比叡「比叡と」 蒼龍「蒼龍の」 比叡、蒼龍「お料理コーナーその5!!」 ※その5から読んでも大丈夫です
比叡「こんにちは比叡です」ペコッ
蒼龍「こんにちは蒼龍です」ペコッ
比叡「さあやって参りましたお料理コーナー、担当は私比叡と」
蒼龍「蒼龍が」
比叡、蒼龍「「お送りします!! 合言葉は安全運転です!!」」
比叡「さて、お便りの紹介です、投稿者は…このSSの作者です…」
蒼龍「………」
比叡「…ネタが無くなりましたorz…」
蒼龍「………」
比叡「…全く、計画性がありませんね、これだからコンビニのコピー機に印刷物を忘れるんですよ」
蒼龍「えっ、もったいないですね」
比叡「ええ、70円分損ですよ…しかも次の日恥ずかしくて別なコンビニでコピーしたんですよ」
蒼龍「うわぁ」
比叡「全く…しっかりして欲しいですね」
蒼龍「そうですね…さて比叡さん今回の料理は何ですか?」
比叡「はい!!今回の料理は…皆大好きな…」
蒼龍「…なんでしょう」
比叡「…チョコレートです!!」
蒼龍「おお~やっとまともなのがきましたね」
比叡「はい!!まずはカカオを用意し、中から実を取り出します…蒼龍さん味見してみて下さい」
蒼龍「はい…あら?実は白いんですね…酸っぱくて甘い…美味しいですね」
比叡「はい!!…こちらを発酵させます…」
蒼龍「へぇ~」
比叡「そして、こちらが発酵したカカオ豆です…」
蒼龍「おお~チョコレートの香りがしますね」
比叡「そして乾燥させたもの、をさらに120度で25分焙煎し、胚乳を取り除いたものがこちらです」
蒼龍「…ずいぶんと時間短縮しましたね…」
比叡「気にしないで下さい…さて、ここからが重要です!!皮と胚芽をを取り除いて下さい!!」
蒼龍「はい!!………取り除きました!!」
比叡「次は愛情を込めます!!蒼龍さん、私と同じ動作をして下さい!!」
比叡「もっえもっえにゃんにゃん、美味しくな~れ」ニコッ
蒼龍「えっそっそれをやるんですか?」
比叡「はい!!さぁはやく!!」
蒼龍「…もっもっえもえにゃんにゃんおいしくな~りぇ(噛んだ)…」ニッニコ!?
パシャッ
蒼龍「ひっ比叡さん!?今、シャッター音が」
比叡「さあ気のせいじゃないですか?…それよりも蒼龍さん今のでは駄目ですよ」
蒼龍「ええっ!?」
比叡「もう一回!!もっといい笑顔で!!」●REC
蒼龍「もっもっえもっえにゃんにゃんおいしくな~れ」ニコッ
比叡「………はいっオッケーです!!今度はこれを細かく砕き、さっき取り除いた胚乳を混ぜます、そしてこちらが混ぜたものです」
蒼龍「………」
比叡「さらに混ぜながら先程の恥ずかしい動作を毎分やります」
蒼龍「ええっ!?チョコレート工場の人はそんな大変な作業を…」
比叡「はい!!なので、チョコレート工場で働いている人の笑顔は皆を幸せにする程、素晴らしい笑顔だそうです」
蒼龍「凄いですね…」
比叡「そしてこちらが愛情を込めまくりつつ、砕きまくり、形を整えたものです」コトリ
蒼龍「…比叡さん」
比叡「何でしょう?蒼龍さん?」
蒼龍「…これって…市販の板チョコじゃあ…」
比叡「…細かい事は気にしないで下さい
蒼龍「………」
比叡「さて、次はこのチョコをタッパーに入れ、よく振ります!!」
蒼龍「はい、振りました」
比叡「お湯に浮かべます!!」
蒼龍「中のチョコが溶けてきましたね」
比叡「溶けたらお湯から引き上げ、冷やし、冷えて固まったら完成です」
蒼龍「…成る程」
比叡「…タッパーに入れて振ることでチョコをわざわざ砕く手間と型に入れる手間を省いた訳です!!」
蒼龍「…ところで比叡さん」
比叡「なんでしょう蒼龍さん?」
蒼龍「チョコをタッパーの底の形に成形する必要ってあります?」
比叡「………」
蒼龍「それに…さっき私が込めた愛情って…」
比叡「…蒼龍さん…」
蒼龍「何ですか?比叡さん?」
比叡「…食べれるだけましです」
蒼龍「…確かに…」
-完ー
読んでくれてありがとう!!
このSSへのコメント