2017-12-31 01:36:28 更新

概要

メンテナンスが終わりませんね
ロザリーとの会話です


前書き

ロザリーの誕生日ガチャ、なかなか良いですね、聖霊石なくなったけど・・・


ゴシックは魔法乙女28




第69話 おニュー




館にて


ロザリー「ねぇ、ちょっと」


真少年「どうしたの、ロザリー」


ロザリー「ヘカトニス地方に魔物が出てきてるみたいなのよ」


真少年「・・・うん」


ロザリー「まったく、あいつら次から次に、うっとおしいったらありゃしないわ」


真少年「・・・まあ、そうだね」


ロザリー「・・・」


真少年「・・・ん?」


ロザリー「いや、だーかーら、ヘカトニス地方に魔物が出てるんだってば」


真少年「次から次にだよね」


ロザリー「・・・」


真少年「・・・」


ロザリー「・・・」


真少年「ん?」


ロザリー「出撃しないの?」


真少年「あー、うん・・・」


ロザリー「おい、そこのマスター、スタミナ見せてみ」


真少年「いや、あの、その」


ロザリー「・・・残りスタミナ5って、どこにも出撃できないじゃん!」


真少年「プ、プルメリアのクリスマスイベントがあって・・・」


ロザリー「・・・ふーん」


真少年「いや、だって、星5のドラゴンバーンだよ?即戦力だよ?」


ロザリー「プルメリアのエロエロのサンタコスだっけ?」


真少年「そんなにエロくないよ?!」


ロザリー「はぁ、・・・まぁいいわ、で、ゲット出来たの?」


真少年「一応、お陰さまで・・・」


ロザリー「別に私、何もしてないわよ」


真少年「けど、まあ」


ロザリー「ふん、仕方ないわ」


真少年「・・・うん、ごめんね」


ロザリー「じゃあ、もったいないけど、ストックしていた聖霊石で回復して、ヘカトニスに行きましょう」


真少年「ん?政令都市?名古屋市?神戸市?」


ロザリー「聖霊石よ!」


真少年「・・・ん?」


ロザリー「・・・」


真少年「・・・」モジモジ


ロザリー「おい、小僧、ストックしていた聖霊石、見せてみろ」


真少年「いや、ちょっと、待って、待って」


ロザリー「いいからっ!・・・なっ!!」


真少年「・・・」 


ロザリー「・・・」


真少年「・・・」


ロザリー「・・・おい」


真少年「・・・はい」


ロザリー「おい」


真少年「はい」


ロザリー「おい、マスター」


真少年「はい、ロザリーさん」


ロザリー「ストックしていた聖霊石は何個だった?」


真少年「えーと、200個くらいだったと思い・・・」


ロザリー「800個は越えてたわよね」


真少年「あ、はい、そうでした」


ロザリー「えーと、ちょっと、我が目が信じられないから、一緒に数えようか」


真少年「・・・はい」


ロザリー「いくわよー、せーの」


真少年「せーの」


ロザリー「いち」


真少年「1」


ロザリー「にー」


真少年「2」


ロザリー「さん」


真少年「3」


ロザリー「・・・」


真少年「・・・」


ロザリー「いち、にー、さん」


真少年「1、2、3」


ロザリー「・・・」


真少年「・・・」


ロザリー「・・・」


真少年「残り3個・・・だね・・・」


ロザリー「・・・」


真少年「・・・」


ロザリー「ねぇ、全身の皮膚を剥かれるのと、全身に針を刺されるのと、溶かした熱い鉄を流し込まれるの、どれがいい?」


真少年「死んじゃうよ!!」


ロザリー「うん、知ってる」


真少年「いやいやいや」


ロザリー「えっ、ちょっと待って、ちょっと待って、800個以上あった聖霊石が3個って」


真少年「いや、あのね」


ロザリー「えー?!あれだけ苦労して、溜め込んだ聖霊石が3個?!」


真少年「えーと」


ロザリー「アホなの?!あんたアホなの?!アホなのね!!」


真少年「ごめんね」


ロザリー「ごめんねですむかーっ!!」


真少年「すみませんでしたっ!」


ロザリー「あ、目眩が・・・」


真少年「大丈夫?」


ロザリー「大丈夫なわけないわっ!!アホっ!!」


真少年「ねー、800個が3個だもんね、ショックだよねー」


ロザリー「他人事みたいに言ってんじゃないわよっ!!」


真少年「申し訳ないです」


ロザリー「・・・」


真少年「・・・」


ロザリー「ねぇ」


真少年「はい」


ロザリー「プルメリアのサンタコス衣装って、チケットガチャだっけ?」


真少年「うん、チケット1枚で1回ガチャが回せる良心的な設定で・・・」


ロザリー「出撃報酬で1、2枚チケットがもらえるのよね」


真少年「うん」


ロザリー「確率は?」


真少年「ん?・・・ハズレはないよ、何かしらアイテムや別の乙女も出る良心的な設定で・・・」


ロザリー「プルメリアサンタの確率は?」


真少年「えーと、確か、200分の1くらいだったと・・・」


ロザリー「549分の1よね」


真少年「あ、はい、そうでした」


ロザリー「・・・」


真少年「・・・」


ロザリー「何枚」


真少年「ん?」


ロザリー「549分の1のプルメリアサンタを何枚ゲットした?」


真少年「うん、プルメリアサンタをゲットしても、リセットすればもう一度、最初からガチャを始めることが出来るんだよね」


ロザリー「そんなの知ってる、何枚?」


真少年「同じ衣装を合成すると、限界突破して、魔力と体力がアップするんだよね」


ロザリー「・・・そんなの知ってる、何枚?」


真少年「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5枚・・・かな?」


ロザリー「限界突破カンストしてんじゃないっっ!!」


真少年「ひぇっ!」


ロザリー「549分の1の衣装を5枚っ!?」


真少年「頑張ったよ」


ロザリー「そりゃ頑張らなきゃできないでしょうよ!」


真少年「途中から、義務のようになってた・・・」


ロザリー「強迫観念に捕らわれてる?!」


真少年「まあ、ねぇ」


ロザリー「はぁー、情けないっ!そんなんで聖霊石を使いきるなんて!出撃も出来なくなってんじゃん!」


真少年「使い切ってはないよ?」


ロザリー「3個で何が出来るのよっ!」


真少年「・・・やれることがなかった」


ロザリー「殺られることはあるかもね」


真少年「いやいやいや」


ロザリー「なんでそんな、プルメリアサンタにはまってんのよ!」


真少年「違う違う、プルメリアサンタガチャでは、そんなにつぎ込んでないよ?」


ロザリー「はあ?現実に聖霊石が残り3個になってんじゃん!衣装ゲットの為に出撃出来ないなんて本末転倒じゃない!世界を守る自覚はあるの!」


真少年「えーと、その、まあ、なんだ、ロザリーさん、誕生日おめでとうございます」スッ


ロザリー「は?」



【深闇珠ロザリー】闇属性星5

  集中ショット 漆黒サイクロン

  スキル攻撃 夜宝タンザナイト

  解放ストーリー 貴方との思い出

  ハッピーバースデー、ロザリー!凛とした美しいまなざしの君に、たくさんの幸せがありますように!

  限界突破×1



真少年「ほら、青くてヒラヒラで、可愛いよ?」


ロザリー「・・・」


真少年「いや、ロザリー誕生日ガチャが開催されててさ、ロザリーソードとかもあって、なんとか取れるだけ取っておこうと思って」


ロザリー「・・・」


真少年「そしたら、新作が2枚出て、それ以外はさっぱり・・・運が良いのか悪いのか」


ロザリー「・・・それで、聖霊石残り3個」


真少年「うん、まあ、ブン回したから」


ロザリー「・・・ふーん」


真少年「?」


ロザリー「まあ、ありがとう」


真少年「え、あ、うん」


ロザリー「・・・でもね」


真少年「うん」


ロザリー「それで、出撃出来ないなんて、違うんじゃない?」


真少年「はい・・・」


ロザリー「私の為に聖霊石使ってくれるのは嬉しいけど、魔乙女冥利に尽きるけど、それで出撃出来ないくらいなら、私はお古の衣装で出撃した方が良い」


真少年「・・・うん」


ロザリー「ごめん、とても嬉しいけど、どんな顔して受け取っていいのか分からない」


真少年「あー、ごめん、・・・押し付けがましかったかな?」


ロザリー「かもね」


真少年「・・・ごめん」


ロザリー「・・・」


真少年「ごめんね、ロザリー」


ロザリー「・・・少し、時間をちょうだい・・・」


真少年「・・・うん、じゃあ後で」


ロザリー「・・・うん」


真少年「じゃあ」トボトボ


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・」 


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・おーい・・・嘘よー、出ておいでー」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・いないの?」


ロザリー「・・・」


ロザリー「・・・にへ」


ロザリー「・・・えへへ」


ロザリー「うわーっ!うわーっ!うわーっ!うわーーーっっ!!!嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しいっ!嬉しすぎるっ!!!」ピョンピョンピョン


ロザリー「えーっ!えーっ!なになになになに、タンザナイトドレスっ!?うわっ、本当に綺麗っ!可愛いっ!凄い格好いいっ!!」ドタバタドタバタ


ロザリー「うわ、やばい、やばい、マスターって私の為に聖霊石使い切ってんじゃん!私って滅茶苦茶、愛されてんじゃん!マスター、私のこと大好きじゃんっ!私のことしか考えてないじゃん!私が1番じゃん!!」グルグルグルグル


ロザリー「えーっ!えーっ!えーっ!ロザリー困っちゃーう、なーんてね、なーんてね、私も大好きだってーの、やーん、ラブー、ラブー、ラブラブー」スキップスキップ


ロザリー「もう、世界なんてどうでもよくない?マスターがいれば良くない?えっと、考えてみよー、えーっとねー、えーっとねぇー、うん、マスターがいればそれでオッケー!私はそれでオッケー!」イエーイ ヤホーイ


真少年「いや、世界は守ろうよ」


ロザリー「ぬごほっ!!」


真少年「ぬごほ?・・・ロザリーの言うとおり、出撃できないのは本末転倒だよね、反省、反省」


ロザリー「へぷー、へぷー」


真少年「呼吸音がおかしいよ?」


ロザリー「・・・」


真少年「喜んでもらえて良かった」


ロザリー「・・・」


真少年「?」


ロザリー「う、う、う、う」


真少年「ん?」


ロザリー「うわーーーーーんんっっ!!!」


真少年「号泣っ!?」


ロザリー「ぴぎゃあーーーーっ!!!」


真少年「ガン泣きっ!?」





~~~~


ロザリー「こほん、・・・まぁ、そういうことよ」


真少年「えっと・・・」


ロザリー「何よ」


真少年「その、なんか、色々ごめんね」


ロザリー「分かればいいのよ」







第70話 ルチカサンドイッチ



広場にて


プルメリア「もう、マスターったら・・・」


ルチカ「まぁ、いいじゃないですか、羨ましいですよ」


プルメリア「そうかしら?」


ルチカ「はい」




ラナン「プルメリアとルチカじゃない、どうしたの、光属の乙女と悪魔が二人して」


ルチカ「ラナンさん、こんにちは」


プルメリア「あら、ラナンさん」


ラナン「なんかあったの?」


プルメリア「いえね、このサンタコスなんですけど」


ラナン「おー、可愛いじゃない」


ルチカ「しかも、ドラゴンバーンなんですよ!」


ラナン「・・・ふーん」


プルメリア「でも、サンタコスですから、時期が過ぎると馬鹿みたいでしょ」


ラナン「そーね、馬鹿みたいだよね」


プルメリア「・・・」ピクッ


ルチカ「わ、私はアリだと思いますよ!ほら、季節イベントのキャラって強いのが多いから、結構出撃してますし!」


プルメリア「そうかしら」


ルチカ「ええ、そうですよ」


ラナン「ふーん、そういう意味じゃあ、この前の私のコラボドレスなんか、使い勝手はいいのよねー」


プルメリア「あぁ、あれは可愛いらしいドレスでしたわね」


ラナン「えへへ」


プルメリア「確か・・・ゴッドマグナムでしたわね」


ラナン「・・・」ピクッ


プルメリア「あら?ドラゴンバーン?ドラゴンドーン?ねぇ、ルチカさん、なんでしたっけ」


ルチカ「・・・えっと、えーと」


ラナン「・・・シュプラッシュ改よ」


プルメリア「あらあら、シュプラッシュ?改?でしたか」


ラナン「・・・」ギリッ


ルチカ「シ、シュプラッシュ改、いいですよね!攻撃範囲が広くて、攻撃数が高いですよね!」


ラナン「・・・まーね、汎用性は高いわよ」


プルメリア「そうなのですか」


ラナン「そーよ、マスターったら、無理して4枚も合成してるのよ、限界突破しちゃってさ」


ルチカ「・・・」


プルメリア「あらあら」


ラナン「プルメリアのサンタコスも限界突破してるの?」


プルメリア「ええ、まぁ」


ラナン「へー、凄いじゃん、何枚合成してるの?」


ルチカ「・・・」


プルメリア「えーと、あら、いくつでしたかしら?ルチカさん」


ルチカ「へ?は、はい」


プルメリア「ちょっと見てもらえます?」


ルチカ「は、はい、え、えーと、ご、5枚・・・かな・・・」


ラナン「・・・」ピクッ


プルメリア「あら、限界突破カンストですわね」


ルチカ「で、ですね」


ラナン「・・・」


ルチカ「で、でも、限界突破4枚、5枚もなかなか無いですよ!凄いです!」


ラナン「そうかな」


ルチカ「はい、私なんか、3枚が最高ですし、全然レベルが違います!」


プルメリア「あら、3枚でも凄いですわよ」


ラナン「そうそう、限界突破なんか、4枚も5枚もたいして変わんないし、カンストボーナスがあるわけじゃないし」


プルメリア「・・・」ピクッ


ルチカ「・・・あははは」


プルメリア「あら、何か面白いことでも?」


ルチカ「いえ、何も、笑ってませんよ?」


ラナン「まあ、季節イベントキャラを限界突破カンストって、ある意味、ネタよね、笑えるかも」


プルメリア「・・・はぁ?」ギリッ


ルチカ「それだけ、マスターがプルメリアさんに思い入れがあるってことですよね!」


プルメリア「そうかしら?」


ルチカ「そうですよ!」


ラナン「・・・」ギリッ


プルメリア「思い入れの差ですかねぇ」


ラナン「・・・ほお」


ルチカ「・・・あは、ははは」




ロザリー「あれ、みんな集まって何かあったの?」


ルチカ「ロ、ロザリーさん!!」


ロザリー「な、何よ、ルチカ、大きな声を出して・・・」


プルメリア「こんにちは、ロザリーさん」


ラナン「オッス、ロザリー」


ロザリー「こんにちは、で、どうしたのよ」


プルメリア「いえ、別に、少しお話を」


ラナン「うん、お話」


ロザリー「ふーん、あっ、プルメリアのそれって、限界突破カンストのやつ?」


プルメリア「え、ああ、はい、そうですよ」


ロザリー「うわー、凄いよね星5のカンストって」


プルメリア「ええ、まあ」


ロザリー「いいなー、乙女冥利に尽きるわよねー、いいなー」


プルメリア「ありがとうございます、でも、季節ネタですし・・・」


ロザリー「いいじゃない、季節ネタ、その時の歴史じゃない」


プルメリア「そうでしょうか?」


ロザリー「後から手に入れられないじゃん、復刻もそうそう無いしね」


プルメリア「・・・それもそうですわね」


ロザリー「この前のラナンのコラボドレスも、なかなか復刻無さそうよねー」


ラナン「ん?そうかな」


ロザリー「うん、あいつ、そういうところは、しっかり押さえてんのよねー」


プルメリア「まあ」


ラナン「確かに」


ルチカ「はい」


ロザリー「うん、ま、今度、優しくしてあげるか」


ラナン「まあ、たまにはね」


プルメリア「うふふ、そうですわね」


ルチカ「・・・(ここは私は黙っているのが上策)」



ラナン「あれ、ロザリーのドレスって新しいヤツ?」


ロザリー「ん?ああ、誕生日ガチャ回したみたい」


プルメリア「あら、お誕生日おめでとうございます」


ロザリー「うん、ありがとう」


ルチカ「おめでとうございます!」


ラナン「おめでとー、おっ、限界突破してんじゃん」


ロザリー「あー、なんかダブったらしいわ、新しいの出せってのよ・・・」


プルメリア「あらあら」


ロザリー「まあ、ありがたいけどね」


ラナン「可愛いじゃん」


ロザリー「そう?ありがとう、次は誰の誕生日ガチャなのかしらね」


プルメリア「では、また聖霊石も貯めなくては、ですね」


ラナン「そーね」


ルチカ「はい、頑張ります!」







ロザリー「・・・と言うことで、ルチカ」


ルチカ「は、はい」


ロザリー「プルメリアとラナンがいなくなったから言うけど、お疲れ様」


ルチカ「は、はい、大変でしたー」


ロザリー「・・・立場の違いがあるけど、相手を羨ましく言えば、相手は悪い気はしないわ」


ルチカ「はい」


ロザリー「特に目上の、実力が上の相手は褒めないの、羨ましがるの」


ルチカ「分かりました」


ロザリー「自分に被害が及びそうなら、さっさと次の話題に移す」


ルチカ「・・・」


ロザリー「場はまとめない、流す、回す」


ルチカ「・・・」


ロザリー「自分のことは貶める、謙遜じゃなく、本気で貶める、少しでも優劣感があったり、本気じゃない言動はすぐに分かる、声に、態度に、見え見え」


ルチカ「・・・」


ロザリー「ま、こんなところね」


ルチカ「ロザリーお姉ちゃん!」


ロザリー「なつくなっ!」








後書き

と言うことでロザリーフェアでした


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください