2017-10-18 00:18:36 更新

概要

榛名ととある提督の出会いからの物語
日日変わる環境、新たな船、新たな出会いそんな物語
榛名と提督がイチャラブする物語にしたい
完璧な独自設定を持っているので注意
キャラ崩壊も絶妙にあるかも?
そんな物語も3章め!
結論:榛名は可愛くふつくしい!

Twitterやってます→@azusa_agaisuki
コメントや感想待ってます!


前書き

なぜ提督が榛名を選んだのか
そこから長きにわたる物語は始まる
新米提督であった提督が甲提督に成長し榛名とイチャイチャする物語

キャラ説明
ある程度物語に絡むキャラはその都度紹介していきます
榛名
スペック:金剛型高速戦艦3番艦榛名
炊事洗濯すべてをこなす大和撫子
好きなもの提督、金剛型の姉妹、共に戦う仲間
嫌いなもの:周りの仲間が沈むこと、提督が誰かにとられること
提督ラブ勢でもあり行き過ぎるとヤンデレの症状を発病させる
姫級程度であればタイマンで倒す程度の力を秘めている
提督とケッコンカッコカリ(ガチ)をしている

提督
スペック:リンガ泊地 中将 甲勲章をすべてではないがある程度所持
炊事洗濯はある程度こなすことができるがほとんどを榛名に任せている
好きなもの:榛名、アッガイ、ロマン兵器などのロボット系列
嫌いなもの:自分を裏切る存在----過去にトラウマあり
明石に頼んである装備を発注し艦娘と一緒に稀によく海域に出て後方から指示を出す
榛名とケッコンカッコカリ(ガチ)をしている

夕立
スペック:白露型駆逐艦4番艦 夕立
ソロモンの悪夢の異名を持つ。性能は改二でこの泊地で駆逐艦序列2位であり、艦隊のムードメーカーである。口癖は“っぽい“
夜戦連撃で数多の戦艦、姫級を沈める快挙を上げている

時雨
スペック:白露型駆逐艦2番艦 時雨
序列4位の駆逐艦でその運の高さで戦場に出ると無傷で帰ってくることさえある
大きい戦績はないが夜戦での火力を生かし戦艦棲姫などを相手に戦うことが多い


スペック:暁型駆逐艦2番艦 響
あることから榛名と提督との娘として向かい入れられた
Верныйの名を持つが提督にはその名前はあまり好かれていない
この鎮守府きっての古参で駆逐艦では2番目に着任している。1番目は・・・・
序列は6位とあまり高くないが娘として常に提督たちのそばにいる
最近姉妹に改二が来ていることを喜んでいる

綾波
スペック :綾波型駆逐艦第1番艦 綾波
ソロモンの鬼神の異名を持つ。根は優しく誰に対しても心を開いている
性能は改二でかなりの場数を踏んでおり姫級、鬼級を何度も沈めている
そのためか駆逐艦序列1位を獲得している
その成果はわからないが深海側からは一級殲滅対象に指定されてしまっている
海域に出るたびに砲撃のほとんどが綾波に飛んでくる始末(ただ華麗に回避する
提督お気に入りの駆逐艦である
愛称は波(ナミ)で、特別海域に出れる限り毎回参加している鎮守府一の武功艦でもある


スペック綾波型駆逐艦9番艦
特質した能力はないが艦隊でのムードメーカーとしていつもみんなに笑顔を振りまいている
(;>Д<)はにゃ~っ!

瑞鶴
スペック翔鶴型正規空母2番艦
最近改二になり装甲空母になった正規空母
提督の初めての正規空母のため愛着がある
姉の翔鶴より少し遅れて改二になったが姉妹ともに戦の海を駆けている
(甲板胸とか言わない。いいね?


前作品たち↓






 新章スタート


響が娘となって数日が立ったある日


提督「次いつ大規模作戦が来ていいように資材の備蓄、艦隊の練度上げをしないとな」


榛名「今でも十分ですが、備えあれば患いなし。ですね」


提督「霧島のセリフだろそれ。まぁそんなところだ」


二人がいつものように書類を片付けながら話をしているとドアから響が入ってくる


響「おと・・・提督。ここまでくるまでに手紙を渡されたのだが・・・」


入ってきた響は手紙の束を手に持っている


提督「もうここまで来たら皆に言おうかな。響ちゃんを娘として向かい入れましたって」


榛名「それはたぶん鎮守府が終わるかと・・・」


提督「あー・・・でも察しのいい奴はわかってるとは思うぞ?」


響「とりあえずこれ読んでみてよ。両手で持つのいい加減つらい」


響は手に持っていた束を書類の上に置く


提督「んー名前あったりするね。鈴熊達からはお茶会に参加してほしいと。ん?いろんな駆逐艦たちからは遊んでほしいって?それとこれは・・・秋月型の食生活を改善してほしいって鳳翔さんから」


榛名「提督どうするんですか?」


提督「君の許しをもらわないと。だって勝手にあの娘達のところに行くとやばいでしょ?」


榛名「ええ。提督が榛名と違う女のところに行くなんて許しません」


提督「あわわわ。まぁ別に何か起きるわけじゃないし。てか君がいてくれたほうが俺は安心するのだが?」


榛名「榛名は行くなとは言ってませんよ?榛名がついていくだけなので」


提督「そして話してるどさくさに紛れて響ちゃんはいつもの場所に来ると」


二人が話している間に響は知れっと提督の膝の上に乗っている


響「ハラショー。ここはいい場所だよ」


榛名「今の響ちゃんなら許しますよ。でも、お痛をしたら・・・・」じとー


提督「撫ぜたり触ったりするだけだし?それ以上はしないし?てか娘として向かい入れた以上は俺はそういうのしないし」頭なでなで


響「ふにゅぅ~。きもちいい・・・」


榛名「いつみても羨ましいです。で、提督。まずはどれから片付けるんですか?」


提督「そうだな。無難に鈴熊からやってこうと思う。これからはみんなのストレスも俺が減らさないといけないだし。あ、そうだ榛名。俺が襲われそうになったら—-」


榛名「全力で殺しに行きます」


提督「最後まで言わせてくれ・・・守ってくれとは言うけど殺せとは言わないぞ?敵以外は」


榛名「ふふ。冗談ですって。青葉さんみたいなのを増やすと榛名と提督の時間が減るじゃないですか」


提督「それもそうだな。んじゃ妖精さんに鈴熊のお茶会に参加することを二人に伝えてくれ」


榛名「では、観測機を使って知らせますね」


そういうと榛名は観測機を発艦させる


提督「使い方違くねそれ?まぁいいけど。っとちょいと放送室に行ってくる」


榛名「私もお供しますね」


響「あ、まだなでてほしかった・・・ん。私も行くよ」


提督は放送室で放送を始める

内容は次の大規模作戦までの間みんなの相手をしてやるということ

遊ぶのもよし。何かを作るのもよし。それらの旨を伝えたのち放送を終える


提督「これから忙しくなるぞ」


榛名「よろしいでしょうか?私的には5時間までにしてほしいのですが」


提督「俺的にはそんなにもらえるのかと思った。てっきり君のことだから3時間までです。というと思ったが」


榛名「これでも妥協したんですよ?」


提督「まぁ昔と違って今は一緒に寝てるし、ご飯だって食べてる。満足はしてるだろ?」


榛名「はい。かなり満足してます。ですから、このままだとさらに満足したくなると思うので、ですから5時間までにしたんです」


提督「まぁ君がいいのならそれでいいが、明日から忙しくなるから間宮で甘いもの食べよ」


響「ハラショー。うれしい限りだよ」


榛名「いいですね」


そして三人は明日から始まるであろうことに備えて間宮で甘いものを食べることにした



 鈴谷×熊野


ある日の鎮守府の午後

提督と榛名は鈴谷、熊野の招待を受け二人の部屋でお茶会に参加することになった


提督「重巡寮はほとんど来たことなかったな」


普段は戦艦、駆逐、軽巡寮に行っている二人

重巡寮には青葉関係でしか来ることはないのだ


榛名「鈴谷さんたちの部屋は・・・二階の3番目の部屋ですね」


提督「青葉たちの部屋の二つとなりか。発狂しなければいいが」


榛名「ちょっと青葉さんが盗聴しないようにいため・・・言いつけてきますね」


提督「やりすぎるなよ。衣笠が最近俺に相談しに来るんだよ。青葉が夜中大声上げながら泡拭いて失神するって」


榛名「いい気味です。では言ってきますね」


榛名は青葉の部屋の前に来るとノックをして中に入っていく

提督はそのまま鈴熊の部屋の前へと移動する

後ろからは声にもならない悲鳴と衣笠の震える声が聞こえたが気にしないことにする


提督「すぅ・・・女の子の部屋は毎回緊張するな・・・榛名は、も少しかかるだろうな」


提督はドアをノックし返事を待つ


鈴谷「んー?誰?提督?」


熊野「ふぇ!?て、提督ですか!?ちょ、ちょっとお待ちになってください!」


提督がノックをすると中から二人の声がする

待てと言われてドアを開ける馬鹿はいないので提督は待つことにした


榛名「あれ?どうかなさったのですか?」


待ち始めてすぐに榛名が戻ってくる


提督「さっきの声聞こえたぞ・・・また衣笠の相談事が増えるじゃないか」


榛名「先に盗聴するための機材をすべて壊してきました。これで以降盗聴されるようなことはないかと」


提督「しれっと怖いことを言う。まぁいいか」


二人が話しているとドアが開いて中から熊野が顔をだす


熊野「申し訳ありません。時間よりも早かったので少し準備に手間取ってしまいましたわ」


熊野に招き入れられる形で二人は部屋の中に入っていく


鈴谷、熊野両名が過ごす部屋は甘いアロマの香りが漂い、そしてぬいぐるみがたくさん敷き詰めてある


提督「駆逐艦や軽巡とはまた違った部屋だな。このぬいぐるみは鈴谷のでいいのか?」


鈴谷「んにゃ?半分は熊野のだよ」


熊野「え、ええ。わたくしこういう可愛いものを集めるのにはまっておりまして」


部屋の真ん中に机が用意してありその上にはたくさんのお菓子と紅茶、コーヒーが置いてある


提督「今回はお茶会のお誘いありがとな。金剛型のティータイムだと俺たち二人の独壇場になるから」


榛名「まぁ提督のことをお姉さまたちに教えることができるので榛名はいいのです」


鈴谷「なになに?鈴谷気になるんだけど」


提督「そうだな。俺たちのなれそめから話すから」


榛名「8時間は時間をもらいますよ?」


鈴谷「は、はち!?」


熊野「そ、それは勘弁ですわ」


提督「あー差し入れ持ってくるの忘れちまった・・・すまないな」


熊野「いえいえ。お気になさらずに。こう見えてもわたくしお菓子作りには自信がありましてよ」


熊野は机の上にあるお菓子すべてを自分が作ったことを話す


提督「榛名や比叡より上か確かめてみないとな」


榛名「榛名はともかく比叡お姉さまより上かは私も気になりますね」


鈴谷「細かいことはいいから食べようよぉ!」


提督「まぁ見ながら話すのは趣旨が違うからな」


四人のお茶会が始まる

提督と榛名はそれぞれ熊野、鈴谷と話しある程度したら交代する

全員がそれぞれ話したのち今度は四人で話を始める


熊野(やばい、やばいですわ)


1時間を過ぎたあたりで熊野がもじもじし始める


鈴谷「んー?熊野どうかした?」


熊野「え?い、いえなにもありませんわ」


榛名(熊野さんおトイレを我慢してますね)


榛名「提督すみません。榛名ちょっとお花を摘みに行ってきますね」


提督「そうか。くれぐれも青葉に注意しろよ」


榛名「あの様子ならあと1時間は目を覚まさないかと」


鈴谷「え・・・榛名さんなにしたの?」


榛名「ちょっと機材を二つほど壊しましたので」


鈴谷「こ、こわ!?え!?」


榛名「熊野さんもご一緒いしますか?」


熊野「え、ええ!そうですわね!わ、わたくしもお花を摘みに行ってまいりますね」


提督「(あー熊野の様子がおかしいと思ったらそういう)行ってらっしゃいな」


二人は席を立ち部屋から出ていく


熊野「は、榛名さん。ありがとうございます・・・」


榛名「いえ。榛名はただお花を摘みに行きたかっただけなので。偶然熊野さんが一緒になっただけですよ?」


熊野「この御恩忘れませんわ」


榛名「ふふ。いくら提督とはいえ殿方。ましては上司でもある。言いにくいんですよね?」


熊野「ええ。榛名さんのおかげで助かりましたわ」



提督「んー鈴谷と二人きりか・・・襲うなよ?」


鈴谷「はぁ?鈴谷が何で提督襲わないといけないの?むしろ提督が鈴谷を襲うんじゃない?」


提督「そうだな。なぜ青葉があそこまで榛名に恐怖しているか話してやろう」


提督は鈴谷に語り始める


数分後二人が部屋に戻ってくる


提督「―――というわけだ。もしお前が俺に・・・っと戻ってきたか」


榛名「はい。ただいま戻りました」


鈴谷「あ、あはは・・・そりゃ怖いわけだ・・・」


熊野「どうかなさいました?」


鈴谷「て、提督さんごめん。鈴谷ちょっとトイレ行ってくるね!」


二人が戻ってくるとすぐに鈴谷は走って出ていく


熊野「鈴谷ったらはしたないわ。淑女として恥ずかしくないのかしら」


榛名「提督?あのことを話したんですよね?」にっこり


提督「彼女がどうしても聞きたいといってね」


熊野「あのこととは何のことですの?」


榛名「聞かないほうがいいですよ?それとも聞きたいですか?」


提督「そしたらもう一度君はお花を摘みに行くことになる」


熊野「ふぇ!?て、提督意味理解してらっしゃったのですか!?」


提督「俺を何だと思ってるんだ・・・たぶんこの中で理解できてないのは鈴谷だけだぞ?」


熊野「あぅ~恥ずかしいですわ」


その後鈴谷が戻ってきてお茶会の続きが始まる


提督「っともう4時間たったのか。そろそろタイムリミットだな」


榛名「はい。次の予約は・・・明日にしましょう」


鈴谷「なになに?提督もう帰っちゃうの?」


提督「まぁ忙しいのでね」


熊野「次もまた参加してくださいね」


提督「おう。それとお菓子ありがとな。比叡には及ばないけどそれでも美味しかったから」


鈴谷「やったじゃん。熊野。褒められたじゃん」


熊野「ええ。これもすべて鈴谷のおかげですわ」


提督「ん?鈴谷何かしたのか?」


榛名「提督。ここは聞かなかったことにしてあげましょう」


提督「そうだな。んじゃ。俺たちもう行くから」


熊野「ええ。今日は参加ありがとうございます」


鈴谷「また今度一緒に話そう!」


提督「おう。それじゃ」


二人は部屋から出ていく

そして廊下をある程度出たところで


<榛名ちょっと青葉さんの様子を見てきますね

<やりすぎたと感じたか

<いえ。替えを用意したみたいなので替えごと壊してきます

<あ、榛名さ・・・やめ・・・


鈴谷「行っちゃったね」


熊野「ええ。やはりお二人はお似合いですわ」


鈴谷「あちゃぁ・・・熊野スイッチ入っちゃった」


熊野「やはり男女の愛というのは見ていていいですわ」


熊野「でも、わたくし的には百合もいいですわ。薔薇もまた捨てがたいですわ」


鈴谷「前から気になってたけどさ。薔薇とか百合とかって何?花でしょ?それにさっきお花摘みに行くって言ってたけどこの辺詰めるようなお花ないよね?」


熊野「やっぱり・・・わかってなかったのですね。お花を摘みに行くというのはトイレに行くという言葉の比喩表現ですわ。淑女としてこの程度当たり前の知識ですわよ?」


熊野「そして薔薇は男同士の愛。百合は女同士の愛ですわ」


鈴谷「え?男!?女!?え、それっておかしくない?」


熊野「おかしい?でも、わたくし的には男の人は男の人同士で。女の人は女の人同士で恋愛すべきだとも思いますわ」


鈴谷「え・・・でもさっき榛名さんたちが」


熊野「それはそれ。これはこれ。ですわ」


熊野は徐々に鈴谷との距離を詰めていく


鈴谷「え・・・熊野?顔怖いよ?」


熊野「わたくしと鈴谷・・・どっちが受けと攻めになれるんでしょう・・・うふふ」


鈴谷「受け?攻め?どういうこと?か、顔近いよ?」


熊野「そうですわ。今からわたくしが鈴谷と・・・」


鈴谷「く、熊野・・一回落ち着こうよ。そして、よだれふこ?」


熊野「わたくしは落ち着いてますわ。でも、鈴谷が魅力的に見えて・・・」


鈴谷「あー提督さんのところに行ってくる」


立ち上がろうとした鈴谷を熊野が押し倒す


鈴谷「やめてよ!おかしいから!私たち姉妹だよ!?」


熊野「鈴谷の初めてをわたくしが・・・うふふ」


鈴谷「ひぐ・・・熊野が怖い・・・誰か助けて・・・」


熊野「誰も助けてはくれませんよ?ふふふ。ではいただきますわ」


鈴谷「や、やめ・・・」


熊野は嫌がる鈴谷の唇を奪う


熊野「ぷはぁ・・・おいしかったですわ鈴谷」


鈴谷「ひぐ・・・鈴谷の初めてが・・・ひどいじゃない熊野!!」


涙目で熊野に訴える鈴谷

だが、熊野はその手を止めることはなかった


熊野「鈴谷にも百合の素晴らしさを教えてあげますわ」


鈴谷「もうやめよ・・・今なら許してあげるから・・・」


熊野「いいですわ。いいですわ!その眼!わたくしを見るその恐怖に染まった眼!」


鈴谷「提督・・・助けて・・・」


熊野「無駄ですわ。あの人たちなら今頃部屋に戻ってるころですわ」


熊野は動けない鈴谷の腕を縛り上に持ち上げ固定する

片手で鈴谷の服を脱がし始める



青葉「いいですねぇ~。百合百合しいですねぇ」


榛名「青葉さん?」にっこり


青葉「あ~これはその~」


榛名「ほかには隠してませんよね?」


青葉「それ高かったのに・・・」


榛名「隠してませんよね?」にっこり


青葉「・・ハイ」


衣笠「いい加減懲りようよ青葉・・・」


数時間後


鈴谷「もう熊野のことなんて嫌い!!」


熊野「本当に申し訳ありません。歯止めが効かなくなってしまって・・・」


鈴谷「鈴谷の初めて返してよ!!私たち姉妹だよ!なんで!」


涙声で必死に訴える鈴谷


熊野「ええ。悪いのはわたくしですわ。ですから、わたくしもうここから去りますわ」


鈴谷「え・・・」


熊野「このままではまたいつ鈴谷に手を出すかわかりません。ですから」


鈴谷「確かに悪いのは熊野だけど・・・だけど私たち姉妹だし。いつも一緒だったし・・・」


熊野「引き留めると?わたくしを?鈴谷の初めてを奪ったというのに?」


鈴谷「今回は許してあげる。でも次やったら提督に言いつけるから・・・」


熊野「鈴谷!大好きですわ!」抱き着き


鈴谷「あぁ!暑苦しい!」



青葉「・・・合計60万の機材をすべて壊されてしまいました・・・・でも青葉これであきらめません!ネットで新しいのを注文して!」


衣笠「はい。今しがた青葉が。はい。5分後ですか?いつでも大丈夫です」


青葉「き、衣笠?誰と電話してたの?」がたがたがた


衣笠「榛名さんよ。青葉を見張ってるように言われたから」


青葉「そんなぁ~!」


これにて鈴熊終わりとなります

鈴谷受けの熊野攻め。そういう風に書くつもりが純粋に熊野が腐ってしまうという

まぁこれはこれでいいのかな?




 響ちゃんの絵日記 


ある日の午後


提督「流石に大規模作戦前だと忙しいな」


提督は普段の業務に加えてじきに始まる作戦に向けての資材の備蓄の計画を立てていた


榛名「提督がいきなり「改修資材を貯めて装備を一気に改修するか」と言い出したのが原因だと思いますよ?」


提督「まぁそうだな。今までの作戦では何とか勝てたがこれからは厳しくなると踏んだからね。それを計算に入れてメインの娘達の装備はできる限りいいものにしてあげたいから」


響「~~♪」カキカキ


榛名「それで大体の数は出たのですか?」


提督「デイリーでやれる限りやるとはいえさすがにこれだけの数の装備を改修しようとするとネジの数が相当いるからね。ざっと300は超えてまだ増えそう」


榛名「さ、三百!?それはさすがに多すぎるのでは?」


提督「君たち戦艦の主砲。主に41をメインに35.6やダズル、試作を強化。ほかには魚雷や艦載機、ソナーや徹甲弾。それ以外にもまだまだあるぞ?」


榛名「これは骨が折れますね」


響「~♪こうして~こう♪」カキカキ


提督「まぁね。その分戦いやすくはなると踏んでるし」


榛名「それはそうとして響ちゃんは先ほどから何をしてるんですか?」


榛名はソファーに座ってスケッチブックに何かを書いている響に声をかける


響「これかい?二人がイチャイチャしてるのを絵にかいてるのさ」


提督「まぁイチャイチャしてるにはしてるが。見てもいいか?」


響「あんまりうまくないから正直言えば見せたくない」


榛名「でも榛名、気になります」


響「隠していてもあれだしいずれ見せる予定だから。見ていいよ」


ソファから立ち上がった響はスケッチブックを二人のところに持っていきそれを見せる


提督「背景の書き込みすごいな」


榛名「うまいじゃないですか響ちゃん」


響「ううん。私はこれで満足してないよ?だって・・・」


提督「これで?俺から言わせればかなりうまいぞ?人の顔の輪郭を描いてるとリンゴに様変わりする摩訶不思議な画力の俺だぞ?」


榛名「それは何か違うと思うのですが・・・」


響「よく見てよ。絵をかくときに一番必要なものが足りてないから」


提督「足りないものねぇ・・・」


榛名「そうですね・・・」


二人は響の絵をまじまじと見つめる


響「私の絵は一番重要なものが足りてない。それは表情さ」


提督「あ~よく見るとそうだね。顔のパーツのバランスがうまく取れてないね」


榛名「ほかのページのものもそうです・・・ほとんどが榛名たちですね」


提督「だね。これは一昨日の間宮での休憩時」


榛名「これは演習時の会話をしているときですね」


提督「ふむ。こっちは出撃時に榛名が抱き着いてきたときのもあるな」


榛名「どれも顔が隠れてたり、無表情に近いものばかりですね」


提督「キスしてるやつはお互い目を閉じてるから気にならない。が、書き込みがすごいな」


響「どうにも人の表情がうまく書けないんだよ。どうすればいいと思う?」


提督「俺の画力は摩訶不思議だし」


榛名「榛名は絵を描いたことは数えられるぐらいですしあまり上手ではないですので」


提督「この鎮守府で絵がかける奴・・・」


榛名「秋雲さんがいますね」


提督「やつかぁ・・・響ちゃんに悪影響が出なければいいが・・・」


響「どういうこと?」


提督「まぁそこは俺から言っとく」


響「秋雲さんのところに行けばいいの?」


提督「まぁこの時期はあいつは忙しいだろうけどな」


榛名「冬ですからね。今年も多分。秋雲の合併作品を作るのでは?」


提督「あいつのすごいところが同じ顔が集まっていても普通に作品を作り出すところだよな」


提督「まぁいい。行こうか響ちゃん」


響「うん。ありがと。おとうさん」


三人は駆逐艦寮の秋雲の部屋に移動する


<秋雲!トーン書き終えたから次早くして!

<まってって!そんなに早くやってたらミスするぞ!


部屋の中からは秋雲と巻雲の声が聞こえる


提督「あ~楽しそうだな。俺だけど今いいか?」


ドアをノックしたのち声をかける


秋雲「ん~?提督じゃんどうかした?今忙しいんだけど」


提督「まぁ見てわかる。進歩は?」


巻雲「進歩ダメです!」


提督「まじかよ。響ちゃんに絵の描き方教えてあげてほしかったんだが忙しいんじゃ無理そうだな」


響「無理・・・また今度にするね・・・」しょぼん


秋雲「絵を教えてほしいって?い~よ。どこまで書ける?」


響は自分の描いた絵を秋雲に見せる


巻雲「ふぇ~うまいです~」


秋雲「ダメダメだねぇ。全体のバランスが取れてない。それに人が生き生きしてない。モデルは・・・二人ね。表情が硬いというか顔書くの苦手そうだね。」


提督「教えてくれるか?」


秋雲「これはいい人材・・・もとい伸びるぞぉ~!」


提督「先に言っておくが響ちゃんをお前たちのアシスタントとして使わせる気はないからな?」


榛名「その時はどうなるかわかってますよね?」


秋雲「っち。でも基本をしっかり覚えればちゃんとした作品を作れるようになるから」


秋雲「パッと見た限りだと改善点しかないから頑張らないといけないけど大丈夫?」


響「うん。もっとうまくなっておと・・・二人を書きたいから」


巻雲「巻雲より全然うまいです!」


秋雲「嘘いうんじゃない!巻雲のほうがうまいじゃ~ん」


響「まずは何をすればいい?」


秋雲「そうだねぇ~。背景と書かなくていいからさ。まずはデッサンからかな。何よりも表情をかけるようにならないといけないし~」


響「それからそれから?」


秋雲「急いだって絵は簡単にはうまくなれないよ?響ちゃんはすでにある程度うまいからまずはその感覚を一度捨てないと」


巻雲「うまいのはいいんだけど。バランスが取れてないので」


秋雲「そうそう。デッサンを重ねてコツをつかむところからだね」


響「わかった!」


響は秋雲の指示で部屋に置いてあったデッサン用の模型をモデルに書き始める


提督「くれぐれも響ちゃんに変なこと吹き込むなよ?」


秋雲「わぁってるって!あたしゃぁ命は捨てたくないからね」


榛名「では響ちゃんをお願いしますね」


提督「俺たちはまだ仕事が残ってるからね」


秋雲「任せときな!」


それから二人は提督室に戻り仕事を再開する

それから数日間は部屋に響ちゃんが来ると二人をモデルに絵を描くことを繰り返していった


響「どうにか形になったかな」


提督「ん?どうかしたか?」


響「ううん。なんでも。二人を見て絵を描くのが好きなだけだから」


その日もまたいつものように響ちゃんが二人をモデルに絵を描いていく

スケッチブックには様々な場所で書かれた絵が何枚も描かれている

初めのほうはぎこちない笑顔が多かったがそれはいつしか消え幸せそうに笑う二人の笑顔が書かれていくようになる


リクエストにあった秋雲の話を遅れながら書きました

たぶん秋雲が違うとは思うけどこれで満足していただければ幸いです


 姉という存在


11月半ば

戦艦寮:金剛型の部屋

提督と榛名はあれ以降ちょくちょく金剛たちのお茶会に参加している


提督「最近暖かかったり寒かったり温暖さが激しいよな」


比叡「こう差が激しいと風邪ひいちゃいそうで・・・」


提督「体調管理には気を付けてくれよ?じきに大規模作戦が始まるんだから」


比叡「わかってますって!っへくち!」


榛名「だ、大丈夫ですか!?暖房が効いてるとはいえ部屋が寒いのでしょうか?」


比叡「こ、この程度大丈夫だって」


霧島「今の室温は23度といったところですね。もう2度ほどあげますね」


比叡「霧島ありがと・・・」


金剛「ホットなティーが入りましたよぉ!」


金剛「体が温まるように今日は少し熱めデース」


榛名「いい香りです・・・榛名、ミルクを入れますね」


提督「俺はそのままの味を楽しむかな」


比叡「今日は私特製のクッキーがあるからそれ食べながらおしゃべりしよ?」


霧島「比叡お姉さまの!?それは楽しみです!」


金剛「霧島はよほどemptyみたいですね」


霧島「そ、そういうわけでは・・・ですが、比叡お姉さまの作るものはおいしいので」


提督「そういや金剛型で一番料理ができるのは比叡だったな。意外だけど」


比叡「い、意外って何よ!私だってやればできるんだから!」


提督「君の本気で俺は一度サンズリバーを見たのだが?」


比叡「あ、あれは・・・提督が金剛お姉さまと親しげにしていたから・・・」


提督「まぁまだ提督を始めて半年のことだったし。何よりもあの事件が起きる前だったのだからね」


榛名「・・・」


提督「あの味のせいでお前が飯マズ筆頭だと決めつけちまったしな」


比叡「そうですよ!!提督があの時のことを言いふらすせいで私は!私は!!」


金剛「お、落ち着くネー。でも、そのあと誤解は解けたのでしょう?」


比叡「榛名が料理を教えてほしいって言ってきたから教えたんです」


榛名「はい。榛名の料理ではたぶん提督を満足させられないと思ったので比叡お姉さまに教えてもらうことにしました」


提督「そんなことしなくても俺は榛名の料理なら満足するんだけどな」


比叡「そして提督が食べ終わった後に私に教えてもらったって言ったんだっけ?」


榛名「そしたら提督かなり驚いてましたよ」


提督「誰だって驚くさ。あの比叡だぞ?」


比叡「ほんっとひどい!!」


提督「何度も謝ってるだろ。まさかあんなに料理がうまいなんて知らなかったんだよ」


比叡「これでもお召艦だったんですよ!?」


提督「お前第一印象って言葉知ってるか?」


比叡「し、知ってるわよ」


提督「でも金剛よりもうまいとは予想外だったぞ」


金剛「仕方ないネー。たまに比叡に料理をteachしてもらうことがあるネー」


提督「姉より優れた妹なぞっと思った」


提督「姉ねぇ・・・」


榛名「どうかしましたか?」


提督「ふと思ったんだよ。俺たち結婚(仮)してるだろ?」


榛名「してますね」


提督「榛名は金剛型3番艦で金剛、比叡の妹に当たるだろ?霧島とは双子扱いだし」


榛名「榛名は金剛お姉さまと比叡お姉さまの妹になりますね。霧島とは双子みたいなものです」


霧島「まぁいろいろあったからね。事故がなければ榛名が姉になってただろうし」


榛名「榛名の機関担当責任者が自刃する事件が起きなければ霧島が姉になってましたね」


提督「で、俺は3番艦の榛名と結婚しただろ?」


比叡「となると・・・・」


金剛「テートクは榛名のお婿さんだからMeたち二人の弟にあたるといいたいんですカ?」


提督「流石金剛だ。話が早い」


比叡「えぇ・・・提督が弟?・・・提督が?」


提督「不満ありそうだな。しきたり的にもそうなるでしょ」


比叡「不満とかじゃなくて・・・ただ・・・」


提督「ただ?」


比叡「上官が弟とかもう意味が分かんないです・・・・」


提督「まぁ俺もそう思った」


金剛「要するにmeたちを姉呼びしたいってことデスか?」


提督「そうだけど・・・そうとは言いたくない・・・」


金剛「テートクにも可愛いところがあるネー」


提督「か、可愛い言うな!それに恥ずかしいんだよ!今更過ぎて!」


榛名「そうでしょうか?慣れてしまえばどうということはないですよ?」


比叡「提督が弟かぁ・・・」


金剛「さぁテートク!言うネー!」


提督「うぐぐ・・・こ、金剛ねぇ・・・」


金剛「ちゃんと聞えなかったデース!」


提督「金剛ねえ!!」


金剛「いい響きねー!」


提督「まぁ金剛ねえに関しては抵抗はないんだけどね」


金剛「watt!?」


提督「だって金剛ねえだろ?」


金剛「そ、ソウデスネー」


霧島「あの金剛お姉さまを黙らせるなんて・・・さすが提督です」


提督「まぁ悩んでる時にいろいろ呼び方考えてたからね。お姉さまじゃ芸がないだろ?」


金剛「そ、それもそうね」


比叡「ねぇ!私は!私は!?」


提督「っうぐ・・・こっちのほうが抵抗強いんだよ・・・」


比叡「いいじゃん!金剛お姉さまは呼んだんだから!私も比叡姉とかでしょ?」


提督「そ、そうじゃないんだよなぁ・・・」


比叡「遠慮しないで!さぁ!」


提督「お前だけうまく呼び方が決まらなかったからテンプレ見たくなったんだよ」


比叡「ごまかさないで!早く!」


提督「なんでこいつこんなテンション高いんだよ・・・まぁ呼んだらテンション下がるだろうけど・・・」


比叡「御託はいいから!!」


提督「わぁったよ。比叡お姉ちゃん・・・」顔真っ赤


比叡「ひゃぁ!?」赤面


提督「だ、だから恥ずかしいって言ったじゃん・・・比叡お姉ちゃんの馬鹿・・・」


比叡「な、何この背徳感・・・提督が・・・あの提督が・・・」ガタガタガタ


比叡「いつも強気で仏頂面の提督が!今は凄く可愛く見える!ねぇ!だきし—--」


榛名「いい加減紅茶が冷めてしまうのでこの話はやめにしましょうか」


比叡「な、なによ榛名!せっかく人が気持ちよ—-」


榛名「勝手は榛名が許しませんので」ジトー


比叡「うぐ・・・こうなった榛名は手が付けられないからなぁ・・・でもお姉ちゃんかぁ・・・いい響きだなぁ・・・」


響「呼んだかい!?」ドアバーン


全員「!?!?」


響「さっきから何度も響、響と聞こえてたから呼ばれたのかと思ったから」


提督「ひ、響ちゃんか・・・いいところに来たね。お茶していくかい?」


響「うん!!」


榛名「ふふ。お姉さまの弟だろうと提督は提督です」


提督「いつものように膝に乗ってくるのね」


響「うん。ここは響の特等席だから」


比叡「そういってるけどいいの榛名?」


榛名「響ちゃんは特別なので」


提督「比叡のクッキーはおいしいし、金剛が入れてくれた紅茶はおいしいし幸せだな」


響「で、さっきは何の話をしていたの?」


その後日が暮れるまでお茶会は続いた


リクエストとは違うけど金剛、比叡を提督が姉呼びした時のリアクションはどうなるのかが気になって早半月

脱線はいつものことながらどうにか落ちが付けれました

本来はもっと長くなるけどさすがにくどいからここまでということで


 秋月型にご飯を食べさせよう! 前哨戦! 


11月某日

大規模作戦前

ある日の鎮守府


提督「なるほど。そんなことになってたのか」


鳳翔「ええ。あの娘たちったら私たちが何を言っても戦闘糧食以外口にしようとしないから」


間宮「そうなのよ。パフェとか用意しても食べてくれないし・・・」


提督「そして困り果てて俺に相談しに来たと」


鳳翔「本当は迷惑をかけたくないのだけれど」


間宮「私たちではこれ以上どうしようもないですから」


提督「鎮守府の台所とも呼ぶ二人が勝てなかった相手に俺は勝てるのだろうか・・・」


鳳翔「でもあの娘達無理してるから一度食べればちゃんと食べるはずだから」


提督「まぁ任せてくれ。負けるとは思うけどやれることはやりたいからな」


間宮「提督。お願いします」


鳳翔「私からもお願いします」


提督「お二人に頼まれるなんて嬉しい限りさ」


榛名「ですが、どうするんですか?」


提督「まぁ肉でも食わせてやるよ。いつまでも戦争という重力に引っ張られてたら見てるこっちがつらいからね」


間宮「お肉ですか。なら私たちが用意しましょうか?」


提督「それもいいが、それだとあいつらは警戒するだろう?」


鳳翔「何度も食べさせようとしてますからね」


提督「まぁ無理やりは俺が嫌だから」


榛名「お肉ですか・・・となると焼き肉ですか?ハンバーグですか?」


提督「んー焼き肉かな。ちょっと近場の焼き肉店に彼女たちを連れてこうと思う」


間宮「私たちは提督の勝利を願って何か甘いものでも作ってますね」


二人は何を材料にするかを話しながら提督室から出ていく


提督「これは骨が折れるな。あの三人だろ?」


榛名「はい。おにぎりとかを食べてる人に焼き肉をいきなり食べさせるのは苦労しますね」


提督「まぁ一人ずつ堕としていけばいいか」


店の予約をしながら提督たちは駆逐艦寮の秋月型の部屋に移動する


榛名「提督。榛名あまりあの娘たちのこと詳しく知らないのですが聞いていいですか?」


提督「そういえばあまり面識なかったな。うちの対空番長は今や摩耶様メインだからね」


<へくち!今名前を呼ばれた気がしたぞ?

<もう摩耶ったら。冷えてきたんだからそんな恰好で外であるかないことね

<カーニバルダヨッ!!


榛名「提督は彼女たちの砲を回収してそのままでしたから」


提督「大規模作戦に出そうにも波や夕立、時雨に雪風がいるしね」


榛名「でも話に聞くと照月ちゃんと初月ちゃんは間宮で何度かご飯を食べているのでは?」


提督「それがな。秋月がそれを聞いて怒ったんだって。この戦時中に貴重な食料を消費するなって」


榛名「可愛そうです・・・確かに戦時中ではありますが今は供給もはっきりとしていて余裕があるというのに・・・」


提督「まぁ長女としていろいろ来るものがあるんだろ」


榛名「ならなおさら食べさせてあげないとですね!榛名、気合い!入れて!行きますね!」


提督「そして次は比叡のセリフを取ると。まぁ彼女たちの部屋の前だ」


榛名「秋月ちゃんたち?いますか?」


榛名はノックをしたのち声をかける


秋月「!?この声は榛名さんですか!?」


中からは慌てる秋月の声が聞こえる

数分後ドアが開く


秋月「ええと・・・何の御用でしょうか・・・?」


提督「榛名。そのままドアを押さえてろ。駆逐艦の力では戦艦には勝てないからね」


榛名「はい」


秋月「うぐぐ・・・動かない・・・て、提督何の御用でしょうか?もう秋月達からとれるものはありませんよ?」


提督「なんかすごい嫌われてるぅ!!まぁその程度なら何のこともないが。今日はお前たちを外食に連れていくことにしたから」


秋月「え?今なんと?」


提督「これは提督命令だ。照月と初月もいるのだろう?」


中に声をかけると眠そうな目をこすってる初月とインナー姿の初月が現れる

提督を見た初月はものすごい速度で姿を消すが


照月「ん~?何の話?」


提督「焼き肉つれてったる」


照月「焼き肉!?え?ほんと!?・・・ぅぅ」


喜ぶ照月を秋月は一にらみで黙らせる


秋月「遠慮させてもらいます。秋月は間に合ってますので」


提督「それはどうかな?後ろの二人の顔を見てみろ。怖がってるが期待のまなざしを俺に向けてるぞ?」


秋月「行くのなら二人とも行って来ていいよ。秋月はここに残るから」


提督「強情な奴だな。榛名」


榛名「少し失礼しますね」


ドアを止めていた榛名はそのまま秋月を抱きかかえる


秋月「ちょ!?何をするんですか!」


提督「にしてもこの秋月信頼度低いな。餌付けしたろ。という建前は置いといて。本音はな間宮さんたちからお前たちの食生活を改善してくれと言われたんだよ」


秋月「それとこれと何の関係があるんですかぁ!離してくださいぃ!」


いくら暴れても戦艦と駆逐艦。その力の差は歴然である

榛名は暴れる秋月のスカートを片手で押さえながら


榛名「ではこのまま車まで移動しましょうか」


提督「まぁ今回は俺の運転じゃなくて憲兵に任せるし、移動中詳しく話してやる」


秋月「逃げないから降ろしてください」


提督「まぁ逃げたところで何かするわけじゃないし」


提督は榛名に秋月を下すよう伝え、榛名は秋月を地面に降ろす


秋月「秋月は食べませんからね?」


提督「無理やりでもいいが、まぁ食べないなら食べないでいいが」


憲兵「提督殿。車の用意ができましたぞ」


提督「ドーモ。憲兵=サン。今回はよろしく頼むな。さすがに俺の車じゃ5人は乗れないから」


憲兵「これもまた仕方ないことです。ではこちらに」


提督たち5人は憲兵に案内される形に車へと移動する



夕立「提督さんたちどこいくっぽい?」


時雨「あの人数だとどこかに行くみたいだね」


夕立「夕立も行きたいっぽい!」


時雨「なら今度は僕らが提案してみるか」


夕立「いいっぽい!夕立かいてんずしっての行ってみたいっぽい!」



青葉「あれはスクープの予感!青葉見ちゃいました」


衣笠「先に行っとくけど青葉」


青葉「き、衣笠さん?なんで電話なんて持ってるの?」


衣笠「榛名さんにすぐ連絡できるように」


青葉「それだけは!それだけはやめて!!」



憲兵「行先は王様の店でよろしいですか?」


提督「せやな。ほかもあるだろうけど。俺が行き慣れてるのはそこぐらいだしな」


憲兵「では20分ほどで到着できます。すでに予約はしてありますが」


提督「お前も食べていくか?」


憲兵「いえ。私は結構です。変な虫がつかないように見張ってますので」


榛名「榛名焼き肉楽しみです!」


照月「て、照月も楽しみだけど・・・」ちら


初月「僕もだよ。でも・・・」ちら


秋月「なんで秋月を見るのよ・・・好きにしたらいいじゃない」


提督「こりゃぁ強敵だな」


憲兵「では、出発しますぞ」


そして6人が乗った車は鎮守府を出発する


 秋月型にご飯を食べさせよう! 総力戦!


憲兵の運転する車で提督たちは街に出かける

目的地は某王様の焼き肉屋


秋月「これが外界・・・鎮守府から出たことがなかったので初めて見ます」


提督「なら焼き肉という文化も知らないだろ?」


秋月「ええと・・・文字のごとく肉を焼くのですよね?ですが・・・」


照月「照月は知ってるよ。網の上に肉を置いて焼いて食べるんでしょ?」


提督「ああ。そして3時間の食べ放題と来た」


初月「っぐ・・・食べ放題か・・・」


提督「好きなだけ食べていいぞ?秋月は・・・いらないんだよな?」


秋月「あ、秋月はご飯だけで大丈夫ですから・・・はい・・・」


憲兵「着きましたぞ。私はここで待っておりますので楽しんできてください」


提督「一緒に来ればいいのに。まぁこの空気には入れないだろうな」


榛名「提督!早く行きましょう!榛名焼き肉が楽しみで仕方がありません!」


提督「そうがっつくなって。言ってくれればいつでもやるのに」


提督たちは憲兵を車に残して店へと入る


店員「いらっしゃいませー。何名様ですか?」


提督「あ~予約してたものですが」


店員「少しお待ちください。ええと提督?様でよろしいでしょうか?」


提督「そのまま予約したのか憲兵の奴。あってますね」


店員「ではこちらに案内しますね」


店員に案内される形で店の奥にあるテーブルに移動する

榛名、提督と座り反対側に秋月型3姉妹が座る


店員「この店に来るのは初めてですか?」


提督「これで4回目ぐらいなので説明はいいです」


店員「ではじきにタブレットが起動しますので注文はそちらからお願いします」


提督は店員が指さしたタブレットを手に取り画面を触っていく


榛名「これでお肉を頼むのですか?難しそうですね」


提督「君は俺のiPhoneを使いこなしてたでしょ。要領は同じさ。飲み物頼むけどなに飲む?」


榛名「私は・・・烏龍茶にしますね」


秋月「あ、秋月も榛名さんと同じので」


照月「コーラとかあるならそれがいいです」


初月「僕は黒烏龍で」


提督「了解っと。肉は俺が適当に頼むからいいよな?」


秋月「秋月はご飯が食べたいです」


照月「照月も何でもいいです。ハラミとかタンとか興味ありますね」


初月「僕はそうだな・・・牛とか豚の肉があるのだろう?そういうのが食べてみたいかな?・・・けど・・・」


秋月「別に秋月のことは気にしないでいいから」


提督「強情な奴め。まぁ君がそれでいいのなら俺は構わんよ」


榛名「提督?それでいいのですか?」


提督「人間空腹には勝てんさ。肉の焼ける匂いに勝てる奴がいるものか」


提督「ロース、ハラミ、タン、ホルモンっと塩と特性ダレにしてあとは飲み物を頼んでっと」


提督は慣れた手つきで料理を注文していく


提督「これだけじゃ足りないからカルビに地鶏そして極厚ステーキを追加注文」


提督「5人前で頼んだがさらに追加で5人前を注文っと」


提督が三回目の注文を終える直前に店員がやってくる


店員「ロース、ハラミ、タン、ホルモンになります。そして飲み物です」


榛名「すごい・・・早いですね」


提督「まぁ慣れてるだろうからね。そしてキャベツサラダを注文してっと」


提督は軽く肩を回したのちトングを手に取る


提督「焼き加減は注文あるか?ないなら俺の感覚で行くが」


照月「すごい・・・なんていうお肉の数・・・」


見る見るうちにテーブルの上に肉が置いて行かれる


榛名「榛名も手伝いますよ?」


提督「助かる。さすがに俺一人じゃ5人分は返しきれない。それに君ならできるはずさ」


提督「まずはホルモン。焼き加減が人の好みになるから先に入れて好きなタイミングでとってくれ。そしたらロースにハラミを投下。後はこれが焼けるのを待つだけだ」


照月「よだれが・・・いい匂いですね」


初月「だな。このキャベツなかなかにおいしいじゃないか。秋月姉さんもどうだい?」


秋月「あ、秋月は大丈夫だから・・・ふ、二人とも好きなだけ食べるといいわ(ああいってしまった手前食べたくても食べれないじゃない!いつも麦飯ばっかだったから・・・この匂いはやばいわ・・・でも!今は戦時中だから・・・)」


提督「片面がある程度焼けてきたらひっくり返してもう片方も焼くと。片方が焼けているからそんな長時間焼く必要はないからっと」


ある程度焼けた肉を提督は適度に全員の取り皿に分けていく」


榛名「ダメだわ。提督の動きが洗礼されてて手の出しようが・・・」


提督「案外行けるもんだな。食べてていいぞ?」


榛名「ですが、この量をさばいていると提督は食べれないのでは?」


提督「まぁな。網がいい感じに温まったから端のほうにステーキを置いて火を通してっと」


榛名「私たちだけ食べるわけにはいきません」


照月「こ、これがロース・・・口に入れた瞬間に・・・やばい・・おいしすぎる・・!」


初月「ハラミというものもおいしいじゃないか・・・!姉さんも食べなよ!」


秋月「あ、秋月は・・・」


提督「すごい葛藤してるな。確かにお前たちが戦っていた時代に肉は貴重品だったと思う。だが、今の世の中悲しいことに捨てるほど肉が出回っているのだ。辛いとは思うが食べてみるといい。そして世の中の見方を変えてみるのがいいとおもう。妹たちを見てみろ。幸せそうだろ?」


照月「おいひい・・・」


初月「箸が・・・止まらない!!」


提督「駆逐艦といえどこの消費量・・・!肉の焼く速度が追い付かない!榛名好きなもの注文してくれ。俺はこいつらの相手で手一杯だ!」


榛名「はい!ではこれとこれとこれを頼みます!」


提督「あれだけあった肉があっという間になくなった・・・だと!?」


榛名「すごい・・・提督がいつにもまして真剣です。あ、ロースの焼き加減が最高すぎて美味しすぎます」


提督「それはよかった。いい感じにステーキが焼けたな。榛名。そこにあるハサミでカットしてくれ」


榛名「わかりました。こうして・・すごい。ステーキが簡単に切れます・・・」


秋月「二人の息がすごいぴったり・・・そして照月と初月たちはおいしそうに食べてる・・・」


照月「照月たちばっか食べてちゃだめだよね!ほら秋月姉さん。口開けて?」


秋月「え?いきなりな・・・もぐもぐ・・・ん・・・!これは!」


戸惑う秋月の口に照月はすかさず肉を放り込む

肉を口に入れられた秋月は一瞬固まったのち


秋月「おいしい・・・おいしいよぉ・・・」


涙を流し始める


提督「どうだ美味しいだろ?いつもの麦飯なんて目じゃないほどに。今日は好きなだけ食べるといい。何度も言うが間宮さんたちが心配してたんだぞ?」


秋月「はい・・・はい・・・!秋月が間違えてました!過去にとらわれてずっと妹たちを縛っていた秋月が!」


涙をふくことなく秋月は満面の笑みを浮かべながら目の前の取り皿に置いてある肉を食べ始める


榛名「すごい・・二人より食べるスピードが速いです」


提督「そんなにがっつかなくても肉は逃げないぞ?咽たらどうするんだ」


秋月「こんなにおいしいお肉食べたの初めてです!・・・んっ!?・・・けほ・・・けほ・・・!」


勢いよく食べていた秋月は肉をのどに詰まらせてしまう


照月「落ち着いて食べようよ・・・ほらお茶」


秋月「ありがとう・・・こんな姉でごめんね・・・」


咽る秋月を見た照月はすかさずお茶を手渡した


初月「いいんだ・・・分かり合えたんだから」


秋月「肉がこんなにおいしいだなんて・・・提督には感謝しきれないわ・・・」


提督「好きなだけ食べるといいさ。それだけじゃ足りないだろ?」


照月「もちのろん!」


 秋月型にご飯を食べさせよう! 主力戦!


初月「僕たちばっか食べてるけど提督も少しは食べたらどうなんだい?」


提督「そうは言ってられない。お前たちの食べる速度も尋常じゃない。が、分かっていたとはいえ榛名はその上を行ってるのでね」


榛名「ひどいですよその言い方は。この味付けのお肉は鎮守府ではそう食べれないので榛名は箸が止まらないだけなのに」


提督「ふふ。たくさん食べてる君もまた美しいよ」


榛名「提督・・・三人が見てるのに・・・あ、榛名いいこと思いつきました!」


提督「次の肉を焼いてっと。これで数分は手が休めれるな」


榛名「提督。口開けてください」


提督「ん?どうした?」


榛名「ほら。開けてください。あーん♪」


提督「んな!?それは恥ずかしいでしょ!」


榛名「これなら提督も食べれますよ?」


提督「は、はは。まいったなこれは。あ、あーん」


榛名「えい♪ふふ。おいしいですか?」


榛名は提督の口に肉を入れる


提督「おいしいっちゃおいしいが君の唾液も含まれてまた違ったおいしさが・・・」


榛名「ふぇ!?は、榛名失念してました!」


提督の口に入れた箸は当然ながら榛名が使っていた箸である


榛名「はぅ・・・榛名恥ずかしいです・・・」


提督「まぁでもこれで肉が食べれることが分かったし。っと肉が焼けてきたか。あとどれぐらい食べれそうだ?」


秋月「そうですね・・・まだまだたくさん食べれます!!」


照月「照月も!」


初月「僕はデザートも食べてみたいからそれなりに・・・かな?」


提督「榛名は・・・」


榛名「榛名ですか?まだまだどころか普通に足りないレベルですが?」


提督「そして俺はそんなに食べてないと。追加もう一周頼む」


榛名「はい!」


そして5人の焼き肉がようやく開始する

提督たちが店に入って二時間が経過する


秋月「もう食べれないわ・・・」


照月「照月甘いものが食べたいです・・・」


初月「アイスクリームがおいしい」


秋&照月「え!?ずるい!」


初月「さっき頼むって言ったよ?」


秋月「聞いてないから!」


初月「そりゃぁ食べるのに集中してたからね」


照月「それにしても二人はすごいですね」


提督「いい感じに腹が膨れてきたな。榛名は?」


榛名「榛名はまだ七分目ぐらいですね」


提督「おいおい・・あれから4週もしたんだぞ?」


榛名「おいしくてつい・・・」


提督「時間は残り30分か。どうする?」


榛名「あと少し食べたらデザート食べたいです!」


提督「了解。軽く注文してあとは焼くのに集中するか」


榛名「榛名ばっか食べるわけには・・・」


提督「幸せそうな君の笑顔を見てるだけでお腹いっぱいさ」


秋月「すごいイチャイチャしてる・・・」


照月「ずるいです・・・」


初月「え?なにがずるいの?」


照月「照月も榛名さんみたいにたくさん食べたかったのに・・・」


秋月「あー・・・そこは駆逐艦と戦艦の差だからあきらめなさい」


提督「よし。これが最後の肉だ。丁寧に育てていくか」


そして時間がたちモニターにラストオーダー10分前の文字が浮かび上がる


榛名「満足です♪」


提督「俺たちだけでこの店の貯蓄を食い荒らしたレベルだな。まぁ食べ放題にしたこいつらが悪い」


榛名「デザートは・・・ソフトがたくさんですね」


提督「そして三人は談笑を始めたか」


提督が肉を焼くのに夢中になっている間に飲み物を頼んだ三人は女子会を始めていた

普段から縛っていたであろう秋月がようやく二人に心を開いたのではないかと提督は思ったのであった


提督「俺たちは俺たちで食べますか」


榛名「はい。まずはすべてのデザートを二人前頼みましょう」


提督「甘いものは別腹ですか」


榛名「ダメ・・・でしょうか?」上目遣い


提督「あー!もう!可愛すぎか!!」


榛名「注文してっと」


注文して一分もたたないうちに頼んだ品が全部やってくる


提督「早い。いや、早すぎるな」


榛名「おいしいです♪」


提督「まぁそうなるな」


榛名「提督もどうですか?」


榛名はスプーンにソフトをすくうを提督に差し出す


提督「俺の前にも同じのあるんだけどなぁ・・・まぁいいや」


提督は差し出されたスプーンを口にくわえるようにしソフトを食べる


榛名「あ・・・」顔真っ赤


提督「恥ずかしいならやめようよ・・・」


榛名「あ、いえ、これは・・・その・・・」顔真っ赤


提督「てかこれならいつも鎮守府でやってるでしょうに」


榛名「そうでしたね。でも、おいしいでしょう?」


提督「まぁね。でも間宮さんの特製ソフトのほうが数倍はうえかな?」


榛名「それは仕方ないことです」


合計9個のソフトを食べるころにはラストオーダーの時間を過ぎていた


提督「よし。帰るか」


秋月「もうそんな時間なのね」


照月「こんなに食べたの初めてかも」


初月「鎮守府に戻ったら間宮さんたちに謝らないとね」


秋月「提督。今日はありがとうございました。二人とも仲直りできました」


提督「いいってこと。また食べたくなったらいいに来い。好きなところ連れて行ってやるから。あー・・・回らない寿司だけはかんべんな」


店員「お会計ですね・・・」


榛名「すごい顔が青ざめてますね・・・」


提督「これもすべてこいつらが悪い」


会計を終えた提督たちは憲兵の待つ車に乗り鎮守府に戻る


憲兵「着きましたぞ」


提督「今回はすまないな。今度また飲もうぜ」


憲兵「ふむ。お互いの時間ができたら、ですがな」


榛名「前々から思っていたのですが二人は古い付き合いなんですか?」


提督「古い友人ってやつさ。まさか提督になって会うとは思わなかったがな」


憲兵「ですな。では私は仕事があるのでこれにて」


提督「ありがとな。んじゃ秋月達を部屋に送り届けたら俺たちは休むとするか」


その後三人を部屋に送ったのち提督たちはその日の仕事を片付けて自身の部屋に戻る

後日間宮さんたちからお礼を言われたのとその日以降三人が間宮。居酒屋鳳翔に顔を出すようになったことを伝えられる

そしてそのあとの大規模作戦では今回の作戦が功を期したのか秋月型が投入され戦果を挙げたのだった


夕立「夕立かいてんずしっていうのにいってみたいっぽい!」



年末の大掃除 


2016年 年末


提督「今年もあと少しで終わりか・・・」


榛名「はい。今年はいろんなことがあって榛名、忘れられそうにないです」


提督「榛名と一緒に群馬に行って中を深めたでしょ?」


榛名「それ以上のことをしましたよ?ふふ」


年末ということもあって二人は思い出話に花を咲かせ始める


提督「あ、ああ・・・普段の可憐な君からは想像もできないほど乱れてたね・・・」


榛名「そ、それは・・・提督が激しかったから・・・榛名は・・・」


提督「まぁ一線を越えようとしなかった俺が悪かったわけであって。そのおかげかさらに仲良くなれたわけだし?」


榛名「はい。榛名も勢い余って皆がいる目の前で提督と一緒に寝たいって言ってしまいましたし」顔真っ赤


提督「あれは本当に驚いたよ。戦争でも起きるんじゃないのかと思ったぞ?まぁ君の圧に勝てる奴がいなくて戦争にはならなかったけどさ」


榛名「榛名はただあなたと一緒にいたかっただけですよ?」


提督「今では俺の部屋は君と一緒に過ごす空間になったしさ」


榛名「たまに掃除をしても提督の部屋はどんどん汚くなっていきます・・・」


提督「これでもきれいにしてるよ?」


榛名「これのどこが綺麗にしてると?」じとー


榛名は提督の机の上を指でなぞり埃の山を提督に見せつける


提督「は、はは・・・手厳しい・・・」


榛名「機械類は榛名にはわからないのでそちらの掃除は任せます」


提督「ほんと君には迷惑をかけてばっかだね」


榛名「いいんです。榛名はやりたいことをやっているだけなので」


榛名「提督の机も榛名がお掃除します」


提督「引き出しはやめてくれ」


榛名「引き出しの中も、きちんと整理しておきますので、お任せ下さい!」


提督「あー」


提督無言のカバーアクション


榛名「……え、提督? ……あの、ひきだ……提督?」


榛名が提督の机の引き出しに手を伸ばすと提督がそれを阻む

その攻防が数回繰り返される


榛名「何かやましいものが入っているのですか?榛名というものがありながら」ジトー


提督「そ、そんなもんじゃないよ。この中はさ?プラモ作ったりするときの道具とか近場に置いときたいアイテムとか全部入っているからさ。配置とかを変えられると困るのよ」


榛名「そうですか・・・提督ちょっといいですか?」


提督「どうした?」


榛名「掃除機を取ってきてもらえますか?榛名は今から雑巾などの道具を準備するので」


提督「まぁ大掃除になるだろうからね。任された」


提督は掃除機が置いてある別室に移動する


榛名「今です!!」


提督が出て行ったのを確認した榛名は素早く机の引き出しの中身を見る


榛名「え・・・これって・・・」


榛名が中身を見て固まっていると提督が掃除機を持って戻ってくる


提督「あーそんなこったろうとは思ったぞ?」


榛名「これは・・・」


榛名は中に入っていたアルバムを手に取って中を開く

アルバムには榛名との思い出の品や写真が入っていた


提督「俺の秘蔵のアイテムが・・・君との出会いからこれまでのことを全部記録してそこにしまってあったのに・・・」


提督「恥ずかしいからあんまり見ないでくれ・・・」


榛名「提督・・・榛名感激です・・・」


アルバムの中には初めて榛名と会った日からの出来事が全部ノートに書いてある

それ以外にも提督がカメラをもって榛名を映したものや榛名と一緒に行った場所などの記録写真などがぎっしりと詰まっている


提督「君に初めて会って一目惚れした時からずっとそれを書いててね。結構俺の本音とか書いてあるから見られたくなかったんだよなぁ」


榛名「ふむふむ。「初めて榛名に会った時俺は胸を打たれた。体に電撃が走り一目見ただけで惚れたというのが分かった」ですか」


提督「やめてぇ!」


榛名「次は…「五月雨と話をして榛名を秘書艦にすることが決定した。あんな美少女と一緒に仕事できるとか夢にも思わなかった」ですか」


提督「あ・・・あ・・・」


榛名「たくさん書いてありますね提督。「五月雨を失った俺の心の傷を榛名が癒してくれた。彼女もつらいはずなのにそれでも・・・」この辺りはしわしわになっていて読み取れないです・・・」


提督「もうやめない?」


榛名「榛名はこれをずっと読んでいたいです。「今日、榛名に告白した。デリカシーも流れも何もない最低な告白の仕方だった・・」「今度場を改めてちゃんとした告白がしたいです・・・」」


提督「・・・あ、は」


榛名「提督はこんなことを思いながら榛名と接していたのですね。「なんか本部から指輪が届いた。緊張で頭が回らない」「今さっき榛名に指輪を渡してきた。一生懸命考えた流れをことごとく壊されてパニックになったけどどうにか渡すことができた」「こんな俺だけど彼女は付いて来て来るかな・・・?」」


提督「もうどうにでもなっちゃえ!!」


響「なんか面白いことになってるね」


偶然、部屋の前を通りかかった響が話に参戦する


榛名「あら響ちゃんですか。響ちゃんもこれ見ますか?」


榛名は響を手招きし、響とともにアルバムに目を通し始める


提督「おう・・・よりにもよって響ちゃん」

 

響「すごいね。面白いことがたくさん書いてある。それにこれは私がおとうさんに渡した二人を描いた絵まである」


提督「まぁ記録だからね」


榛名「これは榛名の写真・・・」


榛名はアルバムに入っていた写真を手に取る

そこには雪の中可愛い笑顔を向けた榛名が映っている


提督「あーそれか。君の自然な笑顔を取った1枚だね」


提督は榛名の後ろに立ち写真を眺める


榛名「確かこれを撮られた榛名は驚いてバランスを崩してしまって・・・」


提督「それを俺が身を挺して庇ったんだったな」


榛名「その時のけがが原因で群馬で一泊することになったんですよね」


提督「原因とか言わないの。今の君との関係もその事故から成り立ってるんだからさ」


響「ん?どういうことだい?」


榛名「だ、ダメです!響ちゃんにはまだ早すぎます!!」


提督「まぁここからは大人の領域さ」


響「こう見えても私は大人なのだが?」


提督「体はまだまだ幼いのよ」


響「すごい勢いでセクハラされた」


榛名「これは温泉施設ができたとき。正確には榛名の進水日のお祝いの時の集合写真ですね」


提督「懐かしいものが出てきたな。これが4月でそのあとの大規模作戦でポーラにアイオワ、アクィラ、水無月、山風、コマンドー、サラトガと一気に増えたんだったな」


榛名「この日以降榛名は提督と一緒ですもんね」


提督「流石に一人用のベットに二人で寝るなんて狭いけどね」


榛名「ですが、榛名は提督の体温を感じられて幸せです♪」


提督「理性を保ち続ける俺の身にもなってよ」


榛名「別に榛名はいつでも大丈夫です!!」


提督「かなりの速度で搾り取られるから控えてほしいんだがね」


榛名「それでも榛名は大丈夫です!」


提督「まぁ今じゃ響ちゃんも一緒に寝てる日が多いんだけどね」


榛名「流石に一人用のベットでは手狭なので布団を引いて三人一緒に寝てますからね」


提督「いっそ響ちゃんもここで一緒に暮らす?」


響「私がおとうさんのところに行くのにどれだけ暁たちにうそをついてると思うんだい?」


響「初めはお酒を飲んでくるからと言って一泊して。次は映画見てくるって言って一泊して。いい加減ネタが切れそうだよ」


提督「響ちゃんは俺たちと寝たくないの?」


響「響はおとうさん達と一緒の布団で寝るのは嫌いじゃないから」


榛名「あ、響ちゃんのことも書いてありますね「響ちゃんを娘として迎え入れることができた。おとうさんと呼ばれるのはまだ慣れなくてこそばゆいけど響ちゃんが可愛いから問題ない。これで彼女が報われてくれればいいのだが・・・」・・・」


提督「あとでいくらでも読んでくれて構わないから掃除始めない?」


響「掃除なら私も手伝うぞ」


提督「なら響ちゃんは榛名を手伝ってやってくれ。俺はPCのオーバーホールにフィギュアの埃取りに細かい作業をやっていくから手は足りてるのよ」


榛名「ほかにもたくさん入っていますが引き出しの中は提督に任せます」


榛名「響ちゃんは寒いと思いますが雑巾で机の上の掃除をお願いしますね。榛名は掃除機で部屋の掃除をしたのちにごみを片付けるので」


響「了解したよ。冷たいのには慣れっこさ」


三人はそれぞれの仕事をこなしていく

短いようで長かった一年がじき終わりを迎える

いろんなことがあったが三人はより深い中で結ばれることとなった


これにて2016年最後の更新となります

なんだかんだ言って10か月で20万文字以上打ってることになりますが楽しめているでしょうか?

ここまで読んでいるということはそういうことです

来年も飽きるまではずっと更新していくのでこんなSSですが来年もまたよろしくおねがいします!!

2016年12月末日



新年あけましておめでとうございます


2016年12月31日

時刻は22時を回っている


第六駆逐隊の自室にて


雷「響?こんな時間にどこ行くつもり?」


響「おと・・・提督のところさ」


電「響ちゃんはここ最近毎日司令官さんのところに行ってるのです」


響「彼に呼ばれてるからね」


雷「それって不倫ってやつ?」


響「違うよ。はぁ・・・」


暁「響?ため息なんてついたら幸せが逃げちゃうよ?」


響「いつまでも隠し通せる自信はないな。みんなこれから話すことはかなり重要なことだから言いふらしたりしたらダメだよ?」


電「な、なにを話すのですか?」


響「私は提督の娘になったの」


三人「!?!?」


響「おとうさんといろいろあってね。榛名さんにも了承は取ってるから」


雷「も、もしかして最近帰りが遅かったのも!?」


響「そう」


電「はわわわ・・・す、すごい重大なことなのです」


響「本当はもっと早くに伝えたかったのだけれどうまく言葉にできなかったんだ・・・ごめんね」


暁「ふ、ふーん。響が幸せなら暁は別に怒らないわよ?」


響(あー涙目になってる。そんな暁がすごい可愛い)


響「何度も言うけどこれは言いふらしたりしたらダメだからね?」


雷「わかってるわよ。響のお願いでしょ?」


電「なのです!」


暁「ま、まかせなさい!」


響「もし言いふらしたりしたら・・・」


三人「し、したら?」


響「暁がお布団に世界地図を書いてるって私も言いふらすから」


暁「んな!あ、暁はれでぃーだからそんなことしないもん!!」


響「それはどうかな?私は知ってるよ?一昨日・・・」


暁「もうやめ!!ぜっっったいに!言いふらさないから!!」


電「響ちゃんは司令官さんの前でもっと恥ずかしいことしてるなんて言えないのです・・・」


響「電?ちゃんと聞えてるからね?」


電「は、はわわわ・・・ご、ごめんなさいなのです」


響「本当はみんなと一緒に年を越したかったけど今年は提督たちと一緒に超すことにしたから」


雷「いいんじゃない?どうせ私たちは年を越す前に寝ちゃうんだし」


暁「あ、暁は子供じゃないから・・・寝落ちなんて・・・」


電「暁ちゃんは早いのです・・・」


響「それじゃ私は行ってくるね。よい年を」


三人「良い年を」「なのです」



提督の自室にて


響「来たよ」


提督「響ちゃんか。入っていいよ」


ドアをノックして外から響は提督に声をかける」


響「寒い・・・」


廊下を歩いてきた響はそのままコタツに入って暖をとり始める


提督「今年もあと少しで終わりだな」


榛名「はい。今年はいろいろなことがありましたがもう終わりですね」


榛名はキッチンでゆでた蕎麦の湯を切りながら提督の問いかけに応える


提督「新しい年になると毎回思うのは年齢が一つ上がるってことなんだよね」


コタツで丸くなっていた提督は立ち上がり三人分の食器を準備する


響「提督でもそんなことを考えるんだね」


提督「別に今はお父さんって呼んでくれてもいいんだよ?」


響「そうだったね。おとうさん」


榛名「ふふ。響ちゃんもようやくって感じですね」


榛名は準備ができたそばを器に盛りつけていき年越しそばが完成する


提督「待ってました。榛名が作る蕎麦がまたおいしいんだよ」


三人は器をもってコタツに座る


提督「去年は二人だったのに今年は三人か。このコタツも大きいとは言えないけどさすがに三人は狭く感じるな」


響「響はおとうさんとおかあさんのぬくもりを感じられてうれしいよ?」


提督と榛名は向かい合うように座りその間に響が座る


榛名「ですが、響ちゃん。第六駆の皆はいいんですか?」


響「暁たちか。まぁ少しずつだけど響たちの関係を話していっているんだ。みんな渋々だけど納得させてきたんだ」


提督「話していったのか。雷電たちはある程度理解するだろうけど、暁が言いふらしたりしないか?」


響「そこは私もくぎを刺してあるさ。言いふらしたら暁がおも、おっとこれは彼女の尊敬にかかわることだ。やめておくよ」


<あの人の頭も光ってるんです!


提督「榛名に似たのか元々なのか黒いところあるよね響ちゃん・・・」


榛名「榛名は全然黒くはありませんよ?」


<お前は顔が光っているんだよ


提督「見た目のことじゃないんだよなぁ・・・」


年越しそばを食べながら話をしていると新年まであと30分を切っていた


提督「あと少しか」


榛名「流石に今日は夜に叫ぶおバカさんはいないみたいですね」


提督「さっきそばを作ってる時に遠くで鈍い音がしてたぞ」


榛名「あら。ですが、年は越せるみたいですね」


響「~~♪」


提督「で、響ちゃんはいつものように俺の膝に入ってくると」


コタツであぐらをかいていた提督の膝に響がいつものように潜り込んでくる


響「別にいいじゃん。ここは響の特等席だよ?おとうさん」


響は頭を回して提督の顔を下からのぞき込んでくる


提督「まぁいいんだけどさ。榛名はそれでいい?」


榛名「ええ。榛名は提督が響ちゃんに手を出さなければすべてを了承します」


響「ふふ。だってさ。おとうさん。けど響のお尻に固いものが当たってるよ?」


提督「いじめか。まぁ手を出すつもりはないけど・・・」


提督は響をそっと抱きしめる


響「っきゃ」


突然のことに響は顔が真っ赤になる


提督「手は出さない。抱きしめはするけど」


榛名「はぁ・・・まぁいいでしょう。榛名もいつもやっていますから」


提督「響ちゃんはやわらかいねぇ。小さくて力を入れたら壊れそう。守ってあげたくなるタイプだよ」


響「そんなことを言ってると榛名さんに、おかあさんに怒られても知らないよ?」


榛名「別に榛名はこの程度で取り乱したりはしません。ただ・・・ですけど。ふふ」


小さく笑う榛名


提督「まぁその時は俺も付き合うさ」


榛名「提督は榛名のものですから。響ちゃんには渡しません」


提督「ものって・・・」


響「でもおとうさんは響にとってはおとうさんだよ?」


榛名「ええ。それ以上は渡さないということです」


提督「俺はどっちも愛したいんだけどなぁ・・・」


提督「ただ。俺の嫁は榛名だし。響ちゃんは娘だし。そこははき違えないさ」


榛名「もうじき年越しの時間ですね」


三人でわいわいしていると残り5分になっていた


提督「今年一年ありがとな。こんな俺だけどまた来年もよろしく」


榛名「はい。榛名は提督のために全力を尽くします」


響「ひ、響もやれることをやるよ」


提督「無茶な命令を出すかもしれないが付いて来てくれるか?」


榛名「誰に言っているんですか?榛名は提督に一生ついていくつもりですよ」


提督「ほんと君でよかったよ」


響「響もついていくよ」


提督「この一年で榛名と深い関係に慣れたし響ちゃんは娘になってくれたし。うれしい限りだ」


そして時計の針がすべて上を向く


提督「新年だな。まぁこれと言って変わることもないけど」


榛名「明日の朝は忙しいですよ?」


提督「新年のあいさつに駆逐艦の娘達にはお年玉だろ」


榛名「初詣も行かないとですね」


提督「年が変わっても俺たちがやることは何も変わらない。深海凄艦を倒して平和を取り戻すだけだ」


榛名「そのために榛名たちは全力で戦うことになります」


響「でも、おとうさんと一緒なら負けることはないから」


提督「ああ。一緒に暁の水平線に勝利を刻むまで頑張るぞ!」


二人「おー!」



新年あけましておめでとうございます。皆様はどうお過ごしでしょうか?

私は何をすることなく家に引きこもってました

こんなSSですが今年もまたよろしくお願いします


 それぞれの一日 青葉編


朝日が眩しい・・・


青葉「ん・・・もう朝か・・・」


また榛名さんに破壊された機械を直しているうちに寝てしまったんだ


青葉「今は・・・マルナナヨンマルか」


青葉「今日も青葉は元気に取材・・・じゃない。情報収集しますか」


最近榛名さんに機材を壊される頻度が上がってるのだけれどなぜか原因が思い出せないのです


衣笠「はい。おはようございます。青葉ですか?」


自室から衣笠との共同スペースに出たら衣笠が電話をしていますね

たぶん榛名さんと通話をしているであろう衣笠が私のほうを向きながら話を続けます


衣笠「今起きてきたところですね」


衣笠「はい。今日も監視ですか?彼女、もう懲りてると思うのですが」


ここ十日間毎日この会話を聞いている

私としては取材がまともにできないからいい加減やめてほしいのにね


青葉「衣笠さん?相手は榛名さん?」


衣笠「わかりました・・・何かやっていたら報告しますね・・・」


話が終わったのか衣笠は受話器を置いて私のほうを向いて答えてくれる


衣笠「青葉?いい加減榛名さんと提督のことを付け回すのやめない?」


青葉「付け回すなんて人聞きの悪い。青葉はただ二人の関係をもっと深く知りたいだけであってですねぇ」


そう。私は二人がどこまで親密なのかを知りたいだけなのだ

なぜだろう?記憶に靄がかかっていて思い出せないところがある気が・・・


衣笠「榛名さんから毎日電話が・・・それに答える私の身にもなってよ」


青葉「でも衣笠は電話に応えてるだけでしょ?」


衣笠「そうだけどさ・・・声のトーンが・・・その・・・」


青葉「あ~なんかわかりますそれ・・・」


衣笠「わかるんだったらやめてよね」


青葉「それはそれ。これはこれです」


今日も日課の盗聴・・・じゃない。仕事に行きますか


衣笠「どこか行くの?」


私が部屋から出ようとすると衣笠が止めてきます


青葉「ちょっと野暮用を」


衣笠「言い忘れてたけど青葉」


青葉「な、なんでしょう?」


衣笠「あなたもう常に榛名さんに見張られてるって思ったほうがいいわよ」


青葉「えぇ!?どういうこと!?」


衣笠「それは自分の胸に聞くことね」


青葉「青葉は普通のことをしてるだけですが?」


衣笠「念のために榛名さんに連絡―――」


青葉「やめてください死んでしまいます」


衣笠「嘘よ」


青葉「まったくもって嘘に聞えなかったのですが」


正直見張られている気は常にしているから私は気にしません

この時間だとお二人は提督室で執務を始めてるのではないでしょうか?

時刻:マルハチマルマル


青葉「今日の鎮守府は平和かな?青葉取材してきますね!」


衣笠の制止を振り切って私は取材に行きますね!


青葉「このまま提督室に行くと怪しまれるし・・・どうしたものか」


響「む?青葉さん。どうかしたの?」


青葉「っげ。響ちゃんですか」


響「今の“っげ”。はなに?」


青葉「な、なんでもないですよ?そんなことより響ちゃんはこれからどこに行くんですか?」


私の記憶が正しければ響ちゃんと提督たちに何かがあったのは間違いないです

詳しいことがまたしても靄がかかって思い出せませんが


響「今から提督たちのところに行くんだ」


青葉「ふむ。そういえば毎日行ってましたね」


響「まぁね」


響ちゃんから聞き出せば・・・いややめておこう


青葉「青葉はこれから今日の見出しになるネタを探しに行くところです」


響「毎日大変だね。新聞を作るの大変でしょ?」


青葉「ええ。大変ですよ?ですがそれが青葉の使命ですから」


ここ十日間は6時間ほど一日の記憶がないけどそれでも私は新聞を作ることを休んだことはないのですから


響「っといけない。あんまり遅いと二人を心配させちゃうからもう行くね」


青葉「いってらっしゃい」


行ってしまった。もっと聞き出したかったけど無理そうですね


青葉「今日も取材しますか」


鎮守府にある隠し部屋に入って私はいつものように情報を集めることにします


青葉「さてさて。今日も面白いネタはあるかな?」


盗聴器の電源を入れてダイヤルを回していく

これは金剛型の部屋か


比叡「お姉さま?このタイミングでこれを入れてですね」


金剛「ふむふむ。わかったネー」


比叡「火を弱火にして5分煮るんです」


今日も比叡さんに料理を教わっているんですね

ネタにしようにもこれは黙っておいたほうがいいものです


青葉「まぁ青葉が狙っているのは提督たちの会話なので」


ダイヤルを提督室に合わせて盗み聞きを始めます


提督「今日も平和に終わってほしいな」


榛名「はい。青葉さんが何もしなければ平和です」


今日も私のことを話しています


提督「そろそろ響ちゃんが来る頃だな」


榛名「はい。・・・?」


提督「どうした?いやまて・・・」


なんでしょう?音が少し遠くに・・・?


榛名「・・・で・て・・・はい・・・」


提督「ま・・・こり・・・はぁ・・・」


なんか嫌な予感がします


榛名「提督すみません。榛名、野暮用を思い出したのでちょっと出かけてきますね」


これ絶対やばいやつです

ですがここは簡単には見つからないはずです


提督「今日は・・・二階の四番目の部屋が怪しいと思う」


え?今なんて?


榛名「ですね。電探もそこを指してますし」


電探?なんで?いや・・・さっき衣笠が見張ってるって・・・

そういうこと!?


響「あれ?おかあさんどこかいくの?」


お、おかあさん!?!?

どういうこと!?


榛名「ちょっと悪さをする娘を痛めつけに」


響「懲らしめるんじゃなくて痛めつけるんだね」


提督「あいつもほんと懲りないやつだ」


あ~たぶん私の場所もうばれてるんだろうな

逃げなきゃ


青葉「榛名さんがここまで来るのにかかる時間は2分。十分逃げれる!」


「何処に逃げるんですか?」


扉から声が聞こえる


青葉「え・・・」


扉がゆっくりと開き笑顔の榛名が入ってくる


榛名「何処に逃げるんですか?」


青葉「ええとですね・・・」


脱兎!最後のガラスをぶち破ってでも私は逃げます!たとえ逃げ切れなくても逃げます!!


榛名「ダメですよ?鎮守府の備品を壊しては」


あぁ・・・ガラスを破る手前で捕まってしまいました・・・


榛名「はぁ・・・これで連続10回目ですよ?いつになったら懲りるんですか?」


青葉「10回目?おかしいですね。青葉はこれが初めてに感じますが」


榛名「またそれですか・・・まぁ本人が記憶を封印していては思い出したくても思い出せませんし」


榛名さんは何を言っているんですか?


榛名「仕方ないですね。頭は忘れていても体は覚えています」


榛名さんは私を捕まえたまま連行していきます


青葉「ど、どこに行くんですか?」


榛名「どこですかねぇ。お仕置き部屋ですかね」


寮を抜け広場を抜けました

その間も私は抵抗していました


榛名「何度も言いますが戦艦である榛名に力で勝てると思っているのですか?」


青葉「あはは・・・思ってます!!」


そして暴れる私の両手足を榛名さんは無慈悲にも縄で縛ってきました


青葉「ミノムシ・・・」


そして私は工廠の端まで連れてかれました


青葉「おかしいです・・・初めて見るはずなのに何度も見た気が・・・」


榛名「これで連続10回目。合計で36回目ですからね」


青葉「え・・・」


榛名「青葉さん知ってますか?人というのは耐えきれない恐怖などは記憶の奥底に封印してしまうみたいなんですって」


青葉「それとこれと何が・・・?」


榛名「つまりはですね。青葉さんは“何度も同じこと”を繰り返してここで罰を受けて記憶をなくしているんです」


榛名さんは何を言っているのでしょうか。青葉はこれが初めて・・・は、じめて?


榛名「面白いですよね。口では知らないといっても体は覚えているんですから」


なんだろう・・・この体の奥底から湧き出てくる・・・恐怖は・・・


榛名「まぁいいでしょう。この扉を開ければいやでも思い出します」


そういうと榛名さんは倉庫の端の扉を開けた

そこは地下へと続く階段がありました


青葉「あ、はは・・・なんだろう。すごい怖いのですが・・・」


榛名「じきにその恐怖もなくなります」


榛名「だって“また”このことを忘れてしまうのですから」


榛名さんが一歩一歩階段を下りるたびに私の記憶の靄が晴れていきます

え・・・この記憶は・・・


榛名「震えてますね。漏らすのだけはやめてくださいね。榛名の服がけがれてしまうので」


体が震える・・・凍えていく・・・思い出したかったはずなのに思い出したくない!!

怖い・・・怖い!!


榛名「暴れてもいいですが階段に投げ捨てますよ?」


青葉「ひぃ・・・」


階段を下りた先には扉があります

なぜでしょう。あの扉を開けたらもう戻れない気がします


榛名「“今日”の青葉さんはどんな悲鳴を聞かせてくれますか?」


そういった榛名さんは扉をあけました

そこで青葉の記憶はなくなりました


目を覚ました青葉は工廠の椅子に座ってました


青葉「あれ?ここは・・・?」


おかしい。榛名さんにつかまった後の記憶が・・・あれ?私は榛名さんに見つかってから何をしていたんだ?

時刻はヒトナナマルマル


青葉「最後に時計を確認した時がマルハチマルマルでした。九時間の記憶がありません・・・」


隠し部屋に入った後の記憶もなくなりました

なぜでしょう。思い出そうとすればするほど思い出せなくなります


青葉「まぁいいでしょう。それよりも明日の記事を書かなければ!!」


その後私は鎮守府を走り回ってネタをかき集めました


青葉「ふぅ・・・今日も何とか記事が作れました・・・」


時間はフタフタマルマルを回ってます


青葉「それでは壊れた機材を確認して修理しますか」


隠し部屋を回り壊れた機材を手に自室に戻ります


衣笠「こんな時間にどこに行ってたの?はぁ・・・」


部屋に戻った私を見た衣笠がため息を吐きました。幸せが逃げちゃうぞ?


衣笠「これは明日も榛名さんにどやされそうね・・・」


青葉「なにがですか?」


衣笠「また記憶が・・・ほんとあんたは何をやっているのよ・・・」


記憶?今日の記憶がないことと関係しているのでしょうか?

まぁいいです。そんなことより壊れた機材を修理しなければ

そして明日こそは抜け落ちた記憶の謎を解き明かさなければ!

そのあと私は修理中に寝てしまったようです



 それぞれの一日 榛名編


朝です。時刻はマルロクヨンマルです


榛名「提督は・・・まだ寝ていますね」


提督を起こさないように榛名は布団から出てキッチンに向かいます


榛名「今日は和食と洋食どちらを食べるでしょうか?」


念のためにご飯を炊いてパンを焼く準備をしましょう

提督は朝のコーヒーがないとシャキッとしないのでコーヒーの準備を怠ってはいけません


榛名「よし!朝食の準備が終わりました。後は提督が起きるのを待つだけです」


提督はいつも7時前後に目を覚ますので起きるのを待つだけです

はぁ・・・提督の寝顔・・・

眠れる王子は姫の口付で目を覚ます・・・でしたっけ?

流石に私もそんなことはしませんよ?

カーテンを開けて朝日を入れましょう


提督「ん・・・朝か・・・・」


榛名「提督おはようございます」


提督「おはよう。今日も早いね。今日こそは俺が朝食のを作ってやろうおもったのに」


榛名「提督は疲れているんですから。ここは榛名にお任せください」


提督「毎日すまないね。ほんと君がお嫁さんで助かるよ」


榛名「榛名はできることをしているだけです」


提督「というと和洋ともに準備してあるのかい?」


榛名「ええ」


提督「そこまでしなくてもいいのに。ふむ。今日の気分は洋かな」


提督が着替えを済ませる間に食卓にご飯を並べます


榛名「パンを焼いて・・・バターとジャムを準備して」


コーヒーもタイミングがいいですね

私は紅茶を入れてっと


提督「よし。食べますか」

 

今日も軍服が似合ってます


提督「榛名の愛に感謝していただきます」


榛名「はい。いただきます」


そのあとは他愛もない話をしたのち食器を洗いおにぎりを握って提督室に行きます


提督「っといけない。忘れるところだった。榛名おいで?」


部屋から出るときに思い出したように提督が手を広げて榛名を招きました


榛名「提督♡」


日課になってますが私はこれがうれしくていつも飛びついてしまいます


提督「ほんと君はかわいいよ」


榛名「榛名感激です。そういう提督は凄いかっこいいです!」


提督「よしてくれ。照れるだろ」


提督の匂い・・・すぅ・・・はぁ・・・・たまりません

5分ぐらいですか?ずっと抱きしめてくれました


提督「このまま30分ぐらい抱きしめてたいけど仕事しなきゃ」


むぅ・・・これで終わりですか


榛名「ですね。今日は遠征の管理とほかは何をするんですか?」


提督「そうだな。装備の回収に補給艦狩りぐらいかな」


榛名「また潜水艦の娘たちが・・・」


提督「まぁそうはいっても働くときは3時間連続になるけど俺が指示出さなければ1年中ずっと暇するんだぞ?」


榛名「それもそうでしたね。大規模作戦まで残り少しですから少しでも多く稼いでおきたいですね」


提督の自室と提督室は二つしか部屋が離れてません

移動するのにはそんなに時間がかかりません

時刻:マルハチマルマル


提督「今日も平和に終わってほしいな」


榛名「はい。青葉さんが何もしなければ平和です」


提督「そろそろ響ちゃんが来る頃だな」


榛名「はい。・・・?」


この気配・・・盗聴器がまだ生きてたんですね


提督「どうした?いやまて・・・」


榛名「提督こちらに」


青葉さんに聞えないように提督を部屋の端に招きます


提督「おう」


榛名「青葉さんが盗聴器をまた使ってみてるです」


提督「またか・・・ほんと懲りないやつだな。はぁ・・・」


これはまたお仕置きが必要みたいですね


榛名「提督すみません。榛名、野暮用を思い出したのでちょっと出かけてきますね」


提督「今日は・・・二階の四番目の部屋が怪しいと思う」


榛名「ですね。電探もそこを指してますし」


私の電探は青葉さんを探知できるように改造してもらってますから

どうしてですか?彼女が悪さをするからです


響「あれ?おかあさんどこかいくの?」


私が部屋から出ようとしてたら響ちゃんがやってきました


榛名「ちょっと悪さをする娘を痛めつけに」


響「懲らしめるんじゃなくて痛めつけるんだね」


提督「あいつもほんと懲りないやつだ」


榛名「では行ってきますね」


彼女がいる場所までは普通に歩いて2分

けれど彼女のことですから全力で逃げ出すはずです


榛名「すぅ・・・壊れないように最大速度で・・・」


床が壊れないように全速力で向かいます


榛名「ここが青葉さんがいる部屋ですか」


「榛名さんがここまで来るのにかかる時間は2分。十分逃げれる!」


榛名「どこに逃げるんですか?」


部屋の中から青葉さんの声が聞こえました。ここで合ってますね


「え・・・」


ドアに鍵が・・・あら。壊れてしまいました


榛名「どこに逃げるんですか?」


ドアを開けてもう一度言います。彼女はこの流れだと窓に向かって突撃するはずなので


青葉「ええとですね・・・」


走り出しました。でも私の前では止まって見えますよ?

首根っこを捕まえてっと


榛名「ダメですよ?鎮守府の備品を壊しては」


過去に3回ここのガラスを割られているのでこれ以上割らせるわけにはいきません


榛名「はぁ・・・これで連続10回目ですよ?いつになったら懲りるんですか?」


連続10日間毎日この流れをやられる私の身にもなってください


青葉「10回目?おかしいですね。青葉はこれが初めてに感じますが」


榛名「またそれですか・・・まぁ本人が記憶を封印していては思い出したくても思い出せませんし」


榛名「仕方ないですね。頭は忘れていても体は覚えています」


また忘れてしまったのですか。思い出させても忘れてしまうのはほんと大変ですよ


青葉「ど、どこに行くんですか?」


榛名「どこですかねぇ。お仕置き部屋ですかね」


毎日お仕置きしているとなんか変なものに目覚めそうで怖いです・・・後で提督にたくさん抱きしめてもらいたいです

むぅ。抵抗してきます


榛名「何度も言いますが戦艦である榛名に力で勝てると思っているのですか?」


青葉「あはは・・・思ってます!!」


こうも暴れられては疲れてしまうので縄で縛りますか

両手足を縛って・・・ついでに首でも・・・やめておきましょう

提督の仕事を増やすわけにはいきません


青葉「ミノムシ・・・」


目的地まではあと少しです


青葉「おかしいです・・・初めて見るはずなのに何度も見た気が・・・」


榛名「これで連続10回目。合計で36回目ですからね」


青葉「え・・・」


榛名「青葉さん知ってますか?人というのは耐えきれない恐怖などは記憶の奥底に封印してしまうみたいなんですって」


青葉「それとこれと何が・・・?」


榛名「つまりはですね。青葉さんは“何度も同じことを繰り返して“ここで罰を受けて記憶をなくしているんです」


榛名「面白いですよね。口では知らないといっても体は覚えているんですから」


調教を始めてすぐに思い出しては泡を吹くまでが一連の流れです


榛名「まぁいいでしょう。この扉を開ければいやでも思い出します」


青葉「あ、はは・・・なんだろう。すごい怖いのですが・・・」


榛名「じきにその恐怖もなくなります」


榛名「だって“また”このことを忘れてしまうのですから」


忘れるたびにこれを繰り返しますよこの人


榛名「震えてますね。漏らすのだけはやめてくださいね。榛名の服がけがれてしまうので」


前に一度やられたことがあるんですよね・・・

その時は怒りでレベル2から始めたら1時間で失神しましたっけ

3時間は起きなかったんでしたよねあの時


榛名「暴れてもいいですが階段に投げ捨てますよ?」


多少痛めつけても最後は高速修復材のプールに投げ捨てるので問題ありません


青葉「ひぃ・・・」


ようやく黙りましたか


榛名「“今日”の青葉さんはどんな悲鳴を聞かせてくれますか?」


そのあとは・・・まぁすごいことになりましたよ

高速修復材のプールに投げ捨てた青葉さんが回復するのを待って服を着せて工廠の椅子に投げ捨てて私は提督室に戻ります


榛名「はぁ・・・ただいま戻りました」


提督「お疲れ様。今日は3時間・・・ずいぶんかかったな」


榛名「彼女が思い出すまでに時間がかかりまして・・・・」


提督室に戻った私を提督は優しく出迎えてくれました

案の定響ちゃんは提督の膝の上です


提督「昼飯は食べたのかい?」


榛名「いえまだです。提督は食べたのですか?」


榛名は今さっきまで青葉さんの相手で忙しかったので食べる余裕はありません


提督「君を残して食べたりはしないさ。今響ちゃんと何を食べるか考えてたんだよ」


響「カレーもいいけど響はハンバーグが食べたい」


榛名はドリアとかが食べたい気分ですね


提督「では間宮にご飯を食べに行きますか」


榛名「榛名もご一緒しますね」


提督「君無しで食べないって言ったばっかじゃん。ご一緒どころかついてくるの当たり前でしょ?」


なんて当たり前のことを・・・私の馬鹿…


榛名「そうでしたね」


提督「夜は久しぶりに俺が飯を作るからさ。君はやすんでいてね?」


響「響も食べに行っていい?」


提督「もちろん。味は保証しきれないけどね」


響「やったぁ!おとうさんの手料理だぁ!」


提督「こら。膝の上で暴れるんじゃない」


響「ごめんなさい・・・」


提督「間宮に行きますか」


響ちゃんの手を握って間宮に行きました


響「カレーで」


提督「ハンバーグでお願いします」


榛名「榛名はチキンのドリアで」


間宮「承りました」


響「提督ごめんね」


提督「気にしないで」


その後カレーとハンバーグを交換してご飯を食べていきます


榛名「響ちゃん顔にソースがついてますよ?」


お手拭きで響ちゃんの顔に付いたソースを拭いてあげます


響「あ、ありがとう」



<最近提督と響ちゃん一緒にいるのよく見かけるよね?

<こうしてみると親子みたーい



提督「いつまで隠しきれるか。まぁその時はその時だ」


榛名「隠しきれるものではありませんからね」


響「もぐもぐ・・・ん~おいひい」


提督「ほんと美味しそうに食べるよね」


響「おと・・・こほん。提督も食べるかい?」


提督「響ちゃんの分が減るじゃないか」


響「私は構わないから」


榛名「ここでは人の目があるので自室にしてくださいね」


食べ終わった後は提督室に戻って執務をしました


提督「今日の作業終了~」


榛名「お疲れ様です」


提督「あとは夕食を作ってっと」


提督「何が食べたい?」


榛名「そうですね・・・提督ですかね?」


提督「そうか。ハンバーグか」


榛名「むぅ・・・」


提督「あからさまにほほを膨らませて・・・可愛いじゃないか」


榛名「肉じゃがとかが食べてみたいです」


提督「なるほどね。他にメニューを自分で考えて作りますかっと」


その後響ちゃんと一緒に提督の手料理を食べました

比叡お姉さまに比べるとまだまだですがそれでも愛情がこもっているのが感じられました

提督愛してます


提督「風呂どうする?」


榛名「今日は自室で入る予定でしたね。けれど」


横目で響ちゃんを見て考えます


響「今日は暁たちと寝るから」


提督「まぁ響ちゃんがそういうなら仕方ないか」


榛名「じゃぁ提督お風呂入りましょう!」


提督「ここの風呂小さいから二人じゃ小さいよ?」


榛名「提督と一緒がいいです」


提督「可愛い奴め」


提督とのお風呂です

緊張しますけどもう慣れてしまいました


長風呂になりましたけどあとは寝るだけです


提督「寝ますか」


榛名「はい」


寝巻に着替えたらあとは提督と一緒に寝るだけです


提督「一つの布団に二人で入ると狭いけど暖かいよね」


私の顔のすぐ近くに提督の顔があります


榛名「榛名は近くに提督を感じられてうれしいです」


提督「はは。うれしいこと言ってくれる」


榛名「お休みのキスしてください」


提督「わがままなお姫様だこと」


そういいつつも提督はキスをしてくれます

榛名は悪い子でしょうか?

けれど提督が好きすぎるだけなんです

寝ましょう。夜更かしはお肌に悪いです


 それぞれの一日 提督編


朝日が・・・眩しい・・・

今日こそは俺が朝飯を作らなければ・・・


提督「ん・・・朝か・・・」


ん?近くに人の気配が・・・?

まぁ榛名しかいないが。榛名!?また先を越されてしまったようだな


榛名「提督おはようございます」


今日こそはと思ってたのに・・・

時間は?マルナナマルマル手前か


提督「おはよう。今日も早いね。今日こそは俺が朝食のを作ってやろうおもったのに」


榛名「提督は疲れているんですから。ここは榛名にお任せください」


確かに俺も疲れてるが執務に戦闘をこなしている君のほうが疲れてるに決まってるじゃないか


提督「毎日すまないね。ほんと君がお嫁さんで助かるよ」


榛名を嫁にしてからは家事全般を任せきりにしちゃってるなぁ

ちゃんと恩返ししないと


榛名「榛名はできることをしているだけです」


このやり取りは毎日してるようなもんだ

となると・・・


提督「というと和洋ともに準備してあるのかい?」


榛名「ええ」


やはりか

今日の気分的には洋食が食べたいね


提督「そこまでしなくてもいいのに。ふむ。今日の気分は洋かな」


朝食の前に着替えを済まさないと

今では着慣れたこの軍服だけど初めは戸惑ったな

スーツみたいなもんだから着慣れなかったしな


着替えを終えてテーブルに着くとパンとコーヒーが用意してある


提督「よし。食べますか」


朝はコーヒーに限る


提督「榛名の愛に感謝していただきます」


榛名「はい。いただきます」


朝食をとりながら榛名と他愛もない話をする

食器を一緒に洗い、食べなかったご飯をおにぎりにして提督室に持っていくか


提督「っといけない。忘れるところだった。榛名おいで?」


いけないいけない。忘れるところだったぜ

今日のハルナニウムを補給しなければ

これがないとやってられないんだよねぇ


榛名「提督♡」


手を広げて榛名を招くのはいいが毎回とびかかってくる

やわらかくていい匂いなのはいいけど打撃なんだよなこれ

うむ。今日もかわいい。やわらかい


提督「ほんと君はかわいいよ」


榛名「榛名感激です。そういう提督は凄いかっこいいです!」


はは。こんな俺でもかっこいいか


提督「よしてくれ。照れるだろ」


あーすごいにおい嗅いでる・・・

うっとりしてるよ榛名


提督「このまま30分ぐらい抱きしめてたいけど仕事しなきゃ」


このままじゃずっと抱きしめてるからタイミングを計って切り替えないとね


榛名「ですね。今日は遠征の管理とほかは何をするんですか?」


提督「そうだな。装備の回収に補給艦狩りぐらいかな」


巷でブラックブラックと言われる行為だけど

日に3時間連続稼働して他は好きなことしていていいってかなり待遇よくね?

8時間縛り付けられるわけじゃないしさ


榛名「また潜水艦の娘たちが・・・」


提督「まぁそうはいっても働くときは3時間連続になるけど俺が指示出さなければ1年中ずっと暇するんだぞ?」


榛名「それもそうでしたね。大規模作戦まで残り少しですから少しでも多く稼いでおきたいですね」


資材は大事。はっきりわかんだね


俺の自室と仕事部屋の提督室は二つしか部屋が離れてない

大した距離じゃないよね


時刻:マルハチマルマル


提督「今日も平和に終わってほしいな」


榛名「はい。青葉さんが何もしなければ平和です」


最近アイツ悪さばっかするんだよなぁ

榛名の負担がやばい。俺が言っても無駄だから榛名に任せてるんだけど


提督「そろそろ響ちゃんが来る頃だな」


毎日響ちゃんはこの時間帯にここに顔を出している


榛名「はい。・・・?」


ん?どうした?まさか・・・


提督「どうした?いやまて・・・」


榛名「提督こちらに」


提督「おう」


榛名に手招きをされて部屋の端に移動する

どうせ青葉なんだろ?


榛名「青葉さんが盗聴器をまた使ってみてるです」


提督「またか・・・ほんと懲りないやつだな。はぁ・・・」


やはりかぁ


榛名「提督すみません。榛名、野暮用を思い出したのでちょっと出かけてきますね」


提督「今日は・・・二階の四番目の部屋が怪しいと思う」


勘だけどな

ちなみに4回連続で当ててるぜ


榛名「ですね。電探もそこを指してますし」


明石に頼んで“青葉”を探知できように榛名の電探に改造を施してある

まぁ戦闘時のものとは別のものだけどな

戦闘用の電探だったら榛名が青葉を沈めかねないし


響「あれ?おかあさんどこかいくの?」


あら。響ちゃんが来たか


榛名「ちょっと悪さをする娘を痛めつけに」


響「懲らしめるんじゃなくて痛めつけるんだね」


提督「あいつもほんと懲りないやつだ」


榛名「では行ってきますね」


提督「行ってらっしゃいな」


榛名がドアから出ていく

そして響ちゃんが


響「よいしょっと」


俺の膝の上に上がってくる

もうねぇ。いつもなのよこれ


響「ふふふ。今日もおとうさんを半日独り占めできる」


提督「いつもの光景になってきてるな。まぁ仕事しますか」


膝の上の響ちゃん。初めはいろいろとくるものがあったけど今じゃなれたよ

ゆらゆらと揺れる頭をよけながら事務仕事をこなしていく


提督「そうだ響ちゃん」


響「なんだい?」


提督「朝の残りになるけどおにぎり握ったけど食べるかい?」


響「朝食はちゃんと食べたから今はいいや。でも後で食べるね」


ふむ。これでもどいてくれないか

書類仕事は左手が暇になるから響ちゃんの頭でも撫ぜるか


響「むぅ・・・ふみゅぅ♪」


可愛いなぁ。仕事しなきゃ

そのあと2時間ほど響ちゃんと戯れながら仕事をこなしていく


響「小腹がすいたからおにぎり食べるね」


響ちゃんがそういうから机の上に置いてあったおにぎりを渡した


提督「こら。膝の上で食べるんじゃありません。あっちのソファで食べておいで」


響「ごめんなさい・・・」


ようやく響ちゃんがどいてくれたよ。いい加減足がしびれてきたところだったんだよ

終わりも見えてきたし一気に終えるか!


10分ぐらいしたのちにまた響ちゃんが膝の上にのってくる

俺の真剣な顔を見てかじっと座っている

動かれても困るけどこれはこれで困るな


提督「ふぅ・・・作業終わりっと」


提督「今日は何食べる?」


響「響はハンバーグが食べたい!」


こらこら。手を振り回すんじゃありません


提督「俺的にはカレーかな?」


そろそろ榛名が出て行ってから3時間か

今日はやけに遅いな


榛名「はぁ・・・ただいま戻りました」


噂をすれば影。榛名のことを考えてたら彼女がドアを開けて入ってきた


提督「お疲れ様。今日は3時間・・・ずいぶんかかったな」


榛名「彼女が思い出すまでに時間がかかりまして・・・・」


あはは。今日も大変だったね


提督「昼飯は食べたのかい?」


榛名「いえまだです。提督は食べたのですか?」


今さっきまで仕事してたし食べる余裕もなかったなぁ


提督「君を残して食べたりはしないさ。今響ちゃんと何を食べるか考えてたんだよ」


響「カレーもいいけど響はハンバーグが食べたい」


提督「では間宮にご飯を食べに行きますか」


榛名「榛名もご一緒しますね」


提督「君無しで食べないって言ったばっかじゃん。ご一緒どころかついてくるの当たり前でしょ?」


なんかこう他人行儀なところがあるんだよね彼女


榛名「そうでしたね」


提督「夜は久しぶりに俺が飯を作るからさ。君はやすんでいてね?」


久しぶりに腕を振るってみたい気がする

最近は榛名にばっかご飯を作ってもらってるからそろそろ俺が作らなければ

味は保証できないのが痛いけどね


響「響も食べに行っていい?」


提督「もちろん。味は保証しきれないけどね」


響「やったぁ!おとうさんの手料理だぁ!」


提督「こら。膝の上で暴れるんじゃない」


響「ごめんなさい・・・」


提督「間宮に行きますか」


響ちゃんの手を握って榛名と一緒に間宮に行きますか


響「おと・・・提督いいかな?」


提督「どうした?」


響「私の代わりにハンバーグを頼んでくれないか?」


提督「別にいいがどうしてだい?」


響「子供っぽく見られそうだから・・・」


提督「十分子供みたいでかわいいのになぁ」


間宮「ご注文はお決まりでしょうか?」


響「カレーで」


提督「ハンバーグでお願いします」


榛名「榛名はチキンのドリアで」


間宮「承りました」


響「提督ごめんね」


提督「あまり気にしないで」


料理が来るまで暇だなぁ


数分後


間宮「カレーにドリアとハンバーグになります」


ウェイトレスもやってる間宮さん。手慣れてるのか一気に運んできたぞ

各人の目の前に料理が並べられていく


提督「ハンバーグを響ちゃんに回してカレーを取ってっと」


別にあそこで別なのを頼んだところでここで交換するから意味ないと思うんだけどなぁ


響「おいひい」


ほんと美味しそうに食べるねぇ

ほほにハンバーグのソースついてるし


榛名「響ちゃん顔にソースがついてますよ?」


すかさず榛名が拭きにいくと


響「あ、ありがとう」


<最近提督と響ちゃん一緒にいるのよく見かけるよね?

<こうしてみると親子みたーい


周りが騒がしな


提督「いつまで隠しきれるか。まぁその時はその時だ」


いつかはばれるもの。その時がいつになるかがわからないだけであってね


榛名「隠しきれるものではありませんからね」


響「もぐもぐ・・・ん~おいひい」


提督「ほんと美味しそうに食べるよね」


響「おと・・・こほん。提督も食べるかい?」


提督「そんなことしたら響ちゃんの分が減るじゃないか」


響「私は構わないから」


榛名「ここでは人の目があるので自室にしてくださいね」


飯も食べ終わったし部屋に戻って残りの仕事を片付けますか

2時間・・・

ぶっ通しの作業は疲れるねぇ


提督「今日の作業終了~」


榛名「お疲れ様です」


提督「あとは夕食を作ってっと」


提督「何が食べたい?」


榛名「そうですね・・・提督ですかね?」


俺を食べる気かよ。恐ろしい娘


提督「そうか。ハンバーグか」


肉的な意味では変わらないね。ミンチよりひどいのは勘弁


榛名「むぅ・・・」


提督「あからさまにほほを膨らませて・・・可愛いじゃないか」


榛名がどんな顔しても可愛いだけだからね


榛名「肉じゃがとかが食べてみたいです」


提督「なるほどね。他にメニューを自分で考えて作りますかっと」


味噌汁もありだな。肉じゃがのオーダーか

材料は同じだしカレールーでも入れてカレーにしてみようかな

材料にこだわってスパイスを少し調整してみるのもありだな


提督「二人は座ってくつろいでいていいよ」


榛名「わかりました。響ちゃんおいで?」


榛名が響ちゃんを抱きしめてる

眼福眼福っと

さぁてやりますか!


提督「レシピはまだ覚えてる。後は勘と感覚で作るだけっと」


隠し味に蜂蜜とかもありだな

榛名辛いの苦手だしさ


提督「久しぶりの料理は楽しいな」


1時間ほどで人数分の料理が完成する

カレーを主役にサラダに味噌汁・・・あれ?味噌汁邪魔じゃね?


榛名「カレーに・・・味噌汁ですか?」


提督「あ、はは・・・」


響「わーい!おとうさんのカレーだ!」


提督「ちゃんといただきますのあいさつしないさい」


響「ぐぬ・・・いただきます!」


がっつくねぇ。作った甲斐があるわ


榛名「提督のカレー・・・」パクリ


前に辛いの食べさせちゃったから警戒されてる


榛名「んん!!おいひいです!!」


彼女にしては珍しいな


提督「お口にあって何よりです」


その後はまったりと食事をして食器を洗う


提督「風呂どうする?」


榛名「今日は自室で入る予定でしたね。けれど」


榛名が横目で響ちゃんを見て考える


響「今日は暁たちと寝るから」


提督「まぁ響ちゃんがそういうなら仕方ないか」


榛名「じゃぁ提督お風呂入りましょう!」


一人用の風呂だから狭いんだけどなぁ


提督「ここの風呂小さいから二人じゃ小さいよ?」


榛名「提督と一緒がいいです」


提督「可愛い奴め」


響「お二人の邪魔しちゃ悪いから私は帰るね」


すかさず響ちゃんが出てっちゃったよ


提督「入りますか」


榛名「はい」


脱衣所で服を脱ぎ風呂場に入る


提督「いつみてもいい体してるよね」


榛名「そんな見つめられると恥ずかしいです・・・」


浴槽に浸かる

珍しく今日は榛名に抱きしめられる形だ

ふむ


提督「きつくないか?」


榛名「榛名は大丈夫です♪提督を感じられるので」


あ~これはやばい

まぁ仕方ないね




提督「いい風呂だったな」


榛名「はい!」


1時間は入ってたかな?榛名はキラ付けされちゃってるし

いやしたのは俺か


提督「さて寝ますか」


榛名「はい」


お互い寝間着に着替えて一緒の布団に入る

当然ながら向かい合うわけよ


提督「やっぱり一つの布団に二人で入ると狭いけど暖かいよね」


榛名「榛名は近くに提督を感じられてうれしいです」


いつも近くにいるけど今はそれ以上に近くだからね


提督「はは。うれしいこと言ってくれる」


榛名「お休みのキスしてください」


さっきあれほど・・・


提督「わがままあの姫様だこと」


そっと榛名に口づけ

あの日以降欠かさずに毎日寝る前にキスをしてる

ほんと榛名を嫁にしてよかったと思ってる

こんな俺だけどこれからもよろしくな

さて、寝ますか


 それぞれの一日 響編


おはよう。響だよ

本当はВерныйって名前だけど提督が響って呼んでくれるんだ

それがすごくうれしいのさ

今はマルナナマルマル

どうやら私が一番初めに起きたみたいだ


響「ふむ。やりますか。Ура!」


勢いよくカーテンを開けて部屋に太陽を入れる

お寝坊さんを起こすのにはこれが最適なんだよ


暁「な、なに!?」


寝ぼけながらも暁が起きた。今日もかわいい・・・


雷「また響ね・・・」


雷も起きたね


電「もう少し寝ていたかったのです」


電も起きたか。第六駆逐隊全員起床なのです。ふふ。真似してみた


暁「ふわぁ・・・まだ7時じゃない響・・・もう少し寝かせて・・・」


あぁ暁が布団にもぐった・・・はがさなきゃ


暁「寒い!!」


響「Хорошо。朝食を食べようよ」


暁「も、もう!響の馬鹿!」


怒った顔もまた可愛いなぁ・・・

いけない。あんまりからかってるとおとうさんのところに遅れちゃう


電「今日の当番は・・・電だったのです。今作るので待っていてほしいのです」


パンを焼き目玉焼きを焼き。電はそういう才能がこの中で一番あるから羨ましい

響もそんな才能がほしいな


暁「今日はイチゴジャムにしようかしら。むぅ。暁はレディーだからバターにするわ!」


どっちも変わらないと思う。って言ったら暁が怒りそうだからやめよ


電「はわわ。暁ちゃんそれはどちらも変わらないのです」


あーあ


暁「へ・・・?し、知ってるもん!ただ言ってみただけだわ!」ぷんすか!


ムキになってる。ほんと暁はかわいいなぁ


響「・・・」うっとり


雷「どうしたの響?」


響「な、なんでもないよ。私は目玉焼きにしようかな」


電に目玉焼きをトーストの上に乗せてもらいそれをかじる

ん~おいしい


暁「で、今日も提督のところに行くの?」


響「そうだね。おとうさんのところには毎日行ってるもの」


雷「もう違和感もなくなったわ」


電「傍から見ても親子みたいなのです」


そんなにくっついてるかな?


響「ごちそうさま。お皿洗っとく?」


暁「いいわよ。今日の片づけは暁なんだから。それよりも響は提督のところに行ってくるといいわ」


響「ありがと。暁のこと大好き!」


暁に抱き着くよ。小さいながらもこの包容感。私はいい姉を持ったよ

いい匂い・・・ダメになりそう


暁「もう!響は子供みたいだわ」


口ではそう言っても頭を撫ぜてくれる暁は優しいね

周りがなんて言おうと暁は立派なレディだよ


響「ふぅ。(暁分も補充できたし)行ってくるね」


雷「今日の夜は一緒に寝るの忘れてないわよね?」


響「大丈夫。覚えているから」


見送ってくれる三人を部屋に残しておとうさんのところに向かうよ


道中青葉さんを発見

今日は何をしでかすのかな?


青葉「このまま提督室に行くと怪しまれるし・・・どうしたものか」


響「む?青葉さん。どうかしたの?」


すれ違う時は挨拶をするのはマナーだよ


青葉「っげ。響ちゃんですか」


明らかにいやそうな顔してる・・・


響「今の“っげ”。はなに?」


青葉「な、なんでもないですよ?そんなことより響ちゃんはこれからどこに行くんですか?」


響「今から提督たちのところに行くんだ」


青葉「ふむ。そういえば毎日行ってましたね」


響「まぁね」


青葉「青葉はこれから今日の見出しになるネタを探しに行くところです」


響「毎日大変だね。新聞を作るの大変でしょ?」


私は作ったことないけど大変なのはわかる

だって毎日あんな大量のネタを集めるんでしょ?大変じゃないわけないじゃない


青葉「ええ。大変ですよ?ですがそれが青葉の使命ですから」


そしてその結果おかあさんに・・・本人は覚えているのかな?

でも覚えてたらこうやって話してくれないよね

あれは楽しかったなぁ


響「っといけない。あんまり遅いと二人を心配させちゃうからもう行くね」


心配はかけたくないの

青葉さんが行っちゃった。もっといろいろ聞きたかったけど仕方ないなぁ

早くお父さんのところに行かないと


提督室までくると中からおかあさんが出てきた

どこか行くのかな?


響「あれ?おかあさんどこかいくの?」


榛名「ちょっと悪さをする娘を痛めつけに」


誰だろう。青葉さんかな?


響「懲らしめるんじゃなくて痛めつけるんだね」


提督「あいつもほんと懲りないやつだ」


榛名「では行ってきますね」


提督「行ってらっしゃいな」


榛名さんが出て行った。ということは


響「よいしょっと」


むふー。今日もおとうさんを半日独り占めで来る!やったぁ!


響「ふふふ。今日もおとうさんを半日独り占めできる」


提督「いつもの光景になってきてるな。まぁ仕事しますか」


今日は何しようかなぁ~。ふふ


提督「そうだ響ちゃん」


響「なんだい?」


どうしたのかな


提督「朝の残りになるけどおにぎり握ったけど食べるかい?」


響「朝食はちゃんと食べたから今はいいや。でも後で食べるね」


あんまり食べるとバルジが出ちゃうけど。でもおとうさんが握ってくれたおにぎりは食べたい


今日もおとうさんのお膝の上。おとうさんは優しくてすごくいい人なんだよ

む?邪魔だったかな?でも頭撫ぜてくれる。大きくて暖かい手。響はおとうさんが大好きなんだよ


響「むぅ・・・ふみゅぅ♪」


変な声出ちゃった・・・恥ずかしい・・・

2時間の間ずっと撫ぜてもらえた。嬉しい♪


響「小腹がすいたからおにぎり食べるね」


お腹すいてきたらおにぎり食べよ

おとうさんは机に置いてあるおにぎりを取ってくれた


提督「こら。膝の上で食べるんじゃありません。あっちのソファで食べておいで」


響「ごめんなさい・・・」


怒られちゃった・・・膝の上で食べようとしたら誰でも起こるよね・・・

塩加減が絶妙で美味しい。少し硬くなってるけど美味しいものは美味しいんだよ


食べ終わったしおとうさんの膝の上に戻りますか

よいしょっと。すごい真剣な顔。邪魔しちゃ悪いからじっとしてよ・・・


提督「ふぅ・・・作業終わりっと」


終わったみたいだね


提督「今日は何食べる?」


ん~そうだな


響「響はハンバーグが食べたい!」


子供っぽいけど響はハンバーグが食べたいな


提督「俺的にはカレーかな?」


榛名「はぁ・・・ただいま戻りました」


ご飯のこと話してたらおかあさんが帰ってきた。すごい疲れてる。何があったのかな?


提督「お疲れ様。今日は3時間・・・ずいぶんかかったな」


榛名「彼女が思い出すまでに時間がかかりまして・・・・」


毎日すごい会話を二人は繰り広げてる


提督「昼飯は食べたのかい?」


榛名「いえまだです。提督は食べたのですか?」


提督「君を残して食べたりはしないさ。今響ちゃんと何を食べるか考えてたんだよ」


響「カレーもいいけど響はハンバーグが食べたい」


提督「では間宮にご飯を食べに行きますか」


榛名「榛名もご一緒しますね」


提督「君無しで食べないって言ったばっかじゃん。ご一緒どころかついてくるの当たり前でしょ?」


榛名「そうでしたね」


おかあさんすごい疲れてる。いつもならこんなこと言わないのに


提督「夜は久しぶりに俺が飯を作るからさ。君はやすんでいてね?」


響「響も食べに行っていい?」


おとうさんの手料理だって!?食べたいに決まってるじゃないか!


提督「もちろん。味は保証しきれないけどね」


味なんて関係ないよ。おとうさんの手料理が食べたいんだから


響「やったぁ!おとうさんの手料理だぁ!」


提督「こら。膝の上で暴れるんじゃない」


はぅ・・・また怒られちゃった・・・


響「ごめんなさい・・・」


提督「間宮に行きますか」


おとうさんとおかあさんが響と手をつないでくれる

この前までは夢にも思わなかったけど今はこれが現実なんだよね

流石にこれは恥ずかしいな


間宮に着いたよ


響「おと・・・提督いいかな?」


提督「どうした?」


響「私の代わりにハンバーグを頼んでくれないか?」


提督「別にいいがどうしてだい?」


響「子供っぽく見られそうだから・・・」


あんまり子供見たくは見られたくないの・・・


提督「十分子供みたいでかわいいのになぁ」


間宮「ご注文はお決まりでしょうか?」


響「カレーで」


提督「ハンバーグでお願いします」


榛名「榛名はチキンのドリアで」


間宮「承りました」


響「提督ごめんね」


いっつも迷惑をかけちゃってる


提督「あまり気にしないで」


数分後


間宮「カレーにドリアとハンバーグになります」


間宮さんが三人分の食事をまとめて持ってきた

どうやってるんだろ。今度時間があったら聞いてみよ


提督「ハンバーグを響ちゃんに回してカレーを取ってっと」


おとうさんからハンバーグが回ってきた

美味しそう


響「おいひい」


美味しい


榛名「響ちゃん顔にソースがついてますよ?」


は、恥ずかしいな


響「あ、ありがとう」



<最近提督と響ちゃん一緒にいるのよく見かけるよね?

<こうしてみると親子みたーい


ああ・・・他の駆逐艦の娘に見られてる・・・