鳳翔さんが幼児退行しました
何らかの方法で鳳翔さんを幼児退行させます
~芝犬さんリクエストありがとうございました~
※最近忙しいのであまり更新できません
鳳翔「私には、優雅さが足りないと思うのです」
提督「はい?」
鳳翔「ごく自然にあふれる余裕、そして上品さ」
提督「はあ…」
鳳翔「そして、周りの人間を魅了するカリスマ性」
提督「……」
鳳翔「私にはそう言ったものが足りないと思うのです」
提督「う~ん…?」
鳳翔「そうは思いませんか?提督」
提督「…いや…別に…思いませんけど…」
鳳翔「…え?」
提督「鳳翔さんには十分大人の気品があるように思えますが?」
鳳翔「へっ…?…ふえ?///」
提督(…可愛い)
鳳翔「そ…そそそっそうですか///でしたら…よよよっ良かったです///」モジモジ
提督「そうやって照れちゃうところも可愛い」
鳳翔「ふぇ!?…あ…ああ…そっそう言えば洗濯がまだ残ってました!では!」パタパタ
<ガラッ
<バタン
提督「………」
提督「………」
提督「何言ってんだろ俺」
提督「…………」
提督「ちょっと気分転換に甘い物でも食べに行くか……」ガタッ
~~~
ピ~ヒョロロロロ~
鳳翔「これで最後の洗濯物ですね」
バサ!
鳳翔「…ふう…」アセフキ
鳳翔「本当にいい天気ですね、快晴…とまでは行きませんがそれでも日差しがとても暖かいです」
鳳翔「これだけ晴れてますし、きっと洗濯物も早く乾くことでしょう」
鳳翔「さて、洗濯物も終わった事ですし提督の所に……」
鳳翔「……うぅ///」
鳳翔「今顔を合わせるのは恥ずかしいですね///」
鳳翔「伊良湖さんの所でお茶でも頂きましょう」
鳳翔「たまには気分転換も必要です」
~~~
<ガラッ
伊良湖「いらっしゃいませ鳳翔さん」
鳳翔「こんにちは伊良湖さん、今日も賑わってますね」ニコッ
伊良湖「はい、お陰様で」ペコリ
鳳翔「席の方空いてますか?」
伊良湖「はい、ですが後々相席になるかもしれませんがよろしいですか?」
鳳翔「ええ、大丈夫ですよ」
伊良湖「ありがとうございます、ではご案内しますね」スッ
鳳翔「はい、お願いします」
伊良湖「ところで、ご注文はいかがいたしますか?」
鳳翔「そうですね……今日は気分転換がしたい気分ですので……」
伊良湖「でしたら西洋のお菓子とがは如何でしょう、パフェとか」
鳳翔「パフェ…ですか、食べたことが無いですね…」
伊良湖「折角ですし如何ですか?」
鳳翔「そうですね……では、パフェをいただきます」ニコッ
伊良湖「はい、かしこまりました、少々お待ちくださいね」ペコリ
鳳翔「はい、お願いします」ペコリ
鳳翔「……ほうっ」
鳳翔「甘い物なんて久しぶりですね、ましてやパフェなんて…」
<スミマセン アイセキトナリマスガヨロシイデショウカ
鳳翔「小さいころに食べた程度ですね…」
<ハイ オネガイシマス
鳳翔「懐かしいです…」
提督「相席ってここで…って鳳翔さん?」
鳳翔「あら、提督?」
提督・鳳翔「「珍しいですね」」
提督「あ…」
鳳翔「あ…」
提督「………ふっ」
鳳翔「………ふふっ」
提督「少し、甘い物でも食べようかなと…」
鳳翔「奇遇ですね、私も同じ理由でs…」
―ズゴオオオオオ-
鳳翔「なっ…な…何ですか!?この凄まじい音は!?」
提督「雨ですね、ゲリラ豪雨」
鳳翔「ゲリラ豪雨ですか?それはいけません、洗濯物が…」ガタッ
鳳翔「すみません、洗濯物取り込んで来ます」
提督「あ、俺も行きます!」ガタッ
~~~
鳳翔「……ああ……」
提督「……洗濯物ぐちゃぐちゃになっちゃいましたね…」
鳳翔「そうですね……仕方が無いので洗い直します…」
提督「あ、手伝います」スッ
鳳翔「ありがとうございます、でも大丈夫です、洗濯機がありますから」ニコッ
提督「…え…あ、はい…」
鳳翔「そのかわりと言っては何ですが、間宮さんの所で頼んだパフェ、とっといていただけると嬉しいです」
提督「ええ、任せて下さい」グッ
鳳翔「よろしくお願いしますね」グッ
~~~
鳳翔「……とは言ったものの……」
鳳翔「………まさか停電になってしまうとは…」
鳳翔「後は洗濯物を干すだけだったのに……」
鳳翔「…はぁ(溜息)」
鳳翔「……真っ暗ですね……」
鳳翔「……それに心細」
―ガタンッ!-
鳳翔「ひゃああああ!?」ビクッ
鳳翔「…どっ何方かいらっしゃいますか?…」
鳳翔「………」
鳳翔「…いませんよね…この時間帯に洗濯部屋にいる人なんて…」
鳳翔「…他にある部屋と言ったら小さな浴室くらいですし…それも使われてない…」
―ガッ-
鳳翔「~~~!!???」ビクッ
鳳翔「やっやっぱりどなたかいらっしゃいますよね!!??」
鳳翔「いっいませんか?居るのでしたら姿を見せて欲しいのですが…お化けの方でなけれb」
―バサバサバサッ!!-
鳳翔「きゃぁああああああ!!!???」
~~~
提督「………」
赤城「提督、停電です」
提督「……次期に予備発電機に切り替わるさ」
赤城「はい、ところで先ほど鳳翔さんが洗濯部屋に入っていったのですが………」
提督「うん」
赤城「あそこだけは予備発電機が設置されていなかった気がします」
提督「………」
赤城・提督「「助けに行かねば!!」」ガタッ
提督「今すぐタオルと傘を持ってきてくれ!俺は懐中電灯を持ってくる!!」ダッ
赤城「はい!」ダッ
~~~
提督「……と急いだわけだが……」
赤城「……」
鳳翔「う……うううう……」グスッ
提督「……少し遅かったようだな…」
赤城「道中水たまりにハマってしまったのが原因ですね」
提督「水たまりと言うか穴だったな」
赤城「そんな事よりも鳳翔さんが体操座りで泣いていますよ」
鳳翔「う……グスッ……」
提督「あ…ああ鳳翔さん大丈夫ですか?」アセアセ
鳳翔「……う……うううぅぅ……怖かったよぉぉ…」ガシッ
提督「へっ!?」
鳳翔「暗いし……変な音するし……寒いし……お腹空いたし……」グスッ
赤城「あらいいですね、鳳翔さんに抱きしめられるなんて中々出来ない経験ですよ?」
提督「いやいやいや!?ちょっと鳳翔さん!?///」アセッ
鳳翔「うぅぅ……離れちゃヤダ……」ギュー
提督「ほあぁぁ!?///」
赤城「ええと…鳳翔さん幼児退行していますね」
提督「幼児退行…」
赤城「ええ、追い詰められた艦娘が突然発症してしまう恐ろしい精神保護機構」
提督「何だか深刻そうだな……」
赤城「身体も一緒に幼児退行してしまうので深刻と言えば深刻です」
提督「え?体も?」
赤城「はい、ですので現在の鳳翔さんはちんまりしてます」
提督「確かに…小学生くらいかな?」
赤城「そうですね、身長から見てもそのくらいかと…」
鳳翔「くちゅんっ」
提督「って鳳翔さんびしょびしょじゃないですか」
鳳翔「うん……寒いよぉ…」
提督「タオル持ってきておいて正解だったな」
赤城「そうですね、では提督は後ろを向くように」
提督「はい」クルッ
~~~
提督「では、着替えも終わったことだし」クルッ
赤城「あ、ちょっと」
鳳翔「やっ」
提督「へっ?あっ」
赤城「…すみません、着る服が無いのでタオル一枚で体を隠してもらっている状況で…」
鳳翔「やっやあ…///」
提督「あっ…あああ、すまない!俺の上着で良かったら羽織ってくれ!!」バサッ
鳳翔「あ…ありがとう…ございます…」ペコリ
赤城「ふふっ…よかったですね鳳翔さん、これで少しは暖まるでしょう」
鳳翔「うん…暖かい…ありがとう提督」ニコッ
提督「………」
赤城「……どうしました?」
提督「かわいすぎて辛い」
赤城「分かります」
鳳翔「?どうしたの?」
提督「いや…なんでもn…」
赤城「どうかしましたか?」
提督「……萌え袖だ…」
赤城「ああ…提督の服大きかったですからね」
提督「ふふっ……もう…死んでもいいや…」
鳳翔「ほえ?」
赤城「気にしないで下さいね?さて、そう言った話はあとにして早く帰りましょう」
提督「あ、そうだいちごパフェあっちに残しているんだった、鳳翔さんの為に」
鳳翔「ふわあ…嬉しいです」
提督「ふぇ……ふぇぇぇ…可愛すぎるよぉ…」
提督「えええっ?俺どうすればいいの?俺この可愛さどう表現すれb」
~~~
赤城「何がともあれ帰ってこれましたね、提督」
提督「で…どうなんだ?明石」
明石「…はい、何とも奇妙な症状ですね」
赤城「奇妙とは?」
明石「体重の減少が著しいです、本来の幼児退行には発生しえない症状ですね」
赤城「そうなのですか?」
明石「はい、もしかしたら何かが落ちてしまったのかも…」
赤城「なるほど…治るのでしょうか?」
明石「正直分かりませんが、幼児退行が発生した近辺を調べるべきかと…」
赤城「…わかりました」
明石「はい、お願いしますね、ところで後ろのロリコンさんは…」
提督「はあああぁぁぁぁ……」
鳳翔「あ、あの…ていとく?」
提督「ほうしょうちゃん今日はお化けが来るかも知れないから一緒に寝ましょうねぇ」
鳳翔「ふぇ!?おっお化け怖いです…」プルプル
赤城「………」
明石「………」
提督「大丈夫だよ、ほうしょうちゃんは俺が守るからね」
鳳翔「お…お風呂とか大丈夫かな…」
提督「お風呂!?危険だ!俺も入る!」
赤城「刑務所に?」
提督「………」
明石「前科持ちですねおめでとうございます」ニコ
提督「……なぁ…なぁ~んちゃって!嘘で~す嘘嘘!」
赤城「………」
明石「………」
提督「…そっそんな事より俺たちは何をすればいいんだ?ほうしょうちゃんもこのままってわけにも…」
明石「そうですね、きっと鳳翔さんの体の一部だったものが形を変えて存在している筈です」
赤城「それを見つければいいのですね?」
明石「はい、そうすればきっと元に戻るかと」
鳳翔「元に戻る?」
赤城「はい、色々な事を忘れちゃったからまた思い出そうって事です」
鳳翔「分かりました!」
提督「………」
明石「どうしました?提督、苦虫をかみつぶしたような顔をして」
提督「……いや…複雑な心境だなって…」
明石「複雑ですか?」
提督「ああ、元に戻すことが正しい事なんだろうけど…でもそうしたらほうしょうちゃんは…」
明石「ほうしょうちゃんでは無くなってしまう…と?」
提督「…うん」
赤城「……鳳翔さん…(ゴニョゴニョ)…」
鳳翔「…はっはい!……あ…あのね提督さん」
提督「なんだいほうしょうちゃん?」デレッ
鳳翔「手伝って欲しい…にゃ///」
提督「………」
鳳翔「あ…あうぅ…///」
提督「………」
赤城「……提督?…」
提督「何この娘可愛いんですけど」
明石「で、手伝うんですか?」
提督「……う~ん……」
鳳翔「手伝って欲しい……にゃんにゃん///」
提督「手伝いますね!!」ハアハア
赤城「………では私が見張り役と言う事で」ニッコリ
提督「笑顔超怖い」
明石「ええ、何かあった時は赤城さんぶっ放しちゃって下さいね!」
提督「何を!?」
赤城「……何もしなければ大丈夫なので気にしないで下さいね…」ニッコリ
提督「…イエッサー……」
~~~
赤城「…で、到着したわけですが…」
提督「電気がつかないな」カチカチ
鳳翔「うう……暗いです……」
提督「大丈夫だよ、ほうしょうちゃん…怖かったら俺が抱きしm…」
赤城「提督?」
提督「……」
鳳翔「大丈夫です!提督さんが居なくても私は平気です!!」
提督「………ぉぅ…」
鳳翔「私一人で見つけてみせます!!」
提督「………ぅ…」
赤城「……泣きそうですね」
提督「反抗期のパパの気分…」
鳳翔「パパ?」
提督「ふふっ…何でもないよ…それより」
< うぉおおおおお
提督「なっ!?」
鳳翔「ひぃっ!?」ギュッ
赤城「うなり声ですね、廊下の方から聞こえました」
提督「お…おう!!」
鳳翔「うぅぅ…」ギュ…
赤城「………提督?」
提督「ちっ違う!俺は手を出していない鳳翔ちゃんが抱きしめて来たんだい!」
赤城「………」
提督「そっその証拠に俺からは一切触れていない!信じてくれ!」ハァハァ
赤城「呼吸がギルティですね」
提督「そんな!?」
赤城「…では覚悟s」
鳳翔「ピャァアアアア!!??」
赤城「今度は何ですか?」
提督「さあ…わからn」
< ウゴロロロrrrrr
提督「赤城!お前の右斜め後ろに何かいるぞ!!」
赤城「!?っ何者!」バッ
<ウグロロォォォ
提督「なっ…何だアレは…」
鳳翔「艦載機のお化け……」
赤城「随分と禍々しい様子ですね…何かが憑りついている様…」
鳳翔「あれは…私の艦載機…」
提督「え!?」
赤城「あ…もしかしたら禍々しい何かは鳳翔さんの記憶かも知れませんね」
提督「つまりあれを鳳翔さんが受け入れれば…」
鳳翔「あれを受け入れれば成長できるの?」
赤城「はい、きっとそうだと…」
鳳翔「………あれを…受け入れる…」
<ウロロロrrrrr
鳳翔「……」
鳳翔「嫌…怖い」
赤城「鳳翔さん…」
鳳翔「赤城さん、未来の私はあんなに怖いものを溜め込んでいたの…?」
赤城「………さあ…」
鳳翔「嫌だよ…あんなの受け入れたら普通の人じゃ無くなっちゃうよ…」
赤城「鳳翔さん……」
提督「………」
赤城「提督、どうしましょう…」
提督「…逃げよう」
鳳翔「ほぇ?」
赤城「はい?」
提督「俺はほうしょうちゃんの苦しむところを見たくない!」
鳳翔「提督さん…」
赤城「……そうですか」
提督「だから、助けてくれ!赤城!」
赤城「……はぁ…そう来ると思っていました」ガシッ
提督「はい?何で俺を脇に抱えてるの?」
鳳翔「私も抱えられてるよ?」
提督「あ、本当だ…で何を?」
赤城「口を閉じてください…舌噛みますよ」ダッ
提督「なにぉぉおおおおううう!!???」
< パリンッ!!
~~~
明石「窓を蹴破ってまで戻ってきた理由は?」ゲッソリ
赤城「鳳翔さんの精神が未熟なので、早急の治療が困難でしょうと…」
明石「………確かにそうですね…」
鳳翔「………」シュン…
提督「落ち込まなくてもいいさほうしょうちゃん」
鳳翔「……でも……」
提督「ちょっとずつ成長すればいいから」
赤城「ええ、そうですね」ニッコリ
明石「………わかりました、では別な方法を考えましょう」
提督「別の方法?」
明石「はい、精神をある程度まで成長させ、その上で受け入れてもらいます」
鳳翔「………」
明石「成長は経験に基づきます、と言う訳で鳳翔さんには様々な経験をしてもらいます」
鳳翔「経験?」
明石「そう、今からいろいろな所に行って貰います、いいですね?」
~~~
提督「…いろいろな所ねぇ?」
赤城「仕方が無いです、餅は餅屋ですから」
提督「…まあ、プロ任せが一番だけどさ」
赤城「そんなにも小学校に鳳翔さんを通わせる事が不満ですか?」
提督「いや…そういう訳では…」
赤城「ではどうしてそんなにも不満げなのでしょうか?」
提督「………」
赤城「まあ、そんな事はどうでも良いとして、着きましたよ」
提督「分かってる」
赤城「一緒に遊べなくて寂しいのは分かりますが、それでも鳳翔さんの事を想って我慢してて偉いですよ?」
提督「……別にそんなんじゃ無いし…」
赤城「素直じゃないんだから……さて、では今日一日保護者役頼みますよ?ア・ナ・タ・」
提督「……ああ、頼んだぞ赤城」
~~~
先生「では今日から転校することとなりました鳳翔さんです」
鳳翔「みなさん宜しくお願いします」ペコリ
< ヨロシクー
< ワー! カワイー!
先生「じゃあ、鳳翔さんは右から二列目の前から三番目の席に座ってね」
鳳翔「はい、わかりました」
先生「さてでは早速授業を始めます…が?」
<ガラッ
提督「うお…小学生がたくさんいる…」
赤城「当たり前です」
先生「そうそう、今日は鳳翔さんのお父さんお母さんが授業見学なさるので皆お行儀良くしてね」
<はーい
<わあ…お母さん美人さん
<お父さん怖いねー
赤城「ふふっ、元気があっていいですね、何より正直ですし」
提督「歯に衣着せぬ、の間違い」
男子生徒A「なー…鳳翔っていうんだろ?」
鳳翔「はい鳳翔です」
男子生徒A「ふーん…不思議な名前だな」
鳳翔「不思議?」
男子生徒B「ねー、鳳翔のお父さん仕事なにやってんの?」
鳳翔「えっと…提督やってます」
男子生徒B「ていとく?」
鳳翔「軍人さんです」
男子生徒B「軍人って、」
男子生徒A「人殺しのことだ!!」
鳳翔「…へっ?」
提督「ほお」
赤城「………」
先生「A君?何を言っているの?」
男子生徒A「だって戦争は人殺しなんでしょ!?じゃあ軍人も人殺しじゃん!」
鳳翔「そっそんな事無い…」
先生「A君、言っていい事と悪いことがあるわ」
提督「あ~…まあ、それはそうなんだけど…」
提督「なあA君」
男子生徒A「………」
提督「俺は人殺しじゃない、そもそも深海棲艦は人間とは違う」
男子生徒A「…でも僕には人間に見えたよ?」
提督「そうだな、だがあいつらは人殺しだ」
男子生徒A「………」
提督「俺は人殺しを殺している」
提督「つまりまあ、人が死ぬ理由を減らす仕事をしているんだ」
提督「こう聞くと何だか特別な事をしている様に聞こえるだろうけど違う」
提督「言ってしまえばすべての職業にもそれは言える」
提督「結局、俺たちは俺たちが人として生きるために働いているんだ」
提督「分かってくれるか?」
男子生徒A「わかんねー」
提督「は?」
赤城「これは提督の言い方が難しすぎたのかも知れませんね」
提督「…じゃあなんていえば良いんだよ」ムッ
赤城「わかりません」
提督「………」
赤城「でも、とても平和な国である事が実感できました」
提督「いい意味でも悪い意味でもな…」
赤城「ええ」
鳳翔「あ…あの…」
男子生徒A「なんだよ」
鳳翔「相手の気持ちを考えない人が一人でもいるから戦争が起こるってこんご…お姉さんが言ってた」
男子生徒A「……」
鳳翔「自分の事しか見れない大人が、沢山いるから戦争が起こるの」
鳳翔「深海棲艦も同じ、もしお互いに譲り合えるなら戦争は起こらないの」
鳳翔「でも、それが出来ないから…」
男子生徒A「………」
鳳翔「…提督さんや赤城さんが戦わなくちゃいけないの…」
提督「………」
赤城「………」
先生「……え…えっと…」
提督「すみません、授業を開始してください」ペコリ
赤城「お騒がせしました」ペコリ
先生「あ、はい…では算数の授業から…」
~~~
―鎮守府―
鳳翔「あの…ごめんなさい…私…なんて言ったら分からなくって…」
提督「………」
鳳翔「提督に辛い思いさせちゃったし…赤城にも……」
赤城「鳳翔さん……」
提督「かわいいかよ…」ニッコリ
赤城「ええ、流石鳳翔さんいい子ですね」ニッコリ
大淀「そこまでです親バカポンコツ二人衆、新しい結果が出ました」
提督「なんの?」
大淀「鳳翔さんの記憶を取り戻す方法についての」
提督「???」
大淀「本気で不思議がらないで下さい、何のために学校に行ったと思っているのですか」
提督「……なんで?」
大淀「記憶を取り戻すための前準備でしょう!適切なストレスを与え、精神的成長を…」
赤城「まさか…」
大淀「仕組んだとかそう言った話は無しです、こっちも身銭きってるので余裕が無いんです」
鳳翔「???」
提督「ぐ…ぐぬぬ、、///」
赤城「…まあ、そうなりますよね」
大淀「現在明石に別館に行って貰っています」
<ギィ
大淀「依り代である艦載機が消失でもしたら困りますからね、消失が確認される前に艦載機を開発し…」
明石「……」
大淀「あら、お帰りなさい明石」
明石「……うん、ただいま」
大淀「……?」
明石「あ…あのね?ちょっとした出来心でね」
大淀「はい」
明石「300/30/400/300でね」
大淀「………」
明石「回(建造)しちゃった、えへっ」
提督「?」
大淀「」
明石「でね?こんな感じになっちゃって…鳳翔さん入ってきていいですよ~」
鳳翔「お久しぶり…らしいですね皆さん、私にはつい一時間前に会った気でいるのですが…」
提督「」
明石「」
大淀「」
鳳翔(小)「大人の私…」
提督「わお」
赤城「あっさり」
大淀「…………」
大淀「明石さん?ちょっとこっちに」グイッ
明石「はっはーい」
大淀「どう説明するのですか?小っちゃい鳳翔さんの存在理由をどう報告書にまとめるのですか?明石さん」
明石「…分かりません」
大淀「あのですね、分かりやすく言うと給与を支払おうにもどう支払えば良いのか分からない状態に陥っているのですよ」
明石「…はい」
大淀「どうしてくれるんですか?]
明石「あの……お言葉ですが…」
大淀「……」
明石「それだったら普通の女の子として生活すれば……」
< プルルル プルルル
<ガチャ
大淀「はい、もしm……あ、お疲れ様です、いつもお世話になっております。」
大淀「入学の件で?……あ、はい……はぁ……」
大淀「………では入学は出来ないと?」
大淀「………はぁ」
大淀「かしこまりました、では失礼いたします。」
<ガチャ
大淀「………」
大淀「あなた方一体何をしたんですか?」
提督「えっ?俺たち?」
赤城「何もしてせんよ」
大淀「入学拒否されたんですよ!?よっぽどのことをしたんじゃないですか!?」
提督「いや、本当に何もしてない」
赤城「ただ立ってただけですもんね」
大淀「………鳳翔ちゃん?」
鳳翔(小)「はい?」
大淀「二人共大人しかったですか?」
鳳翔(小)「………」
大淀「艦載機飛ばしたりしてないですよね?」
鳳翔(小)「………」目そらし
大淀「へぇ……赤城さん?」
赤城「ナンデスカ」
大淀「艦載機を出して下さい」
赤城「………」
大淀「………」
赤城「……提督の命令で艦載機を飛ばしたのは謝りますが…」
提督「俺!?」
赤城「しかし、やむを得ない理由で飛ばしたと言う事をご理解ください」
大淀「いえ、艦載機を飛ばす時点でアウトです」
明石「ほんとそれ」
大淀「いいですか!?あなた方のお陰で学校側からもう来るなと言われちゃったんですからね?」
提督「うん」
大淀「少しは反省の色を見せて下さい!!」
提督「だって………」
赤城「まあまあ、大淀さん怒らないであげて下さい、提督もきっと悪気があってやったわけじゃ…」
提督「そうそう」
大淀「いやだから飛ばした時点でアウトですから」
提督「そっかー」
赤城「でもやっちゃったものは仕方が無いですねー」
大淀「……こいつら…」
鳳翔(小)「あ…あの…」
大淀「……何です……?」
鳳翔(小)「お弁当忘れちゃったのが原因で……」
大淀「お弁当」
鳳翔(小)「赤城さんが艦載機飛ばして買ってきてくれたんです…」
大淀「それは……」
鳳翔(小)「なので私が悪いんです…」
大淀「………気にしないで、ロリ翔さん、間違いは誰にでもあります」
提督「今なんて?」
大淀「学校なんて探せばいくらでもありますし…何だったら鎮守府専属の小学校に行けばいいだけですから」
鳳翔(小)「あ…ありがとうございます大淀さん」
大淀「いいえ、気にしないであとついでに私の事は”大淀お姉ちゃん”と呼んでいただけますか?」
鳳翔(小)「大淀お姉ちゃん?」
大淀「………ん¨ん゛……っ!!♡」ビクンッ
提督「ええぇ~…」
赤城「………」
明石「うわぁ………」
鳳翔「あらぁ………」
大淀「ではここからはロリ翔……もとい、ロリロリシスター☆鳳翔ちゃんの健やかな成長の為にコネを捏ね繰り回しまくりますか」
提督「デキる女って母性に目覚めたら豹変するよな」コソッ
赤城「ロリコンなら尚更ですね」コソッ
明石(……何も言うまい……)
鳳翔「……」
大淀「明石後でタイキック」
明石「ナンデ!?」
大淀「その目が気に食わなかったです……あっ?モシモシ?」
明石「……理不尽…」
提督「まあまあ、意外と言うときは言った方がいい時もあるからな」
赤城「適当なこと言わないで下さい」ボソッ
大淀「…っし!…分かりました!ありがとうございます」
提督「お?随分早く終わったな?何がどうなったんだ?」
大淀「一先ず、別の艦として登録することにします、幸いにも書類の偽造は出来ますから」
提督「ふぁっ?」
大淀「どの艦種になるかは話し合って決めて下さい、鳳翔ちゃんが独断で決めるのもいいでしょう」
鳳翔(小)「私は……私は……強くて役に立てるのだったら…」
赤城「登録するという事は、その艦種のステータスに自分のを近づける必要があるのでなるべく近いのがいいのでは?」
鳳翔(小)「あ……確かにそうですね、だったら……」
~~~
提督「……いや…まさか空母を選ぶとは…」
赤城「確かに支給される装備はそれに準ずる物ですから、見かけ上はいいのですが……」
提督「身体への負担は大きい筈だな」
赤城「はい、ですから……っと、鳳翔(小)さん!休憩は一分以内ですよ!」
鳳翔(小)「はっ…はいっ……ゼエ…ゼエ…」
赤城「海上マラソンをしていただいているのですが……これはちょっと……」
提督「うーん…小回りは凄く効くんだけどな」
赤城「はい、でも空母は大きな力を持続的に出し続けるスタミナが必要です、この程度で音を上げている様では…」
提督「………」
赤城「厳しいでしょう?」
提督「いや、そうは思わない」
赤城「………」
キタ━━ヽ(´ω`)ノ゙━━!!
たぬぽんさんやどないしたんや...
すまねぇ…
今すぐ更新する
この話は死んでしまったようだ
更新が滞ってしまってごめんなさい……
展開が思いついたので更新し直します
10/29に更新する予定です
毎周日曜日に更新する予定となっております
本当にすみませんでした、、、
あぁ^〜かわぅいいいい!可愛すぎてとろける~俺が育てなければ~あぁ^〜
わかる^~
クリームぜんざい食べさせてクリームと餡子でべたべたになった口の周りを優しく拭ってあげたいんじゃ^~
ほうしょうちゃん可愛すぎて溶けるんじゃぁ~ ^^
小学生になっても礼儀正しいほうしょうちゃんかわぁええなぁ~!
ほうしょうちゃん優等生可愛いんじゃ^~
もうロリコンでいいや...とりあえずほうしょうちゃんの安全のために芝犬パパのお部屋で飼いま...ゴホン部屋で守ります。
YesロリータNoタッチ!!
ロリコンたるもの見守る事はあっても手を出しちゃ駄目だぞ!駄目っ!駄目!あっ!ちょっ!駄目だってば!!!
すみません
諸事情で次回更新は11月22日です
おっけ~
受け入れちゃうのか...パパはまだ戻ってほしくないぞよ(´;ω;`)
うう……ごめんよ…
成長...だと...!?なんか興奮してきたぞ(:.;゜;Д;゜;.:)ハァハァ
ちょっとずつちょっとずつ成長してくるんだぜ(ニッコリ)
更新少し遅れます
申し訳ないでふ
年超えてまうで...
年超えてもうた...
明けましておめでとうございます、、、
ごめんなさい金曜日に更新します、、、
家の子に近づく奴は皆灰にしちゃる!
お父さんは許しません!断じて許しませんぞーw
娘を学校にだと!?登校から帰宅まで張り込みするしかねぇ!!執務?そんなの関係ねぇ!
お、おおおおおちちつくんだキミたち!!
|´-`)チラッ
ごめんなさい
更新しました(ノД`)・゜・。
鳳翔ちゃんええ子や...お父さん涙が止まらないよ...(´;ω;`)ブワッ
(/ω・\)チラチラ
すまねぇ…
更新するから少々お待ちを
(o¬ω¬o)チラチラ
今から更新する
ごめんよぉ…