督さん極度の方向音痴だって」


提督「ぐぬぬ」


瑞鶴「ほらついたわよ」


提督は瑞鶴に連れられるがままに女性ものの店に到着する


提督「わぁ・・・すっごいピンク」


瑞鶴「ほら行くよ」


提督「まって!まだ心の準備が」


瑞鶴「ここまで来たならそんなものはいらないでしょ。男でしょ覚悟決めて!」


提督「まぁ普通に入れるけどね」


瑞鶴「え・・・拍子抜け。もっとおどおどしてるかと思ったのに」


提督「榛名の服を選びに来たのになんでおどおどしなあかんのよ」


店員「あ、カップルの方ですね。この服とかはどうでしょう。彼女さんに似合うと思いますよ?」水色の水玉模様が入った白を基調としたワンピース


瑞鶴「か、彼女って///あーでもこれ可愛い・・・」


提督「買ってやろうか?」


瑞鶴「べ、別にほしいとかじゃないし!ただかわいいって思っただけだし!それにこれ子供っぽいっていうか・・・」


提督「そうか?瑞鶴には似合うと思ったんだけどなぁ」


瑞鶴「ほ、褒めても何も出ないわよ?」


提督「まぁいらないのならいいけど。ほら行くぞ。榛名の服を選ぶんだから」


瑞鶴「あ、ちょっと待ってよぉ!・・・ほんとはこれほしかったのに・・・なんで本当のこと言えないんだろ・・・私の馬鹿・・・」



提督「これとかどうだ?」


瑞鶴「確かにそれもいいけど。ちょっと子供っぽくない?榛名さんだよ?」


提督「そうか・・・俺あんまりこういうの得意じゃないからさ」


瑞鶴「提督さんは榛名さんにどういうの着てほしいわけ?」


提督「かわいい系?」


瑞鶴「おおざっぱすぎ!?こう・・・さ?もっとあるじゃん。スカートがいいとか。ワンピースがいいとか」


提督「そうだな・・・ワンピースもいいと思う。が、スカートもいいと思う」


瑞鶴「どっちなわけ?」


提督「決めきれない。だから君を呼んだわけよ」


瑞鶴「ようは私に見繕えと」


提督「はい・・・」


瑞鶴「そうね。帰りに甘いものが食べたいなぁー」チラ


提督「そんな程度でいいのか?瑞鶴のことだから店にあるものが全部食べたいとかいうと思ってたのに」


瑞鶴「私を赤城さんと同じにしないでよ!」


提督「誰も赤城とは言ってないんだがなぁ。このこと赤城に報告しとくな」


瑞鶴「ちょ!やめて!先輩にそれだけは・・・」


提督「嘘だよ。帰りにケーキ買うからそこで好きなものかっていいぞ」


瑞鶴「やりぃ!ありがと♪」


提督「ちょろいん(ボソ)」


瑞鶴「?」


提督「何でもないよ。で、どれがいいんだ?」


瑞鶴「そうねぇ。これとかいいんじゃない?」胸元が開いてる服


提督「ふむ。ちょっと瑞鶴着てみてもらえないか?」


瑞鶴「なんで?」


提督「榛名に体系が似てるから?」


瑞鶴「これ胸元空いてるよ?」


提督「それに関しては君が決めたことだ」


瑞鶴「えぇー」


提督「それともサイズが微妙に合ってないのを買っていって恥をかけとでも?」


瑞鶴「でもこれ見えちゃうよ?」


提督「なにが?」


瑞鶴「その・・・胸?とか?だってこれ大きい人用の服だし・・・」


提督「あーそれはすまない・・・?」


瑞鶴「なんで最後疑問形なの?馬鹿にしてるの?」


提督「じゃぁそれを着るか?着て劣等感を覚えるか?俺は別にいいけど」


瑞鶴「着ればいいんでしょ!着れば!絶対胸元見ないでよ!」


提督「憲兵がいるのにそんなことするわけないだろ」


その後瑞鶴は服を手に持って試着室に入り着替えを済ませる


瑞鶴「てーとくさん?そこにいる?」


提督「ああ。他に客はいない」


瑞鶴「わ、わかった。本当に胸元見ないでよ?絶対見えちゃうから・・・・」


提督「何度言わせればわかるんだ。まったく」


試着室のカーテンが開き瑞鶴が出てくる

そこには胸元を必死に抑え上に持ち上げて顔を真っ赤にしてる瑞鶴の姿がある


提督「ふむ。却下で」


瑞鶴「ふぇ!?なんでよ!」


提督「それを榛名が着たら周りの目がねぇ?」


瑞鶴「なんで初めにそれを言わないわけ!」


提督「君が来たら面白そうだったから?」


瑞鶴「ひっどい!」


提督「まぁその・・・なんだ・・・?似合ってるぞ?」


瑞鶴「お世辞にもそれはほどがある!ひどすぎ!榛名さんに言いつけてやる!」


提督「その時は君が誘惑してきたと言ってやる」


瑞鶴「その場合私どうなるの?」


提督「想像に任せる?」


瑞鶴「あー着替えるね」


提督「おう。その間にめぼしいもの見つけてる」


提督「やっぱり普通のがいいよな・・・ん?これとかいいんじゃない?」白のブラウスを手に取る


店員「お客さんお目が高い。その服にはこちらのスカートが合いますよ」サスペンダー付きの黒のスカートを手に取る


提督「ふむふむ。いいかもしれないな。あー胸のサイズDよりのCとかない?」


店員「え???あ、ありますけど・・・」


提督「彼女に買うために来ていてね」


店員「ですが、その彼女さん・・・言いにくいのですが胸のほうは・・・」チラ


瑞鶴「ん?私がいない間に何かあったの?」


提督「かわいそうだから本人の前でそれを言うのはやめてあげてくれ。それとあれは俺の妹なんだ。慣れない俺の代わりに彼女の服を選ぶの手伝ってもらってるんだ」


店員「そうでしたか。ではご注文の品を取ってきますね」


瑞鶴「どしたの?」


提督「いんや。これにすることにした」服を手に取る


瑞鶴「へぇ。いい趣味してるじゃん。でも、榛名さんに合うと思うよ」


提督「そういってくれると助かる」


話してる間に店員が服を手にもってこっちに来る


提督「ありがとうございます。あとはこれに合う髪留めとかあります?」


店員「そうですねぇ・・・少々お待ちください。持ってまいりますので」


提督「瑞鶴は何が似合うと思う?」


瑞鶴「そうね。カチューシャ?」


提督「俺は榛名から金剛型のカチューシャを取るつもりはない」


瑞鶴「ならリボン?」


店員「こちらのリボンはどうでしょう?」黒を基調とした中心に赤が入っているリボン


提督「いいね。じゃぁこれにするよ」


店員「ではレジまでお運びしますね」


提督「あ、それと入口にあった水色のワンピースもお願いします(ボソ)」


店員「わかりました。少々お待ちください」


瑞鶴「どしたの?」


提督「どうもしない。今日はありがとな。助かったよ」


店員「では以上の品で○万円です」


提督「まじかー予想以上にするのね」


瑞鶴「こんなもんよ?」


提督「まぁ金あるからいいけど。あ、こっちはプレゼント用なので包装お願いします」


店員「わかりました」


瑞鶴「提督さん?他に何買ったの?」


提督「内緒」


店員「ありがとうございましたー」


提督「じゃあケーキやよるか」


瑞鶴「ちょ!教えてよ提督さん!」


提督「それは後のお愉しみさ。好きなもの選んでいいぞ」


瑞鶴「んー私はチョコの奴がいい」


提督「りょーかい。えーこのチョコの奴を5つとモンブランを4個。それとショートケーキを4個。他にはこれとこれとこれを4個ずつお願いします」


瑞鶴「ちょ!買いすぎじゃない?それとこんなに買ったら・・・」


提督「これを○○鎮守府まで送ってください。至急で」


憲兵「それでは時間がかかりますぞ。なんなら私が責任をもって運びますが?」


提督「うわ!いきなり来たね。じゃ任せた」


憲兵「承知」


瑞鶴「今の憲兵さん?忍者っぽかったけど・・・」


提督「ああいうもん。昔からの付き合いだから俺は慣れたが」


二人は憲兵にケーキを任せて自分たちの分をもって席に座る


提督「じゃぁケーキは先に行ったからゆっくり食べてから帰るか」


瑞鶴「そうね。ん~おいしい!」


提督「そりゃよかった。今日は本当に助かった。鎮守府に戻ったら渡したいものがあるから少しいいか?」


瑞鶴「ここじゃダメなの?」


提督「ここじゃダメなんです」


瑞鶴「別にいいよ。戻っても部屋に戻ることしかやることないし」


提督「あんがと」


その後提督たちはまったりとケーキを蝕したのち鎮守府に戻る



瑞鶴「はぁ・・・はぁ・・・提督さん激しすぎ・・・」


提督「なんかねぇ・・たまにこう激しく行きたい時があるのよ」


瑞鶴「もうだめ・・・腰ガクガク・・・」


提督「部屋まで送ろうか?」


瑞鶴「大丈夫・・・それで渡したいものって何?」


提督「これ」包み渡し


瑞鶴「これって榛名さんの服買ったところの袋?」


提督「そう。そこで君に会う服を買っていたのです。それが褒美さ」


瑞鶴「うれしい!開けても?」


提督「いいぞ」


瑞鶴「何が入ってるかな?」袋開け


瑞鶴「これって・・・」水色ワンピース


提督「似合うと思ってな」


瑞鶴「でいどぐざぁん・・・・」


提督「な、なぜなく!もしかして嫌だったか!?」


瑞鶴「そうじゃなぐでぇ・・・うれしぐで・・・・」ずびー


提督「ならよかった・・・てっきり違うのかと思ったぞ・・・」


瑞鶴「これ一生大切にするから!」


提督「んな大げさな。まぁ今日のお礼には少し足りないかと思ったけど君の笑顔を見て十分だと感じたよ」


提督「じゃぁ憲兵を待たせてるから俺は行くね」


瑞鶴「どこか行くの?」


提督「金剛型のティータイムにお呼ばれされててね。んじゃ」


瑞鶴「あ、ちょ!いっちゃった・・・ありがとってちゃんと言えなかった・・・」


瑞鶴「部屋もどろっか」



翔鶴型の部屋


瑞鶴は部屋に戻るや否や提督からもらった服に着替える


翔鶴「瑞鶴?帰ったの?」


瑞鶴「うん!翔鶴ねぇ!見てみて!」


翔鶴「あら。似合うじゃない瑞鶴」


瑞鶴「えへへ。ありがと翔鶴姉!(提督さんにもらった服ってことは内緒にしなきゃ。私だけの秘密♪)」


翔鶴「うれしそうね。何かあったの?」


瑞鶴「内緒」


翔鶴「んもう。お姉さんに内緒話はひどいじゃない(提督に買ってもらったんだわ。すごくうれしそう。)」


瑞鶴「えへへ~」



そのころ榛名は・・・


瑞鶴とお買い物 そのころ榛名は・・・編


時は提督が車に乗る少し前


榛名「おはようございます。提督」


提督「ああ。おはよう。早いんだな」


榛名「はい。時刻は今マルナナマルマル少し手前です。提督が瑞鶴とお買い物に行くとのことなので榛名早起きしました」


提督「早起きって・・・いつも君この時間には起きて身だしなみ整えてるじゃん」


榛名「はい。今日は1時間早く起きて準備してましたので」


提督「どこか行く予定か?金剛型のお茶会にしては気合入ってるが」


榛名「いえ。瑞鶴をどうにかして榛名が一緒に行こうかと」


提督「怒るよ?」


榛名「なんで私じゃダメなんですか?」


提督「どうしてもだ。それとも君は俺に恥をかけというのかね?」


榛名「ん?言ってる意味が分からないのですが・・・」


提督「今日の夜渡したいものがある。それを買いに行くの。わかった?」


榛名「わかりません」


提督「まぁ楽しみにしていてくれ。さすがにこれ以上は言えないからね」


榛名「不服ですがしょうがないです」


提督「ありがと。ケーキ奮発してたくさん用意するからそれで機嫌を治してくれ」


榛名「榛名はそんなもので釣られはしません」キラキラ


提督「顔に出てるぞ。じゃぁ行くからな」


榛名「提督が運転するのですか?」


提督「そうなるね」


榛名「密室に二人きり・・・憎たらしやぁ・・・」


提督「重巡がログインしました。お帰りお願いします」


榛名「今夜待ってますからね。ベットで」


提督「そういうものじゃないから」


そのあと二人はある程度会話をしたのち提督は車へと向かった


その後榛名は金剛型の部屋。自身の私室へと向かう

時を同じくして提督と瑞鶴が合流している


榛名「何か感じます。提督に手を出したら瑞鶴さんといえども容赦はしません」



瑞鶴「!?寒気が・・・」


提督「冷房強すぎたか?」


瑞鶴「そうじゃないけど・・・・」



そして金剛型の部屋の前へと榛名は到着する


榛名「どんな顔をしてはいればいいのでしょう・・・・一月はお茶会に参加してませんし、服を取りに来るぐらいにしか戻ってきてませんし・・・」


榛名「もし・・・もし歓迎されなかったら・・・」


<比叡?どうかしましたか?

<いえお姉さま。ドアの外に人の気配がするのですが

<私の計算によれば榛名ではないかと思います。いい加減お茶会に参加する気になったのでしょう

<それは本当ですかー?それなら私はhappyネ!


榛名「お姉さま・・・あんなことをしてしまった榛名を・・・榛名感激です」


ドアをノックする


比叡「ん?どちらさまですかー?榛名なら遠慮せずにはいっておいで」


恐る恐るドアを開ける榛名。ドアを開けた先には自分の顔を見て安心した霧島と比叡。そして笑顔になった金剛がいた


比叡「どうしたの?こんな時間に。いつもなら提督と一緒なのに」


榛名「それがですね。提督は瑞鶴と一緒にお買い物に行ったんです」


霧島「プレゼントですね。それも榛名用の」


金剛「YES!!榛名がberryhappyになる物ネー!」


榛名「プレゼント?提督が私にですか?」


比叡「じゃなきゃ瑞鶴を選ばないよ。たぶん服とかじゃないの?胸以外は大体体系榛名と同じだし」


榛名「不服ですがそうですね。“胸”以外は」


霧島「ですね。榛名は見たところDで瑞鶴さんはよくてもA+といったところですからね」


榛名「提督が榛名に服を・・・榛名感激です!!」


金剛「榛名もそろったことだしTea timeと行きましょうか!!」


全員「いえーい!!」



榛名「それでですね提督がーーーー」



榛名「そうなんですよ。そこで提督が—--」


時は進みヒトヒトマルマルを迎える。この時間は瑞鶴が服を試着して提督に見せているときである


榛名「また何か感じました」


金剛「どうしました?私はもっと榛名ののろけ話が聞きなたいネー」


榛名「そんな・・・榛名の話はのろけとかではなくてですね・・・」


比叡「そう?がっつりのろけ話だと思うよ」


金剛「私はうつむいてる榛名より笑顔の榛名のほうがLIKEです!」


榛名「ですが・・・お姉さまは覚えてないと思いますが榛名はお姉さまにひどいことを・・・」


金剛「watt?何のことですか?薬の件なら私はもう許してますよ?」


榛名「な!?覚えているのですか!?」


金剛「忘れたくても忘れられないネー」


榛名「本当に・・・その時は・・・すみませんでした・・・」


金剛「顔を上げるネ。泣いてないでもっと笑顔を見せて。私が榛名に求めるのは笑顔だけですから」


榛名「うぅ・・・榛名。もう泣きませんから!」


そしてさらに時は流れる


榛名「提督と言ったらその時—--」



榛名「で、ですね。提督なんて言ったと思います—--」



榛名「提督は本当に・・・あ、提督が帰ってきました」


比叡「本当?てかなんでわかるの?」


榛名「ひとえに・・・愛?ですかね」


比叡「今の榛名が愛っていうと重く感じるのは気のせい?」


霧島「わ、私もそう思います。榛名、愛の意味わかってますか?」


榛名「はい。ちゃんとわかってますよ?もしかしてお二人とも提督に・・・?」にっこり


比叡「ち、違うから!そういうのとかじゃないから!」


霧島「そ、そうよ!榛名がいるのに提督に手が出せるものか!」


榛名「ならよかったです。先ほど話したように提督は手土産をもってここに参加するみたいです」


榛名「そうでうね。あと3分28秒といったところですかね来るの」


霧島「なんでわかるの?」


榛名「なんでですかね?なぜかわかるんですよ」


3分経過


榛名「残り10秒です」


その時部屋の外から足音が聞こえる

そして話し声がだんだん大きくなってくる


<提督殿これはあそこの部屋でいいんですよね?

<ああ。ここまでありがとうな。後日何か渡すから

<いえいえ。私は提督と榛名さんがイチャイチャしているのを遠くから眺めるのがいいんです


<憲兵にあるまじき発言したぞ今

<監視ですよ監視

<本当にか?



榛名「5,4,3」


比叡「ひえー!本当だよぉ!」


榛名「2,1」


提督「「0」邪魔するぞー」


榛名のカウントが0になると同時に提督が部屋のドアを開けて憲兵と一緒に入ってくる


榛名「言った通りでしょう?提督?なぜ憲兵さんが?また青葉さんですか。しょうがない娘ですね」


提督「違うから。あまり青葉をいじめないでやってくれ。最近は君の顔見るだけで失禁し始めたんだぞ」


榛名「それはよかったです」にっこり


提督「はぁ・・・ケーキ買ってきたからこれを土産に俺も混ぜてくれ」


金剛「Cake!?それはホントーですカ?」


提督「おう。人数分買ってきたぞ」


提督は買ってきたケーキを憲兵から受け取ったのち机の上に置く


榛名「提督?数が多くないですか?」


霧島「軽く見た限りでもひとり8個は食べれますね」


提督「頑張りました」


榛名「はぁ・・・仕方ないですね。いただきましょうか。榛名はこのショートケーキをいただきますね」


提督「俺は食べたかったチョコの奴な」


比叡「私はーーーー」


その後5人の話は盛り上がっていく


榛名「提督がーーーー」



提督「ほんと榛名はできる—--」



榛名「提督はそこで—--」



そして時間はさらに進みフタフタマルマルを超えたころ


比叡「は、榛名?もうここら辺にしない?紅茶全部淹れて飲み切っちゃったしケーキもスコーンもお菓子も全部食べ来ちゃったよ?」


榛名「あら本当ですね。でも、提督の魅力はまだ半分も語りきれてませんよ?」


比叡「ひえぇぇ!!8時間もしゃべって半分も言ってないって!ひぇぇぇ!!」


霧島「私頭痛が痛くなってきました・・・」


提督「8時間で半分か・・・俺の榛名への愛はまだ半分どころか2割も言ってないが?」


比叡「こっちはもっとすごいよ!4時間ほどしゃべって2割って・・・え?二割?ひえぇぇぇえぇ!!」


壁ドン

<どこの夜戦馬鹿だ!今何時だと思ってるんだ!え?ひええ??


榛名「提督・・・榛名感激です!」


提督「まぁこんなもんだろ?俺話し始めると時間がどれだけたとうが続けるタイプだし」


榛名「榛名は初めそれに慣れませんでしたが、今ではもう提督のお相手をすることが楽しくて楽しくて・・・」


比叡「一日中ずっとのろけ話を聞かされるこっちの身にもなってよ・・・お姉さま大丈夫ですか?って寝てるね」


金剛「すやぁ・・・」


いつからか静かになっていた金剛は疲れて寝たのか榛名の笑顔を見て安心したのか気持ちよさそうに寝ている


榛名「寝てしまいましたか・・・では仕方ないですね。提督についてもっとお話ししたかったですが今日はここまでにします。また機会があれば参加しに来ますね。今日はありがとうございました」


霧島「参加ってあなた・・・ここはあなたの部屋でしょ。好きにしたらいいわ。私たちはいつでも歓迎するから」


比叡「あー・・・でものろけ話は・・・もうこりごり・・・かな・・・?」うとうと


霧島「比叡御姉様・・・あとは私がやるから榛名は提督とイチャイチャしてきなさい」


榛名「ではお言葉に甘えさせてもらいますね。行きましょう提督」


霧島「華麗にスルー。さすがね」


榛名と提督二人は金剛型の部屋を出て静かになった鎮守府の中を移動し、夜風を浴びたのち提督の自室へと戻る


榛名「約束の夜です。提督」ワクワク


提督「はぁい。榛名さん?ベットに向かうんじゃありません」首つかみ


榛名「なぜですか?」


提督「期待しすぎたよ。プレゼント渡してからでもいいでしょうに」


榛名「では今夜は?」


提督「一緒に寝るの。それ以上はしないよ?期待しないで。疲れてるから」


榛名「明日は?」


提督「求めすぎよ。はい。これプレゼント」


榛名「榛名は提督の愛がほしいんです。愛に飢えてるのです。開けてもいいですか?」


提督「俺から見れば愛に飢えすぎて喰われそうだよ。開けるも何も好きにしていいよ。似合うか自信ないけど」


榛名「喰いは・・・しないと思います。さすがに。これは・・・服でしょうか」


提督「いつか本当に喰われそうだよ。まぁそれでも榛名に喰われるのなら俺は本望かな。サイズは瑞鶴に合わせてあるし、胸は店員に指定してあるから」


榛名「提督・・・提督がいなくなったら榛名はさみしいです。それに榛名はそんなことしません。胸のサイズよくわかりましたね」


提督「まぁ例えの話よ。本当に喰われたらもうヤンデレ通り越してるし。まぁ榛名は俺の嫁だし?わかって当然でしょ」


榛名「榛名はヤンデレじゃありません。ただ提督が大好きなだけです。これもう何度目かわからないほど言ってますよ?さすがに胸のサイズを知られるのは・・・榛名はうれしいですけど」


提督「俺も榛名のことが大好きなだけさ。それ以上でもそれ以下でもない」


榛名「榛名はそれ以上がほしいのですが・・・」


提督「君はうちのエースだ。失いたくはないよ。いつまでも俺のそばで守ってほしいし。俺のために戦ってほしいとも思う。自分勝手な思いさ。それと群馬に再度挑戦するから」


榛名「え?群馬にですか!?」


提督「流れ変わったな。前回敗退したからね。俺は負けたままは嫌なのでね。その時用の服を今日選んできたってわけさ」


榛名「確かに神社に榛名の服で行くといろいろと迷惑かかりそうですものね」


提督「そういうわけ。思い出の地にもう一度行こうってわけさ」


榛名「なんで初めて言ってくれないんですか!」


提督「言ったらサプライズにならないだろ」


榛名「榛名感激です!本当にうれしいです!また提督と旅行ができるんですね!」


提督「今度は二泊三日でいろいろなところを見て回ろうと思う。前回は無謀なことしまくってたし」


榛名「二日も・・・うれしいです・・・」ぶわぁ


提督「泣くの早いから!行ってから泣いて!」


榛名「また旅ができるのがうれしくて・・・」


提督「ほんとにな。予定はまた俺が建てるから今度もまたよろしくな」


榛名「はい!」


これにて瑞鶴買い物編を終わりとします

最後が瑞鶴いないって?残念だったな。このSSは榛名メインなんだよ



梅雨の季節の夕張。略して梅雨張


ある日の午後


夕張「できたぁ!傘型の電探!」


この数日部屋にこもっていた夕張は自身の作品の完成に歓喜を挙げた


夕張「大和さんや春風さんの傘をもとに私なりに研究して作った装備!見た目は傘だけどその中身は巡洋艦が持てるギリギリのサイズにまで改造した電探なのだ!」


あまりの嬉しさに誰に説明するわけでもなく独り言を始める


夕張「っと!いけないいけない!提督に報告しないと!また無断で装備作って使ったなんて知られたら榛名さんになんて言われるか・・・」


夕張は作業着から自身の制服に着替えそのまま部屋を飛び出していく

当然ながら数日間部屋にこもっていた夕張は梅雨に入っていることなんて知らない


夕張「降ってるわねぇ~。走って行けるかしら?」


天龍「ん?夕張じゃん。どうした?」


夕張「ああ。天龍さんですか。雨が降ってるなぁと思って」


天龍「そうだったな。お前は数日間部屋に引きこもってたから知らなかったんだったな。梅雨に入ったんだよ。」


夕張「うぇぇ・・・マジですか」


天龍「お前傘持ってるからどこか行くのか?」


夕張「これは・・・ちょっと提督に用事があってですね」


天龍「まぁ気をつけろよ?最近ゲリラ豪雨結構降るみたいだし」


夕張「ありがとうございます」


天龍と別れた夕張は雨が止むかを調べたのちやまないことが分かったため走って提督室に向かうことにした


夕張「まぁ走れば近いよね!軽巡寮から提督室までは歩いて10分だから!」


走れば5分もかからないそう夕張は思っていた

先ほど天龍に言われた言葉をすっかりと忘れて


夕張「あれ?空が…」


先ほどまで微かに明るかった空は突然真っ暗に染まり雨が勢いを増していく


夕張「ふぇ!?なんで!さすがに電探を守らないときつい!」


周りから見れば不思議ともいえる光景

傘を持っているのにそれを刺さずに逆に傘を守る形で走っていく夕張の姿である



電「あれはなんなのでしょうか」


雷「ダメ!夕張さんだけどどう見てもかわいそうだから見ちゃダメ!」


電「そうなのですか・・・」



夕張「あ~もう!ビショビショじゃない!でも提督室の・・・本館の屋根は見えてきたわね!もう一息!」


夕張は残りのラストスパートを走りぬく


夕張「ふぅ・・・何とかついたわね。電探ちゃんは・・・少し濡れてるけど大丈夫そうね。」


夕張「あれ?耐水補強施してなかったっけ?傘としても使えるように・・・あー私ってバカだわ・・・」


その後、服についた水をある程度落としたのち乾ききらないうちにそのままの姿で提督室に向かう夕張


提督「さっきの雨すごかったな。最近多いよな」


榛名「はい。私たちも海域に出るときは注意してます」


提督たちが話してると扉の外から夕張の声が聞こえる



夕張「軽巡夕張です。提督今いいでしょうか?」



提督「ん?夕張か。どうした?今日は何も命令出してないから部屋にいるはずなのに」


榛名「というより夕張さんここ二日ほど目撃情報上がってませんよ?」


提督「は?引きこもってたっていうのか?まぁいい入ってくれ」


夕張「ふぇくち・・・失礼します」


ガチャリと部屋の扉が開く

開いた扉から入った夕張。早く提督に説明したくてワクワクしていたのか自身の格好に気が付いていない


提督「用事は何・・・ふむ。ビショビショやな。緑ねぇ。名前通りやな。じゃねぇ!!何があったんだよ!」


夕張「提督聞いてください。私電探を・・・緑?はて、何のことで・・・緑!?」


提督の発言が何を表してるのかを一瞬考え、思い出す。今日の下着の色が緑だったことを

なぜ提督がそれが分かったかというと、下着の色や形がはっきり見えるほど夕張が濡れてびしょびしょになっているということだからである


夕張「きゃぁ!見ないで!変態!」


夕張は顔を真っ赤にしながら体を隠す。そして目線を提督に向けてにらみつける


提督「見ないでって言われても・・・それもう見せつけられているようなもんだよな。なぁ榛名?」


榛名「はい。夕張さんはすごいのですね。この榛名の前で提督を誘惑するなんて」にっこり


夕張「わ、私はそんなつもりじゃ!ただ新しくできた傘型の電探を提督に説明しようかと!そう思ってたんです!」


必死に体を抱いて隠そうとする夕張


提督「あのな・・・傘型ってなによ傘型って・・・海戦メインだから防水とかしてあるんでしょ?重いだろうけどさせばいいのに」


榛名「提督良いですか?」


提督「どした?これは不可抗力だから俺にあたるのはやめてくれよ?」


榛名「いえ、ビショビショの夕張さんを着替えさせてあげようと思いまして」


提督「あら優しい。着替えたら話を聞くからな。わかったか夕張?」


夕張「は、はい・・・それと榛名さん?笑顔なのに目が笑ってませんよ?」


榛名「ふふ。私の提督を誘惑しておいて何を言ってるんですか?さぁ夕張さん行きますよ。榛名の代えがあるのでそれに着替えましょう」


夕張「あれ?用事を思い出したからいったん部屋に帰りますね!てか部屋に戻って着替えてきますね!!!」


榛名「だ・め・で・す!この雨の中傘もささずに部屋まで戻ってどうするんですか。風邪ひきますよ?それと榛名の部屋は今は提督と一緒なのでここから近いんですよ?」


夕張「ふぇ?それ初耳なんですけど?」


榛名「貴方には今はじめて言いましたので、では行きますよ」


夕張「提督助けて。榛名さんが怖い!」


提督「俺が助けたら確実に今の倍のことになるがよろしくて?」


夕張「裏切者!変態!榛名狂!!」


榛名「へぇ~面白いこと言うんですね。この緑のメロンちゃんは」


夕張「ひえ・・・許して!許してください!何でもしますので!」


榛名「何でも・・・わかりました。“今の”ことは許しましょう。ひとまず着替えに行きますよ。これ以上提督の目を汚すわけにはいかないので」


提督「汚すって・・・あ、何でもないです」


その後首をつかまれた夕張は泣きながら榛名に連れていかれる

数分後悲鳴が聞こえたが、それを提督は無視する


提督は椅子から立ち上がりいまだ暗い空を見上げながらつぶやく


提督「はぁ・・・青葉に続いて今度は夕張か・・・あと何人榛名の毒牙にかかるんだよ・・・」


提督「まぁ主力たちはこれを知ってるから下手なこと言わないんだよね。駆逐艦は一部やられてるけどね!」


それから数十分後榛名たちが戻ってくる


榛名「提督聞いてください。夕張さん着替えさせるの大変だったんですよ?」


提督「知ってる。声がここまで響いてるから。てか俺の部屋ここの二つとなりだし」


提督「ついてから5分は悲鳴が。3分ほどは俺は聞かなかったことにする」


榛名「はい。濡れてたのでお風呂に入ったんですよ。そしたら夕張さんが・・・」


夕張「やめて!それ以上は本当にやめて!私の信用にかかわるからぁ!」ガン泣き


榛名「夕張さんがですね・・・」耳あて


提督「なるほど。ついに君は軽巡にもじょばらせることができたのか」


榛名「青葉さんが重巡だからあとは戦艦と空母ですね」にっこり


提督「それ以上はやめてください。主力だけです」


提督「あ~夕張?わかっただろ?榛名に変なことは言うな」


榛名「変なことって何ですか変なことって」


夕張「ひぐ・・・身をもって知りました・・・」


夕張(今作ってる薬を榛名さんに使ってやる!私は辱めを受けたんだ!やり返してやる)


榛名「私ある程度だったら心とか読めちゃうのでわかりますけど・・・何が言いたいかわかりますよね?」


夕張「ひぃぃぃ!!ごめんなさい!ごめんなさい!!」土下座


提督「はぁ・・・電探の説明をしてくれ・・・」


夕張「そうですね!そうでしたね!それでですねこの電探なのですが—--―」


その後提督と夕張は5時間ほど電探について盛り上がった

榛名はうれしそうな提督を見るやお茶菓子の準備をはじめ、軽いお茶会が始まった



夕張の梅雨グラ、中破グラを見て思いついた内容


榛名の駆逐艦化 事件編 1


ある日の朝


榛名「提督。朝食の準備ができましたよ」


それは提督と榛名が過ごす自室で起きたことである


提督「いつもすまないな。本当に助かる」


榛名「いえ。榛名はやれることをやっているだけですので」


提督「そのほうが君らしいよ。ん?いつもと香り違うような」


いつもの朝食はパンに提督はコーヒー、榛名は紅茶を飲んでいるのだがこの時は違った


榛名「はい。今日の朝、部屋の前に紅茶の束が置いてあったのでそれを淹れてみました」


提督「部屋の前?それは大丈夫なのか?」


榛名「横に手紙が置いてあり「いつもお世話になっている榛名さんにそのお礼もかねて紅茶を送らせてもらいました」とありましたので」


そう榛名は手紙を読みながら答える


提督「差出人はわかるのか?」


榛名「いえ。名前などはないですが」


提督「まぁこの鎮守府で毒仕込む奴なんているわけないか」


榛名「榛名は紅茶にはうるさいので香りでわかります。これにはおかしなものは入ってませんよ。色もよし、香りもよし。そうそうお目にかかれないものかと思います」


提督「まぁ君がそういうのであればいいけど。何か体調に違和感を覚えたらすぐに言うんだぞ?」


榛名「はい。提督にご心配をかける真似はしません。それよりも冷めてしまいますので食べましょう」


提督「ああ。冷めてもおいしいけど作り立てのほうがもっとおいしいしな。」


榛名「ありがとうございます。提督に愛を込めて。いただきます」


提督「それ毎回いうのな・・・・慣れてきたけど恥ずかしいものは恥ずかしいぞ」


榛名「そうでしょうか?榛名は思ったことを言ってるまでですが」


提督「俺もいただくとするよ。榛名の愛に感謝してね」


その後何事もなく朝食を終える二人


榛名「シャワーを浴びてきますので先に行っていてください」


提督「わかった。提督室で待ってるからな?」


榛名「はい。30分後ぐらいにはいくと思いますので、その間は響ちゃんに秘書官をやっていてもらってください」


提督「いつものことだな。じゃ。俺は先に行ってるから」


榛名「はい(体が熱い・・・熱でもあるのかしら・・・)」


この時榛名は自身の体の違和感に気づいてはいたが対処することはできなかった


提督室


響「毎朝好例だね」


提督「おう。どうして俺の膝に座ってるんだい?これも好例だけど」


響「榛名さんが来るまでは提督を独り占めできるからね」


提督「榛名が見たら怒るだろうな」


響「だ、大丈夫さ・・・たぶん」


提督「まぁ邪魔にはならないからいいけど。じょばるなよ?」


響「私を誰だと思ってるんだい?」


提督「じょば鳥?」


響「不死鳥だよ!その間違い方は頭にくる!」


提督「ははは。仕事始めますか」


響「ぐぬぬ」


その後40分の時がたつ


提督「ん?おかしくないか?いくらなんでも遅すぎる」


響「榛名さんかい?女性の身だしなみはこんなもんだよ。時間がかかっても仕方がないと思う」


提督「いや。彼女が遅刻するなんてことはあり得ない。髪が濡れてても時間には間に合わせるのに」


響「それは何か違う気がする」


提督「まぁ過去に一度あったんだよ。その時は俺が髪拭いてあげたけど」


響「故に遅れてるのがおかしいと」


ばたばたばたと廊下を走る音が聞こえてくる


提督「駆逐艦が走ってるのか?榛名は遅れても全力疾走で来はしないし」


その時ドアが勢いよく開き何者かが転がりながら入ってくる


提督「敵襲か!?」


響「何事だい!?」


?「て、ていとくからだがちいさくなってしまいました!」


提督「!?!?!?!」


転がりながら入ってきた娘は金剛型の巫女服の上を羽織る形でそれ以外何も身に着けていない


提督「いや待て。君は誰だ。うちに君のような美少女はそういないぞ」


?「び、びしょうじょなんて・・・はるな、うれしすぎて・・・」


提督「ふぁ!?い、今榛名って言ったか!?」


?「はい。はるなははるなです」


提督「おかしい。俺の可愛い榛名がこんなに小さいわけがない」


?「そうなんです!からだがちいさくなってしまったんです!」


はるな「ことの発端はていとくがでていった後なのですが—--―


彼女曰く

提督と別れて脱衣所に入ったところで体に違和感を覚えたそうだ

体の芯から熱くなり、立っていられないほどにめまいが起きた

そして意識を失い、さっき目が覚めたと

目が覚めて鏡で自分の姿を確認すると体が小さくなっていた

そして着の身着のまま急いで提督室に走ってきたと


はるな「どうしましょう!」


提督「どうしましょうって言われても・・・やっぱりあの紅茶に問題があるんじゃないのか?」


はるな「はるなもそう思ってこうちゃをさがしたんです。そしたら見あたらなかったんです!どこにも!」


提督「ふむ。どうしたものか。と言いたいけど。まずは服を着てくれ。前がはだけていろいろと見えてるぞ」


はるな「へ?えーーあーー。ていとくなのでだいじょうぶです!」


提督「そういう問題じゃない!とにかく何か着るものは・・・といっても今の榛名のサイズに合うものは・・・・」チラ


響「なぜそこで私を見るんだい?まさか脱げと?」


提督「なぜそこまで行く・・・俺はただ純粋に第六駆の服を借りられないかと思っただけだ」


響「残念だね。まぁ私の代えで良ければ貸してあげてもいいけど」


提督「助かる。今すぐとってきてもらえないか?」


響「了解。それと提督。今の榛名さんに手を出したりしないよね?」にっこり


提督「さすがの俺でもこの状況の榛名に手を出そうなんて気にもならないよ。それと途中で明石を呼んできてくれ。彼女なら何かわかると思う」


響「少し時間がかかると思うからゆっくりしていてくれ」


提督「頼む」


響がドアから出ていき部屋に静寂が・・・戻らない!


hapter:榛名の駆逐艦化 事件編 2]


はるな「ていとく?いいでしょうか」


提督「なんだ?服は響に取ってきてもらうし明石に状況判断頼んだが何か足りなかったか!?」


はるな「いえ。ていとくは今のはるなを見てげんめつしましたよね?」


提督「幻滅?なんでだ?かわいいぞ。それと前を隠しなさない」


はるな「はるなは提督のもとめるものじゃなくなってしまったのかと。だって今のはるなはちんちくりんで出るところも出てないですし・・・」


提督「あのなぁ・・・とにかく前を隠しなさい。今の君のサイズなら羽織ってる服で隠せれるでしょう。話はそのあとだ」


はるな「たしかにいまのはるなのサイズなら隠せれますね」


榛名は羽織っていた服で前を隠す

というよりサイズ的に足まで隠れてしまう


提督「榛名。聞いてくれよ。俺は榛名が好きだ。スレンダーできれいだった戦艦榛名が好きだ。だが、俺が好きな榛名は榛名君自身なんだよ。そのきれいな顔。美しい声。モデル体型な体。きれいな髪それらすべてを含めて俺は好きなんだよ」


はるな「それはわかってます・・・でも今のはるなは提督のもとめるものとは違いますよ?」


提督「そうじゃない。俺は榛名が好きなんだよ。それがどう変わっていようがね。戦艦だろうが駆逐艦だろうが護衛艦だろうが。俺は榛名が好きなんだよ。君の見た目だけを見て好きになったんじゃないんだよ」


はるな「ていとく・・・はるなうれしくて涙が・・・」


提督「辛かっただろう?自分の愛する人に嫌われるんじゃないかって・・・心配しないでくれ俺は君を嫌いになることは絶対にない。これだけは誓う。んーそうだな何かしてほしいことあるか?」


はるな「いきなりですね。では、提督の膝にのせてください!」


提督「そんなのでいいのか?」


はるな「はい。ひびきちゃんのをみてて一度やってみたかったので。本来の体だとできそうになかったので」


提督「そうだろうか?俺は榛名を一度膝にのせてみたいと思ってたぞ?後ろからぎゅっとしてあげたかったし」


はるな「ふぇ?/////ほ、ほんとうですか!?な、なら今からお願いします!」


提督「おう。っと少し高いか。じっとしてろよ」


はるな「!?」


提督は榛名を抱きかかえると膝に乗せる


はるな「て、ていとく・・・今のは恥ずかしかったです・・・」顔真っ赤


提督「じゃないと上るのに不便だったろう?」


はるな「そうですが・・・それと提督?」


提督「それ以上はやめてくれ。俺も男だ。来るものはあるのだよ」


はるな「はるなだからいいですけど。響ちゃんにはやらないでくださいよ?」


提督「無茶言うな。生理現象に勝てるものか」


はるな「まぁいいでしょう。提督ぎゅーってしてください!ぎゅーって!!」


提督「任せとけ。ふむ・・・抱き心地がいつもと違うとここまで変わるのか。柔らかく包んでるのに包まれる感覚に陥る」


はるな「ていとく・・・はるな今幸せです!」


提督「ならよかった。俺も幸せだ」


明石「こほん」


二人「!?!?」


明石「あれぇ?邪魔しちゃいました?」にやにや


提督「い、いつからそこに!?」


明石「いえいえ。提督が榛名さんを抱きかかえるときからいましたよ?」

 

提督「まじかー。だってさ榛名」


はるな「戻ったらおしおきですね」


明石「あるぇー?なんでこんな流れになってるのかな?」


提督「冗談はさておき明石。今の榛名の状況わかるか?」


明石「パッと見ただけではわかりかねますね。響ちゃんの服がここにあるので着替えながら見てみますね。提督少し待ってもらえますか?」


提督「榛名にかかわるんだ。できるだけ急いでくれよ」


明石「わかってますって。くれぐれも覗かないでくださいよ?」


提督「いくら俺でもそこまではしないよ」


はるな「っち」


提督「いつも通りだな。任せたぞ」



その後明石は榛名を連れて部屋をでていく

1時間がたったころ、二人は戻ってくる


明石「いろいろと分かりましたよ。」


提督「ふむ。第六駆の服も似合うな」


はるな「ですが、すこし胸のあたりが窮屈なのですが・・・」


提督「響の服で窮屈と・・・絶対本人には言うなよ?」


明石「おーい。話したいのだけど」


提督「すまん。続けてくれ」


明石「まず榛名さんが小さくなったのは紅茶が原因だと思いますね。物がないので確信は持てませんが、それと今の榛名さんは駆逐艦サイズですが中身は戦艦のままなので心配しないでください」


提督「紅茶が原因か・・・ん?今なんて?駆逐艦で戦艦?」


明石「はい。見た目だけなんですよ。小さくなってるの。艦娘としての性能まで小型化してないんです。まぁ戦艦といっても戦艦に限りなく近いサイズの駆逐艦って感じですよ。榛名さん艤装の展開お願いします」


はるな「はい。艤装展開します」


榛名が艤装を展開する

普段出撃するときはドックの設備で艤装を装備するが、非常時などはそれらを無視して無理やり装備することができる

負荷がかかるから平時はやらないよう命令してある

艤装の展開が終わると少し揺れたのち後ろに倒れてしまう


提督「いろいろと見えるね。黒か。大胆だな。それはいいとして駆逐艦じゃないか?倒れてるし」


明石「セクハラですよ。それ。榛名さんの装備見てください。41cmとダズル砲ですよ?両方ダズル砲にしてみてください」


提督「榛名頼めるか?」


はるな「は、はるなは大丈夫です!」


榛名の41cm砲をダズル砲に変える。すると、何事もなく榛名が立つことができる


提督「すごいな。ということは駆逐艦の機動力を手に入れた戦艦でいいのか?」


明石「ですね。高速戦艦というわけではなく、駆逐艦をギリギリまで改造して戦艦の武装を積んだってところです」


提督「いろいろとすごいな。すごいけど理解不能だ。で、戻す方法わかったのか?」


明石「わかったにはわかったのですが、提督少し耳かしてもらえますか?ちょぉっと大声では言いにくいことなので」


提督「なんだ?」


明石「それがですね。元に戻す方法はーーーー」


提督「まじか」


明石「はい。昔の資料をあさったらそう出ました」


提督「他の方法を探してみるよ。今の榛名には負荷がでかすぎる気がするから」


はるな「なにがでしょうか?」


提督は榛名に近づき説明する


提督「―――ということだ」


はるな「そんなことですか。はるなは大丈夫です!」


提督「俺が大丈夫じゃない。それに確実な資料じゃないし」


はるな「ちぇー」


提督「まぁゆっくりとさがそうや。小さくなってるから普段できないことができるかもだし」


はるな「ですね。仕方ないですがはるな了解です」


提督「さすがに夜戦はちょっと・・・・」


はるな「わたしやってみたことがあるんです!」


提督「ん?なんだ?」


はるな「神風ちゃんの服を一度着てみたいです!」


提督「あとで呼んでみるから一度明石の精密検査を受けて来い。もしかしたら違う異常があるかもだし」


明石「じゃ榛名ちゃん行きましょうね」


はるな「“アァ“?」


明石「こ、怖い・・・い、行きましょうか榛名さん・・・」


はるな「はい。気安くちゃん付けしないでください。あおばさんと同じことしますよ?」


明石「ひぃぃぃ!そ、それだけは!」


はるな「提督行ってきますね」


提督「おう。神風呼んどくからな」


はるな「おねがいします!」



榛名の駆逐艦化 日常編


その後、明石の検査を受けた榛名は提督室に戻る


提督「―――というわけだ神風」


神風「白羽の矢が私に飛んできたわけね。替えがあるからいいわよ」


提督「すまんな。それと着付けも頼めるか?たぶん榛名一人じゃ着れなさそうだし」


神風「榛名さんが小さくなったというのは本当なんですか?」


提督「そろそろ戻ってくるからその眼で見るといい」


はるな「ていとくー!戻りましたー!」


神風「へ?あの大和撫子の榛名さんが小さくなってる?」


はるな「神風さん!ということはていとく!はなしはすんだんですか!?」


提督「おう。神風頼めるよな?」


神風「仕方ないわね。それより榛名さんテンションが高くないですか?」


榛名「そうでしょうか?はるなはいつもこんな感じなのですが」


提督「小さくなったからね。いろいろやりたいんだよ」


神風「では、榛名ちゃん・・・えー・・・あーその榛名さん!私の部屋に行きましょう!着替え手伝いますので」


提督「殺気に気が付くとは流石歴戦の駆逐艦やな」


はるな「ですね。はるなをちゃん付けしていいのは提督だけなので」


提督「俺はちゃん付けしないぞ?さん付けはするけど」


はるな「嘘です。たまにはるちゃんって呼びますもの!」


提督「そ、それは・・・ええやん?」


はるな「はるちゃんもまたかわいいのではるなは大丈夫です!」


その後神風の後をついていく形で部屋をでていく


響「なんだかんだ言っても私の服似合っているのね」


提督「いつからいた?」


響「神風が来たあたりからかな?」


提督「そして当たり前のように膝に座ってくると」


響「私の特等席なのでね」


提督「残念だったな。これからそこは榛名の特等席だ。小さい今でも大きくなった後でもな」


響「小さいのならいいと思うけど戻ってからもここに座るのか・・・」


提督「なんだ?嫉妬か?」


響「いや。仕事の邪魔になると思うのとまさか提督室でおっぱじめようとは思ってないよな?」


提督「邪魔にはならないし、おっぱじめるつもりもない。そして君はどこでその知識を手に入れた。素直に答えてくれたら榛名のちょうきょ・・・説教だけで済ませてあげるから」


響「聞き捨てならない言葉が聞こえた気がする。黙秘権を行使するよ」


提督「ならそのまま座っているといい。今の榛名が見たらどうなるとおもう?」


響「激おこかな?」


提督「そこで済めばいいがな。たぶん榛名を見ただけで失禁してる青葉みたいになると思う」


響「ま、まさか・・・」じわぁ


提督「下は正直なのな。恐怖を感じるのなら早く降りるといいじき戻ってくるから」


響「し、仕方ないな。私はお花を摘みに行ってくるよ」


提督「おう。俺の圧でもじょばられたら困るからな」



はるな「ていとく?いま響ちゃんとすれ違ったのですが」


戻ってきた榛名は神風の服を身にまとっている


提督「ちょっとね。似合ってるぞ榛名」


はるな「ありがとうございます!でも胸が・・・」


提督「和服って生地的にも余裕あるんじゃないのか!?」


はるな「今度のはじょうだんです」


神風「っほ」そっと胸をなでおろす


提督「冗談が冗談に聞こえないぞ。それに胸のサイズ大体一緒でしょ貴方達」


神風「なんで知ってるの!?」


提督「中破して戻ってきて見えないと思ってるのか?」


はるな「今のは聞き捨てなりません」


提督「聞捨てておきなさい。故に胸がきついとか冗談でもいうんじゃない。どこぞの空母が聞いたら失神するから!」


はるな「はるないいことを思いつきましたので、ちょっと行(言)ってきますね!」


提督「冗談でもやめなさい!!!」


神風「行っちゃった・・・まるで神風(本来の使い方)みたいね」


神風「これからどうしよう・・・春風のところにでも行きましょうか」


提督室から走り出す榛名。それを追いかける提督

そしてしばらくしてから様々な悲鳴が聞こえる

数日間榛名を見ただけで失神する空母が出たとは本人は知らない


榛名の駆逐艦化 日常編 2


鎮守府を走り回る榛名を何とか捕まえた提督

これ以上被害を出さないためにも榛名を提督室に軟禁する


はるな「ていとく!はるな暇です!」


提督「無茶を言うな。本音はさっきみたいに卒倒する空母たちが見たいんだろ?」


はるな「ばれてましたか」


提督「今の君は顔にはっきりしと出てるからね」


はるな「いつもとのサイズに戻れるのでしょうか?」


提督「どうだろうな。三日ぐらいで戻ってくれると助かるのだが」


はるな「はるな的には・・・」


提督「ダメだ。それ以上は言わせないし俺はするつもりもない」


はるな「ちぇー」


提督「榛名ってこんな娘だっけ?」


はるな「はい。はるなははるなです」


提督「まぁ可愛らしくていいんだけどね」


はるな「かわいいだなんて・・・」


提督「何かやりたいことないのか?今しかできないこといっぱいあるだろうし」


はるな「今だけ・・・何がありますか?提督の膝に乗ることですか!?」


提督「そうじゃ・・・そうだけどそうじゃない。駆逐艦の娘たち遊ぶとかいろいろあるじゃん?」


はるな「でもはるなは提督のおそばにいたいんです」


提督「そういうと思ったよ。まぁ今だけしかできないことは数あるけどそうそうないからな」


はるな「そうですね。第六駆の服を着てみたので、ほかの駆逐艦の服を着てみたいです」


提督「ふむ。例えば?」


はるな「そうですねぇ・・・島風ちゃんのは・・・確実に着れそうにないですね」


提督「あれを君が着たらとんでもないことになる」


はるな「どうしましょうか」


提督「言ってくれれば駆逐艦集めるぞ?」


はるな「そうですね。巻雲ちゃん、霞ちゃん(改二)、夕立ちゃん(改二)、漣ちゃん、春風さんのが着てみたいです」


提督「そうか・・・って多くね!?」


はるな「ですかね。たった7人ですよ?」


提督「まぁ集めておくさ」


はるな「おねがいします」


その後先ほど挙げられたメンバーを集めるていとく


提督「というわけだ。みんな頼むぞ」


全員「はい!」


提督「まずは春風のからだな。着付け頼むぞ」


春風「司令官様。春風、承りましたわ」


数分後、春風の和服を着た榛名が戻ってくる


はるな「提督様?はるな似合うでしょうか?」


提督「似合う・・・とても似合う。が、キャラも似せたか」


はるな「そのほうがおもしろそうかと」


提督「ここにカメラがあるじゃろ?記念撮影しようか。俺的には撮りたいのだが」


はるな「カメラ・・・ですか」


春風「これがかめらというものなのですね。」


提督「それぞれの服を着たはるなとその服の持ち主のツーショット。いいと思います」


はるな「ポーズとかはどうしましょう」


春風「ぽーず?とはどういうものなのでしょうか」


提督「せやな。普通にピースでもいいぞ。5枚ほどは撮る予定だから慣れてきたら好きなポーズでもいいし」


はるな「はい」


1枚目かがみ合わせのピースサイン

2枚目はお互い手をつないでのかがみ合わせになるように目の横でピースサイン

3枚目は笑顔

4枚目は傘をさしてその下に二人で入る


提督「やっぱ和服は写真写りがいいな」


春風「司令官様?そろそろいいでしょうか?」


提督「どうした?」


春風「春風疲れてしまいましたわ・・・」


提督「おっと。すまない。写真撮るのに必死で気づいてやれなかった」


春風「いえ。私が不甲斐ないばかりで司令官様にご迷惑を・・・」


提督「配属されてまだ日が浅いのに無茶をさせた俺が悪い。霞と漣の二人に部屋まで送ってもらってくれ」


春風「申し訳ありません」


霞「なんでそこで私なのよ!巻雲とか夕立とかがいるじゃない!」


漣「あれ~霞ちゃんさっき「なんで私がくそ提督のために!」とか言ってなかったぁ?」


霞「あ、あれは・・・その・・・」


漣「あれれ?言葉につまっちゃってどうしたのかな?」


霞「うっさい!連れてけばいいんでしょ!連れてけば!あ~もう!」


漣「ご主人様?勘違いしないでくださいね。霞ちゃんは本当はむごごご」


霞「ほらあんたも来る!」


漣の口をふさぎながら引きずるように部屋から出ていく


提督「まぁまてって。後で一緒に写真撮ってやるから」


霞「だ、誰が写真なんか!考えとくわ!」顔真っ赤


春風を連れて部屋から出ていく

ドアを思いっきりしめて


提督「やっぱ俺嫌われてるのか?」


巻雲「どうでしょうかぁ。巻雲的には・・・ってこれは言ってはダメですね」


提督「まぁいいや。次は・・・残ってるのが巻雲、夕立か」


はるな「次は巻雲さんのが着てみたいです!」


巻雲「はわわぅ。ま、巻雲のですか?というかなんで巻雲なんですか?夕雲姉さんのほうがいいと思うのですが」


提督「夕雲型で連度高いの巻雲じゃん?(練度90)」


巻雲「そうでしたね。では榛名さん。着替えに行きましょう」


数分後、巻雲の替えの服を着た榛名が戻ってくる


はるな「提督、はるな戻りました」


提督「甘えんぼ袖だっけ?榛名でもぎりぎりそうなるのな」


はるな「見たいですね」


提督「じゃぁ写真撮るから好きなポーズで」


二人「はい」


その後1回目と同じ要領で写真を撮り終える


夕立「終わったっぽい?次は夕立っぽい?」


提督「そうなるっぽい。榛名を頼む」


夕立「わかったっぽい!榛名さん一緒にいくっぽい!」


はるな「はい!」


数分後、夕立の服に着替えた榛名が戻ってくる


はるな「はるなもどったっぽい!似合うっぽい?」


提督「髪形も似せたのか。かわいすぎる」カシャリ


はるな「へ?な、なんで撮ったんですか!?」


提督「かわいすぎた。それだけ。じゃぁ二人並んで。写真撮るから」


今までと同じ要領で写真をとり終える


はるな「提督たくさん撮ってたっぽい!」


提督「!?びっくりした。一瞬マジで夕立かと思ったぞ」


その後夕立の服から第6駆の服に着替え、部屋に4人が集まる


はるな「はるな戻りました」


提督「おう。お疲れ。最後に集合写真撮るからそこにあつ「戻ったわよ」」


霞「なに?もう終わったの?」


漣「霞ちゃん。そんな走らないでも・・・」


霞「だ、誰が走ってなんか・・・」


提督「ん?戻ったか。もうカメラが持たないから最後に集合写真撮るからお前たちも集まって」


霞「え・・・おわ・・・わ、分かったわ」くしゅん


漣「ほんと素直に・・いやなんでもないですよっと」


漣「集合写真(゚∀゚)キタコレ!!」


提督「じゃ、みんな好きなポーズで、五枚ほどとるから好きにしてていいよ」


はるな「提督は入らないのですか?」


提督「俺?俺はいいや。さすがにそっち側には入れないさ」


提督「それにレリーズ今ないから設定めんどいのよ。写真撮るよぉ」


数枚撮ったのち最後は笑顔で終わらせる


提督「ふぃ~バッテリー切れや。100枚ぐらい撮ってたんじゃないのか?」


提督「みんなお疲れさま。今日はありがと」


榛名、提督を残して残りのメンバーは解散する


はるな「ていとく?いいでしょうか?」


提督「なんだい?」


はるな「書類仕事は?」


提督「え?今は・・・15時・・・ああぁああぁぁあ!」


はるな「いつもなら終わってる時間ですね」


提督「どうしよ・・・まぁやるしかないんだけどね」


はるな「はるなお手伝いします」よじよじ


提督「手伝うことと膝に乗ることに何の意味がある?」


はるな「提督がミスをしないかを見張るためです!」


提督「そうは言われても・・・」


はるな「ていとく?」


提督「そうなるじゃん?生理現象じゃん?予測可能回避不可能じゃん?」


はるな「ではあとではるながぬ—-----」


提督「やめてください。いろいろと死んでしまいます」


はるな「では榛名以外で—-」


提督「そういうことじゃない!あぁ!仕事始めるぞ!」


はるな「はい!」


提督(ちょうどいい処に頭の高さがあるから前が見にくい・・・本人には言えないし・・・まぁ俺が無茶すればいいか。いい匂いしてるし)


提督「1時間あれば終わるよな?」書類の山


はるな「いつもなら2時間コースです」


提督「まぁ今日は任務は何もないからまったりと終らせるか。夜は何が食べたい?」


はるな「そうですね・・・私が作りますよ?」


提督「今の君は危なっかしくて見てられなさそうだからね。久しぶりに俺が作るよ」


はるな「では、はるなは提督が食べたいです」


提督「そうかハンバーグか。子供らしくていいな。材料もあったはずだし提督頑張っちゃうよ!」


はるな「むぅ~。むししないでください!」


提督「ん?野菜はいらない?んなこと言ってないか。君は感情を制御しなさい」


はるな「ちぇーー」


提督「んじゃ飯も決まったしさっさと終わらせて仕込み済ますぞ!」


はるな「はい!」

榛名の駆逐艦化 解決編 1


次の日


はるな「ていとくいいでしょうか?」


提督「なんだ?ん?昨日より大きくなってないか?」


はるな「はい。響ちゃんの服がきつくて着れないんです」


提督「まぁ駆逐・・・それも暁方のサイズから普通の軽巡のサイズまで成長したらそうなるよな」


はるな「はい。どうしましょうか」


提督「軽巡だと酒匂とか川内型ぐらいだな。うちのメインは」


はるな「でしたね。阿賀野型のは・・・」


提督「まぁ他の制服を着るという選択はそうしなくていいと思う。だって一日でここまで戻ったのなら明後日には元通りでしょうに」


はるな「でも着る服が・・・」


提督「いやさ・・・?もう金剛型の制服着れるんじゃない?」


はるな「あー試してみますね」


提督「君は羞恥心を持ちなさい。目の前で着替え始めるやつがどこにいる」


提督の目の前で服を着替えようとする榛名を止める


はるな「ていとくなので大丈夫です!」


提督「・・・」


はるな「何か言ってください。恥ずかしいです」


提督「そう思うのなら脱衣所とかで着替えてきなさい」


はるな「はーい」


数分後


はるな「ていとく・・・」


提督「どうした?」


はるな「いえ・・・まだ着れそうにないです・・・」


提督「サイズが少し大きいみたいだな。きつく締めても・・・ってそれが絞めた後か」


はるな「どうしたらいいんでしょう・・・」


提督「すまん言い忘れてたことがある」


はるな「はい?」


提督「前買い物行ったときに買ってきた服がまだあるんだ」


はるな「というかあの時の服を着れば・・・」


提督「残念ながらあれは君の胸のサイズに合わせて買ってきてるから今はまだ着れないぞ?」


はるな「そんなぁ・・・」


提督「ちょっと待っててくれ。今出すから」


タンスにしまってあった袋から服を取り出す提督


提督「君のサイズに合うのがなくて渋々小さいのかってきたのがここで役立つとはな・・・」


はるな「提督ははるなに何を着させてくれるんですか?」


提督「いやさ?目についたのよ。ゴスロリ服が」


はるな「!?」


提督「まぁどちらかというとコスプレような服だけどねこのサイズになると」


はるな「着てみていいですか!?」


提督「たぶん着れるとは思うけど・・・いいのか?」


はるな「はい!提督が買ってくださったものです!」


提督「はは・・・うれしい一言だよ」


ゴスロリ服をもってもう一度脱衣所に戻る榛名

数分して着替えが終わり出てくる


提督「ふむ・・・ありだな」


はるな「ちょうどいいサイズです」


提督「普段から白メインだけど黒もいいな。これならあの服正解だったな」


はるな「胸は・・・きつくないですね」


提督「今できつくないのであれば戻ったら着れなくなりそうだな・・・」ガサガサ


はるな「提督?何をしているのですか?」


提督「いや記念撮影。記録写真は大事だろ?」


はるな「え?・・・えぇ!?さ、さすがに恥ずかしいです!」


提督「そう?俺は似合ってると思うよ?カメラ目線で」


はるな「は、恥ずかしいものは恥ずかしいんです!駆逐艦サイズの時はよかったのですが」ッキリ


提督「そうは言ってもがっつりカメラ目線だな。いい表情だよ。マジに可愛い」


はるな「はるな撮られるのもう慣れましたので」


提督「じゃぁ次は両手でピースサインして」


はるな「こうですか?」


提督「だらしなく口を開いて・・」


はるな「ひゃい・・・」


提督「眼だけを上に向けて・・・」


はるな「・・・」


提督「んーやばいなこの写真。削除しとかないと」


はるな「・・・」


提督「君もちゃんと削除できてるか確認してくれ」


はるな「はい」


はるな「ちゃんと消えてますね・・・!?」


提督「ど、どうした?」


はるな「提督?なぜ神風ちゃんの服を着ている榛名の写真が?」


提督「なんでだろうな?」


はるな「一枚目はなんとなくわかるのですが二枚目・・・これ提督も映ってますよね?」


提督「せ、せやな・・・」


はるな「画面の端に銀髪が・・・」


提督「だ、だれも響に頼んで撮ってもらったとは言ってないからな?」


はるな「提督?」


提督「い、いいじゃないか!もう二度と着れないんだぞ?記録に収めとかないと!」


はるな「はぁ・・・いいですけど・・・今度からは盗撮とかじゃなくてはっきりと言ってくださいね。はるな撮られるの嫌いじゃないので」


提督「小さくなったの撮られたくないかと思ったけど俺の勘違いだったみたいだな」


はるな「はい。それと第六駆の服のもありますね」


提督「響に頼んであるからな」


はるな「それと着替えの時のが」


提督「それは俺は知らん。俺の管轄外だ。その時間提督室で待ってたし」


はるな「では響ちゃんを問い詰めないと」


提督「まぁ・・・そうなるな」


はるな「それと体が大きくなったら抜け落ちてたであろう記憶が戻ったんです」


提督「ぬ?というと?」


はるな「はい。たぶんはるな事の犯人わかった気がします」


提督「まじで?誰だ!?」


はるな「夕張さんの電探覚えてます?」


提督「あぁ・・・あれか。忘れようにないぞ」


はるな「下着ですか?」


提督「ですね」


はるな「夕張さんにお仕置きしないと」


提督「それとこれと何が関係あるんだ?」


はるな「それがですね。あの時夕張さんの心を軽く読んだんですよ。そしたら「今作ってる薬を榛名さんに使ってやる!私は辱めを受けたんだ!やり返してやる!」的なこと考えてたんです」


提督「・・・榛名?」


はるな「はい」


提督「拷問を許可する。奴ならまだ3軍だ。青葉と同じ目に合わしてやれ。まずは犯人かを確かめてからな。そしたらあとはお前の自由にしていい」


はるな「やった!やり返せます!」


提督「ついでに薬が残ってたら夕張に使ってやれ。お前なら正しく使えるはず」


はるな「任せてください。二度と榛名に逆らえないよう調教してあげます!」キラキラ


提督「怖い・・・マジに怖い。めっちゃ輝いてる」


はるな「はい。これもすべて夕張さんが悪いんです。はるなと提督に迷惑をかけた夕張さんが」


提督「それと元に戻ってからやれよ?もしかしたらが起きるかもだし」


はるな「わかってます。その方がやりやすいので」


事件の犯人であろう目星がついた

榛名がもとに戻り次第さらに大きな事件になるであろう

だが、この時この行動が大きな悲劇を生み出すことになるだろうとは二人は思いもしなかった




榛名の駆逐艦化 解決編 2


数日後の朝


榛名「戦艦榛名ただいま復帰しました!」


提督「やっとか。駆逐艦、軽巡、重巡と来て4日目で元に戻るとはな」


榛名「提督ご迷惑をおかけしました」ぺこり


提督「迷惑だなんて。普段見れない君の表情とかが見えたから俺的にはよかったと思うよ?」


榛名「ならよかったのですが・・・それとです提督」


提督「なんだ?」


榛名「この三日間・・・特に初めの二日間の榛名は忘れてください。思い出しただけで恥ずかしいです」


提督「駆逐艦と軽巡状態のときか。かわいいと思うぞ?」


榛名「かわいいだなんて・・・うれしいのですが・・・でもあの時の榛名はたぶん榛名とは少し違う気がします」


提督「確かに。今の君が俺の目の前でいきなり着替えようとしたり、服がはだけててもそのままで過ごそうとはしないもんな?」ちらり


榛名「あわわわわ・・・・・わ、わ、忘れてください!」顔真っ赤


提督「第六駆の服、神風、春風、綾波、霞、夕立、漣、巻雲いろんな服を見たよな」カメラ眺め


榛名「そのカメラを貸してください。データを消すので」


提督「それはやめて?がん泣きするよ?取り返しつかなくなるよ?」


榛名「ですが、榛名は恥ずかしいんです」


提督「なら夕張にそれをぶつけてやれ。まぁまだ犯人とは決まってないがな」


榛名「夕張さん呼んできますね」


提督「まだ早まるな。今君が行くと犯人じゃなくてもお構いなしにやりかねないぞ」


榛名「っち」


提督「落ち着けって。まぁコーヒーでも入れてくれ。その間に俺が夕張呼んでくるから」


榛名「コーヒー出すか・・・豆はどうします?」


提督「もちろんブルーアイズマウンテン・・・は存在するわけないからエメラルドマウンテンを頼む」


榛名「提督の一番のお気に入りですね。戻るまでには準備しときますね」


その後提督は朝早い中夕張をおこしに軽巡量まで足を運ぶ


提督「ここが夕張の部屋か」ドアノック


夕張「んにゃぁ?こんな時間にだれぇ?」


提督「俺だ。夕張いるだろ?」


夕張「この声は・・・て、提督!?な、なんで!まさか・・・きゃぁ」


提督が声をかけると慌てふためく夕張の声が聞こえ、中からすごい物音が聞こえ始める


夕張「提督?開けちゃだめですよ?というかなんでこんな時間に!」


提督「女の子の部屋を問答無用で開けるほど俺は変態じゃないかな?ちょぉっとお前に聞きたいことがあるんだ」


夕張「ふぇ?な、何のことかなー(棒)」


提督「着替えが済んだら出てこい。俺はここで待ってるから」


夕張「女の子の身だしなみは時間がかかるんですよ?30分ぐらい」


提督「40秒で支度しろとは言わないんだ。5分間だけ舞ってやる」


夕張「そんなぁ!!」


<なになに?こんな朝からぴゃっとうるさいよ~

<ん~?夜戦?なんだ朝じゃん・・・寝さして・・・


提督「ほら周りに迷惑だ。急ぎやがれ」


数分後身支度を済ませた夕張が部屋から顔を出す


提督「寝癖が微妙に残ってるな。まぁいい。提督室に行くぞ」


夕張「提督室?なんで?榛名さんがいるのに夜這い的なあれですか?」


提督「俺にケンカを売るか。今の俺に。どこを殴ってほしい?」


夕張「え・・・・いつもの提督さんなら軽く流すはずなのに~」


提督「すまんな。ちょっと最近来てるものがあるんだ。冗談は通じないぞ?」


夕張「ひぇぇ・・・黙ってついていきます・・・」


提督「吊し上げ・・・大体は察しがついてるんだろ?さっきの慌てようだ」


夕張「なんのことですか?最近私は部屋にこもってたんですよ?」


提督「ああ。最後の目撃情報が4日前。そう、榛名が小さくなった後だ」


夕張「それとこれと何か関係でも?」


提督「それはついてからのお楽しみ。別に取って食ったりはしないから」


夕張「提督に()喰われるんですか・・・」


提督「そのきれいな顔をぼこぼこにしてやってもいいんだぞ?」


夕張「すびばぜん・・・」


その後二人は会話をすることなく提督室まで戻る


提督「榛名。今戻ったぞ。ふむ。いい香りだ」


榛名「あ、提督。おかえりなさい。エメマン今炊き終わりましたよ」


夕張「っげ、榛名さん・・・」


榛名「あら?夕張さんじゃないですか」にっこり


夕張「ひぃ・・・」ガタガタガタガタ


提督「よし榛名こっちに」


榛名「なんでしょう?」


提督はコーヒーの容器を持った榛名を部屋の隅に連れていく


提督「ここに薬があります」


榛名「惚れ薬ですか?」


提督「馬鹿をいえ。夕張になんぞ惚れられてたまるか」


榛名「その時は私が夕張さんを処分します」


提督「これは自白剤だ。まぁ量はかなり少ない。むしろこれで自白したら怖いレベルに」


榛名「それをどうする・・・!?」


提督「こうするんだ。エメマンには申し訳ないが」


提督は持っていた自白剤を容器の中に溶かしこむ


提督「そしてこれを」


提督は手に持った容器をもって夕張のもとに向かう


提督「榛名、器ない?抜かった・・・」


榛名「ここに。提督のと来客用のが」


提督「まぁこれでも飲んでリラックスしな」声真似


提督「エメラルドマウンテンだ。いろいろやって取り寄せた最高品質のものだ。これを飲みながら話をしよう」


薬を溶かしたコーヒーをカップに注ぎ、提督は何の躊躇もなく飲む


夕張「毒は・・・入ってませんよね?」


提督「入れてたら俺から先に飲まないだろ?」にっこり


夕張「ではいただきますね・・・っん・・・おいひい・・・」


提督「だろ?お茶菓子もある。話はこれを食べてからでもいいだろ?」


夕張「ですね。ではいただきますね」


その後、コーヒーをがぶ飲みしていく夕張。三杯目を飲み終えて四杯目を飲み始めたところで提督が口を開く


提督「おいしそうに飲むねぇ。エメマンがもったいないぐらいに。それとここで一つ告白させてもらおう」


夕張「なんですか?」


提督「このコーヒー自白剤入りだ」


夕張「ヴぇ!?て、提督初めに毒なんて入れてないって!」


提督「毒ではない。れっきとした薬だ」


夕張「ひどい!私をだましたのね!」


提督「ここからが本番だ。自白剤。それが何を言い表すかわかるよな?」


榛名(あの量ではとても自白するとは・・・もしかしてプラシーボ効果を狙っている?)


プラシーボ効果とは。簡単に言えば思い込みである

頭が痛いときに頭痛薬と言われてビタミン剤を飲まされても飲んだ本人は頭痛薬だと思い込み頭痛が和らいでいく

使い方次第ではいろいろとできる


提督「では質問だ。榛名に毒をもったのは貴様か?」


夕張「わ、私は・・・」


提督「自白剤を飲んでるんだ。それとも今からもっと強いのを口にねじ込んでほしいか?」


夕張「もっと強いの・・・そ、そうよ!私よ!榛名さんに薬を持ったのは!でもほんの出来心だったのよ!」


提督「ほぉ?おっと榛名いいか?」


榛名「はい。なんでしょうか?」


提督「ここからあまり君に見せたくない面を見せると思うから少し部屋の外に出ていてくれるか?」


榛名「夕張さんを襲うとでもいうのですか?」


提督「あながち間違ってないかもな。殴りかかるという意味でね」


榛名「その時は榛名が止めます」


提督「そこは俺もしないよう努力はする。ただ、ここからは俺が俺じゃなくなると思う。君にはそれを見せたくはない」


榛名「提督がそこまで言うのでしたら・・・」


榛名の駆逐艦化 解決編 3



榛名が部屋から出ていくのを確認したのち話を再開する


提督「出来心といったな?それでうちのエースが使い物にならなくなったらどうするつもりだったんだ?」


夕張「私は榛名さんに辱めを受けたんです!榛名さんにも同じ目にあってほしかったんです!」


提督「ほぉ?漏らしただけでエースを使い物にならなくさせてもいいと?そう思ったのか?」


夕張「だって榛名さんが・・・」



そのころ部屋の外では


榛名「提督の裏の面・・・榛名まだ提督のこと・・・」


<ふざけんじゃねぇ!!てめぇの甘い考えで榛名がどれだけ苦しんだかわかるのか!


榛名「!?!?」


<ちょ!いきなりどうしたんですか!?

<どうしたもこうしたもあるか!話を聞いていたらなんだ?自分が辱めを受けたからやり返しただぁ?ふざけんじゃねぇ!!


榛名「提督!?何があったんですか!」


<今は入るな!


中からものすごい物音が聞こえ始める


<それでエースが!榛名が使い物にならなくなったらどうするきだったんだぁ?お前は責任とれるのか!

<そうやって何も考えずに行動する!おどれなめとんのかぁ!

<ひぃぃ!や、やめ!

<一発くらわしたる!我慢の限界だ!

<あ・・・あ・・・

<俺がどれだけ榛名のことを心配したか。榛名がどれだけ不安になったか。それがテメェにはわかるか!?わかるわけないよな!!


榛名「中で何が!!提督!開けますね!!」


中の異常さを感じ取った榛名はドアを破壊する勢いで開ける

ドアの向こうで榛名が見た光景

それは夕張の胸ぐらをつかんで今にも殴りそうな提督の姿だった


榛名「提督!?何やってるんですか!!」


提督「っち。入るなって言っただろうが」


榛名「あなたは!提督でしょう!自分の立場を考えてください!!」


提督「わぁってるよ。ただ、こいつの態度が気に入らなかったんだよ」舌打ち


夕張「ひぐ・・・えぐ・・・」がん泣き


提督から解放された夕張はその場に泣き崩れガタガタと震えている

嗚咽交じりの声は彼女が本気で泣いていることを表す


榛名「何があったか説明・・・してくれますよね?」にらみ


提督は榛名が部屋から出て行った後のことを話し始める

夕張は榛名にやり返すために薬を紅茶に混ぜた

榛名が倒れるのを確認したのち部屋に侵入し紅茶を処分

遠目から榛名を観察して笑っていたそうだ

初めは強気でそれを語っていたため我慢の限界が来た

後は部屋の外に声が響いたため榛名にもわかる


榛名「そんな・・・夕張さん・・・」憐みの目


夕張「ひぐ・・・うぅ・・・わ、私は・・・ひっく・・・」


夕張「っひ・・・うぐぅ・・・」


涙でかをがぐちゃぐちゃになり何を言っているかが理解できない


提督「貴様は謝ることさえもできんのか!こうやって元に戻れたからよかったものを!」


どかどかと夕張に近づき再度夕張の胸ぐらをつかむ


夕張「ゃぁぁ・・・はな・・・して・・・ひぐ・・・」


榛名「っく!提督!お許しを!」


胸ぐらをつかむ提督の顔を平手でたたく榛名


提督「ってぇな!」胸ぐらつかみ


榛名「提督の気が済むというのでしたら好きなだけ榛名を殴ってください!ですが!これ以上夕張さんには手を出さないで上げてください!見てください!夕張さんの姿を!」


提督「あぁ?」


提督は改めて夕張の姿を見る

そこには自分に対して完全に恐怖していて過呼吸に陥りそうな夕張が

鼻水なのか涙なのかそれらが混じり顔がぐしゃぐしゃになりる夕張が

あまりの恐怖で失禁し、震えあがっている夕張の姿が目に映る


提督「あーだから言ったんだよ・・・入るなって・・・こんな姿を見せたくなかったから・・・」


提督は自分の顔を手で押さえ上を向く


榛名「私が止めてなければ提督は夕張さんを殴ってましたよ?軍法会議ものですよ?」


提督「ンなもんわかっとるは!だがな!夫としてはな!愛する人が苦しむ姿が見たくないんだよ!戻れたからよかったがもし戻れなかったら・・・・」握りこぶし


榛名「ですが榛名は元に戻れました。提督がそれでも気が済まないというのであれば榛名を殴ってください。榛名は殴られても提督を嫌いになることはないので」にらみ


提督「っは・・・はは・・・は・・・はぁ・・・はぁ・・・夕張?大丈夫か?」


提督自身自分がどんな顔をしているかわからないまま夕張に近づいていく

夕張は近づいてくる提督から距離をとろうと足だけで後ろに下がろうとするが腰が抜けて動けない


夕張「ゃぁぁぁ・・・・こ、こないでぇ・・・」


提督「すまなかった・・・夕張・・・」


夕張「て、提督・・・ひぐ・・・」


提督「だがな・・・次はないと思え!」


夕張の顔の近くまで近づいた提督

油断していたであろう夕張の髪の毛を引っ張り上げ怒鳴る


榛名「提督!!」


提督「これが最後さ。もう彼女は悪さしないと思う。なぜかって?どう見たって怖いのは俺だろ?」


榛名「榛名提督のことを嫌いになりそうです・・・」


提督「だろ?失望しただろ?これが俺の裏さ・・・制御しようにもできない裏側・・・」


榛名「・・・」


提督「何も言ってはくれない、か・・・気絶している夕張をふろに入れてやれ。今のままじゃ可哀想だ。それと目が覚めたら間宮でも連れて行ってやれ。そして好きなものを食わせてやれ」


榛名「提督はどうなさるつもりですか?」


提督「俺か?この部屋の片づけさ。それともしかしたら用の辞表も書いとかないと」


榛名「・・・」


提督「さぁ!夕張を連れて行ってやれ!」


榛名「榛名・・・不本意ながら了解です」


気絶する夕張を抱え榛名が部屋を立ち去る。その時の榛名は提督をにらんだままで


提督「あー俺ってやつは・・・これは嫌われたな・・・あの榛名が・・・うぐ・・・」


提督は胸を押さえ呼吸を整えようとする


提督「はぁ・・・はぁ・・・あぐぅ・・・まぁ・・・こうなるよな・・・こうなる気がしてたさ・・・うぶ・・・」


そのまま提督は床に胃の中身をぶちまける


提督「わかってたさ・・・もともと怒ること自体少ないし、なれてない・・・」


ふらふらとおぼつかない足取りで自身の机まで歩いていく


提督「今回限りは・・・ダメ…そうだな・・・目の前がふらふ・・・ら・・・」


提督は意識を失い机の上に倒れこむ

勢いがあったため机の上のものを巻き込みながら床に倒れてしまう



榛名「提督?忘れ物があったのではる・・・え!?!?て、提督!?」


倒れて数分後忘れ物を取りに着た榛名がドアを開けるとそこには床に倒れている提督の姿が

倒れる提督のもとに駆け寄る榛名


榛名「だ、大丈夫ですか!いったい何が!?・・・え・・・・い、息・・・してない!?誰か!明石さんを!!」


その日、榛名の震える叫び声が悲しいことに鎮守府の総員起こしとなってしまった・・・



榛名の駆逐艦化 後日談 1


提督が起きる前


榛名(これで・・・三日目です・・・提督は目を覚ましてくれません・・・)


榛名の美しかった髪は手入れをしていなかったためぼさぼさに

提督がいつ目を覚ましてもいいようにほとんど寝ることができなかったために目の下にはクマができている


榛名(なんで起きてくれないんですか・・・榛名を一人にするのですか・・・?)


榛名(提督に一体何が・・・だめ・・・寝てはダメよ。いつ提督が起きてもいいように・・・笑顔で迎えられるように・・・うぅ・・・)


榛名(榛名は提督を嫌いにはなっていませんから・・・)


指輪をつけている手で提督の手をそっと握り思いを寄せる


榛名「ですから・・・帰ってきてください。もう・・・榛名を一人にしないでください・・・」


榛名「榛名は何があっても提督の帰りを待ってますから・・・」


榛名「少し寝ましょう・・・こんな姿提督には見せれません・・・」


鏡で自分の姿を見た榛名は仮眠をとることにした

榛名が寝たであろう20分後に提督は目が覚めた



そして提督は目を覚ました

提督室で倒れたはずなのだが見慣れない天井がそこにある


提督「こ・・・こは?」


榛名「ん・・・あれ?提督、目が覚めたんで・・・え?提督?・・・提督!?」


目を覚まし目線を声のしたほうにむける

そこにはいま目を覚ましたであろう榛名の姿があった

榛名の髪はぼさぼさで目は赤くはれていた


榛名「よかった・・・本当によかっだぁ」ぼろぼろ


提督の顔を見るや否や榛名は泣き出してしまう


提督「お・・れはいったい・・・」


起き上がろうとする提督を榛名が片手で抑える

もう片方の手は提督の手を握ったまま


榛名「心配しましたよ提督!もう目を覚まさないのかと!三日ですよ!三日!ずっと寝たままだったんですよ!」


榛名は蹲るように泣いてしまう


提督「すまない・・・俺はいったい何が・・・」


榛名「提督は倒れたんです。提督室で。」


提督「俺が倒れ・・・うぶ・・・榛名バケツ無いか!?」


榛名「へ?ば、バケツですか!?ここに!」


榛名は近くにあったバケツを提督に手渡す

提督は榛名からバケツを分捕る勢いで奪い取り胃の中のものをぶちまける


榛名「!?大丈夫ですか!?」


榛名は提督の背中をさすりながら驚きの声を隠し切れずにいる

提督は4度戻したのち語り始める


提督「はぁ・・・はぁ・・・思い出した・・・」


提督「やはりあの後気を失ったんだな・・・」


榛名「はい。正確には息もしてなかったです」


提督「そ、それは本当か!?」


榛名「私がふと忘れ物をしたのを思い出したからよかったものを・・・もし・・・」


提督「心配かけてすまなかったな・・・」


榛名「そんな言葉で!榛名は提督が死ぬかと思ったんですよ!?大好きな提督が!!私の愛する人が!!!」


きれいな顔が崩れる勢いで泣いている榛名の気迫に提督は押されていく


提督「息をしてない・・・それもそうか・・・倒れる前に吐いてるんだものな・・・気管支に詰まったに違いない。ん?詰まったんだよな?」


榛名「はい。榛名が人工呼吸をして提督の一命をとりとめました」


提督「っな!それじゃ榛名が!」


榛名「はい。最後は盛大に榛名の口の中にぶちまけてくれましたよ?」


榛名はことの経緯を語り始める



部屋から出てすぐの榛名


榛名「あの提督が・・・これじゃ榛名は・・・」


夕張「・・・」


榛名「夕張さん・・・こんな姿になってしまって・・・」


夕張を抱きかかえる榛名。そのとき指にはめていた指輪が薄く光る


榛名「指輪が?何か胸騒ぎがします。夕張さんすみません。榛名は一度提督のもとに戻ります!!」


寝ている夕張を壁にもたれかけさせ榛名は急いで提督室に戻る

ノックをするも反応がないためドアを開けた榛名は倒れている提督を発見する


榛名「て、提督!?大丈夫ですか!!」


提督のもとに走り寄り抱きかかえる榛名

何かおかしいと思い口元に手をやってみる

そう、提督は息をしていなかった


榛名「え・・・息をしていない!?誰か!!」


その震える声が艦隊の総員起こしとなってしまう

偶然そばを通りがかった響が駆けつけてくれる


響「な、なんだい!?え・・・司令官に何が・・・まさか榛名さん!!」


榛名「ひ、響ちゃんですか!!よかったです!明石さんを呼んできてください!」


響「わ、わかった!でも榛名さん・・・」


榛名「私は何もしてませんから!ここに来たら提督が倒れていたんです!早く明石さんを連れてきてください!提督は息をしていないんですよ!?」


響「な!?息をしていない!?そ、それを早く行ってくれ!全力で呼んでくるから数分間稼いでおいてくれ!」


榛名「わかりました!でもどうすれば・・・」


響「心臓マッサージでも人工呼吸でも何でもして!!」


榛名「そ、そうでしたね!」


明石を呼ぶために走り去る響を横目に榛名は提督の人工呼吸を始める


榛名「うぐ・・・提督、吐いたのですね?ですが、背に腹は代えられません!!」


提督の唇に自身の唇を当て息を吹き込んでいく


榛名(提督!提督!!お願いだから!起きて!)


人工呼吸、心臓マッサージそれを交互に行い始める

榛名の懸命な処置により数分後提督は


榛名(早く!提督!!お願いだから!!榛名を一人にしないでください!!)


提督「ごぼぉ!」


榛名(!?!?!?)


息を吹き返した提督は残っていたであろう胃の中身を可哀想なことに人工呼吸をしていた榛名の口の中にぶちまけてしまう


榛名「おぇぇ・・・げほ・・・げほ・・・ですが、提督!!」


榛名は口の中にぶちまけられたものを吐き出したのち、提督を観察する

提督は小さいながらも息を吹き返した

そのタイミングで明石がやってくる


明石「榛名さん!?いったい何が!!来る途中で哀れもない姿の夕張さんが寝てましたし!」


榛名「明石ざぁん。提督が・・・提督が・・・」


明石「夕張さんは響ちゃんに頼んで見てもらってるから!提督がどうしたんですか!?」


榛名「息をしてなかったんです!5分も!榛名が人工呼吸で息を吹き返しましたけど!でも提督が!」


明石「お、落ち着いてください!支離滅裂すぎます!」


榛名「お、落ち着いてられますか!!提督を見てください!早く!!」


明石「痛い!痛いから!!提督は・・・呼吸は浅いですが息はありますね・・・」


榛名「ですから!それは榛名が!提督は大丈夫なんですか!?」


明石「ここではちょっと・・・提督を連れてきてください。私のドッグで見ますので」


榛名「はい!」


その後、榛名は提督を抱きかかえると明石のドッグに向かう

明石の精密検査で提督の容態がわかる

倒れた原因は心身的なストレスだそうだ

それも常人が受けるようなものとは数段上のストレスである

点滴につながれベットに寝かせられた提督を4日間もの間榛名は看ていてくれたのだ

ほとんど寝ずに自身のからだのことなど無視して榛名は懸命に看病していたそうだ



榛名の駆逐艦化 後日談 2


提督「そんなことが・・・」


榛名「はい。提督、何があったかわかりますか?」


提督「なんとなくはな?怒りなれてない人が怒るとどうなると思う?」


榛名「いきなり・・・慣れてないから怒っているということが伝わらないとかですか?」


提督「そうじゃないんだよ。怒りなれてる人はどこまでが自分の限界かがわかるんだ。体のね。ただ、怒りなれてない人が全力で怒ると体の限界を超えてもなお負荷をかけ続けるんだ。当然ながら体へのストレスはとんでもないことになる」


提督「俺は普段怒ると涙目になって泣いて途中で止まってしまうんだ。ただ今回は違った。それはなぜかわかるか?」


榛名「ええと?それは・・・榛名ですか?」


提督「そうだ。君が傷つけられたからだ。脳がリミッターを外したんだろ。だから裏側があそこまで表を侵食したんだ。結果としてその負荷に体が耐え切れずに倒れた」


明石「そうだったんですね。でもなぜ四日も何ですか?」


提督が起きたことを察した明石が隣の部屋からやってくる


提督「明石か・・・今回は迷惑をかけたな。なんで四日なんだろうな?」


明石「思い当たる節がないと・・・」


明石「あくまで私の感なのですがいいですか?」


提督「どうぞ」


明石「提督・・・榛名さんを裏切って嫌われたと思って生きる希望を失ってませんでした?それかそれに近い状態か」


提督「それは・・・そうだな。俺は榛名にひどいことをした。嫌われても仕方がないことだ。ただ、榛名に嫌われたら俺はもう生きていけない。倒れる瞬間にそう思ったんだ。思ってしまったんだ・・・」


榛名「そんな・・・いくら榛名でも提督を・・・」


提督「口ごもる・・とういうことはそういうことなんだよな?」


榛名「違います!なら!なんでここに榛名はいるんですか!?なんで榛名は四日も提督の看病をしているんですか!それは提督が大事だからなんです!何が!何が裏側を見られたから嫌われた。ですか!ふざけないでください!!榛名は・・・榛名がどんな気持ちであなたを見てたと思うんですか!!!」


提督「すまない・・・」


榛名「謝らないでください!榛名は謝ってほしくなんてないんです!榛名が提督を嫌いになるわけがないじゃないですか!!榛名はあなたのことが大好きで愛してるんですよ!!どうしてそう考えたのですか!!なんで!」


提督「俺は・・・俺は君にひどいことを・・・」泣き出し


榛名「提督?これを見てください」


榛名は提督の手を握っていた手を放しそれを見せつける


榛名「指輪です。カッコカリですけどね。ですけど、榛名はこれの意味を知っています!!嫌いになってたらつけてないでしょ?わかってください!私の気持ちを!!」


提督「ああ!痛いほどわかってる!!だからだ!だから何だよ!!君に当たった俺が嫌になったんだ!たぶんそれが原因で四日間起きなかったんだと思う。でも、夢を見たんだ」


榛名「夢・・・ですか?」


提督「ああ。俺の大好きな人が笑顔でこう言ったんだ。「ずっと待ってますから。いつまでもずっと。あなたの帰りを」とね」


榛名「・・・」


提督「そしたら目が覚めたんだ」


提督「それまでは悪夢ともいえるものを繰り返し見たり暗闇に閉じ込められたりだったのに、だ。俺の大事な人・・・うまくは思い出せないけどあれは君だと思うんだ。その一言で世界は一転し、光に包まれたんだ」


榛名「そんな・・・榛名・・・感激です・・・」うるうる


提督「榛名こっちに来てくれ。抱きしめたいんだ。君を。今回は君に助けられた。だから」


榛名「榛名は・・・私もあなたのことが抱きしめたいです。大好きだから」


提督は榛名を抱き寄せるとそのまま抱きしめる


明石「見せつけてくれますねぇ」


抱き合う二人を眺める明石


提督「混ぜてやるつもりはないぞ?」


榛名「いくら命の恩人でもここは譲れません」


明石「誰も混ぜてほしいとは言ってませんよ?」


提督「そうか」


榛名「提督の温度を感じます・・・榛名はずっとこれを待ってたんです・・・ずっと」


提督「悪いことをしたな。次、前みたいになったら君に止めてほしい。ひっぱたくでも殴るでもなんでもしていいから。君に止めてほしいんだ。もうあの姿を君に見せたくない」


榛名「なんでもいいんですね?」


提督「ああ。俺自身あの俺が嫌いなんだ」


榛名「では榛名はこうやって提督を止めますね」


そういうと榛名は提督の唇に自身の唇を重ねキスをする


提督「ん・・・こりゃぁ効くな。絶対に自我を取り戻す自信しかない。戻さなかったらあれだけど」


榛名「ふふ・・・愛してますよ提督」


明石「あ~かゆい!体中がかゆい!」


夕張「あのぉ~お取込みちゅうよろしいでしょうか?」


提督「なんだ夕張か・・・ん?・・・夕張!?」


二人の語らいに割ってはいる夕張に驚いてしまう提督


夕張「ひぃ・・・もうゃめ・・・」


提督「やはり俺が怖いか・・・あれだけのことをして怖がられないほうが不思議か」


夕張「私もう・・・しませんから・・・」


提督「何を?」


夕張「その・・・薬盛るの・・・だからゆるしてぇ・・・・」


提督「許しても何も・・・なぁ榛名?」


榛名「はい」にっこり


夕張「ひぃぃ・・・・」


提督「その前に一つ質問いいか?夕張」


夕張「は、はい」


提督「どっちのほうが怖い?」にらみ


夕張「あばばばばば・・・・」じょばー


提督「なるほどね。だそうだ榛名」


榛名「見たいですね。ちなみに私はそんなに怒ってませんよ?夕張さん」


夕張「ほ、ほんどう?」涙目


榛名「はい。ただちょぉっとお仕置きしてあげようかと思ってましたので。提督が変わりにしてくれたみたいですけど」


夕張「提督こゎいです・・・」


提督「そりゃぁな。あそこまで怒鳴って脅せば誰だって怖いさ。夕張、髪の毛は大丈夫か?女の命の髪の毛を粗末に扱って済まない」頭下げ


夕張「か、髪の毛は大丈夫なので・・・頭を上げてください」


提督「ほんとうにか?」て伸ばし


夕張「ひぃ・・・」


提督「嘘をいえ。俺が触ろうとしたら頭を引いただろ。ということは痛むんだな?」


夕張「はい・・・素直に言えばむちゃくちゃ痛かったです。抜けたほうがまだましなレベルに」


提督「何なら俺を殴ってくれてもかまわないぞ?俺がやったように」


夕張「そ、そんな滅相もない!殺されちゃいます!!」


榛名「・・・」にっこり


提督「今回の件は本当に済まない!からだがまともに動くのなら土下座でもしてる!」


夕張「そんな・・・でも悪いのは私であって・・・」


提督「提督として君の気持ちに気がついてあげれなくて済まないと思っている。今回の事件自体俺が気が付いてさえいれば起きなかったものだし」


夕張「そんな!ことの原因は私にあるんです!ですから!」


提督「罰がほしい。と・・・殴ってほしいのか?お前Mだっけ?」


夕張「ひぃ・・・」


提督「嘘だよ。それと・・・夕張?」


夕張「ひゃい・・・」


提督「君がいいというのであれば今までと同じ関係に戻ってほしい」


夕張「今までと同じ関係?提督と肉体関係なんて持ってましたっけ?」


提督「榛名?こいつ今なんて言ったかわかるか?」


榛名「いえ。榛名の耳にはなにも。もう一度おっしゃってもらっていいですか?」にっこり


夕張「い、今のはうそですから!」


提督「さすがにストレスが抜けたであろう今でも冗談は通用しないぞ?」にらむ


夕張「こゎい・・・」


提督「だからさ。今までと同じように機械とかについて語り合いたいってこと」


夕張「わ、私はいいですけど・・・」チラ見


榛名「榛名ですか?榛名はかまいませんよ?」


夕張「怒らない?」


榛名「怒りません」


提督「な?」


夕張「な、殴らないのであれば・・・」


提督「すまない。俺まだ殴ってないよな?殴ってないよね!?」


榛名「私に聞かれても・・・」


夕張「まだ殴られてないです・・・ごめんなさい・・・ブラはちぎれてますけど」


提督「あ~まじか。弁償しよう」


夕張「そんな!あれは安物だから!」


提督「いや俺の気が!あ・・・」


ベットに座っていた提督はそのままベットに倒れこんでしまう


榛名「4日間も寝てたんです。これだけしゃべれるのが不思議なぐらいですよ」


提督「すまないな・・・今日は一緒に寝れそうにない・・・」


榛名「私はいつまでも待ち続けますよ。あなたが私を信じている限りいつまでも」


提督「榛名・・・」


夕張「お邪魔みたいですね」


明石「だね。薬のこと聞いていい?」


夕張「ダメ。あの後完全に処分したんだから。データさえ残ってないよ」


明石「ちぇ面白そうだったのに」


夕張「明石も一度提督のあの姿を見ればいいと思う。そんな気思いたくもなくなるから」


明石「実際のところどうだったの?」


夕張「無茶こわ」


明石「あ~あなたが言うのだから本当みたいね。榛名さんよりも?」


夕張「うん。青葉さんで遊んだあとの榛名さんよりも怖いよ」


明石「やめとく・・・命は捨てたくないもの・・・」


榛名「ご飯作ったので食べれますか?」


提督「食べれるとでも?うれしいけど食欲ないんだよ・・・」


榛名「では私を食べてくれます?」


提督「うれしいんだけど体動かないんだよ・・・」


榛名「私が動くので」


提督「やめてください。死んでしまいます」


明石「お熱いことで。お邪魔虫は去りますよっと」


二人を残し部屋から出ていく夕張と明石

その夜榛名と提督は同じベットとは言えないが近くで寄り添って寝たのであった

二人ともうれしそうに笑いながら寝ていた



これにてロリ榛名編終了となります

途中瞑想に迷走を重ねてお見苦しいところをお見せしたかもしれませんが満足いただけたでしょうか?

ここまで読んだということはそういうことです。はい



榛名の水着姿


8月某日昼過ぎ


提督「いよいよ夏だな」


提督は提督室の窓から外を眺めながらそうつぶやいた

外には水着になってはしゃぐ駆逐艦の姿が



時雨「ちょっと夕立!海が近いとはいえ水着で走らないで!」


夕立「そういう時雨ちゃんも水着っぽい!」


時雨「こ、これは・・・あ~もう!まて~!」


夕立「はっは~!つかまえてみろっぽ~い!」



提督「毎年恒例だねぇ~見慣れてきたらなんとも思わなくなったな」


提督「昼食の後榛名が一度部屋に戻るといってから三十分経ったけどさすがに遅いな」


時は数時間前


提督「海の家で焼きそばも食べたし、午後も頑張りますか」


榛名「え・・・えぇ・・・」


提督「ん?どうした?体調でも悪いのか?」


榛名「い、いえ・・・榛名は大丈夫です・・・」


提督「元気がないな。どうした?」


榛名「は、榛名は大丈夫です!一度部屋に戻りますね。提督は先に提督室に戻っていてください。後から榛名は行きますので」


提督「ならいいが。熱中症とか脱水症とかの季節だからつらかったら言えよ?君が倒れでもしたら大事件だ」


榛名「水分、ミネラル、塩分はちゃんととっていますので。それこそ提督はクーラーが効いた部屋に一日いることが多いので危ないのは提督のほうでは?」


提督「まぁすでに何度かやられてるからね・・・何回君に看病してもらったっけ?」


榛名「はぁ・・・すでに昨日で4回目です・・・」


提督「そんなにか・・・迷惑ばっかかけてるな」


榛名「榛名は大丈夫です。提督のお役に立てるのであればどんなことでもしますので」


提督「どんなことでもねぇ・・・」ちら


榛名「ふぇ!?な、なんですか!?」


提督「まぁ俺だからいいけど。ほかの男の前でそんなこと言うなよ?」


榛名「え・・・えぇと・・どんなこと・・・ひゃぁ!!」顔真っ赤


榛名は自分の言った言葉を思い出して顔を真っ赤に染める


提督「ふふ。まぁそういうことさ」


榛名「・・・だから・・・です」


提督「ん?」


榛名「提督だから言ったんです・・・ほかの人には絶対に言いませんから!!」


提督「ち、近いから・・・」


榛名「なら提督はほかの人に言うかもしれない榛名の口を提督の口でふさいでみても?」


提督「真昼間から誘うな。まぁそれもいいかもね」


榛名「ふぇええ!?!?」さらに顔真っ赤


提督「冗談だって。でもどんなことねぇ・・・」


榛名「え・・・?」


提督「夏だしせっかくだから榛名の水着姿が見たいなって。そう思ってみたり」


榛名「な、なんで榛名がさっきから悩んでたことが・・・」


提督「冗談だって・・・え・・・?今何か言った?」


榛名「い、いえ何でもないです!じ、じゃぁ榛名は一度部屋に戻りますね!」


提督「水着は・・・?」


榛名「か、考えておきます!!!」


榛名はものすごい勢いで走り去ってしまう


提督「やりすぎたか?やりすぎたな。うん。後でちゃんとあやまらないと」


そして数時間後。現在


ドアの外から聞きなれた足音が聞こえてくる


提督「金剛型の靴の足音か。まぁここに用があるのは比叡か榛名だしどっちかだろ」


そして足音はドアの外で一度止まり・・・

そこから動かなくなってしまう


提督「ん?比叡か?榛名ならノックして入ってくるし。じゃぁ誰だろ。入ってきてもいいんだぞ?」


提督「ほかの娘のいたずらか?誰がい・・る・・・か?」


なかなか開かない扉を不思議に思った提督は扉まで行き自分で開ける

そこにはパーカー姿の榛名が

ちらっと見える足や胸元から中に水着を着ていることがわかる


榛名「ひゃあああ!!て、てててて提督!?!?わ、私まだドア開けてない・・・あ・・・あ・・・いやぁ!!」


榛名は提督と目が合うと体を庇うように抱いてうずくまってしまう

そして提督はアヒルのように口をパクパクとさせて膠着してしまう


提督「え・・・え・・?は・・・るな?だよな?」


榛名「ひゃ、ひゃい・・・ま、まだ心の準備ができてなかったのにぃ」


榛名は蹲りながら涙目で提督を見上げる


提督「おう・・・それって水着・・・だよな?」


榛名「すぅ~・・・はぁ~・・・ここまで来たのよ榛名。ここで逃げちゃダメなんだから!」


意を決した榛名は立ち上がりいつものトーンで話始める


榛名「え・・・えぇとですね・・・・先ほど提督が榛名の水着を見たいといいましたよね?」


提督「ま、まさか・・・あんなの冗談みたいなもんだったんだが・・・」


榛名「実を言うとですね。水着はすでに用意してあったんです。でも恥ずかしかったし、着る勇気がなかったのです。でも提督がどうしても見たいとおっしゃったので・・・」顔真っ赤


声は普通だが体が小刻みに震えている


提督「無理して着たと?そして勇気が足りなくて提督室の前で固まってしまい、そして俺に見つかってしまったと」


榛名「はい・・・」


提督「ん~でももともと着る予定だったんだよな?」


榛名「は、はい。先ほど考えていたのがこれなんですよ・・・・」


提督「俺の一言が最後の一押しになったのかそれとも逆効果になってしまったのか」


榛名「て、提督は悪くありません!榛名が・・・榛名が勇気を振り絞ればいいだけなので!」


提督「前にも言ったが無理をするなって言ってるでしょうに・・・俺はうれしいけどさ?」


榛名「はい・・・すみません・・・でも」


提督「でも?」


榛名「今榛名は提督の前で水着を着ています。に、似合いますか?」


提督「似合うも何もパーカー這ってるし・・・・まぁ端から覗く水着を見る限り似合ってると思うよ?」


榛名「へ?・・・ほ、本当ですか?」


提督「俺が君にうそを言ったことがあるか?そういうことさ」


榛名「ええと・・・提督?よろしいでしょうか?」


提督「どうした?」


榛名「鼻血・・・でてますよ?」ジトー


提督「あらいけない。ティッシュどこだっけ?」


榛名「ここに」


提督「まぁこういうことさ」


榛名「提督でも鼻血出すことあるんですね。水着以上のものを見てるのに」


提督「それとこれとは意味が違うのよ」


榛名「ふぅん・・・なら・・・これはどうですか?」


そういうと榛名はパーカーの下のほうをつまんで軽く持ち上げる


提督「卑怯ぅ!」


提督は白く輝く太ももとその先の水着を見てさらに血を噴出してしまう


響「今日はいつもよりにぎやかだね。なにかある・・・のかい・・・?」


その光景をちょうど響も目撃してしまう


響「・・・・」カタカタカタカタ


榛名「ひ、響ちゃん!?!?こ、これにはわけが・・・」


響「榛名さんが!榛名さんが提督を悩殺してる!!!!あああああ!!!!」


全速力で走りながら響は去って行ってしまう


榛名「あわわわわ・・・・ど、どうしましょう・・・・」


提督「あ~眼福眼福・・・仕事しな・・・」


体勢を立て直した提督は予想通り倒れてしまう


榛名「え・・・えぇぇ!!?!?て、提督大丈夫ですか!?」


提督「あ~フラフラする~」


榛名「脱水症・・・いや貧血?と、とにかくソファに!」


提督「あ~榛名美しいんじゃ~・・・」


榛名「ひゃぅ!!え・・・意識失ってる!?て、提督~!!!」



眼鏡の意味


ある日の午前


榛名「提督は現在休憩中で、駆逐艦の娘達と遊んでいます」


誰もいない提督室。そこに榛名がやってくる


榛名「今日もいつも通りこれをやります。榛名は誰に説明をしているのでしょうか?まぁいいです」


榛名は提督室の椅子に掛けてあった提督の上着を手に取ると匂いをかぎ始める


榛名「すぅ~・・・・はぁ~・・・提督のにおい・・・初めは罪悪感もありましたけど今ではこれがないとやっていけなくなってきました・・・榛名は悪い娘です・・・」


榛名「昼時に提督に休憩をなさるよう誘導し、部屋から出て行ったらこうやって匂いをかぐ。これが榛名の日課になっています。落ち着きます~・・・ん~・・・」


10分ほどそうしていた。榛名は机の上に置いてあるものに目を向ける


榛名「これは提督のメガネですね・・・提督は集中するときは必ずと言っていいほど眼鏡をかけます。ですが、日常生活ではかけてないので目が悪いのかがよくわかりません」


榛名は眼鏡を手に取ってかけてみることにした


榛名「!?・・・霧島のをかけさせてもらったことはありますが、彼女ほどきつくはないですが提督のも度が高いです。でもこれだけ高いと日常生活でもかけてないと見えないと思うのですが・・・・」


榛名「でも、提督は普通に遊んでますよね?」


提督室から見える範囲に提督が駆逐艦の娘達と遊んでいるのが見える


榛名「霧島は眼鏡がないと像がぼやけるといってましたけど・・・提督は大丈夫なのでしょうか?」


榛名「黒縁のメガネ。提督がかけると似合ってますが、榛名はどうでしょうか?気になるのでこのまま鎮守府を歩いてみましょう。幸い提督がこの眼鏡をかけるときは仕事中か作戦を考えるときだけなので知っている方は少ないはずです」


そう思うや否や榛名はおぼつかない足取りで提督室から出て行ってしまう



数時間後


提督「ん~久しぶりに走ったわ。三時間も夢中になってたのか。榛名を待たせてるから謝らないとな」


提督室に戻ってきた提督。日が少し傾いたこの時間榛名がいるのであれば部屋に明かりがともっているはずである


提督「ん?誰もいないのか?待ちくたびれてどこか行っちゃったのかな?」


提督室の自分の椅子に座ってやりかけの仕事をやろうとする提督。だがそこで一つ違和感を覚える


提督「あれ?眼鏡どこやったっけ?確か書類の上に置いて行ったはずだけど・・・」


書類の上に置いてあったメガネがなくなっていたのだ


提督「まぁ無くてもやれなくはないけど・・・誰かのいたずらか?黄昏時・・・夕方は俺の目が一番見えなくなる時間帯だから勘弁してほしいのだがな・・・・」


引き出しにしまってあった予備のメガネを手に取り眼鏡の行方を捜すことにする


提督「こいつも1年放置してるからレンズ拭かなきゃな。アメリカに行っていつの間にか壊れてたこいつももう昔の者なんだな」


前のメガネの手入れをしながら思い出に浸り始める


提督「あかんあかん。早く眼鏡を探さないと・・・あ~やっぱ視力落ちてるのか・・・微妙に調整してあったとはいえ見にくいぞ・・・・」


提督「まぁ見えるから探しに行くか」


提督室から出ていく提督


提督「まぁ眼鏡をかけてるやつは少ないし、仮に元々かけてないやつがかけていたら目立つだろうな」


夕立「あれ?提督さんっぽい?てか提督さん眼鏡かけてたっぽい?」


提督「あ~ぽいぬか。仕事してる時だけだしなかけるの」


夕立「だ、誰がぽいぬっぽい!!私には夕立って名前がちゃんとあるっぽい!!」


提督「眼鏡かけた奴見なかったか?俺のメガネが行方不明なんだよ」


夕立「華麗にスルーっぽい!!提督さん?それは高度なギャグっぽい?」


提督「これは予備だよ。こういう時用のな」


夕立「ん~見てないっぽい。見つけたら報告するっぽい?」


提督「頼む。まぁ榛名がいるのに盗むバカはいないだろうけど・・・ん?榛名?」


夕立「どうしたっぽい?」


提督「いんや。ちょいと急用を思い出したからいったん戻るは。見つけたらなんか知らせてくれ。まぁ俺のほうが早いと思うけどな」


夕立「提督さん夕立と勝負するっぽい?なら夕立頑張っちゃうっぽい!!」


提督「くれぐれも怪我や物損はするなよ?」


夕立「わかってるっぽ・・・物は壊さないっぽい!!」


提督は夕立と別れたのち今まで姿を見せていない榛名を探すことにした


提督「たぶんあいつだよな?確信はないけどそんな気がする」


過去に何度かこのようなことをおこしている榛名。提督は榛名が今回の犯人だと仮定する


響「おや?ていと・・・眼鏡かけてたっけ?」


提督「冗談はよしてくれ。俺の仕事中に何度君は俺の膝に上ってきた?」


響「先月から毎回」


提督「なら俺が眼鏡かけてること知ってるだろ」


響「忘れてた」


提督「はぁ・・・榛名見なったか?探してるんだ」


響「榛名さんねぇ・・・昼以降まだ見てないが」


提督「なるほど。まぁ俺が呼べば来るな。失念してた」


響「一番忘れちゃいけないことだねそれ」


提督「榛名!!助けてくれ!!」


提督はとりあえず叫んでみた

すると遠くから足音が聞こえてくる


榛名「提督!!どうかなさいましたか!?」


曲がり角をすごい勢いで曲がり軽く回転しながら勢いを殺しながら榛名がやってくる


榛名「もしかして響ちゃんが提督に何かしたんですか?」じとー


響「はぅぅ・・・・」


提督「やめないか。それと響が俺に何かするとでも?」


榛名「はい」


提督「娘が親に悪戯をねぇ・・・・まぁやりかねないだろうけど」


響「いや待ってほしい提督。私はまだ娘になるなんて一言も」


榛名「では何かあったんですか?」


響「華麗にスルー・・・か」


提督「俺のメガネが行方不明でな」


榛名「提督?それは高度なギャグでしょうか?提督は今眼鏡をかけてますが・・・」


提督「これは予備だよ。このやり取りさっきした気がするのだが・・・」


榛名「提督のメガネですか・・・榛名は知らないですね・・・」


そういう榛名は眼鏡をかけている。そう。それは今提督がかけている眼鏡と同じもの

提督が探している眼鏡である


提督「榛名?それは高度すぎるギャグだぞ?今君は何をかけている?」


榛名「え・・・えぇ?あ・・・」


提督「どうせ俺の叫び声で慌てて眼鏡をはずし忘れたんだろ?」


榛名「あ・・・あははは・・・」


提督「で、どうして盗んだ?」


榛名「ぬ、盗んだなんて人聞きが悪いですよ!榛名はただ提督の眼鏡が気になっただけでして」


提督「そしてかけたまま出かけたと」


榛名「はい・・・」


榛名「提督はなぜ榛名が眼鏡をもっていったと思ったのですか?」


提督「考えてみろよ。俺のものを盗むやつがいるか?」


榛名「いるかもしれませんよ?」


提督「もし響が俺のペンや眼鏡を盗んだとしよう」


響「いや待ってほしい。なんで私に振るんだ?」


提督「君はどうする?」


榛名「当然・・・ね?」にっこり


響「あわわわわわ・・・」ガタガタカタガタ


提督「だからやめないか。こんなに震えて・・・よしよし。帰っておいで」


提督は震える響を抱きしめながら頭をなでる


榛名「うらやましい・・・」


響「っは!?わ、私はいったい・・・て、提督!?なぜ頭を・・・はにゃぁ~」


提督「帰ってこれたか。まぁいい。君は盗んだ相手に容赦はしない。だろ?」


提督は響を撫ぜながら話を続ける


榛名「提督のものを盗んだ不届き者は榛名は許しません」


提督「そういうことだ。君がいるのにわざわざ盗む馬鹿はいない。なら盗める者は誰だ?」


榛名「榛名・・・ということになってしまいますね」


提督「わかっただろ?消去法で君になったわけだ。てかなんでかけたかったんだ?」


榛名「提督と同じ世界が見たかったから?」


提督「俺部屋以外じゃ基本かけてないぞ?あ~運転時にはかけてるな」


榛名「提督・・・やはり罰がありますか?」


提督「ほしいのか?」


榛名「え・・・あ・・・その・・・」顔真っ赤


提督「何もない。別にこれといった被害が出たわけじゃないし」


響「あ・・・ちょ・・・もっと・・・」しゅん


頭を撫ぜてた響から離れ榛名と向き合う


提督「言ってくれれば貸してやらんでもないのに。でも目が悪くなるぞ?」


榛名「榛名は大丈夫です」


提督「まぁ君がそういうのであればいいが。ええと今の時間は」


提督は腕時計で時間を確認する

時計は18時を指している


提督「なんだかんだ言って長引いたな。仕事は・・・飯を食べてからでいいか」


榛名「すみません・・・榛名のせいで・・・」


提督「それと榛名?」


榛名「な、なんでしょう?」


提督「俺の上着が床に落ちていたのだが?」


榛名「ええええとなんでしょうか?」


提督「その動揺ぶり。何かした?」


榛名「なななな何もしてませんよ?」


提督「ならよかった。てっきりまた前みたいに匂いでも嗅いでたらどうしようかと思った」


榛名「ま、まさか・・・」


提督「ほんとにしてないよな?」


榛名「は、はい!」


提督「毎日一緒に寝てるのに何が足りないんだろうな・・・?」


榛名「愛…ですかね?」


提督「これ以上どうしろと!!」


響「あの・・提督・・?」


提督「ん?どうした響」


響「その・・・もっと頭を・・・あ!いやなんでもない!」ぐぅ~


何かを言いたげそうな響だったが腹の音が鳴ってしまう


響「あ・・・」顔真っ赤


提督「は・・・ははは!腹が減ったな。じゃぁ榛名行こうか。響ちゃんも行くかね」


そういうと提督は響の小さな手をつかんで歩き出す


響「あ・・・提督の手大きい・・・」


榛名「あ!待ってください提督!ほら響ちゃん?」


榛名はもう片方の響の手を取って歩き出す

三人の後ろ姿は親子ともとれる

間宮で夕食を取ったのち、提督室で仕事を始める

いつものように


響の名前


提督「今月もまた沖の島沖に敵艦隊が現れたのか」


榛名「はい。周辺の鎮守府が手薄になるタイミングを狙っては毎月現れてます」


提督「この付近で余裕があるのはうちだけか。まぁいつものように敵を撃破するだけだがな」


榛名「となると艦隊はいつもので?」


提督「ああ。大規模作戦前だから出撃を控えてるとはいえ鈍っては意味がない。軽い運動ついでに再度制圧してきてくれ」


榛名「わかりました。榛名を旗艦として金剛型四姉妹、そして翔鶴型姉妹の艦隊でいいんですよね?」


提督「そうだな。ある程度反復出撃したら翔鶴と隼鷹を交代してくれ。いつもすまないな」


榛名「いえ。榛名は大丈夫です。このぐらい運動にもならないかもですね。ふふ」


提督「勢いあまって敵旗艦を初手で撃破とかするなよ?」


榛名「え・・・ダメですか?」きょとん


提督「ダメとは言ってない。ほかの娘達に見せ場を上げろという意味だ」


榛名「なるほど。善処してみます」


榛名「榛名は皆さんを集めたのち、沖の島沖に出撃してきますね」


提督「危なくなったら戻ってくる。わかってるよな?」


榛名「みんなそれはわかってますよ」


提督「頼んだぞ。あーでも秘書艦誰に任せよう」


榛名「比叡お姉さまは榛名と一緒に出撃ですし」


提督「瑞鶴、隼鷹もだ。まぁ君がいない間は俺一人で頑張るさ」


榛名「響ちゃんはどうですか?」


提督「響か・・・ありかもな」


響「呼んだかい?」


提督「噂をすればなんとやらか。榛名がこれから出撃だから秘書艦を任せたいのだがいいか?」


響「なるほど。任されてもいいよ」


榛名「では榛名出撃しますね!」


提督「無茶はしないようにね。ここのことは俺たちに任せていつも通りに・・・ね?」


榛名「提督に勝利をプレゼントしますね」


提督「期待してるぞ」


榛名の指示で艦隊が編成され、沖の島沖に出撃する


響「さて・・・」よじよじ


提督「また君は膝に上る」


響「いいじゃないか。榛名さんは今いないんだから」


提督「忘れるなよ?確かに榛名(嫁)はいない。だが、“榛名たち“はいるんだぞ?」


響「わ、忘れてはいないさ・・・」ガタガタガタ


提督「膝の上で揺れないでく・・・響?」


響「だ、大丈夫だ」


提督「んなわけあるか。膝がちょっと湿ってきたのだが?」


響「だ、大丈夫だ!!」


後ろからでもわかるぐらいに響の顔は真っ赤になる


提督「はぁ・・・もういい歳だからさ?それ直そう?」


響「な、何のことだい?私は何もしてないぞ?」


提督「君がそれでいいのならいいよ。俺のズボンは死にゆくけど」


響「ご、ごめんなさい・・・」


提督「謝らなくてもいいよ。まぁいずれ慣れて直せばいいだけさ」


膝に座る響の帽子の上から頭を撫ぜてやる


響「て、提督・・・くすぐったい・・・」


提督「ちょうどいい位置に頭があるもんでな。嫌だったかい?」


響「い、いやとかじゃないけど・・・」


提督「まぁ君が俺の膝に座る限りずっと撫ぜてやってやる」


響「ぅぐ・・・そ、それはさすがに恥ずかしいな・・・」


その時、提督室のドアがノックされる


響「誰か来たみたいだね」


提督「入っていいぞ」


電「司令官さん?ヴェル・・・響ちゃん見てないですか?・・・」


響「あ・・・」


部屋に入ってきた電は探していた響を見つける


電「え・・・響ちゃん?」


響「え・・・と・・・これにはわけがあってだな?」


電「はわわわわ!!。お、お邪魔したのです!」


頭を撫ぜられてる響を見て勘違いした電は走って部屋から出て行ってしまう


響「あ・・・!まって!!」


提督「行っちゃったな」


響「なんで頭なで続けるんだ!」


提督「嫌じゃないんだろ?」


響「ぐぬぬ・・・」


夕張「あれ?今電ちゃんが走っていったけど何かありました?」


走り去った電とすれ違うように夕張がやってくる


夕張「なるほどねぇ~ヴェールヌイちゃんと提督がイチャイチャしてるのを見て勘違いしたと」


提督「まぁ傍から見たらそう見えるだろうな」


夕張「まぁ確かに提督と榛名さんはヴェールヌイちゃんのことをほんとの娘みたいに扱ってますもんね」


提督「みたいにってなんだよ・・・本人の了承もとってるんだぞ?」


響「いや待ってほしい。私はいつ了承した?」


提督「榛名と一緒にお風呂入ってる時にしたと聞いてるが?」


響「おかしい。私は了承した記憶はないのだが」


夕張「でも、私もヴェルちゃんと提督と榛名さんほんとの親子のように見えるときありますよ?」


提督「てかさ夕張?」


夕張「なんでしょう?」


提督「さっきからヴェールヌイとかヴェルちゃんとか呼び方安定しないな」


夕張「私あまりヴェルちゃんと絡みませんし?」


提督「そういや二人が話してるところあまり見ないもんな」


響「提督いいかい?」


提督「どした?」


響「私にはヴェールヌイって名前があるのだが」


提督「いつもそういうね。でも俺にとっては君は響だ。ロシアに行ってそこで日本より長く生きて最後は標的艦になって沈んだヴェールヌイじゃない」


響「提督・・・」


提督「ほかの暁型も落ち着いているように見えるけど呼び方をまだ悩んでるんだぞ?さっきだってそうだし」


夕張「あれ?私お邪魔?なのかな?」


提督「まぁヴェールヌイは向こうでは信頼という意味だっけな?俺はそれもいいけど。だが、俺にとって君は響のままなんだよ。姿かたちが変わろうとね」



<あ、榛名さんどこか行ってたんですか?

<提督の指令で野暮用を

<お疲れ様です

<提督はまだ中にいますか?

<今響ちゃんを口説いてます

<えぇ!?!?


響「提督・・・そこまで考えて・・・」


提督「まぁ君が俺たちの娘という役が嫌なら素直に言ってくれ。な?榛名」


榛名「ふぇ!?いたの気が付いていたのですか?」


提督「あのな・・・俺が君がいるの気が付かないとでも?」


榛名「先ほど夕張さんから提督が響ちゃんを口説いてると聞いたのですがほんとですか?」


提督「え?そう聞こえてた?」


響「わ、私は・・・でもいい・・・」ぼそ


提督「ん?何か言ったか?あれ?ズボンに違う感触が・・・ぬ」


響「Благодарю Тебя, Отче. Любовь Вы」


提督「ふぁ!?すまねぇロシア語はさっぱりなんだ」


響「あ~恥ずかしい!」


榛名「ふむ。なるほど」


響「え?榛名さんわかるの?」


榛名「多少ですがね。言ってもいいですか?」にっこり


響「や、それだけはやめて!」


榛名「でも愛してるはちょっと・・・榛名が黙ってません」


響「あがががが」じょばー


提督「ああああああ!!!!止めさしたあああああ!!!」


榛名「え・・・え!?と、止めって!?」


提督「さっき響ちゃんともう漏らさないって話してたのに!止めさした!!」


榛名「でもさっきの愛してるの意味は違いますね」


提督「まぁこのズボンも終わりだな。変にヌメってるし。それと榛名?さっきの翻訳してくれる?」


響「やややややめないか!!!」


榛名「そうですねぇ・・・・提督、すこし耳を貸してもらえますか?」


提督「まぁ本人には聞こえない風に・・・きゃう!!」


榛名に耳を近づけた提督は榛名に耳を甘噛みされる


提督「はははは榛名!?い、今なにを!あわわわわ!!!」


榛名「ふふ。慌てる提督すごい可愛いですよ?」


提督「なんか榛名がおかしい!!!」


榛名「軽い嫉妬ですかね?響ちゃんさっき「お父さんありがとう。愛してる」って言ってましたよ?」


提督「み、耳に息が・・・え?なんて?」


榛名「なんでもないです。報告します。沖の島沖の敵艦隊殲滅しました」


提督「それはわかったけど!もう一度さっきの言って!!聞こえなかったから!」


響「き、聞かなくていい!!」


響は提督の膝の上で軽く立ち上がるとその小さな手で耳をふさぐ


提督「ちょ!聞こえないから!響ちゃんが俺のことをお父さんって呼んだのが聞こえないから!!」


響「あああああ!!!!!」


榛名「ひ、響ちゃん!?」


響「提督の馬鹿あああああ!!!!」


提督の溝に膝蹴りをかましたのち響は全速力で部屋から出て行ってしまう


提督「・・・ぐぶ・」


榛名「だ、大丈夫ですか?」


提督「あ、ああ。なんとかな」


榛名「ならよかったです」


提督「これでズボンが5着目か・・・・まぁた新しいの買わないと・・・ん?なんかヌメッとして・・・」


榛名「提督は早く着替えてきてください。私が報告書をまとめるので」


提督「わ、分かった」



響「あー!恥ずかしい!でも・・・」



大規模作戦お疲れ様でした


榛名「提督。無事に第二次マレー沖海作戦完遂することができましたね」


提督「ああ。一時はどうなるかと思ったぞ。備蓄資材が半分を切ったあたりで変な汗が出始めたし・・・」


榛名「ですが、ちゃんと作戦を完遂することができました」


提督「Aquila、Warspite、水無月の三名の救出には成功した・・・がだ」


榛名「伊26・・・ですか」


提督「ああ。響率いる水雷戦隊が今なお作戦海域を散策しているがまだ見つからない」


図ったように響が帰投する


榛名「噂をすれば響ちゃんが帰ってきましたよ」


提督「守備は?」


響「今回もダメだったよ」


提督「ふむ。艦隊も疲労の色を隠し切れなくなってきたな。今日の稼働はこれまでにして上がるか」


榛名「あまり張りつめてやって事故が起きてもですからね」


響「毎日毎日潜水艦狩り・・・」


提督「ほんと無理させてるな・・・でも俺は君を信頼しているんだぞ?」


響「信頼の名は伊達じゃない」


そして響はいつものように提督の膝の上に上がる


響「やはり仕事終わりはここが一番落ち着くよ」


提督「勝手に座られる俺の気持ちにもなれ」なでなで


提督はいつものように響の頭を撫ぜる


榛名「最近毎日この光景ですね。ふふ」


提督「嫉妬したか?頭撫ぜてやろうか?」


榛名「榛名は大丈夫です。でも少し羨ましいです」


提督「今日はそうだな・・・一緒に風呂でも入るか?」


榛名「ほ、本当ですか!?榛名感激です!」


提督「なんなら響ちゃんも」


響「な、なぜそこで私の名前が・・・」


提督「いや仮にも親子だし?」


響「だから私はまだそれを認めたわけでは・・・」


榛名「お父さん大好き・・・」ボソ


響「っな!!」顔真っ赤


提督「おやぁ?認めたわけじゃないのに俺のことをお父さんって前呼んだよな?」


響「そ、それには「提督ぅ!作戦終わったから酒飲もうぜ!」」


三人の空間に突如隼鷹が割って入ってくる


提督「はぁ・・・せめてノックはしやがれこの飲兵衛が」


隼鷹「んなこたいいじゃぁん。たまには飲もうぜ提督ぅ~」


榛名「うわ・・・お酒臭い・・・」


提督「お前もう出来上がってるじゃん・・・」


隼鷹「細かいことはいいんだって。酒ならあたしが持ってきたからさぁ!」


提督「はぁ・・・響がいるんだぞ?」


響「私は別に飲めるぞ?」


提督「子供が飲んじゃいけません」


響「いや・・ウォッカとか・・・」


提督「はぁ・・・仕方ない付き合ってやるよ。さすがに頭に来たからな」


隼鷹「話が早い!お二人はどうだい?」


榛名「い、いえ榛名は・・・」


響「私はも「響ちゃんはダメだ」ぐぬぬ」


その後提督の机に酒瓶とコップが並び隼鷹と提督の飲みが始まる。響を膝に乗せたまま


響「あ・・・お酒・・・」


隼鷹の話を聞きながら提督は響の前でお酒の入ったコップをうろうろさせる


隼鷹「それでさぁ~」


1時間後


提督「ほら酒が尽きたぞ。注いでやるから飲め」


隼鷹「ひゃっはぁ~ありがとさん」


提督は隼鷹のコップが空になると同時に酒を注ぎ、なくなると次を繰り返し始める


2時間後


提督「お?飲むペースが落ちてるぞ?」


隼鷹「そ、そんなことないって!ほらほらぁ(あたしそんな飲んでたかなぁ・・・)」


3時間後


提督「限界そうだな」


隼鷹「ぜ、全然・・・(おかしいなんでこいつ酔わないんだ?)」


提督「どうした?まだ二瓶目だぞ?いつものお前なら軽く行ってるだろ」


隼鷹「あ・・はは・・・おかしいなぁ・・・視界が・・・」


徐々にフラフラし始めた隼鷹。少し開いていた扉から声を聞きつけたのか飛鷹が入ってくる


飛鷹「どこにいるかと思ったら・・・あきれた提督と飲んでたのね。ほら行くわよ」


隼鷹「あ、ちょ!まって!目の前が丸から引っ張らないでぇ!」


飛鷹「あ~もう!こんなに服をしわくちゃにして!直す身にもなってよ!」


隼鷹「ていとく~~~」


提督「ま、お前が悪いのさ」


隼鷹の首根っこをつかんで飛鷹が部屋から出ていく


榛名「隼鷹さん珍しく酔ってましたね」


提督「いいところで話を折られたからな」


響「そういう提督は酔ってないみたいだね。お酒強いのかい?」


提督「俺は酒弱いぞ?というか2時間も巻き込んですまないな」


榛名「提督・・・この二時間でコップ3杯しか飲んでませんよね?」ジトー


提督「気が付いた?隼鷹のペースを乱して飲ませてたからな」


榛名「提督がお酒に弱いのは榛名が一番知ってますので」


提督「君には敵わないな。どうだい?この後」


提督は指で器を持ち傾けるしぐさをする


榛名「榛名はいいですけど・・・お風呂の話は?」


提督「忘れてた。まぁ移動しながら話すか」


響「私も飲みたい・・・」


提督「まぁちょっとぐらいなら・・・ってよくよく考えたら艦娘って見た目はあれでもみんな飲めるんだったな」


響「何度も言ってるのだが?」


提督「まぁ飲むのはいいけど・・・隼鷹と同じことするぞ?」


響「大丈夫だ。私はそんな簡単には酔わない」


提督「ならよかった。じゃぁ風呂に行くかや。各自一度部屋に戻って着替えをもって第3浴室に集合」


榛名「榛名は提督と部屋が同じなのでいいですけど響ちゃん?」


響「なんだい?私は一人でも大丈夫だぞ?」


榛名「着替え3着分持ってきてもらえます?」


響「え・・・え!?なんでそんなに!?」


榛名「だって・・・ね?提督」


提督「うん。響ちゃんだもん」


響「私を何だと思ってるんだ!!」


提督「伝説のじょば鳥」


榛名「可愛い私たちの娘」


響「片方がおかしいのか両方がおかしいのか!!」


提督「何なら部屋までついて行ってやろうか?姉妹艦にも説明せなあかんし」


響「彼女たちなら私から言っておくよ。あれ?一緒にお風呂だよね?」


提督「そうだが?」


響「それは当然ながら提督も何だよね?」


提督「まぁそうなるな。恥ずかしい?」


響「当り前じゃないか!!」


提督「そこは君の自由でいいよ。少なくとも俺たちは一緒に入るが」


榛名「はい。たまにはゆっくりと入りましょう」


響「ぐぬぬ・・・」


提督「準備の時間もあるだろうから30分後に第3浴室に集合な」


響「あの施設あんまり使ったことないからわからないのだが、第3浴室はどんなところだい?」


提督「言うならば姉妹艦用のところ。札がついている姉妹艦以外は入れない規則になってる。ちなみにそれが第1から第5まである。第6は大浴場で普通にみんなで入るところだ。といっても当然俺以外のだがな。姉妹とゆっくり入りたければ第5まで。ほかの子たちと一緒にわいわいしたいのであれば第6だ」


響「なるほど。提督用は当然あるんだろ?」


提督「俺が作るとでも?」


響「え・・・ならいつもどうしてるんだ?」


提督「俺の部屋の備え付けの使ってる。ま、たまに夜中とかに広い浴場貸し切りにしてはいるが」


榛名「その時は提督の札を貼って誰も入れないようにするんですよ」


提督「事故防止用だ」


響「なるほど。今回も提督の札貼るのかい?」


提督「そうなるし、妖精さんに頼んで湯を張り替えさせてるし見張りも任せてある」


響「誰かが覗くというの?それとも提督と遭遇するのを控えるため?」


提督「その両方。主に青葉が仕出かすことが多い」


榛名「その時は青葉さんも一緒にお風呂に入ってもらうまでです」にっこり


響「なるほどね。第3浴室ね」


提督「遅れたら入れないからな」


響「え・・・」


提督「妖精さんは厳しいぞ?」


響「な、なるべく急ぐから!」


そういうと駆け足で部屋から出ていく響


榛名「でもよかったのですか?」


提督「まぁ本人がいいんならそれでいいと思う」


榛名「榛名。提督と一緒にお風呂入るの久しぶりです」


提督「まぁひと月に一回ぐらいだしな」


榛名「はい」


提督「んじゃ部屋に戻って準備しますか」


二人は一度部屋に戻って着替えを持ったのち温泉施設へと移動する

その夜温泉施設では・・・

これ以降はまた別のお話し



お待ちかねの温泉回 前編


その後提督と榛名は温泉施設へと移動する


提督「何度見てもでかいなぁ・・・」


四月以降何回か訪れているが周りの建物に比べて変に大きい温泉施設


榛名「妖精さんたちを過労させましたもの。その反動が楽しくてやりすぎた感じですかね」


提督たちは着替えを持って第三浴室に移動する


妖精さん「お待ちしてました。湯は完全に張り替えてありますし、内部は完全に清掃済みです」


提督「相変わらず完璧主義者なのね」


妖精さん「いえいえ。一日の終わりは完璧にきれいに終わらせたいので」


榛名「ですが、これから私たちが入るのですよね?」


妖精さん「そのあともう一度洗います。いやぁ~楽しくて仕方がないです」


提督「たぶん10分以内に響が来るだろうけど、遅れたら当然ながら入れなくていい。ほかの娘たちと同じように対応してあげてくれ」


榛名「提督?それはあまりにもひどすぎませんか?」


提督「まぁ俺もそう思うけど、規則を捻じ曲げるわけにもいかないしさ?」


榛名「響ちゃんなら・・・」


その時遠くから足音が聞こえてくる


響「ま、まって!」


提督「間に合ったのか。といってもまだあれから15分経ってないのね」


響「はぁ・・・はぁ・・・二人とも早すぎるよ・・・・」


提督「お風呂道具は先にまとめてあるし」


榛名「部屋に戻ってそれを持って移動するだけですし」


響「三人に説明するのに時間がかかってね・・・」


提督「それでも早いじゃないか」


響「全速力できたからね」


提督「んじゃ。入りますか」


響「ほ、ほんとに一緒に入るの?」おどおど


提督「嫌なら戻ってもいいんだぞ?」


響「い、嫌じゃないんだけど・・・」ちら


榛名「ん?どうかしましたか?」


響「ほらさ・・・?私の裸なんか見ても・・・その・・榛名さんより劣ってるし・・・」


提督「そういうことね。榛名のスタイルに劣等感を覚えていると」


響「う、うん・・・」


提督「駆逐艦と戦艦を一緒にするな。確かに一部おかしいのもいるけど。それこそその考えは龍驤たちに悪い」


響「え・・・」


提督「ようは駆逐艦と戦艦で比べても意味がないってことさ」


響「なら・・・よかった・・・」


榛名「今回は響ちゃんがいることですし、先に提督は入っていてください」


提督「まぁ準備とかいろいろあるだろうしね。お言葉に甘えて先に入らせてもらうさ。といっても中で合流するわけだけど」


提督は榛名に促される形で先に脱衣所に入り服を脱ぐ


提督「榛名と一緒に風呂の入るのはこれで4回目ぐらいか?まぁ一回目は事故みたいなもんだけど」


手早く服を脱ぎ、タオルを手に浴室へと足を踏み入れる


提督「よく寮とかで見る浴室なかんじだな。ただ内装が凝っていていつみてもすごい」


無機質なタイル張りではなく、日替わりで妖精さんの気分次第に内装が変わるという異次元かと思えるような室内


提督「き、緊張してきた・・・毎度のことながら先に入って待機してるのは心臓に悪い・・・」


シャンプーを手に取りよく泡立て、髪を洗っていく

あまり髪が長いのを気に入らない提督は常に耳が隠れるか隠れないかの長さをキープしている


提督「はぁ・・・26は抜錨しないし・・・潜水姫はずっと笑ってるし・・・なんであいつらパラソルなんて持ってるんだ?」


疑問を覚えるとすぐに考え出す持ち前の性格。髪を洗いながら考えていく


提督「まぁいいか。大破どまりで耐えたらケツにあのパラソルぶち込んで轟沈判定までもっていってやるから」


髪の泡を洗い流しリンスをつけ髪をほぐしていく


提督「俺の髪硬いからなぁ・・・皮膚とか普通に貫通するからなぁ・・・っと洗い終わりっと」


何回目かの使用のためかっては見についている


提督「確か第3浴室は檜の風呂だっけか?ほかにもいろんな種類があるみたいだし。ほんと妖精さんって不思議やな」


提督は湯船につかるのではなく備え付けてあるサウナ室へと入っていく


提督「榛名は準備に5分以上かけてる時があるし、今回は響がいる。何分かかるかわからないから先にサウナで汗でもかいてよ。まずは10分間待機」


提督がサウナに入るのと同じころ脱衣所では


榛名「響ちゃん?準備できましたか?」


響「ちょ、ちょっと待ってくれ!タオルがうまく巻けない・・・」


榛名「普通タオルを巻いてお風呂には入らないかと・・・」


響は一生懸命に体にタオルを巻こうとしている。榛名はというと大きめのタオルを胸の前に垂らすようにに持っている


響「榛名さんは提督に見られるの慣れてるからいいけど、私は恥ずかしいんだから」


榛名「勘違いしてるかもですが、榛名は毎回裸を見られるのは恥ずかしいんですよ?」


響「意外だね。榛名さんのことだから慣れてるのかと思ってた」


榛名「それは・・・提督も同じく裸ですし・・・」


響「あれを見てしまうと・・・?」


榛名「はい・・・」


響「やめやめ!!あ~!恥ずかしい!」


榛名「巻くの諦めたのですね。そして右手に持つそれはシャンプーハットと」


響「泡が目に入るの怖いもん。染みて痛いもん」


榛名「でもその長髪だと洗いにくくないですか?」


響「それは・・・頑張っているんだよ。榛名さんだって長髪だよね」


榛名「榛名はもう慣れてますもの。たまに提督に洗ってもらう時もありますし」おっとり


響「提督は洗うのはうまいのかい?」


榛名「まったくと言ってダメです。でも、提督に洗ってもらうというのがいいんです!!」


響「ほんと榛名さんは提督のことになると歯止めが効かなくなるね」


榛名「そうでしょうか?ここで立ち話をしていても体が冷えてしまいますので、浴室に移動しましょう」


響「そうだね」



提督「時計の針は・・・いつになってもこれ読み取れん・・・まぁそろそろ二人とも来てるころだろうし出るかや」


提督は体の汗を軽くふき、サウナ室から出ていく。タオルを左手に持って


提督がサウナ室から出るのと同じタイミングに榛名たちが浴室に入ってくる

浴室の入り口とサウナ室の扉は近い距離にある。それが表すものは・・・


榛名「提督の姿が・・・なるほど、サウナ室にこもってたのですね」


響「あ・・・あ・・・提督の裸が目のm・・あああああ!!!」


提督「あら?なんというタイミング・・・って!響ちゃん!!」


提督は慌てて前を隠し、響に駆け寄る

もろに見てしまった響はショックで固まってしまう


榛名「あらら・・・鍛えてないといっても提督の体は引き締まってますから」


響「そういう問題じゃない!前を隠して!隠してある!ああああ!!!!」


提督「いきなりは刺激が強すぎたか。そして隠してほしいの隠してほしくないのかどっちなんだよその叫び方は」


響「いやあああ!!!直視しちゃったああああ!!!」


提督「ひどい言われよう・・・まぁこんなもんだよね。榛名あと頼んだ。俺は湯に浸かってるから」


榛名「わかりました。ほら響ちゃん涙を拭いて・・・あ・・・」


響「うぅ・・・ぐす・・・」じょばー


提督「なんとなく音で察した。いくら娘と言っても血のつながらない者同士だ。俺はあっちにいるから」


榛名「提督はお優しいんですね。てっきり覗いてくるかと思ってました」


提督「いくらなんでもそれは言い過ぎだと思う・・・嫌がる響の裸を見てもねぇ・・俺変態じゃないし」


榛名「榛名の裸見たいですか?」じとー


提督「もちろん。まぁ絶賛放置プレイの響ちゃんが可哀想だから一緒に洗ってきなさい」


榛名「はい。ほら響ちゃん?立てますか?」


榛名は腰が抜けてしまっている響を立たせ洗い場へと移動する


響「ぐす・・・見られた・・・絶対見られた・・・」


榛名「これは重症ですね・・・響ちゃん?提督も言ってましたけど嫌がる響ちゃんのを見たいとは言ってませんよ?」


響「ぐす・・・そうじゃない・・・そうじゃないんだよ・・・」


榛名「裸じゃなくてそっちが問題ですか・・・とりあえず体を洗いましょう」


響「うぅ・・・」


榛名「にしてもきれい髪ですよね・・・うらやましい・・・」


提督「(榛名いいか?)」


風呂に向かったはずの提督が榛名の横に移動し話しかけてくる


榛名「(はい。なんでしょうか?)」


提督「(俺に響ちゃんの髪を洗わせて?)」


榛名「(榛名は構いませんが・・・響ちゃんがどういうか・・・)」


提督「(まぁその時はその時だし。あ、手は出さないから心配しないで)」


榛名「(提督が響ちゃんに手を出したら・・・どうなるかわかってますよね?)」にっこり


提督「(あ・・はは・・・搾り取られそうだ)」


響「ん?どうかしたの?」


榛名「い、いえ何でもないです。では髪を洗うのでハットをつけますね」


榛名は響にシャンプーハットを被せ髪を洗っていく。しばらくすると提督にバトンタッチする


提督(榛名と違って触り心地いいな・・・二人に言ったら怒られるだろうけど)


響(あれ?洗い方が変わった?気のせい・・・だよね?)


提督は丁寧に響の長髪を洗っていく

途中榛名の手ほどきを受けながらなんとか洗い終わることができた


響(人に髪の毛を洗ってもらうっていうのはこんなにも気持ちがいいのか・・・たまには美容室にでもいて手入れしてもらおうかな・・・)


榛名「髪を洗っていて思ったのですが、響ちゃんの肌すべすべしてていいなぁ・・・」


響「あ、ちょ!くすぐったいから!」


榛名は響の後ろから手を伸ばし体中を触っていく


榛名「駆逐艦なだけあって体は小さいですが、引き締まっていて綺麗です」


響「榛名さんに比べたら私なんてお子様体系だよ」


響(あれ?おかしい。4か所ほど触られてる感触が・・・)


提督(榛名と違って触り心地が・・・)


響「榛名さん・・・腕四本あったりしないよね?怖いんだけど」


榛名「え・・・響ちゃんには私がアシュラマンみたいに見えるのですか?」


提督「ガチ切れしたらアシュラマンとか凌駕すると思うの」


響「え・・・?」


提督「え・・・あ・・・」


響「もしかして提督!!」


ひそかに触っていた提督だが、榛名の発言に思わず突っ込みを入れてしまう

結果としてそれが響に自身の存在を知らせることになってしまう


提督がいると感じた響が後ろを向く

響が振り向くとそこには目の前に提督の顔が

響のすぐ後ろから腕や太ももをなでていたため息が当たる距離にお互いの顔がある


響「あ・・・あ・・・て、いとく・・・(提督の顔が近い!!恥ずかしい!今私どんな顔してるんだろ・・・でも、提督の唇が近くに・・・)私なに考えてるんだろ・・・」ガタ


恥ずかしさのあまりか響はそのまま意識を失ってしまう


提督「え・・・えぇ!?やりすぎた!?」


榛名「どうでしょう・・・でも刺激が強すぎたんじゃないですか?」


提督「とにかく、だ。榛名は響にタオルをかけてやってくれ。俺は裸を見ないようにするから・・・そ、し、て!衛生兵!!衛生兵を呼べ!!」


妖精さん(医師)「はいはい」


提督の呼びかけからわずか10秒足らずで妖精さんがやってくる


提督「響がのぼせた(でっち上げ)から介抱してやってくれ。俺たちはこのまま温泉に入ってるから」


妖精さん「なるほど。ではあとはお任せください」


妖精さんは気絶した響をその小さな体で担ぎ上げ浴室から出て行く


榛名「行っちゃいましたね」


提督「だね。俺たちはゆっくりと温泉に浸かりますか」


榛名「はい。提督のそれ大きくなったままですよ?」じー


提督「サウナで血流よくなってるからね。仕方ないよ」


榛名「まさか響ちゃんで興奮なんて・・・」じとー


提督「流石の俺でも響ちゃんで興奮なんて・・・」


榛名「本当ですか?」


提督「わからない・・・だって榛名が魅力的すぎるから・・・」


榛名「はぁ・・・温泉にはいりましょうか」


二人は湯船につかる


提督「こうしてると群馬で初めて一緒に風呂入ったこと思い出すな」


榛名「提督毎回それ言いますよね。でも榛名も思い出します」


提督「あの時の女将のおかげで今の関係が築てるようなもんだしな」


榛名「あの時は恥ずかしかったけれど、あなたとこうやって一緒に過ごせて私は今幸せです」


提督「俺もだよ」


榛名「提督・・・」


提督「榛名・・・」


そして二人は向かい合い唇を重ねる



お待ちかねの温泉回 後編


榛名「ん・・・」


提督「榛名・・・」


二人は一度唇を離す


榛名「提督・・・榛名もう我慢が・・・」


提督「流石に風呂では・・・キスだけで我慢してくれ」


榛名「提督・・・!」


そして見つめあった二人は再度唇を重ねる

提督は舌を榛名の口の中に入れ、榛名はそれにこたえる


提督(やっぱ榛名はかわいいなぁ・・・あと数分したら響ちゃんが起きると思うから注意しないと)


榛名(提督・・・!いきなりそれは激しすぎます・・・ん・・・!)



二人が激しいキスをしているのと時を同じくして脱衣所

意識を失った響を妖精さんが介抱している


響「・・・ん・・・」


妖精さん「おや?目を覚ましましたか」


響「こ・・・こは・・・?」


妖精さん「あなたは浴室で意識を失ったので私が介抱していたんです」


響「私が・・・お、思い出した!」


響は意識を失う前のことを思い出し顔を真っ赤に染めてしまう


響「私倒れたんだ・・提督に見られただろうな・・・」


自身の体にコンプレックスを抱いている響はかたくなに榛名と自分を比べてしまう


響「ここでくよくよしててもらちが明かない。二人はまだ出ていないんだろう?」


妖精さん「あなたが倒れてからまだ数分です」


響「なるほど。了解した。介抱ありがとう」


妖精さん「いえいえ」


手短に話を終えた響はタオルをもって浴室へと戻る

浴室のドアを開けた響は二人がキスをしているのを見てしまう


提督(ドアが開く音・・・来たか)


提督は響が来たことを察すると見せつけるように動き始める


榛名(提督・・・提督・・・!?)


提督とのキスに夢中で響が入ってきたことをに気が付くのが遅れた榛名

偶然提督の後ろが見えるように誘導された榛名は響をその瞳にとらえてしまう


榛名「・・ぷはぁ・・て、提督!ひb・・・んん~・・」


榛名が最後まで言い切る前にその唇をふさぐ

提督は涙目になる榛名をしばらく響に見せつける


響「あ、あ・・・」


響は言葉にならない声を出し手で目をふさぐ。が、気になるのか指の間からちらちらとみてしまう


それから数分して提督が榛名から唇を離す

榛名はいつもより数倍長い口づけのせいか力弱く提督にもたれかかってしまう


榛名「はぁ・・・はぁ・・・て、提督・・・」


提督「何が言いたいか大体わかる」


響「あ・・あ・・・榛名さんが・・・」


提督「なんだ響?いたのなら声をかければいいのに」


響「この雰囲気で声がかけれらるか!!」


提督はぐったりとする榛名を抱きしめながら響と話始める


榛名「榛名・・・これだけで満足してしまいました・・・でも提督・・・?響ちゃんが来ているのに気が付いていたのならやめてもらってもいいのに」


提督「気が付いてたけど君があまりにも魅力的だったからね。やめちゃいけないと思って」


榛名「榛名・・・すごく恥ずかしかったです」


提督「俺もだけどね。そして響ちゃんは目を離さずにガン見していただろうし」


響「し、仕方ないだろ!目のやり場に困ったんだから!!」


提督「それでもガン見はないでしょ」


響「ま、まじまじとは見てないよ・・・」


榛名「指の間からまじまじと見てましたよね」


提督「まぁ立ち話も何だし。響ちゃんおいで?」


提督は榛名を抱きしめながら響を湯船に誘う


榛名「提督?今度は響ちゃんにしようとしてませんか?」じとー


提督「んなことないって。まぁゆっくりと浸かろうや(あーやばい。軽くのぼせてきたぞ・・・)」


響はゆっくりとした足取りで近づき、榛名の横に座る


提督「ありゃ?嫌われちゃった?」


響「き、嫌いになってないよ。ただ、恥ずかしいだけだから」


榛名に隠れるように響は座り、提督に裸を見られないように体を隠す

だが、榛名はそんな響を抱きしめるように自分の前に移動させる


響「あ!榛名さん!」


提督「ん~未成熟ながら成長の余地ありってところだな」


抱きしめられた響を提督はまじまじと観察する


響「あぁ!!見ないで!!」


響は必死に提督の顔に水をかけて抵抗する


榛名「提督?おいたはいけませんよ?それに」じー


提督「これは響ちゃんじゃない。君に対してだ」


榛名「どうでしょうか。ほんと響ちゃんはやわらかくて気持ちいいです」


榛名は抱きしめた響の体を触っていく


響「ちょ!榛名さん!やめてよ!提督が見てるから!」


榛名「ふふ。焦ってる姿もかわいいですよ」


提督「なんか榛名が変だ。まぁ百合百合しいのもいいな」


提督は榛名と響の触れ合いをまじまじと見つめる

榛名の手は響の胸を、太ももを触っていく


榛名「私も小さくなっていた時がありますが、やはり他人ではまた違いますね」


響「榛名さん・・・やめて・・・やばいから・・・」


榛名「肌はやわらかく、髪の毛は綺麗です。うらやましい」


提督「確かに髪の毛は綺麗だし、肌はやわらかいね」


提督も響の腕や髪の毛を触っていく


響「うぅ・・ひぐ・・・」


榛名「・・・え?どうしました?」


響「だから・・・ひぐ・・・やめてって・・・いったのに・・・」


突然泣き始める響。響の足のあたりのお湯の色がうっすらと変わっていく


提督「あーなるほどね。あったかくて緩んだのね」


響「こんなのって・・・ひどいよ・・・おと・・・提督の前で・・・」


提督「ん?まぁ響ちゃんももういい歳だから直していかないとね」


榛名「響ちゃんはいい加減素直になったほうがいいかと」


響「な、何のことだい?」


榛名「まぁいずれ慣れていけばいいです」


提督「じょばるのをなれるのは違う気がする・・・」


榛名「そのことじゃないですが、これは本人の気持ち次第ですので」


響「提督・・・えぐ・・・ごめんなさい・・・」


提督「何がだ?むしろ謝るのは俺のほうだ。ほんとは俺に触られるのが嫌だったんだろ?」


響「そうじゃない・・・うれしか・・・せっかくの温泉を私が汚してしまったから・・・」


提督「そんなことか。あまり俺は気にしないし」


榛名「私たちはこうなる気がしてたので」


響「それひどくないか!?」


提督「だって響ちゃんだし」


響「Урааааа(ウラー)」


榛名に抱きかかえられている響は動ける腕で提督を叩いていく


提督「痛い。痛いからやめて!それにそんなに動くとせっかく隠してたのが見えちゃうよ?」


響「ひゃう!?」


響は体を隠していた腕で提督を叩いたため裸を見られてしまう


榛名「ひゃうですって。かわいいですね」


響「見られた・・・見られた・・・」がたがたがたがた


提督「別に俺は響ちゃんに欲情とかはしないさ。見慣れないけどさ」


榛名「ほんとにですか?明らかにさっきより・・・」じー


提督「仕方ないじゃないか。百合百合しいんだから」


榛名「節操のない提督だことで」


提督「そんなこと言うと今夜は寝かさないよ?」


榛名「うれしいです!」


提督「そ、そうくるかー」汗


響「・・・」


榛名「響ちゃんどうしました?」


急に黙ってしまう響。その顔は茹蛸のように赤くなっている


提督「榛名。響はたぶんのぼせてるんだと思う。俺が少し熱いと感じるってことは響ちゃんは耐えるだけで精一杯だと思うし」


榛名「気が付かなくってごめんね響ちゃん」


響「こ、これぐらい大丈夫・・・じゃないかな・・・」


提督「まぁ体も温まったことだし上がりますか」


提督は湯から立ち上がる

タオルは頭にのせていたため隠すものは当然ない


響「あ~視界が・・!?」


榛名に抱きしめられていた響の前に提督のそれが投げ出されてしまう


榛名「いつにもまして・・・ですね」


提督「まぁ作戦中はお互いに余裕がないしね」


響「Урааааа!!!!」


突如響が暴れ出す

無茶苦茶に腕を振り回した結果、全力のアッパーが提督の息子を襲う


提督「ごぶばぁぁぁぁぁ!!!!!」


その一撃は提督を轟沈させるのには十分すぎる威力を放つ


響「わが人生に一片の悔いなし・・・」


そしてアッパーを放った響はそのまま倒れてしまう


榛名「え・・・!?響ちゃん!?提督!?だ、大丈夫ですか・・・」


残された榛名は二人を見てあたふたしたのち


榛名「え、衛生兵ぃぃぃ!!!!」



響の本音 前編


その後衛生兵を呼んだ榛名は二人を脱衣所の椅子に横たわらせると介抱を始める


数分後提督は目を覚ます

何かの違和感を覚えるがそれ以前に自分がどうなったのかを思い出す


提督「いつ・・・俺はいったい・・・」


目を覚ました提督は横に榛名がいることを確認する

榛名は口を開く前に一度のどを鳴らすように何かを飲み込み、そして


榛名「・・・あ、提督!目を覚ましたのですね!」


一拍置いたのちに喋る。ただ榛名の口を見た提督は何かが糸を引いているのを見てしまう


提督「確か俺は・・・思い出したくないけど思い出したよ」


榛名「浴槽で立ち上がった提督は響ちゃんのアッパーを食らって一度轟沈したんです」


提督「怖いニュアンスを使うな。となると榛名は女神なわけか」


榛名「榛名が女神だなんて・・・感激です!!」


提督「それはいいとして。君寝てる俺に何かした?」


榛名「え!?な、なにもしてませんよ!?ただ・・・」


口ごもる榛名は舌で一度唇全体を舐めるしぐさをする


提督「はぁ・・・待ちくたびれたと」


榛名「いえ。提督のがあまりにも立派だったのでつい・・・」


提督「つい、でやるのか・・・」


榛名「あはは・・・すみません・・・」


提督「謝らなくていいって。で、響ちゃんは?」


榛名「響ちゃんなら提督の横でまだ寝てます」


提督「寝てる響の横でしたのか」


響「ん・・・なんだい・・うるさいなぁ・・・」


うるさかったのか響が目を覚ます

起き上がり周りを見て


響「ここは・・・脱衣所か・・あれ?私なにしてたんだっけ?」


提督「君は俺を殴ってそのまま倒れたってさ」


響「え・・・えぇ・・私・・・思い出した!!あああああ!!!!!」


榛名「ひ、響ちゃん!?落ち着いて!!」


響「これが落ち着いてられるか!!目の前だぞ!目の前で直視したんだぞ!!」


提督「いや・・・それはすまなかった・・・」


響「え・・・でも最終的に私は提督に手を挙げて・・・手を・・・あがががっが」


提督「まぁ痛かったけどもういいよ。それにさ」


提督は響のことを考えて一度目線をはずす


響「え?なに・・・が・・・!?」


風呂場で倒れたためそのままの姿で寝かされていた響

起き上がったときにかけてあったタオルは床に落ち今の響を隠すものは何もない


響「・・・・!?!?」


顔を真っ赤にさせた響は体を抱くようにうずくまってしまう


響「見られた見られた見られた見られた見られた・・・・」


提督「不可抗力ってやつさ。まぁ冷えるし着替えようか」


榛名もそのままの姿だったためそれを合図に二人は着替え始める

一人取り残されてしまう響


榛名「響ちゃん?確かに見られたのは恥ずかしいでしょうけど・・・そのままだとみられたままになりますよ?」


ある程度着替え終わった榛名は響に声をかける

提督はというと手早く着替えを済ませ入り口で妖精さんと会話をしている


響「うぅ・・・着替える・・・」


うつむいたままの響は自身の着替えがある場所に移動する


榛名「提督を待たせるわけにはいきませんので私も着替えを手伝いますね」


響「そんな!榛名さんにこれ以上迷惑をかけるわけにはいかないよ!」


榛名「榛名は大丈夫です。それに娘の面倒を見るのも親の役目ですし」


響「ほんとごめんなさい・・・」


榛名「なぜ謝るのですか?」


響「だって榛名さんに迷惑かけてるし・・・それに提督との時間を私が奪っちゃったし・・・」


榛名「はぁ・・・そんなことですか。足上げてください」


響「そんなことって・・・榛名さんにとっては大問題じゃないの?提督と一緒のお風呂だし」


榛名「私はいいんです。響ちゃんが勇気を出してここに来たんですし」


響「え・・・」


榛名「早く素直になってくださいね。よし!着替えれましたね!それでは行きましょう!」


榛名は響の手を引いて提督のもとへを向かう



そのころ提督は


提督「たぶんいろいろと汚しちゃってると思うしほんとすまないな」


妖精さん「なるほど。大体はわかりました。ますます気合い入れて洗えます!あ~!明日はどんな内装にしようかな!!」


榛名と響はすごい笑顔の妖精さんとすれ違い、提督と合流する


榛名「提督?妖精さんはどうしたんですか?」


提督「ん?遅かったじゃないか。彼?彼女?なら掃除が楽しくて仕方ないんだってさ」


提督「んじゃ。部屋に戻りますか」


榛名「戻るついでに響ちゃんを部屋に送り届けましょう。もう遅いですし、一人では危ないですし」


提督「だな。響ちゃんを部屋に送り届けたら二人で久しぶりに飲むか」


響「飲むのなら私も付き合うよ?」


提督「眠くないのか?無理しなくていいんだぞ?」


響「私は大丈夫だ。今日は飲みたい気分だ」


提督「嫌なことは飲んで忘れようと、か。ほんとすまない」


響「謝らなくていいって。前から二人と飲んでみたいと思ってたんだ」


榛名「でも私たち弱いですよ?」


提督「それに飲むペースも遅い。いつもはつまみをメインに酒を飲み、朝まで喋りつくすだし」


響「それでもかまわないよ。それと提督が群馬で買ってきたお酒。あれ飲んで見たかったんだ」


提督「どっちだ?赤城か?榛名か?」


榛名「その言い方だと誤解を招きますよ?」


響「もちろん榛名さんだ」


提督「あ~あ言っちゃった」


榛名「響ちゃん?覚悟はできてますよね?」


響「え?え!?なにが?」


榛名「私、頭に来たので響ちゃんを酔わして無茶苦茶にしてみたいです」にっこり


響「ひぃ・・・」


提督「おや?じょばってない?」


榛名「っち」


響「わ、私だってこう見えても大人だ。もう・・・」


提督「まぁだんだんと直していけばいいさ。榛名の地酒なら提督室に保管してあるから戻るときに持って行こうか」


榛名「久しぶりのお酒ですか・・・酔ってしまわないか心配です」


提督「まぁその時はそのときさ。響ちゃんは覚悟しといたほうがいいよ」


響「な、なにがだい?」


提督「まぁ酔うほど飲みはしないと思いたいがね」


その後三人は手をつなぎながら提督室に保管してある榛名山の地酒をもって提督の自室に移動する


提督室からお酒を持ち出したあたりでポーラに見つかる。が、図ったかのようなタイミングでザラが現れ引きずられるように連れて行かれる


提督「ほんとあいつの嗅覚はどうなってるんだ・・・」


榛名「そしてそれを見抜くザラさんもすごいですよね」


提督「よし。到着だ」


道中珍妙なものと遭遇したものの三人は提督室に到着する


提督「まぁ散らかってると思うが入ってくれ」


榛名「失礼ですよ提督。私が毎日掃除してますもん」


提督はドアを開け部屋に二人を招き入れる


響「ここが提督の部屋・・・」


響は部屋に入ると全体を見渡す

当たり前の広さの部屋だが、違うのはトリプルディスプレイのPCが置いてあることだ

その周りには大小さまざまなアッガイのフィギュアやプラモが置いてある


提督「PCが気になるか?まぁお前たちのところにはないものだしな」


基本この鎮守府にはPCは置いてない。あるとしても資料室に調べるようのものが数台である


響「いやさ。散らかってるように見えて綺麗に整頓されてるんだなって」


提督「流石に俺の作業スペースだぞ?汚いの許せないし」


榛名「それ以外は適当ですよね?毎朝私が掃除してますし」


提督「そ、それは・・・やろうとすると君が先にやってるし・・・」


榛名「ですが、私が初めて来たとき部屋は汚れてましたよ?」


提督「そうだっけか?俺的には綺麗にしてたんだけど」


榛名「何もないから綺麗は大間違えです。床を掃除したら埃の山が・・・」


響「え・・・どういうこと?」


榛名「要はですね。私がこの部屋に入ったとき床には何もなく殺風景な部屋だったんですよ」


提督「殺風景とは何だ。PCとアッガイがあっただろ」


榛名「それを殺風景というんですよ。ほかには何がありました?」


提督「え?小さめの箪笥と・・・」


榛名「でしょ?私が来てから部屋を模様替えしたんですよ?」


提督「ありがと。いつも助かってる」


榛名「はぁ・・・提督は私がいないと何もできないんですから・・・」


提督「というより榛名が全部やってくれるからね」


響「イチャイチャしてるところ悪いんだけどさ。飲まない?」


二人が立ち話をしていると響が声をかけてくる

響は部屋に置いてある小さめのテーブルに荷物を置きおいてある座布団の上に女の子座りをしている


提督「いつの間に・・・まぁこのままじゃ飲めないもんな」


榛名「ですね。いつもだったらこのまま立ち話ですからね」


提督「そうそう。どちらかが立つの疲れたってなって初めて座るからね」


二人響を挟んで座布団に座る


響「な、なぜ私の横に座るんだい?」


提督「別に意味はないよ?でもせっかく響ちゃんと飲むんだからね」


榛名「はい。響ちゃんと飲むのですから真ん中に置いてじっくりと観察してみたいですし」


響「え・・・?観察?何それ怖い・・・」


提督「まぁ冗談はそこまでにして飲むか」


榛名「コップを持ってきますね」


榛名は立ち上がるとキッチンに置いてある二人が普段使うコップと来客用のコップを手に戻ってくる


元々飲むことを予定していたため氷は用意してある

部屋に戻ってすぐにいっぱいに氷が入っているバケツに酒を入れて冷やしておいたためいい感じに冷えている


榛名は地酒のふたを開けコップに次いでいく


榛名「二本目ですけど三人なら十分の量ですね」


提督「二杯分ぐらいはあるかな?あとは部屋に酎ハイとかを俺が買いだめしてあるからそれ飲めばいいか」


響「え?提督そんなにお酒飲んでるの?」


榛名「そうですね。三日に一回は部屋に戻ったら飲んでますね。あ、私は弱いので飲んでないです」


提督「俺も弱いけどあのふわふわする感覚が好きなのよ。それに榛名には俺が進めてないだけだし」


提督「俺はさっきまで飲んでたからあれだけどさ。お預けはつらいものがあるよね?」


三人の前にはすでに酒が注がれたコップが置いてある


響「飲んじゃダメ?」


提督「ダメ。まずは乾杯から」


榛名「そうですよ。こういうのには順序というのがありましてですね」


響「早く飲みたいよ」


提督「二人ともよく俺の作戦についてきてくれた。榛名にはいつも無茶をかけてるし響ちゃんに関してはニムを抜錨させるために無茶をさせまくったしな」


榛名「いえ。榛名は提督のお役に立てるのであれば本望です」


響「わ、私は・・・やれることのことをやったまでだし・・・それにほかの娘達だっているのになんで私を・・・」


提督「ずっと俺の膝の上ってわけにもいかないからね。ではコップを持ってくれ」


提督の合図で二人はコップを手に持ち


提督「今日の勝利に感謝を!乾杯!!」


盛大な掛け声とは裏腹にまったりとコップを鳴らす


提督「ん~!この味だよ!やっぱいいねぇ」


榛名「榛名もそう思います」


響「これが日本酒・・・あんまり飲んだことないからうまくはわからないや・・・」


提督「まぁいろんな種類があるからね。俺はワインとかウイスキーとか外国製のお酒は総じて苦手かな。やっぱ日本人らしく日本酒飲まなきゃ」


榛名「提督・・・顔赤くなってますよ?弱いのなら無理して飲まなくても・・・」


提督「まぁ君たちほどじゃないけど疲れがたまってるからね。いつもなら一杯目じゃ酔わないけど今日は特別。だって榛名と飲んでるし。それに響ちゃんだっている!!」


響「ひゃう!?」


榛名「ほどほどにしておいてくださいね。介抱する身にもなってください」


提督「わぁってるって。顔は赤いけどそんなに酔ってないし」


響「・・・」


提督「それに最近よく飲むようになって大体の感覚はつかめてきたからね」


榛名「どうでしょうか。響ちゃんを襲うとかやめてくださいよ?」


提督「いくら俺でも酔った勢いで襲うなんて」


榛名「群馬・・・」


提督「あ、あれは!・・・あはは・・・」


響「・・・」


提督「さっきから静かだけど響ちゃんどうしたの?」


時折俯いたりふらふらしている響を提督が気にする


響「ん・・・大丈夫だから・・・少し眠くて・・・」


提督「あーいつも寝てる時間だしね。お風呂で体あったまっただろうし。それにお酒も入ってるしね」


響「ちょっと横になるよ。10分ぐらいしたら起こして・・・」


最後まで言い切る前に横になり眠りにつく響



響の本音 後編


提督「寝ちゃったね」


榛名「みたいですね。どうします?」


提督「まぁまったりと飲みますか。おつまみあったっけ?」


榛名「ここに。提督が大好きなわさび味の柿ピーもありますよ」


提督「やっぱ榛名は気が利いててかわいいなぁ」ふらふら


榛名「酔ってきてますよね?」


提督「そうかな?まだコップ二杯目だよ?」


榛名「提督飲むペースが速すぎませんか?」


提督「どうだろ・・・視界がふらふらしてきた。どうやら酔ったみたいだ」


榛名「はぁ・・・お水取ってきますね」


酔った提督を見た榛名は立ち上がりキッチンに水を取りに行く


提督「わさびおいちい・・・」


提督はまったりとつまみを頬張り始める


響「ん・・・こ、こは・・・?」


提督がつまみを食べ始めて少ししたタイミングで響が目を覚ます


提督「ん?起こしちゃったかな?響ちゃんは俺の部屋で酒を飲んでそのまま寝たの」


響「え・・・響がおとうさんの部屋でお酒を飲んだの?でも、響はみんなと寝てたはずだよ?」


提督「え?お父さん!?ちょ!今のもう一回言って!!」


響「なるほどわかったよ。これは夢に違いない。だって大好きなおとうさんと響がお酒を飲むなんてことないから」


提督「これって酔ってるの?」


響「ん?あ~おとうさんだぁ!響、おとうさん大好き!!ギュッとするね!」


酔っているのか響はおとうさんと言いながら提督に抱き着く


榛名「提督?これはどういうことですか?」じとー


提督「あ、え・・・こ、これはですね。榛名さん・・・」


響「え?おかあさんもいるの?」


榛名「え!?」


提督「どうやら酔ってるみたいだよ。それも悪酔いみたいだ」


榛名「ほろ酔い状態で寝てしまったため夢か現実化の区別がついてなさそうですね」


響「おかあさんすわろ?」


水の入ったコップを提督の前に置いた榛名を響は上目遣いで見上げる


提督「これ響ちゃんが目を覚ましたら大変なことになるよな?」


榛名「これが本心だろうと本心でなかろうと確実に響ちゃんは傷つくでしょうね」


提督「困ったな・・・早めに起こしてあげないと・・・起こすでいいんだよな?」


榛名「たぶんあっているとは思いますけど・・・」


響「おとうさん。何食べてるの?響も食べる!」


そういうと響は提督の前に置かれているつまみを手に取り口に運ぶ


提督「ちょ!響ちゃんワサビ無理でしょ!」


響「ん・・・!?けほっけほっ!」


提督は自分用に持ってきてあった水を響に飲ます


提督「ほら響ちゃんこれ飲んで落ち着こ」


響「ん・・・ちょうどのどが渇いてたんだ。ありがとう提督。ん?て、提督!?」


提督「お?帰ってきた?」


響「あ、あ・・・あ・・・さっきの夢じゃなかったの・・・?」


提督「まぁこうなるな。残念ながら夢じゃなかったんだよ・・・」


響「え・・・ということは聞かれた・・・見られた・・・ひぐ・・・えぐ・・・うえぇぇぇぇん!!」


動揺してか響は泣き出してしまう


提督「えぇ!?な、なんで泣き出したの!?」


響「いやだ・・・嫌われたくない・・・あんな姿見られたら・・・うぅぅ・・・」


今まで何度か泣いているところを見ている提督だが、今回は本気で泣いていることを察する


提督「嫌うって・・・なんでそう思うんだ?」


泣いている響をあやしながら提督はそう問いかける


響「ひぐ・・だ、だって・・・二人は響のことを本当の娘みたいに扱ってくれるのに・・・響は恥ずかしくて拒絶してて・・・うぅ・・・」


提督「なるほどねぇ・・・拒絶してるのに娘みたいな態度をとるから嫌われるとそういうことでいいんだよね?」


響「うぇぇぇぇん!!そうだよ!そうなんだよ!でも!でもぉ・・・」


響「響は嫌われたくない!もう誰も失いたくないんだよ・・・だから・・・」


錯乱してか支離滅裂なことを繰り返す響


提督「大丈夫だから。俺たちは君を嫌わないし、見捨てない」


泣きじゃくる響を提督はそっと抱きしめ小さく、だが、力強くそう語りかける


提督「大体はわかった。つまりは響が船であったころ姉妹を何もできずに失い、ソ連に行ってからはいろいろあって最後は標的艦として沈んだ。人としての体を得た後は俺たちのそばでいろんなことを学び、そして娘として扱われるようになった。だが、恥ずかしさのあまり拒絶してしまった。普段からいやだいやだといっている手前今更お父さんと呼ぶのにはためらいがあったが酔いに任せて言ってしまい、もしかしたら嫌われるかもと思った。でいいんだよね?」


響「うん・・嫌わない?こんな私だけど・・・さんざん嘘ついてた私を」


提督「嫌うわけないじゃないか。むしろようやく言ってくれたかと思ったぞ」


榛名「はい。むしろ私たちが響ちゃんを娘扱いしてたので逆に嫌われてないかと思ってましたし」


榛名「それに提督はお酒を飲むと毎回私に「響ちゃんに嫌われてないかな?」「やりすぎてるきがするんだ・・・」「やめたほうがいいかな・・・」って言ってくるんですよ?」


提督「お、おい。それ言わない約束だろ」


響「え・・・」


榛名「提督はいつも響ちゃんのことを心配していたんですよ。ただ、本人を前にすると空回りしてるみたいですけど」


響「私のことを心配して・・・私ずっと嫌われるんじゃないかって思ってて・・・」


提督「本当に嫌ってるのなら膝の上に乗せることもないし、何かしたりしないぞ?」


響「ごめんなさい・・・・ずっと嘘ついてて・・・響ね。榛名さんに初めて娘見たいって言われたときすごいうれしかったの・・・でも、揶揄われてるんじゃないかって疑っちゃって・・・」


榛名「私が響ちゃんをからかう?なぜそんなことをすると思ったんですか?」


響「なぜって・・・ふとそう思ったの。その場で拒絶しちゃったしそのあと提督に娘見たいって言われてそれが恥ずかしくてそのあとはずっと拒絶したままで本音を伝えられなかったし・・・」


提督「辛かったんだよな。俺たち二人に娘見たいって言われたのを拒絶してしまったのが。」


響「うん。あの時からずっと後悔してた。でも響は提督のことをおとうさんみたいに思えるようにもなったんだよ?」


提督「さっきのほろ酔い状態のあれはやっぱり本心か」


響「恥ずかしながらね。提督は響にすごいやさしくて、本当に提督がおとうさんだったらいいなって思うようになった。でも、拒絶してる手前そんなこと言えなかった」


提督「なるほど。これだけは言わせてほしい。響ちゃんは俺と榛名のことを親として見てるでいいんだよね?それこそ嘘じゃないよね?」


響「そんな!今更嘘なんてつかないよ!提督には散々してもらったし、榛名さんにはいろいろ助けてもらったんだし」


提督「だからといっても簡単に決めていいことじゃないよ?俺たちが言えることじゃないけど」


響「簡単には決めてないよ。だって今までずっと悩んでたんだもん。でも、二人に嫌われてないってわかったから」


提督「じゃぁ響。君に問おう」


響「な、なに?」


提督「君は俺たち二人に娘みたいに扱ってほしい?」


響「は、恥ずかしいけどそうだね。というか娘みたいじゃなくて娘として扱ってほしいかな?」赤面


響は赤くなった顔を見られないように俯いてそうつぶやく


提督「だそうだ榛名」


榛名「感激ですね。響ちゃんがそこまで考えてくれているとは」


提督「よかった。というわけで響」


響「え?なに?」


提督「おとうさんってもう一度呼んで!」


響「え?・・・えぇ!?」


提督「さっきからずっとね。こう、ね。来るものがあったんだよ」


榛名「響ちゃん。提督は今酔ってるので」


響「酔ってこんなこと言ってるの?もしかしてさっきからの流れも・・・」


提督「それはない。だって響ちゃん自身が娘になりたいって言ったんでしょ?ほら早く!」


榛名「提督?一度落ち着きましょ?じゃないと・・・」じとー


提督「ひゃい!」


響「榛名さん怖い・・・でも、ありがと。“おとうさん“」


提督「え?今言ってくれた?おとうさんって」


響「言ったよ?おとうさん、おかあさん。ありがとう。こんな響を娘として迎え入れてくれて」


榛名「提督聞きました?今響ちゃんが榛名のことをおかあさんって!」


提督「聞いた聞いた。ほんと響ちゃんは・・・」


二人「かわいいなぁ」ですね!」


提督「んじゃ。飲みの仕切り直しだな」


響「ま、まだ飲むの?」


提督「もちろん!響ちゃんが娘になった祝い酒だ!」


榛名「というより提督が飲みたいだけですよね?」


提督「ばれた?まぁいいでしょ」


提督はコップを手に持って待機する


榛名「可愛い響ちゃんをこれから見えると思うと榛名も嬉しいです」


榛名もコップを手に待機する


響「あ、ちょ、まって。ええと・・・ええと・・・」


提督「別に何も言わなくていいし、本心を伝えてもいいし。好きにするといいよ」


響「うん。おかあさんとおとうさんに出会えて響はうれしいから。だから、だから」


響「響は二人が大好きだから!」


響は二人の前のコップに自分のコップをぶつける


提督「乾杯ってね。それと響ちゃんいい?」


響「ごきゅ・・・ごきゅ・・・うまい・・・ん?どうかしたの?」


提督「榛名にも言っていることなんだけどさ。俺たちを親として見ていいのはこうしてプライベートの時間だけにしてほしいんだ」


響「どうしてだい?」


提督「考えてほしい。明日朝、いつものように提督室に来たら違う娘が俺の膝に座って俺のことをお父さんって呼んでいたら響ちゃんはどうする?どう思う?」


響「え・・・」


提督「ほかの姉妹が提督室に来たら響が親しげに俺のことをおとうさんって呼んでいるのを目撃したらどう思う?」


響「あー・・・嫉妬するかな?それもと憲兵?」


提督「そういうことさ。榛名にも極力執務中は必要以上に絡んでこないように言ってある。あるよな!?」


榛名「はい。そういわれてますね」


響「なるほど。わかったよ。でも響はどうすればいいの?」


提督「まぁ誰も来ない時間帯なら素になっていいし、こうやってたまに飲めばいい」


響「ん、分かったよ。おとうさん」


提督「んああ!!響ちゃん可愛い!!」


響「ちょ!いきなり抱き着いてこないで!心の準備が!!」


榛名「響ちゃんばっかずるいです。榛名の相手もしてください」むすー


提督「榛名も魅力的でかわいいよ。両手に花だな。うれしい限りです」


榛名「で、提督。今夜は寝かしてくれないんですよね?」


提督「げ、まだ覚えてたのか。んー響ちゃんもいることだし?やめとこ?」


榛名「榛名不服です。でも、響ちゃんに免じてやめておきます」


響「な、何の話だい?」


提督「響ちゃんにはまだ早いお話さ。で、響ちゃんは部屋に戻って寝るの?それともここで寝る?」


響「きょ、今日はもう遅いから泊まっていこうかな・・・でも、提督と榛名さんと一緒に寝るのは心の準備が・・・」


提督「まぁ無理強いしないさ。んじゃ飲みましょう飲みましょう」


<ここからお酒の匂いがします!

<見つけたよポーラ。ほら夜も遅いから部屋に戻るよ

<あ、ザラ姉さま・・・今日はそのー

<い・い・か・ら!


提督「の、のもー」


その後1時間ほど飲んだのち、三人は寝床につく

響、榛名、提督の順に川の字になって


?「いいこと聞いちゃいました!!」


謎の声の正体はまた別の物語で


 二人のなりそめ


提督「ん~朝日が眩しい・・・」


提督はいつものように目を覚まし時間を確認する


提督「ん・・・!?ヒトヒト・・・マルゴウ・・・・な!?寝過ごした!?」


榛名「ん~提督?どうかしましたか?」


時間を見て急に叫び出した提督の声で榛名が目を覚ます


提督「寝過ごしたんだよ!4時間も!やばいやばいやばい!」


榛名「まずは落ち着きましょう。それに今日の活動は無いはずでは?」


提督「これが落ち着いてられ・・・え?あー大規模作戦は終わったんだったな」


響「なにごと・・・うるさくて寝れないよ・・・」


今まで寝ていた響が目を覚ます


提督「響ちゃん?え?なんで?」


榛名「忘れたんですか?昨日提督が響ちゃんを部屋に連れ込んだんですよ?」じとー


提督「え?俺・・・えぇ!?酔った勢いで!?」


榛名「嘘ですよ。まぁ酔った勢いなのは間違いないですけど」


榛名は髪、服が乱れた状態を提督に見せつける


提督「まじで?俺酔った勢いでしちゃった?」


榛名「それも嘘です。ふふ。焦った提督可愛いです」


響「何の話?」


榛名「響ちゃんにはまだ早いです」


提督「今日艦隊運営無いのか。といってものんびりしてられないけどね」


榛名「寝過ごしてしまったのは仕方ないです。朝食にしましょうか」


その後三人は朝食をとる

提督はいつものコーヒーとパンを、榛名は提督と一緒のパンと紅茶を飲む

響にはバターを塗ったパンとミルクを出す


響「私も紅茶やコーヒー飲みたい」


榛名「でも響ちゃんには早いですよ?」


響「早くないもん。おかあさんの飲んでるそれが飲みたいもん」


榛名「ちゃっかりと甘えてきますね。かわいいです。でも苦いですよ?」


響「だ、大丈夫だもん」


響は榛名のカップを受け取ると恐る恐る紅茶を飲み始める

当然ながら紅茶はそれ単体で飲むものではないため


響「うへぇ・・・苦い」


榛名「だから言ったでしょ?榛名は慣れてるので飲めてますけど。響ちゃんだと甘いものないときついですよ?」


響は一度ミルクを飲むと今後は提督を対象にする


提督「そして俺を見ると。間接キスになるぞ?ブラックコーヒーで紅茶よりも苦いぞ?」


響「に、苦いのはもういいや・・・でも二人はよく飲めるよね?」


提督「まぁ飲みなれてるし。てか朝はこれじゃないと脳が起きないし」


榛名「私もですね。ティータイムになると毎回飲むので」


響「前々から気になってたのあるんだけどいい?」


提督「どうした?」


響は一度黙ると二人の指を交互に見たのち


響「二人は指輪してるよね?どっちがプロポーズしたの?もちろん提督?それとも榛名さん?」


突然の告白に二人は咽てしまう


榛名「けほっ!けほっ!ひ、響ちゃん!?い、いきなりなんなんですか!?」


提督「気管支に・・・痛い・・・ほんといきなりだな・・・」


響「指にはめてる指輪を見ると毎回気になってたんだよ」


提督「俺は話しても別にいいけど・・・」ちら


榛名「なぜ私を見るんですか・・・そうですね。話してもいいとは思いますよ?」


提督「まぁ告白したのは俺からだ。てか俺からじゃなかったらそれこそ情けない奴じゃないか!」


榛名「でもあの時の提督おどおどしてて珍しかったです」


提督「仕方なかったんだよ!緊張してたんだから!」


そして提督は語り始める

時は提督が榛名にケッコンカッコカリの指輪を渡す前後にまで逆戻る


提督「今日は確か大本営から荷物が届く日だったな。といっても現在提督業をしている全員にだが」


その日すべての提督に大本営からあるものが送られてくる

今となっては懐かしいものでもある


提督「ここにサインしてっと」


数時間後宅配で届いた荷物にサインをした提督は荷の中身を確認する


提督「大きいようで小さめの箱か。中身は・・・え?」


箱を開いた提督は中身を見て数分固まってしまう

小さな箱の中に指輪が入っていたのだ


提督「え・・・はぁ!?なにこれ!?え?説明書?ええと・・・ケッコンカッコカリ?なんなんだこれ・・・」


箱の下には数枚の説明書が入っている

練度が最大に達した艦娘にこれを渡すことにより練度をさらにあげれるようにするものと書いてある

それ以外にも


提督「なになに・・・?ふむふむ仲が良くなった艦娘にカッコカリではあるが結婚指輪を渡す意味にもできる・・・?」


あまりの情報量で処理できなくなって固まってしまう提督

数分後その意味を理解する


提督「結婚指輪ぁ!?」


榛名「て、提督大丈夫ですか!?今叫び声みたいなのが聞こえましたけど!」


タイミングの悪いことに榛名が提督室に入ってくる


提督「は、榛名!?あ、ええと・・・な、なんでもないから気にしないで!」


慌てた提督は指輪の入った箱を後ろに隠してしまう


榛名「今何か隠しませんでした?それとその箱は何ですか?」


提督「あーとだな・・・本営から荷物が届いたんだ」


榛名「本営からですか?やましいものとかじゃないですよね?」じー


提督「い、今は見せられないから」


榛名「え?今は?やっぱり何か隠してますよね?」


提督「な、なんでもないから!」


そういうと提督は早足に部屋から出て行ってしまう


提督(やばいやばいやばい!!確かに榛名は練度最大だから渡してもいいけど・・・でもこれにはムードとかがあるし・・・)


提督「何よりも俺の心の準備が!!んあああ!!!どうしよう!!」


それから数日間提督は榛名の顔を見ると赤くなり距離をとってしまう


榛名(おかしいです・・・あの日以来提督が榛名から距離を・・・)


提督の反応がおかしいことはすぐに榛名も気が付く

だが、榛名はなかなかそのことについて言い出せずにいた

提督の「今は」という言葉が気がかりになって


提督(このままじゃ艦隊運営に支障が出てしまう・・・男は度胸!当たって砕けろ!だ!)


榛名と提督は普段通りとは言えないが執務をこなしている

当然ながら二人は一緒の部屋にいる

だが、その空気は重く張りつめていた

初めに口を開いたのは提督だった


提督「今夜開いてるか?」


榛名「え?それって・・・」


提督「この前といっても一年前だけど。君に告白した場所にんーそうだなフタフタマルマルに来てほしい」


榛名「榛名に何かするつもりですか?」


提督「あながち間違ってはいないな。渡したいものがある」


榛名「それは今じゃダメなんですか?」


提督「ダメなんです。俺の心の準備がおっと俺の都合が悪いので」


榛名「了解しました。ではフタフタマルマルにあの場所でいいんですよね?」


提督「別に遅れてもらってもいい。来なくてもかまわない・・・」


榛名「なんで泣きそうなんですか・・・榛名が提督のところにかないわけがないのに」


提督「ちょっと来るものがあってね・・・すまない・・・一人にしてもらえないか?」


榛名「いいですけど。今日の活動はすべて終わってるので」


そういうと榛名は部屋から出ていく

提督は机の上に置いてあるノートパソコンに自分の思いを叩きつけていく


提督「これがこうだから・・・違う・・・これじゃ意味不明だ・・・そもそも告白するときにメモ片手に行くって男としてどうなのよ・・・あぁ・・・こういうの苦手なのに・・・」


榛名(・・・)


提督のことが気になる榛名は部屋の外でそれを聞いてしまう


榛名(ダメですね。私は。時間まで部屋で過ごしましょう)


そして提督は時間までパソコンとにらめっこを続けていた


提督「なん・・とか・・・形にはなったな・・今の時間は・・・!?フタヒトヨンゴウ?時間無いじゃん!印刷して!あとは向かいながら音読と暗記だ!忘れたときは気合いでどうにかするまで!」


提督室から例の場所までは徒歩で10分はかかる

提督は早足にそして全力で自分が描いた物語を記憶していく


数分後、提督はたどり着く

そこには両手を後ろに組み海を眺める榛名の姿がある


提督「綺麗だ・・・」


榛名「ふぇ!?て、提督!?い、いらしたのなら声をかけても・・・」


提督「遅れたかな?」


榛名「まだ時間ではないので。それで提督?榛名に何か用があるのですよね?」


提督「ああとだな。君に渡したいものがある。受け取ってくれるかな?」


提督はポケットから小さな箱を取り出し、中身を榛名に見せる


榛名「え・・・?これって・・・」


提督「この前本営から届いた荷物な。これなのよ。あの場の雰囲気じゃ言い出しにくかったし。何よりも俺の心の準備がね」


榛名「提督・・・榛名・・・うれしくて・・・」っぶわ


提督「な、泣かないでくれ!まだプロポーズしてないんだから!これじゃ計画が台無しじゃないか!」


榛名「台無しって・・・榛名嬉しくて・・・」


提督「そのだな榛名。これはケッコンカッコカリの指輪といってだな。練度が最大になった艦娘に渡すことによってその練度の上限を開放するというものだ」


榛名「それって・・・提督は榛名に結婚指輪を渡すのではなく、さらに強くなって自分のために戦えとそういうのですか?」


提督「だぁもう!なんでそうやってこっちの計画を壊すかね君は!今現在君に渡すこの指輪は偽りのものだ」


榛名「え?それは榛名を―――」


提督「頼むから今は口を挟まないでほしい。俺の勇気を壊さないでほしい。続き行くぞ」


提督「確かに偽りのものだ。本営もそういう能力を持った指輪として言ってないし。だが、この戦い。深海凄艦との制海権をめぐる戦いが終わったら正式に俺と結婚してほしい。そしてその時は盛大に式を挙げたい。本物の指輪もその時に渡すから」


榛名「・・・」


提督「だから・・・その・・なんだ?俺についてきてくれるか?」


榛名「ええ。榛名は・・・私は一生あなたについていきます・・・どんな困難が待ち受けていようとも絶対に・・・」


提督「その・・・榛名?キス・・・してもいいかな?」


榛名「え・・キス、ですか。ふぇぇ!?!?キス!?」


提督「やっぱ早かった?早いよな。プロポーズしたと同時じゃ」


榛名「ええとですね。榛名まだ心の準備が・・・」


提督「まぁ榛名がいいならその時でもいいから」


榛名「その・・・すみません・・・」


そしてその後二人はある程度会話をしたのち帰路に着く

提督は榛名を戦艦寮まで送り届けたのち自分の部屋に戻る


そして時は現代に戻る


提督「というわけさ」


響「へぇ。なるほどねぇ」


提督「まぁ結局そのあと榛名とキスができたのは群馬までお預けだったけどね」


榛名「それは・・・心の準備がですね・・・」


響「ふふ。二人を見てるとなんだか安心してくるよ」


響「なら意地悪な質問いいかい?」


榛名「なんでしょうか?」


響「ここで愛を誓えるかな?私も聞いてみたくなったんだよ」


提督「そんなことか。俺は榛名を愛してる」


榛名「私は提督を愛してます。何があろうとも」


響「ひゅぅ!熱いねぇ」


提督「そして、だ。響ちゃん。君のことも愛してる」


響「へ?」


榛名「それは娘と言う意味でいいんですよね?」じとー


提督「この空気でそれ以外を言うと思うか?」


榛名「ですよね。私も響ちゃんのことを愛してます」


響「や、やめないか!照れるじゃないか!」


提督「ほら俺たちが言ったんだから響ちゃんも言い返さないと」


響「うぐ・・・もとは私が言い始めたことだもんね。その・・・」


響「ひ、響もおとうさんとおかあさんのこと愛してるから!」顔真っ赤


提督「おとうさん・・・何度聞いてもいい響きだ」


榛名「はい・・・ですがちょっと心に刺さりもします」


提督「これも何かの縁だ。彼女のためにも俺たちはやれることをしよう」


響「あ~!恥ずかしい!これでいいんでしょ!」


榛名「ええ。かわいかったですよ」抱き着き


提督「こんなかわいい娘を持てて俺は幸せだ」頭なで


響「ん~落ち着く・・・」


果てしなく長い戦いがここに幕を閉じる

計8万の資材を投資しウォースパイト、アクィラ、水無月を手に入れた今回の大規模作戦

だが、一番の収穫は響が自身の本音を話したことかもしれない


後書き

毎週金曜の22時か12時に更新の予定となります
リクエストの内容を別のシリーズに避難させました
2016/9/30完結しました
次シリーズはいずれ


このSSへの評価

6件評価されています


SS好きの名無しさんから
2016-09-30 01:25:30

SS好きの名無しさんから
2016-09-03 00:53:09

SS好きの名無しさんから
2016-07-13 18:21:31

SS好きの名無しさんから
2016-06-16 15:00:05

変態T督さんから
2016-06-03 17:06:59

マツさんから
2016-05-09 23:04:52

このSSへの応援

7件応援されています


SS好きの名無しさんから
2017-05-25 01:14:58

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2016-09-30 01:25:33

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2016-09-24 01:46:31

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2016-07-30 13:07:43

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2016-07-02 13:07:42

変態T督さんから
2016-06-03 17:07:00

マツさんから
2016-05-09 23:04:54

このSSへのコメント

6件コメントされています

1: マツ 2016-05-09 23:05:28 ID: yyjxbBSK

続編楽しみしてますね✨

更新頑張って下さい♪

2: 変態T督 2016-06-03 17:07:19 ID: TZLUH-tm

榛名かわいいよ榛名

(*´ω`*)

3: SS好きの名無しさん 2016-07-07 18:30:38 ID: uT3dUoNQ

なんでや!夕張ん&明石はかわええやろ!
神風服の榛名、、、あ鼻血が。でも秋月の服も良いと思うんだ

4: SS好きの名無しさん 2016-07-18 17:16:26 ID: HDDAIYpj

大鯨が来てほしいから書いてください!何でもしまかぜ!
やっぱり潜水艦の母親的なところが読みたい!

5: アガイスキー 2016-07-18 18:25:02 ID: bpWfyXTn

>>4
大鯨ですか
やれる限りやってみますね

6: SS好きの名無しさん 2016-09-24 01:46:21 ID: HKwuSrpd

んーついに家族として響・榛名・提督の3人に絆が生まれ始めましたね!これは今後も見逃せないです。


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