後輩「絶対にギャフンっていわせてみせますから!!」男「ギャフン 」
わざわざ、お越しいただきありがとうございます。!!
設定とかはあんまり気にしないでください。正しくないです。暖かい目で見てください。面白いと思ってくださると嬉しいです。
後輩「絶対にギャフンって言わせて見せますから!」
男「ギャフン」
後輩「…………………… 」
男「ギャフン」
後輩「い、いや、別に聞こえなかった訳じゃないです、はい」
男「そうか、ならよかった。おめでとう」
後輩「…………なんか違いません?」
男「」
後輩「もう先輩本ばっか読んでないできいてくださいよぉ」
男「いや、お前言わせたかった。俺ギャフンっていった。こングらちゅれいしょん」
後輩「先輩が、勝手にいったのはなしです」
男「」
後輩「だから!話終わったと思ったら、すぐほんにむちゅうになるのやめてください!!」
後輩「そんなに面白いんですか!」
男「うん」
後輩「この可愛い後輩とはなしてるのよりもですか?」
男「うん」
後輩「本気ですか?変態ですか?」
男「うん」
後輩「……………………ん?」
後輩「」コホン
後輩「私のこと好きですか?」ボソ
男「うん?」
後輩「ん~、もうなんでそこだけ疑問系なんですか!?」
男「いや、きこえなかったから」
後輩「嘘つきです。聞いてなかったじゃないですか」ジトー
男「いや、きいてたぞ?」
後輩「じゃあ、私がなんの話したかいってみてください」
男「本に夢中になるのやめて」
後輩「それから?」
男「この後輩とはなしてるのよりもですか?」
後輩「この可愛い後輩とですが、まぁおっけいです。それから?」
男「変態ですか?」
後輩「あれわかってて答えたんですか!?」
男「うん」
後輩「…………………………………………それから?」
男「ん?もうないだろ?違ったか?」
後輩「合ってますよ」ッチェ
後輩「もうなんでちゃんときいてるんですか!?」
男「お前の話だから」
後輩「…………」
後輩「へ、へぇ、流石の文系なだけあって、日本語がお上手ですね」//////////
男「いや、日本語がうまい下手に、文理は関係ないだろ。ちなみに俺は理系だ」
後輩「っえ!そんなに本読んでるのに理系なんですか?」
先輩本ばっか読んでないで顔赤いの気づかれなくてよかった ッホ
男「別に理系だからって、本読まない理由にはならんだろ。ってか、顔赤いぞ大丈夫か?」
後輩「べべべべべべべべ、別にへーきです!!」
男「お、おう、元気そうでよかった。」
後輩「と、ところで先輩」
後輩「じ、実は、昨日たまたま、駅前の本屋さんの割引券もらったんです」
後輩「よかったら、いっしょにーー」
男「あぁ、それなら俺ももらったぞ」
後輩「デスヨネー」
男「そんで、明日かいにいくんだ」
後輩「」!!
後輩「な、なら、一緒にいってあげてもいいですよっ!!えー非常に忙しいんですけどっ!!!」
男「いや、嫌なら無理しなくていいよ。」
後輩「嘘です、嘘です、超暇です。暇が売れたら、ビル・ゲイツもビックリするぐらい暇です。」
男「そりゃたまげた」
後輩「…………本に顔をおとしたまま言われてもね、うん」
男「」
後輩「」マータヨンデルシ
後輩「一緒にいきましょ、明日」
男「え………………………………」
後輩「い、嫌なんですか?」ウルウル
男「」
先輩、本読んでるから涙目意味なかった!!
後輩「じゃあ、駅に10時で」
男「午前無理」
後輩「じゃ、14時で」
ちゃっかり行くことを認めてる先輩かわいっ
男「ん」
後輩「ほら、帰りますよ。先輩道中でも読むんですから、私がいないとあぶないでしょ?」
男「悪いな、ほんとにいいのか?」
後輩「ええ、先輩が楽しいなら、私もたのしいです」ニコッ
男「っう」/////
男「ありがと」
後輩「どーいたしまして」
翌日
先輩遅いなぁ、また、本読んできて、車に引かれたりしてないよね
腕時計「13時30分です」
後輩「まぁ、あの人に、はやくくることをきたいしちゃだめか」
不良「おー、おねーちゃん、可愛いね。彼氏にまたされてんの?」
後輩「…………」
不良「おー無視とは威勢がいいね。嫌いじゃないよ」
不良「どお?可愛い彼女のこと待たせる男なんてほっといて、おれとあそばない?」
後輩「」
不良「っち、またむしかよ」
後輩「」
不良「おい、いつまでも黙ってたら諦めると思うなよ、おら、こいよ」グイッ
後輩「っな」!!
後輩「やめてください!気持ち悪いです」
不良「うるせぇ、てめえがちょうしのってっからだ」
後輩「はなしてください!!」
不良「だから、だまれーーー」 ッドン
不良「いってーな、前向いてあるけっつーんだよ、おい!」
??「す、すいません、本読みながら歩いてたもので」アセアセ
後輩「あ!?先輩!」
不良「え?こいつがまたせてたやつ?」
不良「アぁ?っきも、マジうける。本読みながら歩くとか、ちょーーねくらじゃんきもっっっ」
後輩「」!!!!!
不良「やっぱこんなねくらとじゃなくて、おれと一緒にいこうよ、な?」
後輩「おまえ、なにんにもしらなーー」グイッ
後輩「ん?先輩?」
警官「おい、君たち、そこでなにやってるんだ!!」
不良「ッチ」
不良「くそ、づらかるか」ッタッタッタ
警官「大丈夫かい?」
後輩「はい、大丈夫です!」
警官「そうかい、ならよかった。」
警官「君が通報者だね?すぐ連絡してくれてありがとね、ご協力感謝します」
男「いえ、当然のことです」
後輩「」!!!!!!!!!
警官「いや、ありがとう。ではね、気をつけて」
ーーーーーーー
後輩「警察」
男「ん?」
後輩「警察先輩が読んでくれてたんですね。」
男「さぁ?あの人が間違えたんだろ」
後輩「じゃ、ぶつかったのもわざとだったんですね」
男「だから、人違いだろ?あれは、たまたまだ」
後輩「反論しようとしたら、止めてくれました」
男「も、もういいだろ!行くんだろ?本屋」
後輩「ふふ、先輩ありがとうございますね」
男「さぁ、通報してくれた誰かさんにでもいっとけよ」
後輩「じゃーそーゆーことにしときます」ニコニコ
男「ったく……………………」
後輩「ほら、先輩、早くいきますよ?」ギュッ
男「お、おい、手を繋ぐ必要は!?」
後輩「私は、怖い思いをしました。先輩のせいです。だから、これはとうぜんのことなのです!」
男「はぁ、まぁよくわからんが、本屋までだぞ?」
後輩「はぁーい!!」テクテク
ーーーーーー
後輩「わぁーーすごいですね。本屋ってこんなに、本あるんですね!」
男「いや、ここは少ない方だぞ、町の小さなとこだからな、俺の部屋にも同じくらいある」
後輩「ドンだけもってるんですか!?」
男「あはは、でもここ、マニアックなのが多くて、結構好きなんだよ」
後輩「へーー、私は、本のことについては、あんまりわかんないんですけど。先輩はどんなのよむんですか?」
男「その質問よくされるんだけどさ、よくわからんってのがこたえだな」
後輩「というと?」
男「ミステリー、ホラー、ギャグ、歴史、恋愛、から、ラノベまで、ほとんどすべてに手だしてる」
男「あぁそうだな、しいていうなら、俺の気を引いたものってかんじかな?」
後輩「ほぇー、おすすめとかってあります!?じゃ、先輩の好きな恋愛小説で、」
男「んー、そうだなぁ、こんなのはどうだ?結構おもしろかったんだけど」つ
後輩「?どんなないようなんですか?」
男「まぁ、簡単に言うなら、あれだな、学校ものでさ、後輩の女の子とその一個上の男子がまぁって感じかな」
後輩「」!!!!!!
後輩「そそそそそ、それは、そう受け取ってよよよよいのですか?」
男「そう受けとるって?本の受け取りかたか?そんなの好きなようにしろよ」
後輩「そーですよねーなんかわかってましたー」
男「で、よんでみるのか?」
後輩「え、えぇ、是非!!」
後輩「じゃあ、買ってきますね!」
男「い、いや、ちょっとまて、俺が持ってるから貸してやるよ」
後輩「え?いいんですか?」
男「うん、もしよかったらだけど、どうせかっても、一回ぐらいしか読まんだろ?」
後輩「先輩がいいなら、よろこんで!」
男「俺んちよるけどいいか?」
後輩「え!!!先輩のおうちにおじゃまさせてめらえるんですか!?」
男「まぁ、すぐ持ってくるから、そとでーーー」
後輩「また、襲われるかも」
男「いや、さすがにそれーーーー」
後輩「恐いなぁ、私は、か弱い女の子」
男「でも、オレンチノまえーーー」
後輩「こんどそ、つれていかれるかも」
男「わかったよ、なんもないからな?!」
後輩「わーーい!」
後輩「そうときまれば、さっさとっと、そのまえに、先輩の買い物ですね」
男「いや、もうそれはいいよ 」
後輩「え?どうしてですか?楽しみにしてたのに、昨日あんなに」
男「いや、あんまめぼしいものがなくてな」
後輩「そーゆーことなら、れっつごー」
ーーーーーー
後輩「へーーここが先輩の部屋かぁ」
後輩「本とに本ばっかり!!!」
男「だからいったろ?」
後輩「臭いが本屋とそっくり」クンクン
男「じゃ、ゆっくりしとけ、なんかもってくるから」
後輩「おかまいなくー」ガチャ
後輩「なんか、ホントに本ばっかりだなぁ」
後輩「ん?これなんだろ?」
後輩「……………………」
後輩「」!!!!!
ーーーーーーーーーー
がちゃ
男「わるい、待たせたな」
後輩「………………………………」
男「ん?どうかしたか?」
後輩「先輩、先輩は、今年受験生ですよね?」
男「うん、まぁそうだな」
後輩「それで、先輩は、就職じゃなくて、進学ですよね?」
男「あぁ間違いない」
後輩「それで、近くの大学にいくんですよね?」
男「……………………」
後輩「先輩、こたえてくださいよ!!」
男「そっか、見たのか」
後輩「すいません、でも、黙ってるなんてひどいじゃないですか!!」
男「いや、聞かれなかったけど」
後輩「それでも、教えるでしょ!!ふつー!!」
男「じゃ、すまん」
後輩「やっぱり、行くんですね。ケンブリッジ大学」
男「あぁ」
後輩「最近、洋書読んでるのなぁと思ったら、そーゆーことだったんですね」
男「よく気づいてたな」
後輩「そりゃ、先輩のことですから」
後輩「もし受かったら、いっちゃいますよね」
男「おう」
後輩「そしたら……………………会えなくなりますよね」
男「ごめん」
後輩「私は、先輩のこと好きです!!」
後輩「今まで、恥ずかしくて言えなかったけど、もういいます。大好きです。」
後輩「だから、離れたくないです。もっと一緒にいたいです。先輩の本読んでる姿ずっと見ていたいです!」
後輩「でも、でも、先輩のやりたいこと、私には、邪魔できません。したくありません」
後輩「だから、私は、応援します!!」
男「後輩…………ありがとな」
後輩「いや、先輩のためですから」
後輩「それより、答えが聞きたいです。わたしは、告白しました」
男「ちょっとかんがえさせーー」
後輩「先輩、先輩は物事考えてるとき、髪いじりますよね?」
後輩「それ、さっきやってました。もう、答えはでてるんでしょ?」
男「ふふ、叶わないな」
後輩「そりゃ、先輩のことですから」
男「後輩」
男「こっちと、あっちじゃ時期が違うのは知ってるか?」
後輩「ん?どういうことですか?」
男「実は、もう、俺の受験は終わってる」
後輩「……………………え?」
男「もう、合格が決まってる。」
男「再来月から、本格的な授業も始まる」
後輩「ってことは……………………」
男「あぁ、来月には、イギリスに、発たなきゃならない」
後輩「そんな!!そんなのって!」
男「あぁでも、すまない、これはかえられないんだ」
男「もし、俺がいま、お前の告白を受けても、1ヶ月もおれは、お前のとなりにはいられない」
男「もっといえば、 」
男「俺が向こうにいる間、好きなやつができるかもしれない」
男「そいつと付き合っても、俺にはばれないし、ただ、後輩が罪悪感に教われるだけ」
男「そんなのって、それこそ、ないだろ?悲しいだろ?」
男「そんなの、お前は悪くない、遠くにいて会えないわからず屋より。近くにいて、温もりを感じられるやつの方が、いいにきまってる」
男「後輩が俺のせいで苦しーーー」バチン
男「いててて」
男「後輩?」バチン
後輩「私の感情を勝手に決めんな!」
後輩「罪悪感?他のおとこ?離れたところ?」
後輩「そんなの、今先輩にフられる方が、よっぽど辛い!」
後輩「先輩と繋がれない方がずっと苦しい」
後輩「先輩が、先輩が苦しむのが、一番悲しい」
後輩「自分を犠牲にして、私をまもったつもりですか?」
後輩「そんなのは自己満足です!!人の気持ちなんてわかんないんだから、いちいち人に確認してください!!」
後輩「勝手に人の人生決めんなっ!!」
男「後輩…………」
男「でも、でも、おれは、そばにいてやれない」
男「お前が辛いとき、背負ってやれない」
男「お前が嬉しいとき、分かち合えない」
男「そんなことになるんだぞ?」
後輩「でも、先輩は、辛くないんですよね?」
後輩「ここで、なんもなかったことにした方が、先輩は、辛いですよね?」
男「そ、そんなことはーーー」
後輩「ここは、茶化さないでください!!」
男「…………………………………………さみしい…………かも」
後輩「なら、私は、常に苦しくなります。悲しくなります。寂しくなります。」
後輩「それでも、それでも、断りますか?」
男「後輩…………………………………………」
男「…………ホントにいいのか?」
後輩「だから、ずっといってるじゃないですか」
男「じゃあ」
男「俺と付き合ってください」
後輩「もちろん!!」
ーーーーーーーーーー
日本滞在残り3日
後輩「もう、そろそろですね」
男「あぁ、準備も済ませた」
男「あとは、ホントに行くだけだ」
後輩「今日でちょうど付き合って一ヶ月になります」
男「あぁ、短かったな」
後輩「はい、もう、先輩のせいで、毎日すっっっっっっごく楽しくて」
男「いろんなことしたよな」
後輩「はい、いろんなとこにいって、いろんなものを食べました」
男「おう」
後輩「でも、この毎日がたのしすぎて、先輩がいったら、我慢できなくなるかもしれません」
男「は、はぁ!?お前、それは」
後輩「はい、でも、我慢できなくなるかもしれないなんて、私は、言ってません」
男「それは…………そうかもしんないけど」
後輩「毎日が退屈な私は、夜の町に出掛け」
後輩「夜な夜ないろんなひととーーーー」
男「やめてくれっ!!もうやめてくれ」
男「どうしたんだ急に」
男「昨日までは、そんなこと全然言わなかったじゃないか」
後輩「だって、だって、先輩は、カッコいいですからイギリスにいったらモテモテで、私なんか忘れて、金髪美人とイチャイチャするかもしれないじゃないですか!?」
男「そんなことない、絶対にしなーーー」
後輩「じゃ、証明してください!!」
男「は、は?」
後輩「私は、世界でただひとり、先輩だけのもので、先輩も私だけのものだって」
後輩「証明してください!!」
男「証明してください、たって、そんなのどうやって…………」
後輩「わからないんですか?それとも、わかっててわからないふりをしてるんですか?」
後輩「まぁいいです、どっちにしろ、もう私が言います」
男「ま、まてーーー」
後輩「私を抱いてください!!」
男「…………」
男「で、でも、」
後輩「でもでもだっては、聞きあきました」
後輩「この一ヶ月でやり残したことはこれしかありません」
後輩「だから、だから、ッグス、だがらぁ、わだじを、ッグス、わだじをだいでぐだざい!!」グズ
男「後輩…………そんなに」
男「ごめんな」
後輩「いいですよ、これは、私のわがままですから」
男「おれは、こういう経験皆無なんだ」
後輩「私もですよ」
後輩「でもいいですよ、私は、先輩となら、どうなったって」
男「後輩…………」
後輩「先輩…………」
ーーーーーーーーーー
当日 成田空港
後輩「じゃあ、先輩、待ってますから」
男「おう、俺もがんばるから」
男「お前も頑張れよな」
後輩「もちろんです!」
男「じゃあ」
男後輩「「4年後に!!!」」
あれ、これって完結してるよね?後日談とか書いた方がいいんですかね♪
(0゜・∀・)ワクワクテカテカ
はよ、つづきはよ
(・∀・)
これは素晴らしい。続きはよ