2018-03-06 22:18:28 更新

概要

ゴマ乙のガチャって・・・


ゴシックは魔法乙女33




第79話 ガチャ


 

真少年「おっす、ラナン」


ラナン「おっす、マスター」


真少年「・・・はぁ」


ラナン「人の顔見て溜め息って、何様?」


真少年「いやね、精霊石のガチャやったんだけどさ」


ラナン「うん」


真少年「千個位、使ったんだけどさ」


ラナン「ほう」


真少年「スカった」


ラナン「まぁ、ゴマ乙ガチャだしね・・・」


真少年「イベント用のガチャなんだからさ、一体くらい出して欲しいよな・・・」


ラナン「全滅爆死かぁ」


真少年「まーね、あまりのショックで出撃する気がなくなったよ・・・」


ラナン「つーことは、今回のイベントは様子見なの?」


真少年「次に期待だな」


ラナン「ふーん」 


真少年「前回のナムコイベントで燃え尽きた感はある」


ラナン「連日、出撃しまくりだったもんね」


真少年「おかげでワルキューレは限界突発カンストしたけどね」


ラナン「へー、凄いじゃん」


真少年「日常生活にも支障が出るほどだったな!」


ラナン「それはマズイんじゃない?」


真少年「山にも行けなかった」


ラナン「どんだけハマってんのよ・・・」


真少年「うん、その辺も考えて、今回はちょっとね」


ラナン「うーん、義務的な感覚になって嫌気が差すよりは良いのかなぁ」


真少年「エスエスも、はかどらない」


ラナン「それは、ちょっと・・・」


真少年「色々ネタは考えてんだけど、色々と思うところがあってさ」


ラナン「というと?」


真少年「閲覧数はあるんだけど、評価もコメントも何も無い」


ラナン「あー・・・」


真少年「果たして、こんなエスエス、読んでくれてる人なんかいるのかなぁ、検索とかでたまたま行き着いただけの数なんじゃあ・・・」


ラナン「まー、その可能性はゼロではないわね」


真少年「そう考えると、なかなかエスエスを作ろうと思えなくなってさ」


ラナン「うーん、じゃあ、コメントとか評価がつけられると、やる気が出るの?」


マスター「それもめんどくさい」


ラナン「お前が、めんどくせぇよっ!!」






第80 電話相談室



真少年「マスターと」


スフレ「スーの」


真少年&スフレ「ラジオ電話相談室ーっ!」



パフパフドンドンドン



真少年「こんにちわ、マスターこと真少年です」


スフレ「スーだよ」


真少年「この番組は、僕とスフレが皆様からの相談を電話で解決する番組でーす」


スフレ「じゃあ、いってみよー」



プルルルルル



真少年「おっ、さっそく一人目のお友達からの電話だよ」


スフレ「もしもーし」


お友達「おいっ!ラジオ枠は私の出番でしょっ!!なに勝手にスフレとやってんのよっ!だいたい今までマスターのつまらない話に付き合ってた私には何の挨拶も無しで番組始めるなんて筋が通って」



ガチャン



真少年「あれれ、電話が切れちゃったみたいダナー」


スフレ「あわわわ、ラナンお姉ちゃんに怒られる・・・」ガクブルガクブル


真少年「大丈夫、大丈夫、ラナン独特の激励みたいなもんだよ」


スフレ「違うと思う・・・」


真少年「えっと、着信拒否登録してっと」



プルルルルル



真少年「おっ、二人目のお友達だよ」


スフレ「う、うん、もしもし」


お友達「もしもし、私、小さな男の子が好きな訳ではなく、マスターをお慕い申しているだけでして、出来ればで結構なのですが、この番組をハイレゾで録音しておりますので、マスターの『いきゅう』や『ふぇぇオチンチンから白いのがでりゅ』などと言って」



ガチャン



真少年「うん、切れちゃったみたい」


スフレ「カトレアお姉ちゃん、ハァハァ言ってた・・・」


真少年「さて、着信拒否してと」



プルルルルル



真少年「三人目のお友達か」


スフレ「う、うん、も、もしもし・・・」


お友達「もしもーし」


スフレ「スーだよ、ご相談をどうぞ」


お友達「はい、私、ラブマックスの度にマスターのお尻にラブマックスしておりますが、いまいちマスターが開発されずに」



ガチャン



真少年「プルメリアがっ、それを止めればっ、全て解決だっ・・・ボケナス!」


スフレ「ひぃ」


真少年「・・・」


スフレ「お兄ちゃんが無言で着信拒否設定してるよ・・・」



プルルルルル



スフレ「・・・」


真少年「・・・」


スフレ「・・・お兄ちゃん?」


真少年「・・・多分、ロザリーだ」


スフレ「ロザリーお姉ちゃんなら大丈夫だね」


真少年「待て待て、待って」


スフレ「ほへ?」


真少年「絶対、説教モードになってる」


スフレ「ん?」


真少年「最近、出撃してなかったし、こんなグダグダな放送して、マジ説教間違いない」


スフレ「でも、お兄ちゃん、電話が鳴ってるよ、出ようよ」



プルルルルル



真少年「スフレ、電話など出なければ、どうと言うことはないのさ、ただの音の出る物体なんだよ」


スフレ「えー」


真少年「まぁ見てなさい」



プルルルルル プルルルルル プルッ



スフレ「切れちゃった」


真少年「ふははは、たわいもない」


スフレ「後でロザリーお姉ちゃんに怒られちゃうよ?」


真少年「ふふん、スフレ、ロザリーは僕にベタ惚れのスキスキ大好き、チャイコフスキーなんだよ」


スフレ「おー」


真少年「面と向かえば、何とでも出来るのさ」


スフレ「凄い」


真少年「さて、スフレ」


スフレ「なーに」


真少年「僕を連れて何処か遠いところに逃げなさい」


スフレ「へ?」


真少年「恐らく、いや、確実に四つの凶弾がこちらに爆進中だから僕を逃がすように」


スフレ「えー、出来ないよ?」


真少年「え?えっ?何で?」


スフレ「えっとね、ロザリーお姉ちゃんが、この番組始まる前にねー」


真少年「うん」ゴクリ


スフレ「多分、お兄ちゃんがスーに逃げるよう頼んでくることになるから、絶対に逃げないよーにって」


真少年「・・・ひいっ!」


スフレ「ロザリーお姉ちゃんって凄いね!」


真少年「いやいや、スフレ!お願い、僕のためだよっ?!」


スフレ「うーん、お兄ちゃんは大好きだけど・・・」


真少年「ね、ね、ね」


スフレ「スー、ちっこいけど女の子なんだ、女の子同士のかんけーは複雑なんだよ?」


真少年「ひいぃっっ!」



トントントン...



スフレ「あれ?誰だろうこんな時間に・・・」トテトテ


真少年「それ、開けちゃ駄目なパターンっ!」








後書き

ゴマ乙ガチャショックで・・・
イベントも出撃してないです・・・


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