一色いろはの絶望
みなさんいろいろな見解があるようですが、あくまでも一色いろはの絶望です。
そして、絶望がよりいっそうひどくなるのは、その前に希望があったり、勘違いがあったり…………。
気の強い登場人物がぐちゃぐちゃになる物語が好きです。えぇそれはもうしょうかいしてほしいぐらい
期待してない展開だったら、ごめんなさい
9月19日更新
9月22日更新途中目線の変化があります。わかりずらかったらいってください
10月1日更新
なんか、展開ミスったかなぁ。気にくわなかったらごめんなさい。批判多かったら書き直すかも泣泣
10月21日更新
遅くて短くてこぺんなさい
10月24日更新1ヶ所変更しました。明日も更新します。きりがよかったのでここまでにしました。
10月25日更新 八幡は…………。
11月3日更新 わかりずらかったらすまぬ
11月22日更新です 言い訳は後書きで
12月1日更新ですっ もうすぐ新年ですねぇ
12月29日完結したけど、なんか…………うまくまとめられんかったァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ、くそっ!
本当に申し訳ありません。文句やこうしてほしいとうありましたら いってください、微力を尽くします
いろは「せーんぱーい、葉山先輩がぁ~~~~~~~」
八幡「」
いろは「せーんぱーい、葉山先輩とぉ~~~~~~~~~」
八幡「」
いろは「聞いてくださいよせんぱぁーい、葉山先輩がぁ~~~~」
八幡「」イラッ
いろは「あ!!せんぱぁい、いいところに来ました。実ははやまーーーーー」
八幡「うるせぇよ」
いろは「ーーーーせんぱ……へ?」
八幡「うるせぇっていってんだよ。俺は、あいつじゃないし、そんなに好きならあいつのところにいけばいいだろ」
いろは「せ、せんぱい?どーしちゃったんですか?なんか、おかしいですよ今日」
八幡「おかしいのはあなたですよ。一色さん。毎回毎回、はやまはやまはやまと、いい加減にしてください」
いろは「え?な、何で急に敬語になってるですか?てか、嫉妬ですか?でもーー」
八幡「あーーもうそういうのは結構です。正直、もううんざりなんです。一色さんと一緒にいると辛いんですよ」
いろは「い、一色さんって…………わ、私そんなつもりじゃ…………」
八幡「そうかもしれませんね。でも、もう無理なんです。出来るならもうかかわらないでくださいね、迷惑です」
いろは「せ、先輩、ちょっと待ってください。私分かりません、何でこんなことになってるですか?」
八幡「………………………………そうですか、やっぱり分かりませんか。やっぱりもういいです。これからも頑張ってください。さようなら」
いろは「ま、まってくだーーー」
八幡「あぁ、言い忘れてました。どうやら勘違いされてるようですが、私はあなたのことが」
『嫌いです』
いろは「あ、あぁ、あぁぁぁぁ」
苦しい、今までいろんな男の子と関わってきたけど、こんなのはじめてだ
『嫌いです』
ぁあ、頭がいたい、こんな状態でもう何時間経ってるのかわからない。何であんなことになったんだろう。
今までの先輩ならあんなの軽く流してくれたのに…………。何かあったんだろうか。そうだ、そうにちがいない。
もうっ先輩ったら素直じゃないなぁ
『嫌いです』
うぅキツイっでも、先輩のことだから、何か理由があるんだ、そうですよね?先輩
ーーーーーー朝
(今日は先輩に話しかけにいこう、ぐずぐずしてちゃダメ出し、ちゃんと謝らなきゃ!)
ーーー昼
キーンコーンカーンコーン
(昼御飯、先輩いつものところで食べてるのかな、なんだっけ、ベストプレイスとか言ってたかな。人がいないところをベストプレイスとかホントに先輩らしいなぁ)トコトコ
(あっやっぱり先輩いた。よし、いくぞいろは)
『嫌いです』
(うぅ、でも、ここでいかなきゃ)
「せ、せんぱぁーい」
「…………」
「あ、あの先輩?いろはですよー可愛い後輩ちゃんですよー」
「…………」
「あ、また、先輩っていってるから葉山先輩のことだと思ったとか言うんでしょ?」
「私が先輩って呼ぶのは比企谷先輩だけですよっ」キャピルン
「…………」
「む、無視ですか」
「そ、そぉですよね、私なんか…………」
「ま、また明日来ますね…………ジャア」ボソ
「おい」
(あーやっぱりこの声いいなぁ)
「なぁんですか、先輩。先輩は無視なんて出来ないんですから、そんなーーーー」
「来なくていい」
「ーーーーぁえ?」
「ま、また冗談ですか?昨日のはあれですよね、ツンデレみたいな、アハハ」
「…………」
「わ、分かってますよ。先輩のことなら、私なんでもしってるんですから」
「」スタスタ
「え、ちょっと待って下さい、待って…………」
「」スタスタ
「」
「…………ごめんなさい、ホントにごめんなさい」
プルルルルルプルルルルル
静かな部屋のなかで、呼び出し音が響く。無論私の携帯だ。呼び出すのは、先輩の妹さん小町ちゃんだ。改めて小町ちゃんが電話番号を教えてくれていて良かったと思った。
お陰で、先輩の電話番号をてに入れられたし。
『あ、もしもし、いろはさんですか?』
『あ、うん、いきなりごめんね、今大丈夫だった?』
只今、23時32分である。
『はい、私は、大丈夫ですよー。で、兄ですか?』
『あはは、やっぱり分かっちゃうかな?』
『まぁ最近兄ちょっとおかしかったですから』
やっぱりなんかあったんだ。よかった、あの先輩は本心で言ってるわけじゃなかったんだ。ふふ先輩のことなんて分かってるんですから。
『それで……』
『いろはさんのことどう思ってるか、とかですか?』
『う、うん』
『知りたいですか?』
『兄は、小町に隠し事できませんから、黒歴史からエッチな本の隠し場所までなんでもしってますよ』
『な、ならっ『でも、今回に限って聞くのはおすすめしません』教え…………え?』
『な、なんで?』
『もう、お分かりなんじゃないですか?だから、小町にかけてきたんですよね、兄じゃなくて』
『…………じゃ、じゃあ』
『はい、本当に嫌われてますよ、いろはさん、ふふ』
ブチッ
プープープープープープー
え、え、へ?
小町ちゃん笑ってた…………?なんでなんでなんで?
なんで笑うの?
先輩に嫌われてる?そんなのわかってたよ、あんな声で言われて、そっけなく扱われて気づかないわけない、だから、でも、本当にそうかなんてわかんないから
でも、なんで笑うの?
まさか、小町ちゃんも…………?
う、うぅ
カーテンの隙間から朝日が顔を出してくる。眩しい…………
ちゃんとカーテンを閉めて寝てないって言うのは、昨日電話を切られてからぼーとしていたらそのまま寝てしまったんだろう。
今日が休日で良かった。学校があったなら、普通に行くどころか、生徒会長として振る舞うなんてでき来なかったろう、よかった
「気晴らしに、どこかいこうかな、戸部先輩でも使って…………は、今日はやめよ」
そうと決まれば、準備は早い。ぱっと朝御飯を済ませて、着替える、もちろん私に合っているもの、かわいく見られるものに、
先輩会えるかなぁ
目的地もないままぶらり旅、なんか先輩好きそう。
それにしても自分の一途な心に驚かせられる。先輩自体に、ましてや、その妹にもあんな態度とられて、まだ『先輩に会いたい』と考えられる。
少し前、あんなに“釣り”をして遊んでいた私からは考えられないくらいだ。
なんで飽きられられないのかなぁ
そんなことを考えながら歩いていると、駅前についた
「あーここで先輩とデートの待ち合わせしたなぁ」
考えてみれば先輩との思い出は楽しいことしか思い出せない。もしかしたら…………
「!!!」
あまりにも予想通りで声が出そうになる。なんでかって、それは、そこに、
先輩がいたから
もう、これだから、これだから、諦められない。居なかったなら、居なかったなら、もう!!なんでいるんですか!嬉しくなっちゃうじゃないですか!!
そーゆーわけで、こえをかけてみることにする
「せんぱー『ヒッキー、ごめん待ったぁ?』……………………。」
結衣先輩?
「あー待った、スゲー待った」
「ぶーヒッキーそこは、今来たところだよ、って言うところだよ」
「お前、それ俺がいってるところ想像してみろよ」
「…………」
「ヒッキーキモい」
「勝手に想像して、キモいとか言うなよ…………ぐすん」
な、なんか先輩楽しそう。あれが私ならなぁ。
「じゃあ、そろそろいこっか」
「そーだな、ハニトーでいいんだよな?」
「うん!レッツゴー!!」チラ
「!!!」
いま、結衣先輩こっち見た?
「」フフ
今度は、笑った?…………また?
まさか、結衣先輩まで?はは、まさかね
「ヒッキー、あれ…………」
今度は、冷たい、いや、可哀想なものを見るような目で?
ていうか、指差してるの、私?
「うわっまたあいつかよ」
…………え?
「どーする、ヒッキー?」
「ほっとけ、行くぞ」
はは、ははは、
やっぱり、やっぱり、そうなんだ。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
言い聞かせたはずだったんだけどなぁ
その度に、また先輩に惚れて、裏切られて、絶望して、もう…もう… もう…
絶対に許さない
そう呟いたとき、既に、私は、走り出していた。先輩たちに背を向けて、先輩は、見ただろうか、私の涙を。後悔したんでしょうか?
でも、残念ですね。もう遅いです。
私がどれだけ苦しんだのか、教えてあげますよ
あ、もう家か
洗面台の鏡に写る自分の顔を見て、やっと気づいた。
酷い顔だ。涙で軽くした化粧がぐちゃくちゃだ。確かに涙した理由は、悲しみだった。
でも、私は、笑ってた。
あぁ、泣きながら笑うってこういうかおなんだ。
さて、どうしよprrrrrrrrrrrrrrrr
電話だ。相手は…………○○ちゃんか、ちょうどいいや、うまく使おう
『いろはちゃん今大丈夫?』
『うん、平気だけどどうしたの?』
『いや、友達がさ、いろはちゃんが泣いて走ってるのみたって』
見られてたか…………。
『でも、なんでわざわざ電話を?』
『いや、その子がいい気味だーっていってたから、ちょっとね』
わたし嫌われてるもんなぁ、女子から
『あぁそう、わざわざありがとね』
『いーよーあたしたちの仲だもん』
そう、この子は総武高校で唯一表裏共に私の友だ。罪悪感とかでくるしかったんだろーなぁ。
『で、どうしたの?』
『えーっと……………………』
『あ、あの、やっぱり、言いたくないことなら…………』
『いや、そういうことじゃないの』
『あの、最近わたしが一緒にいた人覚えてる?』
最初は言い渋ったほうが、本当っぽいですから、ふふ
『あーえーっと、ヒキタニ先輩だっけ?』
『あーそうそう』
『実はね…………その人に犯されちゃったの』
『え?…………』
『で、でも、仕方なかったの』
『わ、わたし、脅されて、ッグスいうごどぎがないど、ッグスばらずっで』
『だがら゛わ゛だじ、ッグズじがだな゛ぐっ』
『』
みたか、私の演技を。みたか、わたしの執念を
○○ちゃんは、何も言えないみたいだ。これは、全くの嘘、でも、先輩の噂は学校では最悪、
先輩、回りのことを気にしない事が裏目に出ましたね?ふふ
まだまだこんなもんじゃないんですから
『ねぇねぇきいたぁ?あのヒキタニって人…………』
『聞いた聞いたぁ 』
いまや、先輩は有名人。無論悪い意味でだ。文化祭よりもひどい、生徒会長であるわたしの知名度は言わずもがな、なんてたって本人が認めてるんですから、ふふっ
わたしが意図的にそうしたように、ちゃんと学校中に広まっている。まぁ、雪ノ下先輩と結衣先輩は、その中にはいってないようですが…………。
この手の“噂”には、惑わされない葉山先輩すら、私本人が認めてしまえば(それも目の前で)信じずにはいられないだろう
ーーーーーーーーーーー
「いろは、ちょっといいかい?」
噂を聞き付けてきたのかな?
「あ…………葉山…………先輩」
もちろん、演技は、忘れない
「ちょっと、場所を移そうか、その方がいいだろ?」
「……………………はい」
「いろは、これについてはもしかしたら言いたくないかもしれない、でも、彼にはお世話になったから、できれば止めさせたいんだ」
そう、葉山先輩は、こういう人だ。根本的なところは違えど、確かに先輩に憧れているところがある。
だからこそ、堕ちたらこっちのものっ
「それは、あの噂についてですよね」
「あぁ」
「…………真実、です」
今にも泣き出しそうな顔で、苦しそうな顔で絞り出すように言う。猫被りは聞かなかったけど、こっちに関しては私は、もはやプロ(まぁ実際そういう心情になったからというのもあるが)葉山先輩ごときを騙せない道理はない
「」
「そうか」
それだけ一言残して葉山先輩は、振り替えって行った。ふふっ
勝った
ーーーーーーーーーーーーー
るんるんるーん、思わず軽快なステップを踏んでしまいそうです。学校は愚か、あの葉山先輩まで、ふふっ
そして今、男子生徒が部室棟で暴力を受けているという噂を聞いてそこに向かっております。
まぁ、噂になってる時点で誰もたすけてないわけだからあの人にきまってるんですけどね
オラッ
んーこの声は戸部かな?おっと、癖で呼び捨てにしてしまった、まぁいいや
声のした方に向かってみる。壁を寄り添いそぉーっと覗いてみると
10人ぐらいの人に囲まれてる先輩がいました、うふふっ
制服もかなり汚れてますね、顔にアザができてるのも見えますし、結構長いことやられてるんでしょうか、いい気味です
「いやぁヒキタニクンちょっといい人かなとか思ってた時期あったけどやっぱクズだったんだなぁ」
「マジ隼人くんが庇う意味がわかんねぇわ」
葉山先輩が…………あぁ前のことか、なんか修学旅行の時、いや、そのあとかな?なんか庇ったとか、助けたとかいってたよぉなぁ、まぁいいです、今葉山先輩は、こっちのものですから
「なぁそろそろみとめたらどぉなんだ?」
「だから、知らんっていってるだろ」
相変わらず死んだような目で答える先輩、そんなの信じてくれるわけないのに、ふふ
「あぁん?いろはが認めてんだよ、あれからいろは、すっげー暗くなってんだよ、全ててめぇーのせいだろうが」
あれは…………思い出した!サッカー部の一年生の人だ、名前は覚えてないけど 。てか、よく見たら集まってる人皆サッカー部の人たちだ。
「その証拠はないだろ。自白だけじゃ証拠にならないことも知らないのか」
…………ほんと相変わらずですね、先輩。こんな状態でそんなこと言えるなんて先輩ぐらいのものですよ
「う、うるせぇ!!」
あ、また殴られてる。まぁこれに関しては全く止める気はありませんから、録画でもしておきましょうか
って生徒会室の鞄にケータイを置き忘れるとは、まだまだ終わりそうにありませんし、ゆっくりととりにいきましょうか♪
彼女は気がつかなかった。いや、もしかしたら、無意識のうちにはずしていたのかもしれない
サッカー部ほぼ全員でだったにもかかわらず、そこにいるべき、いるはずの“彼”がいなかったことに…………。
いろはが戻ってきたとき、サッカー部の面々はいなくなっており、そこにいたのは、あったのは、無惨な八幡の姿であった。
堂々とその目の前にたって、何枚か八幡にも分かるように音を出して写真を撮り、こう告げた
「無様ですね、先輩♪」
ーーーーーーーーーーーー
「無様ですね」
そう告げたわたしの目は、たぶんせんぱいより酷いものだったと思う。嬉しさとわずかばかりの後悔、そう、この時私は、後悔をしていた。わずかであれ、ボロボロの先輩の前に満面の笑みで佇むわたしを想像して…………。
それでも、そんなことよりずっと憎みの方が強かった。だから、こう続けた
「いま、どんな気分ですか?」
「学校中から嫌われて、後輩に虐げられて、どうおもってるんですか?」
先輩は俯いたまま答えない、微動だにさえしない
「わたしにあんなことしといて、自分がそのままでいられるとでも思ってたんですか?」
先輩なら、あんなことの本当の意味をわかってるはず、それでも、答えない。わたし無視されてるのかな……という考えが浮かんだけど、ここで負けられない
「だっさいですね、ふふボッロボロじちゃないですか、あ、でも、こっちの方がなんか先輩らしいですね?」
耳に水がかかった。ふと、そらを見上げると、いつの間にか分厚い雲に覆われている。雨が降り始めたんだろう
「なんでこたえないんですか?」
それでも、うごかない。本格的に雨が振りだした。泥と水にまみれて、先輩はもっと汚くなって行く
「これ、見てください。今の先輩です。これ、はるさん先輩に送ったら、いや、小町ちゃんのほうが、先輩は嫌なんですかね、まぁシスコンの気持ちなんてわかりたくもないですけど」
…………まあ確かに、私なら、自分を虐げたやつが前に来て罵倒してきたら、返事なんてしないかもないけど。さすがに、ここまで壁に寄りかかって微動だにしないって人間にできることなんですかねぇ
「なんですか、泣いてるんですか?顔から水が垂れてますけど」
雨ですけど笑笑…………やっぱり、反応しない
「ほんとなんなんですかっ!」
さすがに、イラッときたので、ちょっと大きな声を出して、先輩の頭をつついてみた
そしたら、先輩が虚ろな目で ドサッ こっちを見………??
「先輩?」
「なんで倒れてるんですか?汚れますよ?あ、先輩は、もっと汚れたい、そーゆー性癖の人なんですね、気持ち悪いです死んでください」
「…………先輩?」
「だ、騙そうとしたって無駄ですよ。もう、何回も何回も何回も何回も騙されました。そうやって。先輩はいっっつも」
「ホントに私をバカにしてるんですか?そんな、倒れたようなフリをして、何ですか、かまって……ほしいん……ですか?」
うごかない
「な…んで………黙ってるんですか」
しゃべらない
「うそ…………ですよね」
なんで
「はや……く…………おきてください」
どうして
「なんで」
「なんで」
「なんでなんですか!」
「おきろ!」
殴る
「おきろ!」
また、殴る
「起きてってば!」
もう、雨と涙とか色々混ざってたいへんなことになってる、それでも、殴る、ゆする
「起きてって…………言ってるんですよ」
もう、疲れた。こえがでない。
…………涙?さっき涙って、私泣いてるの、なんで?哀しいから?嬉しいから?なんで泣いてるの?
「…………」
今までの恨みからか、私は、悪霊にとりつかれたように先輩を叩き続けた、疲れてこえがでなくても、なぜか体は動いた。
びちゃんびちゃんびちゃん
雨のせいで、叩く音に気合いが入らない
ただ時間が流れていく。天気はいつの間にか豪雨。それでもわたしは…………
「いろはちゃん!?」
「いろはちゃんなにやってるの…………ってヒッキー!?」
「ちょっと、いろはちゃんやめてよ!」
これは、ゆいせんぱいか、なぐってるわたしをおさえつけようとしてくる。それはそうですよね、あなたは、てきですもんね
「…………して…ださい」
「え?」
「離せって言ってるんですよ!!」
声が出た、自分でも驚いた。あれだけ大好きだった結衣先輩にこんなこと言えたことに。
手を振り払って逃げるように走る。
そこには、呆然と立ち尽くしている雪ノ下先輩がいた。横をすり抜けるようにして走る。
「ヒッキー?ヒッキー!?返事して!」
心配そうな声が後ろから聞こえる
「ゆきのん救急車!救急車よんで!」
こんどは、焦ったような声、その次は…………遠くなって聞こえなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気がついたら家にいた。っていうか、朝だった。あれから、どういった行動をしてここにやって来て、ここにいるのか全く覚えてない。パジャマもちゃんと来てるし、そんな記憶ないのに…………。
忘れられるならあのときのことを忘れたかった。目をさましたら普通「なんだ夢か」とか思えるかもしれないのに、私は、全くそう感じなかった。そう、あれはげんじつなんだ。
私が、先輩をボロボロにして、結衣先輩を邪険にして。あの人ならもしかしたら、なにもなかったように振る舞うかもしれない、まぁ、あのときの表情を見るにありえないかな。なにはともあれ
復讐第一段階完了!!
罪悪感や後悔といったわずかな後ろめたい感情は、その狂喜でふっとばす。復讐なんて大それたことをしてるそうでもしなきゃやってられない
時計を見るといつもより1時間早く起きている。さて準備をせねば。気まずいから学校を休む?
そんなわけないでしょう、わたしの復讐はまだまだこれからなんですから、
とりあえず、先輩にはある程度返したとして目下の敵は奉仕部ですかね、でも、先輩にはなにもしないというわけではないですよ。てゆーか、奉仕部壊すのには、結局
比企谷先輩をぐちゃぐちゃにするのが一番早いですから、結局やるのは先輩にですけど
あー楽しみだなぁ。救急車とか言ってたけどそんなひどいわけないし、あの人どんな顔して私を見るんだろうか
復讐の成功という禁断の果実の味を知ったわたしの心はすでに壊れていた。その事にわたしは、薄々気づいていたけど、それでもその果実のあまりの甘さにわたしは、逆らえなかった。
そしてこのあと、私の薄く脆い期待はものの見事に裏切られることになる。また、裏切られる…………ことに。
次の日、私は学校を休んだ。理由は体調不良、最近会長としての仕事をちゃんとやっていたから、疲れているとか思われてたみたいで、電話先でも先生がとやかくいってくることはなかった。
その日の夜、メールが来た。送ってきたのは、結衣先輩だ。というか、雪ノ下先輩には教えてないんだから、当然といったら当然だろうけど…………。内容は、『今日休んでたけど大丈夫?』なんて内容ではなく
『明日、放課後』
とだけ記してあった。
場所指定がないのは多分奉仕部にこいってことなんだろうなぁ、めんどくさいなぁ
ーーーーーーーーーーーーー
時は過ぎ、というほど過ぎてはないけど、翌日の放課後。場所は、奉仕部の部室前、いつもならここにたった時点で、結衣先輩や雪ノ下先輩の賑やかな声が聞こえてくるところだけど、今日は静かだった。それはもう、本当に。
コンコン コンコン
この雰囲気の中、ノックをしないなんてことはできない。
「どうぞ」
雪ノ下先輩のその声が聞こえるまで、少し間が空いていました。
ドアを引く、ガラガラっと教室のドア定番の音をたててその先を見ると、教室には、いつも通り、長机の奥に雪ノ下先輩が、左側に視線をずらしていくと結衣先輩、そして、そのままいくと、そこには先輩が………先輩が、いない!?
「っっ!!」
不意打ちに思わず声が出そうになる
「彼なら、比企谷君ならいないわよ」
そこに雪ノ下先輩の氷のような一声、怒ってらっしゃる……。だから、私はしらばっくれる。
「それでーわたしはなんでよびだされたんでしょうか?」
うわっ、すごい目。まさかの雪ノ下先輩を越える冷たい目を向けてきたのは結衣先輩だった。まぁこのひと先輩のことすきだったしなぁ
「わざわざ言わなきゃわからない?」
「い、いえ」
あまりの鋭さに素で返してしまった。それにしても、先輩がいないのは気になるなぁ絶対この場に必要だと思うんですけど…………わざとはずしてもらったのかな?
「彼、昨日も学校自体来てないのよ、何でかわかる?一色さん」
「い、いえ」
私にやられて学校これなくなっちゃったとか?笑える
「そう、やっぱりあなたは知らなかったのね、いや、教えてもらえなかったと言う方がただしいかしら」
クスリと笑いながらこっちを見てくる、と思ったらすぐ氷のの仮面をかぶりなおしてこう言った
「比企谷君、病院にいるの」
……………………え?
「あら、その顔を見るに聞かされてなかったみたいね」
雪ノ下先輩は勝ち誇った顔をしてそう言った。結衣先輩もそんなかんじ、でも、分からない。先輩が…………病院?
「…………なんで?」
その言葉は、意図して発したものじゃなかった。純粋な疑問として思っていたことがたんに口から出ただけ、それなのに
「」ガタン
結衣先輩がものすごい勢いで立ち上がった。そして、一歩走り出そうとしたときにやっと雪ノ下先輩の声が掛かる
「由比ヶ浜さん!!」
「…………」
「それじゃ何の解決にもならないわ」
まるで見えない壁に見つかったように動かない結衣先…………え、何ですか、ついていけないんですけど、、、。
「じゃあどうすればいいの!我慢してるゆきのんなんてゆきのんらしくないよ!」
言いながら地面に何かを投げつける…………ってカッターじゃん!?カッター持ってるって、それに、雪ノ下先輩の『何の解決にもならないわ』ってっっ怖
「仕方ないでしょう?本当にどうにもならないんですもの、私だって今すぐに彼女を…………でも、それは、それだけはダメよ、昨日話したじゃない」
「でも、こんな犯罪者生きてたって」
「由比ヶ浜さん 」
「…………うん。そうだったね、ごめんゆきのん」
なんか話が、勝手に…………。
私にとっては謎のこ芝居が、終わったと思ったらようやく私のところにボールが戻ってきた。
「一色さん、あなたが知らないなら……いえ、知っていようとなかろうと説明してあげるわ」
「彼、比企谷君が、病院にいる理由を」
ごくんとあまりの気迫に唾を飲んでしまう
「な、何ですか?」
「はぁ、ホントにわかってないのかしら、何だかあまりにも白々しすぎて逆に本当に知らないのかと思えてきたわ」
いや、だから、ホントに知りませんってば
「あなた、本当に覚えてないの、あなたが比企谷君にしたこと、あの雨の日、彼にしたことを」
………………………………え?
まさか、あれのせい?そんな、だってあれは、先輩が絶望してくれたから動かなかっただけで、だから、でも、悪いのはもともと先輩だし、だからーーー
「症状は?どんなですか」
聞いちゃダメだ。ここは、今すぐ振り替えって帰るべきところだ。頭ではそうわかってるのに、動けない。雪ノ下先輩の言葉が。結衣先輩の鬼のような眼差しが私をこの狭い教室に閉じ込めてくる。聞きたくない、聞きたくないのに
「症状…………症状ね。そうね、症状。私にはあれをどう定義すればいいのかわかりかねるけれど、ただひとつ間違いないことを伝えるのだとすれば」
「彼、比企谷は、私や由比ヶ浜さん、小町さんや戸塚さん、もちろんあなたを含めて、彼を『知っている』人にとっては」
「比企谷君は、死んだわ」
ーーーー私は、悪くない
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
あれから数日後の休日。私が歩いていたのは、総武高校奉仕部への渡り廊下ではなく、もっときれいで、人がたくさんいて、たまに薬品の臭いがする、そう、病院だった。
結局、あの日は、雪ノ下先輩があの事を言ったとたん飛び出してしまった。それから、その週学校に行けるはずもなく、ずるずると休み。いつのまにか週末をむかえていた。
そして、今日の朝、メール出はなく、家に電話がかかってきた
~~~
♪~~
【はい、一色です】
【はじめまして、雪ノ下ともうします。いろはさんは…………この声はもしかして一色さん?】
【は、はい。そうですがどうしたんですか?いきなり】
【ちょうどよかったわ。今日、そうね、あと2時間後駅前に来なさい。悪いけど拒否権は与えられないわ。それに、あなたにとって来た方がいいと思うわ?では】
プープープー
~~~~
という、謎の一方的な呼び出しを受け、正直、全く体を動かす気にもならないのに、実際、ここ数日ろくにご飯も食べてないからエネルギーからみても動けないし。それに、
「なんで、今さら病院なんですか」
そう、なんで、今さら
「あら、私はいったはずだけど、比企谷が病院にいるって」
え?でも、そのあとに…………。
「ええ、確かにそう言ったわ。私たちにとっては、とね」
さりげなく心を読まれた。いや、それどころじゃなく。わたしたちにとって?それってなにか意味がかわるのだろうか?
「まぁ、わざわざ今私の口からあなたに説明しようと言う気はないわ。あなたが今もし苦しんでいるなら、それは、受けるべき罰であって、私が救うべきではないし、救いたくもないのだから」
っっっ
今までのわたしなら余裕でかわしていたであろう雪ノ下先輩の暴言も今は、心に響く。
人間は、心のどこかで除外していた可能性、真に予期せぬ事態が起こると、ここまで弱くなるとは思わなかった。図星を突かれたから、表情に出るなんてものじゃない。そのことを考えさせられるだけで、死にたくなるくらい苦しい。いっそ死んだ方が楽なんじゃないのだろうかとおもったこともある。でも、人間は、その程度じゃ死ねない。
今回は私にとっては、その程度じゃなかった。それでも、かろうじて生きているのは、先輩にたいして未練がほとんどなかったからだと思う。そう、ほとんど…………。
コツコツコツと小気味いい音が廊下に響く。気づけば、回りに人はいなくなっていた。廊下の色も変わっていて、なんと言うか、静かだった。
ここは…………
「特別病棟よ」
前から声が掛かる。振り向かずにいっても聞こえるのは、廊下の特徴ゆえにだけではなかろう。どれだけ静かかが伺える。
そして、ふと足を止めた。
その目線の先、一枚のプレート。書かれているのは…………
『比企谷 八幡』
…………………………………………え
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
記憶喪失…………雪ノ下先輩は比企谷八幡と書かれたプレートの前でそう言った。医者は、理由は分からないとのことだそうだ。何でも頭に目立った外傷がないとかで。
それで、推測でいいのでどんなのが予想されるか聞いた結衣先輩には、
「断言は出来ないが、精神的なダメージへの自己防衛反応とかが一番可能性があるかな」
と答えたそうだ。
ーーー精神的なダメージ、そう、これに私は、いや、私だけでなく雪ノ下先輩、結衣先輩共々心当たりがあった、、、その意味は違えど。
毎日見ていた顔は、少し時間が空いただけでとても懐かしくなるものなんだと私は知った。いや、今回に限ってはそんな程度ではすまされなかったが
病室に入って初めて声をかけてきたのは、勿論先輩ではなく、結衣先輩だった。おそらく、先輩のためであろうがあのときのーー先日の奉仕部の部室ーーように恐ろしい雰囲気を纏ってはおらず、空気を読むのに長けた、優しい結衣先輩だった。
「あれ?ゆきのん…………と、いろはちゃんか。やっはろー」
「こんにちは、由比ヶ浜さん、比企谷君。調子はどうかしら」
「あ、ゆき……のしたさん、でしたよね?わざわざありがとうございます」
ーーー先輩は先輩じゃなかった。そして、このときやっと理解した
『私たちの知っている比企谷君は、死んだわ』
そう、あれは、私の知っている、私たちの知る、キモくて、ダサくて、目が腐ってて、ひねくれてて、優しくて、可哀想な先輩じゃない。そう、あれは『先輩』じゃなくて、『比企谷先輩』だ。私には、あの人を先輩と呼ぶことはできなかった。
「え、えっと、初めまして一色いろはです」
「あはは、多分、初めましてじゃないよね、一色さん」
え、もしかして、私だけ?私だけ…………
「そ、それって」
「あーごめんごめん。多分君が思ってるのは違うよ。残念ながら僕に君の記憶はないよ。ただ由比ヶ浜さんに今日一色さんていう後輩がいるって言うのを聞いていただけなんだ、ごめんね」
「っ、いえ、こちらこそ、ご免なさいでした」
だ、誰?このしゃべり方どっかで聞いたことあるような…………あっ!葉山先輩だ。
「ゆ、雪ノ下先輩、このしゃべり方って」
「ええ」
すこし、寂しそうな顔をして、そう呟き。比企谷先輩に、聞こえないよう小さな声で言った。
「彼、葉山君にそっくりだわ」
もともとの彼を知っている側からすれば、とても気持ち悪くて聞いていられないものだけれど、と付け足してーー勿論比企谷先輩にはきこえないようにーー私の方をちらっと見た。
「あはは、ヒッキーは、起きてからずっとこの調子みたいだけどねー、小町ちゃん驚いてたし」
そして、また私をちらっと見る。
この日は、このあと、少し話をして解散となった。まぁ、こ家族がいらっしゃるからということだったけど。その帰り道、私を挟むようにして、結衣先輩と雪ノ下先輩と帰っていた。無論そこに楽しげな会話はなく、そんなものしようとする人もいなかった。
「一色さん、あれは、あなたのせいよ」
「いろはちゃん、あれは、いろはちゃんのせいだよ」
急に両方から言われた。まるで一片も疑っていない、100%そうだと言う声色で。それにたいして私はーーー
「……………………」
俯くだけで、反論できなかった。それ以降、誰一人として口を開かず、駅で挨拶をして別れた。家に帰るまでの道のりが今までで一番長く感じた。
ーーーーーーーーー
先輩は生きていた。いや、この言い方はもう適切じゃない。
『先輩は生きてはいた』
それがわかった途端、私は、喜んでしまった。生きていた。また、会えると。
また、復讐ができると
そして、それは、意図も簡単に打ち砕かれた。先輩の豹変。言うなれば『葉山化』あれでは、どうしようもない。それに、あの『先輩』に、恨みはないし、憎悪がわかない。
家に帰って、頭を整理したらとても簡単なことだった。
帰り道、あの二人に言われた言葉にあの場では飲まれた、反論できなかった。怖かった。今になればふしぎなことだった。
なんで私が恐れなければならないのか
確かに私のせいかもしれない、私が悪いのかもしれない、でも、先輩は死んでない。心臓は止まってない。そう、結果がすべてだ。どれだけ勉強しようが、成績が悪ければ、勉強してないのとおなじように。だから、私は、この日から毎日『先輩』のもとに通おうと、もし、私が原因で、私のせいで、記憶を隠しているなら、私がそれを解いてあげようと。そうすれば、あの二人は私になにも言えないし。なによりも
また、復讐できる
この事に気づいてしまってから私は、戻った。以前の私に、先輩が『比企谷先輩』になる前の私に、媚を売ってあざとい私に。本当に。本当に
やめとけばよかった。
先輩が、退院した。CT検査でも異常が見られないのだからそれは、当然の流れかも知れない。でも、理由はもっと単純で「記憶を戻すには以前の状態に収まっている方がいいですよ」という医者のひとことだ。
そして、それから数週間。最初は、学校のみんなは距離をおいていた。戸塚先輩やもともと「先輩」のことを知っていた人は今までとあまり変わらなかったみたいだけど。
でも、そんなのはすぐに終わった。
当然だよね、目が腐ってないから、そこそこ顔の整った人に、葉山先輩のが乗り移ってるみたいなんだから、必然的に人が集まっていった。
でも、それは、私も同じ。
あざとさを取り戻した私にも、回りに人が集まってきた、男がという但し書きがつくけど。でも、頭のなかはずっと先輩のこと、いや、比企谷先輩のことばっかりかんがえてた。
周りの女の子の話に“新しいイケメンの先輩が、入ってきた”何て聞いて、それが比企谷先輩だとわかったときは多少動揺した。
無論、私がなにもしなかったわけはない
比企谷先輩のことが好きだというような子が出てきたときは、比企谷先輩が文化祭のときの「あの噂の人」だという噂を流したり、比企谷先輩がたくさんの女の子と付き合っている何て言うチェーンメールを流したりもした。
お陰で告白なんて過激なことをする人まではいなかったけど、それでも、人気は落ちなかった。
なんか同じようなことをしたことがあるなと思ったら、かつて、葉山先輩のことが好きだと思っていた時と同じだってことに気づいた
人気者の先輩のことばっかり考えてる
その人の比較的近くにいる
その人は選ばない
分かったときは思わず笑った。
そして、気が抜けた。
「私はなにやってんだろ」
あの先輩は先輩であって先輩じゃない、そのせいで自分が何をしてるのかわからなくなってくる
復讐じゃなくて、ただの嫌がらせみたいになってる。
この時、私は、初めて先輩が「死んだ」ことを悲しんだ。
ねぇ先輩なんでいなくなっちゃったの?どこにいっちゃったの?なに考えてるの?だれのせいでそんな風になっちゃったの?先輩がいなくなっちゃったら私はどうすればいいの?誰に復讐すればいいの?溜め込んでる鬱憤は誰に晴らせばいいの?どこに晴らせばいいの?
私って、先輩がいないとなんにもできないよ
「生きがい」を失った。
私にとって、それは、先輩に復讐する事だったけど、そう思ってたけどそれだけじゃなかった、先輩の存在そのものだった。
自分で壊した
学校では、あざとい生徒会長を演じられていたけど、家のなかではそうもいかなかった。そのせいでお母さんが、学校の先生に相談されてしまった
「一色、最近辛いこととかあったのか」
「頑張ってるのは知ってる、悩みがあるなら話してみてくれ、先生は頼るためにいるんだ」
「大丈夫だ、だれにもいわないぞ、先生は」
相談されたのは、熱血のクズ担任、自分が生徒を助けるという行為をしているということで、悦に入ってる。
吐き気がしてくる。
「どうした一色、やっぱりどこか悪いのか?」
バンッ!!
相談されてた進路指導室に、大きな音が響く、私が机を叩いた音。
「ど、どうした?」
ふふっ焦ってる。最近溜まってた鬱憤をちょっと晴らしてあげようかな
「先生ってなんですか?そんな対した人間でもないくせに上からものいわないでくださいよ」
「え、いっし」
「なんですか、ちょっと長く生きてるからって経験が豊富だとでも言いたいんですか?気持ち悪いです吐き気がします。あと、生徒を先生の理想の駒にしてる辺りも気持ち悪いです」
「な、なにをいってるんだ、そんなこと」
「そんなことしてない、ですか?あははわらっちゃいますね、生徒会長選挙の時だってそうだったじゃないですか、あ、まさか本当に私がやりたいとか思ってると思ってたんですか?そんなわけないじゃないですか、私のこと知ってる人なら普通に疑いますよ?それなのに先生は、なんかやる気になって知った気になって、馬鹿みたいですね」
「な、な、な」
なんか、しどろもどろになっちゃってますね、ちょっと起こしてあげましょうか、生憎、ビンタは先日何回もやったんで得意なんですよ
向かいの机にいる先生の所まで行く、そして、叩くために手を振りかぶる
「そこまでにしたまえ、一色」
白衣の教師が私の腕をつかんでいた。
場所は変わって、ないけど、相手は変わった。奉仕部顧問、平塚先生。
あれからーーー熱血のクズが部屋から出ていってからーーーまだ、一言もしゃべってない
でも、部屋に入ってきて後ろにたたれるまで全く気づきもしないなんて、相当罵倒に集中してたみたい、てか、冗談抜きに片手で振りかぶる手を掴む平塚先生何者なんですか
私、タバコ苦手なんですよねぇっていう目で見ていると、先生は、徐にタバコを消してくれた
「すまんすまん、そうか、君はダメな人だったんだな。あいつの時の癖でな」
あいつっていうのは、先輩のことを言っているっていうのが直感的にわかった。そして、一回口を開くとそこからの会話はするすると進んでいった
「大分すごい暴れようだったな、廊下まで響いていたよ」
それで気づかれちゃったんですか、
「あー大丈夫だ、生徒はいなかったから、名前に傷が付くことはない」
完全に私の腕を表情を読み間違えてますけど、それは、私が意図してやっていることで、ばれないうちにつなぐ
「そうですか、それは……よかったです」
「うん、君らしくないな、どうしたのかね」
この先生は先輩が頼った人だし、察してくれそう。だから、表情を使った
「あーいや、いう必要はない、私も君のことが分かるわけではないからな」
「ただ、やる気とか、生きがいっていうのは、難しいものでな」
「体力は限界があるが、気力に限界はないみたいに思われてるがそんなことはない」
「気力にだって、限界がある。ただ、他と違うのは、自然と戻ってくれないということだ」
「やる気なんてのは、待っててもわいてこないし、生きがいなんてのは、尚更自分で探さなければ見つからない」
「まぁ、つまりだ。作ればいいんだよ。ないものはね」
この時の平塚先生は、少しかっこよかった。だからかもしれない、この言葉はすんなりと出てきた
「ありがとうございます」
「生きがい」が見つかってしまった。体が軽い、頭が回る。思わずスキップしてしまう。わたしは、今までにないくらい“しあわせ”を感じてる。絶望が深ければ深いほど希望は眩しく見えるっていうけど、本当そうだ。
先輩がいなくなったのは誰のせい?
私のせい、
違う
私のせいじゃない
あいつらのせい
先輩のまわりにいた、私を笑った、あの女たちのせい
新しい私の復讐の始まり
ふふふっやっぱり「生きがい」があると人生はたのしいですねぇ
皆さん覚悟しといてくださいよっ
まずは………………そうですね、あなたにしましょう
小町さん
あれから、私はいろんなことをした
まずは小町ちゃんにまず中学校にチェーンメールを流した。そして、アドレスをそういうサイトに張り付けたりした。電話番号は、さすがにしてませんよ?さすがに私が危なくなりますから、でも、変なメールとかは来てるんじゃないですかね?ふふっ
それで、中学校での噂も最低とか、詳しくは書きませんが、いい様ですね
それが終われば、結衣先輩
結衣先輩は、難しかった。アドレスとかは、小町ちゃんと同じことをやったけど、それだけだと味気ないですからねぇ
成りすましって知ってますか?
するまでには大分面倒でしたがそこからは簡単
女子の情報網を使って、結衣先輩のことを気になってる、適当な男子を数名選び出して、そいつらと、そういうやり取りをした。
ほんっと高校生の男子ってばかですよね、最初は、少し疑ってたのに、ちょっと優しい言葉とか本人のことを話してみるとコロコロ態度が変わっちゃうんですよ?
あんたらみたいなクズ男子に女の子がよってくるわけないのに笑笑
そーゆーことをちょっとやってれば、あとは簡単、ていうか、これって私の得意分野でしたしね、前まで。大人のおじさんならまだしも、男子高校生なんて問題ありません
後は適当に、デートに誘って行かなかったり、悪口をいってあげたり、思いっきりメールを無視してあげたり……
まぁ、悪い印象が広がるのは自然のことですね、これで、強姦とかさされればいいんですけど、さすがに高望みしすぎですね
そして、雪ノ下先輩
私はあえてこのひとには、なにもしなかった。
そして、その代わり、私に関する悪口を流した。
自分で言うのもなんですが、奉仕部って総武高校の中じゃ美少女の集まりって言って、けっこう有名なんですよね、そして、そこに、私と結衣先輩、雪ノ下先輩がいることも、一人だけ悪い噂が流さなかったら、まあ、良ければ疑われるだけですね、ふふっ
まぁ、一番に疑われるのは「先輩」ですけど、今は、『比企谷先輩』ですから
ーーーーーーーーーーー
これは、俺と大嫌いなアイツしかしらないこと
俺ら二人で考えた計画
まずは、よくある言葉だが、適しているから使われるのである、という言い訳をしてから、こうはじめさせてもらう
こんなつもりじゃなかった
久しぶりにあって話したときアイツもおんなじようなことを口にした。プライドから直接は言わなかったけど
途中までは順調だった、それこそ、誰も気づかないくらい、初めは、ソイツからその提案を受けたとき、そこまでするか?とこちらから問いかけたがやってるうちに、やってよかったと分かった。
いや、これは、単に強がっているだけなのかもしれない、でも、今俺にはそれがどうかということが
分からないということになっている。
なので、これに対する発言はすることができない。
あ、断っておくが、俺とアイツは、別に協力しているわけではない、俗に言う『利害の一致』というやつだ。win-winの関係というやつだ。でなければ、大嫌いのなかの大嫌いなアイツと手を組むなんてやってられん。
そして、文頭へ。
俺は、予想してなかったのだ
周りへ被害が感染することなど
そうだ、間違いない、そうに決まっている。そうやって自分を納得させていた。そんなことをする奴ではないと信じていたかった。それが、俺だけに留まっているのは良かった、あれはーーーーまあ、すべてというわけではないがーーー俺が悪い。
そして、アイツとあった。あった瞬間に分かった。考えてることが、多分、俺の目もアイツと同じ目をこの腐った目は同じ目をしてただろう。
俺のこれからの予定は決まった。
ーーーーーーーーーーーーーー
またまた、数日後、いつからかというと、私が平塚先生とお話ししてから数日後、だ。
奉仕部に呼び出された。以前は言われずとも入り浸っていたが、気付けばしばらく行っていなかった。
懐かしい、いつのまにか、本当に懐かしい、渡り廊下を歩いて別棟へ向かう。
外を見ると、夕日が雲に隠されはじめて、雨が降りそうなぐらいどんよりしていた。
あーあ、昼間はあんなに天気良かったのに。
コンコン、と懐かしい音が響く。
今じゃノックをしてはいるのはこの教室、奉仕部部室ぐらいのものだ。
どうぞ、と以前と変わらず、いや、少し感情の消された返事が部屋から入ってくる。前までは、入る前この扉の前でなかの会話が聞こえてきて、立ち止まったぐらいだったのに、今では外にいても分かるほどのどんよりとした感じ
頬が上がるのを抑えられない
頑張った甲斐があったなぁ。
そんな思考を終えて中にはいる。どうせそこには、雪ノ下先輩と結衣先輩が物騒な顔して、立っているのだろう。
果たして、中にいたのは雪ノ下先輩たちではなかった。
『たち』でもなく、そこにいたのは、たった一人、しかも、男の人だった。私のよく知ってるひと、一時は私の心を惑わせたひと
葉山隼人がそこにいた。
驚いて廊下から一歩踏み出して止まっていることを忘れていた。すると、葉山先輩が右手に持っているスマホを掲げて何かしら操作をすると、音声が流れた
「どうぞ」
それは、紛れもなく雪ノ下先輩の声だった。
「ごめんね、少し悪ふざけをした」
大して悪びれずにそう言った、葉山先輩は、急に近づいて来たかと思うと、そのまま私の横を通りすぎていった。
これは、ついてこいということだろうか。そう解釈して2メートルぐらい後ろを同じペースで歩く
パチパチと上履きのゴムが廊下の床に打ち付けられる音だけが響く。
幾つかの階段を上った先にあったのは、その旧校舎の屋上だった。
ガチャリ
古びていることを主張せんばかりのおとをたてて扉を開く。鉄製だけあってすごく重そうだ。
その先に影がひとつ。
フェンスに腕を乗っけて、外を望んでいる。夕焼けだったら様になったのに、と普通なら言うところだが、その背中はそんなのよりもこのどんよりとした曇天の方があっていて、そして、それは、私にとって、最近のことじゃなくて、そう
とても懐かしい感じ
だからだろうか、その言葉はすんなりと出てきた
「せんぱい…………なんですね」
振り向いたところにあった顔は、輝きを失った、紛れもない腐った目に、やる気の無さそうな雰囲気。間違いなくそこにいたのは 『先輩』だった。
「あぁ………久し振りだな。一色」
振り返った先輩の目は間違いなく腐っていました。それだけじゃなくて、その声色も態度も間違いなく『先輩』でした。
でも、それと同時に疑問が浮かんできます。
なんで元に?どうやって?いつから?
恐らくそれが顔に出てたんだと思います。先輩はおもむろに口を開きました。
「すまんな、一芝居打たせてもらった」
そう言った先輩は葉山先輩を横目で見やる。葉山先輩は、少し悔しそうな顔をしてその視線から逃れるように顔を逸らした。
「でも、そんなのバレないわけないじゃないですか!」
なんでかわからない、でもその言葉は私の口から思ったより語気が強くなって出てきた。
「あぁ、俺だけだったならそう上手くはいかなかっただろうな。俺自身嘘をつくのは苦手じゃないが……そこにその天才が加われば話は変わってくる」
そこから先輩の話が始まった
「あの日、そうサッカー部の連中にボロボロにされた日だ。その後一色が何かしていたらしいが……まぁ俺はホントにそれは知らん、あいつらは憤慨してたが知らんものに怒ることは出来ないからな。と、話がそれたな。それで俺が気がついたら病院のベッド……と言いたいところだが、救急車の中ですでに目は覚ましたんだ。目に見えた外傷は、それほど酷いものじゃなかったらしく、ある程度手当てをされるとそのまま病室に送られた。そのまま少しボーッとしてると、一人訪ねてきた奴がいたんだ。そう、葉山だよ。そこでこいつはいきなり謝罪しやがったんだ。まぁこいつなりの誠意だろうと思って受け取ってやったが、何でも言ってくれてって言うから協力させたんだよ。この『計画』にな。無論葉山は渋った、当然だ。この『計画』はお前、一色を傷つけるための計画だったからな。だが、協力した。深読みするなよ、奉仕部の奴らは何も知らない、俺が上手く操ってただけだ」
一端そこで先輩は口を閉じた。
私は今どんな顔をしてるんだろうか。
怒った顔?泣いた顔?悲しんだ顔?それとも喜んだ顔?
「そうか……やっぱりお前はそういう顔をするんだな」
そう言った先輩の目線の先にある、私の顔は喜びを表していた
嬉しい嬉しい嬉しい!先輩が戻ってきた、あの、愛しい愛しい先輩が!やっと!!
これでやっと、
思いっきり復讐できる
「俺もな、伊達にいじめを受けてきた訳じゃない」
それは唐突な先輩の語りだし、葉山先輩はいまだに動かない
「最初の内は、全ての人間を恨んだ。俺をいじめるやつ、馬鹿にする奴、そしてそれを見て見ぬ振りをする奴、知ったかぶって同情するくせになにもしない奴。そして当然、俺はそいつらに仕返しをしてやろうと思った。そう復讐だよ」
「復讐」という言葉に私は少し反応してしまう。
「だから、分かるんだよ一色。お前のその目は……」
そこで先輩は一呼吸置いて、言った
「復讐に取り付かれてる奴の目だ」
そのセリフと同時に私の目の前にすーっと小さな手鏡が差し出される。握った手の先には葉山先輩がいた。もしかしたら、葉山先輩はこのときのために待っていたのかもしれない。
それと同時に私は思い出した
(そういえば、鏡なんて見るといつぶりだろう?)
そう、私は鏡を見るのが本当に久し振りだった。
そして、その鏡に写る私の目は
どす黒く濁っていた。
そこに以前の輝きはない。猫を被っていた時の可愛らしさはない。まるで、目は開かれているのに何も見ていないようなそんな目。
「そうなったのは、まぎれもなく俺のせいだ。言い訳に聞こえるかもしれないが一応言おう」
こんなつもりじゃなかった
先輩は細々とした声でそう言った。
こんなつもりじゃなかった?なんですか?それは、じゃあどうするつもりだったんですか?なにをして欲しかったんですか?分からない私には分かりません。どんなつもりでこんなことをされて私はあんなに苦しまなきゃいけなかったんですか!
私の中で溢れでてくる怨嗟。
普段なら、いや、普通なら涙を流すところかもしれない、だがそこで私はその状況を
愉しんでいた
怨嗟を喜びと感じていた。
「じゃあ、なんでこんなことしたんですか?」
そうここ、これを聞かなければ良かったのに……私の最大の後悔はここからはじまり
、終わった。
ーーーーーーーーーーーー
「そうだな、まぁあれだ簡単に言えば小学生の男の子が好きな子にいたずらするってやつみたいなかんじだ」
私の問いにまたよく分からない返しをしてきた。いつもの癖で首を傾げそうになったけど、そこは押さえてさらに聞いた
「はい?どーゆーことです?」
先輩は答えた
「つまりはな、俺一色のことが好きだったんだ」
え……………………………?
なんか期待してるイベントとか方向とかあったらいってください…………その通りにできるかはわかりませんが。
私の個人的趣味としては sstokosokuho.com/ss/read/1914こっちの方がこのみです
まだまだ絶望してもらいますよっ♪
新作の構成を考えてたら更新するの忘れてました←ってことは、これもうそろそろ終わるんですけど
構成は作ったけど、元ネタが決まらないという事態なんで候補あげてみます。もちろん、絶望してもらいたいです
たくさんのコメントありがとうございます。実は、まわりに被害が及ぶのが重要だったり…………。
面白そう
期待で
期待
続くの?
続くなら期待
最終的に八色になることを希望
上に同じく八色希望
期待!
バッドエンドでもいいので完結させてください!お願いします!
続きオナシャス!
八色になるのでしょか?
どっちにいろ期待です!
一通り絶望して欲しいです
八色にして欲しかったけど、なんかもう、ここの八幡には、どん底に落ちて欲しくなった。
いろは、復讐の為、鬼になる。
八幡の大切なもの全部壊して欲しくなりました。続き待ってます
ヤンデレがいいと思う(至言)
どんな手を使っても八幡を手に入れるみたいなのがみたい
いろはは痛い目にあってくれ
いろは厨ってこわいわあw
こんなんどう見てもあのくそはすが悪いのに八幡に不幸をみたいなコメント
見てると怖!てなっちゃうww
まっとるでー
葉山ってそんなに馬鹿ではないと思うんだけどなあ
更新早くしてください!なんでもしますから!
クズはす死ねよ
これって一色いろはの絶望ではなくて比企谷八幡の絶望なんですかね?わがまま言って一色の嘘に周囲が踊らされて八幡が絶望してって言う。一色やサッカー部が痛い目に合わないと後味の悪い話になりそう。
葉山はやくきてくれー
何かパズルゲーのようにちょっとずつ積み立てて最後に一気に連鎖が来そう。楽しみだなぁ。それまではいろはさんの得意満面っぷりをじっと見てましょう。期待しています。頑張って下さい。
つまらん
更新あくしてくれよなーたのむよー
はよ
堕ちたな(確信)
あくしろよ
こういう一転攻勢しそうなSSほんとすこ
もっとはやくしてくれよなーたのむよー
久しぶりの更新ktkr
多少遅くなってもいいんでもう少し文字数増やせませんか?
まーだ時間かかりそうですかねー?
待ってました!!急かされて大変でしょうが、気にせず納得いくものを書いて欲しいです。頑張って下さいましm(__)m
もう意味がわからん
もっと書き溜めてから更新すりゃいいのに
挙句八幡死んじゃったし、意味わかんね。
落ちた?
いろはは一回絶望してほしい。
終わりが見えないぞ
すごい展開で面白いです!♪
これからも続き楽しみにしてます♪
最近続きが投稿されないけど作者忙しいのかな?それとも次は書きためして一気に話しを進めてくれるのかな?何にしても次を待つしかないか
なぜ小町にいく?
すみません、まぁ簡単にいってしまえば、小町とかその辺の人は一色さんのことバカにしてたんで、その復讐?みたいな感じです。すぐ終わります
昨日の夜思いつきでかいた
織田信奈の絶望
さっきupしました。よろしければ読んでください
別に批判するつもりはないが、復讐とか考える作者さんの頭が心配
うpおつ
でも、これじゃない感は俺だけ?
いろはが絶望するのかと思ったけど、周りが絶望しそう
とりあえず次期待
いや、訳ワカメ
時間軸とかわかんねえわ
すみません、時間軸はあんまり関係ないです
昼間→やりたいほうだいやってた
晴れ→気持ちが晴れてた
みたいな感じです。国語的な表現ですねわかりづらくてすみません
なるほど、了解っす
うーん…着地点が全く読めない…一色は一体どうしたいのだろうか?
一つ言える事は、一色いろはって女は碌な死に方しないだろうなと
堕ちたな(確信)
読めなくね?
読めない
よめないですよ
すみません、すぐ直しまーす。と言いたいんですが時間かかりそうです泣泣
待ってます
読みたい
おい、読めるようにしろよ。あくしろよ♂
これで完結なのか?
あれ?書き直しすんのかい?なら頑張って下さいまし。
これで、八色だったら…うーん
完結?
まだ元に戻しただけだよね?
全然話が進んでない
もっとテンポよく頼む
戻しただけやんけ
この一色は死んでよし
(更新はもう)ダメみたいですね
これで終わりなのん??
これ結局完結しないまま終わったの?この作者が以前書いてたもう俺に関わらないでくれっていう作品も未完ぽいし投稿するなら最後まで書いて欲しいけどね。
続き期待して待ってください
面白い。続きを期待してます
う~ん・・・
最後にまたどんでん返しがあるのかな?
極端な行動に出たいろはは確かに悪いけど例え冗談でもいたずらでもそう行動を起こさせるに至った八幡の所業は「好きな子にいたずらする小学生みたいな」って言われても「はあ~?」って思う。ってかやりすぎ。
いろはに罰を与えるためか罪の意識を感じさせるためか一芝居したのもよくわからない、八幡が自分がボコられた原因に自分自身のいたずらがあるのだと解っているなら素直に謝るべきだったのではなかろうか?
そこで変に芝居をしたりするから回りに被害が及んでしまった、復讐心にかられた人の心理を理解しているならなおのこと、芝居は悪手でしかなかったと思う。
回りを巻き込んで(少なくとも小町や結衣は加担していたはず)いたずらしていたことに対して復讐されたのだから八幡自身に復讐できないならいたずらに協力した回りに矛先が行くのは当然のこと。
事ここに至って「お芝居でした~」「好きだったんだ」って打ち明けたとしてさて復讐者の目にまでなったいろはの心に響くのか?響かないでしょうね~
自身の欲望に取り憑かれた人間ほど
無様このうえないな
特に、理不尽な思い込みによる復讐を
考える人間は