2017-11-03 08:24:25 更新

概要

現実世界ではいつの間にか冬となってしまいましたね

ヒマだったら読んで下さい


前書き

思い付いたから書きました



夏だ!!


海だ!!


地獄絵図だ…



~以下回想入ります…~



<ガチャッ!


金剛「ヘーイ!提督ゥー!」


提督「何だよ金剛…テンション高いな…」グッタリ


金剛「提督に荷物が届いたので持ってきマシター!」


提督「あ…ありがとう…わざわざ」


金剛「お礼を言われる筋合いはないデース!」ドヤッ


提督「お礼を言われる程・の・事・じゃ・無・い・な?」


金剛「オ~ウ…日本語難しいネ~」肩すくめ


提督「………」<イラッ


金剛「で、何が届いたデスカ?」


提督「………実家からs」


金剛「もしかして!結婚指輪デスね!?」


提督「………は?」


金剛「でも……それだったらこんなに大きな段ボールは必要ないような……」


提督「いや…そもそも…これ結婚指輪じゃ…」


金剛「ハッ!…成る程…なぞはすべて解けマシタ!」バッ


提督「はあ?」


金剛「体積も小さな結婚指輪をこんなに大きな箱に入れた理由……それは!」


提督「………何だよ…言ってみろよ…」←疲れてる


金剛「………結婚指輪が大量に入っているから……デス!」ドヤッ


提督(ありえねーだろ)


金剛「つまりこういう事デス!!」


金剛「提督は私をとっても愛しています…」


提督「………」←鼻ほじってる


金剛「そう……愛しすぎている……だから……」


提督「………」←ティッシュを探している


金剛「だから一回のプロポーズじゃ満足できないと思ったのデース!」ドドンッ


提督「………」←ティッシュが無いことが分かってちょっと萎えてる


金剛「そう……つまり……提督は何回もワタシにプロポーズしたい……」


<ガチャッ←提督が手を洗うために部屋を出た音


金剛「だから!……大量の結婚指輪を買ったのデス!」


金剛「ああ…デモ…こんなに沢山の結婚指輪…私の左手の薬指にハメきれない…」


<ガチャッ


金剛「せめて……せめてワタシの薬指があと1メートル長かったら……」


提督「アホか」ゴッ←金剛の脳天にチョップした音


金剛「いっ痛いデース!…せっかく人がロマンチックな妄想していたのにー…」


提督「何で左手の薬指が1メートル長いのがロマンチックなんだよ!」


金剛「ハア……提督は女の子の気持ちが分かっていないデース……」やれやれ


提督「そんな女の気持ち分かってたまるかよ…」


~~~


提督「言っとくけど…この箱の中身はスイカだぞ…」


金剛「Suicaデスかー……一体何枚あるんデショウカ…」


提督「何で実家からSuicaが送られてくるんだよ!!」


金剛「提督の実家がカード会社だからじゃないデスか?」


提督「俺の実家は農家だよ…」


金剛「oh!初耳デース!」


提督「あれ?言っていなかったっけ?」


金剛「ハイ!初めて聞きマシター!」


提督「そっかー…言ってなかったけなー…」


金剛「…と…言う事は……まさか西瓜が届いたのデスか?」


提督「そうだよ、がっかりした?」


金剛「ノー!むしろ楽しみデース!」


提督「へえ、以外だな」


金剛「スイカ割りやった事が無かったノデ!」


提督「………へえ………」


金剛「やりたいデース!」


提督「えー……」


金剛「提督はやりたくないデスか?」


提督「うん……だって色々用意するのめんどいし…」


金剛「えー…やってみたいデス…」


提督「うっ……いきなりしょんぼりすんなよ……分かったよ……やろう」


金剛「ありがとうございマース!ワタシ、提督大好きデース!」ダキッ


提督「う~ん……こういうのも悪くないかな……///」テレテレ


~~~


提督「スイカの位置覚えたか?」


金剛「ハイッ!」


提督「それじゃあ目隠しをして…」


金剛「………ちょっとドキドキシマース…///」


提督「やっぱりスイカ割りが初めてだとドキドキする?」


金剛「あー……スイカの話じゃなくて……///」


提督「ん?」


金剛「このまま手も拘束されて足も拘束されて襲われちゃったりしたら…って思ッテ…///」


提督「安心しろ!誰もお前を襲わねーから!」


金剛「なっ!…そっそれって…お前の事は俺が守ってやるぜ!…的な…///」


提督「つくづく幸せな奴だな」ニコ


提督「それじゃあスイカ割りのルール説明しまーす」


提督「まず目隠しをした状態で10回ぐるぐる回ります」


金剛「ハイッ」


提督「次にスイカのあると思われる場所まで行きます」


金剛「ハイッ」


提督「木の棒をスイカめがけて振り下ろします」


金剛「ハイッ」


提督「以上です…質問は?」


金剛「そういえば提督!」


提督「なんだ?」


金剛「実は事前に予習してきてたので大丈夫デシタ!」


提督「早く言えや」


金剛「それと……スイカを割るには………実はコツがいるのデース!!」


提督「ほお?……何だよ……言ってみろよ?」


金剛「それは………」


提督「………」


金剛「………」


提督「………」


金剛「企業秘密」


提督「うわぁ!腹立つ!」


金剛「まあ、36.5cm三連砲を使うとだけ言っておきましょう………デース」


提督「はい!!失格!!」



―金剛の夏は終わったー


                ―完―










金剛「ちょっ!ちょっと待つデース!」


提督「………何だよ…失格って言っただろ?」


金剛「そっそんなの認められないデース!提督にそんな権利は無いはずデース!」


提督「あるよ!このスイカもとはと言えば俺のだもん!」


金剛「………」


提督「………」


金剛「まさに正論…」


提督「おい!!」


金剛「何デース?」


提督「何デース?じゃねーだろ!!なんで折れちゃうんだよ!!そこは“ワタシが提案者デース”とか言えよ!!」


金剛「………」


提督「………」


金剛「………」


提督「なっ何だよ…」


金剛「……私が提案者デース……」


提督「なっ…それは……確かに……」(迫真の演技)


金剛「………」


提督「………」


金剛「……提督もちょっと興味あったのデスね…」ボソッ


提督「うるせっ」


金剛「それじゃあ場所を変えないといけないデスね」


提督「そうだな、今は俺と金剛二人で執務室の中でスイカ割りをやっているんだもんな」


金剛「……説明口調」


提督「文句を言うな」


~~~


提督「よし!砂浜の上にスイカ置いたし始めようか!」


金剛「イェーイ!」


提督「それじゃあ目隠しはしてあるし10回回って」


金剛「了解デース!」


金剛「1……2……3………」ぐるぐる


提督「………」


金剛「4……5……6……」ぐるぐる


提督「1+1は?」


金剛「2!……3……4……」ぐるぐる


提督「………」


金剛「5……6……7……」ぐるぐる


提督「1×1は?」


金剛「1!……2……3……」ぐるぐる


提督「………」


金剛「4……5……6……」


提督「1-1は?」


金剛「0!……1……2……」


金剛「3……4……5……」


金剛「ろ……おb(ピ―――――)」ビチャビチャ


提督「あ…やり過ぎた…ゴメン…」


―しばらくお待ちください―

………………

………



提督「だっ大丈夫か?金剛?」


金剛「うぇ……だっ大丈夫……デース……」ゼーハーゼーハー


提督「いやぁ……まさか(ピ――――――)とは思っていなかった」


金剛「まあ……誰だってあれだけ回ったら酔うデース……」


提督「ごめんなさい」


金剛「……チューしてくれたら許しマス…」


提督「やだよ」


金剛「まあ……誰だってあれだけ吐いてるの見たらキスしたく無くなりマスよね」


提督「やめろよ…女の子が吐くとか使うなよ…」



金剛「それじゃあ気を取り直していきまショウ!」


提督「イエーイ!」



提督「それじゃあ早速スイカ割ろうか!」


金剛「了解デース!」


提督(そういえば)


提督(実弾とか使われたら死ぬな……)


提督「………」


提督「なあ金剛…?」


金剛「ハイ?何デスか?」


提督「それ…実弾じゃないよね?」


金剛「…………」


提督「何で黙るの!?」


金剛「えーっと……そのような心配はしなくて大丈夫デス!!」


提督「俺は実弾では無いという事を確認したいんだよ!!大丈夫とかそういうのはいいから!!」


金剛「………」


提督「だから何で黙るの!?」


金剛「……チッ!」


提督「舌打ち!?」


金剛「ちっ違うデース!舌打ちじゃなくてエコーロケーションデース!」


提督「………いやいやいや!!嘘でしょ!?そんな超人的な能力身に着けている訳が無」


金剛「右斜め前方、距離にして約12,2メートル先に球状の物体を確認シマシタ」


提督「超人だったー!!何であのタイミングで使ったのか分かんないけどとにかく超人だった―!!」


金剛「それでは撃ちマース!!」


提督「えっ!?なにナチュラルに撃とうとしてるの!?ねえ待って!?」


金剛「バーニングゥラーヴ!!」


ドゴーン!!


提督「撃ちやがったー!!」


金剛「……ふっこれでスイカも」


提督「木っ端微塵だよコラ!」ぺシッ!


金剛「いっ痛いデース!」



後書き

思いついたら更新します


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SS好きの名無しさんから
2019-04-09 00:17:56

Abcdefg_gfedcbAさんから
2016-12-28 01:45:17

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2017-11-03 16:07:44

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2016-09-02 19:22:25

ふくろうさんから
2016-08-04 11:23:26

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: Abcdefg_gfedcbA 2016-12-28 01:50:38 ID: qLt4wVj7

このギャグセンス…他に類を見たことがありません。自分の見てきた書き手の中で一番面白いです!

個人的には薬指が1m長いの下りが好きです

続きに期待です!

2: たぬポン 2016-12-29 02:32:48 ID: CbmJY8op

Abcdefg_gfedcbAさんコメントありがとうございます!!
あのAbcdefg_gfedcbAさんにこのようなコメントを頂けて物凄く嬉しいです。゚(゚´ω`゚)゚。
期待に応えられるよう精一杯更新させて頂きます!!


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