赤城「提督が残念なんですけど…」提督「人のこと言えないだろ…」
残念な鎮守府の様子をまとめてみました
提督 意外と仕事が出来る残念、
赤城 普通に仕事が出来る残念
加賀 まとも、時々ノリがいい、時々キャラ崩壊
瑞鶴 貧乳
ー執務室
赤城「てっ提督…激しい…です…」ハアハア
提督「な…んだ…赤城…もう限界か?」フンフンッ
赤城「もう…そろそろ…限界…です」ハアハア
加賀「失礼します」ガチャ
加賀「………」
提督「…ああ…加賀か、っと…ふう…赤城…降りてくれ…」ハアハア
赤城「…はい…」ハアハア
加賀「何をしてるんですか」
提督「腕立てふせ,で俺の上を赤城が倒立してバランスをとっていただけだが?」
加賀「…はぁ(ため息)…仕事はどうしたのですか?」
提督「ふんっ…あの程度の書類、俺の手にかかれば10秒で海の藻屑と化す!!」
加賀「…軍法会議ものですね」
赤城「ふふっ冗談ですよ加賀さん、提督は根っからチキンですからね、一時間前に終わらせました」
加賀「…頭にきました」
提督「なんで!?」
加賀「そういえば…提督、お届けものです」ドサッ
提督「おお、すまんな重かっただろう」
加賀「いえ、引きずってきたのでそれほど…」
提督「引きずってきたの!?」
加賀「はい、でも傷がつかないようにちゃんと五抗戦を下にひきました」ムフンッ
提督「なにしてんの!?」
加賀「…冗談ですよ、ちゃんと手に持って運んできました」
提督「くっだまされた…」
加賀「先ほどの仕返しです」ドヤッ
提督「くっくやしい…まあいいや俺と赤城はシャワー浴びてくるから」
赤城「一緒にですか?」
提督「俺にそんな度胸はない」
加賀「それもそうでしたね…ところで私はこれからどうしたら?」
提督「ああ、加賀はもう自由行動していいよ、執務も終わったし」
加賀「了解しました」
~30分後~
提督「…どうだ赤城」
赤城「…んっ…もっと…欲しい…です…」
提督「くくっ…欲しがりやさんめ…」
赤城「…あっあふい…んっ…」チュル
提督「…ふふっそうか…」
加賀「失礼します」ガチャ
提督「おお加賀か」
加賀「…今度は何を…」
提督「二人羽織で赤城にうどんを…って赤城ダメじゃないか勝手に飲んじゃ」
赤城「はっ…しまった、つい」
加賀「すごい…うどんをまるで飲み物のように…」
提督「…これで6杯目だぞ…」
加賀「確信犯ですね」
提督「ところで加賀は何か用か?」
加賀「いえ、暇だったので遊びに来ました」
提督「なんだ、そういうことか」
加賀「…それにしても提督、赤城さんと密着し過ぎです」
提督「そうか?」
加賀「…赤城さんのような魅力的な女性に密着しても興奮しないなんて…提督に性欲はないのですか!?」
提督「なぜそうなる」
赤城「…せいよくってなんですか?」
提督、加賀「!?」
加賀「あっ赤城さん…あなた性欲を知らないのですか」
赤城「はい」
加賀「人間の3大欲求のひとつですよ!?」
赤城「何を言っているのですか加賀さん、人間の3大欲求は、食欲、睡眠欲、入浴ですよ」
加賀「…赤城さん…アホですね」
赤城「ひっ酷い、提督、加賀さんにアホって言われてしまいました」
提督「ああ、赤城お前はアホだ」
赤城「…そん…な…」ガクッ
提督「…だが、そんなお前が愛おしくてたまらない!!」
赤城「…提…督…」
提督「…赤城…」
加賀(なんですかこの茶番は)イラッ
加賀「…ところでさっきから何をしているのかしら」
提督「一発芸の練習」
加賀「……なぜ?」
提督「昨日赤城に言われたんだ…提督なのに一発芸がないのはおかしいってな」
加賀「…あなた達は提督を何と勘違いしているんですか」
赤城「そういえば加賀さん一発芸得意でしたよね」
加賀「赤城さんそれは秘密だと…」
赤城「あっ、ごめんなさい忘れてました」
加賀「まったく」
提督「加賀」
加賀「嫌です」
提督「一回だけ!」土下座っ
加賀「ダメです」
提督「誰にも言わないから!」倒立っ
加賀「…必死ですね」
提督「夕飯のエビフライあげるからっ!」
加賀「仕方ない、今回だけですよ」キリッ
提督「ありがとう加賀」倒立前転
加賀「今、私が出来るのは物まねですから、誰にしますか?」
提督「…じゃあ 赤城「那珂ちゃんで!!」…」
加賀「わかりました」
提督「赤城、お前と言う奴は…」
加賀「まずは…那珂ちゃんご機嫌バージョンから」スッ
加賀「加ァ賀ちゃん~ごっきげぇん~」ニコッ
提督「…すげえ…」
赤城「次は加賀ちゃんノーマルバージョンで」
加賀「艦隊のアイドル、加 瑞鶴「失礼します」ガチャッ 賀ちゃんだよー!、よっろしくぅー!」加賀ちゃんスマイルッ
提督、赤城「「あっ…」」
瑞鶴「………」ポカーン
加賀「………」プルプル
提督、赤城「………」
瑞鶴「えっと…」
加賀「…うっ…グズ…」
提督、赤城、瑞鶴「!?」
加賀「提督のバカー!!」ダッ
提督、赤城「加賀ちゃん!!」ガタッ
バンッバタンッダダダッ
提督「………」
赤城「………」
瑞鶴「………」
提督「………なあ赤城…」
赤城「……何ですか提督…」
提督「……後で加賀に謝りに行こうな…」
赤城「……はい…」
提督「………瑞鶴も…な…」
瑞鶴「えっ私も!?」
~~~
加賀「…全くヒドイです…」もぐもぐ
提督、赤城、瑞鶴「ごめんなさい」
加賀「それにこんなに美味しいうどんを独り占めしようとしていたなんて」もぐもぐ
赤城「ごめんなさい加賀さん許してください」
加賀「…明日一緒に遊びに行ってくれたら許してあげます」
赤城「それでしたら、ぜひっ喜んで!」パアッ
瑞鶴「寂しかったんだ」ボソッ
加賀「…口を開いているヒマがあったら早くうどんを茹でなさい五抗戦」ギロッ
瑞鶴「はいはーい、ってゆうか私とばっちり」ブツブツ
提督「なあ加賀、俺はどうしたら?」
加賀「…提督は…明日の私と赤城さんの食費を全額出してくれればいいです」もぐもぐ
提督「…oh no…」
加賀「…嫌なのですか?」
提督「いえいえ喜んで出させていただきます」
瑞鶴「提督さん、加賀さんばっかりズルイっ」うどん茹でっ
提督「すまん…金銭的に…キツイんだ」
瑞鶴「え~瑞鶴も久しぶりに遊びたい!」
提督「うぅ…わかったよ…」
瑞鶴「やったー!!…提督さんありがとう!!」ニコッ
提督「……まあいっか…」
提督の貯金は消え去った!!
-完ー
[加賀さんとズイボルトペンギン ]
加賀「提督、欲しいものがあるのですが」
提督「なんだ?加賀が何かを欲しがるのはめすらしいな、何が欲しいんだ?」
加賀「ペンギンが欲しいです」
提督「…本物?」
加賀「はい」
提督「ゴメン、無理」
加賀「そう…ですか」シュン
提督「すまんな」
加賀「いえ、私のほうこそわがまま言ってすみませんでした」
~回想終わり~
提督「…ということがあってな」
赤城「…はあ」
提督「なにかいい考えはないか?赤城」
赤城「…むずかしいですね」
赤城「…開発失敗の時に出るペンギンの中に入ってみるとか…どうですか?」
提督「…ばれるんじゃないか?」
赤城「じゃあ、マスコットキャラクターということでペンギンっぽい何かをつれてくるとか」
提督「その案でいこう、そうと決まれば早速工房に行くか」
~工房~
妖精「…なるほど…わかりました、それでは燃料をいただければすぐに作れますよ」
提督「燃料だけでいいのですか!?」
妖精「はい、ぬいぐるみだけなので」
提督「…ところで、あのぬいぐるみってどうやってつくってるんですか?」
妖精「燃料から化学繊維を作り出し、そこからぬいぐるみを作ってます」
提督(作らないという選択肢はないのかな)
提督「鋼材は?」
妖精「ダンボールの形に成型します」
提督「弾薬は?」
妖精「金属と火薬に分けて金属はダンボールに、火薬は使い道がないので毎回秘書艦を通じてお返ししております」
提督「…ボーキサイトは?」
妖精「ボーキサイトも使い道がないので毎回秘書艦を通じてお返ししております」
赤城「………」汗ダラダラ
提督「……赤城」
赤城「ひゃい!?」ビクッ
提督「…お前」
赤城「タッタベテマセンヨ?」目そらし
提督「…ほう、怪しいな」じーっ
赤城「………」
提督「…お前が…食ったのか?」
赤城「しっ証拠はあるのですか?」
提督「こちらに」
妖精「…」
赤城「すみませんでした私が食べました」
提督「…よくぞ正直に言ってくれた、俺はうれしいぞ」
赤城「…提督」
提督「だが赤城、今日から三日間お前のおやつはバナナだけだ」
妖精(おやつ抜きという選択肢はないのかな)
赤城「えっ、提督ウソですよね、冗談ですよね!?」アセアセッ
提督「…本当だ」
赤城「…そん…な…」涙(目薬)ぽたぽた
提督「…赤城泣くな、お前の泣く姿を見るのは辛い…」
赤城「…でも…」
提督「なあ赤城…お前はどんな逆境もはねのける強さを持っている…この俺が言うんだから、間違い無い」
赤城「………」
提督「俺は信じているんだ…この逆境が赤城をさらに強くするってな…」
赤城「…提…督…」
提督「…赤城…」
赤城「それでも私はやっていない」キリッ
提督「それでいい」
妖精「いいわけねえだろ!!」
~~~
提督「…それではここに燃料を用意しましたので」
妖精「はい、承りました………はいっ出来ました」ドサッ
提督、赤城「速っ!」
妖精「?何を言っているのですか、毎回こうじゃないですか」
提督「…それもそうでしたね」
~執務室~
提督「…しかし凄いな妖精さんは、人間大のぬいぐるみを短時間で作り上げてしまうんだからな」
赤城「ええ、しかもかなり精巧ですからね…」
提督「さて、仕上げといきますか」
赤城「はい、そうしますか」
提督「それでは1○0円ショップで買ったファスナーをペンギンの背中に取り付けます」テレテレッテレー♪
赤城「なぜ説明口調…それに、それだと○の意味がないのでは?」
提督「それもそうだな…ゴホン、では改めて、(ピー!)ショップで買った(ピー!)をペンギンの(ピー!)に取り付けます」
赤城「違うそうじゃない」
~~~
提督「…ふうっ、何がともあれ出来たぞ」
赤城「いや、低反発にする必要は無かったとおもうのですが…」汗ぬぐい
提督「…まあ安眠枕としては使えるだろう…」
赤城「中に入っている人も寝袋として使えますし…なんだか無駄な事をした気が…」
提督「気にしたら負けだ…」
赤城「ところで誰が中に入るのですか?」
提督「…俺と赤城は仕事が残ってるし…誰かヒマな人はいないかな…」
瑞鶴「提督さーん、ヒマだから遊びにきたよ」ガチャ
提督「瑞鶴!!いいところに来てくれた」ガシッ
瑞鶴「えっなにっ!?ちょっ顔が近いよ提督さん…///」
提督「瑞鶴、ヒマだったら(ピー!)を着て加賀に(ピー!)してくれないか?」
※訳(瑞鶴、ヒマだったら着ぐるみを着て加賀の所にサービスしてくれないか?
瑞鶴「なにを言ってるの!?」
提督「(ピーーーーーーーーーーーーー!)」※訳(お願い、ご褒美あげるから)
瑞鶴「いやああああ!!」
ゴスッ ドコッ
提督「ガハッ」
赤城「全く、提督はお茶目ですねぇ」ニコリ
瑞鶴(赤城さん…目が笑ってない)
赤城「ゴメンなさいね瑞鶴さん、これはカクカクシカジカで…」
瑞鶴「成る程…で、提督さんご褒美は?」
提督「…ゴフッ…ご褒美…は…明日…遊園地…に…連れて…行って…や…る…」ガクッ
瑞鶴「提督さん!?…提督さーん!!」
~~~
提督「じゃあ行くか」
瑞鶴「生きとるんかい」
~~~
< コンコン
加賀「どうぞ」
提督「しつれいするよ」ガチャ
加賀「あら、提督ですか、その子は?」
提督「ああ、上○動物園に連絡したら本物は無理だけどマスコットキャラクターなら一時間貸せるってな」
加賀「…かわいい…提督、ありがとうございます」
提督「いや、そんなお礼を言われる程の事じゃあない、それじゃあ頼むぞ瑞…」
加賀「ずい?」
提督「…ズイボルトペンギン」
瑞鶴(安易だ…)
加賀「成る程、その子の名前はズイボルトペンギンなのですね」
提督「ああ、じゃあ一時間後に引き取りにくるから…」
加賀「はい、了解です」
~~~
加賀「………」じー
瑞鶴(めっちゃ見られとる)
~5分後~
加賀「………」じー
瑞鶴(まだ見られてる、なんだか恥ずかしい)
…ギュッ
瑞鶴(わわっいきなり抱きつかれた)
加賀「………♪」スリスリ
瑞鶴「めっちゃ頬擦りされとる」
加賀「………♪」スリスリ
~5分後~
瑞鶴(…5分経過したけどまだ頬擦りされてる)
加賀「………」ZZz
瑞鶴(寝てる!?)
加賀「………」ゴロゴロッ
瑞鶴(ほぁぁ!?これはアカン目が回る)
ピタッ
加賀「………」ZZz
瑞鶴(止まった…寝相悪すぎでしょう)
加賀「………」ゴロゴロ
瑞鶴(ほぁぁ!?)
ピタッ
瑞鶴(止まった)
加賀「………」ゴロゴロ
瑞鶴(ほぁぁ!?)
ピタッ
瑞鶴(止まった)
加賀「………」ゴロゴロ
瑞鶴(ほぁぁ!?)
~(割愛)~
1時間後、瑞鶴は救出された…
翌日、瑞鶴がジェットコースタに乗ることは無かった。
ーおまけー
提督「ところで赤城、もしかして火薬も一緒に食べてたのか?」
赤城「いえ、火薬は花火にして遊んでました」
提督「なに!?、後始末は?」
赤城「はい、その辺は抜かりありません」ビシッ
提督「流石だ赤城」
赤城「はい、提督に迷惑をかけたくありませんからね」ニコッ
提督「…赤城…」
赤城「…提督…」
加賀「なぜでしょう、何かが違う気がします」
瑞鶴「なにもかもが違う」
-完ー
[瑞鶴の散々な一日 ]
瑞鶴「キレイな月だな」
加賀「瑞鶴」
瑞鶴「?あっ加賀さんこんばんは」ペコリ
加賀「あなた、何をしているの?」
瑞鶴「いえ特に何も…加賀さんはなにを?」
加賀「明日休みだから久しぶりに夜更かしでもしようと思ってね」
瑞鶴「そうですか…」
加賀「…眠れないの?」
瑞鶴「えっ」
加賀「図星ね…普段から早寝早起きのあなたがこんな夜中に起きている事は珍しいもの…大方嫌な夢でも見たんでしょうね」
瑞鶴「うっ」
加賀「…どんな夢をみたの?」
瑞鶴「…皆が…いなくなっちゃうんです…」
加賀「…」
瑞鶴「…行かないで、って叫んでも…ごめんね…って…悲しそうに…」
加賀「…そう…」
瑞鶴「…その悲しそうな顔を見ていると…こっちも悲しくなっちゃって…」
加賀「…」
瑞鶴「…泣かないって…決めていたのに…」
加賀「…悲しい時は泣きなさい…」
瑞鶴「えっ?」
瑞鶴「…溜め込み過ぎるのは良くないわ…あなたが泣き止むまでここにいてあげるから…ね?…」
瑞鶴「…加賀さん…」
加賀「弱音を吐ける相手がいる時は、弱音を吐きなさい」
瑞鶴「…ありがとう…ございます…」
加賀「………いいのよ…気にしなくて…」
~~~
瑞鶴「おじゃましまーす」
赤城「あら、瑞鶴さん」
加賀「ひとりじゃ寝られないだろうから仕方なく連れてきたのよ」
瑞鶴「こんばんは赤城さん」
赤城「ふふっ良かったですね瑞鶴さん、やさしい先輩に恵まれて」
瑞鶴「はいっ」
赤城「加賀さんったら瑞鶴さんが一人で月を見ているのを見つけてずっと心配そうに…っと、これ以上は加賀さんが怒ってしまいますね」
瑞鶴「えっ?」
加賀「勘違いしないで、明日泣きつかれても困るからよ」
赤城「ふふっそうですね」ニコニコ
加賀「全く、赤城さんは…ほら、寝るわよ、瑞鶴こっちに来なさい」
ムギュッ
瑞鶴(わわっ加賀さんに初めて抱きしめられた)
加賀「ね~むれ~ね~むれ~♪ 加~賀~の~む~ね~に~♪」背中ポンポン
瑞鶴(ふふっ加賀さん温かい)うとうと
~五分後~
加賀「摩訶般若波羅蜜多心経」
瑞鶴(般若心経!?って言うか加賀さんめちゃくちゃ熱いんですけど!?)
瑞鶴(とにかく一旦離れて、ってええ!?体が動かない!!なんで!?) ※加賀さんは無意識で瑞鶴をホールドしています
瑞鶴(仕方が無い、助けを呼ぼう)
瑞鶴「モガーモガー」
加賀「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五んっ!!(ビクッ)」キュッ
瑞鶴(ほああ!?しまったさらに締め付けが強く…て…あれ…意…識……が……)
瑞鶴「………」チーン
加賀「…ふう…やっと寝たわね…それにしても………ひどい寝顔ね…いったいどんな夢をみているのかしら…」
~瑞鶴の夢の中~
瑞鶴「う~寒い」
瑞鶴「おお~雪が積もってる、っと早く帰らなくちゃいけないんだった」
ガラッ
瑞鶴「ただいま~」
シーン
瑞鶴「あれ?誰もいないのかな?」
加賀「あらお帰り」ヒョコ
瑞鶴「ただいまです加賀さん、ところで皆は何処に?」
加賀「皆は買い出しに出かけたわよ」
瑞鶴「成る程、それにしても寒いですねストーブあります?」
加賀「あら、ちょうど壊れてしまっているのよ、ちょっと待ってなさい」ゴクゴク
瑞鶴「加賀さん、何故、灯油を飲んだんですか?」
加賀「あなたを暖めるためよ、っと、きたきた」シュー
瑞鶴「…何故、加賀さんから勢いよく湯気が出ているんですか?」
加賀「あなたを暖めるためよ」ニコオ
瑞鶴「……何故、加賀さんはすごい笑顔なのですか?」
加賀「あなたを安心させるためよ」ニコオ
瑞鶴「ヒッ」後退り
加賀「あらあらどうしたの?」ズイッ
瑞鶴「ヤバイッ焼き鳥にされる!!」ダッ
加賀「あっコラ、待ちなさい」ニコオ
瑞鶴「何で!?私の方が足が速い筈なのに差が縮まっていく」
加賀「まちなさ~い」ニコオ
瑞鶴「ヤバイヤバイヤバイ!!、よしっ、あっちに岩があるから岩のかげに隠れよう」
加賀「あら?あの娘ったら何処に行ったのかしら…」キョロキョロ
瑞鶴(ふぅ、バレてない)
加賀「…仕方ない帰りますか」
タタッ
瑞鶴「………」
瑞鶴「行ったかしら」ヒョコ
加賀「………」
瑞鶴「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」
加賀「こんな所にいたのね」ニコオ
瑞鶴「ヒィッ!!逃げ、ってあれ?腰が抜けて…」へチョン
加賀「全く…風邪引くわよ」ニコオ
ガシッ
瑞鶴「ギャーー!!」
~~~
瑞鶴「ハァハァ、夢…か」モミモミ
加賀「…んっ…あっ…」ビクッ
瑞鶴「…なんだろうこの左手の柔らかな感触は」モミモミ
加賀「…あっ…あんっ…」ビクッ
チラッ
瑞鶴「………なんだ…腹か…」
このあとめちゃくちゃ爆撃された
~~~
翔鶴「おはよう、瑞鶴、昨夜は何処にいってたの?」
瑞鶴「おはよう翔鶴姉っ 昨日は加賀さんと赤城さんの部屋にいってたの」
翔鶴「えっ?」
瑞鶴「加賀さんに添い寝してもらったの」
翔鶴「いいなぁ…」
瑞鶴「………まあ寝起きは最悪だったけどね…」
翔鶴「?なにか言った?」
瑞鶴「なんでもないよ翔鶴姉…汗かいたからちょっとお風呂に入ってくるね」
~~~
カポーン
瑞鶴「やっぱ、朝風呂はいいねぇ、だだっ広いお風呂を独り占めできるし…」
瑞鶴「…さて、そろそろあがりますか…」ザバッ
ー脱衣場ー
瑞鶴(…そういえば利根さんのパンツって肩のところにかけているのかな)
瑞鶴(あれって普通のパンツを肩のところまで一生懸命引き上げているんだろうな)
ウサギパンツ「………」
瑞鶴「…よし、やってみよう」
ウサギパンツ「!?」
瑞鶴「ふんぬっ」
ウサギパンツ、ミチ
瑞鶴「こんのっ」
ウサギパンツ、ミチミチ
加賀「ああつかれた…」ガラッ
瑞鶴「…あっ」
ウサギパンツ、ミチミチミチ
瑞鶴「………」
加賀「………」
瑞鶴「かっ加賀さんこれは誤解で…」
加賀「動くな!!」
瑞鶴「!?」ビクッ
加賀「…敵が…潜んでいるわ…」
瑞鶴「えっ!?」
ウサギパンツ、ミチミチミチミチ
加賀「…これを持ってきておいて正解だったわね…」
加賀「パシャシャシャシャッ」
瑞鶴「ほぁあああ!?何をしているんですか!!」
加賀「っふう」っあせぬぐい
ウサギパンツ、ブチッ
瑞鶴、加賀「「あっ」」
加賀「………」
瑞鶴「………」
加賀「そっそれじゃっ」そそくさっ
瑞鶴「…逃がすかぁ!!」ダッ
加賀「ひぃっ変態」ダッ
瑞鶴「今の私は大破よりも身軽な全裸状態、今の私から逃げられる者はなど、いないっ!!」
ガシッ ゴロゴロ
瑞鶴「…さぁ加賀さん、カメラはどこですか?」モミモミ
加賀「ひんっ…駄目…そこは格納庫だから…あっ…」ビクッ
瑞鶴「…あれっ?見つからない」モミモミ
加賀「…んっ…あんっ…」ビクビクッ
祥鳳「何でしょう」ヒョコ
瑞鳳「声が聞こえる」ヒョコ
瑞鶴「あっ…」モミモミ
~~露出狂と貧乳が現れた!!~~
瑞鳳「ちょっ、失礼なテロップね!!」
祥鳳「そうです、間違ってます、私は露出狂ではなく露出教です」プンプン
瑞鳳「…お姉ちゃんの頭の方が間違ってるよ…」
~~露出教徒とヒンヌー教徒が現れた!!~~
瑞鳳「…違う…」
瑞鶴「あの…さっきから何を?」モミモミ
加賀「…あっ…あんっ…」ビクビクビクッ
瑞鳳「なっなんでもないよ」
祥鳳「ところで瑞鶴さんと加賀さんは何を…」
祥鳳、瑞鳳「「あっ・・・(察し)」」
瑞鳳「そっそれじゃ」そそくさっ
祥鳳「わっ私達はこれで」そそくさっ
瑞鶴「まっ待ってください、これは誤解です」モミモミクリクリ
加賀「…あっ…らめ…もう…」ビクビクビクビクッ
祥鳳、瑞鳳「「誤解?」」
加賀「…らめっ…もう限か…あっ…アッー!!」ビクンッビクンッ
瑞鶴、祥鳳、瑞鳳「「「…あっ…」」」
~~加賀はフィニッシュした!!…一抗戦の誇りに5のダメージ!!…加賀は死んでしまった~~
…おお加賀よ、死んでしまうとはなにごとだ!…
加賀「復活の呪文…」ボソッ
瑞鶴、祥鳳、瑞鳳「「「!?」」」
瑞鶴「あんみつ…」
加賀「………」ガバッ!!
瑞鳳「加賀さん、生き返ったんですね」
祥鳳「ゆ、う、て、い、み、や、お、う、き、む、こ、う…」
瑞鳳「お姉ちゃん!! 字数稼ぎはやめて!! それに加賀さん生きてるから!!」
祥鳳「加賀さん、生きていたのですね」うれし涙
加賀「ええ、一抗戦ですから、あの程度の攻撃では傷ひとつ食らいません」
瑞鶴「さっき死んでたじゃん」
加賀「…ピューピュー♪…」目そらし
瑞鶴「誇りに傷がついたとか…」
加賀「…誇りはたべれない…」
瑞鶴「おいっ」
祥鳳「…ところで瑞鶴さん、誤解と言うのは?
瑞鶴「ああ、実は…クチュンッ…」ブルブル
祥鳳「あらあら、その格好では風邪をひいてしまいますね、私の上着をお貸ししますので…瑞鳳は袴とふんどしを」脱ぎ脱ぎ
瑞鳳「はーい、お姉ちゃん…って、貸すわけないでしょ!!」
瑞鶴「あっ大丈夫です、脱衣所に私の服があるのでとってきます」タタッ
祥鳳「そう…ですか」シュン
瑞鳳「何で、がっかりしてるのよ…」
~~~
祥鳳「ところで先ほどは何を?」
加賀「私が脱衣所の扉を開けた瞬間、中にいたこの子が自分のパンツを破り捨て、私に飛びかかり、私の格納庫をめちゃめちゃに…」
瑞鶴「間宮さんアイス…」ボソッ
加賀「…というのは全部ウソで脱衣所に虫が出たのでしょう、それでこの子が逃げようとしてこのような状況に…」
祥鳳「破り捨てる…その手があったか!!」
瑞鳳「お姉ちゃん、そろそろ怒られるよ…それにしても成る程、瑞鶴さんは災難でしたね…」
瑞鶴「いえ、ゴメンなさい、時間をとらせてしまって…」
祥鳳「いえ、いいんですよ、仲間も増えたことですしね」
瑞鶴「?」
~~瑞鶴は露出教徒の称号を得た…瑞鶴は大切な何かを失った~~
~~おまけ~~
瑞鶴「加賀さんさっきの写真消してくださいよ」
加賀「写真?撮ってないわよ」
瑞鶴「え?でもシャッター音が」
加賀「シャッター音が口で言えないようじゃ一抗戦はつとまらないわよ」
瑞鶴「えっ!?口で言っていたんですか!?てゆーか一抗戦って…」
加賀「…突っ込んだら負けよ」
瑞鶴「…はい…」
~夜~
<コンコン
赤城「はい、どうぞ」
瑞鶴、翔鶴「「失礼します」」ガチャ
赤城「あら?二人そろってどうしたんですか?」
翔鶴「あの…加賀さんに添い寝してもらいたくて…」モジモジ
瑞鶴「私は一人で寝るのが嫌だったので…」
赤城「ふふっ、良かったですね加賀さん?」
加賀「………全く」
赤城(あっうれしそう)ニコニコ
赤城「それでは私は瑞鶴さんに添い寝しますね」
瑞鶴「えっ?いいんですか?」
赤城「はい」ニコッ
加賀「…ほら翔鶴、寝るわよ」
翔鶴「はい!!」ワクワク
~5分後~
加賀「摩訶般若波羅蜜多心経」
翔鶴(…凄く…熱い………だれか…助けて…)
神「……目覚めよ…」
翔鶴(えっ!?頭の中で何かが…あれ…意……識……が……)
翔鶴「………」チーン
加賀「…ふう…やっと寝たわね…あら………私も…眠く……」
加賀「………」スヤッ
~加賀の夢の中~
加賀「いい天気ね…」
加賀(それにしても広い公園ね…)
白犬「ワンッワンッ」
加賀「あら…大きな犬…それにしても白くてきれいな毛、まるで翔鶴ね」
白犬「ワンッ」
加賀「ふふっおいで」
白犬「ワンッ」ペロペロ
加賀「わひゃっ!!、なっ何で私の二の腕を舐めているのかしら」
白犬「ワンッ」ペロペロ
加賀「くっくすぐったい」
白犬「ワンワンッ」ペロペロ
加賀「あっはっはっはっはっ」
~~~
加賀「…夢…か…」
翔鶴「ムニャムニャ」ハムハム
加賀「…なぜ翔鶴が私の二の腕をくわえているのかしら…」
翔鶴「ムニャムニャ…加賀さん…おいしいですね…この……ボンレ○ハム………ムニャムニャ…」ハムハム
加賀「………」
翔鶴「はっ!?殺気!?」ガバッ
加賀「………」
翔鶴「おっおはようございます加賀さん」
加賀「…おはよう翔鶴………尻を出しなさい…」ニコッ
翔鶴「?こうですか?」ペロン
加賀「そうよ…いい子ね…」スッ
スパーン!! スパーン!!
~食堂~
提督「いやあいい朝だ」
祥鳳「おはようございます提督」
提督「ああ、おはよう祥鳳………道着の上はどうしたの?」
祥鳳「あら…忘れてました…」ニコッ
提督(わざとだ…)
提督「全く…祥鳳は…」上着ファサッ
祥鳳「あっありがとうございます提督」
提督「いや、そんなお礼を言われることはしていないよ」
祥鳳「……でも、提督…いいんですよ?私に気を使わなくても…その…私も好きでやっているので///」
提督「知ってるよ」
赤城、加賀「おはようございます」
祥鳳「あっ皆さん、おはようございます」
提督「おお、おはよう………なんで?」
赤城「?どうかしましたか?」
提督「いや…なんで加賀の目が死んでるの? て言うか何で瑞鶴は泣いているの? なんで翔鶴は加賀に抱えられてるの?」
翔鶴「あ…提督…おはよう…ございます…」ビクンビクンッ
提督「…おはよう翔鶴…この状況はいったい?」
翔鶴「ああ…これは…私が加賀さんの二の腕を…」
加賀「…口を慎みなさい…」翔鶴の尻スパーン
翔鶴「ひぎぃ…あっありがとうございます!!」ビクンビクンッ
瑞鶴「うっうぇえええええん」涙ボロボロ
提督「………赤城………説明して…」
赤城「…はい…朝起きたら、翔鶴が加賀さんを怒らせたらしく…加賀さんが翔鶴さんのお尻を叩いてました」
提督「うん」
赤城「…ただ…加賀さんが叩くたびに…翔鶴さんは、もっともっと、って…最終的には加賀さんが泣いていました…」
提督「…うん」
赤城「…そのタイミングで瑞鶴さんが起きてしまって…その…このような状況に…」
瑞鶴「ううっ…翔鶴姉ぇ…」涙ボロボロ
翔鶴「…瑞鶴…泣かないで…」ビクンビクンッ
加賀「………」涙ホロリ
提督「……………祥鳳」
祥鳳「…何ですか?提督」
提督「今日の朝食はなにかな?」
祥鳳「…今日の朝食は、ご飯と味噌汁と納豆です」
提督は見なかった事にした!!
-完ー
[提督の日常 ]
瑞鶴「ヒマだしテレビでも見てますか」ピッ
テレビ「今日は身近な人に催眠術をかけてみよう!!」
瑞鶴「………」
テレビ「この五円玉とヒモを使えば誰でも簡単に催眠術をかけることが出来ます!!」
瑞鶴「………翔鶴姉…」
翔鶴「どうしたの?瑞鶴」
瑞鶴「…いい事を思いついたの、五円玉とヒモを貸してほしいんだけど」
翔鶴「いいけど…何に使うの?」
瑞鶴「ふっふっふっ、聞いて驚かないでね翔鶴姉っ!!五円玉とヒモを使って加賀さんに催眠術をかけるのよ!!」
翔鶴「ええっ!?」
瑞鶴「そして加賀さんにナデナデしてもらうのよっ!!」ドヤッ
翔鶴「瑞鶴…あなたって娘は…」
瑞鶴「ふっふっふっ」
翔鶴「なんて頭がいいのかしら!!…流石私の妹ね!!」
瑞鶴「そんなにほめないでよ翔鶴姉っ、照れるじゃない」二ヘラッ
瑞鶴「よしっ!! 思い立ったが吉日、さっそく行動に移しましょう!!」
~~~
<コンコンッ
赤城「はい、どうぞー」
瑞鶴、翔鶴「「おじゃまします!!」」
赤城「あら、二人とも遊びにくるなんてめずらしいですね…」
瑞鶴「はいっ!!今日は加賀さんに用があって来ましたっ!!」
加賀「…なにかしら?」
赤城(あっ、うれしそう)ニコニコ
瑞鶴「ふっふっふ、加賀さん私と向かい合ってください!!」
加賀「…こうかしら?」スッ
瑞鶴「はい!!…さて加賀さん、このヒモで吊るされた五円玉をよーく見ていてください!!」五円玉ユ~ラユ~ラ
加賀「?わかったわ」ジー
瑞鶴「加賀さんはだんだん私の言うことを聞くようのなる~、加賀さんはだんだん私の言うことを聞くようのなる~」五円玉ユ~ラユ~ラ
赤城「…あの、翔鶴さん?」
翔鶴「何ですか?赤城さん?」
赤城「…瑞鶴さんは一体何を?」
翔鶴「はい!!加賀さんに催眠術をかけて加賀さんに撫でてもらおうっていう作戦です!!」
赤城「…発案者は、誰ですか?」
翔鶴「瑞鶴です!!」
赤城「成る程…その作戦を聴いた瞬間、翔鶴さんはなんて思いました?」
翔鶴「我が妹ながら、瑞鶴を天才だと感じました!!」
赤城「………」涙ホロリ
翔鶴「あっ赤城さん?どうしたのですか?」オロオロ
赤城「いえ…あなたの話を聞いていたら…その…かってに涙が」
翔鶴「あれっ?私、何かひどい事を言ってしまいましたか?」オロオロ
赤城「…いえ…言ってませんよ…催眠術うまくいくといいですね…」
翔鶴「はい!!」ニコニコ
瑞鶴「加賀さんはだんだんやさしくな~る、加賀さんはだんだんやさしくな~る」五円玉ユ~ラユ~ラ
加賀「………」
瑞鶴「加賀さんはだんだん私を撫でたくな~る、加賀さんはだんだん私を撫でたくな~る」五円玉ユ~ラユ~ラ
加賀「………」
瑞鶴「…あれ?効かないのかな…」五円玉ユ~ラユ~ラ
加賀「………」ブワッ
瑞鶴「え!?加賀さん!?どうして泣いているんですか?」オロオロ
加賀「何でも…無いわよ…」
ガシッ ナデナデ
瑞鶴「へっ?加賀さんに撫でられた…」
翔鶴「成功…した…?」
加賀「…うっ…ううっ…」ナデナデ
瑞鶴「…やったよ翔鶴姉っ!!成功したよ!!」
翔鶴「すごいわ瑞鶴!!流石ね」
赤城「…………不憫な…」
<コンコン
赤城「あっどうぞ」
提督「失礼するよ」ガチャ
瑞鶴「あっ提督さん」
提督「やあ瑞鶴………何この状況!?」
翔鶴「提督、これはカクカクシカジカで…」
瑞鶴「すごいでしょ!!」ムフンッ
提督「…なんという…あれ?おかしいな…目から汗が…」ウルッ
翔鶴「提督?大丈夫ですか?」オロオロ
提督「…ああ…だいじょうぶだ…しかし…成る程、そう言う事か」
加賀「そうです、催眠術をかけられていたので仕方なく撫でているのです」
提督「ふふっそうだな、そう言う事にしておこう」
赤城「ところで提督、そのクーラーボックスは?」
提督「ああ、皆がんばっているからな、ご褒美に間宮さん特製アイスを持ってきたんだ」
赤城「やったー!!大好きです!!」
提督「ふっ照れるじゃねえか」
赤城「間宮さんアイスが」
提督「…うん…知ってたし…」
加賀「赤城さん…あなたはヒドイ人ですね…」
翔鶴「加賀さん!!次は私を膝枕で撫でてください!!」
加賀「はいはい、仕方ないわね」ナデナデ
~~~
提督「しかし…催眠術って面白いな」
赤城「ええ、まあ加賀さんの場合は催眠術にかかったと言うより、ツンデレ、のデレの部分が出t…ゴメンなさい加賀さん睨まないで」
加賀「全く…赤城さんは」
提督「しかし、加賀は本当に、五抗戦が好きだn…ゴフッ…」ドサッ
加賀「あら、ごめんなさい、手が滑りました」シラッ
赤城「凄い…右手で翔鶴さんを撫でつつ左手でボーキサイトを提督に当てるとは…一体何処からボーキサイトを出したのですか?」モグモグ
加賀「気にしないで下さい赤城さん、そして私が投げたボーキサイト食べないで下さい、それは私のオヤツです」
赤城「…あら、ごめんなさい、つい…あら?翔鶴さん寝てしまいましたね」
翔鶴「…ムにゃムにゃ」Zzz
提督「よっぽど加賀の膝枕が気持ちよかったんだろうな」ムクリ
瑞鶴「提督さん生きてたんだ…」
提督「ところで瑞鶴は催眠術にかかったことはあるのか?」
瑞鶴「無いよ?なんで?」
提督「催眠術って単純な人間がかかるって言うから」
瑞鶴「ムキーー!!」
赤城「でも提督、それだと加賀さんが単純だということに」
瑞鶴「ええ、加賀さんは単純ですからね」
加賀「あら、提督に単純だって言われてお約束どおりの反応を見せる、単純すぎる、あなたにいわれたくないわ」
瑞鶴「ムキーー!!なら試してみてくださいよ!!私が本当に単純なら催眠術にも簡単にかかりますから!!」
加賀「分かったわ」
加賀「あなたはだんだん鶏にな~る、あなたはだんだん鶏にな~る」五円玉ユ~ラユ~ラ
瑞鶴「………」ジー
加賀「あなたはだんだん鶏にな~る、あなたはだんだん鶏にな~る」五円玉ユ~ラユ~ラ
瑞鶴「…ク……」
赤城「…ク?」
瑞鶴「……クルッポー!!」
赤城「え!?」
加賀「やりました」ムフンッ
赤城「………」
提督「……なあ…これって鶏じゃなくって…鳩じゃね?」
加賀「………」
瑞鶴「………」
赤城「………」
加賀「…トサカにきました、全機発艦してください」
瑞鶴「クルッポー!!(全機爆装、準備出来次第発艦!目標、提督、やっちゃって!)」
提督「理不尽だー!!」
提督は爆撃された!!
~おまけ~
提督「………」チーン
瑞鶴「提督さん寝てしまいましたね」←催眠からさめた
加賀「ええ、私たちの攻撃がよっぽど気持ちよかったのでしょうね」
赤城「…あなた達…」
翔鶴「ふふっ…やわらかいですね…」Zzz
瑞鶴「翔鶴姉…まだ寝てたんだ…」
翔鶴「…加賀さんの二の腕…」Zzz
提督「………」ピクッ
加賀「……提督…」
提督「………」
加賀「寝たふりをするのはよくないですねぇ」ユラァ
提督「………起きたら怒るじゃん」
加賀「…何故、私が怒ると思ったのですか?」
提督「だって加賀の二の腕が…」
加賀「全機発艦してください」
提督「ギャーー!!」
赤城「提督は本当にアホですね…」
提督はMに目覚めかけた!!
-完ー
[赤城と模様替え ]
提督「う~ん………」
赤城「どうしました?提督」
提督「部屋の模様替えをしようと思っていてな」
赤城「はい」
提督「でも、どう模様替えをすべきかいまだに悩んでいるんだ」
赤城「ああ、そう言う事ですか」
提督「そこで、赤城にも意見を聞きたい」
赤城「分かりました、私には今三つの案が出ています」
提督「おお、」
赤城「一つ目は温泉檜風呂を主体とした部屋」
提督「なるほど」
赤城「二つ目は温泉岩風呂を主体とした部屋」
提督「………うん」
赤城「三つ目は羽毛布団と枕を主体とした部屋です」
提督「赤城………仕事しない気だな?」
赤城「ギクッ………なぜそう思うのですか?」
提督「布団で寝てしまえば仕事から逃れられる」
赤城「でっでもお風呂は大丈夫ですよ?」
提督「風呂の入ってしまえばチキンな俺は赤城を見ることは出来ず、働いていなくてもばれない」
赤城「………」
提督「図星だな」
赤城「………なら、一歩譲ってちゃぶ台を主体にした部屋で」
提督「それならいい………っとでも言うと思ったかーー!!」
赤城「えええ!?」
提督「ふうっ危ないところだった………最初に無理なことを言って次に、少し無理なことを言う事で自分の意見を通す作戦か………赤城、さすがだな………だが見切らせてもらったぞ!!」
赤城「………グウッ」
提督「俺の話しが長いからってっ寝るな--!!」
赤城「わひゃあっ!!」
提督「………まあいいよ……」
赤城「はい?」
提督「……赤城には普段から迷惑かけているしな、ちゃぶ台くらいならいいよ」
赤城「ありがとうございます!!提督!!」
提督「………でも一つだけ問題があってな?」
赤城「………はい?」
提督「家具コインがないんだ」
赤城「」
提督「3-3回って」
赤城「」
提督「がんばって」
~~~
赤城「ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台」
加賀「…………」
瑞鶴「…………」
翔鶴「…………」
妖精「じゃっじゃあ羅針盤回すよ?」
グルグルグルグル
妖精「やっやったね?ボスだよ」
赤城「ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台」スッ
妖精「あっ赤城さん?そっちはボスじゃな………」
赤城「ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台ちゃぶ台」
妖精「ひい!?」
加賀「………」
瑞鶴「………」
翔鶴「………」
~~~
加賀「提督…」
提督「なに?」
加賀「赤城さん…」
提督「ああ……」
加賀「何をしたんですか?」
提督「ちゃぶ台が欲しいっていっていて…家具コインがないから3-3回って?って言ったら…」
加賀「ああ………でも変ですね…」
提督「なんで?」
加賀「ちゃぶ台にはコイン2000枚だけ必要だって聞いたんですが……赤城さんもう6000枚くらい集めたんです…」
提督「ええ!?………もしかして………」
加賀「どうしました?」
提督「ちょっと赤城のところに行ってくる…」
~~~
赤城「温泉岩風呂温泉岩風呂温泉岩風呂温泉岩風呂温泉岩風呂温泉岩風呂」
提督「やっぱりーー!!」
赤城「あら?温泉岩風呂………じゃなかった、提督、どうしました?」
提督「………もしかして………温泉岩風呂設置しようとしてる?」
赤城「ギクッ………していませんよ?」
提督「ふうん………ところで家具コイン何枚たまった?」
赤城「一万枚」
提督「は?………嘘だろ?…」
赤城「本当ですよ?…ほらっ」
提督「………本当だった………赤城凄いな…」
赤城「ふふっ…私が本気を出せばこうなるんですよ!!」
提督「てゆーかさー、これだけ家具コインあるんだったら温泉岩風呂、買えるよ?」
赤城「え?」
提督「え?」
赤城「………」
提督「………」
赤城「………きっ気づいていましたよ?」
提督「嘘だ…」
赤城「そうと分かれば早速買ってきます!!それでは!!」ダッ
提督「あああ!!しまった!!言わなきゃよかった!!」ダッ
~~~
提督「………見失った…」
瑞鶴「提督さん、なにしてるの?」
提督「ああ、瑞鶴、赤城みなかったか?」
瑞鶴「赤城さん?赤城さんならさっき執務室に…」
提督「しまった」
瑞鶴「どうしたの?」
提督「いや、なんでもない、ありがとう瑞鶴!!」ダッ
~~~
提督「赤城!!」バタンッ
赤城「………提………督……」
提督「どっどうした?赤城」
赤城「温泉岩風呂を設置するには特注家具職人が必要だって……」
提督「あ………」
赤城「………」
提督「………」
赤城「………」
提督「………がんばって」
赤城「………はい…」
[もしも、瑞鶴と翔鶴が幼女だったら…]
< 加賀さん改、おめでとー!!
加賀「………」ポカーン
加賀「あっありがとうございます………///」
赤城「加賀さんよかったですね♪」
加賀「あっ赤城さん………その………うれしいです………///」
赤城「お礼なら提督に言って下さい、提督が主催したんですよ?」
加賀「提督………ありがとうございます」ペコリッ
提督「いや、いいよ、喜んでもらえて何よりだ…それに加賀は普段から頑張っているからな…盛大に祝いたかったんだ」
赤城「ええ、本当、毎日偉いですよ」
加賀「………///」
提督(照れる加賀…)
赤城(かわいいですね…)パシャッ
加賀「………」
提督「どうした?加賀?」
加賀「………いえ…五抗戦の娘達はどこにいるのかなって…」
提督「加賀は本当にあいつらが好きだな」ニコニコ
加賀「頭にきました」
提督「なんで!?」
赤城「加賀さん?瑞鶴ちゃんと翔鶴ちゃんはあそこにいますよ?」
加賀「ああ、あんな所に………なんでマイクを持っているのかしら?」
< それでは瑞鶴ちゃんと翔鶴ちゃんから加賀さんへの感謝の言葉です!!
加賀「………」ダッ
ガシッ
加賀「赤城さん!!離してください!!」ジタバタ
赤城「駄目です………祥鳳さん?」
祥鳳「はい!!」
シュルッ
加賀「一瞬で亀甲縛りに………体が動かないわ…」
祥鳳「瑞鳳と違って体に凹凸がある分、縛り上げやすかったですよ?」
瑞鳳「失礼ね!!」
赤城「偶然縄があったのです」
加賀「くっ……白々しい…」
瑞鶴、翔鶴「「加賀さんは!!いつも怖いです!!でも!!時々やさしいです!!」」
提督「ほうほう」
赤城「それで?」
加賀「くっ……こうなったら大声をあげてあの娘達の声を邪魔s……モガー!!モガー!!」
赤城「あら、偶然さるぐつわが……偶然って怖いですね…」
提督「ほんとうだな…」
瑞鶴「私たちが悪い夢を見て夜中に起きてしまった時、安心できるようにって添い寝してくれました」
加賀「モガー!!モガー!!」フルフルッ
赤城「提督!!加賀さんが…」
提督「どうした?赤城」
赤城「加賀さんが顔を真っ赤にして一生懸命首を振っています!!」
提督「かわいいな」
赤城「はいっ!!とってもかわいいです!!」●REC
翔鶴「私がリボンを無くした時、私達にばれないようにこっそり探し出して、こっそり枕元に置いておいてくれました」
提督「へえ…」ニヤニヤ
赤城「加賀さんは本当にやさしいのですね」ニコニコ
加賀「モガー!!モガー!!」プルプルッ
赤城「提督、加賀さんが…」
提督「どうした?赤城」
赤城「加賀さんが恥ずかしさのあまりプルプル震えています!!」
提督「かわいいな!!」
赤城「はい!!」
瑞鶴「私が迷子になった時、一生懸命探してくれました!!」
赤城「偉いですね…」
翔鶴「一発芸が思い付かなくて悩んでいるとき、加賀さんは助けてくれました!!」
提督「何してんだよ…」
瑞鶴、翔鶴「「最後に、加賀さん、改おめでとうございます!!これからも強くてやさしい加賀さんでいてください!!」」
加賀「うっうう…」プルプル
赤城「提督!!加賀さんが…」
提督「どうした?赤城」
赤城「加賀さんがうれしさと恥ずかしさが入り混じった複雑な表情で震えています!!………」
加賀「………」チーン
赤城「あっ失神しました…」
提督「………縄をほどいて起こしてあげて……」
赤城「はい、加賀さん起きて下さい」
加賀「はっ………ここは?」
提督「気がついたか」
加賀「ひどいです二人とも………」
提督「………なあ加賀…」
加賀「…なんですか…」キッ
提督「あいつらが着任した日…お前は一瞬であいつらに厳しくした方が伸びるって見抜いたよな…」
加賀「はい」
提督「……そしてあいつらを厳しく指導するという汚れ役を自ら引き受けた…」
提督「加賀は、ばれないようにしていたかもしれないが…あいつらも妙なところで鋭くてな…お前の優しさに気づいていたんだよ…」
提督「…あいつら、加賀が改になった知らせを聞いた瞬間、自分の事の様に喜んでな…」
提督「…加賀に感謝の気持ちを伝えられるのはこの時だけだって言って…一生懸命あの文章を考えてきたんだ…」
加賀「………」
提督「今日くらいは、あいつらを褒めてやってくれないか?」
加賀「そうですね…わかりました」
瑞鶴「加賀さーん!!」テッテッテッ
翔鶴「間違えずに読めましたー!!」
加賀「………」
加賀「…よく頑張りました」ナデナデ
瑞鶴「えへへ~」ニコニコ
翔鶴「加賀さんに褒められました~」ニコニコ
加賀「………ふふっ」ニコッ
[提督と赤城と加賀の飲み会]
赤城「提督」
提督「なんだ?赤城?」
赤城「一緒にお酒、飲みませんか?」
提督「おっいいね…じゃあその誘い、受けようかな」
赤城「ふふっ楽しみです、それでは後で私たちの部屋に来てください」
提督「はいよっ!!」
赤城「それでは準備してきますので」たったったっ
提督「………あいつ………秘書艦のクセに…仕事をさぼるつもりだな…」
提督「まあいいや…もうほとんど終わったし…」
提督「さて、最後の仕上げといきますか…」
~~~
< コンコンッ
赤城「はい、どうぞ」
提督「失礼するよ」ガチャッ
提督「おお~流石赤城、きれいな部屋だな」
赤城「あっあんまり見ないで下さい」
提督「あっぬいぐるみが…」
赤城「キャー!!」
提督「えっ?」
赤城「………///」
提督「………あれってもしかして……赤城の?」
赤城「………///」コクンッ
提督「かわいい」
赤城「もう、恥ずかしいです………///」
提督「はっはっはっ、いいじゃないか、女の子なんだか……ら………」
提督「………」
赤城「どうしました?」
提督「なあ赤城…」
赤城「なんですか?」
提督「………もし………俺の目が正しいのなら………酒しかないんだが…」
赤城「はい?」
提督「………いや、飲みものしかないんだが」
赤城「はい、それが?」
提督「………おつまみは?」
赤城「ああ、そういえば、加賀さんもそんなことを言っていたような………」
提督「………加賀………そういえば加賀は?」
赤城「買い出しに行っています」
提督「なるほど………つまみを買いに?」
赤城「はい、そうですね………あっ帰って来ましたよ」
加賀「ただいま帰りました……」ガチャ
提督「お邪魔してるよ~」
加賀「あら、提督こんにちは」
提督「あれ?そのビニール袋………」
加賀「はい?」
提督「………俺の目が正しいのなら………大根しか入っていないんだけど」
加賀「提督の目は正しいです」
提督「え?………もしかして…」
加賀「大丈夫ですよ提督、この大根からさらに加工するので」
提督「あっそうなの………なんかほっとした…」
加賀「それでは加工してきます」
提督「手伝うよ」スッ
加賀「いえ、提督はお客様なので、座っていてください、それでは」スッ
赤城「行ってらっしゃ~い」ヒラヒラ
~~~
赤城「ええ?そうですか?」
提督「そうだよ、絶対にそうだって」
<ガチャッ
加賀「ただいま戻りました」
提督「おお、加賀お疲れ」
加賀「つまみを作って来ました」スッ
提督「………」
赤城「わあ、美味しそうですね」
提督「なあ……加賀?」
加賀「なんですか?」
提督「これって………」
加賀「つまみですよ?」
提督「………これ、刺身によくついてくる……つま……じゃね?」
加賀「つま?つまみですよね?」
提督「うん、つまだけど…」
加賀「酒が飲めればいいんです」
提督「えっ?のめる?」
赤城「のめまふよ」ムシャムシャ
加賀「ええ、やはり醤油をかけてあっさりといただくのがいいですよね」もしゃもしゃ
提督「………シンプル・イズ・ベスト…か」
~~~
赤城「て~い~と~く~」ベロンベロン
提督「なんだ?酔っ払い?」
赤城「酔っぱ~rrrrrrrrらって~まっせ~ん~」←巻き舌
提督「だめだこりゃ」
加賀「提督」
提督「なんだ?加賀?」
赤城「ちょっと~なんですか~加賀さんと~私じゃ~呼び方が~ぜんぜん違うじゃな~い~で~す~か~」
提督「う~ら~め~し~や~みたいに言うな!!」
加賀「それは、酔っぱらってにゃいからです」
提督「加賀って愉快な奴だな」
加賀「そんな事は無いでしゅ」
提督「………さっきから誰に向かって話かけてるの?」
加賀「はい?提督にですよ?」
提督「ぬいぐるみと向き合ってんじゃん…」
加賀「あれ?提督抱き心地いいですね」ムギュ
提督「ほあぁああああ!!」
赤城「どうしました~?」
提督「かわいい」
赤城「そりゃそうですよ~…加賀さん~提督に抱きついてないで抱き枕に抱きついた方がいいデ~ス」
提督「何その金剛しゃべり!?てゆうか加賀が抱きついてるのはぬいぐるみだよ!!俺は何なの!?何に見えてるの!?」
赤城「よくしゃべるぬいぐるみですね~」
提督「あっ俺ぬいぐるみなんだ………」
加賀「眠いので寝ます………それでは………」
赤城「は~い~」
加賀「抱き枕……と…ありました」ムギュ
提督「加賀………その抱き枕…………俺なんだけど……」
加賀「よくしゃべる抱き枕れす……ね………」
提督「………加賀?」
加賀「………」Zzz
提督「寝てる………」
みしっ
提督「あれ?」
赤城「あ~ちょっと加賀さんずるいです~私も~」
みしっ
提督「………なんで赤城が抱きついた瞬間俺の体からミシッて音が?」
加賀「………ねむれねむれねむれねむれ」ブツブツ
提督「寝言!?寝言なの!?なんで!?めちゃくちゃ怖いんだけど!!」
みしみしっ
提督「ほあぁああああ!!俺の体がミシミシ言ってる-ー!!」
提督「たすけて!!誰かたすけて!!」
神「…………」
提督「あっあなたは………誰?…」
神「目覚めよ…」
提督「………はい?」
みしみしみしっ
提督「ギャーー!!目が覚めた!!一瞬幻覚が見れたのに目が覚めた!!」
提督「どういう事!?目覚めよってなに!?どうすればいいの!?」
赤城「ていとく~………むにゃむにゃ……」
加賀「………ねむれねむれねむれねむれ」ブツブツ
みしみしみしみしみしっ!!
提督「んほおおおおおおおお!!」
提督は目覚めた!!
-完ー
読んでくれてありがとう
赤城セールスウーマンww
カオス…