2017-10-26 06:43:02 更新

概要

今、真少年の振り上げた拳が振り下ろされんとする!!


前書き

だって好きなんだもん


ゴシックは魔法乙女 4



第13話 マスター演説


決戦前夜、冥界門前全線にて


真少年「諸君 私は戦争が好きだ」


真少年「諸君 私は戦争が好きだ」


真少年「諸君 私は戦争が大好きだ」


真少年「殲滅戦が好きだ電撃戦が好きだ打撃戦が好きだ防衛戦が好きだ包囲戦が好きだ突破戦が好きだ退却戦が好きだ掃討戦が好きだ撤退戦が好きだスコアタが好きだストーリ編が好きだ悪魔編が好きだイベント編が好きだギルドバトルが好きだ」


真少年「平原で街道で塹壕で草原で凍土で砂漠で海上で空中で泥中で湿原で特設ステージでこの地上で行われる ありとあらゆる戦争行動が大好きだ」


ラナンとカトレアが視線を交じらせてニヤリと笑う


真少年「戦列をならべた乙女砲兵の一斉発射が 轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ」


真少年「空中高く放り上げられた敵兵魔物が ラブマックス効力射でばらばらになった時など心がおどる」


真少年「戦車乙女兵の操るバフォメットアハトアハトが敵戦車を撃破するのが好きだ」


真少年「悲鳴を上げて 燃えさかる戦車から飛び出してきた敵兵魔物をバルカンでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった」


真少年「銃剣先をそろえた歩兵乙女の横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ」


真少年「恐慌状態の新兵乙女が既に息絶えた敵兵魔物を何度も何度も刺突(炙る)している様など感動すら覚える」


無線機から顔を上げたロロイがニヤリとする


真少年「敗北主義の逃亡兵(ダブリ)達を街灯上(預かり所)に吊るし上げていく様などはもうたまらない」


真少年「泣き叫ぶ虜兵魔物達が 私の降り下ろした手の平とともに金切り声を上げるソードにばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ」


真少年「哀れなギルドバトル相手側が雑多な小火器で健気にも立ち上がってきたのを80cm列車砲(チェインチャンス)の4.8t榴爆弾が都市区画ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える」


スフレ「ぜっちょー?」

ロザリー「しっ!」


真少年「スコアタガチ勢に滅茶苦茶にされるのが好きだ」


真少年「必死に守るはずだったスコアランクが蹂躙され女子供が犯され殺されていく様はとてもとても悲しいものだ」


真少年「課金厨に押し潰されて殲滅されるのが好きだ」


真少年「新作乙女に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ」


真少年「諸君 私は戦争を 地獄の様な戦争を望んでいる」


真少年「諸君 私に付き従う大隊戦友乙女諸君、君達は一体 何を望んでいる?」


真少年「更なるバトルを望むか?

情け容赦のない糞の様なバトルを望むか?

鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様なバトルを望むか?」


一斉に手を上げた乙女達が口々に叫ぶ!!


乙女達「戦争(ラブマックス)!! 戦争(ラブマックス)!! 戦争(ラブマックス)!! 」


真少年「よろしい、ならば戦争(ラブマックス)だ」


プルメリア「  」ウズウズウズウズ


真少年「我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ、だがこの暗い闇の底で半世紀もの間 堪え続けてきた我々にただの戦争では もはや足りない!!

大戦争(ビッグラブマックス)を!!一心不乱の大戦争を(ビッグラブマックス)!!」


真少年「我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵にすぎない、だが諸君は一騎当千の古強者乙女だと私は信仰している、ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の軍乙女集団となる」


真少年「我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう、髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を 開けさせ思い出させよう、連中に恐怖の味を思い出させてやる、連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる」


真少年「天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらない事があること(臨時メンテナンス)を思い出させてやる」


真少年「一千人の鬼乙女の戦闘団で世界を燃やし尽くしてやる」


真少年「最後の大隊 大隊指揮官より全空中艦隊へ第二次ゼーレヴェー作戦状況を開始せよ征くぞ諸君、戦争を始めよう」




ロザリー「満足した?」

真少年「うん!」

ロザリー「好きなの?」

真少年「大好きっ!!」

ロザリー「うっ」ポッ

真少年「?」







第14話 絶望の中でも



第12話にてカトレアが走り去った後の真少年とロザリーの会話?


真少年「待ってロザリー、本当に誤解なんだっ!!」


ロザリー「小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタふるえて命乞いする心の準備はOK?」ニヤーリ


真少年「!」


ロザリー「おまえは哀れだ、だが許せぬ!!実を結ばぬ烈花のように死ね!!蝶のように舞い蜂の様に死ね!!」


真少年「(大好き!)」







第15話 嗜好品


プルメリア「マスター」


真少年「‥どうしたのプルメリア」


プルメリア「‥どうしましたマスター、何故お尻を押さえて後ずさるのですか?」


真少年「思い当たるふしが無いとでも?」


プルメリア「ふふ、今日はラブマックス(アナル)は無しですよ」


真少年「本当に?本当の本当?」


プルメリア「本当です」


真少年「嘘だったら預かり所に送るよ?」


プルメリア「あらあら、信用してもらえてませんねー、それに預かり所は満杯ですよ、もう乙女は入りませんわ」


真少年「へ?いやいや、だってそんなに乙女と契約してないし(させてもらえないし)」


プルメリア「いえね、私、カトレアさん、ラナンさん、ロザリーさん、スフレさんの5乙女以外の乙女をみーんな預かり所に送って置きましたよ」


真少年「‥‥え?」


プルメリア「ん?」


真少年「あの‥何か手荒な事が行われたりしました?」


プルメリア「いいえ、誠心誠意の話し合いですよマスター」


真少年「あ‥そ、そう‥」


プルメリア「中には抵抗する勘違い乙女もいましたが、各個撃破の5対1の戦闘‥、ゲフンゲフン話し合いで、泣き叫び‥、ゲフンゲフン大人しくなりましたわ」


真少年「ちょっと待って、今何かおかしな単語が聴こえた」


プルメリア「各個撃破は戦の定石ですわ、金髪小僧の会戦をご存じありませんか」


真少年「いや今はラインハルト=フォン=ローエングラムの話はしてません」


プルメリア「あら、黒髪寝取られ派ですか」


真少年「いやいや、ヤン=ウェンリー派ではありませんよ?それにフレデリカさんは寝取られてませんよ?」


プルメリア「あら?確か私の読んだ本ではフレデリカさんは銀河帝国の汚ならしい兵士達に‥」


真少年「それ、流通する書籍にしては薄すぎる本ですよね!」


プルメリア「てへ、お姉さん、少し失敗しちゃったかも」


真少年「‥‥(カトレアはユリアン=ミンツ一択なんだろうなー)」


プルメリア「今別の女の事考えました?」ギンッ


真少年「いえ、プルメリアさんを前にしてダブルメロン以外に考える事があるのですか?」


プルメリア「いやーん」ドタプーン


真少年「ごめんなさい、何分思春期なもので」


プルメリア「もう、エッチな事は、めっですよ」


真少年「ははは」


プルメリア「滅(め☆)っですよ」


真少年「あれ今何か発音がおかしくなった?あれ?」


プルメリア「うふふ」


真少年「あ、あの、それでプルメリアさんは何か御用がありましたか」


プルメリア「まぁ、御用がなければマスターに話し掛けてはいけないのですか」ピクッ


真少年「いえいえいえいえ、いつでも話し掛けて下さい、と言いますか、今からプルメリアさんの所に遊びに行こうとしてたんですよ」


プルメリア「まあ」


真少年「どうですか、丁度おでかけ乙女が一人帰ってきたことですし、おでかけしませんか」


プルメリア「喜んで」


真少年「どちらに行きますか」


プルメリア「そうですねー、あっ、最近国道沿いにピンク色のお城が出来たそうですよ、そちらに行きましょう」


真少年「‥‥」エート


プルメリア「何か?」ニコリ


真少年「(熟考中 熟考中 熟考中 熟考中 熟考中 熟考中 熟考中 熟考中 熟考中 熟考中)」


プルメリア「マスター?」


真少年「プルメリアさん、質問を許してください」


プルメリア「?はい」


真少年「プルメリアさんはお姉さんキャラですよね」


プルメリア「はい」


真少年「包容力と寛容さのゲージは?」


プルメリア「カンストしてますわ」


真少年「好きなジャンルは?」


プルメリア「オネショタ?」


真少年「本作品のタグ付けは?」


プルメリア「R18でお願いしまーす」


真少年「思春期の弟の様なキャラは」


プルメリア「大好物」


真少年「僕の事は?」


プルメリア「大好きですわ」ポッ


真少年「つまり?」


プルメリア「いただきまーす」


真少年「(頭の中のファミリーディスク級のコンピューター作動中、ウィーンガチャガチャガガガッガッウィーン)」チーン


プルメリア「マスター?」


真少年「行きましょう!ピンク色のお城に行きましょう!」


プルメリア「やった」


真少年「ちょっと財布を取って来ます、ハロウィンイベント用に取っておいたんです」


プルメリア「あら、大丈夫ですよマスター、ここはお姉さんにドーンと任せて下さい」


真少年「至れり尽くせり!」


プルメリア「ふふ、それよりマスター、ほらほら私の胸の辺り、ハートがピコピコしてますよ、知らんぷりですか?」ドブルルン


真少年「ふっ、失礼しました」


プルメリア「ふふ、いいえ」


真少年「実はプルメリアさんと出会ってからずっとやりたかったハート回収タップ方法があるのです」


プルメリア「まあ!」


真少年「今までチキンだった僕を許してください、今なら出来ます!」


プルメリア「うふふ、どーぞ」


真少年「こう、両手の人差し指を立ててー‥」ビンビン


真少年「プルメリアさんのダブルメロンちゃんのぉー、先っぽにあるサクランボちゃん目掛けてぇー、ターップッ♪」ドプニン


プルメリア「滅(め☆)っ」マスター ノ ユビ ニギッテ ボキーン


真少年「うぎゃああーっ!!」


プルメリア「いやーん」


真少年「」ピクピク






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SS好きの名無しさんから
2017-11-09 09:37:56

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SS好きの名無しさんから
2017-11-09 09:37:57

このSSへのコメント

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1: SS好きの名無しさん 2017-11-09 09:38:51 ID: QQVZPbvD

いいと思う、俺も大好き。
一気に読んだ


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1: SS好きの名無しさん 2017-11-09 09:37:48 ID: QQVZPbvD

会話劇です。
無駄な描写や独りよがりの文章がなく、純粋に楽しめた。
元ネタを知っていれば爆笑でした。


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